2014 年 3 月期第 3四半期(累計)

各位
2014年2月5日
ヤマハ株式会社
2014
2014 年 3 月期第3
月期第3四半期(
四半期(累計)
累計)連結業績の
連結業績の概要と
概要と
通期連結業績予想及
通期連結業績予想及び配当予想の
配当予想の修正について
修正について
□ 第3四半期累計
四半期累計業績
累計業績の
業績の概要 ― 対前年同期増収、増益 ―
2014 年 3 月期第3四半期の累計売上高は、対前年同期で、為替による 373 億円の増収影響を受け、その
他の事業を除く全てのセグメントで増収となり、347 億円(12.7%)増加の 3,087 億円となりました。
営業利益については、対前年同期で、為替による 113 億円の増益影響を受け、124 億円(118.6%)増加の
228 億円となりました。
営業利益の増加に伴い、
経常利益は 127 億円
(132.1%)
増加の 223 億円、
四半期純利益は 146 億円
(326.8%)
増加の 190 億円となりました。
□ 事業セグメント
事業セグメント別
売上高・営業損益の
営業損益の状況
セグメント別の売上高・
・楽器事業 売上高 1,967
1,967 億円(
億円(前年同期比
前年同期比 11.7%増) 営業利益 159 億円(前年同期比
前年同期比 130.0%
30.0%増)
ピアノは、国内での販売が前年を下回りましたが、北米で好調に推移したことに加え、為替影響もあ
り、増収となりました。電子楽器は、デジタルピアノが売上げを伸ばしました。ポータブルキーボード
は、新興国で伸び悩んだものの、増収となりました。管楽器は、国内および北米で好調に推移しました。
セグメント全体の売上高は、
前年同期に比べ、
為替による 241 億円の増収影響を受け、
206 億円
(11.7%)
増加の 1,967 億円となりました。
営業利益は、為替による 79 億円の増益影響を受け、90 億円(130.0%)増加の 159 億円となりました。
・音響機器事業
前年同期比 15.9%増) 営業利益 53 億円(
億円(前年同期比
前年同期比 17.8%増)
音響機器事業 売上高 794 億円(前年同期比
オーディオ機器は、対前年増収となりましたが、為替要素を除いた実質ベースでは北米以外の市場で
減収となりました。PA 機器は、設備音響機器の売上げの伸び悩みが継続しています。ネットワーク機器
は、業務用通信カラオケ機器が前年を下回りましたが、ルーターおよび会議システムが売上げを伸ばし
ました。
セグメント全体の売上高は、
前年同期に比べ、
為替による 123 億円の増収影響を受け、
109 億円
(15.9%)
増加の 794 億円となりました。
営業利益は、為替による 29 億円の増益影響を受け、8 億円(17.8%)増加の 53 億円となりました。
・電子部品事業 売上高 148 億円(前年同期比
前年同期比 30.7%
30.7%増) 営業利益
営業利益 13 億円(前年同期 16 億円の
億円の営業損失
営業損失)
損失)
半導体は、スマートフォンの需要拡大に伴い、地磁気センサー(電子コンパス)およびコーデックが売
上げを伸ばし、増収となりました。
セグメント全体の売上高は、前年同期に比べ、35 億円(30.7%)増加の 148 億円となりました。
営業利益は、増収に加えて固定費削減の効果もあり、13 億円(前年同期は 16 億円の営業損失)となり
ました。
・その
その他
その他の事業 売上高 178 億円(
億円(前年同期比
前年同期比 1.6%
1.6%減) 営業利益 3 億円(前年同期比
前年同期比 51.3%
51.3%減)
自動車用内装部品は、前年第1四半期に納入先のモデルチェンジによる需要があったことから、減収
となりました。FA 機器は、国内および中国での受注が好転せず、若干の減収となりました。ゴルフ用品
は、国内で苦戦しているものの、韓国を中心とする海外で売上げを伸ばし、増収となりました。リゾー
ト事業は、ほぼ前年並みの売上げとなりました。
セグメント全体の売上高は、前年同期に比べ、3 億円(1.6%)減少の 178 億円となりました。
営業利益は、3 億円(51.3%)減少の 3 億円となりました。
□ 2014
2014 年 3 月期通期連結業績予想について
月期通期連結業績予想について ― 10 月 31 日公表の業績予想を据え置き ―
10 月 31 日公表の 2014 年 3 月期通期連結業績予想は、売上高 4,080 億円(前期比 11.2%増)、営業利益
220 億円(前期比 138.7%増)、経常利益 205 億円(前期比 138.9%増)、当期純利益 180 億円(前期比 336.6%
増)としておりました。
今回の業績予想では、当第3四半期業績および今後の事業動向、為替動向等を考慮し、前回の業績予想
を据え置きといたします。
尚、昨年 9 月にストライキが発生したインドネシアのギター製造子会社は、1 月より稼働を再開しました
が、その生産休業による影響は、販売の機会損失に加え、操業停止損(特別損失)6 億円を今回の業績予想
に織り込んでいます。
□ 配当予想の
配当予想の修正について
修正について
本日公表の連結業績予想を勘案し、期末配当予想を前回の 7.5 円から 15 円に修正いたします。これに
より、通期の配当予想は前回の 15 円から 22.5 円に修正となります。
注)今回の業績予想における想定為替レートは、従来の対 US ドル 95 円、対ユーロ 130 円から、対 US ドル 100 円、対
ユーロ 135 円に見直しております。
注)文章中の売上高、損益の数値は、億円未満四捨五入で記載しており、( )内は原則前年同期比増減率です。
尚、第1四半期連結会計期間より、従来の「AV・IT」事業を「音響機器」事業に名称変更いたしました。
また、セグメント区分を見直し、「楽器」事業に含まれていた PA 機器を「音響機器」事業に変更しております。
前年同期比の金額、増減率については、変更後の区分方法により計算いたしました。
以上
ヤマハ株式会社
広報部
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
広報部(浜松)〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町 10-1
TEL 03-5488-6601
TEL 053-460-2210
2014年3月期 第3四半期業績資料
2014年2月5日
当第3四半期
前年第3四半期
('13/10-12月)
('12/10-12月)
14年3月期
1,110億円
売上高
13年3月期
971億円
当第3四半期累計 前年第3四半期累計
('13/4-12月)
14年3月期
3,087億円
('12/4-12月)
13年3月期
2,739億円
前回当期予想
当期予想
前期実績
(13/10/31発表)
14年3月期
4,080億円
14年3月期
4,080億円
13年3月期
3,669億円
国内売上高
410億円
(36.9%)
407億円
(42.0%)
1,232億円
(39.9%)
1,252億円
(45.7%)
1,662億円
(40.7%)
1,665億円
(40.8%)
1,658億円
(45.2%)
海外売上高
700億円
(63.1%)
564億円
(58.0%)
1,854億円
(60.1%)
1,487億円
(54.3%)
2,418億円
(59.3%)
2,415億円
(59.2%)
2,012億円
(54.8%)
営業利益
91億円
(8.2%)
36億円
(3.7%)
228億円
(7.4%)
104億円
(3.8%)
220億円
(5.4%)
220億円
(5.4%)
92億円
(2.5%)
経常利益
89億円
(8.0%)
35億円
(3.6%)
223億円
(7.2%)
96億円
(3.5%)
205億円
(5.0%)
205億円
(5.0%)
86億円
(2.3%)
当期利益
65億円
(5.9%)
11億円
(1.1%)
190億円
(6.2%)
45億円
(1.6%)
180億円
(4.4%)
180億円
(4.4%)
41億円
(1.1%)
(*5)
為替レート(決済レート) 99円/US$
80円/US$
98円/US$
80円/US$
97円/US$
99円/US$
131円/EUR
99円/EUR
127円/EUR
103円/EUR
127円/EUR
128円/EUR
103円/EUR
ROE (*1)
10.2%
2.3%
10.3%
2.9%
7.5%
7.5%
1.9%
ROA (*2)
6.0%
1.2%
6.1%
1.6%
4.5%
4.4%
1.1%
1株当たり利益
設備投資
(減価償却費)
研究開発費
(キャッシュフロー)
キャッシュフロー )
82円/US$
33.8円
5.7円
98.3円
23.0円
93.0円
93.0円
21.3円
22億円
29億円
71億円
87億円
120億円
113億円
138億円
(33億円)
(29億円)
(93億円)
(83億円)
(131億円)
(127億円)
(116億円)
57億円
56億円
165億円
166億円
230億円
229億円
221億円
営業活動
94億円
▲1億円
137億円
▲47億円
265億円
288億円
78億円
投資活動
▲16億円
▲26億円
▲41億円
▲84億円
▲73億円
▲144億円
▲126億円
78億円
-
▲27億円
-
96億円
▲131億円
192億円
144億円
▲49億円
888億円
835億円
803億円
810億円
820億円
フリーキャッシュフロー
期末在庫高
(要員数)
(要員数)
国内
-
-
6,923人
7,355人
6,900人
6,900人
7,143人
海外
-
-
12,936人
12,520人
13,200人
13,200人
12,545人
正社員計 (*3)
-
-
19,859人
19,875人
20,100人
20,100人
19,688人
(49人)
(170人)
(50人)
(50人)
(173人)
8,395人
8,036人
8,200人
7,700人
8,198人
(連結範囲変動による増減)
正社員外要員(期中平均)
-
-
(事業別売上高)
事業別売上高)
697億円
(62.8%)
610億円
(62.8%)
1.967億円
(63.7%)
1,760億円
(64.3%)
2,585億円
(63.4%)
2,585億円
(63.4%)
2,355億円
(64.2%)
306億円
(27.6%)
269億円
(27.7%)
794億円
(25.7%)
685億円
(25.0%)
1,050億円
(25.7%)
1,055億円
(25.8%)
926億円
(25.2%)
電子部品
47億円
(4.2%)
35億円
(3.6%)
148億円
(4.8%)
114億円
(4.1%)
200億円
(4.9%)
200億円
(4.9%)
150億円
(4.1%)
その他
(事業別営業利益)
事業別営業利益)
59億円
(5.4%)
57億円
(5.9%)
178億円
(5.8%)
181億円
(6.6%)
245億円
(6.0%)
240億円
(5.9%)
238億円
(6.5%)
楽器 (*4)
63億円
22億円
159億円
69億円
160億円
165億円
64億円
27億円
22億円
53億円
45億円
50億円
50億円
46億円
電子部品
1億円
▲7億円
13億円
▲16億円
5億円
5億円
▲20億円
その他
0億円
▲1億円
3億円
7億円
5億円
0億円
3億円
543億円
555億円
1,739億円
1,802億円
楽器 (*4)
音響機器
音響機器
(*4)
(*4)
(単独の
単独の状況)
状況)
売上高
2,314億円
営業利益
26億円
(4.7%)
▲15億円
-
95億円
(5.5%)
4億円
(0.2%)
▲42億円
経常利益
31億円
(5.7%)
▲5億円
-
158億円
(9.1%)
52億円
(2.9%)
62億円
(2.7%)
当期利益
28億円
(5.2%)
▲16億円
-
169億円
(9.7%)
32億円
(1.8%)
58億円
(2.5%)
-
*1, 2 ROE・ROAは年換算値
*3 要員数=期末社員在籍数
*4 2014年3月期第1四半期より、AV・IT事業の名称を音響機器事業へ変更し、PA機器を楽器事業から音響機器事業に移動しています。
これに伴い2013年3月期の数値も新セグメントに組み替えて表示しています。
*5 4Q為替レート US$=100円、EUR=135円
連結業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の連結業
績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。