FF18シリーズデータ

0.4 mm ピッチ超低背 FPC 用コネクタ【上接点タイプ】
FF18 Series
概 要
FF18 シリーズは、0.4mm ピッチ、0.12mm 厚の FPC に適合した
コネクタで、ケーブルロック機構を備えています。
コネクタ高さは 0.66mm(0.70mmMax)と超低背で、基板占有
面積も業界最小クラスの上接点専用コネクタです。
特 長
◆弊社独自のカム式バックロック採用により、確実な作業が行えます。
◆弊社独自のケーブルロック機構を採用し、FPC 保持力不足を解消いたします。FPC を上方向に引張り
上げても、ロックが開きません。
◆ ロック解除状態で納入の為、作業前にレバーを開く必要がありません。
◆自動実装に対応したエンボステーピング供給です。
◆耐熱性樹脂を採用し、リフローはんだ付けに対応しています
注意 ※ FPC を挿入しない状態でロックレバーを閉じないで下さい。
※ FPC をコネクタに嵌合すると、ケーブルロックタブは両端の端子と導通します。
ケーブルロックタブをグランドに落とさないで下さい。
用 途
携帯電話、ノート PC, PDA, 小型モバイル機器
仕 様
定格電圧
AC 50V(r.m.s.)
定格電流
0.4A /コンタクト
耐電圧
AC 200V(r.m.s.) / 1 分間
絶縁抵抗
DC 500V で 100 M Ω 以上
接触抵抗
50m Ω以下
材 質 / 表面処理
部品名
121106
RoHS
Compliant
Compliant
材質/表面処理
コンタクト
銅合金/ Ni 下地 Au フラッシュめっき
ハウジング
LCP 樹脂(UL94V-0)/アイボリー
ロックレバー
PPS 樹脂(UL94V-0)/黒色
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
http://www.ddknet.co.jp
単位:mm
FF18 Series
○ 超低背コネクタ【バックロックタイプ】
FF18- □□ A-R11A
①
②
③
④ ⑤ ⑥ ⑦
①シリーズ名
FF18
③接点形状
A:上接点、適合 FPC 厚:0.12±0.03mm
②芯 数
表ー 1 参照
④コンタクトスタイル
R:ライトアングル
⑤コンタクトピッチ
1:0.40mm
⑥コンタクト表面処理
1:Ni 下地 /Au(フラッシュ)めっき
⑦スライダー形状
A:標準タイプ
◆形状寸法
◆推奨基板寸法
D±0.07
0.70 max.
(1.39)
A
C
3.50
(3.15)
1.85±0.05
NO.1 コンタクト
0.40
0.23±0.03
D
No.1 コンタクト
0.40±0.07
0.75±0.05
0.10
コネクタ位置
(3.35)
0.45
0.25±0.05
0.04 X
0.75±0.05
C
0.45
0.04 X
◆推奨 FPC 寸法
B
D
R
0
0. .20
20
0.12±0.03
C
0.15
0.45
X
1.20
1.40±0.30
0.20
0.45
R
15
20
0.
R .20
0
R
0.
0.27±0.03
0.40±0.03
0.70±0.07
0.85±0.05
0.45±0.05
R
0.45
補強板
(0.07)
0.27±0.03
D±0.03
0.70±0.07
E±0.05
表−1
品
名
FF18- 4A-R11A
FF18- 5A-R11A
FF18- 6A-R11A
FF18- 7A-R11A
FF18- 8A-R11A
FF18- 9A-R11A
FF18- 10A-R11A
芯数
A
B
C
D
E
4
3.50
2.70
2.10
1.20
2.60
6
4.30
3.50
2.90
2.00
3.40
8
5.10
4.30
2.80
4.20
5.90
5.10
3.60
5.00
5
7
9
10
3.90
4.70
5.50
3.10
3.90
4.70
2.50
1.60
3.30
2.40
4.10
3.20
3.70
4.50
3.00
3.80
4.60
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、 及び仕様は参考値です。 製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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2
(2.50 min.)
X
0.45±0.05
0.15
0.15
0.45
0.40
0.12±0.03
0.12±0.03
13.50
16.40
22.40
FF18 Series
単位:mm
○ 梱包仕様
テープ引出し方向
400mm以上
φ80
φ330
13.50
16.40
テープ引出し方向
22.40
φ80
φ330
■リール状態寸法図
終端部:30ポケット以上
リーダー部:15ポケット以上
4000ポケット
トップカバーテープでシールされた
空エンボス
トップカバー
テープでシールされた
400mm以上
空エンボス
テープ引出し方向
終端部:30ポケット以上
リーダー部:15ポケット以上
4000ポケット
トップカバーテープでシールされた
空エンボス
■エンボスキャリアテープ寸法図
トップカバーテープでシールされた
空エンボス
テープ引出し方向
■エンボスキャリアテープ寸法図
■エンボスキャリアテープ寸法図
+0.1
4.00
D
1.50 0
1.75
2.00
D
C
8.00
14.25
16.00±0.3
7.50
C
8.00
C
3.40
3.40
1.84
断面 D-D
C
D
1.84
断面 D-D
14.25
A
7.50
A
1.50 0
16.00±0.3
+0.1
4.00
D
1.75
2.00
断面 C-C
断面 C-C
品
芯 数 芯数 A A
品 名
3.80
FF18- 4A-R11A
4
FF18- 4A-R11A
4
3.80
品 名
4.20
FF18- 5A-R11A
5
4.60
FF18- 6A-R11A
FF18- 5A-R11A
5FF18- 64A-R11A
4.20
5.00
FF18- 7A-R11A
FF18- 75A-R11A
5.40
FF188A-R11A
8
FF18- 6A-R11A
6FF18- 6A-R11A
4.60
5.80
FF18- 9A-R11A
9
6.20
FF18-10A-R11A
FF18- 7A-R11A
7FF18- 107A-R11A
5.00
■梱包単位:4000 /リール
名
FF18- 8A-R11A
FF18- 9A-R11A
FF18- 10A-R11A
芯数
4
5
6
7
FF18- 8A-R11A
8
8FF18- 9A-R11A
5.40
9
FF18-10A-R11A
10
9
5.80
10
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3
6.20
A
3.80
4.20
4.60
5.00
5.40
5.80
6.20
FF18 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
1.コネクタ実装状態
納入時、ロックレバーは解放状態です
ロックレバー開放状態での納入となりますので、
写真①
FPC を挿入する前に、ロックを操作する必要はありません。
(写真①参照)
ロックを閉じた状態でリフロー実装をしないで下さい。
FPC 未挿入状態でロックレバーを閉じないでください。
FPC 未挿入状態でロックレバーを閉じると、接点間ギャップが狭くなり、
FPC 挿入力が上昇します。
(写真②参照)
写真②
ロックレバー真上から、荷重 (0.5N×pin 以上 ) をかけないで下さい。
(図①参照)
又、反ロック方向に荷重 (0.5N×pin 以上 ) をかけないで下さい。
(図②参照)
ロック破損、もしくは端子変形の原因となります。
0.5N×pin 以上
0.5N×pin 以上
図②
図①
FPC をコネクタに嵌合すると、ケーブルロックタブは両端の端子と導通します。
実装基板側のケーブルロックタブパッドをグランドに落とさないでください。(図③参照)
※グランドに接続しないこと
Cable Lock Tab
▼
Cable Lock Tab pad
Contact
▼
▼
▼
▼
Contact pad
▼
▼
▼
▼
▼
▼
Connector
▼
P.C.B (mounting side)
FPC
図③
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4
FF18 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
2.FPC 挿入方法
FPC導体面を写真③の方向にして、挿入します。(正:写真③、誤:写真④参照)
FPCをコネクタに対して真っすぐに挿入して下さい。
FPC仮保持機構を採用している為、挿入に若干の力が必要です。
FPCがしっかり奥まで挿入出来ているか、確認してください。
補強板面
パターン面
NG
写真③
写真④
3.FPC 確認方法
ハウジング上壁直線と、FPC切りかき部を比較する事により、
浅挿入、斜め挿入を、確認、防止する事が出来ます。(写真⑤、写真⑥、写真⑦参照)
ハウジング上壁直線から、FPC切りかき部が突出している場合は、
浅挿入、斜め挿入の可能性があります。再度 FPC を奥まで挿入してください。
FPC 切りかき部
OK
写真⑤:正常挿入状態
NG
NG
写真⑥:浅挿入状態
写真⑦:斜め挿入状態
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5
FF18 Series
単位:mm
○ コネクタ操作方法と注意点
4.ロック方法
回転させる要領で、ロックレバーを押し下げます。( 写真⑧ )
その際に、ハウジングに無理な力 (3N 以上 ) をかけないよう注意して下さい。( 写真⑨ )
爪の先端でロックしないでください。ロック破損の原因となります。(写真⑩)
OK
NG
NG
3N 以上
写真⑧
写真⑨
写真⑩
5.FPC 抜去方法
ロックレバーを矢印方向に軽く跳ね上げる要領で、押し上げます。(写真⑪)
その際に、必要以上の力 (0.5N×pin 以上 ) をロックレバーにかけないよう注意して下さい。( 写真⑫)
ロックレバーを操作する際、指先や爪等をコネクタアーム部に引っ掛けないよう注意して下さい。
コネクタアーム部破損の原因となります。(図④ )
OK
写真⑪
NG
0.5N×pin 以上
NG
写真⑫
6.ESD
(静電耐電圧)
本コネクタは、ESD 対策をしておりませんので、取扱時には注意して下さい。
7.コネクタ廃却方法
産業廃棄物として処理して下さい。
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6
コネクタアーム部
図④