FWD

取扱説明書
空気用超音波流量計
形式: FWD
INZ-TN1FWD
●目次
○はしがき/お願い .............................................................................. 1
○製品概要 ............................................................................................ 1
○重要なお知らせ .................................................................................. 2
○安全に正しくお使いいただくために .................................................. 2
1. はじめに ..................................................................................... 4
1-1.梱包内容のご確認 ....................................................................... 4
1-2.各部の名称 .................................................................................. 4
2. 設置の要領.................................................................................. 5
3. 流量計の設定について ................................................................ 9
4. 表示部の操作説明 ..................................................................... 13
5. 電源および表示器との結線 ....................................................... 20
6. 運転開始の要領......................................................................... 20
7. 警報表示 ................................................................................... 21
8. 停電時の処理 【外部電源仕様】 ............................................ 23
9. 電池寿命 【内蔵電池仕様】 ................................................... 23
10. こんなときは ............................................................................ 24
11. 仕様・外形図 ............................................................................ 25
○はしがき/お願い
このたびは、空気用超音波流量計 FWD をご用命いただきましてありがとうございます。
本製品を、正しく安全にお使いいただき、事故を未然に防ぐため、この取扱説明書を必ず
お読みください。
お願い
この取扱説明書は本製品をお取扱いになる方のお手許へ確実に渡るよう手配してください。
この取扱説明書は保守の際にも必要です。本製品を破棄するまで大切に保管してください。
○製品概要
本流量計は、空気用の超音波式流量計で、大気圧~1MPa 未満までの空気の流量計測が可
能です。配管へは、管用テーパーねじをねじ込み、またはフランジで挟み込んで設置しま
す。
・ねじ込みタイプ(管用テーパーねじ) 適応機種 :FWD025, FWD032
・ウェハタイプ(フランジ挟み込み)
適応機種 :FWD040, FWD050, FWD065,
FWD080
・フランジタイプ(JIS 10K フランジ) 適応機種 :FWD100, FWD150, FWD200
1
○重要なお知らせ
本器を安全にお使いいただくため、また故障や思わぬ事態にならないため、
注意する事項を次の記号で表しています。
警告表示の構成
この表示の記載内容を無視して誤った取扱をすると、死亡または重傷を負う危険が
危険
切迫して生じることが想定される内容を示しています。
この表示の記載内容を無視して誤った取扱をすると、死亡または重傷を負う可能性
警告
が想定される内容を示しています。
この表示の記載内容を無視して誤った取扱をすると、傷害を負う可能性および物的
注意
損害(製品の故障等)が想定される内容を示しています。
記号は、取り扱いを誤ると、事故につながる可能性があることを示します。
記号は、禁止の行為を示します。
記号は、必ず守っていただきたいことがらを示します。
○安全に正しくお使いいただくために
ご使用上の注意
1.原子力・鉄道・航空・車両・娯楽遊具など安全性が要求される用途への使用
をしないでください。
2.製品の改造をしないでください。
危険
3.サニタリー仕様ではないため、食品・飲料・医療用薬液などには使用しない
でください。
4.防爆仕様ではないため、可燃性のガス等の雰囲気では使用しないでください。
使用環境・対象流体
1.本流量計は、空気(工場で使用する圧縮エア)または窒素以外の気体を流さ
ないでください(工場出荷時設定により窒素用として対応可能です)
。
注意
2.温湿度範囲(-10~+60 ℃ 90%RH 以下)
、および圧力範囲(大気圧~1MPa
未満)を守って使用してください。
3.腐食性ガス(塩素、硫化水素等)のある雰囲気での使用や流体への適用は、
避けてください。
4.本流量計は、完全防水構造ではありません(IP64)。水没する恐れのある場
所に設置しないでください。
5.極力ノイズ源から離して設置してください。もし、ノイズ源周辺に設置する
場合は、外部接続ケーブルのシールドを接地してください。
6.直射日光にさらされる場合には、日よけの設置を推奨します。
運用上のご注意
1.本流量計は、計量法で定められた特定計量器ではありません。
注意
2.バルブの開閉時は一気にバルブ操作せず、ゆっくり開閉してください。
バルブの前後で圧力差が生じている場合にバルブを一気に開閉すると流量計
の故障を引き起こす可能性があります。
2
保管について
1.火気、直射日光の当たらない場所に保管してください。
2.周囲に可燃物、引火性物質、発熱体を置かないでください。
注意
3.本流量計は、周囲温度が-20~+70 ℃、結露しない場所で保管してください。
配管について
1.本流量計を足場にしたり上に乗らないでください。
警告
2.本流量計の表示部を持たないでください。
1.流量調整バルブなど流れを乱すものは、流量計の下流側に取り付けてください。
2.新しい配管の場合は、十分に洗管をした後に設置してください。
注意
3.ミスト、ダスト等が多く含まれる場合は、垂直配管を推奨します。なお、水平
配管の場合は、表示部が上向きになるように流量計を取り付けてください。
4.設置後、強い圧縮力・引張力等の荷重が掛かる場所には設置しないでください。
5.本体に指示されている流れ方向に設置し、配管してください。
6.落としたり、打ち当てたり、過大な衝撃を加えないでください。
7.表示部を回転させる場合は、回転方向以外に力を加えないでください。
8.超音波センサーには手を触れないようにしてください。
配線について
1.配線時には、この取扱説明書の指示に従って配線を行ってください。
危険
2.定格範囲内で使用してください。
でください。
許容負荷を超える電圧では使用しない
1.電源線・動力線などと一緒に配線しないでください。
2.受信計器は、他から電気的にアイソレートすることを推奨します。
3.外部接続ケーブルには無理な引張力をかけないでください。
注意
4.配線工事途中などに外部接続ケーブル先端が水に浸からないようにしてくださ
い。
5.外部接続ケーブルの電源線を外部電源に接続する際、短絡しないよう注意し
てください。外部電源は、短絡保護機能を有する電源を使用してください。
6.配線作業は、必ず外部電源の供給を停止した状態で行ってください。
7.濡れた手で操作および配線作業はしないでください。
分解・点検について
1.本流量計を分解しないでください。
2.流量の流れがある時は、正常であればパイロットが点滅します。点滅しない場
注意
合は、最寄りの当社支店または営業所までお知らせください。
3.ミスト・ダストが多く含まれる場合は、定期的に取り外してゴミなどの有無を
確認し、必要に応じて取り除いてください。
点検の際は、超音波センサーには触れないようにしてください。
廃却について
1.本流量計は、リチウム電池が内蔵されていますので、一般の廃棄ルートには
絶対に捨てないでください。[内蔵電池仕様]
警告
2.本流量計を火中へ絶対に投入しないでください。発火や破裂のおそれがあり
ます。[内蔵電池仕様]
3
1.はじめに
1-1.梱包内容のご確認
当社製品が届きましたら、以下の内容が入っていることをご確認ください。
名称
個数
超音波流量計
1
芯出しカラー
4
M4 六角レンチ
1
フランジパッキン
2
取扱説明書(本書)
1
ボルトセット
外部接続ケーブル
芯出しカラー
使用については P.7 をご覧ください。ウェハタイプに付属。
表示部の向きを変更する際のセットビスおよび中央背面ボタン(SW3)
を押すときに使用。
ウェハタイプに付属。
ボルト・ナット・平座金は一つの袋に必要個数セットで入っています。
1式
(ボルト・ナット・平座金)
流量計
備考
ウェハタイプに付属。
[外部電源仕様]
1
六角レンチ
フランジパッキン
(ウェハタイプ)
5m または 20m(形式指定による)
取扱説明書
外部接続ケーブル
ボルトセット
(ウェハタイプ)
1-2.各部の名称
外部出力コネクタ
表示部
設定ボタン
本体
仕様銘板
Ser.No.の上位4桁は
製造年月を記載
ねじ込みタイプ
セットビス
超音波センサー
ウェハタイプ
4
2.設置の要領
設定操作(P.9 ~)および表示部の向きの変更(P.8)は、設置前に行うことをお勧めします。
1)流体の正流方向と本体の矢印を合わせてください。
2)本流量計は、配管状況に合わせて図2-1.で示すような直管部長さを推奨します。
条件
90°
エルボ
・
フルボア
バルブ
全開
合流
上流側
下流側
ねじ込みタイプ(TRX25,32):20D以上
ウェハタイプ(TRX40,50,65,80):10D以上
5D以上
20D以上
10D以上
20D以上
5D以上
拡大管
10D以上
10D以上
縮小管
図2-1.推奨直管部長さ1(D:口径)
5
3)減圧弁や流量調整バルブの近傍へ流量計を設置する場合は配管内部に超音波ノイズ
が発生する場合があり、以下の図2-2.で示すような「必要直管長 L」を厳守して
ください。
とくに減圧弁等の下流に流量計を設置する場合は、大きな制約がありますのでご留
意ください。
(条件を満たさない場合計測できない可能性があります。
)
ご使用最大流速(m/s)
×(0.8)エルボ数
必要直管長L(mm)=10D+差圧(kPa)×D×
20(m/s)
減圧弁の下流に流量計を設置する場合
エルボあり
(エルボで超音波ノイズは減衰します。複数ヶある
場合は必要長は短くなります)
エルボなし
P2
P1
P1
減圧弁
P2
減圧弁
基本10D
必要直管長
(計算例)
減圧弁~流量計
例1:口径50A 流速10m/s エルボ無し
P1 25kPa P2 5kPaの時
=
=
までの距離
500+(25-5)×50×10/20=1000mm(20D)
90°エルボ~
流量計までの距離
例2:口径50A 流速10m/s エルボ無し
P1 160kPa P2 10kPaの時
=
=
10D以上
(計算例)
500+(160-10)×50×10/20=4250mm(85D)
例1:口径50A 流速10m/s エルボ「1ヶ」
P1 160kPa P2 10kPaの時
=
=
500+(160-10)×50×10/20×0.8
=3500mm(70D)
減圧弁の上流に流量計を設置する場合
減圧弁
20D以上
図2-2. 推奨直管部長さ2(D:口径)
(減圧弁や流量調整バルブの近傍へ流量計を設置する場合)
6
4)ウェハタイプの流量計は、流量計の中
心軸と配管の中心軸が合うように取
り付けてください。流量計と配管との
中心軸のズレを小さくするため、付属
の芯出しカラーを使用してください。
図2-3.に示すように、付属の芯出
しカラーをフランジパッキンおよび
フランジの穴に挿入して下さい。流量
計を芯出しカラーに当てることによ
り、配管との中心軸を合わせることが
できます。ただし、配管の芯ずれ等に
より上下流両側への芯出しカラーの
図2-3.芯出しカラーの取り付け例
設置が困難な場合は、上流側のみ設置
して下さい。
5)フランジタイプの流量計は、流量計の中心軸と配管の中心軸が合うように取り付け
てください。流量計と配管との中心軸のズレを小さくするため、付属の芯出しカラ
ーを使用してください。図2-4.に示すように、上流側の設置において付属の芯
出しカラーを対角位置でパッキンおよびフランジの穴に挿入してください。
上流側
下流側
芯出しカラー
図2-4.芯出しカラーの取り付け例
6)本流量計は屋内、屋外取り付け共に可能で、かつ水平配管、垂直配管取り付け共に
可能です。直管部の途中に取り付けてください。
配管内にミスト・ダスト等が多く含まれる場合は、垂直配管を推奨します。また同
様な配管へ水平設置する場合は、表示部が上向きになるように設置してください。
本流量計は、完全防水構造ではありません(IP64)。水没する恐れのある場所に設置
しないでください。
直射日光にさらされる場合には、日よけの設置を推奨します。
雨水が当たるような場所に設置する場合は、表示部が下向きにならない位置で設置し
てください。
7)ねじ込みタイプの流量計は、管用テーパーねじを下記のトルク範囲内でねじ込みを
してください。
FWD025(R1):36~38Nm
FWD032(R1-1/4):47~49Nm
7
8)ウェハタイプとフランジタイプの流量計では、フランジパッキンが配管内にはみ出
ないように注意してください。
9)表示部の向きは、回転させて変更することが
できます。設置前に変更することをお勧めし
ます。表示部の向きを変更するには、表示部
の首部にあるセットビスを一旦付属の M4
六角レンチで緩めた後、表示部を回転させて
ください。ご希望の位置でセットビスを締め
付けて、必ず表示部を固定してください。
表示部は出荷状態から時計方向に 90°、
反時計方向に 180°回すことができます。
表示部を回転させる場合は、回転方向以外に力を加えないでください。
10)配管時に本体の内側、特に超音波センサー(P.4 参照)には手を触れないでくださ
い。
本流量計の表示部を持たないでください。
8
3.流量計の設定について
流量計の設定は、設置前に行うことをお勧めします。
本流量計は、表3-1.または表3-2.に示す 16 項目または 13 項目の設定ができま
す。工場出荷時は、表3-1.または表3-2.の「工場出荷時設定」がされており、
そのままご使用いただけます。ただし、必要に応じてお客様の使用状況に合わせて、設
定を変更してください。
ボタン操作および設定方法は、次項「4.表示部の操作説明」を参照ください。
表3-1.設定モードにおける各種設定項目と内容(口径 25A~80A)
パネル
表示
F1
F2
F3
F4
F5
F6
F7
F8
F9
F10
F11
F12
F13
F14
F15
F16
対応設定項目
設定内容範囲
表示・出力
正流、正逆流
アナログ出力
0~9999 [Nm3/h]
フルスケール流量
接点出力切替
出力パルス単位
警報出力接点状態
警報出力下限流量
警報出力上限流量
警報判定値ヒステリシス幅
移動平均回数
ノルマル換算
テストモード時間選択
(メンテナンス設定)
(メンテナンス設定)
電流出力切替
使用環境の大気圧
圧力値平均化有無
パルス出力、警報出力
10 注 1)、100、1000 [NL/P]
ノーマルオープン、ノーマルクローズ
-9999~9999 [Nm3/h]
-9999~9999 [Nm3/h]
0~9999 [Nm3/h]
01、02、04、08、16 [回]
有(on)、無(off)
3、60、無制限 [分]
-
-
瞬時流量、圧力、温度
000.0~1099.9 注2) [kPa]
有(10 回)、無(1 回)
工場出荷時
設定内容
正流
25A: 300
32A: 600
40A: 700
50A: 1200
65A: 2000
80A: 2500
パルス出力
100
ノーマルオープン
0000
9999
0000
4
有
3
-
-
瞬時流量
101.3
有
注1) F10 でのノルマル換算の設定が有(on)の場合は、F4(出力パルス単位)の設定
において 10[NL/P]は設定されませんので、ご注意ください。
注2) F15(使用環境の大気圧)は、101.3kPa(標準大気圧)を工場出荷時設定としてお
ります。標高が高い場所等で使用される場合を除いて、工場出荷時設定のまま
ご使用いただけます。
9
表3-2.設定モードによる各種設定項目と内容(口径 100A~200A)
パネル
表示
F1
F2
F3
対応設定項目
設定内容範囲
表示・出力
正流、正逆流
工場出荷時
設定内容
正流
100A:
アナログ出力
3
0~99999 [Nm /h]
フルスケール流量
5000
150A: 10000
200A: 20000
接点出力切替
パルス出力、警報出力
3
パルス出力
F4
出力パルス単位
10、1、0.1 [Nm /P]
1
F5
警報出力接点状態
ノーマルオープン、ノーマルクローズ
ノーマルオープン
3
F6
警報出力下限流量
-99999~99999 [Nm /h]
00000
F7
警報出力上限流量
-99999~99999 [Nm3/h]
99999
3
F8
警報判定値ヒステリシス幅
0~9999 [Nm /h]
0000
F9
移動平均回数
01、02、04、08、16 [回]
4
F10
ノルマル換算
有(on)、無(off)
有
F11
圧力値平均化有無
有(10 回)、無(1 回)
有
F12
テストモード時間選択
3、60、無制限[分]
3
F13
電流出力切替
瞬時流量、圧力、温度
瞬時流量
注)F4 出力パルス単位の設定において、0.1[Nm3/P]を選択した場合、3600Nm3/h 以上で
は正しい出力がされませんので、ご注意ください。
設定は、使用流体に関連する項目・測定および表示に関連する項目・出力に関連する
項目があります。
1) 測定および表示に関連する項目の設定
① 「正流」または「正逆流」表示の設定[F1]
メイン表示部の表示を設定します。
「正流」を選択した場合、メイン表示部はボタン操作により正積算流量またはトリップ
積算流量を選択して表示することができます。
「正逆流」を選択した場合、ボタン操作によりメイン表示部は正積算流量または逆積算
流量を選択して表示することができます。また、アナログ出力(4-20mA)で流量出力を選
択した場合、ゼロ流量出力電流値が 12mA になります。
10
②ノルマル換算の設定[F10]
ノルマル換算の「有・無」を設定します。ノルマル換算「有」を選択した場合、積算
表示・瞬時表示・出力信号ともにノルマル流量に対応します。
2)出力に関連する項目の設定(外部電源仕様)
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䈱಴ജ䉕⸳ቯ
⼊ႎ಴ജਅ㒢ᵹ㊂
⼊ႎ಴ജ
ធὐ಴ജಾᦧ
⼊ႎ಴ജ਄㒢ᵹ㊂
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① 電流出力の切り替え[25A~80A;F14, 100A~200A;F13]
電流出力は、お客様の用途に合わせて、瞬時流量、圧力、温度の3種より出力形式を
選択することができます。
瞬時流量を選択した場合は、アナログ出力の最大流量値の設定に応じた電流が出力さ
れます。
圧力を選択した場合は、大気圧で 4mA、1MPa で 20mA を出力します。
温度を選択した場合は、-10℃で 4mA、+60℃で 20mA を出力します。
② アナログ電流出力の最大流量値(アナログ出力フルスケール流量)の設定[F2]
設定によりアナログ出力を瞬時流量でご使用の場合に、使用される最大流量に応じた
値で、アナログ電流出力のフルスケール流量(FS流量)を設定することを推奨します。
なお、FS流量の設定値は、余裕を持った数値設定をお勧めします。
11
(FS流量の設定例:口径 50A・ノルマル換算「有」・室温(30℃)・圧力 0.7MPa・
流速 10m/s の時の設定値:600Nm3/h)
参考として、ノルマル流量換算値【換算例】を表3-3.に示します。
表3-3.ノルマル流量換算値(Nm3/h)【換算例】
圧力(MPa)
形式
FWD025
FWD032
FWD040
FWD050
FWD065
FWD080
FWD100
FWD150
FWD200
0(大気圧)
0.5
0.7
0.98
温度(℃)
0
30
0
30
0
30
0
30
0.6(m3/h)
0.6
0.5
3.6
3.2
4.7
4.3
6.4
5.8
35(m3/h)
35
32
210
190
280
250
370
330
1.1(m3/h)
1.1
1.0
6.5
5.9
8.7
7.8
12
11
65(m3/h)
65
59
390
350
510
460
690
630
1.3(m3/h)
1.3
1.2
7.7
7.0
10
9.3
14
13
80(m3/h)
80
72
470
430
630
570
850
770
2.5(m3/h)
2.5
2.3
15
13
20
18
27
24
150(m3/h)
150
135
890
800
1180
1070
1600
1440
4(m3/h)
4.0
3.6
24
21
32
29
43
39
240(m3/h)
240
220
1420
1280
1900
1710
2560
2310
5(m3/h)
5.0
4.5
30
27
40
36
53
48
300(m3/h)
300
270
1780
1600
2370
2140
3200
2880
10(m3/h)
10
9
59
53
79
71
110
96
500(m3/h)
500
450
2970
2670
3950
3560
5340
4810
24(m3/h)
24
22
140
130
190
170
260
230
1200(m3/h)
1200
1080
7120
6420
9490
8550
12810
11540
40(m3/h)
40
36
240
210
320
290
430
390
2000(m3/h)
2000
1800
11870
10700
15820
14250
21340
19230
③ 出力パルス単位の設定[F4]
オープンドレイン出力1(正流パルス出力)のパルス出力をご使用の場合は、事前に
使用される状況に合わせて出力パルス単位を設定してください。なお、ここで設定した
出力パルス単位は、オープンドレイン出力2(逆流パルス出力)にも反映されます。
④
接点出力の設定[F3]
オープンドレイン出力2は、お客様の用途に合わせて、パルス出力(逆流)、流量上下
限警報出力より出力形式を選択することができます。
パルス出力(逆流)を選択した場合、出力パルス単位を設定してください。ただし、
オープンドレイン出力1(正流パルス出力)のご使用で、事前に出力パルス単位の設定
をされた場合、ここでの設定は不要です。
流量上下限警報出力は、任意の流量値で警報を出力および停止することができます。
本機能を選択した場合は、警報出力接点状態、警報出力下限流量および警報出力上限流
量、警報判定値ヒステリシス幅を設定してください。
12
4.表示部の操作説明
図4-1.各操作部と表示部の説明
A.操作説明
1)通常(計測モード)は、メイン表示部(上段)に積算流量、サブ表示部(下段)に瞬
時流量が表示されます。
2)表示部の背面にある3つのボタンスイッチにより現地での各種個別設定ができます。
3)「SW1」、「SW2」、「SW3」の配置は、図4-1.を参照してください。
4)表4-1.のボタン操作を行うことにより、図4-2.のように各種モードへ移行で
きます。
表4-1.計測モード・設定モード・テストモードにおけるボタン操作方法
ボタン位置と名称
ボタン位置
名称
左側背面
SW1
右側背面
SW2
中央背面
SW3
SW1+SW2 1)
計測モード
正積算・トリップ積算
・瞬時流量[L/min]の切替
正積算・逆積算
・瞬時流量[L/min]の切替
瞬時流量[m3/h]・圧力・温度
・メンテナンス表示の切替2)
テストモードへ切替
設定モードへ切替
トリップ積算のクリア3)
各種設定モード
現地設定表示
詳細設定
次の設定項目へ切替
設定内容の切替
点滅する桁の移動
前の設定項目へ切替
点滅箇所の数値変更
計測モードへ切替
現地設定表示と詳細設定の切替
注1)「SW1+SW2」は、2つのスイッチを同時に押すことを示します。
注2)メイン表示が瞬時流量[L/min]表示時は表示切替ができません。
注3)トリップ積算流量は、次のような場合にクリアされます。
・トリップ積算表示中に、SW1+SW2 を押した場合。
・停電等で電源が遮断された場合。[外部電源仕様]
13
テストモード
テストモード解除
図4-2.計測モードにおけるボタン操作と各種モードへの移行図
B.各モードにおける機能
1)計測モード(通常)
・メイン表示部(上段)の表示
[正流表示モード]の場合
①「SW1」を押す毎にトリップ積算流量→瞬時流量[L/min]→正積算流量の順序で表示
されます。
②トリップ積算流量が表示中に「SW1」と「SW2」を同時に押すと、トリップ積算を
クリアします。
正積算流量表示(例)
トリップ積算流量表示(例)
瞬時流量[L/min]表示(例)
③トリップ積算流量が 9999999.9(口径 100A~200A:999999999)からオーバーフ
ローした際には、ゼロサプレスなしの 0000000.0(口径 100A~200A:000000000)
表示となり、継続して積算動作を行います。
オーバーフローなし
オーバーフローあり
(トリップ積算流量値 10000152.6[Nm3])
(トリップ積算流量値 152.6[Nm3])
トリップ積算流量表示(例)
[正逆流表示モード]の場合
④ 「SW1」を押す毎に逆積算流量→瞬時流量[L/min]→正積算流量の順序で表示されま
す。
14
正積算流量表示(例)
逆積算流量表示(例)
瞬時流量[L/min]表示(例)
・サブ表示部(下段)の表示
[メイン表示:正積算流量、トリップ積算流量、逆積算流量]の場合
「SW2」を押す毎に圧力→温度→メンテナンス*1)→瞬時流量の順序で表示されます。
また、圧力・温度・メンテナンスを表示中に1分間経過すると、自動的に瞬時流量表示
に移行します。
*1) メンテナンス表示は、「0」を表示します。(口径 25A~80A の場合)
[メイン表示:瞬時流量(L/min)]の場合
ブランク表示となります。
2)テストモード
テストモードは、ローフローカットオフを一時的に解除する機能です。
①テストモードは、流れがない状態で行ってください。計測モード中に「SW2」を 3
秒以上押すとテストモードへ移行し、微少流量の計測が可能となります。
「℃」、「NL/min」)が 0.5
②テストモード中は、サブ表示の単位(「Nm3/h」,「kPa」,
秒間隔で点滅します。
③テストモード時間は、3 分・60 分・無制限の 3 種を設定モードにて選択することが
でき、設定した時間が経過すると自動的に計測モードへ移行します。また、テスト
モード中に、もう一度「SW2」を 3 秒以上押すと計測モードに移行します。
④瞬時流量表示値が(+)0.1 以上の流量値の場合は、下流側での洩れの*可能性がありま
す。
⑤瞬時流量表示値が-0.1 以下の流量値の場合は、上流側での洩れの*可能性がありま
す。
*可能性:表示値にはゼロ流量のオフセットおよび内部の対流等が含まれるため、
あくまで可能性を示すものです。
⑥テストモード中の瞬時流量表示値は、小数点以下3桁目は四捨五入して表示します。
例) 表示:0.00[Nm3/h]→0~0.004[Nm3/h]
表示:-0.00[Nm3/h]→-0.004~0[Nm3/h]
3)設定モード
①「SW3」を押すと、設定モードへ移行します。設定モードから計測モードへの移行
は、もう一度「SW3」を押します。また、設定モードで 3 分間無操作の場合、計測
モードへ自動的に移行します。
付属の六角レンチ等で押してください。
(注意:先が鋭利なものでは SW3 を破損する恐れがあります。)
②設定モードでは「表3-1.または表3-2.設定モードにおける各種設定項目と
内容」(P9~P10)で示した設定内容の変更を行うことができます。
③設定モードでのボタン操作方法は、図4-3.の各種設定モードの表示切替図(P.18
~P.19)を参照してください。
15
- 設定項目についての詳細 -
●[F1]表示・出力について
表示・出力では、「正流(d.F.)」測定または「正逆流(d.r.F)」測定の選択をします。
「正流」測定を選択した場合は、ボタン操作によりメイン表示部に「正積算流量」
または「トリップ積算流量」を表示することができます。アナログ出力(4-20mA) で瞬
時流量を設定した場合は、4mA がゼロ流量となります。
「正逆流」測定を選択した場合は、ボタン操作によりメイン表示に「正積算流量」
または「逆積算流量」が表示されますが、トリップ機能は使用できません。アナログ
出力(4-20mA) で瞬時流量を設定した場合は、12mA がゼロ流量となります。
ボタン操作につきましては、「4.表示部の操作説明」(P.13)を参照ください。
●[F2]アナログ出力フルスケール流量について
アナログ出力で瞬時流量を設定した場合のフルスケール流量値を設定します。工場
出荷時は、表3-1.または表3-2.
(P.9~P10)で示した流量値が設定されていま
す。ノルマル換算「有」で使用される場合にはノルマル換算値を設定して下さい。
●[F3]接点出力切替について
オープンドレイン出力2の出力信号を「パルス出力(逆流)
(PULS)」、
「流量上下限
警報出力(AL)」から選択します。
●[F4]出力パルス単位について
出力パルスの単位を選択します。
オープンドレイン出力 1(正流パルス出力)およびオープンドレイン出力 2(逆流パルス
出力)の出力単位パルスに反映します。
なお、ノルマル換算モードでのご使用の場合、10[NL/P]を選択しても、設定されずに
100[NL/P]になりますので、ご注意ください。
口径 100A 以上の場合、ノルマル換算モードで 0.1[Nm3/h]を選択した場合 は
3600[Nm3/h]以上では正しい出力がされませんのでご注意ください。
●[F5]警報出力接点状態について
流量上下限警報出力の接点状態として「ノーマルオープン(n.OP)
」または「ノーマ
ルクローズ(n.CL)」のいずれかを選択します。
●[F6]警報出力下限流量について
流量上下限警報出力の下限側の流量値を設定します。ノルマル換算「有」で使用さ
れる場合にはノルマル換算値を設定して下さい。
●[F7]警報出力上限流量について
流量上下限警報出力の上限側の流量値を設定します。ノルマル換算「有」で使用さ
れる場合にはノルマル換算値を設定して下さい。
16
●[F8]警報判定値ヒステリシス幅について
流量上下限警報出力の上限側および下限側で設定した流量値に対して、その警報出
力を停止するための流量幅を設定します。ノルマル換算「有」で使用される場合には
ノルマル換算値を設定して下さい。
例えば、上限側の流量値を 1000[Nm3/h]、下限側の流量値を 200[Nm3/h]に設定し、
警報判定値ヒステリシス幅を 10[Nm3/h]に設定した場合、上限側では 1000[Nm3/h]以
上で警報を出力し、990[Nm3/h]未満になったところで警報出力が停止します。下限側
も同様に、200[Nm3/h]以下で警報を出力し、210[Nm3/h]より大きくなったところで警
報出力が停止します。
●[F9]移動平均回数について
瞬時流量の表示および出力の移動平均回数を選択します。工場出荷時において移動
平均回数は 4 回に設定されており、直近の4回計測値を採用しています。
通常のご使用において、移動平均回数の変更は必要ありませんが、「移動平均なし
(01)」、
「2回(02)」、
「4回(04)」、
「8回(08)」、
「16回(16)」より選択して設定すること
ができます。
●[F10]ノルマル換算について
ノルマル換算機能の「有(on)」
「無(OFF)
」を選択します。
本流量計の工場出荷時設定は、ノルマル換算「有」が選択されており、ノルマル換
、
算を行います。ノルマル換算「有」のモードでは、表示部の流量単位が上段は「Nm3」
下段は「Nm3/h」または「NL/min」になり、積算表示・瞬時表示・出力信号ともにノ
ルマル流量に対応します。
ノルマル換算「無」を選択すると実流量計測になります。ノルマル換算「無」のモ
ードでは、表示部の流量単位が上段は「m3」、下段は「m3/h」または「L/min」になり、
積算表示・瞬時表示・出力信号ともに実流量に対応します。
ノルマル流量は、流量と同時に計測している温度 t [℃] 、および圧力 p[kPa]に基づ
いて、ノルマル流量(0℃・1atm における流量)に換算します。
ノルマル換算は以下のように内部演算します。
Qn=
T0/(T0+t)×(P1+p)/P0×Qr
Qr:実流量 [m3/h]
Qn:ノルマル流量 [Nm3/h]
T0:273.15[K](0℃の絶対温度)
t:流体温度
[℃]
P0:101.33[kPa abs](1atm の絶対圧)
P1:使用環境の大気圧(使用環境の大気圧は設定モード F15 にて設定)
p:圧力(ゲージ圧)[kPa]
外部出力機能とノルマル換算を併用される際は、表3-3.(P.12)を参考にして
出力定数を設定されることを推奨します。
●電流出力切替について[25A~80A:F14,100A~200A:F13]
電流出力の出力信号を「瞬時流量(Flo)」、「圧力(PrS)」、「温度(tEP)」から選択する
ことができます。
17
以下に各種設定モードの表示切替図を示します。(25A~80A の例)
計測モード
SW3 or 3分無操作
SW3
正流
SW1+SW2
SW1
F1
正逆流
表示・出力
SW2
SW1+SW2
SW2
SW1
※SW2で点滅部
インクリメント
SW1
点滅
SW1+SW2
F2
SW1
点滅
SW1
点滅
SW1
点滅
SW1
アナログ出力
フルスケール流量
SW1+SW2
SW1
SW2
SW1
電文出力
SW1+SW2
F3
SW1
パルス出力
パルス出力
SW1
警報出力
警報出力
注)電文出力は使用しておりません。
接点出力切換
SW1+SW2
SW1
SW2
SW1
100L/P
100L/P
SW1+SW2
SW1
10L/P
10L/P
SW1
1000L/P
ノルマル換算モードでのご使用の場合、
10L/Pを選択しても、計測モードに戻すと
100L/Pとなります。
F4 出力パルス単位
SW1+SW2
SW1
SW2
SW1
ノーマルオープン
SW1+SW2
SW1 ノーマルクローズ
警報出力
接点状態
F5
SW1+SW2
SW1
※SW2で点滅部
インクリメント
SW2
点滅
SW1
警報出力
下限流量
F6
点滅
SW1
SW1+SW2
SW2
点滅
点滅
SW1
点滅
SW1
点滅
SW1
SW2
SW1+SW2
SW1
SW2
※SW2で点滅部
インクリメント
SW1
点滅
警報出力
上限流量
F7
点滅
SW1
SW1+SW2
SW2
点滅
点滅
SW1
点滅
SW1
SW1
SW2
SW1+SW2
SW1
SW2
SW1
点滅
SW1+SW2
F8
SW1
点滅
SW1
点滅
SW1
警報判定値
ヒステリシス幅
SW1+SW2
SW1
SW2
SW1
図4-3.各種設定モードの表示切替図
18
点滅
※SW2で点滅部
インクリメント
点滅
F8
警報判定値
ヒステリシス幅
SW2
F9
SW1
SW1+SW2
4回
8回
SW1
4回
SW1
16回
SW1
16回
なし(1回)
SW
1
なし(1回)
2回
2回
移動平均回数
SW1+SW2
SW1
SW2
F1 0
SW1
SW1+SW2
換算あり
換算なし
SW1
口径 100~200mm の場合
ノルマル換算
SW1
SW2
SW1+SW2
SW1
圧力値平均化
有無
F11
SW2
SW1
SW1+SW2
3分
60分
SW1
SW1
無制限
テストモード
時間選択
F11
SW2
SW1+SW2
SW1
テストモード
時間選択
F1 2
SW2
F1 2
SW2
SW1
メンテナンス
設定 (1)
SW2
SW1
(メンテナンス機能のため
設定を変えないでください)
SW1
SW2
電流出力
切替
F13
SW2
F13
SW1
SW1
メンテナンス
設定 (2)
SW2
(メンテナンス機能のため
設定を変えないでください)
SW1
F1
SW2
SW1
SW1+SW2
瞬時流量
SW1
圧力
SW1
温度
電流出力
切替
F14
SW1+SW2
SW1
SW2
SW1
点滅
SW2
点滅
※SW1で点滅部
インクリメント
SW2
SW1+SW2
点滅
点滅
SW2
使用環境の
大気圧
F15
SW1+SW2
SW2
SW2
F1 6
SW1
SW1+SW2
あり
SW1
なし
圧力値平均化
有無
SW1+SW2
SW1
図4-3.(続き)
各種設定モードの表示切替図
19
5.電源および表示器との結線(外部電源仕様)
オプションの外部接続ケーブルを用いて以下のように結線してください。
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DC24V
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図5-1.外部接続ケーブル結線図(外部電源DC24V仕様)
・本体と GND は電気的に共通となっています。
必要に応じてアイソレートされた電源、表示器をご使用願います。
※1:ノイズ源周辺に流量計を設置する場合には、外部接続ケーブルの網組みシールドを
接地してください。
注1) 茶色のリード線は使用しないので、ケーブル根元から切断して他へ接触しないよに
してください。(短絡すると「ALRM2」が点滅します)
注2) 絶縁抵抗測定及び耐電圧試験は行わないでください。
6.運転開始の要領
運転を開始する時は、バルブを徐々に開いて流体を流し、パイロットの点滅を確認し
てください。
パイロットの点滅は流体が流れていることを示します。
20
7.警報表示
1)測定異常
超音波信号が小さい場合および受信できない場合に「ALARM1」が点灯し、瞬時流
量値は「0.00」(100A~200A は「0.0」)を表示、積算流量値は異常の直前の値を表示
したまま積算を停止し、アナログ出力は 4mA を出力します。
超音波の伝播を妨げる異物が混入していないか、超音波センサーおよび本体内部に
油等の液体が付着・滞留していないか確認してください。異物の付着・滞留がみられ
ない場合や、取り除いても「ALARM1」が点灯するときは、お近くの弊社支店・営業
所にご相談ください。
(注)運用開始時の動作
流量計を設置・運用開始するとき、大気圧空気から圧力が急激に変化するため、
まれに ALARM1 が点灯することがありますが、運用状態の圧力で流体が安定すれ
ば ALARM1 は消灯します。(異常ではありません。)
2)電池電圧低下異常[内蔵電池仕様]
電池電圧が低下して計測を停止する前に、「ALARM2」が点灯します。
「ALARM2」が点灯しても、約1ヶ月間は計測(常温)できますが、お早めの電
池交換を推奨します。電池交換の際は、お近くの弊社支店・営業所にご相談ください。
21
3)圧力値異常
圧力値の異常を検知したとき、メイン表示内容に応じて以下の表示を行います。
[メイン表示:正積算流量、トリップ積算流量、逆積算流量]の場合
サブ表示部の瞬時流量表示および圧力表示が点滅します。
(温度表示は点灯し
ます。)
点滅
[メイン表示:瞬時流量(L/min) ]の場合
サブ表示部に「Err」が点滅します。
圧力値異常を検知した際には、瞬時流量は 0、圧力は異常を示す直前の数値を表示
し、アナログ出力は 4mA を出力します。メイン表示部の積算流量値は、異常の直
前の値を表示したまま積算を停止します。
圧力異常が表示されたときは、お近くの弊社支店・営業所にご相談ください。
4)温度値異常
温度値の異常を検知したとき、メイン表示内容に応じて以下の表示を行います。
[メイン表示:正積算流量、トリップ積算流量、逆積算流量]の場合
サブ表示部の瞬時流量表示および温度表示が点滅します。
(圧力表示は点灯し
ます。)
点
滅
[メイン表示:瞬時流量(L/min) ]の場合
サブ表示部に「Err」が点滅します。
22
温度値異常を検知した際には、瞬時流量は 0、温度は異常を示す直前の数値を表示
し、アナログ出力は 4mA を出力します。メイン表示部の積算流量値は、異常の直前
の値を表示したまま積算を停止します。
使用されている流体が空気であることを確認して下さい。空気の使用時に温度異常
が表示されたときは、お近くの弊社支店・営業所にご相談ください。
8.停電時の処理
[外部電源仕様]
1)停電検知
電源電圧が 18±1.1V 以下になると停電と判断し、計測を停止して液晶表示が消
灯します。
2)停電からの復帰
電源電圧が 18.8±1.1V 以上になると計測を再開して液晶表示が点灯します。
積算流量については、電源投入後 5 分ごとに記憶されています。停電から復帰し
たときは、停電直前に記憶した積算流量が復元され、その値から積算を行います。
停電から復帰したときには、上段の液晶表示は積算流量が表示されます。トリッ
プ積算でご使用の場合は、トリップ積算値がクリアされますのでご注意ください。
9.電池寿命
[内蔵電池仕様 ]
内蔵されている電池の寿命は 10 年です(環境温度 20℃においての寿命であり、
設置環境温度により電池寿命は変動します)。
※環境温度が高い場合等の理由により、早期に電池が消耗した場合は、弊社工場に
て電池交換を有償で行うことが可能です。お近くの支店・営業所にご相談くださ
い。
23
10.こんなときは
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24
11.仕様・外形図
1)仕様
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2)外形図(単位:mm)
40
80mm
130
130
25, 32mm
144
58
H
162
144
20
147
20
80
W
Rc1 (FWD025)
Rc1•1/4 (FWD032)
FWD040
FWD050
FWD065
FWD080
100
200mm
JIS10K
H
t
øD
øC
W
FWD100
FWD150
FWD200
W
250
300
350
n-øh
H
øD
øC
280 210 175
341 280 240
391 330 290
t
n
18
22
22
8
8
12
øh
19
23
23
(kg)
10.0
18.3
24.1
26
øD
W
76
90
108
117
H
163
176
197
220
øD
82
97
116
127
(kg)
1.1
1.3
1.6
1.8
★
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