PDF/1.27MB

DIGITAL VIDEO CAMERA MODULE
GigE Vision
XCGシリーズ
XC Gシリーズ は、高 耐 震 動 性、耐 衝 撃 性に優 れ、マシンビジョン で 培った
トリガー機能を搭 載。トリガー機能の活用により、IT Sといった交 通 監 視、
セキュリティー、マシンビジョンなど、さまざまな用途での使用をご検討いただけ
るカメラです。
高感度(近赤外領域対応)
(Full HD 32 fps)
XCG-H280E
XCG-H280Eは、2/3型(有効画素数)283万画素PS CCD搭載、1000BASE-T
インターフェースを採用した白黒デジタルビデオカメラモジュールです。
GigE Vision® (Ver. 1.2) に準拠し、非圧縮画像をLANケーブルにより、高効率
で伝送することができます。
近赤外領域にも感度がある“EXview HAD CCD Ⅱ”を採用し、Full HD出力
対応、32 fpsの画像取得ができ、暗視下の環境でも高速に移動する物体を捉える
事が可能です。外部トリガー入力端子、ストロボ用出力端子も装備し、屋外での
監視用途にもご検討いただけるカメラです。
2/3型 500万画素 RAWカラー出力
XCG-5005CR
1/1.8型 200万画素 RAWカラー出力
XCG-U100CR
新製品「XCG-5005CR」「XCG-U100CR」の高画素カラーカメラは、マシン
ビジョン用途のほか、駐車場の入出庫管理、車色やナンバーの色識別といった
セキュリティー用途での対応も可能です。
UXGAモデル「XCG-U100CR」は、フレームレート27 fpsでの画像取得に
より、高速で移動する車の監視にも適用可能なモデルとなっています。
2/3型 500万画素 白黒出力
2/3型 SXGA 白黒出力
XCG-5005E
XCG-SX99E
1/1.8型 UXGA 白黒出力
1/3型 VGA 白黒出力
XCG-U100E
XCG-V60E
長 距離転送システム用のカメラとして、コスト面・使用目的・用途にあわせて
5メガサイズからVGAまで、5モデルの白黒カメラをラインナップしました。
高感度2/3型CCDを搭載したSXGA出力モデルは、近赤外領域にも特徴が
あり、マシンビジョン用途のほか、セキュリティーやITS用途にも適 用可能な
ハイエンドモデルとして位置づけています。
高感度(近赤外領域対応)
(Full HD 32 fps)
XCG-H280E
特 長
■ イメージバッファ(メモリーショット)機能搭載
■ 高画質高速画像取り込み
2/3型283万画素 PS CCD搭載白黒ビデオカメラモジュール
■ 高精細で高速な画像取得
センサーから露光された画像をカメラ内部のメモリーに保存し、
必要なときにホストPC側から読みだす機能。
■ 温度読み出しモード搭載
32 fps(1,920 × 1,080(default 設定時))
26 fps(1,920 × 1,440(フル解像度時))
■ 近赤外領域に感度がある“EXview HAD CCD Ⅱ”を採用
■ 外形寸法:50(W)×50(H)×57.5(D)mm、
質 量:約200 g
■ 読み出しモード
分光感度グラフ
ノーマル/ビニング/部分読み出し
■ トリガー機能
● XCG-H280E(レンズ特性および光源特性を除く)
バルクトリガー/シーケンシャルトリガー/トリガーディレイ
相対感度
1.0
■ 出力ビット長切り替え
0.8
8bit(出荷設定)/10 bit/12 bit出力の選択が可能。
0.6
■ 2値化
0.4
ルックアップテーブルのプリセット値を選択することで、2値化
処理をした映像出力が得られます。
しきい値は変更可能です。
0.2
0.0
400
■ フレームレート制御
シャッター設定を維持しながらフレームレートを変更することが
可能です。フレームレートを下げて単位時間あたりのパケット量を
減らし、ネットワークのトラフィックを低減したい時に有効です。
500
600
700
800
波長(nm)
900 1000
周辺機器
■ 三脚アダプター:VCT-ST70I
製品仕様
XCG-H280E
カメラ
映像素子
2/3型 IT 方式 PS CCD
EXview HAD CCD Ⅱ
標準出力画素数
(H)
×
(V)
1,920
(H)
×1,080
(V)
最大出力画素数
(H)
×
(V)
1,920
(H)
×1,440
(V)
標準フレームレート
32 fps(標準出力画像)
セルサイズ
(H)
×
(V)
4.54 μ m × 4.54 μ m
最低被写体照度
0.5lx(F1.4, +18dB シャッター:31,250μs)
感度
F8
(400lx、0dB)
SNR
1step(レンズクローズ , 0dB)
ゲイン
Auto, Manual : 0 dB ∼ 18 dB
シャッター速度
2 ∼ 1/100,000 秒
読み出しモード
ノーマル、
ビニング
(2 × 2, 1 × 2, 2 × 1)
、
部分読み出し
カメラ機能
読み出し機能
同期方式
外部トリガーシャッター
メモリーチャンネル
(ユーザーセット)
ユーザーメモリー
画像バッファー
その他機能
ガンマ
(可変)
, テストパターン内蔵
ハードウェアトリガー , ソフトウェアトリガー
エッジ検出 , パルス幅検出 , トリガーディレイ , バルクトリガー , シーケンシャルトリガー , ソフトウェアトリガー(1000BASE-T 経由)
16 チャンネル
64 Byte × 16 ch
16 フレーム
内部温度読み出しセンサー
インターフェース
画像出力ビット長
8 bit, 10 bit, 12 bit 切り替え
インターフェース
Gigabit Ethernet(1000BASE-T)
プロトコル
Digital I/O
GigE Vision® Version 1.2準拠
TTL IN (2x), TTL OUT (2x)
その他
レンズマウント
C マウント
フランジバック
17.526 mm
電源電圧
DC 12 V(+10.5 V ∼ 15.0 V)
消費電力
5.8 W
動作温度
-10℃ ∼ +50℃
性能保証温度
0℃ ∼ 40℃
保存温度
-30℃ ∼ +60℃
動作湿度
20% ∼ 80%(湿気のない状態で)
保存湿度
20% ∼ 95%(湿気のない状態で)
耐振動性
10 G(20Hz ∼ 200Hz, X, Y, Z の各方向 20 分)
耐衝撃性
MTBF
外形寸法
(W)
×
(H)
×
(D)
質量
規格
標準付属品
70 G
約 8.8年
50
(W)
× 50
(H)
× 57.5
(D)
mm
(突起部含まず)
約 200 g
UL2044, FCC Class A, CE: EN55022, AS/NZ: EN55022, VCCI: Class A, KC: KN22/KN24: Class A
レンズマウントキャップ(1)
、
コネクタプラグ 2P
(1)
、取扱説明書(1)
、
⑤ DC IN(DC電源)端子(12ピンコネクター)
カメラケーブルCCXC-12P05N などを接続して、DC +12Vの電力の供給を
受けます。この端子のピン番号と入出力信号その他の関係は次の表のよう
になっています。
26
外形寸法図
ピン番号
1
2-M3 深さ4
13
44
75.5
67.5
2-M2 深さ4
33
(8)
13
26
単位:mm
接続図
Cマウントレンズ
* XCG-5005E/U100E/
SX99E
XCG5005CR/
XCG-U100CR
推奨レンズ:高解像度レンズ
XCG-5005E
XCG-U100E
XCG-SX99E
XCG-V60E
XCG-5005CR
XCG-U100CR
三脚アダプター
VCT-ST70I
LANケーブル *2
ネットワークカード
カメラケーブル
CCXC-12P02N
CCXC-12P05N
CCXC-12P10N
CCXC-12P25N
ピン番号
7
信号
GPI 入力(ISO +)
2
DC +12 V
8
アース
3
アース
9
NC
4
マルチファンクション
出力*(TTL)
10
NC
5
マルチファンクション
出力*(ISO −)
11
トリガー入力
6
マルチファンクション
出力*(ISO +)
12
GPI 入力(ISO −)
* マルチファンクション出力について
設定により、次の信号から選択することができます。
エクスポージャ出力/ストロボコントロール出力/GPO(固定値Hi または
Low)4番ピンのTTLレベルの出力仕様、11番ピンのトリガー入力レベルの入
力仕様についてはユーザーズガイドをご参照ください。
2-M2 深さ2.6
60
37.5
25
4-M3 深さ4
信号
アース
AC
TRIG
マルチファンクション出力×2 *1
(VIDEO1ライン: TTL)
(HDライン: ISO)
GPI入力
(VDライン)
カメラアダプター
DC-700
*1マルチファンクション出力について
設定により、次の信号から選択することができます。
エクスポージャ出力/ストロボコントロール出力/ GPO(固定値 Hi または Low)
⑥ RJ45 端子
LANケーブルを接続して、カメラモジュールをホスト機器から制御するととも
に、カメラモジュールから映像信号を送出します。
ピン番号
信号
ピン番号
信号
1
TP1 +
5
TP3 −
TP2 −
2
TP1 −
6
3
TP2 +
7
TP4 +
4
TP3 +
8
TP4 −
⑦ POWER LED
カメラ内部の状態に応じて点滅または点灯します。
点滅:IP アドレス取得中 点灯:IP アドレス取得完了
*2 CAT5.e または上位規格をご使用下さい。
ケーブルの接続
各部の名称と働き
① レンズマウント(Cマウント)
①
ご注意
②
Cマウント式のレンズとして、
レンズマウント面からの飛び
出し量が10 mm以下のもの
を使用してください。
レンズマウント面
10 mm以下
③
② カメラ固定用補助ネジ穴
(上面)
④
③ カメラ固定用補助ネジ穴/
三脚取り付け用ネジ穴(底面)
三脚を使うときは、この4つのネジ穴を使って三脚アダプターVCT-ST70I
を取り付けます。
④ カメラ固定用基準ネジ穴(底面)
カメラモジュール固定用に高い精度で切られたネジ穴です。ここでカメラ
モジュールを固定すると、光軸のずれを最小限にとどめることができます。
り付けます。
ご注意
三脚アダプター(別売)
を取り付けるときは、
三脚アダプター付属のネジ
(M3 × 8
(4)
)
を使用してください。
リアパネル/ピンアサインメント
⑥
⑤
⑦
DC IN 端子にカメラケー
①
③
ブルを、R J4 5 端子に
LAN ケーブルをそれぞれ
接続してください。LAN
ケーブルを接 続する際
は、コネクターの左右にあ
るコネクター固定ネジを
②
しっかりまわして固定して
④ ⑤
ください。
① DC IN 端子
② RJ45 端子 ③ カメラケーブル ④ LAN ケーブル
⑤ コネクター固定ネジ
ゲイン
本カメラは、マニュアルゲインコントロールとオートゲインコントロー
ルを用意しています。
マニュアルゲインコントロール
可変範囲、0 ∼ 18dBの0.0358dB 刻みのデシベル単位で設定できる
ゲインと、
0 ∼ 502 の1STEP刻みで設定できるゲインを用意しています。
X CG-5005E /5005CRにおいては、上記動作に加え、左右の個別の
ゲイン L(左)
/R
(右)
が設定できます。
オートゲインコントロール
本カメラは、指定された検波領域/指定された画像平均レベル
(可変
範囲:0 ∼ 16383 の14 ビット単位)
に対して、
自動で画像の明るさを制
御する、オートゲインコントロール機能を用意しています。可変範囲は、
マニュアルゲイン範囲と同じ範囲となります。
また、
どのエリアの画像平均レベルなのかを示す、
オートゲインコントロー
ル検波枠を、表示/設定することができます。出力映像の幅と高さを
100%として、検波枠は、OFFSET X/Y、WIDTH/HEIGHTの%単位で
設定します。
トリガーの入力規定
外部トリガー信号と撮像タイミング
トリガー入力極性=正極性
2 V∼24 V
0 V∼0.4 V
トリガーエッジ動作時ではトリガー信号を検出してから露光をおこなうまでの
時間は1.5μsです。あらかじめ設定しておいた露光時間(ExposureTime)
に
従って撮像を行います。トリガー幅動作は、
最小遅延動作(MinimumDelay)
と実時間露光動作(ExactExposureTime)に分かれ、
それぞれ露光開始
までの時間とは、
1.5 μsと35μsです。露光時は、前者:トリガー幅 +35μs
後者:トリガー幅です。
2.0 μs以下
2.0 μs以下
トリガーシフト
10 μs∼2 s
トリガー入力極性=負極性
10 μs∼2 s
2.0 μs以下
2.0 μs以下
2 V∼24 V
0 V∼0.4 V
本カメラは画像転送中でも次のトリガーによる露光を受け付けることができ
ます(スペシャルトリガー動作を除く)
。この場合トリガー信号がノイズ源と
なることがありますのでトリガーシフトを有効にしてお使いください。
トリガーシフトを有効にすると、
ノイズ混入を避けるためトリガー入力から露
光するまでが自動的に調整されるため、
トリガー入力から露光開始までの時
間が最大 1 ライン分遅延します。トリガーシフトを無効にするとこの遅延調
整はなくなり常に一定のタイミングで露光を開始することができますが、画
像にノイズが混入することがあります。トリガーシフトが有効であっても画
像転送完了前は次のトリガーによる露光完了後の画像の転送開始ができず
トリガーが無効となりますので、
トリガーエッジ動作時は露光時間設定、
トリ
ガー幅動作時は入力するトリガー信号幅の有効期間を充分長くするか、
また
はトリガー間隔を充分長くしてお使いください。
上図に示す電圧値は、
10 k Ω 以上で終端した場合の値です。
トリガー禁止
トリガーモード
トリガーモードには、
ノーマルモード/バルクトリガーモード/シーケンシャ
ルトリガーモードの3 つのモードがあります。
ノーマルモード
ノーマルモードは、内部連続駆動の場合、連続して画像が出力されます。
トリガー駆動が選択されている場合は、ハードトリガーかソフトトリガーに
より、
カメラが駆動されます。この状態で、
トリガーモード
(トリガーのエッジ
を基準に、
シャッター設定により露光する=エッジ /トリガーパルス幅により
露光する= 幅)
によって、
以下の2 つのような駆動となります。
(露光開始は、
トリガー信号の立ち上がりまたは立ち下りかの選択が可能)
トリガー入力を無効にすることができます。複数台のカメラを同一のトリガー
信号で接続した環境において特定のカメラだけにトリガー信号を無効にし
たい場合や、
設置した環境からトリガー信号線へのノイズ混入による誤動作
を避けたい場合などに有効となる機能です。
• 露光開始:立ち下り選択時の例
トリガ信号
トリガ禁止
トリガーエッジモード(立ち上がり)
露光
X
トリガ無効
トリガー
画像出力
露光
a
トリガー
トリガー幅モード(立ち上がり)
a
b
b
露光
バルクトリガーモード
あらかじめメモリーチャンネルにカメラの設定を覚えさせておき、
1発の
トリガーで複数枚の映像を、
それぞれ異なった設定で駆動するモードです。
以下は、
1サイクルが2枚の場合の例です。
垂直ビニング
垂直方向の画素データの足しこみを行うことにより、感度を上げ、
フレーム
レートを倍速化するのが垂直ビニングです。
垂直ビニングを有効にすると、垂直方向の最大画像サイズは半分になり
ます。
水平ビニング
トリガー
露光
メモリーチャンネル0
の設定
メモリーチャンネル1
の設定
シーケンシャルトリガーモード
あらかじめメモリーチャンネルにカメラの設定を覚えさせておき、
トリガーを
入れるたびに、順次メモリーチャンネルを呼び出して駆動するモードです。
以下は、
1サイクルが2枚の場合の例です。
トリガー
露光
メモリーチャンネル0
の設定
メモリーチャンネル1
の設定
水平方向の画素データの足しこみを行うことにより、
感度を上げるのが水平
ビニングです。
水平ビニングを有効にすると、水平方向の最大画像サイズは半分になり
ます。
ご注意
水平ビニングを有効にしてもフレームレートを倍速化する効果はありません。
2/3型 500万画素 RAWカラー出力
XCG-5005CR
1/1.8型 200万画素 RAWカラー出力
XCG-U100CR
特 長
■ 感度(0 dB時)
■ 高画素、高速取り込み転送、RAWカラー出力
XCG-5005CR :2000 lx、F8
XCG-U100CR :2000 lx、F5.6
XCG-5005CR:5メガ 15 fps
XCG-U100CR:UXGA 27 fps
■ GigE Vision® Interface (Ver.1.2)
■ 最低被写体照度(ゲイン+18 dB、F1.4):6 lx
■ GenlCam™(Ver.1.0)準拠
■ 部分読み出し機能(H/V方向)
画面上の指定した位置を部分的に切り出す機能が、部分読み出し
機能です。
部分読み出しの切り出し範囲は、切り出し開始点を示すOff set X
とOff set Y、領域を示すWidthとHeightにより決定します。下限値
を規定し、垂直・水平方向別々に座標軸指定が可能です。最小エリ
アを単位とし、連続した部分を選択することができます。ただし、選
択できる形状は、正方形と長方形のみです。凸やLのような切り出
しはできません。
■ デジタルクランプ(XCG-5005CRのみ)
ワンプッシュクランプ、オートクランプ、OFFの3モード切替可能
■ トリガー機能
■ トリガー制御(2∼1/100,000秒)
外部トリガ信号入力に加え、ソフトウェアトリガー入力が可能。
シャッター時間は、1μs単位の微細な設定が可能。
■ ホワイトバランス:One Push WB
1回のコマンド実行により、指定された検波領域のGレベルに対す
るRレベル、Bレベルを調整するモードです。可変範囲は、ピクセル
ゲイン範囲と同じ範囲となります。また、どのエリアの画像平均レ
ベルなのかを示す、ホワイトバランス検波枠を、表示/非表示に設
定することができます。
XCG-5005CR
64 ∼ 2,448
8-pixel step
480 ∼ 2,048
4-line step
Width (pixels)
Height (lines)
XCG-U100CR
64 ∼ 1,600
8-pixel step
120 ∼ 1,200
4-line step
■ トリガーディレイ機能
可変範囲は、0∼4秒(1μs単位)となります。
分光感度グラフ
● XCG-5005CR
● XCG-U100CR
(レンズ特性および光源特性を除く)
相対感度
1.0
0.8
G
(レンズ特性および光源特性を除く)
相対感度
1.0
R
0.6
0.6
0.4
0.4
0.2
0.2
0.0
400
450
500
550
600
波長(nm)
R
G
0.8
B
650
0.0
400
700
B
450
500
550
600
650
700
製品仕様
XCG-5005CR
カメラ
映像素子
セルサイズ
(H)
×
(V)
有効画素数
(H)
×
(V)
標準出力画数
標準フレームレート
転送速度
最低被写体照度
感度
ゲイン
ガンマ
シャッター速度
カメラ機能
読み出しモード
外部トリガーシャッター
インターフェース
画像出力ビット長
インターフェース
プロトコル
その他
レンズマウント
フランジバック
電源電圧
消費電力
動作温度
性能保証温度
保存温度
動作湿度
保存湿度
耐振動性
耐衝撃性
MTBF
外形寸法
(W)
×
(H)
×
(D)
質量
規格
標準付属品
XCG-U100CR
2/3型 PS IT CCD
3.45 μ m × 3.45 μ m
約 500万画素 2456
(H)
× 2058
(V)
2448
(H)
× 2048
(V)
15 fps
1/1.8型 PS IT CCD
4.4 μ m × 4.4 μ m
約 200万画素 1628(H)× 1236(V)
1600(H)× 1200(V)
27 fps
1 Gbps
6 lx(レンズ絞り:F1.4, ゲイン:18 dB, シャッター:66,570μs)
6 lx(レンズ絞り:F1.4, ゲイン:18 dB, シャッター:36,931μs)
F8(2000lx、0 dB)
F5.6(2000 lx、0 dB)
Auto / Manual:0 ∼ 18 dB
ルックアップテーブルにより任意設定可能
2 ∼ 1/100,000秒
ノーマル / 部分読み出し
エッジ / 幅モード , ソフトウェアトリガー(1000BASE-T 経由)
, バルクトリガー , シーケンシャルトリガー , トリガー禁止 , トリガー /ストロボディレイ)
8 bit, 10 bit, 12 bit 切り替え
1000BASE-T
GigE Vision® Version 1.2準拠
C マウント
17.526 mm
DC 12 V(10.5 ∼ 15.0 V)
(12ピンコネクターから供給)
4.3 W
3.5 W
-10℃ ∼ +50℃
0℃ ∼ 40℃
-30℃ ∼ +60℃
20%∼ 80%(結露のない状態で)
20%∼ 95%(結露のない状態で)
10 G(20Hz ∼ 200Hz, X, Y, Z の各方向 20 分)
70 G
約 8.5 年
約 9.9 年
44
(W)
× 33
(H)
× 67.5
(D)
mm
(突起部含まず)
約 145 g
UL2044, FCC Class A,CE:EN55022, AS/NZ:EN55022, VCCI:Class A, KC:KN22/KN24:Class A
レンズマウントキャップ(1)
, 取扱い説明書(1)
2/3型 500万画素 白黒出力
2/3型 SXGA 白黒出力
1/1.8型 UXGA 白黒出力
1/3型 VGA 白黒出力
XCG-5005E
XCG-SX99E
XCG-U100E
XCG-V60E
特 長
■ 部分読み出し機能
■ 高画質映像・高速読み出し
下限値を規定し、垂直・水平方向別々に座標軸指定が可能。
【垂直方向】
有効画素領域は4ライン単位で微調節が可能。
切り出し領域下限値
XCG-5005E:480ライン XCG-U100E:120ライン
XCG-SX99E:100ライン
XCG-V60E:48ライン
【水平方向】
有効画素領域は8画素単位で微調節が可能。
切り出し領域範囲:(各8画素Step)
XCG-5005E:64∼2448画素
XCG-U100E:64∼1600画素
XCG-SX99E:64∼1360画素
XCG-V60E:64∼640画素
・XCG-5005E:5メガ 15 fps ・XCG-U100E:UXGA 15 fps
・XCG-SX99E:SXGA 27 fps ・XCG-V60E:VGA 90fps
■ 近赤外領域:XCG-SX99E
■ GigE Version® (Ver.1.2)準拠
■ GenlCam™(Ver.1.0)準拠
■ デジタルクランプ(XCG-5005E)
XCG-5005Eでは、左右の画像黒レベル差を補正する機能として、
ワンプッシュクランプ、オートクランプ、OFFの3つのモードを用意。
■ トリガー制御(2∼1/100,000秒)
外部トリガ信号入力に加え、ソフトウェアトリガー入力が可能。
シャッター時間は、1μs単位の微細な設定が可能。
■ トリガー機能
■ フレームレート制御機能
■ オートゲインコントロール機能
露光時間を維持し、最速フレームレートを上限とする任意のフ
レームレートの設定が可能。フレームレートを下げて、ネットワー
クの帯域使用率を抑えたい時などに有効。
指定された検波領域/指定された画像平均レベル(可変範囲:0∼
16393の14ビット単位)に対して、自動で画像の明るさと制御し
ます。検波領域は、表示/非表示の設定が可能。
■ ストロボディレイ機能
■ ビニング機能
分光感度グラフ
● XCG-5005E
● XCG-U100E
(レンズ特性および光源特性を除く)
● XCG-SX99E
(レンズ特性および光源特性を除く)
● XCG-V60E
(レンズ特性および光源特性を除く)
(レンズ特性および光源特性を除く)
相対感度
1.0
相対感度
1.0
相対感度
1.0
相対感度
1.0
0.8
0.8
0.8
0.8
0.6
0.6
0.6
0.6
0.4
0.4
0.4
0.4
0.2
0.2
0.2
0.2
0
400
500
600
700
800
波長(nm)
900 1000
0
400
500
600
700
800
波長(nm)
900 1000
0
400
500
600
700
800
波長(nm)
900 1000
0
400
500
600
700
800
波長(nm)
900 1000
製品仕様
XCG-5005E
カメラ
映像素子
標準出力画サイズ
(H)
×
(V)
標準フレームレート
(H)
×
(V)
セルサイズ
(H)
×
(V)
最低被写体照度
感度
ゲイン
ガンマ
転送速度
シャッター速度
カメラ機能
読み出しモード
外部トリガーシャッター
インターフェース
画像出力ビット長
インターフェース
プロトコル
その他
レンズマウント
転送速度
電源電圧
消費電力
動作温度
性能保証温度
保存温度
動作湿度
保存湿度
耐振動性
耐衝撃性
外形寸法
(W)
×
(H)
×
(D)
質量
MTBF
規格
標準付属品
2/3型 IT 方式 PS CCD
2,448
(H)
× 2048
(V)
15 fps
3.45 μ m × 3.45 μ m
1lx(レンズ絞り:F1.4,
ゲイン:18 dB)
400 lx F5.6(0 dB 時)
XCG-U100E
XCG-SX99E
1/1.8型 IT 方式 PS CCD
2/3型 IT 方式 PS CCD
1,600(H)× 1,200(V)
1,360(H)× 1.024(V)
15 fps
27 fps
4.4 μ m × 4.4 μ m
6.45 μ m × 6.45 μ m
1lx(レンズ絞り:F1.4,
0.4 lx(レンズ絞り:F1.4,
ゲイン:18 dB)
ゲイン:18 dB)
400 lx F5.6(0 dB 時)
400 lx F8(0 dB 時)
Auto / Manual:0 ∼ 18 dB
ルックアップテーブルにより任意設定可能
1 Gbps
2 ∼ 1/100,000秒
XCG-V60E
1/3型 IT 方式 PS CCD
640(H)× 480(V)
90 fps
7.4 μ m × 7.4 μ m
1lx(レンズ絞り:F1.4,
ゲイン:18 dB)
400 lx F5.6(0 dB 時)
ノーマル / ビニング / 部分読み出し
エッジ / 幅モード , ソフトトリガー(1000BASE-T 経由), バルクトリガー , シーケンシャルトリガー , トリガー禁止 , トリガー / ストロボディレイ)
8 bit, 10 bit, 12 bit 切り替え
1000BASE-T
GigE Vision® Version 1.2準拠
C マウント
1 Gbps
DC +12 V(10.5 ∼ 15 V:12 ピンコネクターから供給)
4.3 W
3.1 W
3.6 W
3.1 W
-5℃ ∼ +45℃
0℃ ∼ 40℃
-30℃ ∼ +60℃
20 ∼ 80%(結露のない状態で)
20 ∼ 95%(結露のない状態で)
10 G(20 ∼ 200Hz, X, Y, Z の各方向 20 分)
70 G
44
(W)
× 33
(H)
× 67.5
(D)
mm
(突起部含まず)
約 145 g
約 8.5 年
約 9.9年
約 9.9年
約 9.7 年
UL60950-1,CSA C22, 2 NO60950-1, FCC/IC:classA, CE:EN61326-1, VCCI:ciassA, AS/NZ:IEC61326-1, KC:KN22/KN24:classA
レンズマウントキャップ(1)
, 取扱い説明書(1)
⑤ DC 12V(DC 電源)端子
DC 電源コードを接続して、DC + 12 Vの電力の供給を受けます。
この端子のピンと入出力信号その他の関係は以下の表のとおりです。
外形寸法図
26
ピン番号
2-M3 深さ4
信号
+
+12 V
−
GND
10.5
50
⑥ I/O( 入出力 ) 端子
65.5
57.5
(8)
40
40
50
ピン番号
4-M3 深さ4
50
GPO[1]
2
GPO[2]
3
TRIGGER IN[1]
4
TRIGGER IN[2]
5
GPI[1]
6
GPI[2]
7
GND
26
10.5
信号
1
単位:mm
4-M3 深さ4
接続図
⑦ RJ45 端子
LANケーブルを接続して、
カメラモジュールをホスト機器から制御するとともに、
カメラモジュールから映像信号を送出します。
ピン番号
Cマウントレンズ*
DC電源
(市販品)
電源ケーブル
(コネクタ2Pは同梱品)
XCG-H280E
信号発生器や
変換ボックス
信号入力用電線
(市販品)
三脚アダプター
VCT-ST70I
LANケーブル
(市販品)
* 高解像度に対応したレンズをお使いください。
ピン番号
信号
TP1 +
5
TP3 −
2
TP1 −
6
TP2 −
3
TP2 +
7
TP4 +
4
TP3 +
8
TP4 −
ケーブルの接続
ネットワークカード
(市販品)
各部の名称と働き
① レンズマウント(Cマウント)
Cマウント式のレンズや光学機
器を取り付けます。
①
②
③
ご注意
Cマウント式のレンズとして、
レンズマウント面からの飛び出
し量が10 mm以下のものを使
用してください。
信号
1
③
DC12 V 端子にDC電源コードを、
RJ45端子にLANケーブルをそ
れぞれ接続してください。また、
I/O 端子にはI/Oケーブルを接
続してください。
① DC 12V 端子 ② RJ45 端子
③ I/O 端子
④ DC 電源コード
⑤ LAN ケーブル ⑥ I/O ケーブル
CLASS
①
G
2 WIRIN
DC 12V
123
I/O
456
③
7
⑥
SE-T
②
1000BA
④
⑤
GPO 出力仕様
レンズマウント面
10 mm以下
④
② カメラ固定用補助ネジ穴(上面)
③ LED 照明取り付け用ネジ穴
LED 照明固定用のネジ穴です。
固定するLED 照明に合わせて、
アダプターをご用意ください。
④ カメラ固定用補助ネジ穴 / 三脚取り付け用ネジ穴(底面)
カメラモジュール固定用に高い精度で切られたネジ穴です。
ここでカメラモジュー
ルを固定すると、
光軸のずれを最小限にとどめることができます。
エクスポージャ出力を選択した場合は、撮像素子が露光している時間を出
力します。ストロボコントロール出力を選択した場合は、信号発生タイミン
グや幅をコントロールでき、
カメラに接続したストロボなどの外部機器制御
に対して微調節することが可能です。センサーリードアウト信号はイメー
ジャが画像出力中であることを示す信号です。ユーザー出力を選択した場
合は、
レジスター設定値に従って固定値のHi/Lowを出力します。GPO 出
力信号はラインセレクターで極性を変更できます。GPO 出力信号を接続
する際は10 k Ω 以上のインピーダンスで終端してください。
図はGPO 出力極性が正極性の場合です。
三脚を使うときは、
この4 つのネジ穴を使って三脚アダプター VCT-ST70Iを取
り付けます。
ご注意
4.8 V∼5.2 V
三脚アダプター(別売)
を取り付けるときは、
三脚アダプター付属のネジ
(M3 × 8
(4)
)
を使用してください。
リアパネル/ピンアサインメント
エクスポージャ時間
⑤
⑥
⑦
8 7 65 4 3 2 1
1
2
3
4
5
6
GPO 入力仕様
7
外部電源を5 ∼ 24 V DC 以内で抵抗と組み合わせてご使用ください。
CLASS 2 WIRING
⑨
DC 12V
1000BASE-T
⑧
I/O
1 2 3 4 5 6 7
トリガー入力仕様
マルチファンクション出力/GPI
図はトリガー入力極性が正極性の場合です。
2 V∼24 V
1つのカメラ出力端子から、
エクスポージャ出力/ストロボコントロール出力
/ GPO 信号をセレクトできる機能が、
マルチファンクション出力です。こ
のポートを使用し、外部機器を制御することができます。また、入力として
GPIを用意しています。マルチファンクション出力端子 2ポート、GPI 端子
1ポートを用意しています。
0 V∼0.4 V
LUT
2.0 μs以下
2.0 μs以下
10 μs∼2 s
トリガー極性:負極性の場合
立下り特性、Hi/Lowの電圧値は正極時と同じ値になります。
上図に示す電圧値は、
10 k Ω 以上で終端した場合の値です。
トリガーモード
トリガーモードには、
ノーマルモード/バルクトリガーモード/シーケンシャ
ルトリガーモードの3 つのモードがあります。
ノーマルモード
ノーマルモードは、内部連続駆動の場合、連続して画像が出力されます。
トリガー駆動が選択されている場合は、ハードトリガーかソフトトリガーによ
り、カメラが駆動されます。この状態で、
トリガーモード
(トリガーのエッジ
を基準に、
シャッター設定により露光する=エッジ /トリガーパルス幅により
露光する= 幅)
によって、
以下の2 つのような駆動となります。
トリガーエッジモード(立ち上がり)
露光
トリガー
トリガー幅モード(立ち上がり)
a
b
b
露光
バルクトリガーモード
あらかじめメモリーチャンネルにカメラの設定を覚えさせておき、
1発の
トリガーで複数枚の映像を、
それぞれ異なった設定で駆動するモードです。
以下は、
1サイクルが2枚の場合の例です。
トリガー
露光
メモリーチャンネル0
の設定
デジタルクランプ(XCG-5005E/5005CRのみ)
本カメラのX CG-5005E /5005CRでは、左右の画像黒レベル差を補正
する機能である、
デジタルクランプを用意しています。
デジタルクランプには、
以下の3 モードがあります。
ワンプッシュクランプ
1回のコマンド実行により、左右の画像黒レベル差を、
1回補正するモード
です。
オートクランプ
自動で左右の画像黒レベル差を補正するモードです。
OFF
左右の画像黒レベル差補正を、
マニュアルで設定するモードです。
ピクセルゲイン(XCG-5005CR/U100CRのみ)
トリガー
a
本カメラのルックアップテーブルは、
入力12 ビット、
出力12 ビットの4,096
個のテーブルで構成されます。ルックアップテーブルを利用することで、任
意のガンマカーブを設定したり、2 値化等を行うことができます。
メモリーチャンネル1
の設定
シーケンシャルトリガーモード
あらかじめメモリーチャンネルにカメラの設定を覚えさせておき、
トリガーを
入れるたびに、順次メモリーチャンネルを呼び出して駆動するモードです。
以下は、
1サイクルが2枚の場合の例です。
本カメラはピクセルゲイン機能を用意しています。
× 1 倍∼× 16 倍
(1024 ∼ 16383 の範囲で1 STEP=0.0009765625
倍)
のゲイン値範囲となります。
ご注意
ピクセルゲインを使用したときに出力レベルの間隔が不連続になる場合
があります。これは実際に出力ステップに相当する映像信号出力がない
ために起きる現象であり、
故障ではありません。
ホワイトバランス(XCG-5005CR/U100CRのみ)
ワンプッシュホワイトバランス
1回のコマンド実行により、指定された検波領域のGレベルに対するRレベ
ル、Bレベルを調整するモードです。可変範囲は、
ピクセルゲイン範囲と同じ
範囲となります。また、
どのエリアの画像平均レベルなのかを示す、
ホワイト
バランス検波枠を、表示/非表示に設定することができます。出力映像の
幅と高さを100%として、検波枠は、OFFSET X/Y、WIDTH/HEIGHTの
%単位で設定します。
上記のワンプッシュホワイトバランスを使用しても最適なレベルにならない
状況において、ユーザーがRレベル、Gレベル、Bレベルを調整することが
できます。
周辺機器
■ 小型カメラアダプター(電源装置)
:DC-700/700CE
■ 12ピンカメラケーブル
トリガー
露光
メモリーチャンネル0
の設定
ソニー株式会社
製品のお問い合わせ先
メモリーチャンネル1
の設定
● CCXC-12P02N (2 m) ● CCXC-12P05N (5 m) ● CCXC-12P10N (10 m) ● CCXC-12P25N (25 m)
■ 三脚アダプター:VCT-ST70I
*「GigE Vision」
は AIA (Automated Imaging Association) の登録商標です。
*「GenICam」
は EMVA (European Machine Vision Association) の商標です。
* ソニー、SONY および EXview HAD CCD Ⅱはソニー株式会社の商標です。
http://www.sony.co.jp/ISPJ/
©2011, 2015 Sony Corporation
記載事項は改良のため予告なく変更することがあります。
ISP4050-IYG15C