1.4 MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
DATA SHEET
DS07–13741–3
マイクロコントローラ 16 ビットオリジナル
CMOS
MB90945 シリーズ
MB90F946A/947A/F947A/F949A/V390HB
■ 概 要
MB90945 シリーズは , 1 チャネルの FULL-CAN インタフェースおよびフラッシュメモリを搭載し , 特に自動車用 HVAC
向けに設計された , 汎用の富士通マイクロエレクトロニクス 16 ビットマイクロコントローラです。V2.0 パート A および
パート B に準拠したオンボード CAN インタフェースを備え , 非常に柔軟性のあるメッセージ・バッファリング機能をサ
ポートしています。そのため , 通常の FULL-CAN より多くの機能を利用できます。0.35 µm CMOS テクノロジを新たに採
用することにより , 最大 384 K バイトのオンチップフラッシュメモリプログラムメモリを実現しました。さらに , 内蔵電圧
ブースタにより第 2 プログラミング電圧が不要です。
内蔵 MCU コアへオンボード電圧レギュレータが 3 V を供給するため , EMI および消費電力の点で大変有利になります。
PLL クロック逓倍回路を内蔵し , 外部クロック 4 MHz で内部命令実行時間 42 ns を実現しています。
ユニットには 4 チャネルのアウトプットコンペア,6 チャネルのインプットキャプチャ,および 2 チャネルの独立 16 ビッ
トフリーランタイマを内蔵しています。また , 最大 3 チャネルの UART, 1 チャネルのシリアル I/O, および 1 チャネルの I2C
によって通信用の追加機能を構成しています。
(注意事項)F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
■ 特 長
・ 16 ビットコア CPU, 外部クロック 4 MHz ( 内部クロック 24 MHz 時 , 命令実行時間 42 ns)
・ 新 0.35 µm CMOS プロセステクノロジ
・ 内蔵電圧レギュレータが 3 V MCU コアをサポートし , 低 EMI および低消費電力を実現
・ FULL-CAN インタフェース:最大 1 チャネル
バージョン 2.0 パート A および B に準拠
柔軟性のあるメッセージ・バッファリング機能 ( メールボックスと FIFO バッファリングの併用が可能 )
・ 強力な割込み機能
8 つのプログラム可能優先レベル
8 チャネルの外部割込み回路
2
・ EI OS―CPU に依存しない自動転送機能
16 チャネルのインテリジェント I/O サービス
・ 18 ビットタイムベースカウンタ
・ ウォッチドッグタイマ
・ 全二重 UART (1 チャネル )
10.4 K ボーをサポート ( 米国標準 )
(続く)
富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
Copyright©2005-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved
2008.11
MB90945 シリーズ
(続き)
・ 全二重 UART (LIN/SCI/SPI) (2 チャネル )
・ シリアル I/O (SPI) (1 チャネル )
・ I2C インタフェース (1 チャネル )
・ A/D コンバータ
15 チャネルアナログ入力 ( 分解能 10 ビットもしくは 8 ビット )
・ 16 ビットリロードタイマ× 1 チャネル
・ ICU ( インプットキャプチャ):16 ビット× 6 チャネル
・ OCU ( アウトプットコンペア ) 16 ビット× 4 チャネル
・ 16 ビットフリーランタイマ× 2 チャネル (FRT0:ICU 0/1, OCU 0/1/2/3, FRT1:ICU 2/3/4/5)
・ 8/16 ビットプログラマブルパルスジェネレータ 6 チャネル× 8/16 ビット
・ コントローラ用途に最適な命令体系
豊富なデータタイプ ( ビット , バイト , ワード , ロングワード )
豊富なアドレッシングモード (23 種類 )
バレルシフト命令
各種ポインタ
・ 4 バイトの命令実行キュー
・ 符号付き乗算 (16 ビット× 16 ビット ) および除算 (32 ビット /16 ビット ) 命令
・ プログラムパッチ機能 ( アドレス一致レジスタ× 3)
・ 高速割込み処理
・ 低消費電力モード
スリープモード
タイムベースタイマモード
ストップモード
CPU 間欠動作モード
・ Automotive 入力レベル
・ パッケージ:プラスチック・QFP, 100 ピン
2
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
■ 品種構成
品 名
項 目
MB90947A
MB90V390HB
F2MC-16LX CPU
CPU
システムクロック
MB90F947A,
MB90F949A
MB90F946A
オンチップ PLL クロック逓倍回路 ( × 1, × 2, × 3, × 4, × 6, PLL 停止時は 1/2)
最小命令実行時間:42 ns ( 発振クロック 4 MHz, PLL クロック 6 逓倍 )
ROM
ROM メモリ
128 K バイト
ブートブロック
フラッシュメモリ
384 K バイト
ブートブロック
フラッシュメモリ
256 K バイト:MB90F949A
128 K バイト:MB90F947A
外部
RAM
6 K バイト
16 K バイト
12 K バイト :MB90F949A
6 K バイト :MB90F947A
30 K バイト
エミュレータ専用
電源* 1
テクノロジ
⎯
内蔵電源用オンチップ 内蔵電源用オンチップ電圧レギュレータ搭載
電圧レギュレータ搭載 0.35 µm CMOS +プログラミング電圧用オン
0.35 µm CMOS
チップチャージポンプ搭載フラッシュメモリ
動作電圧
温度
パッケージ
UART
UART
(LIN/SCI/SPI)
シリアル I/O
I2C (400 Kbps)
あり
内蔵電源用オンチップ
電圧レギュレータ搭載
0.35 µm CMOS
3.5 V ∼ 5.5 V:下記以外の状態
4.0 V ∼ 5.5 V:フラッシュ書込み時
4.5 V ∼ 5.5 V:A/D コンバータ使用時
5 V ± 10%
− 40 °C ∼+ 105 °C
⎯
QFP-100P
PGA-299C
1 チャネル
2 チャネル
全二重ダブルバッファ
非同期 / 同期 ( 開始 / 停止ビットを含む ) 転送をサポート
ボーレート:4808/9615/10417/19230/38460/62500/500000 bps ( 非同期 )
500 K/1 M/2 Mbps ( 同期 ) ( マシンクロック 20 MHz 時 )
1 チャネル
2 チャネル
1 チャネル
2 チャネル
1 チャネル
転送は MSB あるいは LSB から開始
内部クロック同期転送および外部クロック同期転送をサポート
立上りエッジおよび立下りエッジクロック同期をサポート
ボーレート:31.25 K/62.5 K/125 K/500 K/1 Mbps ( マシンクロック 20 MHz 時 )
1 チャネル
(続く)
DS07–13741–3
3
MB90945 シリーズ
品 名
項 目
A/D コンバータ
(15 入力チャネル )
16 ビットリロード
タイマ
16 ビット
フリーランタイマ
(2 チャネル )
MB90947A
MB90F946A
MB90F947A,
MB90F949A
10 ビットあるいは 8 ビット分解能
変換時間: 最小 4.9 µs
( サンプリング時間を含む。1 チャネルあたり。マシンクロック周波数に依存。)
1 チャネル
オーバフロー時に割込みを通知
アウトプットコンペア (ch0) と一致する場合のタイマクリアをサポート
動作クロック周波数:fsys, fsys/21, fsys/22, fsys/23, fsys/24, fsys/25, fsys/26, fsys/27
(fsys =マシンクロック周波数 )
16 ビットフリーランタイマ 0 ( クロック入力 FRCK0) は ICU 0/1, OCU 0/1/2/3 に対応
16 ビットフリーランタイマ 1 ( クロック入力 FRCK1) は ICU 2/3/4/5 に対応
4 チャネル
ICU 3/5 入力は
OCU 6/7 出力と共有
8 チャネル
16 ビットフリーランタイマとの一致時に割込みを通知
16 ビットコンペアレジスタ× 8
1 対のコンペアレジスタを出力信号生成用に使用可能
⎯
8/16 ビット
プログラマブル
パルスジェネレータ
(6 チャネル )
2 チャネル
動作クロック周波数:fsys/21, fsys/23, fsys/25 (fsys =マシンクロック周波数 )
外部イベントカウント機能をサポート
立上りエッジ , 立下りエッジ , あるいは両エッジに依存
16 ビットインプット 16 ビットキャプチャレジスタ× 6
外部イベント時割込みを通知
キャプチャ
(6 チャネル )
⎯
16 ビット
アウトプット
コンペア
MB90V390HB
ICU 3/5 入力は
OCU 6/7 出力と共有
8 ビットおよび 16 ビット動作モードをサポート
8 ビットリロードカウンタ× 12
L パルス幅用 8 ビットリロードレジスタ× 12
H パルス幅用 8 ビットリロードレジスタ× 12
1 対の 8 ビットリロードカウンタで , 16 ビットリロードカウンタを 1 個 , あるいは 8 ビット
プリスケーラに 8 ビットリロードカウンタを加えたものを構成することが可能
動作クロック周波数:fsys, fsys/21, fsys/22, fsys/23, fsys/24 あるいは 102.4 µs (fosc = 5 MHz)
(fsys =マシンクロック周波数 , fosc =発振クロック周波数 )
1 チャネル
5 チャネル
CAN 規格バージョン 2.0 パート A および B 準拠
エラー発生時に自動的に再伝送
リモートフレームに応答した自動伝送
CAN インタフェース データおよび ID 用の , 優先順位のある 16 個のメッセージバッファ
複数のメッセージをサポート
アクセプタンス・フィルタリングの柔軟な構成:
フルビットコンペア / フルビットマスク / パーシャルビットマスク 2 個
最大 1 Mbps をサポート
(続く)
4
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
品 名
項 目
外部割込み
(8 チャネル )
MB90947A
MB90F947A,
MB90F949A
MB90F946A
MB90V390HB
エッジ依存もしくはレベル依存でプログラム可能
ステッピングモータ
コントローラ
⎯
2 チャネル
時計タイマ
⎯
1 チャネル
サウンド
ジェネレータ
⎯
1 チャネル
マシンクロック出力
⎯
2 チャネル
( 非反転および反転 )
アドレス一致レジスタ× 3
アドレス一致レジスタ
×5
プログラムパッチ
機能
すべての外部ピンは仮想的に汎用入出力として使用可能
すべてプッシュプル出力
入力 / 出力あるいは周辺信号としてビット単位でプログラミング可能
入出力ポート
Automotive 入力レベル
(P21/RX1, P42/SDA, P43/SCL は CMOS シュミット入力レベル )
Automotive ( デフォル
ト ) あるいは CMOS
シュミット入力レベル
としてポート単位でプ
ログラミング可能
4 mA CMOS 出力付
き入出力ポート
P42, P43 を除くすべてのポート
P80, P81, PA0 ∼ PA7,
P42, P43 を除くすべて
のポート
3 mA CMOS 出力付
き入出力ポート
P42, P43
P42, P43
⎯
P80, P81, PA0 ∼ PA7
スルーレート制御に
より 30 mA CMOS 出
力付き入出力ポート
クロック
モジュレータ
パワーオンリセット
時の起動
位相変調モード
位相変調モード
周波数および位相変調
モード
PLL クロック変調により EMI を低減
3 × 216 発振サイクル ( 4 MHz 発振時 49.152 ms) +振動子の発振時間* 2
218 発振サイクル ( 4
MHz 発振時 65.536 ms)
+振動子の発振時間
*2
(続く)
DS07–13741–3
5
MB90945 シリーズ
(続き)
品 名
項 目
フラッシュメモリ
MB90947A
⎯
MB90F946A
MB90F947A,
MB90F949A
自動プログラミング , Embedded Algorithm
書込み / 消去 / 消去一時停止 / 消去再開コマンド
をサポート
アルゴリズム完了を示すフラグ
消去サイクルの数:10,000 回
データ保持期間:20 年間* 3
フラッシュメモリの固定ブートセクタを示すた
めにハードワイヤードリセットベクタが使用可
能
( アドレス FFA000H, モードデータ 00H)
ブートブロック構成
各ブロックで消去を実行可能
外部プログラミング電圧によるブロック保護
Fmax = 20 MHz 時書込みおよび消去
MB90V390HB
⎯
* 1: エミュレーションパッド (MB2147) をご使用いただく際のジャンパスイッチ SI の設定です。
詳細につきましては , エミュレータハードウェアマニュアルを参照してください。
* 2: 振動子の発振時間は , 振幅の 90%に達した時間です。
* 3: テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウスの式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ
換算しています ) 。
6
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
■ 端子配列図
・MB90947A/F946A/F947A/F949A
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
P03/IN3
P02/IN2
P01/IN1
P00/IN0
P81
P80
PA7
PA6
PA5
PA4
PA3
PA2
PA1
PA0
Vss
Vcc
P96
P92
P91
P94/SCK3
P95/SOT3
P93/SIN3
P90
P57/PPG01
P56/PPG00
P55/PPG15
RST
MD0
MD1
MD2
PB6/SOT4/AN14
AVcc
AVRH
AVRL
AVss
P60/AN0
P61/AN1
P62/AN2
P63/AN3
P64/AN4
P65/AN5
P66/AN6
P67/AN7
Vss
P51/PPG11
P52/PPG12
P53/PPG13
P54/PPG14
PB7/FRCK0
P97/FRCK1
P24/INT4
P25/INT5
P26/INT6
P27/INT7
P30
P31
P32
P33
P34/SOT0
P35/SCK0
P36/SIN0
P37
P44
P45/ADTG
Vcc
Vss
C
P40
P41
P42/SDA
P43/SCL
P46/INT0
P47/INT1
P50/PPG10
PB0/PPG02/AN8
PB1/PPG03/AN9
PB2/PPG04/AN10
PB3/PPG05/AN11
PB4/SIN4/AN12
PB5/SCK4/AN13
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
P23/INT3
P22/INT2
P21/RX1
P20/TX1
P17
P16
P15/TOT0
X0
X1
Vss
Vcc
P14/TIN0
P13
P12
P11/OUT3
P10/OUT2
P07/OUT1
P06/OUT0
P05/IN5
P04/IN4
(TOP VIEW)
(FPT-100P-M06)
DS07–13741–3
7
MB90945 シリーズ
・MB90V390HB
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
P03/IN3/OUT6
P02/IN2
P01/IN1
P00/IN0
P81
P80
PA7/PWM2M5
PA6/PWM2P5
PA5/PWM1M5
PA4PWM1P5
PA3/PWM2M4
PA2/PWM2P4
PA1/PWM1M4
PA0/PWM1P4
DVss
DVcc
P96/WOT
P92/SOT2
P91/SCK2
P94/SCK3
P95/SOT3
P93/SIN3
P90/SIN2
P57/PPG01/TX2
P56/PPG00/RX2
P55/PPG15
RST
MD0
MD1
MD2
PB6/SOT4/AN14
AVcc
AVRH
AVRL
AVss
P60/AN0
P61/AN1
P62/AN2
P63/AN3
P64/AN4
P65/AN5
P66/AN6
P67/AN7
Vss
P51/PPG11
P52/PPG12
P53/PPG13
P54/PPG14
PB7/FRCK0/HCLK
P97/FRCK1/HCLKX
P24/INT4
P25/INT5
P26/INT6
P27/INT7
P30/RX0
P31/TX0
P32/TIN1
P33/TOT1
P34/SOT0
P35/SCK0
P36/SIN0
P37/SIN1
P44
P45/ADTG
Vcc
Vss
C
P40/SCK1
P41/SOT1
P42/SDA
P43/SCL
P46/INT0
P47/INT1
P50/PPG10
PB0/PPG02/TX3/AN8
PB1/PPG03/RX3/AN9
PB2/PPG04/TX4/AN10
PB3/PPG05/RX4/AN11
PB4/SIN4/AN12
PB5/SCK4/AN13
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
P23/INT3
P22/INT2
P21/RX1
P20/TX1
P17/SGA
P16/SGO
P15/TOT0
X0
X1
Vss
Vcc
P14/TIN0
P13/OUT5
P12/OUT4
P11/OUT3
P10/OUT2
P07/OUT1
P06/OUT0
P05/IN5/OUT7
P04/IN4
(TOP VIEW)
(FPT-100P-M06)
As seen with QFP100 probe cable
8
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
■ 端子機能説明
端子番号
端子名
92
X1
93
X0
54
RST
77 ∼ 82
83 ∼ 86
P00 ∼ P05
回路形式
A
B
D
89
94
95, 96
97
98
P12, P13
P14
TIN0
P15
TOT0
P16, P17
P20
TX1
P21
RX1
99, 100,
P22 ∼ P27
1∼4
INT2 ∼ INT7
5∼8
9
10
11
P30 ∼ P33
P34
SOT0
P35
SCK0
P36
SIN0
リセット入力です。
汎用の入出力ポートです。
インプットキャプチャ 0 ∼ 5 の入力端子です。
D
OUT0 ∼ OUT3
87, 88
発振用出力です。
発振用入力です。
IN0 ∼ IN5
P06, P07,
P10, P11
機 能 説 明
汎用入出力ポートです。
アウトプットコンペアの出力端子です。
D
D
汎用の入出力ポートです。
汎用の入出力ポートです。
16 ビットリロードタイマ 0 の TIN0 入力端子です。
D
汎用の入出力ポートです。
16 ビットリロードタイマ 0 の TOT0 の出力端子です。
D
D
汎用の入出力ポートです。
汎用の入出力ポートです。
CAN インタフェース 1 の TX 出力端子です。
F
汎用の入出力ポートです。
CAN インタフェース 1 の RX 入力端子です。
D
汎用の入出力ポートです。
INT2 ∼ INT7 の外部割込み入力端子です。
D
D
汎用の入出力ポートです。
汎用の入出力ポートです。
UART0 の SOT 出力端子です。
D
汎用の入出力ポートです。
UART0 の SCK 入出力端子です。
D
汎用の入出力ポートです。
UART0 の SIN 入力端子です。
12
P37
D
汎用の入出力ポートです。
13
P44
D
汎用の入出力ポートです。
14
18, 19
20
21
22, 23
P45
ADTG
P40, P41
P42
SDA
P43
SCL
P46, P47
INT0, INT1
D
汎用の入出力ポートです。
A/D コンバータの外部トリガ入力端子です。
D
F
汎用の入出力ポートです。
汎用の入出力ポートです。
I2C インタフェースのシリアルデータです。
F
汎用の入出力ポートです。
I2C インタフェースのシリアルクロックです。
D
汎用の入出力ポートです。
INT0, INT1 の外部割込み入力端子です。
(続く)
DS07–13741–3
9
MB90945 シリーズ
端子番号
24
端子名
P50
PPG10
回路形式
D
PPG02 ∼ PPG05
汎用の入出力ポートです。
E
AN8 ∼ AN11
SIN4
汎用の入出力ポートです。
E
AN12
SCK4
汎用の入出力ポートです。
E
AN13
SOT4
汎用の入出力ポートです。
E
AN14
36 ∼ 43
45 ∼ 48
49
50
55
56, 57
P60 ∼ P67
E
FRCK0
P97
FRCK1
P55
PPG15
P56, P57
PPG00, PPG01
D
59
60
61
SIN2
P93
SIN3
P95
SOT3
P94
SCK3
D
SCK2
D
64
SOT2
P96
汎用の入出力ポートです。
16 ビットフリーランタイマ 1 の FRCK1 の入力端子です。
D
汎用の入出力ポートです。
PPGB の出力端子です。
D
汎用の入出力ポートです。
PPG0, PPG2 の出力端子です。
汎用の入出力ポートです。
D
D
UART2 (LIN/SCI/SPI) の SIN 入力端子です。
(MB90V390HB, MB90F946A のみ )
汎用の入出力ポートです。
UART3 (LIN/SCI/SPI) の SIN 入力端子です。
D
汎用の入出力ポートです。
UART3 (LIN/SCI/SPI) の SOT 出力端子です。
D
汎用の入出力ポートです。
UART3 (LIN/SCI/SPI) の SCK 入出力端子です。
汎用の入出力ポートです。
D
P92
63
汎用の入出力ポートです。
16 ビットフリーランタイマ 0 の FRCK0 の入力端子です。
P91
62
汎用の入出力ポートです。
PPG3, 5, 7, 9 の出力端子です。
P90
58
汎用の入出力ポートです。
A/D コンバータの入力端子です。
PPG11 ∼ PPG14
PB7
シリアル I/O の SOT 出力端子です。
A/D コンバータの入力端子です。
AN0 ∼ AN7
P51 ∼ P54
シリアル I/O の SCK 入出力端子です。
A/D コンバータの入力端子です。
PB6
31
シリアル I/O の SIN 入力端子です。
A/D コンバータの入力端子です。
PB5
30
PPG4, 6, 8, A の出力端子です。
A/D コンバータの入力端子です。
PB4
29
汎用の入出力ポートです。
PPG1 の出力端子です。
PB0 ∼ PB3
25 ∼ 28
機 能 説 明
UART2 (LIN/SCI/SPI) の SCK 入出力端子です。
(MB90V390HB, MB90F946A のみ )
汎用の入出力ポートです。
D
UART2 (LIN/SCI/SPI) の SOT 出力端子です。
(MB90V390HB, MB90F946A のみ )
D
汎用の入出力ポートです。
(続く)
10
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(続き)
端子番号
端子名
回路形式
機 能 説 明
67 ∼ 74
PA0 ∼ PA7
H
汎用の入出力ポートです。評価用デバイスでは , これらの端子は高
電流出力になります。
75, 76
P80, P81
H
汎用の入出力ポートです。評価用デバイスでは , これらの端子は高
電流出力になります。
32
AVCC
⎯
A/D コンバータ用の専用電源端子 (5 V) です。
33
AVRH
⎯
A/D コンバータ用の正の専用基準電圧端子です。
34
AVRL
⎯
A/D コンバータ用の負の専用基準電圧端子です。
35
AVss
⎯
A/D コンバータ用の専用電源端子 (0 V) です。
52, 53
MD1, MD0
C
動作モード指定用入力端子です。VCC あるいは VSS に直接つないで
使用してください。
51
MD2
G
動作モード指定用入力端子です。VCC あるいは VSS に直接つないで
使用してください。
15,
65,
90
Vcc
⎯
電源 (5 V) 入力端子です。評価用デバイスでは , 65 端子は高電流出
力の DVCC 供給端子です。
16,
44,
66,
91
Vss
⎯
電源 (0 V) 入力端子です。評価用デバイスでは , 66 端子は高電流出
力の DVSS 供給端子です。
17
C
⎯
電源安定化の容量端子です。0.1 µF 以上のセラミックコンデンサに
接続してください。
DS07–13741–3
11
MB90945 シリーズ
■ 入出力回路形式
回路形式
回 路
備 考
・ 発振帰還抵抗:約 1 MΩ
X1
Pch
クロック
入力
Nch
X0
A
スタンバイ制御信号
・ プルアップ抵抗付きCMOSヒステリシ
ス入力:約 50 kΩ
VCC
B
R (pull-up)
R
CMOS
ヒステリシス入力
R
C
CMOS
ヒステリシス入力
・ 評価用 /ROM デバイス:
CMOS ヒステリシス入力
・ フラッシュデバイス:CMOS 入力
・ CMOS 出力 (4 mA)
・ Automotive ヒステリシス入力
VCC
Pch
D
Nch
R
Automotive
ヒステリシス入力
(続く)
12
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(続き)
回路形式
回 路
備 考
・ CMOS 出力 (4 mA)
・ Automotive ヒステリシス入力
・ アナログ入力
VCC
Pch
Nch
E
Pch
アナログ入力
Nch
R
Automotive
ヒステリシス入力
・ CMOS 出力
P42, P43:3 mA
P21:4 mA
・ CMOS ヒステリシス入力
VCC
Pch
F
Nch
R
CMOS
ヒステリシス入力
CMOS
ヒステリシス入力
R
G
R (pull-down)
・ 評価用 /ROM デバイス:
スルーレート制御付き
CMOS 高電流出力 (30 mA)
・ フラッシュデバイス:
CMOS 出力 (4 mA)
・ Automotive ヒステリシス入力
VCC
Pch
H
Nch
R
DS07–13741–3
・ 評価用 /ROM デバイス:
プルダウン抵抗付きCMOSヒステリシ
ス入力:約 50 kΩ
・ フラッシュデバイス:
プルダウンなし CMOS 入力
Automotive
ヒステリシス入力
13
MB90945 シリーズ
■ デバイスの取り扱いについて
デバイスを取り扱う際には , 以下のことを特に注意してください。
・ ラッチアップの防止
・ 供給電圧の安定化
・ 未使用端子の処理
・ 外部クロックの使用
・ 電源端子 (VCC/VSS)
・ プルアップ / プルダウン抵抗
・ 水晶発振回路
・ A/D コンバータの電源 , アナログ入力の投入順序
・ A/D コンバータの未使用時の端子処理
・ 電源投入時の注意
・ PLL クロックモード動作中の注意
1. ラッチアップの防止
CMOS IC チップでは , 以下のような状態でラッチアップ現象を生じることがあります。
・入力端子や出力端子に VCC より高い電圧あるいは VSS より低い電圧が印加された場合
・VCC と VSS 間に定格を超える電圧が印加された場合
・VCC 電圧の前に AVCC 電源が印加された場合
ラッチアップ現象が発生すると電源電流が激増し , デバイスの熱破壊に至る場合がありますので , 使用に際しては , 最
大定格を超えることのないよう十分注意してください。
同様の理由により , アナログ電源電圧 (AVCC, AVRH) がデジタル電源電圧を超えることのないよう十分注意してくださ
い。
2. 供給電圧の安定化
Vcc 電源電圧の動作保証内においても , 電源電圧の急激な変化があると誤動作を起こす場合がありますので , Vcc 電源
電圧を安定させてください。
安定化の基準としては , 商用周波数 (50 Hz ∼ 60 Hz) での Vcc リプル変動 (peak to peak 値 ) は , 標準 Vcc 電源電圧値の
10% 以下に , また電源の切替え時などの瞬時変化においては , 過渡変動率が 0.1 V/ms 以下になるように電源電圧を抑えて
ください。
3. 未使用端子の処理
使用していない入力端子を開放のままにしておくと , 誤動作およびラッチアップによる永久破損の原因となることがあ
りますので, 抵抗を介して, pull-upまたはpull-downなどの処理をしてください。この場合, 抵抗は2 kΩ以上にしてください。
また , 使用していない入力端子については出力状態にして開放とするか , 入力状態の場合は入力端子と同じ処置をして
ください。
4. 外部クロックの使用
外部クロックを使用する場合は , X0 端子のみを駆動して X1 端子は開放してください。
MB90945 シリーズ
X0
X1
5. 電源端子 (VCC/VSS)
・ VCC, VSS 端子が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するために , 同電位にすべき端子は
デバイス内部で接続してあります。
不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作防止 , 総出力電流規格を守るなどのために , 必
ず VCC, VSS 端子を外部で電源 , およびグランドに接続してください。
・ 電流供給源からできる限り低インピーダンスでこのデバイスの VCC, VSS に接続するように配慮してください。
・ 電源ノイズ対策として , このデバイスの VCC と VSS 端子の近くで , VCC と VSS の間に 0.1 µF 程度のコンデンサをバイパ
スコンデンサとして接続することをお薦めします。
14
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
VCC
VSS
VCC
VSS
VSS
VCC
MB90945
シリーズ
VCC
VSS
VSS
VCC
6. プルアップ / プルダウン抵抗
MB90945シリーズは内蔵のプルアップ/プルダウン抵抗器をサポートしていません。必要に応じて外付けしてください。
7. 水晶発振回路
X0, X1 端子の近辺のノイズはこのデバイスの誤動作の元となります。X0, X1 端子および水晶振動子 ( あるいはセラミッ
ク振動子 ) , さらにグランドへのバイパスコンデンサはできる限り近くになるように , またその配線は , 他の配線とできる
限り交差しないようにプリント基板を設計してください。
また , X0, X1 端子の回りをグランドで囲むようなプリント基板アートワークは , 安定した動作を期待できますので , 強
くお薦めします。
8. A/D コンバータの電源 , アナログ入力の投入順序
A/D コンバータの電源 (AVCC, AVRH, AVRL) およびアナログ入力 (AN0 ∼ AN14) の印加は必ずデジタル電源 (VCC) の投
入後に行ってください。
また , 電源切断時は A/D コンバータの電源およびアナログ入力の遮断の後で , デジタル電源の遮断を行ってください。
その際 , AVRH または AVCC を超えないように投入・切断を行ってください ( アナログ電源とデジタル電源を同時に投入 ,
切断することは問題ありません ) 。
9. A/D コンバータの未使用時の端子処理
A/D コンバータを使用しないときは , AVCC = VCC, AVSS = AVRH = AVRL = VSS に接続してください。
10.電源投入時の注意
内部に内蔵している降圧回路の誤動作を防ぐために , 電源投入時における電圧の立上り時間は , 50 µs (0.2 V ∼ 2.7 V の
間 ) 以上を確保してください。
11.PLL クロックモード動作中の注意
本マイコンはPLLクロックを選択しているときに振動子が外れたり, あるいはクロック入力が停止したりした場合, PLL
内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。この動作は保証外の動作です。
DS07–13741–3
15
MB90945 シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
・MB90F946A
X0, X1
RST
フェーズ
モジュレータ
付き
F2MC-16LX
CPU
クロック制御部
RAM
16 K バイト
フラッシュ
384 K バイト
SIN2/3
IN5 ∼ IN0
16 ビット
フリーラン
タイマ 1
UART0
8/16 ビット
PPG
6 チャネル
UART2/3
(LIN/SCI/
SPI)
内部データバス
プリスケーラ× 2
SCK2/3
インプット
キャプチャ
6 チャネル
プリスケーラ
SIN0
SOT2/3
FRCK0
アウトプット
コンペア
4 チャネル
SOT0
SCK0
16 ビット
フリーラン
タイマ 0
CAN
インタフェース 1
外部割込み
OUT3 ∼ OUT0
FRCK1
PPG15 ∼ PPG10
PPG05 ∼ PPG00
RX1
TX1
INT7 ∼ INT0
プリスケーラ
SOT4
SCK4
シリアル
I/O
I2 C
インタフェース
SIN4
AVCC
AVSS
AN14 ~ AN0
AVRH
10 ビット
A/D コンバータ
15 入力チャネル
16 ビット
リロード
タイマ
1 チャネル
SDA
SCL
TIN0
TOT0
AVRL
ADTG
16
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
・MB90947A
X0, X1
RST
フェーズ
モジュレータ
付き
F2MC-16LX
CPU
クロック制御部
RAM
6 K バイト
ROM
128 K バイト
SIN3
IN5 ∼ IN0
16 ビット
フリーラン
タイマ 1
UART0
8/16 ビット
PPG
6 チャネル
UART3
(LIN/SCI/
SPI)
内部データバス
プリスケーラ
SCK3
インプット
キャプチャ
6 チャネル
プリスケーラ
SIN0
SOT3
FRCK0
アウトプット
コンペア
4 チャネル
SOT0
SCK0
16 ビット
フリーラン
タイマ 0
CAN
インタフェース 1
外部割込み
OUT3 ∼ OUT0
FRCK1
PPG15 ∼ PPG10
PPG05 ∼ PPG00
RX1
TX1
INT7 ∼ INT0
プリスケーラ
SOT4
SCK4
シリアル
I/O
I2C
インタフェース
SIN4
AVCC
AVSS
AN14 ~ AN0
AVRH
10 ビット
A/D コンバータ
15 入力チャネル
16 ビット
リロード
タイマ
1 チャネル
SDA
SCL
TIN0
TOT0
AVRL
ADTG
DS07–13741–3
17
MB90945 シリーズ
・MB90F947A
X0, X1
RST
フェーズ
モジュレータ
付き
F2MC-16LX
CPU
クロック制御部
RAM
6 K バイト
フラッシュ
128 K バイト
SIN3
IN5 ∼ IN0
16 ビット
フリーラン
タイマ 1
UART0
8/16 ビット
PPG
6 チャネル
内部データバス
プリスケーラ
SCK3
インプット
キャプチャ
6 チャネル
プリスケーラ
SIN0
SOT3
FRCK0
アウトプット
コンペア
4 チャネル
SOT0
SCK0
16 ビット
フリーラン
タイマ 0
CAN
インタフェース 1
OUT3 ∼ OUT0
FRCK1
PPG15 ∼ PPG10
PPG05 ∼ PPG00
RX1
TX1
UART3
(LIN/SCI/
SPI)
外部割込み
INT7 ∼ INT0
プリスケーラ
SOT4
SCK4
シリアル
I/O
I2C
インタフェース
SIN4
AVCC
AVSS
AN14 ∼ AN0
AVRH
10 ビット
A/D コンバータ
15 入力チャネル
16 ビット
リロード
タイマ
1 チャネル
SDA
SCL
TIN0
TOT0
AVRL
ADTG
18
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
・MB90F949A
X0, X1
RST
フェーズ
モジュレータ
付き
F2MC-16LX
CPU
クロック制御部
RAM
12 K バイト
フラッシュ
256 K バイト
SIN3
IN5 ∼ IN0
16 ビット
フリーラン
タイマ 1
UART0
8/16 ビット
PPG
6 チャネル
UART3
(LIN/SCI/
SPI)
内部データバス
プリスケーラ
SCK3
インプット
キャプチャ
6 チャネル
プリスケーラ
SIN0
SOT3
FRCK0
アウトプット
コンペア
4 チャネル
SOT0
SCK0
16 ビット
フリーラン
タイマ 0
CAN
インタフェース 1
外部割込み
OUT3 ∼ OUT0
FRCK1
PPG15 ∼ PPG10
PPG05 ∼ PPG00
RX1
TX1
INT7 ∼ INT0
プリスケーラ
SOT4
SCK4
シリアル
I/O
I2C
インタフェース
SIN4
AVCC
AVSS
AN14 ∼ AN0
AVRH
10 ビット
A/D コンバータ
15 入力チャネル
16 ビット
リロード
タイマ
1 チャネル
SDA
SCL
TIN0
TOT0
AVRL
ADTG
DS07–13741–3
19
MB90945 シリーズ
■ メモリマップ
MB90947A
MB90F947A
MB90F946A
FF0000H
FEFFFFH
FE0000H
FDFFFFH
FD0000H
FFFFFFH
FFFFFFH
FFFFFFH
ROM (FF バンク )
ROM (FE バンク )
FF0000H
FEFFFFH
FE0000H
MB90F949A
ROM (FF バンク )
ROM (FE バンク )
ROM (FD バンク )
FF0000H
FEFFFFH
FE0000H
FDFFFFH
FD0000H
FCFFFFH
FC0000H
FFFFFFH
ROM (FF バンク )
ROM (FE バンク )
ROM (FD バンク )
ROM (FC バンク )
FBFFFFH
FB0000H
FAFFFFH
FA0000H
F9FFFFH
F90000H
MB90V390HB
ROM (FB バンク )
FF0000H
FEFFFFH
FE0000H
FDFFFFH
FD0000H
FCFFFFH
FC0000H
FBFFFFH
FB0000H
FAFFFFH
008000H
0050FFH
004100H
F90000H
8017FFH
00FFFFH
ROM (FF バンク
ROM (FF バンク
のイメージ )
004000H/
004000H/ のイメージ )
008000H
008000H
00FFFFH
ROM (FC バンク )
ROM (FB バンク )
00FFFFH
008000H
ROM (F9 バンク )
RAM 6 K バイト
ROM (FF バンク
のイメージ )
0070FFH
RAM 12 K バイト
RAM 4 K バイト
周辺
003500H
0030FFH
RAM 12 K バイト
003500H
周辺
周辺
周辺
003500H
0030FFH
0000BFH
000000H
周辺
003500H
0030FFH
RAM 12 K バイト
0018FFH
000100H
000100H
004100H
003FFFH
003FFFH
003FFFH
003FFFH
0000BFH
000000H
ROM (FD バンク )
FA0000H
F9FFFFH
ROM (F9 バンク )
ROM (FF バンク
のイメージ )
ROM (FE バンク )
ROM (FA バンク )
ROM (FA バンク )
800000H
00FFFFH
ROM (FF バンク )
RAM 6 K バイト
周辺
000100H
0000BFH
000000H
RAM 12 K バイト
000100H
周辺
0000BFH
000000H
周辺
:アクセス禁止
(注意事項) 00 バンクの上位に FF バンクの ROM データがイメージで見えるようになっていますが , これは C コンパイ
ラのスモールモデルを有効に生かすためです。FF バンクの下位 16 ビットアドレスと 00 バンクの下位
16 ビットアドレスは同じになるようにしてありますので , ポインタで far 指定を宣言しなくとも ROM 内の
テーブルを参照できます。
たとえば 00C000H をアクセスした場合に , 実際には FFC000H の ROM 内容がアクセスされることになります。
ここで , FF バンクの ROM 領域は , 32/48 K バイトを超えますので , 00 バンクのイメージにすべての領域を
見せることができません。
したがって , FF4000H/FF8000H ∼ FFFFFFH の ROM データは 00 バンクのイメージに見えますが , 一方
FF0000H ∼ FF3FFFH/FF7FFFH は FF バンクのイメージにしか見えません。
20
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
■ I/O マップ
アドレス
レジスタ名称
レジスタ
略称
読込み /
書込み
リソース名
初期値
00H
ポート 0 データレジスタ
PDR0
R/W
ポート 0
XXXXXXXX
01H
ポート 1 データレジスタ
PDR1
R/W
ポート 1
XXXXXXXX
02H
ポート 2 データレジスタ
PDR2
R/W
ポート 2
XXXXXXXX
03H
ポート 3 データレジスタ
PDR3
R/W
ポート 3
XXXXXXXX
04H
ポート 4 データレジスタ
PDR4
R/W
ポート 4
XXXXXXXX
05H
ポート 5 データレジスタ
PDR5
R/W
ポート 5
XXXXXXXX
06H
ポート 6 データレジスタ
PDR6
R/W
ポート 6
XXXXXXXX
08H
ポート 8 データレジスタ
PDR8
R/W
ポート 8
XXXXXXXX
09H
ポート 9 データレジスタ
PDR9
R/W
ポート 9
XXXXXXXX
0AH
ポート A データレジスタ
PDRA
R/W
ポート A
XXXXXXXX
0BH
ポート B データレジスタ
PDRB
R/W
ポート B
XXXXXXXX
0CH
アナログ入力許可レジスタ 0
ADER0
R/W
ポート 6, A/D
11111111
0DH
アナログ入力許可レジスタ 1/
ADC 選択レジスタ
ADER1
R/W
ポート B, A/D
01111111
0EH
入力レベル選択レジスタ
(MB90V390HB のみ )
ILSR
R/W
ポート
00000000
0FH
入力レベル選択レジスタ
(MB90V390HB のみ )
ILSR
R/W
ポート
00000000
10H
ポート 0 方向レジスタ
DDR0
R/W
ポート 0
00000000
11H
ポート 1 方向レジスタ
DDR1
R/W
ポート 1
00000000
12H
ポート 2 方向レジスタ
DDR2
R/W
ポート 2
00000000
13H
ポート 3 方向レジスタ
DDR3
R/W
ポート 3
00000000
14H
ポート 4 方向レジスタ
DDR4
R/W
ポート 4
00000000
15H
ポート 5 方向レジスタ
DDR5
R/W
ポート 5
00000000
16H
ポート 6 方向レジスタ
DDR6
R/W
ポート 6
00000000
18H
ポート 8 方向レジスタ
DDR8
R/W
ポート 8
XXXXXX00
19H
ポート 9 方向レジスタ
DDR9
R/W
ポート 9
00000000
1AH
ポート A 方向レジスタ
DDRA
R/W
ポート A
00000000
1BH
ポート B 方向レジスタ
DDRB
R/W
ポート B
00000000
20H
シリアルモードコントロールレジスタ 0
UMC0
R/W
00000100
21H
ステータスレジスタ 0
USR0
R/W
00010000
22H
入力データレジスタ 0/
出力データレジスタ 0
UIDR0/
UODR0
R/W
23H
レート / データレジスタ 0
URD0
R/W
07H
( 予約領域 )
17H
( 予約領域 )
1CH ∼ 1FH
( 予約領域 )
24H ∼ 2BH
UART0
XXXXXXXX
0000000X
( 予約領域 )
(続く)
DS07–13741–3
21
MB90945 シリーズ
アドレス
レジスタ名称
レジスタ
略称
読込み /
書込み
リソース名
初期値
2CH
シリアルモードコントロールレジスタ 4
SMCS4
R/W
2DH
シリアルモードコントロールレジスタ 4
SMCS4
R/W
2EH
シリアルデータレジスタ 4
SDR4
R/W
2FH
シリアル I/O プリスケーラ /
エッジセレクタ 4
CDCR4
R/W
0 X 0 X 0000
30H
外部割込み許可レジスタ
ENIR
R/W
00000000
31H
外部割込み要求レジスタ
EIRR
R/W
32H
検出レベル設定レジスタ
ELVR
R/W
33H
検出レベル設定レジスタ
ELVR
R/W
00000000
34H
A/D 制御ステータスレジスタ 0
ADCS0
R/W
00000000
35H
A/D 制御ステータスレジスタ 1
ADCS1
R/W
36H
A/D データレジスタ 0
ADCR0
R
37H
A/D データレジスタ 1
ADCR1
R/W
38H
PPG0 動作モード制御レジスタ
PPGC0
R/W
39H
PPG1 動作モード制御レジスタ
PPGC1
R/W
3AH
PPG0 および PPG1 クロック選択レジスタ
PPG01
R/W
3BH
00000010
シリアル I/O
インタフェース
XXXXXXXX
XXXXXXXX
外部割込み
00000000
00000000
A/D コンバータ
XXXXXXXX
000000XX
16 ビット
プログラマブルパルス
ジェネレータ 0/1
0X000XX1
16 ビット
プログラマブルパルス
ジェネレータ 2/3
0X000XX1
16 ビット
プログラマブルパルス
ジェネレータ 4/5
0X000XX1
16 ビット
プログラマブルパルス
ジェネレータ 6/7
0X000XX1
16 ビット
プログラマブルパルス
ジェネレータ 8/9
0X000XX1
16 ビット
プログラマブルパルス
ジェネレータ A/B
0X000XX1
16 ビット
リロードタイマ 0
00000000
0X000001
000000XX
( 予約領域 )
3CH
PPG2 動作モード制御レジスタ
PPGC2
R/W
3DH
PPG3 動作モード制御レジスタ
PPGC3
R/W
3EH
PPG2 および PPG3 クロック選択レジスタ
PPG23
R/W
3FH
0X000001
000000XX
( 予約領域 )
40H
PPG4 動作モード制御レジスタ
PPGC4
R/W
41H
PPG5 動作モード制御レジスタ
PPGC5
R/W
42H
PPG4 および PPG5 クロック選択レジスタ
PPG45
R/W
43H
0X000001
000000XX
( 予約領域 )
44H
PPG6 動作モード制御レジスタ
PPGC6
R/W
45H
PPG7 動作モード制御レジスタ
PPGC7
R/W
46H
PPG6 および PPG7 クロック選択レジスタ
PPG67
R/W
47H
0X000001
000000XX
( 予約領域 )
48H
PPG8 動作モード制御レジスタ
PPGC8
R/W
49H
PPG9 動作モード制御レジスタ
PPGC9
R/W
4AH
PPG8 および PPG9 クロック選択レジスタ
PPG89
R/W
4BH
0X000001
000000XX
( 予約領域 )
4CH
PPGA 動作モード制御レジスタ
PPGCA
R/W
4DH
PPGB 動作モード制御レジスタ
PPGCB
R/W
4EH
PPGA および PPGB クロック選択レジスタ
PPGAB
R/W
4FH
0X000001
000000XX
( 予約領域 )
50H
タイマコントロールステータスレジスタ 0
TMCSR0
R/W
51H
タイマコントロールステータスレジスタ 0
TMCSR0
R/W
52H, 53H
XXXX0000
XXXX0000
( 予約領域 )
(続く)
22
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
アドレス
レジスタ名称
レジスタ
略称
読込み /
書込み
リソース名
初期値
54H
インプットキャプチャコントロール
ステータスレジスタ 0/1
ICS01
R/W
インプットキャプチャ
0/1
00000000
55H
インプットキャプチャコントロール
ステータスレジスタ 2/3
ICS23
R/W
インプットキャプチャ
2/3
00000000
56H
インプットキャプチャコントロール
ステータスレジスタ 4/5
ICS45
R/W
インプットキャプチャ
4/5
00000000
57H
( 予約領域 )
58H
アウトプットコンペアコントロール
ステータスレジスタ 0
OCS0
R/W
59H
アウトプットコンペアコントロール
ステータスレジスタ 1
OCS1
R/W
5AH
アウトプットコンペアコントロール
ステータスレジスタ 2
OCS2
R/W
5BH
アウトプットコンペアコントロール
ステータスレジスタ 3
OCS3
R/W
5CH ∼ 6EH
6FH
アウトプットコンペア
0/1
アウトプットコンペア
2/3
0000XX00
0XX00000
0000XX00
0XX00000
( 予約領域 )
ROM ミラー
70H ∼ 7FH
ROMM
W
ROM ミラー
XXXXXXX1
( 予約領域 )
80H ∼ 8FH CAN インタフェース 1 用の予約領域 “■ CAN コントローラ ” を参照。
90H ∼ 9DH
( 予約領域 )
9EH
ROM コレクションコントロール
ステータスレジスタ 0
9FH
遅延割込み要因発生 / 解除レジスタ
A0H
A1H
PACSR0
R/W
ROM コレクション 0
00000000
DIRR
R/W
遅延割込み発生
モジュール
XXXXXXX0
低消費電力モード制御レジスタ
LPMCR
R/W
低消費電力
コントローラ
00011000
クロック選択レジスタ
CKSCR
R/W
低消費電力
コントローラ
11111100
A2H ∼ A7H
( 予約領域 )
A8H
ウォッチドッグタイマ制御レジスタ
WDTC
R/W
ウォッチドッグタイマ
XXXXX111
A9H
タイムベースタイマ制御レジスタ
TBTC
R/W
タイムベースタイマ
1XX00100
R/W
フラッシュメモリ
000X0000
AAH ∼
ADH
AEH
( 予約領域 )
フラッシュメモリコントロールステータ
スレジスタ ( フラッシュ品のみ。他は予約
領域 )
AFH
FMCS
( 予約領域 )
(続く)
DS07–13741–3
23
MB90945 シリーズ
アドレス
レジスタ名称
レジスタ
略称
読込み /
書込み
リソース名
初期値
B0H
割込み制御レジスタ 00
ICR00
R/W
00000111
B1H
割込み制御レジスタ 01
ICR01
R/W
00000111
B2H
割込み制御レジスタ 02
ICR02
R/W
00000111
B3H
割込み制御レジスタ 03
ICR03
R/W
00000111
B4H
割込み制御レジスタ 04
ICR04
R/W
00000111
B5H
割込み制御レジスタ 05
ICR05
R/W
00000111
B6H
割込み制御レジスタ 06
ICR06
R/W
00000111
B7H
割込み制御レジスタ 07
ICR07
R/W
B8H
割込み制御レジスタ 08
ICR08
R/W
B9H
割込み制御レジスタ 09
ICR09
R/W
00000111
BAH
割込み制御レジスタ 10
ICR10
R/W
00000111
BBH
割込み制御レジスタ 11
ICR11
R/W
00000111
BCH
割込み制御レジスタ 12
ICR12
R/W
00000111
BDH
割込み制御レジスタ 13
ICR13
R/W
00000111
BEH
割込み制御レジスタ 14
ICR14
R/W
00000111
BFH
割込み制御レジスタ 15
ICR15
R/W
00000111
C0H ∼ FFH
00000111
割込みコントローラ
00000111
( 予約領域 )
(続く)
24
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
アドレス
レジスタ名称
レジスタ
略称
読込み /
書込み
リソース名
初期値
3500H
リロードレジスタ L
PRLL0
R/W
3501H
リロードレジスタ H
PRLH0
R/W
3502H
リロードレジスタ L
PRLL1
R/W
3503H
リロードレジスタ H
PRLH1
R/W
3504H
リロードレジスタ L
PRLL2
R/W
3505H
リロードレジスタ H
PRLH2
R/W
3506H
リロードレジスタ L
PRLL3
R/W
3507H
リロードレジスタ H
PRLH3
R/W
3508H
リロードレジスタ L
PRLL4
R/W
3509H
リロードレジスタ H
PRLH4
R/W
350AH
リロードレジスタ L
PRLL5
R/W
350BH
リロードレジスタ H
PRLH5
R/W
350CH
リロードレジスタ L
PRLL6
R/W
350DH
リロードレジスタ H
PRLH6
R/W
350EH
リロードレジスタ L
PRLL7
R/W
350FH
リロードレジスタ H
PRLH7
R/W
3510H
リロードレジスタ L
PRLL8
R/W
3511H
リロードレジスタ H
PRLH8
R/W
3512H
リロードレジスタ L
PRLL9
R/W
3513H
リロードレジスタ H
PRLH9
R/W
3514H
リロードレジスタ L
PRLLA
R/W
3515H
リロードレジスタ H
PRLHA
R/W
3516H
リロードレジスタ L
PRLLB
R/W
3517H
リロードレジスタ H
PRLHB
R/W
3518H
シリアルモードレジスタ
SMR3
R/W
00000000
3519H
シリアル制御レジスタ
SCR3
R/W
00000000
351AH
受信 / 送信データレジスタ
RDR3/
TDR3
R/W
00000000
351BH
シリアルステータスレジスタ
SSR3
R/W
351CH
拡張通信コントロールレジスタ
ECCR3
R/W
000000XX
351DH
拡張ステータス / コントロールレジスタ
ESCR3
R/W
00000100
351EH
ボーレートレジスタ 0
BGR03
R/W
00000000
351FH
ボーレートレジスタ 1
BGR13
R/W
00000000
3520H
インプットキャプチャレジスタ 0
IPCP0
R
XXXXXXXX
3521H
インプットキャプチャレジスタ 0
IPCP0
R
3522H
インプットキャプチャレジスタ 1
IPCP1
R
インプットキャプチャ XXXXXXXX
0/1
XXXXXXXX
3523H
インプットキャプチャレジスタ 1
IPCP1
R
DS07–13741–3
XXXXXXXX
16 ビット
XXXXXXXX
プログラマブルパルス
XXXXXXXX
ジェネレータ 0/1
XXXXXXXX
XXXXXXXX
16 ビット
XXXXXXXX
プログラマブルパルス
XXXXXXXX
ジェネレータ 2/3
XXXXXXXX
XXXXXXXX
16 ビット
XXXXXXXX
プログラマブルパルス
XXXXXXXX
ジェネレータ 4/5
XXXXXXXX
XXXXXXXX
16 ビット
XXXXXXXX
プログラマブルパルス
XXXXXXXX
ジェネレータ 6/7
XXXXXXXX
XXXXXXXX
16 ビット
XXXXXXXX
プログラマブルパルス
XXXXXXXX
ジェネレータ 8/9
XXXXXXXX
XXXXXXXX
16 ビット
XXXXXXXX
プログラマブルパルス
XXXXXXXX
ジェネレータ A/B
XXXXXXXX
UART3
00001000
XXXXXXXX
(続く)
25
MB90945 シリーズ
アドレス
レジスタ名称
レジスタ
略称
読込み /
書込み
リソース名
初期値
3524H
インプットキャプチャレジスタ 2
IPCP2
R
XXXXXXXX
3525H
インプットキャプチャレジスタ 2
IPCP2
R
3526H
インプットキャプチャレジスタ 3
IPCP3
R
インプットキャプチャ XXXXXXXX
2/3
XXXXXXXX
3527H
インプットキャプチャレジスタ 3
IPCP3
R
XXXXXXXX
3528H
インプットキャプチャレジスタ 4
IPCP4
R
XXXXXXXX
3529H
インプットキャプチャレジスタ 4
IPCP4
R
352AH
インプットキャプチャレジスタ 5
IPCP5
R
インプットキャプチャ XXXXXXXX
4/5
XXXXXXXX
352BH
インプットキャプチャレジスタ 5
IPCP5
R
XXXXXXXX
352CH
タイマデータレジスタ 0
TCDT0
R/W
00000000
352DH
タイマデータレジスタ 0
TCDT0
R/W
352EH
タイマ制御レジスタ 0
TCCS0
R/W
352FH
タイマ制御レジスタ 0
TCCS0
R/W
0XXXXXXX
3530H
アウトプットコンペアレジスタ 0
OCCP0
R/W
XXXXXXXX
3531H
アウトプットコンペアレジスタ 0
OCCP0
R/W
3532H
アウトプットコンペアレジスタ 1
OCCP1
R/W
アウトプットコンペア XXXXXXXX
0/1
XXXXXXXX
3533H
アウトプットコンペアレジスタ 1
OCCP1
R/W
XXXXXXXX
3534H
アウトプットコンペアレジスタ 2
OCCP2
R/W
XXXXXXXX
3535H
アウトプットコンペアレジスタ 2
OCCP2
R/W
3536H
アウトプットコンペアレジスタ 3
OCCP3
R/W
アウトプットコンペア XXXXXXXX
2/3
XXXXXXXX
3537H
アウトプットコンペアレジスタ 3
OCCP3
R/W
XXXXXXXX
00000000
3538H ∼
353BH
タイマデータレジスタ 1
TCDT1
R/W
353DH
タイマデータレジスタ 1
TCDT1
R/W
353EH
タイマ制御レジスタ 1
TCCS1
R/W
353FH
タイマ制御レジスタ 1
TCCS1
R/W
3540H
タイマレジスタ 0/ リロードレジスタ 0
TMR0/
TMRLR0
R/W
タイマレジスタ 0/ リロードレジスタ 0
TMR0/
TMRLR0
R/W
3542H ∼
356DH
356EH
356FH ∼
359FH
00000000
00000000
( 予約領域 )
353CH
3541H
16 ビット
フリーランタイマ 0
16 ビット
フリーランタイマ 1
00000000
00000000
0XXXXXXX
XXXXXXXX
16 ビット
リロードタイマ 0
XXXXXXXX
( 予約領域 )
CAN ダイレクトモードレジスタ
CDMR
R/W
CAN クロック同期
XXXXXXX0
( 予約領域 )
(続く)
26
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
アドレス
35A0H
35A1H
レジスタ名称
I2C バスステータスレジスタ
2
I C バス制御レジスタ
35A2H
35A3H
I2C 10 ビットスレーブアドレスレジスタ
35A4H
35A5H
35A6H
35A7H
35A8H
I2C 10 ビットアドレスマスクレジスタ
読込み /
書込み
IBSR
R
00000000
IBCR
R/W
00000000
ITBAL
R/W
00000000
ITBAH
R/W
ITMKL
R/W
リソース名
初期値
00000000
2
I C インタフェース
11111111
ITMKH
R/W
00111111
2
ISBA
R/W
00000000
2
ISMK
R/W
01111111
2
IDAR
R/W
00000000
I C 7 ビットスレーブアドレスレジスタ
I C 7 ビットアドレスマスクレジスタ
I C データレジスタ
35A9H ∼
35AAH
35ABH
レジスタ
略称
( 予約領域 )
I2C クロック制御レジスタ
35ACH ∼
35C8H
ICCR
R/W
I2C インタフェース
00011111
インプットキャプチャ
0/1
XXXXX0XX
( 予約領域 )
35C9H
インプットキャプチャエッジレジスタ 0/1
ICE01
R/W
35CAH
インプットキャプチャエッジレジスタ 2/3
ICE23
R
35CBH
インプットキャプチャエッジレジスタ 4/5
ICE45
R/W
インプットキャプチャ
4/5
XXXXX0XX
W
PLL
XXXX0000
35CCH ∼
35CEH
35CFH
インプットキャプチャ
XXXXXXXX
2/3
( 予約領域 )
PLL/ 特殊構成制御レジスタ
35D0H ∼
35D7H
PSCCR
( 予約領域 )
35D8H
シリアルモードレジスタ
SMR2
R/W
00000000
35D9H
シリアル制御レジスタ
SCR2
R/W
00000000
35DAH
受信 / 送信データレジスタ
RDR2/
TDR2
R/W
00000000
35DBH
シリアルステータスレジスタ
SSR2
R/W
35DCH
拡張通信コントロールレジスタ
ECCR2
R/W
35DDH
拡張ステータス / コントロールレジスタ
ESCR2
R/W
00000100
35DEH
ボーレートレジスタ 0
BGR02
R/W
00000000
35DFH
ボーレートレジスタ 1
BGR12
R/W
00000000
UART2
(MB90V390HB,
MB90F946A のみ )
00001000
000000XX
(続く)
DS07–13741–3
27
MB90945 シリーズ
(続き)
アドレス
レジスタ名称
レジスタ
略称
読込み /
書込み
リソース名
初期値
35E0H
ROM コレクションアドレスレジスタ 0
PADR0
R/W
XXXXXXXX
35E1H
ROM コレクションアドレスレジスタ 0
PADR0
R/W
XXXXXXXX
35E2H
ROM コレクションアドレスレジスタ 0
PADR0
R/W
XXXXXXXX
35E3H
ROM コレクションアドレスレジスタ 1
PADR1
R/W
35E4H
ROM コレクションアドレスレジスタ 1
PADR1
R/W
35E5H
ROM コレクションアドレスレジスタ 1
PADR1
R/W
XXXXXXXX
アドレス一致検出機能
XXXXXXXX
0
XXXXXXXX
35E6H
ROM コレクションアドレスレジスタ 2
PADR2
R/W
XXXXXXXX
35E7H
ROM コレクションアドレスレジスタ 2
PADR2
R/W
XXXXXXXX
35E8H
ROM コレクションアドレスレジスタ 2
PADR2
R/W
XXXXXXXX
35E9H ∼
37FFH
( 予約領域 )
3800H ∼
38FFH
CAN インタフェース 1 用の領域。“■ CAN コントローラ ” を参照。
3900H ∼
39FFH
CAN インタフェース 1 用の領域。“■ CAN コントローラ ” を参照。
3A00H ∼
3FFFH
( 予約領域 )
_ :未使用
X :不定
(注意事項)I/O マップ内の予約領域への書込みは行わないでください。予約領域を読み出した場合は , 不定が読み出され
ます。
28
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
■ CAN コントローラ
CAN コントローラの特徴:
・ CAN 規格バージョン 2.0, パート A および B 準拠
- 標準フレームフォーマットおよび拡張フレームフォーマットでの送信 / 受信機能をサポート
・ リモートフレームを受信することによるデータ・フレーム送信機能をサポート
・ 16 本のメッセージ送信 / 受信バッファ
- 29 ビット ID および 8 バイトデータ
- マルチレベルメッセージバッファ構成
・ 各メッセージバッファにおいて , ID アクセプタンスマスクとしてフルビットコンペア , フルビットマスク , アクセプタ
ンスマスクレジスタ 0/ アクセプタンスマスクレジスタ 1 を提供
- 標準フレームフォーマットまたは拡張フレームフォーマットでの 2 個のアクセプタンスマスクレジスタ
・ ビット伝送速度は 10 Kbps ∼ 2 Mbps の範囲内でプログラミング可能 ( 入力クロックが 16 MHz の場合 )
コントロールレジスタ一覧 (1)
アドレス
CAN1
000080H
000081H
レジスタ名称
レジスタ略称
読込み /
書込み
初期値
メッセージ
バッファ有効レジスタ
BVALR
R/W
00000000
00000000
送信要求レジスタ
TREQR
R/W
00000000
00000000
送信解除レジスタ
TCANR
W
00000000
00000000
送信完了レジスタ
TCR
R/W
00000000
00000000
受信完了レジスタ
RCR
R/W
00000000
00000000
リモート要求
受信レジスタ
RRTRR
R/W
00000000
00000000
受信オーバラン
レジスタ
ROVRR
R/W
00000000
00000000
受信割込み許可
レジスタ
RIER
R/W
00000000
00000000
000082H
000083H
000084H
000085H
000086H
000087H
000088H
000089H
00008AH
00008BH
00008CH
00008DH
00008EH
00008FH
DS07–13741–3
29
MB90945 シリーズ
コントロールレジスタ一覧 (2)
アドレス
CAN1
003900H
003901H
003902H
003903H
003904H
003905H
003906H
003907H
レジスタ名称
レジスタ略称
読込み /
書込み
初期値
コントロール
ステータスレジスタ
CSR
R/W, R
00XXX000
0XXXX0X1
最終イベント表示
レジスタ
LEIR
R/W
XXXXXXXX
000X0000
受信 / 送信エラー
カウンタ
RTEC
R
00000000
00000000
ビットタイミング
レジスタ
BTR
R/W
X1111111
11111111
IDE レジスタ
IDER
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
送信 RTR レジスタ
TRTRR
R/W
00000000
00000000
リモートフレーム
受信待機レジスタ
RFWTR
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
送信割込み許可
レジスタ
TIER
R/W
00000000
00000000
003908H
003909H
00390AH
00390BH
00390CH
00390DH
00390EH
00390FH
003910H
003911H
003912H
アクセプタンス
マスク選択
レジスタ
XXXXXXXX
XXXXXXXX
AMSR
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003913H
003914H
003915H
003916H
アクセプタンス
マスクレジスタ 0
XXXXXXXX
XXXXXXXX
AMR0
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003917H
003918H
003919H
00391AH
00391BH
30
アクセプタンス
マスクレジスタ 1
XXXXXXXX
XXXXXXXX
AMR1
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
メッセージバッファ一覧 (ID レジスタ ) (1)
アドレス
CAN1
レジスタ名称
レジスタ略称
読込み /
書込み
汎用 RAM
⎯
R/W
003800H
∼
00381FH
XXXXXXXX
003820H
ID レジスタ 0
IDR0
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003823H
003824H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003825H
003826H
ID レジスタ 1
IDR1
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003827H
003828H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003829H
00382AH
ID レジスタ 2
IDR2
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00382BH
00382CH
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00382DH
00382EH
ID レジスタ 3
IDR3
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00382FH
003830H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003831H
003832H
ID レジスタ 4
IDR4
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003833H
003834H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003835H
003836H
ID レジスタ 5
IDR5
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003837H
003838H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003839H
00383AH
ID レジスタ 6
IDR6
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00383BH
00383CH
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00383DH
00383EH
00383FH
DS07–13741–3
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003821H
003822H
初期値
ID レジスタ 7
IDR7
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
31
MB90945 シリーズ
メッセージバッファ一覧 (ID レジスタ ) (2)
アドレス
CAN1
レジスタ名称
レジスタ略称
読込み /
書込み
003840H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003841H
003842H
ID レジスタ 8
IDR8
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003843H
003844H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003845H
003846H
ID レジスタ 9
IDR9
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003847H
003848H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003849H
00384AH
ID レジスタ 10
IDR10
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00384BH
00384CH
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00384DH
00384EH
ID レジスタ 11
IDR11
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00384FH
003850H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003851H
003852H
ID レジスタ 12
IDR12
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003853H
003854H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003855H
003856H
ID レジスタ 13
IDR13
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003857H
003858H
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003859H
00385AH
ID レジスタ 14
IDR14
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00385BH
00385CH
XXXXXXXX
XXXXXXXX
00385DH
00385EH
00385FH
32
初期値
ID レジスタ 15
IDR15
R/W
XXXXXXXX
XXXXXXXX
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
メッセージバッファ一覧 (DLC レジスタおよびデータレジスタ ) (1)
アドレス
CAN1
レジスタ名称
レジスタ略称
読込み /
書込み
初期値
DLC レジスタ 0
DLCR0
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 1
DLCR1
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 2
DLCR2
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 3
DLCR3
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 4
DLCR4
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 5
DLCR5
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 6
DLCR6
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 7
DLCR7
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 8
DLCR8
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 9
DLCR9
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 10
DLCR10
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 11
DLCR11
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 12
DLCR12
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 13
DLCR13
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 14
DLCR14
R/W
XXXXXXXX
DLC レジスタ 15
DLCR15
R/W
XXXXXXXX
003860H
003861H
003862H
003863H
003864H
003865H
003866H
003867H
003868H
003869H
00386AH
00386BH
00386CH
00386DH
00386EH
00386FH
003870H
003871H
003872H
003873H
003874H
003875H
003876H
003877H
003878H
003879H
00387AH
00387BH
00387CH
00387DH
00387EH
00387FH
DS07–13741–3
33
MB90945 シリーズ
メッセージバッファ一覧 (DLC レジスタおよびデータレジスタ ) (2)
アドレス
CAN1
レジスタ名称
レジスタ略称
読込み /
書込み
データレジスタ 0 (8 バイト )
DTR0
R/W
003880H
∼
003887H
XXXXXXXX
データレジスタ 1 (8 バイト )
DTR1
R/W
データレジスタ 2 (8 バイト )
DTR2
R/W
003890H
∼
003897H
データレジスタ 3 (8 バイト )
DTR3
R/W
データレジスタ 4 (8 バイト )
DTR4
R/W
データレジスタ 5 (8 バイト )
DTR5
R/W
データレジスタ 6 (8 バイト )
DTR6
R/W
データレジスタ 7 (8 バイト )
DTR7
R/W
データレジスタ 8 (8 バイト )
DTR8
R/W
データレジスタ 9 (8 バイト )
DTR9
R/W
データレジスタ 10 (8 バイト )
DTR10
R/W
データレジスタ 11 (8 バイト )
DTR11
R/W
データレジスタ 12 (8 バイト )
DTR12
R/W
34
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038E8H
∼
0038EFH
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038E0H
∼
0038E7H
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038D8H
∼
0038DFH
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038D0H
∼
0038D7H
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038C8H
∼
0038CFH
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038C0H
∼
0038C7H
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038B8H
∼
0038BFH
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038B0H
∼
0038B7H
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038A8H
∼
0038AFH
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
0038A0H
∼
0038A7H
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003898H
∼
00389FH
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
003888H
∼
00388FH
初期値
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
データレジスタ 13 (8 バイト )
DTR13
R/W
∼
XXXXXXXX
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
メッセージバッファ一覧 (DLC レジスタおよびデータレジスタ ) (3)
アドレス
CAN1
0038F0H
∼
0038F7H
0038F8H
∼
0038FFH
DS07–13741–3
レジスタ名称
レジスタ略称
読込み /
書込み
データレジスタ 14
(8 バイト )
DTR14
R/W
データレジスタ 15
(8 バイト )
初期値
XXXXXXXX
∼
XXXXXXXX
XXXXXXXX
DTR15
R/W
∼
XXXXXXXX
35
MB90945 シリーズ
■ 割込み要因と割込みベクタ・割込み制御レジスタ
割込みベクタ
割込み制御レジスタ
EI2OS
クリア
番号
アドレス
番号
アドレス
リセット
N/A
#08
FFFFDCH
⎯
⎯
INT9 命令
N/A
#09
FFFFD8H
⎯
⎯
例外処理
N/A
#10
FFFFD4H
⎯
⎯
タイムベースタイマ
N/A
#11
FFFFD0H
#12
FFFFCCH
ICR00
0000B0H
外部割込み (INT0 ∼ INT7)
予約
#13
FFFFC8H
#14
FFFFC4H
ICR01
0000B1H
予約
ICR02
0000B2H
ICR03
0000B3H
ICR04
0000B4H
ICR05
0000B5H
ICR06
0000B6H
ICR07
0000B7H
ICR08
0000B8H
ICR09
0000B9H
ICR10
0000BAH
ICR11
0000BBH
ICR12
0000BCH
ICR13
0000BDH
ICR14
0000BEH
ICR15
0000BFH
割込み要因
CAN 1 受信
N/A
#15
FFFFC0H
CAN 1 送信 / ノードステータス
N/A
#16
FFFFBCH
PPG 0/1
N/A
#17
FFFFB8H
PPG 2/3
N/A
#18
FFFFB4H
PPG 4/5
N/A
#19
FFFFB0H
PPG 6/7
N/A
#20
FFFFACH
PPG 8/9
N/A
#21
FFFFA8H
PPG A/B
N/A
#22
FFFFA4H
16 ビットリロードタイマ 0
#23
FFFFA0H
予約
#24
FFFF9CH
インプットキャプチャ 0/1
#25
FFFF98H
アウトプットコンペア 0/1
#26
FFFF94H
インプットキャプチャ 2/3
#27
FFFF90H
アウトプットコンペア 2/3
#28
FFFF8CH
インプットキャプチャ 4/5
#29
FFFF88H
I2C
#30
FFFF84H
A/D コンバータ
#31
FFFF80H
#32
FFFF7CH
シリアル I/O
#33
FFFF78H
予約
#34
FFFF74H
UART 0 受信
#35
FFFF70H
UART 0 送信
#36
FFFF6CH
予約
#37
FFFF68H
予約
#38
FFFF64H
UART 2 受信 /UART 3 受信
#39
FFFF60H
UART 2 送信 /UART 3 送信
#40
FFFF5CH
16 ビットフリーランタイマ 0 /
16 ビットフリーランタイマ 1
N/A
フラッシュメモリ
N/A
#41
FFFF58H
遅延割込み
N/A
#42
FFFF54H
:割込み要求フラグが EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされます。
:割込み要求フラグが EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされます。停止要求が使用可能です。
:無効
N/A:割込み要求フラグが EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされません。
(続く)
36
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(続き)
(注意事項) ・一つの割込み番号に対して 2 個の割込み要因がある周辺モジュールの場合は , EI2OS 割込みクリア信号に
より両方の割込み要求フラグがクリアされます。
・EI2OS 実行後 , 同じ割込み番号に割り当てられているすべての割込みフラグに対して , EI2OS クリア信号を
発生します。一つの割込みフラグが EI2OS を開始します。その間にハードウェアイベントにより他の割込
みフラグがセットされると , このイベントで生じた EI2OS クリア信号によりこのフラグがクリアされ , 以
後のイベントは無効となります。そのため , この割込み番号に対しては EI2OS を使用しないでください。
・EI2OS の有効時に , 同じ割込み制御レジスタ (ICR) 内の 2 個の割込み信号のどちらかがアサートされると
EI2OS を実行します。これは , 異なる割込み要因が , 各割込み要因に固有であるべき EI2OS 記述子を
共用することを意味しています。そのため , 一方の割込み要因が EI2OS を使用する場合は , 他方の割込み
要因を禁止してください。
DS07–13741–3
37
MB90945 シリーズ
■ 電気的特性
1. 絶対最大定格
項 目
電源電圧* 1
入力電圧* 1
出力電圧
*1
記号
定格値
単位
備 考
最小
最大
VCC
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
AVCC
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
VCC = AVCC * 2
AVRH,
AVRL
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
AVCC ≧ AVRH, AVCC ≧ AVRL,
AVRH ≧ AVRL
VI
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
*3
VO
VSS − 0.3
VSS + 6.0
V
*3
*5
ICLAMP
− 4.0
+ 4.0
mA
Σ|ICLAMP|
⎯
40
mA
*5
“L” レベル最大出力電流
IOL1
⎯
15
mA
*4
“L” レベル平均出力電流
IOLAV1
⎯
4
mA
*4
“L” レベル最大総出力電流
ΣIOL1
⎯
100
mA
*4
“L” レベル平均総出力電流
ΣIOLAV1
⎯
50
mA
*4
“H” レベル最大出力電流
IOH1
⎯
− 15
mA
*4
“H” レベル平均出力電流
IOHAV1
⎯
−4
mA
*4
“H” レベル最大総出力電流
ΣIOH1
⎯
− 100
mA
*4
“H” レベル平均総出力電流
ΣIOHAV
⎯
− 50
mA
*4
⎯
500
⎯
525
最大クランプ電流
最大総クランプ電流
mW
消費電力
PD
動作温度
TA
− 40
+ 105
°C
保存温度
TSTG
− 55
+ 150
°C
MB90947A/F947A/F949A
MB90F946A
* 1: VSS = AVSS = 0 V を基準にしています。
* 2: AVCC と VCC を同じ電圧に設定してください。AVCC は VCC を超えてはいけません。また , 電源投入時にアナログ
入力の電圧が AVCC を超えてはいけません。
* 3: VI および VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。ただし , 外部の部品を使用して入力への電流または入力から
の電流の最大値を制限する場合は , VI に代わって ICLAMP 定格が適用されます。
* 4: 該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P47, P50 ∼ P57, P60 ∼ P67, P80, P81, P90 ∼ P97,
PA0 ∼ PA7, PB0 ∼ PB7
* 5:・ 該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P47, P50 ∼ P57, P60 ∼ P67,
P80, P81, P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA7, PB0 ∼ PB7
・ 推奨動作条件内でご使用ください。
・ 直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。
・ + B 信号とマイコンの間には , 必ず制限抵抗を接続し+ B 信号を印加してください。
・ + B 入力時にマイコン端子に入力する電流は , 瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限抵抗の値を設定
してください。
・ 低消費電力モードなどマイコンの駆動電流が少ない動作状態では , + B 入力電位が保護ダイオードを通して VCC
端子の電位を上昇させ , 他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。
・ マイコン電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供給されている
ため , 不完全な動作を行う可能性がありますのでご注意ください。
・ 電源投入時に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供給されているため , パワーオンリセットが動作しない電
源電圧になる可能性がありますのでご注意ください。
・ + B 入力端子は , オープン状態にならないようにご注意ください。
・ A/D 入力端子を除くアナログ系入出力端子 (LCD 駆動端子 , コンパレータ入力端子など ) は , + B 入力ができま
せんのでご注意ください。
38
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
・ 推奨回路例:
・入出力等価回路
保護ダイオード
VCC
Pch
制限抵抗
+ B 入力 (0 V ∼ 16 V)
Nch
R
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
DS07–13741–3
39
MB90945 シリーズ
2. 推奨動作条件
(VSS = AVSS = 0 V)
項 目
電源電圧
記号
VCC,
AVCC
規格値
単位
備 考
5.5
V
フラッシュメモリ書込み時,および
A/D コンバータ使用時以外の状態
5.0
5.5
V
フラッシュメモリ書込み時
4.5
5.0
5.5
V
A/D コンバータ使用時
2.0
⎯
5.5
V
ストップ動作時の RAM データ保持
*
最小
標準
最大
3.5
5.0
4.0
平滑コンデンサ
CS
0.1
⎯
1.0
µF
動作温度
TA
− 40
⎯
+ 105
°C
*:セラミックコンデンサ , または同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。VCC 端子のバイパスコンデン
サは CS よりも大きい容量値のものを使用してください。平滑コンデンサ CS の接続は下図を参照してください。
・C 端子接続図
C
CS
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
40
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
3. 直流規格
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0 V)
項 目
“H” レベル
入力電圧
“L” レベル
入力電圧
記号
端子名
条件
VIHA
⎯
VIHS
規 格 値
単位
備 考
VCC + 0.3
V
P21/RX1, P42/SDA,
P43/SCL を除くポート
入力
⎯
VCC + 0.3
V
P21/RX1, P42/SDA,
P43/SCL のポート入力
0.8 VCC
⎯
VCC + 0.3
V
RST 入力端子 (CMOS
ヒステリシス )
VCC − 0.3
⎯
VCC + 0.3
V
MD 入力端子
最小
標準
最大
⎯
0.8 VCC
⎯
⎯
⎯
0.7 VCC
VIHR
⎯
⎯
VIHM
⎯
⎯
VILA
⎯
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.5 VCC
V
P21/RX1, P42/SDA,
P43/SCL を除くポート
入力
VILS
⎯
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.3 VCC
V
P21/RX1, P42/SDA,
P43/SCL のポート入力
VILR
⎯
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.2 VCC
V
RST 入力端子 (CMOS
ヒステリシス )
VILM
⎯
⎯
VSS − 0.3
⎯
VSS + 0.3
V
MD 入力端子
VCC − 0.5
⎯
⎯
V
VCC − 0.5
⎯
⎯
V
⎯
⎯
0.4
V
⎯
⎯
0.4
V
−1
⎯
1
µA
通常の VCC = 4.5 V,
出力端子 IOH1 =− 4.0 mA
“H” レベル
出力電圧
VOH
“H” レベル
出力電圧
VOHI
VCC = 4.5 V,
出力端子 IOH1 =− 3.0 mA
“L” レベル
出力電圧
VOL
通常の VCC = 4.5 V,
出力端子 IOL1 = 4.0 mA
“L” レベル
出力電圧
VOLI
入力リーク
電流
IIL
I2C
I2C
VCC = 4.5 V,
出力端子 IOL1 = 3.0 mA
⎯
VCC = 5.5 V,
VSS < VI < VCC
(続く)
DS07–13741–3
41
MB90945 シリーズ
(続き)
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0 V)
項 目
記号
端子名
条件
プルダウン
抵抗
RDOWN
MD2
⎯
ICC
VCC
電源電流*
ICCS
100
kΩ
ROM デバイ
スのみ
60
75
mA
MB90947A
MB90F947A
MB90F949A
⎯
65
85
mA
MB90F946A
VCC = 5.0 V,
内部 20 MHz 動作 ,
通常動作時
⎯
50
65
mA
MB90947A
MB90F947A
MB90F949A
⎯
55
75
mA
MB90F946A
VCC = 5.0 V,
内部 20 MHz 動作 ,
フラッシュメモリ書込み時
⎯
65
80
mA
MB90F947A
MB90F949A
⎯
70
90
mA
MB90F946A
VCC = 5.0 V,
内部 20 MHz 動作 ,
フラッシュメモリ消去時
⎯
70
85
mA
MB90F947A
MB90F949A
⎯
75
95
mA
MB90F946A
VCC = 5.0 V,
内部 24 MHz 動作 ,
スリープ時
⎯
25
35
mA
MB90947A
MB90F947A
MB90F949A
⎯
28
40
mA
MB90F946A
mA
MB90947A
MB90F946A
MB90F947A
MB90F949A
mA
MB90947A
MB90F946A
MB90F947A
MB90F949A
MB90947A
MB90F946A
MB90F947A
MB90F949A
最大
25
50
VCC = 5.0 V,
内部 24 MHz 動作 ,
通常動作時
⎯
VCC = 5.0 V,
ストップ時 ,
TA =+ 25°C
ICCH
CIN
備 考
標準
VCC = 5.0 V,
内部 24 MHz 動作 ,
PLL タイムベースタイマ
モード時 ,
外部周波数= 4 MHz
ICTSPLL6
入力容量
単位
最小
VCC = 5.0 V,
内部 2 MHz 動作 ,
メインタイムベースタイマ
モード時
ICTS
C, AVCC, AVSS,
AVRH, AVRL, VCC,
VSS 以外
規 格 値
⎯
⎯
⎯
0.3
5
0.6
7
⎯
5
100
µA
⎯
5
15
pF
*:電源電流の条件は外部のクロックを使用した場合です。
42
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
4. 交流規格
(1) クロックタイミング
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V)
規格値
項目
記号 端子名
X0, X1
fC
クロック周波数
X0
X0, X1
最小 標準
最大
単位
備考
CS2 = 0 CS2 = 1
3
⎯
8
8
MHz × 1/2 (PLL 停止時 )
発振回路使用時
4
⎯
8
⎯
MHz PLL 1 逓倍 発振回路使用時
4
⎯
8
8
MHz PLL 2 逓倍 発振回路使用時
4
⎯
6.67
⎯
MHz PLL 3 逓倍 発振回路使用時
4
⎯
5
6
MHz PLL 4 逓倍 発振回路使用時
4
⎯
⎯
4
MHz PLL 6 逓倍 発振回路使用時
3
⎯
12
12
MHz × 1/2 (PLL 停止時 )
外部クロック使用時
4
⎯
12
⎯
MHz PLL 1 逓倍 外部クロック使用時
4
⎯
10
12
MHz PLL 2 逓倍 外部クロック使用時
4
⎯
6.67
⎯
MHz PLL 3 逓倍 外部クロック使用時
4
⎯
5
6
MHz PLL 4 逓倍 外部クロック使用時
4
⎯
⎯
4
MHz PLL 6 逓倍 外部クロック使用時
125
⎯
333
ns
発振回路使用時
⎯
333
ns
外部クロック使用時
クロックサイクル
タイム
tCYL
入力クロック
パルス幅
PWH,
PWL
X0
20
⎯
⎯
ns
デューティ比 30%∼ 70%を目安とし
てください。
入力クロック立上り ,
立下り時間
tCR,
tCF
X0
⎯
⎯
5
ns
外部クロック使用時
⎯
1.5
⎯
24
MHz フラッシュメモリの書込み / 消去時を
除く。
⎯
1.5
⎯
20
フラッシュメモリの書込み / 消去時。
MHz 最大瞬間周波数 Fmax が 20 MHz を上
回らないようにしてください。
⎯
41.67
⎯
666
ns
フラッシュメモリの書込み / 消去時を
除く。
⎯
50
⎯
666
ns
フラッシュメモリの書込み / 消去時。
マシンクロック
周波数
fCP
マシンクロック
サイクルタイム
tCP
X0, X1 83.33
・クロックタイミング
tCYL
0.8 VCC
X0
0.2 VCC
PWH
PWL
tCF
DS07–13741–3
tCR
43
MB90945 シリーズ
・PLL 動作保証範囲
動作保証範囲
PLL 動作保証範囲 (CS2 = 1)
5.5
A/D コンバータ
動作保証範囲
電源電圧 VCC (V)
4.5
3.5
PLL 動作保証範囲 (CS2 = 0)
1.5
4
8
20
24
マシンクロック fCP (MHz)
マシンクロック fCP (MHz)
・CS2 (PSCCR レジスタの bit 0) = 0
4 逓倍
3 逓倍
(CS = 011) (CS = 010)
20
動作保証振動子周波数範囲
2 逓倍
(CS = 001)
16
1 逓倍* 1
(CS = 000)
12
8
6
4
1.5
1/2 逓倍 (PLL 停止時 )
3
4
6
8
10
12
外部クロック fC (MHz) * 2
マシンクロック fCP (MHz)
・CS2 (PSCCR レジスタの bit 0) = 1
24
動作保証振動子周波数範囲
4 逓倍
6 逓倍
(CS = 110) (CS = 101)
2 逓倍
(CS = 100)
16
8
6
1/2 逓倍 (PLL 停止時 )
1.5
3
4
6
8
10
12
外部クロック fC (MHz) * 2
* 1:PLL1 逓倍動作保証範囲は , 4.0 MHz ∼ 12 MHz となります。
* 2:水晶振動子またはセラミック振動子使用時 , 最大発振クロック周波数は 8 MHz となります。
外部クロック周波数とマシンクロック周波数
44
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(2) リセットスタンバイ入力
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V)
項目
記号
規格値
端子名
最小
最大
16 tCP * 1
リセット入力
時間
tRSTL
RST
*2
振動子の発振時間
+ 100 µs + 16 tCP
*1
100
単位
備考
⎯
ns
通常動作時
⎯
µs
ストップモード時
⎯
µs
タイムベースタイマ
モード時
* 1: “tCP” は , マシンクロックの 1 サイクルタイムを表します。
自動アルゴリズム実行中は , リセットによるフラッシュメモリの一時記憶の初期化はできません。
* 2: 振動子の発振時間は , 振幅の 90%に達した時間です。水晶振動子は数 ms ∼数十 ms, セラミック振動子は数百 µs ∼
数 ms, 外部クロックは 0 ms となります。
・通常動作時
tRSTL
RST
0.2 VCC
0.2 VCC
・ストップモード時
tRSTL
RST
0.2 VCC
X0
0.2 VCC
振幅の
90%
内部動作クロック
16 tCP
振動子の発振
時間+ 100 µs
発振安定待ち時間
命令実行
内部リセット
DS07–13741–3
45
MB90945 シリーズ
(3) 電源投入規格 ( パワーオンリセット )
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V)
項目
電源立上り時間
電源切断時間
記号
端子名
tR
VCC
tOFF
VCC
条件
⎯
規格値
単位
最小
最大
0.05
30
ms
1
⎯
ms
項目
繰り返し動作のため
tR
VCC
2.7 V
0.2 V
0.2 V
0.2 V
tOFF
電源電圧を急激に変化させると , パワーオンリセットが起動される場合があ
ります。動作中に電源電圧を変化させる場合は , 下図のように電圧の変動を
おさえて滑らかに立ち上げることを推奨します。また , この場合 PLL ク
ロックを使用していない状態で行ってください。ただし , 電圧降下が 1 V/s
以内であれば , PLL クロック使用中でも動作可能です。
VCC
3V
VSS
46
RAM データホールド期間
立上りの傾きを , 50 mV/ms 以下
にすることを推奨します。
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(4) UART0, シリアル I/O タイミング
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V)
項目
記号
端子名
シリアルクロックサイクル
タイム
tSCYC
SCK0, SCK4
SCK ↓ → SOT 遅延時間
tSLOV
SCK0, SCK4,
SOT0, SOT4
有効 SIN → SCK ↑
tIVSH
SCK0, SCK4,
SIN0, SIN4
SCK ↑ →
有効 SIN ホールド時間
tSHIX
シリアルクロック“H” パルス幅
規格値
条件
単位
最小
最大
8 tCP
⎯
ns
− 80
+ 80
ns
100
⎯
ns
SCK0, SCK4,
SIN0, SIN4
60
⎯
ns
tSHSL
SCK0, SCK4
4 tCP
⎯
ns
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
SCK0, SCK4
4 tCP
⎯
ns
SCK ↓ → SOT 遅延時間
tSLOV
SCK0, SCK4,
SOT0, SOT4
⎯
150
ns
有効 SIN → SCK ↑
tIVSH
SCK0, SCK4,
SIN0, SIN4
60
⎯
ns
SCK ↑ →
有効 SIN ホールド時間
tSHIX
SCK0, SCK4,
SIN0, SIN4
60
⎯
ns
内部クロック動作
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
外部クロック動作
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
備考
(注意事項)・CLK 同期モード時の交流規格です。
・CL は , テスト時の端子に付けられる負荷容量値です。
・tCP はマシンクロックサイクルタイムです ( 単位:ns) 。「 (1) クロックタイミング」を参照してください。
・内部シフトクロックモード
tSCYC
SCK
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tSLOV
2.4 V
SOT
0.8 V
tIVSH
SIN
tSHIX
VIH
VIH
VIL
VIL
・外部シフトクロックモード
tSLSH
tSHSL
VIH
VIH
SCK
VIL
VIL
tSLOV
SOT
2.4 V
0.8 V
tIVSH
SIN
DS07–13741–3
tSHIX
VIH
VIH
VIL
VIL
47
MB90945 シリーズ
(5) UART2/3 タイミング
・ビット設定:ESCR:SCES = 0, ECCR:SCDE = 0
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V)
項 目
記号
端子名
条件
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
SCK2, SCK3
SCK ↓ → SOT 遅延時間
tSLOVI
SCK2, SCK3
SOT2, SOT3
有効 SIN → SCK ↑
tIVSHI
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
SCK ↑ → 有効 SIN ホールド時間
tSHIXI
シリアルクロック “H” パルス幅
規格値
単位
最小
最大
5 tCP
⎯
ns
− 50
+ 50
ns
tCP + 80
⎯
ns
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
0
⎯
ns
tSHSL
SCK2, SCK3
tCP + 10
⎯
ns
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
SCK2, SCK3
3 tCP − tR
⎯
ns
SCK ↓ → SOT 遅延時間
tSLOVE
SCK2, SCK3
SOT2, SOT3
⎯
2 tCP + 60
ns
有効 SIN → SCK ↑
tIVSHE
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
30
⎯
ns
SCK ↑ →有効 SIN ホールド時間
tSHIXE
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
tCP + 30
⎯
ns
SCK 立下り時間
tF
SCK2, SCK3
⎯
10
ns
SCK 立上り時間
tR
SCK2, SCK3
⎯
10
ns
内部クロック動作
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
外部クロック動作
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
備考
(注意事項)tCP はマシンクロックサイクルタイムです ( 単位:ns) 。「 (1) クロックタイミング」を参照してください。
・内部シフトクロックモード
tSCYC
SCK
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tSLOVI
SOT
2.4 V
0.8 V
tIVSHI
SIN
48
tSHIXI
VIH
VIH
VIL
VIL
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
・外部シフトクロックモード
tSLSH
tSHSL
VIH
VIH
SCK
VIL
VIL
tSLOVE
tF
tR
2.4 V
SOT
0.8 V
tIVSHE
SIN
tSHIXE
VIH
VIH
VIL
VIL
・ビット設定:ESCR:SCES = 1, ECCR:SCDE = 0
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V)
項 目
記号
端子名
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
SCK2, SCK3
SCK ↑ → SOT 遅延時間
tSHOVI
SCK2, SCK3
SOT2, SOT3
有効 SIN → SCK ↓
tIVSLI
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
SCK ↓ → 有効 SIN ホールド時間
tSLIXI
シリアルクロック “H” パルス幅
条件
規格値
単位
最小
最大
5 tCP
⎯
ns
− 50
+ 50
ns
tCP + 80
⎯
ns
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
0
⎯
ns
tSHSL
SCK2, SCK3
3 tCP − tR
⎯
ns
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
SCK2, SCK3
tCP + 10
⎯
ns
SCK ↑ → SOT 遅延時間
tSHOVE
SCK2, SCK3
SOT2, SOT3
⎯
2 tCP + 60
ns
有効 SIN → SCK ↓
tIVSLE
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
30
⎯
ns
SCK ↓ →有効 SIN ホールド時間
tSLIXE
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
tCP + 30
⎯
ns
SCK 立下り時間
tF
SCK2, SCK3
⎯
10
ns
SCK 立上り時間
tR
SCK2, SCK3
⎯
10
ns
内部クロック動作
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
外部クロック動作
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
備考
(注意事項)tCP はマシンクロックサイクルタイムです ( 単位:ns) 。「 (1) クロックタイミング」を参照してください。
DS07–13741–3
49
MB90945 シリーズ
・内部シフトクロックモード
tSCYC
SCK
2.4V
0.8V
tSHOVI
2.4 V
SOT
0.8 V
tIVSLI
SIN
tSLIXI
VIH
VIH
VIL
VIL
・外部シフトクロックモード
tSHSL
VIL
tR
SOT
VIH
VIH
SCK
tSLSH
tSHOVE
VIL
tF
2.4 V
0.8 V
tIVSLE
SIN
50
tSLIXE
VIH
VIH
VIL
VIL
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
・ビット設定:ESCR:SCES = 0, ECCR:SCDE = 1
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V)
項 目
記号
端子名
シリアルクロックサイクル
タイム
tSCYC
SCK ↑ → SOT 遅延時間
規格値
条件
単位
最小
最大
SCK2, SCK3
5 tCP
⎯
ns
tSHOVI
SCK2, SCK3
SOT2, SOT3
− 50
+ 50
ns
有効 SIN → SCK ↓
tIVSLI
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
tCP + 80
⎯
ns
SCK ↓ → 有効 SIN ホールド
時間
tSLIXI
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
0
⎯
ns
SOT → SCK ↓遅延時間
tSOVLI
SCK2, SCK3
SOT2, SOT3
3 tCP − 70
⎯
ns
内部クロック動作
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
備考
(注意事項)tCP はマシンクロックサイクルタイムです ( 単位:ns) 。「 (1) クロックタイミング」を参照してください。
tSCYC
2.4 V
SCK
0.8 V
0.8 V
tSHOVI
tSOVLI
SOT
2.4 V
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tIVSLI
SIN
DS07–13741–3
VIH
VIL
tSLIXI
VIH
VIL
51
MB90945 シリーズ
・ビット設定:ESCR:SCES = 1, ECCR:SCDE = 1
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V)
項 目
記号
端子名
シリアルクロックサイクル
タイム
tSCYC
SCK ↓ → SOT 遅延時間
規格値
条件
単位
最小
最大
SCK2, SCK3
5 tCP
⎯
ns
tSLOVI
SCK2, SCK3
SOT2, SOT3
− 50
+ 50
ns
有効 SIN → SCK ↑
tIVSHI
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
tCP + 80
⎯
ns
SCK ↑ → 有効 SIN ホールド
時間
tSHIXI
SCK2, SCK3
SIN2, SIN3
0
⎯
ns
SOT → SCK ↑遅延時間
tSOVHI
SCK2, SCK3
SOT2, SOT3
3 tCP − 70
⎯
ns
内部クロック動作
出力端子は
CL = 80 pF + 1 TTL
備考
(注意事項)tCP はマシンクロックサイクルタイムです ( 単位:ns) 。「 (1) クロックタイミング」を参照してください。
tSCYC
2.4 V
2.4 V
SCK
0.8 V
tSLOVI
tSOVHI
SOT
2.4 V
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tIVSHI
SIN
52
tSHIXI
VIH
VIH
VIL
VIL
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(6) トリガ入力タイミング
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V)
項 目
入力パルス幅
記号
端子名
tTRGH
tTRGL
INT0 ∼ INT7
条件
⎯
ADTG
規格値
単位
最小
最大
200
⎯
ns
tCP + 200
⎯
ns
備 考
(注意事項)tCP はマシンクロックサイクルタイムです ( 単位:ns) 。「 (1) クロックタイミング」を参照してください。
・トリガ入力タイミング
VIH
VIH
VIL
VIL
tTRGH
tTRGL
(7) タイマ関係リソース入力タイミング
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V)
項目
入力パルス幅
記号
端子名
条件
tTIWH
TIN0,
tTIWL
IN0 ∼ IN5
⎯
規格値
最小
最大
4 tCP
⎯
単位
備考
ns
(注意事項)tCP はマシンクロックサイクルタイムです ( 単位:ns) 。「 (1) クロックタイミング」を参照してください。
・タイマ入力タイミング
VIH
VIH
VIL
VIL
tTIWH
DS07–13741–3
tTIWL
53
MB90945 シリーズ
(8) I2C タイミング
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, VCC = 3.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0.0 V)
項 目
記号
条件
標準モード
高速モード* 4
単位
最小
最大
最小
最大
fSCL
0
100
0
400
kHz
tHDSTA
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
SCL クロック “L” 幅
tLOW
4.7
⎯
1.3
⎯
µs
SCL クロック “H” 幅
tHIGH
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
反復「スタート」条件セットアップ時間
SCL ↑→ SDA ↓
tSUSTA
4.7
⎯
0.6
⎯
µs
データホールド時間
SCL ↑→ SDA ↓↑
tHDDAT
0
3.45 * 2
0
0.9 * 3
µs
データセットアップ時間
SDA ↓↑→ SCL ↑
tSUDAT
250
⎯
100
⎯
ns
tSUSTO
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
tBUS
4.7
⎯
1.3
⎯
µs
SCL クロック周波数
( 反復 ) 「スタート」条件ホールド時間
SDA ↓→ SCL ↓
「ストップ」条件セットアップ時間
SCL ↑→ SDA ↑
「ストップ」条件と「スタート」条件との
間のバスフリー時間
R = 1.3 kΩ,
C = 50 pF * 1
* 1:R, C は , SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗 , 負荷容量です。
* 2:最大 tHDDAT は少なくともデバイスの SCL 信号の “L” 区間 (tLOW) を延長していないということを満たしていなければ
なりません。
* 3:高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムとして使用できますが , 要求される条件 tSUDAT ≧ 250 ns
を満足しなければなりません。
* 4:100 kHz を超えて使用する場合には , マシンクロックを 6 MHz 以上に設定してください。
・ I2C タイミング
SDA
tBUS
tSUDAT
tLOW
tHDSTA
SCL
tHDSTA
54
tHDDAT
tHIGH
tSUSTA
tSUSTO
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
5. A/D コンバータ
(TA =− 40 °C ∼+ 105 °C, 3.0 V ≦ AVRH − AVRL, VCC = AVCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0 V)
規格値
最大
単
位
10
bit
⎯
± 3.0
LSB
⎯
⎯
± 2.5
LSB
⎯
⎯
⎯
± 1.9
LSB
VOT
AN0 ∼ AN14
AVRL −
1.5 LSB
AVRL +
0.5 LSB
AVRL +
2.5 LSB
V
VFST
AN0 ∼ AN14
AVRH −
3.5 LSB
AVRH −
1.5 LSB
AVRH +
0.5 LSB
V
コンペア時間
⎯
⎯
3.3
66 tCP
16500
µs
サンプリング時間
⎯
⎯
1.6
32 tCP
∞
µs
アナログポート入力
電流
IAIN
AN0 ∼ AN14
− 0.3
⎯
+0.3
µA
アナログ入力電圧範囲
VAIN
AN0 ∼ AN14
AVRL
⎯
AVRH
V
AVRH
AVRL + 2.7
⎯
AVCC
V
AVRL
0
⎯
AVRH − 2.7
V
IA
AVCC
⎯
3.5
7.5
mA
IAH
AVCC
⎯
⎯
5
µA
IR
AVRH
⎯
165
250
µA
IRH
AVRH
⎯
⎯
5
µA
⎯
AN0 ∼ AN14
⎯
⎯
4
LSB
項目
記号
端子名
分解能
⎯
⎯
⎯
総合誤差
⎯
⎯
⎯
非直線性誤差
⎯
⎯
微分非直線性誤差
⎯
ゼロトランジション
電圧
フルスケール
トランジション電圧
基準電圧範囲
電源電流
基準電圧供給電流
チャネル間バラツキ
⎯
最小
標準
備考
*
*
*:A/D コンバータを動作させていない場合は , 電流 (VCC = AVCC = AVRH = 5.0 V) になります。
(注意事項)・tCP はマシンクロックサイクルタイムです ( 単位:ns) 。「4. 交流規格 (1) クロックタイミング」を参照して
ください。
・| AVRH − AVRL |が小さくなるに従って , 相対的な誤差が大きくなります。
DS07–13741–3
55
MB90945 シリーズ
6. A/D コンバータの用語の定義
分解能
: A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化
直線性誤差
: ゼロトランジション線 ( “00 0000 0000” ← → “00 0000 0001” ) とフルスケールトランジション線
( “11 1111 1110” ← → “11 1111 1111” ) とを結んだ線と実際の変換特性との誤差
微分直線性誤差
: 出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差
総合誤差
: 実際の値と理想値との差をいい , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 /
直線性誤差を含む誤差
総合誤差
3FFH
1.5 LSB
3FEH
実際の変換特性
デジタル出力
3FDH
{1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB}
004H
VNT
( 実測値 )
003H
実際の
変換特性
002H
理想特性
001H
0.5 LSB
AVRL
AVRH
アナログ入力
VNT − {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB}
1 LSB
デジタル出力 “N” の総合誤差=
1 LSB ( 理想値 ) =
AVRH − AVRL
1024
[LSB]
[V]
VOT ( 理想値 ) = AVRL + 0.5 LSB [V]
VFST ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB [V]
VNT:デジタル出力が (N − 1) から N に遷移する電圧
(続く)
56
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(続き)
直線性誤差
微分直線性誤差
3FFH
デジタル出力
3FDH
N+1
{1 LSB × (N − 1)
+ VOT }
実際の変換特性
VFST
( 実測値 )
VNT ( 実測値 )
004H
実際の変換特性
003H
デジタル出力
3FEH
理想特性
実際の変換特性
N
V (N + 1) T
( 実測値 )
N−1
VNT ( 実測値 )
002H
理想特性
実際の変換特性
N−2
001H
VOT ( 実測値 )
AVRL
アナログ入力
AVRH
デジタル出力 N の直線性誤差=
デジタル出力 N の微分直線性誤差=
1 LSB =
AVRL
VNT − {1 LSB × (N − 1) + VOT}
1 LSB
V (N+1) T − VNT
1 LSB
VFST − VOT
1022
AVRH
アナログ入力
[LSB]
− 1 LSB [LSB]
[V]
VOT :デジタル出力が “000H” ∼ “001H” に遷移する電圧
VFST:デジタル出力が “3FEH” ∼ “3FFH” に遷移する電圧
DS07–13741–3
57
MB90945 シリーズ
7. A/D 変換部の注意事項
・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について
・ サンプル&ホールド付きA/D変換器です。外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場合には
, 内部サンプル&ホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換精度に影響を及ぼします。
・アナログ入力等価回路
R
アナログ入力
コンパレータ
C
サンプリング時 ON
R
MB90F946A/947A/
F947A/F949A
C
2.4 kΩ ( 最大 ) 36.4 pF ( 最大 )
( 注意事項 ) 数値は参考値です。
・ A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から , サンプリング時間を最
小値より長くなるようにレジスタ値 , 動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用ください。
・ 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 )
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 )
MB90F947A
MB90F949A
100
20
90
18
外部インピーダンス [kΩ]
外部インピーダンス [kΩ]
MB90F947A
MB90F949A
80
70
60
50
40
30
20
10
16
14
12
10
8
6
4
2
0
0
0
5
10
15
20
25
30
35
0
1
最小サンプリング時間 [µs]
2
3
4
5
6
7
8
最小サンプリング時間 [µs]
・ サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 µF 程度のコンデンサを接続してください。
・誤差について
|AVRH − AVRL| が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。
58
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
8. フラッシュメモリプログラム / 消去特性
項目
条件
単位
備考
15
s
消去前のプログラミング
時間を除く
5
⎯
s
MB90F947A, 消去前のプ
ログラミング時間を除く
⎯
7
⎯
s
MB90F949A, 消去前のプ
ログラミング時間を除く
⎯
16
3,600
µs
システムのオーバヘッド
時間を除く
⎯
10,000
⎯
⎯
サイクル
平均
TA =+ 85 °C
20
⎯
⎯
年
セクタ消去時間
チップ消去時間
TA =+ 25 °C
VCC = 5.0 V
ワード (16 ビット幅 )
プログラミング時間
プログラム / 消去サイクル
フラッシュメモリデータ
保持時間
規格値
最小
標準
最大
⎯
1
⎯
*
*:テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウスの式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ換
算しています ) 。
DS07–13741–3
59
MB90945 シリーズ
■ 特性例
・MB90F947A
ICC - VCC
TA =+ 25 °C, 外部クロック動作時
f = 内部動作周波数
ICCS - VCC
TA =+ 25 °C, 外部クロック動作時
f = 内部動作周波数
60
30
50
f = 20 MHz
f = 16 MHz
30
f = 12 MHz
20
f = 10 MHz
10
f = 4 MHz
20
ICCS [mA]
40
ICC [mA]
25
f = 24 MHz
f = 24 MHz
15
f = 20 MHz
f = 16 MHz
10
f = 8 MHz
f = 12 MHz
f = 10 MHz
f = 8 MHz
5
f = 4 MHz
f = 2 MHz
f = 2 MHz
0
0
2.0
3.0
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
2.0
7.0
500
10
450
9
400
8
350
7
300
250
f = 2 MHz
200
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
ICTSPLL6 - VCC
TA =+ 25 °C, 外部クロック動作時
f =内部動作周波数
ICTSPLL6 [mA]
ICTS [µA]
ICTS - VCC
TA =+ 25 °C, 外部クロック動作時
f =内部動作周波数
3.0
6
5
4
150
3
100
2
50
1
f = 24 MHz
0
0
2.0
3.0
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
2.0
3.0
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
(続く)
60
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(続き)
ICCH - VCC
TA =+ 25 °C, ストップ時
10
9
8
ICCH [µA]
7
6
5
4
3
2
1
0
2.0
DS07–13741–3
3.0
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
61
MB90945 シリーズ
・MB90F949A
ICC - VCC
TA =+ 25 °C, 外部クロック動作時
f =内部動作周波数
ICCS - VCC
TA =+ 25 °C, 外部クロック動作時
f =内部動作周波数
60
30
f = 24 MHz
50
f = 20 MHz
40
20
f = 16 MHz
30
f = 12 MHz
20
f = 10 MHz
10
f = 4 MHz
ICCS [mA]
ICC [mA]
25
f = 24 MHz
f = 20 MHz
15
f = 16 MHz
10
f = 8 MHz
f = 12 MHz
f = 10 MHz
f = 8 MHz
f = 4 MHz
f = 2 MHz
5
f = 2 MHz
0
0
2.0
3.0
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
2.0
500
10
450
9
400
8
350
7
300
250
f = 2 MHz
200
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
ICTSPLL6 - VCC
TA =+ 25 °C, 外部クロック動作時
f =内部動作周波数
ICTSPLL6 [mA]
ICTS [µA]
ICTS - VCC
TA =+ 25 °C, 外部クロック動作時
f =内部動作周波数
3.0
6
5
4
150
3
100
2
50
1
f = 24 MHz
0
0
2.0
3.0
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
2.0
3.0
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
(続く)
62
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
(続き)
ICCH - VCC
TA =+ 25 °C, ストップ時
10
9
8
ICCH [µA]
7
6
5
4
3
2
1
0
2.0
3.0
4.0
5.0
VCC [V]
6.0
7.0
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
VOL - IOL
(VCC - VOH) - IOH
TA = +25 °C, VCC = 4.5 V
VOL (mV)
VCC - VOH (mV)
・I/O 特性
0
1
2
4
3
6
5
7
8
9
10
TA = +25 °C, VCC = 4.5 V
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
0
1
2
3
4
IOH (mA)
5
6
Automotive VIN − VCC
VIN (V)
VIN (V)
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
VCC (V)
DS07–13741–3
9
10
CAN RX, I2C 端子
TA =+ 25 °C
VIHA
VILA
2.5
8
CMOS VIN − VCC
TA =+ 25 °C
5.0
4.5
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
7
IOL (mA)
5.5
6.0
6.5
7.0
5.0
4.5
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
VIHS
VILS
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
5.5
6.0
6.5
7.0
VCC (V)
63
MB90945 シリーズ
■ オーダ型格
64
型格
パッケージ
MB90F946APF
プラスチック・QFP, 100 ピン
(FPT-100P-M06)
MB90947APF
プラスチック・QFP, 100 ピン
(FPT-100P-M06)
MB90F947APF
プラスチック・QFP, 100 ピン
(FPT-100P-M06)
MB90F949APF
プラスチック・QFP, 100 ピン
(FPT-100P-M06)
MB90V390HBCR
セラミック・PGA, 299 ピン
(PGA-299C-A01)
備考
評価用
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
■ パッケージ・外形寸法図
プラスチック・QFP, 100 ピン
リードピッチ
0.65mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
14.00 × 20.00mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
3.35mm MAX
コード(参考)
P-QFP100-14×20-0.65
(FPT-100P-M06)
プラスチック・QFP, 100 ピン
(FPT-100P-M06)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
23.90±0.40(.941±.016)
* 20.00±0.20(.787±.008)
80
51
81
50
0.10(.004)
17.90±0.40
(.705±.016)
*14.00±0.20
(.551±.008)
INDEX
Details of "A" part
100
1
30
0.65(.026)
0.32±0.05
(.013±.002)
0.13(.005)
M
"A"
©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100008S-c-5-6
C
0.25(.010)
+0.35
3.00 –0.20
+.014
.118 –.008
(Mounting height)
0~8˚
31
2002 FUJITSU LIMITED F100008S-c-5-5
0.17±0.06
(.007±.002)
0.80±0.20
(.031±.008)
0.88±0.15
(.035±.006)
0.25±0.20
(.010±.008)
(Stand off)
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
DS07–13741–3
65
MB90945 シリーズ
■ 本版での主な変更内容
ページ
場所
変更箇所
―
―
旧品種の MB90F947, MB90F949, MB90V390HA の記載を削除
4
■ 品種構成
リソース名を変更
16 ビット入出力タイマ → 16 ビットフリーランタイマ
10
■ 端子機能説明
リソース名を変更
16 ビット入出力タイマ → 16 ビットフリーランタイマ
■ ブロックダイヤグラム
リソース名を変更
入出力タイマ → 16 ビットフリーランタイマ
■ I/O マップ
リソース名を変更
入出力タイマ → 16 ビットフリーランタイマ
16 ∼
19
26
27
36
アドレス 35D8H ∼ 35DFH に UART ch.2 のレジスタを追加。
■ 割込み要因と割込みベクタ , 割込み制御レジ 割込みベクタ番号 #32 の割込み要因名を変更
スタ
I/O タイマ → 16 ビットフリーランタイマ
■ 電気的特性
ゼロトランジション電圧 , フルスケールトランジション電圧
の表記方法を変更
読み取り電圧 → トランジション電圧
単位:LSB → V
規格値:AVRL/AVRH ±数値 → AVRL/AVRH ±数値 LSB
5. A/D コンバータ
55
変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。
66
DS07–13741–3
MB90945 シリーズ
MEMO
DS07–13741–3
67
MB90945 シリーズ
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fml/
お問い合わせ先
富士通エレクトロニクス株式会社
〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fei/
電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで ,
0120-198-610
受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます )
携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。
※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。
本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも
のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な
どについては , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施
権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので
はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい
ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を
伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵
器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・
製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用
されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ
う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き
をおとりください。
本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
編集 プロモーション推進部