本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–13727–2 マイクロコントローラ 16 ビットオリジナル CMOS MB90435 シリーズ MB90437L (S) /438L (S) /F438L (S) MB90439 (S) /F439 (S) /V540G ■ 概 要 MB90435 シリーズは , FLASH ROM を搭載し , 産業向けに設計された , 汎用の富士通マイクロエレクトロニクス 16 ビッ トマイクロコントローラです。 F2MC-16LX CPU コアの命令体系は , F2MC* ファミリの AT アーキテクチャを継承し , 高級言語対応命令の追加やアド レッシングモードの拡張 , 乗除算命令の強化 , ビット処理命令の充実化を図っています。さらに , 32 ビットアキュムレータ の搭載により , ロングワードデータの処理も可能です。 周辺リソースとしては , 8/10 ビット A/D コンバータ , UART (SCI) , I/O 拡張シリアルインタフェース , 8/16 ビット PPG タイマ , 入出力タイマ ( インプットキャプチャ (ICU) , アウトプットコンペア (OCU) ) などを内蔵しています。 *:F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の商標です。 ■ 特 長 ・ クロック PLL クロック逓倍回路内蔵 原発振の 2 分周もしくは原発振の 1 逓倍∼ 4 逓倍 最小命令実行時間 , 62.5 ns ( 原発振 4 MHz, PLL クロック 4 逓倍 , VCC = 5.0 V 動作時 ) サブシステムクロック:32 kHz ・ コントローラ用途に最適な命令体系 豊富なデータタイプ ( ビット , バイト , ワード , ロングワード ) 豊富なアドレッシングモード (23 種類 ) 符号付き乗除算命令 , RETI 命令機能強化 32 ビットアキュムレータの採用による高精度演算の強化 ・ 高級言語 (C 言語 ) / マルチタスクに対応する命令体系 システムスタックポインタの採用 各種ポインタ間接命令の強化 バレルシフト命令 (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 開発における最新の注意事項に関しては , 必ず「Check Sheet」を参照してください。 「Check Sheet」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われるチェック項目 をリストにしたものです。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2008.8 MB90435 シリーズ (続き) ・ プログラムパッチ機能 (2 アドレスポインタ分あり ) ・ 実行速度の向上:4 バイトの命令キュー ・ 強力な割込み機能:8 レベル , 34 要因の強力な割込み機能 ・ CPU に依存しない自動データ転送機能 拡張インテリジェント I/O サービス機能 (EI2OS) ・ 内蔵 ROM 容量と ROM タイプ マスク ROM:64 K バイト / 128 K バイト / 256 K バイト フラッシュROM:128 K/256 K バイト 内蔵 RAM 容量:2 K/4 K/6 K/8 K バイト ( エバリュエーションチップ ) ・フラッシュROM 自動プログラミング機能 , Embedded Algorithm をサポート 書き込みコマンド / 消去コマンド / 消去 - 中断コマンド / 再開コマンド アルゴリズム完了フラグ 固定ブート・セクタを示すためのハードワイヤード・リセット・ベクタを使用可能 ブロック毎の消去が可能 外部プログラミング電圧によるブロック保護 ・低消費電力 ( スタンバイ ) モード スリープモード (CPU 動作クロックを停止するモード ) ストップモード ( 原発振を停止するモード ) CPU 間欠動作モード 時計モード ハードウェアスタンバイモード ・ プロセス:CMOS テクノロジ (0.5 µm プロセス ) ・ I/O ポート汎用入出力:81 本 ・ タイマ ウォッチドッグタイマ :1 チャネル 8/16 ビット PPG タイマ :8 / 16 ビット× 4 チャネル 16 ビットリロードタイマ :2 チャネル ・ 16 ビット入出力タイマ 16 ビットフリーランタイマ :1 チャネル インプットキャプチャ :8 チャネル アウトプットコンペア :4 チャネル ・ I/O 拡張シリアルインタフェース:1 チャネル ・ UART0 全二重ダブルバッファ (8 ビット長 ) 付き クロック非同期またはクロック同期 ( スタート / ストップビットあり ) 転送が使用可能 ・ UART1 (SCI) 全二重ダブルバッファ (8 ビット長 ) 付き クロック非同期またはクロック同期シリアル転送 (I/O 拡張シリアル ) が使用可能 ・ 外部割込み回路 (8 チャネル ) 外部入力による拡張インテリジェント I/O サービス (EI2OS) の起動 , および外部割込み発生用のモジュール ・ 遅延割込み発生モジュール:タスク切換え用の割込み要求を発生 ・ 8/10 ビット A/D コンバータ (8 チャネル ) 8/10 ビットの分解能切換え可能 外部トリガ入力による起動が可能 変換時間:26.3 µs ・ 外部バスインタフェース:最大 16 M バイトのアドレス空間を使用可能 ・ パッケージ:QFP-100, LQFP-100 2 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ 品種構成 品名 MB90437L (S) / 438L (S) /439 (S) MB90F438L (S) /F439 (S) 項目 F2MC-16LX CPU CPU システムクロック オンチップ PLL クロック逓倍方式 ( × 1, × 2, × 3, × 4, PLL 停止時 1/2) 最小命令実行時間 62.5 ns (4 MHz 原発振 4 逓倍 ) ROM 容量 フラッシュメモリ MB90F438L (S) :128 K バイト MB90F439 (S) :256 K バイト マスク ROM: MB90437L (S) : 64 K バイト MB90438L (S) : 128 K バイト MB90439 (S) : 256 K バイト RAM 容量 MB90F438L (S) :4 K バイト MB90F439(S) :6 K バイト MB90437L (S) : 2 K バイト MB90438L (S) : 4 K バイト MB90439 (S) : 6 K バイト クロック MB90F438L/F439:2 系統品 MB90F438LS/F439S:1 系統品 MB90437L/438L/439 :2 系統品 MB90437LS/438LS/439S :1 系統品 8 Kbyte 2 系統品* 1 − 40 °C ∼ 105 °C 動作温度 エミュレータ 専用電源* 2 外部 *3 動作電源電圧 パッケージ MB90V540G QFP100, LQFP100 PGA-256 ⎯ 無 UART0 全 2 重ダブルバッファ方式 非同期 / 同期転送 ( スタート / ストップビット付 ) をサポートします。 ボーレート 4808/5208/9615/10417/19230/38460/62500/500000 bps ( 非同期 ) システムクロック= 16 MHz 時 500 K/1 M/2 Mbps ( 同期 ) UART1 (SCI) 全 2 重ダブルバッファ方式 非同期 ( スタート / ストップ同期 ) および CLK 同期通信 ボーレート 1202/2404/4808/9615/19230/31250/38460/62500 bps ( 非同期 ) 6, 8, 10, 12, 16 MHz 時 62.5 K/125 K/250 K/500 K/1 M/2Mbps ( 同期 ) シリアル I/O MBS または LBS から転送開始可能です。 内部クロック同期転送および外部クロック同期転送をサポートします。 ポジティブエッジとネガティブエッジクロック同期をサポートします。 ボーレートシステムクロック= 16 MHz 時 31.25 K/62.5 K/125 K/500 K/1 Mbps A/D コンバータ 10 ビットまたは 8 ビットの分解能 8 本の入力 ch 変換時間:26.3 µs (1 ch あたり ) 16 ビット リロードタイマ (2 ch) 動作クロック周波数 fsys/21, fsys/23, fsys/25 (fsys =システムクロック周波数 ) 外部イベントカウント機能をサポートします。 オーバフロー時に割込み信号を出力します。 16 ビット フリーランタイマ アウトプットコンペア (0 ch) との照合時に , タイマクリアをサポートします。 動作クロック周波数 fsys/22, fsys/24, fsys/26, fsys/28 (fsys =システムクロック周波数 ) 16 ビット 16 ビットフリーランタイマと照合時に , 割込み信号を出力します。 アウトプットコンペア 16 ビットキャプチャレジスタ× 4 本 (4 ch) 一対のコンペアレジスタを出力信号生成に使用可能です。 (続く) DS07–13727–2 3 MB90435 シリーズ (続き) 品名 MB90F438L (S) /F439 (S) 項目 MB90437L (S) / 438L (S) /439 (S) MB90V540G 16 ビット 立上りエッジ , 立下りエッジ , またはその両方を検出します。 インプットキャプチャ 16 ビットキャプチャレジスタ× 4 本 (8 ch) 外部イベント時に割込み信号を出力します。 8 ビットと 16 ビットの動作モードをサポートします。 8 ビットリロードカウンタ× 8 本 L パルス幅用の 8 ビットリロードレジスタ× 8 本 H パルス幅用の 8 ビットリロードレジスタ× 8 本 8/16 ビット PPG ( プログラマブルパル 一対の 8 ビットリロードカウンタを 1 本の 16 ビットリロードカウンタとして , または 8 ビット プリスケーラと 8 ビットリロードカウンタとして構成可能です。 ス発生部 ) (4 ch) 出力端子× 4 本 動作クロック周波数 fsys, fsys/21, fsys/22, fsys/23, fsys/24 または 128 µs・fosc = 4 MHz (fsys =システムクロック周波数 , fosc =発振クロック周波数 ) 32 kHz サブクロック 低電力動作用のサブクロック。 外部割込み エッジ検出とレベル検出可にプログラム可能です。 外部バス インタフェース 選択可能な 8 ビットバスまたは 16 ビットバスを使用した外部アクセスが可能です ( 外部バス モード ) 。 入出力ポート ほとんど , 全外部端子を汎用入出力として使用可能です。 すべてのプッシュプル出力とシュミットトリガ入力 入力 / 出力または周辺信号として , ビット単位でプログラム可能です。 フラッシュメモリ 自動プログラミング , Embeded Algorthm, 書込み / 消去 / 消去一時停止 / 消去再開コマンドをサ ポートします。 アルゴリズムの完了を示すフラグ 消去サイクル数:10,000 回 データ保持期間:10 年間 ブートブロック構成 各ブロックで消去を実行可能です。 外部プログラミング電圧によるブロック保護 * 1:1 系統で使用する場合は , ツール側より X0A, X1A にクロックを供給してください。 * 2:エミュレーションポッド MB2145-507 をご使用頂く際のディップスイッチ S2 の設定です。詳細につきましては MB2145-507 ハードウェアマニュアル (2.7 エミュレータ専用電源端子 ) を参照してください。 * 3 : 動作電源電圧は下記のとおりです。 品種 動作保証範囲 4 MB90F439(S)/439(S)/540G 4.5 V ∼ 5.5 V MB90F438L(S)/437L(S)/438L(S) 3.5 V ∼ 5.5 V DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ 端子配列図 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 80 79 78 77 76 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 X0A X1A PA0 RST P97 P96 P95 P94 P93/INT3 P92/INT2 P91/INT1 P90/INT0 P87/TOT1 P86/TIN1 P85/OUT1 P84/OUT0 P83/PPG3 P82/PPG2 P81/PPG1 P80/PPG0 P77/OUT3/IN7 P76/OUT2/IN6 P75/IN5 P74/IN4 P73/IN3 P72/IN2 P71/IN1 P70/IN0 HST MD2 P53/INT6 P54/INT7 P55/ADTG AVCC AVRH AVRL AVSS P60/AN0 P61/AN1 P62/AN2 P63/AN3 VSS P64/AN4 P65/AN5 P66/AN6 P67/AN7 P56/TIN0 P57/TOT0 MD0 MD1 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 P20/A16 P21/A17 P22/A18 P23/A19 P24/A20 P25/A21 P26/A22 P27/A23 P30/ALE P31/RD VSS P32/WRL/WR P33/WRH P34/HRQ P35/HAK P36/RDY P37/CLK P40/SOT0 P41/SCK0 P42/SIN0 P43/SIN1 P44/SCK1 VCC P45/SOT1 P46/SOT2 P47/SCK2 C P50/SIN2 P51/INT4 P52/INT5 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 P17/AD15 P16/AD14 P15/AD13 P14/AD12 P13/AD11 P12/AD10 P11/AD09 P10/AD08 P07/AD07 P06/AD06 P05/AD05 P04/AD04 P03/AD03 P02/AD02 P01/AD01 P00/AD00 VCC X1 X0 VSS (TOP VIEW) (FPT-100P-M06) (続く) DS07–13727–2 5 MB90435 シリーズ (続き) 100 P21/A17 99 P20/A16 98 P17/AD15 97 P16/AD14 96 P15/AD13 95 P14/AD12 94 P13/AD11 93 P12/AD10 92 P11/AD09 91 P10/AD08 90 P07/AD07 89 P06/AD06 88 P05/AD05 87 P04/AD04 86 P03/AD03 85 P02/AD02 84 P01/AD01 83 P00/AD00 82 VCC 81 X1 80 X0 79 VSS 78 X0A 77 X1A 76 PA0 (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 RST P97 P96 P95 P94 P93/INT3 P92/INT2 P91/INT1 P90/INT0 P87/TOT1 P86/TIN1 P85/OUT1 P84/OUT0 P83/PPG3 P82/PPG2 P81/PPG1 P80/PPG0 P77/OUT3/IN7 P76/OUT2/IN6 P75/IN5 P74/IN4 P73/IN3 P72/IN2 P71/IN1 P70/IN0 P50/SIN2 P51/INT4 P52/INT5 P53/INT6 P54/INT7 P55/ADTG AVCC AVRH AVRL AVSS P60/AN0 P61/AN1 P62/AN2 P63/AN3 VSS P64/AN4 P65/AN5 P66/AN6 P67/AN7 P56/TIN0 P57/TOT0 MD0 MD1 MD2 HST 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 P22/A18 P23/A19 P24/A20 P25/A21 P26/A22 P27/A23 P30/ALE P31/RD VSS P32/WRL/WR P33/WRH P34/HRQ P35/HAK P36/RDY P37/CLK P40/SOT0 P41/SCK0 P42/SIN0 P43/SIN1 P44/SCK1 VCC P45/SOT1 P46/SOT2 P47/SCK2 C (FPT-100P-M20) 6 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 LQFP *2 QFP *1 端子名 回路 形式 A 機能説明 80 81 82 83 X0 X1 ( 発振 ) 78 80 X0A A 77 79 X1A 75 77 RST B 外部リセット要求入力端子。 50 52 HST C ハードウェアスタンバイ入力端子。 I 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードのときに有効となります。 ( 発振 ) P00 ∼ P07 83 ∼ 90 85 ∼ 92 AD00 ∼ AD07 I 93 ∼ 100 AD08 ∼ AD15 I 1∼8 P30 8 9 I 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 外バスモード時は , 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応す るビットが “1” の場合に有効となります。 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードのときに有効となります。 ALE アドレスラッチイネーブル出力端子。 この機能は外部バスが有効なモードのときに有効となります。 P31 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードのときに有効となります。 10 I RD データバスに対するリードストローブ出力端子。 この機能は外部バスが有効なモードのときに有効となります。 P32 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードあるいは WR/WRL 端子出力が禁止 のときに有効となります。 WRL 10 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードのときに有効となります。 外部アドレスバス A16 から A23 の 8 ビットの出力端子。 外バスモード時に , 外部アドレス出力制御レジスタ (HACR) の対応す るビットが “0” の場合に有効となります。 A16 ∼ A23 7 低速水晶発振用端子。1 系統品はオープンにしてください。 外部アドレス・データバス上位 8 ビットの入出力端子。 この機能は外部バスが有効なモードのときに有効となります。 P20 ∼ P27 99 ∼ 6 低速水晶発振用端子。1 系統品は外部でプルダウンの処理をしてく ださい。 外部アドレス・データバス下位 8 ビットの入出力端子。 この機能は外部バスが有効なモードのときに有効となります。 P10 ∼ P17 91 ∼ 98 高速水晶発振用端子。 12 I WR データバスのライトストローブ出力端子。 この機能は外部バスが有効なモードかつ WR/WRL 端子出力が許可 のときに有効となります。 WRL は , 外バスモード・16 ビットバス時のデータバス下位 8 ビット に対するライトストローブ出力端子です。 WR は , 外バスモード・8 ビットバス時のデータバス 8 ビットに対す るライトストローブ出力端子です。 (続く) DS07–13727–2 7 MB90435 シリーズ 端子番号 LQFP * 2 QFP * 1 端子名 回路 形式 P33 11 12 13 14 15 16 17 13 I 機能説明 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードあるいは外部バス 8 ビットモード あるいは WRH 端子出力が禁止のときに有効となります。 WRH データバス上位 8 ビットに対するライトストローブ出力端子。 この機能は 外部バスが有効なモードかつ外部バス 16 ビットモード で , WRH 出力端子が許可のときに有効となります。 P34 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードとホールド機能が禁止のときに有 効となります。 14 I HRQ ホールドリクエスト入力端子。 この機能は外部バスが有効なモードでホールド機能が許可のときに 有効となります。 P35 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードとホールド機能が禁止のときに有 効となります。 15 I HAK ホールドアクノリッジ出力端子。 この機能は外部バスが有効なモードでホールド機能が許可のときに 有効となります。 P36 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードと外部レディ機能が禁止のときに 有効となります。 16 I RDY レディ入力端子。 この機能は外部バスが有効なモードで外部レディ機能が許可のとき に有効となります。 P37 汎用の入出力ポート。 レジスタの設定により , プルアップ抵抗の有無が設定できます。 この機能はシングルチップモードと CLK 出力指定が禁止のときに 有効となります。 17 H CLK CLK 出力端子。 この機能は外部バスが有効なモードで CLK 出力指定が許可のとき に有効となります。 P40 汎用の入出力ポート。 この機能は UART0 のシリアルデータ出力指定が禁止のときに有効 となります。 18 G SOT0 UART0 のシリアルデータ出力端子。 この機能は UART0 のシリアルデータ出力指定が許可のときに有効 となります。 P41 汎用の入出力ポート。 この機能は UART0 のシリアルクロック出力指定が禁止のときに有 効となります。 19 G SCK0 UART0 のシリアルクロック入出力端子。 この機能は UART0 のシリアルクロック出力指定が許可のときに有 効となります。 (続く) 8 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ 端子番号 LQFP * 2 QFP * 1 端子名 回路 形式 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 P42 18 19 20 22 23 24 20 G SIN0 UART0 のシリアルデータ入力端子。 UART0 が入力動作をしている間は対応するポート方向レジスタを 入力に設定してください。 P43 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 21 G SIN1 UART1 のシリアルデータ入力端子。 UART1 が入力動作をしている間は対応するポート方向レジスタを 入力に設定してください。 P44 汎用の入出力ポート。 この機能は UART1 のシリアルクロック出力指定が禁止のときに有 効となります。 22 G SCK1 UART1 のシリアルクロック入出力端子。 この機能は UART1 のシリアルクロック出力指定が許可のときに有 効となります。 P45 汎用の入出力ポート。 この機能は UART1 のシリアルデータ出力指定が禁止のときに有効 となります。 24 G SOT1 UART1 のシリアルデータ出力端子。 この機能は UART1 のシリアルデータ出力指定が許可のときに有効 となります。 P46 汎用の入出力ポート。 この機能は I/O 拡張シリアルインタフェースのシリアルデータ出力 指定が禁止のときに有効となります。 25 G SOT2 I/O 拡張シリアルインタフェースのデータ出力端子。 この機能は I/O 拡張シリアルインタフェースのシリアルデータ出力 指定が許可のときに有効となります。 P47 汎用の入出力ポート。 この機能は I/O 拡張シリアルインタフェースのシリアルクロック出 力指定が禁止のときに有効となります。 26 G I/O 拡張シリアルインタフェースのシリアルクロック入出力端子。 この機能は I/O 拡張シリアルインタフェースのシリアルクロック出 力指定が許可のときに有効となります。 SCK2 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 P50 26 28 D SIN2 D 29 ∼ 32 INT4 ∼ INT7 33 D ADTG INT4 から INT7 の外部割込み要求入力端子。 外部割込み入力動作をしている間は対応するポート方向レジスタを 入力に設定してください。 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 P55 31 I/O 拡張シリアルインタフェースのデータ入力端子。 シリアルデータが入力動作をしている間は対応するポート方向レジ スタを入力に設定してください。 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 P51 ∼ P54 27 ∼ 30 機能説明 8/10 ビット A/D コンバータの外部トリガ入力端子。 8/10 ビット A/D コンバータが入力動作をしている間は対応するポー ト方向レジスタを入力に設定してください。 (続く) DS07–13727–2 9 MB90435 シリーズ 端子番号 LQFP * 2 QFP * 1 端子名 回路 形式 P60 ∼ P63 36 ∼ 39 41 ∼ 44 E 38 ∼ 41 8/10 ビット A/D コンバータのアナログ入力端子。 この機能はアナログ入力許可レジスタの指定が許可のときに有効と なります。 P64 ∼ P67 汎用の入出力ポート。 入力機能はアナログ入力許可レジスタの指定がポートのときに有効 となります。 E 43 ∼ 46 8/10 ビット A/D コンバータのアナログ入力端子。 この機能はアナログ入力許可レジスタの指定が許可のときに有効と なります。 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 P56 47 D TIN0 P57 46 48 D 57, 58 59 ∼ 62 59, 60 D IN0 ∼ IN5 インプットキャプチャ ICU0 から ICU5 のトリガ入力端子。 インプットキャプチャが入力動作をしている間は対応するポート方 向レジスタを入力に設定してください。 P76, P77 汎用の入出力ポート。 この機能はアウトプットコンペア (OCU) の出力指定が禁止のときに 有効となります。 OUT2, OUT3 D アウトプットコンペア OCU2 と OCU3 のイベント出力端子。 この機能はアウトプットコンペア (OCU) の出力指定が許可のときに 有効となります。 IN6, IN7 インプットキャプチャ ICU6 および ICU7 のトリガ入力端子。 インプットキャプチャが入力動作をしている間は対応するポート方 向レジスタを入力に設定し , アウトプットコンペア出力を禁止して ください。 P80 ∼ P83 汎用の入出力ポート。 この機能は 8/16 ビット PPG タイマの波形出力指定が禁止のときに 有効となります。 D 61 ∼ 64 8/16 ビット PPG タイマの出力端子。 この機能は 8/16 ビット PPG タイマの波形出力指定が許可のときに 有効となります。 PPG0 ∼ PPG3 P84, P85 63, 64 汎用の入出力ポート。 この機能は 16 ビットリロードタイマ 0 の出力指定が禁止のときに 有効となります。 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 P70 ∼ P75 53 ∼ 58 16 ビットリロードタイマ 0 のイベント入力端子。 16 ビットリロードタイマ 0 が入力動作をしている間は対応するポー ト方向レジスタを入力に設定してください。 16 ビットリロードタイマ 0 の出力端子。 この機能は 16 ビットリロードタイマ 0 の出力指定が許可のときに 有効となります。 TOT0 51 ∼ 56 汎用の入出力ポート。 この機能はアナログ入力許可レジスタの指定がポートのときに有効 となります。 AN0 ∼ AN3 AN4 ∼ AN7 45 機能説明 65, 66 D OUT0, OUT1 汎用の入出力ポート。 この機能はアウトプットコンペア (OCU) の出力指定が禁止のときに 有効となります。 アウトプットコンペア OCU0 と OCU1 のイベント出力端子。 この機能はアウトプットコンペア (OCU) の出力指定が許可のときに 有効となります。 (続く) 10 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ (続き) 端子番号 LQFP * 2 QFP * 1 端子名 回路 形式 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 P86 65 66 67 D TIN1 16 ビットリロードタイマ 1 の入力端子。 16 ビットリロードタイマが入力動作をしている間は対応するポート 方向レジスタを入力に設定してください。 P87 汎用の入出力ポート。 この機能は 16 ビットリロードタイマ 0 の出力指定が禁止のときに有 効となります。 68 D 16 ビットリロードタイマ 1 の出力端子。 この機能は 16 ビットリロードタイマ 1 の出力指定が許可のときに有 効となります。 TOT1 汎用の入出力ポート。 この機能は常時有効です。 P90 ∼ P93 67 ∼ 70 機能説明 69 ∼ 72 D INT0 から INT3 の外部割込み要求入力端子。 外部割込み入力動作をしている間は対応するポート方向レジスタを 入力に設定してください。 INT0 ∼ INT3 71 73 P94 D 汎用の入出力ポート。 72 74 P95 D 汎用の入出力ポート。 73 75 P96 D 汎用の入出力ポート。 74 76 P97 D 汎用の入出力ポート。 76 78 PA0 D 汎用の入出力ポート。 32 34 AVCC 電源 A/D コンバータの電源端子。 この電源の投入 / 切断は必ずVCC に AVCC 以上の電位が印加してあ る状態で行ってください。 35 37 AVSS 電源 A/D コンバータの電源端子。 33 35 AVRH 電源 A/D コンバータの外部基準電源端子。 この端子の投入 / 切断は必ずAVCC にAVRH 以上の電位が印加して ある状態で行ってください。 34 36 AVRL 電源 A/D コンバータの外部基準電源端子。 47, 48 49, 50 MD0, MD1 C 動作モード指定用入力端子。 VCC あるいは VSS に直接つないで使用してください。 49 51 MD2 F 動作モード指定用入力端子。 VCC あるいは VSS に直接つないで使用してください。 25 27 C ⎯ 電源安定化の容量端子。 外部に 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサを接続してください。 21, 82 23, 84 VCC 電源 電源 (5.0 V) 入力端子。 9, 40, 79 11, 42, 81 VSS 電源 電源 (0.0 V) 入力端子。 * 1:FPT-100P-M06 * 2:FPT-100P-M20 DS07–13727–2 11 MB90435 シリーズ ■ 入出力回路形式 回路形式 A 回 路 備 考 X1,X1A クロック 入力 ・ 高速用発振帰還抵抗:約 1 MΩ ・ 低速用発振帰還抵抗:約 10 MΩ X0,X0A Hard, soft standby control B ・ ヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗:約 50 kΩ R ( プルアップ ) R ヒステリシス入力 C ・ ヒステリシス入力 R ヒステリシス入力 D ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS ヒステリシス入力 VCC P-ch N-ch R ヒステリシス入力 (続く) 12 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ 回路形式 回 路 備 考 E ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS ヒステリシス入力 ・ アナログ入力 VCC P-ch N-ch P-ch アナログ入力 N-ch R ヒステリシス入力 F R ヒステリシス入力 ・ ヒステリシス入力 ・ プルダウン抵抗:約 50 kΩ. (FLASH 品を除く ) R ( プルダウン ) G ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS ヒステリシス入力 ・ TTL レベル入力 (FLASH モード のみ ) VCC P-ch N-ch R ヒステリシス入力 R T TTL レベル入力 (続く) DS07–13727–2 13 MB90435 シリーズ (続き) 回路形式 回路 備考 H プルアップあり / なし 選択信号 VCC VCC P-ch ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS ヒステリシス入力 ・ 入力プルアップ抵抗設定可能 抵抗:約 50 kΩ P-ch N-ch R ヒステリシス入力 I VCC プルアップあり / なし 選択信号 VCC P-ch P-ch ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS ヒステリシス入力 ・ TTL レベル入力 (FLASH モード のみ ) ・ 入力プルアップ抵抗設定可能 抵抗:約 50 kΩ N-ch R ヒステリシス入力 R T 14 TTL レベル入力 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ デバイスの取り扱いについて 1. 最大定格を超えることのないよう注意してください ( ラッチアップの防止 ) 。 CMOS IC では , 入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された場合 , または VCC ∼ VSS 間に 定格を超える電圧が印加された場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。 ラッチアップ現象が起きると電源電流が激増し , 素子の熱破壊に至る場合がありますので , 使用に際しては , 最大定格 を超えることのないよう十分注意してください。 また , アナログ電源投入時 , および切断時においてもアナログ電源電圧 (AVCC, AVRH) とアナログ入力電圧は , ディジタ ル電源電圧 (VCC) を超えることのないよう十分注意してください。 2. 未使用端子の処理について 使用していない入力端子を開放のままにした場合 , 誤動作 , およびラッチアップによる永久破損の原因になることがあ りますので , 2 kΩ 以上の抵抗を介して , プルアップ , またはプルダウンなどの処置をしてください。また , 使用していない 入出力端子がある場合は , 出力状態に設定して開放とするか , 入力状態に設定して入力端子と同じ処置をしてください。 3. 外部クロック使用時の注意について 外部クロックを使用する場合は , X0 端子のみを駆動し , X1 端子は , 開放としてください。 ・外部クロック使用例 MB90435 シリーズ X0 開放 X1 4. サブクロックの使用について サブクロックモードを使用しない場合は 1 系統品をご使用ください。その時 , X0A 端子にプルダウンの処理をして , X1A 端子は開放としてください。 2 系統品は X0A, X1A 端子に必ず 32 kHz 以下の発振器を接続してください。 5. 電源端子について (Vcc/Vss) VCC, VSS が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するために , 同電位にすべき端子はデバ イス内部で接続してありますが , 不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作防止 , 総出力電 流規格の遵守などのために , 必ずそれらすべてを外部で電源 , およびグランドに接続してください ( 下図を参照 ) 。 また電流供給源からできる限り低インピーダンスでこのデバイスの VCC, VSS に接続するように配慮してください。 さらに , このデバイスの近くで , VCC と V SS の間に 0.1 µF 程度のコンデンサをバイパスコンデンサとして接続すること をお薦めします。 VCC VSS VCC VSS VSS VCC MB90435 シリーズ VCC VSS VSS DS07–13727–2 VCC 15 MB90435 シリーズ 6. プルアップ / プルダウン抵抗について MB90435 シリーズは内蔵のプルアップ / プルダウン抵抗をサポートしていません ( ポート 0 ∼ポート 3 のプルアップ抵 抗を除く ) ので , 必要に応じて外付けしてください。 7. 水晶発振回路について X0, X1 端子の近辺のノイズはこのデバイスの誤動作の元となります。X0, X1 端子および水晶振動子 ( あるいはセラミッ ク振動子 ) さらにグランドへのバイパスコンデンサはできる限り近くになるように , またその配線は , ほかの配線とでき る限り交差しないようにプリント基板を設計してください。 また , X0, X1 端子の回りをグランドで囲むようなプリント基板アートワークは , 安定した動作を期待できますので , 強 くお薦めします。 8. A/D コンバータの電源 , アナログ入力の投入順序について A/D コンバータ , D/A コンバータの電源 (AVCC, AVRH, AVRL) およびアナログ入力 (AN0 ∼ AN7) の印加は , 必ずディジ タル電源 (VCC) の投入後に行ってください。 また , 電源切断時は A/D コンバータの電源およびアナログ入力の遮断の後で , ディジタル電源の遮断を行ってください。 その際 , AVRH は AVCC を超えないように投入・切断を行ってください ( アナログ電源とディジタル電源を同時に投入 , 遮 断することは問題ありません ) 。 9. A/D コンバータ未使用時の端子処理について A/D コンバータおよび D/A コンバータを使用しないときは , AVCC = VCC, AVSS = AVRH = VSS に接続してください。 10.N.C. 端子の処理について N.C. ( 内部接続 ) 端子は , 必ず開放にして使用してください。 11.電源投入時の注意点 内部に内蔵している降圧回路の誤動作を防ぐために , 電源投入時における電圧の立上り時間は , 50 µs (0.2 V ∼ 2.7 V の 間 ) 以上を確保してください。 12.初期化について デバイス内には , パワーオンリセットによってのみ初期化される内蔵レジスタ類があります。これらの初期化を期待す る場合は電源の再投入を行ってください。 13. 「DIV A, Ri」, 「DIVW A, RWi」命令の使用上の注意 符号付乗除算命令 「DIV A, Ri」 「DIVW , A, RWi」命令は , 対応するバンクレジスタ ( DTB, ADB, USB, SSB ) の値を “00H” に設定し , 使用してください。 対応するバンクレジスタ ( DTB, ADB, USB, SSB ) の値を “00H” 以外に設定した場合 , 命令実行結果により得られる余り は , 命令オペランドのレジスタに格納されません。 14.REALOS を使用する場合 REALOS を使用する場合は , 拡張インテリジェント I/O サービス (EI2OS) が使用できません。 15.PLL クロックモード動作中の注意について 本マイコンで PLL クロックを選択しているときに発振子が外れたり,あるいはクロック入力が停止した場合,本マイコ ンは PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。 この動作は保証外の動作です。 16 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ ブロックダイヤグラム X0, X1 X0A, X1A RST クロック 制御部 F2MC-16LX CPU HST 16 ビット フリーラン タイマ RAM 2 K/4 K/6 K/8 K 16 ビット インプット キャプチャ × 8 ch 16 ビット アウトプット コンペア × 4 ch ROM/Flash 64 K/128 K/256 K (ROM only) IN0 ∼ IN5 IN6/OUT2, IN7/OUT3 OUT0, OUT1 プリスケーラ 8/16 ビット PPG タイマ × 4 ch SOT0 SCK0 UART0 PPG0 ∼ PPG3 プリスケーラ SOT1 SCK1 UART1 (SCI) 内部データバス SIN0 16 ビット リロードタイマ × 2 ch TIN0, TIN1 TOT0, TOT1 AD00 ∼ AD15 SIN1 A16 ∼ A23 ALE プリスケーラ SOT2 SCK2 シリアル I/O 外部バス インタ フェース RD WRL WRH HRQ SIN2 HAK RDY AVCC AVSS AN0 ∼ AN7 AVRH AVRL ADTG DS07–13727–2 10 ビット A/D コンバータ × 8 ch CLK 外部割込み 回路 × 8 ch INT0 ∼ INT7 17 MB90435 シリーズ ■ メモリマップ MB90437L (S) MB90V540G FFFFFFH FF0000H FEFFFFH FE0000H FDFFFFH FD0000H FCFFFFH FC0000H 00FFFFH 004000H 003FFFH ROM (FF バンク ) FFFFFFH FF0000H ROM (FF バンク ) ROM (FE バンク ) MB90F438L (S)/438L(S) FFFFFFH FF0000H FEFFFFH FE0000H ROM (FD バンク ) 外部アクセス メモリ 00FFFFH 004000H 周辺 ROM (FF バンクの イメージ ) 00FFFFH 004000H FE0000H FDFFFFH FD0000H FCFFFFH 004000H 002000H ROM (FF バンク ) ROM (FE バンク ) ROM (FD バンク ) ROM (FC バンク ) 外部アクセス メモリ ROM (FF バンクの イメージ ) 003FFFH 003900H 外部アクセス メモリ 00FFFFH 周辺 周辺 002000H ROM (FF バンクの イメージ ) 003FFFH 003900H 外部アクセス メモリ FF0000H FEFFFFH FC0000H 003FFFH 003900H ROM (FE バンク ) 外部アクセス メモリ ROM (FC バンク ) 外部アクセス メモリ ROM (FF バンクの イメージ ) ROM (FF バンク ) MB90F439 (S) /439 (S) FFFFFFH 周辺 003900H 外部アクセス メモリ 002100H 外部アクセス メモリ 0020FFH 001FF5H 001FF0H ROM コレク ション 0018FFH 0010FFH RAM 8 K 000100H RAM 2K 000100H 外部アクセス メモリ 0000BFH 000000H 周辺 RAM 6 K 0008FFH 0000BFH 000000H RAM 4 K 000100H 外部アクセス メモリ 周辺 000100H 外部アクセス メモリ 外部アクセス メモリ 0000BFH 000000H 周辺 0000BFH 000000H 周辺 (注意事項)00 バンクの上位に FF バンクの ROM データがイメージで見えるようになっていますが , これは C コンパイ ラのスモールモデルを有効に生かすためです。FF バンクの下位 16ビットアドレスと 00 バンクの下位 16 ビッ トアドレスは同じになるようにしてありますので , ポインタで far 指定を宣言しなくとも ROM 内のテーブル を参照できます。 たとえば , 00C000H をアクセスした場合に , 実際には , FFC000H の ROM の内容がアクセスされることになり ます。ここで , FF バンクの ROM 領域は , 48 K バイトを超えますので , 00 バンクのイメージにすべての領域 を見せることができません。したがって , FF4000H ∼ FFFFFFH の ROM データは 004000H ∼ 00FFFFH のイメー ジに見えますので , ROM データテーブルは FF4000H ∼ FFFFFFH の領域に格納することを推奨します。 18 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ I/O マップ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み リソース名 初期値 00H ポート 0 データレジスタ PDR0 R/W ポート 0 XXXXXXXXB 01H ポート 1 データレジスタ PDR1 R/W ポート 1 XXXXXXXXB 02H ポート 2 データレジスタ PDR2 R/W ポート 2 XXXXXXXXB 03H ポート 3 データレジスタ PDR3 R/W ポート 3 XXXXXXXXB 04H ポート 4 データレジスタ PDR4 R/W ポート 4 XXXXXXXXB 05H ポート 5 データレジスタ PDR5 R/W ポート 5 XXXXXXXXB 06H ポート 6 データレジスタ PDR6 R/W ポート 6 XXXXXXXXB 07H ポート 7 データレジスタ PDR7 R/W ポート 7 XXXXXXXXB 08H ポート 8 データレジスタ PDR8 R/W ポート 8 XXXXXXXXB 09H ポート 9 データレジスタ PDR9 R/W ポート 9 XXXXXXXXB 0AH ポート A データレジスタ PDRA R/W ポート A _ _ _ _ _ _ _XB 0BH ∼ 0FH ( 予約領域 ) 10H ポート 0 方向レジスタ DDR0 R/W ポート 0 0 0 0 0 0 0 0 0B 11H ポート 1 方向レジスタ DDR1 R/W ポート 1 0 0 0 0 0 0 0 0B 12H ポート 2 方向レジスタ DDR2 R/W ポート 2 0 0 0 0 0 0 0 0B 13H ポート 3 方向レジスタ DDR3 R/W ポート 3 0 0 0 0 0 0 0 0B 14H ポート 4 方向レジスタ DDR4 R/W ポート 4 0 0 0 0 0 0 0 0B 15H ポート 5 方向レジスタ DDR5 R/W ポート 5 0 0 0 0 0 0 0 0B 16H ポート 6 方向レジスタ DDR6 R/W ポート 6 0 0 0 0 0 0 0 0B 17H ポート 7 方向レジスタ DDR7 R/W ポート 7 0 0 0 0 0 0 0 0B 18H ポート 8 方向レジスタ DDR8 R/W ポート 8 0 0 0 0 0 0 0 0B 19H ポート 9 方向レジスタ DDR9 R/W ポート 9 0 0 0 0 0 0 0 0B 1AH ポート A 方向レジスタ DDRA R/W ポート A _ _ _ _ _ _ _0B 1BH アナログ入力許可レジスタ ADER R/W ポート 6, A/D 1 1 1 1 1 1 1 1B 1CH ポート 0 プルアップ制御レジスタ PUCR0 R/W ポート 0 0 0 0 0 0 0 0 0B 1DH ポート 1 プルアップ制御レジスタ PUCR1 R/W ポート 1 0 0 0 0 0 0 0 0B 1EH ポート 2 プルアップ制御レジスタ PUCR2 R/W ポート 2 0 0 0 0 0 0 0 0B 1FH ポート 3 プルアップ制御レジスタ PUCR3 R/W ポート 3 0 0 0 0 0 0 0 0B 20H シリアルモードコントロールレジスタ 0 UMC0 R/W 0 0 0 0 0 1 0 0B 21H シリアルステータスレジスタ 0 USR0 R/W 0 0 0 1 0 0 0 0B 22H シリアルインプットデータレジスタ 0 / シリアルアウトプットデータレジスタ 0 UIDR0/UODR0 R/W 23H レート / データレジスタ 0 URD0 R/W UART0 XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0XB (続く) DS07–13727–2 19 MB90435 シリーズ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み リソース名 初期値 24H シリアルモードレジスタ 1 SMR1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 25H シリアルコントロールレジスタ 1 SCR1 R/W 0 0 0 0 0 1 0 0B 26H シリアルインプットデータレジスタ 1 / シリアルアウトプットデータレジスタ 1 SIDR1/SODR1 R/W XXXXXXXXB 27H シリアルステータスレジスタ 1 SSR1 R/W 28H UART1 通信プリスケーラコントロール レジスタ U1CDCR R/W 0_ _ _1 1 1 1B 29H シリアルエッジセレクトレジスタ SES1 R/W _ _ _ _ _ _ _0B SCDCR R/W 0_ _ _1 1 1 1B SMCS R/W 2AH UART1 0 0 0 0 1_0 0B ( 使用禁止 ) 2BH シリアル IO プリスケーラ 2CH シリアルモードコントロールレジスタ 2DH シリアルモードコントロールレジスタ 2EH _ _ _ _0 0 0 0B IO 拡張シリアル インタフェース SMCS R/W シリアルデータレジスタ SDR R/W 2FH シリアルエッジセレクトレジスタ SES2 R/W _ _ _ _ _ _ _0B 30H 割込み許可レジスタ ENIR R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 31H 割込み要因レジスタ EIRR R/W 32H 要求レベル設定レジスタ ELVR R/W 33H 要求レベル設定レジスタ ELVR R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 34H A/D コントロールステータスレジスタ 0 ADCS0 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 35H A/D コントロールステータスレジスタ 1 ADCS1 R/W 36H A/D データレジスタ 0 ADCR0 R 37H A/D データレジスタ 1 ADCR1 R/W 38H PPG0 動作モード制御レジスタ PPGC0 R/W 39H PPG1 動作モード制御レジスタ PPGC1 R/W 3AH PPG0/1 クロック選択レジスタ PPG01 R/W 3BH 3CH PPG2 動作モード制御レジスタ PPGC2 PPGC3 R/W 3EH PPG2/3 クロック選択レジスタ PPG23 R/W 3FH 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B A/D コンバータ XXXXXXXXB 0 0 0 0 1 _ XXB 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ 0, 1 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B 0 _ 0 0 0 _ _1B 16 ビット PPG タイマ 2, 3 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B ( 使用禁止 ) PPG4 動作モード制御レジスタ PPGC4 R/W 41H PPG5 動作モード制御レジスタ PPGC5 R/W 42H PPG4/5 クロック選択レジスタ PPG45 R/W 43H 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ 4, 5 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B ( 使用禁止 ) PPG6 動作モード制御レジスタ PPGC6 R/W 45H PPG7 動作モード制御レジスタ PPGC7 R/W 46H PPG6/7 クロック選択レジスタ PPG67 R/W 47H ∼ 4BH 4CH XXXXXXXXB 外部割込み回路 R/W PPG3 動作モード制御レジスタ 44H XXXXXXXXB ( 使用禁止 ) 3DH 40H 0 0 0 0 0 0 1 0B 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ 6, 7 0 _ 0 0 0 0 0 1B インプット キャプチャ 0, 1 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 _ _B ( 使用禁止 ) インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 0, 1 ICS01 R/W (続く) 20 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み リソース名 初期値 4DH インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 2, 3 ICS23 R/W インプット キャプチャ 2, 3 0 0 0 0 0 0 0 0B 4EH インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 4, 5 ICS45 R/W インプット キャプチャ 4, 5 0 0 0 0 0 0 0 0B 4FH インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 6, 7 ICS67 R/W インプット キャプチャ 6, 7 0 0 0 0 0 0 0 0B 50H タイマコントロール ステータスレジスタ 0 TMCSR0 R/W 51H タイマコントロール ステータスレジスタ 0 TMCSR0 R/W 52H タイマレジスタ 0 / リロードレジスタ 0 TMR0/TMRLR0 R/W 53H タイマレジスタ 0 / リロードレジスタ 0 TMR0/TMRLR0 R/W XXXXXXXXB 54H タイマコントロール ステータスレジスタ 1 TMCSR1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 55H タイマコントロール ステータスレジスタ 1 TMCSR1 R/W 56H タイマレジスタ 1 / リロードレジスタ 1 TMR1/TMRLR1 R/W 57H タイマレジスタ 1 / リロードレジスタ 1 TMR1/TMRLR1 R/W 58H アウトプットコンペアコントロール ステータスレジスタ 0 OCS0 R/W 59H アウトプットコンペアコントロール ステータスレジスタ 1 OCS1 R/W 5AH アウトプットコンペアコントロール ステータスレジスタ 2 OCS2 R/W 5BH アウトプットコンペアコントロール ステータスレジスタ 3 OCS3 R/W 5CH ∼ 6BH 0 0 0 0 0 0 0 0B 16 ビットリロード タイマ 0 16 ビットリロード タイマ 1 _ _ _ _ 0 0 0 0B XXXXXXXXB _ _ _ _ 0 0 0 0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB アウトプット コンペア 0, 1 アウトプット コンペア 2, 3 0 0 0 0 _ _ 0 0B _ _ _0 0 0 0 0B 0 0 0 0 _ _ 0 0B _ _ _ 0 0 0 0 0B ( 使用禁止 ) 6CH タイマカウンタデータレジスタ TCDT R/W 6DH タイマカウンタデータレジスタ TCDT R/W 6EH タイマカウンタコントロールステータス レジスタ TCCS R/W 6FH ROM ミラー機能選択レジスタ ROMM R/W ROM ミラー機能 選択モジュール PACSR R/W アドレス一致検出 0 0 0 0 0 0 0 0B 機能 DIRR R/W 70H ∼ 7FH ( 予約領域 ) 80H ∼ 8F H ( 予約領域 ) 90H ∼ 9D H ( 使用禁止 ) 9EH プログラムアドレス検出コントロール / ステータスレジスタ 9FH 遅延割込み要因発生 / 解除レジスタ 0 0 0 0 0 0 0 0B I/O タイマ 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 遅延割込み発生 モジュール _ _ _ _ _ _ _ 1B _ _ _ _ _ _ _ 0B (続く) DS07–13727–2 21 MB90435 シリーズ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み A0H 低消費電力モード制御レジスタ LPMCR R/W A1H クロック選択レジスタ CKSCR R/W A2H ∼ A4H リソース名 初期値 消費電力 ( スタン バイ ) モード 0 0 0 1 1 0 0 0B 1 1 1 1 1 1 0 0B ( 使用禁止 ) A5H 自動レディ機能選択レジスタ ARSR W A6H 外部アドレス出力制御レジスタ HACR W A7H バス制御信号選択レジスタ ECSR W A8H ウォッチドックタイマ制御レジスタ WDTC R/W ウォッチドッグ タイマ XXXXX 1 1 1B A9H タイムベースタイマ制御レジスタ TBTC R/W タイムベース タイマ 1 - - 0 0 1 0 0B AAH 時計タイマ制御レジスタ WTC R/W 時計タイマ 1 X 0 0 0 0 0 0B ABH ∼ ADH AEH 0 0 1 1 _ _ 0 0B 外部バス端子 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 _B ( 使用禁止 ) フラッシュメモリコントロール ステータスレジスタ (Flash のみ , 他は予約領域 ) AFH FMCS R/W フラッシュメモリ 0 0 0 X 0 0 0 0B ( 使用禁止 ) B0H 割込み制御レジスタ 00 ICR00 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B1H 割込み制御レジスタ 01 ICR01 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B2H 割込み制御レジスタ 02 ICR02 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B3H 割込み制御レジスタ 03 ICR03 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B4H 割込み制御レジスタ 04 ICR04 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B5H 割込み制御レジスタ 05 ICR05 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B6H 割込み制御レジスタ 06 ICR06 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B7H 割込み制御レジスタ 07 ICR07 R/W B8H 割込み制御レジスタ 08 ICR08 R/W B9H 割込み制御レジスタ 09 ICR09 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BAH 割込み制御レジスタ 10 ICR10 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BBH 割込み制御レジスタ 11 ICR11 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BCH 割込み制御レジスタ 12 ICR12 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BDH 割込み制御レジスタ 13 ICR13 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BEH 割込み制御レジスタ 14 ICR14 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BFH 割込み制御レジスタ 15 ICR15 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B C0H ∼ FFH 割込み コントローラ 0 0 0 0 0 1 1 1B 0 0 0 0 0 1 1 1B ( 外部領域 ) (続く) 22 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ アドレス レジスタ名称 1FF0H 1FF1H プログラムアドレス 検出レジスタ 0 1FF2H 1FF3H 1FF4H プログラムアドレス 検出レジスタ 1 1FF5H レジスタ略称 読込み / 書込み PADR0 R/W XXXXXXXXB PADR0 R/W XXXXXXXXB PADR0 R/W PADR1 R/W アドレス一致検出 XXXXXXXXB 機能 XXXXXXXXB PADR1 R/W XXXXXXXXB PADR1 R/W XXXXXXXXB XXXXXXXXB リソース名 初期値 3900H リロードレジスタ L PRLL0 R/W 3901H リロードレジスタ H PRLH0 R/W 3902H リロードレジスタ L PRLL1 R/W 3903H リロードレジスタ H PRLH1 R/W XXXXXXXXB 3904H リロードレジスタ L PRLL2 R/W XXXXXXXXB 3905H リロードレジスタ H PRLH2 R/W 3906H リロードレジスタ L PRLL3 R/W 3907H リロードレジスタ H PRLH3 R/W XXXXXXXXB 3908H リロードレジスタ L PRLL4 R/W XXXXXXXXB 3909H リロードレジスタ H PRLH4 R/W 390AH リロードレジスタ L PRLL5 R/W 390BH リロードレジスタ H PRLH5 R/W XXXXXXXXB 390CH リロードレジスタ L PRLL6 R/W XXXXXXXXB 390DH リロードレジスタ H PRLH6 R/W 390EH リロードレジスタ L PRLL7 R/W 390FH リロードレジスタ H PRLH7 R/W XXXXXXXXB XXXXXXXXB 3910H ∼ 3917H 16 ビット PPG タイマ 0/1 16 ビット PPG タイマ 2/3 16 ビット PPG タイマ 4/5 16 ビット PPG タイマ 6/7 XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB ( 予約領域 ) 3918H インプットキャプチャレジスタ 0 IPCP0 R 3919H インプットキャプチャレジスタ 0 IPCP0 R 391AH インプットキャプチャレジスタ 1 IPCP1 R 391BH インプットキャプチャレジスタ 1 IPCP1 R XXXXXXXXB 391CH インプットキャプチャレジスタ 2 IPCP2 R XXXXXXXXB 391DH インプットキャプチャレジスタ 2 IPCP2 R 391EH インプットキャプチャレジスタ 3 IPCP3 R 391FH インプットキャプチャレジスタ 3 IPCP3 R XXXXXXXXB 3920H インプットキャプチャレジスタ 4 IPCP4 R XXXXXXXXB 3921H インプットキャプチャレジスタ 4 IPCP4 R 3922H インプットキャプチャレジスタ 5 IPCP5 R 3923H インプットキャプチャレジスタ 5 IPCP5 R インプット キャプチャ 0/1 インプット キャプチャ 2/3 インプット キャプチャ 4/5 XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB (続く) DS07–13727–2 23 MB90435 シリーズ (続き) アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み リソース名 初期値 3924H インプットキャプチャレジスタ 6 IPCP6 R 3925H インプットキャプチャレジスタ 6 IPCP6 R 3926H インプットキャプチャレジスタ 7 IPCP7 R 3927H インプットキャプチャレジスタ 7 IPCP7 R XXXXXXXXB 3928H アウトプットコンペアレジスタ 0 OCCP0 R/W XXXXXXXXB 3929H アウトプットコンペアレジスタ 0 OCCP0 R/W 392AH アウトプットコンペアレジスタ 1 OCCP1 R/W 392BH アウトプットコンペアレジスタ 1 OCCP1 R/W XXXXXXXXB 392CH アウトプットコンペアレジスタ 2 OCCP2 R/W XXXXXXXXB 392DH アウトプットコンペアレジスタ 2 OCCP2 R/W 392EH アウトプットコンペアレジスタ 3 OCCP3 R/W 392FH アウトプットコンペアレジスタ 3 OCCP3 R/W 3930H ∼ 39FFH ( 予約領域 ) 3A00H ∼ 3AFFH ( 予約領域 ) 3B00H ∼ 3BFFH ( 予約領域 ) 3C00H ∼ 3CFFH ( 予約領域 ) 3D00H ∼ 3DFFH ( 予約領域 ) 3E00H ∼ 3FFFH ( 予約領域 ) XXXXXXXXB インプット キャプチャ 6/7 アウトプット コンペア 0/1 アウトプット コンペア 2/3 XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB ・ 読込み / 書込みについての説明 R/W:リード・ライト可 R :リードオンリー W :ライトオンリー ・ 初期値についての説明 0 :このビットの初期値は “0” です。 1 :このビットの初期値は “1” です。 X :このビットの初期値は不定です。 _ :このビットは未使用です。初期値は不定です。 (注意事項)I/O マップ内の予約領域への書込みは行わないでください。予約領域を読み出した場合は , 不定が読み出され ます。 24 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ 割込み要因と割込みベクタ , 割込み制御レジスタ 割込みベクタ 割込み制御レジスタ EI2OS 対応 番号 アドレス 番号 アドレス リセット N/A #08 FFFFDCH ⎯ ⎯ INT9 命令 N/A #09 FFFFD8H ⎯ ⎯ 例外処理 N/A #10 FFFFD4H ⎯ ⎯ 予約 N/A #11 FFFFD0H N/A #12 FFFFCCH ICR00 0000B0H 予約 予約 N/A #13 FFFFC8H N/A #14 FFFFC4H ICR01 0000B1H 予約 外部割込み (INT0/INT1) *1 #15 FFFFC0H N/A #16 FFFFBCH ICR02 0000B2H タイムベースタイマ 16 ビットリロードタイマ 0 *1 #17 FFFFB8H FFFFB4H 0000B3H *1 #18 ICR03 8/10 ビット A/D コンバータ I/O タイマ N/A #19 FFFFB0H FFFFACH 0000B4H *1 #20 ICR04 外部割込み (INT2/INT3) シリアル I/O *1 #21 FFFFA8H N/A #22 FFFFA4H ICR05 0000B5H 8/16 ビット PPG タイマ 0/1 インプットキャプチャ 0 *1 #23 FFFFA0H FFFF9CH 0000B6H *1 #24 ICR06 外部割込み (INT4/INT5) インプットキャプチャ 1 *1 #25 FFFF98H N/A #26 FFFF94H ICR07 0000B7H 8/16 ビット PPG タイマ 2/3 外部割込み (INT6/INT7) *1 #27 FFFF90H N/A #28 FFFF8CH ICR08 0000B8H 時計タイマ 8/16 ビット PPG タイマ 4/5 N/A #29 FFFF88H FFFF84H 0000B9H *1 #30 ICR09 インプットキャプチャ 2/3 8/16 ビット PPG タイマ 6/7 N/A #31 FFFF80H FFFF7CH 0000BAH *1 #32 ICR10 アウトプットコンペア 0 アウトプットコンペア 1 *1 #33 FFFF78H FFFF74H 0000BBH *1 #34 ICR11 インプットキャプチャ 4/5 アウトプットコンペア 2/3 / インプットキャプチャ 6/7 *1 #35 FFFF70H ICR12 0000BCH 16 ビットリロードタイマ 1 *1 #36 FFFF6CH UART 0 受信完了 *2 #37 FFFF68H FFFF64H 0000BDH *1 #38 ICR13 UART 0 送信完了 UART 1 受信完了 *2 #39 FFFF60H FFFF5CH 0000BEH *1 #40 ICR14 UART 1 送信完了 フラッシュメモリ N/A #41 FFFF58H N/A #42 FFFF54H ICR15 0000BFH 遅延割込み発生モジュール 割込み要因 * 1:割込み要求フラグは EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされます。 * 2:割込み要求フラグは EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされます。停止機能が使用可能です。 DS07–13727–2 25 MB90435 シリーズ (注意事項) ・ N/A:割込み要求フラグは EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされません。 ・ 一つの割込み番号に対して 2 個の割込み要因がある周辺モジュールの場合は , EI2OS 割込みクリア信号により両方の割 込み要求フラグがクリアされます。 ・ EI2OS 実行後 , 同じ割込み番号に割り当てられているすべての割込みフラグに対して EI2OS クリア信号を発生します。 一つの割込みフラグが EI2OS を開始し , その間にハードウェアイベントにより他の割込みフラグがセットされると , こ そのため , のイベントが生じた EI2OS クリア信号によりこのフラグがクリアされ , 以後のイベントは無効となります。 この割込み番号に対しては EI2OS を使用しないでください。 ・ EI2OS の有効時に , 同じ割込み制御レジスタ (ICR) 内の 2 個の割込み信号のどちらかが割込み処理されると EI2OS が実 行されます。これは , 異なった割込み要因が , 各割込み要因に固有でなければならないはずの同じ EI2OS 記述子を共用 することを意味しています。そのため , 一方の割込み要因が EI2OS を使用するときは , 他方の割込み要因を禁止してく ださい。 26 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 (VSS = AVSS = 0.0 V) 記号 定格値 単位 備考 最小 最大 VCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V VCC = AVCC AVRH, AVRL VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC ≧ AVRH /AVRL, AVRH ≧ AVRL *1 入力電圧 VI VSS − 0.3 VSS + 6.0 V *2 出力電圧 VO VSS − 0.3 VSS + 6.0 V *2 ICLAMP − 2.0 + 2.0 mA *6 Σ | ICLAMP | ⎯ 20 mA *6 “L” レベル最大出力電流 IOL ⎯ 15 mA *3 “L” レベル平均出力電流 IOLAV ⎯ 4 mA *4 “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV ⎯ 50 mA *5 “H” レベル最大出力電流 IOH ⎯ − 15 mA *3 “H” レベル平均出力電流 IOHAV ⎯ −4 mA *4 “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH ⎯ − 100 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV ⎯ − 50 mA *5 ⎯ 500 mW フラッシュ品 ⎯ 400 mW マスク ROM 電源電圧 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 消費電力 PD 動作温度 TA − 40 + 105 °C 保存温度 TSTG − 55 + 150 °C *1 * 1:AVCC, AVRH, AVRL は VCC を超えてはいけません。AVRH, AVRL は AVCC を超えてはいけません。 また , AVRL は AVRH を超えてはいけません。 * 2:VI, VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。VI は定格電圧を超えてはいけません。ただし、外部の部品を使用し て入力への電流または入力からの電流の最大値を制限する場合は、VI 定格に代って ICLAMP 定格が適用されます。 * 3:最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 * 4:平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します ( 平均値とは , 動作 電流×動作率のことです ) 。 * 5:平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します ( 平均値とは , 動作電流×動作率のことです ) 。 * 6:・該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P47, P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P70 ∼ P77, P80 ∼ P87, P90 ∼ P97, PA0 ・推奨動作条件内でご使用ください。 ・直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。 ・+ B 信号とマイコンの間には,必ず制限抵抗を接続し+ B 信号を印加してください。 ・+ B 入力時にマイコン端子に入力される電流が,瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限抵抗の値を設 定してください。 ・低消費電力モードなどマイコンの駆動電流が少ない動作状態では,+ B 入力電位が保護ダイオードを通して VCC 端子の電位を上昇させ,他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。 ・マイコン電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているた め,不完全な動作を行う可能性がありますのでご注意ください。 ・電源投入時に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているため,パワーオンリセットが動作しない電 源電圧になる可能性がありますのでご注意ください。 ・+ B 入力端子は,オープン状態にならないようにご注意ください。 (続く) DS07–13727–2 27 MB90435 シリーズ (続き) ・A/D 入力端子を除くアナログ系入力端子 (LCD 駆動端子,コンパレータ入力端子など ) は,+ B 入力ができませ んのでご注意ください。 ・推奨回路例: ・入出力等価回路 保護ダイオード VCC P-ch 制限抵抗 + B 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 2. 推奨動作条件 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 電源電圧 規格値 記号 VCC AVCC 単位 備考 最小 標準 最大 4.5 5.0 5.5 V 通常動作時 : MB90F439(S)/439(S)/ V540G 3.5 5.0 5.5 V 通常動作時 : MB90F438L(S)/437L(S)/ 438L(S) 3.0 ⎯ 5.5 V ストップ動作の状態保持 * 平滑コンデンサ CS 0.022 0.1 1.0 µF 動作温度 TA − 40 ⎯ + 105 °C *:セラミックコンデンサ , または同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。VCC 端子の平滑コンデンサは CS よりも大きい容量値のものを使用してください。 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 ・C 端子接続図 C CS 28 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ 3. 直流規格 (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 VIHS “H” レベル 入力電圧 VIH VIHM VILS “L” レベル 入力電圧 VIL VILM “H” レベル 出力電圧 “L” レベル 出力電圧 入力リーク 電流 プルアップ 抵抗 VOH VOL 端子名 CMOS ヒステリシス 入力の端子 TTL 入力の 端子 MD 端子入力 CMOS ヒステリシス 入力の端子 TTL 入力の 端子 MD 端子入力 すべての出力 端子 すべての出力 端子 ⎯ IIL RUP P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, RST プルダウン RDOWN MD2 抵抗 ICC ICCS 規格値 標準 最大 ⎯ 0.8 VCC ⎯ VCC + 0.3 V ⎯ 2.0 ⎯ ⎯ V ⎯ VCC − 0.3 ⎯ VCC + 0.3 V ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.2 VCC V ⎯ ⎯ ⎯ 0.8 V ⎯ VSS − 0.3 ⎯ VSS + 0.3 V VCC − 0.5 ⎯ ⎯ V ⎯ ⎯ 0.4 V –5 ⎯ 5 µA ⎯ 25 50 100 kΩ ⎯ 25 50 100 kΩ 内部 16 MHz 動作 , 通常動作時 内部 16 MHz 動作 , フラッシュ書込み / 消去時 内部 16 MHz 動作 , スリープ時 ⎯ 40 55 mA ⎯ 50 70 mA ⎯ 12 20 mA ⎯ 300 600 µA ⎯ 600 1100 µA ⎯ 200 400 µA ⎯ ⎯ ⎯ 400 50 150 750 100 300 µA µA µA ⎯ 15 40 µA ⎯ 7 25 µA ⎯ 5 20 µA ⎯ 50 100 µA ⎯ 5 15 pF VCC = 4.5V, IOH =− 4.0mA VCC = 4.5V, IOL = 4.0mA VCC = 5.5V, VSS < VI < VCC VCC = 5.0 V ± 1%, 内部 2 MHz 動作 , 擬似時計モード時 ICTS VCC * 電源電流 内部 8 kHz 動作 , サブ動作時 , TA = 25 °C ICCL 内部 8 kHz 動作 , サブスリープ時 , TA = 25 °C 内部 8 kHz 動作 , 時計モード時 , TA = 25 °C ストップ時 , TA = 25 °C ハードウェアスタンバイ モード時 , TA = 25 °C ICCLS ICCT ICCH1 ICCH2 入力容量 最小 条件 CIN AVCC, AVSS, AVRH, AVRL, C, VCC, VSS 以外 ⎯ 単位 備考 フラッシュ品 MB90F438L (S) のみ MB90437L (S) / 438L (S) のみ MB90F438L (S) マスク ROM フラッシュ品 *:電源電流の試験条件は外部のクロックを使用した場合です。 DS07–13727–2 29 MB90435 シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 端子名 fC X0, X1 fCL X0A, X1A クロック周波数 入力クロック立上り , 立下り時間 内部動作クロック周波数 内部動作クロック サイクルタイム 単位 備考 最小 標準 最大 3 ⎯ 16 MHz VCC = 5.0 V ± 10% 3 ⎯ 5 MHz VCC < 4.5 V (MB90F438L(S)/437L(S)/ 438L(S)) ⎯ 32.768 ⎯ kHz 62.5 ⎯ 333 ns VCC = 5.0 V ± 10% 200 ⎯ 333 ns VCC < 4.5 V (MB90F438L(S)/437L(S)/ 438L(S)) tCYL X0, X1 tLCYL X0A, X1A ⎯ 30.5 ⎯ µs PWH, PWL X0 10 ⎯ ⎯ ns PWLH, PWLL X0A ⎯ 15.2 ⎯ µs デューティ比 30%∼ 70%を 目安としてください tCR, tCF X0 ⎯ ⎯ 5 ns 外部クロック使用時 fCP ⎯ 1.5 ⎯ 16 MHz メインクロック使用時 fLCP ⎯ ⎯ 8.192 ⎯ kHz サブクロック使用時 tCP ⎯ 62.5 — 666 ns メインクロック使用時 tLCP ⎯ ⎯ 122.1 ⎯ µs サブクロック使用時 クロックサイクルタイム 入力クロックパルス幅 規格値 ・クロックタイミング tCYL 0.8 VCC X0 0.2 VCC PWH PWL tCF tCR tLCYL 0.8 VCC X0A 0.2 VCC PWLH PWLL tCF 30 tCR DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ・PLL 動作保証範囲 内部動作クロック周波数と電源電圧の関係 動作保証範囲 (MB90F439(S)/439(S)/V540G) PLL 動作保証範囲 (MB90F439(S)/439(S)/ V540G) 電源電圧 VCC (V) 5.5 4.5 3.5 PLL 動作保証範囲 (MB90F438L(S)/437L(S)/438L(S)) 動作保証範囲 (MB90F438L(S)/437L(S)/438L(S)) 8 1.5 16 内部クロック fCP (MHz) 原発振周波数と内部動作クロック周波数の関係 内部クロック fCP (MHz) 16 4 逓倍 3 逓倍 2 逓倍 1 逓倍 12 逓倍なし 9 8 4 3 4 8 16 原発振クロック fC (MHz) 交流規格値は以下の測定基準電圧値で規定しています。 ・入力信号波形 ヒステリシス入力端子 ・出力信号波形 出力端子 0.8 VCC 2.4 V 0.2 VCC 0.8 V TTL 入力端子 2.0 V 0.8 V DS07–13727–2 31 MB90435 シリーズ (2) クロック出力タイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 サイクル時間 tCYC CLK ↑ → CLK ↓ tCHCL 端子名 CLK 規格値 条件 VCC = 5 V ± 10% 単位 最小 最大 62.5 ⎯ ns 20 ⎯ ns 備考 tCYC tCHCL CLK 32 2.4 V 2.4 V 0.8 V DS07–13727–2 MB90435 シリーズ (3) リセット , ハードウェアスタンバイ入力タイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 tRSTL リセット入力時間 ハードウェアスタンバイ 入力時間 tHSTL 端子名 RST HST 条件 ⎯ ⎯ 規格値 単位 備考 最小 最大 4 tCP ⎯ ns 通常動作時 振動子の発振時間 + 4 tCP ⎯ ms ストップモード時 100 ⎯ µs 擬似時計モード時 (MB90437L (S) /438L (S) ) 4 tCP ⎯ ns 擬似時計モード時 ( 上記以外 ) 2 tCP ⎯ µs サブクロックモード, サブスリープモード, 時計モード時 4 tCP ⎯ ns 通常動作時 (注意事項)・“tcp” はマシンクロックの 1 サイクルタイムを表します。 ・振動子の発振時間は , 振幅の 90%に達した時間です。水晶発振子は数 ms ∼数十 ms/ セラミック発振子は 数百 µs ∼数 ms, 外部クロックは 0 ns となります。 ・自動アルゴリズム実行中は , リセットによるフラッシュメモリの一時記憶の初期化はできません。 ・通常動作 , 擬似時計モード , サブクロックモード , サブスリープモード , 時計モード時 tRSTL, tHSTL RST HST 0.2 VCC 0.2 VCC ・ストップモード時 tRSTL RST 0.2 VCC X0 0.2 VCC 振幅の 90% 内部動作 クロック 振動子の 発振時間 4 tCP 発振安定待ち時間 命令実行 内部リセット DS07–13727–2 33 MB90435 シリーズ (4) 電源投入規格 ( パワーオンリセット ) (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 電源立上り時間 電源切断時間 記号 端子名 tR VCC tOFF VCC 条件 ⎯ 規格値 単位 項目 最小 最大 0.05 30 ms * 50 ⎯ ms 繰り返し動作のため *:電源立上げ前は , VCC < 0.2 V とする必要があります。 (注意事項)上記規格は , パワーオンリセットがかかるための規格です。 デバイス内にはパワーオンリセットによってのみ初期化されるレジスタ類があります。 これらの初期化を期待する場合は , この規格に従って電源を投入してください。 tR VCC 2.7 V 0.2 V 0.2 V 0.2 V tOFF 電源電圧を急激に変化させるとパワーオンリセットが起動される場合があります。 動作中に電源電圧を変化させる場合は , 下図のように電圧の変動をおさえて滑らかに 立ち上げることを推奨します。また , この場合には PLL クロックを使用していない状 態で行ってください。ただし , 電圧降下 1 V/s 以内であれば , PLL クロック使用中でも 動作可能です。 VCC 3.0 V VSS 34 RAM データホールド期間 立上りの傾きを , 50 mV/ms 以上に することを推奨いたします。 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ (5) バスリードタイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 規格値 端子名 最小 最大 単位 ALE パルス幅 tLHLL ALE tCP/2 − 20 ⎯ ns 有効アドレス→ ALE ↓ 時間 tAVLL ALE, A16 ∼ A23, AD00 ∼ AD15 tCP/2 − 20 ⎯ ns ALE ↓→アドレス有効時間 tLLAX ALE, AD00 ∼ AD15 tCP/2 − 15 ⎯ ns 有効アドレス→ RD ↓時間 tAVRL A16 ∼ A23, AD00 ∼ AD15, RD tCP − 15 ⎯ ns 有効アドレス→有効データ入力 tAVDV A16 ∼ A23, AD00 ∼ AD15 ⎯ 5 tCP/2 − 60 ns RD パルス幅 tRLRH RD 3 tCP/2 − 20 ⎯ ns RD ↓→有効データ入力 tRLDV RD, AD00 ∼ AD15 ⎯ 3 tCP/2 − 60 ns RD ↑→データホールド時間 tRHDX RD, AD00 ∼ AD15 0 ⎯ ns RD ↑→ ALE ↑ 時間 tRHLH RD, ALE tCP/2 − 15 ⎯ ns RD ↑→アドレス有効時間 tRHAX RD, A16 ∼ A23 tCP/2 − 10 ⎯ ns 有効アドレス→ CLK ↑時間 tAVCH A16 ∼ A23, AD00 ∼ AD15, CLK tCP/2 − 20 ⎯ ns RD ↓→ CLK ↑時間 tRLCH RD, CLK tCP/2 − 20 ⎯ ns ALE ↓→ RD ↓時間 tLLRL ALE, RD tCP/2 − 15 ⎯ ns 備考 ・バスリードタイミング tAVCH tRLCH 2.4 V 2.4 V CLK tRHLH 2.4 V 2.4 V 2.4 V ALE tLHLL 0.8 V tRLRH 2.4 V RD tAVLL tLLAX 0.8 V tLLRL tAVRL A23 ∼ A16 tRLDV tRHAX 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tAVDV AD15 ∼ AD00 2.4 V 0.8 V DS07–13727–2 2.4 V アドレス 0.8 V tRHDX 0.8 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 読込みデータ 0.2 VCC 35 MB90435 シリーズ (6) バスライトタイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 規格値 端子名 単位 最小 最大 tCP − 15 ⎯ ns 有効アドレス→ WR ↓時間 tAVWL A16 ∼ A23, AD00 ∼ AD15, WR WR パルス幅 tWLWH WR 3 tCP/2 − 20 ⎯ ns 有効データ出力→ WR ↑時間 tDVWH AD00 ∼ AD15, WR 3 tCP/2 − 20 ⎯ ns WR ↑→データホールド時間 tWHDX AD00 ∼ AD15, WR 20 ⎯ ns WR ↑→アドレス有効時間 tWHAX A16 ∼ A23, WR tCP/2 − 10 ⎯ ns WR ↑→ ALE ↑時間 tWHLH WR, ALE tCP/2 − 15 ⎯ ns WR ↓→ CLK ↑時間 tWLCH WR, CLK tCP/2 − 20 ⎯ ns 備考 ・バスライトタイミング tWLCH 2.4 V CLK tWHLH 2.4 V ALE tAVWL tWLWH 2.4 V WR (WRL, WRH) 0.8 V tWHAX A23 ∼ A16 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tDVWH AD15 ∼ AD00 2.4 V 0.8 V 36 2.4 V アドレス 0.8 V tWHDX 2.4 V 書込みデータ 0.8 V DS07–13727–2 MB90435 シリーズ (7) レディ入力タイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 端子名 RDY セットアップ時間 tRYHS RDY ホールド時間 tRYHH 規格値 単位 最小 最大 RDY 45 ⎯ ns RDY 0 ⎯ ns 備考 (注意事項)RDY の立下り時のセットアップ時間が不足する場合には , オートレディ機能を使用してください。 ・レディ入力タイミング 2.4 V CLK ALE RD/WR tRYHS RDY ウエイトを かけない時 RDY ウエイトを かける時 (1 サイクル ) DS07–13727–2 0.8 VCC tRYHH 0.8 VCC 0.2 VCC 37 MB90435 シリーズ (8) ホールドタイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 端子名 端子フローティング→ HAK ↓時間 tXHAL HAK ↑→端子有効時間 tHAHV 規格値 単位 最小 最大 HAK 30 tCP ns HAK tCP 2 tCP ns 備考 (注意事項)HRQ 端子が取り込まれてから , HAK が変化するまでは , 1 マシンサイクル以上あります。 ・ホールドタイミング HAK 2.4 V 0.8 V tXHAL 各端子 38 tHAHV 2.4 V 0.8 V 2.4 V ハイインピーダンス 0.8 V DS07–13727–2 MB90435 シリーズ (9) UART0/1, シリアル I/O タイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK0 ∼ SCK2 SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK2, SOT0 ∼ SOT2 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 tSHIX SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL シリアルクロック “L” パルス幅 規格値 条件 単位 最小 最大 8 tCP ⎯ ns − 80 内部シフト クロックモード出力 端子は 100 CL = 80 pF + 1 TTL 80 ns ⎯ ns 60 ⎯ ns SCK0 ∼ SCK2 4 tCP ⎯ ns tSLSH SCK0 ∼ SCK2 4 tCP ⎯ ns SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK2, SOT0 ∼ SOT2 ⎯ 150 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 60 ⎯ ns SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 tSHIX SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 60 ⎯ ns 外部シフト クロックモード出力 端子は CL = 80 pF + 1 TTL 備考 (注意事項)・tCP ( 内部動作クロックサイクルタイム ) については , 「 (1) クロックタイミング」を参照してください。 ・CLK 同期モード時の AC 規格です。 ・CL は , テスティング時の端子に付けられる負荷容量値です。 ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V SOT 0.8 V tIVSH SIN tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH SCK 0.2 VCC tSHSL 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tSLOV 2.4 V SOT 0.8 V tIVSH SIN DS07–13727–2 tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC 39 MB90435 シリーズ (10) タイマ入力タイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 入力パルス幅 端子名 tTIWH TIN0, TIN1 tTIWL IN0 ∼ IN7 規格値 条件 最小 最大 ⎯ 4 tCP ⎯ 0.2 VCC 0.2 VCC 単位 備考 ns ・タイマ入力タイミング 0.8 VCC 0.8 VCC tTIWH tTIWL (11) タイマ出力タイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 tTO CLK ↑→ TOUT 変化時間 端子名 条件 TOT0 ∼ TOT1, PPG0 ∼ PPG3 ⎯ 規格値 最小 最大 30 ⎯ 単位 備考 ns ・タイマ出力タイミング 2.4 V CLK 2.4 V 0.8 V TOUT tTO 40 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ (12) トリガ入力タイミング (MB90F438L(S) /437L (S) /438L (S) :VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) (MB90F439(S) /439 (S) /V540G:VCC = 4.5 ∼ 5.5 V, VSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 105 °C) 項目 記号 端子名 条件 入力パルス幅 tTRGH tTRGL INT0 ∼ INT7, ADTG ⎯ 規格値 単位 備考 最小 最大 5 tCP ⎯ ns 通常動作時 1 ⎯ µs ストップモード時 ・トリガ入力タイミング 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tTRGH DS07–13727–2 0.2 VCC tTRGL 41 MB90435 シリーズ 5. A/D コンバータ ・電気的特性 (VCC = AVCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, 3.0 V ≦ AVRH − AVRL, TA =− 40 °C ∼ +105 °C) 項目 記号 端子名 分解能 ⎯ 総合誤差 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ ⎯ 10 bit ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 5.0 LSB 非直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 2.5 LSB 微分直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 1.9 LSB ゼロトランジション電圧 VOT AN0 ∼ AN7 AVRL − 3.5 AVRL + 0.5 AVRL + 4.5 LSB LSB LSB V VFST AN0 ∼ AN7 AVRH − 6.5 AVRH − 1.5 AVRH + 1.5 LSB LSB LSB V コンペア時間 ⎯ ⎯ 352 tCP ⎯ ⎯ ns 内部 16 MHz 動作時 サンプリング期間 ⎯ ⎯ 64 tCP ⎯ ⎯ ns 内部 16 MHz 動作時 アナログポート入力 電流 IAIN AN0 ∼ AN7 −1 ⎯ 1 µA VCC = AVCC = 5.0 V ± 1% アナログ入力電圧 VAIN AN0 ∼ AN7 AVRL ⎯ AVRH V フルスケール トランジション電圧 基準電圧 電源電流 ⎯ AVRH AVRL + 2.7 ⎯ AVCC V ⎯ AVRL 0 ⎯ AVRH − 2.7 V IA AVCC ⎯ 5 ⎯ mA IAH AVCC ⎯ ⎯ 5 µA * IR AVRH ⎯ 400 600 µA フラッシュ品 ⎯ 140 260 µA マスク ROM * 基準電圧供給電流 チャネル間バラツキ 1 LSB = (AVRH-AVSS)/1024 IRH AVRH ⎯ ⎯ 5 µA ⎯ AN0 ∼ AN7 ⎯ ⎯ 4 LSB *:A/D コンバータを動作させていないときは , CPU を停止させたときの電流 (VCC = AVCC = AVRH = 5.0 V) になります。 (注意事項):MB90F438L(S)/437L(S)/438L(S) の A/D コンバータは , VCC = 5.0 V ± 10%で機能します。 42 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ・A/D コンバータの用語の定義 分解能 :A/D 変換器により識別可能なアナログ変化 直線性誤差 :ゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と , 実際の変換特性との偏差 微分直線性誤差 :出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 総合誤差 :実際の値と論理値との差をいい , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直 線性誤差を含む誤差 総合誤差 3FF 0.5 LSB 3FE ディジタル出力 実際の変換特性 3FD {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 004 VNT ( 実測値 ) 003 実際の変換特性 002 理想特性 001 0.5 LSB AVRL AVRH アナログ入力 ディジタル出力 N の総合誤差= 1 LSB ( 理想値 ) = VNT −{1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 〔LSB〕 1 LSB AVRH − AVRL 〔V〕 1024 VOT ( 理想値 ) = AVRL + 0.5 LSB〔V〕 VFST ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB〔V〕 VNT:ディジタル出力が (N − 1) から N に遷移する電圧 (続く) DS07–13727–2 43 MB90435 シリーズ (続き) 直線性誤差 微分直線性誤差 3FF 実際の変換特性 N+1 {1 LSB × (N − 1) + VOT } ディジタル出力 3FD VFST ( 実測値 ) VNT ( 実測値 ) 004 実際の変換特性 003 ディジタル出力 3FE 理想特性 実際の変換特性 N V (N + 1) T ( 実測値 ) N−1 VNT 002 理想特性 ( 実測値 ) 実際の変換特性 N−2 001 VOT ( 実測値 ) AVRL AVRH AVRL ディジタル出力 N の 直線性誤差 ディジタル出力 N の 微分直線性誤差 1 LSB = = = AVRH アナログ入力 アナログ入力 VNT −{1 LSB × (N − 1) + VOT} 〔LSB〕 1 LSB V (N + 1) T − VNT − 1 LSB〔LSB〕 1 LSB VFST − VOT 1022 〔V〕 VOT:ディジタル出力が “000H” から “001H” に遷移する電圧 VFST:ディジタル出力が “3FEH” から “3FFH” に遷移する電圧 ・A/D 変換部の注意事項 アナログ入力の外部回路の出力インピーダンスは , 以下のような条件で使用してください。 ・ 外部回路の出力インピーダンスは約 15 kΩ 以下を推奨します。 ・ 外部にコンデンサを使用する場合には , 外部コンデンサとチップ内部のコンデンサの容量分圧による影響を考えて , 内 部コンデンサの数千倍を目安にすることを推奨します。 (注意事項)外部回路の出力インピーダンスが高すぎる場合 , アナログ電圧のサンプリング期間が不足する場合がありま す ( サンプリング期間= 4.00 µs @マシンクロック 16 MHz 時 ) 。 ・アナログ入力回路模型図 コンパレータ アナログ入力 3.2 kΩ Max. 30 pF Max. ・ 誤差について | AVRH − AVRL |が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。 44 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ 6. フラッシュメモリ書込み / 消去特性 項目 条件 セクタ消去時間 チップ消去時間 ワード (16 ビット幅 ) 書込み時間 書込み消去回数 DS07–13727–2 TA = + 25 °C VCC = 5.0 V 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 ⎯ 1 15 s 内部での消去前書込み時間を除く 5 ⎯ s MB90F438L (S) 7 ⎯ s MB90F439 (S) ⎯ 16 3,600 µs システムレベルのオーバヘッド時間を除く 10,000 ⎯ ⎯ cycle ⎯ 内部での消去前書込み 時間を除く 45 MB90435 シリーズ ■ 特性例 ・“L” レベル出力電圧 ・“H” レベル出力電圧 VOL – IOL VOH – IOH (VCC = 4.5 V,Ta = +25˚C) (VCC = 4.5 V, Ta = +25˚C) 5 0.9 4.5 0.8 4 0.7 3.5 VOL [V] VOH [V] 0.6 3 2.5 0.5 0.4 2 0.3 1.5 1 0.2 0.5 0.1 0 0 0 -2 -4 -6 -8 -10 0 2 4 6 8 10 IOL [mA] IOH [mA] ・“H” レベル入力電圧 /“L” レベル入力電圧 ( ヒステリシス入力 ) Vin – Vcc (Ta = +25˚C) 5 4 Vin [V] VIH 3 VIL 2 1 0 3 3.5 4 4.5 5 5.5 6 6.5 Vcc [V] 46 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ・電源電流 (MB90439) Icc – Vcc Iccs – Vcc (Ta = +25˚C) (Ta = +25˚C) 12 40 fcp = 16 MHz fcp = 16 MHz 35 10 fcp = 12 MHz 30 fcp = 12 MHz 8 fcp = 8 MHz 20 Icc [mA] 25 Icc [mA] fcp = 10 MHz fcp = 10 MHz 15 fcp = 8 MHz 6 4 fcp = 4 MHz fcp = 4 MHz 10 fcp = 2 MHz fcp = 2 MHz 2 5 0 0 2 3 4 5 6 7 2 3 4 5 6 7 Vcc [V] Vcc [V] ICTS – VCC ICCL – VCC (Ta = +25˚C) 600 (Ta = +25˚C) 100 90 500 80 fcp = 2 MHz 70 ICCL [µA] ICTS [µA] 400 300 60 50 40 200 30 fcp = 8 kHz 20 100 10 0 0 2 3 4 5 Vcc [V] DS07–13727–2 6 7 2 3 4 5 6 7 Vcc [V] 47 MB90435 シリーズ ICCLS – VCC ICCT – VCC (Ta = +25˚C) (Ta = +25˚C) 40 25 35 20 30 ICCT [µA] ICCLS [µA] 25 20 15 10 15 fcp = 8 kHz fcp = 8 kHz 10 5 5 0 0 2 3 4 5 7 6 Vcc [V] 2 3 4 5 6 7 Vcc [V] ICCH1 – VCC (STOP, Ta = +25˚C) 20 ICCH1 [µA] 15 10 5 0 2 3 4 5 6 7 Vcc [V] 48 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ・電源電流 (MB90F439) Iccs – Vcc Icc – Vcc (Ta = +25 ˚C) (Ta = +25 ˚C) 14 45 fcp = 16 MHz 40 fcp = 16 MHz 12 35 fcp = 12 MHz fcp = 12 MHz 10 30 25 ICC [mA] ICC [mA] fcp = 10 MHz fcp = 8 MHz 20 15 fcp = 4 MHz fcp = 10 MHz 8 fcp = 8 MHz 6 fcp = 4 MHz 4 10 fcp = 2 MHz fcp = 2 MHz 2 5 0 0 2 3 4 5 6 2 7 3 4 5 VCC [V] 6 7 VCC [V] ICTS – VCC ICCL – VCC (Ta = +25 ˚C) (Ta = +25 ˚C) 600 300 250 500 fcp = 2 MHz 200 400 ICCL [µA] ICTS [µA] fcp = 8 kHz 300 150 200 100 100 50 0 0 2 3 4 5 VCC [V] DS07–13727–2 6 7 2 3 4 5 6 7 VCC [V] 49 MB90435 シリーズ ICCLS – VCC ICCT – VCC (Ta = +25 ˚C) (Ta = +25 ˚C) 25 45 40 20 35 30 ICCT [µA] ICCLS [µA] 15 25 20 10 15 fcp = 8 MHz fcp = 8 MHz 10 5 5 0 0 2 3 4 5 6 2 7 3 4 5 6 7 VCC [V] VCC [V] ICCH1 – VCC ICCH2 – VCC (STOP, Ta = +25˚C) (hardware standby, Ta = +25 ˚C) 100 20 90 85 15 ICCH1 [µA] ICCH2 [µA] 70 60 50 10 40 30 5 20 10 0 0 2 3 4 5 VCC [V] 50 6 7 2 3 4 5 6 7 Vcc [V] DS07–13727–2 MB90435 シリーズ ■ オーダ型格 型格 MB90F438LPF MB90F438LSPF MB90F439PF MB90F439SPF MB90437LPF MB90437LSPF MB90438LPF MB90438LSPF MB90439PF MB90439SPF MB90F438LPMC MB90F438LSPMC MB90F439PMC MB90F439SPMC MB90437LPMC MB90437LSPMC MB90438LPMC MB90438LSPMC MB90439PMC MB90439SPMC DS07–13727–2 パッケージ 備考 プラスチック・QFP , 100 ピン (FPT-100P-M06) プラスチック・LQFP , 100 ピン (FPT-100P-M20) 51 MB90435 シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・QFP, 100 ピン リードピッチ 0.65mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.00 × 20.00mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 3.35mm MAX コード(参考) P-QFP100-14×20-0.65 (FPT-100P-M06) プラスチック・QFP, 100 ピン (FPT-100P-M06) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 23.90±0.40(.941±.016) * 20.00±0.20(.787±.008) 80 51 81 50 0.10(.004) 17.90±0.40 (.705±.016) *14.00±0.20 (.551±.008) INDEX Details of "A" part 100 1 30 0.65(.026) 0.32±0.05 (.013±.002) 0.13(.005) M "A" ©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100008S-c-5-6 C 0.25(.010) +0.35 3.00 –0.20 +.014 .118 –.008 (Mounting height) 0~8˚ 31 2002 FUJITSU LIMITED F100008S-c-5-5 0.17±0.06 (.007±.002) 0.80±0.20 (.031±.008) 0.88±0.15 (.035±.006) 0.25±0.20 (.010±.008) (Stand off) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) 52 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ (続き) プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.0 mm × 14.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max 質量 0.65 g コード(参考) P-LFQFP100-14×14-0.50 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 16.00±0.20(.630±.008)SQ * 14.00±0.10(.551±.004)SQ 51 75 76 50 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 26 100 1 0.08(.003) (0.50(.020)) 0.25(.010) 0.60±0.15 (.024±.006) 25 0.20±0.05 (.008±.002) 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 0˚~8˚ "A" 0.50(.020) +.008 1.50 –0.10 .059 –.004 (Mounting height) INDEX M ©2005 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100031S-c-2-2 C 2005 FUJITSU LIMITED F100031S-c-2-1 0.145±0.055 (.0057±.0022) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ DS07–13727–2 53 MB90435 シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 ⎯ ⎯ 42 ■ 電気的特性 5. A/D 変換部電気的特性 パッケージを変更 (FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20) ゼロトランジション電圧 , フルスケールトランジション電圧の項目を 変更 ■ オーダ型格 型格を変更 MB90437LPFV → MB90437LPMC MB90437LSPFV → MB90437LSPMC MB90438LPFV → MB90438LPMC MB90438LSPFV → MB90438LSPMC MB90439PFV → MB90439PMC MB90439SPFV → MB90439SPMC MB90F438LPFV → MB90F438LPMC MB90F438LSPFV → MB90F438LSPMC MB90F439PFV → MB90F439PMC MB90F439SPFV → MB90F439SPMC ■ パッケージ・外形寸法図 パッケージの図を変更 FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20 51 53 変更箇所 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 54 DS07–13727–2 MB90435 シリーズ MEMO DS07–13727–2 55 MB90435 シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 ビジネス推進部