圧着タイプ - 第一電子工業

DDK
Ltd.
.
CM10
CM10-SP
10-SP××
-SP××S-
××S-×
S-×(D6
(D6)
プラグコネクタ
(軽量化・
軽量化・圧着タイプ
圧着タイプ)
タイプ)
結 線 手 順 書
(標準タイプ
標準タイプ)
タイプ)
発 行 日:平成20年 3月
資料番号:TC-603
栃木県真岡市松山町14番地
第一電子工業株式会社 生産技術開発第二部
℡(0285)82-4463
改版
A
B
C
年 月 日
2008/3/3
2008/5/28
2008/6/26
3日
改版 No.
新規発行
変更通知 T-2230
変更通知 T-2257
資料番号
TC-603
目
次
頁
1.概説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2.仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2-1.適用コネクタ及び図番
3.結線作業
3-1.ケーブル定尺切断 ・・・・・・・・・・・・・・・ 3
3-2.部品挿入 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
3-3.ケーブル剥き出し ・・・・・・・・・・・・・・・ 3
3-4.コンタクト圧着 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
3-5.コンタクト挿入 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
3-6.バックシェル締め付け ・・・・・・・・・・・・・ 6~7
3-7.ブッシング・ケーブルクランプ挿入 ・・・・・・・ 8
3-8.クランプナット締め付け ・・・・・・・・・・・・ 9
頁
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資料番号
TC-603
1.概説
本結線手順書は、CM10プラグコネクタの結線方法についてご説明致します。
2.仕様
2-1.適用コネクタ及び図番
コネクタ名
図
番
CM10-SP2S-S(D6)
115J-AP12161-1
CM10-SP2S-M(D6)
115J-AP12161-2
CM10-SP2S-L(D6)
115J-AP12161-3
CM10-SP10S-S(D6)
115J-AP12159-1
CM10-SP10S-M(D6)
115J-AP12159-2
CM10-SP10S-L(D6)
115J-AP12159-3
頁
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資料番号
TC-603
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3.結線作業
3-1.ケーブル定尺切断
ケーブルを下記寸法に切断します。
ケーブル長
※ケーブル切断長
CM10
10-SP
ケーブル切断長=
切断長= CM
10-SP××
-SP××S(D
××S(D6
S(D6)内:35±
35±0.5mm+
mm+ケーブル長規格中央値
ケーブル長規格中央値
= 35±
35±0.5mm+
mm+ケーブル長規格中央
ケーブル長規格中央値
長規格中央
3-2.部品挿入
ケーブルにクランプナット,ケーブルクランプ,ブッシング,バックシェルを挿入します。
注意!
!各部品の
注意
各部品の挿入方向に
挿入方向に注意して
注意して下
して下さい。
さい。
各部品の
各部品の挿入忘れが
挿入忘れが無
れが無いよう注意
いよう注意して
注意して下
して下さい。
さい。
ブッシング
ケーブルクランプ
バックシェル
ケーブル
クランプナット
3-3.ケーブル剥き出し
ケーブルの外被を20±0.5mm に剥き出し、編組を根元で切断し、芯線を3.0~3.5mm に
剥き出します。
注意!
注意!ケーブル剥
ケーブル剥き出し長を間違えないよう
間違えないよう注意
えないよう注意して
注意して下
して下さい。
さい。
ケーブルの
ケーブルの線心に
線心に切れ・傷を付けないよう注意
けないよう注意して
注意して下
して下さい。
さい。
※ CM10CM10-SP10S(D6)を
SP10S(D6)を製作する
製作する場合
する場合の
場合の No.10 端子用ケーブル
端子用ケーブルは
ケーブルは、No.10 端子以外の
端子以外のケーブルに
ケーブルに対し
1mm 長く剥き出します。
します。
(後工程で
後工程でハウジングへ
ハウジングへコンタクト挿入時
コンタクト挿入時、
挿入時、ケーブルの
ケーブルの突っ張り防止の
防止の為)
20±0.5
(No.10 端子用のみ+1mm)
3.0~3.5
芯線
線心
外被
資料番号
TC-603
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3-4.コンタクト圧着
コンタクト圧着工具又は、圧着機により各ケーブルに各コンタクトを圧着します。
コネクタ品名
適用コンタクト
コンタクト
圧着工具
圧
CM10-#22SC(C1)(D8)
357J-50446T
AP-A50539T
CM10-#22SC(C2)(D8)
357J-50447T
AP-A50540T
CM10-#22SC(C3)(D8)
357J-50448T
AP-A50541T
着
適 用
ケーブル
AWG20
AWG22
AWG23-24
AWG26
AWG28
AWG16
AWG18
AWG20
機
CM10-SP10S-X(D6)
CM10-SP2S-X(D6)
クリンプハイト
(ワイヤ部)
1.05
0.94
0.71
0.67
0.64
1.25
1.15
1.05
注意!
注意!コンタクト圧着工具又
コンタクト圧着工具又は
圧着工具又は圧着機を
圧着機を使用の
使用の際は、取扱説明書を
取扱説明書を参照願います
参照願います。
います。
コンタクトから
コンタクトから芯線
から芯線がはみ
芯線がはみ出
がはみ出さないように注意
さないように注意して
注意して下
して下さい。
さい。
ドレン線
ドレン線を使用する
使用する場合
する場合には
場合には、
には、圧着後ドレン
圧着後ドレン線
ドレン線に熱収縮チューブ
熱収縮チューブをつけて
チューブをつけて下
をつけて下さい。
さい。
※CM10CM10-SP10S(D6)
SP10S(D6)を
(D6)を製作する
製作する場合
する場合の
場合の No.10 端子用は
端子用は、No.10 端子以外用に
端子以外用に対し、1mm 長 くなります。
くなります 。
(次工程で
次工程でハジングへ
ハジングへコンタクト挿入時
コンタクト挿入時、
挿入時、ケーブルの
ケーブルの突っ張り防止の
防止の為)
※No.10 端子以外の
端子以外の寸法全長差は
寸法全長差は1mm 以下。
以下。
コンタクト
ケーブル
熱収縮チューブ
29~32mm
全長差:1mm 以下(No.10 端子以外)
ドレン線圧着の場合
資料番号
TC-603
頁
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3-5.コンタクト挿入
コンタクトを指定するハウジングの端子 No.部へ挿入します。
(ハウンジングの端子 No.10にはアース線又はドレン線を挿入します)
※コンタクト挿入時
コンタクト挿入時、
挿入時、コンタクトが
コンタクトがハウジングに
ハウジングに引っ掛かると“
かると“パチン”
パチン”と音がします。
がします。
※コンタクト挿入後
コンタクト挿入後、
挿入後、線心を
線心を軽く引っ張りコンタクトが
コンタクトがハウジングから
ハウジングから抜
から抜けない事
けない事を確認して
確認 して下
して 下 さい。
さい 。
注意!
注意!挿入前に
挿入前にクランプナット,
クランプナット,ケーブルクランプ,
ケーブルクランプ,ブッシング,
ブッシング,バックシェルが
バックシェルが挿入されていること
挿入されていること
を確認して
確認して下
して下さい。
さい。
コンタクトの
コンタクトの挿入は
挿入は方向性がありますので
方向性がありますので注意
がありますので注意して
注意して下
して下さい。
さい。
コンタクト
ハウジング
挿入
ケーブル
端子 No.10 のみ
(アース線又はドレン線)
端子 No.
※コンタクトの
コンタクトのランスの
ランスの向きをハウジング
きをハウジングの
ハウジングの
端子 No.の
No.の向き (上下)
上下)と同じ方向に
方向に
合わせて挿入
わせて挿入して
挿入して下
して下さい。
さい。
ランス
但し、CM10CM10-SP2SSP2S-X(D6)の
X(D6)の場合は
場合は、
ハウジングの
ハウジングの端子 No.の
No.の向きと反対
きと反対に
反対に
なるように挿入
なるように挿入して
挿入して下
して下さい。
さい。
コンタクト
CM10-SP10S-X(D6)の場合
※挿入された
挿入されたコンタクト
されたコンタクトを
コンタクトを引き抜く場合は
場合は、
コンタクト抜去工具
コンタクト抜去工具を
抜去工具を使用して
使用して下
して下さい。
さい。
コンタクト抜去工具
コンタクト抜去工具:
抜去工具:357J-
357J-50548
J-50548T
50548T
コンタクト抜去工具
コンタクト抜去工具を
抜去工具を使用の
使用の際は、取扱説明書を
扱説明書を
参照願います
参照願います。
います。
※引抜いた
引抜いたコンタクト
いたコンタクトは
コンタクトはランスが
ランスが倒れますので
コンタクトを
コンタクトを再挿入する
再挿入する場合
する場合は
場合は、コンタクトの
コンタクトの
ランスを
ランスを元に戻してから使用
してから使用して
使用して下
して下さい。
さい。
端子 No.
ランス
コンタクト
CM10-SP2S-X(D6)の場合
資料番号
TC―603
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3-6. バックシェル締め付け
①ストレートバックシェル緩み防止の為、ストレートバックシェルにねじロックを全周2山に
塗布します。
●推奨
ねじロック :1401B(スリーボンド(株)製)
②コネクタのBS用カップリングを回転させ、ストレートバックシェルを仮締めします。
ストレートバックシェル
ねじロック(全周2山に塗布)
仮締め
ストレートバックシェル
BS用カップリング
BS用カップリング
※仮締めの
仮締めの際
めの際、プラグシェルの
プラグシェルの凹凸と
凹凸とストレートバックシェルの
ストレートバックシェルの凹凸がはまるように
凹凸がはまるように合
がはまるように合 わせて下
わせて 下 さい。
さい 。
(仮締めの
仮締めの際
めの際、BS用
、BS用カップリングが
カップリングが突当る
突当る直前に
直前に、バックシェルを
バックシェルを軽く振ると凹凸
ると凹凸のはまり
凹凸のはまり込
のはまり込みが確
みが確
認できます。
できます。)
BS用カップリング
プラグシェル凹凸部
バックシェル凹凸部
資料番号
TC-603
頁
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③締付受台にストレートバックシェルの2面幅を固定します。
④締付スパナをバックシェル用カップリングに合わせてセットします。
⑤締付スパナでストレートバックシェルにバックシェル用カップリングを締め付けます。
推奨締付けトルク:5N・m
注意!
注意!ワークを
ワークをスパナへ
スパナへセットする
セットする際
する際に2面幅を
面幅を合わせて下
わせて下さい。
さい
取り外す場合は
場合は、締め付け工程と
工程と逆工程で
逆工程で行なって下
なって下さい。
さい。
バックシェル用
カップリング
バックシェル
セットする
19
バックシェル固定
バックシェル固定
締付スパナ
※バックシェル固定部参考寸法
17(バックシェル 2 面幅)
20
トルクレンチ
締め付ける
板厚:10
※ 推奨:締付受台
(357J-50494T)
●推奨治工具:BS用カップリング締付治具(スパナ)
(357J-51333T)
ビット(357J-51344T)
トルクレンチ(CL6N×8D:東日製作所製)
※推奨:締付受台(357J-50494T)
資料番号
TC-603
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3-7.ブッシング,ケーブルクランプ挿入
バックシェルにブッシング,ケーブルクランプを挿入します。
バックシェル
ブッシング
挿入
ケーブルクランプ
ケーブル
注意!
注意!ブッシング挿入後
ブッシング挿入後、
挿入後、ケーブル外被
ケーブル外被の
外被の端部位置が
端部位置がブッシングよりも
ブッシングよりも奥側
よりも奥側になっていることを
奥側になっていることを
確認して
確認して下
して下さい。
さい。
資料番号
TC-603
3-8.クランプナット締め付け
頁
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①ストレートバックシェルにクランプナットを仮締めします。
※緩み防止の
防止の為、ストレートバックシェルにねじ
ストレートバックシェルにねじロック
にねじロックを
ロックを塗布する
塗布する事
する事を推奨します
推奨します。
します。
●推奨
ねじロック :1401B(スリーボンド(株)製)
②締付受台にストレートバックシェルの2面幅を固定します。
③締付スパナをクランプナットの2面幅に合わせてセットします。
④締付スパナでストレートバックシェルにクランプナットを締め付けます。
推奨締付けトルク:5N・m
注意!
注意!ワークを
ワークをスパナへ
スパナへセットする
セットする際
する際に2面幅を
面幅を合わせて下
わせて下さい。
さい
規定トルク
規定トルク以上
トルク以上で
以上で締付けると
締付けるとクランプナット
けるとクランプナットが
クランプナットが割れる可能性
れる可能性があるため
可能性があるため、
があるため、トルクレンチを
トルクレンチを使用し
使用し
てください。
ください。
取り外す場合は
場合は、締め付け工程と
工程と逆工程で
逆工程で行なって下
なって下さい。
さい。
※推奨
ねじロック塗布
(全周 2 山に塗布)
仮締め
バックシェル固定
クランプナット
バックシェル固定
バックシェル
19
セットする
※バックシェル固定部参考寸法
17(バックシェル 2 面幅)
20
締付スパナ
板厚:10
トルクレンチ
締め付ける
※ 推奨:締付受台
(357J-50494T)
●推奨治工具:クランプナット締付治具(スパナ)(357J-51334T)
ビット(357J-51345T)
トルクレンチ(CL6N×8D):東日製作所製
※推奨:締付受台(357J-50494T)
資料番号
TC-603
頁
10/11
※相手コネクタ嵌合の際は
①プラグコネクタの△マークとレセプタクルコネクタの▽マークを合わせます。
レセプタクルコネクタ
▽マーク
プラグコネクタ
△マーク
②プラグコネクタのキー(凹部)とレセプタクルコネクタのキー(凸部)が合いますので、傾かない様まっすぐ
に押し込みます。
レセプタクルコネクタキー
(凸部)
プラグコネクタキー
(凹部)
まっすぐに押し込む
※コネクタ取
コネクタ取り外しの際
しの際は、プラグコネクタの
プラグコネクタのカップリングを
カップリングを矢印の
矢印の方向に
方向に回転させ
回転させ、
させ、まっすぐに
引き抜きます。
きます。
①
カップリングを
カップリングを
回転し
回転し
②
まっすぐに引
まっすぐに引き抜く
カップリング
資料番号
TC-603
※
頁
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コンジット使用の場合
①プラグコネクタ(CM10)にコンジット用コネクタのニップルを締め付けて下さい。
②コンジット用コネクタのニップルにコンジットを取り付けて下さい。
③プラグコネクタ(CM10)へコンジットを取り付け、可動部で使用の場合はサドル等でコンジットを固定し、
プラグコネクタ(CM10)及びコンジット用コネクタに負荷が掛からないように施工して下さい。
また、サドル等でコンジットを固定するときは、固定部分に負荷が掛からないようにし、
被覆を傷つける恐れがありますのでゴム等の保護カバーをつけて使用して下さい。
①
②
③
プラグコネクタ
プラグコネクタ
コンジット用
コネクタ(ニップル)
プラグコネクタ
コンジット用
コンジット用
コネクタ
コネクタ
コンジット
サドル
コンジット
ケーブル
ゴム等で保護
●推奨コンジット&コネクタ:日本フレックス株式会社
コンジット
VF型 SR型 FBN型 EM型
VFS型 SRK型 etc
コネクタ
RCM型
※日本フレックス(株)ホームページ → http://www.nipolex.co.jp