商品カタログ (ハイブリッドアルミ電解)(1149KB)

2016
商品カタログ
Hybrid
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
2016.01
http://industrial.panasonic.com/jp/products/capacitors/polymer-capacitors/hybrid-aluminum
─── 通 知 事 項 ───
■ 適用される法律及び規制
・ 本製品は,
RoHS(電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する)指令(2011/65/EU)に対応しております。
・ モントリオール議定書に規程されているオゾン層破壊物質は,使用する部材の製造工程並びに生産工程において意図的
には使用しておりません。
PBBs (Poly-Brominated Biphenyls)/
PBDEs (Poly-Brominated Diphenyl Ethers)
のような特定臭素系難燃剤は意図的には使用しておりません。
・ 本製品の輸出に際しては,外国為替及び国際貿易法等の輸出関連法規に則った輸出手続をお願いします。
■ 用途の限定
・ 本製品は一般電子機器(AV 機器,家電製品,業務用機器,事務機器,情報,通信機器など)に汎用標準的な用途で使
用されることを意図しています。
・ 本製品の誤動作が人命又は財産に危害を及ぼす恐れがある等,より高信頼性・安全性が要求される用途で使用を検討さ
れるときは,別途,用途に合った納入仕様書の取り交わしが必要です。
─── ご使用上の遵守事項 ───
■ 仕様書について
・ 当社仕様書は部品本体での品質を保証するものです。ご使用に際しては貴社製品に実装された状態で必ず評価確認を
行ってください。
・ 当社仕様書の記載内容を逸脱して当社品をご使用にならないでください。
■ 安全性が重要視される製品への適用に際して
品質には万全をつくしておりますが,寿命など故障モードとして,ショート(又はオープン)することは皆無ではあ
りません。 交通輸送機器(列車,自動車,交通信号機など),医療機器,航空機器・宇宙機器,電熱用品,燃焼及び
ガス機器,回転機器,防災・防犯機器等の機器において,当製品の不具合で人命その他重大な障害発生が予測される
場合には,下記の検討などで,フェールセーフ設計の配慮を十分行い,安全性の確保をお願いします。
(1) 保護回路,保護装置を設けて,システムとしてより安全を図る。
(2) 冗長回路などを設けて,単一故障では不安全とならぬようシステムとして安全を図る。
■ 使用環境について
・ 本製品は,電子機器に汎用標準的な用途で使用されることを意図しており,下記の特殊環境での使用を考慮した設計
は行っておりません。
従いまして下記の特殊環境でのご使用および条件では,コンデンサの性能に影響を受ける恐れがあり,ご使用に際し
ましては貴社にて十分に性能・信頼性などをご確認の上ご使用ください。
(1)水,油,薬液,有機溶剤などの液体中でのご使用
(2)直射日光,屋外暴露,塵埃中でのご使用
(3)水分(抵抗体の結露,水漏れなど)
,潮風,Cl2,H2S,NH3,SO2,NOX などの腐食性ガスの多い場所でのご使用
(4)静電気や電磁波の強い環境でのご使用
(5)発熱部品に近接して取り付ける場合および当製品に近接してビニール配線などの可燃物を配置する場合
(6)本製品を樹脂などで封止してご使用の場合
(7)はんだ付け後のフラックス洗浄で,溶剤,水および水溶性洗浄剤をご使用の場合
(特に水溶性フラックスにはご注意願います。)
(8)酸やアルカリの雰囲気がある環境でのご使用
(9)過度の振動や衝撃がある環境でのご使用
・ 衝撃電圧や過渡的な電圧には考慮を要します。
衝撃電圧回路や短時間でかなりの高電圧が印加される過度現象,またパルス高電圧が印加される場合などについては,
定格電圧以下で使用されるようご注意ください。
・ 当社製品には電解液を使用している製品がございます。
誤った使用をされますと急激な特性劣化のみでなく,電解液漏洩等により基板回路を損傷させ,セットの破壊につな
がる恐れがあります。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
00 Nov. 2015
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
ご使用上の注意事項(Hybrid)
1. 回路設計に際して
1.1 使用温度,周波数
温度および周波数の変動によりコンデンサの電気的な特性が変化します。この変化分を考慮の上,回路設計をし
てください。
(1) 使用温度の変化でコンデンサの電気的特性が変化します。
高温時:漏れ電流の増大
低温時:静電容量の減少,損失角の正接およびインピーダンスの増大
(2) 周波数の変化でコンデンサの電気的特性が変化します。
高周波:静電容量の減少,損失角の正接の増大およびインピーダンスの減少
低周波:等価直列抵抗の増加に伴うリプル電流による発熱の上昇
1.2 使用温度と寿命
(1) コンデンサの寿命は使用温度の影響を受けます。一般的に,温度が 10℃下がると寿命は約 2 倍に伸びます。
カテゴリ上限温度よりできる限り低い温度でご使用ください。
(2) 規定範囲を超える条件での使用は,急激な特性劣化を起こし破損する場合があります。機器の周囲温度,機
器内の温度のみでなく,機器内での発熱体(パワートランジスタ,IC,抵抗等)の放射熱,リプル電流によ
る自己発熱なども含めたコンデンサの温度を確認してください。また,コンデンサの裏面に発熱体などを配
置しないでください。
(3) 寿命は次の加速式で計算できます。
L2 = L1×2
L1
L2
T1
T2
T1-T2
10
:温度 T1 °C における寿命 (h)
:温度 T2 °C における寿命 (h)
:カテゴリ上限温度 + 定格リプル電流の発熱分 (°C)
:寿命を算出するための周囲温度 + ご使用リプル電流の発熱分 (°C)
(4) 規定の寿命時間を越えてご使用にならないでください。急激な特性劣化や,ショート,圧力弁の作動や電解
液漏れに至る場合があります。
1.3 コンデンサへの負荷条件について
コンデンサに次に示すような負荷を印加すると,コンデンサの急激な特性劣化やショート,電解液漏れに至る場
合があります。また,急激な発熱・ガス発生が起こり,内圧上昇による圧力弁の作動・封口部からの電解液漏れ,
最悪の場合には爆発や発火に至ります。コンデンサの破壊とともに可燃物(電解液など)が外部に飛散する場合
があります。
(1) 逆電圧について(直流用コンデンサには極性があります。
)
有極性部品ですので逆電圧は印加しないでください。極性表示を確認して使用してください。
(2) 充放電について
急激な充放電を頻繁に繰り返すような回路や比較的緩慢であるが頻度の高い充放電が要求される回路には使
用しないでください。このような回路に使用される場合は,充放電条件を必ずご一報ください。
なお,ラッシュ電流は 100A を超えないようにしてください。
(3) ON-OFF 回路について
1 日 10000 回以上の頻繁な ON-OFF を繰り返す ON-OFF 回路には,使用しないでください。
また,このような回路に使用される場合は,回路条件等を必ずご一報ください。
(4) 定格電圧(短時間のときはサージ電圧)を超える過電圧を加えないようにしてください。
直流電圧にリプル電圧(交流成分)を重畳したときのピーク値は定格電圧以下でご使用ください。
(5) リプル電流について
規定を超える過大なリプル電流を流さないでください。
定格リプル電流値以下の使用でも直流バイアス電圧が低いときは逆電圧が印加される場合があります。
逆電圧の印加されない範囲にて使用してください。
定格リプル電流以下でも規定の耐久性寿命時間を越えて使用した場合には,ESR 特性の劣化増大となりリプ
ル電流による内部発熱が大きくなり,圧力弁の作動・外装ケースやゴムの膨れ・電解液漏れや、最悪の場合
にはコンデンサのショート,爆発や発火に至る可能性があります。
1.4 コンデンサを 2 個以上並列使用の場合
コンデンサの抵抗分が回路抵抗に近い値のため,コンデンサ間の電流バランスをくずして一部のコンデンサに過
リプル電流が流れる場合があります。配線方法を十分に配慮し,過リプル電流が流れないようにしてください。
また,直列接続では使用しないでください。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 Nov. 2015
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
1.5 取り付け箇所の設計
(1) 両面基板について
コンデンサを両面配線基板にご使用の際は,コンデンサ取り付け部分の直下に配線パターンを配置しないでください。
(2) 圧力弁部の上は圧力弁の作動を妨げないように空間を設けてください。
(適用は f10 mm 以上)
ケースに圧力弁を設けているコンデンサについては圧力弁の作動を妨げないように,2 mm 以上の間隔を開
けてください。
間隔が少ない場合,圧力弁の作動性が悪くなり爆発に至る場合があります。
(3) 圧力弁部の上には配線やパターンを避けてください。
(適用は f10 mm 以上)
圧力弁部の上にパターン,特に高圧または大電流の回路配線がこないように設計してください。圧力弁作動
時には 100 ℃を超える可燃性の高温ガスが噴出し,パターンにガスが凝縮したり,配線の被覆が溶解して発
火するなどの二次的な災害に至る場合があります。
(4) 封口部の下にはパターンを配置しないでください。
万が一電解液が漏れた場合,回路パターンを短絡させトラッキングまたはマイグレーションが発生する場合があります。
1.6 コンデンサの絶縁について
コンデンサは,ケースと陰極端子および陽極端子ならびに回路パターン間で回路的に完全に隔離してください。
1.7 外装コーティングについて
コンデンサに被覆している外装ラミネートは,表示を目的としたものであり,電気的絶縁の機能を保証しておりません。
2. 実装に際して
2.1 実装前の予備知識
(1) セットに組み込んで通電したコンデンサは再使用しないでください。
(2) コンデンサに再起電圧が発生する場合があります。このとき,1 kΩ 前後の抵抗器を通して放電してください。
(3) 長期保管のコンデンサは,漏れ電流が増大している場合があります。このとき,1 kΩ 前後の抵抗器を通して
電圧処理をしてください。
(4) コンデンサは床等に落下させないでください。落下したコンデンサは機械的または電気的にダメージを受け
ていますので,使用しないでください。
(5) コンデンサを潰して使用しないでください。
コンデンサの気密性が悪くなり,性能の劣化,寿命の低下や電解液漏れなどが発生します。
2.2 取り付け時
(1) コンデンサの定格(静電容量,定格電圧)を確認してから取り付けてください。
(2) コンデンサの極性を確認してから取り付けてください。
(3) コンデンサの端子寸法とランドサイズを確認してから取り付けてください。
ショートや取付強度不足など不具合が発生する場合があります。
(4) 実装(マウント)時の加圧力が大きいと,漏れ電流の増大やショート,断線,基板からの脱落などに至る場
合があります。
2.3 フローはんだ付け
(1) 本製品はリフローソルダリング専用部品です。
リフローは赤外熱風併用等の雰囲気熱伝導方式を使用してください。
※フローソルダリング,ディップソルダリングでは使用できません。
(2) はんだ付け条件(予備加熱・温度・時間・回数など)は仕様書に規定の範囲内としてください。
※温度測定法:コンデンサ上部に熱電対をエポキシ系接着剤で接着させ,量産時を想定し測温してください。
(3) 2 回リフローで使用する際は,2 回目のリフローはコンデンサ温度が常温まで復帰してから実施してください。
(4) 当社推奨のリフロー条件におきましても,ケースの変色やケースの膨れが発生することがありますが,製品
の信頼性に影響するものではありませんので,ご了承ください。
(5) リフロー等の熱により陰極表示部分等のインクにクラックが発生することがありますが、製品の信頼性に影
響するものではありませんので、ご了承ください。
(6) VPS リフローをご使用の場合は,急激な温度上昇のため,特性変化や外観変化による実装不具合が発生する
可能性がありますので,昇温速度 3 deg /秒以下の条件でのご使用を推奨します。
詳細条件については,当社にお問い合わせください。
2.4 手はんだ付け
(1) はんだ付け条件
(温度,
時間)
は,
仕様書に規定の範囲内または 350 ℃,
3 秒以下の条件にてご使用してください。
(2) はんだごてによる手直しのとき,一度はんだ付けしたコンデンサを取り外す必要がある場合は,コンデンサ
の端子にストレスがかからないように,はんだが十分溶融してから手直ししてください。
(3) はんだごてのこて先がコンデンサ本体に触れないようにしてください。コンデンサの破損につながる場合があります。
2.5 はんだ付け後の取り扱い
(1) プリント配線板にコンデンサをはんだ付けした後,コンデンサ本体を傾けたり,ひねったりしないでください。
端子を通じて内部素子に大きな力がかかり,コンデンサが壊れる場合があります。
(2) プリント配線板にコンデンサをはんだ付けした後,コンデンサを掴んで基板を運搬しないでください。その
配線板の全重量が,端子を通じて内部素子にかかり,コンデンサが壊れる場合があります。
(3) プリント配線板にコンデンサをはんだ付けした後,コンデンサに物をぶつけないでください。また,他の部
品などが当たらないようにしてください。規定された範囲を超えた衝撃や荷重などの機械的な力が加わり,
コンデンサが壊れる場合があります。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 Nov. 2015
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
2.6 基板洗浄
(1) 60 ℃以下の浸漬(超音波も可能)で 5 分以内の基板洗浄に耐えられます。
但し,十分なすすぎ・乾燥を必ず実施してください。
【対象溶剤】
パインアルファ ST-100S
アクアクリーナ 210SEP
クリンスルー 750H,750L,710M
サンエレック B-12
コールドクリーナー P3-375 テクノクリーナー 219
DK ビークリアー CW-5790 テルペンクリーナ EC-7R
テクノケア FRW-17,FRW-1,FRV-1
※ オゾン層破壊物質は,地球環境保護のため,洗浄剤としてのご使用は避けてください。
(2) 仕様書に規定の無い限り,以下の溶剤でコンデンサを洗浄しないでください。
(a) ハロゲン系溶剤 : 洗浄剤がコンデンサ内部に侵入(拡散)し,分解反応を起こして遊離された塩素がア
ルミと反応し腐食が発生する場合があります。
特に,1-1-1 トリクロルエタンのご使用は絶対に避けてください。
洗浄保証しているコンデンサにつきましては,仕様書に記述している洗浄剤,洗浄条件(温度・時間など)
の範囲内で洗浄を行ってください。
(b) アルカリ系溶剤 : アルミケースの腐食(溶解)
(c) 石油系溶剤 : 封口ゴムの劣化
(d) キシレン : 封口ゴムの劣化
(e) アセトン : 表示の消失
(3) 基板洗浄直後にコンデンサ封口部とプリント基板の間に洗浄剤が残留しないように強制乾燥を行ってください。
(カテゴリ上限温度以下)
(4) 洗浄剤の汚染管理(電導度,pH,比重,水分量など)を十分管理してください。
洗浄剤が汚染されていると,塩素濃度が高くなりコンデンサ内部が腐食する場合があります。洗浄剤に対す
るフラックス濃度は,2 wt% 以下に管理してください。
(5) 洗浄方法によっては製品表示消え,表示のにじみ等が発生する場合があります。
※ 商品によっては洗浄できない商品があります。 また,使用できない洗浄剤もありますので,不明の時は必ず
ご一報ください。
2.7 固定接着剤・コーティング剤
コンデンサの固定,基板防湿を目的に,接着剤やコーティング剤を使用される場合,材料中に含まれる溶剤の種
類によって腐食が発生する場合があります。材料中の溶剤はハロゲン化合物でないものを選択し,またポリマー
についてもクロロプレン類は使用しないでください。
また,接着剤やコーティング剤の硬化および乾燥は、溶剤が残留しないように十分行ってください。
※基板洗浄後に接着やコーティングを行なうときは,コンデンサ封口部とプリント基板の間に洗浄剤が残留しな
いように洗浄直後に強制乾燥を行ってください。
なお,接着およびコーティングする面については,コンデンサの封口部の 1/3 以上がシールされずに残るようにして
ください。
2.8 燻蒸処理について
アルミ電解コンデンサを組み込んだ電子機器類を海外に輸出する場合,木製の梱包材を臭化メチルなどのハロゲ
ン化合物で燻蒸処理を行う場合がありますが,処理後の乾燥が不十分な場合,梱包材に残留したハロゲンが輸送
中に放出され,コンデンサ内部に侵入して腐食反応を起こす可能性があります。燻蒸処理を行う場合は,処理・
乾燥後にハロゲンの残留がないかを十分確認してください。また,梱包状態の電子機器全体を燻蒸処理するのは,
絶対に避けてください。
3. ご使用に際して
3.1 環境条件
コンデンサを取り付けたセットは,次の環境下での使用は避けてください。
(1) カテゴリ上限温度・カテゴリ下限温度を超える温度
(2) 直接水,塩水および油の掛かる環境
(3) 結露状態になる環境
(4) 有毒ガス(硫化水素,亜硫酸,亜硝酸,塩素およびその化含物,臭素およびその化含物,アンモニアなど)が充満
する環境
(5) オゾン,放射線および紫外線が照射される環境
(6) 振動または衝撃条件が規定範囲を超える条件
3.2 セット使用中の注意事項
(1) コンデンサの端子に直接触れないでください。
セット使用中,コンデンサの端子に触れると感電します。コンデンサのアルミケース露出部分は絶縁されて
いませんので,端子同様,直接触れないでください。
(2) コンデンサ端子間を導電体でショートさせないでください。また,酸およびアルカリ水溶液などの導電性溶
液をコンデンサにかけないでください。回路的にショート状態となって,回路が異常となりコンデンサも破
壊します。
(3) コンデンサ近傍に低分子シロキサンが比較的多く含まれるシリコン材料を使用する場合,電気的性能に異常
をきたす場合があります。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 Nov. 2015
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
4. 万一の場合
(1) セット使用中,コンデンサの圧力弁が作動し,ガスが見えたとき,セットのメイン電源を切るか,または電源コー
ドのプラグをコンセントから抜いてください。そのまま電源を切らない場合,コンデンサのショートによる回路の
破損や,気化したガスが液化し,回路のショートもしくは最悪の場合,セットの焼損など二次的な災害が発生する
場合があります。
(コンデンサの圧力弁から出るガスは,電解液が気化したものであり,煙ではありません。
)
(2) コンデンサの圧力弁作動時,100 ℃を超える高温のガスが噴出しますので,顔を近づけたりしないでください。
万一,噴出したガスが目に入ったり,吸い込んだりした場合には直ちに水で洗ったり,うがいをしてください。
皮膚についた場合は,石鹸で洗い流してください。
5. 保管について
(1) コンデンサを長時間放置すると,漏れ電流が増加する傾向にあります。これは無負荷状態における酸化皮膜の劣化
によるものであり,電圧を印加すると減少する性質をもっていますが,使用当初は皮膜修復電流が多く流れ,漏れ
電流大による回路異常等の要因になる恐れがあります。
製品有効期限は,出荷検査日から 42 ヶ月となります。
保管条件は,常温(5 ℃∼ 35 ℃)
,常湿(45 % ∼ 85 %)で直射日光の当たらない場所をお選びください。
(2) 保管環境
仕様書に記載されている環境の範囲外または,次の環境下での保管は避けてください。
(a) カテゴリ上限温度・カテゴリ下限温度を超える温度
(b) 直接水,塩水および油の掛かる環境
(c) 結露状態になる環境
(d) 有毒ガス(硫化水素,亜硫酸,亜硝酸,塩素およびその化含物,臭素およびその化含物,アンモニアなど)が
充満する環境
(e) オゾン,放射線および紫外線が照射される環境
(f) 振動または衝撃条件が規定範囲を超える条件
6. 廃棄に際して
コンデンサを廃棄する場合には,次のいずれかの方法をとってください。
(1) コンデンサに穴を開けるかまたは,十分つぶして焼却してください。 そのまま焼却した場合,コンデンサが爆発
する場合があります。
(2) コンデンサを焼却しない場合は,専門の産業廃棄物処理業者に依託してください。
上記,使用上の注意事項に関しましては,社団法人 電子情報技術産業協会 発行の技術レポート
EIAJ RCR ー 2367B 2002 年 3 月発行「電子機器用固定アルミニウム電解コンデンサの使用上の注意事項ガイドライン」
より引用しております。
詳細は,上記技術レポートをご参照ください。
✽ 知的財産権について
パナソニックグループは、お客様に安心してお使いいただける製品やサービスをご提供するとともに、
知的財産権によるパナソニックグループ製品の保護についても、積極的に取り組んでおります。
代表的な 導電性高分子ハイブリッドアルミニウム電解コンデンサ 関係特許は、以下のとおりです。
米国特許 第 7497879 号 米国特許 第 7621970 号 日本特許 第 5360250 号
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
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02 May. 2016
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
ラインアップ
体系図
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
実
装
仕
様
リフロー推奨条件
< RoHS 対応>
260
250
ピーク温度
部品上部温度 (°C)
230
ピーク温度 260 °C(255 °C)
ピーク温度 250 °C 以上 5 秒
(10 秒 )
近傍の時間
230 °C 以上 30 秒
(✽1) 以上の
217 °C 以上 40 秒
時間
200 °C 以上 70 秒
200
160 °C
150
120秒
C, D, D8
サイズコード
(✽1以上の時間)
100
50
F, G
245 °C
240 °C 以上 10 秒 250 °C 以上 5 秒
230 °C 以上 30 秒 230 °C 以上 30 秒
217 °C 以上 40 秒 217 °C 以上 40 秒
200 °C 以上 70 秒 200 °C 以上 70 秒
2回
リフロー回数
260 °C
2回
1回
※リフロー方式は,赤外,熱風併用,エアー等の雰囲気熱伝導方式を使用
してください。
時間 (秒)
耐振動仕様品
標準品とは寸法,形状が異なります。
詳細は弊社へお問い合わせいただきますようお願いいたします。
K
(P)
R
T
(I)
(S)
B±0.2
+
L±0.3
W
圧力弁 (f10)
補助端子
単位 (mm)
(I)
A±0.2
–
H
fD±0.5
F
( ) は参考寸法
H
サイズ
L A, B
F
fD
max.
コード
F
8.0 10.5 8.3 10.0 0~+0.15
G
10.0 10.5 10.3 12.0 0~+0.15
サイズ
コード
F
G
P
3.1
4.6
K
R
0.70±0.2 0.70±0.2
0.70±0.2 0.70±0.2
I
W
3.4 1.2±0.2
3.5 1.2±0.2
S
T
5.3±0.2
6.9±0.2
1.3±0.2
1.3±0.2
ランドパターン
プリント配線板のランドパターンは,次のランド寸法を参考に回路設計して下さい。
特にランドピッチは取り付け強度の影響を与えますので,ご配慮ください。
単位 (mm)
<標準品>
a
b
c
C (f5×L5.8)
1.5
2.8
1.6
D (f6.3×L5.8)
1.8
3.2
1.6
D8 (f6.3×L7.7)
1.8
3.2
1.6
F (f8×L10.2)
3.1
4.0
2.0
G (f10×L10.2)
4.6
4.1
2.0
サイズ
基板ランド部
b
a
b
–
+
特に a 寸法が広いとヒールフィレットができなくなり取り付け強度が低下
します。
c
<耐振動仕様品>
単位 (mm)
基板ランド部
B
+
A
B
C
D
F (f8×L10.5)
2.7
4.0
4.7
1.3
G (f10×L10.5)
3.9
4.4
4.7
1.3
サイズ
E
F
G
H
F (f8×L10.5)
1.0
1.7
1.1
2.5
G (f10×L10.5)
1.2
1.9
1.1
2.5
サイズ
B
G
A
A
C
H
E D F
G
B
–
C
特に A 寸法が広いとヒールフィレットができなくなり取り付け強度が低
下します。
※貴社設計基準に基づき,実装性,はんだ付け性,取付け強度等を考慮し決定してください。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 Nov. 2015
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
包
装
仕
様
テーピング用リール
W±1
2.0±0.5
f50 min.
f13.0±0.5
f21.0±0.8
単位 (mm)
3.0
f380±2
W
14.0
18.0
26.0
サイズコード
C
D, D8
F, G
包装箱寸法
単位 (mm)
L±5
H
220
250
220
H±5
サイズコード
C
D, D8
F, G
W±5
W, L
395
395
395
最少梱包数量
サイズコード
C, D
D8
F, G
最少梱包数量
1000 pcs
900 pcs
500 pcs
極性
–
–
–
+
+
+
P±0.1
f1.5+0.1
0
A±0.2
0.4
単位 (mm)
D±0.2
引き出し方向
C±0.5
送り丸穴
F±0.1
4.0±0.1
+0.3
B−0.2
W±0.3
2.0±0.1
1.75±0.1
エンボステーピング寸法
サイズ
A
コード
C
5.7
D
7.0
D8
7.0
F
8.7
G
10.7
B
C
D
P
F
W
5.7
7.0
7.0
8.7
10.7
8.0
9.0
9.0
12.5
14.5
6.4
6.4
8.4
11.0
11.0
12.0
12.0
12.0
16.0
16.0
5.5
7.5
7.5
11.5
11.5
12.0
16.0
16.0
24.0
24.0
※寸法関連の詳細は別途技術仕様書でご確認願います。
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
01 Nov. 2015
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
表面実装形
Series : ZA Type : V
高温鉛フリーリフロー対応品
特
長
保証時間 : 105 ℃ 10000 h
低ESR,高リプル化( V-FPシリーズから70%以上 ESR低減,2倍以上高リプル化)
高耐圧(∼80 V.DC)
導電性高分子アルミ電解コンデンサ同等の低温特性と周波数特性
耐振動仕様品も対応可能(08 ≦)
RoHS指令対応
仕
様
D8
F
G
–55 °C ~ +105 °C
25 V.DC ~ 50 V.DC
25 V.DC ~ 63 V.DC
25 V.DC ~ 80 V.DC
10 μF ~ 33 μF
10 μF ~ 56 μF
22 μF ~ 100 μF
22 μF ~ 220 μF
33 μF ~ 330 μF
±20 % (120 Hz/+20 °C)
I < 0.01 CV or 3 (μA) 2 分値 ( いずれか大きい値以下 )
損失角の正接(tan d)
特性一覧表を参照ください
+105 °C±2 °C 中において定格電圧を超えない範囲で,規定の定格リプル電流 ( 別表値 ) を重畳して,
10000 時間 電圧印加後,常温に復帰させた後,下記項目を満足すること。
静電容量変化率
初期値の ±30 % 以内
損失角の正接
初期規格値の 200 % 以下
耐久性
等価直列抵抗 (ESR) 初期規格値の 200 % 以下
漏れ電流
初期規格値以下
サイズコード
耐久試験後の ESR
(Ω/100 kHz)
C
D
D8
F
G
(–40 °C)
2.0
1.4
0.8
0.4
0.3
+105 °C±2 °C 中において 1000 時間連続無負荷放置後,常温に復帰させた後,上記耐久性の各項
高温無負荷特性
に準ずる。( ただし,電圧処理あり )
+85 °C±2 °C,85 ∼ 90 %RH 中において 2000 時間 定格電圧を連続印加後,常温に復帰させた後,
下記項目を満足すること。
静電容量変化率
初期値の ±30 % 以内
耐湿負荷
損失角の正接
初期規格値の 200 % 以下
等価直列抵抗 (ESR) 初期規格値の 200 % 以下
漏れ電流
初期規格値以下
リフローはんだ付け後,常温復帰後,下記項目を満足すること。
静電容量変化率
初期値の ±10 % 以内
はんだ耐熱性
損失角の正接
初期規格値以下
漏れ電流
初期規格値以下
サイズコード
カテゴリ温度範囲
定格電圧範囲
静電容量範囲
静電容量許容差
漏れ電流
D
33
E ZA
静電容量 (μF)
シリーズ記号
+
L
K
A±0.2
(P)
fD±0.5
極性表示 (–)
–
W
圧力弁(f10 以上)
(I)
0.3 max.
例:25 V.DC 33 µF 表示色:BLACK
(I)
形状寸法
B±0.2
示
H
表
C
( )は参考寸法
単位 (mm)
定格電圧記号
サイズ
コード
ロットNo.
定格電圧記号
E
V
H
25 V.DC
35 V.DC
50 V.DC
J
K
63 V.DC
80 V.DC
fD
L
A, B
C
5.0 5.8±0.3 5.3
D
6.3 5.8±0.3 6.6
D8 6.3 7.7±0.3 6.6
F
8.0 10.2±0.3 8.3
G 10.0 10.2±0.3 10.3
H
I
W
P
K
6.5 max.
7.8 max.
7.8 max.
10.0 max.
12.0 max.
2.2
2.6
2.6
3.4
3.5
0.65±0.1
0.65±0.1
0.65±0.1
0.90±0.2
0.90±0.2
1.5
1.8
1.8
3.1
4.6
0.35 +- 0.15
0.20
0.35 +- 0.15
0.20
0.35 +- 0.15
0.20
0.70±0.2
0.70±0.2
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
03 Nov. 2015
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
特性一覧表
耐久性 : 105 ℃ 10000 時間
製品寸法 (mm)
静電
定格
容量
電圧
(±20 %)
(V.DC)
(μF)
33
25
35
50
63
80
特性
fD
L
サイズ
コード
5
5.8
C
定格
リプル電流
(100 kHz)
(+105 °C)
(mAr.m.s.)
900
ESR
(100 kHz)
(+20 °C)
(mΩ)
最少梱包数量
tand
(120 Hz)
(+20 °C)
品番
(RoHS 対応)
テーピング
(pcs)
80
0.14
EEHZA1E330R
1000
56
6.3
5.8
D
1300
50
0.14
EEHZA1E560P
1000
100
6.3
7.7
D8
2000
30
0.14
EEHZA1E101XP
900
220
8
10.2
F
2300
27
0.14
EEHZA1E221P
500
330
10
10.2
G
2500
20
0.14
EEHZA1E331P
500
22
5
5.8
C
900
100
0.12
EEHZA1V220R
1000
27
6.3
5.8
D
1300
60
0.12
EEHZA1V270P
1000
47
6.3
5.8
D
1300
60
0.12
EEHZA1V470P
1000
68
6.3
7.7
D8
2000
35
0.12
EEHZA1V680XP
900
150
8
10.2
F
2300
27
0.12
EEHZA1V151P
500
270
10
10.2
G
2500
20
0.12
EEHZA1V271P
500
10
5
5.8
C
750
120
0.10
EEHZA1H100R
1000
22
6.3
5.8
D
1100
80
0.10
EEHZA1H220P
1000
33
6.3
7.7
D8
1600
40
0.10
EEHZA1H330XP
900
68
8
10.2
F
1800
30
0.10
EEHZA1H680P
500
100
10
10.2
G
2000
28
0.10
EEHZA1H101P
500
1000
10
6.3
5.8
D
1000
120
0.08
EEHZA1J100P
22
6.3
7.7
D8
1500
80
0.08
EEHZA1J220XP
900
33
8
10.2
F
1700
40
0.08
EEHZA1J330P
500
56
10
10.2
G
1800
30
0.08
EEHZA1J560P
500
22
8
10.2
F
1550
45
0.08
EEHZA1K220P
500
33
10
10.2
G
1700
36
0.08
EEHZA1K330P
500
・リフロー推奨条件,テーピング仕様については,その項目の頁をご参照ください。
・耐振動仕様品の品番は,末尾の外装記号:P → V となります。
定格リプル電流 周波数補正係数
静電容量 C
C < 47 μF
47 μF < C < 150 μF
150 μF < C
静電容量 C
C < 47 μF
47 μF < C < 150 μF
150 μF < C
静電容量 C
C < 47 μF
47 μF < C < 150 μF
150 μF < C
静電容量 C
C < 47 μF
47 μF < C < 150 μF
150 μF < C
周波数 f
補正係数
周波数 f
補正係数
周波数 f
補正係数
周波数 f
補正係数
100 Hz < f < 200 Hz 200 Hz < f < 300 Hz 300 Hz < f < 500 Hz
0.10
0.10
0.15
0.15
0.20
0.25
0.15
0.25
0.25
1 kHz < f < 2 kHz
0.30
0.40
0.45
10 kHz < f < 15 kHz
0.60
0.70
0.75
2 kHz < f < 3 kHz
0.40
0.45
0.50
3 kHz < f < 5 kHz
0.45
0.55
0.60
500 Hz < f < 1 kHz
0.20
0.30
0.30
5 kHz < f < 10 kHz
0.50
0.60
0.65
15 kHz < f < 20 kHz 20 kHz < f < 30 kHz 30 kHz < f < 40 kHz
0.65
0.70
0.75
0.75
0.80
0.80
0.80
0.85
0.85
40 kHz < f < 50 kHz 50 kHz < f < 100 kHz 100 kHz < f < 500 kHz
0.80
0.85
1.00
0.85
0.90
1.00
0.85
0.90
1.00
500 kHz < f
1.05
1.00
1.00
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
03 Nov. 2015
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ
表面実装形
Series : ZC Type : V
高温鉛フリーリフロー対応品
特
長
保証時間: 125 ℃ 4000 h(高耐熱,長寿命)
低ESR,高リプル化で V-TPシリーズから 85%以上 ESR低減
高耐圧( ∼80 V.DC) ,低LC(0.01 CV or 3 µA) 導電性高分子アルミ電解コンデンサ同等の低温特性と周波数特性
耐振動仕様品も対応可能(08 ≦)
RoHS指令対応
仕
様
D8
F
G
–55 °C ~ +125 °C
25 V.DC ~ 50 V.DC
25 V.DC ~ 63 V.DC
25 V.DC ~ 80 V.DC
10 μF ~ 33 μF
10 μF ~ 56 μF
22 μF ~ 100 μF
22 μF ~ 220 μF
33 μF ~ 330 μF
±20 % (120 Hz/+20 °C)
I < 0.01 CV or 3 (μA) 2 分値 ( いずれか大きい値以下 )
損失角の正接(tan d)
特性一覧表を参照ください
+125 °C±2 °C 中において定格電圧を超えない範囲で,規定の定格リプル電流 ( 別表値 ) を重畳して,
4000 時間 電圧印加後,常温に復帰させた後,下記項目を満足すること。
静電容量変化率
初期値の ±30 % 以内
耐久性 1
損失角の正接
初期規格値の 200 % 以下
等価直列抵抗 (ESR) 初期規格値の 200 % 以下
漏れ電流
初期規格値以下
+125 °C±2 °C 中において定格電圧を超えない範囲で,規定の定格リプル電流 ( 別表値 ) を重畳して,
3000 時間 電圧印加後,常温に復帰させた後,下記項目を満足すること。
静電容量変化率
初期値の ±30 % 以内
耐久性 2
損失角の正接
初期規格値の 200 % 以下
等価直列抵抗 (ESR) 初期規格値の 300 % 以下
漏れ電流
初期規格値以下
+125 °C±2 °C 中において 1000 時間連続無負荷放置後,常温に復帰させた後,上記耐久性の各項
高温無負荷特性
に準ずる。( ただし,電圧処理あり )
+85 °C±2 °C,85 ∼ 90 %RH 中において 2000 時間 定格電圧を連続印加後,常温に復帰させた後,
下記項目を満足すること。
静電容量変化率
初期値の ±30 % 以内
耐湿負荷
損失角の正接
初期規格値の 200 % 以下
等価直列抵抗 (ESR) 初期規格値の 200 % 以下
漏れ電流
初期規格値以下
リフローはんだ付け後,常温復帰後,下記項目を満足すること。
静電容量変化率
初期値の ±10 % 以内
はんだ耐熱性
損失角の正接
初期規格値以下
漏れ電流
初期規格値以下
サイズコード
カテゴリ温度範囲
定格電圧範囲
静電容量範囲
静電容量許容差
漏れ電流
D
33
E ZC
シリーズ記号
+
L
W
圧力弁(f10 以上)
定格電圧記号
サイズ
コード
ロットNo.
定格電圧記号
E
25 V.DC
V
35 V.DC
H
50 V.DC
(P)
静電容量 (μF)
H
fD±0.5
極性表示 (–)
A±0.2
–
K
0.3 max.
例:25 V.DC 33 µF 表示色:BLACK
J
K
63 V.DC
80 V.DC
fD
L
A, B
C
5.0 5.8±0.3 5.3
D
6.3 5.8±0.3 6.6
D8 6.3 7.7±0.3 6.6
F
8.0 10.2±0.3 8.3
G 10.0 10.2±0.3 10.3
(I)
形状寸法
(I)
示
B±0.2
表
C
( )は参考寸法
単位 (mm)
H
I
W
P
K
6.5 max.
7.8 max.
7.8 max.
10.0 max.
12.0 max.
2.2
2.6
2.6
3.4
3.5
0.65±0.1
0.65±0.1
0.65±0.1
0.90±0.2
0.90±0.2
1.5
1.8
1.8
3.1
4.6
0.15
0.35 +- 0.20
0.15
0.35 +- 0.20
+ 0.15
0.35 - 0.20
0.70±0.2
0.70±0.2
設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。
なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。
04
Jan. 2016
NEW
NEW
NEW
NEW
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28