D*ML - jae.com

RoHS対応品
小型・角型
多様な接続に対応
一般汎用型・EMI対策型・同軸複合型
CAT. No. D sub-031D FEB. 2011
D sub
D subシリーズコネクタは、コンピュータをはじ
めとした各種電子機器の高密度小型化、機能
の高度化に対応した、小型で軽量の高信頼型
コネクタとして代表的な製品です。
5種のシェルサイズ(E.A.B.C.D.)と5種の芯数
(9,15,25,37,50)を基本に、ピンタイプとソケッ
トタイプの組合せで構成されます。
結線タイプは、圧着、圧接、半田、基板取付用ス
ルーホール、ラッピングなどの各種が有ります。
小型・高信頼角型コネクタ
D sub SERIES
各種コネクタと付属品の組合せにより、ラック&
パネル間の接続の他、パネル対ケーブル、ケー
ブル対ケーブル、基板対ケーブルなど、多様な
接続が出来ます。
D subコネクタには、一般汎用型や電磁障害
(EMI)対策型、同軸/信号複合型、高密度多
芯型(D02シリーズ)など、使用条件によりご選
択いただける豊富な品種が揃っております。
■用途:コンピュータ、OA機器、通信機器、計測機
器、放送機器、音響機器、FA機器、一般民生機器、
その他各種電気・電子機器。
目 次
概要 …………………………………………2∼3
D subコネクタ一覧表 …………………4∼11
■圧着型
D*U/D*C ……………………… 12∼17
D*MA ………………………………18∼20
■圧接型
D*SP ………………………………21∼27
■半田型
D*/D*−N/D*−UL……………28∼29
D*M…………………………………30∼35
■同軸/信号複合型
D*ML ………………………………36∼41
■基板実装型
D*LC ………………………………44∼47
D*−A−N/D*−J4 ………………48∼49
D*T/D*−T−N …………………………50
D*−J4−2 …………………………………51
D*U ………………………………………52
■ラッピング/D*−R ………………………53
■EMI対策型
D*−F−N/D*U-F ………………………57
D*−AF−N/D*LC………………………58
D*SP−F …………………………………59
D*−F−T−N ………………………………59
ジャンクションシェル ……………………60
嵌合固定台 …………………………………61
■EMI対策型フライトコア付き
D*LC−F ……………………………62∼65
■高密度多芯型
D02 …………………………………66∼73
D02−M15 …………………………74∼79
付属品 …………………………………80∼89
D subコネクタの取付方法 …………………90
基板取付穴寸法 ………………………………91
コネクタの結線と組立 ………………92∼95
品目一覧表(アルファベット順) ……96∼99
参考・タイプ別品名早見表 ………100∼103
本資料の記載内容は、予告なしに変更することが
ありますので、御用命の際は弊社営業部門に御確
認下さい。
2
■ご注意
電気用品安全法の適合品をお求めの場合は、電気用品安全法で
定める基準を満たした認証品をお選び下さい。認証品については
弊社販売窓口までお問い合わせ下さい。
■
ピンタイプとソケットタイプの組合せ
D subコネクタは、ピンコンタクトタイプ
とソケットコンタクトタイプの組合せが基
本になっております。
■
互換性
各タイプのコネクタはそれぞれ互換性があ
り、付属品も共通して使用できます。
■
誤結合防止機構
シェルの結合部形状は極性をもつ台形で、
誤って逆向きに結合されるのを完全に防止
します。
■
5種のシェルサイズと芯数
外観はコンパクトな矩形で、コンタクト及
び絶縁物は堅固な鋼製シェルに収容されて
■
います。シェルサイズが5種類(E.A.B.C.D)
高密度多芯D02シリーズ
D02シリーズにはD subコネクタと同一
と9,15,25,37,50芯の基本芯数があり、他
シェルサイズの中に約2倍のコンタクト数を
に同軸、高電流用コンタクトが入る特殊配
有する高密度実装型コネクタです。
列もあります。
■
特殊配列例(D*M/D*ML)
■ご注意
当カタログに掲載の結線機、コンタクト引抜工具等、工具類のRoHS対応については、
別途弊社営業部までお問い合わせ下さい。
3
同軸用/信号用コンタクト
複合型(圧着)
D※MLシリーズ
CONNECTORS
最新電子機器のディジタル信号による高
周波数化、大容量化に対応。機器間のイ
ンターフェース用として、信号用と同軸
用コンタクトを複合したD subコネクタ
です。
コンタクトのプレス化をはじめ、徹底し
たコストダウンを図ったローコストタイ
プです。
高速高画質情報を送るRGBカラーディス
プレイ装置のインターフェース用の他、
エンジニアリングワークステーション、
CAD、オフィスコンピュータとディスプ
レイ装置との接続等の各種電子機器の信
号及び同軸ラインを複合したインターフ
ェース用として最適なコネクタです。
特長
●ソケット側とピン側の組合せにより、
ケーブル中継、パネル対ケーブル接続が
出来ます。
品名構成
DAML-3W3PG-F0
●シリーズ名
●F0:コンタクト別売
●シェル仕上記号:G…錫メッキ
●シェルサイズ:A、B
●コンタクト配列記号
●コンタクト区分:P…ピン、S…ソケット
●コネクタシェルは錫メッキ仕上げ、ピ
ン側シェルにはグランディングディンプ
ルがあり、シールド効果の優れたEMI対
策型です。
■ご注意
付属品ご使用の場合は、使用条件をご確認
の上、ご使用下さい。
コンタクト配列
(ピン側インサートを結合側から見た図です)
(注)配列記号説明
13W3の場合・・・13芯中、3芯
が同軸コンタクト、残り10芯
が信号用#20サイズコンタク
トである事を表わします。
シェルサイズ
配列記号
36
A
B
3W3
13W3
同軸/信号複合型・D※MLシリーズ
■種類と組合せ例
圧着型コンタクトは別売りです。コネクタ本
体とは別途にご購入願います。
信号用コンタクト(ピン)
圧着型:D※C−20−※P−※※
信号用コンタクト(ソケット)
圧着型:D※C−20−※S−※※
プラグ(ピン側・圧着型)
D※ML−※W※PG−F0
レセプタクル
(ソケット側・圧着型)
D※ML−※W※SG−F0
同軸用コンタクト(圧着型)
DML−CPSC−3R
同軸用コンタクト(圧着型)
DML−CRSC-3R
■ジャンクションシェル
材料/仕上
●コネクタ本体
シェル
品名 : DAサイズ用・DA−C17−J10−F2R
品名 : DB サイズ用・DB −C17−J10−F2R
鋼/錫メッキ
フロントインシュレータ
PBT/UL94V−0、黒色
リアインシュレータ
ナイロン/UL94V−0、黒色
フード:ABS樹脂(ニッケルメッキ)
●コンタクト
信号用コンタクト
同軸コンタクト
銅合金/ニッケル上金メッキ
インシュレータ:ETFE
スリーブ :銅合金/金メッキ
外部コンタクト:
ピン側・・・銅合金/金メッキ
ソケット側・・・銅合金/金メッキ
中心コンタクト:
ピン側・・・銅合金/金メッキ
ソケット側・・・銅合金/金メッキ
一般仕様
(注)
上記は、DB−C17−J10−F2Rで記載しています。
DA−C17−J10−F2の場合、一部形状が異なります。
信号コンタクト
同軸コンタクト
定 格 電 流
5A
2A
定 格 電 圧
250V
250V
接 触 抵 抗
20mΩ以下
特性インピーダンス
−
75Ω±7Ω
使 用 周 波 数
−
0∼300MHz
挿 入 損 失
−
2dB以下
V
−
S
W
R
絶 縁 抵 抗
耐
電
圧
使 用 温 度
適 用 電 線
1.2以下
5000MΩ以上
■寸法
品 名
A
±0.3
B
C
±0.5
D
±0.5
DA−C17−J10−F2R
33.32
11
45.1
47
DB−C17−J10−F2R
47.04
10
58.8
51.5
■ご注意
付属品ご使用の場合は、使用条件をご確認の上、ご使用下さい。
AC1000Vr.m.s(1分間)
−55℃∼+105℃
AWG#18∼#30
1.5C−2V
37
■D※ML・圧着結線タイプ
プラグ(ピン側)
(注)コンタクトは別売(次頁参照)
(注)図中のコンタクト配列は13W3で記載してあります。
レセプタクル(ソケット側)
(注)コンタクトは別売(次頁参照)
シェル コンタクト コンタクト
区分
サイズ
配列
38
A
3W3
B
13W3
(注)図中のコンタクト配列は13W3で記載してあります。
品 名
プラグ
レセプタクル
A
±0.5
B
±0.25
B'
±0.25
C
±0.13
F
±0.4
H
±0.4
ピ ン
DAML−3W3PG−F0
−
39.19
25
−
33.32
27.5
1.2
ソケット
−
DAML−3W3SG−F0
39.19
−
24.59
33.32
27.5
1.2
ピ ン
DBML−13W3PG−F0
−
53
39.01
−
47.04
41.3
1.5
ソケット
−
DBML−13W3SG−F0
53
−
38.3
47.04
41.3
1.2
同軸/信号複合型・D※MLシリーズ
■D※ML用コンタクト(圧着型)
●同軸用コンタクト
ピンコネクタ用:DML−CPSC−3R
ソケットコネクタ用:DML−CRSC−3R
●信号用コンタクト
サイズ
ピンコンタクト
ソケットコンタクト
結線形態
電線はコンタクトの芯線バレルと被覆バ
レルにより芯線と被覆が結線されます。
20−24
20−22
電線は芯線のみ結線されます。
20−18
(注)信号用コンタクトはD※Uコネクタ用と共通です。
種 類
品 名
適合電線サイズ
タイプ
単 位
サイズ
ピンコンタクト
ソケットコンタクト
A
参考
同軸用
単品
−
DML−CPSC−3R
DML−CRSC−3R
−
−
1.5C−2V
φ2.9
リール状
10,000本
信号用
バラ状
100本
同軸用
AWG No.
被覆外径
20−24
D※C−20−24P−10000
D※C−20−24S−10000
2.3
1.55
#24∼#30
φ0.5∼φ1.5
20−22
D※C−20−22P−10000
D※C−20−22S−10000
2.6
1.8
#22∼#24
φ1.2∼φ1.7
20−18
D※C−20−18P−10000
D※C−20−18S−10000
2.5
2.4
#18∼#22
φ1.95以下
20−24
D※C−20−24P−PKG100
D※C−20−24S−PKG100
2.3
1.55
#24∼#28
φ0.8∼φ1.5
20−22
D※C−20−22P−PKG100
D※C−20−22S−PKG100
2.6
1.8
#22∼#24
φ1.2∼φ1.7
20−18
D※C−20−18P−PKG100
D※C−20−18S−PKG100
2.5
2.4
#18∼#22
φ1.95以下
サイズ
AWG No.
被覆外径mm
挿入/引抜工具
引抜工具
1.5C−2V
φ2.9
−
−
コンタクト
種 類
B
参考
適用電線
中心コンタクト
−
スリーブ
−
20−24
#24∼#28
#28∼#30
信号用
20−22
#22∼#24
20−18
#18∼#22
圧着結線機
手動式圧着工具
M22520/2−01(ロケータ:JP−D※ML)
CT150−1C−D※ML
φ1.0∼φ1.5
φ0.5∼φ1.2
(注1)
φ1.95以下
−
CT150−2−D※C
φ0.8∼φ1.3 CT150−2−D※Cmk2
φ1.2∼φ1.7
半自動圧着機
(注2)
−
CT150−2−D※C
プレス:
CP215−5B
アプリケータ:
3502−D※C−2C
JIET−D※C−20
(被覆外径:
ET−20D
φ1.7以下)
CT150−2B−D※C
(注1)手動式圧着工具CT150−2−D※Cをご使用の場合は、φ1.2mm∼φ1.5mmです。
(注2)半自動圧着機の詳細については、別途お問い合わせ下さい。
(注3)圧着結線手順については下記頁をご参照ください。
同軸コンタクト・・・40∼41頁、信号用コンタクト・・・16∼17頁(D※U用コンタクトと共用です。
)
(注4)結線機、工具類のRoHS対応については、別途弊社営業部までお問い合わせ下さい。
39
■D※ML用同軸コンタクト圧着結線手順
(注)
結線機のRoHS対応については、別途弊社営業部までお問い合わせ下さい。
D※MLシリーズの同軸コンタクトは、部品の状態で供給されます。
各部品を手順通り正しく組立、圧着作業を行ってください。
中心コンタクト圧着工具:
本体:M22520/2−01
ロケータ:JP−D※ML
外部スリーブ圧着工具:
CT150−1C−D※ML
ピン側コネクタ用:DML−CPSC−3R
ソケット側コネクタ用:DML−CRSC−3R
①同軸ケーブルの被覆むき寸法
②外部スリーブを電線に通す。
④中心コンタクトの圧着(M22520/2−01)
④−1 工具へのロケータ取付け
④−2 位置決め番号のセット
付属のクリップを本体より外し、
ロケータをガイドに沿って押し
込み、その状態で右方向に止ま
るまで回転させます。次に外し
たクリップを元の位置に差し込
みます。
ロケータを取付け後、位置決め
番号(セレクタ番号)をセット
します。クリップを外しダイア
ルを回転させ所定番号にセット
します。
セレクタ番号…No.4
④−3 中心コンタクトの挿入
④−4 電線の挿入
中心コンタクトの接触部側を先
にして圧着部孔に挿入します。
先に挿入したコンタクトの圧着
部孔に電線を完全に奥まで挿入
します。束線が乱れて孔の外に
出ないように注意してください。
③内部スリーブを通し、シールドを被せる。
④中心コンタクトを圧着結線する。
(圧着手順…右記参照)
⑤インシュレータ(絶縁物)を装着。
⑥外部コンタクトの足を伸ばし、外部スリーブを被せる。
⑦外部スリーブの圧着。
(圧着手順…次頁参照)
④−5 圧着
⑧コネクタリア側より、コンタクトを挿入
電線を軽く押しつけ、ハンドル
を握り、ラチェットが外れるま
で締めつけます。圧着が完了後
に手をゆるめるとハンドルは自
動的に開放されます。
40
同軸/信号用複合型・D※MLシリーズ
■D※ML用同軸コンタクト圧着結線手順
⑦外部スリーブの圧着(CT150−1C−D※ML)
中心コンタクトを圧着結線した後、インシュレータを装着、外部
コンタクトの足を伸ばし、外部スリーブを被せ専用工具にて圧着
結線をします。
外部スリーブ圧着工具CT150−1C−D※MLは、工具本体とポジシ
ョナ(ロケータ及びキャップ)で構成されます。
結線前に所定のポジショナをセットしてください。
⑦−1 ロケータのセット
⑦−3 コンタクトの挿入
ロケータには、赤と青の2本のマークがあ
り、工具本体側を赤にするとピン側コン
タクト用(DML−CPSC−3R)に、青はソ
ケット側コンタクト(DML−CRSC−3R)
になります。
ロケータの切り欠きを、工具本体の位置決めピンに合わせ、ロケータ
のA部(逆向きの場合B部)が工具本体のネジ端面に突き当るまで挿入
します。
⑦−2 ポジショナキャップの装着
先の④で圧着結線した中心コンタクトに⑤インシュレータ装着−⑥外
部コンタクトの足に外部スリーブを被せたコンタクトを、ロケータの
切り欠きにコンタクトランスを合わせて奥まで挿入します。奥まで挿
入すると外部スリーブが工具のクリンパ、アンビル面とほぼ同じにな
ります。
⑦−4 スリーブの圧着
電線を手で軽く押しながら、ハンドルをラチェットが外れるまで徐々
に握り締めてください。これで圧着完了です。
圧着完了後、力を抜くとハンドルは自動的に戻り開放状態になります。
電線を軽く引張るとコンタクトは取り出せます。
ポジショナキャップをロケータに手で締めて装着します。
ポジショナキャップ側面の確認穴からラインの色を確認してください。
41
D subシリ−ズ・小型角型コネクタ
ご注文に際してのお願い
①本カタログに記載の仕様は、参考値です。製品及び仕様については、予告無く変更する場合があります。
記載製品のご採用のご検討やご注文に際しては、予め弊社販売窓口までお問い合わせのうえ、「納入仕様書」の取交わしをお願いします。
②お客様におかれましては、保護回路や冗長回路等を設けて機器の安全を図られると共に、弊社製品の適合性について十分なご確認をお願いします。
③本カタログ記載の製品は、下記の推奨用途に使用されることを意図しております。従いまして、推奨用途以外へのご使用又は極めて高い信頼性
が要求される特定用途へのご使用をお考えの場合は、必ず事前に弊社販売窓口までご相談下さいますようお願い申し上げます。
(1)
ご相談いただく用途例
(イ)下記用途でお客様指定又は産業分野固有の品質保証プログラムが有る場合は、ご相談下さい。
*用途例:自動車電装、列車制御、通信機器(幹線)、交通信号制御、電力、燃焼制御、防火・防犯装置、防災機器、等。
(ロ)下記特定用途へのご使用をお考えの場合は、お客様指定の品質保証プログラムにて別途承る場合が有ります。
*特定用途例:航空宇宙機器、海底中継機器、原子力制御システム、生命維持のための医療機器、等。
(2)推奨用途例:電算機、事務機、通信機器(端末、移動体)、計測機器、AV機器、家電、FA機器、等。
〒153-8539 東京都目黒区青葉台3-1-19(青葉台石橋ビル)
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中 部 支 店 ・ 豊 田 市
仙 台 営 業 所 ・ 仙 台 市
宇都宮営業所 ・ 宇 都 宮 市
静 岡 営 業 所 ・ 静 岡 市
福 岡 営 業 所 ・ 福 岡 市
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TEL( 0565 )34 −0600
TEL( 022 )225 −8151
TEL( 028 )637 −8545
TEL( 054 )283 −0664
TEL( 092 )262 −1888
FAX( 06 )6447 −5276
FAX( 0565 )34 −0840
FAX( 022 )225 −8059
FAX( 028 )637 −8546
FAX( 054 )283 −1993
FAX( 092 )262 −1750
コネクタ情報 ht t p: //jae - connectors.com
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