MB89940 - Spansion

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
DATA SHEET
DS07–12536–6
マイクロコントローラ 8 ビットオリジナル
CMOS
MB89940 シリーズ
MB89943/945/P945/PV940
■ 概 要
MB89940 シリーズは , 車の計装アプリケーション用に特に設計されています。
2 つの PWM パルスジェネレータと 4 つ
の高ドライブ電流出力の組合せにより , ステッパ・モータを制御します。本製品には , そのほかに 2 つのアナログ入力 , 2 つ
の PWM パルスジェネレータ , および各種センサ / インジケータ装置用 10 桁 LCD コントローラ・ドライバが内蔵されてい
ます。
MB89940 シリーズは , ハイパフォーマンス CMOS 技術により製造され , 48 ピン QFP にパッケージ化されています。
■ 特 長
・ 8 ビット CPU:4 MHz システムクロック ( 外部:8 MHz, インストラクションサイクル:500 ns)
・ 21 ビットタイムベースタイマ
・ ウォッチドッグタイマ
・ クロックジェネレータ / コントローラ
・ 16 ビットインターバルタイマ
・ 高ドライブ電流出力 4 つを持つ PWM パルスジェネレータ:2 チャネル
・ 8 ビット A/D コンバータ:2 チャネル
・ 外部割込み:3 チャネル
・ 低電圧検出リセット
・ 外部電圧モニタ割込み
・ インジケータ装置制御用としてさらに PWM パルスジェネレータ:2 チャネル
・ LCD コントローラ・ドライバ:17 セグメント / 4コモン
・ パッケージ QFP-48, MQFP-48
・ 5.0 V 単一電源 (MB89P945 の場合は , VPP が必要 )
・ 内部 3.0 V 電源用内蔵電圧レギュレータ (MB89943, MB89945)
富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
Copyright©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved
2008.10
MB89940 シリーズ
■ 品種構成
品名
項目
分類
ROM 容量
RAM 容量
CPU 機能
ポート
タイムベースタイマ
8/16 ビット
インターバルタイマ
ウォッチドッグタイマ
ステッピングモータ
コントローラ
PWM タイマ
外部割込み
A/D コンバータ
LCD コントローラ・
ドライバ
低電圧検出リセット
外部電圧モニタ割込み
スタンバイモード
動作電圧* 2
プロセス
MB89943
MB89945
量産品
( マスク ROM 品 )
8 K × 8 ビット
( 内蔵 ROM)
16 K × 8 ビット
( 内蔵 ROM)
MB89P945
MB89PV940
ワンタイム品
ピギ / エバ品
16 K × 8 ビット
( 内蔵 PROM)
32 K × 8 ビット
( 外付け ROM)
512 × 8 ビット
1 K × 8 ビット
基本命令数
:136 命令
命令周期
:0.5 µs * 1 / 8 MHz 発振
割込み処理時間 :4.0 µs * 1 / 8 MHz 発振
最小命令実行時間 :19 命令周期
分周命令時間
:21 命令周期
メモリ∼レジスタ間直接アドレッシングデータ転送
:7 命令周期
出力 (Nch オープンドレイン ) :5 本
入出力 CMOS
:8 本 (CMOS シュミット入出力 2 ch)
21 bit
割込み周期:1 ms, 4.1 ms, 32.8 ms, または 524.3 ms
8 ビットタイマ 2 ch, または 16 ビットタイマ 1 ch として使用可能
動作クロック周期:1 µs, 16 µs, 256 µs, または外部入力* 1
リセット間隔:約 524 ms ∼ 1049 ms
8 ビット PWM パルス発生器 2 ch
同期 4 ch 高電流出力
動作クロック:250 ns, 500 ns, 1 µs, または 4 µs * 1
8 ビット PWM タイマ
3 チャネル独立 ( エッジ選択可 ) ,立上り / 立下り選択可
8 ビット分解能× 2 ch
A/D 変換モード (MB89943/945 の変換時間:26 µs * 1 /8 MHz 発振,
MB89P945/MB89PV940 の変換時間:22 µs * 1 /8 MHz 発振 )
コモン出力:4 本
セグメント出力:17 本
出力数は , プログラム可能
低電圧検出時自動リセット
リセット電圧:3.3 V, 3.6 V, 4.0 V
外部端子電圧が基準電圧より低いとき , 割込みがかかる
ストップモード , スリープモード
3.5 V ∼ 5.5 V
CMOS
外付け EPROM
MBM27C256A-20TVM
* 1:実行時間とクロック周期時間は , MCU の使い方によって異なります。
* 2:使用周波数などの条件によって異なります (「■電気的特性」参照 ) 。
MB89PV940 の場合 , 使用する EPROM の制限によって異なります。
2
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
■ パッケージと品種対応
パッケージ
MB89943
MB89945
MB89P945
MB89PV940
FPT-48P-M16
○
×
MQP-48C-P01
×
○
○:あり ×:なし
(注意事項)各パッケージの詳細は , 「■パッケージ・外形寸法図」を参照してください。
■ 品種間の相違点
1. メモリ空間
MB89940 シリーズ向けにソフトを評価 , 開発する前に製品の品種間の相違にご注意願います。
・ RAM/ROM の構成は , 製品の品種により異なります。
・ スタックの最下位アドレスを RAM アドレスの上限に設定した場合は , 品種が変われば再配置する必要があります。
2. 消費電流
ピギ品に関しては , ピギバック上の EPROM の消費電力を加算してください。
3. テクノロジ
他品種製品が 0.8 µm CMOS テクノロジによって製造されているのに対し , マスク ROM 品は 0.5 µm CMOS テクノロジ
によって製造されています。
マスク ROM 品はまた , 内部 3.0 V 電源用内蔵電圧レギュレータを持っています。詳細に関しては ,「MB89940 シリーズ
ハードウェアマニュアル」を参照してください。
4. マスクオプション
オプションで選択できる機能 , オプションの指定方法は品種により異なります。
「■マスクオプション一覧表」でご確認
のうえご使用ください。
・ ピギー品には,オプションはありません。
・ マスク ROM 品では , パワーオンリセット , およびリセット出力オプションは常に使用可能となっています。
・ LCD 出力として使用する端子に対しては , プルアップオプションを指定することはできません。
DS07–12536–6
3
MB89940 シリーズ
■ 端子配列図
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27
26
25
DVCC
P30/FUELO
P00/SEG00
P01/SEG01
P02/SEG02
P03/SEG03
P04/SEG04
P05/SEG05
P06/SEG06
P07/SEG07
P10/SEG08
P11/SEG09
P24/V3
P23/TO/V2
P22/EC/V1
P21/V0
P20/SEG16
P17/SEG15
VSS
P16/SEG14
P15/SEG13
P14/SEG12
P13/SEG11
P12/SEG10
AVCC
RST
P41/COM0
P42/COM1
X0
X1
VCC
P43/COM2
P44/COM3
P27/INT2
P26/INT1
P25/INT0
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
MODE
VINT
P40/PW
P37/FUELI
P36/TEMPI
AVSS
DVSS
P35/PWM2M
P34/PWM2P
P33/PWM1M
P32/PWM1P
P31/TEMPO
(TOP VIEW)
(FPT-48P-M16)
(続く)
4
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
(続き)
60
59
58
57
56
55
54
53
77
78
79
80
49
50
51
52
69
70
71
72
73
74
75
76
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27
26
25
DVCC
P30/FUELO
P00/SEG00
P01/SEG01
P02/SEG02
P03/SEG03
P04/SEG04
P05/SEG05
P06/SEG06
P07/SEG07
P10/SEG08
P11/SEG09
P24/V3
P23/TO/V2
P22/EC/V1
P21/V0
P20/SEG16
P17/SEG15
VSS
P16/SEG14
P15/SEG13
P14/SEG12
P13/SEG11
P12/SEG10
AVCC
RST
P41/COM0
P42/COM1
X0
X1
VCC
P43/COM2
P44/COM3
P27/INT2
P26/INT1
P25/INT0
68
67
66
65
64
63
62
61
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
MODE
VINT
P40/PW
P37/FUELI
P36/TEMPI
AVSS
DVSS
P35/PWM2M
P34/PWM2P
P33/PWM1M
P32/PWM1P
P31/TEMPO
(TOP VIEW)
(MQP-48C-P01)
・パッケージ上側の端子配列 (MB89PV940 のみ )
端子番号
端子名
端子番号
端子名
端子番号
端子名
端子番号
端子名
49
A15
57
N.C.
65
O4
73
OE
50
A12
58
A2
66
O5
74
N.C.
51
A7
59
A1
67
O6
75
A11
52
A6
60
A0
68
O7
76
A9
53
A5
61
O1
69
O8
77
A8
54
A4
62
O2
70
CE
78
A13
55
A3
63
O3
71
A10
79
A14
56
N.C.
64
VSS
72
N.C.
80
VCC
N.C.:内部接続がありますので , 使用しないでください。
DS07–12536–6
5
MB89940 シリーズ
■ 端子機能説明
端子番号
端子名
QFP * 1
MQFP * 2
5
5
X0
6
6
X1
48
48
MODE
2
34 ∼ 27
2
RST
34 ∼ 27
P00/SEG00 ∼
P07/SEG7
P10/SEG08 ∼
26 ∼ 20, 18 26 ∼ 20, 18
P17/SEG15
17
16
15
14
17
16
15
14
P20/SEG16
P21/V0
P22/EC/V1
P23/TO/V2
回路
形式
機 能 説 明
A
水晶発振回路の接続端子です。
X0 と X1 は , 直接水晶発振回路に接続することができます。
発振クロックを X0 に外部接続する場合 , X1 はオープンにしてくだ
さい。
B
モード入力を使用して MCU をテストモードにします。
ユーザアプリケーションでは , MODE は , Vss に接続されています。
C
リセットパルスをこの端子に加えると , MCU を初期化することが
できます。
内部リセットが発生すると , RST はアクティブ Low になり , Low 状
態をドライブします。
リセットパルス幅が規格値未満の場合 , MCU は不定状態になりま
す。
H
汎用入出力ポートです。
LCD コントローラドライバの出力との兼用端子です。
LCD コントローラの内部レジスタを設定することによってポート 0
と LCD セグメント信号出力に切り換えることができます。
J
汎用入出力ポートです。
LCD コントローラドライバの出力との兼用端子です。
LCD コントローラの内部レジスタを設定することによってポート 1
と LCD セグメント信号出力に切り換えることができます。
I
汎用入出力ポートです。
LCD コントローラドライバの出力との兼用端子です。
LCD コントローラの内部レジスタを設定することによってポート
2, または LCD セグメント信号出力のビット 0 としてこの端子を使
用することができます。
F
汎用入出力ポートです。
インターバルタイマの外部クロック入出力との兼用端子です。
この端子は,ポート 2 のビット 1 で , 外部 LCD バイアス電圧入力と
しても使用します。
F
汎用入出力ポートです。
インターバルタイマの外部クロック入出力との兼用端子です。
ポート 2 のビット 2, またはインターバルタイマの外部クロック入力
として使用します。
外部 LCD バイアス電圧入力としても使用します。
F
汎用入出力ポートです。
インターバルタイマの出力との兼用端子です。
ポート 2 のビット 3, またはインターバルタイマの出力として使用し
ます。
インターバルタイマの内部レジスタの設定によって機能の切換がで
きます。
外部 LCD バイアス電圧入力としても使用できます。
13
13
P24/V3
F
汎用入出力ポートです。インターバルタイマの外部クロック入出力
との兼用端子です。
ポート 2 のビット 4, または外部 LCD バイアス電圧入力として使用
します。
12, 11, 10
12, 11, 10
P25/INT0 ∼
P27/INT2
E
汎用入出力ポートです。
外部割込みの入力との兼用端子です。
* 1:FPT-48P-M16
* 2:MQP-48C-P01
(続く)
6
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
端子番号
QFP
*1
MQFP * 2
35
35
端子名
P30/FUELO
37
37
P31/TEMPO
38,
39
38,
39
P32/PWM1P,
P33/PWM1M
40,
41
40,
41
P34/PWM2P,
P35/PWM2M
44
45
44
45
P36/TEMPI
P37/FUELI
46
46
P40/PW
3, 4,
8, 9
3, 4,
8, 9
P41/COM0 ∼
P44/COM3
47
回路
形式
機 能 説 明
D
汎用入出力ポートです。
PWM3 の出力との兼用端子です。
この端子の機能は , PWM3 の内部レジスタの設定によって切り換え
ることができます
G
汎用入出力ポートです。
PWM4 の出力との兼用端子です。
PWM4 の内部レジスタを設定して機能を切り換えることができま
す。
ここからの出力には , 高ドライブ電流機能があります。
G
汎用入出力ポートです。
PWM1P, PWM1M の出力との兼用端子です。
2 つのモータコイルの高電流ドライブ出力端子のペアです。
ステッパモータコントローラの内部レジスタを設定してポート 3 の
ビット 2, および 3 として使用することができます。
G
汎用入出力ポートです。
PWM2P, PWM2M の出力との兼用端子です。
2 つのモータコイルの高電流ドライブ出力端子のペアです。
ステッパモータコントローラの内部レジスタを設定してポート 3 の
ビット 4, および 5 として使用することができます。
M
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータの入力との兼用端子です。
このアナログ入力は , A/D コンバータの ch 1 に接続されます。
この A/D 入力イネーブルレジスタビットが 0 に設定されていると ,
ポート 3 のビット 6 としても使用できます。
M
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータの入力との兼用端子です。
このアナログ入力は , A/D コンバータの ch 0 に接続されます。
この A/D 入力イネーブルレジスタビットが 0 に設定されていると ,
ポート 3 のビット 7 としても使用できます。
L
N-ch オープンドレイン出力ポートです。
外部電圧モニタリセットとの兼用端子です。
この端子には , 機能が二つあり , ポート 4 のオープンドレイン出力
として使用するときは , 外部電圧モニタリセットをパワーダウン
モードにしてください。
外部電圧モニタリセットの PW 入力として使用するときは , ポート
データレジスタの対応ビットを 1 に設定してください。
K
N-ch オープンドレイン出力ポートです。
LCD コモン信号出力端子です。
LCD を使用しないときは , ポート 4 として使用することもできま
す。
47
VINT
⎯
内部 3.0 V 電源の安定化のためにこの端子に外部コンデンサを接続
してください。
MB89PV940 と MB89P945 の場合は , オープンのままにしておいて
ください。
7
7
VCC
⎯
電源端子です。
19
19
VSS
⎯
電源 (GND) 端子です。
1
1
AVCC
⎯
アナログ回路の電源端子です。
VCC と同電位で使用してください。
* 1:FPT-48P-M16
* 2:MQP-48C-P01
(続く)
DS07–12536–6
7
MB89940 シリーズ
(続き)
端子番号
端子名
回路
形式
43
AVSS
⎯
アナログ回路の電源端子です。
VSS と同電位で使用してください。
36
36
DVCC
⎯
高電流ドライバ出力専用電源端子です。
VCC と同電位で使用してください。
42
42
DVSS
⎯
高電流ドライバ出力専用電源端子です。
VSS と同電位で使用してください。
QFP * 1
MQFP * 2
43
機 能 説 明
* 1:FPT-48P-M16
* 2:MQP-48C-P01
・外付け EPROM 用端子 (MB89PV940 のみ )
8
端子番号
端子名
I/O
49
50
51
52
53
54
55
58
59
60
A15
A12
A7
A6
A5
A4
A3
A2
A1
A0
O
アドレス出力端子です。
61
62
63
65
66
67
68
69
O1
O2
O3
O4
O5
O6
O7
O8
I
データ入力端子です。
70
CE
O
ROM 用チップイネーブル端子です。
スタンバイ時には “H” を出力します。
71
A10
O
アドレス出力端子です。
73
OE
O
ROM 用チップイネーブル端子です。
常に “L” を出力します。
75
76
77
78
79
A11
A9
A8
A13
A14
O
アドレス出力端子です。
80
VCC
O
EPROM 用電源端子です。
64
VSS
O
電源 (GND) 端子です。
56
57
72
74
N.C.
⎯
内部接続端子です。
必ず開放にしてください。
機 能 説 明
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
■ 入出力回路形式
分類
回 路
備 考
・ 発振帰還抵抗 約 1 MΩ 時
X1
X0
A
N-ch
スタンバイ制御信号
B
・ ヒステリシス入力
(MB89943, MB89945 のみプル
ダウン抵抗 )
R
R
P-ch
・ プルアップ抵抗による
オープンドレイン出力
( 約 50 kΩ)
・ ヒステリシス入力
C
N-ch
・ CMOS 入出力
P-ch
D
N-ch
R
マスク
オプ
ション
・ CMOS 入出力
( ヒステリシス )
・ プルアップ抵抗オプション
P-ch
E
N-ch
(続く)
DS07–12536–6
9
MB89940 シリーズ
分類
回 路
R
マスク
オプ
ション
備 考
P-ch
・ CMOS 入出力
( ヒステリシス )
・ 外部バイアス入力
・ プルアップ抵抗オプション
N-ch
F
スタン
バイ制
御信号
P-ch
N-ch
・ CMOS 入出力 ( 高出力電流 )
P-ch
G
N-ch
P-ch
・ CMOS 入出力
・ LCD コントローラ・ドライバ
出力端子
N-ch
H
スタンバイ
制御信号
P-ch
N-ch
P-ch
N-ch
R
P-ch
・ CMOS 入出力
・ LCD コントローラ・ドライバ
出力端子
・ プルアップ抵抗オプション
・ ヒステリシス入力
N-ch
I
スタンバイ
制御信号
P-ch
N-ch
P-ch
N-ch
(続く)
10
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
(続き)
分類
回 路
備 考
・ CMOS 入出力
R
マスク
オプ
ション
P-ch
・ LCD コントローラ・ドライバ
出力端子
・ プルアップ抵抗オプション
(P11/SEG09, P10/SEG08を除く)
N-ch
J
スタンバイ
制御信号
P-ch
N-ch
P-ch
N-ch
・ N-ch オープンドレイン出力
・ LCD コントローラ・ドライバ
出力端子
N-ch
K
P-ch
N-ch
P-ch
N-ch
・ N-ch オープンドレイン出力
・ アナログ入力
L
N-ch
・ CMOS 入出力
・ アナログ入力
P-ch
M
N-ch
スタンバイ
制御信号
DS07–12536–6
11
MB89940 シリーズ
■ デバイスの取扱いについて
1. ラッチアップの防止
CMOS IC では , 中・高耐圧以外の入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された場合 , また
は VCC ∼ VSS 間に定格を超える電圧が印加された場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。
ラッチアップが起きると電源電流が激増し , 素子の熱破壊の恐れがありますので , 使用に際しては最大定格を超えるこ
とのないよう十分に注意してください。
アナログ系の電源投入時 , および切断時においてもアナログ電源 (AVCC, AVR) とアナログ入力は , デジタル電源 (VCC) を
超えないように注意してください。
2. 未使用入力端子の処理
使用していない入力端子を開放のままにしておくと , 誤動作の原因になることがありますのでプルアップ , またはプル
ダウンなどの処置をしてください。MB89PV940 と , MB89P945 の VINT 端子のみ例外です。
3. A/D コンバータ搭載品種の電源端子処理
A/D コンバータを使用しない場合においても , AVCC = VCC, AVSS = VSS に接続してください。
4. N.C. 端子の処理
N.C. ( 内部接続 ) 端子は , 必ず開放にして使用してください。
5. 電源電圧の変動について
VCC 電源電圧の動作保証範囲は規格のとおりですが , この規格範囲内においても電源電圧の急激な変化があると誤動作
を生じることがありますので , IC への供給電圧はできるだけ安定化するよう心がけてください。安定化の基準として , 商
用周波数 (50Hz ∼ 60 Hz) での VCC リプル変動 (P − P 値 ) は標準 VCC 値の 10%以下に , また , 電源切換え時などの瞬時変
化においては,過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるよう電源を抑えることを推奨いたします。
6. 外部リセット端子 (RST) へのノイズの注意について
外部リセット端子(RST)に規格値未満のリセットパルスが入力された場合, 誤動作を起こすことがあります。外部リセッ
ト端子 (RST) に規格値未満のリセットパルスが入力されないようにしてください。
12
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
■ MB89P945 の EPROM 書込みについて
1. MB89P945 への書込み方法
EPROM アダプタ ( サンハヤト株式会社製 ) と標準 EPROM ライタを使用してユーザ定義したデータを , OTPROM およ
びオプション PROM に書き込むことができます。EPROM ライタは , MB27C256A − 20TVM に設定し , 電子シグネチャモー
ドは使用しないでください。データ書込み時の内部アドレスの対応は , 以下のようになります。
2. メモリ空間
アドレス
EPROM モード時
(ROM ライタ上の
対応アドレス )
シングルチップ
0000H
8000H
0000H
3FF0H
C000H
オプション PROM
4000H
ワンタイム
PROM
16 KB
ワンタイム
PROM
16 KB
FFFFH
7FFFH
3. 推奨スクリーニング条件
MB89P945 のマイコンプログラム未書込み品は実装前のスクリーニング方法として , 高温エージングをお勧めいたしま
す。
プログラム , ベリファイ
高温エージング
+ 150 °C, 48 時間
リード
実装
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13
MB89940 シリーズ
4. PROM オプションの設定
MB89P945 のオプションは , 内部オプション PROM 領域に書き込まれます。
次の表は , オプション PROM のビットマップを示したものです。オプションデータは , 標準 EPROM ライタによって書
き込まれます。
・PROM オプションのビットマップ
アドレス
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
発振安定時間
パワーオン
リセット
1 有
11:218/TOSC 10:217/TOSC
0 無
01:24/TOSC
3FF0H
空き
空き
空き
予約
リセット
端子出力
1 有
0 無
3FF1H
P17
プルアップ
1 有
0 無
P16
プルアップ
1 有
0 無
P15
プルアップ
1 有
0 無
P14
プルアップ
1 有
0 無
P13
プルアップ
1 有
0 無
P12
プルアップ
空き
1 有
0 無
空き
3FF2H
P27
プルアップ
1 有
0 無
P26
プルアップ
1 有
0 無
P25
プルアップ
1 有
0 無
P24
プルアップ
1 有
0 無
P23
プルアップ
1 有
0 無
P22
プルアップ
1 有
0 無
P21
プルアップ
1 有
0 無
P20
プルアップ
1 有
0 無
3FF3H
空き
空き
空き
低電圧
PDX bit
低電圧
S1 bit
低電圧
S0 bit
低電圧
LVE bit
低電圧
1 レジスタ
有
0 オプション
有
3FF4H
空き
空き
空き
空き
空き
空き
空き
空き
3FF5H
空き
空き
空き
空き
空き
空き
空き
空き
3FF6H
空き
空き
空き
空き
空き
空き
空き
空き
(注意事項)・消去時は各ビットが “1” となります。
・TOSC:1 発振クロック周期時間
・3FF3H の bit0 が “0” のとき , このビットは低電圧リセット制御レジスタのオプション設定をアクティブ
にします。このオプションがアクティブになると , このレジスタのソフトウェア設定は何の効果も発生しま
せん。
5. 書込み歩留まりについて
OTPROM マイコンプログラム未書込み品は , その性質上全ビット書込み試験を実施できません。したがって , 必ずしも
書込み歩留まり 100 % は保証できない場合があります。
14
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
■ ピギ / エバチップ搭載 EPROM の書込みについて
1. 使用 EPROM
MBM27C256A-20TVM
2. メモリ空間
ピギーバック EPROM のメモリ空間は , 下図のような内部メモリ空間に対応しています。
アドレス
シングルチップ
ROM ライタ上の対応アドレス
0000H
8000H
0000H
EPROM
32 KB
ピギー
バック
FFFFH
7FFFH
MB89PV940 に適合した EPROM デバイスに関しましては , 営業部門にお問い合わせください。
3. EPROM への書込み方法
(1) EPROM ライタを MBM27C256A − 20TVM の設定にする。
(2) プログラムデータを EPROM ライタの 0000H ∼ 7FFFH にロードする。
(3) EPROM ライタで 0000H ∼ 7FFFH の書込みを行う。
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15
MB89940 シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
X0
X1
割込みコントローラ
発振回路
クロック制御
タイムベースタイマ
低検出電圧
リセット
リセット回路
RST
ポート 4
P41/COM0 ∼
P44/COM3
4
P10/SEG08 ∼
P17/SEG15
P00/SEG00 ∼
P07/SEG07
8
ポート 0, 1, 4
P40/PW
8
LCD
コントローラ・
ドライバ
P20/SEG16
P21/V0
P22/EC/V1
P23/TO/V2
インタバルタイマ
8 ビット A/D
コンバータ
内
部
バ
ス
3
PWM2
MODE
P37/FUELI
P36/TEMPI
DVCC
DVSS
高ドライブ電流
ステッパ・モータ・
マクロ
PWM1
P24/V3
P25/INT0 ∼
P27/INT2
外部電圧モニタ
割込み
P32/PWM1P
P33/PWM1M
P34/PWM2P
P35/PWM2M
ポート 2
RAM
PWM3
F2MC-8L
CPU コア
P30/FUELO
高ドライブ電流
PWM4
P31/TEMPO
ROM
その他の端子
ポート 3
VCC, VSS
AVCC, AVSS
VINT
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DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
■ CPU コア
1. メモリ空間
MB89940 シリーズのメモリ空間は , 64 K バイトです。周辺レジスタ , RAM, および ROM の全領域は , 0000H ∼ FFFFH の
領域に対応しています。周辺レジスタは , 007FH 以下のアドレス , RAM は , 0080H ∼ 027FH (MB89PV940 の場合は 0080H ∼
ROM は E000H
047F H) のアドレスのレンジに対応しています。この RAM 領域の一部は , 汎用レジスタにも対応しています。
(MB89943) もしくは , C000H (MB89945) 以上のアドレスに対応しています。ワンタイム PROM は C000H 以上のアドレスに
対応しています。リセット・ベクタ , ベクタ呼出し命令用ベクタは , メモリ空間の最上位アドレスに対応します。
・メモリ空間
MB89945/P945
MB89943
0000H
0000H
周辺レジスタ
007FH
512 B
027FH
0100H
汎用
レジスタ
RAM
0200H
周辺レジスタ
007FH
0100H
汎用
レジスタ
0200H
周辺レジスタ
007FH
0100H
MB89PV940
0000H
汎用
レジスタ
RAM
512 B
RAM
0200H
1 KB
027FH
047FH
8000H
C000H
E000H
ROM
8 KB
FFFFH
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外部 ROM
32 KB
MB89945:ROM
MB89P945:
OTPROM
16 KB
FFFFH
FFFFH
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MB89940 シリーズ
2. レジスタ
F2MC-8L ファミリには CPU 内にある用途専用のレジスタと , メモリ上にある汎用レジスタの 2 つの種類のレジスタが
あります。専用レジスタは以下のものが該当します。
プログラムカウンタ (PC)
アキュムレータ (A)
: 16 ビット長 , 命令格納位置を示します。
: 16 ビット長 , 演算などの一時記憶レジスタで 8 ビットデータ処理命令では下位側の
1 バイトを使用します。
テンポラリアキュムレータ (T) : 16 ビット長 , アキュムレータとの間で演算を行います。
8 ビットデータ処理命令では下位側の 1 バイトを使用します。
インデックスレジスタ (IX)
エクストラポインタ (EP)
スタックポインタ (SP)
プログラムステータス (PS)
: 16 ビット長 , インデックス修飾を行うレジスタです。
: 16 ビット長 , メモリアドレスを示すポインタです。
: 16 ビット長 , スタック領域を示します。
: 16 ビット長 , レジスタポインタやコンディションコードを格納するレジスタです。
16 ビット
初期値
:プログラムカウンタ
PC
FFFDH
A
:アキュムレータ
不定
T
:テンポラリアキュムレータ
不定
IX
:インデックスレジスタ
不定
EP
:エクストラポインタ
不定
SP
:スタックポインタ
不定
PS
:プログラムステータス
I フラグ= 0, IL1, 0 = 11
他のビットは不定
さらに , PS は上位 8 ビットがレジスタバンクポインタ (RP) , 下位 8 ビットがコンディションコードレジスタ (CCR ) と
分けることができます ( 下図参照 ) 。
・プログラムステータスの構造
15
PS
14
13
12
RP
RP
18
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
空き 空き 空き H
I
IL1, 0
N
Z
V
C
CCR
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MB89940 シリーズ
RP は現在使用しているレジスタバンクのアドレスを示すもので , RP の内容と実アドレスの関係は下図に示す変換規則
になっています。
・汎用レジスタ領域の実アドレス変換規則
OP コード下位
RP
“0”
“0”
“0”
“0”
“0”
“0”
“0”
“1” R4 R3 R2 R1 R0
b2
b1
b0
発生アドレス A15 A14 A13 A12 A11 A10 A9 A8 A7 A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0
CCR は演算の結果や転送データの内容を示すビットと , 割込み時の CPU の動作を制御するビットがあります。
H フラグ
I フラグ
IL1,0
N フラグ
Z フラグ
V フラグ
C フラグ
: 演算の結果 , bit3 から bit4 への繰上げや借越しが発生した場合 , 1 にセットされ , それ以外の場合は 0 にク
リアされます。このフラグは十進補正命令用です。
: このフラグが 1 のとき割込みを許可し , 0 のとき割込みを禁止します。リセット時に 0 になります。
: 現在許可している割込みのレベルを示します。このビットが示す値より強い割込み要求があった場合の
み , 割込み処理を行います。
IL1
IL0
0
0
0
1
1
0
2
1
1
3
割込みレベル
1
強弱
強い
弱い=割込みなし
: 演算の結果 , 最上位ビットが 1 のとき 1 にセットされ , 0 のとき 0 にクリアされます。
: 演算の結果 , 0 であれば 1 にセットされ , それ以外のとき 0 にクリアされます。
: 演算の結果 , 2 の補数のオーバフローが発生したとき 1 にセットされ , 発生しなかったとき 0 にクリアさ
れます。
: 演算の結果 , bit7 から繰上げや借越しが発生した場合 , 1 にセットされ , それ以外の場合は 0 にクリアされ
ます。また , シフト命令ではシフトアウトした値になります。
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MB89940 シリーズ
また,汎用レジスタとして以下のものがあります。
汎用レジスタ:8 ビット長 , データを格納するレジスタ
汎用レジスタは 8 ビット長のレジスタで , メモリ上のレジスタバンク内にあります。1 バンクあたり 8 個のレジスタがあ
り , MB89940 シリーズでは全部で 32 バンクまで使用することができます。現在使用しているバンクは , レジスタバンクポ
インタ (RP) で示します。
・レジスタバンク構成
ここのアドレス= 0100H + 8 × (RP)
R0
R1
R2
R3
R4
R5
R6
R7
32 バンク
メモリ領域
20
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
■ I/O マップ
アドレス
書込み / 読出し
レジスタ略称
00H
(R/W)
PDR0
ポート 0 データレジスタ
01H
(W)
PDD0
ポート 0 方向レジスタ
02H
(R/W)
PDR1
ポート 1 データレジスタ
03H
(W)
PDD1
ポート 1 方向レジスタ
レジスタの内容
空き領域
04H ∼ 06H
07H
(R/W)
SCC
システムクロック制御レジスタ
08H
(R/W)
SMC
スタンバイ制御レジスタ
09H
(R/W)
WDTC
ウォッチドッグ制御レジスタ
0AH
(R/W)
TBTC
タイムベースタイマ制御レジスタ
0BH
(R/W)
LVRC
低電圧リセット制御
0CH
(R/W)
PDR2
ポート 2 データレジスタ
0DH
(W)
PDD2
ポート 2 方向レジスタ
0EH
(R/W)
PDR3
ポート 3 データレジスタ
0FH
(W)
PDD3
ポート 3 方向レジスタ
10H
(R/W)
PDR4
ポート 4 データレジスタ
11H
(R/W)
ADE
ポート 3A/D 入力制御レジスタ
空き領域
12H ∼ 17H
18H
(R/W)
T2CR
タイマ 2 制御レジスタ
19H
(R/W)
T1CR
タイマ 1 制御レジスタ
1AH
(R/W)
T2DR
タイマ 2 データレジスタ
1BH
(R/W)
T1DR
タイマ 1 データレジスタ
空き領域
1CH ∼ 1FH
20H
(R/W)
ADC1
A/D 制御レジスタ 1
21H
(R/W)
ADC2
A/D 制御レジスタ 2
22H
(R/W)
ADCD
A/D データレジスタ
23H
(R/W)
CNTR
PWM 制御レジスタ
24H
(W)
COMP1
PWM1 データレジスタ
空き領域
25H
26H
(W)
COMP2
PWM2 データレジスタ
27H
(R/W)
SELR1
PWM1 選択レジスタ
28H
(R/W)
SELR2
PWM2 選択レジスタ
29H
(R/W)
CNTR3
PWM3 制御レジスタ
2AH
(W)
COMP3
PWM3 データレジスタ
2BH
(R/W)
CNTR4
PWM4 制御レジスタ
2CH
(W)
COMP4
PWM4 データレジスタ
2DH
(R/W)
SELT
セレクタテストレジスタ
2EH
(R/W)
PFC
パワーファイル制御レジスタ
2FH
(R/W)
EIR1
外部割込み 1 制御レジスタ
30H
(R/W)
EIR2
外部割込み 2 制御レジスタ
31H ∼ 5FH
空き領域
(続く)
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MB89940 シリーズ
(続き)
アドレス
書込み / 読出し
レジスタ略称
60H ∼ 68H
(R/W)
VRAM
表示データ RAM
空き領域
69H ∼ 71H
72H
(R/W)
LCR1
LCDC1 制御レジスタ 1
73H
(R/W)
LCR2
LCDC2 制御レジスタ 2
空き領域
74H ∼ 7BH
7CH
(W)
ILR1
割込みレベル設定レジスタ 1
7DH
(W)
ILR2
割込みレベル設定レジスタ 2
7EH
(W)
ILR3
割込みレベル設定レジスタ 3
7FH
22
レジスタの内容
空き領域
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
■ 電気的特性
1. 絶対最大定格
(AVSS = VSS = 0.0 V )
項 目
電源電圧
入力電圧
出力電圧
記 号
定 格 値
単 位
備 考
最 小
最 大
VCC
VSS − 0.3
VSS + 6.5
V
AVCC
VSS − 0.3
VSS + 6.5
V
VCC を超えないこと
DVCC
VSS − 0.3
VSS + 6.5
V
VCC を超えないこと
VI1
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
P31 ∼ P35, P41 ∼ P44 以外
VI2
VSS − 0.3
DVCC + 0.3
V
P31 ∼ P35
VI3
VSS − 0.3
VSS + 6.5
V
P41 ∼ P44, MB89PV940/P945
VI4
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
P41 ∼ P44, MB89943/945
VO1
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
P31 ∼ P35, P41 ∼ P44 以外
VO2
VSS − 0.3
DVCC + 0.3
V
P31 ∼ P35
VO3
VSS − 0.3
VSS + 6.5
V
P41 ∼ P44, MB89PV940/P945
VO4
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
P41 ∼ P44, MB89943/945
⎯
20
mA
P31 ∼ P35 以外
⎯
50
mA
P31 ∼ P35
⎯
4
mA
P31 ∼ P35 以外
⎯
40
mA
P31 ∼ P35
⎯
100
mA
P31 ∼ P35 以外
⎯
200
mA
P31 ∼ P35
⎯
40
mA
P31 ∼ P35 以外
⎯
100
mA
P31 ∼ P35
⎯
− 20
mA
P31 ∼ P35 以外
⎯
− 50
mA
P31 ∼ P35
⎯
−4
mA
P31 ∼ P35 以外
⎯
− 40
mA
P31 ∼ P35
⎯
− 50
mA
P31 ∼ P35 以外
⎯
− 200
mA
P31 ∼ P35
⎯
− 20
mA
P31 ∼ P35 以外
⎯
− 100
mA
P31 ∼ P35
“L” レベル最大出力電流
IOL
“L” レベル平均出力電流
IOLAV
“L” レベル最大総出力電流
Σ IOL
“L” レベル平均総出力電流
Σ IOLAV
“H” レベル最大出力電流
IOH
“H” レベル平均出力電流
IOHAV
“H” レベル最大総出力電流
Σ IOH
“H” レベル平均総出力電流
Σ IOHAV
消費電力
PD
⎯
300
mW
動作温度
TA
− 40
+ 85
°C
保存温度
Tstg
− 55
+ 150
°C
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
DS07–12536–6
23
MB89940 シリーズ
2. 推奨動作条件
(AVCC = VCC = DVCC = 5.0 V, AVSS = VSS = DVSS = 0.0 V )
項 目
記 号
規 格 値
最 小
標 準
最 大
単 位
電源電圧
VCC
AVCC
DVCC
3.5
⎯
5.5
V
RAM データ保持電源
電圧レンジ
VCC
AVCC
DVCC
3.0
⎯
5.5
V
平滑コンデンサ
CVINT
0.1
⎯
1.0
µF
TA
− 40
⎯
+ 85
°C
動作温度
備 考
MB89943/MB89945 のみ *
*: セラミックコンデンサまたは同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。VCC 端子のバイパスコンデンサ
は CVINT よりも大きい容量値のものを使用してください。
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
図1 VINT 端子接続の例
・VINT 端子接続例
VINT
CVINT
24
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
6
5.5
動作電圧 (V)
5
動作保証範囲
4
3.5
3
2
1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0
動作周波数(MHz) (インストラクションサイクル= 4 / FCH のとき)
4.0
2.0
0.8
0.5
0.4
最小命令実行時間(インストラクションサイクル) (µs)
DS07–12536–6
25
MB89940 シリーズ
3. 直流規格
(AVCC = VCC = DVCC = 5.0 V, AVSS = VSS = DVSS = 0.0 V )
項 目
記号
端子名
条 件
規 格 値
最小
標準
最大
単位
備 考
VIH
P00 ∼ P07,
P10 ∼ P17,
P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47
⎯
0.7 VCC
⎯
VCC + 0.3
V
VIHS
RST, MODE,
P20 ∼ P27
⎯
0.8 VCC
⎯
VCC + 0.3
V
VIL
P00 ∼ P07,
P10 ∼ P17,
P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.3 VCC
V
VILS
RST, MODE,
P20 ∼ P27
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.2 VCC
V
VD
P40
⎯
VSS − 0.3
⎯
VCC + 0.3
V
VD2
P41 ∼ P44
⎯
VSS − 0.3
⎯
VSS + 5.5
V
MB89PV940/
MB89P945
VD3
P41 ∼ P44
⎯
VSS − 0.3
⎯
VSS + 0.3
V
MB89943/
MB89945
VOH
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30, P36, P37
IOH =− 2.0 mA
4.0
⎯
⎯
V
VOH2
P31 ∼ P35
IOH =− 30 mA
VCC = DVCC
VCC − 0.5
⎯
⎯
V
VOL
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30, P36, P37,
P40 ∼ P44
IOL =+ 4.0 mA
⎯
⎯
0.4
V
VOL2
P31 ∼ P35
IOL =+ 30 mA
VSS = DVSS
⎯
⎯
0.5
V
ILI1
MODE,
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P40 ∼ P44
0.0 V < VI < VCC
VCC = DVCC
−5
⎯
+5
µA
プルアップ
抵抗なし
指定時
プルアップ抵抗値
RPULL
RST,
P12 ∼ P17,
P20 ∼ P27
⎯
25
50
100
kΩ
プルアップ
抵抗あり
指定時
LCD 内部バイアス
電圧抵抗
RLCD
V0-V1, V1-V2,
V2-V3
⎯
50
100
200
kΩ
⎯
12
20
mA
MB89PV940
⎯
12
20
mA
MB89943,
MB89945,
MB89P945
“H” レベル入力電圧
“L” レベル入力電圧
オープンドレイン
出力端子印加電圧
“H” レベル出力電圧
“L” レベル出力電圧
入力リーク電流
電源電流
ICC
VCC
FC = 8 MHz,
tinst *= 0.5 µs
ICC = I (VCC)
+ I (DVCC)
(続く)
26
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
(続き)
(AVCC = VCC = DVCC = 5.0 V, AVSS = VSS = DVSS = 0.0 V )
項 目
記号
端子名
条 件
VCC
ICCS
電源電流
ICCH
入力容量
CIN
⎯
規 格 値
単位
最小
標準
最大
FC = 8 MHz,
tinst *= 0.5 µs
ICCS = I (VCC)
+ I (DVCC)
スリープモード時
⎯
3
7
mA
ストップモード時
TA =+ 25 °C
ICCH = I (VCC)
+ I (DVCC)
⎯
5
10
µA
f = 1 MHz
⎯
10
⎯
pF
備 考
*:tinst については,「4.交流規格 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。
DS07–12536–6
27
MB89940 シリーズ
4. 交流規格
(1) リセットタイミング
(AVSS = VSS = DVSS, TA =− 40 ℃∼+ 85 ℃ )
項 目
記 号
条 件
tZLZH
⎯
RST “L” レベルパルス幅
規 格 値
最 小
最 大
48 tHCYL
⎯
単 位
備 考
ns
tHCYL :1 発振クロック周期時間
tZLZH
0.8 VCC
RST
0.2 VCC
(注意事項)• パワーオンリセットオプションがオンになっていないときは , 発振が安定するまで外部リセットをオンの
ままにしておいてください。
• 外部リセット端子 (RST) に規格値未満のリセットパルスが入力された場合 , 誤動作を起こすことがありま
す。外部リセット端子 (RST) に規格値未満のリセットパルスが入力されないようにしてください。
(2) パワーオンリセット
(AVSS = VSS = DVSS, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
電源立上り時間
電源断時間
記 号
条 件
tR
⎯
⎯
tOFF
規 格 値
単 位
備 考
最 小
最 大
⎯
50
ms
MB89PV940,
MB89P945
⎯
219 tHCYL
ns
MB89943, MB89945
1
⎯
ms
tHCYL:1 発振クロック周期時間
(注意事項)電源電圧は , 所定のデフォルトの発振安定時間内に動作を行うのに最小限必要な電圧になっているようにし
てください。
tR
tOFF
3.5 V
VCC
28
0.2 V
0.2 V
0.2 V
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
(3) クロックタイミング
(AVSS = VSS = DVSS, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記 号
条 件
規 格 値
単 位
最 小
最 大
FC
1
8
MHz
クロックサイクルタイム
tCYC
125
1000
ns
入力クロックパルス幅
tWH
tWL
20
⎯
ns
入力クロック立上り ,
立下り時間
tCR
tCF
⎯
10
ns
クロック周波数
⎯
備 考
・X0, X1 タイミングおよび印加条件
tCYC
tWL
tWL
tCR
0.8 VCC
tCF
0.8 VCC
X0
0.2 VCC
0.2 VCC
0.2 V CC
・クロック印加条件
水晶振動子使用時
または
セラミック振動子使用時
X0
外部クロック使用時
X1
X0
X1
開放
(4)
インストラクションサイクル
項 目
インストラクションサイクル
( 最小命令実行時間 )
記 号
規 格 値 ( 標準 )
単位
tinst
4/FC, 8/FC, 16/FC, 64/FC
µs
備 考
FC = 8 MHz 動作時 (4/FC)
tinst = 0.5 µs
(注意事項)8 MHz 動作時は , 命令実行時間の設定により変わります。
DS07–12536–6
29
MB89940 シリーズ
(5) 周辺入力タイミング
(AVSS = VSS = DVSS,TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記号
端子名
周辺入力 “H” パルス幅
tWH
周辺入力 “L” パルス幅
tWL
規 格 値
単位
最 小
最 大
INT0, INT1, INT2, EC
2 tinst *
⎯
µs
INT0, INT1, INT2, EC
2 tinst *
⎯
µs
備 考
*:tinst については , 「 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。
tWL
0.8 VCC
tWL
0.8 VCC
INT0, INT1,
INT2, EC
0.2 VCC
0.2 VCC
5. A/D 変換部電気的特性
(AVSS = VSS = DVSS,TA =− 40 °C ∼+ 85 °C)
項 目
記号 端子名
条件
規 格 値
最 小
標 準
最 大
単位
備考
⎯
⎯
⎯
⎯
8
bit
⎯
⎯
⎯
⎯
± 1.5
LSB
⎯
⎯
⎯
⎯
± 1.0
LSB
⎯
⎯
⎯
⎯
± 0.9
LSB
⎯
⎯
AVSS − 1.0LSB
AVSS + 0.5LSB
AVSS + 2.0LSB
V
MB89PV940/
MB89P945
⎯
⎯
AVSS − 1.0LSB
AVSS + 1.0LSB
AVSS + 2.0LSB
V
MB89943/
MB89945
フルスケール
VFST
トランジション電圧
⎯
⎯
AVCC − 3.0LSB
AVCC − 1.5LSB
AVCC
V
MB89943/
MB89945/
MB89PV940/
MB89P945
チャネル間バラツキ
⎯
⎯
⎯
⎯
0.5
LSB
⎯
⎯
⎯
⎯
44 tinst *
µs
MB89PV940/
MB89P945
⎯
⎯
⎯
⎯
52 tinst *
µs
MB89943/
MB89945
FC = 8 MHz,
IA = I (AVCC)
A/D 動作時
⎯
6
8
mA
FC = 8 MHz,
IAH = I
(AVCC)
A/D 停止時
⎯
5
10
µA
分解能
総合誤差
非直線性誤差
⎯
微分直線性誤差
ゼロトランジション
電圧
A/D モード変換時間
VOT
⎯
IA
電源電流
AVCC
IAH
アナログ入力電圧
IAIN
⎯
⎯
⎯
⎯
10
µA
アナログ入力電圧
範囲
⎯
⎯
⎯
0
⎯
AVCC
V
*:tinst については , 「4.交流規格 (4) インストラクションサイクル」を参照してください。
30
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
6. A/D コンバータの用語の定義
・ 分解能
A/D 変換器により識別可能なアナログ変化
8 ビットなら , アナログ電圧を 28 = 256 の部分に分解することが可能
・ 直線性誤差 ( 単位:LSB)
デバイスのゼロトランジション点 (“0000 0000” ←→ “0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“1111 1111 ”
←→ “1111 1110”) とを結んだ直線と , 実際の変換特性との偏差
・ 微分直線性誤差 ( 単位:LSB)
出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差
・ 総合誤差 ( 単位:LSB)
理想変換値と実際の変換値との差
デジタル出力
1111
1111 .
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
0000
0000
0000
1111
1110
理想変換値
実際の変換値
1LSB =
AVCC - AVSS
256
(1LSB × N + VOT)
直線性誤差=
VNT − (1LSB × N + VOT)
1LSB
V (N +1 ) T − VNT
−1
微分直線性誤差=
1LSB
直線性
誤差
0010
0001
0000
VOT
VNT V(N + 1)T
総合誤差=
VFST
VNT − (1LSB × N + 1LSB)
1LSB
アナログ入力
7. A/D 変換部の注意事項
・アナログ入力端子の入力インピーダンスについて
MB89940 シリーズの A/D コンバータは下図のようにサンプル & ホールド回路を内蔵しており , A/D 変換起動後 8 イン
ストラクションサイクル間アナログ入力端子の電圧をサンプル & ホールド用のコンデンサに取り込みます。
そのためアナログ入力の外部回路の出力インピーダンスが高い場合 , アナログ入力サンプリング期間内にアナログ入力
電圧が安定しないことがありますので , 外部回路の出力インピーダンスは低くすること (10 kΩ 以下 ) を推奨いたします。
なお , 外部回路の出力インピーダンスを低くすることができない場合には , アナログ入力端子に 0.1 µF 程度のコンデンサ
を外付けしていただくことを推奨いたします。
・アナログ入力の等価回路
サンプル & ボールド回路
C ≒約 33 pF
アナログ入力端子
コンパレータ
アナログ入力インピー
ダンスが 10 kΩ 以上の
ときに約 0.1 µF のコン
デンサを付加すること
を推奨します。
R ≒約 6 kΩ
A/D 変換起動後
8 インストラクションサイクル閉じます。
アナログチャネルセレクタ
・誤差について
| AVCC − AVSS |が小さくなるに従って , 相対的に誤差は大きくなります。
DS07–12536–6
31
MB89940 シリーズ
8. 低電圧リセット電気的特性
(AVSS = VSS = DVSS, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C )
項 目
電源電圧低下時検出電圧
ヒステリシス幅
リセット検出遅延時間
電圧変動率
記 号
規 格 値
単位
最小
最大
VDL1
3.0
3.6
V
VDL2
3.3
3.9
V
VDL3
3.7
4.3
V
VHYS
0.1
⎯
V
tD
⎯
2.0
µs
dV/dt
⎯
0.1
V/µs
備 考
電圧低下時
電圧回復時
9. 外部電圧モニタ割込み電気的特性
(AVSS = VSS = DVSS, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C )
項 目
基準電圧
中断遅延時間
入力変動率
32
記 号
規 格 値
単位
最小
最大
VREF
1.18
1.38
V
tD
⎯
2.0
µs
dV/dt
⎯
0.1
V/µs
備 考
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
■ マスクオプション一覧表
品種
MB89943/MB89945
MB89P945
MB89PV940
指定方法
マスク発注時に指定
EPROM ライタで指定
設定不可
No
1
プルアップ抵抗
P12 ∼ P17,
P20 ∼ P27
(1 ピンごとに選択可
P20, P12 ∼ P17 は ,
LCD 出力使用時
「プルアップ抵抗
なし」に設定 )
1 ピンごとに選択可
プルアップ抵抗なし固定
2
パワーオンリセット
パワーオンリセットあり
パワーオンリセットなし
パワーオンリセットあり
固定
設定可
パワーオンリセットあり
固定
選択可
設定可
約 218 /FC 固定
( 約 32.8 ms)
リセット出力あり固定
設定可
リセット出力あり固定
3
発振安定時間選択
(8 MHz 動作時)
約 218 /FC 約 32.8 ms
約 217/FC 約 16.4 ms
約 214/FC 約 2.0 ms
4
リセット端子出力
リセット出力あり
リセット出力なし
■ オーダ型格
型 格
パ ッ ケ ー ジ
MB89943PF
MB89945PF
MB89P945PF
プラスチック・QFP, 48 ピン
(FPT-48P-M16)
MB89PV940CF
セラミック・MQFP, 48 ピン
(MQP-48C-P01)
DS07–12536–6
備 考
33
MB89940 シリーズ
■ パッケージ・外形寸法図
プラスチック・QFP, 48 ピン
リードピッチ
0.80mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
12 × 12mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
2.70mm MAX
コード(参考)
P-QFP48-12×12-0.80
(FPT-48P-M16)
プラスチック・QFP, 48 ピン
(FPT-48P-M16)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
17.20±0.40(.677±.016)SQ
* 12.00±0.10(.472±.004)SQ
36
0.17±0.06
(.007±.002)
25
Details of "A" part
+0.30
24
37
2.40 –0.20
+.012
.094 –.008
(Mouting height)
0.15(.006)
0~8°
INDEX
48
13
1.80±0.30
(.071±.012)
"A"
1
0.80(.031)
C
+0.10
0.25 –0.20
+.004
.010 –.008
(Stand off)
12
0.32±0.05
(.013±.002)
0.20(.008)
M
2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F48026S-c-3-5
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
(続く)
34
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
(続き)
セラミック・MQFP, 48ピン
リードピッチ
0.8mm
リ ー ド 形 状
ストレート
マザーボードの
材
質
セラミック
搭載している
ソケットの材質
プラスチック
(MQP-48C-P01)
セラミック・MQFP, 48ピン
(MQP-48C-P01)
17.20(.677)TYP
PIN No.1 INDEX
15.00±0.25
(.591±.010)
14.82±0.35
(.583±.014)
1.50(.059)TYP
8.80(.346)REF
1.00(.040)TYP
0.80±0.22
(.0315±.0087)
PIN No.1 INDEX
1.02±0.13
(.040±.005)
+0.13
7.14(.281) 8.71(.343)
TYP
TYP
10.92 −0.0
+.005
.430 −0
PAD No.1 INDEX
0.30(.012)TYP
+0.45
4.50(.177)TYP
1.10 −0.25
+.018
.043 −.010
0.40±0.08
(.016±.003)
0.60(.024)TYP
8.50(.335)MAX
0.15±0.05
(.006±.002)
C
1994-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED M48001SC-4-3
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
DS07–12536–6
35
MB89940 シリーズ
■ 本版での主な変更内容
ページ
場所
変更内容
13
■ MB89P945 の EPROM 書込みについて
15
■ ピギ / エバチップ搭載 EPROM の書込みについて 「2. 書込みアダプタ」の項目を削除。
「3. ROM ライタ用アダプタ」の項目を削除。
変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。
36
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
MEMO
DS07–12536–6
37
MB89940 シリーズ
MEMO
38
DS07–12536–6
MB89940 シリーズ
MEMO
DS07–12536–6
39
MB89940 シリーズ
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fml/
お問い合わせ先
富士通エレクトロニクス株式会社
〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fei/
電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで ,
0120-198-610
受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます )
携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。
※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。
本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも
のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な
どについては , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施
権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので
はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい
ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を
伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵
器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・
製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用
されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ
う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き
をおとりください。
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編集 ビジネス推進部