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ソニー株式会社
半導体説明会
2011年8月30日
ソニー株式会社 業務執行役員 SVP
プロフェッショナル・デバイス&ソリューショングループ
半導体事業本部 イメージセンサ事業部
上田 康弘
WW カメラ搭載Cellularの市場動向(解像度別)
Mil-pcs
≧5M Ratio ⇒ 26%
64%
Data Source: ソニー調べ
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Sony Corporation
ソニー イメージセンサーの学会活動/成果
半導体のオリンピック ISSCCで発表し、技術力をアピール
ISSCC2006
ISSCC2010
ISSCC2011
ISSCC2010 基調講演は、
イメージセンサについて
鈴木SVPが講演
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Sony Corporation
ソニーイメージセンサーのテクノロジー
Image Quality
High S/N
High Spec
CMOS Sensorで
新しい感動の体験を
High Speed
Continuous
Shooting
HD Movie
Swing Panorama
Super Motion
High speed
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Frame Rate
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人間の目を超えて -Super Realityの実現- Super Reality
・
・
・
・
・
裏面照射型CMOSイメージセンサー
超高速
ワイド ダイナミックレンジ
ボケ味 (Defocused Background)
ダイナミックレンジ
高感度化技術
CMOS
High sensitivity
Low noise
Handling
capacity
CCD
時間
Low power
Parallel readout
5
空間
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Pixel structure
Fine process
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Super Reality : 裏面照射型CMOSイメージセンサー
ソニー独自の画素セル技術により、業界最小1.12μm画素、世界初1/2.8型
有効1641万画素を実現
主要受賞タイトル
大河内賞
半導体オブザイヤー
ウォルターコソノキー賞
従来型
裏面照射型
併せて、本センサーを搭載したCellular向けの
小型オートフォーカスModuleを商品化
この大きさで、デジタルスチルカメラと同等の
解像度を実現
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Super Reality : 超高速
カラムADCの超高速化と低消費電力化により動画の超高速撮像を実現
従来方式
フォトダイオード
増幅素子
行選択
スイッチ
フォトダイオード
増幅素子
CDS
ADC
水平走査回路
※CDS=Correlated Double Sampling
ダイナミックに発生するノイズを除去する機構
アナログ・デジタル
デュアル
ノイズリダクション
行選択
スイッチ
垂直
信号線
垂直走査回路
垂直走査回路
垂直
信号線
CDS
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カラムADC
アナログ信号
デジタル信号
列並列A/D変換
CDS
CDS
ADC
ADC
CDS
CDS
水平走査回路
数千個超のA/Dで
一括同時変換
デジタルで
ノイズフリーに高速転送
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Super Reality : ワイド ダイナミックレンジ
Spatially varying exposure技術、 Multi-sampling exposure技術により
ダイナミックレンジ: 120dBを達成
(a) ノーマル CCD イメージセンサー
(Dynamic range @ 60dB)
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(b) CMOS イメージセンサー(ワイドダイナミックレンジ機能搭載)
(Dynamic range @ 120dB)
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Super Reality : ボケ味 (Defocused Background)
多彩な映像表現の実現にむけ、静止画だけでなく、動画向けセンサの大型化も実現
(a) 被写界深度:深
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(b) 被写界深度:浅
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「画素が小さくなると特性が悪くなる」の誤解
画角サイズが同じであれば、入射する総フォトン数は同じ。
同等の画角サイズ(1/3.2)であれば、1.12um 13Mと1.4um 8Mの画質は同等。
1/3.2 1.12um BI 13Mpix
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1/3.2 1.4um BI 8Mpix
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多画素化の効用 ~ 広画角で撮影してズーミング ~
※イメージ図
※イメージ図
※イメージ図
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画素数の考え方の例 静止画と動画の融合という視点
1.12um□ 13Mp センサーはFull HDに適している
13(12)Mega×1.12um□
8Mega×1.4um□
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垂直:加算平均
G
R
G
R
B
G
B
G
G
R
G
R
B
G
B
G
垂直:加算なし
3
Zoom!!
水平:加算平均
1/3.2
水平:加算なし
(1.12×1.12×4) / (1.4×1.4)
イメージサークル
1/3.2
= 2.56
出力領域
1.12μm□ 13Mpの方が動画時は2.56倍明るい
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ソニー イメージセンサーの目指すもの
イメージセンサーのさらなる進化を促すとともに、
Imaging Technologyにおいても、常に業界最高の
品質と、先進性を実現していきます。
目標は、人間の目を超える“Super Reality”の実現です。
ソニーは、新しいカメラワールドの創造を目指して今後とも
お客様と一緒に歩みます。
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将来に関する記述についてのご注意
このスライドに記載されている、ソニーの現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通し
です。将来の業績に関する見通しは、将来の営業活動や業績、出来事・状況に関する説明における「確信」、「期待」、「計画」、「戦略」、「見込
み」、「想定」、「予測」、「予想」、「目的」、「意図」、「可能性」やその類義語を用いたものには限定されません。口頭又は書面による見通し情報
は、広く一般に開示される他の媒体にも度々含まれる可能性があります。これらの情報は、現在入手可能な情報から得られたソニーの経営陣
の仮定、決定ならびに判断にもとづいています。実際の業績は、多くの重要なリスクや不確実な要素により、これら業績見通しと大きく異なる結
果となりうるため、これら業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願いします。また、新たな情報、将来の事象、その他の結果
にかかわらず、常にソニーが将来の見通しを見直して改訂するとは限りません。ソニーはそのような義務を負いません。実際の業績に影響を
与えうるリスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます。(1)ソニーの事業領域を取り巻くグローバルな経済情勢、特に消費動向、
(2)為替レート、特にソニーが極めて大きな売上、生産コスト、又は資産・負債を有する米ドル、ユーロ又はその他の通貨と円との為替レート、
(3)継続的な新製品や新サービスの導入と急速な技術革新や、主観的で変わりやすい顧客嗜好などを特徴とする激しい市場競争の中で、充
分なコスト削減を達成しつつ顧客に受け入れられる製品やサービス(液晶テレビやゲーム事業のプラットフォームを含む)をソニーが設計・開発
し続けていく能力、(4)技術開発や生産能力増強のために行う多額の投資を回収できる能力及びその時期、(5)市場環境が変化する中でソ
ニーが事業構造の改革・移行を成功させられること、(6)ソニーが金融を除く全分野でハードウエア、ソフトウエア及びコンテンツの融合戦略を
成功させられること、インターネットやその他の技術開発を考慮に入れた販売戦略を立案し遂行できること、(7)ソニーが継続的に、研究開発
に十分な資源を投入し、設備投資については特にCPS分野及びPDS分野において投資の優先順位を正しくつけて行うことができること、(8)
ソニーが製品品質を維持できること、(9)ソニーと他社との買収、合弁、その他戦略的出資の成否を含む(ただし必ずしもこれらに限定されな
い)ソニーの戦略及びその実行の効果、(10)ソニーが、需要を予測し、適切な調達及び在庫管理ができること、(11)係争中の法的手続き又は
行政手続きの結果、(12)生命保険など金融商品における顧客需要の変化、及び金融分野における適切なアセット・ライアビリティー・マネージ
メント遂行の成否、(13)(市場の変動又はボラティリティを含む)日本の株式市場における好ましくない状況や動向が金融分野の収入及び営業
利益に与える悪影響、及び(14)東日本大震災とそれにともなう原発事故を含む、大規模な災害などに関するリスクなどです。ただし、業績に不
利な影響を与えうる要素はこれらに限定されるものではありません。
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