2012年度決算説明

日立金属株式会社
2012年度決算説明
年度決算説明
2013年4月25日
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E-Mail:[email protected]
12年度業績概要
■需要動向
自動車関連: 北米は好調が持続したが、欧州は回復せず中国向け需要も減少
エレクトロニクス関連: タブレット端末等の需要は堅調だがPC・液晶関連ともに低調に推移
産業インフラ関連:FA・工作機械関連は調整が続いたが、海外のインフラ需要は堅調に推移
■売上高 営業利益
■売上高・営業利益
売上高 5,358億円

(11年度比 96%)
営業利益 211億円
(11年度比 △238億円)
高級金属製品セグメント
工具鋼の中国向け需要の調整や液晶・半導体向け電子材の調整が継続

電子・情報部品セグメント *13年度より「磁性材料セグメント」に名称変更
原材料価格の低下に伴う評価減等を実施、これによる影響額を計上

高級機能部品セグメント
北米向けの自動車関連需要の好調が持続、国内建設関連も堅調に推移
が
推
海外売上高 2,309億円
(海外売上高比率 43.1% )
北米 639億円(構成比 11.9%)
11 9%) 、アジア
アジア 1,223億円
1 223億円(構成比 22.8%)
22 8%)
欧州 369億円(構成比 6.9%)、その他
78億円(構成比 1.5%)
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2
連結業績要約
〔単位:億円、( )は前年同期比〕
2010年度実績
1-2Q
累計
売 上 高
2,542
3-4Q
累計
2,660
2011年度実績
年度累計
5,202
1-2Q
累計
2,617
3-4Q
累計
2,952
2012年度実績
年度累計
5,569
1-2Q
累計
3-4Q
累計
年度累計
2,744
2,614
5,358
(105%)
(89%)
(96%)
44.0%
43.1%
(海外売上高比率)
43.7%
42.7%
43.2%
43.7%
39.7%
41.5%
42.2%
営業利益
219
9
212
431
3
165
65
284
8
449
9
170
0
41
211
(+5)
(△243)
(△238)
153
60
213
(△2)
(△228)
(△230)
24
△65
△41
(+26)
(+12)
(+38)
経常利益
(特別損益)
税前利益
当期純利益
ROE
設備投資額
減価償却費
研究開発費
192
△6
186
103
184
△9
175
119
376
△15
361
222
155
△2
153
68
288
△77
211
111
443
△79
364
179
177
△5
172
(+24)
(△216)
(△192)
109
21
130
(+41)
(△90)
(△49)
10.5%
11.8%
11.0%
6.5%
10.4%
8.3%
9.8%
1.7%
5.5%
82
122
204
101
142
243
135
132
267
(+34)
(△10)
(+24)
135
57
149
65
284
122
134
58
141
64
275
122
116
126
242
(△18)
(△15)
(△33)
55
56
111
(△3)
(△8)
(△11)
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3
2012年度セグメント別業績概要
高級金属製品セグメント 2,229億円 (11年度対比 96%)
電子・情報部品セグメント 1,421億円 (11年度対比 91%)
高級機能部品セグメント 1,720億円 (11年度対比101%)
■高級金属製品セグメント
特殊鋼は、自動車関連材料は堅調だったものの、工具鋼は工作機械関連や
中国向けの調整が継続、電子材も半導体パッケージ部材・液晶関連が低調に
推移。ロールは海外需要は堅調なものの、国内向けは低調に推移。
アモルファスは中国を中心とした旺盛な需要が年度を通じ継続。
■電子・情報部品セグメント
マグネットは、ネオジム磁石は国内自動車向けは堅調に推移したものの、
輸出向け自動車減産の影響やFA用、HDD用の調整が継続、フェライト磁石
は自動車向けは堅調だったものの、家電関連の調整が継続。情報部品は、
ソフトフ ライトが自動車用電装部品や太陽光発電関連が堅調に推移
ソフトフェライトが自動車用電装部品や太陽光発電関連が堅調に推移。
■高級機能部品セグメント
自動車用鋳物は、NM(ダクタイル鋳鉄製品)は北米・アジア市場の需要が
好調に推移、ハーキュナイトは国内向けがエンジンダウンサイジング化ニーズで
好調なるも欧州地域向けは市場全体の影響を受け減少、アルミホイールは
国内・海外とも好調持続。配管機器は国内の建設持ち直しによる需要が継
続、ガス用製品に対する耐震性の高評価もあり堅調に推移。
2012年度実績
2011年度実績
売上高 5,358億円 11年度対比 96%
11/1Q-2Q
(11/4-9)
11/3Q-4Q
(11/10-12/3)
(単位:億円)
売上⾼
2,952
B
売上⾼
2,744
売上⾼
2,614
8 36
C
58
B
8 84
C
営業
利益
165
35
6 34
58
9 07
8 03
C
12/3Q-4Q
(12/10-13/3)
営業
利益
284
C: 高級機能部品
売上⾼
2,617
12/1Q-2Q
(12/4-9)
営業
利益
170
9 21
1 91
B: 電子・情報部品
7 80
45
C
B
69
C
6 41
B
B
1 ,132
1 ,187
A
1 ,130
1 07
A
A
70
営業
利益
41
57
C
1 ,099
82
A
95
A
A
A: 高級金属製品
営業利益 211億円 11年度対比 238億円減
高級金属製品セグメント 177億円 (11年度対比
横ばい)
電子・情報部品セグメント △9億円 (11年度対比 258億円減)
高級機能部品セグメント 102億円 (11年度対比 9億円増)
エレクトロニクス関連や工作機械・FA関連の調整が継続、原価低減やコスト
削減に努めたものの 原材料価格低下に伴う影響等の特殊要因により
削減に努めたものの、原材料価格低下に伴う影響等の特殊要因により、
原材料価格転嫁タイムラグ圧縮効果等が寄与した前年度(11年度)対比で
238億円減となった。
*12年度より「軟磁性材料」は電子・情報部品セグメントから高級金属製品セグメントへ区分変更しております。
この変更に伴い前年度(11年度)実績についても変更後の区分に基づき作成、表示しております。
D △7
△3 5
D
△
D △8
△3 5
D:その他・調整額
D △2
△2 6
D
D △10
△7 8
B
△3 3
D
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4
合併前の2013年度業績見通し
売上高 5,400億円 (12年度対比 101%)
営業利益 430億円 (12年度対比 219億円増)
2012年度実績
2013年度見通し
売上高
売上高
5,358
5,400
営業利益
■高級金属製品セグメント
高級金 製
グ
430
売上高 2,400億円 (12年度対比 108% )
営業利益 240億円 (12年度対比 63億円増)
1,810
1,720
C
1,421
B
営業利益
211
1 220
1,220
120
B: 磁 性 材 料
102
C
2,400
2,229
現時点での合併前の当社連結売上高を5,400億円、連結営業利益を430億円と
140
C: 高級機能部品
■磁性材料セグメント *13年度より「電子・情報部品セグメント」から名称変更
売上高 1,220億円 (12年度対比 86% )
営業利益 120億円 (12年度対比129億円増)
■高級機能部品セグメント
売上高 1,810億円 (12年度対比 105% )
営業利益 140億円 (12年度対比 38億円増)
(億円)
A
見込んでいるが、合併後、合併の影響を反映した業績予想数値が纏まり次第
240
177
A: 高級金属製品
A
速やかに開示する予定。
D △12
△9
△59
B
D △30
△70
D: その他・調整額
D
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5
連結B/S残高
資 産
12/3末
13/3末
D/Eレシオ 0.77 ⇒ 0.58
負債・純資産
億円
6,000
5,799
280
5,000
1,154
現預金等
5,413
12/3末比
末比
△386
341
+61
5,799
5,413
1,692
売掛
債権
993
△161
1 530
1,530
棚卸
資産
1,171
△359
1,703
289
その他
流動資産
△36
純資産 2,404
借入金
・社債
社債
1 459
1,459
12/3末比
△386
△233
233
4,000
3,000
2,000
1,755
有形
固定
資産
253
1,850
+95
201
少数株主
持分
2,203
株主
資本
1,000
791
0
(387)
12/3末
無形固定資産
・ 投資等
(うち、のれん)
805
1,355
その他
負債
純資産 2,599
96
2 503
2,503
△348
△105
+300
+14
(361)
13/3末
12/3末
13/3末
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連結キャッシュ・フロー
(億円)
科
目
現金及び現金同等物期首残高
税金等調整前当期利益
減 価 償 却 費
棚卸資産の増減
そ の 他
営業キャッシュ・フロー
設 備 投 資
そ の 他
フリーキャッシュ・フロー
借入金・社債の増減
配当金支払他
ネ トキ
ネットキャッシュ・フロー
シ フロ
為替換算差額他
増加額または減少額合計
現金及び現金同等物期末残高
11年度実績
340
364
275
△453
△156
30
△227
9
△188
196
△65
△57
△3
△60
280
12年度実績
280
172
242
380
△164
630
△291
4
343
△239
△74
30
31
61
341
(注)設備投資は検収ベース
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本資料に掲載されている情報のうち業績予想、事業計画および配当予想等の歴史的事実以外のものは、各資料の
作成時点において、予想を行うために合理的であると判断した一定の前提および仮定に基づいており、内在する仮
定および状況の変化等により、実際の業績と異なる可能性があります。その要因となるもの主なものは次のとおりで
す。
・主要市場(特に日本、米国、アジア、欧州)における経済状況および各種規制
・急激な技術変化
・競争優位性および新技術・新製品の開発・事業化を実現する当社および子会社の能力
・製品市場、製品市況の変動
・為替相場の変動
・国際商品市況の変動
・資金調達環境
・製品需給、製品市況、為替相場および国際商品市況等の変動に対応する当社および子会社の能力
・自社特許の保護および他社特許の利用の確保
・製品開発等における他社との提携関係
・日本の株式相場の変動
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