本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 FUJITSU SEMICONDUCTOR DATA SHEET DS07–16916–2 32 ビット・マイクロコントローラ CMOS FR80 MB91665 シリーズ MB91F669/F668/V650 ■ 概要 MB91665 シリーズは , 32 ビット RISC CPU を使用し , 高性能 / 高速な CPU 処理を要求される組込み制御用に各種周辺 機能を内蔵したマイクロコントローラです。本シリーズは , FR80 ファミリ *CPU をベースにシングルチップ化したシリー ズです。 *:FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通セミコンダクター株式会社の製品です。 ■ 特長 ・FR80 CPU ・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段 ・ 汎用レジスタ 32 ビット:16 本 ・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) , 1 命令 /1 サイクル ・ 組込み用途に適した命令 - メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令 - 高級言語対応命令 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令 - ビットサーチ命令 1 検出 , 0 検出 , 変化点検出 - 遅延スロット付き分岐命令 分岐処理時のオーバヘッドの低減 - レジスタインターロック機能 アセンブラ記述の容易化 - 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート 符号付き 32 ビット乗算:5 サイクル 符号付き 16 ビット乗算:3 サイクル - 割込み (PC, PS の退避 ) 最小 6 サイクルの高速応答 , 16 レベルの優先順位 - ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能 - CPU 内の 4 ワードの命令キューによる , 命令の先取り機能 (続く) 富士通セミコンダクターのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 開発における最新の注意事項に関しては , 「デザインレビューシート」を参照してください。 「デザインレビューシート」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われる チェック項目をリストにしたものです。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED All rights reserved 2010.6 MB91665 シリーズ ・ FR ファミリ CPU との基本命令互換 - ビットサーチ命令追加 - リソース命令 , コプロセッサ命令はありません。 ・最大動作周波数 ・ CPU :33 MHz ・ 周辺 :33 MHz ・ 外部バス:33 MHz ・外部バスインタフェース ・ 動作周波数 最大 33 MHz ・ MB91F669 (64pin) アドレス 24 本 , 8/16 ビットデータ入出力 ( マルチプレックスバス ) アドレス 8 本 , 8/16 ビットデータ入出力 ( スプリットバス ) ・ MB91F668 (48pin)* アドレス 16 本 , 8 ビットデータ入出力 ( マルチプレックスバス ) アドレスなし , 8 ビットデータ入出力 ( スプリットバス ) *:RDY, SYSCLK, WR1, CS1, CS2, CS3 はなし ・ 領域ごとにプログラマブルなオートウエイトサイクル発生 ・DMA コントローラ (DMAC) ・ チャネル数:4 チャネル ・ アドレス空間:32 ビット (4 G バイト ) ・ 転送モード:ブロック転送 / バースト転送 / デマンド転送 ・ アドレス更新:増加 / 減少 / 固定 ( 増減値は 1, 2, 4 固定 ) ・ 転送サイズ:8 ビット , 16 ビット , 32 ビット ・ ブロックサイズ:1 ∼ 16 ・ 転送回数:1 回 ∼ 65535 回 ・ 転送要求: - ソフトウェアによる要求 - 内蔵周辺機能の割込み要求 ( 割込み要求を共用 , 外部割込み要求含む ) ・ リロード機能:全チャネルリロード指定可 ・ 優先順位:固定 (ch.0 > ch.1 > ch.2 > ch.3 > …) , もしくはラウンドロビン ・ 割込み要求:正常終了割込み要求 , 異常終了割込み要求 , 転送中断割込み要求を発生可能 ・マルチファンクションシリアルインタフェース ・ チャネルごとに UART/CSIO/I2C から使用方法を選択可能 ・UART - 全二重ダブルバッファ - パリティあり / なし選択可能 - 専用ボーレートジェネレータを内蔵 - 外部クロックをシリアルクロックとして使用可能 - 豊富なエラー検出機能あり ( パリティエラー, フレーミングエラー, オーバランエラー) ・CSIO - 全二重ダブルバッファ - 専用ボーレートジェネレータを内蔵 - オーバランエラー検出機能あり ・I2C - 標準モード ( 最大 100 kbps) / 高速モード ( 最大 400 kbps) に対応 - 一部のチャネルは 5 V トレラント対応 (続く) 2 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ・割込み ・ 外部割込みは合計 16 本 ( 一部の端子は 5 V トレラント対応 ) ・ 内部周辺機能からの割込み ・ 割込みレベルをプログラマブルに設定可能 (16 レベル ) ・ ストップモード , スリープモードからの復帰に使用可能 ・A/D コンバータ ・ MB91F669(64pin): 12 チャネル , 1 ユニット ・ MB91F668(48pin): 10 チャネル , 1 ユニット ・ 10 ビット分解能 ・ 逐次比較変換型 変換時間:約 1.2 μs (PCLK = 33 MHz) ・ 優先 A/D 変換可能 (2 レベル ) ・ 変換モード ( 単発変換モード,スキャン変換モード ) ・ 起動要因 ( ソフトウェア / 外部トリガ / ベースタイマ ) ・ 変換データ格納用 FIFO を搭載 ( スキャン変換用:16 段 , 優先変換用:4 段 ) ・ベースタイマ ・ チャネル数:4 チャネル ・ チャネルごとに , 使用方法を次の中から選択可能 -16/32 ビットリロードタイマ -16 ビット PWM タイマ -16/32 ビット PWC タイマ -16 ビット PPG タイマ ・ 2 チャネルをカスケード接続して 32 ビットタイマとして使用可能 ・ 複数チャネルの同時起動機能あり ・ 入出力選択機能あり ・16 ビットリロードタイマ ・ チャネル数:3 チャネル (REALOS 用 1 チャネル含む ) ・ インターバルタイマ機能 ・ カウント用クロック選択機能 ( 周辺クロック (PCLK) の 2 分周∼ 64 分周 ) ・コンペアタイマ ・ 32 ビットインプットキャプチャ:8 チャネル ・ 32 ビットアウトプットコンペア:8 チャネル ・ 32 ビットフリーランタイマ:2 チャネル ・その他のインターバルタイマ ・ アップダウンカウンタ:1 チャネル内蔵 ・ 時計カウンタ:1 チャネル内蔵 ・ ウォッチドッグタイマ:1 チャネル内蔵 (続く) DS07–16916–2 3 MB91665 シリーズ (続き) ・USB ファンクション / ホスト ・ チャネル数:1 チャネル ・ USB2.0 Full-Speed 対応 ・ USB ファンクションと USB ホストは切換え式 (USB I/O は兼用 ) ・ DMA 転送をサポート [USB ファンクション ] ・ 最大 4 本のエンドポイントをサポート - エンドポイント 0 はコントロール転送に固定 - エンドポイント 1 ∼エンドポイント 3 は , バルク転送とインタラプト転送を選択可能 ・ エンドポイント 1 ∼エンドポイント 3 はダブルバッファ構成 [USB ホスト ] ・ コントロール転送 , バルク転送 , インタラプト転送 , アイソクロナス転送をサポート ・ USB デバイスの接続 / 切断の自動検出 ・ IN/OUT トークン時のハンドシェークパケットの自動処理 ・ 最大パケット長 256 バイトまでのサポート ・ ウェイクアップ機能のサポート ・メインタイマ ・ チャネル数:1 チャネル ・ メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間をカウント ・ PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間をカウント ・ メインクロック (MCLK) の発振が安定状態のときは , インターバルタイマとしても使用可能 ・サブタイマ ・ チャネル数:1 チャネル ・ サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間をカウント ・ サブクロック (SBCLK) の発振が安定状態のときは , インターバルタイマとしても使用可能 ・クロック生成 ・ メインクロック (MCLK) 発振 ・ サブクロック (SBCLK) 発振 ・ PLL クロック (PLLCLK) 発振 ・低消費電力モード ・ ストップモード ・ 時計モード ・ スリープモード ・ ドーズモード ・ クロック分周機能 ・その他の特長 ・ I/O ポート ・ リセット端子として INIT 端子を用意 ・ ウォッチドッグタイマリセット , ソフトウェアリセットあり ・ 遅延割込み ・ 電源 - 単一電源 (USB 未使用時:2.7 V ∼ 3.6 V, USB 使用時 : 3.0 V ∼ 3.6 V) 4 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ■ 品種構成 品名 MB91F669 MB91F668 項目 分類 フラッシュメモリ品 128 K バイト ( フラッシュ ) 内蔵プログラムメモリ容量 内蔵 RAM 容量 16 K バイト マルチ アドレス 24 bit データ 16/8 bit アドレス 16 bit データ 8 bit スプリット アドレス 8 bit データ 16/8 bit アドレスなし データ 8 bit 外部バス インタフェース DMA コントローラ (DMAC) 4 チャネル 4 チャネル ( リロードタイマ / PWM / PPG / PWC モード切替可能 ) ベースタイマ マルチファンクション シリアルインタフェース 4 チャネル (UART / SPI / I2C モード切替可能 ) 外部割込み 16 本 10 ビット A/D コンバータ 12 チャネル (1 ユニット ) 16 ビットリロードタイマ 10 チャネル (1 ユニット ) 3 チャネル 32 ビットインプットキャプチャ:8 チャネル 32 ビットアウトプットコンペア:8 チャネル 32 ビットフリーランタイマ:2 チャネル コンペアタイマ アップダウンカウンタ 1 チャネル 時計カウンタ 1 チャネル I/O ポート 50 本 USB ファンクション / ホスト 34 本 1 チャネル ( ファンクション / ホストモード切替可能 ) メインタイマ 1 チャネル サブタイマ 1 チャネル ワイルドレジスタ 16 チャネル ⎯ デバッグ機能 ■ パッケージと品種対応 品種名 MB91F669 MB91F668 FPT-64P-M24 ○ ⎯ FPT-48P-M26 ⎯ ○ パッケージ ○ : 対応 (注意事項)各パッケージの詳細は ,「■ パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 DS07–16916–2 5 MB91665 シリーズ ■ 端子配列図 ・LQFP-64 (MB91F669) 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 P10/D08/SOUT2/INT0 (5V耐圧,OD) P61/SYSCLK/TIOB1_1/SIN2_1 P60/RDY/TIOA1_1/SOUT2_1 P83/AN11/IN3_1 P82/AN10/IN2_1 P81/AN9/IN1_1/TMI1_1 P80/AN8/IN0_1/TMI0_1 P77/AN7/SCK0/TMI2/OUT7_1/INT23 P76/AN6/SIN0/TMI1/OUT6_1/INT22 P75/AN5/SOUT0/TMI0/OUT5_1/INT21 P74/AN4/TMO2/OUT4_1/INT20 P73/AN3/TMO1/OUT3_1/INT19 P72/AN2/TMO0/OUT2_1/INT18 P71/AN1/OUT1_1/INT17 P70/AN0/OUT0_1/INT16 AVcc (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 LQFP-64 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 AVss P57/WR1/TIOB3_1/TMI2_1 P56/WR0/ZIN1_1/FRCK0/SCK6 P55/RD/BIN1_1/ADTRG0/SIN6 P54/AS/AIN1_1/SOUT6 P53/CS3/FRCK1/TIOA3_1/SCK1_1 P52/CS2/TIOB2_1/SIN1_1 P51/CS1/TIOA2_1/SOUT1_1 P50/CS0/TMO0_1 P07/D07/TIOB3/IN7 P06/D06/TIOA3/SCK1/IN6 (5V耐圧,OD) P05/D05/TIOB2/SIN1/IN5 (5V耐圧) P04/D04/TIOA2/SOUT1/IN4 (5V耐圧,OD) P03/D03/TIOB1/IN3 P02/D02/TIOA1/SCK0_1/IN2 (5V耐圧,OD) Vcc P24/A04/OUT0/A20 (5V耐圧,OD) P25/A05/OUT1/A21 (5V耐圧,OD) P26/A06/OUT2/A22 (5V耐圧,OD) P27/A07/OUT3/A23 (5V耐圧,OD) PH2/SCK2_1/INT2_1 (5V耐圧) P00/D00/TIOA0/SOUT0_1/IN0 (5V耐圧,OD) P01/D01/TIOB0/SIN0_1/IN1 INIT X0A/PK1 X1A/PK0 C MD1 MD0 X0 X1 Vss 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 P11/D09/SIN2/INT1 (5V耐圧) P12/D10/SCK2/INT2 (5V耐圧,OD) P13/D11/INT3 P14/D12/AIN1/INT4/OUT4 P15/D13/BIN1/INT5/OUT5 P16/D14/ZIN1/INT6/OUT6 P17/D15/INT7/OUT7 PH3/INT3_1 (5V耐圧) Vcc UDM UDP Vss P20/A00/TMO1_1/A16 (5V耐圧,OD) P21/A01/TMO2_1/A17 (5V耐圧,OD) P22/A02/TIOA0_1/A18 (5V耐圧,OD) P23/A03/TIOB0_1/A19 (5V耐圧) ( ) 内の説明 ・5 V 耐圧 : 5 V 耐圧端子 ・OD: オープンドレイン制御端子 (FPT-64P-M24) (注意事項)XXX_1, XXX_2 のように , 「_ ( アンダバー ) 」がついている端子の , 「_」以降の数字はポート番号を示して います。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の同一機能の端子が用意されていますので , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR) で使用する端子を選択してください。 (続く) 6 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (続き) ・LQFP-48 (MB91F668) 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 P10/D08/SOUT2/INT0 (5V耐圧,OD) P81/AN9/IN1_1/TMI1_1 P80/AN8/IN0_1/TMI0_1 P77/AN7/SCK0/TMI2/OUT7_1/INT23 P76/AN6/SIN0/TMI1/OUT6_1/INT22 P75/AN5/SOUT0/TMI0/OUT5_1/INT21 P74/AN4/TMO2/OUT4_1/INT20 P73/AN3/TMO1/OUT3_1/INT19 P72/AN2/TMO0/OUT2_1/INT18 P71/AN1/OUT1_1/INT17 P70/AN0/OUT0_1/INT16 AVcc (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 LQFP-48 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 AVss P56/WR0/ZIN1_1/FRCK0/SCK6 P55/RD/BIN1_1/ADTRG0/SIN6 P54/AS/AIN1_1/SOUT6 P50/CS0/TMO0_1 P07/D07/TIOB3/IN7 P06/D06/TIOA3/SCK1/IN6 (5V耐圧,OD) P05/D05/TIOB2/SIN1/IN5 (5V耐圧) P04/D04/TIOA2/SOUT1/IN4 (5V耐圧,OD) P03/D03/TIOB1/IN3 P02/D02/TIOA1/SCK0_1/IN2 (5V耐圧,OD) Vcc PH2/SCK2_1/INT2_1 (5V耐圧) P00/D00/TIOA0/SOUT0_1/IN0 (5V耐圧,OD) P01/D01/TIOB0/SIN0_1/IN1 INIT X0A/PK1 X1A/PK0 C MD1 MD0 X0 X1 Vss 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 P11/D09/SIN2/INT1 (5V耐圧) P12/D10/SCK2/INT2 (5V耐圧,OD) P13/D11/INT3 P14/D12/AIN1/INT4/OUT4 P15/D13/BIN1/INT5/OUT5 P16/D14/ZIN1/INT6/OUT6 P17/D15/INT7/OUT7 PH3/INT3_1 (5V耐圧) Vcc UDM UDP Vss ( ) 内の説明 ・5 V 耐圧 : 5 V 耐圧端子 ・OD: オープンドレイン制御端子 (FPT-48P-M26) (注意事項)XXX_1, XXX_2 のように , 「_ ( アンダバー ) 」がついている端子の , 「_」以降の数字はポート番号を示して います。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の同一機能の端子が用意されていますので , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR) で使用する端子を選択してください。 DS07–16916–2 7 MB91665 シリーズ ■ 端子機能説明 XXX_1, XXX_2 のように ,「_ ( アンダバー) 」がついている端子の ,「_」以降の数字はポート番号を示しています。これら の端子は 1 つのチャネルに複数の同一機能の端子が用意されていますので , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR) で使用する 端子を選択してください。 CMOS 端子番号 CMOS レベル 入出力 端子名 回路 機能 レベル ヒステ 64 ピン 48 ピン 形式* 1 入力 リシス 入力 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのデータバスの bit9 です。 ○ ⎯ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の入力端 子です。 ⎯ ○ 外部割込み要求 1 の入力端子です。 ⎯ ○ P12 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D10 外部バスインタフェースのデータバスの bit10 です。 ○ ⎯ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 のクロッ ク入出力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使 用するときは , SCK2 として , I2C ( 動作モード 4) として使用す るときは , SCL2 として機能します。 ⎯ ○ 外部割込み要求 2 の入力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのデータバスの bit11 です。 ○ ⎯ 外部割込み要求 3 の入力端子です。 ⎯ ○ P14 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D12 外部バスインタフェースのデータバスの bit12 です。 ○ ⎯ アップダウンカウンタの ch.1 の AIN 入力端子です。 ⎯ ○ INT4 外部割込み要求 4 の入力端子です。 ⎯ ○ OUT4 32 ビットアウトプットコンペア ch.4 の出力端子です。 ⎯ ⎯ P15 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D13 外部バスインタフェースのデータバスの bit13 です。 ○ ⎯ アップダウンカウンタの ch.1 の BIN 入力端子です。 ⎯ ○ INT5 外部割込み要求 5 の入力端子です。 ⎯ ○ OUT5 32 ビットアウトプットコンペア ch.5 の出力端子です。 ⎯ ○ P16 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D14 外部バスインタフェースのデータバスの bit14 です。 ○ ⎯ アップダウンカウンタ ch.1 の ZIN 入力端子です。 ⎯ ○ INT6 外部割込み要求 6 の入力端子です。 ⎯ ○ OUT6 32 ビットアウトプットコンペア ch.6 の出力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのデータバスの bit15 です。 ○ ⎯ 外部割込み要求 7 の入力端子です。 ⎯ ○ 32 ビットアウトプットコンペア ch.7 の出力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部割込み要求 3 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ 電源端子です。 ⎯ ⎯ P11 D09 1 1 SIN2 Q*2 INT1 2 2 SCK2 (SCL2) Q*2 INT2 P13 3 3 D11 B INT3 4 5 6 4 5 6 AIN1 BIN1 ZIN1 B B B P17 7 7 D15 INT7 B OUT7 8 9 8 9 PH3 INT3_1 VCC D*2 ⎯ (続く) 8 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 端子番号 64 ピン 48 ピン 端子名 入出力 回路 形式* 1 機能 CMOS CMOS レベル レベル ヒステ 入力 リシス 入力 10 10 UDM USB USB ファンクション / ホストの D −端子です。 ⎯ ⎯ 11 11 UDP USB USB ファンクション / ホストの D +端子です。 ⎯ ⎯ 12 12 VSS ⎯ GND 端子です。 ⎯ ⎯ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit0 です。 ⎯ ⎯ 16 ビットリロードタイマ ch.1 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ A16 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit16 です。 ⎯ ⎯ P21 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit1 です。 ⎯ ⎯ 16 ビットリロードタイマ ch.2 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ A17 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit17 です。 ⎯ ⎯ P22 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit2 です。 ⎯ ⎯ ベースタイマ ch.0 の TIOA 端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ A18 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit18 です。 ⎯ ⎯ P23 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit3 です。 ⎯ ⎯ ベースタイマ ch.0 の TIOB 端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ A19 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit19 です。 ○ ⎯ P24 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit4 です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.0 の出力端子です。 ⎯ ⎯ A20 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit20 です。 ⎯ ⎯ P25 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit5 です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.1 の出力端子です。 ⎯ ⎯ A21 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit21 です。 ⎯ ⎯ P26 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit6 です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.2 の出力端子です。 ⎯ ⎯ A22 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit22 です。 ⎯ ⎯ P27 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit7 です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.3 の出力端子です。 ⎯ ⎯ 外部バスインタフェースのアドレスバスの bit23 です。 ⎯ ⎯ P20 13 14 15 16 17 18 19 20 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ A00 TMO1_1 A01 TMO2_1 A02 TIOA0_1 A03 TIOB0_1 A04 OUT0 A05 OUT1 A06 OUT2 A07 OUT3 A23 Q*2 Q*2 Q*2 Q*2 Q*2 Q*2 Q*2 Q*2 (続く) DS07–16916–2 9 MB91665 シリーズ 端子番号 64 ピン 48 ピン 端子名 入出力 回路 形式* 1 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 のクロッ ク入出力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用するときは , SCK2_1 として , I2C ( 動作モード 4) として使用するときは , SCL2_1 として機能し ます。 ⎯ ○ 外部割込み要求 2 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ P00 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D00 外部バスインタフェースのデータバスの bit0 です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.0 の TIOA 端子です。 ⎯ ⎯ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の出力端 子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として 使用するときは , SOUT0_1 として , I2C ( 動作モード 4) として 使用するときは , SDA0_1 として機能します。 ⎯ ⎯ 32 ビットインプットキャプチャ ch.0 の入力端子です。 ⎯ ○ P01 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D01 外部バスインタフェースのデータバスの bit1 です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.0 の TIOB 端子です。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の入力端 子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ 32 ビットインプットキャプチャ ch.1 の入力端子です。 ⎯ ○ 外部リセット入力端子です。INIT=L でリセットが有効になり ます。フラッシュメモリ品の入出力回路形式は P です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ サブクロック ( 発振 ) 入力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ サブクロック ( 発振 ) 入出力端子です。 ⎯ ⎯ PH2 21 13 SCK2_1 (SCL2_1) D*2 INT2_1 TIOA0 22 Q*2 14 SOUT0_1 (SDA0_1) IN0 23 15 TIOB0 B SIN0_1 IN1 24 16 25 17 26 18 機能 CMOS CMOS レベル レベル ヒステ 入力 リシス 入力 INIT PK1 X0A PK0 X1A P I I 27 19 C ⎯ 電源安定化容量端子です。 ⎯ ⎯ 28 20 MD1 P モード 1 端子です。常に "L" レベルを入力してください。フ ラッシュメモリ品の入出力回路形式は P です。 ⎯ ○ ⎯ ○ 29 21 MD0 P モード 0 端子です。フラッシュメモリ品の入出力回路形式は P です。 通常は , MD0=L を入力してください。フラッシュメモリのシ リアル書込み時は , MD0=H を入力してください。 30 22 X0 A メインクロック ( 発振 ) 入力端子です。 ⎯ ○ 31 23 X1 A メインクロック ( 発振 ) 入出力端子です。 ⎯ ⎯ 32 24 VSS ⎯ GND 端子です。 ⎯ ⎯ 33 25 VCC ⎯ 電源端子です。 ⎯ ⎯ (続く) 10 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 端子番号 64 ピン 48 ピン 端子名 入出力 回路 形式* 1 P02 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D02 外部バスインタフェースのデータバスの bit2 です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.1 の TIOA 端子です。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のクロッ ク入出力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用するときは , SCK0_1 として , I2C ( 動作モー ド 4) として使用するときは , SCL0_1 として機能します。 ⎯ ○ 32 ビットインプットキャプチャ ch.2 の入力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのデータバスの bit3 です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.1 の TIOB 端子です。 ⎯ ○ ○ TIOA1 34 Q*2 26 SCK0_1 (SCL0_1) IN2 P03 35 27 D03 TIOB1 B 32 ビットインプットキャプチャ ch.3 の入力端子です。 ⎯ P04 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D04 外部バスインタフェースのデータバスの bit4 です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.2 の TIOA 端子です。 ⎯ ⎯ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の出力端 子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用するとき は , SOUT1 として , I2C ( 動作モード 4) として使用するときは , SDA1 として機能します。 ⎯ ○ IN4 32 ビットインプットキャプチャ ch.4 の入力端子です。 ⎯ ○ P05 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D05 外部バスインタフェースのデータバスの bit5 です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.2 の TIOB 端子です。 ⎯ ○ SIN1 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の入力端 子です。 ⎯ ○ IN5 32 ビットインプットキャプチャ ch.5 の入力端子です。 ⎯ ○ P06 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D06 外部バスインタフェースのデータバスの bit6 です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.3 の TIOA 端子です。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 のクロッ ク入出力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使 用するときは , SCK1 として , I2C ( 動作モード 4) として使用す るときは , SCL1 して機能します。 ⎯ ○ IN6 32 ビットインプットキャプチャ ch.6 の入力端子です。 ⎯ ○ P07 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのデータバスの bit7 です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.3 の TIOB 端子です。 ⎯ ○ IN7 32 ビットインプットキャプチャ ch.7 の入力端子です。 ⎯ ○ P50 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのチップセレクト 0 出力端子です。 ⎯ ⎯ 16 ビットリロードタイマ ch.0 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ IN3 TIOA2 36 Q*2 28 SOUT1 (SDA1) 37 29 TIOB2 Q*2 TIOA3 38 30 Q* SCK1 (SCL1) 39 40 31 32 機能 CMOS CMOS レベル レベル ヒステ 入力 リシス 入力 D07 TIOB3 CS0 TMO0_1 B C 2 (続く) DS07–16916–2 11 MB91665 シリーズ 端子番号 64 ピン 48 ピン 端子名 入出力 回路 形式* 1 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのチップセレクト 1 出力端子です。 ⎯ ⎯ ベースタイマ ch.2 の TIOA 端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の出力端 子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として 使用するときは , SOUT1_1 として , I2C ( 動作モード 4) として 使用するときは , SDA1_1 として機能します。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのチップセレクト 2 出力端子です。 ⎯ ⎯ ベースタイマ ch.2 の TIOB 端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の入力端 子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ CS3 外部バスインタフェースのチップセレクト 3 出力端子です。 ⎯ ⎯ FRCK1 32 ビットフリーランタイマ ch.1 の外部クロック入力端子で す。 ⎯ ○ ベースタイマ ch.3 の TIOA 端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 のクロッ ク入出力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用するときは , SCK1_1 として , I2C ( 動作モード 4) として使用するときは , SCL1_1 として機能します。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのアドレスストローブ出力端子です。 ⎯ ⎯ アップダウンカウンタの ch.1 の AIN 入力端子 (1 番ポート ) で す。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 の出力端 子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用するとき は , SOUT6 として , I2C ( 動作モード 4) として使用するときは , SDA6 として機能します。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのリードストローブ出力端子です。 ⎯ ⎯ アップダウンカウンタの ch.1 の BIN 入力端子 (1 番ポート ) で す。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータの外部トリガ入力端子です。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 の入力端 子です。 ⎯ ○ P51 CS1 41 ⎯ TIOA2_1 C SOUT1_1 (SDA1_1) P52 CS2 42 ⎯ TIOB2_1 C SIN1_1 P53 43 ⎯ TIOA3_1 C SCK1_1 (SCL1_1) P54 AS AIN1_1 44 33 C SOUT6 (SDA6) P55 RD 45 34 機能 CMOS CMOS レベル レベル ヒステ 入力 リシス 入力 BIN1_1 ADTRG0 SIN6 C (続く) 12 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 端子番号 64 ピン 48 ピン 端子名 入出力 回路 形式* 1 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ WR0 外部バスインタフェースのライトストローブ 0 出力端子です。 ⎯ ⎯ ZIN1_1 アップダウンカウンタ ch.1 の ZIN 入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ 32 ビットフリーランタイマ ch.0 の外部クロック入力端子で す。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 のクロッ ク入出力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使 用するときは , SCK6 として , I2C ( 動作モード 4) として使用す るときは , SCL6 として機能します。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのライトストローブ 1 出力端子です。 ⎯ ⎯ ベースタイマ ch.3 の TIOB 端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ ○ P56 46 35 FRCK0 C SCK6 (SCL6) P57 47 ⎯ 機能 CMOS CMOS レベル レベル ヒステ 入力 リシス 入力 WR1 TIOB3_1 C 16 ビットリロードタイマ ch.2 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ 48 36 AVSS ⎯ 10 ビット A/D コンバータの GND 端子です。 ⎯ ⎯ 49 37 AVCC ⎯ 10 ビット A/D コンバータのアナログ電源端子です。 ⎯ ⎯ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.0 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.0 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ 外部割込み要求 16 の入力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.1 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.1 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ 外部割込み要求 17 の入力端子です。 ⎯ ○ P72 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ AN2 10 ビット A/D コンバータ ch.2 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 16 ビットリロードタイマ ch.0 の出力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.2 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ 外部割込み要求 18 の入力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.3 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 16 ビットリロードタイマ ch.1 の出力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.3 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ 外部割込み要求 19 の入力端子です。 ⎯ ○ TMI2_1 P70 AN0 50 38 OUT0_1 E INT16 P71 AN1 51 39 OUT1_1 E INT17 52 40 TMO0 E OUT2_1 INT18 P73 AN3 53 41 TMO1 OUT3_1 INT19 E (続く) DS07–16916–2 13 MB91665 シリーズ 端子番号 64 ピン 48 ピン 端子名 入出力 回路 形式* 1 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.4 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 16 ビットリロードタイマ ch.2 の出力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットアウトプットコンペア ch.4 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ 外部割込み要求 20 の入力端子です。 ⎯ ○ P75 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ AN5 10 ビット A/D コンバータ ch.5 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の出力端 子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用するとき は , SOUT0 として , I2C ( 動作モード 4) として使用するときは , SDA0 として機能します。 ⎯ ⎯ 16 ビットリロードタイマ ch.0 の入力端子です。 ⎯ ○ 32 ビットアウトプットコンペア ch.5 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ 外部割込み要求 21 の入力端子です。 ⎯ ○ P76 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ AN6 10 ビット A/D コンバータ ch.6 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ SIN0 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の入力端 子です。 ⎯ ○ 16 ビットリロードタイマ ch.1 の入力端子です。 ⎯ ○ 32 ビットアウトプットコンペア ch.6 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ 外部割込み要求 22 の入力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.7 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のクロッ ク入出力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使 用するときは , SCK0 として , I2C ( 動作モード 4) として使用す るときは , SCL0 として機能します。 ⎯ ○ 16 ビットリロードタイマ ch.2 の入力端子です。 ⎯ ○ 32 ビットアウトプットコンペア ch.7 の出力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ⎯ 外部割込み要求 23 の入力端子です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.8 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットインプットキャプチャ ch.0 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ 16 ビットリロードタイマ ch.0 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ P74 AN4 54 42 TMO2 E OUT4_1 INT20 55 43 SOUT0 (SDA0) E TMI0 OUT5_1 INT21 56 44 TMI1 E OUT6_1 INT22 P77 AN7 57 45 SCK0 (SCL0) E TMI2 OUT7_1 INT23 P80 AN8 58 46 機能 CMOS CMOS レベル レベル ヒステ 入力 リシス 入力 IN0_1 TMI0_1 E (続く) 14 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (続き) 端子番号 64 ピン 48 ピン 端子名 入出力 回路 形式* 1 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.9 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットインプットキャプチャ ch.1 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ 16 ビットリロードタイマ ch.1 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.10 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットインプットキャプチャ ch.2 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 10 ビット A/D コンバータ ch.11 のアナログ入力端子です。 ⎯ ⎯ 32 ビットインプットキャプチャ ch.3 の入力端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ P60 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ RDY 外部バスインタフェースのレディ入力端子です。 ○ ⎯ ベースタイマ ch.1 の TIOA 端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の出力端 子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として 使用するときは , SOUT2_1 として , I2C ( 動作モード 4) として 使用するときは , SDA2_1 として機能します。 ⎯ ○ 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ 外部バスインタフェースのバスクロック出力端子です。 ⎯ ⎯ ベースタイマ ch.1 の TIOB 端子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の入力端 子 (1 番ポート ) です。 ⎯ ○ P10 汎用入出力ポートです。 ⎯ ○ D08 外部バスインタフェースのデータバスの bit8 です。 ○ ⎯ マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の出力端 子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用するとき は , SOUT2 として , I2C ( 動作モード 4) として使用するときは , SDA2 として機能します。 ⎯ ○ 外部割込み要求 0 の入力端子です。 ⎯ ○ P81 AN9 59 47 IN1_1 E TMI1_1 P82 60 ⎯ AN10 E IN2_1 P83 61 ⎯ AN11 E IN3_1 62 ⎯ TIOA1_1 B SOUT2_1 (SDA2_1) P61 SYSCLK 63 ⎯ TIOB1_1 C SIN2_1 64 48 機能 CMOS CMOS レベル レベル ヒステ 入力 リシス 入力 SOUT2 (SDA2) INT0 Q * 1:入出力回路形式については ,「■ 入出力回路形式」を参照してください。 * 2:5 V トレラント端子 DS07–16916–2 15 MB91665 シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路 備考 A X1 クロック入力 ・ 発振帰還抵抗 約 1 MΩ ・ スタンバイ制御あり X0 スタンバイ制御 B P-ch P-ch N-ch R デジタル出力 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベル入力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ プルアップ制御あり ・ スタンバイ制御あり (注意事項)・ 外部バスインタフェース時の 入力データ, RDY端子を選択時 は CMOS レベル入力。 デジタル出力 上記以外の入力は , すべて CMOS レベルヒステリシス入 力となります。 ・ I2C 端子として使用時 , デジタ プルアップ制御 ル出力 P-ch トランジスタは常 にオフです。 デジタル入力 ・ N-ch オープンドレイン制御 スタンバイ制御 端子として使用時 , デジタル 出力 P-ch トランジスタは常に デジタル入力 スタンバイ制御 オフです。 C ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ プルアップ制御あり ・ スタンバイ制御あり P-ch P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 (注意事項)I2C 端子として使用時 , デジタル 出力 P-ch トランジスタは常にオ フです。 R プルアップ 制御 デジタル入力 スタンバイ 制御 (続く) 16 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 分類 回路 備考 D P-ch N-ch デジタル出力 デジタル出力 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ 5 V トレラント入力 ・ スタンバイ制御あり (注意事項)I2C 端子として使用時 , デジタ ル出力 P-ch トランジスタは常 にオフです。 R デジタル入力 スタンバイ 制御 E P-ch P-ch N-ch R デジタル出力 デジタル出力 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ 入力制御あり ・ アナログ入力 ・ プルアップ制御あり ・ スタンバイ制御あり (注意事項)I2C 端子として使用時 , デジタ ル出力 P-ch トランジスタは常 にオフです。 プルアップ制御 デジタル入力 スタンバイ制御 アナログ入力 入力制御 (続く) DS07–16916–2 17 MB91665 シリーズ 分類 回路 備考 I X1A P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 ・ 発振帰還抵抗 約 10 MΩ ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ スタンバイ制御あり R デジタル入力 スタンバイ制御 クロック入力 R スタンバイ制御 デジタル入力 スタンバイ制御 X0A P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 P ・ フラッシュメモリ品のみ ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ フラッシュメモリテスト用の高電圧制御 あり N-ch N-ch N-ch N-ch 制御端子 R N-ch モード入力 (続く) 18 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (続き) 分類 回路 備考 Q P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 R ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベル入力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ 5 V トレラント入力 ・ スタンバイ制御あり (注意事項)N-ch オープンドレイン制御端子 として使用時 , デジタル出力 Pch トランジスタは常にオフで す。 デジタル入力 スタンバイ制御 デジタル入力 スタンバイ制御 USB USB 入出力端子 UDP ( + ) 出力 UDP(+) UDP ( + ) 入力 Differential UDM(-) 差動入力 UDM ( − ) 入力 UDM ( − ) 出力 方向 DS07–16916–2 19 MB91665 シリーズ ■ 取扱上のご注意 半導体デバイスは , ある確率で故障します。また , 半導体デバイスの故障は , 使用される条件 ( 回路条件 , 環境条件など ) によっても大きく左右されます。 以下に , 半導体デバイスをより信頼性の高い状態で使用していただくために , 注意・配慮しなければならない事項につい て説明します。 1. 設計上の注意事項 ここでは , 半導体デバイスを使用して電子機器の設計を行う際に注意すべき事項について述べます。 ・絶対最大定格の遵守 半導体デバイスは , 過剰なストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) が加わると破壊する可能性があります。この限界値を定め たものが絶対最大定格です。従って , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 ・推奨動作条件の遵守 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , 全てこの条件の範囲内で保 証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を越えて使用すると , 信頼性に悪影響を及ぼすことがあり ます。 本資料に記載されていない項目 , 使用条件 , 論理組み合わせでの使用は , 保証していません。記載されている以外の条件 での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 ・端子の処理と保護 半導体デバイスには , 電源および各種入出力端子があります。これらに対して以下の注意が必要です。 (1) 過電圧・過電流の防止 各端子に最大定格を超える電圧・電流が印加されると , デバイスの内部に劣化が生じ , 著しい場合には破壊に至りま す。機器の設計の際には , このような過電圧・過電流の発生を防止してください。 (2) 出力端子の保護 出力端子を電源端子または他の出力端子とショートしたり , 大きな容量負荷を接続すると大電流が流れる場合があ ります。この状態が長時間続くとデバイスが劣化しますので , このような接続はしないようにしてください。 (3) 未使用入力端子の処理 インピーダンスの非常に高い入力端子は , オープン状態で使用すると動作が不安定になる場合があります。 適切な 抵抗を介して電源端子やグランド端子に接続してください。 ・ラッチアップ 半導体デバイスは , 基板上に P 型と N 型の領域を形成することにより構成されます。外部から異常な電圧が加えられた 場合 , 内部の寄生 PNPN 接合 ( サイリスタ構造 ) が導通して , 数百 mA を越える大電流が電源端子に流れ続けることがあ ります。これをラッチアップと呼びます。この現象が起きるとデバイスの信頼性を損ねるだけでなく , 破壊に至り発熱・発 煙・発火の恐れもあります。これを防止するために , 以下の点にご注意ください。 (1) 最大定格以上の電圧が端子に加わることが無いようにしてください。異常なノイズ , サージ等にも注意してくださ い。 (2) 電源投入シーケンスを考慮し , 異常な電流が流れないようにしてください。 ・安全等の規制と規格の遵守 世界各国では , 安全や , 電磁妨害等の各種規制と規格が設けられています。お客様が機器を設計するに際しては , これら の規制と規格に適合するようお願いします。 ・フェイル・セーフ設計 半導体デバイスは , ある確率で故障が発生します。半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的 な損害を生じさせないよう , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止設計 , 誤動作防止設計などの安全設計 をお願いします。 管理番号 : DS00-00004-1 20 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ・用途に関する注意 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意 図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影 響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途 ( 原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航 空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵器システムにおけるミサイル発射制御 をいう ), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途 ( 海底中継器 , 宇宙衛星をいう ) に使用されるよう設計・製造された ものではありません。当社は, これらの用途に当該製品が使用されたことにより発生した損害などについては, 責任を負い かねますのでご了承ください。 2. パッケージ実装上の注意事項 パッケージには , リード挿入形と表面実装形があります。いずれの場合も , はんだ付け時の耐熱性に関する品質保証は , 当社の推奨する条件での実装に対してのみ適用されます。実装条件の詳細については営業部門までお問い合わせくださ い。 ・リード挿入形 リード挿入形パッケージのプリント板への実装方法は , プリント板へ直接はんだ付けする方法とソケットを使用してプ リント板に実装する方法とがあります。 プリント板へ直接はんだ付けする場合は , プリント板のスルーホールにリード挿入後 , 噴流はんだによるフローはんだ 方法 ( ウェーブソルダリング法 ) が一般的に使用されます。 この場合 , はんだ付け実装時には , 通常最大定格の保存温度を 上回る熱ストレスがリード部分に加わります。当社の実装推奨条件で実装してください。 ソケット実装方法でご使用になる場合 , ソケットの接点の表面処理と IC のリードの表面処理が異なるとき , 長時間経過 後 , 接触不良を起こすことがあります。このため , ソケットの接点の表面処理と IC のリードの表面処理の状態を確認して から実装することをお勧めします。 ・表面実装形 表面実装形パッケージは , リード挿入形と比較して , リードが細く薄いため , リードが変形し易い性質をもっています。 また , パッケージの多ピン化に伴い , リードピッチも狭く , リード変形によるオープン不良や , はんだブリッジによる ショート不良が発生しやすいため , 適切な実装技術が必要となります。 当社ははんだリフロー方法を推奨し , 製品ごとに実装条件のランク分類を実施しています。当社推奨のランク分類に 従って実装してください。 ・鉛フリーパッケージ BGA パッケージの Sn-Ag-Cu 系ボール品を Sn-Pb 共晶はんだにて実装した場合 , 使用状況により接合強度が低下するこ とがありますのでご注意願います。 ・半導体デバイスの保管について プラスチックパッケージは樹脂でできているため , 自然の環境に放置することにより吸湿します。吸湿したパッケージ に実装時の熱が加わった場合 , 界面剥離発生による耐湿性の低下やパッケージクラックが発生することがあります。以下 の点にご注意ください。 (1) 急激な温度変化のある所では製品に水分の結露が起こります。このような環境を避けて , 温度変化の少ない場所に 保管してください。 (2) 製品の保管場所はドライボックスの使用を推奨します。相対湿度 70 %RH 以下 , 温度 5°C ∼ 30 °C で保管をお願いし ます。 ドライパッケージを開封した場合には湿度 40% ∼ 70%RH を推奨いたします。 (3) 当社では必要に応じて半導体デバイスの梱包材として防湿性の高いアルミラミネート袋を用い , 乾燥剤としてシリ カゲルを使用しております。半導体デバイスはアルミラミネート袋に入れて密封して保管してください。 (4) 腐食性ガスの発生する場所や塵埃の多い所は避けてください。 ・ベーキングについて 吸湿したパッケージはベーキング ( 加熱乾燥 ) を実施することにより除湿することが可能です。ベーキングは , 当社の推 奨する条件で実施してください。 条件:125 °C/24 時間 DS07–16916–2 21 MB91665 シリーズ ・静電気 半導体デバイスは静電気による破壊を起こしやすいため , 以下の点についてご注意ください。 (1) 作業環境の相対湿度は 40 % ∼ 70 %RH にしてください。 除電装置 ( イオン発生装置 ) の使用なども必要に応じて検討してください。 (2) 使用するコンベア , 半田槽 , 半田ゴテ , および周辺付帯設備は大地に接地してください。 (3) 人体の帯電防止のため , 指輪または腕輪などから高抵抗 (1 MΩ 程度 ) で大地に接地したり , 導電性の衣服・靴を着用 し , 床に導電マットを敷くなど帯電電荷を最小限に保つようにしてください。 (4) 治具 , 計器類は , 接地または帯電防止化を実施してください。 (5) 組立完了基板の収納時 , 発泡スチロールなどの帯電し易い材料の使用は避けてください。 3. 使用環境に関する注意事項 半導体デバイスの信頼性は , 先に述べました周囲温度とそれ以外の環境条件にも依存します。ご使用にあたっては , 以下 の点にご注意ください。 (1) 湿度環境 高湿度環境下での長期の使用は , デバイス自身だけでなくプリント基板等にもリーク性の不具合が発生する場合が あります。高湿度が想定される場合は , 防湿処理を施す等の配慮をお願いします。 (2) 静電気放電 半導体デバイスの直近に高電圧に帯電したものが存在すると , 放電が発生し誤動作の原因となることがあります。 このような場合 , 帯電の防止または放電の防止の処置をお願いします。 (3) 腐食性ガス , 塵埃 , 油 腐食性ガス雰囲気中や , 塵埃 , 油等がデバイスに付着した状態で使用すると , 化学反応によりデバイスに悪影響を及 ぼす場合があります。このような環境下でご使用の場合は , 防止策についてご検討ください。 (4) 放射線・宇宙線 一般のデバイスは , 設計上 , 放射線 , 宇宙線にさらされる環境を想定しておりません。 したがって , これらを遮蔽し てご使用ください。 (5) 発煙・発火 樹脂モールド型のデバイスは , 不燃性ではありません。発火物の近くでは , ご使用にならないでください。発煙・発火 しますと , その際に毒性を持ったガスが発生する恐れがあります。 その他 , 特殊な環境下でのご使用をお考えの場合は , 営業部門にご相談ください。 最新の取扱上のご注意については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/jp/handling-j.pdf 22 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ■ デバイス使用上の注意 ・電源端子について VCC・VSS 端子が複数ある場合,デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部で同電位に すべきものどうしを接続してありますが,不要輻射の低減・グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止・ 総出力電流規格を遵守などのために,必ずそれらすべてを外部で電源およびグランドに接続してください。 また,電流供給 源からできる限り低インピーダンスで本デバイスの VCC,VSS 端子に接続するような配慮をお願いします。 さらに,本デバイスの近くで,VCC と VSS 端子の間に 0.1 μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接 続することをお勧めします。 ・水晶発振回路について X0,X1 端子の近辺のノイズは本デバイスの誤動作のもととなります。X0 と X1 端子および水晶発振子さらにグラウンド へのバイパスコンデンサはできる限り近くに配置するようにプリント板を設計してください。 また, X0,X1 端子の回りをグラウンドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作を期待できますので,強く お勧めします。 ・外部クロック使用時の注意 外部クロックを使用する場合は , X0 端子のみを駆動し , X1 端子は開放としてください。 ・外部クロック使用例 X0 X1 開放 MB91665 シリーズ ・C 端子について 本シリーズはレギュレータを内蔵しており , C 端子にはレギュレータ用に 4.7 μF 程度のバイパスコンデンサを必ず入れ てください。 C MB91665 シリーズ 4.7 µF VSS GND DS07–16916–2 23 MB91665 シリーズ ・モード端子 (MD0, MD1) について モード端子 (MD0,MD1) は VCC 端子または VSS 端子に直接接続してください。内蔵 Flash 書換えなどの目的で , モード端 子レベルを変更できるようにプルアップまたはプルダウンをする場合には , ノイズによりデバイスが意図せずテストモー ドに入るのを防止するため , プルアップまたはプルダウンに使用する抵抗値はできるだけ低く抑えると共に , モード端子 から VCC 端子または VSS 端子への距離を最小にし , できるだけ低インピーダンスで接続するようにプリント基板を設計し てください。 ・電源投入時について ・ 電源投入直後は , 内部レギュレータ+発振回路の発振安定待ち時間を確保するため , INIT 端子への “L” レベル入力をレ ギュレータ電圧安定待ち時間+振動子の発振時間+メイン発振安定待ち時間の間持続してください。 ・ 電源を投入 / 切断する際は , 次の順番で投入 / 切断を行ってください。 投入時:VCC → AVCC → AVRH 切断時:AVRH → AVCC → VCC ・ リセットの解除 (INIT 端子を “L” レベル→ “H” レベル ) は , 電源が安定している状態で行ってください。 ・PLL クロックモード動作中の注意について 本デバイスでPLLクロック (PLLCLK) を選択しているときに発振子が外れたり,クロック入力が停止したりすると , PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。この動作は保証外の動作です。 24 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ■ ブロックダイヤグラム 降圧レギュレータ FR80 CPU 内蔵プログラムメモリ クロスバー スイッチ フラッシュメモリ RAM オンチップバス DMAC 4 チャネル 外部バス I/F 周辺バス ブリッジ USB ファンクション / ホスト 割込みコントローラ 遅延割込み ポート 外部割込み 16 チャネル 16 ビット周辺バス ウォッチドッグタイマ 32 ビット周辺バス クロック制御 クロック生成 USB クロック生成 時計カウンタ 16 ビットリロードタイマ 3 チャネル アップダウンカウンタ 1 チャネル 32 ビットインプットキャプチャ 8 チャネル A/D コンバータ 12/10 チャネル (1 ユニット )* 32 ビットアウトプットコンペア 8 チャネル ポート 32 ビットフリーランタイマ 2 チャネル ベースタイマ 4 チャネル マルチファンクションシリアル インタフェース 4 チャネル *:MB91F669 (64pin): 12 チャネル MB91F668 (48pin): 10 チャネル ポート DS07–16916–2 25 MB91665 シリーズ ■ メモリ空間 1. メモリ空間 FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスします。 ・ダイレクトアドレシング領域 アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。 この領域をダイレクトアドレシング領域とよび , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。 ダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のように異なります。 ・ バイトデータアクセス :0000 0000H ∼ 0000 00FFH ・ ハーフワードデータアクセス :0000 0000H ∼ 0000 01FFH ・ ワードデータアクセス :0000 0000H ∼ 0000 03FFH 26 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 2. メモリマップ MB91F668/F669 Flash 128 K バイト RAM 16 K バイト 0000 0000H I/O 領域 ( ダイレクト アドレッシング ) 0000 0400H I/O 領域 0001 0000H 予約 0003 C000H 内蔵 RAM 領域 16 K バイト 0004 0000H 予約 000E 0000H Flash 領域 128 K バイト 0010 0000H 予約 0024 0000H 外部バス領域 FFFF FFFFH ( 注意事項 ) ・ 小セクタ領域は Flash 品にのみ関係します。詳しくは「ハードウェアマニュアル」の「フラッシュメ モリ」を参照してください。 ・ 予約領域にはアクセスしないでください。 DS07–16916–2 27 MB91665 シリーズ ■ I/O マップ [ 表の見方 ] アドレス レジスタ ブロック +0 +1 +2 +3 0000 0000H PDR0 [R/W] B, H XXXXXXXX PDR1 [R/W] B, H XXXXXXXX PDR2 [R/W] B, H XXXXXXXXXXX PDR3 [R/W] B, H XXXXXXXX 0000 003CH WDTCR0 [R/W] B, H -0--0000 WDTCPR0 [R/W] B, H 00000000 ⎯ ウォッチドッグ タイマ 0000 0040H EIRR0 [R/W] B, H, W 000 0000 ENIR0 [R/W] B, H, W 00000000 ELVR0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 外部割込み制御部 0∼7 ポートデータ レジスタ ⎯:予約領域 リセット後のレジスタ初期値 “1” :初期値 “1” “0” :初期値 “0” “X”:初期値 不定 “-” :予約ビットまたは未定義ビット アクセス単位 (B:バイト , H:ハーフワード , W:ワード ) リード/ライトの属性 “R” :リードオンリのビットが存在することを示します。 “R/W” :リード / ライト可能なビットが存在することを示します。 “W” :ライトオンリのビットが存在することを示します。 レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4 n 番地 , 2 コラムが 4 n + 2 番地・・・) 最左のレジスタ番地 ( ワードアクセスした場合は , 1 コラム目のレジスタが データの MSB 側になる ) (注意事項)・データアクセスを行う際 , アクセスサイズにより以下のとおりのアドレスとしてください。 - ワードアクセス:アドレスは 4 の倍数 ( 最下位 2 ビットは “00B”) - ハーフワードアクセス:アドレスは 2 の倍数 ( 最下位ビットは “0B”) - バイトアクセス:⎯ ・予約領域にはアクセスしないでください。 28 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 0000 0000H PDR0 [R/W] B,H XXXXXXXX PDR1 [R/W] B,H XXXXXXXX PDR2 [R/W] B,H XXXXXXXX ⎯ 0000 0004H ⎯ PDR5 [R/W] B,H XXXXXXXX PDR6 [R/W] B,H XXXXXXXX PDR7[R/W] B,H XXXXXXXX 0000 0008H PDR8 [R/W] B,H XXXXXXXX ⎯ ⎯ 0000 000CH 0000 0010H ⎯ 0000 0014H PDRK [R/W] B ----XXXX ブロック PDRH [R/W] B,H ----XXXX ポートデータ レジスタ ⎯ ⎯ 0000 0018H ⎯ ∼ 0000 001CH 0000 0020H ⎯ ∼ 0000 0038H 予約領域 0000 003CH WDTCR0[R/W] B,H -0--0000 WDTCPR0[R/W] B,H 00000000 ⎯ ウォッチ ドッグタイマ 0000 0040H EIRR0[R/W] B,H,W 00000000 ENIR0[R/W] B,H,W 00000000 ELVR0[R/W] B,H,W 00000000 00000000 外部割込み 制御部 0 ∼ 7 0000 0044H DICR [R/W] B -------0 ⎯ 遅延割込み 0000 0048H TMRLRA0 [R/W] H XXXXXXXX XXXXXXXX TMR0 [R] H XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 004CH TMRLRB0 [R/W] H XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSR0 [R/W] H --000000 --000000 0000 0050H TMRLRA1 [R/W] H XXXXXXXX XXXXXXXX TMR1 [R] H XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0054H TMRLRB1 [R/W] H XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSR1 [R/W] H --000000 --000000 0000 0058H TMRLRA2 [R/W] H XXXXXXXX XXXXXXXX TMR2 [R] H XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 005CH TMRLRB2 [R/W] H XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSR2 [R/W] H --000000 --000000 0000 0060H 0000 0064H SCR0[R/W] IBCR0[R,R/W] B,H,W*2 0--00000 SMR0 [R/W] B,H,W 000-0000 RDR0[R]/TDR0[W] B,H,W*1 -------0 00000000 SSR0 [R,R/W] B,H,W 0-000011 ESCR0[R/W] IBSR0[R,R/W] B,H,W*2 -0000000 BGR10[R/W]H,W 00000000 BGR00[R/W] H,W 00000000 16 ビット リロード タイマ ch.0 16 ビット リロード タイマ ch.1 16 ビット リロード タイマ ch.2 マルチ ファンクション シリアル インタフェース ch.0 (続く) DS07–16916–2 29 MB91665 シリーズ アドレス 0000 0068H 0000 006CH レジスタ +0 +1 +2 +3 SCR1[R/W] IBCR1[R,R/W] B,H,W*2 0--00000 SMR1 [R/W] B,H,W 000-0000 SSR1 [R,R/W] B,H,W 0-000011 ESCR1[R/W] IBSR1[R,R/W] B,H,W*2 -0000000 BGR11[R/W] H,W 00000000 BGR01[R/W] H,W 00000000 RDR1[R]/TDR1[W] B,H,W*1 -------0 00000000 0000 0070H ISMK1 [R/W] B,H*2 -------- ISBA1 [R/W] B,H*2 -------- 0000 0074H SCR2[R/W] IBCR2[R,R/W] B,H,W*2 0--00000 SMR2 [R/W] B,H,W 000-0000 0000 0078H 0000 007CH マルチ ファンクション シリアル インタフェース ch.1 ⎯ RDR2[R]/TDR2[W] B,H,W*1 -------0 00000000 ISMK2 [R/W] B,H*2 -------- ブロック SSR2 [R,R/W] B,H,W 0-000011 ESCR2[R/W] IBSR2 [R,R/W] B,H,W*2 -0000000 BGR12[R/W] H,W 00000000 BGR02[R/W] H,W 00000000 ISBA2 [R/W] B,H*2 -------- マルチ ファンクション シリアル インタフェース ch.2 ⎯ 0000 0080H ⎯ ∼ 0000 00A0H 0000 00A4H 0000 00A8H 0000 00ACH SCR6[R/W] IBCR6[R,R/W] B,H,W*2 0--00000 SMR6 [R/W] B,H,W 000-0000 RDR6[R]/TDR6[W] B,H,W*1 -------0 00000000 ISMK6 [R/W] B,H*2 -------- ISBA6 [R/W] B,H*2 -------- 予約領域 SSR6 [R,R/W] B,H,W 0-000011 ESCR6[R/W] IBSR6[R,R/W] B,H,W*2 -0000000 BGR16 [R/W] H,W 00000000 BGR06 [R/W] H,W 00000000 マルチ ファンクション シリアル インタフェース ch.6 ⎯ 0000 00B0H ⎯ ∼ 0000 00B8H 0000 00BCH ISMK0 [R/W] B,H*2 -------- ISBA0 [R/W] B,H*2 -------- 予約領域 ⎯ マルチ ファンクション シリアル インタフェース ch.0 0000 00C0H ⎯ ∼ 0000 0110H 0000 0114H EIRR2[R/W] B,H,W 00000000 ENIR2[R/W] B,H,W 00000000 予約領域 ELVR2[R/W] B,H,W 00000000 00000000 外部割込み 制御部 16 ∼ 23 0000 0118H ∼ 0000 011CH ⎯ 予約領域 (続く) 30 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 0000 0120H ADCR0[R/W] B,H 000-0000 ADSR0[R,R/W] B,H 00---000 ⎯ 0000 0124H SCCR0[R,R/W] B,H 1000-000 SFNS0[R/W] B,H ----0000 SCFD0[R] B,H XXXXXXXX XX-XXXXX 0000 0128H ⎯ SCIS20[R/W] B 00000000 0000 012CH PCCR0[R,R/W] B,H 1000-000 PFNS0[R/W] B,H ------00 0000 0130H PCIS0[R/W] B 00000000 ⎯ CMPD0[R/W] B,H 00000000 CMPCR0[R/W] B,H 00000000 0000 0134H ⎯ ADSS20[R/W] B 00000000 ADSS10[R/W] B,H 00000000 ADSS00[R/W] B,H 00000000 0000 0138H ADST00[R/W] B,H 00100000 ADST10[R/W] B,H 00100000 ADCT0[R/W] B -----111 ⎯ ⎯ 0000 016CH 予約領域 ⎯ BT0PDUT/BT0PRLH/BT0DTBF[R/W]H XXXXXXXX XXXXXXXX BT1TMR[R]H 00000000 00000000 ⎯ ベースタイマ ch.0 BT1TMCR[R/W] B,H -0000000 00000000 BT1STC[R/W]B 0000-000 ⎯ BT1PCSR/BT1PRLL[R/W]H XXXXXXXX XXXXXXXX BT1PDUT/BT1PRLH/BT1DTBF[R/W]H XXXXXXXX XXXXXXXX ベースタイマ ch.1 ⎯ BT2TMR[R]H 00000000 00000000 0000 0160H 0000 0168H コンバータ ⎯ 0000 015CH 0000 0164H A/D BT0TMCR[R/W] B,H -0000000 00000000 BT0PCSR/BT0PRLL[R/W]H XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0150H 0000 0158H ブロック SCIS00[R/W] B,H 00000000 PCFD0[R] B,H XXXXXXXX XXXXXXXX BT0STC[R/W]B 0000-000 0000 014CH 0000 0154H SCIS10[R/W] B,H 00000000 BT0TMR[R]H 00000000 00000000 0000 0140H 0000 0148H +3 ⎯ 0000 013CH 0000 0144H +2 ⎯ BT2TMCR [R/W] B,H -0000000 00000000 BT2STC[R/W]B 0000-000 ⎯ BT2PCSR/BT2PRLL[R/W]H XXXXXXXX XXXXXXXX BT2PDUT/BT2PRLH/BT2DTBF[R/W]H XXXXXXXX XXXXXXXX ベースタイマ ch.2 ⎯ (続く) DS07–16916–2 31 MB91665 シリーズ アドレス レジスタ +0 0000 0178H 0000 017CH +2 BT3TMR[R]H 00000000 00000000 0000 0170H 0000 0174H +1 ブロック BT3TMCR[R/W] B,H -0000000 00000000 BT3STC[R/W]B 0000-000 ⎯ +3 ⎯ BT3PCSR/BT3PRLL[R/W]H XXXXXXXX XXXXXXXX BT3PDUT/BT3PRLH/BT3DTBF[R/W]H XXXXXXXX XXXXXXXX BTSEL0123 [R/W] B 00000000 ベースタイマ ch.3 ⎯ 0000 0180H ⎯ 予約領域 ADCHE [R/W] B,H,W -------- 111111-- ----1111 11111111 A/D チャネル イネーブル ∼ 0000 01A8H 0000 01ACH 0000 01B0H IRPR0H [R] B 000----- 0000 01B4H ⎯ IRPR2L [R] B,H,W 000----- 0000 01B8H IRPR4H [R] B,H,W 0000---- IRPR4L [R] B,H,W 000000-- ⎯ IRPR3H [R] B,H,W 0000---- IRPR3L [R] B,H,W 00000--⎯ 割込み要求 一括読出し 機能 ⎯ 0000 01BCH 0000 01C0H ⎯ ∼ 0000 01CCH 0000 01D0H 0000 01D4H RCRH1 [W] H,W 00000000 RCRL1 [W] B, H,W 00000000 CCR1 [R,R/W] B,H 00000000 -0001000 予約領域 UDCRH1 [R] H,W 00000000 UDCRL1 [R] B,H,W 00000000 ⎯ CSR1 [R,R/W] B 00000000 アップダウン カウンタ ch.1 ⎯ 0000 01D8H 0000 01DCH ⎯ ∼ 0000 01FCH 0000 0200H CPCLR0 [R/W] W 11111111 11111111 11111111 11111111 0000 0204H TCDT0 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 0208H TCCSH0 [R/W] B,H 0-----00 TCCSL0 [R/W] B,H -1-00000 予約領域 32 ビット フリーラン タイマ ch.0 ⎯ (続く) 32 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 IPCP0 [R] W 0000 020CH XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP1 [R] W 0000 0210H XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP2 [R] W 0000 0214H XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP3 [R] W 0000 0218H 32 ビット インプット キャプチャ ch.0 ∼ ch.3 XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX ICS01 [R/W] B 00000000 ⎯ 0000 021CH ⎯ ICS23 [R/W] B 00000000 IPCP4 [R] W 0000 0220H XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP5 [R] W 0000 0224H XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP6 [R] W 0000 0228H XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX IPCP7 [R] W 0000 022CH 32 ビット インプット キャプチャ ch.4 ∼ ch.7 XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ 0000 0230H ICS45 [R/W] B 00000000 ⎯ ICS67 [R/W] B 00000000 0000 0234H OCCP0 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 0238H OCCP1 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 023CH OCCP2 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 0240H OCCP3 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 0244H OCSH1 [R/W] B,H,W OCSL0 [R/W] B,H,W OCSH3 [R/W] B,H,W OCSL2 [R/W] B,H,W ---0--00 0000--00 ---0--00 0000--00 0000 0248H OCCP4 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 024CH OCCP5 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 0250H OCCP6 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 0254H OCCP7 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 0258H OCSH5 [R/W] B,H,W OCSL4 [R/W] B,H,W OCSH7 [R/W] B,H,W OCSL6 [R/W] B,H,W ---0--00 0000--00 ---0--00 0000--00 0000 025CH ブロック FRTSEL [R/W] B ------00 ⎯ 32 ビット アウトプット コンペア ch.0 ∼ ch.3 32 ビット アウトプット コンペア ch.4 ∼ ch.7 フリーラン タイマ セレクタ (続く) DS07–16916–2 33 MB91665 シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 0000 0260H CPCLR1 [R/W] W 11111111 11111111 11111111 11111111 0000 0264H TCDT1 [R/W] W 00000000 00000000 00000000 00000000 0000 0268H TCCSH1 [R/W] B,H 0-----00 TCCSL1 [R/W] B,H -1-00000 ブロック 32 ビット フリーラン タイマ ch.1 ⎯ 0000 026CH ⎯ ∼ 0000 031CH 0000 0320H FCTLR[R/W] H -0--1011 -------- 予約領域 FSTR[R] B -------1 ⎯ フラッシュ メモリ制御 0000 0324H ⎯ ∼ 0000 0334H 0000 0338H 0000 033CH 予約領域 WREN[R/W] B,H 00000000 00000000 ⎯ ⎯ ワイルド レジスタ 0000 0340H ∼ 0000 037CH ⎯ 0000 0380H WRAR00[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 0384H WRDR00[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0388H WRAR01[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 038CH WRDR01[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0390H WRAR02[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 予約領域 ワイルド レジスタ (続く) 34 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 0000 0394H WRDR02[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0398H WRAR03[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 039CH WRDR03[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03A0H WRAR04[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03A4H WRDR04[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03A8H WRAR05[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03ACH WRDR05[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03B0H WRAR06[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03B4H WRDR06[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03B8H WRAR07[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03BCH WRDR07[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03C0H WRAR08[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03C4H WRDR08[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03C8H WRAR09[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03CCH WRDR09[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03D0H WRAR10[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03D4H WRDR10[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03D8H WRAR11[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03DCH WRDR11[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03E0H WRAR12[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03E4H WRDR12[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03E8H WRAR13[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- +3 ブロック ワイルド レジスタ (続く) DS07–16916–2 35 MB91665 シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 0000 03ECH WRDR13[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03F0H WRAR14[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03F4H WRDR14[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 03F8H WRAR15[R/W] W -------- --XXXXXX XXXXXXXX XXXXXX-- 0000 03FCH WRDR15[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX ワイルド レジスタ 0000 0400H DDR0 [R/W] B,H 00000000 DDR1 [R/W] B,H 00000000 DDR2 [R/W] B,H 00000000 DDR3 [R/W] B,H 00000000 0000 0404H DDR4 [R/W] B,H 00000000 DDR5 [R/W] B,H 00000000 DDR6 [R/W] B,H 00000000 DDR7[R/W] B,H 00000000 0000 0408H DDR8 [R/W] B 00000000 ⎯ DDRA [R/W] B 00000000 ⎯ ⎯ 0000 040CH 0000 0410H DDRG [R/W] B,H 00000000 0000 0414H DDRK [R/W] B ----0000 DDRH [R/W] B,H ----0000 ブロック データ方向 レジスタ ⎯ ⎯ 0000 0418H ⎯ ∼ 0000 041CH 0000 0420H PCR0 [R/W] B,H 00000000 PCR1 [R/W] B,H 00000000 0000 0424H ⎯ PCR5 [R/W] B 00000000 0000 0428H PCR8 [R/W] B,H 00000000 ⎯ PCR6 [R/W] B,H 00000000 ⎯ PCR7[R/W] B,H 00000000 プルアップ 制御レジスタ 0000 042CH ∼ 0000 043CH ⎯ (続く) 36 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 0000 0440H ICR00 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR01 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR02 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR03 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 0444H ICR04 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR05 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR06 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR07 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 0448H ICR08 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR09 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR10 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR11 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 044CH ICR12 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR13 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR14 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR15 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 0450H ICR16 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR17 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR18 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR19 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 0454H ICR20 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR21 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR22 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR23 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 0458H ICR24 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR25 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR26 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR27 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 045CH ICR28 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR29 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR30 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR31 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 0460H ICR32 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR33 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR34 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR35 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 0464H ICR36 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR37 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR38 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR39 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 0468H ICR40 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR41 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR42 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR43 [R,R/W] B,H,W ---11111 0000 046CH ICR44 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR45 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR46 [R,R/W] B,H,W ---11111 ICR47 [R,R/W] B,H,W ---11111 ブロック 割込み コントローラ 0000 0470H ⎯ ∼ 0000 047CH 0000 0480H RSTRR [R] B,H,W 11-X---X*3 0000 0484H RSTCR [R/W] B,H,W STBCR [R/W] B,H,W SLPRR [R/W] B,H,W 000----0 0000--11 00000000 ⎯ 予約領域 リセット制御 / 消費電力制御 (続く) DS07–16916–2 37 MB91665 シリーズ アドレス 0000 0488H レジスタ +0 +1 +2 +3 DIVR0 [R/W] B,H 000----- DIVR1 [R/W] B,H 0001---- DIVR2 [R/W] B 0011---- ⎯ IORR2 [R/W] B,H,W -0000000 IORR3 [R/W] B,H,W -0000000 ⎯ 0000 048CH 0000 0490H IORR0 [R/W] B,H,W -0000000 IORR1 [R/W] B,H,W -0000000 ブロック クロック 分周制御 周辺 DMA 転送要求制御 0000 0494H ⎯ ∼ 0000 049CH 予約領域 0000 04A0H PFR0 [R/W] B,H 00000000 PFR1 [R/W] B,H 00000000 PFR2 [R/W] B,H 00000000 PFR3 [R/W] B,H 00000000 0000 04A4H PFR4 [R/W] B,H 00000000 PFR5 [R/W] B,H 00000000 PFR6 [R/W] B,H 00-00-0- PFR7[R/W] B,H 00000000 0000 04A8H PFR8 [R/W] B 00000000 ⎯ PFRA [R/W] B 00-00000 ⎯ ⎯ 0000 04ACH 0000 04B0H ポート機能 レジスタ PFRG [R/W] B,H -000-000 PFRH [R/W] B,H -----0-0 ⎯ ⎯ 0000 04B4H 0000 04B8H EPFR0 [R/W] B,H --000000 EPFR1 [R/W] B,H --000000 EPFR2 [R/W] B,H --000000 EPFR3 [R/W] B,H --000000 0000 04BCH EPFR4 [R/W] B,H 00000000 EPFR5 [R/W] B,H 00000000 EPFR6 [R/W] B,H 00000000 EPFR7 [R/W] B,H ---00000 0000 04C0H EPFR8 [R/W] B,H ---00000 EPFR9 [R/W] B,H ---00000 EPFR10 [R/W] B,H ---00000 EPFR11 [R/W] B,H ---00000 0000 04C4H EPFR12 [R/W] B,H ---00000 EPFR13 [R/W] B,H ---00000 EPFR14 [R/W] B,H ---00000 EPFR15 [R/W] B,H ---00000 0000 04C8H EPFR16 [R/W] B,H ---00000 EPFR17 [R/W] B,H ---00000 EPFR18 [R/W] B,H 00000000 EPFR19 [R/W] B,H ----0001 0000 04CCH EPFR20 [R/W] B,H --000000 EPFR21 [R/W] B,H --000000 EPFR22 [R/W] B,H --000000 EPFR23 [R/W] B,H --000000 0000 04D0H EPFR24 [R/W] B,H --000000 EPFR25 [R/W] B,H --000000 EPFR26 [R/W] B,H --000000 EPFR27 [R/W] B,H --000000 0000 04D4H EPFR28 [R/W] B,H 00000000 EPFR29 [R/W] B,H 00000000 EPFR30 [R/W] B,H ----0000 EPFR31 [R/W] B,H -0000000 0000 04D8H EPFR32 [R/W] B,H 00000000 EPFR33 [R/W] B,H --000000 EPFR34 [R/W] B,H -0000000 EPFR35 [R/W] B,H ------00 0000 04DCH NDE0 [R/W] B,H 00000000 NDE1 [R/W] B,H 00000000 EXBS [R/W] B -------0 ⎯ 拡張ポート 機能レジスタ 0000 04E0H ∼ 0000 04ECH ⎯ 予約領域 (続く) 38 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 0000 04F0H ICSEL0[R/W] B,H,W -----000 ⎯ ICSEL2[R/W] B,H,W -----000 ⎯ 0000 04F4H ICSEL4[R/W] B,H,W ------00 ⎯ ICSEL6[R/W] B,H,W ------00 ICSEL7[R/W] B,H,W -------0 0000 04F8H ICSEL8[R/W] B,H,W ------00 ICSEL9[R/W] B,H,W -----000 ICSEL10[R/W] B,H,W ----0000 ⎯ 0000 04FCH ⎯ 0000 0500H ⎯ DMA 起動 要求クリア 選択機能 予約領域 FRID [R] W 0000 0504H ブロック 初期値は ,「ハードウェアマニュアル」の「I/O ポート」を参照してください。 FR80ID 0000 0508H ⎯ ∼ 0000 050CH CSELR [R/W] B,H,W 001---00 0000 0510H CMONR [R] B,H,W 001---00 PLLCR [R/W] B,H --000000 11110000 0000 0514H 0000 0518H WCRD [R] B,H --000000 0000 051CH UCCR [R/W] B -----001 WCRL [R/W] B,H --000000 予約領域 MTMCR [R/W] B,H,W 00001111 STMCR [R/W] B,H,W 0000-111 CSTBR [R/W] B -0000000 ⎯ WCCR [R,R/W] B 00--0000 ⎯ ⎯ クロック生成 / メインタイマ / サブタイマ 時計カウンタ USB クロック 生成 0000 0520H ∼ 0000 05FCH ⎯ 0000 0600H ASR0 [R/W] W 00000000 00000000 -------- 1111-001 0000 0604H ASR1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX -------- XXXX-XX0 0000 0608H ASR2 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX -------- XXXX-XX0 0000 060CH ASR3 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX -------- XXXX-XX0 予約領域 0000 0610H ∼ 0000 063CH ⎯ 0000 0640H ACR0[R/W] W -------- -------- -------- 00--00-0 0000 0644H ACR1[R/W] W -------- -------- -------- XX--XX-X 0000 0648H ACR2[R/W] W -------- -------- -------- XX--XX-X 0000 064CH ACR3[R/W] W -------- -------- -------- XX--XX-X 外部バス I/F (続く) DS07–16916–2 39 MB91665 シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 ブロック 0000 0650H ⎯ ∼ 0000 067CH 0000 0680H AWR0 [R/W] W ----1111 00000000 11110000 00000-0- 0000 0684H AWR1 [R/W] W ----XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXX-X- 0000 0688H AWR2 [R/W] W ----XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXX-X- 0000 068CH AWR3 [R/W] W ----XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXX-X- 外部バス I/F 0000 0690H ⎯ ∼ 0000 06BCH 0000 06C0H ⎯ ∼ 0000 0BFCH 0000 0C00H 0000 0C04H 予約領域 DCCR0 [R/W] W 0----000 --00--00 00000000 0-000000 DCSR0 [R,R/W] H 0------- -----000 DTCR0 [R/W] H 00000000 00000000 0000 0C08H DSAR0 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0C0CH DDAR0 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0C10H DCCR1 [R/W] W 0----000 --00--00 00000000 0-000000 0000 0C14H DCSR1 [R,R/W] H 0------- -----000 DMAC DTCR1 [R/W] H 00000000 00000000 0000 0C18H DSAR1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0C1CH DDAR1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX (続く) 40 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ アドレス 0000 0C20H 0000 0C24H レジスタ +0 +1 +2 +3 DCCR2 [R/W] W 0----000 --00--00 00000000 0-000000 DCSR2 [R,R/W] H 0------- -----000 DTCR2 [R/W] H 00000000 00000000 0000 0C28H DSAR2 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0C2CH DDAR2 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0C30H DCCR3 [R/W] W 0----000 --00--00 00000000 0-000000 0000 0C34H ブロック DCSR3 [R,R/W] H 0------- -----000 DMAC DTCR3 [R/W] H 00000000 00000000 0000 0C38H DSAR3 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0C3CH DDAR3 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000 0C40H ⎯ ∼ 0000 0C7CH 予約領域 0000 0C80H ⎯ ∼ 0000 0DF0H 0000 0DF4H 0000 0DF8H DILVR [R,R/W] B ---11111 ⎯ DMAC DMACR [R/W] W 0------- -------- 0------- -------- 0000 0DFCH ∼ 0000 20FCH ⎯ 予約領域 (続く) DS07–16916–2 41 MB91665 シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 0000 2100H HCNT1[R/W] B,H -----001 HCNT0[R/W] B,H 00000000 ⎯ 0000 2104H HERR[R/W] B,H 00000011 HIRQ[R/W] B,H 0-000000 ⎯ 0000 2108H HFCOMP[R/W] B,H 00000000 HSTATE[R,R/W] B,H ---10010 ⎯ 0000 210CH HRTIMER1[R/W] B,H 00000000 HRTIMER0[R/W] B,H 00000000 ⎯ 0000 2110H HADR[R/W] B,H -0000000 HRTIMER2[R/W] B,H ------00 ⎯ 0000 2114H HEOF1[R/W] B,H --000000 HEOF0[R/W] B,H 00000000 ⎯ 0000 2118H +2 HFRAME1[R/W] B,H HFRAME0[R/W] B,H -----000 00000000 +3 ブロック ⎯ 0000 211CH ⎯ HTOKEN[R/W] B 00000000 ⎯ 0000 2120H ⎯ UDCC[R/W] B 1010--00 ⎯ 0000 2124H EP0C[R/W] H ------0- -1000000 ⎯ 0000 2128H EP1C[R/W] H 01100001 00000000 ⎯ 0000 212CH EP2C[R/W] H 0110000- -1000000 ⎯ 0000 2130H EP3C[R/W] H 0110000- -1000000 ⎯ USB ファンク ション / ホスト 0000 2134H ⎯ ∼ 0000 2138H 0000 213CH 0000 2140H TMSP[R] H -----000 00000000 UDCIE[R,R/W] B,H --000000 UDCS[R/W] B,H --000000 ⎯ ⎯ 0000 2144H EP0IS[R/W] H 10---1-- -------- ⎯ 0000 2148H EP00S[R,R/W] H 100--00- -XXXXXXX ⎯ 0000 214CH EP1S[R,R/W] H 100-000X XXXXXXXX ⎯ 0000 2150H EP2S[R,R/W] H 100-000- -XXXXXXX ⎯ 0000 2154H EP3S[R,R/W] H 100-000- -XXXXXXX ⎯ (続く) 42 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (続き) レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 ブロック 0000 2158H ⎯ ∼ 0000 215CH 0000 2160H EP0DTH [R/W] B,H XXXXXXXX EP0DTL [R/W] B,H XXXXXXXX ⎯ 0000 2164H EP1DTH [R/W] B,H XXXXXXXX EP1DTL [R/W] B,H XXXXXXXX ⎯ 0000 2168H EP2DTH [R/W] B,H XXXXXXXX EP2DTL [R/W] B,H XXXXXXXX ⎯ 0000 216CH EP3DTH [R/W] B,H XXXXXXXX EP3DTL [R/W] B,H XXXXXXXX ⎯ USB ファンク ション / ホスト 0000 2170H ⎯ ∼ 0000 217CH 0000 2180H ⎯ ∼ 0000 21A0H 0000 21A4H DREQSEL [R/W] B,H 00111011 USBSEL [R/W] B,H -------0 予約領域 USBEN [R/W] B -------0 ⎯ DMA 転送要求 セレクタ / USB 許可 0000 21A8H ∼ 0000 FFFCH ⎯ 予約領域 * 1: 9 ビットのうち , 下位 8 ビットにアクセスする場合のみ , バイトアクセスが可能です。 * 2: I2C のレジスタはリセット直後にリードできません。 * 3: INIT 端子によるリセット直後の値です。 予約領域に対してアクセスしないでください。 DS07–16916–2 43 MB91665 シリーズ ■ 割込みベクタ 割込みレベル オフセット 10 進 16 進 設定レジスタ TBR 初期値時の アドレス 割込み番号 割込み要因 ( 周辺機能 ) リセット 0 00 ⎯ 3FCH 000F FFFCH システム予約 1 01 ⎯ 3F8H 000F FFF8H システム予約 2 02 ⎯ 3F4H 000F FFF4H システム予約 3 03 ⎯ 3F0H 000F FFF0H システム予約 4 04 ⎯ 3ECH 000F FFECH システム予約 5 05 ⎯ 3E8H 000F FFE8H システム予約 6 06 ⎯ 3E4H 000F FFE4H システム予約 7 07 ⎯ 3E0H 000F FFE0H システム予約 8 08 ⎯ 3DCH 000F FFDCH INTE 命令 9 09 ⎯ 3D8H 000F FFD8H システム予約 10 0A ⎯ 3D4H 000F FFD4H システム予約 11 0B ⎯ 3D0H 000F FFD0H ステップトレーストラップ 12 0C ⎯ 3CCH 000F FFCCH システム予約 13 0D ⎯ 3C8H 000F FFC8H 未定義命令例外 14 0E ⎯ 3C4H 000F FFC4H ⎯ 15 0F 15 (FH) 固定 3C0H 000F FFC0H 外部割込み要求 ch.0 ∼ ch.7 16 10 ICR00 3BCH 000F FFBCH 予約 17 11 ICR01 3B8H 000F FFB8H 外部割込み要求 ch.16 ∼ ch.23 18 12 ICR02 3B4H 000F FFB4H 予約 19 13 ICR03 3B0H 000F FFB0H 16 ビットリロードタイマ ch.0 ∼ ch.2 20 14 ICR04 3ACH 000F FFACH UART/CSIO/I C ch.0 の受信割込み要求 21 15 ICR05 3A8H 000F FFA8H UART/CSIO/I C ch.0 の送信割込み要求 UART/CSIO ch.0 の送信バスアイドル割込み要求 22 16 ICR06 3A4H 000F FFA4H UART/CSIO/ I2C ch.1 の受信割込み要求 23 17 ICR07 3A0H 000F FFA0H UART/CSIO/ I2C ch.1 の送信割込み要求 UART/CSIO ch.1 の送信バスアイドル割込み要求 24 18 ICR08 39CH 000F FF9CH I2C ch.1 のステータス割込み要求 25 19 ICR09 398H 000F FF98H UART/CSIO/ I2C ch.2 の受信割込み要求 26 1A ICR10 394H 000F FF94H UART/CSIO/ I2C ch.2 の送信割込み要求 UART/CSIO ch.2 の送信バスアイドル割込み要求 27 1B ICR11 390H 000F FF90H I2C ch.2 のステータス割込み要求 28 1C ICR12 38CH 000F FF8CH 予約 29 1D ICR13 388H 000F FF88H 予約 30 1E ICR14 384H 000F FF84H 予約 31 1F ICR15 380H 000F FF80H 予約 32 20 ICR16 37CH 000F FF7CH 予約 33 21 ICR17 378H 000F FF78H 34 22 ICR18 374H 000F FF74H 35 23 ICR19 370H 000F FF70H 2 2 予約 UART/CSIO/ I C ch.6 の受信割込み要求 2 (続く) 44 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (続き) 割込み番号 割込み要因 ( 周辺機能 ) 割込みレベル オフセット 10 進 16 進 設定レジスタ TBR 初期値時の アドレス UART/CSIO/ I2C ch.6 の送信割込み要求 UART/CSIO ch.6 の送信バスアイドル割込み要求 I2C ch.6 のステータス割込み要求 36 24 ICR20 36CH 000F FF6CH 32 ビットインプットキャプチャ ch.4 ∼ ch.7 37 25 ICR21 368H 000F FF68H 32 ビットアウトプットコンペア ch.4 ∼ ch.7 38 26 ICR22 364H 000F FF64H 予約 39 27 ICR23 360H 000F FF60H 16 ビットアップダウンカウンタ ch.0 40 28 ICR24 35CH 000F FF5CH メインタイマ / サブタイマ / 時計カウンタ 41 29 ICR25 358H 000F FF58H 10 ビット A/D コンバータ ・スキャン変換割込み要求 ・優先変換割込み要求 ・FIFO オーバラン割込み要求 ・変換結果比較割込み要求 42 2A ICR26 354H 000F FF54H 32 ビットフリーランタイマ ch.0, ch.1 43 2B ICR27 350H 000F FF50H 32 ビットインプットキャプチャ ch.0 ∼ ch.3 44 2C ICR28 34CH 000F FF4CH 32 ビットアウトプットコンペア ch.0 ∼ ch.3 45 2D ICR29 348H 000F FF48H ベースタイマ ch.0 46 2E ICR30 344H 000F FF44H ベースタイマ ch.1 47 2F ICR31 340H 000F FF40H ベースタイマ ch.2 48 30 ICR32 33CH 000F FF3CH ベースタイマ ch.3 49 31 ICR33 338H 000F FF38H 予約 50 32 ICR34 334H 000F FF34H 予約 51 33 ICR35 330H 000F FF30H 予約 52 34 ICR36 32CH 000F FF2CH 予約 53 35 ICR37 328H 000F FF28H USB ファンクション (End point 1 ∼ 3 の DRQ) 54 36 ICR38 324H 000F FF24H USB ファンクション (End point 0 の DRQI, DRQO と 各ステータス )/USB ホスト ( 各ステータス ) 55 37 ICR39 320H 000F FF20H 予約 56 38 ICR40 31CH 000F FF1CH DMA コントローラ (DMAC) ch.0 57 39 ICR41 318H 000F FF18H DMA コントローラ (DMAC) ch.1 58 3A ICR42 314H 000F FF14H DMA コントローラ (DMAC) ch.2 59 3B ICR43 310H 000F FF10H DMA コントローラ (DMAC) ch.3 60 3C ICR44 30CH 000F FF0CH 予約 61 3D ICR45 308H 000F FF08H システム予約 62 3E ICR46 304H 000F FF04H 遅延割込み 63 3F ICR47 300H 000F FF00H システム予約 (REALOS で使用 ) 64 40 ⎯ 2FCH 000F FEFCH システム予約 (REALOS で使用 ) 65 41 ⎯ 2F8H 000F FEF8H 2F4H 000F FEF4H ∼ 000H ∼ 000F FC00H INT 命令で使用 DS07–16916–2 66 42 ∼ 255 ∼ FF ⎯ 45 MB91665 シリーズ *:USB 割込み要因 割込み番号 10 進 16 進 54 36 55 37 USB 割込み要因 USB ファンクション (End Point1 ∼ 3 の DRQ) DRQ (End Point1 ∼ 3) DRQI, DRQO, SPK, SUSP, SOF, BRST, USB ファンクション (End Point 0 の DRQI, DRQO と各ステータス ) CONF, WKUP USB ホスト ( 各ステータス ) 46 詳細内容 DIRQ, URIRQ, RWKIRQ, CNNIRQ, SOFIRQ, CMPIRQ DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ■ 各 CPU ステートにおける端子状態 端子の状態として使用している語句は , 以下の意味を持ちます。 ・ INIT = “L” 時 INIT 端子が “L” レベルの期間です。 ・ INIT = “H” 時 INIT 端子が “L” レベルから “H” レベルに遷移した直後の状態です。 ・SLVL1 スタンバイ制御レジスタ (STBCR) にあるスタンバイレベル設定ビットです。 ・ 入力可 入力機能が使用可能な状態です。 ・ 入力不可 入力機能が使用できない状態です。 ・ 出力 Hi-Z 端子駆動用トランジスタを駆動禁止状態にし , 端子を Hi-Z にします。 ・ 直前状態保持 本モードになる直前に出力していた状態を保持します。 内蔵されている周辺機能が動作中であれば , その周辺機能にしたがって出力を行います。 ポートなどとして出力している場合は , その出力を保持します。 ・ 内部入力 “0” 固定 端子からすぐの入力ゲートで外部入力を遮断し , 内部へ “0” を伝えています。 ・ 割込み機能選択許可時入力可能 端子機能を外部割込み要求入力端子に設定し , 外部割込み要求を許可している場合にのみ入力できます。 DS07–16916–2 47 MB91665 シリーズ ・端子状態一覧表 初期値 端子名 機能名 INIT INIT X0 X0 入力可 入力可 X1 X1 入力可 入力可 INIT="L" 時 INIT="H" 時 ― ― X0A X0A (INIT 入力時は , PK1 参照 ポート選択時は , 入力不可 ) X1A スリープ モード 入力可 入力不可 入力不可 (INIT 入力時は , PK0 参照 ポート選択時は , 入力不可 ) 入力不可 入力不可 MD0 MD0 入力可 入力可 MD1 MD1 入力可 入力可 P00 P00/D00/TIOA0/SOUT0_1/IN0 P01 P01/D01/TIOB0/SIN0_1/IN1 P02 P02/D02/TIOA1/SCK0_1/IN2 P03 P03/D03/TIOB1/IN3 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 X1A P04 P04/D04/TIOA2/SOUT1/IN4 P05 P05/D05/TIOB2/SIN1/IN5 P06 P06/D06/TIOA3/SCK1/IN6 P07 P07/D07/TIOB3/IN7 P10 P10/D08/SOUT2/INT0 P11 P11/D09/SIN2/INT1 P12 P12/D10/SCK2/INT2 P13 P13/D11/INT3 P14 P14/D12/AIN1/INT4/OUT4 P15 P15/D13/BIN1/INT5/OUT5 P16 P16/D14/ZIN1/INT6/OUT6 P17 P17/D15/INT7/OUT7 P20 P20/A00/TMO1_1/A16 P21 P21/A01/TMO2_1/A17 P22 P22/A02/TIOA0_1/A18 P23 P23/A03/TIOB0_1/A19 P24 P24/A04/OUT0/A20 P25 P25/A05/OUT1/A21 P26 P26/A06/OUT2/A22 P27 P27/A07/OUT3/A23 直前状態 保持 スタンバイモード SLVL1=0 SLVL1=1 入力可 入力可 Hi-Z Hi-Z または 入力可 または 入力可 “H” 出力 または 入力可 “H” 出力 または 入力可 Hi-Z Hi-Z または 入力可 または 入力可 “H” 出力 または 入力可 “H” 出力 または 入力可 入力可 入力可 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 内部入力 “0” 固定 出力 Hi-Z/ 内部入力 “0” 固定 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 割込み 機能選択 許可時 入力可能 出力 Hi-Z / 内部入力 “0” 固定 (続く) 48 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 端子名 機能名 P50 P50/CS0/TMO0_1 P51 P51/CS1/TIOA2_1/SOUT1_1 P52 P52/CS2/TIOB2_1/SIN1_1 P53 P53/CS3/FRCK1/TIOA3_1/SCK_1 P54 P54/AS/AIN1_1/SOUT6 P55 P55/RD/BIN1_1/ADTRG0/SIN6 P56 P56/WR0/ZIN1_1/FRCK0/SCK6 P57 P57/WR1/TIOB3_1/TMI2_1 P60 P60/RDY/TIOA1_1/SOUT2_1 P61 P61/SYSCLK/TIOB1_1/SIN2_1 P70 P70/AN0/OUT0_1/INT16 P71 P71/AN1/OUT1_1/INT17 P72 P72/AN2/TMO0/OUT2_1/INT18 P73 P73/AN3/TMO1/OUT3_1/INT19 P74 P74/AN4/TMO2/OUT4_1/INT20 P75 P75/AN5/SOUT0/TMI0/OUT5_1/ INT21 P76 P76/AN6/SIN0/TMI1/OUT6_1/ INT22 P77 P77/AN7/SCK0/TMI2/OUT7_1/ INT23 P80 P80/AN8/IN0_1/TMI0_1 P81 P81/AN9/IN1_1/TMI1_1 P82 P82/AN10/IN2_1 P83 P83/AN11/IN3_1 初期値 スタンバイモード INIT="L" 時 INIT="H" 時 スリープ モード 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z / 内部入力 “0” 固定 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 内部入力 “0” 固定 SLVL1=0 SLVL1=1 出力 Hi-Z/ 内部入力 “0” 固定 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力不可 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力不可 直前状態 保持 直前状態 保持 割込み 機能選択 許可時 入力可能 出力 Hi-Z/ 内部入力 “0” 固定 (続く) DS07–16916–2 49 MB91665 シリーズ (続き) 端子名 PH2 初期値 INIT="L" 時 INIT="H" 時 スリープ モード スタンバイモード SLVL1=0 PH3/INT3_1 PK0 PK0 PK1 PK1 UDP UDP (USB) UDM (USB) SLVL1=1 出力 Hi-Z/ 内部入力 “0” 固定 PH2/SCK2_1/INT2_1 PH3 UDM 50 機能名 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z/ 内部入力 “0” 固定 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z/ 内部入力 “0” 固定 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 または 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 割込み 機能選択 許可時 入力可能 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ・端子状態一覧 ( シリアルライタモード ) 端子名 機能名 初期値 非同期シリアル 書込み時 INIT = “L” 時 同期シリアル 書込み時 INIT = “H” 時 INIT INIT ― ― ― X0 X0 入力可 入力可 入力可 X1 X1 入力可 入力可 入力可 X0A (INIT 入力時は , PK1 参照 ポート選択時は , 入力不可 ) 入力不可 入力不可 入力不可 X0A X1A X1A (INIT 入力時は , PK0 参照 ポート選択時は , 入力不可 ) 入力不可 入力不可 入力不可 MD0 MD0 入力可 入力可 入力可 MD1 MD1 入力可 入力可 入力可 P00 P00/D00/TIOA0/SOUT0_1/IN0 P01 P01/D01/TIOB0/SIN0_1/IN1 P02 P02/D02/TIOA1/SCK0_1/IN2 P03 P03/D03/TIOB1/IN3 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 P04 P04/D04/TIOA2/SOUT1/IN4 P05 P05/D05/TIOB2/SIN1/IN5 P06 P06/D06/TIOA3/SCK1/IN6 P07 P07/D07/TIOB3/IN7 P10 P10/D08/SOUT2/INT0 P11 P11/D09/SIN2/INT1 P12 P12/D10/SCK2/INT2 P13 P13/D11/INT3 P14 P14/D12/AIN1/INT4/OUT4 P15 P15/D13/BIN1/INT5/OUT5 P16 P16/D14/ZIN1/INT6/OUT6 P17 P17/D15/INT7/OUT7 P20 P20/A00/TMO1_1/A16 P21 P21/A01/TMO2_1/A17 P22 P22/A02/TIOA0_1/A18 P23 P23/A03/TIOB0_1/A19 P24 P24/A04/OUT0/A20 P25 P25/A05/OUT1/A21 P26 P26/A06/OUT2/A22 P27 P27/A07/OUT3/A23 (続く) DS07–16916–2 51 MB91665 シリーズ (続き) 端子名 機能名 初期値 非同期シリアル 書込み時 INIT = “L” 時 P50 P50/CS0/TMO0_1 P51 P51/CS1/TIOA2_1/SOUT1_1 P52 P52/CS2/TIOB2_1/SIN1_1 P53 P53/CS3/FRCK1/TIOA3_1/SCK_1 P54 P54/AS/AIN1_1/SOUT6 P55 P55/RD/BIN1_1/ADTRG0/SIN6 P56 P56/WR0/ZIN1_1/FRCK0/SCK6 P57 P57/WR1/TIOB3_1/TMI2_1 P60 P60/RDY/TIOA1_1/SOUT2_1 P61 P61/SYSCLK/TIOB1_1/SIN2_1 P70 P70/AN0/OUT0_1/INT16 P71 P71/AN1/OUT1_1/INT17 P72 P72/AN2/TMO0/OUT2_1/INT18 P73 P73/AN3/TMO1/OUT3_1/INT19 P74 P74/AN4/TMO2/OUT4_1/INT20 P75 P75/AN5/SOUT0/TMI0/OUT5_1/INT21 P76 P76/AN6/SIN0/TMI1/OUT6_1/INT22 52 P77/AN7/SCK0/TMI2/OUT7_1/INT23 P80 P80/AN8/IN0_1/TMI0_1 P81 P81/AN9/IN1_1/TMI1_1 P82 P82/AN10/IN2_1 P83 P83/AN11/IN3_1 PH2 PH2/SCK2_1/INT2_1 PH3 PH3/INT3_1 PK0 PK0 PK1 PK1 UDP UDP (USB) UDM UDM (USB) INIT = “H” 時 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力不可 出力 Hi-Z 入力不可 出力 Hi-Z 入力可 出力 出力 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力不可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力不可 出力 Hi-Z 入力不可 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z P77 同期シリアル 書込み時 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 記号 定格値 単位 備考 最小 最大 VCC Vss − 0.3 Vss + 4.0 V アナログ電源電圧 * * AVCC Vss − 0.3 Vss + 4.0 V アナログ基準電圧 * * AVRH Vss − 0.3 Vss + 4.0 V Vss − 0.3 VCC + 0.3 ( ≦ 4.0) V *7 Vss − 0.3 Vss + 6.0 V 5 V トレラント Vss − 0.5 VCC + 0.5 ( ≦ 4.0) V USB I/O Vss − 0.3 Vss + 4.0 V Vss − 0.3 VCC + 0.3 V Vss − 0.5 VCC + 0.5 ( ≦ 4.0) V ICLAMP −4 +4 mA *8 Σ|ICLAMP| − 40 mA *8 − 10 mA − 43 mA − 4 mA − 15 mA 電源電圧 *1, *2 1, 1, 3 3 VI 入力電圧 * 1 アナログ端子入力電圧 * VIA 出力電圧 *1 VO 1 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 “L” レベル最大出力電流 *4 IOL “L” レベル平均出力電流 *5 IOLAV “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL − 100 mA ΣIOLAV − 50 mA − − 10 mA − − 43 mA − −4 mA − − 15 mA “L” レベル平均総出力電流 *6 “H” レベル最大出力電流 *4 IOH “H” レベル平均出力電流 *5 IOHAV “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH − − 100 mA ΣIOHAV − − 50 mA 消費電力 PD − 500 mW 動作温度 Ta − 40 + 85 °C 保存温度 TSTG − 55 + 125 °C “H” レベル平均総出力電流 *6 USB I/O USB I/O USB I/O USB I/O USB I/O * 1:VSS = AVSS = 0.0 V を基準にしています。 * 2:VCC は VSS − 0.3 V より低くなってはいけません。 * 3 :電源投入時など VCC + 0.3 V を越えないようにしてください。 * 4 :最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 * 5 :平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 6 :平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 7:外部の部品を使用して入力電流または入力電流の最大値を制御する場合 , VI に変って ICLAMP が定格として適用さ れます。 (続く) DS07–16916–2 53 MB91665 シリーズ (続き) * 8:・該当端子 :P01, P03, P13 ∼ P17, P50 ∼ P57, P60, P61 ・ 推奨動作条件内でご使用ください。 ・ 直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。 ・+B 信号とマイクロコントローラの間には , 必ず制限抵抗を接続し , +B 信号を印加してください。 ・+B 信号印加時 , マイクロコントローラ端子への入力電流は瞬時・長期を問わず , 規格値を超えないように制限抵 抗値を設定してください。 ・ 低消費電力モードなどマイクロコントローラ駆動電流が少ない動作状態では, +B入力電位が保護ダイオードを通 して VCC 端子の電位を上昇させ , 他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますので , ご注意ください。 ・ マイクロコントローラ電源が OFF 時 (0 V に固定されていない場合 ) に +B 入力がある場合 , 端子から電源が供給 されるため , 不完全な動作を行う可能性がありますので , ご注意ください。 ・ +B 入力端子は , オープン状態にならないようにご注意ください。 ・ 推奨回路例 ・入出力等価回路 保護ダイオード 制限 抵抗 Vcc ICLAMP P-ch + B 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 54 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 電源電圧 アナログ電源電圧 アナログ基準電圧 動作温度 記号 規格値 単位 備考 最小 最大 2.7 3.6 V USB 未使用時 3.0 3.6 V USB 使用時 2.7 3.6 V USB 未使用時 AVCC = VCC 3.0 3.6 V USB 使用時 AVCC = VCC AVRH AVSS AVCC V Ta − 40 + 85 °C VCC AVCC <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 DS07–16916–2 55 MB91665 シリーズ 3. 直流規格 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 ⎯ 35 45 mA CPU:33 MHz, 周辺:33 MHz, USB 未使用時 *1, *3 ⎯ 45 60 mA CPU:32 MHz, 周辺:32 MHz, USB 使用時 *1, *3 ⎯ 10 20 mA 周辺:33 MHz, USB 未使用時 *1, *3 モード ⎯ 20 30 mA 周辺:32 MHz, USB 使用時 *1, *3 ICCL サブ動作 ⎯ 100 300 μA CPU:32 kHz, 周辺:32 kHz *1, *2, *4 ICCT 時計 モード ⎯ 70 200 μA *1, *2, *4 STOP ⎯ 45 100 μA *1, *2 ⎯ VCC × 0.7 ⎯ Vcc + 0.3 V ⎯ VSS − 0.3 ⎯ VCC × 0.3 V ⎯ VCC × 0.8 ⎯ VCC + 0.3 V ⎯ VCC × 0.8 ⎯ VSS + 5.5 V ICC 通常動作 SLEEP ICCS VCC 電源電流 ICCH “H” レベル入力電圧 条件 VIH モード P00 ∼ P07*5, P10 ∼ P17*6, P22 ∼ P27, P60*7, P72 ∼ P77, P80 ∼ P83 “L” レベル入力電圧 VIL P00 ∼ P07*5, P10 ∼ P17*6, P22 ∼ P27, P60*7, P72 ∼ P77, P80 ∼ P83 P00 ∼ P07*8, P10 ∼ P17*9, P50 ∼ P57, P60*10, P61, P70, P71, “H” レベル入力電圧 ( ヒステリシス入力 ) VIHS P72 ∼ P77, P80 ∼ P83, PK0, PK1, INIT, MD0, MD1 P20, P21, P22 ∼ P27, PH2, PH3 5V トレラント (続く) 56 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (続き) USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 Vss − 0.3 ⎯ VCC × 0.2 V VCC = 3.0 V VCC − 0.5 IOH =− 4 mA ⎯ VCC V VSS ⎯ 0.4 V −5 ⎯ +5 μA デジタル 端子 − 10 ⎯ + 10 μA アナログ 端子 ⎯ 16.6 33 66 kΩ ⎯ ⎯ 10 15 pF P00 ∼ P07*8 P10 ∼ P17*9, P20, P21, “L” レベル入力電圧 ( ヒステリシス入力 ) VILS P22 ∼ P27, P50 ∼ P57, P60*10, P61, P70, P71, ⎯ P72 ∼ P77 , P80 ∼ P83 , PH2, PH3, PK0, PK1, INIT, MD0, MD1 “H“ レベル 出力電圧 “L“ レベル 出力電圧 入力リーク電流 プルアップ抵抗値 入力容量 VOH VOL IIL RPU CIN P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P50 ∼ P57, P60, P61, P70 ∼ P77, P80 ∼ P83, PH2, PH3, PK0, PK1 ⎯ プルアップ 端子 VCC, VSS, AVCC, AVSS, AVRH VCC = 3.0 V IOL = 4 mA ⎯ 以外 * 1 :全ポート出力固定 , オープン時 * 2 :Ta =+ 25 °C, VCC = 3.3 V * 3 :X0 = 8.3 MHz, CPU クロック= 33 MHz, X0A =停止時 * 4 :X0 =停止 , X0A = 32 kHz 時 * 5 :D00 ∼ D07 端子として使用時 * 6 :D08 ∼ D15 端子として使用時 * 7 :RDY 入力として使用時 * 8 :D00 ∼ D07 端子以外で使用時 * 9 :D08 ∼ D15 端子以外で使用時 * 10:RDY 入力以外で使用時 DS07–16916–2 57 MB91665 シリーズ ・V-I 特性 条件 Min :Process = Slow, Ta =+ 85 °C, VCC = 2.7 V Typ :Process = Typical, Ta =+ 25 °C, VCC = 3.3 V Max :Process = Fast, Ta =− 40 °C, VCC = 3.6 V VOL - IOL IOL [mA] IOH [mA] VOH - IOH 0 -2 -4 -6 -8 -10 -12 -14 -16 -18 -20 Typ Max Min -0.5 -0.4 -0.3 -0.2 VOH-VCC [V] 58 -0.1 0 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 Typ Max Min 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 VOL [V] DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 4. 交流規格 (1) メインクロック (MCLK) 入力規格 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力周波数 入力クロック周期 記号 FCH tCYLH 入力クロックパルス幅 ⎯ 入力クロック 立上り , 立下り時間 tCF, tCR 内部動作クロック 周波数 内部動作クロック サイクル時間 DS07–16916–2 端子名 X0, X1 条件 規格値 単位 備考 最小 最大 ⎯ 4 48 MHz 水晶発振子接続時 ⎯ 4 48 MHz 外部クロック時 ⎯ 20.83 250 ns 外部クロック時 PWH/tCYLH PWL/tCYLH 45 55 % 外部クロック時 ⎯ ⎯ 5 ns 外部クロック時 FCS ⎯ ⎯ ⎯ 33 MHz ソースクロック FCC ⎯ ⎯ ⎯ 33 MHz CPU クロック FCP ⎯ ⎯ ⎯ 33 MHz 周辺バスクロック FCT ⎯ ⎯ ⎯ 33 MHz 外部バスクロック tCYCS ⎯ ⎯ 30 ⎯ ns ソースクロック tCYCC ⎯ ⎯ 30 ⎯ ns CPU クロック tCYCP ⎯ ⎯ 30 ⎯ ns 周辺バスクロック tCYCT ⎯ ⎯ 30 ⎯ ns 外部バスクロック 59 MB91665 シリーズ ・動作保証範囲 (USB 未使用時 ) 電源電圧 Vcc (V) ・メインクロック選択時 (DIVB = 000) 3.6 3.3 3.0 2.7 2.4 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 内部動作クロック Fcc (MHz) ・PLL クロック選択時 (DIVB = 000) 電源電圧 Vcc (V) 3.6 3.3 3.0 2.7 2.4 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 内部動作クロック Fcc (MHz) ・サブクロック選択時 (FCL = 32.768 kHz 時 ) DIVB=111 DIVB=110 DIVB=101 DIVB=100 DIVB=011 DIVB=010 DIVB=001 DIVB=000 電源電圧 Vcc (V) 3.6 3.3 3.0 2.7 2.4 0 60 4 8 12 16 20 内部動作クロック Fcc (kHz) 24 28 32 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ・設定例 (USB 未使用時 ) 内部動作クロック Fcc (MHz) ・メインクロック選択時 (DIVB = 000*1) 34 32 30 28 26 24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 X0 入力周波数 (MHz) ・PLL クロック選択時 (DIVB = 000*1, PDS = 0000*2) PMS = 0111 PMS = 0110 PMS = 0101 PMS = 0100 PMS = 0011 PMS = 0010 PMS = 0001 内部動作クロック Fcc (MHz) 34 32 ODS = 10 30 28 PMS = 0101 PMS = 0100 PMS = 0011 26 24 ODS = 11 22 PMS = 0001 PMS = 0010 20 18 16 14 12 10 0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 44 48 X0 入力周波数 (MHz) ・PLL クロック選択時 (DIVB = 000*1, PDS = 0001*2) PMS=0111 PMS=0110 PMS=0101 PMS=0100 PMS=0011 PMS=0010 PMS=0001 内部動作クロック Fcc (MHz) 34 32 ODS = 10 30 PMS=0101 PMS=0100 PMS=0011 28 26 24 ODS = 11 22 PMS=0001 PMS=0010 20 18 16 14 12 10 0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 X0 入力周波数 (MHz) DS07–16916–2 61 MB91665 シリーズ ・動作保証範囲 (USB 使用時 ) ・メインクロック選択時 (DIVB = 000*1) 電源電圧 Vcc (V) 3.6 3.3 3.0 2.7 2.4 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 内部動作クロック Fcc (MHz) ・PLL クロック選択時 (DIVB = 000*1, ODS = 10*3, PMS = 0111*4, PDS = 0000*2, X0 = 4 MHz または DIVB = 000*1, ODS = 10*3, PMS = 0001*4, PDS = 0010*2, X0 = 48 MHz) 電源電圧 Vcc (V) 3.6 3.3 3.0 2.7 2.4 0 4 8 12 16 20 24 28 32 内部動作クロック Fcc (MHz) 62 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ・設定例 (USB 使用時 ) 内部動作クロック Fcc (MHz) ・メインクロック選択時 (DIVB = 000*1) 34 32 30 28 26 24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 X0 入力周波数 (MHz) 内部動作クロック Fcc (MHz) ・PLL クロック選択時 (DIVB = 000*1, ODS = 10*3, PMS = 0111*4, PDS = 0000*2) 32 28 24 20 16 12 8 4 0 0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 40 44 48 X0 入力周波数 (MHz) 内部動作クロック Fcc (MHz) ・PLL クロック選択時 (DIVB = 000*1, ODS = 10*3, PMS = 0001*4, PDS = 0010*2) 32 28 24 20 16 12 8 4 0 0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 X0 入力周波数 (MHz) * 1:DIVB = 000 以外は省略 * 2:PDS = 0000, 0001, 0010 以外は省略 * 3:ODS = 10 以外は省略 * 4:PMS = 0001, 0111 以外は省略 (注意事項)DIVB:ベースクロック分周設定ビット ODS :PLL マクロ発振クロック分周比選択ビット PDS :PLL 入力クロック分周選択ビット PMS :PLL クロック逓倍率選択ビット DS07–16916–2 63 MB91665 シリーズ (2) サブクロック (SBCLK) 入力規格 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 入力周波数 FCL 入力クロック周期 tCYLL 入力クロック パルス幅 ⎯ 入力クロック 立上り , 立下り時間 tCF, tCR 端子名 規格値 条件 X0A, X1A 単位 備考 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ 32.768 ⎯ kHz 水晶発振接続時 ⎯ ⎯ 32.768 ⎯ kHz 外部クロック時 ⎯ ⎯ 30.518 ⎯ μs 外部クロック時 PWH / tCYLL PWL / tCYLL 45 ⎯ 55 % 外部クロック時 ⎯ ⎯ ⎯ 200 ns 外部クロック時 < 外部クロック入力時 > tCYLH, tCYLL 0.8 × VCC X0 X0A 0.8 × VCC 0.8 × VCC 0.2 × VCC PWH 0.2 × VCC PWL tCF tCR (3) PLL の使用条件 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 条件 PLL 発振安定待ち時間 (LOCK UP 時間 ) tLOCK PLL 入力クロック周波数 PLL 逓倍率 PLL マクロ発振クロック 周波数 64 規格値 単位 備考 ⎯ μs PLL の発振が安定するまでの 待ち時間 ⎯ 24 MHz 4 ⎯ 24 逓倍 96 ⎯ 100 MHz 最小 標準 最大 ⎯ 600 ⎯ fPLLI ⎯ 4 ⎯ ⎯ fPLLO ⎯ ODS × PMS DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (4) レギュレータ電圧安定待ち時間 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 レギュレータ電圧 安定待ち時間 記号 条件 tREG ⎯ 規格値 最小 最大 50 ⎯ 単位 備考 レギュレータの電圧が安定 するまでの待ち時間 * μs *: ・USB 未使用時 , 外部電源安定後 (2.7 [V] 到達後 ) の時間です。 ・USB 使用時 , 外部電源安定後 (3.0 [V] 到達後 ) の時間です。 (5) リセット入力規格 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 リセット入力時間 ( 電源投入時 , メイン発振 停止モード時 ) 端子名 tINITX リセット入力時間 ( 上記以外 ) 規格値 条件 最大 振動子の発振安定時間 + 10 tCYLH ⎯ ns 10 tCYLH ⎯ ns ⎯ 10 ms ⎯ INIT tINITXF, tINITXR リセット入力 立上り , 立下り時間 単位 最小 備考 * *: 以下の状態で INIT = “L” にする場合 , 内部電源が安定するまでは , INIT 端子に “L” をレギュレータ安定待ち時間 (50 μs) 以上を入力し続けてください。 ・電源投入後 ・STOP モード時 ・メイン発振が停止している場合のサブモードおよびサブ時計モード時 tINITX VIHS VIHS INIT VILS VILS tINITXF tINITXR (6) クロック出力タイミング ・tCHCL :tCLCH = 1 :1 (1, 2, 4, 6, 8 分周 ) USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 サイクル時間 記号 端子名 条件 SYSCLK* FCT = FCC, FCT = FCC/2 tCYC SYSCLK ↑→ SYSCLK ↓ tCHCL SYSCLK ↓→ SYSCLK ↑ tCLCH 規格値 単位 最小 最大 tCYCT ⎯ ns tCYC / 2 − 5 tCYC / 2 + 5 ns tCYC / 2 − 5 tCYC / 2 + 5 ns *:この端子は MB91F668 には存在しません。 (注意事項)・tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。 ・DIVT = 000 のとき , 必ず DIVB = 000 に設定してください。 DS07–16916–2 65 MB91665 シリーズ ・tCHCL : tCLCH = 1:2 (3 分周 ) USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 SYSCLK* FCT = FCC, FCT = FCC/2 規格値 tCYC サイクル時間 SYSCLK ↑→ SYSCLK ↓ tCHCL SYSCLK ↓→ SYSCLK ↑ tCLCH 単位 最小 最大 tCYCT ─ ns 1 / 3 tCYC − 5 1 / 3 tCYC + 5 ns 2 / 3 tCYC − 5 2 / 3 tCYC + 5 ns *:この端子は MB91F668 には存在しません。 (注意事項)tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。 ・tCHCL : tCLCH = 2 : 3 (5 分周 ) USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 SYSCLK* FCT = FCC, FCT = FCC/2 規格値 最大 tCYCT ─ ns 2 / 5 tCYC − 5 2 / 5 tCYC + 5 ns 3 / 5 tCYC − 5 3 / 5 tCYC + 5 ns tCYC サイクル時間 SYSCLK ↑→ SYSCLK ↓ tCHCL SYSCLK ↓→ SYSCLK ↑ tCLCH 単位 最小 *:この端子は MB91F668 には存在しません。 (注意事項)tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。 ・tCHCL:tCLCH = 3:4 (7 分周 ) USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 SYSCLK* FCT = FCC, FCT = FCC/2 規格値 最大 tCYCT ─ ns 3 / 7 tCYC − 5 3 / 7 tCYC + 5 ns 4 / 7 tCYC − 5 4 / 7 tCYC + 5 ns tCYC サイクル時間 SYSCLK ↑→ SYSCLK ↓ tCHCL SYSCLK ↓→ SYSCLK ↑ tCLCH 単位 最小 *:この端子は MB91F668 には存在しません。 (注意事項)tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。 tCYC tCHCL tCLCH VOH VOH SYSCLK VOL 66 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (7) 外部バスアクセス リード / ライト動作 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 tCHASL SYSCLK*2, tCHASH AS tCHCSL SYSCLK*2, tCHCSH CS0 ∼ CS3*2 tCHAV SYSCLK*2, tCHAX A23 ∼ A00 tCHRL SYSCLK*2, tCHRH RD RD 最小パルス幅 tRLRH RD デ−タセットアップ → RD ↑ 時間 tDSRH RD ↑→ デ−タホ−ルド時間 条件 規格値 単位 最小 最大 0.6 10 ns 0.6 10 ns 0.6 10 ns 0.6 10 ns tCYC − 10 ⎯ ns RD, 18 ⎯ ns tRHDH D15 ∼ D00 0 ⎯ ns tCHWL tCHWH SYSCLK*2, WR0, WR1*2 0.6 10 ns WR0, WR1 最小パルス幅 tWLWH WR0, WR1*2 tCYC − 10 ⎯ ns SYSCLK ↑→ デ−タ出力時間 tCHDV SYSCLK*2, 0.6 15 ns SYSCLK ↑→ デ−タホ−ルド時間 tCHDX D15 ∼ D00 0.6 15 ns AS 遅延時間 CS0 ∼ CS3 遅延時間 アドレス遅延時間 RD 遅延時間 WR0, WR1 遅延時間 ⎯ 備考 *1 *1 * 1:自動ウェイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , “tCYC ×延ばしたサイクル数 ” の時間を本規格に追加 してください。 * 2:この端子は MB91F668 には存在しません。 (注意事項)外部負荷容量 C = 50 pF 時 DS07–16916–2 67 MB91665 シリーズ t2 t1 t3 tCYC VOH VOH VOH VOH SYSCLK tCHASL tCHASH VOH AS VOL tCHCSH tCHCSL CS0~CS3 VOH VOL tCHAX tCHAV VOH VOH A23~A00 VOL VOL tCHRL tCHRH tRLRH VOL RD VOH tDSRH tRHDH VIH D15~D00 VIH リード VIL tCHWL VIL tCHWH tWLWH WR0,WR1 VOL VOH VOH VOH D15~D00 ライト VOL VOL tCHDV 68 tCHDX DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (8) マルチプレクスバスアクセス リード / ライト動作 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 SYSCLK ↑ → D15 ∼ D00 アドレス遅延時間 tCHMAV, tCHMAX SYSCLK*, SYSCLK ↑ → D15 ∼ D00 データ遅延時間 tCHMDV 条件 規格値 単位 最小 最大 0.6 15 ns 0.6 15 ns ⎯ D15 ∼ D00 ( アドレス ) *:この端子は MB91F668 には存在しません。 (注意事項)・上記以外は , 外部バスインタフェース規格と同じです。 ・外部負荷容量 C = 50 pF 時 tCYC SYSCLK AS tCHMAV D15~D00 DS07–16916–2 アドレス tCHMDV tCHMAX ライトデータ 69 MB91665 シリーズ (9) レディ入力タイミング (MB91F669 のみ ) USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 RDY セットアップ時間 → SYSCLK ↑ tRDYS SYSCLK, RDY SYSCLK ↑→ RDY ホ−ルド時間 tRDYH SYSCLK, RDY 規格値 条件 単位 最小 最大 18 ⎯ ns 0 ⎯ ns ⎯ tCYC VOH SYSCLK VOH VOL VOL tRDYS tRDYH tRDYS tRDYH RDY ( ウェイトをかけるとき ) VIH VIL RDY ( ウェイトをかけないとき ) 70 VIH VIL VIH VIH VIL VIL DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (10) ベースタイマ入力タイミング ・タイマ入力タイミング USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTIWH, tTIWL TIOAn/TIOBn ⎯ (ECK,TIN として使用する時 ) tTIWH ECK VIHS 規格値 最小 最大 2 tCYCP ⎯ 単位 ns tTIWL VIHS VILS TIN VILS ・トリガ入力タイミング USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTRGH, tTRGL TIOAn/TIOBn (TGIN として使用する時 ) ⎯ tTRGH VIHS TGIN DS07–16916–2 規格値 最小 最大 2 tCYCP ⎯ 単位 ns tTRGL VIHS VILS VILS 71 MB91665 シリーズ (11) 同期シリアル (CSIO) タイミング USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) ・同期シリアル (SPI = 0, SCINV = 0) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK ↓ → SOUT 遅延時間 条件 規格値 単位 最小 最大 SCKn 4tCYCP ⎯ ns tSLOVI SCKn, SOUTn − 30 + 30 ns SIN → SCK ↑セットアップ時間 tIVSHI SCKn, SINn 57 ⎯ ns SCK ↑ → SIN ホールド時間 tSHIXI SCKn, SINn 0 ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCKn 2tCYCP − 10 ⎯ ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCKn tCYCP + 10 ⎯ ns SCK ↓ → SOUT 遅延時間 tSLOVE SCKn, SOUTn ⎯ 48 ns SIN → SCK ↑セットアップ時間 tIVSHE SCKn, SINn 25 ⎯ ns SCK ↑ → SIN ホールド時間 tSHIXE SCKn, SINn 20 ⎯ ns SCK 立下り時間 tF SCKn ⎯ 5 ns SCK 立上り時間 tR SCKn ⎯ 5 ns 内部シフトクロック 動作 外部シフトクロック 動作 (注意事項)・クロック同期モード時の AC 規格です。 ・tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 ・外部負荷容量 C = 50 pF 時 tSCYC VOH SCK VOL VOL tSLOVI VOH SOUT VOL tIVSHI tSHIXI VIHS VIHS VILS VILS SIN MS ビット= 0 72 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ tSLSH tSHSL VIHS SCK tF VIHS VILS VILS VIHS tR tSLOVE VOH SOUT VOL tIVSHE tSHIXE VIHS VIHS VILS VILS SIN MS ビット= 1 ・同期シリアル (SPI = 0, SCINV = 1) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK ↑→ SOUT 遅延時間 条件 規格値 単位 最小 最大 SCKn 4tCYCP ⎯ ns tSHOVI SCKn, SOUTn − 30 + 30 ns SIN → SCK ↓セットアップ時間 tIVSLI SCKn, SINn 57 ⎯ ns SCK ↓ → SIN ホールド時間 tSLIXI SCKn, SINn 0 ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCKn 2tCYCP − 10 ⎯ ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCKn tCYCP + 10 ⎯ ns SCK ↑ → SOUT 遅延時間 tSHOVE SCKn, SOUTn ⎯ 48 ns SIN → SCK ↓セットアップ時間 tIVSLE SCKn, SINn 25 ⎯ ns SCK ↓ → SIN ホールド時間 tSLIXE SCKn, SINn 20 ⎯ ns SCK 立下り時間 tF SCKn ⎯ 5 ns SCK 立上り時間 tR SCKn ⎯ 5 ns 内部シフトクロック 動作 外部シフトクロック 動作 (注意事項)・CLK 同期モード時の AC 規格です。 ・tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 ・外部負荷容量 C = 50 pF 時 DS07–16916–2 73 MB91665 シリーズ tSCYC VOH VOH VOL SCK tSHOVI VOH SOUT VOL tIVSLI SIN tSLIXI VIHS VIHS VILS VILS MS ビット= 0 tSHSL VIHS SCK tSLSH VIHS VILS VILS VILS tF tR tSHOVE VOH SOUT VOL tIVSLE SIN tSLIXE VIHS VIHS VILS VILS MS ビット= 1 74 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ・同期シリアル (SPI = 1,SCINV = 0) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK ↑→ SOUT 遅延時間 規格値 条件 単位 最小 最大 SCKn 4tCYCP ⎯ ns tSHOVI SCKn, SOUTn − 30 + 30 ns SIN → SCK ↓セットアップ時間 tIVSLI SCKn, SINn 57 ⎯ ns SCK ↓ → SIN ホールド時間 tSLIXI SCKn, SINn 0 ⎯ ns SOUT → SCK ↓遅延時間 tSOVLI SCKn, SOUTn 2tCYCP − 30 ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCKn 2tCYCP − 10 ⎯ ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCKn tCYCP + 10 ⎯ ns SCK ↑ → SOUT 遅延時間 tSHOVE SCKn, SOUTn ⎯ 48 ns SIN → SCK ↓セットアップ時間 tIVSLE SCKn, SINn 25 ⎯ ns SCK ↓ → SIN ホールド時間 tSLIXE SCKn, SINn 20 ⎯ ns tF SCKn ⎯ 5 ns ⎯ 5 ns SCK 立下り時間 内部シフトクロック 動作 外部シフトクロック 動作 SCKn tR SCK 立上り時間 (注意事項)・CLK 同期モード時の AC 規格です。 ・tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 ・外部負荷容量 C = 50 pF 時 tSCYC VOH SCK VOL tSHOVI VOL tSOVLI SOUT VOH VOL VOH VOL tIVSLI SIN tSLIXI VIHS VILS VIHS VILS MS ビット= 0 DS07–16916–2 75 MB91665 シリーズ tSHSL tSLSH VIHS SCK VIHS VILS tF * tR VILS tSHOVE VOH VOL VOH VOL SOUT tIVSLE tSLIXE VIHS VILS SIN VIHS VILS VIHS VILS MS ビット= 1 *:TDR レジスタにライトすると変化 ・同期シリアル (SPI = 1, SCINV = 1) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK ↓→ SOUT 遅延時間 条件 規格値 単位 最小 最大 SCKn 4tCYCP ⎯ ns tSLOVI SCKn, SOUTn − 30 + 30 ns SIN → SCK ↑セットアップ時間 tIVSHI SCKn, SINn 57 ⎯ ns SCK ↑→ SIN ホールド時間 tSHIXI SCKn, SINn 0 ⎯ ns SOUT → SCK ↑遅延時間 tSOVHI SCKn, SOUTn 2tCYCP − 30 ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCKn 2tCYCP − 10 ⎯ ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCKn tCYCP + 10 ⎯ ns SCK ↓ → SOUT 遅延時間 tSLOVE SCKn, SOUTn ⎯ 48 ns SIN → SCK ↑セットアップ時間 tIVSHE SCKn, SINn 25 ⎯ ns SCK ↑ → SIN ホールド時間 tSHIXE SCKn, SINn 20 ⎯ ns SCK 立下り時間 tF SCKn ⎯ 5 ns SCK 立上り時間 tR SCKn ⎯ 5 ns 内部シフトクロック 動作 外部シフトクロック 動作 (注意事項)・CLK 同期モード時の AC 規格です。 ・tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 ・外部負荷容量 C = 50 pF 時 76 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ tSCYC VOH SCK VOH VOL tSLOVI tSOVHI VOH VOL VOH VOL SOUT tIVSHI tSHIXI VIHS VILS SIN VIHS VILS MS ビット= 0 tSHSL tR VIHS SCK tSLSH VIHS VILS tSLOVE VILS VIHS VILS VOH VOL VOH VOL SOUT tIVSHE tSHIXE VIHS VILS SIN tF VIHS VILS MS ビット= 1 ・外部クロック (EXT = 1):非同期のみ 項目 記号 シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK 立下り時間 tF SCK 立上り時間 tR CL = 50 pF tSHSL tR SCK VIHS VILS DS07–16916–2 条件 規格値 最大 tCYCP + 10 ⎯ ns tCYCP + 10 ⎯ ns ⎯ 5 ns ⎯ 5 ns tSLSH VIHS VILS 単位 最小 tF VIHS VILS 77 MB91665 シリーズ (12) フリーランタイマクロック , リロードタイマイベント入力 , アップダウンカウンタ入力 , インプットキャプチャ入力 , 割込み入力タイミング USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力パルス幅 記号 tTIWH, tTIWL 端子名 条件 FRCKn, TMIn, INn, AINn, BINn, ZINn INTn 規格値 単位 備考 最小 最大 ⎯ 2 tCYCP ⎯ ns *1 ⎯ 3 tCYCP ⎯ ns *1 ⎯ 1.0 ⎯ μs *2 * 1:tCYCP は周辺系クロックのサイクル時間です。ストップモード時とメインタイマモード時と時計モード時は除く。 * 2:ストップモード時 , またはメインタイマモード時 , または時計モード時 tTIWH FRCKn TMIn INn AINn BINn ZINn INTn tTIWL VIHS VIHS VILS VILS (13) A/D コンバータトリガ入力タイミング USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 A/D コンバータ トリガ入力 記号 端子名 条件 tTADTGL, tTADTGH ADTRGn ⎯ 規格値 最小 最大 2 tCYCP ⎯ 単位 ns 備考 * *:tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 tTADTGL tTADTGH ADTRGn VIHS VILS 78 VIHS VILS DS07–16916–2 MB91665 シリーズ (14) I2C タイミング USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 fSCL 「反復 START 条件」 ホールド時間 SDA ↓→ SCL ↓ 高速モード *3 標準モード 条件 単位 最小 最大 最小 最大 SCKn (SCLn) 0 100 0 400 kHz tHDSTA SOUTn (SDAn) , SCKn (SCLn) 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs SCL クロック “L” 幅 tLOW SCKn (SCLn) 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs SCL クロック “H” 幅 tHIGH SCKn (SCLn) 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs 「反復 START 条件」 セットアップ時間 SCL ↑→ SDA ↓ tSUSTA SCKn (SCLn) 4.7 ⎯ 0.6 ⎯ μs データホールド時間 SCL ↓→ SDA ↓↑ tHDDAT CL = 50 pF, SOUTn R= (SDAn) , (Vp/IOL) *1 SCKn (SCLn) 0 3.45*2 0 0.9*3 μs tSUDAT SOUTn (SDAn) , SCKn (SCLn) 250 ⎯ 100 ⎯ ns tSUSTO SOUTn (SDAn) , SCKn (SCLn) 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs tBUF ⎯ 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs tSP ⎯ 2 tCYCP*4 ⎯ 2 tCYCP*4 ⎯ ns SCL クロック周波数 データセットアップ時間 SDA ↓↑→ SCL ↑ 「STOP 条件」 セットアップ時間 SCL ↑→ SDA ↑ 「STOP 条件」と 「START 条件」との間の バスフリー時間 ノイズフィルタ ⎯ * 1: R, C は , SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗 , 負荷容量です。Vp はプルアップ抵抗の電源電圧 , IOL は VOL 保証電流 を示します。 * 2: 最大 tHDDAT は少なくともデバイスの SCL 信号の “L” 区間 (tLOW) を延長していないということを満たしていなければ なりません。 * 3: 高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムに使用する事は出来ますが , 要求される条件 tSUDAT ≧ 250 ns を満足しなければなりません。 * 4: tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。I2C 使用時は , 周辺バスクロックは 8 MHz 以上にしてください。 SDA tSUSTA tLOW tSUDAT tBUF SCL tHDSTA DS07–16916–2 tHDDAT tHIGH tHDSTA tSP tSUSTO 79 MB91665 シリーズ 5. A/D 変換部電気的特性 USB 未使用時:(VCC = AVCC = 2.7 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) USB 使用時:(VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 規格値 端子名 最小 標準 最大 単位 分解能 ⎯ ⎯ ⎯ 10 bit 総合誤差 ⎯ −5 ⎯ +5 LSB 直線性誤差 ⎯ − 3.5 ⎯ + 3.5 LSB 微分直線性誤差 ⎯ −3 ⎯ +3 LSB ゼロトランジション電圧 AN0 ∼ AN11*4 − 1.5 + 0.5 +4 LSB フルトランジション電圧 AN0 ∼ AN11*4 AVRH − 4 AVRH − 1.5 AVRH + 0.5 LSB 備考 AVCC = 3.3 V, AVRH = 3.3 V 時 コンペア時間 ⎯ 0.72* ⎯ ⎯ μs PCLK = 33 MHz 時 変換時間 ⎯ 1 1.2* ⎯ ⎯ μs PCLK = 33 MHz 時 ⎯ ⎯ 3.5 mA D/A 停止時 ⎯ ⎯ 11 μA パワーダウン時 *2 ⎯ ⎯ 0.6 mA AVRH = 3.0 V ⎯ ⎯ 5 μA パワーダウン時 *2 ⎯ ⎯ 8.5 pF ⎯ ⎯ 4 LSB ⎯ ⎯ 10 μA 電源電流 ( アナログ+デジタル ) AVCC 基準電源電流 (AVRH と AVSS の間 ) AVRH アナログ入力容量 ⎯ チャネル間ばらつき ⎯ 3 アナログポート入力電流 AN0 ∼ AN11* アナログ入力電圧 AN0 ∼ AN11* AVSS ⎯ AVRH V AVRH AVSS ⎯ AVCC V 4 4 基準電圧 * 1: 実際の外部負荷や周辺リソースに供給されるクロック周期にも依存します。 必ず , PCLK 周期× 4 以上+下記 ( 式 1) を満たすようにしてください。 最小変換時間の条件は , PCLK = 33 MHz 時 , サンプリング時間:0.424 μs, 外部インピーダンス:1.4 kΩ 以下 , コン ペア時間:0.72 μs の値です。 * 2: A/D コンバータ非動作時 , CPU ストップ時の電流 * 3: コンペア時間= {(CT + 1) × 10 + 4} ×周辺クロック (PCLK) の周期 (CT はコンペア時間設定ビット )。 最小コンペア時間の条件は , CT = 1, PCLK = 33 MHz のとき。 * 4: AN10, AN11 は MB91F668 には存在しません。 Rext アナログ 信号発生源 AN0 ∼ AN11 アナログ入力端子 Rin コンパレータ Cin Rin Cin 約 5.3 kΩ 約 8.5 pF アナログ入力に接続される外部回路の出力インピーダンスは , A/D コンバータのサンプリング時間に影響を与えます。 必要なサンプリング時間が , 以下で計算される Ts 以下となるように , 外部回路の出力インピーダンスを決めてください。 ( 式 1) Ts = (Rin + Rext) × Cin × 7 Ts :サンプリング時間 Rin :A/D の入力抵抗= 5.3 kΩ Cin :A/D の入力容量= 8.5 pF Rext:外部回路の出力インピーダンス サンプリング時間を 600 ns に設定した場合 , 600 ns ≧ (5.3 kΩ + Rext) × 8.5 pF × 7 ∴ Rext ≦ 4.8 kΩ となり , 外部回路のインピーダンスは 4.8 kΩ 以下にする必要があります。 80 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ・10 ビット A/D コンバータの用語の定義 ・ 分解能 ・ 直線性誤差 : A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 : ゼロトランジション点 (0000000000 ←→ 0000000001) とフルスケールトランジション点 (1111111110 ←→ 1111111111) を結んだ直線と実際の変換特性との偏差 ・ 微分直線性誤差 : 出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 ・ 総合誤差 : 実際の値と理論値との差を言い , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差を含む誤差 直線性誤差 3FFH 微分直線性誤差 実際の変換特性 実際の変換特性 (N + 1)H 3FEH {1 LSB (N − 1) + V OT} VFST ( 実測値 ) VNT 004H ( 実測値 ) 003H 理想特性 デジタル出力 デジタル出力 3FDH NH (N − 1)H V(N+1)T ( 実測値 ) 実際の変換特性 002H VNT 理想特性 (N − 2)H 001H VOT ( 実測値 ) ( 実測値 ) 実際の変換特性 AVSS AVRH AVSS AVRH アナログ入力 デジタル出力 N の直線性誤差= アナログ入力 VNT − {1 LSB × (N − 1) + VOT} デジタル出力 N の微分直線性誤差= 1 LSB = N VOT VFST VNT [LSB] 1 LSB’ V (N + 1) T − VNT 1 LSB − 1 [LSB] VFST − VOT 1022 :A/D コンバータデジタル出力値 :デジタル出力が 000H から 001H に遷移する電圧 :デジタル出力が 3FEH から 3FFH に遷移する電圧 :デジタル出力が (N − 1) H から NH に遷移する電圧 (続く) DS07–16916–2 81 MB91665 シリーズ (続き) 総合誤差 3FFH 1.5 LSB' 3FEH 実際の変換特性 3FDH デジタル出力 {1 LSB' (N − 1) + 0.5 LSB'} 004H VNT ( 実測値 ) 実際の変換特性 003H 002H 理想特性 001H 0.5 LSB' AVSS 1 LSB’ ( 理想値 ) = アナログ入力 AVRH − AVSS AVRH [V] 1024 デジタル値 N の総合誤差= VNT − {1 LSB’ × (N − 1) + 0.5 LSB’} 1 LSB’ N :A/D コンバータデジタル出力値 VNT :デジタル値 N が (N + 1) H から NH に遷移する電圧 VOT’ ( 理想値 ) = AVSS + 0.5 LSB [V] VFST’ ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB [V] 82 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 6. USB 特性 (VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力特性 出力特性 入力容量 記号 端子名 条件 規格値 最小 最大 単位 備考 入力 High レベル電圧 VIH ⎯ 2.0 VCC + 0.3 V *1 入力 Low レベル電圧 VIL ⎯ VSS − 0.3 0.8 V *1 差動入力感度 VDI ⎯ 0.2 ⎯ V *2 差動コモンモードレンジ VCM ⎯ 0.8 2.5 V *2 出力 High レベル電圧 VOH 外部 プルダウン 抵抗= 15 kΩ 2.8 3.6 V *3 出力 Low レベル電圧 VOL 外部 プルアップ 抵抗= 1.5 kΩ 0.0 0.3 V *3 ⎯ 1.3 2.0 V *4 クロスオーバ電圧 VCRS UDP, UDM 立上り時間 tFR ⎯ 4 20 ns *5 立下り時間 tFF ⎯ 4 20 ns *5 立上り / 立下り時間 マッチング tRFM ⎯ 90 111.11 % *5 出力インピーダンス ZDRV ⎯ 28 44 Ω RS = 27 Ω を含む 送受信器エッジ率 制御容量 CEDGE ⎯ ⎯ 75 pF *6 RS ⎯ 25 30 Ω 推奨値 27 Ω シリーズ抵抗 * 1:USB I/O バッファの Single-End-Receiver のスイッチング・スレッショルド電圧は VIL (Max) = 0.8 [V], VIH (Min) = 2.0 [V] (TTL 入力規格 ) の範囲内に設定されています。 またノイズ感度を低下させるため , 多少のヒステリシスを持たせています。 * 2:USB 差動データ信号の受信には ,Differential-Receiver を使用します。 Differential-Receiver は , 差動データ入力がローカル・グランド・リファレンス レベルに対し ,0.8 [V] ∼ 2.5 [V] の範囲 内にある時には ,200 [mV] の差動入力感度があります。 上記電圧範囲がコモンモード入力電圧範囲です。 最小差動入力感度 [V] 1.0 [V] 0.2 [V] 0.8 [V] 2.5 [V] コモン・モード入力電圧 [V] (続く) DS07–16916–2 83 MB91665 シリーズ (続き) * 3:ドライバの出力駆動能力は , Low-State (VOL) で 0.3 [V] 以下 ( 対 3.6 [V], 1.5 kΩ 負荷 ) , High-State (VOH) で 2.8 [V] 以上 ( 対 VSS, 15 kΩ 負荷 ) です。 * 4:USB I/O バッファの外部差動出力信号 (D + /D − ) のクロス電圧は , 1.3 [V] ∼ 2.0 [V] の範囲内にあります。 D+ Max 2.0 [V] VCRS 規格範囲 Min 1.3 [V] D- * 5:tFR , tFF, tRFM について 差動データ信号の立ち上がり (Trise) と立ち下がり (Tfall) 時間規定です。 出力信号電圧の 10% ∼ 90% 間の時間で規定されます。 また Full-speed Buffer に関しては ,tFR / tFF は ,RFI 放射を最小にするために , tFR/tFF 比を± 10% 以内と規定されています。 立上り時間 UDP VCRS 90% 立下り時間 90% 10% UDM 10% tFF tFR * 6:Transceiver edge rate control capacitance CEDGE の接続箇所について USB I/O においては ,CEDGE 制御コンデンサの使用を推奨しております。 USB Max 規格 75 pF に対し ,30 ∼ 50[pF]( 推奨値 :47[pF] ≒ 50[pF]) を基盤実装時に D + , D −ラインに接続し出力波 形のエッジ特性を制御してください。 RS = 27 Ω +D CEDGE 3-State RS = 27 Ω -D CEDGE Driver 出力インピーダンス 3 Ω ∼ 19 Ω Rs 直列抵抗値 25 Ω ∼ 30 Ω 推奨値 として 27 Ω の直列抵抗を付加してください。 84 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ 7. フラッシュメモリ書込み / 消去特性 (VCC = 3.3 V, Ta =+ 25 °C) 項目 規格値 単位 備考 3.6 s 内部での消去前書き込み時間は除く 23 370 μs システムレベルのオーバヘッド時間 は除く ⎯ 10.8 43.2 s 内部での消去前書込み時間は除く 10000 ⎯ ⎯ cycle 平均 Ta ≦+ 85 °C 10*2 ⎯ ⎯ year 平均 Ta ≦+ 85 °C 最小 標準 最大 セクタ消去時間 ⎯ 0.9 ハーフワード (16 ビット ) 書込み 時間 ⎯ チップ消去時間 *1 消去 / 書込みサイクル フラッシュメモリデータ 保持時間 * 1 :チップ消去時間は , セクタ消去時間を全セクタ数倍したものです。 * 2 :テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウスの式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ 換算しています ) 。 DS07–16916–2 85 MB91665 シリーズ ■ オーダ型格 型格 パッケージ MB91F669PMC プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M24) MB91F668PMC プラスチック・LQFP, 48 ピン (FPT-48P-M26) 86 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 48 ピン (FPT-48P-M26) リードピッチ 0.50mm パッケージ幅× パッケージ長さ 7mm × 7mm リード形状 ガルウイング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX 質量 0.17g コード(参考) P-LFQFP48-7×7-0.50 プラスチック・LQFP, 48 ピン (FPT-48P-M26) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含む。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 9.00±0.20(.354±.008)SQ +0.40 +.016 * 7.00 –0.10 .276 –.004 SQ 36 0.145±0.055 (.006±.002) 25 37 24 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 48 13 "A" 0°~8° LEAD No. 0.50(.020) 1 (Mounting height) .059 –.004 INDEX 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 12 0.20±0.05 (.008±.002) 0.08(.003) 0.25(.010) M 0.60±0.15 (.024±.006) C 2003-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F48040S-c-2-3 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) DS07–16916–2 87 MB91665 シリーズ (続き) プラスチック・LQFP, 64 ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 10.0 mm × 10.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド コード(参考) P-LFQFP64-10×10-0.50 (FPT-64P-M24) プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M24) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 12.00±0.20(.472±.008)SQ Details of "A" part *10.00±0.10(.394±.004)SQ 48 0.145±0.055 (.006±.002) 33 49 0.15(.006) MAX 0.40(.016) MAX 32 0.08(.003) Details of "B" part 11.00(.433) NOM. +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 0.25(.010) INDEX "A" 64 LEAD No. 1 "B" 16 0.50(.020) C 0~8° 17 0.20±0.05 (.008±.002) 0.08(.003) M 2006-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F64036S-1c(D)-1-3 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 88 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 変更箇所 4 ■ 特長 「USB ファンクション / ホスト」の説明を変更 (Full-Speed のみ対応 → USB2.0 Full-Speed 対応 ) 32 ■ I/O マップ 「リセット後のレジスタ初期値」を訂正 (ADCHE: -------- -------- ----1111 11111111 → -------- 111111-- ----1111 11111111) 56 ■ 電気的特性 「電源電流」の規格値を変更 3. 直流規格 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 DS07–16916–2 89 MB91665 シリーズ MEMO 90 DS07–16916–2 MB91665 シリーズ MEMO DS07–16916–2 91 MB91665 シリーズ 富士通セミコンダクター株式会社 〒 222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-10-23 野村不動産新横浜ビル http://jp.fujitsu.com/fsl/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせ先 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部