FF52シリーズデータ

0.3 mm ピッチ超低背 FPC 用コネクタ
FF52 Series
概 要
FF52 シリーズは業界最薄クラスのコネクタ高さ 0.5㎜を
実現した、0.3㎜ピッチ、奥行き 3.00㎜の超低背 FPC コ
ネクタです。
ケーブルロック機構を備え、高い FPC 保持力の上接点専
用コネクタです。
特 長
◆業界最薄クラスのコネクタ高さ 0.5㎜を実現した超低背 FPC コネクタです。
◆弊社独自のカム式バックロック採用により、確実な作業が行えます。
◆弊社独自のケーブルロック機構を採用し、FPC 保持力不足を解消いたします。
◆コンタクト接点は、上接点です。
◆ニッケルバリアの採用により、はんだ上がりを防止しています。
◆ FPC を上方向に引張り上げても、ロックが開きません。
◆ロック解除状態で納入の為、作業前にレバーを開く必要がありません。
◆ハロゲンフリー対応
注意 ※ FPC を挿入しない状態でロックレバーを閉じないで下さい。
※ FPC をコネクタに嵌合すると、ケーブルロックタブは両端の端子と導通します。
ケーブルロックタブをグランドに落とさないで下さい。
用 途
液晶バックライト、タッチパネル、アクセサリー接続など
仕 様
定格電圧
AC 50V(r.m.s.)
定格電流
0.2A /コンタクト
耐電圧
AC 200V(r.m.s.) / 1 分間
絶縁抵抗
DC 250V で 50 MΩ 以上
接触抵抗
80m Ω以下
材 質 / 表面処理
部品名
150210
RoHS
Compliant
Compliant
材質/表面処理
コンタクト
銅合金/ Ni 下地 Au フラッシュめっき
ハウジング
LCP 樹脂(UL94V-0)/アイボリー
レバー
PPS 樹脂(UL94V-0)/黒色
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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【上接点タイプ】
単位:mm
FF52 Series
○ 0.3mm ピッチ FPC コネクタ【上接点タイプ】
FF52- □□ A- R 11A-3H
③
④ ⑤ ⑥ ⑦
⑧
①シリーズ名
◆外形寸法
FF52
②芯 数
表 -1 参照
③接点形状
A:上接点、適合 FPC 厚:0.12±0.02mm
④コンタクトスタイル
R:ライトアングル
⑤コンタクトテール長さ
1:0.30mm & 0.35mm
⑥コンタクト表面処理
1:Ni 下地 /Au(フラッシュ)めっき
⑦ロックレバー形状
A:標準タイプ
⑧材料
3H:ハロゲンフリー
(1.40)
X
No.1 Contact
0.08±0.03
0.15 X
0.45
Cable lock tab
Cable lock tab
Cable lock tab
0.08±0.03
No.2 Contact
No.1 Contact
No.(n) Contact
(0.32)
0.35
Cable lock tab
3.00
2.80
(0.40)
0.30
A±0.10
B
C±0.07
C
0.60
0.45
1.11
②
0.51±0.05
①
No.(n-1) Contact
0.15 X
0.60
0.30
0.08±0.03
0.15 X
No.n Contact
B
0.3±0.07
D
◆推奨基板取付寸法
◆適合 FPC 寸法
Recommended P.C.B pattern lay-out
No.1端子を基準に千鳥に配列。
(Shall be located zig zag from No.1 contacts.)
B
0.25±0.02
No.(n-1) Contact
Cable lock tab
0.55±0.05
0.04 Y
No.1 Contact
奇数芯数の場合
(Applicable for the odd number contacts)
名
FF52-0.60
8A-R11A-3H
0.30
0.45
FF52-15A-R11A-3H
0.25±0.02
0.04 Y
FF52-17A-R11A-3H
No.2 Contact
Cable lock tab
5.4
芯数
A
B
NOTE-3
0.25±0.02
0.04 Y
8
4.60
15
6.70
17
7.30
0.45
No.(n) Contact
Cable lock tab
0.6±0.02
品
5±
D
E
3.00
2.10
3.55
3.50
5.10
4.20
5.65
5.60
5.70
4.80
6.25
6.20
Connector
location
(3.00)
(0.10)
1.9±0.02
(0.35 最小 )
パターン禁止エリア
Pattern-prohibited area
0.5±0.02
0.25±0.02
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
0.04 Y
No.1 Contact
No.(n-1) Contact
0.60
また、掲載している製品の特性、
及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
4.5
Y
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偶数芯数の場合
(Applicable for the Even number contacts)
5
No.n Contact
C
2
0.12±0.02
0.0
エッジ可
Edge shape is also applicable
Y
表−1
R.1
1.37±0.05
1.22±0.10
1.02±0.10
0.82±0.05
0.63±0.10
0.4±0.05
0.33±0.10
0.5±0.02
C
0.7±0.05
0.42±0.05
0.05
R.2±
0.05
R.2± .05
5±0
R.1 ±0.05
R.15 0.05
5±
R.1
5
No.(n) Contact
0.2±0.02
0.1±0.02
(めっきリードを出す場合)
.0
±0
0.60
0.04 Y
0.3±0.02
5
R.1
No.1 Contact
0.25±0.02
0.42±0.05
(3.00)
(0.10)
1.90±0.02
(0.35 最小 )
パターン禁止エリア
Pattern-prohibited area
A±0.05
E±0.05
C±0.02
0.7±0.05
0.93 最小
0.04 Y
No.2 Contact
Cable lock tab
Connector
location
Applicable for FPC recommended dimension
0.45
0.25±0.02
(Overlap)
NOTE-3
0.6±0.02
0.60
0.30
0.45
Stiffener
単位:mm
FF52 Series
○ 梱包仕様
C TYP.
B Max.
■リール状態寸法図
B Max.
C TYP.
D TYP.
a
b
テープ引出し方向
USER DIRECTION OF FEED
Ø 80 TYP.
Ø 328 TYP.
DDK Ltd.
TO:
a
D TYP.
Note-3,6
*****Label Example*****
b
2.00TYP.
Ø2
1.00
DDK No.:
13.07.02.01.01
CTN:
P/O No.:
テープ引出し方向
No.:
USER PART
DIRECTION
OF FEED QTY:5,000
FF52-xxA-R11A-3H
1.00
DDK No.:
13.07.02.01.01
CTN:
PART No.:
FF52-xxA-R11A-3H
+0.10
Ø 1.50 0.00
QTY:
5,0008.00
0
1.0
3-R
1.75
8.00
ull
引張り
Directi方向
on of
pul
A TYP.
c
+0.10
Ø 1.50 0.00
引張り
Direct 方向
ion of
p
Detail b
l
引出し方向
User direction of feed
165° ~180°
c
Detail a
F Min.
Section c-c
G±0.30
E
1.56 TYP.
165° ~180°
E
A TYP.
4.00
2.00
.
YP
0T
Detail
b
3.0
Ø1
TYP
.
G±0.30
c
■エンボスキャリアテープ寸法図
TO:
P/O No.:
P.
TY
1.75
4.00
2.00
0
1.0
3-R
2.00TYP.
Ø2
DDK Ltd.
TYP
.
F Min.
Ø 80 TYP.
Ø 328 TYP.
Note-3,6
*****Label Example*****
.00
3
Ø1
引出し方向
User direction of feed
1.56 TYP.
400mm Min.
END
Section c-c
c
品
名
テープ引出し方向
USER DIRECTION OF FEED
5000 pockets
終端部(Trailer): 30 pockets Min.
トップカバーテープでシールされた空エンボス
(Empty components pockets
sealed with cover tape.)
400mm Min.
5000 pockets
終端部(Trailer): 30 pockets Min.
トップカバーテープでシールされた空エンボス
(Empty components pockets
sealed with cover tape.)
END
START
Detail a
テープ引出し方向
USER DIRECTION OF FEED
芯数
A
4.75
FF52- 8A-R11A-3H
8
FF52-15A-R11A-3H
15
6.85
FF52-17A-R11A-3H
17
7.45
リーダー部(Leader): 15 pockets Min.
トップカバーテープでシールされた空エンボス
(Empty components pockets
sealed with cover tape.)
START
リーダー部(Leader): 15 pockets Min.
トップカバーテープでシールされた空エンボス
(Empty components pockets
sealed with cover tape.)
B
C
D
E
F
G
30.4
24.4
21.5
11.5
22.3
24.0
■梱包単位:5,000 個 / リール
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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3
FF52 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
納入時のロックレバーは解放状態です
1.コネクタ実装状態
・ロックレバー開放状態での納入となりますので、
FPCを挿入する前にロックを操作する必要はありません。(写真①)
・ロックレバーを閉じた状態でリフロー実装をしないで下さい。
写真①
・FPC 未挿入状態でロックレバーを閉じないでください。
FPC 未挿入状態でロックレバーを閉じると、接点間ギャップが狭くなり、
FPC 挿入力が上昇します。
(写真②)
ロックレバー閉
FPC 未挿入
写真②
・ロックレバー真上から荷重をかけないで下さい。(図①)
また反ロック方向に荷重をかけないで下さい。(図②)
ロック破損、もしくは端子変形の原因となります。
図②
図①
・コネクタの FPC 挿入口に爪等を引掛けないでください。
コネクタ破損の原因となります。
(図③)
図③
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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4
FF52 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
FPC をコネクタに嵌合すると、ケーブルロックタブは両端の端子と導通します。ケーブルロックタブの実
装パッドをグランドに落とさないでください。(図④参照)
ケーブルロックタブ
コネクタ
コンタクト
ケーブルロックタブパッド
グランドに接続しないこと
FPC
P.C.B(実装側)
ケーブルロックタブ
コンタクトパッド
コンタクト
嵌合時にケーブルロックタブが隣接する
コンタクトと FPC パターンを介して
導通します。
図④
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
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5
FF52 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
2.FPC 挿入方法
・FPC導体面を写真③の方向にして、挿入します。(正:写真③、誤:写真④)
補強板面
パターン面
写真④
写真③
・FPCをコネクタに対して真っすぐに挿入して下さい。
FPC仮保持機構を採用しているため、挿入に若干の力が必要です。
FPC耳部がコネクタ先端部に突き当たれば挿入完了です。
(写真⑤)
FPC 耳部
3.FPC 確認方法
写真⑤
・FPC に挿入位置チェックラインを入れることにより(図⑤)
、
浅挿入・斜め挿入を確認・防止することが出来ます。
(図⑥、写真⑥、⑦、⑧)
チェックラインがコネクタ内部に隠れている
挿入位置チェックライン
図⑤
OK
図⑥:正常挿入状態
チェックラインが見えている
NG
写真⑥:正常挿入状態
チェックラインが見えている
NG
写真⑦:浅挿入状態
写真⑧:斜め挿入状態
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
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6
FF52 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
4.ロック方法
・回転させる要領で、ロックレバーを押し下げます。( 写真⑨ ) その際に、ハウジングに無理な力をかけないよう注意して下さい。( 写真⑩ )
写真⑨
写真⑩
・爪の先端でロックしないでください。ロック破損の原因となります。(写真⑪)
写真⑪
5.FPC 抜去方法
・ロックレバーを矢印方向に軽く跳ね上げる要領で押し上げます。( 写真⑫ ) その際にロックレバーに必要以上な力をかけないよう注意して下さい。( 写真⑬ )
写真⑫
写真⑬
6.静電耐電圧
・本コネクタは ESD 対策をしておりませんので、取扱い時にはご注意ください。
7.コネクタ廃却方法
・産業廃棄物として処理して下さい。
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