3096KB

D10-0000024731 1.4 版
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
インスタレーションマニュアル
改版履歴
版数
日付
1.0
2012/07
改版内容
・初版発行
・「1 章 製品概要」の「1.1 概要」の動作温度を 0℃~45℃から 0℃~
50℃に変更、相対湿度を 10%~90%から 5%~95%に変更
1.1
2012/11/28
・「2 章 設置前の準備」の「2.2 環境要件」に「2.2.5 冷却要件」を追
加
・誤記訂正
V5.2.5 以降のブート ROM 仕様変更にともない、下記章のブート ROM
メニューを修正
1.2
2012/04/26
・7.2.1 ユーザパスワードのリカバリ
・7.2.2 ブート ROM パスワードのリカバリ
・7.2.3 装置再起動後設定したコンフィグで起動しない場合の対処
1.3
2014/02/17
・「1 章 製品概要」の「1.4 ポート」の「1.4.4 1000BASE-T Ethernet コンボポ
ート」の仕様を 1000Mbps から 10/100/1000Mbps に変更し、メモを追加
・誤記訂正
・「1.1 概要」に QX-PS800-T2 による電源冗長を追加
・「1.5.2 DC 電源 LED」に QX-PS800-T2 接続時の LED 状態を追加
・「3.5 電源ケーブルの接続」に QX-PS800-T2 の記述を追加
1.4
2015/08/31
・「3.5.3 DC 電源ケーブルの接続」に QX-PS800-T2 の記述を追加
・「3.5.4 DC 電源ケーブルの作成」に、推奨する線材についての記載
を追加
・誤記訂正
Copyright © NEC Corporation 2012-2015
All Rights Reserved
事前に NEC の書面による許可なく、本マニュアルをいかなる形式または方法で複
製または配布することを禁止します。
商標
本マニュアルに記載されているその他の商標は、各社が保有します。
注意
本マニュアルの内容は、予告なく変更されることがあります。本マニュアルの作成
にあたっては、その内容の正確さを期していますが、本マニュアルのすべての記述、
情報、および推奨事項は、明示的か暗黙的かにかかわらず、いかなる種類の保証の
対象になりません。
本マニュアルは以下に示す 7 章で構成されています。
1. 製品概要
2. 設置前の準備
3. スイッチの設置
4. 起動と設定
5. スイッチのネットワーク接続
6. ソフトウェアのアップグレード
7. 保守およびトラブルシューティング
本マニュアルについて
バージョン
本マニュアルに対応する製品ソフトウェアバージョンは Version5.1.X 以降です。
関連マニュアル
次のマニュアルには、QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチに関する詳細な説明
があります。
マニュアル
内容
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
インスタレーションマニュアル
システムのインストールに関して説明しています。
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
オペレーションマニュアル
データ設定や代表的なアプリケーションについて
記述しています。
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
コマンドマニュアル
ユーザがさまざまなコマンドを使用するときの参
考になります。
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
Web コンソール操作マニュアル
Web コンソールからの装置設定、状態確認等につい
ての操作を記述しています。
QXシリーズ Ethernetスイッチ Web認証
オペレーションマニュアル
Web 認証の設定について記述しています。
QXシリーズ Ethernetスイッチ Web認証
コマンドマニュアル
Web 認証に関するコマンドを使用するときの参考
になります。
QX-PS800 ユーザーズマニュアル
QX-PS800 について説明しています。
マニュアルの構成
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチインスタレーションマニュアルは、主に
QX-S3800 シリーズのハードウェアの機能、設置、設定および保守について紹介を
しています。設置前や設置中の装置の損傷や人の負傷を防ぐため、本マニュアルを
よくお読みください。マニュアルは以下の章で構成されます。

1 章 製品概要
この章では、QX-S3800 シリーズの特徴およびネットワークアプリケーションを紹
介します。また、QX-S3800 シリーズの外観、並びにそのシステム機能およびサー
ビス機能を紹介します。

2 章 設置前の準備
この章では、QX-S3800 シリーズの環境要件、設置上の指示、取り付け工具などに
ついて紹介します。

3 章 スイッチの設置
この章では、QX-S3800 シリーズの設置、モジュールの設置、並びに電源ケーブル、
接地線およびコンソールケーブルの接続について紹介します。

4 章 起動と設定
この章では、スイッチの電源投入時の立ち上げおよびシステムの初期化を含めて
QX-S3800 シリーズの立ち上げ手順を紹介します。

5 章 スイッチのネットワーク接続
この章では、QX-S3800 シリーズのネットワーク接続手順を紹介します。

6 章 ソフトウェアのアップグレード
この章では、QX-S3800 シリーズのソフトウェアのアップグレード方法をいくつか
紹介します。

7 章 保守およびトラブルシューティング
この章では、QX-S3800 シリーズの設置や立ち上げ時に起こる可能性のある問題お
よびそれぞれの解決方法を紹介します。
表記規則
本マニュアルでは、以下の表記規則を使用しています。
I. コマンドの表記規則
表記規則
説明
太字体
コマンドラインのキーワードには太字体を使用します。
イタリック体
コマンドの引数にはイタリック体を使用します。
[]
大カッコに囲まれた項目(キーワードまたは引数)はオプション
です。
{ x | y | ... }
選択する項目は中カッコに入れて、縦線で区切ってあります。
1つを選択します。
[ x | y | ... ]
オプションの選択項目は大カッコに入れて、縦線で区切ってあ
ります。1つまたは複数を選択します。
{ x | y | ... } *
選択する項目は中カッコに入れて、縦線で区切ってあります。
少なくとも1つ、多い場合はすべてを選択できます。
[ x | y | ... ] *
オプションの選択項目は大カッコに入れて、縦線で区切ってあ
ります。複数選択することも、何も選択しないこともできます。
#
#で始まる行はコメントです。
II. GUI の表記規則
表記規則
説明
<>
ボタン名は三角カッコに入っています。たとえは、<OK>ボタン
をクリックします。
[]
ウィンドウ名、メニュー項目、データ表、およびフィールド名
は大カッコに入っています。たとえば、[New User]ウィンドウが
表示されます。
/
複数レベルのメニューはスラッシュで区切ってあります。たと
えば、[File/Create/Folder]となります。
III. キーボード操作
書式
説明
<キー>
三角カッコ内の名前のキーを押します。たとえば、 <Enter>、
<Tab>、<Backspace>、<A>となります。
<キー1+キー2>
複数のキーを同時に押します。たとえば、 <Ctrl+Alt+A>は 3 つの
キーを同時に押すことを表します。
<キー1、キー2>
複数のキーを順番に押します。たとえば、 <Alt、A>は 2 つのキー
を順に押すことを表します。
[メニューオプション]
大括弧内の項目は、たとえばメインメニューの[System]オプショ
ンのように、メニューオプションを示します。三角カッコ内の
項目は、たとえばあるインタフェース上の<OK>ボタンのように、
機能ボタンのオプションを示します。
[メニュー1/メニュー2/
メニュー3]
複数レベルのメニューオプションは、たとえばメインメニュー
の[System/Option/Color setup]の場合、[System]メニューオプション上
にある[Option]メニューオプション上の[Color Setup]を示します。
IV. マウス操作
動作
説明
クリック
左ボタンまたは右ボタンを押します (デフォルトは左ボタン)。
ダブルクリック
左ボタンを素早く 2 回続けて押します。
ドラッグ
左ボタンを押したまま、別の位置まで移動します。
V. 記号
マニュアルでは目立つ記号も使用して、操作中に特に注意すべき点を強調してあり
ます。意味は次のとおりです。
注意、警告、危険:操作中に特に注意すべきことを表しています。
 メモ、コメント、ヒント、ノウハウ、アイデア:補助的な説明を表します。
VI. 設定例
本マニュアルの設定例の記述は、各機能の設定例です。インタフェース番号、シス
テム名の表記、display コマンドでの情報表示がご使用の装置と異なることがあり
ます。
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
目次
目次
1 章 製品概要 ................................................................................................................................... 1-1
1.1 概要 .................................................................................................................................... 1-1
1.2 QX-S3800TP-BS シリーズ Ethernet スイッチ .................................................................. 1-3
1.2.1 QX-S3828TP-BS ..................................................................................................... 1-3
1.2.2 QX-S3852TP-BS ..................................................................................................... 1-4
1.3 QX-S3800TP シリーズ Ethernet スイッチ ........................................................................ 1-5
1.3.1 QX-S3828TP ........................................................................................................... 1-5
1.3.2 QX-S3852TP ........................................................................................................... 1-6
1.4 ポート ................................................................................................................................ 1-7
1.4.1 コンソールポート.................................................................................................... 1-7
1.4.2 10/100BASE-TX Ethernet ポート............................................................................ 1-7
1.4.3 コンボポート ........................................................................................................... 1-8
1.4.4 1000BASE-T Ethernet コンボポート ...................................................................... 1-9
1.4.5 1000BASE-X SFP コンボポート........................................................................... 1-10
1.4.6 1000BASE-X SFP ポート ..................................................................................... 1-11
1.5 LED .................................................................................................................................. 1-12
1.5.1 システムステータス LED ...................................................................................... 1-12
1.5.2 DC 電源 LED ......................................................................................................... 1-12
1.5.3 ポートモード LED ................................................................................................. 1-13
1.5.4 7 セグメント LED .................................................................................................. 1-13
1.5.5 10/100BASE-TX Ethernet ポート LED .................................................................. 1-14
1.5.6 1000BASE-T Ethernet コンボポート LED ............................................................ 1-15
1.5.7 1000BASE-X SFP コンボポート LED ................................................................... 1-16
1.5.8 1000BASE-X SFP ポート LED.............................................................................. 1-16
i
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
1章 製品概要
1.1 概要
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ(以下、QX-S3800 シリーズ)は、レイヤ 2・レイヤ
3 の基本機能から高度なサービスを実現する多数の機能をサポートし、高いポート収容密
度を実現したマルチレイヤスイッチです。
QX-S3800 シリーズは、IRF(Intelligent Resilient Framework)テクノロジーをサポートして
います。複数の QX-S3800 シリーズを 1GE ポートで接続し、高い信頼性・拡張性と容易
な管理性を持った新しいインテリジェントネットワークを構築することができます。
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチには、表 1-1に示す計 4 タイプの製品があり、ネッ
トワーク用件に応じた最適な製品を選択頂くことが可能です。
表1-1 QX-S3800 シリーズの一覧
モデル
ベーシックモデル
製品名
供給電源
QX-S3828TP-BS
AC電源
QX-S3852TP-BS
AC電源
QX-S3828TP
高機能モデル
QX-S3852TP
シリーズ
QX-S3800TP-BSシリーズEthernetスイッ
チ
AC電源
DC電源
AC電源
QX-S3800TPシリーズEthernetスイッチ
DC電源
ベーシックモデルと高機能モデルの主な違いは下記のとおりです。

ルーティング機能:高機能モデルでは、スタティック、RIPv1、RIPv2、RIPng、OSPFv2、
OSPFv3、BGP4、ECMP をサポートしますが、ベーシックモデルではスタティック、
RIPv1、RIPv2、RIPng、ECMP のみサポートします。

マルチキャスト機能:高機能モデルでは、IGMP-Snooping、IGMP、PIM-SM、PIM-SSM、
MBGP、マルチキャスト VLAN、MSDP、MLD-Snooping、MLD をサポートしますが、
ベーシックモデルでは IGMP-Snooping、マルチキャスト VLAN、MLD-Snooping の
みサポートします。

電源冗長:高機能モデルでのみ、QX-PS800-T2 による電源冗長をサポートします。
1-1
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
警告:
QX-S3800TP シリーズ(QX-S3828TP、QX-S3852TP)は、QX-PS800-T2 を使用した場合に限り、電
源冗長が可能です。
QX-S3800 シリーズの仕様を表 1-2と表 1-3に示します。
表1-2 QX-S3800TP-BS シリーズ(ベーシックモデル) の仕様
QX-S3828TP-BS
項目
寸法 (W × D × H )
440 × 260 × 43.6 mm
質量
5.0kg
コンソールポート
1 (フロントパネル)
10/100BASE-TX Ethernetポート
24
1000BASE-T Ethernetコンボポー
ト
1000BASE-X SFPコンボポート
1000BASE-X SFPポート
QX-S3852TP-BS
48
2 (1000BASE-X SFPコンボポートと排他。詳細は表1-6を参照。)
2 (1000BASE-T Ethernetコンボポートと排他。詳細は表1-6を参
照。)
2
定格電圧:100~240VAC ; 50/60Hz
入力電圧
最大許容差:90~264VAC.; 47~63Hz
最大消費電力
29W
46W
冷却システム
1 FAN
動作温度
0°C ~50°C
相対湿度(結露なきこと)
5% ~ 95%
表1-3 QX-S3800TP シリーズ(高機能モデル) の仕様
QX-S3828TP
項目
寸法 (W × D × H )
440 × 260 × 43.6 mm
質量
5.0kg
コンソールポート
1 (フロントパネル)
10/100BASE-TX Ethernetポート
24
1000BASE-T Ethernetコンボポー
ト
QX-S3852TP
48
2 (1000BASE-X SFPコンボポートと排他。詳細は表1-6を参照。)
1-2
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
QX-S3828TP
項目
1000BASE-X SFPコンボポート
1000BASE-X SFPポート
AC
入力電圧
DC
RPS
QX-S3852TP
2 (1000BASE-T Ethernetコンボポートと排他。詳細は表1-6を参
照。)
2
定格電圧:100~240VAC ; 50/60Hz
最大許容差:90~264VAC.; 47~63Hz
定格電圧:-48~-60VDC
最大許容差:-36~-72VDC
QX-PS800-T2のみサポート
最大消費電力
35W
48W
冷却システム
1 FAN
動作温度
0°C ~50°C
相対湿度(結露なきこと)
5% ~ 95%
1.2 QX-S3800TP-BSシリーズEthernetスイッチ
1.2.1 QX-S3828TP-BS
I. フロントパネル
QX-S3828TP-BS Ethernet スイッチは 24 ポートの 10/100BASE-TX Ethernet ポート、2
ポートの 1000BASE-T Ethernet コンボポート、2 ポートの 1000BASE-X SFP コンボポー
ト、2 ポートの 1000BASE-X SFP ポート、1 ポートのコンソールポートをフロントパネル
に搭載しています。1000BASE-X SFP コンボポートと 1000BASE-T Ethernet コンボポー
トは、排他となっているため、どちらか片方のポートを使用するよう選択します。
(1) 10/100BASE-TX Ethernetポート
(2) 10/100BASE-TX EthernetポートLED
(3) 1000BASE-T EthernetコンボポートLED
(4) 1000BASE-X SFPコンボポートLED
(5) 1000BASE-X SFPポートLED
(6) ポートLEDモード切り替えボタン
(7) システムステータスLED(PWR)
(8) ポートモードLED (Mode)
(9) 7セグメントLED (Unit)
(10) コンソールポート
1-3
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
(11) 1000BASE-X SFPポート
(12) 1000BASE-X SFPコンボポート
(13) 1000BASE-T Ethernetコンボポート
図1-1 QX-S3828TP-BS Ethernet スイッチのフロントパネル
II. リアパネル
1
2
(1) AC電源入力ソケット
(2)接地ネジ
図1-2 QX-S3828TP-BS Ethernet スイッチのリアパネル
1.2.2 QX-S3852TP-BS
I. フロントパネル
QX-S3852TP-BS Ethernet スイッチは 48 ポートの 10/100BASE-TX Ethernet ポート、2
ポートの 1000BASE-T Ethernet コンボポート、2 ポートの 1000BASE-X SFP コンボポー
ト、2 ポートの 1000BASE-X SFP ポート、1 ポートのコンソールポートをフロントパネル
に搭載しています。1000BASE-X SFP コンボポートと 1000BASE-T Ethernet コンボポー
トは、排他となっているため、どちらか片方のポートを使用するよう選択します。
(1) 10/100BASE-TX Ethernetポート
(2) 10/100BASE-TX EthernetポートLED
(3) 1000BASE-X SFPコンボポート
(4) 1000BASE-X SFPコンボポートLED
(5) 1000BASE-X SFPポート
(6) 1000BASE-X SFPポートLED
(7) 7セグメントLED (Unit)
(8) システムステータスLED(PWR)
(9) ポートモードLED (Mode)
(10) ポートLEDモード切り替えボタン
1-4
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
(11) コンソールポート
(12) 1000BASE-T EthernetコンボポートLED
(13) 1000BASE-T Ethernetコンボポート
図1-3 QX-S3852TP-BS Ethernet スイッチのフロントパネル
II. リアパネル
1
2
(1) AC電源入力ソケット
(2) 接地ネジ
図1-4 QX-S3852TP-BS Ethernet スイッチのリアパネル
1.3 QX-S3800TPシリーズEthernetスイッチ
1.3.1 QX-S3828TP
I. フロントパネル
QX-S3828TP Ethernet スイッチは 24 ポートの 10/100BASE-TX Ethernet ポート、2 ポー
トの 1000BASE-T Ethernet コンボポート、2 ポートの 1000BASE-X SFP コンボポート、
2 ポートの 1000BASE-X SFP ポート、1 ポートのコンソールポートをフロントパネルに搭
載しています。1000BASE-X SFP コンボポートと 1000BASE-T Ethernet コンボポートは
排他となっているため、どちらか片方のポートを使用するよう選択します。
(1) 10/100BASE-TX Ethernetポート
(2) 10/100BASE-TX EthernetポートLED
(3) 1000BASE-T EthernetコンボポートLED
(4) 1000BASE-X SFPコンボポートLED
(5) 1000BASE-X SFPポートLED
(6) ポートLEDモード切り替えボタン
(7) システムステータスLED(PWR)
(8) DC電源LED(RPS)
(9) ポートモードLED (Mode)
(10) 7セグメントLED (Unit)
1-5
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
(11) コンソールポート
(12) 1000BASE-X SFPポート
(13) 1000BASE-X SFPコンボポート
(14) 1000BASE-T Ethernetコンボポート
図1-5 QX-S3828TP Ethernet スイッチのフロントパネル
II. リアパネル
1
2
3
(1) AC電源入力ソケット
(2) DC電源入力ソケット
(3) 接地ネジ
図1-6 QX-S3828TP Ethernet スイッチのリアパネル
1.3.2 QX-S3852TP
I. フロントパネル
QX-S3852TP Ethernet スイッチは 48 ポートの 10/100BASE-TX Ethernet ポート、2 ポー
トの 1000BASE-T Ethernet コンボポート、2 ポートの 100/1000BASE-X SFP コンボポー
ト、2 ポートの 100/1000BASE-X SFP ポート、1 ポートのコンソールポートをフロントパ
ネルに搭載しています。1000BASE-X SFP コンボポートと 1000BASE-T Ethernet コンボ
ポートは排他となっているため、どちらか片方のポートを使用するよう選択します。
(1) 10/100BASE-TX Ethernetポート
(2) 10/100BASE-TX EthernetポートLED
(3) 1000BASE-X SFPコンボポート
(4) 1000BASE-X SFPコンボポートLED
(5) 1000BASE-X SFPポート
(6) 1000BASE-X SFPポートLED
(7) 7セグメントLED (Unit)
(8) システムステータスLED(PWR)
(9) DC電源LED(RPS)
(10) ポートモードLED (Mode)
1-6
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
(11) ポートLEDモード切り替えボタン
(12) コンソールポート
(13) 1000BASE-T EthernetコンボポートLED
(14) 1000BASE-T Ethernetコンボポート
図1-7 QX-S3852TP Ethernet スイッチのフロントパネル
II. リアパネル
1
2
(1) AC電源入力ソケット
3
(2) DC電源入力ソケット
(3) 接地ネジ
図1-8 QX-S3852TP Ethernet スイッチのリアパネル
1.4 ポート
1.4.1 コンソールポート
QX-S3800 シリーズは、フロントパネルに 1 つの EIA/TIA-232 非同期シリアル標準に準拠
したコンソールポートを提供します。このポートと PC を接続して、コンフィグの設定や
装置の状態確認・監視を行うことができます。
表1-4 コンソールポートの仕様
仕様
説明
コネクタの種類
RJ-45
インタフェース標準
非同期EIA/TIA-232
ボーレート
9600~115200bps(デフォルト:9600bps)
サポートするサービス
コンソール端末に接続
1.4.2 10/100BASE-TX Ethernetポート
QX-S3800 シリーズは、フロントパネルに 10/100BASE-TX Ethernet ポートを搭載します。
表 1-5に、10/100BASE-TX Ethernet ポートの仕様を示します。
1-7
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
表1-5 10/100BASE-TX Ethernet ポートの仕様
仕様
説明
RJ-45
コネクタの種類
インタフェース数
QX-S3828TP-BS / QX-S3828TP : 24ポート
QX-S3852TP-BS / QX-S3852TP : 48ポート
機能
10/100 Mbps、半二重/全二重、MDI/MDI-X自動検出
規格
IEEE802.3u
ケーブルおよび送信距離
Category-5以上のツイストペアケーブル。
最大100mの送信距離をサポートします。
1.4.3 コンボポート
QX-S3800 シリーズは、フロントパネルにコンボポートを搭載します。1000BASE-T
Ethernet コンボポートと 1000BASE-X SFP コンボポートが、排他になっています。これ
らのポートはポート名と Ethernet port view、1 つの転送チャネルを共有しており、同時に
使用することはできません。どちらか片方のポートを(combo enable { copper | fiber }コマ
ンドを使用して)有効にした場合、もう片方のポートは自動的に無効になります。各装置
で利用可能なコンボポート数はそれぞれ、表 1-2、表 1-3を参照してください。
S3800 シリーズのフロントパネルでは、1000BASE-T Ethernet コンボポートはポート番
号末尾に「T」が付与され、1000BASE-X SFP コンボポートはポート番号末尾に「S」が
付与されております。例として、QX-S3852TP-BS Ethernet スイッチのフロントパネルの
コンボポートを図 1-9に示します。
図1-9 QX-S3852TP-BS のフロントパネルのコンボポート表示
コンボポートマッピング関係についての詳細は、表 1-6を参照してください。
1-8
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
表1-6 コンボポートの組み合わせ
モデル
QX-S3828TP-BS
QX-S3852TP-BS
QX-S3828TP
QX-S3852TP
1000BASE-T Ethernet コンボポート
1000BASE-X SFP コンボポート
GigabitEthernet 1/0/25T
GigabitEthernet 1/0/25S
GigabitEthernet 1/0/26T
GigabitEthernet 1/0/26S
GigabitEthernet 1/0/49T
GigabitEthernet 1/0/49S
GigabitEthernet 1/0/50T
GigabitEthernet 1/0/50S
GigabitEthernet 1/0/25T
GigabitEthernet 1/0/25S
GigabitEthernet 1/0/26T
GigabitEthernet 1/0/26S
GigabitEthernet 1/0/49T
GigabitEthernet 1/0/49S
GigabitEthernet 1/0/50T
GigabitEthernet 1/0/50S
1.4.4 1000BASE-T Ethernetコンボポート
QX-S3800 シリーズは、フロントパネルに 2 つの 1000BASE-T Ethernet コンボポートを
搭載します。表 1-7に、1000BASE-T Ethernet コンボポートの仕様を示します。
表1-7 1000BASE-T Ethernet ポートの仕様
仕様
説明
コネクタの種類
RJ-45
機能
10/100/1000 Mbps、全二重、MDI/MDI-X自動検出
規格
IEEE802.3u
ケーブルおよび送信距離
Category-5以上のツイストペアケーブル。
最大100mの送信距離をサポートします。
 メモ:

Hardware revision が A1 の装置では、Version 5.2.5 を含む以降のソフトウェアにおいて、
1000BASE-T Ethernet コンボポートが動作可能な通信速度を拡張しました。Hardware revision
は装置背面中央に記載されています。(装置品名の上、シリアル番号の右側)
Hardware revision A1(Version 5.2.5 を含む以降のソフトウェア):10/100/1000Mbps
Hardware revision A0

:1000Mbps
すべての 1000M ポート(コンボポート、非コンボポートを含みます)では、通信速度に関
わらず、デュプレックスモードは半二重で動作しません。
1-9
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
1.4.5 1000BASE-X SFPコンボポート
QX-S3800 シリーズは、フロントパネルに 2 つの 1000BASE-X SFP コンボポートを搭載
します。ポートには 1000Mbps SFP モジュールを装着することができます。
使用できる SFP モジュールは以下のとおりです。
表1-8 1000BASE-X SFP コンボポートでサポートする 1000BASE-X SFP モジュール
コネク
SFP モジュール
ファイバ
中心
波長
インタフェースファイバの仕様
タの種
類
送距離
50/125 µm マルチモード光ファイバ
1000BASE-SX-SFP
62.5/125 μm マルチモード光ファイ
850 nm
の最長伝
バ
550 m
275 m
50/125 µm マルチモード光ファイバ
1000BASE-LX-SFP
1310
62.5/125 μm マルチモード光ファイ
nm
バ
550 m
10 km
1000BASE-ZX-LR-SFP
1550
1000BASE-ZX-VR-SFP
nm
1000BASE-BX10-D-SFP
1000BASE-BX10-U-SFP
1000BASE-BX40-D-SFP
1000BASE-BX40-U-SFP
40 km
LC
70 km
1310
nm
1490n
m
9/125 µm シングルモード光ファイ
10km
バ
1310
nm
40km
1490n
m
 メモ:

本製品で使用する SFP モジュールは、QX-S シリーズ指定のオプション品をご使用下さ
い。

サポートする SFP は、変更される可能性があります。

1000BASE-X SFP コンボポートでは、1000BASE-T-SFP はサポートしていません。
1-10
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
1.4.6 1000BASE-X SFPポート
QX-S3800 シリーズは、フロントパネルに 2 つの 1000BASE-X SFP ポートを搭載します。
ポートには 1000Mbps SFP モジュールを装着することができます。
使用できる SFP モジュールは以下のとおりです。
表1-9 表 1-8 1000BASE-X SFP ポートでサポートする 1000BASE-X SFP モジュール
コネク
SFP モジュール
ファイバ
中心
波長
インタフェースファイバの仕様
タの種
類
送距離
50/125 µm マルチモード光ファイバ
1000BASE-SX-SFP
62.5/125 μm マルチモード光ファイ
850 nm
の最長伝
バ
550 m
275 m
50/125 µm マルチモード光ファイバ
1000BASE-LX-SFP
62.5/125 μm マルチモード光ファイ
1310 nm
バ
10 km
LC
1000BASE-ZX-LR-SFP
1000BASE-ZX-VR-SFP
40 km
1550 nm
1000BASE-BX10-D-SFP
1310 nm
1000BASE-BX10-U-SFP
1490nm
1000BASE-BX40-D-SFP
1310 nm
1000BASE-BX40-U-SFP
1490nm
1000BASE-T-SFP
-
550 m
9/125 µm シングルモード光ファイ
バ
70 km
10km
40km
RJ45
Category-5 以上のツイストペアケー
ブル
100m
 メモ:

本製品で使用する SFP モジュールは、QX-S シリーズ指定のオプション品をご使用下さ
い。

サポートする SFP は、変更される可能性があります。
1-11
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
1.5 LED
表1-10 LED 一覧
LED
対応装置
システムステータスLED
QX-S3800全シリーズ
DC電源LED
QX-S3800TPシリーズ (高機能モデル)
ポートモードLED
7セグメントLED
10/100BASE-TX EthernetポートLED
QX-S3800全シリーズ
1000BASE-T EthernetコンボポートLED
1000BASE-X SFPコンボポートLED
1000BASE-X SFPポートLED
1.5.1 システムステータスLED
システムステータス LED で、スイッチの状態が確認できます。
表1-11 システムステータス LED の説明
LED
状態
緑色に点灯
緑色に点滅 (1 Hz)
PWR
説明
本製品は正常に動作しています。(電源ON)
システムがパワーオンによる自己診断(POST; power-on
self test)をしています。
赤色に点灯
自己診断(POST)に失敗
黄色に点滅 (1 Hz)
いくつかのポートにおいて自己診断が失敗
消灯
本製品は停止しています(電源OFF)
1.5.2 DC電源LED
 メモ:
DC 電源 LED は、QX-S3800TP シリーズ(QX-S3828TP、QX-S3852TP)のみサポートしています。
DC 電源 LED で、DC 電源または、QX-PS800-T2 の電源供給状態が確認できます。
1-12
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
表1-12 DC 電源 LED の説明
LED
RPS
状態
説明
黄色に点灯
DC電源または、QX-PS800-T2からの電源供給で正常に稼働中
緑色に点灯
QX-PS800-T2が接続されており、AC電源で正常に稼働中
DC電源コネクタに電源ケーブルが接続されていないか、DC
消灯
電源が供給されていない
1.5.3 ポートモードLED
ポートモード LED は、ネットワークポート LED(10/100BASE-TX Ethernet ポート LED /
1000BASE-T Ethernet コンボポート LED / 1000BASE-X SFP コンボポート LED /
1000BASE-X SFP ポート LED)が表示している情報のタイプを示します。ポート LED モ
ード切り替えボタンで、表示するポート情報のタイプを変更することができます。
表1-13 ポートモード LED の説明
LED
状態
緑色に点灯
Mode
説明
ネットワークポートLEDが速度モードであることを示す
ネットワークポートLEDがデュプレックスモードであるこ
黄色に点灯
とを示す
I. ポート LED モード切り替えボタン
モードボタンは、ネットワークポート LED のモードを切り替えるスイッチです。このボ
タンを使って、速度モード(ポートモード LED が緑色に点灯)とデュプレックスモード
(ポートモード LED が黄色に点灯)を切り替えることができます。
スイッチの電源投入後、初期状態は速度モードです。ポートモードボタンを押すと、デュ
プレックスモードになります。再びポートモードボタンを押すと、再度速度モードとなり
ます。
1.5.4 7 セグメントLED
7 セグメント LED とシステムステータス LED で、装置の稼動状態の詳細を表示します。
1-13
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
表1-14 7 セグメント LED の説明
システムステー
LED
7 セグメント LED (Unit) 状態
タス LED (SYS) 状
説明
態
番号を一つずつ表示
パワーオンによる自己診
断(POST)を実行中。実行中
のテスト項目IDを表示。
緑色に点滅
バーがLEDの周りを時計回りに回転
ソフトウェアローディン
グ中。
数字が点滅
自己診断失敗。失敗した
赤色に点滅
テスト項目IDを表示。
Unit
F を表示して点滅
FANエラーを表示。
赤色に点灯
t を表示して点滅
温度異常を表示。
数字を表示
スイッチのメンバIDを表
緑色に点灯
示。
 メモ:

7 セグメント LED の FAN エラーは、障害により FAN に異常が発生した場合にのみ表示
されます。

QX-S3828TP-BS は、装置起動時とアラーム温度しきい値を超えた場合を除き、通常運用
時に FAN は回転しません。この状態を FAN エラーと表示をすることはありません。
1.5.5 10/100BASE-TX EthernetポートLED
各 10/100BASE-TX Ethernet ポートは、ポートの動作状態を表示するステータス LED
(10/100BASE-TX Ethernet ポート LED)を搭載しています。ポートモード LEDは、ポート
LED が表示しているポートステータス情報のタイプ(例えば、速度、デュプレックスモー
ド)を示します。ポート LED モード切り替えボタンで、表示するポート情報のタイプを
変更することができます。
1-14
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
表1-15 10/100BASE-TX Ethernet ポート LED の説明
ポートモード LED (Mode)
状態
ポート LED 状態
説明
ポートは100Mbpsで動作しています。データ送
緑色に点灯
受信中は、ポートLEDが高速で点滅します。
ポートは10Mbpsで動作しています。データ送
黄色に点灯
緑色に点灯
受信中は、ポートLEDが高速で点滅します。
(速度モード)
黄 色 に 点 滅 (3
Hz)
消灯
ポートが自己診断(POST)に失敗。
ポートのリンクが切断されています。
ポートが全二重で動作中です。データ送受信
緑色に点灯
中は、ポートLEDが高速で点滅します。
ポートが半二重で動作中です。データ送受信
黄色に点灯
黄色に点灯
(デュプレックスモード)
中は、ポートLEDが高速で点滅します。
黄 色 に 点 滅 (3
Hz)
消灯
ポートが自己診断(POST)に失敗。
ポートのリンクが切断されています。
1.5.6 1000BASE-T EthernetコンボポートLED
各 1000BASE-T Ethernet コンボポートは、ポートの動作状態を表示するステータス LED
(1000BASE-T Ethernet コンボポート LED)を搭載しています。
表1-16 1000BASE-T Ethernet コンボポート LED の説明
ポート LED 状態
説明
ポートは1000Mbps・全二重で動作しています。
緑色に点灯
データ送受信中は、ポートLEDが高速で点滅します。
Hardware revision A1(Version 5.2.5を含む以降のソフトウェア)のみ
黄色に点灯
ポートは10/100Mbpsで動作しています。
データ送受信中は、ポートLEDが高速で点滅します。
黄色に点滅 (3 Hz)
ポートが自己診断(POST)に失敗。
消灯
ポートのリンクが切断されています。
1-15
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
 メモ:

1000BASE-T Ethernet コンボポート LED は、ポートモード LED、ポート LED モード切り替
えボタンによる表示の変更はできません。

Hardware revision が A1 の装置では、Version 5.2.5 を含む以降のソフトウェアにおいて、
1000BASE-T Ethernet コンボポートが動作可能な通信速度を拡張しました。Hardware revision
は装置背面中央に記載されています。(装置品名の上、シリアル番号の右側)
Hardware revision A1(Version 5.2.5 を含む以降のソフトウェア) :10/100/1000Mbps
Hardware revision A0

:1000Mbps
すべての 1000M ポート(コンボポート、非コンボポートを含みます)では、通信速度に関
わらず、デュプレックスモードは半二重で動作しません。
1.5.7 1000BASE-X SFPコンボポートLED
各 1000BASE-X SFP コンボポートは、ポートの動作状態を表示するステータス LED
(1000BASE-X SFP コンボポート LED)を搭載しています。
表1-17 1000BASE-X SFP コンボポート LED の説明
ポート LED 状態
説明
ポートは1000Mbps・全二重で動作しています。
緑色に点灯
データ送受信中は、ポートLEDが高速で点滅します。
黄色に点滅 (3 Hz)
ポートが自己診断(POST)に失敗。
消灯
ポートのリンクが切断されています。
 メモ:

1000BASE-X SFP コンボポート LED は、ポートモード LED、ポート LED モード切り替えボ
タンによる表示の変更はできません。

すべての 1000M ポート(コンボポート、非コンボポートを含みます)では、通信速度に関
わらず、デュプレックスモードは半二重で動作しません。
1.5.8 1000BASE-X SFPポートLED
各 1000BASE-X SFP ポ ー ト は 、 ポ ー ト の 動 作 状 態 を 表 示 す る ス テ ー タ ス LED
(1000BASE-X SFP ポート LED)を搭載しています。
1-16
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
1 章 製品概要
表1-18 1000BASE-X SFP ポート LED の説明
ポート LED 状態
説明
ポートは1000Mbps・全二重で動作しています。
緑色に点灯
データ送受信中は、ポートLEDが高速で点滅します。
黄色に点滅 (3 Hz)
ポートが自己診断(POST)に失敗。
消灯
ポートのリンクが切断されています。
 メモ:

1000BASE-X SFP ポート LED は、ポートモード LED、ポート LED モード切り替えボタンに
よる表示の変更はできません。

すべての 1000M ポート(コンボポート、非コンボポートを含みます)では、通信速度に関
わらず、デュプレックスモードは半二重で動作しません。
1-17
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
目次
目次
2 章 設置前の準備............................................................................................................................ 2-1
2.1 注意事項 ............................................................................................................................. 2-1
2.1.1 電源に関する注意事項 ............................................................................................ 2-2
2.1.2 静電気放電(ESD)による損傷の防止........................................................................ 2-2
2.2 環境要件 ............................................................................................................................. 2-3
2.2.1 温度/湿度の要件.................................................................................................... 2-4
2.2.2 汚れに対する要件.................................................................................................... 2-4
2.2.3 干渉防止のための要件 ............................................................................................ 2-5
2.2.4 レーザに対する安全性 ............................................................................................ 2-5
2.2.5 冷却要件 .................................................................................................................. 2-6
2.3 取り付け工具 ..................................................................................................................... 2-6
i
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
2 章 設置前の準備
2章 設置前の準備
2.1 注意事項
本装置の操作を行う場合には、必ず安全法規をお守りください。
本製品および機器を使用する場合は、以下に記載されている注意事項を必ずお守りくださ
い。お客様が操作に関する注意事項、および機器の設計、製造、使用に関する基準を守ら
なかったために発生した事故については、NEC は一切の責任を負いません。
本製品の設置と保守の作業は、必ず、正しい操作方法を修得した技術者が行うようにして
ください。

スイッチの清掃を行い、埃などが溜まらない様にしてください。

スイッチを清掃する前に、まずスイッチの電源ケーブルをはずしてください。湿らせ
た布または液体でスイッチを清掃しないでください。

水または湿った場所の近くにスイッチを設置しないでください。水や湿気がスイッチ
の筐体に入るのを防いでください。

スイッチの設置場所が平らで乾いており、滑らないことを確認してください。

不安定な台や机の上にスイッチを設置しないでください。落下した場合に装置が大き
な損傷を受ける可能性があります。

人の通行エリアの近くにスイッチを設置しないでください。

スイッチを設置する際、ゆったりした衣類や装身具(例:ネックレス)など、スイッ
チに引っかかる可能性のある物を着用しないでください。

部屋の換気をよくして、スイッチの換気口をふさがないようにしてください。

指定の手順に従い、接地線を接続してください。

スイッチは正しい電圧入力で正常に動作します。動作電圧がスイッチの表示と合って
いるか確認してください。

オペレータおよびスイッチの安全のため、スイッチの筐体を開けないでください。

活線挿抜可能な拡張カード、電源モジュール、FAN モジュールの交換を行う際には、
感電を避けるために静電気防止ストラップを着用してください。

眼に悪影響を及ぼす作業を行うときは、安全ゴーグルを着用してください。

周囲の人間、あるいは機器に損傷を与えるような作業をしないでください。
2-1
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
2 章 設置前の準備
2.1.1 電源に関する注意事項

作業を開始する前に、周囲に接地していない延長コードや外れた接地コードがないこ
と、床が濡れていないことなど危険を招くような要素がないことを確認してください。

装置の電源を入れる前に、スイッチに表示されている動作電圧と入力電圧が合ってい
ることを確認してください。

作業場所の緊急電源遮断スイッチの位置を確認してください。事故が発生した場合は、
直ちに電源を切断してください。

スイッチを移動する場合は、先にすべての電源コードと外部ケーブルのプラグを外し
てください。

使用中の機器の保守作業は、必ず電源を切断してから行ってください。

機器が電源回路から切断されていることを必ず確認してください。

QX-S3800TP シリーズ(QX-S3828TP、QX-S3852TP)は、AC 電源と DC 電源をサポ
ートしています。QX-PS800-T2 を用いた場合のみ電源冗長をサポートします。
2.1.2 静電気放電(ESD)による損傷の防止
静電気について多くの注意が払われ、多くの措置が取られていますが、それでも静電気放
電によって回路を損傷し、ときには機器全体に重大な損傷を与える場合があります。
電気系統の部品を静電気放電(ESD)による損傷から保護するためには、スイッチを設置
する場所で静電気防止措置をとり、かつ、次の点に注意してください。

装置を確実に接地する。

室内に防塵装置の取り付けをする。

適切な温度と湿度を維持する。

回路に体の一部が触れる可能性のあるときには、必ず静電気防止リストストラップと
静電気防止ウェアを着用する。
I. 静電気防止リストストラップ着用手順
1) リストストラップに手を通します。
2) ストラップを締めて、皮膚によく接触させます。
3) リストストラップをスイッチのリストストラップ差込口に接続するか、あるいは接地ね
じにとめてください。
4) リストストラップが正しく接地されているか確認してください。
2-2
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
2 章 設置前の準備
 メモ:
静電気防止リストストラップは、QX-S3800 シリーズに添付しておりません。
II. ケーブル取り扱い時の注意
Ethernetポートに接続するツイストペアケーブルの RJ45 コネクタは構造上 金属部が剥き
だし状態になっています。
ツイストペアケーブルの片側を Ethernet ポートに接続した状態は、ケーブルによりポー
トの金属部分を延長し剥きだしにている状態と同じです。この状態でコネクタの金属部に、
静電帯電した物質や、人体が接触した場合、Ethernet ポートに過電圧がかかり、ポートを
制御している回路を破壊して、正常に装置が稼動できなくなる可能性があります。
コンソールケーブルについても同様に取り扱い時には注意してください。
図 2-1 ケーブル取り扱い時の注意
2.2 環境要件
QX-S3800 シリーズは屋内で使用してください。スイッチを 19 インチの標準ラックに設
置する場合も、また作業台に直接設置する場合も、以下の要件を満たす必要があります。

スイッチの放熱のため、スイッチの空気取り入れ口および換気口に対し十分なスペー
スを取ってください。

ラックおよび作業台の換気と放熱が行われるようにしてください。

ラックと作業台がスイッチおよび付属品の重量に耐えるのに十分な安定性があるこ
とを確認してください。

ラックおよび作業台がきちんと接地されていることを確認してください。
2-3
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ

2 章 設置前の準備
本装置をラックに搭載する場合、耐震性を考慮し、ラックに合ったガイドレールを使
用してください。(通常、ガイドレールはラックごとに異なります。)
スイッチの正常動作と耐用年数を延ばすために、設置場所に関する以下の要件を満たす必
要があります。
2.2.1 温度/湿度の要件
スイッチの正常動作と耐久性の確保のために、装置を設置する部屋の温度と湿度を表 1-2
または表 1-3 の動作温度と相対湿度の範囲に維持する必要があります。
温度が高くなるほど、スイッチに大きな損傷を与えます。高い温度が長時間続くと、絶縁
体の老朽化が早まり、スイッチの信頼性が著しく低下し耐用年数に大きな影響を与えます。
また、長時間にわたり湿度が高すぎた場合、装置の絶縁の悪化または漏電につながります。
機構的な性能の悪化、部材の変質、金属部分のさびや腐食などが起こる場合もあります。
一方、乾燥環境では静電気が発生しやすく、スイッチの回路を損傷させる原因となります。
2.2.2 汚れに対する要件
埃は装置の安全な動作を妨げます。埃が装置の上に落ちると静電気を発生させ、金属製コ
ネクタや接続点の接続不良を起こす場合があります。この現象は室内の相対湿度が低いと
きにより起こりやすく、スイッチの耐用年数を縮めるだけでなく、通信障害をも引き起こ
します。
装置を設定している室内の埃の含有量および粒子の直径に関する要件を表 2-1に示します。
表 2-1 室内の埃の含有量に関する仕様
最大密度 (粒子数/m3)
該当物質
埃の粒子
3 x 104 以下(3日経過した机の上の見えない埃)
メモ:埃の粒子は5µm以上
埃の要件のほかに、室内の塩、酸および硫化物の空気中の含有量に関しても厳しい要件が
設定されています。こうした有毒なガス類は、部品の金属腐食や老朽化を早めます。室内
は、SO2、H2S、NH3、および Cl2 などの有毒ガスから保護する必要があります。それぞれ
の限界値を表 2-2に示します。
2-4
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
2 章 設置前の準備
表 2-2 室内の有毒ガス含有量の限界値
最大濃度 (mg/m3)
ガスの種類
SO2
0.2
H2 S
0.006
NH3
0.05
Cl2
0.01
2.2.3 干渉防止のための要件
スイッチは、容量結合、誘導結合によるクロストークの影響、および共通インピーダンス、
電磁干渉(EMI)といったシステム外部のノイズ源からの影響を受けます。そのため、以下
の点を考慮して下さい。

電源系統がスイッチに及ぼす干渉を軽減するための有効な対策を講じてください。

電力設備の接地設備や雷保護設備の近くでスイッチを使用しないでください。

DC 電源を使用する場合は、PE(protection earth)がある単相の 3 ワイヤの電源ソケッ
トを使用して、送電線からの干渉をフィルタしてください。

スイッチを無線発生器、レーダー発生器および高電流で動作している高周波装置から
離してください。

必要に応じて電磁シールドケーブルなどを使って電磁気を遮蔽してください。

落雷等による過電圧や過電流で装置が損傷することを避けるため、インタフェースケ
ーブルは室内に設置してください。ケーブルを戸外で使用する場合、適切な避雷器を
選択してください。
2.2.4 レーザに対する安全性
QX-S3800 シリーズは Class-1 レーザ装置です。
光インタフェースモジュールの動作中は、開口端をのぞき込んではいけません。光ファイ
バを通っているレーザは小さな光のビームを形成しており、このビームは非常に高い電力
密度を持ち人間の目には見えませんが、光のビームが目に入ると網膜がやけどする可能性
があるため、運用中の光インタフェースを覗き込まないでください。
警告:
レーザが目に入ると、目が損傷を受ける可能性があるので注意してください。
2-5
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
2 章 設置前の準備
2.2.5 冷却要件
図 2-2で示すように、放熱のために冷却ファンが空気を送り、冷却します。
(1) 吸気
(2) 排気
図 2-2 Air Flow
適正な放熱のため、気流に従って設置場所を設計し、以下の要件を満たす必要があります。

吸排気口の周りに少なくとも 10cm の間隔を残してください。

冷気がスイッチに取り込まれるように空気調節条件を決定するとき、設置場所の放熱
を考慮してください。

ラック下部の装置で発生する熱気が、ラック上部の装置吸気口で吸い込まれないこと
を確認してください。

装置設置場所は装置の使用環境温度を守ってください。
2.3 取り付け工具

マイナスドライバ

プラスドライバ

ラジオペンチ

ニッパー

マーキングペン

静電気防止リストストラップ

ドライヤー
 メモ:
取り付け工具は QX-S3800 シリーズのアクセサリに含まません。必要な取り付け工具を確
認し別途ご用意ください。
2-6
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
目次
目次
3 章 スイッチの設置 ........................................................................................................................ 3-1
3.1 設置の流れ ......................................................................................................................... 3-1
3.2 19 インチラックへのスイッチの設置 ................................................................................ 3-2
3.2.1 フランジ .................................................................................................................. 3-2
3.2.2 フランジの設置 ....................................................................................................... 3-2
3.2.3 ラックへの取り付け ................................................................................................ 3-3
3.3 作業台へのスイッチの設置 ................................................................................................ 3-4
3.4 スイッチの接地 .................................................................................................................. 3-5
3.4.1 接地線 ...................................................................................................................... 3-5
3.4.2 接地線の接続 ........................................................................................................... 3-6
3.5 電源ケーブルの接続........................................................................................................... 3-6
3.5.1 AC 電源ソケット(推奨) ...................................................................................... 3-6
3.5.2 AC 電源ケーブルの接続 .......................................................................................... 3-7
3.5.3 DC 電源ケーブルの接続 .......................................................................................... 3-8
3.5.4 DC 電源ケーブルの作成 ........................................................................................ 3-10
3.6 スイッチの設置確認......................................................................................................... 3-12
i
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
3章 スイッチの設置
警告:
装置のネジの上に貼られている warranty ラベル(不正開封防止シール)を剥がさないでくだ
さい。剥がした場合、保証対象外となります。剥がした場合に発生した事故等については、
一切の責任を負いません。
3.1 設置の流れ
作業開始
特定の位置に
スイッチを
設置します。
スイッチの接地
電源ケーブルを接続
設置の確認
電源投入
障害調査
動作は正常ですか
No
電源を切る
Yes
作業終了
図 3-1 スイッチ設置の流れ
3-1
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
3.2 19インチラックへのスイッチの設置
QX-S3800 シリーズの 19 インチラックへのスイッチの設置手順を図 3-2に示します。
図 3-2 19 インチラックへのスイッチ設置の流れ
3.2.1 フランジ
QX-S3800 シリーズには、取り付け金具(フロント用)が標準添付されています。
1
2
L2
L1
(1) ラック取り付けネジ穴 (M6ネジ)
(2) スイッチ取り付けネジ穴
図 3-3 取り付け金具(フロント用)
3.2.2 フランジの設置
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチには、前面設置用と背面設置用のフランジ取り付
け位置があります。設置要件に応じて前面設置、背面設置を選択してください。
I. 設置手順
1)
静電気防止用リストストラップを皮膚によく接触させて着用し、接地してください。
(静電気防止用リストストラップの着用方法については、“2.1.3 静電気放電(ESD)によ
る損傷の防止”を参照してください。)
2)
スイッチの筐体に取り付けるために取り付け金具(フロント用)と M4 ネジを取り出し
ます。
3-2
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3)
3 章 スイッチの設置
図 3-4、図 3-5のように、筐体の取り付け位置のネジ穴と、取り付け金具(フロント用)
のスイッチ取り付けネジ穴を合わせ、M6 ネジを使用して取り付けます。
図 3-4 取り付け金具(フロント用)の設置(前面設置)
図 3-5 取り付け金具(フロント用)の設置(背面設置)
4)
手順 3)を繰り返し、もう一方の取り付け金具(フロント用)を筐体に取り付けます。
3.2.3 ラックへの取り付け
この作業は二人以上で行ってください。
1)
静電気防止用リストストラップを皮膚によく接触させて着用し、接地してください。
(静電気防止用リストストラップの着用方法については、“2.1.3 静電気放電(ESD)によ
る損傷の防止”を参照してください。)
2)
取り付け金具(フロント用)がスイッチの両側に安全に取り付けられていることを確
認してください。
3)
ラックの接地と安定性を確認してください。
4)
ラックの支柱の取り付け穴にケージナット(ユーザにて用意)を装着します。
5)
スイッチを設置する場所を決定し、スイッチ下部を支え、適切な位置までスイッチを
移動してください。
6)
スイッチが水平であることを確認し、図 3-6、図 3-7に示すように、ラックの両側で
取り付け金具(フロント用)をラック前面の支柱にネジを使って固定してください。
3-3
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
図 3-6 スイッチのラックへの取り付け(前面設置)
図 3-7 スイッチのラックへの取り付け(背面設置)
7)
各スロット上の棚および取り付け金具により、スイッチがラック内でしっかり固定さ
れていることを確認してください。
3.3 作業台へのスイッチの設置
重要:

十分な換気と放熱のために、スイッチの周囲に 10 センチほどのスペースをとってくだ
さい。

スイッチの上に重い物を置かないでください。
3-4
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
19 インチ標準ラックが入手できない場合、清潔な作業台の上にスイッチを設置すること
も可能です。
1)
作業台が頑丈で、正しく接地されていることを確認します。
2)
スイッチを慎重に裏返し、乾いた布でスイッチ底面にある丸い穴を清掃してください。
3)
ゴム足をスイッチ底面の 4 つの丸い穴に取り付けてください。
4)
スイッチを裏返し、スイッチ天板が上部になるよう作業台の上にスイッチを設置して
ください。
3.4 スイッチの接地
警告:
スイッチの落雷保護と干渉防止を保証するために、接地線を適切に接続してください。
QX-S3800 シリーズの電源入力端はノイズフィルタを有しており、接地線は筐体に接続さ
れ、いわゆる筐体接地(保護接地とも呼ばれる)を形成しています。誘導電力および漏洩
電力が地面に放出されスイッチの性能が向上し電磁干渉に耐えられるよう、正しく接地す
る必要があります。
3.4.1 接地線
QX-S3800 シリーズは黄色と緑色2色の接地線(アースケーブル)を添付しています。
図 3-8
で示すように、接地線の一端は丸型端子となっており、反対側は被覆が剥いてあり、はん
だ処理されています。
1
(1) 接地線の丸型端子
図 3-8 接地線
3-5
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
3.4.2 接地線の接続
警告:
設置場所の接地システムに接地線を接続してください。
接地ネジと地面を接地線で接続します。接地抵抗は A 種接地(10 オーム)、または D 種接
地(100 オーム)を満たす必要があります。スイッチを 19 インチ標準ラックに取り付けた場
合は、筐体を適切に接地します。
3.5 電源ケーブルの接続
警告:

スイッチの電源を入れる前に、接地線を正しく接続してください。

本装置に添付している AC 電源ケーブルは 100V 用です。使用する電源電圧を確認し、
使用してください。

火災や感電の原因となり、大変危険ですので、他の装置で使用しないでください。

本装置への電源供給は、本装置に添付している電源ケーブルをご利用ください。

AC 電源で起動している状態の装置に DC 電源のケーブル接続および給電を行わないで
下さい。また、DC 電源で起動している状態の装置に AC 電源のケーブル接続および給
電を行わないで下さい。

QX-PS800-T2 を用いた場合に限り、電源冗長をすることが可能です。
3.5.1 AC電源ソケット(推奨)
接地コネクタ付きの単層 3 線電源ソケット、またはコンピュータ用多機能電源ソケットを
推奨します。建物内の電源の接地は確実にされていなければなりません。通常、建物内の
電源系の接地は、建設配線時に地中に埋設されています。ユーザは建物の電源が接地され
ていることを確認する必要があります。
3-6
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
図 3-9 電源ソケット(推奨)
3.5.2 AC電源ケーブルの接続
QX-S3800 シリーズでは AC 電源ケーブル、AC 電源ケーブルをスイッチに固定するため
の電源ケーブル固定金具が添付されています。
I. AC 電源ケーブルの接続手順
1)
静電気防止用リストストラップを着用し、皮膚によく接触させ、正しく接地してくだ
さい。(“2.1.3 静電気放電(ESD)による損傷の防止”を参照してください。)
2)
電源ケーブル固定金具の両端を電源ソケット側の 2 つの穴に装着し、図 3-10で示す
ように、電源ケーブル固定金具を押し上げます。
図 3-10 AC 電源ケーブルの接続(1)
3)
図 3-11で示すように、スイッチと同梱の AC 電源ケーブルの一方の端をスイッチリ
アパネルの電源ソケットに接続し、電源ケーブル固定金具を下に押下げて AC 電源ケ
ーブルを固定してください。
2
1
図 3-11 AC 電源ケーブルの接続(2)
3-7
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
4)
電源ケーブルのもう一方の端を AC 電源ソケットに接続します。
5)
スイッチフロントパネルの電源 LED が点灯しているかどうか確認してください。点
灯している場合、AC 電源ケーブルが適切に接続されていることを示します。
 メモ:
AC 電源ケーブルを装置に接続するときは、ケーブル挿入後軽い抵抗を感じたら更に一押
しして奥まで挿入してください。
注意:
200V などの高電圧の環境で装置を使用する場合は、お客様側で別途 AC 電源ケーブルを
御用意ください。
項目
定格
コネクタ(装置側)
ケーブル
プラグ(コンセント側)
250V 10A以上
250V 10A以上
250V 10A以上
電気用品安全法取得品
電気用品安全法取得品
電気用品安全法取得品
3芯より合わせ
形状
コンセントの形状に合ったも
のを準備してください。
3.5.3 DC電源ケーブルの接続
 メモ:

QX-S3800TP シリーズ(QX-S3828TP、QX-S3852TP)のみ DC 電源をサポートしております。

DC コネクタは DC 電源をサポートする製品に同梱されておりますが、DC 電源ケーブル
は同梱されておりません。

DC 電源を使用する場合は、添付の DC コネクタを使用し、DC 電源ケーブルを作成して
ください。(“3.5.4 DC 電源ケーブルの作成”を参照してください。)

QX-PS800-T2 による電源冗長を行う場合も下記記載を参照してケーブルの接続を行って
ください。
I. DC 電源ケーブルの接続手順
1)
静電気防止用リストストラップを着用し、皮膚によく接触させ、正しく接地してくだ
3-8
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
さい。
2)
DC 電源ケーブルを準備し、ケーブルのスイッチ接続側のプラグの向きに注意して、
電源ソケットにプラグを挿入します。(図 3-12の(1)参照) 電源ソケットは、事故防止
のため、向きが間違っている場合、ソケットには刺さらない様なコネクタ形状になっ
ています。プラグがソケットに挿入できない場合、無理に押し込まないで、もう一度
確認してください。
3)
マイナスドライバでのプラグのネジを締め、電源ソケットにプラグを固定します。(図
3-12の(2)参照)
4)
電源ケーブルのもう一方の端にある 2 本のワイヤを、-48V DC 電源コンセントに接
続します。
注意:
誤接続防止のため、2 本のワイヤのプラス(+)とマイナス(-)のマークを確認してください。
2
1
図 3-12 DC 電源ケーブルの接続
5)
スイッチのフロントパネル上のシステムステータス LED (PWR)、および DC 電源
LED(RPS)が点灯していることを確認します。点灯している場合、電源が供給されて
いることを示します。
注意:
コネクタ接続時に無理な力がかかると破損の恐れがあります。
また、設置後は設置環境に関する注意事項を守って使用してください。
3-9
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
3.5.4 DC電源ケーブルの作成
 メモ:
DC 電源ケーブルは単線タイプを別途用意してください。
電源ケーブルは、「SJTW 12AWG」を使用いただくことを推奨します。
DC 電源コード作成方法手順を以下に示します。
装置に添付されている DC コネクタは以下の 2 パーツで構成されます。
また、パーツ B の方向には特に注意が必要です。図 3-14を参照しコネクタの向きを確認
した上で、接続ミスが無いよう作業を行ってください。
上から見た図
パーツ A
パーツ B
図 3-13 添付されている DC コネクタ
3-10
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
↑上側
↓下側
図 3-14 コネクタ用パーツ B
1)
図 3-15に示すように、別途用意した DC 電源ケーブルをパーツ A に通してください。
上から見た図
パーツ A
図 3-15 DC 電源ケーブルを通したパーツ A
2)
DC 電源ケーブルの端子をパーツ B に接続します。接続する際は、装置側のコネクタ
と対応するように接続を行ってください。接続後は端子が外れないよう、上部につい
ているネジで固定してください。
3-11
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
上から見た図
G
-48V
NULL
端子を接続後、マイナス
パーツ B
ドライバで固定します
図 3-16 パーツ B と DC 電源ケーブルの接続
3)
パーツ A とパーツ B を組み合わせ、ネジを締めて固定します。パーツ A にはケーブ
ルを固定する部分がついていますのでタイラップ(インシュロック)等で固定してく
ださい。
上から見た図
ケーブルを固定します
パーツ組み合わせ後、マイナス
ドライバで固定します
図 3-17 DC 電源ケーブル完成図
3.6 スイッチの設置確認
スイッチの設置後、以下の項目について確認してください

スイッチの周囲には放熱に十分な間隔があり、ラックまたは作業台が安定しているこ
3-12
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3 章 スイッチの設置
と。

接地されていること。

スイッチの電源仕様に電源供給システムが適合していること。

電源ケーブルが適切に接続されていること。

すべてのインタフェースケーブルが、屋内配線されていること。屋外配線する場合は、
雷等に対する対策が施されていること
3-13
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
目次
目次
4 章 起動と設定 ............................................................................................................................... 4-1
4.1 設定環境のセットアップ ................................................................................................... 4-1
4.2 コンソールケーブルの接続 ................................................................................................ 4-1
4.2.1 コンソールケーブル ................................................................................................ 4-1
4.2.2 接続手順 .................................................................................................................. 4-2
4.2.3 端末パラメータの設定 ............................................................................................ 4-2
4.3 スイッチの起動 .................................................................................................................. 4-6
4.3.1 スイッチの電源投入前の確認 ................................................................................. 4-6
4.3.2 スイッチへの電源投入 ............................................................................................ 4-6
4.3.3 起動モードの変更.................................................................................................. 4-10
i
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
4章 起動と設定
4.1 設定環境のセットアップ
設定環境をセットアップするために、図 4-1で示すように、コンソールケーブルを使って
設定端末(この場合 PC)に接続してください。
図 4-1 ローカル端末の設定環境のセットアップ
4.2 コンソールケーブルの接続
4.2.1 コンソールケーブル
図 4-2で示すように、コンソールケーブルは 8 芯のシールドケーブルです。ケーブルの一
端は、スイッチのコンソールポートに接続する圧着 RJ-45 コネクタとなっています。もう
一方の端には、設定端末接続用に DB-9 ピンコネクタ(メス型)が用意されています。
図 4-2 コンソールケーブル
4-1
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
4.2.2 接続手順
設定端末でスイッチを設定する際には、コンソールケーブルを以下のように接続してくだ
さい。
1)
コンソールケーブルの DB-9 ピンコネクタ(メス型)を、設定端末(この場合 PC)のシ
リアルポートに接続してください。
2)
コンソールケーブルの RJ-45 コネクタを、スイッチのコンソールポートに接続して
ください。
注意:

ケーブルを差し込む前にインタフェース識別を確認し、適切に接続してください。

PC および設定端末のシリアルポートはホットスワップに対応していません。PC とスイ
ッチを接続するときは、まず DB-9 ピンコネクタ(メス型)を PC および端末のシリアルポ
ートに接続します。次に、コンソールケーブルの RJ-45 コネクタをスイッチのコンソー
ルポートに接続します。PC とスイッチの接続を切る場合は、まずコンソールケーブル
の RJ-45 コネクタをスイッチのコンソールポートから抜き、次に DB-9 ピンコネクタ(メ
ス型)を PC および端末のシリアルポートから外してください。
4.2.3 端末パラメータの設定
スイッチにログインするため、設定端末(PC)を起動し、設定端末上の端末エミュレーショ
ンプログラムを実行してください。本ドキュメントでは、Windows XP の Hyper Terminal
のパラメータ設定を用います。
 メモ:
Windows 2003 Server オペレーティングシステムでは、最初にハイパーターミナルプログラ
ムを追加し、この文書で記述されるようにログインし、スイッチを管理します。
Windows2008Server、Windows7、Windows Vista、またはある他のオペレーティングシステムで
は、事前にサードパーティの端末エミュレーションプログラムを入手およびインストール
する必要があります。使用手順,設定手順等は使用されるプログラムのユーザズガイドや、
オンラインヘルプを参照してください。
4-2
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
ボーレートを 9600 に、データビットを 8 に、パリティチェックはなしに、ストップビッ
トは 1 に、フロー制御はなしに、そして端末エミュレーションは VT100 に設定してくだ
さい。
設定端末を以下のように設定してください。
1)
[スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>通信>ハイパーターミナル]をクリック
します。図 4-3で示すように、[接続の設定]ウィンドウが表示されます。
図 4-3 HyperTerminal の[接続の設定]ウィンドウ
2)
[接続の設定]ウィンドウの[名前(N)]に新しい接続の名前を入力し、<OK>をクリック
してください。図 4-4で示すように、[接続の設定]ウィンドウが表示されます。[接続
方法(N)]から使用するシリアルポートを選択してください。
図 4-4 HyperTerminal 接続で使用されるシリアルポートの設定
4-3
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3)
4 章 起動と設定
シリアルポートを選択した後、<OK>をクリックしてください。図 4-5に示すように
2)で選択したウィンドウが表示されます。[ビット/秒(B)](ボーレート)を 9600 に、
[データビット(D)]を 8 に、[パリティ(P)](パリティチェック)をなしに、[ストップ
ビット(S)]を 1 に、[フロー制御(F)]をなしに設定してください。
図 4-5 シリアルインタフェースのパラメータ設定
4)
シリアルポートのパラメータを設定して<OK>をクリックすると、システムは図 4-6
で示すようなインタフェースを表示します。
4-4
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
図 4-6 HyperTerminal ウィンドウ
5)
[ハイパーターミナル]ダイアログボックスで[プロパティ]を選択し図 4-7で示すよう
に、[プロパティ]ウィンドウを開いてください。[設定]タブをクリックし、エミュレ
ーション端末として[エミュレーション(E)]で VT100 を選択してください。設定が終
了したら、<OK>をクリックしてください。
図 4-7 [プロパティ]ウィンドウ
4-5
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
4.3 スイッチの起動
4.3.1 スイッチの電源投入前の確認
1)
電源投入前に、以下のことを確認してください。

電源コードおよび接地線が正しく接続されている。

入力電圧がスイッチの要求する電圧と合っている。

コンソールケーブルが正しく接続されている。また、設定用の PC あるいは端末が起
動されており、パラメータの設定が完了している。
2)
確認後、スイッチの電源を投入してください。
4.3.2 スイッチへの電源投入
電源投入後、コンソール端末に以下の情報が表示されます。
Starting......
************************************************************************
*
*
*
BOOTROM, Version 120
*
*
*
************************************************************************
Copyright (c) 2004-2012 NEC Corporation. All rights reserved
Creation Date
: May
2 2012, 10:41:16
CPU Clock Speed
: 400MHz
Memory Size
: 256MB
Flash Size
: 128MB
CPLD Version
: 001
PCB Version
: Ver.A
Mac Address
: 3822d6bebb1c
Press Ctrl-B to enter Extended Boot menu...0
最後の行はブートメニューへの遷移についての確認です。
ブートメニューに入る場合、1 秒以内に<Ctrl + B>キーを押してください。押さない場合、
システムは自動的に起動します。
4-6
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
 メモ:
システムには、通常(フル)モードと高速モードの 2 つの起動モードがあります。デフォル
トでは、高速モードになっており、ブートメニューへの遷移についての確認待ち時間は 1
秒です。起動モードを通常(フル)モードに変更すると、待ち時間は 5 秒に変わります。起
動モードの変更方法については、次の4.3.3 起動モードの変更セクションを参照してくだ
さい。
I. ブートメニューに入る場合
1 秒以内に<Ctrl + B>を押下すると下記のように表示されます。
Please input BootRom password:
ブート ROM パスワードを入力し、<Enter>を押下してください。正しいブート ROM パス
ワードを入力後、システムはブートメニューに入ります。(デフォルトでは、スイッチに
ブート ROM パスワードは設定されておりません。何も入力せずに<Enter>を押下するの
みで入ることが可能です。
)
BOOT MENU
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
3. Display all files in flash
4. Delete file from flash
5. Modify BootRom password
6. Enter BootRom upgrade menu
7. Skip current system configuration
8. Set BootRom password recovery
9. Set switch startup mode
0. Reboot
Enter your choice(0-9):
表 4-1 ブートメニューオプション
メニュー
1. Download application file to flash
説明
ソフトウェアパッケージをフラッシュメモリにダウンロー
ド
4-7
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
メニュー
説明
2. Select application file to boot
ブート用ソフトウェアパッケージファイルを選択
3. Display all files in flash
フラッシュメモリ内のすべてのファイルを表示
4. Delete file from flash
フラッシュメモリからファイルを削除
5. Modify BootRom password
ブートROMパスワードの変更
6. Enter BootRom upgrade menu
ブートROMアップデートメニューへのアクセス
工場出荷時のデフォルト設定でスイッチを起動。これは1回
7. Skip current system configuration
限りの操作で、次のリブート時には有効になりません。コン
ソールのログインパスワードを忘れたときに、このオプショ
ンを使用します。
ブートROMのパスワードリカバリ機能を有効または無効に
8. Set BootRom password recovery
します。デフォルトでは、ブートROMリカバリが有効になっ
ています。システムのセキュリティを守るためにこの機能を
無効にすることができます。
9. Set switch startup mode
0. Reboot
通常(フル)モードまたは高速モードのスイッチの起動モー
ドを設定
スイッチを再起動
II. ブートメニューに入らずに起動する場合
1 秒間何も操作をしなかった場合、または<Ctrl + B>以外のキーを押下した場合、命令待
ちのタイムプロンプトが 0 になると、システムは自動起動状態に遷移し、以下の情報が表
示されます。
Starting to get the main application file--flash:/qx-s3800-v513.bin!...........
.............................................................................
.............................................................................
The main application file is self-decompressing................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
4-8
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
........................Done!
System is starting...
Board checking.......................LSJ252TPA
SDRAM fast selftest........................OK!
Flash fast selftest........................OK!
CPLD selftest..............................OK!
Switch chip selftest.......................OK!
PHY selftest...............................OK!
Please check leds....................FINISHED!
Startup configuration file does not exist.
It will take a long time to get configuration file, please wait...
Press CTRL_C to break
Retrieving configuration file failed!
User interface aux0 is available.
Press ENTER to get started.
4-9
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
[Press ENTER to get started.]が現れると、スイッチの自動起動が完了します。
<Enter>を押下してください。以下のプロンプトが表示されます:
<QX>
ここで User-View に入れます。
4.3.3 起動モードの変更
システムには、通常(フル)モードと高速モードの 2 つの起動モードがあります。通常(フル)
モードは、高速モードより少し長い時間を起動に要します。
デフォルトでは、システムは高速モードで起動し、ブートメニューに遷移する待ち時間は
1 秒です。起動モードを通常(フル)モードに変更すると、待ち時間は 5 秒に変わります。
以下のブートメニューから、起動モードを通常(フル)モードへ変更します。
1)
電源投入後、ブートメニューへ遷移します。
BOOT MENU
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
3. Display all files in flash
4. Delete file from flash
5. Modify BootRom password
6. Enter BootRom upgrade menu
7. Skip current system configuration
8. Set BootRom password recovery
9. Set switch startup mode
0. Reboot
Enter your choice(0-9):
2)
9 を入力すると、システムは起動モードを変更する確認メッセージを表示します。
The current mode is fast startup mode!
Are you sure you want to change it to full startup mode? Yes or No (Y/N):
3)
Y を入力すると、システムは以下のメッセージを表示しブートメニューへ戻ります。
Setting...Done!
BOOT MENU
4-10
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
3. Display all files in flash
4. Delete file from flash
5. Modify BootRom password
6. Enter BootRom upgrade menu
7. Skip current system configuration
8. Set BootRom password recovery
9. Set switch startup mode
0. Reboot
Enter your choice(0-9):
4)
0 を入力すると、システムは通常(フル)モードで再起動し、以下の情報を表示します。
Starting......
************************************************************************
*
*
*
BOOTROM, Version 120
*
*
*
************************************************************************
Copyright (c) 2004-2012 NEC Corporation. All rights reserved
Creation Date
: May
2 2012, 10:41:16
CPU Clock Speed
: 400MHz
Memory Size
: 256MB
Flash Size
: 128MB
CPLD Version
: 001
PCB Version
: Ver.A
Mac Address
: 3822d6bebb1c
Press Ctrl-B to enter Extended Boot menu... 5
5)
通常(フル)起動モードでは、待ち時間は 5 秒間です。
5 秒以内に<Ctrl + B >押下すると、ブートメニューに遷移します。何も操作をしなかった
場合、または<Ctrl + B >以外のキーを押下した場合、システムは自動起動状態に遷移し、
以下の情報が表示されます。
Starting to get the main application file--flash:/qx-s3800-v513.bin!...........
4-11
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
.............................................................................
.............................................................................
The main application file is self-decompressing................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
.............................................................................
........................Done!
System is starting...
Board checking.......................LSJ252TPA
SDRAM fast selftest........................OK!
Flash fast selftest........................OK!
CPLD selftest..............................OK!
Switch chip selftest.......................OK!
PHY selftest...............................OK!
Please check leds....................FINISHED!
4-12
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4 章 起動と設定
Startup configuration file does not exist.
It will take a long time to get configuration file, please wait...
Press CTRL_C to break
Retrieving configuration file failed!
User interface aux0 is available.
Press ENTER to get started.
[Press ENTER to get started.]が表示されると、スイッチの自動起動が完了します。
<Enter>を押下してください。以下のプロンプトが表示されます:
<QX>
ここで User-View に入れます。
 メモ:
QX-S3800 シリーズは、各種コマンドモードを提供しています。設定コマンドおよびコマン
ドラインインタフェースに関する説明は、『QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチオペレー
ションマニュアル』および『QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチコマンドマニュアル』を
参照してください。
4-13
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
目次
目次
5 章 スイッチのネットワーク接続 .................................................................................................. 5-1
5.1 ツイストペアケーブルでのネットワーク接続 ................................................................... 5-1
5.1.1 ツイストペアケーブル ............................................................................................ 5-1
5.1.2 ツイストペアケーブルでの接続 .............................................................................. 5-6
5.2 光ファイバケーブルでのネットワーク接続 ...................................................................... 5-6
5.2.1 SFP モジュールの設置 ............................................................................................ 5-6
5.2.2 光ファイバコネクタを SFP モジュールと接続....................................................... 5-7
i
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
5 章 スイッチのネットワーク接続
5章 スイッチのネットワーク接続
 メモ:

ネットワーク接続の前に、スイッチへの基本的な設定をしておくことを推奨します。

スイッチのネットワーク接続後、スイッチとネットワークの相互運用性を確かめるた
めに ping または tracert コマンドなどが使用できます。詳細については、『QX-S3800 シ
リーズ Ethernet スイッチオペレーションマニュアル』および『QX-S3800 シリーズ Ethernet
スイッチコマンドマニュアル』を参照してください。

スイッチのネットワーク接続後、スイッチのポートステータス LED が点滅し、スイッ
チがコマンドに反応しなかった場合、スイッチはブロードキャストパケットを送信も
しくは受信している可能性があります。この場合に、スイッチのネットワーク接続を
絶ち、スイッチを再設定し、再びスイッチをネットワーク接続してください。
5.1 ツイストペアケーブルでのネットワーク接続
5.1.1 ツイストペアケーブル
ツイストペアのケーブルはよられた 4 組の絶縁された電線から成ります。それは主にアナ
ログ信号を送り、データをより短い距離の上に送信することにおいて有利です。最大の伝
送距離は 100m です。
I. RJ45 コネクタについて
ツイストペアケーブルは両端の RJ-45 コネクタを通してネットワーク機器を接続します。
図 5-1では RJ-45 コネクタを示します。
PIN #8
PIN #1
図 5-1 RJ-45 コネクタ
5-1
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
5 章 スイッチのネットワーク接続
II. ケーブルのピン配置
ケーブルのピン配置は、EIA / TIA のケーブル仕様で 568A と 568B の 2 つの規格が定義さ
れています。

568A 規格
ピン 1:白色と緑色、ピン 2:緑色、ピン 3:白色とオレンジ色、ピン 4:青色、ピン 5:
白色と青色、ピン 6:オレンジ色、ピン 7:白色と茶色、ピン 8:茶色

568B 規格
ピン 1:白色とオレンジ色、ピン 2:オレンジ色、ピン 3:白色と緑色、ピン 4:青色、
ピン 5:白色と青色、ピン 6:緑色、ピン 7:白色と茶色、ピン 8:茶色
III. ケーブルタイプ
1)
性能
イーサネットケーブルは性能によって、カテゴリー3、4、5、5e、6、7、と分類されます。
LAN の中で、カテゴリー5、カテゴリー5e、およびカテゴリー6 が一般的に使われます。
表 5-1 一般的に使用されるイーサネットケーブルの説明
ケーブルタイプ
説明
カテゴリー5
100MHzの帯域幅を持ち、100Mbpsの最高速度でデータ通信に適当です。
カテゴリー5e
100MHzの帯域幅を持ち、1000Mbpsの最高速度でデータ通信に適当です。
カテゴリー6
250MHzの帯域幅を持ち、1Gbpsより高いスピードでデータ通信に適当で
す。
2)
ピン配置
ツイストペアのケーブルはピン配置図によって、ストレートケーブル、クロスケーブルに
分類することができます。

ストレートケーブル:図 5-2で示すように両端のピン配置は、568B 規格に従います。
5-2
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
5 章 スイッチのネットワーク接続
1white/orange
orange
2
white/green
3
blue
4
5 white/blue
green
6
7 white/brown
8
brown
Straight-through cable
1 white/orange
orange
2
3 white/green
blue
4
5 white/blue
green
6
7 white/brown
8
brown
図 5-2 ストレートケーブル

クロスケーブル(10Base-T/100Base-TX):図 5-3で示すように一方の端のピン配置
は 568B 規格に従い、もう一方の端のピン配置は 568A 規格に従います。
1white/orange
orange
2
3 white/green
blue
4
5 white/blue
green
6
7 white/brown
8
brown
Crossover cable
1 white/green
green
2
3 white/orange
blue
4
5 white/blue
orange
6
7 white/brown
8
brown
図 5-3 クロスケーブル(10BASE-T/100BASE-TX)
 メモ:
図 5-3は、10Base-T/100 Base-TX の例です。
5-3
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
5 章 スイッチのネットワーク接続
図 5-4に 10Base-T/100Base-TX/1000Base-T のクロスケーブルを示します。一方の端のピ
ン配置は 568B 規格に従います。
図 5-4 クロスケーブル(10Base-T/100Base-TX/1000Base-T)
IV. ピン配列
RJ-45 イーサネットインタフェースは MDI(ルータと PC 用)または MDI-X(スイッチ用)の
どちらかです。RJ-45 イーサネットインタフェースのピン配列については、表 5-2と表 5-3
を参照してください。
表 5-2 RJ-45 MDI インタフェースのピン配列
10Base-T/100Base-TX
1000Base-T
ピン
信号
機能
信号
機能
1
Tx+
データ送信
BIDA+
双方向データ線 A+
2
Tx-
データ送信
BIDA-
双方向データ線 A-
3
Rx+
データ受信
BIDB+
双方向データ線 B+
4
予備
—
BIDC+
双方向データ線 C+
5
予備
—
BIDC-
双方向データ線 C-
6
Rx-
データ受信
BIDB-
双方向データ線 B-
5-4
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
5 章 スイッチのネットワーク接続
10Base-T/100Base-TX
1000Base-T
ピン
信号
機能
信号
機能
7
予備
—
BIDD+
双方向データ線 D+
8
予備
—
BIDD-
双方向データ線 D-
表 5-3 RJ-45 MDI-X インタフェースのピン配列
10Base-T/100Base-TX
1000Base-T
ピン
信号
機能
信号
機能
1
Rx+
データ受信
BIDB+
双方向データ線 B+
2
Rx-
データ受信
BIDB-
双方向データ線 B-
3
Tx+
データ送信
BIDA+
双方向データ線 A+
4
予備
—
BIDD+
双方向データ線 D+
5
予備
—
BIDD-
双方向データ線 D-
6
Tx-
データ送信
BIDA-
双方向データ線 A-
7
予備
—
BIDC+
双方向データ線 C+
8
予備
—
BIDC-
双方向データ線 C-
正常な通信を確立するために、データを送信するポートのピンは、対向ポートでデータを
受信するためにピンと一致する必要があります。双方の機器上のポートが両方とも MDI
もしくは MDI-X である場合、クロスケーブルが必要です。クロスケーブルは MDI/MDI-X
タイプが同じ機器を接続します。一方のポートが MDI、他方が MDI-X である場合、スト
レートケーブルが必要です。ストレートケーブルは MDI/MDI-X タイプが異なる機器を接
続します。
もし、オート MDI/MDI-X 機能が RJ-45 イーサネットインタフェースで有効な場合、自動
的にピンの役割を合わせます。
 メモ:
QX-S3800 シリーズの RJ-45 イーサネットインタフェースはオート MDI/MDI-X をサポートして
おります。デフォルトで、オート MDI/MDI-X 機能はポートで有効です。
5-5
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
5 章 スイッチのネットワーク接続
5.1.2 ツイストペアケーブルでの接続
QX-S3800 シリーズの 10/100-TX Ethernet ポート、1000BASE-T Ethernet コンボポート
は、RJ-45 コネクタを使用し、オート MDI/MDI-X をサポートします。スイッチのネット
ワーク接続には Category-5 以上のツイストペアケーブルを使用してください。
I. ツイストペアケーブルでのスイッチのネットワーク接続手順
1)
必要に応じて、ストレートまたはクロスのイーサネットケーブルを作成してください。
2)
ツイストペアケーブルの 1 端を、接続するスイッチの Ethernet RJ-45 ポートに接続
します。
3)
ツイストペアケーブルの他方の端を、接続機器の Ethernet RJ-45 ポートに接続して
ください。
4)
Ethernet RJ-45 ポートの LED が正常であるかどうかをチェックしてください。
5.2 光ファイバケーブルでのネットワーク接続
スイッチと対向機器にSFP
モジュールを設置してください。
光ファイバコネクタをSFP
モジュールと接続してください。
SFPポートを
有効にしてください。
図 5-5 光ファイバでのネットワーク接続の流れ
5.2.1 SFPモジュールの設置
 メモ:
このセクションは SFP モジュールの設置と操作のガイドラインを記述します。
I. SFP モジュールの設置手順
1)
静電気防止用リストストラップを着用し接地してください。
2)
SFP モジュールのラッチが固定されるまでモジュール上部へ持ち上げてください。
3)
SFP モジュールの両側を持ち、スロット内にモジュールを挿し込んでください。
4)
SFP モジュールが固定されるまで親指で押し込んでください。
5)
SFP モジュールのラッチが固定されていることを確認してください。
5-6
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
5 章 スイッチのネットワーク接続
警告:

SFP モジュールの防塵カバーを各モジュール設置前に取り除かないで下さい。

SFP モジュールを設置する際に、各モジュールに光ファイバケーブルが接続されてい
る場合、光ファイバケーブルを抜いてから各モジュールを設置してください。

SFP モジュールの接続端子に触れないでください。
5.2.2 光ファイバコネクタをSFPモジュールと接続
I. 光ファイバコネクタについて
光ファイバを接続する際は、コネクタとファイバの種類が光インタフェースのタイプと一
致していることを確認してください。
QX-S3800 シリーズの光インタフェースでは、図 5-6で示すような、LC ファイバコネクタ
を使用します。
図 5-6 LC コネクタ
II. ファイバの接続
1)
コネクタから防塵キャップを外して、ファイバの先端表面をきれいにしてください。
2)
SFP モジュールの防塵カバーを外し、図 5-7で示すように、ファイバコネクタの 1 端
のプラグをスイッチに設置された SFP モジュールの光ポートに接続し、コネクタの
もう一方の端を対向装置のモジュールに接続してください。
3)
光インタフェースの LED が正常であることを確認してください。LED が点灯しない
場合は、ファイバコネクタを接続する位置(RX/TX)が正しいか確認してください。
5-7
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
5 章 スイッチのネットワーク接続
LC コネクタ
SFP モジュール
(1) (2)
(1) 送信側(TX)
(2) 受信側(RX)
図 5-7 LC 光ファイバコネクタと SFP モジュールの接続
注意:

コネクタが接続されていない場合、光インタフェースのカバーを閉じてください。

光インタフェースにファイバコネクタが接続されていない場合、あるいは防塵カバー
が開いている場合は、光インタフェースを直接のぞかないでください。

レーザに関する注意事項として 2.2.4 レーザに対する安全性を参照してください。

SFP モジュールには、データの送受信方向が記されています。モジュールによっては、
送信側が「TX」、受信側が「RX」で記されているものや、送受信方向が記号(例:▲、
↑など)で記されている場合があります。これらを確認の上、ファイバコネクタを適切
に接続してください。
 メモ:
各 SFP ポートはコンボポートに属します。詳細については、『QX-S3800 シリーズ Ethernet
スイッチオペレーションマニュアル』および『QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチコマン
ドマニュアル』を参照してください。
5-8
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
目次
目次
6 章 ソフトウェアのアップグレード............................................................................................... 6-1
6.1 概要 .................................................................................................................................... 6-1
6.2 アップグレード方法........................................................................................................... 6-1
6.3 ブートメニューからのアップグレード.............................................................................. 6-2
6.3.1 ブートメニュー ....................................................................................................... 6-2
6.3.2 TFTP によるソフトウェアのアップグレード ......................................................... 6-9
6.3.3 FTP によるソフトウェアのアップグレード ......................................................... 6-12
6.3.4 XMODEM によるソフトウェアのアップグレード ................................................ 6-16
6.4 コマンドラインからのアップグレード............................................................................ 6-20
6.4.1 FTP によるソフトウェアのアップグレード ......................................................... 6-20
6.4.2 TFTP によるソフトウェアのアップグレード ....................................................... 6-21
i
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
6章 ソフトウェアのアップグレード
注意:

アップグレード中に決して電源を落とさないように注意してください。

ソフトウェアバージョンによってコマンドが異なる場合があります。ソフトウェアの
変更を行う際には、使用しているコンフィグをユーザ端末などに保存してからソフト
ウェアの変更を行うようにしてください。
6.1 概要
QX-S3800 シリーズのソフトウェアパッケージには、ソフトウェアとブート ROM が含ま
れており、拡張子が.bin のファイルで提供されます。ソフトウェアのアップグレードは、
以下のように、ソフトウェアとブート ROM の両方をアップグレードします。

ソフトウェアのアップグレードは、ソフトウェアパッケージをスイッチのフラッシュ
にダウンロードし、ソフトウェアの属性(メイン、バックアップ、なし)を設定します。

ブート ROM のアップグレードは、ソフトウェアパッケージに含まれるブート ROM
を使用してアップグレードします。
6.2 アップグレード方法
ブートメニューまたはコマンドライン(CLI)から、スイッチのソフトウェアをアップグレ
ードすることができます。
表 6-1 アップグレード方法
アプローチ
方法
Ethernetポート経由でのTFTPによるソフトウェアのアップグレード
ブートメニューからの
Ethernetポート経由でのFTPによるソフトウェアのアップグレード
アップグレード
コンソールポート経由でのXMODEM によるソフトウェアのアップグレ
ード
コマンドラインからの
FTPによるソフトウェアのアップグレード
アップグレード
TFTPによるソフトウェアのアップグレード
6-1
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
 メモ:

フラッシュメモリの空き容量を確認してから、アップグレードファイルのダウンロー
ドを行ってください。

QX-S3800 シリーズのブート ROM には Basic セクションと Extended セクションがあります。
ブート ROM をアップグレードするときは、両方アップグレードしてください。

ブート ROM は、ソフトウェアをアップグレードすると自動的にアップグレードされま
す。ブート ROM を個別にアップグレードする必要はありません。
6.3 ブートメニューからのアップグレード
ブートメニューからソフトウェアのアップグレードを行うために、ユーザ端末とスイッチ
をコンソールケーブルで接続してください。
6.3.1 ブートメニュー
I. Version 5.2.5 を含む以降のソフトウェア
スイッチの電源投入後、まずブート ROM プログラム(自己診断)が実行されます。その際
に CLI に以下の情報が表示されます。
Starting......
Press Ctrl+D to access BASIC BOOT MENU
以下のショートカットキーを押下することでブート ROM メニューに入ります。
表 6-2 ショートカットキー
ショートカットキー
プロンプト表示
機能
備考
メッセージが 出現した
後、4秒以内にショート
カットキーを押します。
Ctrl+D
Press Ctrl+D to access
BASIC BOOT MENU
ベーシックブート
ROMメニューへのア
クセス
こ の メ ニ ュ ー で は
XMODEMを用いたブート
ROMアップグレードか、
拡 張 ブ ー ト ROM メ ニ ュ
ーにアクセスできます。
6-2
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
ショートカットキー
プロンプト表示
機能
備考
メッセージが 出現した
後、1秒もしくは5秒以内
にショートカ ットキー
Ctrl+B
を押します。
Press Ctrl-B to enter
拡張ブートROMメニ
Extended Boot menu...
ューにアクセス
このメニュー からシス
テムソフトウ ェアとブ
ー ト ROM の ア ッ プ グ レ
ード、及び管理ができま
す。
1)
ベーシックブート ROM メニューへのアクセス
"Press Ctrl+D to access BASIC BOOT MENU"が表示されてから<Ctrl + D>を押下します。
************************************************************************
*
*
*
BASIC BOOTROM, Version 125
*
*
*
************************************************************************
BASIC BOOT MENU
1. Update full BootRom
2. Update extended BootRom
3. Update basic BootRom
4. Boot extended BootRom
0. Reboot
Ctrl+U: Access BASIC-ASSISTANT MENU
Enter your choice(0-4):
表 6-3 ベーシックブート ROM メニューの説明
項目
1. Update full BootRom
2. Update extended BootRom
説明
ブートROM全体をアップデートします。ただし、XMODEM
を使う必要があります。
拡張ブートROMをアップデートします。ただし、XMODEM
を使う必要があります。
6-3
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
項目
説明
ベーシックブートROMをアップデートします。ただし、
3. Update basic BootRom
XMODEMを使う必要があります。
拡張ブートROMを起動します。詳細については、拡張ブ
4. Boot extended BootRom
ートROMメニューを参照ください。
0. Reboot
スイッチを再起動します。
Ctrl+U: Access BASIC-ASSISTANT MENU
Ctrl + Uを押下することで、BASIC-ASSISTANTメニューにア
クセスします。
表 6-4 BASIC-ASSISTANT メニューの説明
項目
説明
1. RAM Test
RAMセルフテストを実行します。
2. Reserved
予備のオプションフィールド
3. Reserved
予備のオプションフィールド
0. Return to boot menu
ベーシックブートメニューに戻ります。
2)
拡張ブート ROM メニューへのアクセス
"Press Ctrl-B to enter Extended Boot menu..."が表示されてから 1 秒 (fast startup mode) も
しくは 5 秒 (full startup mode) 以内に <Ctrl + B> を押下します。
Press Ctrl-B to enter Extended Boot menu...0
BootRom password: Not required. Please press Enter to continue.
Version 5.2.5 を含む以降のソフトウェの場合、ブート ROM パスワードは削除したので、
“BootRom password:”の入力は必要ありません。<Enter>を押下することで拡張ブート
ROM メニューにアクセスできます。
「Password recovery capability is enabled.」もしくは、「Password recovery capability is
disabled.」メッセージを表示後、拡張ブート ROM メニューが現れます。いくつかのメニ
ューには、パスワードリカバリ機能の設定状態に応じてアクセスの可/不可が決まります。
Password recovery capability is enabled.
BOOT MENU
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
3. Display all files in flash
4. Delete file from flash
6-4
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
5. Restore to factory default configuration
6. Enter BootRom upgrade menu
7. Skip current system configuration
8. Reserved
9. Set switch startup mode
0. Reboot
Ctrl+F: Format File System
Ctrl+P: Skip Super Password
Ctrl+R: Download application to SDRAM and Run
Ctrl+Z: Access EXTEND-ASSISTANT MENU
Enter your choice(0-9):
表 6-5 拡張ブート ROM メニューの説明
項目
説明
フラッシュにソフトウェアパッケージファイル(.bin)をダ
ウンロードします。
パスワードリカバリ機能が有効なら、どのバージョンで
1. Download application file to flash
も変更することができます。
パスワードリカバリ機能を無効にすると、Version 5.3.9を
含む以降へのアップグレード以外、変更することができ
なくなります。
起動に使用するアプリケーションファイルを指定しま
す。
2. Select application file to boot
パスワードリカバリ機能が有効なら、どのバージョンで
も変更することができます。
パスワードリカバリ機能を無効にすると、V5.3.9以降への
アップグレード以外、変更することができなくなります。
3. Display all files in flash
フラッシュ内の全ファイルを表示します。
4. Delete file from flash
フラッシュ内のファイルを削除します。
スタートアップコンフィギュレーションファイルを削除
5. Restore to factory default configuration
し、工場出荷時状態にします。
パスワードリカバリ機能が無効な場合のみ実行可能で
す。
6-5
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
項目
説明
ブートROMアップグレードメニューへ入ります。
パスワードリカバリ機能が有効なら、どのバージョンで
も変更することができます。
6. Enter BootRom upgrade menu
パスワードリカバリ機能を無効にすると、Version 5.3.9を
含む以降へのアップグレード以外、変更することができ
なくなります。
コンフィグファイルを読み込まずに起動します。
(この設定は1回の起動に対して有効です。)
7. Skip current system configuration
パスワードリカバリ機能が有効な場合のみ実行可能で
す。
8. Reserved
予備のオプションフィールドです。
9. Set switch startup mode
スイッチの起動モードを変更します。
0. Reboot
スイッチを再起動します。
Ctrl+F: Format File System
フラッシュをフォーマットします。
スーパーパスワードコマンドを無視した状態で起動しま
す。(この設定は1回の起動に対して有効です。)
Ctrl+P: Skip Super Password
パスワードリカバリ機能が有効な場合のみ実行可能で
す。
システムソフトウェアイメージをダウンロードし、スイ
Ctrl+R: Download application to SDRAM and Run
ッチを起動します。
パスワードリカバリ機能が有効な場合のみ実行可能で
す。
Ctrl+Z: Access EXTEND-ASSISTANT MENU
EXTEND-ASSISTANTメニューにアクセスします。
表 6-6 EXTEND-ASSISTANT メニューの説明
項目
説明
1. Display Memory
メモリー内のデータを表示します。
2. Search Memory
メモリー内の、指定したデータセグメントを検索します。
0. Return to boot menu
拡張ブートROMメニューに戻ります。
II. Version 5.1.4 を含む以前のソフトウェア
スイッチの電源投入後、まずブート ROM プログラム(自己診断)が実行されます。その際
にユーザ端末に以下の情報が表示されます。
Starting......
************************************************************************
6-6
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
*
*
*
BOOTROM, Version 120
*
*
*
************************************************************************
Copyright (c) 2004-2012 NEC Corporation. All rights reserved
Creation Date
: May
2 2012, 10:41:16
CPU Clock Speed
: 400MHz
Memory Size
: 256MB
Flash Size
: 128MB
CPLD Version
: 001
PCB Version
: Ver.A
Mac Address
: 3822d6bebb1c
Press Ctrl-B to enter Extended Boot menu...
最後の行はブートメニューに遷移するかの確認です。
ブートメニューに入る場合、1 秒以内に<Ctrl + B>キーを押してください。
 メモ:
「 Press Ctrl-B to enter Extended Boot menu...」のメッセージが表示されてから 1 秒以内に<Ctrl+B>
を押下しない場合、システムはプログラムを解凍し始めます。この時点でブートメニュー
に入るためには、スイッチを再起動する必要があります。
1 秒以内に<Ctrl + B>キーを押した場合、以下のように表示されます。
Please input BootRom password:
ブート ROM パスワードを入力し、<Enter>を押下してください。正しいブート ROM パス
ワードを入力すると、ブートメニューへ入ります。デフォルトでは、スイッチにブート
ROM パスワードは設定されておりませんので、何も入力せずに<Enter>を押下するだけで
ブートメニューへ入ることができます。
BOOT MENU
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
6-7
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
3. Display all files in flash
4. Delete file from flash
5. Modify BootRom password
6. Enter BootRom upgrade menu
7. Skip current system configuration
8. Set BootRom password recovery
9. Set switch startup mode
0. Reboot
Enter your choice(0-9):
表 6-7 ブートメニューの説明
項目
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
説明
アプリケーションファイルをフラッシュへダウンロード
します。
起動に使用するアプリケーションファイルを指定しま
す。
3. Display all files in flash
フラッシュ内の全ファイルを表示します。
4. Delete file from flash
フラッシュ内のファイルを削除します。
5. Modify bootrom password
ブートROMパスワードを変更します。
6. Enter bootrom upgrade menu
ブートROMアップグレードメニューへ入ります。
7. Skip current configuration file
コンフィグファイルを読み込まずに起動します。
(この設定は1回の起動に対して有効です。)
8. Set bootrom password recovery
ブートROMパスワードを復元します。
9. Set switch startup mode
スイッチの起動モードを変更します。
0. Reboot
スイッチを再起動します。
注意:
スイッチを使用中、変更したブート ROM パスワードを忘れないようにしてください。
 メモ:
ブートメニューの「3. Display all files in flash」を選択すると、フラッシュに格納されているす
べてのファイル名が表示されます。先頭に(*)がついたファイルは、起動時に使用されるア
6-8
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
プリケーションソフトウェアとして選択されているファイルです。
6.3.2 TFTPによるソフトウェアのアップグレード
I. TFTP 概要
TFTP (Trivial File Transfer Protocol) 機能は、クライアントとサーバの間でファイル転送の
ために使用される TCP/IP プロトコルです。これは、低オーバーヘッドの複雑ではないフ
ァイル転送サービスを提供します。
II. ソフトウェアのアップグレード
TFTP を使用してイーサネットポートを介したソフトウェアのファイルをロードするため
には、以下の手順に従います。端末エミュレーションプログラムの設定詳細については、
4.1.3 端末パラメータの設定を参照してください。
表 6-8 TFTP 設定準備
作業内容
説明
必須項目
ネットワーク構成の構築
スイッチのイーサネットポートとTFTPサーバ、そしてコンソー
ルポートをユーザ端末と接続してください。
サーバ上でTFTPサーバプロ
必須項目
グラムを実行
スイッチの起動とダウンロー
ドプログラムメニュー表示
TFTPパラメータの設定
必須項目
端末エミュレーションプログラムにてスイッチにログインし、
ソフトウェアをダウンロードするための設定をしてください。
関連情報の入力
ファイルダウンロード
必須項目
ファイル属性の選択
必須項目
スイッチの再起動
必須項目
1)
ネットワーク構成の構築
アップグレードファイル(拡張子が.bin のファイル)が置かれている TFTP サーバと
QX-S3800 シリーズスイッチを、イーサネットポートを介して接続してください。(サー
バの IP アドレスは既知とします。)
6-9
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
図 6-1 TFTP を使用したネットワーク構成の構築例
 メモ:
ブートメニューからソフトウェアのアップグレードを行う場合、予めスイッチに IP ア

ドレスなどの設定をしておく必要はありません。
QX シリーズのスイッチには TFTP サーバ機能はサポートしていません。

2)
サーバ上で TFTP サーバプログラムを実行
アップグレードファイル(拡張子が.bin のファイル)が置かれている TFTP サーバで TFTP
サーバプログラムを実行し、アップグレードファイルのファイルパスを指定します。
3)
スイッチの起動とダウンロードプログラムメニュー表示
ユーザ端末で、端末エミュレーションプログラムを実行し、スイッチを起動してブートメ
ニューに入ります。
ブートメニューで、<1>を選択し、<Enter>を押下すると、以下のようなダウンロードプ
ログラムメニューが表示されます。
1. Set TFTP protocol parameters
2. Set FTP protocol parameters
3. Set XMODEM protocol parameters
0. Return to boot menu
Enter your choice(0-3):1
表 6-9 ダウンロードプログラムメニューの説明
項目
説明
1. Set TFTP protocol parameter
TFTPパラメータ設定
2. Set FTP protocol parameter
FTPパラメータ設定
3. Set XMODEM protocol parameter
XMODEMパラメータ設定
0. Return to boot menu
ブートROMメニューへ戻る
6-10
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
4)
6 章 ソフトウェアのアップグレード
TFTP パラメータの設定
ダウンロードプログラムメニューで、<1>の TFTP プロトコルによるソフトウェアのアッ
プグレードを選択し<Enter>を押下してください。以下のメッセージが表示され TFTP パ
ラメータの設定を開始します。
Load File Name
: update.bin
Server IP Address
:10.1.1.254
Local IP Address
:10.1.1.1
Gateway IP Address :0.0.0.0
表 6-10 TFTP パラメータの説明
項目
説明
Load File Name
ダウンロードされるファイルの名前(例update.bin)
Server IP Address
TFTPサーバのIPアドレス(例:10.1.1.254)
Local IP Address
スイッチのIPアドレス(例:10.1.1.1)
Gateway IP Address
ゲートウェイのIPアドレス(基本的には設定しません)
 メモ:

実際の要件に基づいて、ファイル名と IP アドレスを入力してください。

パラメータには前回入力した値が表示されます。表示されたパラメータに変更が無い
場合、新しいパラメータの指定をせずに<Enter>を押下することで、前回入力した値が
指定されます。

スイッチとサーバが同じネットワークセグメント上にある場合、ゲートウェイの IP ア
ドレスを指定する必要はありません。スイッチとサーバが同じネットワークセグメン
ト上にない場合、スイッチとサーバが通信できるように、ゲートウェイの IP アドレス
を指定してください。
5)
関連情報の入力
実際の要件に基づいて関連情報の入力を行い、<Enter>を押下してください。以下のメッ
セージが表示されます。
Are you sure to download file to flash? Yes or No (Y/N):
6)
ファイルダウンロード
ファイルのダウンロード開始を確認するメッセージで、<Y>を入力するとプログラムのダ
ウンロードが開始されます。<N>を入力すると、システムはブートメニューに戻ります。
ここでは<Y>を入力した場合を例として説明します。ダウンロード完了後、フラッシュメ
6-11
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
モリへの書き込み動作が開始されます。この動作が終了すると、ユーザ端末にダウンロー
ドが完了したことを示す以下の情報が表示されます。
Loading.........................................................Done!
Writing flash...................................................Done!
7)
ファイル属性の選択
フラッシュメモリへの書き込み完了後、ファイルの属性を選択します。ダウンロード完了
後はブートメニューへ戻ります。
Please input the file attribute (Main/Backup/None) m
Done!
8)
スイッチの再起動
ダウンロード完了後はブートメニューへ戻ります。ブートメニューで<0>を入力すること
でスイッチを再起動してください。
6.3.3 FTPによるソフトウェアのアップグレード
I. FTP の概要
FTP (File Transfer Protocol) は、TCP/IP ネットワークのサーバとクライアント間でファイ
ルを共有するためのアプリケーションレイヤ プロトコルです。スイッチは、システムブ
ートファイルと設定ファイルをダウンロードするために FTP サーバまたは FTP クライア
ントのどちらかとして機能します。以下の例では、スイッチは FTP クライアントとして
機能します。
II. ソフトウェアのアップグレード
FTP を使用して、イーサネットポートを介したソフトウェアのファイルをダウンロードす
るためには、以下の手順に従います。端末エミュレーションプログラムの設定詳細につい
ては、4.1.3 端末パラメータの設定を参照してください。
6-12
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
表 6-11 FTP 設定準備
作業内容
説明
必須項目
スイッチのイーサネットポートとFTPサーバ、そして
ネットワーク構成の構築
コンソールポートをユーザ端末と接続してくださ
い。
サーバ上のFTPサーバプログラムを実行
必須項目
スイッチの起動とダウンロードプログ
必須項目
ラムメニュー表示
端末エミュレーションプログラムにてスイッチにロ
FTPパラメータの設定
グインし、ソフトウェアをダウンロードするための
関連情報の入力
設定をしてください。
ファイルダウンロード
必須項目
ファイル属性の選択
必須項目
スイッチの再起動
必須項目
1)
ネットワーク構成の構築
アップグレード用のファイル(拡張子が.bin のファイル)が置かれている FTP サーバと
QX-S3800 シリーズスイッチを、イーサネットポートを介して接続してください。(サー
バの IP アドレスは既知とします。)
Switch
Console port
PC
FTP Client
Ethernet port
FTP Server
図 6-2 FTP を使用したネットワーク構成の構築例
 メモ:
ブートメニューからソフトウェアのアップグレードを行う場合、予めスイッチに IP アド
レスなどの設定をしておく必要はありません。
2)
サーバ上の FTP サーバプログラムを実行
アップグレード用のファイル(拡張子が.bin のファイル)が置かれている TFTP サーバで
FTP サーバプログラムを実行し、アップグレードファイルのファイルパスを指定します。
6-13
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
3)
6 章 ソフトウェアのアップグレード
スイッチの起動とダウンロードプログラムメニュー表示
ユーザ端末で、端末エミュレーションプログラムを実行し、スイッチを起動してブートメ
ニューに入ります。
ブートメニューで、<1>を選択し、<Enter>を押下すると、ダウンロードプログラムメニ
ューが表示されます。
1. Set TFTP protocol parameters
2. Set FTP protocol parameters
3. Set XMODEM protocol parameters
0. Return to boot menu
Enter your choice(0-3):
4)
FTP パラメータの設定
ダウンロードプログラムメニューで、<2>の FTP プロトコルによるソフトウェアのアップ
グレードを選択し<Enter>を押下してください。以下のメッセージが表示され FTP パラメ
ータの設定を開始します。
Load File Name
:
Server IP Address
:
Local IP Address
:
Gateway IP Address :
FTP User Name
:
FTP User Password
:
表 6-12 FTP パラメータの説明
項目
説明
Load File Name
ダウンロードされるファイルの名前(例update.bin)
Server IP Address
FTPサーバのIPアドレス(例:10.1.1.254)
Local IP Address
スイッチのIPアドレス(例:10.1.1.3)
Gateway IP Address
ゲートウェイのIPアドレス(基本的には設定しません)
FTP User Name
FTP User Password
FTPサーバにログインするためのユーザ名(FTPサーバ
のユーザ設定と一致する必要があります)
FTPサーバにログインするためのパスワード (FTPサ
ーバのパスワードと一致する必要があります)
6-14
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
 メモ:

実際の要件に基づいて、ファイル名と IP アドレスを入力してください。

パラメータには前回入力した値が表示されます。表示されたパラメータに変更が無い
場合、新しいパラメータの指定をせずに<Enter>を押下することで、前回入力した値が
指定されます。

スイッチとサーバが同じネットワークセグメント上にある場合、ゲートウェイの IP ア
ドレスを指定する必要はありません。スイッチとサーバが同じネットワークセグメン
ト上にない場合、スイッチとサーバが通信できるように、ゲートウェイの IP アドレス
を指定してください。
5)
関連情報の入力
実際の要件に基づいて関連情報の入力を行い、<Enter>を押下してください。以下のメッ
セージが表示されます。
Are you sure to download file to flash? Yes or No (Y/N):
6)
ファイルダウンロード
ファイルのダウンロード開始を確認するメッセージで、<Y>を入力するとプログラムのダ
ウンロードが開始されます。<N>を入力すると、システムはブートメニューに戻ります。
ここでは<Y>を入力した場合を例として説明します。ダウンロード完了後、フラッシュメ
モリへの書き込み動作が開始されます。この動作が終了すると、ユーザ端末にダウンロー
ドが完了したことを示す以下の情報が表示されます。
Loading.........................................................Done!
Writing flash...................................................Done!
7)
ファイル属性の選択
フラッシュメモリへの書き込み完了後、ファイルの属性を選択します。ダウンロード完了
後はブートメニューへ戻ります。
Please input the file attribute (Main/Backup/None) m
Done!
8)
スイッチの再起動
ダウンロード完了後はブートメニューへ戻ります。ブートメニューで<0>を入力すること
でスイッチを再起動してください。
6-15
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
6.3.4 XMODEM によるソフトウェアのアップグレード
I. XMODEM 概要
XMODEM はその単純さのために広く使われたファイル転送プロトコルです。XMODEM
は、128 バイトのデータパケットをサポートして、コンソールポートを通してファイルを
転送します。
 メモ:
XMODEM プロトコルによりソフトウェアをアップグレードする場合には、XMODEM プロト
コルに対応した端末エミュレーションプログラムを使用してください。
6.3.4 XMODEM によるソフトウェアのアップグレードでは、Windows XP の Hyper Terminal の操
作例について説明します。
II. ソフトウェアのアップグレード
XMODEM を使用して、コンソールポートを介したソフトウェアのファイルをロードする
ためには、以下の手順に従います。端末エミュレーションプログラムの設定詳細について
は、4.1.3 端末パラメータの設定を参照してください。
表 6-13 Xmodem 設定準備
作業内容
説明
必須項目
スイッチの起動とダウンロード
端末エミュレーションプログラムにてスイッチにログイン
プログラムメニュー表示
し、ソフトウェアをダウンロードするための設定をしてくだ
さい。
ダウンロード速度設定メニュー
必須項目
ダウンロード速度の設定
オプション設定項目
ダウンロード速度を変更した場合、スイッチのコンソールポ
ターミナルの上のシリアルポー
トの速度変更
ダウンロードするソフトウェア
ートの速度とシリアルポートのボーレートが一致するよう
に、ターミナルに設定してください。
必須項目
の選択
XMODEM ファイル送信ウィンド
ウ
6-16
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
作業内容
説明
プログラムのダウンロード
オプション設定項目
スイッチのコンソールポートのデフォルト速度とシリアル
通信速度設定
ポートのボーレートが一致するようにターミナルに設定し
てください。
スイッチの再起動
1)
必須項目
スイッチの起動とダウンロードプログラムメニュー表示
ブートメニューで<1>を選択してください。<Enter>を押下してください。ダウンロード
プログラムメニューが表示されます。
1. Set TFTP protocol parameters
2. Set FTP protocol parameters
3. Set XMODEM protocol parameters
0. Return to boot menu
Enter your choice(0-3): 3
2)
ダウンロード速度設定メニュー
ダウンロードプログラムメニューで<3>を選択してください。XMODEM プロトコルによ
るソフトウェアのアップグレードの実施を選択してください。<Enter>を押下してくださ
い。以下のようなメニューが表示されます。
Please select your download baudrate:
1.* 9600
2.
19200
3.
38400
4.
57600
5.
115200
0.
Return to boot menu
Enter your choice(0-5): 5
3)
ダウンロード速度の設定
実際の要件に基づいて、適切なダウンロード速度を選択してください。例えば、ダウンロ
ード速度として 115200bps を選択したい場合、<5>を入力します。次に<Enter>を押下し
てください。ユーザ端末に以下の情報が表示されます。
Download baudrate is 115200 bps
Please change the terminal's baudrate to 115200 bps and select XMODEM protocol
6-17
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
Press enter key when ready
4)
ターミナルの上のシリアルポートの速度変更
上記のプロンプトに従って、ボーレートがソフトウェアのダウンロード速度と同じになる
ように、ユーザ端末のボーレート設定を変更してください。<Enter>を押下し、ダウンロ
ードを開始してください。ユーザ端末に以下の情報が表示されます。
Are you sure to download file to flash? Yes or No (Y/N):Y
Now please start transfer file with XMODEM protocol
If you want to exit, Press <Ctrl+C>
Loading ...CCCCC
 メモ:

一般にソフトウェアパッケージは 10MB 以上あり、ダウンロード速度として 115200bps
を選択した場合でも、アップグレードは数 10 分かかります。

デフォルトでダウンロード速度は 9600bps が選択されています。9600bps でダウンロー
ドをする場合、4)ターミナルの上のシリアルポートの速度変更を省略してください。

ハイパーターミナルのボーレートを変更後、新しい設定を有効にするためには、端末
エミュレーションプログラムを一度切断し、再接続する必要があります。
5)
ダウンロードするソフトウェアの選択
ハイパーターミナルで [Transfer\Send File]を選択してください。[ファイルの送信] ダイア
ログボックスが表示されます。ダイアログボックス内の<参照(B)>をクリックし [ファイル
名(N)]にダウンロードするソフトウェアを選択してください。次にダウンロード用のプロ
トコル名を[プロトコル(P)]で XMODEM に変更してください。
C\soft\SWITCH.bin
図 6-3 [ファイルの送信]ダイアログボックス
6)
XMODEM ファイル送信ウィンドウ
ダイアログボックスの<送信(S)>をクリックしてください。図 6-4に示すような[XMODEM
6-18
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
ファイル送信]ウィンドウが表示されます。
C\soft\SWITCH.bin
図 6-4 [XMODEM ファイル送信]ウィンドウ
7)
プログラムのダウンロード
プログラムのダウンロード完了後、以下のメッセージが表示されます。
Loading ...CDone!
8)
ダウンロードプログラムのファイル名の指定
ダウンロードしたプログラムのファイル名を入力してください。
Load File name
: SWITCH.bin
Free space: 104392704 bytes
Writing flash...........................................................Done!
9)
ファイル属性の選択
フラッシュメモリへの書き込み完了後、ファイルの属性を選択します。
Please input the file attribute (Main/Backup/None) m
The attribute of Old-version.bin is changed from main to none!
Done!
10) 通信速度設定
ハイパーターミナルの接続を一旦切断し、ハイパーターミナルの通信速度設定を 9600bps
に変更してください。設定が完了後、再び接続します。
Your baudrate should be set to 9600 bps again!
Press enter key when ready
6-19
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
 メモ:
デフォルトでダウンロード速度は 9600bps が選択されています。9600bps でダウンロードを
する場合、このステップを省略してください。
11) スイッチの再起動
ダウンロード完了後はブートメニューへ戻ります。ブートメニューで<0>を入力すること
でスイッチを再起動してください。
6.4 コマンドラインからのアップグレード
ユーザ端末がスイッチにネットワークで接続されている場合、ソフトウェアをリモートで
アップグレードできます。
6.4.1 FTPによるソフトウェアのアップグレード
ユーザ名、パスワード、およびファイルディレクトリが正しく設定されている FTP サー
バをローカルユーザ端末上で用意してください。ユーザ端末の IP アドレスは 10.10.10.1.
とします。Telnet 経由でスイッチにログオンし、FTP を使用してソフトウェアプログラム
をスイッチでダウンロードします。
ソフトウェアプログラムは SWITCH.bin とします。Telnet を使用してスイッチにログオン
した後は、次の手順に従います。
1)
FTP を使用してソフトウェアをスイッチにダウンロードします。
<QX> ftp 10.10.10.1
Trying 10.10.10.1 ...
Press CTRL+K to abort
Connected to 10.10.10.1.
220 WFTPD 2.0 service (by Texas Imperial Software) ready for new user
User(10.10.10.1:(none)):admin
331 Give me your password, please
Password:
230 Logged in successfully
[ftp]binary
6-20
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
200 Type set to I.
[ftp] get SWITCH.bin SWITCH.bin
227 Entering passive mode (10,10,10,10,8,151)
125 Using existing data connection
226 Closing data connection; File transfer successful.
FTP: 24269824 byte(s) received in 115.951 second(s), 209.00K byte(s)/sec.
[ftp] bye
次回起動時から使用するソフトウェアを指定します。
2)
<QX> boot-loader file SWITCH.bin slot 1 main
This command will set the boot file of the specified board. Continue? [Y/N]:y
The specified file will be used as the main boot file at the next reboot on slot
1!
<QX> display boot-loader
Slot 1
The current boot app is:
flash:/Old-version.bin
The main boot app is:
flash:/SWITCH.bin
The backup boot app is:
flash:/
< QX >
 メモ:
スイッチを再起動する前に設定が保存されているかを確認してください。保存されていな
い場合、再起動によりそれらの設定は消去されます。
3)
指定したソフトウェアで起動するためにスイッチを再起動します。
< QX > reboot
6.4.2 TFTPによるソフトウェアのアップグレード
TFTP を使用してソフトウェアをスイッチにダウンロードする方法は、FTP と類似してい
ます。ソフトウェアをスイッチにダウンロードする際に TFTP を使用することで、アップ
グレードファイルを TFTP でスイッチに送信することができます。ダウンロード後の手順
は、FTP によるソフトウェアのアップグレードと同様です。
6-21
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
6 章 ソフトウェアのアップグレード
 メモ:
QX シリーズのスイッチには TFTP サーバ機能はサポートしていません。
6-22
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
目次
目次
7 章 保守およびトラブルシューティング ....................................................................................... 7-1
7.1 ソフトウェアアップグレード時の障害の対処 ................................................................... 7-1
7.2 パスワードリカバリ........................................................................................................... 7-2
7.2.1 ユーザパスワードのリカバリ ................................................................................. 7-2
7.2.2 ブート ROM パスワードのリカバリ ....................................................................... 7-3
7.2.3 装置再起動後設定したコンフィグで起動しない場合の対処 .................................. 7-3
7.3 電源系統の障害 .................................................................................................................. 7-7
7.4 FAN の障害 ........................................................................................................................ 7-7
7.5 インタフェース障害時の対処 ............................................................................................ 7-8
7.6 設定システムの障害........................................................................................................... 7-9
i
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
7章 保守およびトラブルシューティング
 メモ:
スイッチが不適切な動作環境で稼働している場合、埃等によりハードウェア故障を引き起
こす場合があります。ハードウェア故障を防ぐために、定期的にスイッチの清掃を行って
ください。また「2.2 環境要件」で指定される設置環境の条件を参照し、適切な環境で稼
働していることを確認してください。
予備スイッチを準備されいている場合は、定期的に予備スイッチの動作確認も行ってくだ
さい。
7.1 ソフトウェアアップグレード時の障害の対処
アップグレード時に障害が発生した場合には、旧ソフトウェアでの起動が可能な場合と、
ブートメニューからのローカルアップグレードが必要となる場合があります。以下を確認
して、再度ソフトウェアファイルのダウンロードから実施してください。
1)
インタフェースのケーブル接続を確認してください。インタフェースのケーブルが適
切に接続されていない場合はケーブルをインタフェースに再接続してください。接続
が適切であることを確認し、再度ソフトウェアアップグレードを実行してください。
2)
フラッシュメモリの領域にダウンロードするソフトウェアの容量以上の空きがある
ことを確認してください。
3)
端末に表示されているアップグレード手順の入力エラーに関するメッセージを確認
してください。エラーが存在しているならば、それらを訂正し、再度ソフトウェアア
ップグレードを実行してください。以下のエラーが発生するかもしれません。

XMODEM を使用している場合、ソフトウェアをロードした後ボーレートが 9600 bps
以外に設定されている場合、9600 bps に再設定したか確認してください。

TFTP を使用している場合、サーバおよびスイッチの IP アドレス、ロードされるソ
フトウェアの名前、プログラムファイル上で動作する TFTP サーバアドレスが正しく
指定されているか確認してください。

FTP を使用している場合、サーバおよびスイッチの IP アドレス、ロードされるソフ
トウェアの名前、ユーザ名とパスワードが正しく指定されているか確認してください。
7-1
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
 メモ:
障害が復旧しない場合、販売元に連絡してください。
7.2 パスワードリカバリ
7.2.1 ユーザパスワードのリカバリ
 メモ:
パスワードリカバリ機能が有効な場合、CLI ログインパスワード、あるいは super パスワー
ドを紛失した際、拡張ブート ROM メニューから復旧可能です。拡張ブート ROM メニュー
へのアクセス方法は、”6.3.1 ブートメニュー”を参照してください。
I. CLI ログインパスワード紛失
CLI ログインパスワードを紛失した場合、下記手順により、現在の設定ファイルを読み込
まずに装置を起動できます。
1)
拡張ブート ROM メニューにおいて、<7>を押下します。
Enter your choice(0-9): 7
The current setting will run with current configuration file when reboot.
Are you sure you want to skip current configuration file when reboot? Yes or No
(Y/N):
2)
現在の設定ファイルを読み込まずに起動するか確認されますので、<Y>を押下します。
Are you sure you want to skip current configuration file when reboot? Yes or No
(Y/N):Y
Setting...Done!
3)
拡張ブート ROM メニューに戻るので、<0>を押下し、装置を再起動します。起動時
に現在の設定ファイルを読み込まないことによって、パスワードなしで CLI ログイン
できるようになります。
Enter your choice(0-9): 0
Starting......
4)
再起動後、reset saved-configuration コマンドにより現在の設定ファイルを削除し
ます。続いて、装置を再起動してください。
7-2
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
注意:
<7> を 実 行 し た 場 合 に は 、 default-configuration の 内 容 も 読 み 込 ま ず に 起 動 し ま す 。
default-configuration には、いくつかの機能に関する初期値を推奨値に変更するためのコマン
ドが、あらかじめ設定されています。Skip した状態のまま設定を行い設定保存すると、推
奨設定値が反映されていない状態となります。<7>を実行した場合には、Flash に保存され
ているコンフィグファイルをバックアップした後、reset saved-configuration コマンドによ
り装置の設定を工場出荷状態に戻し、再度必要な設定を行うことを推奨します。
II. super パスワード紛失
super パスワードを紛失した場合、以下の手順により、パスワード入力なしで super コマ
ンドが実行できるようになります。
1)
拡張ブート ROM メニューにおいて、<CTRL + P>を押下します。
Enter your choice(0-9):
The super password function for command protection will be disabled at next
reboot.
Are you sure you want to perform this operation? Yes or No(Y/N):
2)
確認を要求されるので、<Y>を押下します。
Are you sure you want to perform this operation? Yes or No(Y/N):Y
Setting...Done!
3)
拡張ブート ROM メニューに戻るので、<0>を押下し、装置を再起動します。再起動
後は、パスワード入力なしで super コマンドが実行できます。必要に応じて、super
password コマンドにより、super パスワードを再設定してください。
Enter your choice(0-9): 0
Starting......
7.2.2 ブートROMパスワードのリカバリ
 メモ:
Version.5.2.5 を含む以降のソフトウェアでは、ブート ROM パスワードは削除しました。
ブート ROM パスワードを紛失した場合は、販売元に連絡してください。
7.2.3 装置再起動後設定したコンフィグで起動しない場合の対処
以下のことを確認してください。
7-3
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
I. 起動用コンフィグの設定確認
user view で“dir”コマンドを使用して、Flash に存在しているファイルを確認します。
1)
<QX>dir
Directory of flash:/
0
-rw-
10792144
Apr 26 2000 14:40:59
SWITCH.bin
1
drw-
-
Apr 26 2000 12:00:13
seclog
2
-rw-
151
Apr 26 2000 12:05:45
system.xml
3
-rw-
579
Apr 26 2000 12:05:49
config1.cfg
4
-rw-
579
Apr 26 2000 12:06:07
config2.cfg
14986 KB total (4438 KB free)
2)
display startup コマンドを使用して、
起動時に読み込まれるファイルを確認します。
<QX>display startup
MainBoard:
Current startup saved-configuration file: flash:/config2.cfg
Next main startup saved-configuration file: flash:/config2.cfg
Next backup startup saved-configuration file: NULL
Bootrom-access enable state: enabled
3)
起動用のコンフィグファイルを指定するには、system view で下記コマンドを実行し
てください。例として、config1.cfg を次回起動用のコンフィグファイルとして指定
します。
<QX>startup saved-configuration config1.cfg
Please wait ...
Setting the master board ...
... Done!
4)
この設定により、次回起動時、config1.cfg が読み込まれます。設定の確認は display
startup コマンドを使用します。
<QX>display startup
MainBoard:
Current startup saved-configuration file: flash:/config2.cfg
Next main startup saved-configuration file: flash:/config1.cfg
Next backup startup saved-configuration file: NULL
Bootrom-access enable state: enabled
7-4
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
II. 起動モードの確認(“skipping configuration”になっていないかの確認)
1)
コマンドによるリブートか、電源 OFF/ON で装置を起動させます。
2)
拡張ブート ROM メニューに入ります。
BOOT MENU
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
3. Display all files in flash
4. Delete file from flash
5. Restore to factory default configuration
6. Enter BootRom upgrade menu
7. Skip current system configuration
8. Reserved
9. Set switch startup mode
0. Reboot
Ctrl+F: Format File System
Ctrl+P: Skip Super Password
Ctrl+R: Download application to SDRAM and Run
Ctrl+Z: Access EXTEND-ASSISTANT MENU
Ctrl+C: Display Copyright
Enter your choice(0-9):
3)
<7>を選択し、<Enter>を押下してください。
Enter your choice(0-9): 7
4)
“The current setting is skipping configuration file when reboot.”と表示された場合、デ
フォルトのコンフィグでの起動となっているため、保存したコンフィグを読み込みま
せん。下記のように“Y”を入力し、設定を変更してください。
The current setting is skipping configuration file when reboot.
Are you sure you want to run current configuration file when reboot? Yes or No
(Y/N):Y
Setting...Done!
BOOT MENU
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
3. Display all files in flash
4. Delete file from flash
7-5
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
5. Restore to factory default configuration
6. Enter BootRom upgrade menu
7. Skip current system configuration
8. Reserved
9. Set switch startup mode
0. Reboot
Ctrl+F: Format File System
Ctrl+P: Skip Super Password
Ctrl+R: Download application to SDRAM and Run
Ctrl+Z: Access EXTEND-ASSISTANT MENU
Ctrl+C: Display Copyright
Enter your choice(0-9):
5)
設定が変更されたことを確認します。
Enter your choice(0-9): 7
The current setting will run with current configuration file when reboot.
Are you sure you want to skip current configuration file when reboot? Yes or
No (Y/N):N
BOOT MENU
1. Download application file to flash
2. Select application file to boot
3. Display all files in flash
4. Delete file from flash
5. Restore to factory default configuration
6. Enter BootRom upgrade menu
7. Skip current system configuration
8. Reserved
9. Set switch startup mode
0. Reboot
Ctrl+F: Format File System
Ctrl+P: Skip Super Password
Ctrl+R: Download application to SDRAM and Run
Ctrl+Z: Access EXTEND-ASSISTANT MENU
Ctrl+C: Display Copyright
Enter your choice(0-9):
7-6
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
7.3 電源系統の障害
フロントパネル上のシステムステータス LED を調べることにより、スイッチの電源系統
に障害が発生しているかを確認することができます。システムステータス LED、の詳細
は 1.5.2 システムステータス LED を参照してください。
システムステータス LED は電源システムが正常な間は常に緑色に点灯しています。LED
の状態が変わった場合、以下のことを確認してください。

スイッチの電源ケーブルの接続を確認してください。電源ケーブルがゆるんでいる場
合、電源ケーブルのプラグを再び差し込んでください。電源ケーブルが壊れているな
らば、取り替えてください。

電源システムを確認し、スイッチの電源入力にスイッチの要件に適合していることを
確認してください。電源システムが適切に作動し、スイッチに必要な電圧を出力する
ことを確認してください。

スイッチの動作温度が正常範囲内にあるか、電源モジュールに十分な換気が行われて
いるかを確認してください。
 メモ:
障害が復旧しない場合、販売元に連絡してください。
7.4 FANの障害
QX-S3800 シリーズのシステムステータス LED と 7 セグメント LED を見て、FAN に障害
が発生しているかを確認できます。下記の表に、FAN エラーが発生した時の LED の動作
を示します。
表 7-1 FAN の障害時の LED
LED
システムステータスLED
状態
SYS
赤色に点灯
F を表示して点滅
7セグメントLED
Unit
7-7
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
 メモ:

7 セグメント LED の FAN エラーは、障害により FAN に異常が発生した場合にのみ表示
されます。

QX-S3828TP-BS は、装置起動時と温度アラームしきい値を超えた場合を除き、通常運用
時に FAN は回転しません。この状態を FAN エラーと表示をする事はありません。
注意:
障害が復旧しない場合、販売元に連絡してください。
7.5 インタフェース障害時の対処
各インタフェースには、それぞれ対応する LED があります。ネットワークに接続するイ
ンタフェースが正しく動作している場合は、対応する LINK LED が点灯します。ネットワ
ークに接続するインタフェースの LED が消灯している場合、インタフェースまたは接続
ケーブルが故障しているかもしれませんので、以下のことを確認してください。
1)
スイッチが正常に動作するかを確認してください。
2)
インタフェースのケーブル接続を確認してください。RJ-45 コネクタまたは光ファイ
バコネクタの正常なケーブル接続については、“5 章 スイッチのネットワーク接続”を
参照してください。
3)
ケーブルが故障していないか確認してください。同じタイプの 2 つのインタフェース
を接続する適切なケーブルを使用してください。2 つのインタフェースの LED が点
灯している場合は、ケーブルは正常です。点灯していない場合、ケーブルは故障して
いる可能性があります。
4)
インタフェースでモジュールを使用する場合、インタフェースタイプと使用するモジ
ュールに互換性があり、モジュールと使用するケーブルに互換性があることを確認し
てください。
5)
インタフェースでモジュールを使用する場合、現在のモジュールと正常なモジュール
を置き換えても正常に動作することを確認してください。
6)
インタフェースがコンボ ポートである場合、接続したインタフェースが有効になっ
ている確認してください。
7-8
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
 メモ:
コンボポートインタフェースは、1つの Ethernet コンボポートと 1 つの SFP コンボポート
で構成され、どちらか片方のポートを有効にした場合、他方のポートは自動的に無効にな
ります。
7)
接続した 2 つのインタフェースの Speed と Duplex の設定が同じであることを確認し
てください。
 メモ:
障害が復旧しない場合、販売元に連絡してください。
7.6 設定システムの障害
スイッチの電源投入後システムが正常な場合、設定端末に起動情報が表示されます。設定
システムに障害があると、設定端末の画面表示がない、あるいは表示された文字が判読不
能になります。
I. 端末表示がない場合のトラブルシューティング
設定端末の電源投入後何も情報が出力されない場合には、以下のことを確認してください。

電源供給が正常かどうか

コンソールケーブルが正しく接続されているかどうか
上記の項目を確認しても何も問題が発見できない場合は、原因はコンソールケーブル、ま
たは端末エミュレーションプログラム(ハイパーターミナルなど)のパラメータの設定に
問題がある可能性があります。コンソールケーブル、または端末エミュレーションプログ
ラムのパラメータ設定を確認してください。
II. 端末表示が判読不能な場合のトラブルシューティング
設定端末の表示が判読不能な場合、原因は端末エミュレーションプログラムのパラメータ
設定にある可能性があります。
7-9
インスタレーションマニュアル
QX-S3800 シリーズ Ethernet スイッチ
7 章 保守およびトラブルシューティング
 メモ:
QX-S3800 シリーズのコンソールポートのデフォルト設定は、下記の通りです。

ボーレート:9600

データビット:8

パリティチェック:なし

ストップビット:1

フロー制御:なし

端末エミュレーション:VT100
スイッチのコンソールポートの設定を変更する際は、端末エミュレーションプログラムも
同じ設定であることを確認してください。
7-10