9.3MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
CONTROLLER MANUAL
CM71-10151-2
FR80
32 ビット・マイクロコントローラ
MB91625 Series
ハードウェアマニュアル
FR80
32 ビット・マイクロコントローラ
MB91625 Series
ハードウェアマニュアル
富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
開発における最新の注意事項に関しては , 「デザインレビューシート」を参照してください。
「デザインレビューシート」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われる
チェック項目をリストにしたものです。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
MB91625 シリーズ
はじめに
富士通半導体製品につきまして , 平素より格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
MB91625 シリーズをご利用になる前に , 本書および『データシート』をご一読ください。
■ 本書の目的と対象読者
本書は , 実際に MB91625 シリーズを使用して製品を開発される技術者を対象に ,
MB91625 シリーズの機能や動作 , 使い方について解説しています。
■ 商標
FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の製
品です
その他の記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録
商標です。
■ サンプルプログラムおよび開発環境
FR80ファミリの周辺機能を動作させるためのサンプルプログラムを無償で提供してお
ります。また , MB91625 シリーズで使用する開発環境も掲載しています。当社マイコ
ンの動作仕様や使用方法の確認などにお役立てください。
• マイコンサポート情報
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
* サンプルプログラムは , 予告なしに変更することがあります。また , サンプルプログ
ラムは標準的な動作や使い方を示したものですので,お客様のシステム上でご使用の際
は十分評価された上でご使用ください。
また , サンプルプログラムの使用に起因し生じた損害については , 当社は一切その責任
を負いません。
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FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
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MB91625 シリーズ
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本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認くださ
い。
本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので ,
実際に使用する機器での動作を保証するものではありません。したがいまして , これらを使用するにあ
たってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害などについ
ては , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的
財産権やその他の権利の使用権または実施権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用
について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うものではありません。し
たがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任
を負いません。
本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用
されることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保
されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(原子力
施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生
命維持のための医療機器 , 兵器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性
が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・製造されたものではありませ
ん。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
ご相談なく使用されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承くださ
い。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 ,
火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよう , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策
設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関
連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続きをおとりください。
• 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
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マニュアル構成
本シリーズで使用するマニュアルを一覧で示します。状況に応じて必要なマニュアルを参照
してください。
本書に記載したマニュアルの内容は予告なく変更することがあります。最新版をお問い合わ
せください。
■ ハードウェアマニュアル
• FR80 ファミリ MB91625 シリーズハードウェアマニュアル (CM71-10151)
( 本書 )
■ データシート
• マイクロコントローラ 32 ビットオリジナル FR80 ファミリ MB91625 シリーズ
DATA SHEET (DS07-16908)
■ プログラミングマニュアル
• FR80 ファミリプログラミングマニュアル (CM71-00104)
FR80 ファミリ CPU のプログラミングモデルと命令について説明しています。
■ ハードウェアツール系マニュアル
• DSU-FR エミュレータ MB2198-01 ハードウェアマニュアル (CM71-00413)
エミュレータの取扱いと仕様 , 接続方法や操作方法について説明しています。
■ ソフトウェアツール系マニュアル
• SOFTUNE® Workbench 操作マニュアル V6 対応 (CM71-00328)
統合開発環境 SOFTUNE の操作方法や開発手順について説明しています。
• SOFTUNE® Workbench 機能説明書 V6 対応 (CM71-00329)
SOFTUNE Workbench の基本機能および依存機能について説明しています。
• SOFTUNE® Workbench コマンドリファレンスマニュアル V6 対応 (CM71-00330)
SOFTUNE Workbench のコマンドおよび組込み変数 / 関数について説明していま
す。
• FR ファミリ 32 ビットマイクロコントローラ 機器組み込み用 C プログラミングマ
ニュアル 活用編 (CM71-00324)
FR ファミリ用 C コンパイラ fcc911 を使用して組み込みシステムを作成するため
のノウハウ集です。FR ファミリのアーキテクチャを利用した効率の良い C プログ
ラムの作成方法および注意事項を説明します。
• FR ファミリ SOFTUNE C/C++ コンパイラマニュアル V6 対応 (CM81-00206)
SOFTUNE C/C++ コンパイラを使用して C 言語および C++ 言語でアプリケーショ
ンプログラムを作成 / 開発する際に参照してください。
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• FR ファミリ SOFTUNE® アセンブラマニュアル V6 対応 (CM71-00203)
Windows 98, Windows Me, Windows 2000, Windows XP で動作する富士通SOFTUNE®
アセンブラの機能および使用方法を説明しています。
• SOFTUNE® リンケージキットマニュアル V6 対応 (CM71-00327)
Windows 98, Windows Me, Windows 2000, Windows XP で動作する富士通SOFTUNE®
リンケージキットの機能および使用方法を説明しています。
応用プログラムを開発する際に参照してください。
• FR ファミリ 絶対アセンブルリスト作成ツールマニュアル (CM71-00305)
絶対アセンブルリストについて説明しています。
• FR-V/FR ファミリ Softune C/C++ Analyzer マニュアル V5 対応 (CM81-00309)
C/C++ Analyzer の機能および使用方法について説明しています。
• FR-V/FR ファミリ Softune C/C++ Checker マニュアル V5 対応 (CM81-00310)
C/C++ Checker の機能および使用方法について説明しています。
■ REALOS 系マニュアル
● REALOS μITRON3.0 系マニュアル
• FR/F2MC® ファミリ μITRON 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/FR/907/896 コンフィ
グレータマニュアル (CM71-00322)
Softune REALOS コンフィグレータの機能と操作について説明しています。
• FR-V/FR/F2MC® ファミリ μITRON 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/ アナライザマ
ニュアル (CM81-00315)
Softune REALOS アナライザが提供する機能とその機能の利用方法について説明し
ています。
• FR ファミリ μITRON3.0 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/FR ユーザーズガイド
(CM71-00320)
REALOS/FR 応用システムの構築 / 起動について説明しています。
システム全体のまとめの作業を行う際に参照してください。
• FR ファミリ μITRON3.0 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/FR カーネルマニュアル
(CM71-00321)
Softune REALOS/FR が提供する機能とその機能の利用方法について説明しています。
アプリケーションシステムやユーザプログラムを作成する際に参照してください。
● REALOS μITRON4.0 系マニュアル
• FR ファミリ μITRON4.0 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/FR Spec.4 プログラミン
グ マニュアル (CM81-00316)
Softune REALOS/FR Spec.4 の提供する機能とその利用方法について説明しています。
• FR-V/FR ファミリ μITRON4.0 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS® カーネルマニュア
ル (CM81-00312)
Softune REALOS/FRV/FR Spec.4 が提供する機能とその機能の利用方法について説
明しています。
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• FR-V/FR ファミリ μITRON4.0 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS® コンフィギュレー
タマニュアル (CM81-00311)
SOFTUNE REALOS コンフィギュレータ GUI の提供する機能とその利用方法につ
いて説明しています。
• FR-V/FR /F2MC® ファミリ μITRON 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS® アナライザマ
ニュアル (CM81-00315)
SOFTUNE REALOS アナライザの提供する機能と利用方法について説明しています。
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本書の使い方
■ 機能の探し方
本書では次の方法で , 使いたい機能の説明を探すことができます。
• 目次から探す
本書の内容を記載順に示します。
• レジスタ一覧から探す
本デバイスのレジスタが一覧で記載されています。調べたいレジスタの名称から ,
配置アドレスやレジスタの説明ページを探すことができます。
本文中では各レジスタの配置アドレスを記載しておりません。各レジスタのアド
レスを確認するときは , 「付録 A I/O マップ」および「付録 B レジスタ一覧」を
参照してください。
• 索引から探す
周辺機能の名称などのキーワードから機能の説明を探すことができます。
■ 章について
本書では , 基本的に 1 つの周辺機能を 1 つの章で説明しています。
■ 用語について
本書で使用している用語について示します。
用語
vi
説明
ワード
32 ビット単位でのアクセスを指します。
ハーフワード
16 ビット単位でのアクセスを指します。
バイト
8 ビット単位でのアクセスを指します。
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目次
第1章
1.1
1.2
1.3
1.4
第2章
2.1
2.2
2.3
2.4
第3章
概要 ............................................................................................................1
MB91625 シリーズの概要 ..................................................................................................... 2
MB91625 シリーズの品種構成 .............................................................................................. 7
MB91625 シリーズのブロックダイヤグラム ........................................................................ 8
外形寸法図 ............................................................................................................................. 9
MB91625 シリーズの端子 ........................................................................11
端子配列図 ........................................................................................................................... 12
端子機能一覧 ....................................................................................................................... 13
入出力回路形式 ................................................................................................................... 26
端子の設定方法 ................................................................................................................... 30
CPU ..........................................................................................................53
3.1 メモリ空間 ........................................................................................................................... 54
3.2 内部アーキテクチャの特長 .................................................................................................. 56
3.3 動作モード ........................................................................................................................... 57
3.4 パイプライン ....................................................................................................................... 58
3.5 命令概要 .............................................................................................................................. 60
3.5.1
算術演算 .................................................................................................................... 60
3.5.2
ロードとストア ......................................................................................................... 60
3.5.3
分岐 ........................................................................................................................... 61
3.5.4
論理演算とビット操作 .............................................................................................. 61
3.5.5
ダイレクトアドレッシング ....................................................................................... 61
3.5.6
ビットサーチ ............................................................................................................. 61
3.5.7
その他 ........................................................................................................................ 61
3.6 基本プログラミングモデル .................................................................................................. 62
3.7 レジスタ .............................................................................................................................. 63
3.7.1
汎用レジスタ (R0 ∼ R15) ......................................................................................... 63
3.7.2
プログラムステータスレジスタ (PS) ........................................................................ 64
3.7.3
プログラムカウンタ (PC) .......................................................................................... 68
3.7.4
テーブルベースレジスタ (TBR) ................................................................................ 69
3.7.5
リターンポインタ (RP) ............................................................................................. 69
3.7.6
システムスタックポインタ (SSP) ............................................................................. 69
3.7.7
ユーザスタックポインタ (USP) ................................................................................ 70
3.7.8
乗除算レジスタ (Multiply & Divide register) .............................................................. 71
3.8 データ構造 ........................................................................................................................... 72
3.8.1
ビットオーダリング .................................................................................................. 72
3.8.2
バイトオーダリング .................................................................................................. 72
3.8.3
ワードアライメント .................................................................................................. 73
3.9 アドレッシング ................................................................................................................... 74
3.9.1
ダイレクトアドレッシング領域 ................................................................................ 74
3.9.2
20 ビットアドレッシング領域 .................................................................................. 75
3.9.3
32 ビットアドレッシング領域 .................................................................................. 75
3.9.4
ベクタテーブル初期領域 ........................................................................................... 75
3.10 分岐命令 .............................................................................................................................. 76
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3.10.1
遅延スロット付き動作 .............................................................................................. 76
3.10.2
遅延スロットなし動作 .............................................................................................. 78
3.11 EIT ( 例外・割込み・トラップ ) .......................................................................................... 79
3.11.1
EIT 要因 ..................................................................................................................... 79
3.11.2
EIT からの復帰 .......................................................................................................... 79
3.11.3
割込みレベル ............................................................................................................. 80
3.11.4
I フラグ ...................................................................................................................... 80
3.11.5
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) .......................................................................... 82
3.11.6
割込みに対するレベルマスク .................................................................................... 82
3.11.7
割込み制御レジスタ (ICR) ......................................................................................... 83
3.11.8
システムスタックポインタ (SSP) ............................................................................. 83
3.11.9
割込みスタック ......................................................................................................... 83
3.11.10
テーブルベースレジスタ (TBR) ................................................................................ 84
3.11.11
EIT ベクタテーブル ................................................................................................... 84
3.11.12
多重 EIT 処理 ............................................................................................................. 85
3.11.13
動作 ........................................................................................................................... 86
3.11.14
INT 命令の動作 .......................................................................................................... 87
3.11.15
INTE 命令の動作 ....................................................................................................... 88
3.11.16
ステップトレーストラップの動作 ............................................................................. 88
3.11.17
未定義命令例外の動作 .............................................................................................. 89
3.11.18
RETI 命令の動作 ....................................................................................................... 89
3.11.19
遅延スロットと EIT ................................................................................................... 89
第4章
クロック生成部 ........................................................................................91
4.1 概要 ..................................................................................................................................... 92
4.2 構成 ..................................................................................................................................... 93
4.2.1
クロック生成部 ......................................................................................................... 93
4.2.2
ソースクロック (SRCCLK) 選択部 ............................................................................ 96
4.3 端子 ..................................................................................................................................... 97
4.4 レジスタ .............................................................................................................................. 98
4.4.1
クロックソース設定レジスタ (CSELR) .................................................................... 99
4.4.2
クロックソース監視レジスタ (CMONR) ................................................................. 103
4.4.3
発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) ...................................................................... 105
4.4.4
PLL 設定レジスタ (PLLCR) ..................................................................................... 109
4.5 動作説明 ............................................................................................................................ 113
4.5.1
クロックソースの動作説明 ..................................................................................... 113
4.5.2
ソースクロック (SRCCLK) の切換え ...................................................................... 116
4.5.3
PLL クロック (PLLCLK) 生成のための逓倍率 ......................................................... 119
第5章
クロック分周制御部 ...............................................................................121
5.1 概要 ................................................................................................................................... 122
5.2 内部クロック ..................................................................................................................... 123
5.3 構成 ................................................................................................................................... 125
5.4 レジスタ ............................................................................................................................ 126
5.4.1
分周設定レジスタ 0 (DIVR0) ................................................................................... 127
5.4.2
分周設定レジスタ 2 (DIVR2) ................................................................................... 128
5.5 分周比 ................................................................................................................................ 129
viii
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第6章
メインタイマ ..........................................................................................131
6.1 概要 ................................................................................................................................... 132
6.2 構成 ................................................................................................................................... 133
6.3 レジスタ ............................................................................................................................ 134
6.3.1
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) ..................................................................... 135
6.4 割込み ................................................................................................................................ 139
6.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 140
6.5.1
メインタイマの動作 ................................................................................................ 140
6.5.2
ストップモードへの遷移について ........................................................................... 142
第7章
サブタイマ .............................................................................................143
7.1 概要 ................................................................................................................................... 144
7.2 構成 ................................................................................................................................... 145
7.3 レジスタ ............................................................................................................................ 146
7.3.1
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) ......................................................................... 147
7.4 割込み ................................................................................................................................ 150
7.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 151
7.5.1
サブタイマの動作 .................................................................................................... 151
7.5.2
ストップモードへの遷移と時計モードについて ..................................................... 153
第8章
低消費電力モード ..................................................................................155
8.1 概要 ................................................................................................................................... 156
8.2 構成 ................................................................................................................................... 157
8.3 レジスタ ............................................................................................................................ 159
8.3.1
スタンバイ制御レジスタ (STBCR) ......................................................................... 160
8.3.2
スリープレート設定レジスタ (SLPRR) .................................................................. 163
8.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 165
8.4.1
クロック制御時の動作 ............................................................................................ 165
8.4.2
ドーズモード時の動作 ............................................................................................ 167
8.4.3
スリープモード時の動作 ......................................................................................... 168
8.4.4
メインタイマモード時の動作 .................................................................................. 170
8.4.5
時計モード時の動作 ................................................................................................ 172
8.4.6
ストップモード時の動作 ......................................................................................... 174
8.5 使用上の注意 ..................................................................................................................... 177
第9章
リセット .................................................................................................179
9.1 概要 ................................................................................................................................... 180
9.2 構成 ................................................................................................................................... 181
9.3 端子 ................................................................................................................................... 183
9.4 レジスタ ............................................................................................................................ 184
9.4.1
リセット要因レジスタ (RSTRR) ............................................................................. 185
9.4.2
リセット制御レジスタ (RSTCR) ............................................................................. 187
9.5 動作説明 ............................................................................................................................ 189
9.5.1
リセットの種類 ....................................................................................................... 189
9.5.2
リセット要因 ........................................................................................................... 190
9.5.3
リセットの動作 ....................................................................................................... 191
9.5.4
イレギュラーリセット ............................................................................................ 195
9.6 動作状態と遷移 ................................................................................................................. 196
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第 10 章
割込みコントローラ ...............................................................................201
10.1 概要 ................................................................................................................................... 202
10.2 構成 ................................................................................................................................... 203
10.3 レジスタ ............................................................................................................................ 204
10.3.1
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) ..................................................... 205
10.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 207
10.4.1
割込みコントローラの動作説明 .............................................................................. 207
10.5 使用上の注意 ..................................................................................................................... 209
第 11 章
割込み要求一括読出し機能 ....................................................................211
11.1 概要 ................................................................................................................................... 212
11.2 構成 ................................................................................................................................... 213
11.3 レジスタ ............................................................................................................................ 214
11.3.1
割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H) ........................................... 215
11.3.2
割込み要求一括読出し機能レジスタ 1 上位 / 下位 (IRPR1H/ IRPR1L) ................... 216
11.3.3
割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 上位 (IRPR2H) ........................................... 218
11.3.4
割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 下位 (IRPR2L) ............................................ 219
11.3.5
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 上位 (IRPR3H) ........................................... 220
11.3.6
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 下位 (IRPR3L) ............................................ 221
11.3.7
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 上位 (IRPR4H) ........................................... 222
11.3.8
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 下位 (IRPR4L) ............................................ 223
11.3.9
割込み要求一括読出し機能レジスタ 5 上位 (IRPR5H) ........................................... 224
11.3.10
割込み要求一括読出し機能レジスタ 5 下位 (IRPR5L) ............................................ 225
11.3.11
割込み要求一括読出し機能レジスタ 6 上位 (IRPR6H) ........................................... 226
11.3.12
割込み要求一括読出し機能レジスタ 6 下位 (IRPR6L) ............................................ 227
11.3.13
割込み要求一括読出し機能レジスタ 7 上位 (IRPR7H) ........................................... 228
11.3.14
割込み要求一括読出し機能レジスタ 7 下位 (IRPR7L) ............................................ 229
11.4 使用上の注意 ..................................................................................................................... 230
第 12 章
遅延割込み .............................................................................................231
12.1 概要 ................................................................................................................................... 232
12.2 構成 ................................................................................................................................... 233
12.3 レジスタ ............................................................................................................................ 234
12.3.1
遅延割込み制御レジスタ (DICR) ............................................................................. 235
12.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 236
12.4.1
遅延割込みの動作説明 ............................................................................................ 236
12.5 使用上の注意 ..................................................................................................................... 237
第 13 章
I/O ポート ...............................................................................................239
13.1 概要 ................................................................................................................................... 240
13.2 構成 ................................................................................................................................... 242
13.3 端子 ................................................................................................................................... 247
13.4 レジスタ ............................................................................................................................ 248
13.4.1
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK) ......................................................... 250
13.4.2
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA) ..................................................................... 253
13.4.3
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) ....................................................... 255
13.4.4
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) ................................................................ 268
13.4.5
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCRK) ............................................................. 269
13.4.6
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) ........................................................... 270
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MB91625 シリーズ
13.5 使用上の注意 ..................................................................................................................... 272
第 14 章
外部割込み制御部 ..................................................................................275
14.1 概要 ................................................................................................................................... 276
14.2 構成 ................................................................................................................................... 277
14.3 端子 ................................................................................................................................... 279
14.4 レジスタ ............................................................................................................................ 280
14.4.1
外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3) ....................................... 281
14.4.2
外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) ........................................................... 284
14.4.3
割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) .................................................................. 286
14.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 287
14.5.1
外部割込み制御部の動作 ......................................................................................... 287
14.5.2
スタンバイモードからの復帰 .................................................................................. 290
14.5.3
スリープモードからの復帰 ..................................................................................... 292
第 15 章
ウォッチドッグタイマ ...........................................................................293
15.1 概要 ................................................................................................................................... 294
15.2 構成 ................................................................................................................................... 295
15.3 レジスタ ............................................................................................................................ 297
15.3.1
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0) ................................................ 298
15.3.2
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) .......................................... 301
15.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 302
15.4.1
ウォッチドッグタイマの動作 .................................................................................. 302
第 16 章
時計カウンタ ..........................................................................................305
16.1 概要 ................................................................................................................................... 306
16.2 構成 ................................................................................................................................... 307
16.3 レジスタ ............................................................................................................................ 309
16.3.1
時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) ................................................................ 310
16.3.2
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) ....................................................................... 311
16.3.3
時計カウンタリードレジスタ (WCRD) ................................................................... 313
16.4 割込み ................................................................................................................................ 314
16.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 315
16.5.1
時計カウンタの動作 ................................................................................................ 315
16.6 使用上の注意 ..................................................................................................................... 317
第 17 章
32 ビットフリーランタイマ ...................................................................319
17.1 概要 ................................................................................................................................... 320
17.2 構成 ................................................................................................................................... 321
17.3 端子 ................................................................................................................................... 325
17.4 レジスタ ............................................................................................................................ 326
17.4.1
フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) ............................................................. 327
17.4.2
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) ....................................................... 328
17.4.3
タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) ................................................................ 329
17.4.4
タイマ状態制御レジスタ上位 / 下位 (TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1) ........ 330
17.5 割込み ................................................................................................................................ 334
17.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 335
17.6.1
内部クロック ( 周辺クロック ) 選択時の動作 .......................................................... 336
17.6.2
外部クロック選択時の動作 ..................................................................................... 337
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第 18 章
32 ビットインプットキャプチャ ............................................................339
18.1 概要 ................................................................................................................................... 340
18.2 構成 ................................................................................................................................... 341
18.3 端子 ................................................................................................................................... 343
18.4 レジスタ ............................................................................................................................ 344
18.4.1
インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67) ................................... 345
18.4.2
インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) ...................................... 348
18.5 割込み ................................................................................................................................ 349
18.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 350
18.6.1
32 ビットインプットキャプチャの動作説明 ........................................................... 350
第 19 章
32 ビットアウトプットコンペア ............................................................353
19.1 概要 ................................................................................................................................... 354
19.2 構成 ................................................................................................................................... 355
19.3 端子 ................................................................................................................................... 357
19.4 レジスタ ............................................................................................................................ 358
19.4.1
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) ............................................. 359
19.4.2
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) .......................... 360
19.4.3
コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) ............................. 363
19.5 割込み ................................................................................................................................ 366
19.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 367
19.6.1
独立で使用する場合の動作 ..................................................................................... 367
19.6.2
一対にして使用する場合の動作 .............................................................................. 369
第 20 章
16 ビットリロードタイマ ......................................................................373
20.1 概要 ................................................................................................................................... 374
20.2 構成 ................................................................................................................................... 375
20.3 端子 ................................................................................................................................... 377
20.4 レジスタ ............................................................................................................................ 378
20.4.1
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) .................................... 379
20.4.2
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) ............................ 384
20.4.3
16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2) ........................................................... 385
20.5 割込み ................................................................................................................................ 386
20.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 387
20.6.1
インターバルタイマモード時の動作 ....................................................................... 388
20.6.2
イベントカウンタモード時の動作 ........................................................................... 400
20.6.3
カスケードモード時の動作 ..................................................................................... 406
20.7 使用上の注意 ..................................................................................................................... 408
第 21 章
ベースタイマ入出力選択機能 ................................................................409
21.1 概要 ................................................................................................................................... 410
21.2 構成 ................................................................................................................................... 412
21.3 端子 ................................................................................................................................... 413
21.4 レジスタ ............................................................................................................................ 415
21.4.1
入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) ................................................................ 416
21.4.2
入出力選択レジスタ 4567 (BTSEL4567) ................................................................ 418
21.4.3
入出力選択レジスタ 89AB (BTSEL89AB) ............................................................... 420
21.4.4
入出力選択レジスタ CDEF (BTSELCDEF) ............................................................. 422
21.4.5
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) ....................................................................... 424
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21.5 入出力モード ..................................................................................................................... 429
21.5.1
入出力モード 0 (16 ビットタイマ標準モード ) ....................................................... 429
21.5.2
入出力モード 1 ( タイマフルモード ) ...................................................................... 430
21.5.3
入出力モード 2 ( 外部トリガ共有モード ) ............................................................... 432
21.5.4
入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード ) .................................................... 433
21.5.5
入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) 時の動作 ............................................. 435
21.5.6
入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード ) 時の動作 ............................................... 437
21.5.7
入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) 時の動作 ........................... 438
21.5.8
入出力モード 7 ( タイマ起動モード ) 時の動作 ....................................................... 440
21.5.9
入出力モード 8 ( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード ) 時の動作 ......... 441
第 22 章
ベースタイマ...........................................................................................445
22.1 ベースタイマの概要 .......................................................................................................... 446
22.2 ベースタイマのブロックダイヤグラム .............................................................................. 448
22.3 ベースタイマのレジスタ ................................................................................................... 453
22.4 ベースタイマの動作 .......................................................................................................... 461
22.5 32 ビットモード動作 ......................................................................................................... 463
22.6 ベースタイマの使用上の注意 ............................................................................................ 465
22.7 ベースタイマ割込み .......................................................................................................... 467
22.8 ベースタイマの機能別説明 ................................................................................................ 468
22.8.1
PWM 機能 ................................................................................................................ 469
22.8.2
PPG 機能 ................................................................................................................. 483
22.8.3
リロードタイマ機能 ................................................................................................ 498
22.8.4
PWC 機能 ................................................................................................................ 511
第 23 章
アップダウンカウンタ ...........................................................................527
23.1 概要 ................................................................................................................................... 528
23.2 構成 ................................................................................................................................... 530
23.3 端子 ................................................................................................................................... 532
23.4 レジスタ ............................................................................................................................ 533
23.4.1
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) ......................................................... 534
23.4.2
アップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3) ............................................. 536
23.4.3
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) .................................................. 537
23.4.4
カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) ...................................................... 542
23.5 割込み ................................................................................................................................ 545
23.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 547
23.6.1
タイマモード時の動作 ............................................................................................ 551
23.6.2
アップダウンカウントモード時の動作 ................................................................... 553
23.6.3
位相差カウントモード (2 逓倍 ) 時の動作 ............................................................... 556
23.6.4
位相差カウントモード (4 逓倍 ) 時の動作 ............................................................... 558
第 24 章
10 ビット A/D コンバータ ......................................................................561
24.1 概要 ................................................................................................................................... 562
24.2 構成 ................................................................................................................................... 564
24.3 端子 ................................................................................................................................... 566
24.4 レジスタ ............................................................................................................................ 568
24.4.1
A/DC コントロールレジスタ (ADCR0) ................................................................... 569
24.4.2
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) ....................................................................... 572
24.4.3
スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) ....................................................... 575
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24.4.4
スキャン変換 FIFO 段数設定レジスタ (SFNS0) ..................................................... 579
24.4.5
スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) ......................................................... 581
24.4.6
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) ................................................ 584
24.4.7
優先変換コントロールレジスタ (PCCR0) ............................................................... 585
24.4.8
優先変換 FIFO 段数設定レジスタ (PFNS0) ............................................................ 588
24.4.9
優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) ................................................................ 589
24.4.10
優先変換入力選択レジスタ (PCIS0) ........................................................................ 593
24.4.11
A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) ......................................................................... 595
24.4.12
A/D 比較コントロールレジスタ (CMPCR0) ............................................................ 596
24.4.13
サンプリング時間設定レジスタ (ADST00, ADST10) .............................................. 599
24.4.14
サンプリング時間選択レジスタ (ADSS10, ADSS00) ............................................. 602
24.4.15
コンペア時間設定レジスタ (ADCT0) ...................................................................... 604
24.5 割込み ................................................................................................................................ 606
24.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 608
24.6.1
A/D スキャン変換時の動作 ...................................................................................... 615
24.6.2
A/D 優先変換時の動作 ............................................................................................. 618
24.6.3
FIFO の動作 ............................................................................................................. 621
24.6.4
DMA コントローラ (DMAC) の起動 ........................................................................ 627
第 25 章
8 ビット D/A コンバータ ........................................................................629
25.1 概要 ................................................................................................................................... 630
25.2 構成 ................................................................................................................................... 631
25.3 端子 ................................................................................................................................... 633
25.4 レジスタ ............................................................................................................................ 634
25.4.1
D/A データレジスタ (DADR0, DADR1) ................................................................... 635
25.4.2
D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) ........................................................ 636
25.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 637
25.5.1
8 ビット D/A コンバータの動作 .............................................................................. 637
第 26 章
マルチファンクションシリアルインタフェース.....................................639
26.1 マルチファンクションシリアルインタフェースの特長 .................................................... 640
26.2 UART( 非同期シリアルインタフェース ) .......................................................................... 642
26.3 UART( 非同期シリアルインタフェース ) の概要 ............................................................... 643
26.4 UART( 非同期シリアルインタフェース ) のレジスタ ....................................................... 644
26.4.1
シリアル制御レジスタ (SCR) .................................................................................. 648
26.4.2
シリアルモードレジスタ (SMR) .............................................................................. 651
26.4.3
シリアルステータスレジスタ (SSR) ....................................................................... 654
26.4.4
拡張通信制御レジスタ (ESCR) ............................................................................... 657
26.4.5
受信データレジスタ / 送信データレジスタ (RDR/TDR) ......................................... 659
26.4.6
ボーレートジェネレータレジスタ 1, 0 (BGR1, BGR0) ........................................... 663
26.4.7
FIFO 制御レジスタ 1(FCR1) ................................................................................... 665
26.4.8
FIFO 制御レジスタ 0(FCR0) ................................................................................... 668
26.4.9
FIFO バイトレジスタ (FBYTE1/FBYTE2) ............................................................... 671
26.5 UART の割込み .................................................................................................................. 673
26.5.1
受信割込み発生とフラグセットのタイミング ......................................................... 675
26.5.2
受信 FIFO 使用時の割込み発生とフラグセットのタイミング ................................ 676
26.5.3
送信割込み発生とフラグセットのタイミング ......................................................... 678
26.5.4
送信 FIFO 使用時の割込み発生とフラグセットのタイミング ................................ 679
26.6 UART の動作 ..................................................................................................................... 680
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26.7 専用ボーレートジェネレータ ............................................................................................ 685
26.7.1
ボーレート設定 ....................................................................................................... 686
26.8 動作モード 0 ( 非同期ノーマルモード ) 設定手順とプログラムフロー ............................. 690
26.9 動作モード 1 ( 非同期マルチプロセッサモード ) 設定手順とプログラムフロー .............. 692
26.10 UART モードの注意事項 ................................................................................................... 695
26.11 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) ................................................................. 696
26.12 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) の概要 ..................................................... 697
26.13 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) のレジスタ .............................................. 698
26.13.1
シリアル制御レジスタ (SCR) .................................................................................. 703
26.13.2
シリアルモードレジスタ (SMR) .............................................................................. 706
26.13.3
シリアルステータスレジスタ (SSR) ....................................................................... 709
26.13.4
拡張通信制御レジスタ (ESCR) ............................................................................... 712
26.13.5
受信データレジスタ / 送信データレジスタ (RDR/TDR) ......................................... 714
26.13.6
ボーレートジェネレータレジスタ 1, 0 (BGR1, BGR0) ........................................... 717
26.13.7
FIFO 制御レジスタ 1(FCR1) ................................................................................... 719
26.13.8
FIFO 制御レジスタ 0(FCR0) ................................................................................... 722
26.13.9
FIFO バイトレジスタ (FBYTE1/FBYTE2) ............................................................... 725
26.13.10 シリアルモード選択レジスタ (SSEL0123, SSEL4567) .......................................... 727
26.13.11 受信データミラーレジスタ / 送信データミラーレジスタ (RDRM/TDRM) .............. 729
26.14 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) の割込み ................................................. 730
26.14.1
受信割込み発生とフラグセットのタイミング ......................................................... 731
26.14.2
受信 FIFO 使用時の割込み発生とフラグセットのタイミング ................................ 732
26.14.3
送信割込み発生とフラグセットのタイミング ......................................................... 734
26.14.4
送信 FIFO 使用時の割込み発生とフラグセットのタイミング ................................ 735
26.15 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) の動作 ..................................................... 736
26.16 専用ボーレートジェネレータ ............................................................................................ 755
26.16.1
ボーレート設定 ....................................................................................................... 756
26.17 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) 設定手順とプログラムフロー ................. 759
26.18 CSIO モードの注意事項 .................................................................................................... 761
26.19 I2C インタフェース ........................................................................................................... 762
26.20 I2C インタフェースの概要 ................................................................................................. 763
26.21 I2C インタフェースのレジスタ ......................................................................................... 764
26.21.1
I2C バス制御レジスタ (IBCR) .................................................................................. 769
26.21.2
シリアルモードレジスタ (SMR) .............................................................................. 775
26.21.3
I2C バスステータスレジスタ (IBSR) ....................................................................... 777
26.21.4
シリアルステータスレジスタ (SSR) ....................................................................... 781
26.21.5
受信データレジスタ / 送信データレジスタ (RDR/TDR) ......................................... 784
26.21.6
7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ (ISMK) ................................................. 786
26.21.7
7 ビットスレーブアドレスレジスタ (ISBA) ............................................................ 787
26.21.8
ボーレートジェネレータレジスタ 1, 0 (BGR1, BGR0) ........................................... 788
26.21.9
FIFO 制御レジスタ 1(FCR1) ................................................................................... 789
26.21.10 FIFO 制御レジスタ 0(FCR0) ................................................................................... 792
26.21.11 FIFO バイトレジスタ (FBYTE1/FBYTE2) ............................................................... 796
26.22 I2C インタフェースの割込み ............................................................................................. 798
26.22.1
I2C インタフェース通信の動作 ............................................................................... 800
26.22.2
マスタモード ........................................................................................................... 801
26.22.3
スレーブモード ....................................................................................................... 819
26.22.4
バスエラー .............................................................................................................. 823
26.23 専用ボーレートジェネレータ ............................................................................................ 824
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26.23.1
I2C のフローチャート例 .......................................................................................... 826
26.24 I2C モードの注意事項 ........................................................................................................ 840
第 27 章
DMA コントローラ (DMAC) ..................................................................843
27.1 概要 ................................................................................................................................... 844
27.2 構成 ................................................................................................................................... 847
27.3 レジスタ ............................................................................................................................ 849
27.3.1
DMA コントロールレジスタ (DMACR) ................................................................... 851
27.3.2
DMA 転送元アドレスレジスタ (DSAR0 ∼ DSAR7) ............................................... 853
27.3.3
DMA 転送先アドレスレジスタ (DDAR0 ∼ DDAR7) ............................................... 854
27.3.4
DMA 転送回数レジスタ (DTCR0 ∼ DTCR7) .......................................................... 855
27.3.5
DMA チャネルコントロールレジスタ (DCCR0 ∼ DCCR7) .................................... 856
27.3.6
DMA チャネルステータスレジスタ (DCSR0 ∼ DCSR7) ........................................ 865
27.3.7
DMA 転送抑止割込みレベルレジスタ (DILVR) ....................................................... 869
27.4 割込み ................................................................................................................................ 871
27.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 872
27.5.1
転送設定 .................................................................................................................. 872
27.5.2
転送動作 .................................................................................................................. 875
27.5.3
転送の中断 .............................................................................................................. 883
27.5.4
転送終了時の動作 .................................................................................................... 885
27.5.5
転送後の動作 ........................................................................................................... 886
27.5.6
DMA 転送の抑止 ...................................................................................................... 890
第 28 章
周辺機能による DMA 転送要求の発生 / クリア選択機能 .......................891
28.1 概要 ................................................................................................................................... 892
28.2 構成 ................................................................................................................................... 893
28.3 レジスタ ............................................................................................................................ 895
28.3.1
IO 転送要求設定レジスタ (IORR0 ∼ IORR7) ......................................................... 897
28.3.2
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 0 (ICSEL0) ........................ 902
28.3.3
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 1 (ICSEL1) ........................ 904
28.3.4
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 2 (ICSEL2) ........................ 906
28.3.5
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 3 (ICSEL3) ........................ 908
28.3.6
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 4 (ICSEL4) ........................ 910
28.3.7
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 5 (ICSEL5) ........................ 911
28.3.8
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 6 (ICSEL6) ........................ 913
28.3.9
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 7 (ICSEL7) ........................ 915
28.3.10
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 8 (ICSEL8) ........................ 916
28.3.11
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 9 (ICSEL9) ........................ 918
28.3.12
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 10 (ICSEL10) .................... 920
28.3.13
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 11 (ICSEL11) .................... 923
28.3.14
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 12 (ICSEL12) .................... 926
28.3.15
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 13 (ICSEL13) .................... 929
28.3.16
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 14 (ICSEL14) .................... 931
28.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 933
28.4.1
DMA 転送時の動作 .................................................................................................. 933
第 29 章
内蔵プログラムメモリ制御 ....................................................................935
29.1 内蔵プログラムメモリ制御部の概要 ................................................................................. 936
xvi
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29.2 内蔵プログラムメモリ制御部のレジスタ .......................................................................... 937
29.2.1
FLASH 制御レジスタ (FCTLR) ............................................................................... 938
第 30 章
フラッシュメモリ ..................................................................................941
30.1 フラッシュメモリの概要 ................................................................................................... 942
30.2 フラッシュメモリの構成 ................................................................................................... 943
30.3 フラッシュメモリのレジスタ ............................................................................................ 946
30.3.1
FLASH ステータスレジスタ (FSTR) ....................................................................... 947
30.3.2
FLASH 制御レジスタ (FCTLR) ............................................................................... 948
30.4 フラッシュメモリのアクセスモード ................................................................................. 949
30.5 自動アルゴリズム .............................................................................................................. 950
30.5.1
コマンドシーケンス ................................................................................................ 950
30.5.2
自動アルゴリズムの実行状態 .................................................................................. 953
30.6 フラッシュメモリの動作説明 ............................................................................................ 958
30.6.1
リセット動作 ........................................................................................................... 958
30.6.2
データ書込み動作 .................................................................................................... 959
30.6.3
チップ消去動作 ....................................................................................................... 962
30.6.4
セクタ消去動作 ....................................................................................................... 962
30.6.5
セクタ消去一時停止動作 ......................................................................................... 965
30.6.6
セクタ消去再開動作 ................................................................................................ 966
30.7 データポーリングフラグ (DQ7) の制約事項と回避方法 .................................................... 967
30.8 フラッシュメモリの使用上の注意 ..................................................................................... 970
第 31 章
ワイルドレジスタ ..................................................................................971
31.1 ワイルドレジスタの概要 ................................................................................................... 972
31.2 ワイルドレジスタの構成 ................................................................................................... 973
31.3 ワイルドレジスタのレジスタ ............................................................................................ 974
31.3.1
ワイルドレジスタアドレスレジスタ (WRAR00 ∼ WRAR15) ................................ 976
31.3.2
ワイルドレジスタデータレジスタ (WRDR00 ∼ WRDR15) ................................... 977
31.3.3
ワイルドレジスタデータイネーブルレジスタ (WREN) .......................................... 978
31.4 ワイルドレジスタの動作説明と設定手順例 ...................................................................... 979
31.4.1
ワイルドレジスタの動作 ......................................................................................... 979
31.5 ワイルドレジスタの使用上の注意 ..................................................................................... 980
第 32 章
シリアル書込み接続 ...............................................................................983
32.1 富士通マイクロエレクトロニクス製シリアルプログラマ ................................................. 984
32.1.1
使用する端子 ........................................................................................................... 988
第 33 章
デバイスの取扱いについて ....................................................................989
33.1 デバイス取扱い上の注意 ................................................................................................... 990
付録 .........................................................................................................................999
付録 A
I/O マップ .............................................................................................1000
付録 B
レジスタ一覧 ........................................................................................1019
付録 C
割込みベクタ ........................................................................................1036
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付録 D
付録 E
E.1
E.2
E.3
CPU の状態における端子状態 .............................................................1039
命令一覧 ...............................................................................................1046
命令一覧表の見かた ........................................................................................................ 1046
命令一覧表 ....................................................................................................................... 1050
遅延スロットに配置可能な命令一覧 ............................................................................... 1059
索引 .......................................................................................................................1061
端子索引 ................................................................................................................1073
xviii
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本版での主な変更内容
ページ
変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
-
8
MB91627, MB91F625 品種を追加
1.3 MB91625 シリーズの 「図 1.3-1 MB91625 シリーズのブロックダイヤグラム」を訂
ブロックダイヤグラム
正
(「内蔵プログラムメモリ フラッシュメモリ」に「/ マスク
ROM」を追加 )
2.2 端子機能一覧
端子番号 20, 21, 22 の「入出力回路形式」を変更
(P → H, P)
28
2.3 入出力回路形式
分類 H を追加
55
3.1 メモリ空間
■ メモリマップ
15
107
120
430
「図 3.1-1 メモリマップ」を訂正
(000F 0000H → 000F 8000H)
4.4.3 発振安定待ち設定
レジスタ (CSTBR)
[bit3 ∼ bit0] の表を訂正
(「メインクロック (MCLK) 発振安定待ち時間」が「28 ×
メインクロック (MCLK) の周期」のときの「MOSW0」を
"1" から "0" に変更 )
4.5.3 PLL クロック
(PLLCLK) 生成のための
逓倍率
< 注意事項 > を訂正
( 表に「ソースクロック (PLL クロック選択時 )」の行を
追加 )
(「・DS=00 かつ PMS=0000 (PLL 逓倍率 =1) の設定は禁止で
す。」を削除 )
21.5.2 入出力モード 1
( タイマフルモード )
「表 21.5-6 入出力モード 1 の接続」を訂正
(TIN 信号 → ECK 信号 )
(ch.n+1 の TOUT 信号 → TIOAn+1 端子からの入力信号 )
(TIOBn+1 端子 → TIOBn+1 端子からの入力信号 )
(ECK 信号 → TIN 信号 )
431
441
「表 21.5-4 使用する外部端子」を訂正
(「偶数チャネル」を追加 )
21.5.8 入出力モード 7
( タイマ起動モード ) 時
の動作
「表 21.5-24 入出力モード 7 の接続」を訂正
(TIN/TGIN/ECK/DTRG 信号 → TIN/TGIN/ECK 信号 )
22.2 ベースタイマの
ブロックダイヤグラム
以下の図の「16 ビットモード」
「32 ビットモード」の記載
位置を訂正
・「図 22.2-3 16/32 ビットリロードタイマ (ch.1, ch.0) の
ブロックダイヤグラム」
・
「図 22.2-4 16/32 ビット PWC タイマ (ch.1, ch.0) のブロック
ダイヤグラム」
449 ∼
452
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ページ
変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
470
22.8.1.1 PWM タイマ選
択時のタイマ制御レジ
スタ (BTxTMCR)
484
22.8.2.1 PPG タイマ選択
時のタイマ制御レジス
タ (BTxTMCR)
499
22.8.3.1 リロードタイマ
選択時のタイマ制御
レジスタ (BTxTMCR)
516
22.8.4.1 PWC タイマ選択
時のタイマ制御レジス
タ (BTxTMCR)
■ ステータス制御レジ
スタ (BTxSTC)
EDIR ( 測定終了割込み要求ビット ) の表を訂正
(0:割込み要求のクリア → 0:測定結果 (BTxDTBF) を
リード )
第 23 章 アップダウンカ
ウンタ
章全体の用語を訂正
( コンペア機能 → コンペアクリア機能 )
( リロードコンペア機能 → リロードコンペアクリア機能 )
23.1 概要
説明を訂正
( あらかじめ設定した値までカウントすると , カウンタの値
をクリアして , カウントを続けます。
→
設定した値とカウンタ値が一致した次のアップカウントタ
イミングでカウンタをクリアします。)
23.4.3 カウンタコント
ロールレジスタ (CCR0
∼ CCR3)
[bit5] の説明を訂正
540
546
23.5 割込み
< 注意事項 > を訂正
(「・割込み要求が発生すると , 割込み要求フラグがクリア
されるまで , アップダウンカウンタは動作を停止します。」
を削除 )
548
「表 23.6-1 リロード機能 / コンペアクリア機能の設定方法」
23.6 動作説明と設定手
を訂正
順例
● リロード / コンペアク
リア機能
527 ∼
560
529
xx
CKS2 ∼ CKS0( カウントクロック選択ビット ) の表を訂正
(CKS2 ∼ CKS0 が "101" のとき:( 両エッジイベント ) →
( 立上りエッジイベント ))
(CKS2 ∼ CKS0 が "111" のとき:( 立上りエッジイベント )
→ ( 両エッジイベント ))
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変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
575
24.4.3 スキャン変換コン
トロールレジスタ
(SCCR0)
579
24.4.4 スキャン変換
FIFO 段数設定レジスタ
(SFNS0)
585
24.4.7 優先変換コント
ロールレジスタ
(PCCR0)
588
24.4.8 優先変換 FIFO 段
数設定レジスタ
(PFNS0)
627
24.6.4 DMA コントロー
ラ (DMAC) の起動
< 注意事項 > を訂正
( このレジスタは , 単独でバイトアクセスするか , …レジス
タ (…) と一緒にハーフワードでアクセスしてください。
→
このレジスタはワードでアクセスしないでください。)
説明を追加
「図 24.6-6 DMA 転送動作 ( スキャン変換割込み要求の場合 )」
を訂正
< 注意事項 > を追加
「図 24.6-7 DMA 再転送動作」を訂正
< 注意事項 > を追加
628
659
26.4.5 受信データレジス 「図 26.4-5 受信データレジスタ (RDR) のビット構成」の
タ / 送信データレジスタ 初期値を訂正
(RDR/TDR)
(00000000B → -------0 00000000B)
661
「図 26.4-6 送信データレジスタ (TDR) のビット構成」の
初期値を訂正
(11111111B → -------1 11111111B)
695
26.10 UART モードの注
意事項
新規追加
714
26.13.5 受信データレジ 「図 26.13-5 受信データレジスタ (RDR) のビット構成」の
スタ / 送信データレジス 初期値を訂正
(00000000B → -------0 00000000B)
タ (RDR/TDR)
715
「図 26.13-6 送信データレジスタ (TDR) のビット構成」の
初期値を訂正
(11111111B → -------1 11111111B)
761
26.18 CSIO モードの注
意事項
799
26.22 I2C インタフェー
スの割込み
840, 841
26.24 I2C モードの注意
事項
新規追加
858, 859
27.3.5 DMA チャネル
コントロールレジスタ
(DCCR0 ∼ DCCR7)
[bit25] の直前の < 注意事項 > に説明を追加
[bit25] および [bit24] の説明に < 注意事項 > を追加
CM71-10151-2
新規追加
「表 26.22-1 I2C インタフェースの割込み制御ビットと割込み
要因」を訂正
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xxi
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ページ
変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
870
27.3.7 DMA 転送抑止
割込みレベルレジスタ
(DILVR)
[bit4 ∼ bit0] の表を訂正
(…以上の割込み要求→ …より高いレベルの割込み要求 )
871
27.4 割込み
< 注意事項 > に説明を追加
877
27.5.2 転送動作
■ 転送要求の検出
「表 27.5-2 転送要求元と転送要求の検出条件」の下部に
< 注意事項 > を追加
27.5.3 転送の中断
■ 転送中断 / 再開
「・転送要求元からの転送停止要求による中断」の説明を
訂正
(…転送エラーが発生し , … → …受信エラーが発生し , …)
27.5.6 DMA 転送の抑止
説明を訂正
( 割込みレベルが… → 割込み要求をクリアし , 割込みレベ
ルが…)
「表 27.5-9 DMA 転送を抑止する割込み要求レベル」を訂正
(…以上の割込み要求→ …より高いレベルの割込み要求 )
883
890
28.3.7 周辺機能による
DMA 転送要求のクリア
選択レジスタ 5 (ICSEL5)
[bit2 ∼ bit0] の表を訂正
912
28.3.11 周辺機能による
DMA 転送要求のクリア
選択レジスタ 9 (ICSEL9)
[bit2 ∼ bit0] の表を訂正
919
28.4.1 DMA 転送時の
動作
■ 動作
説明を訂正
(「4.」の説明を追加 )
(「周辺機能の割込み要求フラグが DMA コントローラ
(DMAC) によってクリアされます。」を削除。)
29.2.1 FLASH 制御レジ
スタ (FCTLR)
< 注意事項 > を訂正
(「の FWC1, FWC0 以外のビット」を追加 )
第 30 章 フラッシュメモ
リ
256K バイトフラッシュメモリ追加
章全体の用語を訂正
( 自動プログラムアルゴリズム → 自動アルゴリズム )
( 読出し / リセットコマンド → リセットコマンド )
( 読出し / リセット動作 → リセット動作 )
( 対象セクタ → フラッシュメモリ領域 )
(TOGG ビット → トグルビットフラグ DQ6(TOGG))
(DPOLL ビット → データポーリングフラグ DQ7(DPOLL))
(TLOV ビット → タイミングリミット超過フラグ
DQ5(TLOV))
30.1 フラッシュメモリ
の概要
要約を訂正
( また , ハーフワード単位で書き込むこともできます。→ ま
た , ハーフワード単位でデータを書き込むことができます。)
934
938
941 ∼
970
942
xxii
■ 概要
「- CPU プログラミングモード」の説明を訂正
( 読出し , 書込みまたは消去 → データ書込み / 消去 )
「- CPU ROM モード」の説明を訂正
( 書込みや消去 , → データ書込み / 消去の )
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変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
30.3.1 FLASH ステータ
スレジスタ (FSTR)
「図 30.3-1 FLASH ステータスレジスタ (FSTR) のビット構
成」を訂正
(「FRDY」の「初期値」
:0 → 1)
[bit0] の説明に「・マスク ROM 品の場合」を追加
947
[bit0] の説明を訂正
( フラッシュ書込み許可ビット → フラッシュ動作ステータ
スビット )
( 書込み / 消去 → データ書込み / 消去 )
30.4 フラッシュメモリ
のアクセスモード
「・CPU ROM モード (FWE=0)」の説明を訂正
( コマンドおよびデータ書込みや消去 , → データ書込み / 消
去の )
「・CPU プログラミングモード (FWE=1)」の説明を訂正
( データの読出し , 書込み / 消去 → フラッシュメモリの読出
し , およびデータ書込み / 消去 )
( 書込みおよび消去 → データ書込み / 消去 )
30.5 自動アルゴリズム
要約を訂正
( 書込み / 消去 → データ書込み / 消去 )
「表 30.5-1 コマンドシーケンス」を訂正
(RA, RD を削除 )
( 読出し / リセット → リセット )
( 書込み → データ書込み )
(「連続モード」のアドレスを訂正 )
949
950
< 注意事項 > を訂正
(…, 書き込む順番を間違えた場合は CPU プログラミング
モードが解除され CPU ROM モードになります。→
…, 書き込む順番を間違えた場合はフラッシュメモリは読
出しモードにリセットされます。)
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ページ
951
変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
■ リセットコマンド
説明を訂正
( バス書込みサイクル → 書込みサイクル )
(…読出し状態を保ちます。→ …読出し / リセット状態を保
ちます。)
( リセットコマンドを発行するとフラッシュメモリが読出し /
リセット状態へ復帰します。→
リセットコマンドを発行してフラッシュメモリを読出し /
リセット状態へ復帰させてください。)
■ プログラム ( データ書
込み ) コマンド
説明を訂正
( プログラム ( 書込み ) コマンド → プログラム ( データ書込
み ) コマンド )
( 表 30.5-1 に記載されている書込みコマンドを… →
表 30.5-1 に記載されているデータ書込みコマンドを…)
(…自動書込みが開始されます → …データ書込みが開始さ
れます。)
( 自動書込みアルゴリズムコマンドシーケンス実行後は , …
→
データ書込みのコマンドシーケンスを書き込んだあと , …)
< 注意事項 > を訂正
( 書込みコマンドシーケンス → データ書込みのコマンド
シーケンス )
■ チップ消去コマンド
説明を訂正
( 自動消去アルゴリズムが起動するとすべてのチップ消去す
る前に , … →
チップ消去の自動アルゴリズムが起動するとチップ消去す
る前に , …)
■ セクタ消去コマンド
説明を訂正
(50μs 経過 → 最短で 50μs 経過 )
(…, 自動プログラムアルゴリズムが起動しセクタ消去動作
が開始されます。→
…, セクタ消去動作が開始されます。)
( 消去コード (3030H) → セクタ消去コード (3030H))
952
( タイムアウト期間内に次のセクタが入力されないと , セク
タ消去コマンドが無効になる場合があります。
→
セクタ消去コードが , タイムアウト期間内に入力されず ,
タイムアウト期間を過ぎてから入力された場合 , そのセク
タ消去コードは無効になります。)
( 自動消去アルゴリズム → セクタ消去の自動アルゴリズム )
953
xxiv
■ セクタ消去一時停止
コマンド
< 注意事項 > を訂正
( 書込み中 → データ書込み中 )
30.5.2 自動アルゴリズム
の実行状態
要約を訂正
( 書込みや消去 → データ書込み / 消去 )
■ ハードウェアシーケ
ンスフラグ
「図 30.5-1 ハードウェアシーケンスフラグのビット構成」を
訂正
(TOGG2 → 未定義 )
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変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
● 各ビットとフラッ
シュメモリの状態
954
● ビット説明
「表 30.5-2 フラグとフラッシュメモリ状態の対応」を訂正
[bit7] の説明を訂正
( データポーリングフラグビット → データポーリングフラ
グ DQ7)
( 書込み → データ書込み )
[bit6] の説明を訂正
( トグルフラグビット → トグルビットフラグ DQ6)
( 書込み → データ書込み )
(< 注意事項 > を削除 )
955, 956
[bit5] の説明を訂正
( タイミングリミット超過フラグビット → タイミングリ
ミット超過フラグ DQ5)
( 書込み → データ書込み )
956
[bit3] の説明を訂正
( セクタ消去タイマフラグビット → セクタ消去タイマフラ
グ (DQ3))
(50μs のタイムアウト期間 → 最短で 50μs のタイムアウト期
間)
( セクタ消去ウェイト → セクタ消去タイムアウト )
957
[bit2] の説明を訂正
(TOGG2 → 未定義ビット )
30.6 フラッシュメモリ
の動作説明
■ 概要
説明を訂正
(1 回∼ 6 回連続してコマンドを発行 →
1 回∼ 6 回連続して書き込みを行い , コマンドシーケンスを
発行 )
( 読出し / リセット → リセット )
( 書込み → データ書込み )
30.6.1 リセット動作
説明を訂正
( データ読出しコマンドを発行 → リセットコマンドを発行 )
958
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変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
30.6.2 データ書込み動作
959, 960
< 注意事項 > を訂正
( 書込みコマンド → データ書込みコマンド )
( 同時に値が変わる → ほぼ同時に値が変わることがある )
( 同時にトグル動作を停止します。→ ほぼ同時にトグル動作
を停止する場合があります。)
961
■ データ書込み上の
注意
xxvi
説明を訂正
( 書込み → データ書込み )
(…, フラッシュメモリは読出しモードに戻るため , 書込みア
ドレスを受け付けなくなります。
→
…, フラッシュメモリは読出し / リセット状態に戻ります。)
「図 30.6-1 データ書込み手順例」を訂正
(FLASH 制御レジスタ (FCTLR) の FWE ビットでフラッシュ
への書込みを許可 (FWE=1)
→
FLASH 制御レジスタ (FCTLR) の FWE ビットでフラッシュ
への書込みを許可 (FWE=1) と , FSZ1,FSZ0 ビットの値を退
避後に 16 ビットに設定 (FSZ1,FSZ0=01))
(FLASH 制御レジスタ (FCTLR) の FWE ビットでフラッシュ
への書込みを禁止 (FWE=0))
→
FLASH 制御レジスタ (FCTLR) の FWE ビットでフラッシュ
への書込みを禁止 (FWE=0) と , FSZ1,FSZ0 ビットを退避し
ていた値に戻す )
説明を訂正
( 書込み → データ書込み )
( 読出し / リセットモード → 読出し / リセット状態 )
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変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
30.6.3 チップ消去動作
説明を訂正
(…フラッシュメモリへデータが書き込まれます。→
…フラッシュメモリの全セクタの消去が開始されます。)
( 読出し / リセットモード → 読出し / リセット状態 )
< 注意事項 > を訂正
( 自動消去アルゴリズムが起動するとすべてのチップ消去す
る前に , … →
チップ消去の自動アルゴリズムが起動するとチップ消去す
る前に , …)
30.6.4 セクタ消去動作
手順 1 の説明を訂正
(50μs 経過 ( タイムアウト期間 ) → 最短で 50μs 経過 ( タイム
アウト期間 ))
( タイムアウト期間経過後に書き込んでも , セクタ消去コマ
ンドが無効になる場合があります。
→
タイムアウト期間経過後に書き込むと , その消去コード
(3030H) が無効になります。)
962
手順 2 に説明を追加
963
「図 30.6-2 セクタ消去手順例」を訂正
説明を訂正
( 読出し / リセットモード → 読出し / リセット状態 )
説明を追加
< 注意事項 > を訂正
( 同時に値が変わる → ほぼ同時に値が変わることがある )
( 同時にトグル動作を停止します。→ ほぼ同時にトグル動作
を停止する場合があります。)
( セクタ消去コマンド / 消去一時停止コマンド → セクタ消
去コード / 消去一時停止コマンド )
(「コマンドが発行される 1 つ前または複数の」を削除 )
( 自動消去アルゴリズム → セクタ消去の自動アルゴリズム )
964
966
967 ∼
969
978
1008
30.6.5 セクタ消去一時停
止動作
■ セクタ消去一時停止
後の状態
< 注意事項 > を訂正
(「bit2 (TOGG2 ビット ) :連続で読み出すと "1" と "0" が交
互に読み出されるトグル動作」を削除。)
30.7 データポーリング
フラグ (DQ7) の制約事
項と回避方法
新規追加
31.3.3 ワイルドレジスタ 「図 31.3-3 ワイルドレジスタデータイネーブルレジスタ
データイネーブルレジ
(WREN) のビット構成」の初期値を訂正
スタ (WREN)
(X → 0)
付録 A I/O マップ
「リセット後のレジスタ初期値」を訂正
(FSTR:-------0 → -------1)
変更箇所は , 本文中のページ左側の│によって示しています。
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MB91625 シリーズ
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第 1 章 概要
MB91625 シリーズの特長と基本的な仕様について
説明します。
1.1 MB91625 シリーズの概要
1.2 MB91625 シリーズの品種構成
1.3 MB91625 シリーズのブロックダイヤグラム
1.4 外形寸法図
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第 1 章 概要
1.1
1.1
MB91625 シリーズ
MB91625 シリーズの概要
MB91625 シリーズは , 32 ビット RISC CPU を使用し , 高性能 / 高速な CPU 処理を要求され
る組込み制御用に各種周辺機能を内蔵したマイクロコントローラです。
本シリーズは , FR80 ファミリ CPU をベースにシングルチップ化したシリーズです。
■ FR80 ファミリ CPU
•
32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ , パイプライン 5 段
•
汎用レジスタ 32 ビット 16 本
•
16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ), 1 命令 /1 サイクル
•
組込み用途に適した命令
-
メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフト等の命令
-
高級言語対応命令
関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令
-
ビットサーチ命令
1 検出 , 0 検出 , 変化点検出
-
遅延スロット付き分岐命令
分岐処理時のオーバヘッドの低減
-
レジスタインターロック機能
アセンブラ記述の容易化
-
乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート
符号付き 32 ビット乗算− 5 サイクル
符号付き 16 ビット乗算− 3 サイクル
-
割込み (PC, PS の退避 )
最小 6 サイクルの高速応答 , 16 レベルの優先順位
-
ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同
時に実行可能
•
2
CPU 内の 4 ワードの命令キューにより , 命令の先取り機能
FR ファミリ CPU との基本命令互換
-
ビットサーチ命令追加
-
リソース命令 , コプロセッサ命令はありません。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
第 1 章 概要
1.1
■ 最大動作周波数
CPU
60MHz
周辺
40MHz*
*: CPU 60MHz 時の周辺バスの最大動作周波数は 30MHz
■ DMA コントローラ (DMAC)
•
チャネル数:8 チャネル
•
アドレス空間:32 ビット (4G バイト )
•
転送モード:ブロック転送 / バースト転送 / デマンド転送
•
アドレス更新:増加 / 減少 / 固定 ( 増減値は 1, 2, 4 固定 )
•
転送サイズ:8 ビット , 16 ビット , 32 ビット
•
ブロックサイズ:1 ∼ 16
•
転送回数:1 ∼ 65535 回
•
転送要求:
-
ソフトウェアによる要求
-
内蔵周辺機能の割込み要求 ( 割込み要求を共用 , 外部割込み要求含む )
•
リロード機能:全チャネルリロード指定可
•
優先順位:固定 (ch.0 > ch.1 > ch.2 > ch.3 > …), もしくはラウンドロビン
•
割込み要求:正常終了割込み要求 , 異常終了割込み要求 , 転送中断割込み要求を発生
可能
■ マルチファンクションシリアルインタフェース
•
16 バイト FIFO 付き 4 チャネル , FIFO なし 8 チャネル
•
チャネルごとに , 使用方法を次の中から選択可能 (ch.0 は I2C なし )
-
UART
-
CSIO
-
I2C
[UART の特長 ]
-
全二重ダブルバッファ
-
パリティあり / なし選択可能
-
専用ボーレートジェネレータを内蔵
-
外部クロックをシリアルクロックとして使用可能
-
豊富なエラー検出機能あり ( パリティエラー , フレーミングエラー , オーバラン
エラー )
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
3
第 1 章 概要
1.1
MB91625 シリーズ
[CSIO の特長 ]
-
全二重ダブルバッファ
-
専用ボーレートジェネレータを内蔵
-
オーバランエラー検出機能あり
[I2C の特長 ]
-
標準モード ( 最大 100kbps) / 高速モード ( 最大 400kbps) に対応
-
一部のチャネルは 5V トレラント対応
■ 割込み
•
外部割込みは合計 32 本 ( 一部の端子は 5V トレラント対応 )
•
内部周辺機能からの割込み
•
割込みレベルをプログラマブルに設定可能 (16 レベル )
•
ストップモード , スリープモードからの復帰に使用可能
■ A/D コンバータ
•
16 チャネル , 1 ユニット
•
10 ビット分解能
•
逐次比較変換型 変換時間:約 1.2μs (PCLK=33MHz)
•
優先 A/D 変換可能 (2 レベル )
•
変換モード ( 単発変換モード , スキャン変換モード )
•
起動要因 ( ソフトウェア / 外部トリガ / ベースタイマ )
•
変換データ格納用 FIFO を搭載 ( スキャン変換用:16 段 , 優先変換用:4 段 )
■ D/A コンバータ
•
チャネル数:2 チャネル内蔵
•
8 ビット分解能
■ ベースタイマ
4
•
チャネル数:16 チャネル内蔵
•
チャネルごとに , 使用方法を次の中から選択可能
-
16/32 ビットリロードタイマ
-
16 ビット PWM タイマ
-
16/32 ビット PWC タイマ
-
16 ビット PPG タイマ
•
2 チャネルをカスケード接続して 32 ビットタイマとして使用可能
•
複数チャネルの同時起動機能あり
•
入出力選択機能あり
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CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
第 1 章 概要
1.1
■ 16 ビットリロードタイマ
•
チャネル数:3 チャネル (REALOS 用 1 チャネル含む )
•
インターバルタイマ機能
•
カウント用クロック選択機能 ( 周辺クロック (PCLK) の 2 分周∼ 64 分周 )
■ コンペアタイマ
•
32 ビットインプットキャプチャ:8 チャネル内蔵
•
32 ビットアウトプットコンペア:8 チャネル内蔵
•
32 ビットフリーランタイマ:2 チャネル内蔵
■ その他のインターバルタイマ
•
アップダウンカウンタ:4 チャネル内蔵
•
時計カウンタ:1 チャネル内蔵
•
ウォッチドッグタイマ:1 チャネル内蔵
■ メインタイマ
•
チャネル数:1 チャネル
•
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間をカウント
•
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間をカウント
•
メインクロック (MCLK) の発振が安定状態のときは , インターバルタイマとしても
使用可能
■ サブタイマ
•
チャネル数:1 チャネル
•
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間をカウント
•
サブクロック (SBCLK) の発振が安定状態のときは, インターバルタイマとしても使
用可能
■ クロック生成
•
メインクロック (MCLK) 発振
•
サブクロック (SBCLK) 発振
•
PLL クロック (PLLCLK) 発振
■ 低消費電力モード
CM71-10151-2
•
ストップモード
•
時計モード
•
スリープモード
•
ドーズモード
•
クロック分周機能
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5
第 1 章 概要
1.1
MB91625 シリーズ
■ その他の特長
•
I/O ポート
•
リセット端子として INIT 端子を用意
•
ウォッチドッグタイマリセット , ソフトウェアリセットあり
•
遅延割込み
•
電源
-
6
単一電源(2.7V ∼ 3.6V)
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CM71-10151-2
第 1 章 概要
1.2
MB91625 シリーズ
1.2
MB91625 シリーズの品種構成
MB91625 シリーズの品種について説明します。
表 1.2-1 MB91625 シリーズの品種構成
品名
項目
シリーズ共通 EVA
MB91V650
MB91625 シリーズ
MB91F627
分類
評価品
内蔵プログラムメモリ容量
− ( エミュレーション 512K バイト
メモリで対応 )
( フラッシュ )
内蔵 RAM 容量
フラッシュメモ マスク ROM 品
リ品
128K バイト
外部バスインタフェース
MB91627
512K バイト
(ROM)
48K バイト
あり
MB91F625
フラッシュ
メモリ品
256K バイト
( フラッシュ )
32K バイト
なし
DMA コントローラ (DMAC)
8 チャネル
ベースタイマ
16 チャネル
マルチファンクションシリアルイ
ンタフェース
FIFO なし:8 チャネル (ch.0 ∼ ch.7)
FIFO 付き:4 チャネル (ch.8 ∼ ch.11)
外部割込み
32 本 ( 一部の端子は 5V トレラント対応 )
10 ビット A/D コンバータ
32 チャネル ,
2 ユニット
16 チャネル , 1 ユニット
8 ビット D/A コンバータ
3 チャネル
2 チャネル
16 ビットリロードタイマ
3 チャネル
32 ビットインプットキャプチャ
8 チャネル
32 ビットアウトプットコンペア
8 チャネル
32 ビットフリーランタイマ
2 チャネル
アップダウンカウンタ
4 チャネル
時計カウンタ
I/O ポート
1 チャネル
154 本
86 本
メインタイマ
1 チャネル
サブタイマ
1 チャネル
ワイルドレジスタ
デバッグ機能
パッケージ
CM71-10151-2
16 チャネル
DSU4
−
−
種類:LQFP-100
パッケージコード:FPT-100P-M20
端子ピッチ:0.50mm ピッチ
サイズ:14.0mm × 14.0mm
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7
第 1 章 概要
1.3
MB91625 シリーズ
MB91625 シリーズのブロックダイヤグラム
1.3
MB91625 シリーズのブロックダイヤグラムを図 1.3-1 に示します。
図 1.3-1 MB91625 シリーズのブロックダイヤグラム
FR80
CPU
内蔵プログラム
メモリ
フラッシュメモリ /
マスク ROM
降圧レギュレータ
RAM
クロスバースイッチ
オンチップバス
DMAC
8 チャネル
周辺バス
ブリッジ
割込みコントローラ
遅延割込み
32 ビット周辺バス
ウォッチドッグタイマ
16 ビット周辺バス
クロック制御
クロック生成
時計カウンタ
16 ビットリロードタイマ
3 チャネル
ベースタイマ 16 チャネル
32 ビットフリーランタイマ
2 チャネル
アップダウンカウンタ
4 チャネル
32 ビットインプットキャプチャ
8 チャネル
A/D コンバータ 16 チャネル
(1 ユニット )
32 ビットアウトプットコンペア
8 チャネル
D/A コンバータ 2 チャネル
マルチファンクションシリアル
インタフェース 8 チャネル
ポート
ポート
外部割込み 32 チャネル
FIFO付きマルチファンクション
シリアルインタフェース 4チャネル
ポート
8
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CM71-10151-2
第 1 章 概要
1.4
MB91625 シリーズ
1.4
外形寸法図
MB91625 シリーズで使用する各パッケージの外形寸法図を示します。
図 1.4-1 外形寸法図 (FPT-100P-M20)
プラスチック・LQFP, 100 ピン
(FPT-100P-M20)
リードピッチ
0.50 mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
14.0 mm × 14.0 mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70 mm Max
質量
0.65 g
コード(参考)
P-LFQFP100-14×14-0.50
プラスチック・LQFP, 100 ピン
(FPT-100P-M20)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
16.00±0.20(.630±.008)SQ
* 14.00±0.10(.551±.004)SQ
75
51
76
50
0.08(.003)
Details of "A" part
+0.20
26
100
1
25
C
0.20±0.05
(.008±.002)
0.08(.003)
M
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
0°~8°
"A"
0.50(.020)
+.008
1.50 –0.10 .059 –.004
(Mounting height)
INDEX
0.145±0.055
(.0057±.0022)
0.50±0.20
(.020±.008)
0.60±0.15
(.024±.006)
2005 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100031S-c-3-3
0.25(.010)
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
9
第 1 章 概要
1.4
10
MB91625 シリーズ
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズ
の端子
MB91625シリーズの端子と, 兼用端子の設定につい
て説明します。
2.1 端子配列図
2.2 端子機能一覧
2.3 入出力回路形式
2.4 端子の設定方法
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
11
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.1
MB91625 シリーズ
端子配列図
2.1
MB91625 シリーズには 1 種類のパッケージが用意されています。
■ LQFP-100
図 2.1-1 LQFP-100 の端子配列図
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
80
79
78
77
76
VCC
P26/TIOA11/SCK5/ZIN3/OUT2
P25/TIOB10/SIN5/BIN3/OUT1
P24/TIOA10/SOUT5/AIN3/OUT0
P23/TIOB9
P22/TIOA9/SCK4/ZIN2
P21/TIOB8/SIN4/BIN2
P20/TIOA8/SOUT4/AIN2
P17/TIOB7/INT7
P16/TIOA7/SCK3/ZIN1/INT6
P15/TIOB6/SIN3/BIN1/INT5
P14/TIOA6/SOUT3/AIN1/INT4
P13/TIOB5/INT3
P12/TIOA5/SCK2/ZIN0/INT2
P11/TIOB4/SIN2/BIN0/INT1
P10/TIOA4/SOUT2/AIN0/INT0
P07/TIOB3/IN7
P06/TIOA3/SCK1/IN6
P05/TIOB2/SIN1/IN5
P04/TIOA2/SOUT1/IN4
P03/TIOB1/IN3
P02/TIOA1/SCK0_1/IN2
P01/TIOB0/SIN0_1/IN1
P00/TIOA0/SOUT0_1/IN0
P67/INT23_2
(TOP VIEW)
VSS
C
P27/TIOB11/OUT3
P30/TIOA12/SOUT6/INT8
P31/TIOB12/SIN6/INT9
P32/TIOA13/SCK6/INT10
P33/TIOB13/INT11
P34/TIOA14/SOUT7/OUT4/INT12
P35/TIOB14/SIN7/OUT5/INT13
P36/TIOA15/SCK7/OUT6/INT14
P37/TIOB15/OUT7/INT15
P40/SOUT8
P41/SIN8
P42/SCK8
P43
P44/SOUT9
P45/SIN9
P46/SCK9
P47
INIT
MD0
MD1
X0
X1
VSS
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
P66/ZIN3_1/FRCK0_1
P65/BIN3_1/ADTRG0_1
P64/AIN3_1
P63/FRCK1_1/INT22_2
P62/ZIN2_1
P61/BIN2_1
P60/AIN2_1
P57
P56/SCK11/ZIN1_1/FRCK0
P55/SIN11/BIN1_1/ADTRG0
P54/SOUT11/AIN1_1
P53/FRCK1/INT21_2
P52/SCK10/ZIN0_1
P51/SIN10/BIN0_1
P50/SOUT10/AIN0_1
PA7/TMI2_1/INT23_1
PA6/TMI1_1/INT22_1
PA5/TMI0_1/INT21_1
PA4/TMO2_1/INT20_1
PA3/TMO1_1/INT19_1
PA2/TMO0_1/INT18_1
PA1/INT17_1
PA0/INT16_1
P92
VCC
50
49
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27
26
VSS
P91/DA1
P90/DA0
AVSS
AVRH
AVCC
P87/AN15/IN7_1/INT31
P86/AN14/IN6_1/INT30
P85/AN13/IN5_1/INT29
P84/AN12/IN4_1/INT28
P83/AN11/IN3_1/INT27
P82/AN10/IN2_1/INT26
P81/AN9/IN1_1/INT25
P80/AN8/IN0_1/INT24
P77/AN7/SCK0/TMI2/OUT7_1/INT23
P76/AN6/SIN0/TMI1/OUT6_1/INT22
P75/AN5/SOUT0/TMI0/OUT5_1/INT21
P74/AN4/TMO2/OUT4_1/INT20
P73/AN3/TMO1/OUT3_1/INT19
P72/AN2/TMO0/OUT2_1/INT18
P71/AN1/OUT1_1/INT17
P70/AN0/OUT0_1/INT16
PK2/ADTRG0_2
PK1/X0A
PK0/X1A
*
12
XXX_1, XXX_2 のように , 「_ ( アンダーバー ) 」がついている端子の , 「_」以降の数字はポート番号を示しています。
これらの端子は 1 つのチャネルに複数の同一機能の端子が用意されていますので , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR) で使
用する端子を選択してください。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
端子機能一覧
2.2
表 2.2-1 に , MB91625 シリーズの端子の機能一覧を示します。
XXX_1, XXX_2 のように , 「_ ( アンダバー ) 」がついている端子の , 「_」以降の数字はポー
ト番号を示しています。ポート番号については , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
■ 端子機能一覧表
表 2.2-1 端子機能一覧 (1 / 13)
端子番号
LQFP100
端子名
入出力
回路
形式
1
VSS
-
2
C
-
3
P27
D
GND 端子です。
*
TIOB11
OUT3
4
5
D*
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
-
電源安定化容量端子です。
-
-
汎用入出力ポートです。
-
○
ベースタイマ ch.11 の TIOB 端子です。
-
○
32 ビットアウトプットコンペア ch.3 の出力端子です。
-
-
汎用入出力ポートです。
-
TIOA12
ベースタイマ ch.12 の TIOA 端子です。
-
○
-
SOUT6
(SDA6)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.6の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT6
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA6 とし
て機能します。
-
○
INT8
外部割込み要求 8 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
○
P30
P31
D
*
TIOB12
6
機能
ベースタイマ ch.12 の TIOB 端子です。
-
SIN6
マルチファンクションシリアルインタフェースch.6の入
力端子です。
-
○
INT9
外部割込み要求 9 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
○
P32
TIOA13
D*
ベースタイマ ch.13 の TIOA 端子です。
-
SCK6
(SCL6)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.6のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK6
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL6 とし
て機能します。
-
○
INT10
外部割込み要求 10 の入力端子です。
-
○
*:5V トレラント端子
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
13
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (2 / 13)
端子番号
LQFP100
7
8
9
10
11
12
端子名
P33
入出力
回路
形式
D*
汎用入出力ポートです。
TIOB13
ベースタイマ ch.13 の TIOB 端子です。
-
○
INT11
外部割込み要求 11 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
TIOA14
ベースタイマ ch.14 の TIOA 端子です。
-
○
-
SOUT7
(SDA7)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.7の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT7
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA7 とし
て機能します。
-
○
OUT4
32 ビットアウトプットコンペア ch.4 の出力端子です。
-
-
INT12
外部割込み要求 12 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
TIOB14
ベースタイマ ch.14 の TIOB 端子です。
-
○
SIN7
マルチファンクションシリアルインタフェースch.7の入
力端子です。
-
○
OUT5
32 ビットアウトプットコンペア ch.5 の出力端子です。
-
-
INT13
外部割込み要求 13 の入力端子です。
-
○
○
P34
P35
D*
D*
汎用入出力ポートです。
-
TIOA15
ベースタイマ ch.15 の TIOA 端子です。
-
○
SCK7
(SCL7)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.7のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK7
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL7 とし
て機能します。
-
○
OUT6
32 ビットアウトプットコンペア ch.6 の出力端子です。
-
-
INT14
外部割込み要求 14 の入力端子です。
-
○
○
P36
D*
汎用入出力ポートです。
-
TIOB15
ベースタイマ ch.15 の TIOB 端子です。
-
○
OUT7
32 ビットアウトプットコンペア ch.7 の出力端子です。
-
-
INT15
外部割込み要求 15 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
マルチファンクションシリアルインタフェースch.8の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT8
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA8 とし
て機能します。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
マルチファンクションシリアルインタフェースch.8の入
力端子です。
-
○
P37
P40
D*
D
*
SOUT8
(SDA8)
13
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
機能
P41
SIN8
D*
*:5V トレラント端子
14
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (3 / 13)
端子番号
LQFP100
14
端子名
P42
入出力
回路
形式
D*
SCK8
(SCL8)
機能
汎用入出力ポートです。
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
マルチファンクションシリアルインタフェースch.8のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK8
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL8 とし
て機能します。
-
○
15
P43
D*
汎用入出力ポートです。
-
○
16
P44
D*
汎用入出力ポートです。
-
○
マルチファンクションシリアルインタフェースch.9の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT9
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA9 とし
て機能します。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
マルチファンクションシリアルインタフェースch.9の入
力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
マルチファンクションシリアルインタフェースch.9のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK9
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL9 とし
て機能します。
-
○
SOUT9
(SDA9)
17
P45
D*
SIN9
18
P46
D*
SCK9
(SCL9)
19
P47
D*
汎用入出力ポートです。
-
○
20
INIT
H, P
外部リセット入力端子です。INIT=L でリセットが有効
になります。
フラッシュメモリ品の入出力回路形式は P です。
-
○
21
MD0
H, P
モード 0 端子です。
フラッシュメモリ品の入出力回路形式は P です。
通常は , MD0=L を入力してください。フラッシュメモリ
のシリアル書込み時は , MD0=H を入力してください。
-
○
22
MD1
H, P
モード 1 端子です。常に "L" レベルを入力してください。
フラッシュメモリ品の入出力回路形式は P です。
-
○
23
X0
A
メインクロック ( 発振 ) 入力端子です。
-
○
24
X1
A
メインクロック ( 発振 ) 入出力端子です。
-
-
25
VSS
-
GND 端子です。
-
-
26
PK0
I
汎用入出力ポートです。
-
サブクロック ( 発振 ) 入出力端子です。
-
○
-
汎用入出力ポートです。
-
○
サブクロック ( 発振 ) 入力端子です。
-
○
X1A
27
PK1
X0A
I
*:5V トレラント端子
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
15
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (4 / 13)
端子番号
LQFP100
28
端子名
PK2
入出力
回路
形式
C
ADTRG0_2
29
30
31
32
33
16
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
機能
汎用入出力ポートです。
10ビットA/Dコンバータの外部トリガ入力端子 (2番ポー
ト ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
AN0
10 ビット A/D コンバータ ch.0 のアナログ入力端子です。
-
○
-
OUT0_1
32ビットアウトプットコンペアch.0の出力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
-
INT16
外部割込み要求 16 の入力端子です。
-
○
P70
P71
E
汎用入出力ポートです。
-
AN1
10 ビット A/D コンバータ ch.1 のアナログ入力端子です。
-
○
-
OUT1_1
32ビットアウトプットコンペアch.1の出力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
-
INT17
外部割込み要求 17 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
AN2
10 ビット A/D コンバータ ch.2 のアナログ入力端子です。
-
○
-
TMO0
16 ビットリロードタイマ ch.0 の出力端子です。
-
-
OUT2_1
32ビットアウトプットコンペアch.2の出力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
-
INT18
外部割込み要求 18 の入力端子です。
-
○
P72
P73
E
E
汎用入出力ポートです。
-
AN3
10 ビット A/D コンバータ ch.3 のアナログ入力端子です。
-
○
-
TMO1
16 ビットリロードタイマ ch.1 の出力端子です。
-
-
OUT3_1
32ビットアウトプットコンペアch.3の出力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
-
INT19
外部割込み要求 19 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
AN4
10 ビット A/D コンバータ ch.4 のアナログ入力端子です。
-
○
-
TMO2
16 ビットリロードタイマ ch.2 の出力端子です。
-
-
OUT4_1
32ビットアウトプットコンペアch.4の出力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
-
INT20
外部割込み要求 20 の入力端子です。
-
○
P74
E
E
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (5 / 13)
端子番号
LQFP100
34
35
36
37
38
端子名
P75
入出力
回路
形式
E
機能
汎用入出力ポートです。
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
AN5
10 ビット A/D コンバータ ch.5 のアナログ入力端子です。
-
-
SOUT0
マルチファンクションシリアルインタフェースch.0の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT0
として機能します。
-
-
TMI0
16 ビットリロードタイマ ch.0 の入力端子です。
-
○
OUT5_1
32ビットアウトプットコンペアch.5の出力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
-
INT21
外部割込み要求 21 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
AN6
10 ビット A/D コンバータ ch.6 のアナログ入力端子です。
-
○
-
SIN0
マルチファンクションシリアルインタフェースch.0の入
力端子です。
-
○
TMI1
16 ビットリロードタイマ ch.1 の入力端子です。
-
○
OUT6_1
32ビットアウトプットコンペアch.6の出力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
-
INT22
外部割込み要求 22 の入力端子です。
-
○
P76
P77
E
汎用入出力ポートです。
-
AN7
10 ビット A/D コンバータ ch.7 のアナログ入力端子です。
-
○
-
SCK0
マルチファンクションシリアルインタフェースch.0のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK0
として機能します。
-
○
TMI2
16 ビットリロードタイマ ch.2 の入力端子です。
-
○
OUT7_1
32ビットアウトプットコンペアch.7の出力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
-
INT23
外部割込み要求 23 の入力端子です。
-
○
P80
E
汎用入出力ポートです。
-
AN8
10 ビット A/D コンバータ ch.8 のアナログ入力端子です。
-
○
-
IN0_1
32ビットインプットキャプチャch.0の入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
INT24
外部割込み要求 24 の入力端子です。
-
○
P81
E
汎用入出力ポートです。
-
AN9
10 ビット A/D コンバータ ch.9 のアナログ入力端子です。
-
○
-
IN1_1
32ビットインプットキャプチャch.1の入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
INT25
外部割込み要求 25 の入力端子です。
-
○
CM71-10151-2
E
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
17
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (6 / 13)
端子番号
LQFP100
39
40
41
42
43
44
端子名
P82
入出力
回路
形式
E
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
機能
汎用入出力ポートです。
AN10
10ビットA/Dコンバータch.10のアナログ入力端子です。
-
-
IN2_1
32ビットインプットキャプチャch.2の入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
INT26
外部割込み要求 26 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
AN11
P83
10ビットA/Dコンバータch.11のアナログ入力端子です。
-
○
-
IN3_1
32ビットインプットキャプチャch.3の入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
INT27
外部割込み要求 27 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
AN12
10ビットA/Dコンバータch.12のアナログ入力端子です。
-
○
-
IN4_1
32ビットインプットキャプチャch.4の入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
INT28
外部割込み要求 28 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
AN13
10ビットA/Dコンバータch.13のアナログ入力端子です。
-
○
-
IN5_1
32ビットインプットキャプチャch.5の入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
INT29
外部割込み要求 29 の入力端子です。
-
○
P84
P85
P86
E
E
E
汎用入出力ポートです。
-
AN14
10ビットA/Dコンバータch.14のアナログ入力端子です。
-
○
-
IN6_1
32ビットインプットキャプチャch.6の入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
INT30
外部割込み要求 30 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
AN15
10ビットA/Dコンバータch.15のアナログ入力端子です。
-
○
-
IN7_1
32ビットインプットキャプチャch.7の入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
INT31
外部割込み要求 31 の入力端子です。
-
○
P87
E
E
45
AVCC
-
10 ビット A/D コンバータ , 8 ビット D/A コンバータのア
ナログ電源端子です。
-
-
46
AVRH
-
10 ビット A/D コンバータのアナログ基準電圧入力端子
です。
-
-
47
AVSS
-
10 ビット A/D コンバータ , 8 ビット D/A コンバータの
GND 端子です。
-
-
48
P90
F
汎用入出力ポートです。
-
8ビットD/Aコンバータのch.0のアナログ出力端子です。
-
○
-
DA0
49
P91
DA1
18
F
汎用入出力ポートです。
-
8ビットD/Aコンバータのch.1のアナログ出力端子です。
-
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
○
-
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (7 / 13)
端子番号
LQFP100
端子名
入出力
回路
形式
機能
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
-
50
VSS
-
GND 端子です。
51
VCC
-
電源端子です。
-
-
52
P92
C
汎用入出力ポートです。
-
○
53
PA0
C
汎用入出力ポートです。
-
○
外部割込み要求 16 の入力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
外部割込み要求 17 の入力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
TMO0_1
16 ビットリロードタイマ ch.0 の出力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
-
INT18_1
外部割込み要求 18 の入力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
TMO1_1
16 ビットリロードタイマ ch.1 の出力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
-
INT19_1
外部割込み要求 19 の入力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
TMO2_1
16 ビットリロードタイマ ch.2 の出力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
-
INT20_1
外部割込み要求 20 の入力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
TMI0_1
16 ビットリロードタイマ ch.0 の入力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
INT21_1
外部割込み要求 21 の入力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
INT16_1
54
PA1
C
INT17_1
55
56
57
58
59
60
61
PA2
PA3
PA4
PA5
PA6
C
C
C
C
汎用入出力ポートです。
-
○
TMI1_1
16 ビットリロードタイマ ch.1 の入力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
INT22_1
外部割込み要求 22 の入力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
PA7
C
汎用入出力ポートです。
-
○
TMI2_1
16 ビットリロードタイマ ch.2 の入力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
INT23_1
外部割込み要求 23 の入力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
P50
C
汎用入出力ポートです。
-
○
SOUT10
(SDA10)
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.10 の
出力端子です。
UART/CSIO (動作モード0∼2) として使用時は, SOUT10
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA10 とし
て機能します。
-
○
AIN0_1
アップダウンカウンタの ch.0 の AIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
-
○
CM71-10151-2
C
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
19
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (8 / 13)
端子番号
LQFP100
62
63
64
65
66
67
68
20
端子名
P51
入出力
回路
形式
C
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
機能
汎用入出力ポートです。
SIN10
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.10 の
入力端子です。
-
○
BIN0_1
アップダウンカウンタの ch.0 の BIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
SCK10
(SCL10)
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.10 の
クロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK10
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL10 とし
て機能します。
-
○
ZIN0_1
アップダウンカウンタの ch.0 の ZIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
-
○
P52
P53
C
汎用入出力ポートです。
-
○
FRCK1
32 ビットフリーランタイマ ch.1 の外部クロック入力端
子です。
-
○
INT21_2
外部割込み要求 21 の入力端子 (2 番ポート ) です。
-
○
P54
C
汎用入出力ポートです。
-
○
SOUT11
(SDA11)
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.11 の
出力端子です。
UART/CSIO (動作モード0∼2) として使用時は, SOUT11
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA11 とし
て機能します。
-
○
AIN1_1
アップダウンカウンタの ch.1 の AIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
SIN11
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.11 の
入力端子です。
-
○
BIN1_1
アップダウンカウンタの ch.1 の BIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
-
○
ADTRG0
10 ビット A/D コンバータの外部トリガ入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
SCK11
(SCL11)
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.11 の
クロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK11
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL11 とし
て機能します。
-
○
ZIN1_1
アップダウンカウンタ ch.1 の ZIN 入力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
FRCK0
32 ビットフリーランタイマ ch.0 の外部クロック入力端
子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
P55
P56
P57
C
C
C
C
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (9 / 13)
端子番号
LQFP100
69
端子名
P60
入出力
回路
形式
C
AIN2_1
70
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
アップダウンカウンタの ch.2 の BIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
アップダウンカウンタ ch.2 の ZIN 入力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
FRCK1_1
32 ビットフリーランタイマ ch.1 の外部クロック入力端
子 (1 番ポート ) です。
-
○
INT22_2
外部割込み要求 22 の入力端子 (2 番ポート ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
アップダウンカウンタの ch.3 の AIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
BIN3_1
アップダウンカウンタの ch.3 の BIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
-
○
ADTRG0_1
10ビットA/Dコンバータの外部トリガ入力端子 (1番ポー
ト ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
ZIN3_1
アップダウンカウンタ ch.3 の ZIN 入力端子 (1 番ポート )
です。
-
○
FRCK0_1
32 ビットフリーランタイマ ch.0 の外部クロック入力端
子 (1 番ポート ) です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
外部割込み要求 23 の入力端子 (2 番ポート ) です。
-
○
P61
C
P62
C
ZIN2_1
72
73
P63
P64
C
C
AIN3_1
74
75
76
P65
P66
P67
C
C
C
INT23_2
77
78
汎用入出力ポートです。
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
アップダウンカウンタの ch.2 の AIN 入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
BIN2_1
71
機能
P00
汎用入出力ポートです。
-
TIOA0
ベースタイマ ch.0 の TIOA 端子です。
-
○
-
SOUT0_1
マルチファンクションシリアルインタフェースch.0の出
力端子 (1 番ポート ) です。
UART/CSIO ( 動 作 モ ー ド 0 ∼ 2) と し て 使 用 時 は ,
SOUT0_1 として機能します。
-
-
IN0
32 ビットインプットキャプチャ ch.0 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
○
P01
TIOB0
C
C
ベースタイマ ch.0 の TIOB 端子です。
-
SIN0_1
マルチファンクションシリアルインタフェースch.0の入
力端子 (1 番ポート ) です。
-
○
IN1
32 ビットインプットキャプチャ ch.1 の入力端子です。
-
○
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
21
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (10 / 13)
端子番号
LQFP100
79
80
81
82
83
84
22
端子名
P02
入出力
回路
形式
C
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
機能
汎用入出力ポートです。
TIOA1
ベースタイマ ch.1 の TIOA 端子です。
-
○
SCK0_1
マルチファンクションシリアルインタフェースch.0のク
ロック入出力端子 (1 番ポート ) です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK0_1
として機能します。
-
○
IN2
32 ビットインプットキャプチャ ch.2 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
TIOB1
ベースタイマ ch.1 の TIOB 端子です。
-
○
IN3
32 ビットインプットキャプチャ ch.3 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
TIOA2
ベースタイマ ch.2 の TIOA 端子です。
-
○
-
SOUT1
(SDA1)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.1の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT1
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA1 とし
て機能します。
-
○
IN4
32 ビットインプットキャプチャ ch.4 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
TIOB2
ベースタイマ ch.2 の TIOB 端子です。
-
○
SIN1
マルチファンクションシリアルインタフェースch.1の入
力端子です。
-
○
IN5
32 ビットインプットキャプチャ ch.5 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
TIOA3
ベースタイマ ch.3 の TIOA 端子です。
-
○
SCK1
(SCL1)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.1のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK1
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL1 して
機能します。
-
○
IN6
32 ビットインプットキャプチャ ch.6 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
TIOB3
ベースタイマ ch.3 の TIOB 端子です。
-
○
IN7
32 ビットインプットキャプチャ ch.7 の入力端子です。
-
○
P03
P04
P05
P06
P07
C
C
C
C
C
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CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (11 / 13)
端子番号
LQFP100
85
86
端子名
P10
入出力
回路
形式
C
ベースタイマ ch.4 の TIOA 端子です。
-
-
SOUT2
(SDA2)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.2の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT2
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA2 とし
て機能します。
-
○
AIN0
アップダウンカウンタの ch.0 の AIN 入力端子です。
-
○
INT0
外部割込み要求 0 の入力端子です。
-
○
○
P11
C
汎用入出力ポートです。
-
TIOB4
ベースタイマ ch.4 の TIOB 端子です。
-
○
SIN2
マルチファンクションシリアルインタフェースch.2の入
力端子です。
-
○
BIN0
アップダウンカウンタの ch.0 の BIN 入力端子です。
-
○
外部割込み要求 1 の入力端子です。
-
○
○
P12
C
汎用入出力ポートです。
-
TIOA5
ベースタイマ ch.5 の TIOA 端子です。
-
○
SCK2
(SCL2)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.2のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK2
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL2 とし
て機能します。
-
○
ZIN0
アップダウンカウンタ ch.0 の ZIN 入力端子です。
-
○
外部割込み要求 2 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
○
ベースタイマ ch.5 の TIOB 端子です。
-
○
外部割込み要求 3 の入力端子です。
-
○
INT2
88
P13
C
TIOB5
INT3
89
汎用入出力ポートです。
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
TIOA4
INT1
87
機能
P14
汎用入出力ポートです。
-
TIOA6
ベースタイマ ch.6 の TIOA 端子です。
-
○
-
SOUT3
(SDA3)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.3の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT3
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA3 とし
て機能します。
-
○
AIN1
アップダウンカウンタの ch.1 の AIN 入力端子です。
-
○
外部割込み要求 4 の入力端子です。
-
○
INT4
CM71-10151-2
C
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23
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (12 / 13)
端子番号
LQFP100
90
91
端子名
P15
入出力
回路
形式
C
汎用入出力ポートです。
TIOB6
ベースタイマ ch.6 の TIOB 端子です。
-
○
SIN3
マルチファンクションシリアルインタフェースch.3の入
力端子です。
-
○
BIN1
アップダウンカウンタの ch.1 の BIN 入力端子です。
-
○
INT5
外部割込み要求 5 の入力端子です。
-
○
○
P16
C
汎用入出力ポートです。
-
TIOA7
ベースタイマ ch.7 の TIOA 端子です。
-
○
SCK3
(SCL3)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.3のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK3
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL3 とし
て機能します。
-
○
ZIN1
アップダウンカウンタ ch.1 の ZIN 入力端子です。
-
○
外部割込み要求 6 の入力端子です。
-
○
○
INT6
92
93
94
95
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
機能
P17
C
汎用入出力ポートです。
-
TIOB7
ベースタイマ ch.7 の TIOB 端子です。
-
○
INT7
外部割込み要求 7 の入力端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
TIOA8
ベースタイマ ch.8 の TIOA 端子です。
-
○
-
SOUT4
(SDA4)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.4の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT4
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA4 とし
て機能します。
-
○
AIN2
アップダウンカウンタの ch.2 の AIN 入力端子です。
-
○
○
P20
D*
汎用入出力ポートです。
-
TIOB8
ベースタイマ ch.8 の TIOB 端子です。
-
○
SIN4
マルチファンクションシリアルインタフェースch.4の入
力端子です。
-
○
BIN2
アップダウンカウンタの ch.2 の BIN 入力端子です。
-
○
○
P21
D*
汎用入出力ポートです。
-
TIOA9
ベースタイマ ch.9 の TIOA 端子です。
-
○
SCK4
(SCL4)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.4のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK4
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL4 とし
て機能します。
-
○
ZIN2
アップダウンカウンタ ch.2 の ZIN 入力端子です。
-
○
P22
D
*
*:5V トレラント端子
24
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第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.2
MB91625 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 (13 / 13)
端子番号
LQFP100
96
端子名
P23
入出力
回路
形式
D*
TIOB9
97
98
99
100
機能
汎用入出力ポートです。
CMOS CMOS
レベル レベル
入力 ヒステ
リシス
入力
○
ベースタイマ ch.9 の TIOB 端子です。
-
○
汎用入出力ポートです。
-
TIOA10
ベースタイマ ch.10 の TIOA 端子です。
-
○
-
SOUT5
(SDA5)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.5の出
力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SOUT5
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SDA5 とし
て機能します。
-
○
AIN3
アップダウンカウンタの ch.3 の AIN 入力端子です。
-
○
OUT0
32 ビットアウトプットコンペア ch.0 の出力端子です。
-
-
汎用入出力ポートです。
-
○
TIOB10
ベースタイマ ch.10 の TIOB 端子です。
-
○
SIN5
マルチファンクションシリアルインタフェースch.5の入
力端子です。
-
○
BIN3
アップダウンカウンタの ch.3 の BIN 入力端子です。
-
○
OUT1
32 ビットアウトプットコンペア ch.1 の出力端子です。
-
-
汎用入出力ポートです。
-
○
TIOA11
ベースタイマ ch.11 の TIOA 端子です。
-
○
SCK5
(SCL5)
マルチファンクションシリアルインタフェースch.5のク
ロック入出力端子です。
UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用時は , SCK5
として , I2C ( 動作モード 4) として使用時は , SCL5 とし
て機能します。
-
○
ZIN3
アップダウンカウンタ ch.3 の ZIN 入力端子です。
-
○
OUT2
32 ビットアウトプットコンペア ch.2 の出力端子です。
-
-
電源端子です。
-
-
P24
P25
P26
VCC
D*
D*
D*
-
*:5V トレラント端子
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25
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.3
2.3
MB91625 シリーズ
入出力回路形式
表 2.3-1 に , MB91625 シリーズの入出力回路の形式を示します。
■ 入出力回路形式
表 2.3-1 入出力回路形式 (1 / 4)
分類
A
回路
X1
備考
クロック入力
・発振帰還抵抗:約1MΩ
・スタンバイ制御あり
X0
スタンバイ制御
C
P-ch
P-ch
N-ch
R
デジタル出力
デジタル出力
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステ
リシス入力
・プルアップ制御あり
・スタンバイ制御あり
*I2C 端子として使用
時 , デジタル出力
P-ch トランジスタは
常にオフです。
プルアップ制御
デジタル入力
スタンバイ制御
26
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第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.3
MB91625 シリーズ
表 2.3-1 入出力回路形式 (2 / 4)
分類
D
回路
備考
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
R
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステ
リシス入力
・5V トレラント入力
・スタンバイ制御あり
*I2C 端子として使用
時 , デジタル出力
P-ch トランジスタは
常にオフです。
デジタル入力
スタンバイ制御
E
P-ch
R
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステ
リシス入力
・入力制御あり
・アナログ入力
・プルアップ制御あり
・スタンバイ制御あり
プルアップ制御
デジタル入力
スタンバイ制御
アナログ入力
入力制御
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27
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.3
MB91625 シリーズ
表 2.3-1 入出力回路形式 (3 / 4)
分類
F
回路
P-ch
R
備考
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステ
リシス入力
・入力制御あり
・アナログ出力
・プルアップ制御あり
・スタンバイ制御あり
プルアップ制御
デジタル入力
スタンバイ制御
アナログ出力
出力制御
H
・CMOS レベルヒステ
リシス入力
P-ch
N-ch
R
デジタル入力
28
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第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.3
MB91625 シリーズ
表 2.3-1 入出力回路形式 (4 / 4)
分類
I
回路
X1A
備考
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
・発振帰還抵抗:約10MΩ
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステ
リシス入力
・スタンバイ制御あり
R
デジタル入力
スタンバイ制御
クロック入力
スタンバイ制御
デジタル入力
R
X0A
スタンバイ制御
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
P
N-ch
N-ch
制御端子
N-ch
N-ch
N-ch
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・フラッシュメモリ品
のみ
・CMOS レベルヒステ
リシス入力
・フラッシュメモリテ
スト用の高電圧制御
あり
モード入力
R
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29
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
端子の設定方法
2.4
兼用端子のレジスタの設定方法を説明します。
兼用端子には , 複数の機能が割り当てられています。その中からひとつの機能に割り当
てるためのレジスタの設定値を周辺機能ごとに示します。
表中のレジスタ名は略称です。
・EPFR:拡張ポート機能レジスタ
・PFR:ポート機能レジスタ
・DDR:ポートデータ方向レジスタ
これらのレジスタについては , 「第 13 章 I/O ポート」を参照してください。
これ以外のレジスタ略称については , 各表の下に注記してあります。それぞれの章を参
照してください。
■ ポート
P00 ∼ P07
端子名
レジスタ名
PFR0
PFR00 ∼ PFR07
0
P10 ∼ P17
PFR1
PFR10 ∼ PFR17
0
P20 ∼ P27
PFR2
PFR20 ∼ PFR27
0
P30 ∼ P37
PFR3
PFR30 ∼ PFR37
0
P40 ∼ P47
PFR4
PFR40 ∼ PFR47
0
P50 ∼ P57
PFR5
PFR50 ∼ PFR57
0
PFR60 ∼ PFR67
0
*
ビット名
書込み値
P60 ∼ P67
PFR6
P70 ∼ P77
PFR7
PFR70 ∼ PFR77
0
P80 ∼ P87
PFR8
PFR80 ∼ PFR87
0
PA0 ∼ PA7
PFRA*
PFRA0 ∼ PFRA7
0
*:
P60, P62, P65, PA5 は PFR レジスタの設定は不要です。
< 注意事項 >
ポートデータ方向レジスタ (DDR) の設定については , 「第 13 章 I/O ポート」を参照して
ください。
30
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第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
■ クロック
端子名
X0A, X1A
レジスタ名
DDRK
ビット名
DDRK1, DDRK0
書込み値
00
EPFR19
XAE
1
CSELR
SCEN
1
CSELR:クロックソース設定レジスタ
■ 外部割込み制御部
チャネルごとに使用する端子を INTx 端子または INTx_1 端子から 1 本ずつ選択できま
す。
INT 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 外部割込み制御部の動作を許可 ( 詳細は , 「第 14 章 外部割込み制御部」を参照し
てください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
0∼7
8 ∼ 15
端子名
0 番ポート INT0 ∼ INT7
0 番ポート INT8 ∼ INT15
16 ∼ 19 0 番ポート INT16 ∼ INT19
レジスタ名
ビット名
DDR1
DDR10 ∼ DDR17
書込み値
0
PFR1
PFR10 ∼ PFR17
0
EPFR28
INT0E ∼ INT7E
0
DDR3
DDR30 ∼ DDR37
0
PFR3
PFR30 ∼ PFR37
0
EPFR29
INT8E ∼ INT15E
0
DDR7
DDR70 ∼ DDR73
0
PFR7
PFR70 ∼ PFR73
0
EPFR30
INT16E ∼ INT19E
0
ADCHE
ADE0 ∼ ADE3
0
1 番ポート INT16_1 ∼ INT19_1 DDRA
20
0 番ポート INT20
1 番ポート INT20_1
CM71-10151-2
DDRA0 ∼ DDRA3 0
PFRA
PFRA0 ∼ PFRA3
0
EPFR30
INT16E ∼ INT19E
1
ADCHE
ADE16 ∼ ADE19
0
DDR7
DDR74
0
PFR7
PFR74
0
EPFR31
INT20E
0
ADCHE
ADE4
0
DDRA
DDRA4
0
PFRA
PFRA4
0
EPFR31
INT20E
1
ADCHE
ADE20
0
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31
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
チャネル ポート番号
端子名
21
INT21
0 番ポート
1 番ポート INT21_1
2 番ポート INT21_2
22
0 番ポート INT22
1 番ポート INT22_1
2 番ポート INT22_2
23
0 番ポート INT23
1 番ポート INT23_1
2 番ポート INT23_2
24 ∼ 30 0 番ポート INT24 ∼ INT30
31
32
0 番ポート INT31
MB91625 シリーズ
レジスタ名
ビット名
DDR7
DDR75
書込み値
0
PFR7
PFR75
0
EPFR31
INT21E1, INT21E0
00
ADCHE
ADE5
0
DDRA
DDRA5
0
EPFR31
INT21E1, INT21E0
01
ADCHE
ADE21
0
DDR5
DDR53
0
PFR5
PFR53
0
EPFR31
INT21E1, INT21E0
10
DDR7
DDR76
0
PFR7
PFR76
0
EPFR31
INT22E1, INT22E0
00
ADCHE
ADE6
0
DDRA
DDRA6
0
PFRA
PFRA6
0
EPFR31
INT22E1, INT22E0
01
ADCHE
ADE22
0
DDR6
DDR63
0
PFR6
PFR63
0
EPFR31
INT22E1, INT22E0
10
DDR7
DDR77
0
PFR7
PFR77
0
EPFR31
INT23E1, INT23E0
00
ADCHE
ADE7
0
DDRA
DDRA7
0
PFRA
PFRA7
0
EPFR31
INT23E1, INT23E0
01
ADCHE
ADE23
0
DDR6
DDR67
0
PFR6
PFR67
0
EPFR31
INT23E1, INT23E0
10
DDR8
DDR80 ∼ DDR86
0
PFR8
PFR80 ∼ PFR86
0
EPFR32
INT24E ∼ INT30E
0
ADCHE
ADE8 ∼ ADE14
0
DDR8
DDR87
0
PFR8
PFR87
0
EPFR32
INT31E
0
ADCHE
ADE15
0
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CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
■ 32 ビットフリーランタイマ
32 ビットフリーランタイマは , チャネルごとに FRCK 端子が 2 本用意されています。
チャネルごとに使用する端子を 1 本ずつ選択できます。
FRCK 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 32 ビットフリーランタイマの動作を許可 ( 詳細は ,「第 17 章 32 ビット フリーラン
タイマ」を参照してください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
0 番ポート FRCK0
1 番ポート
1
0 番ポート
1 番ポート
CM71-10151-2
FRCK0_1
FRCK1
FRCK1_1
レジスタ名
DDR5
ビット名
DDR56
書込み値
0
PFR5
PFR56
0
EPFR34
FRCK0E1, FRCK0E0 00
DDR6
DDR66
0
PFR6
PFR66
0
EPFR34
FRCK0E1, FRCK0E0 01
DDR5
DDR53
0
PFR5
PFR53
0
EPFR34
FRCK1E1, FRCK1E0 00
DDR6
DDR63
0
PFR6
PFR63
0
EPFR34
FRCK1E1, FRCK1E0 01
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33
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
■ 32 ビットインプットキャプチャ
32 ビットインプットキャプチャは , チャネルごとに IN 端子が 2 本用意されています。
チャネルごとに使用する端子を 1 本ずつ選択できます。
IN 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 32 ビットインプットキャプチャの動作を許可 ( 詳細は , 「第 18 章 32 ビットイン
プットキャプチャ」を参照してください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
0 番ポート IN0
1 番ポート
1
0 番ポート
1 番ポート
2
0 番ポート
1 番ポート
3
0 番ポート
1 番ポート
34
IN0_1
IN1
IN1_1
IN2
IN2_1
IN3
IN3_1
レジスタ名
DDR0
ビット名
DDR00
書込み値
0
PFR0
PFR00
0
EPFR4
IN0E1, IN0E0
00
DDR8
DDR80
0
PFR8
PFR80
0
EPFR4
IN0E1, IN0E0
01
ADCHE
ADE8
0
DDR0
DDR01
0
PFR0
PFR01
0
EPFR4
IN1E1, IN1E0
00
DDR8
DDR81
0
PFR8
PFR81
0
EPFR4
IN1E1, IN1E0
01
ADCHE
ADE9
0
DDR0
DDR02
0
PFR0
PFR02
0
EPFR4
IN2E1, IN2E0
00
DDR8
DDR82
0
PFR8
PFR82
0
EPFR4
IN2E1, IN2E0
01
ADCHE
ADE10
0
DDR0
DDR03
0
PFR0
PFR03
0
EPFR4
IN3E1, IN3E0
00
DDR8
DDR83
0
PFR8
PFR83
0
EPFR4
IN3E1, IN3E0
01
ADCHE
ADE11
0
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CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
4
IN4
0 番ポート
1 番ポート
5
0 番ポート
1 番ポート
6
0 番ポート
1 番ポート
7
0 番ポート
1 番ポート
CM71-10151-2
IN4_1
IN5
IN5_1
IN6
IN6_1
IN7
IN7_1
レジスタ名
DDR0
ビット名
DDR04
書込み値
0
PFR0
PFR04
0
EPFR5
IN4E1, IN4E0
00
DDR8
DDR84
0
PFR8
PFR84
0
EPFR5
IN4E1, IN4E0
01
ADCHE
ADE12
0
DDR0
DDR05
0
PFR0
PFR05
0
EPFR5
IN5E1, IN5E0
00
DDR8
DDR85
0
PFR8
PFR85
0
EPFR5
IN5E1, IN5E0
01
ADCHE
ADE13
0
DDR0
DDR06
0
PFR0
PFR06
0
EPFR5
IN6E1, IN6E0
00
DDR8
DDR86
0
PFR8
PFR86
0
EPFR5
IN6E1, IN6E0
01
ADCHE
ADE14
0
DDR0
DDR07
0
PFR0
PFR07
0
EPFR5
IN7E1, IN7E0
00
DDR8
DDR87
0
PFR8
PFR87
0
EPFR5
IN7E1, IN7E0
01
ADCHE
ADE15
0
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
35
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
■ 32 ビットアウトプットコンペア
32 ビットアウトプットコンペアは , チャネルごとに OUT 端子が 2 本用意されています。
チャネルごとに使用する端子を 1 本ずつ選択できます。
OUT 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
0 番ポート OUT0
1 番ポート
1
0 番ポート
1 番ポート
2
0 番ポート
1 番ポート
3
0 番ポート
1 番ポート
36
OUT0_1
OUT1
OUT1_1
OUT2
OUT2_1
OUT3
OUT3_1
レジスタ名
PFR2
ビット名
PFR24
書込み値
1
EPFR0
OUT0E2 ∼ OUT0E0
001
EPFR25
TIOA10E1,TIOA10E0 01 以外 *
EPFR11
SOUT5E1,SOUT5E0
01 以外 *
PFR7
PFR70
1
EPFR0
OUT0E2 ∼ OUT0E0
010
ADCHE
ADE0
0
PFR2
PFR25
1
EPFR0
OUT1E2 ∼ OUT1E0
001
PFR7
PFR71
1
EPFR0
OUT1E2 ∼ OUT1E0
010
ADCHE
ADE1
0
PFR2
PFR26
1
EPFR1
OUT2E2 ∼ OUT2E0
001
EPFR25
TIOA11E1,TIOA11E0 01 以外 *
EPFR11
SCK5E1,SCK5E0
01 以外 *
PFR7
PFR72
1
EPFR1
OUT2E2 ∼ OUT2E0
010
EPFR33
TMO0E1,TMO0E0
01 以外 *
ADCHE
ADE2
0
PFR2
PFR27
1
EPFR1
OUT3E2 ∼ OUT3E0
001
PFR7
PFR73
1
EPFR1
OUT3E2 ∼ OUT3E0
010
EPFR33
TMO1E1,TMO1E0
01 以外 *
ADCHE
ADE3
0
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
4
OUT4
0 番ポート
1 番ポート
5
0 番ポート
1 番ポート
6
0 番ポート
1 番ポート
7
0 番ポート
1 番ポート
*:
CM71-10151-2
OUT4_1
OUT5
OUT5_1
OUT6
OUT6_1
OUT7
OUT7_1
レジスタ名
PFR3
ビット名
PFR34
書込み値
1
EPFR2
OUT4E2 ∼ OUT4E0
001
EPFR27
TIOA14E1,TIOA14E0 01 以外 *
EPFR13
SOUT7E1,SOUT7E0
01 以外 *
PFR7
PFR74
1
EPFR2
OUT4E2 ∼ OUT4E0
010
EPFR34
TMO2E1,TMO2E0
01 以外 *
ADCHE
ADE4
0
PFR3
PFR35
1
EPFR2
OUT5E2 ∼ OUT5E0
001
PFR7
PFR75
1
EPFR2
OUT5E2 ∼ OUT5E0
010
EPFR6
SOUT0E2∼SOUT0E0 001 以外 *
ADCHE
ADE5
0
PFR3
PFR36
1
EPFR3
OUT6E2 ∼ OUT6E0
001
EPFR27
TIOA15E1,TIOA15E0 01 以外 *
EPFR13
SCK7E1,SCK7E0
01 以外 *
PFR7
PFR76
1
EPFR3
OUT6E2 ∼ OUT6E0
010
ADCHE
ADE6
0
PFR3
PFR37
1
EPFR3
OUT7E2 ∼ OUT7E0
001
PFR7
PFR77
1
EPFR3
OUT7E2 ∼ OUT7E0
010
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
001 以外 *
ADCHE
ADE7
0
設定禁止値を書込みしないでください。詳細は「第 13 章 I/O ポート」を参照し
てください。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
37
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
■ 16 ビットリロードタイマ
16 ビットリロードタイマは , チャネルごとに TMI/TMO 端子が 2 本ずつ用意されてい
ます。
チャネルごとに使用する TMI /TMO 端子を 1 本ずつ選択できます。ただし , 同じチャ
ネルで使用する端子は , 同じポート番号に割り当てられている端子を選択してくださ
い。
TMI 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 16 ビットリロードタイマの動作を許可 ( 詳細は ,「第 20 章 16 ビットリロードタイ
マ」を参照してください。)
TMO 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
0 番ポート TMI0
TMO0
1 番ポート
TMI0_1
TMO0_1
38
レジスタ名
DDR7
ビット名
DDR75
書込み値
0
PFR7
PFR75
0
EPFR33
TMI0E
0
ADCHE
ADE5
0
PFR7
PFR72
1
EPFR33
TMO0E1, TMO0E0
01
ADCHE
ADE2
0
DDRA
DDRA5
0
EPFR33
TMI0E
1
ADCHE
ADE21
0
PFRA
PFRA2
1
EPFR33
TMO0E1, TMO0E0
10
ADCHE
ADE18
0
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
1
TMI1
0 番ポート
TMO1
1 番ポート
TMI1_1
TMO1_1
2
0 番ポート
TMI2
TMO2
1 番ポート
TMI2_1
TMO2_1
CM71-10151-2
レジスタ名
DDR7
ビット名
DDR76
書込み値
0
PFR7
PFR76
0
EPFR33
TMI1E
0
ADCHE
ADE6
0
PFR7
PFR73
1
EPFR33
TMO1E1, TMO1E0
01
ADCHE
ADE3
0
DDRA
DDRA6
0
PFRA
PFRA6
0
EPFR33
TMI1E
1
ADCHE
ADE22
0
PFRA
PFRA3
1
EPFR33
TMO1E1, TMO1E0
10
ADCHE
ADE19
0
DDR7
DDR77
0
PFR7
PFR77
0
EPFR34
TMI2E
0
ADCHE
ADE7
0
PFR7
PFR74
1
EPFR34
TMO2E1, TMO2E0
01
ADCHE
ADE4
0
DDRA
DDRA7
0
PFRA
PFRA7
0
EPFR34
TMI2E
1
ADCHE
ADE23
0
PFRA
PFRA4
1
EPFR34
TMO2E1, TMO2E0
10
ADCHE
ADE20
0
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
39
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
■ ベースタイマ
ベースタイマは , チャネルごとに TIOA/TIOB 端子が 1 本ずつ用意されています。
チャネルごとに使用する TIOA/TIOB 端子を 1 本ずつ選択できます。ただし , 同じチャ
ネルで使用する端子は , 同じポート番号に割り当てられている端子を選択してくださ
い。
TIOA/TIOB 端子を入力に使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. ベースタイマの動作を許可 ( 詳細は ,「第 22 章 ベースタイマ」を参照してください。)
TIOA 端子を出力で使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
TIOA0
0 番ポート
TIOB0
1
0 番ポート
TIOA1
TIOB1
2
0 番ポート
TIOA2
TIOB2
40
レジスタ名
ビット名
PFR0
PFR00
1
EPFR20
TIOA0E1, TIOA0E0
01
EPFR6
SOUT0E2∼SOUT0E0 010 以外 *
PFR0
PFR01
0
DDR0
DDR01
0
EPFR20
TIOB0E
0
PFR0
PFR02
入力時:0
出力時:1
DDR0
DDR02
0 (入力時のみ)
EPFR20
TIOA1E1, TIOA1E0
01
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
010 以外 *
PFR0
PFR03
0
DDR0
DDR03
0
EPFR20
TIOB1E
0
PFR0
PFR04
1
EPFR21
TIOA2E1, TIOA2E0
01
EPFR7
SOUT1E1,SOUT1E0
01 以外 *
PFR0
PFR05
0
DDR0
DDR05
0
EPFR21
TIOB2E
0
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
書込み値
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
3
TIOA3
0 番ポート
TIOB3
4
0 番ポート
TIOA4
TIOB4
5
0 番ポート
TIOA5
TIOB5
6
0 番ポート
TIOA6
TIOB6
7
0 番ポート
TIOA7
TIOB7
8
0 番ポート
TIOA8
TIOB8
CM71-10151-2
レジスタ名
ビット名
PFR0
PFR06
書込み値
入力時:0
出力時:1
DDR0
DDR06
0 (入力時のみ)
EPFR21
TIOA3E1, TIOA3E0
01
EPFR7
SCK1E1,SCK1E0
01 以外 *
PFR0
PFR07
0
DDR0
DDR07
0
EPFR21
TIOB3E
0
PFR1
PFR10
1
EPFR22
TIOA4E1, TIOA4E0
01
EPFR8
SOUT2E1,SOUT2E0
01 以外 *
PFR1
PFR11
0
DDR1
DDR11
0
EPFR22
TIOB4E
0
PFR1
PFR12
入力時:0
出力時:1
DDR1
DDR12
0 (入力時のみ)
EPFR22
TIOA5E1, TIOA5E0
01
EPFR8
SCK2E1,SCK2E0
01 以外 *
PFR1
PFR13
0
DDR1
DDR13
0
EPFR22
TIOB5E
0
PFR1
PFR14
1
EPFR23
TIOA6E1, TIOA6E0
01
EPFR9
SOUT3E1,SOUT3E0
01 以外 *
PFR1
PFR15
0
DDR1
DDR15
0
EPFR23
TIOB6E
0
PFR1
PFR16
入力時:0
出力時:1
DDR1
DDR16
0 (入力時のみ)
EPFR23
TIOA7E1, TIOA7E0
01
EPFR9
SCK3E1,SCK3E0
01 以外 *
PFR1
PFR17
0
DDR1
DDR17
0
EPFR23
TIOB7E
0
PFR2
PFR20
1
EPFR24
TIOA8E1, TIOA8E0
01
EPFR10
SOUT4E1,SOUT4E0
01 以外 *
PFR2
PFR21
0
DDR2
DDR21
0
EPFR24
TIOB8E
0
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
41
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
9
TIOA9
0 番ポート
TIOB9
10
0 番ポート
TIOA10
TIOB10
11
0 番ポート
TIOA11
TIOB11
12
0 番ポート
TIOA12
TIOB12
13
0 番ポート
TIOA13
TIOB13
14
0 番ポート
TIOA14
TIOB14
42
レジスタ名
ビット名
PFR2
PFR22
書込み値
入力時:0
出力時:1
DDR2
DDR22
0 (入力時のみ)
EPFR24
TIOA9E1, TIOA9E0
01
EPFR10
SCK4E1,SCK4E0
01 以外 *
PFR2
PFR23
0
DDR2
DDR23
0
EPFR24
TIOB9E
0
PFR2
PFR24
1
EPFR25
TIOA10E1, TIOA10E0 01
EPFR11
SOUT5E1,SOUT5E0
01 以外 *
PFR2
PFR25
0
DDR2
DDR25
0
EPFR25
TIOB10E
0
PFR2
PFR26
入力時:0
出力時:1
DDR2
DDR26
0 (入力時のみ)
EPFR25
TIOA11E1, TIOA11E0 01
EPFR11
SCK5E1,SCK5E0
01 以外 *
PFR2
PFR27
0
DDR2
DDR27
0
EPFR25
TIOB11E
0
PFR3
PFR30
1
EPFR26
TIOA12E1, TIOA12E0 01
EPFR12
SOUT6E1,SOUT6E0
01 以外 *
PFR3
PFR31
0
DDR3
DDR31
0
EPFR26
TIOB12E
0
PFR3
PFR32
入力時:0
出力時:1
DDR3
DDR32
0 (入力時のみ)
EPFR26
TIOA13E1, TIOA13E0 01
EPFR12
SCK6E1,SCK6E0
01 以外 *
PFR3
PFR33
0
DDR3
DDR33
0
EPFR26
TIOB13E
0
PFR3
PFR34
1
EPFR27
TIOA14E1, TIOA14E0 01
EPFR13
SOUT7E1,SOUT7E0
01 以外 *
PFR3
PFR35
0
DDR3
DDR35
0
EPFR27
TIOB14E
0
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
15
TIOA15
0 番ポート
TIOB15
*:
レジスタ名
ビット名
PFR3
PFR36
書込み値
入力時:0
出力時:1
DDR3
DDR36
EPFR27
TIOA15E1, TIOA15E0 01
EPFR13
SCK7E1,SCK7E0
01 以外 *
PFR3
PFR37
0
DDR3
DDR37
0
EPFR27
TIOB15E
0
0 (入力時のみ)
設定禁止値を書込みしないでください。詳細は「第 13 章 I/O ポート」を参照し
てください。
■ アップダウンカウンタ
アップダウンカウンタは , チャネルごとに AIN/BIN/ZIN 端子が 2 本ずつ用意されてい
ます。
チャネルごとに使用する AIN/BIN/ZIN 端子を 1 本ずつ選択できます。ただし , 同じチャ
ネルで使用する端子は , 同じポート番号に割り当てられている端子を選択してくださ
い。
AIN/BIN/ZIN 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. アップダウンカウンタの動作を許可 ( 詳細は ,「第 23 章 アップダウンカウンタ」を
参照してください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
0 番ポート AIN0
BIN0
ZIN0
1 番ポート
AIN0_1
BIN0_1
ZIN0_1
CM71-10151-2
レジスタ名
DDR1
ビット名
DDR10
書込み値
0
PFR1
PFR10
0
EPFR18
UDIN0E1, UDIN0E0
00
DDR1
DDR11
0
PFR1
PFR11
0
EPFR18
UDIN0E1, UDIN0E0
00
DDR1
DDR12
0
PFR1
PFR12
0
EPFR18
UDIN0E1, UDIN0E0
00
DDR5
DDR50
0
PFR5
PFR50
0
EPFR18
UDIN0E1, UDIN0E0
01
DDR5
DDR51
0
PFR5
PFR51
0
EPFR18
UDIN0E1, UDIN0E0
01
DDR5
DDR52
0
PFR5
PFR52
0
EPFR18
UDIN0E1, UDIN0E0
01
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
43
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
1
AIN1
0 番ポート
BIN1
ZIN1
1 番ポート
AIN1_1
BIN1_1
ZIN1_1
2
0 番ポート
AIN2
BIN2
ZIN2
1 番ポート
AIN2_1
BIN2_1
ZIN2_1
44
レジスタ名
DDR1
ビット名
DDR14
書込み値
0
PFR1
PFR14
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
00
DDR1
DDR15
0
PFR1
PFR15
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
00
DDR1
DDR16
0
PFR1
PFR16
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
00
DDR5
DDR54
0
PFR5
PFR54
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
01
DDR5
DDR55
0
PFR5
PFR55
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
01
DDR5
DDR56
0
PFR5
PFR56
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
01
DDR2
DDR20
0
PFR2
PFR20
0
EPFR18
UDIN2E1, UDIN2E0
00
DDR2
DDR21
0
PFR2
PFR21
0
EPFR18
UDIN2E1, UDIN2E0
00
DDR2
DDR22
0
PFR2
PFR22
0
EPFR18
UDIN2E1, UDIN2E0
00
DDR6
DDR60
0
EPFR18
UDIN2E1, UDIN2E0
01
DDR6
DDR61
0
PFR6
PFR61
0
EPFR18
UDIN2E1, UDIN2E0
01
DDR6
DDR62
0
EPFR18
UDIN2E1, UDIN2E0
01
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
3
AIN3
0 番ポート
BIN3
ZIN3
1 番ポート
AIN3_1
BIN3_1
ZIN3_1
CM71-10151-2
レジスタ名
DDR2
ビット名
DDR24
書込み値
0
PFR2
PFR24
0
EPFR18
UDIN3E1, UDIN3E0
00
DDR2
DDR25
0
PFR2
PFR25
0
EPFR18
UDIN3E1, UDIN3E0
00
DDR2
DDR26
0
PFR2
PFR26
0
EPFR18
UDIN3E1, UDIN3E0
00
DDR6
DDR64
0
PFR6
PFR64
0
EPFR18
UDIN3E1, UDIN3E0
01
DDR6
DDR65
0
EPFR18
UDIN3E1, UDIN3E0
01
DDR6
DDR66
0
PFR6
PFR66
0
EPFR18
UDIN3E1, UDIN3E0
01
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
45
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
■ 10 ビット A/D コンバータ
•
AN 端子
端子名
AN0 ∼ AN7
レジスタ名
ADCHE
ビット名
ADE0 ∼ ADE7
1
書込み値
AN8 ∼ AN15
ADCHE
ADE8 ∼ ADE15
1
ADCHE:A/D チャネルイネーブルレジスタ
•
ADTRG0 端子
10 ビット A/D コンバータの ADTRG0 端子は , 3 本用意されています。
使用する端子を 1 本選択できます。
ADTRG0 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 10 ビット A/D コンバータの動作を許可 ( 詳細は ,「第 24 章 10 ビット A/D コンバー
タ」を参照してください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
ユニット ポート番号
端子名
0
0 番ポート ADTRG0
1 番ポート ADTRG0_1
2 番ポート ADTRG0_2
レジスタ名
ビット名
DDR5
DDR55
書込み値
0
PFR5
PFR55
0
EPFR19
ADTRG0E2 ∼ ADTRG0E0 000
DDR6
DDR65
EPFR19
ADTRG0E2 ∼ ADTRG0E0 001
DDRK
DDRK2
EPFR19
ADTRG0E2 ∼ ADTRG0E0 010
0
0
■ 8 ビット D/A コンバータ
端子名
DA0, DA1
レジスタ名
DACR0, DACR1
ビット名
DAE
書込み値
1
DACR:D/A コントロールレジスタ
46
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
■ マルチファンクションシリアルインタフェース
マルチファンクションシリアルインタフェースは , 1 チャネルに対し , 複数の SCK 端
子 , SIN 端子 , SOUT 端子が用意されています。
チャネルごとに使用する SCK/SIN/SOUT 端子を 1 本ずつ選択できます。ただし , 同じ
チャネルで使用する端子は , 同じポート番号に割り当てられている端子を選択してく
ださい。
SIN/SCK 端子を入力に使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. マルチファンクションシリアルインタフェースの動作を許可 ( 詳細は ,「第 26 章 マ
ルチファンクションシリアル インタフェース」を参照してください。)
SOUT/SCK 端子を出力で使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
47
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号 端子名
0
0 番ポート SCK0
SIN0
SOUT0
1 番ポート SCK0_1
SIN0_1
SOUT0_1
1
0 番ポート SCK1
(SCL1)
SIN1
SOUT1
(SDA1)
48
レジスタ名
ビット名
PFR7
PFR77
書込み値
SCK 入力時:0
SCK 出力時:1
DDR7
DDR77
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
001
SMR0
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
ADCHE
ADE7
0
DDR7
DDR76
0
PFR7
PFR76
0
EPFR6
SIN0E1, SIN0E0
00
ADCHE
ADE6
0
PFR7
PFR75
1
EPFR6
SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 001
SMR0
SOE
1
ADCHE
ADE5
0
PFR0
PFR02
SCK 入力時:0
SCK 出力時:1
DDR0
DDR02
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
010
SMR0
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
DDR0
DDR01
0
PFR0
PFR01
0
EPFR6
SIN0E1, SIN0E0
01
PFR0
PFR00
1
EPFR6
SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 010
SMR0
SOE
1
PFR0
PFR06
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR0
DDR06
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR7
SCK1E1, SCK1E0
01
SMR1
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR0
DDR05
0
PFR0
PFR05
0
EPFR7
SIN1E
0
PFR0
PFR04
1
EPFR7
SOUT1E1, SOUT1E0
01
SMR1
SOE
1
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号 端子名
2
0 番ポート SCK2
(SCL2)
レジスタ名
ビット名
PFR1
PFR12
DDR1
SIN2
SOUT2
(SDA2)
3
0 番ポート SCK3
(SCL3)
SIN3
SOUT3
(SDA3)
4
0 番ポート SCK4
(SCL4)
SIN4
SOUT4
(SDA4)
CM71-10151-2
書込み値
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR12
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR8
SCK2E1, SCK2E0
01
SMR2
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR1
DDR11
0
PFR1
PFR11
0
EPFR8
SIN2E
0
PFR1
PFR10
1
EPFR8
SOUT2E1, SOUT2E0
01
SMR2
SOE
1
PFR1
PFR16
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR1
DDR16
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR9
SCK3E1, SCK3E0
01
SMR3
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR1
DDR15
0
PFR1
PFR15
0
EPFR9
SIN3E
0
PFR1
PFR14
1
EPFR9
SOUT3E1, SOUT3E0
01
SMR3
SOE
1
PFR2
PFR22
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR2
DDR22
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR10
SCK4E1, SCK4E0
01
SMR4
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR2
DDR21
0
PFR2
PFR21
0
EPFR10
SIN4E
0
PFR2
PFR20
1
EPFR10
SOUT4E1, SOUT4E0
01
SMR4
SOE
1
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
49
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号 端子名
5
0 番ポート SCK5
(SCL5)
SIN5
SOUT5
(SDA5)
6
0 番ポート SCK6
(SCL6)
SIN6
SOUT6
(SDA6)
7
0 番ポート SCK7
(SCL7)
SIN7
SOUT7
(SDA7)
50
レジスタ名
ビット名
PFR2
PFR26
書込み値
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR2
DDR26
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR11
SCK5E1, SCK5E0
01
SMR5
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR2
DDR25
0
PFR2
PFR25
0
EPFR11
SIN5E
0
PFR2
PFR24
1
EPFR11
SOUT5E1, SOUT5E0
01
SMR5
SOE
1
PFR3
PFR32
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR3
DDR32
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR12
SCK6E1, SCK6E0
01
SMR6
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR3
DDR31
0
PFR3
PFR31
0
EPFR12
SIN6E
0
PFR3
PFR30
1
EPFR12
SOUT6E1, SOUT6E0
01
SMR6
SOE
1
PFR3
PFR36
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR3
DDR36
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR13
SCK7E1, SCK7E0
01
SMR7
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR3
DDR35
0
PFR3
PFR35
0
EPFR13
SIN7E
0
PFR3
PFR34
1
EPFR13
SOUT7E1, SOUT7E0
01
SMR7
SOE
1
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号 端子名
8
0 番ポート SCK8
(SCL8)
SIN8
SOUT8
(SDA8)
9
0 番ポート SCK9
(SCL9)
SIN9
SOUT9
(SDA9)
CM71-10151-2
レジスタ名
ビット名
PFR4
PFR42
書込み値
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR4
DDR42
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR14
SCK8E1, SCK8E0
01
SMR8
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR4
DDR41
0
PFR4
PFR41
0
EPFR14
SIN8E
0
PFR4
PFR40
1
EPFR14
SOUT8E1, SOUT8E0
01
SMR8
SOE
1
PFR4
PFR46
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR4
DDR46
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR15
SCK9E1, SCK9E0
01
SMR9
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR4
DDR45
0
PFR4
PFR45
0
EPFR15
SIN9E
0
PFR4
PFR44
1
EPFR15
SOUT9E1, SOUT9E0
01
SMR9
SOE
1
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
51
第 2 章 MB91625 シリーズの端子
2.4
MB91625 シリーズ
チャネル ポート番号 端子名
10
0 番ポート SCK10
(SCL10)
レジスタ名
ビット名
PFR5
PFR52
DDR5
SIN10
SOUT10
(SDA10)
11
0 番ポート SCK11
(SCL11)
SIN11
SOUT11
(SDA11)
書込み値
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR52
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR16
SCK10E1, SCK10E0
01
SMR10
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR5
DDR51
0
PFR5
PFR51
0
EPFR16
SIN10E
0
PFR5
PFR50
1
EPFR16
SOUT10E1, SOUT10E0 01
SMR10
SOE
1
PFR5
PFR56
SCK 入力時:0
SCK 出力時ま
たは SCL 時:1
DDR5
DDR56
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR17
SCK11E1, SCK11E0
01
SMR11
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR5
DDR55
0
PFR5
PFR55
0
EPFR17
SIN11E
0
PFR5
PFR54
1
EPFR17
SOUT11E1,
SOUT11E0
01
SMR11
SOE
1
SMR:シリアルモードレジスタ
< 注意事項 >
動作モードによって , 有効となる端子が変わります。詳細は「第 26 章 マルチファンク
ションシリアル インタフェース」を参照してください。
52
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 3 章 CPU
FR80 ファミリ CPU の機能を知るために , アーキテ
クチャ , 仕様 , 命令などの基本的な事柄について説
明します。
3.1 メモリ空間
3.2 内部アーキテクチャの特長
3.3 動作モード
3.4 パイプライン
3.5 命令概要
3.6 基本プログラミングモデル
3.7 レジスタ
3.8 データ構造
3.9 アドレッシング
3.10 分岐命令
3.11 EIT ( 例外・割込み・トラップ )
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
53
第 3 章 CPU
3.1
3.1
MB91625 シリーズ
メモリ空間
FR80 ファミリ CPU の論理アドレスは 4G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセス
を行います。
■ ダイレクトアドレッシング領域
アドレス空間の0000 0000H∼0000 03FFHをダイレクトアドレッシング領域とよびます。
この領域は , 命令中で直接オペランドを指定できます。
アクセスするデータのサイズによって , ダイレクトアドレッシング領域は次のように
なります。
54
•
バイトデータアクセス:0000 0000H ∼ 0000 00FFH
•
ハーフワードデータアクセス:0000 0000H ∼ 0000 01FFH
•
ワードデータアクセス:0000 0000H ∼ 0000 03FFH
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 3 章 CPU
3.1
MB91625 シリーズ
■ メモリマップ
MB91625 シリーズのメモリマップを図 3.1-1 に示します。
図 3.1-1 メモリマップ
MB91F627
Flash 512 K バイト
RAM 48 K バイト
0000 0000H
I/O 領域
( ダイレクト
アドレッシング )
I/O 領域
I/O 領域
0001 0000H
0001 0000H
予約
予約
予約
0003 4000H
0003 4000H
内蔵 RAM 領域
48 K バイト
内蔵 RAM 領域
48 K バイト
0004 0000H
予約
0003 8000H
0004 0000H
内蔵 RAM 領域
32K バイト
予約
予約
0008 0000H
0008 0000H
000C 0000H
Flash 領域
512 K バ イト
小セクタ領域
ROM 領域
512 K バ イト
0010 0000H
予約
FFFF FFFFH
0000 0400H
0000 0400H
0001 0000H
000F 8000H
0010 0000H
I/O 領域
( ダイレクト
アドレッシング )
I/O 領域
( ダイレクト
アドレッシング )
I/O 領域
0004 0000H
0000 0000H
0000 0000H
0000 0400H
MB91F625
Flash 256 K バイト
RAM 32 K バイト
MB91627
ROM 512 K バイト
RAM 48 K バイト
000F 8000H
0010 0000H
予約
FFFF FFFFH
Flash 領域
256 K バ イト
小セクタ領域
予約
FFFF FFFFH
<注意事項>
•
•
CM71-10151-2
フラッシュメモリの小セクタ領域については , 「第 30 章 フラッシュメモリ」を参照
してください。
小セクタ領域は , フラッシュメモリ品のみ関係します。
予約領域にはアクセスしないでください。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
55
第 3 章 CPU
3.2
3.2
MB91625 シリーズ
内部アーキテクチャの特長
FR80 ファミリ CPU は , RISC アーキテクチャを採用すると同時に , 組込み用途に向けた高機
能命令を導入した高性能コアです。
•
RISC アーキテクチャの採用
基本命令 1 命令 1 サイクル
•
32 ビットアーキテクチャ
汎用レジスタ 32 ビット× 16 本
•
4G バイトのリニアなメモリ空間
•
乗算器の内蔵
•
•
•
-
32 ビット× 32 ビット乗算 5 サイクル
-
16 ビット× 16 ビット乗算 3 サイクル
割込み処理機能の強化
-
高速応答速度 (6 サイクル )
-
多重割込みのサポート
-
レベルマスク機能 (16 レベル )
I/O 操作用命令の強化
-
メモリ−メモリ転送命令
-
ビット処理命令
高いコード効率
-
基本命令語長 16 ビット
•
FR60 ファミリと基本命令互換
•
FR60 ファミリに対し次の命令を追加
-
•
•
ビットサーチ命令 (SRCH0, SRCH1, SRCHC)
FR60 ファミリから次の命令を削除
-
コプロ命令 (COPOP, COPLD, COPST, COPSV)
-
リソース命令 (LDRES, STRES)
ノンブロッキングロード
最大で 4 つのロード命令を先行して発行可能
56
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 3 章 CPU
3.3
MB91625 シリーズ
3.3
動作モード
本シリーズの動作モードについて説明します。
本シリーズは以下の動作モードを持ち , デバイス起動時に動作モードを選択できます。
•
ユーザシングルチップモード
•
シリアル書込みモード
本シリーズの動作モードを表 3.3-1 に示します。
表 3.3-1 動作モード
MD 端子
MD1
0
CM71-10151-2
制御端子
MD0
動作モード
P75
0
X
ユーザシングルチップモード
1
1
シリアル書込みモード
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
57
第 3 章 CPU
3.4
MB91625 シリーズ
パイプライン
3.4
FR80 ファミリ CPU は 32 ビット RISC の FR アーキテクチャをコンパクトにインプリメント
したものです。
通常命令実行パイプラインに加えてメモリロード用パイプラインを追加することにより ,
ロード命令実行中のパイプラインハザードの低減を行います。
1 サイクルあたり 1 命令の実行を行うため , 5 段階の命令パイプライン方式を採用して
います。パイプラインは次のステージから構成されています。
•
命令フェッチステージ (IF) :出力したアドレスの命令を取得します。
•
命令デコードステージ (ID) :フェッチした命令をデコードします。レジスタの読出
しも行います。
•
実行ステージ (EX) :デコードした命令を実行します。
•
メモリアクセスステージ (MA) :対象となるメモリにアクセスします。
•
レジスタ書込みステージ (WB):演算結果 ( またはロードされたメモリデータ ) をレ
ジスタに書き込みます。
メモリロード用のパイプラインを追加しているため , メモリアクセスを行わない命令
の MA, WB ステージと LD 命令の MA, WB ステージは重なることができます。
命令の実行は , 原則として 1 サイクルあたり 1 命令の速度で行われます。ただし , メモ
リウェイトを伴ったロード・ストア命令 , 遅延スロットを持たない分岐命令 , 複数サイ
クル命令では命令の実行に複数のサイクルが必要となります。また , 命令の供給が遅い
場合も命令の実行速度が低下します。
( 例 1)
CLK
①
LD
@R10,R1
②
LDI:8
#0x02,R2
③
CMP
R1,R2
④
BNE:D
Label_G
⑤
ADD
#0x1,R1
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
例 1:③の CMP 命令で①の LD 命令を書き込む R1 を使用しているがデータが 1 サイクルで返って
きているため , 順番通りに命令を実行します。
ロード系動作では , ロードしたデータの読込みが終了するまで MA ステージが延長さ
れます。
ただし , ロードで使用するレジスタを , 以降の命令で使用しない場合はそのまま命令を
実行します。
58
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 3 章 CPU
3.4
MB91625 シリーズ
( 例 2)
CLK
① LD
@R10,R1
② LDI:8
#0x02,R2
③ CMP
R1,R2
④ BNE:D
Label_G
⑤ ADD
#0x1,R1
IF
ID
EX
MA
MA
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
ID
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
例 2:③の CMP 命令で①の LD 命令を書込む R1 を使用しているがデータが 1 サイクルで返ってこ
ない場合 , ②の LDI:8 命令まで実行し , CMP はレジスタコンフリクトにより ID ステージで待
たされます。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
59
第 3 章 CPU
3.5
3.5
MB91625 シリーズ
命令概要
FR80 ファミリ CPU は , 一般的な RISC の命令体系に加え , 組み込み用途に最適化された論
理演算とビット操作命令およびダイレクトアドレッシング命令をサポートしています。
各命令は 16 ビット長 ( 一部命令は 32, 48 ビット長 ) ですので , 優れたメモリ使用効率を持ち
ます。
命令セットは次の機能グループに分けることができます。
3.5.1
•
算術演算
•
ロードとストア
•
分岐
•
論理演算とビット操作
•
ダイレクトアドレッシング
•
ビットサーチ
•
その他
算術演算
標準の算術演算命令 ( 加算 , 減算 , 比較 ) およびシフト命令 ( 論理シフト , 算術演算シフ
ト ) があります。加算と減算については , 多ワード長演算 (32 ビット以上のデータの演
算 ) で使用するキャリ付演算や, アドレス計算に便利なフラグ値を変化させない演算も
可能です。
さらに , 32 ビット× 32 ビット , 16 ビット× 16 ビットの乗算命令と , 32 ビット÷ 32
ビットのステップ除算命令を持ちます。
また , レジスタに即値をセットする即値転送命令や , レジスタ間転送命令も備えていま
す。
算術演算命令はすべて CPU 内の汎用レジスタおよび乗除算レジスタを用いて演算を行
います。
3.5.2
ロードとストア
ロードとストアは外部メモリに対して読出しと書込みを行う命令です。また , チップ内
の周辺機能の読出しと書込みにも使用されます。
ロードとストアはバイト , ハーフワード , ワードの 3 種類のアクセス長を持ちます。ま
た一般的なレジスタ間接のメモリアドレッシングに加え , 一部の命令についてはディ
スプレースメント付レジスタ間接やレジスタインクリメント・デクリメント付レジス
タ間接のメモリアドレッシングも可能です。
60
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
3.5.3
第 3 章 CPU
3.5
分岐
分岐 , コール , 割込みおよび復帰の命令です。分岐命令は , 遅延スロットを持つものと
持たないものがあり , 用途に応じて最適化を行うことができます。分岐命令の詳細につ
いては , 「3.10 分岐命令」を参照してください。
3.5.4
論理演算とビット操作
論理演算命令は汎用レジスタ間 , または汎用レジスタとメモリ ( および I/O) 間で AND,
OR, EOR の論理演算を行うことが可能です。またビット操作命令はメモリ ( および
I/O) の内容を直接操作することができます。メモリアドレッシングは一般的なレジス
タ間接です。
3.5.5
ダイレクトアドレッシング
ダイレクトアドレッシング命令は I/O と汎用レジスタ間 , または I/O とメモリ間のアク
セスに使用する命令です。I/O のアドレスをレジスタ間接ではなく命令中で直接指定す
ることにより , 高速 , 高効率なアクセスを行うことができます。一部の命令については
レジスタインクリメント・デクリメント付レジスタ間接のメモリアドレッシングも可
能です。
3.5.6
ビットサーチ
ビットサーチ命令は 32 ビットのデータを MSB から探索を行い , 最初に見つかった "1"
または "0" のビット位置をレジスタに示すことができます。また , MSB の値と比較を
行い , 最初に見つかった MSB と異なる値のビット位置をレジスタに示すことができま
す。
3.5.7
その他
PS レジスタ内のフラグ設定 , スタック操作 , 符号 / ゼロ拡張などを行う命令がありま
す。また高級言語対応の関数入口 / 出口 , レジスタマルチロード / ストア命令も備えて
います。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
61
第 3 章 CPU
3.6
3.6
MB91625 シリーズ
基本プログラミングモデル
基本プログラミングモデルを図 3.6-1 に示します。
図 3.6-1 基本プログラミングモデル
32 ビット
汎用レジスタ
R0
初期値
XXXX XXXXH
R1
XXXX XXXXH
R2
XXXX XXXXH
R3
XXXX XXXXH
R4
XXXX XXXXH
R5
XXXX XXXXH
R6
XXXX XXXXH
R7
XXXX XXXXH
R8
XXXX XXXXH
R9
XXXX XXXXH
R10
XXXX XXXXH
R11
XXXX XXXXH
R12
XXXX XXXXH
R13
AC
XXXX XXXXH
R14
FP
XXXX XXXXH
R15
SP
0000 0000H
XXXX XXXXH
プログラムカウンタ (PC)
プログラムステータス (PS)
−
ILM
−
SCR
CCR
テーブルベースレジスタ (TBR)
000F FC00 H
リターンポインタ (RP)
XXXX XXXXH
システムスタックポインタ (SSP)
0000 0000H
ユーザスタックポインタ (USP)
XXXX XXXXH
乗除算結果
レジスタ
62
(MDH)
XXXX XXXXH
(MDL)
XXXX XXXXH
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第 3 章 CPU
3.7
MB91625 シリーズ
3.7
レジスタ
汎用レジスタおよび , 特定の目的のために使用する専用レジスタで構成されています。
3.7.1
汎用レジスタ (R0 ∼ R15)
R0 ∼ R15 は汎用レジスタです。各種演算におけるアキュムレータ , およびメモリアクセスの
ポインタとして使用されます。
汎用レジスタ (R0 ∼ R15) のビット構成を図 3.7-1 に示します。
図 3.7-1 汎用レジスタ (R0 ∼ R15) のビット構成
32 ビット
R0
初期値
XXXX XXXXH
R1
XXXX XXXXH
R2
XXXX XXXXH
R3
XXXX XXXXH
R4
XXXX XXXXH
R5
XXXX XXXXH
R6
XXXX XXXXH
R7
XXXX XXXXH
R8
XXXX XXXXH
R9
XXXX XXXXH
R10
XXXX XXXXH
R11
XXXX XXXXH
R12
XXXX XXXXH
R13
AC
XXXX XXXXH
R14
FP
XXXX XXXXH
R15
SP
0000 0000H
16本のレジスタのうち, 以下に示すレジスタは特殊な用途を想定しており, そのために
一部の命令が強化されています。リセット時の初期値については , 図 3.7-1 を参照して
ください。
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•
R13:AC ( 仮想アキュムレータ )
•
R14:FP ( フレームポインタ )
•
R15:SP ( スタックポインタ )
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63
第 3 章 CPU
3.7
3.7.2
MB91625 シリーズ
プログラムステータスレジスタ (PS)
プログラムステータスを保持するレジスタで , 割込みレベルマスクレジスタ (ILM), システム
コンディションコードレジスタ (SCR) および , コンディションコードレジスタ (CCR) の 3 つ
のパートに分かれています。
プログラムステータスレジスタ (PS) のビット構成を図 3.7-2 に示します。
図 3.7-2 プログラムステータスレジスタ (PS) のビット構成
bit 31
21 20
未定義
16 15
ILM
11 10
未定義
8 7
SCR
0
CCR
[bit31 ∼ bit21, bit15 ∼ bit11] 未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
常に "0" が読み出されます。
[bit20 ∼ bit16] 割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
「■割込みレベルマスクレジスタ (ILM)」を参照してください。
[bit10 ∼ bit8] システムコンディションコードレジスタ (SCR)
「■システムコンディションレジスタ (SCR)」を参照してください。
[bit7 ∼ bit0] コンディションコードレジスタ (CCR)
「■ コンディションコードレジスタ (CCR)」を参照してください。
64
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第 3 章 CPU
3.7
MB91625 シリーズ
■ コンディションコードレジスタ (CCR)
コンディションコードレジスタ (CCR) のビット構成を図 3.7-3 に示します。
図 3.7-3 コンディションコードレジスタ (CCR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
S
I
N
Z
V
C
−
0
−
0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
X
X
X
X
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit7, bit6]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
常に "0" が読み出されます。
[bit5]:S ( スタックフラグ )
汎用レジスタ 15 (R15) として使用されるスタックポインタを指定します。
S
説明
0
システムスタックポインタ (SSP)が汎用レジスタ15 (R15)として使用されます。
EIT 発生時 , 自動的に "0" にクリアされます。
( ただし , スタックに退避される値は , クリアされる前の値です。)
1
ユーザスタックポインタ (USP) が汎用レジスタ 15 (R15) として使用されます。
このビットはリセットにより "0" にクリアされます。
RETI 命令実行時は "0" を書き込んでください。
[bit4]:I ( 割込み許可フラグ )
ユーザ割込み要求の許可 / 禁止を制御します。
I
説明
0
ユーザ割込み要求を禁止します。
INT 命令実行時 , 自動的に "0" にクリアされます。
( ただし , スタックに退避される値は , クリアされる前の値です。)
1
ユーザ割込みを許可します。
ユーザ割込み要求のマスク処理は , 割込みレベルマスクレジスタ (ILM) の保持
する値により制御されます。
このビットはリセットにより "0" にクリアされます。
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第 3 章 CPU
3.7
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[bit3]:N ( ネガティブフラグ )
演算結果を 2 の補数で表現された整数とみなしたときの符号を示します。
N
説明
0
演算結果が正の値であったことを示します。
1
演算結果が負の値であったことを示します。
リセットによる初期状態は不定です。
[bit2]:Z ( ゼロフラグ )
演算結果が "0" であったかどうかを示します。
Z
説明
0
演算結果が "0" 以外の値であったことを示します。
1
演算結果が "0" であったことを示します。
リセットによる初期状態は不定です。
[bit1]:V ( オーバフローフラグ )
演算に用いたオペランドを 2 の補数で表現される整数であるとみなし , 演算の結果 ,
オーバフローが生じたかどうかを示します。
V
説明
0
演算の結果 , オーバフローは発生していません。
1
演算の結果 , オーバフローが発生しました。
リセットによる初期状態は不定です。
[bit0]:C ( キャリフラグ )
演算により , 最上位ビットからのキャリ , またはボローが発生したかどうかを示しま
す。
C
説明
0
キャリ , またはボローは発生していません。
1
キャリ , またはボローが発生しました。
リセットによる初期状態は不定です。
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第 3 章 CPU
3.7
MB91625 シリーズ
■ システムコンディションレジスタ (SCR)
システムコンディションレジスタ (SCR) のビット構成を図 3.7-4 に示します。
図 3.7-4 システムコンディションレジスタ (SCR) のビット構成
bit
属性
初期値
10
9
8
D1
D0
T
R/W
R/W
R/W
X
X
0
R/W:リード / ライト可能
X:不定
[bit 10, bit9]:D1, D0 ( ステップ除算用フラグ )
ステップ除算実行時の中間データを保持します。
除算処理の実行途中は , このビットを変更しないでください。
ステップ除算実行途中にほかの処理を行う場合は , プログラムステータスレジスタ
(PS) の値を退避・復帰することで , ステップ除算の再開が保証されます。
リセットによる初期状態は不定です。
< 注意事項 >
•
DIV0S 命令の実行により被除数と除数を参照して設定されます。
•
DIV0U 命令の実行により , 強制的にクリアされます。
[bit8]:T ( ステップトレーストラップフラグ )
ステップトレーストラップを有効にするかどうかを指定するフラグです。
T
説明
0
ステップトレーストラップは無効です。
1
ステップトレーストラップが有効です。
ユーザ割込み要求がすべて , 禁止されます。
このビットはリセットにより "0" にクリアされます。
ステップトレーストラップの機能はエミュレータが使用します。エミュレータ使用時 ,
ユーザプログラム中で使用することはできません。
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第 3 章 CPU
3.7
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■ 割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
割込みレベルマスク値を保持するレジスタです。このレジスタの保持する値がレベル
マスクに使用されます。
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) のビット構成を図 3.7-5 に示します。
図 3.7-5 割込みレベルマスクレジスタ (ILM) のビット構成
bit
属性
初期値
20
19
18
17
16
ILM4
ILM3
ILM2
ILM1
ILM0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
1
1
1
1
R/W:リード / ライト可能
CPU に入力される割込み要求の中で , 対応する割込みレベルが , このレジスタで示され
るレベルよりも強い場合にのみ割込み要求が受け付けられます。
レベル値は , "0" (00000B) が最強で , "31" (11111 B) が最弱です。
プログラムから設定可能な値には制限があります。
•
元の値が 16 ∼ 31 の場合:新たな値として設定できるのは 16 ∼ 31 です。
0 ∼ 15 を設定
した命令を実行すると , ( 指定した値+ 16) という値が転送されます。
•
元の値が 0 ∼ 15 の場合:0 ∼ 31 の任意の値が設定可能です。
このビットはリセットにより 15 (01111 B) に初期化されます。
プログラムカウンタ (PC)
3.7.3
プログラムカウンタ (PC) で , 実行している命令のアドレスを示すレジスタです。
プログラムカウンタ (PC) のビット構成を図 3.7-6 に示します。
図 3.7-6 プログラムカウンタ (PC) のビット構成
bit 31
0
初期値
XXXX XXXXH
命令の実行を伴う PC の更新時に , bit0 は "0" に設定されます。
分岐先アドレスとして奇数番地を指定して , bit0 を "1" にすることは禁止です。
命令は 2 の倍数のアドレスに置く必要があります。
リセットによる初期値は不定で , リセットベクタフェッチによりプログラム開始アド
レスが設定されます。
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第 3 章 CPU
3.7
MB91625 シリーズ
テーブルベースレジスタ (TBR)
3.7.4
EIT 処理の際に使用されるベクタテーブルの先頭アドレスを保持するレジスタです。
テーブルベースレジスタ (TBR) のビット構成を図 3.7-7 に示します。
図 3.7-7 テーブルベースレジスタ (TBR) のビット構成
bit 31
0
初期値
000F FC00H
リセットによる初期値は , "000F FC00 H" です。
リターンポインタ (RP)
3.7.5
このポインタで , サブルーチンから復帰するアドレスを保持します。
リターンポインタ (RP) のビット構成を図 3.7-8 に示します。
図 3.7-8 リターンポインタ (RP) のビット構成
bit 31
0
初期値
XXXX XXXXH
CALL 命令実行時 , プログラムカウンタ (PC) の値が , このレジスタに転送されます。
RET 命令実行時 , このレジスタの内容がプログラムカウンタ (PC) に転送されます。
システムスタックポインタ (SSP)
3.7.6
コンディションコードレジスタ (CCR) の S フラグが "0" のとき , R15 として機能します。
システムスタックポインタ (SSP) を明示的に指定することも可能です。
また , EIT 発生時に , プログラムステータスレジスタ (PS) とプログラムカウンタ (PC を退避
するスタックを指定するスタックポインタとしても使用されます。
システムスタックポインタ (SSP) のビット構成を図 3.7-9 に示します。
図 3.7-9 システムスタックポインタ (SSP) のビット構成
bit 31
0
初期値
0000 0000H
リセットによる初期値は , "0000 0000 H" です。
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第 3 章 CPU
3.7
MB91625 シリーズ
ユーザスタックポインタ (USP)
3.7.7
コンディションコードレジスタ (CCR) の S フラグが "1" のとき , R15 として機能します。
ユーザスタックポインタ (USP) を明示的に指定することも可能です。
ユーザスタックポインタ (USP) のビット構成を図 3.7-10 に示します。
図 3.7-10 ユーザスタックポインタ (USP) のビット構成
bit 31
0
初期値
XXXX XXXXH
リセットによる初期値は不定です。
RETI 命令で使用することはできません。
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第 3 章 CPU
3.7
MB91625 シリーズ
乗除算レジスタ (Multiply & Divide register)
3.7.8
乗除算用のレジスタで , それぞれ 32 ビット長です。
図 3.7-11 乗除算レジスタ (Multiply & Divide register) のビット構成
bit 31
0
MDH
初期値
XXXX XXXXH
MDL
XXXX XXXXH
リセットによる初期値は不定です。
● 乗算実行時
32 ビット× 32 ビットの乗算のとき , 64 ビット長の演算結果は , 次の配置で乗除算結果
格納レジスタに格納されます。
•
MDH:上位 32 ビット
•
MDL:下位 32 ビット
16 ビット× 16 ビットの乗算のときは , 次のように結果が格納されます。
•
MDH:不定
•
MDL:結果 32 ビット
● 除算実行時
計算開始時 , 被除数を MDL に格納します。
DIV0S, DIV0U, DIV1, DIV2, DIV3, DIV4S 命令の実行により除算を実行すると , 結果が
MDH と MDL に格納されます。
CM71-10151-2
•
MDH:剰余
•
MDL:商
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71
第 3 章 CPU
3.8
3.8
MB91625 シリーズ
データ構造
FR80 ファミリ CPU のデータ配置には , 次の 2 つがあります。
• ビットオーダリング
• バイトオーダリング
3.8.1
ビットオーダリング
FR80ファミリCPUでは, ビットオーダリングとして, リトルエンディアンを採用しています。
ビットオーダリングを図 3.8-1 に示します。
図 3.8-1 ビットオーダリング
31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
MSB
3.8.2
LSB
バイトオーダリング
FR80ファミリCPUでは, バイトオーダリングとして, ビッグエンディアンを採用しています。
バイトオーダリングを図 3.8-2 に示します。
図 3.8-2 バイトオーダリング
MSB
LSB
bit31
10101010
bit23
bit15
11001100
bit7
11111111
bit0
00010001
bit
7
72
0
n 番地
10101010
(n+1) 番地
11001100
(n+2) 番地
11111111
(n+3) 番地
00010001
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3.8.3
第 3 章 CPU
3.8
ワードアライメント
■ プログラムアクセス
FR80 ファミリ CPU のプログラムは , 2 の倍数のアドレスに配置する必要があります。
プログラムカウンタ (PC) の bit0 は , 命令の実行に伴うプログラムカウンタ (PC) の更新
時に , "0" に設定されます。分岐先アドレスとして奇数番地を指定して , bit0 を "1" にす
ることは禁止です。
命令は 2 の倍数のアドレスに置かなくてはなりません。
奇数アドレス例外はありません。
■ データアクセス
FR80 ファミリでは , データアクセスを行う際 , アクセスサイズにより以下のとおりの
アドレスとしてください。( ハードでアラインメントが行われません。)
ワードアクセス:アドレスは , 4 の倍数 ( 最下位 2 ビットは "00")
ハーフワードアクセス:アドレスは , 2 の倍数 ( 最下位 ビットは "0")
バイトアクセス:──
ワードおよびハーフワードデータアクセス時に , 実効アドレスの計算結果に対して上
記のアドレスとしてください。
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73
第 3 章 CPU
3.9
MB91625 シリーズ
アドレッシング
3.9
メモリ空間は 32 ビットリニアです。
メモリ空間を図 3.9-1 に示します。
図 3.9-1 メモリ空間
0000 0000H
バイトデータ
0000 0100H
ダイレクト
アドレッシング領域
ハーフワードデータ
0000 0200H
ワードデータ
0000 0400H
20 ビット
アドレッシング領域
000F FC00H
TBR
ベクタテーブル
000F FFFFH
32 ビット
アドレッシング領域
FFFF FFFFH
3.9.1
ダイレクトアドレッシング領域
メモリ空間の下記の領域は , I/O 用の領域です。この領域は , ダイレクトアドレッシングによ
り , 命令中で直接オペランドアドレスを指定することができます。
ダイレクトアドレス指定可能なアドレス領域の大きさは , データ長ごとに異なります。
74
•
バイトデータ ( 8 ビット ) …… 0 ∼ 0x0FF
•
ハーフワードデータ (16 ビット ) …… 0 ∼ 0x1FF
•
ワードデータ (32 ビット ) …… 0 ∼ 0x3FF
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第 3 章 CPU
3.9
MB91625 シリーズ
3.9.2
20 ビットアドレッシング領域
20 ビットアドレッシング領域 …… 0 ∼ 0xFFFFF
20 ビットアドレッシング領域内に , プログラム領域やデータ領域をすべて配置すると ,
コンパイル時にコンパクトで高速なプログラムが実現できます。
20 ビット通常分岐マクロ命令の展開例を以下に示します。
BRA20
label20,Ri
↓
コードサイズ
LDI:20
#label20,Ri
; 4 バイト
JMP
@Ri
; 2 バイト
計 6 バイト
詳細は , 「FR ファミリ SOFTUNE C/C++ コンパイラマニュアル V6 対応」を参照して
ください。
3.9.3
32 ビットアドレッシング領域
32 ビットアドレッシング領域 …… 0 ∼ 0xFFFFFFFF
20 ビットアドレッシング領域を超える範囲に , プログラム領域やデータ領域を配置す
ると , 20 ビットアドレッシング領域内で作成したプログラムよりもコードサイズが大
きくなります。
32 ビット通常分岐マクロ命令の展開例を以下に示します。
BRA32
label32,Ri
↓
コードサイズ
LDI:32
#label32,Ri
; 6 バイト
JMP
@Ri
; 2 バイト
計 8 バイト
詳細は , 「FR ファミリ SOFTUNE C/C++ コンパイラマニュアル V6 対応」を参照して
ください。
3.9.4
ベクタテーブル初期領域
000F FC00H ∼ 000F FFFFH の領域は EIT ベクタテーブル初期領域です。
EIT処理時に使用されるベクタテーブルは, テーブルベースレジスタ (TBR) を書換える
ことにより任意のアドレスに配置可能ですが , リセットによる初期化によってこのア
ドレスに配置されます。
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第 3 章 CPU
3.10
MB91625 シリーズ
3.10 分岐命令
FR80 ファミリ CPU では , 分岐命令に遅延スロット付きの動作と遅延スロットなしの動作を
指定できます。
3.10.1
遅延スロット付き動作
■ 命令
次に示す命令が , 遅延スロット付きの分岐動作を行います。
JMP:D
@Ri
/
CALL:D label12
/
CALL:D @Ri
/
RET:D
BRA:D
label9
/
BNO:D
label9
/
BEQ:D
label9
/
BNE:D
label9
BC:D
label9
/
BNC:D
label9
/
BN:D
label9
/
BP:D
label9
BV:D
label9
/
BNV:D
label9
/
BLT:D
label9
/
BGE:D
label9
BLE:D
label9
/
BGT:D
label9
/
BLS:D
label9
/
BHI:D
label9
■ 動作説明
分岐命令の直後 (「遅延スロット」とよびます ) に置かれた命令を実行した後に , 分岐
し , その後 , 分岐先の命令を実行します。分岐動作の前に遅延スロットの命令を実行す
るため , 見掛け上の実行速度が 1 サイクルとなります。その代わり , 遅延スロットに有
効な命令を入れることができないときは , NOP 命令を置かなくてはなりません。
[例]
;
LABEL:
命令の並び
ADD
R1, R2;
BRA:D
LABEL
; 分岐命令
MOV
R2, R3
; 遅延スロット
…
ST
R3, @R4
; 分岐先
……分岐の前に実行される
条件分岐命令の場合 , 分岐条件が成立する場合も , しない場合も遅延スロットに置かれ
た命令は実行されます。
遅延分岐命令では , 一部の命令の実行順序が反転するように見えますが , それはプログ
ラムカウンタ (PC) の更新動作だけです。その他の動作 ( レジスタの更新・参照など )
はあくまで記述された順番で実行されます。
76
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第 3 章 CPU
3.10
MB91625 シリーズ
以下に , 具体的な説明をします。
1. JMP:D @Ri / CALL:D @Ri命令で参照する Ri は, 遅延スロットの中の命令が Riを更
新しても影響を受けません。
[例]
LDI:32
#Label, R0
JMP:D
@R0
; Label に分岐
LDI:8
#0, R0
; 分岐先アドレスには影響を与えない。
…
2. RET:D命令が参照するリターンポインタ (RP) は, 遅延スロットの中の命令がリター
ンポインタ (RP) を更新しても影響を受けません。
[例]
RET:D
MOV
; これより前に設定された RP の示すアドレ
スへ分岐
R8, RP
; リターン動作には影響を与えない。
…
3. Bcc:D rel 命令が参照するフラグも , 遅延スロットの命令の影響を受けません。
[例]
ADD
#1, R0
; フラグ変化
BC:D
Overflow
; 上記の命令の実行結果により分岐
ANDCCR
#0
; このフラグ更新は上記分岐命令では参照
しない。
…
4. CALL:D 命令の遅延スロットの中の命令で RP を参照すると , CALL:D 命令により更
新された内容が読み出されます。
[例]
CALL:D
Label
; RP を更新して分岐
MOV
RP, R0
; 上記 CALL:D の実行結果の RP を転送
…
■ 遅延スロットに置くことができる命令
遅延スロット内で実行できるのは , 次の条件を満たす命令のみです。
•
1 サイクル命令
•
分岐命令ではないこと
•
順番が変化した場合でも動作に影響を与えない命令
■ ステップトレーストラップ
遅延スロットを持つ分岐命令の実行と遅延スロットの間では , ステップトレースト
ラップは発生しません。
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第 3 章 CPU
3.10
MB91625 シリーズ
■ 割込み
遅延スロットを持つ分岐命令の実行と遅延スロットの間では , 割込みを受理しません。
■ 未定義命令例外
BNO: D 命令以外の遅延スロットに未定義命令があった場合 , 未定義命令例外は発生し
ません。このとき , 未定義命令は NOP 命令として動作します。
< 注意事項 >
BNO: D 命令の遅延スロットに未定義命令を配置しないでください。
3.10.2
遅延スロットなし動作
■ 命令
以下に示す命令が , 遅延スロットなしの分岐動作を行います。
JMP
@Ri
/
CALL
label12
/
CALL
@Ri
/
RET
BRA
label9
/
BNO
label9
/
BEQ
label9
/
BNE
label9
BC
label9
/
BNC
label9
/
BN
label9
/
BP
label9
BV
label9
/
BNV
label9
/
BLT
label9
/
BGE
label9
BLE
label9
/
BGT
label9
/
BLS
label9
/
BHI
label9
■ 動作説明
命令の並び順に実行します。分岐命令直後の命令が分岐前に実行されることはありま
せん。
[例]
;
LABEL
命令の並び
ADD
R1, R2
;
BRA
LABEL
; 分岐命令 ( 遅延スロットなし )
MOV
R2, R3
; 実行されない
…
ST
R3, @R4
; 分岐先
遅延スロットなしの分岐命令の実行サイクル数は , 分岐するとき 2 サイクル , 分岐しな
いとき 1 サイクルとなります。
遅延スロットに適当な命令を入れることができないために NOP を明記した遅延スロッ
ト付き分岐命令に比べ , 命令コード効率を上げることができます。
遅延スロットに有効な命令を設置できるときは遅延スロット付きの動作を選択し , そ
うでないときは遅延スロットなしの動作を選択することで , 実行速度とコード効率を
両立させることが可能となります。
78
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第 3 章 CPU
3.11
3.11 EIT ( 例外・割込み・トラップ )
EIT とは , 現プログラム実行時にイベントの発生により , そのプログラムの実行を中断しほか
のプログラムを実行することを指し , 例外 (Exception), 割込み (Interrupt), トラップ (Trap) の
総称です。
例外とは実行中のコンテキストに関連して発生する事象です。例外を起こした命令から再実
行します。
割込みとは実行中のコンテキストに無関係に発生する事象です。イベント要因は , ハードウェ
アです。
トラップとは実行中のコンテキストに関連して発生する事象です。システムコールのように
プログラムで指示するものがあります。トラップを起こした命令の次の命令から再実行しま
す。
■ 特長
3.11.1
•
多重 EIT をサポート
•
割込みにレベルマスク機能 (15 レベルをユーザが使用可能 )
•
トラップ命令 (INT/INTE)
•
エミュレータ起動用 EIT ( ハードウェア / ソフトウェア )
EIT 要因
EIT 要因として , 次のものがあります。
3.11.2
•
リセット
•
ユーザ割込み ( 周辺機能 , 外部割込み )
•
遅延割込み
•
未定義命令例外
•
トラップ命令 (INT)
•
トラップ命令 (INTE)
•
ステップトレーストラップ
EIT からの復帰
RETI 命令により , 各 EIT より復帰します。
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79
第 3 章 CPU
3.11
3.11.3
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割込みレベル
割込みレベルは 0 ∼ 31 で , 5 ビットで管理されます。
各レベルの割り当てを表 3.11-1 に示します。
表 3.11-1 割込みレベル割り当て表
レベル
割込みの種類
2 進数
10 進数
00000
0
( システム予約 )
・・・
・・・
・・・
・・・
00011
・・・
3
・・・
00100
4
INTE 命令
ステップトレースト
ラップ
00101
5
( システム予約 )
・・・
・・・
・・・
・・・
01100
・・・
14
・・・
01101
15
( システム予約 )
10000
16
割込み要求
10001
17
割込み要求
・・・
・・・
・・・
・・・
11110
・・・
30
・・・
11111
31
−
( システム予約 )
備考
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) の元の
値が 16 ∼ 31 のときは , この範囲の値をプ
ログラムから割込みレベルマスクレジスタ
(ILM) に設定することはできません。
( システム予約 )
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) 設定時
は , ユーザ割込み禁止
割込み要求
割込み制御レジスタ (ICR) 設定時 , 割込み
禁止
操作が可能なのは , 16 ∼ 31 のレベルです。
未定義命令例外 , INT 命令は , 割込みレベルの影響を受けません。また , 割込みレベル
マスクレジスタ (ILM) を変化させることもありません。
3.11.4
I フラグ
割込みの許可 / 禁止を指定するフラグです。プログラムステータスレジスタ (PS) のコ
ンディションコードレジスタ (CCR) の bit4 として設けられています。
I
80
説明
0
INT 命令実行時 , 自動的に "0" にクリアされます。
( ただし , スタックに退避される値は , クリアされる前の値です。)
1
ユーザ割込み要求のマスク処理は , 割込みレベルマスクレジスタ (ILM) の保持
する値により制御されます。
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第 3 章 CPU
3.11
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< 注意事項 >
I フラグの値を変更したとき , 割込み要求の受付けは I フラグを書き換えた命令の次の次の
命令から反映されます。
よって , 割込みを正しく動作させるために I フラグを変更する命令の後には NOP を置い
てください。
•
割込み許可 (I フラグ =1) にするとき
命令実行
↓
•
I フラグ
割込み
ORCCR #set_iflag
0
禁止
NOP
1
禁止
命令 A
1
許可
割込み禁止 (I フラグ =0) にするとき
命令実行
↓
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↑
ここから割込み許可
I フラグ
割込み
ANDCCR #clear_iflag
1
許可
NOP
0
許可
命令 A
0
禁止
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↑
ここから割込み禁止
81
第 3 章 CPU
3.11
MB91625 シリーズ
割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
3.11.5
割込みレベルマスク値を保持します。プログラムステータスレジスタ (PS) の bit20 ∼ bit16
として設けられています。
FR80 ファミリ CPU に入力される割込み要求の中で , 対応する割込みレベルが , この割
込みレベルマスクレジスタ (ILM) で示されるレベルよりも強い場合にのみ割込み要求
が受け付けられます。
レベル値は , "0" (00000) が最強で , "31" (11111) が最弱です。
プログラムから設定可能な値には制限があります。元の値が 16 ∼ 31 のとき , 新たな値
として設定できるのは 16 ∼ 31 です。0 ∼ 15 の値を設定する命令を実行すると , ( 指定
した値+ 16) が転送されます。
元の値が 0 ∼ 15 のときは , 0 ∼ 31 の任意の値が設定可能です。設定するには STILM
命令を使用します。
< 注意事項 >
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) の値を変更したとき , 割込み要求の受付けは割込みレ
ベルマスクレジスタ (ILM) を書き換えた命令の次の次の命令から反映されます。
よって , 割込みを正しく動作させるために割込みレベルマスクレジスタ (ILM) を変更する
命令の後には NOP を置いてください。
命令実行
↓
3.11.6
ILM
割込み受付け
SETILM #set_ILM_B
A
A
NOP
B
A
命令 C
B
B
↑
命令 D
B
B
ここから ILM=B が反映
割込みに対するレベルマスク
割込み要求が発生したときは , 割込み要因の持つ割込みレベルが割込みレベルマスク
レジスタ (ILM) の保持するレベルマスク値と比較されます。そして , 次の条件が成立し
たときはマスクされ , 要求は受理されません。
要因の持つ割込みレベル ≧ レベルマスク値
82
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第 3 章 CPU
3.11
MB91625 シリーズ
割込み制御レジスタ (ICR)
3.11.7
「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
3.11.8
システムスタックポインタ (SSP)
EIT の受理および復帰動作時のデータ退避・復帰用スタックを示すポインタとして使用され
ます。
システムスタックポインタ (SSP) のビット構成を図 3.11-1 に示します。
図 3.11-1 システムスタックポインタ (SSP) のビット構成
bit 31
0
初期値
0000 0000H
EIT 処理時に "8" 減算され , RETI 命令の実行による EIT からの復帰動作時に "8" 加算さ
れます。
リセットによる初期値は 0000 0000H です。
コンディションコードレジスタ (CCR) 中の S フラグが "0" のとき , 汎用レジスタ R15
としても機能します。
3.11.9
割込みスタック
システムスタックポインタ (SSP) により示される領域で , プログラムカウンタ (PC) および
プログラムステータスレジスタ (PS) の値が退避・復帰されます。割込み後はシステムスタッ
クポインタ (SSP) の示すアドレスにプログラムカウンタ (PC), (SSP + 4 ) のアドレスにプロ
グラムステータスレジスタ (PS) が格納されています。
割込みスタックを図 3.11-2 に示します。
図 3.11-2 割込みスタック
[ 割込み前 ]
SSP
[ 割込み後 ]
8000 0000H
SSP
メモリ
7FFF FFF8H
メモリ
8000 0000H
8000 0000H
7FFF FFFCH
7FFF FFFCH
PS
7FFF FFF8H
7FFF FFF8H
PC
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83
第 3 章 CPU
3.11
3.11.10
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テーブルベースレジスタ (TBR)
EIT 用ベクタテーブルの先頭アドレスを示すレジスタです。
テーブルベースレジスタ (TBR) のビット構成を図 3.11-3 に示します。
図 3.11-3 テーブルベースレジスタ (TBR) のビット構成
bit 31
0
初期値
000F FC00H
テーブルベースレジスタ (TBR) と EIT 要因ごとに決められたオフセット値を加算した
アドレスが , ベクタアドレスとなります。
リセットによる初期値は 000F FC00H です。
3.11.11
EIT ベクタテーブル
テーブルベースレジスタ (TBR) の示すアドレスから 1K バイトの領域が , EIT 用ベクタ領域と
なっています。
1 ベクタあたりの大きさは 4 バイトで , 割込みベクタ番号とベクタアドレスの関係は下
記のように表されます。
vctadr
=TBR + vctofs
=TBR + (0x3FC − 4 × vct)
vctadr:ベクタアドレス vctofs:ベクタオフセット vct:割込みベクタ番号
TBR:テーブルベースレジスタ (TBR))
加算結果の下位 2 ビット は常に "00" として扱われます。
000F FC00H ∼ 000F FFFFH の領域がリセットによるベクタテーブルの初期領域です。
ベクタの一部には特殊な機能が割り当てられています。
84
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第 3 章 CPU
3.11
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3.11.12
多重 EIT 処理
複数の EIT 要因が同時に発生した場合 , CPU は 1 つの EIT 要因を選択して受理し , EIT
シーケンスを実行した後 , 再び EIT 要因の検出を行う , という動作を繰り返します。EIT
要因検出の際に , 受理可能な EIT 要因がなくなったとき , 最後に受理した EIT 要因のハ
ンドラの命令を実行します。
そのため , 複数の EIT 要因が同時に発生した場合の各要因のハンドラの実行順序は ,
1. EIT 要因受理の優先順位
2. 受理した場合にほかの要因をどのようにマスクするか
という 2 つの要素により決まります。
EIT 要因受理の優先度とは , プログラムステータスレジスタ (PS) とプログラムカウン
タ (PC) を退避してプログラムカウンタ (PC) を更新し ( 必要に応じて ) ほかの要因のマ
スク処理を行うという , EIT シーケンスを実行する要因を選ぶときの順番です。必ずし
も , 先に受理された要因のハンドラが先に実行されるわけではありません。
EIT 要因受理の優先度を表 3.11-2 に示します。
表 3.11-2 EIT 要因の受理の優先度と他の要因へのマスク
要因
ILM
受理の優先順位
1
ほかの要因によるマスク
リセット
ほかの要因は破棄されます。
15
2
未定義命令以外
これより優先度の低い要因すべて
-
3
INT 命令
I フラグ =0
-
4
INTE 命令
これより優先度の低い要因すべて
4
5
ユーザ割込み
ILM= 受理した要因のレベル
ICR
6
ステップトレースト これより優先度の低い要因すべて
ラップ
4
EIT 要因を受理した後のほかの要因に対するマスクの処理を加味すると , 同時に発生し
た EIT 要因の各ハンドラの実行順序は , 次のようになります。
実行順序を表 3.11-3 に示します。
表 3.11-3 EIT ハンドラの実行順序
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受理の優先順位
1
要因
リセット
2
未定義命令以外
3
INTE 命令
4
ステップトレーストラップ
5
INT 命令
6
ユーザ割込み
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第 3 章 CPU
3.11
MB91625 シリーズ
多重 EIT 処理について , 図 3.11-4 に示します。
図 3.11-4 多重 EIT 処理
メインルーチン
INTE 命令の
ハンドラ
INT 命令のハンドラ
優先度
最初に実行
( 高 ) INT 命令実行
( 低 ) INTE 命令実行
3.11.13
動作
次の説明で , 転送元の「PC」とは各 EIT 要因を検出した命令のアドレスを示すものと
します。
また , 「次の命令のアドレス」とは , EIT を検出した命令が
•
LDI:32 のとき:PC + 6
•
LDI:20 のとき:PC + 4
•
その他の命令のとき:PC + 2
を意味します。
■ ユーザ割込みの動作
ユーザ割込み要求が発生すると , 次の順序で要求受理の可否が判定されます。
ユーザ割込みとは , 各種周辺機能から要求が発生する割込みで , 割込み要求ごとに割込
みレベルが設定されています。
● 割込み要求受理の可否判定
1. 同時に発生した要求の割込みレベルを比較し, 最も強いレベル (最も小さい数値) を
保持するものが選択されます。
対応する割込み制御レジスタ (ICR) の保持する値が比較に使用されます。
2. 同じレベルを持つ割込み要求が複数発生しているときは , 最も若い割込み番号を持
つ割込み要求が選択されます。
3. 割込みレベル≧レベルマスク値のとき , 割込み要求はマスクされ受理されません。
86
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第 3 章 CPU
3.11
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割込みレベル<レベルマスク値のとき , 4 へ。
4. 選択された割込み要求がマスク可能割込みであるとき , I フラグが "0" ならば割込み
要求はマスクされ , 受理されません。I フラグが "1" ならば割込み要求受理へ。
上記の条件が成立したとき , 命令処理の切れ目で割込み要求は受理されます。
I フラグや割込みレベルマスクレジスタ (ILM) を変更する命令を実行した場合 , 2 命令
後から新しい受付け条件での EIT 制御を行います。
EIT 要求検出時にユーザ割込み要求が受理されると , 受理された割込み要求に対応した
割込み番号を使用して , CPU は次のように動作します。
※下記の「●動作」における ( ) はレジスタの指すアドレスを表します。
● 動作
1
(TBR + 受理した割込み要求のベクタオフセット )
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
次の命令のアドレス
→ (SSP)
6
受理した要求の割込みレベル
→ ILM
7
"0"
→ S フラグ
8
TMP
→ PC
割込みシーケンス終了後ハンドラの先頭の命令を実行する前に , 新たな EIT の検出を
行います。この時点で受理可能な EIT が発生していると , CPU は EIT 処理シーケンス
に遷移します。
3.11.14
INT 命令の動作
INT #u8 命令はソフトウェアでトラップを発生する命令です。
オペランドで指定された割込み番号のトラップを発生します。
● 動作
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1
(TBR + 0x3FC − 4 × u8)
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
PC + 2
→ (SSP)
6
"0"
→ I フラグ
7
"0"
→ S フラグ
8
TMP
→ PC
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87
第 3 章 CPU
3.11
3.11.15
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INTE 命令の動作
INTE 命令は , デバッグ用にソフトウェアでトラップを発生する命令です。
● 動作
3.11.16
1
(TBR + 0x3D8)
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
PC + 2
→ (SSP)
6
"00100B"
→ ILM
7
"0"
→ S フラグ
8
TMP
→ PC
ステップトレーストラップの動作
ステップトレーストラップはデバッグ用のトラップでプログラムステータスレジスタ (PS)
の T フラグをセットすることにより , 1 命令実行ごとに発生します。ステップトレーストラッ
プは , 遅延分岐命令実行時の分岐命令実行直後には発生しません。遅延スロット内の命令を
実行した後に発生します。
● ステップトレーストラップ検出の条件
1. プログラムステータスレジスタ (PS) の T フラグ =1
2. 実行している命令が遅延分岐命令ではないとき。
3. CPU がユーザモードのとき。
以上の条件が成立すると , 命令動作の切れ目でブレークします。
● 動作
1
(TBR + 0x3C4)
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
次の命令のアドレス
→ (SSP)
6
"00100B"
→ ILM
7
"0"
→ S フラグ
8
TMP
→ PC
T フラグ =1 のときは , ユーザ割込みは禁止状態となります。
88
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第 3 章 CPU
3.11
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3.11.17
未定義命令例外の動作
命令のデコード時に未定義命令であることを検出すると , 未定義命令例外が発生します。
● 未定義命令例外の検出条件
1. 命令のデコード時に , 未定義命令であることを検出。
2. 命令が遅延スロット外に置かれている。( =遅延分岐命令の直後ではない。)
以上の条件が成立すると , 未定義命令例外が発生しブレークします。
● 動作
1
(TBR + 0x3C4)
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
PC
→ (SSP)
6
"0"
→ S フラグ
7
TMP
→ PC
プログラムカウンタ (PC) として退避されるのは , 未定義命令例外を検出した命令自身
のアドレスです。
3.11.18
RETI 命令の動作
RETI 命令は , EIT 処理ルーチンから復帰する命令です。
● 動作
1
(R15)
→ PC
2
R15 + 4
→ R15
3
(R15)
→ PS
4
R15 + 4
→ R15
RETI 命令は , S フラグが "0" の状態で実行する必要があります。
3.11.19
遅延スロットと EIT
分岐命令の遅延スロットには , EIT に関して次の制約があります。
● 割込み , トラップ
遅延スロットを持つ分岐命令の実行と遅延スロットの間では , 割込み・トラップは発生
しません。
● 例外
遅延スロットに未定義命令があった場合 , 未定義命令例外は発生しません。このとき ,
未定義命令は NOP 命令として動作します。
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89
第 3 章 CPU
3.11
90
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第 4 章 クロック生成部
本デバイスのすべての内部クロックの元となる ,
ソースクロック (SRCCLK) を生成するクロック生
成部について説明します。
4.1 概要
4.2 構成
4.3 端子
4.4 レジスタ
4.5 動作説明
CM71-10151-2
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91
第 4 章 クロック生成部
4.1
4.1
MB91625 シリーズ
概要
ソースクロック (SRCCLK) とは , 本デバイスを動作させるために使用する内部クロックの生
成元になるクロックです。
ソースクロック (SRCCLK) となるクロックの生成と発振制御 , またどのクロックをソースク
ロック (SRCCLK) として選択するか , その方法を説明します。
■ 概要
本デバイスは各種内部クロックを利用して動作します。各種内部クロックは , ソースク
ロック (SRCCLK) を分周して生成します。
ソースクロック (SRCCLK) は , 次の 3 つのクロックから選択できます。
•
メインクロック (MCLK)
•
PLL クロック (PLLCLK)
•
サブクロック (SBCLK)
クロック生成部では次の制御を行います。
•
•
•
メインクロック (MCLK) の生成
-
メインクロック (MCLK) の発振を制御します。
-
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間を設定します。
-
メインタイマの制御やメインタイマ割込み要求の発生を制御します。
サブクロック (SBCLK) の生成
-
サブクロック (SBCLK) の発振を制御します。
-
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間を設定します。
-
サブタイマの制御やサブタイマ割込み要求の発生を制御します。
PLL クロック (PLLCLK) の生成
-
PLL クロック (PLLCLK) の発振を制御します。
-
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間を設定します。
-
PLL 逓倍率 (PLL クロック (PLLCLK) を生成するためのメインクロック (MCLK)
の逓倍率 ) を設定します。
メインクロック (MCLK) の逓倍のみです。サブクロック (SBCLK) の逓倍はでき
ません。
•
ソースクロック (SRCCLK) の選択
3 つのクロックの中から , ソースクロック (SRCCLK) として使用するクロックを選
択します。
92
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第 4 章 クロック生成部
4.2
MB91625 シリーズ
4.2
構成
クロック生成部は , クロック生成部とソースクロック (SRCCLK) 選択部で構成されていま
す。
クロック生成部
4.2.1
3 つのクロック生成部があります。クロック生成部で作成したクロックは , ソースクロック
(SRCCLK) として選択できます。
■ メインクロック (MCLK) 生成部
X0 端子 , X1 端子 ( メイン発振子 ) からの入力を使用してメインクロック (MCLK) を生
成します。
メインクロック (MCLK) は , PLL クロック (PLLCLK) の生成にも使用します。
メインクロック (MCLK) 生成部のブロックダイヤグラムを図 4.2-1 に示します。
図 4.2-1 メインクロック (MCLK) 生成部のブロックダイヤグラム
メインクロック (MCLK) 生成部
MTE
MTC
MOSW
MTS
MTIE
メインタイマ
割込み要求
メイン
タイマ
MTIF
X1
メインクロック
レディフラグ
MCRDY
メインクロック
MCEN
X0
•
(MCLK)
メインタイマ
メインクロック (MCLK) で動作するタイマです。詳細は「第 6 章 メインタイマ」を
参照してください。
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93
第 4 章 クロック生成部
4.2
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■ PLL クロック (PLLCLK) 生成部
メインクロック (MCLK) を逓倍して PLL クロック (PLLCLK) を生成します。
PLL クロック (PLLCLK) 生成部のブロックダイヤグラムを図 4.2-2 に示します。
図 4.2-2 PLL クロック (PLLCLK) 生成部のブロックダイヤグラム
PLL クロック (PLLCLK) 生成部
メインクロック
(MCLK)
PLL 入力
クロック
分周器
(1 ∼ 16 分周 )
PLL 入力
クロック
PLL フィードバック
クロック
PLL フィード
バッククロック
分周器
(1 ∼ 16 逓倍 )
PDS
PTS
PLL マクロ
発振
PLL マクロ発振
クロック
クロック
分周器
(1 ∼ 4 分周 )
PLL
PCEN
•
(PLLCLK)
ODS
PMS
PCRDY
メインタイマ
PLL クロック
PLL クロック
レディフラグ
PLL
クロック逓倍回路です。
•
PLL 入力クロック分周器
メインクロック (MCLK) を分周して PLL 入力クロックを生成します。
•
PLL フィードバッククロック分周器
PLL マクロ発振クロックを分周して生成した PLL クロック (PLLCLK) をさらに分周
して , PLL フィードバッククロックを生成します。
•
PLL マクロ発振クロック分周器
PLL マクロ発振クロックを分周して , PLL クロック (PLLCLK) を生成します。
94
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第 4 章 クロック生成部
4.2
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■ サブクロック (SBCLK) 生成部
X0A 端子 , X1A 端子 ( サブ発振子 ) からの入力を使用してサブクロック (SBCLK) を生
成します。
発振出力がそのままサブクロック (SBCLK) となります。
サブクロック (SBCLK) 生成部のブロックダイヤグラムを図 4.2-3 に示します。
図 4.2-3 サブクロック (SBCLK) 生成部のブロックダイヤグラム
サブクロック (SBCLK) 生成部
STE
STC
SOSW
STS
STIE
サブタイマ
割込み
サブ
タイマ
要求
STIF
X1A
サブクロック
レディフラグ
SCRDY
サブクロック
SCEN
X0A
•
(SBCLK)
サブタイマ
サブクロック (SBCLK) で動作するタイマです。詳細は「第 7 章 サブタイマ」を参
照してください。
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95
第 4 章 クロック生成部
4.2
4.2.2
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ソースクロック (SRCCLK) 選択部
ソースクロック (SRCCLK) の選択について説明します。ソースクロック (SRCCLK) は , 次の
3 つのクロックソースの中から選択します。
• メインクロック (MCLK) の 2 分周
• PLL クロック (PLLCLK)
• サブクロック (SBCLK)
イニシャライズリセット (INIT) が発生した場合 , ソースクロック (SRCCLK) の設定は
初期化されて , ソースクロック (SRCCLK) はメインクロック (MCLK) の 2 分周になり
ます。
プログラムの動作開始後は , クロックソース設定レジスタ (CSELR) の設定によって ,
任意のソースクロック (SRCCLK) に変更してください。
■ ソースクロック (SRCCLK) 選択部のブロックダイヤグラム
ソースクロック (SRCCLK) 選択部のブロックダイヤグラムを図 4.2-4 に示します。
図 4.2-4 ソースクロック (SRCCLK) 選択部のブロックダイヤグラム
ソースクロック (SRCCLK) 選択部
メインクロック (MCLK)
メインクロック分周器
2 分周
ソースクロック
サブクロック (SBCLK)
SRCCLK
PLL クロック (PLLCLK)
CKS [0]
•
CKS [1]
メインクロック分周器 (2 分周 )
メインクロック (MCLK) は , 2 分周されてからソースクロック (SRCCLK) になりま
す。
•
CKS1, CKS0 ビット
クロックソース設定レジスタ (CSELR) のソースクロック (SRCCLK) 選択ビットで
す。
96
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4.3
第 4 章 クロック生成部
4.3
端子
クロック生成部で使用する端子について説明します。
■ 概要
•
X0, X1 端子
メインクロック (MCLK) の生成に使用する端子です。
•
X0A, X1A 端子
サブクロック (SBCLK) の生成に使用する端子です。
外部に発振子を接続します。
この端子は兼用端子です。サブクロック (SBCLK) の X0A, X1A 端子として使用する
には , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
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97
第 4 章 クロック生成部
4.4
4.4
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レジスタ
クロック生成部で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ クロック生成部のレジスタ一覧
クロック生成部のレジスタ一覧を表 4.4-1 に示します。
表 4.4-1 クロック生成部のレジスタ一覧
98
レジスタ略称
CSELR
レジスタ名
クロックソース設定レジスタ
参照先
4.4.1
CMONR
クロックソース監視レジスタ
4.4.2
CSTBR
発振安定待ち設定レジスタ
4.4.3
PLLCR
PLL 設定レジスタ
4.4.4
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第 4 章 クロック生成部
4.4
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クロックソース設定レジスタ (CSELR)
4.4.1
クロックソースの制御とソースクロック (SRCCLK) を選択するレジスタです。
クロックソース設定レジスタ (CSELR) のビット構成を図 4.4-1 に示します。
図 4.4-1 クロックソース設定レジスタ (CSELR) のビット構成
bit
7
6
5
SCEN
PCEN
MCEN
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
初期値
(INIT 時 )
0
0
1
初期値
(RST 時 )
*
*
*
属性
4
3
2
1
0
予約
R/W
予約
R/W
CKS1
CKS0
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
*
*
R/W:リード / ライト可能
*:初期化されないビット
< 注意事項 >
•
このレジスタを読み出しても , 実際に設定されている値は読み出されません。このレ
ジスタに設定した値が実際に反映されたかどうかは , クロックソース監視レジスタ
(CMONR) を読み出して確認してください。
•
このレジスタを書き換える場合は , このレジスタに設定した値とクロックソース監視
レジスタ (CMONR) の値が同じであることを確認してから , 書き換えてください。
•
クロックの切り替え中に (CKS1, CKS0 ≠ CKM1, CKM0) のときに , このレジスタに書
込みを行っても , 書込みは無視されます。
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99
第 4 章 クロック生成部
4.4
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[bit7]:SCEN ( サブクロック発振許可ビット )
サブクロック (SBCLK) の発振を制御します。
書込み値
説明
備考
0
サブクロック (SBCLK) の発振を停止 X0A, X1A 端 子 は ポ ー ト (PK0,
します。
PK1) として使用できます
1
サ ブ ク ロッ ク (SBCLK) が発 振 し ま X0A, X1A 端 子 は サ ブ ク ロ ッ ク
す。
(SBCLK) の生成に使用されます。
< 注意事項 >
•
CKS1, CKS0 ビットでソースクロック (SRCCLK) にサブクロック (SBCLK) を選択
(CKS1, CKS0=11) している場合は , このビットを書き換えられません。
•
このビットに "0" を書き込むと , サブタイマがクリアされます。
•
ストップモード時は , このビットの値にかかわらずサブクロック (SBCLK) の発振が停
止します。
[bit6]:PCEN (PLL クロック発振許可ビット )
PLL クロック (PLLCLK) の発振を制御します。
書込み値
説明
0
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止します。
1
PLL クロック (PLLCLK) が発振します。
< 注意事項 >
•
ストップモードにする前に , このビットに "0" を書き込んで , PLL クロック (PLLCLK)
の発振を停止してください。
•
次のいずれかの場合は , このビットは書き換えられません。
- CKS1, CKS0 ビットでソースクロック (SRCCLK) に PLL クロック (PLLCLK) を選択
している (CKS1, CKS0=10)
- メインクロック (MCLK) の発振が停止中 / 発振安定待ち中
( クロックソース監視レジスタ (CMONR) の MCRDY ビット =0)
•
MCEN ビットでメインクロック (MCLK) の発振を停止 (MCEN=0) すると , このビット
も "0" になります。
•
メインタイマのクリア中 (メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) のMTCビット=1) は ,
このビットを "0" から "1" に書き換えないでください。
•
このビットを "0" から "1" に書き換えて , PLL クロック (PLLCLK) の発振を許可すると ,
メインタイマがクリアされます。
このとき , メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットからは "1" が読み出さ
れます。
100
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4.4
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[bit5] :MCEN ( メインクロック発振許可ビット )
メインクロック (MCLK) の発振を制御します。
書込み値
0
説明
メインクロック (MCLK) の発振を停止します。
1
メインクロック (MCLK) が発振します。
< 注意事項 >
•
CKS1, CKS0 ビットでソースクロック (SRCCLK) を次のいずれかにしている場合は ,
このビットを書き換えられません。
- メインクロック (MCLK) を選択 (CKS1, CKS0=00 または 01)
- PLL クロック (PLLCLK) を選択 (CKS1, CKS0=10)
•
このビットに "0" を書き込むと , メインタイマがクリアされます。
•
ストップモード時は , このビットの値にかかわらずメインクロック (MCLK) の発振が
停止します。
[bit4 ∼ bit2]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit1, bit0]:CKS1, CKS0 ( ソースクロック選択ビット )
ソースクロック (SRCCLK) を選択します。
CKS1
CKS0
説明
0
0
0
1
1
0
PLL クロック (PLLCLK)
1
1
サブクロック (SBCLK)
メインクロック (MCLK) の 2 分周
発振が停止中 / 発振安定待ち中のクロックは , ソースクロック (SRCCLK) に選択できま
せん。
また, PLLクロック (PLLCLK) からサブクロック (SBCLK), サブクロック (SBCLK) から
PLL クロック (PLLCLK) へ直接切り換えることはできません。
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4.4
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このビットの書換え条件を表 4.4-2 に示します。
表 4.4-2 CKS1, CKS0 ビットの書換え条件
変更前の値
CKS1 CKS0
0
0
0
1
1
0
1
1
書換え可能な値
[CKS1:CKS0]
書換え条件となるビット
書換え不可能な値
クロックソース監視レジスタ
[CKS1:CKS0]
(CMONR)
00, 01
MCRDY=1
10
PCRDY=1
00, 01
MCRDY=1
11
SCRDY=1
00
MCRDY=1
10
PCRDY=1
01
MCRDY=1
11
SCRDY=1
11
10
01, 11
00, 10
表 4.4-2 の書換え不可能の値は書き込まないでください。ソースクロック (SRCCLK) の
切換え手順は , 「4.5.2 ソースクロック (SRCCLK) の切換え」を参照してください。
102
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4.4
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クロックソース監視レジスタ (CMONR)
4.4.2
クロックソースや , ソースクロック (SRCCLK) の状態を表示するレジスタです。
このレジスタを読み出すと , クロックソース設定レジスタ (CSELR) に設定した値が ,
実際に反映されているかどうかを確認できます。
クロックソース監視レジスタ (CMONR) のビット構成を図 4.4-2 に示します。
図 4.4-2 クロックソース監視レジスタ (CMONR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
SCRDY
PCRDY
MCRDY
属性
R
予約
R
予約
R
CKM0
R
予約
R
CKM1
R
R
R
初期値
(INIT 時 )
0
0
1
0
0
0
0
0
初期値
(RST 時 )
*
*
*
0
0
0
*
*
R:リードオンリ
*:初期化されないビット
< 注意事項 >
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の設定値を変更した場合は , 必ずこのレジスタ
を読み出して , 値がクロックソース設定レジスタ (CSELR) の設定値と同じかどうか確
認してください。
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR) に設定した値とこのレジスタの値が一致する
まで , クロックソース設定レジスタ (CSELR) は変更しないでください。
[bit7]:SCRDY ( サブクロックレディビット )
サブクロック (SBCLK) の状態を表示します。
読出し値
0
1
説明
発振が停止しているか , 発振安定待ち状態です。
安定発振中です。
ソースクロック (SRCCLK) として使用できます。
< 注意事項 >
•
このビットが "0" のときは , サブクロック (SBCLK) をソースクロック (SRCCLK) とし
て選択できません。
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビットを "1" から "0" に書き換えた後
に , このビットを読み出すと "1" が読み出される場合があります。
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4.4
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[bit6]:PCRDY (PLL クロックレディビット )
PLL クロック (PLLCLK) の状態を表示します。
読出し値
説明
0
発振が停止しているか , 発振安定待ち状態です。
1
安定発振中です。
ソースクロック (SRCCLK) として使用できます。
< 注意事項 >
•
•
このビットが "0" のときは , PLL クロック (PLLCLK) をソースクロック (SRCCLK) と
して選択できません。
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットを "1" から "0" に書き換えた後
に , このビットを読み出すと "1" が読み出される場合があります。
[bit5]:MCRDY ( メインクロックレディビット )
メインクロック (MCLK) の状態を表示します。
読出し値
説明
0
発振が停止しているか , 発振安定待ち状態です。
1
安定発振中です。
ソースクロック (SRCCLK) として使用できます。
< 注意事項 >
•
このビットが "0" のときは , メインクロック (MCLK) または PLL クロック (PLLCLK) を
ソースクロック (SRCCLK) として選択できません。
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビットを "1" から "0" に書き換えた後
に , このビットを読み出すと "1" が読み出される場合があります。
[bit4 ∼ bit2]:予約ビット
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit1, bit0]:CKM1, CKM0 ( ソースクロック表示ビット )
ソースクロック (SRCCLK) に選択中のクロックを表示します。
CKM1
104
CKM0
説明
0
0
0
1
1
0
PLL クロック (PLLCLK) を選択しています。
1
1
サブクロック (SBCLK) を選択しています。
メインクロック (MCLK) の 2 分周を選択しています。
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発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
4.4.3
クロックソースの発振安定待ち時間を設定するレジスタです。
このレジスタで設定した発振安定待ち時間は , 次の場合に , そのクロックのレディビッ
トが "1" になるまでに使用します。
•
ストップモードまたは時計モードからの復帰時
•
メイン発振停止かつイニシャライズリセット (INIT) 発生時
•
停止していたクロックの発振を許可
レディビットとは次のビットを指します。
-
サブクロック:SCRDY ビット
-
PLL クロック:PCRDY ビット
-
メインクロック:MCRDY ビット
発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) のビット構成を図 4.4-3 に示します。
図 4.4-3 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
予約
R/W
SOSW2
SOSW1
SOSW0
MOSW3
MOSW2
MOSW1
MOSW0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
INIT 端子
=L 時
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
(INIT 時 )
0
0
0
0
*
*
*
*
初期値
(RST 時 )
0
*
*
*
*
*
*
*
属性
R/W:リード / ライト可能
*:初期化されないビット
< 注意事項 >
メイン発振停止時 , イニシャライズリセット (INIT) が発生した場合 , 動作再開後のメイン
発振安定待ち時間は , このレジスタの初期値の時間になります。
[bit7]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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[bit6 ∼ bit4]:SOSW2 ∼ SOSW0 ( サブクロック発振安定待ち選択ビット )
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間を選択します。
サブクロック (SBCLK)
発振安定待ち時間
SOSW2 SOSW1 SOSW0
32.768kHz 時
0
0
0
28 ×サブクロック (SBCLK) の周期
約 7.8ms
0
0
1
29 ×サブクロック (SBCLK) の周期
約 15.6ms
0
1
0
2
×サブクロック (SBCLK) の周期
約 31.3ms
0
1
1
211 ×サブクロック (SBCLK) の周期
62.5ms
1
0
0
212 ×サブクロック (SBCLK) の周期
125.0ms
1
0
1
213 ×サブクロック (SBCLK) の周期
250.0ms
1
1
0
214 ×サブクロック (SBCLK) の周期
500.0ms
1
1
1
215 ×サブクロック (SBCLK) の周期
1s
10
< 注意事項 >
•
表中の時間は , 計算値です。実際の時間は , 発振の状態により , 若干の誤差を含みます
ので目安としてください。
•
次の条件を満たしたとき ( サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間中 ) は , この
ビットへの書込みは無効になります。
- クロックソース監視レジスタ (CMONR) の SCRDY ビット =0
- クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット =1
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[bit3 ∼ bit0]:MOSW3 ∼ MOSW0 ( メインクロック発振安定待ち選択ビット )
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間を選択します。
MOSW3 MOSW2 MOSW1 MOSW0
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メインクロック
(MCLK)
発振安定待ち時間
4MHz 時 8MHz 時
48MHz
時
0
0
0
0
21 ×メインクロック
(MCLK) の周期
500ns
250ns
約 42ns
0
0
0
1
25 ×メインクロック
(MCLK) の周期
8μs
4μs
約 667ns
0
0
1
0
26 ×メインクロック
(MCLK) の周期
16μs
8μs
約 1μs
0
0
1
1
27 ×メインクロック
(MCLK) の周期
32μs
16μs
約 3μs
0
1
0
0
28 ×メインクロック
(MCLK) の周期
64μs
32μs
約 5μs
0
1
0
1
29 ×メインクロック
(MCLK) の周期
128μs
64μs
約 11μs
0
1
1
0
210×メインクロック
(MCLK) の周期
256μs
128μs
約 21μs
0
1
1
1
211×メインクロック
(MCLK) の周期
512μs
256μs
約 43μs
1
0
0
0
212×メインクロック
(MCLK) の周期
約 1ms
512μs
約 85μs
1
0
0
1
213×メインクロック
(MCLK) の周期
約 2ms
約 1ms
約 171μs
1
0
1
0
214×メインクロック
(MCLK) の周期
約 4ms
約 2ms
約 341μs
1
0
1
1
215×メインクロック
(MCLK) の周期
約 8ms
約 4ms
約 683μs
1
1
0
0
217×メインクロック
(MCLK) の周期
約 33ms
約 16ms
約 3ms
1
1
0
1
219×メインクロック
(MCLK) の周期
約 131ms
約 66ms
約 11ms
1
1
1
0
221×メインクロック
(MCLK) の周期
約 524ms 約 262ms
約 44ms
1
1
1
1
223×メインクロック
(MCLK) の周期
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約 2s
約 1s 約 175ms
107
第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
•
表中の時間は , 計算値です。実際の時間は , 発振の状態により , 若干の誤差を含みます
ので目安としてください。
•
レギュレータ搭載品では , 発振安定待ち時間を 25μs 以上に設定してください。
•
次の条件を満たしたとき ( メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間中 ) は , この
ビットへの書込みは無効になります。
- クロックソース監視レジスタ (CMONR) の MCRDY ビット =0
- クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビット =1
108
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4.4
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PLL 設定レジスタ (PLLCR)
4.4.4
メインクロック (MCLK) から PLL クロック (PLLCLK) を生成するための逓倍率を設定するレ
ジスタです。
PLLクロック (PLLCLK) の生成に関係するクロック周波数と逓倍率の計算方法は
「4.5.3
PLL クロック (PLLCLK) 生成のための逓倍率」を参照してください。
PLL 設定レジスタ (PLLCR) のビット構成を図 4.4-4 に示します。
図 4.4-4 PLL 設定レジスタ (PLLCR) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
予約
R/W
予約
R/W
ODS1
ODS0
PMS3
PMS2
PMS1
PMS0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値
(INIT 時 )
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
(RST 時 )
0
0
*
*
*
*
*
*
属性
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
PTS3
PTS2
PTS1
PTS0
PDS3
PDS2
PDS1
PDS0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値
(INIT 時 )
1
1
1
1
0
0
0
0
初期値
(RST 時 )
*
*
*
*
*
*
*
*
属性
R/W:リード / ライト可能
*:初期化されないビット
< 注意事項 >
PLL クロック (PLLCLK) の発振を許可している場合は ( クロックソース設定レジスタ
(CSELR) の PCEN=1), このレジスタへの書込みは無効です。
[bit15, bit14]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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4.4
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[bit13, bit12]:ODS1, ODS0 (PLL マクロ発振クロック分周比選択ビット )
PLL マクロ発振クロックから PLL クロック (PLLCLK) への分周比を選択します。
ODS1
ODS0
説明
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL マクロ発振クロック / 1
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL マクロ発振クロック / 2
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL マクロ発振クロック / 3
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL マクロ発振クロック / 4
[bit11 ∼ bit8]:PMS3 ∼ PMS0 (PLL クロック逓倍率選択ビット )
PLL 入力クロックから PLL クロック (PLLCLK) への逓倍率を選択します。
110
PMS3
PMS2
PMS1
PMS0
0
0
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 1
0
0
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 2
0
0
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 3
0
0
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 4
0
1
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 5
0
1
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 6
0
1
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 7
0
1
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 8
1
0
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 9
1
0
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 10
1
0
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 11
1
0
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 12
1
1
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 13
1
1
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 14
1
1
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 15
1
1
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 16
PLL クロック (PLLCLK) 逓倍率
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第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91625 シリーズ
[bit7 ∼ bit4]:PTS3 ∼ PTS0 (PLL クロック発振安定待ち時間選択ビット )
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間を選択します。
PTS3 PTS2 PTS1 PTS0
PLL クロック
(PLLCLK)
発振安定待ち時間
4MHz 時
8MHz 時 48MHz 時
1
0
0
0
29 ×メインクロック
(MCLK) 周期
128.0μs
64.0μs
約 10.7μs
1
0
0
1
210 ×メインクロック
(MCLK) 周期
256.0μs
128.0μs
約 21.3μs
1
0
1
0
211 ×メインクロック
(MCLK) 周期
512.0μs
256.0μs
約 42.7μs
1
0
1
1
212 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 1ms
512.0μs
約 85.3μs
1
1
0
0
213 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 2ms
約 1ms 約 170.7μs
1
1
0
1
214 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 4ms
約 2ms 約 341.3μs
1
1
1
0
215 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 8ms
約 4ms 約 682.7μs
1
1
1
1
216 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 16.4ms
約 8ms
約 1.4ms
< 注意事項 >
•
表中の時間は , 計算値です。実際の時間は , 発振の状態により , 若干の誤差を含みます
ので目安としてください。
•
PTS3 ビットには常に "1" を書き込んでください。
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111
第 4 章 クロック生成部
4.4
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[bit3 ∼ bit0]:PDS3 ∼ PDS0 (PLL 入力クロック分周選択ビット )
PLL 入力クロックを生成するための , メインクロック (MCLK) の分周比を選択します。
PDS3
112
PDS2
PDS1
PDS0
PLL 入力クロック分周選択
0
0
0
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 1
0
0
0
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 2
0
0
1
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 3
0
0
1
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 4
0
1
0
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 5
0
1
0
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 6
0
1
1
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 7
0
1
1
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 8
1
0
0
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 9
1
0
0
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 10
1
0
1
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 11
1
0
1
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 12
1
1
0
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 13
1
1
0
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 14
1
1
1
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 15
1
1
1
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 16
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第 4 章 クロック生成部
4.5
動作説明
4.5
クロック生成部の動作について説明します。
各クロックソースの動作説明とソースクロックの切替えについて説明します。
4.5.1
クロックソースの動作説明
各クロックソースについて発振制御を中心に説明します。
■ メインクロック (MCLK)
X0 端子 , X1 端子 ( メイン発振子 ) からの入力を使用して生成するクロックです。PLL
クロックの生成にも使用します。
メインクロックを使用して , メインタイマが動作します。(「第 6 章 メインタイマ」参
照。)
● 発振停止の条件
次のいずれかの場合にメインクロック (MCLK) の発振が停止します。
•
•
ストップモード中
ソースクロック (SRCCLK) としてサブクロック (SBCLK) を選択中で, メインクロッ
ク (MCLK) の発振が停止 ( 次の条件が揃った場合 )
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビット =11
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビット =0
上記の発振停止条件がすべて取り下げられた後 , 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
の MOSW3 ∼ MOSW0 ビットに設定された発振安定待ち時間を経過すると , メインク
ロック (MCLK) の供給を開始します。
● 発振安定待ち時間の選択
メインクロック (MCLK) は発振が許可されると , 発振が安定するのを待ってから , ク
ロックの供給を開始します。
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間は , 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
の MOSW3 ∼ MOSW0 ビットで設定します。
MOSW3 ∼ MOSW0 ビットは , INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 初期化され , 発
振安定待ち時間が初期値に戻ります。その場合の初期値は , 21 ×メインクロック
(MCLK) 周期です。
それ以外のリセットが発生しても , MOSW3 ∼ MOSW0 ビットは初期化されません。
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113
第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
レギュレータ搭載品では , 発振安定待ち時間を 25μs 以上に設定してください。
● 発振安定待ち時間の終了
発振安定待ち時間が終了すると , メインクロック (MCLK) が供給されます。
メインクロック (MCLK) が発振安定待ち時間中かどうかは , メインクロック (MCLK)
の動作が許可されているときに , 以下の値で確認できます。
発振安定待ち状態の表示
発振安定状態の表示
クロックソース監視レジスタ (CMONR) クロックソース監視レジスタ (CMONR) の
MCRDY=1
の MCRDY=0
■ PLL クロック (PLLCLK)
メインクロック (MCLK) を逓倍して生成する高速のクロックです。
● 発振停止の条件
次のいずれかの場合に PLL クロック (PLLCLK) の発振が停止します。
•
メインクロック (MCLK) の発振が停止中 , または発振安定待ち時間中
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビット =0)
•
ソースクロック (SRCCLK) に PLL クロック (PLLCLK) 以外を選択中に次の条件が
揃った場合
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビット =10 以外
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビット =0
上記の発振停止条件がすべて取り下げられた後 , PLL 設定レジスタ (PLLCR) の PTS3 ∼
PTS0 ビットに設定された発振安定待ち時間を経過すると , PLL クロック (PLLCLK) の
供給を開始します。
INIT端子に"L"が入力された場合, またはイニシャライズリセット (INIT) から復帰した
場合は , クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットが "0" に初期化され ,
PLL クロック (PLLCLK) の発振は停止します。( 初期化後 , 発振するにはクロックソー
ス設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットを "1" にしてください。)
● 発振安定待ち時間の選択
PLL クロック (PLLCLK) は発振が許可されると , 発振が安定するのを待ってから , ク
ロックの供給を開始します。
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間は , PLL 設定レジスタ (PLLCR) の PTS3 ∼
PTS0 ビットで設定します。
PTS3 ∼ PTS0 ビットは , INIT 端子に "L" が入力された場合 , またはイニシャライズリ
セット (INIT) から復帰すると初期化され , 発振安定待ち時間が初期値に戻ります。そ
の場合の初期値は , 216 ×メインクロック (MCLK) 周期です。
発振安定待ち時間を変更するには , PTS3 ∼ PTS0 ビットを設定後 , クロックソース設定
レジスタ (CSELR) の PCEN ビットに "1" を書き込んでください。
114
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第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91625 シリーズ
● 発振安定待ち時間の終了
発振安定待ち時間が終了すると , PLL クロック (PLLCLK) が供給されます。
PLL クロック (PLLCLK) が発振安定待ち時間中かどうかは , PLL クロック (PLLCLK) の
動作が許可されているときに , 以下の値で確認できます。
発振安定待ち状態の表示
発振安定状態の表示
クロックソース監視レジスタ (CMONR) クロックソース監視レジスタ (CMONR) の
PCRDY=1
の PCRDY=0
■ サブクロック (SBCLK)
X0A 端子 , X1A 端子 ( サブ発振子 ) からの入力を使用して生成するクロックです。発
振出力がそのままサブクロック (SBCLK) になります。
サブクロックを使用して , サブタイマが動作します。(「第 7 章 サブタイマ」参照。)
● 発振停止の条件
次のいずれかの場合にサブクロック (SBCLK) の発振が停止します。
•
INIT 端子に "L" が入力された
•
ストップモード中
•
ソースクロック (SRCCLK) としてサブクロック (SBCLK) 以外を選択中で , サブク
ロック (SBCLK) の発振が停止 ( 次の条件が揃った場合 )
•
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビット =11 以外
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット =0
端子設定がポート使用になっている ( サブクロック (SBCLK) 生成部とポートの端
子が兼用のため ) 。
上記の発振停止条件がすべて取り下げられた後 , 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
の SOSW2 ∼ SOSW0 ビットに設定された発振安定待ち時間を経過すると , サブクロッ
ク (SBCLK) の供給を開始します。
INIT端子に"L"が入力された場合, またはイニシャライズリセット (INIT) から復帰した
場合は , クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビットが "0" に初期化され , サ
ブクロック (SBCLK) の発振は停止します。( 初期化後 , 発振するにはクロックソース設
定レジスタ (CSELR) の SCEN ビットを "1" にしてください。)
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第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91625 シリーズ
● 発振安定待ち時間の選択
サブクロック (SBCLK) は発振が許可されると発振が安定するのを待ってから , クロッ
クの供給を開始します。
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間は, 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の
SOSW2 ∼ SOSW0 ビットで設定します。
SOSW2 ∼ SOSW0 ビットは , INIT 端子に "L" が入力された場合 , またはイニシャライ
ズリセット (INIT) から復帰すると初期化され , 発振安定待ち時間が初期値に戻ります。
その場合の初期値は , 28 ×サブクロック (SBCLK) 周期です。
発振安定待ち時間を変更するには , SOSW2 ∼ SOSW0 ビットを設定してください。
● 発振安定待ち時間の終了
発振安定待ち時間が終了すると , サブクロック (SBCLK) が供給されます。
サブクロック (SBCLK) が発振安定待ち時間中かどうかは , サブクロックの動作が許可
されているときに , 以下の値で確認できます。
発振安定待ち状態の表示
発振安定状態の表示
クロックソース監視レジスタ (CMONR) クロックソース監視レジスタ (CMONR) の
SCRDY=1
の SCRDY=0
4.5.2
ソースクロック (SRCCLK) の切換え
ソースクロック (SRCCLK) の切換えについて説明します。
■ 概要
INIT 端子に "L" が入力された場合 , またはイニシャライズリセット (INIT) が発生する
と, ソースクロック (SRCCLK) の設定は初期化されて, ソースクロック (SRCCLK) はメ
インクロック (MCLK) の 2 分周になります。
プログラムの動作開始後は, クロックソース設定レジスタ (CSELR) のCKS1, CKS0ビッ
トでソースクロック (SRCCLK) をクロックソースの中から選択できます。
ソースクロック (SRCCLK) を変更するとき , PLL クロック (PLLCLK) からサブクロッ
ク (SBCLK) または , サブクロック (SBCLK) から PLLクロック (PLLCLK) に直接切り換
えることはできません。一度 , メインクロック (MCLK) の 2 分周に設定してから切り
換えてください。
116
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第 4 章 クロック生成部
4.5
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ソースクロック (SRCCLK) の切換え方法を図 4.5-1 に示します。
図 4.5-1 ソースクロック (SRCCLK) 切換え方法
メインクロック
PLL クロック
(MCLK) の 2 分周
(PLLCLK)
サブクロック
(SBCLK)
< 注意事項 >
ソースクロック (SRCCLK) を切り換えても , 各クロックの発振許可設定 ( クロックソース
設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット , PCEN ビット , MCEN ビットの値 ) は保持され
ています。必要に応じて発振を停止してください。
■ 手順
● メインクロック (MCLK) の 2 分周から PLL クロック (PLLCLK) への切換え
ソースクロック (SRCCLK) をメインクロック (MCLK) の 2 分周から PLL クロック
(PLLCLK) に切り換える場合は , 次のように設定してください。
1. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , メインクロック
(MCLK) の 2 分周が選択されていることを確認 (CKM1, CKM0=00 または 01)
2. PLL 設定レジスタ (PLLCR) で , PLL 逓倍率と PLL クロック (PLLCLK) 発振安定待ち
時間を設定
3. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットで , PLL クロック (PLLCLK)
の発振を開始 (PCEN=1)
4. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の PCRDY ビットで ,
(PLLCLK) の発振が安定したのを確認 (PCRDY=1)
PLL クロック
5. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) を PLL クロック (PLLCLK) に切換え (CKS1, CKS0=10)
6. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) が PLL ク ロ ッ ク (PLLCLK) に 切 り 換 え ら れ た こ と を 確 認 (CKM1,
CKM0=10)
< 注意事項 >
PLLクロック (PLLCLK) の発振が有効になっている場合は, 手順2.から4.は省略できます。
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117
第 4 章 クロック生成部
4.5
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● PLL クロック (PLLCLK) からメインクロック (MCLK) の 2 分周への切換え
ソースクロック (SRCCLK) を PLL クロック (PLLCLK) からメインクロック (MCLK) の
2 分周に切り換える場合は , 次のように設定してください。
1. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , PLL クロック
(PLLCLK) が選択されていることを確認 (CKM1, CKM0=10)
2. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) をメインクロック (MCLK) の 2 分周に切換え (CKS1, CKS0=00)
3. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) が メ イ ン ク ロ ッ ク (MCLK) の 2 分 周 に 切 り 換 え ら れ た こ と を 確 認
(CKM1, CKM0=00)
● メインクロック (MCLK) の 2 分周からサブクロック (SBCLK) への切換え
ソースクロック (SRCCLK) をメインクロック (MCLK) の 2 分周からサブクロック
(SBCLK) に切り換える場合は , 次のように設定してください。
1. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , メインクロック
(MCLK) の 2 分周が選択されていることを確認 (CKM1, CKM0=01)
2. 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の SOSW2 ∼ SOSW0 ビットで , サブクロック
(SBCLK) 発振安定待ち時間を設定
3. クロックソース設定レジスタ (CSELR) のSCENビットで, サブクロック (SBCLK) の
発振を開始 (SCEN=1)
4. クロックソース監視レジスタ (CMONR) のSCRDYビットで, サブクロック (SBCLK)
の発振が安定したのを確認 (SCRDY=1)
5. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) をサブクロック (SBCLK) に切換え (CKS1, CKS0=11)
6. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) がサブクロック (SBCLK) に切り換えられたことを確認する。(CKM1,
CKM0=11)
< 注意事項 >
サブクロック (SBCLK) の発振が有効になっている場合は , 手順2.から4. は省略できます。
118
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第 4 章 クロック生成部
4.5
● サブクロック (SBCLK) からメインクロック (MCLK) の 2 分周への切換え
ソースクロック (SRCCLK) をサブクロック (SBCLK) からメインクロック (MCLK) の 2
分周に切り換える場合は , 次のように設定してください。
1. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , サブクロック
(SBCLK) が選択されていることを確認 (CKM1, CKM0=11)
2. 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の MOSW2 ∼ MOSW0 ビットで , メインクロッ
ク (MCLK) 発振安定待ち時間を設定
3. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビットで , メインクロック (MCLK)
の発振を開始 (MCEN=1)
4. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の MCRDY ビットで , メインクロック
(MCLK) の発振安定 (MCRDY=1) を確認する。
5. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) をメインクロック (MCLK) に切り換え (CKS1, CKS0=01)
6. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) が メ イ ン ク ロ ッ ク (MCLK) に 切 り 換 え ら れ た こ と を 確 認 (CKM1,
CKM0=01)
< 注意事項 >
メインクロック (MCLK) の発振が有効になっている場合は , 手順 2. から 4. は省略できま
す。
4.5.3
PLL クロック (PLLCLK) 生成のための逓倍率
PLL クロック (PLLCLK) の生成に関係するクロック周波数と逓倍率の計算方法について説明
します。
PLL 入力クロック周波数
= ( メイン発振周波数 ) / (PLL 設定レジスタ (PLLCR) の PDS ビットで設定した分周比 )
PLL 逓倍率
= (PLL 設定レジスタ (PLLCR) の ODS ビットで設定した分周比 ) × (PLL 設定レジス
タ (PLLCR) の PMS ビットで設定した逓倍率 )
PLL マクロ発振クロック周波数
= (PLL 入力クロック周波数 ) × PLL 逓倍率
PLL クロック (PLLCLK) 周波数
= (PLL 入力クロック周波数 ) × (PLL 設定レジスタ (PLLCR) の PMS ビットで設定し
た逓倍率 )
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119
第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91625 シリーズ
PLL クロック (PLLCLK) の設定例を表 4.5-1 に示します。
表 4.5-1 PLL クロック (PLLCLK) の設定例
PLL 設定レジスタ
(PLLCR)
メイン
発振
周波数
PDS3 ∼
PDS0
ODS1,
ODS0
PMS3 ∼
PMS0
PLL 入力
クロック
周波数
PLL
PLL 逓倍率
PLL
マクロ発振
ODS ×
クロック
クロック
PMS
周波数
周波数
4MHz
0000
00
0111
4MHz
8 逓倍
32MHz
32MHz
4MHz
0000
00
1110
4MHz
15 逓倍
60MHz
60MHz
4.167MHz
0000
00
0111
4.167MHz
8 逓倍
33MHz
33MHz
4MHz
0000
00
1001
4MHz
10 逓倍
40MHz
40MHz
8MHz
0000
00
0100
8MHz
5 逓倍
40MHz
40MHz
8MHz
0001
00
1110
4MHz
15 逓倍
60MHz
60MHz
< 注意事項 >
PLL 入力クロック , PLL 逓倍率 , PLL マクロ発振クロック , ソースクロックは , 次の使用
条件を満たすように設定してください。
PLL 入力クロック周波数
4MHz ∼ 24MHz
PLL 逓倍率
2 逓倍∼ 15 逓倍
PLL マクロ発振クロック周波数
30MHz ∼ 60MHz
ソースクロック (PLL クロック選択時 ) 7.5MHz ∼ 60MHz
120
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第 5 章 クロック分周
制御部
内部クロックを生成するクロック分周制御部につ
いて説明します。
5.1 概要
5.2 内部クロック
5.3 構成
5.4 レジスタ
5.5 分周比
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121
第 5 章 クロック分周制御部
5.1
5.1
MB91625 シリーズ
概要
クロック生成部から入力したソースクロック (SRCCLK) を分周して内部クロックを生成し
ます。
クロック分周制御部は , ソースクロック (SRCCLK) を分周して , 内部クロックを生成
し , CPU やバス , 周辺機能に供給します。
生成する内部クロックを表 5.1-1 に示します。これらのクロックを総称して内部クロッ
クと言います。
表 5.1-1 生成する内部クロック
クロック名
ベースクロック (BCLK)
生成元クロック
ソースクロック (SRCCLK) の 1 ∼ 8 分周
CPU クロック (CCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 分周 ( 非分周 )
オンチップバスクロック
(HCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 分周 ( 非分周 )
周辺クロック (PCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 ∼ 16 分周
ソースクロック (SRCCLK) については,「第4章 クロック生成部」を参照してください。
122
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第 5 章 クロック分周制御部
5.2
MB91625 シリーズ
5.2
内部クロック
各内部クロックについて説明します。
■ ベースクロック (BCLK)
すべての内部クロックの生成元になるクロックです。
分周設定レジスタ 0 (DIVR0) の DIVB2 ∼ DIVB0 ビットでソースクロック (SRCCLK) を
1 ∼ 8 分周して生成します。
デバイス全体の動作周波数を一括して低下させることができます。
次の各低消費電力モード時に停止します。
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
■ CPU クロック (CCLK)
本デバイスの CPU 部に供給するクロックで , ベースクロック (BCLK) から生成します。
ベースクロック (BCLK) を分周せずに生成するので , 動作周波数は常にベースクロッ
ク (BCLK) と同じです。
次の各低消費電力モード時に停止します。
•
ドーズモード ( 停止期間中 )
•
スリープモード
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
クロック名
CPU クロック (CCLK)
代表的な供給先
CPU ( 命令実行部 )
■ オンチップバスクロック (HCLK)
オンチップバスとそれに接続される各回路に供給されるクロックで , ベースクロック
(BCLK) から生成します。
ベースクロック (BCLK) を分周せずに生成するので , 動作周波数は常にベースクロッ
ク (BCLK) と同じです。
次の各低消費電力モード時に停止します。
•
バススリープモード
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
クロック名
オンチップバスクロック (HCLK)
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代表的な供給先
DMA コントローラ (DMAC)
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123
第 5 章 クロック分周制御部
5.2
MB91625 シリーズ
■ 周辺クロック (PCLK)
周辺バスとそれに接続する各周辺機能に供給されるクロックです。
分周設定レジスタ 2 (DIVR2) の DIVP3 ∼ DIVP0 ビットでベースクロック (BCLK) を 1
∼ 16 分周して生成します。
次の低消費電力モード時は , 設定にかかわらず停止します。
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
クロック名
周辺クロック (PCLK)
124
代表的な供給先
周辺バス
クロック制御部
リセット制御部
ウォッチドッグタイマ
割込みコントローラ
外部割込み
遅延割込み
16 ビットリロードタイマ
各周辺機能
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第 5 章 クロック分周制御部
5.3
MB91625 シリーズ
5.3
構成
クロック生成部から入力されたソースクロックを, レジスタに設定した値で分周し, 各回路へ
出力します。
■ クロック分周制御部のブロックダイヤグラム
クロック分周制御部のブロックダイヤグラムを図 5.3-1 に示します。
図 5.3-1 クロック分周制御部のブロックダイヤグラム
ソースクロック
(SRCCLK)
DIVB2 ∼ DIVB0
(1 ∼ 8 分周 )
ベースクロック
(BCLK)
CPU スリープ
CPU クロック
(CCLK)
バススリープ
オンチップ
バスクロック
(HCLK)
DIVP3 ∼ DIVP0
(1 ∼ 16 分周 )
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周辺クロック
(PCLK)
125
第 5 章 クロック分周制御部
5.4
5.4
MB91625 シリーズ
レジスタ
クロック分周制御部で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ クロック分周制御部のレジスタ一覧
クロック分周制御部のレジスタ一覧を表 5.4-1 に示します。
表 5.4-1 クロック分周制御のレジスタ一覧
126
レジスタ略称
DIVR0
レジスタ名
分周設定レジスタ 0
5.4.1
DIVR2
分周設定レジスタ 2
5.4.2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
CM71-10151-2
第 5 章 クロック分周制御部
5.4
MB91625 シリーズ
分周設定レジスタ 0 (DIVR0)
5.4.1
ベースクロック (BCLK) を生成するときのソースクロック (SRCCLK) の分周比を設定するレ
ジスタです。
分周設定レジスタ 0 (DIVR0) のビット構成を図 5.4-1 に示します。
図 5.4-1 分周設定レジスタ 0 (DIVR0) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
DIVB2
DIVB1
DIVB0
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
0
0
0
0
0
0
1
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit5]:DIVB2 ∼ DIVB0 ( ベースクロック分周設定ビット )
ソースクロック (SRCCLK) からベースクロック (BCLK) を生成するときの分周比を設
定します。
CPU クロック (CCLK) とオンチップバスクロック (HCLK) はベースクロック (BCLK)
を分周しないで生成するので , ベースクロック (BCLK) と同じ周波数になります。
DIVB2
DIVB1
DIVB0
説明
0
0
0
1 分周 ( 非分周 )
0
0
1
2 分周
0
1
0
3 分周
0
1
1
4 分周
1
0
0
5 分周
1
0
1
6 分周
1
1
0
7 分周
1
1
1
8 分周
[bit4 ∼ bit2]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読込み時
"0" が読み出されます。
[bit1, bit0]:予約ビット
CM71-10151-2
書込み時
必ず "1" を書き込んでください。
読込み時
"1" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
127
第 5 章 クロック分周制御部
5.4
MB91625 シリーズ
分周設定レジスタ 2 (DIVR2)
5.4.2
周辺クロック (PCLK) を生成するときのベースクロック (BCLK) の分周比を設定するレジス
タです。
分周設定レジスタ 2 (DIVR2) のビット構成を図 5.4-2 に示します。
図 5.4-2 分周設定レジスタ 2 (DIVR2) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
DIVP3
DIVP2
DIVP1
DIVP0
R/W
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
0
0
1
1
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit4]:DIVP3 ∼ DIVP0 ( 周辺クロック分周設定ビット )
ベースクロック (BCLK) から周辺クロック (PCLK) を生成するときの分周比を設定し
ます。
DIVP3
DIVP2
DIVP1
DIVP0
説明
0
0
0
0
1 分周 ( 非分周 )
0
0
0
1
2 分周
0
0
1
0
3 分周
0
0
1
1
4 分周
0
1
0
0
5 分周
0
1
0
1
6 分周
0
1
1
0
7 分周
0
1
1
1
8 分周
1
0
0
0
9 分周
1
0
0
1
10 分周
1
0
1
0
11 分周
1
0
1
1
12 分周
1
1
0
0
13 分周
1
1
0
1
14 分周
1
1
1
0
15 分周
1
1
1
1
16 分周
[bit3 ∼ bit0]:予約ビット
128
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読込み時
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 5 章 クロック分周制御部
5.5
MB91625 シリーズ
5.5
分周比
クロック分周制御部は , 各内部クロックに対して分周比を設定できます。
各内部クロックに対するソースクロックからの分周比を図 5.5-1 に示します。
図 5.5-1 各内部クロックに対するソースクロックからの分周比
ソースクロック
(SRCCLK)
1 ∼ 8 分周
ベースクロック
(BCLK)
CPU クロック
(CCLK)
1 ∼ 16 分周
周辺クロック
(PCLK)
■ 初期化後の分周比
リセット発生後の内部クロックの分周を表 5.5-1 に示します。
表 5.5-1 リセット発生後の分周比
クロック名
CM71-10151-2
初期化後の分周比
ベースクロック (BCLK)
ソースクロック (SRCCLK) の 1 分周
CPU クロック (CCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 分周
オンチップバスクロック (HCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 分周
周辺クロック (PCLK)
ベースクロック (BCLK) の 4 分周
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
129
第 5 章 クロック分周制御部
5.5
MB91625 シリーズ
■ 分周比の変更
分周比の設定に変更があった場合は , 設定値を変更した次のクロックの立上りエッジ
から変更した分周比が有効となります。
A
A
B
B
B
クロック
レジスタの設定値
( 分周比 )
A
B
分周比変更
130
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 6 章 メインタイマ
メインタイマの機能と動作について説明します。
6.1 概要
6.2 構成
6.3 レジスタ
6.4 割込み
6.5 動作説明と設定手順例
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
131
第 6 章 メインタイマ
6.1
6.1
MB91625 シリーズ
概要
メインタイマは , メインクロック (MCLK) で動作するタイマです。
メインクロック (MCLK) とPLLクロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間の生成に使用します。
メインタイマは , メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間や PLL クロック
(PLLCLK) の発振安定待ち時間をカウントするタイマです。
メインクロック (MCLK) の発振が安定状態のときは , 一定間隔で割込み要求を発生す
るインターバルタイマとしても使用できます。
このタイマは , 次の場合にクリアされます。
•
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットに "1" を書き込んだとき
MTC ビットに "1" を書き込んでから , メインタイマがクリアされるまでは , メイン
タイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットからは "1" が読み出されます。
•
メインクロック (MCLK) の発振が停止しているとき
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビット =0 のとき )
•
•
ストップモード時
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメインタイマを停止したと
き (MTE=0)
メインタイマの動作が禁止されると , メインクロック (MCLK) と PLL クロック
(PLLCLK) の発振安定待ち時間以外は , このタイマは停止します。
132
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 6 章 メインタイマ
6.2
MB91625 シリーズ
6.2
構成
メインタイマの構成を示します。
■ メインタイマのブロックダイヤグラム
メインタイマのブロックダイヤグラムは , 「第 4 章 クロック生成部」の「■ メインク
ロック (MCLK) 生成部」を参照してください。
■ クロック
メインタイマで使用するクロックを表 6.2-1 に示します。
表 6.2-1 メインタイマで使用するクロック
クロック名
動作クロック
CM71-10151-2
内容
メインクロック (MCLK)
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
133
第 6 章 メインタイマ
6.3
6.3
MB91625 シリーズ
レジスタ
メインタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ メインタイマのレジスタ一覧
メインタイマのレジスタ一覧を表 6.3-1 に示します。
表 6.3-1 メインタイマのレジスタ一覧
レジスタ略称
MTMCR
134
レジスタ名
メインタイマ制御レジスタ
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
6.3.1
CM71-10151-2
第 6 章 メインタイマ
6.3
MB91625 シリーズ
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR)
6.3.1
メインタイマを制御するレジスタです。
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) のビット構成を図 6.3-1 に示します。
図 6.3-1 メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
MTIF
MTIE
MTC
MTE
MTS3
MTS2
MTS1
MTS0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
1
1
1
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは, メインクロック (MCLK) が安定発振中のとき (クロックソース監視レ
ジスタ (CMONR) の MCRDY ビット =1) のみ , 書き換えられます。
ただし , MTIE ビットは , MCRDY ビットが "0" の場合も書き換えることができます。
•
CM71-10151-2
ソフトウェアリセットは , MTE ビットと MTC ビットの両方が "0" のときに , 行ってく
ださい。ソフトウェアリセットについては , 「第 9 章 リセット」を参照してください。
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135
第 6 章 メインタイマ
6.3
MB91625 シリーズ
[bit7]:MTIF ( メインタイマ割込みフラグビット )
メインタイマがオーバフローしたことを示すフラグです。
メインタイマは次の場合にオーバフローします。
•
MTS3 ∼ MTS0 ビットで設定した周期をカウントアップし終わったとき
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR)のMCENビットを"0"から"1"に書き換えた後,
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間が経過したとき
•
ストップモードから復帰後 , メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間が経過し
たとき
MTIE ビットに "1" が設定されているときに , このビットが "1" になると , メインタイ
マ割込み要求が発生します。
MTIF
読出し時
書込み時
0
オーバフローは発生していません。 このビットを "0" にクリアします。
1
オーバフローが発生しました。
無視されます。
メインタイマ割込み要求による DMA 転送が発生した場合も , このビットは "0" にクリ
アされます。
< 注意事項 >
•
MTEビットでメインタイマの動作を禁止 (MTE=0) すると, メインタイマがクリアされ
ます。
•
MTIE ビットが "0" に設定されていると , メインタイマ割込み要求による DMA 転送が
発生した場合でも , このビットはクリアされません。
•
INIT 端子から "L" レベルの信号を入力して本デバイスをリセット後 , 再度 INIT 端子か
ら "H"レベルの信号を入力した場合は , メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間が
経過しても , このビットは "1" に変わりません。
•
このビットを "0" にクリアするタイミングと , オーバフロー発生のタイミングが重なっ
た場合は , オーバフローの発生が優先され , このビットは "1" のままになります。
•
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit6]:MTIE ( メインタイマ割込み許可ビット )
メインタイマがオーバフローしたとき (MTIF=1) にメインタイマ割込み要求を発生さ
せるかどうかを設定します。
このビットに "1" が設定されている場合に , MTIF ビットが "1" になると , メインタイ
マ割込み要求が発生します。
書込み値
136
説明
0
メインタイマ割込み要求の発生を禁止します。
1
メインタイマ割込み要求の発生を許可します。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 6 章 メインタイマ
6.3
MB91625 シリーズ
[bit5]:MTC ( メインタイマクリアビット )
メインタイマをクリアします。
また , このビットを読み出すとメインタイマの動作状態を確認できます。
MTC
書込み時
読出し時
0
無視されます。
通常動作中です。
1
メインタイマをクリアします。
メインタイマのクリア中です。
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令では "0" が読み出されます。
•
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち中は , メインタイマをクリアしないでくださ
い。
•
メインクロック (MCLK) の発振が安定している場合にのみ , このレジスタを書き換え
ることができます。そのため , 次の条件が揃ったときは , このビットに "1" を書き込ん
でも , メインタイマをクリアできません。
- メインクロック (MCLK) の発振中 (クロックソース設定レジスタ (CSELR) のMCEN
ビット =1)
- メインクロック (MCLK) の発振停止中 / 発振安定待ち中 ( クロックソース監視レジス
タ (CMONR) の MCRDY ビット =0)
•
MTE ビットを "0" から "1" に書き換えるのと同時に , このビットに "1" を書き込むと ,
メインタイマをクリアしてから , メインタイマの動作が開始されます。
•
このビットが "1" のときに , 再度このビットに "1" を書き込まないでください。
•
MTC ビットが "0" になるまでは , MTIF ビットが "1" になることがあります。
[bit4]:MTE ( メインタイマ動作許可ビット )
メインタイマの動作を許可 / 禁止 ( 停止 ) します。
書込み値
説明
0
メインタイマの動作を禁止 ( 停止 ) します。
1
メインタイマの動作を許可します。
< 注意事項 >
•
メインタイマの動作を禁止 ( 停止 ) すると , メインクロック (MCLK) と PLL クロック
(PLLCLK) の発振安定待ち時間中以外は , メインタイマは停止します。
•
メインタイマの動作を禁止 ( 停止 ) すると , メインタイマがクリアされます。メインタ
イマのクリア中は , MTC ビットから "1" が読み出されます。MTC ビットが "0" になる
までは , MTIF ビットが "1" になることがあります。
•
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち中は , このビットを "1" から "0" に書き換えな
いでください。
•
MTC ビットが "1" のときは , このビットに "1" を書き込まないでください。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
137
第 6 章 メインタイマ
6.3
MB91625 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:MTS3 ∼ MTS0 ( メインタイマ周期選択ビット )
メインタイマのオーバフロー周期を選択します。
このビットで設定した周期をカウントアップし終わると , メインタイマがオーバフ
ローします。
MTS3 MTS2 MTS1 MTS0
オーバフロー周期
4MHz 時
8MHz 時
48MHz 時
128.0μs
64.0μs
約 10.7μs
210 ×メインクロックの周期
256.0μs
128.0μs
約 21.3μs
0
211
512.0μs
256.0μs
約 42.7μs
1
1
12
×メインクロックの周期
約 1ms
512.0μs
約 85.3μs
1
0
0
13
×メインクロックの周期
約 2ms
約 1ms 約 170.7μs
1
1
0
1
14
×メインクロックの周期
約 4ms
約 2ms 約 341.3μs
1
1
1
0
15
2
×メインクロックの周期
約 8ms
約 4ms 約 682.7μs
1
1
1
1
216 ×メインクロックの周期
約 16.4ms
1
0
0
0
29
1
0
0
1
1
0
1
1
0
1
×メインクロックの周期
2
2
2
×メインクロックの周期
約 8ms
約 1.4ms
MTS3 ビットには必ず "1" を書き込んでください。
< 注意事項 >
•
このビットは , MTE ビットでメインタイマを停止して (MTE=0) から変更してくださ
い。
•
MTIE ビットが "1" に設定されていると , メインタイマがオーバフローしたときに , メ
インタイマ割込み要求が発生します。
メインタイマのオーバフロー周期が 5T (T:周辺クロック (PCLK) の周期 ) 以上になる
ように設定してください。
138
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 6 章 メインタイマ
6.4
MB91625 シリーズ
割込み
6.4
メインタイマがオーバフローすると , メインタイマ割込み要求が発生します。
メインタイマで使用できる割込みについて表 6.4-1 に示します。
表 6.4-1 メインタイマの割込み
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
メ イ ン タ イ マ MTMCRのMTIF=1 MTMCR の MTIE=1 MTMCR の MTIF ビットに
割込み要求
"0" を書き込む
MTMCR : メインタイマ制御レジスタ (MTMCR)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
139
第 6 章 メインタイマ
6.5
6.5
MB91625 シリーズ
動作説明と設定手順例
メインタイマの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順例も示しま
す。
6.5.1
メインタイマの動作
■ 概要
メインタイマは , メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間や PLL クロック
(PLLCLK) の発振安定待ち時間をカウントするタイマです。
メインクロック (MCLK) の発振が安定状態のときは , 一定間隔で割込み要求を発生す
るインターバルタイマとしても使用できます。
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメインタイマの動作を禁止する
と (MTE=0), メインクロック (MCLK) と PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間
以外は , このタイマは停止します。
■ 動作
メインタイマは次のように動作します。
1. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメインタイマの動作を許可
する (MTE=1)
2. メインタイマがメインクロック (MCLK) に同期して , カウントアップを開始する
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットが "1" の間 , カウントアップを
継続します。
3. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTS3 ∼ MTS0 ビットで設定した値までカ
ウントアップする
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTIF ビットが "1" に変わります。
このとき , メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTIE ビットが "1" だと , メイン
タイマ割込み要求が発生します。
メインタイマ割込み要求をクリアするには , MTIF ビットに "0" を書き込んでくださ
い。MTIF ビットが "0" にクリアされます。
メインタイマの動作中に , メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメイ
ンタイマの動作を禁止 (MTE=0) すると , メインタイマはカウントを停止し , 値がクリ
アされます。詳しくは , 「■ タイマクリア」を参照してください。
■ タイマクリア
メインタイマは次の場合にクリアされます。
•
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットに "1" を書き込んだとき
MTC ビットに "1" を書き込んでから , メインタイマがクリアされるまでは , メイン
タイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットからは "1" が読み出されます。
140
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
•
第 6 章 メインタイマ
6.5
メインクロック (MCLK) の発振が停止しているとき
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビット =0 のとき )
•
ストップモード時
•
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメインタイマを停止したと
き (MTE=0)
< 注意事項 >
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) は , メインクロック (MCLK) の発振が安定している
場合にのみ書き換えられます。そのため , 次の条件が揃ったときに , メインタイマ制御レ
ジスタ (MTMCR) のMTCビットに"1"を書き込んでも, メインタイマはクリアできません。
•
メインクロック (MCLK) の発振中 ( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN
ビット =1)
•
メインクロック (MCLK) の発振停止中 / 発振安定待ち中 ( クロックソース監視レジスタ
(CMONR) の MCRDY ビット =0)
■ 割込みの設定手順
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の設定手順例は次の通りです。
1. MTIE ビットでメインタイマ割込みを禁止 (MTIE=0)
2. MTIF ビットでメインタイマ割込みフラグをクリア (MTIF=0)
3. MTE ビットでメインタイマの動作を禁止 (MTE=0)
4. MTC ビットを読み出して , メインタイマのクリアが完了していることを確認
(MTC=0)
5. MTS3 ∼ MTS0 ビットでタイマ周期を設定
6. MTIE ビットでメインタイマ割込みを許可 (MTIE=1)
7. MTE ビットで , メインタイマの動作を許可 (MTE=1)
MTS3 ∼ MTS0 ビットで設定した周期が経過すると , メインタイマ割込み要求が発
生し , 割込み処理ルーチンへ移行します。
8. MTIF ビットで , メインタイマ割込みフラグをクリア (MTIF=0)
9. MTIF ビットを 1 回読み出して , メインタイマ割込みフラグのクリアを完了させる。
RETI 命令で割込み処理ルーチンから , 通常のプログラム処理動作へ復帰します。
< 注意事項 >
MTIF ビットに "0" を書き込んでもメインタイマ割込みフラグはすぐにクリアされません。
MTIF ビットを 1 回読み出すことでフラグクリア完了後 , RETI 命令で復帰させることがで
きます。
CM71-10151-2
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141
第 6 章 メインタイマ
6.5
MB91625 シリーズ
ストップモードへの遷移について
6.5.2
ストップモードへ遷移する前には , メインタイマ割込み要求の発生を禁止する必要がありま
す。
ストップモードへの遷移は次の手順で行ってください。
1. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットで , PLL クロック (PLLCLK)
の発振を停止 (PCEN=0)
2. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTIE ビットで , メインタイマ割込み要求
の発生を禁止 (MTIE=0)
3. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットで , メインタイマの動作を禁止
(MTE=0)
4. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットを読み出して , メインタイマが
クリア中でないことを確認 (MTC=0)
5. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTIF ビットで , メインタイマ割込みフラ
グをクリア (MTIF=0)
6. 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の MOSW3 ∼ MOSW0 ビットでメインクロッ
ク (MCLK) の発振安定待ち時間を設定
7. ストップモードへ遷移
< 注意事項 >
ストップモードへ遷移する前に , 必ず PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止してくださ
い。
142
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 7 章 サブタイマ
サブタイマの機能と動作について説明します。
7.1 概要
7.2 構成
7.3 レジスタ
7.4 割込み
7.5 動作説明と設定手順例
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
143
第 7 章 サブタイマ
7.1
7.1
MB91625 シリーズ
概要
サブタイマは , サブクロック (SBCLK) で動作するタイマです。
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間の生成に使用します。
サブタイマは , サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間をカウントします。
サブクロック (SBCLK) の発振が安定状態のときは , 一定間隔で割込み要求を発生する
インターバルタイマとしても使用できます。
このタイマは , 次の場合にクリアされます。
•
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットに "1" を書き込んだとき
STC ビットに "1" を書き込んでから , サブタイマがクリアされるまでは , サブタイ
マ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットからは "1" が読み出されます。
•
サブクロック (SBCLK) の発振が停止しているとき
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット =0 のとき )
•
ストップモード時
•
サブタイマ制御レジスタ
(STE=0)
(STMCR)
の STE ビットでサブタイマを停止したとき
サブタイマの動作が禁止されると, サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間以外は,
このタイマは停止します。
144
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 7 章 サブタイマ
7.2
MB91625 シリーズ
7.2
構成
サブタイマの構成を示します。
■ サブタイマのブロックダイヤグラム
サブタイマのブロックダイヤグラムは , 「第 4 章 クロック生成部」の「■ サブクロッ
ク (SBCLK) 生成部」を参照してください。
■ クロック
サブタイマで使用するクロックを表 7.2-1 に示します。
表 7.2-1 サブタイマで使用するクロック
クロック名
動作クロック
CM71-10151-2
内容
サブクロック (SBCLK)
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
145
第 7 章 サブタイマ
7.3
7.3
MB91625 シリーズ
レジスタ
サブタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ サブタイマのレジスタ一覧
サブタイマのレジスタ一覧を表 7.3-1 に示します。
表 7.3-1 サブタイマのレジスタ一覧
レジスタ略称
STMCR
146
レジスタ名
サブタイマ制御レジスタ
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
7.3.1
CM71-10151-2
第 7 章 サブタイマ
7.3
MB91625 シリーズ
サブタイマ制御レジスタ (STMCR)
7.3.1
サブタイマを制御するレジスタです。
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) のビット構成を図 7.3-1 に示します。
図 7.3-1 サブタイマ制御レジスタ (STMCR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
STIF
STIE
STC
STE
STS2
STS1
STS0
R/W
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
1
1
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは , サブクロック (SBCLK) が安定発振中のとき ( クロックソース監視レ
ジスタ (CMONR) の SCRDY ビット =1) のみ , 書き換えられます。
ただし , STIE ビットは , SCRDY ビットが "0" の場合も書き換えることができます。
•
ソフトウェアリセットは , STE ビットと STC ビットの両方が "0" のときに行ってくだ
さい。ソフトウェアリセットについては , 「第 9 章 リセット」を参照してください。
[bit7]:STIF ( サブタイマ割込みフラグビット )
サブタイマがオーバフローしたことを示すフラグです。
サブタイマは次の場合にオーバフローします。
•
•
STS2 ∼ STS0 ビットで設定した周期をカウントアップし終わったとき
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビットを "0" から "1" に書き換えた
後 , サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間が経過したとき
•
ストップモードから復帰後, サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間が経過した
とき
STIE ビットに "1" が設定されているときに , このビットが "1" になると , サブタイマ割
込み要求が発生します。
STIF
読出し時
書込み時
0
オーバフローは発生していません。 このビットを "0" にクリアします。
1
オーバフローが発生しました。
無視されます。
サブタイマ割込み要求による DMA 転送が発生した場合も , このビットは "0" にクリア
されます。
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147
第 7 章 サブタイマ
7.3
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
•
STE ビットでサブタイマの動作を禁止 (STE=0) すると , サブタイマがクリアされま
す。
•
STIE ビットが "0" に設定されていると , サブタイマ割込み要求による DMA 転送が発生
した場合でも , このビットはクリアされません。
•
このビットを "0" にクリアするタイミングと , オーバフロー発生のタイミングが重なっ
た場合は , オーバフローの発生が優先され , このビットは "1" のままになります。
•
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit6]:STIE ( サブタイマ割込み許可ビット )
サブタイマがオーバフローしたとき (STIF=1) にサブタイマ割込み要求を発生させる
かどうかを設定します。
このビットに "1" が設定されている場合に , STIF ビットが "1" になると , サブタイマ割
込み要求が発生します。
書込み値
説明
0
サブタイマ割込み要求の発生を禁止します。
1
サブタイマ割込み要求の発生を許可します。
[bit5]:STC ( サブタイマクリアビット )
サブタイマをクリアします。
また , このビットを読み出すとサブタイマの動作状態を確認できます。
STC
書込み時
読出し時
0
無視されます。
通常動作中です。
1
サブタイマをクリアします。
サブタイマのクリア中です。
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令では "0" が読み出されます。
•
サブクロック (SBCLK) の発振が安定している場合にのみ , このレジスタを書き換える
ことができます。そのため , 次の条件が揃ったときは , このビットに "1" を書き込んで
も , サブタイマをクリアできません。
- サブクロック (SBCLK) の発振中 ( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN
ビット =1)
- サブクロック (SBCLK) の発振停止中 / 発振安定待ち中 ( クロックソース監視レジス
タ (CMONR) の SCRDY ビット =0)
148
•
STE ビットを "0" から "1" に書き換えるのと同時に , このビットに "1" を書き込むと ,
サブタイマをクリアしてから , サブタイマの動作が開始されます。
•
このビットが "1" のときに , 再度このビットに "1" を書き込まないでください。
•
STC ビットが "0" になるまでは , STIF ビットが "1" になることがあります。
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第 7 章 サブタイマ
7.3
MB91625 シリーズ
[bit4]:STE ( サブタイマ動作許可ビット )
サブタイマの動作を制御します。
書込み値
説明
0
サブタイマの動作を禁止 ( 停止 ) します。
1
サブタイマの動作を許可します。
< 注意事項 >
•
サブタイマの動作を禁止 ( 停止 ) すると , サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間
中以外は , サブタイマは停止します。
•
サブタイマの動作を禁止 ( 停止 ) するとサブタイマがクリアされます。サブタイマのク
リア中は , STC ビットから "1" が読み出されます。STC ビットが "0" になるまでは ,
STIF ビットが "1" になることがあります。
•
STC ビットが "1" のときは , このビットに "1" を書き込まないでください。
[bit3]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit2 ∼ bit0]:STS2 ∼ STS0 ( サブタイマ周期選択ビット )
サブタイマのオーバフロー周期を選択します。
このビットで設定した周期をカウントアップし終わると , サブタイマがオーバフロー
します。
STS2
STS1
STS0
オーバフロー周期
32768Hz 時
0
0
0
28
×サブクロック周期
約 7.8ms
0
0
1
29 ×サブクロック周期
約 15.6ms
0
1
0
210 ×サブクロック周期
約 31.3ms
0
1
1
2
×サブクロック周期
62.5ms
1
0
0
212 ×サブクロック周期
125.0ms
1
0
1
213 ×サブクロック周期
250.0ms
1
1
0
214 ×サブクロック周期
500.0ms
1
1
1
215 ×サブクロック周期
1s
11
< 注意事項 >
•
このビットは , STE ビットでサブタイマを停止して (STE=0) から変更してください。
•
STIE ビットが "1" に設定されていると , サブタイマがオーバフローしたときに , サブ
タイマ割込み要求が発生します。
サブタイマのオーバフロー周期が 5T (T:周辺クロック (PCLK) の周期 ) 以上になるよ
うに設定してください。
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149
第 7 章 サブタイマ
7.4
MB91625 シリーズ
割込み
7.4
サブタイマがオーバフローすると , サブタイマ割込み要求が発生します。
サブタイマで使用できる割込みについて表 7.4-1 に示します。
表 7.4-1 サブタイマの割込み
割込み要求
サブタイマ
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
STMCR の STIF=1 STMCR の STIE=1 STMCR のSTIF ビットに"0"
を書き込む
STMCR : サブタイマ制御レジスタ (STMCR)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
150
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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MB91625 シリーズ
7.5
第 7 章 サブタイマ
7.5
動作説明と設定手順例
サブタイマの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順例も示します。
7.5.1
サブタイマの動作
■ 概要
サブタイマは , サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間をカウントします。
サブクロック (SBCLK) の発振が安定状態のときは , 一定間隔で割込み要求を発生する
インターバルタイマとしても使用できます。
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STE ビットでサブタイマの動作を禁止すると
(STE=0), サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間以外は , このタイマは停止しま
す。
■ 動作
サブタイマは次のように動作します。
1. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STE ビットでサブタイマの動作を許可する
(STE=1)
2. サブタイマがサブクロック (SBCLK) に同期して , カウントアップを開始する
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) STE ビットが "1" の間 , カウントアップを継続し
ます。
3. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STS2 ∼ STS0 ビットで設定した値までカウン
トアップする
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STIF ビットが "1" に変わります。
このとき , サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STIE ビットが "1" だと , サブタイ
マ割込み要求が発生します。
サブタイマ割込み要求をクリアするには , STIF ビットに "0" を書き込んでください。
STIF ビットが "0" にクリアされます。
サブタイマの動作中に , サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STE ビットでサブタイマ
の動作を禁止 (STE=0) すると , サブタイマはカウントを停止し , 値がクリアされます。
詳しくは , 「■ タイマクリア」を参照してください。
■ タイマクリア
サブタイマは次の場合にクリアされます。
•
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットに "1" を書き込んだとき
STC ビットに "1" を書き込んでから , サブタイマがクリアされるまでは , サブタイ
マ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットからは "1" が読み出されます。
•
サブクロック (SBCLK) の発振が停止しているとき
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット =0 のとき )
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151
第 7 章 サブタイマ
7.5
MB91625 シリーズ
•
ストップモード時
•
サブタイマ制御レジスタ
(STE=0)
(STMCR)
の STE ビットでサブタイマを停止したとき
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間以外は , このタイマは停止します。
< 注意事項 >
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) は , サブクロック (SBCLK) の発振が安定している場
合にのみ書き換えられます。そのため , 次の条件が揃ったときに , サブタイマ制御レジス
タ (STMCR) の STC ビットに "1" を書き込んでも , サブタイマはクリアできません。
•
サブクロック (SBCLK) の発振中 ( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN
ビット =1)
•
サブクロック (SBCLK) の発振停止中 / 発振安定待ち中 ( クロックソース監視レジスタ
(CMONR) の SCRDY ビット =0)
■ 割込みの設定手順
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の設定手順例は次の通りです。
1. STIE ビットでサブタイマ割込みを禁止 (STIE=0)
2. STIF ビットでサブタイマ割込みフラグをクリア (STIF=0)
3. STE ビットでサブタイマの動作を禁止 (STE=0)
4. STC ビットを読み出して , サブタイマが通常動作中であることを確認 (STC=0)
5. STS2 ∼ STS0 ビットでタイマ周期を設定
6. STIE ビットで , サブタイマ割込みを許可 (STIE=1)
7. STE ビットで , サブタイマの動作を許可 (STE=1)
STS2∼STS0ビットで設定した周期が経過すると, サブタイマ割込み要求が発生し ,
割込み処理ルーチンへ移行します。
8. STIF ビットで , サブタイマ割込みフラグをクリア (STIF=0)
9. STIF ビットを 1 回読み出して , サブタイマ割込みフラグのクリアを完了させる。
RETI 命令で割込み処理ルーチンから , 通常のプログラム処理動作へ復帰します。
< 注意事項 >
STIF ビットに "0" を書き込んでもサブタイマ割込みフラグはすぐにクリアされません。
STIF ビットを 1 回読み出すことでフラグクリア完了後 , RETI 命令で復帰させることがで
きます。
152
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CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
第 7 章 サブタイマ
7.5
ストップモードへの遷移と時計モードについて
7.5.2
ストップモードへ遷移する前には , サブタイマによる割込み動作を禁止する必要があります。
ストップモードへの遷移は次の手順で行ってください。
1. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットで , PLL クロック (PLLCLK)
の発振を停止 (PCEN=0)
2. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STIE ビットで , サブタイマ割込みを禁止
(STIE=0)
3. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STE ビットで , サブタイマの動作を禁止
(STE=0)
4. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットを読み出して , サブタイマがクリ
ア中でないことを確認 (STC=0)
5. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STIF ビットで , サブタイマ割込みフラグをク
リア (STIF=0)
6. 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の SOSW2 ∼ SOSW0 ビットで , サブクロック
(SBCLK) の発振安定待ち時間を設定
7. ストップモードへ遷移
< 注意事項 >
ストップモードへ遷移する前に , 必ず PLL 発振を停止してください。
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153
第 7 章 サブタイマ
7.5
154
MB91625 シリーズ
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CM71-10151-2
第 8 章 低消費電力モード
低消費電力モードの機能と動作について説明しま
す。
8.1 概要
8.2 構成
8.3 レジスタ
8.4 動作説明と設定手順例
8.5 使用上の注意
CM71-10151-2
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155
第 8 章 低消費電力モード
8.1
8.1
MB91625 シリーズ
概要
本製品は , 消費電力を低減するために低消費電力モードを利用することができます。
■ 概要
本製品では次のように消費電力を制御することができます。
•
クロック制御
-
クロック分周
各動作クロックの分周比を変更することで , 動作周波数を落とすことができま
す。
-
クロック停止
特定のクロックを指定して停止させることができます。
•
ドーズモード
設定した動作率で CPU を繰り返し間欠動作させるモードです。
•
スリープモード
周辺機能のみを動作させるモードです。次の 2 種類の中から選択できます。
-
CPU スリープモード
CPU の動作を停止させるモードです。
-
バススリープモード
CPU とオンチップバスの動作を停止させるモードです。
•
スタンバイモード
次の 3 種類の中から選択できます。
-
メインタイマモード
メインクロック発振以外の動作をすべて停止できるモードです。
サブクロック発振は任意に設定できます。
-
時計モード
サブクロック発振以外の動作をすべて停止できるモードです。
-
ストップモード
すべてのクロック発振と動作を停止させるモードです。
156
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CM71-10151-2
第 8 章 低消費電力モード
8.2
MB91625 シリーズ
構成
8.2
消費電力制御部の構成を示します。
■ 消費電力制御部のブロックダイヤグラム
消費電力制御部のブロックダイヤグラムを図 8.2-1 に示します。
図 8.2-1 消費電力制御部のブロックダイヤグラム
RUN [3:0]
RUN
SLP [3:0]
リロード値
選択回路
SLP
S
1 1
[5] [4] [3] [2] [1] [0] SLP 値カウント
終了
Q
R
CPU スリープ要求
RUN 値カウント
終了
DOZE カウンタ
(6 ビットダウンカウンタ )
周辺クロック (PCLK)
DOZE
SLEEP
S
STBCR 読出し
Q
バススリープ要求
R
SLVL [1]
TIMER
S
STBCR 読出し
Q
クロック停止要求
R
バスアクノリッジ
STOP
STBCR 読出し
S
Q
発振停止要求
R
復帰
リセット (RST)
STBCR:スタンバイ制御レジスタ (STBCR)
S
:セット
R
:リセット
Q
:出力
•
スタンバイ制御レジスタ (STBCR)
低消費電力モードを制御するレジスタです。
CM71-10151-2
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157
第 8 章 低消費電力モード
8.2
•
MB91625 シリーズ
スリープレート設定レジスタ (SLPRR)
ドーズモード時の , 動作状態 (RUN 状態 ) の比率およびスリープ状態の比率 ( スリー
プレート ) を設定するレジスタです。
•
リロード値選択回路
スリープレート設定レジスタ (SLPRR) に設定された動作状態 (RUN 状態 ) の比率と
スリープ状態の比率 ( スリープレート ) のどちらをリロードするか選択する回路で
す。
■ クロック
消費電力制御部で使用するクロックを表 8.2-1 に示します。
表 8.2-1 消費電力制御部で使用するクロック
クロック名
動作クロック
158
内容
周辺クロック (PCLK)
備考
-
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第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91625 シリーズ
8.3
レジスタ
消費電力を制御するために必要なレジスタの構成と機能について説明します。
■ 消費電力を制御するレジスタ一覧
消費電力を制御するレジスタの一覧を表 8.3-1 に示します。
表 8.3-1 消費電力を制御するレジスタ一覧
レジスタ略称
STBCR
SLPRR
CM71-10151-2
レジスタ名
スタンバイ制御レジスタ
スリープレート設定レジスタ
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
8.3.1
8.3.2
159
第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91625 シリーズ
スタンバイ制御レジスタ (STBCR)
8.3.1
低消費電力モードを制御するレジスタです。
スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のビット構成を図 8.3-1 に示します。
図 8.3-1 スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
STOP
TIMER
SLEEP
DOZE
SLVL0
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
SLVL1
R/W
予約
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
1
1
R/W:リード / ライト可能
[bit7]:STOP ( ストップモード許可ビット )
ストップモードへの移行を許可するビットです。
書込み値
説明
0
ストップモードへ移行しません。
1
ストップモードへ移行します。
このビットで , ストップモードへの移行を許可後 , このレジスタを読み出すとストップ
モードへ移行します。
ストップモードからの復帰要因が発生すると , このビットは "0" にクリアされます。ス
トップモードからの復帰要因については , 「8.4.6 ストップモード時の動作」の「■ ス
トップモードからの復帰」を参照してください。
[bit6]:TIMER ( メインタイマモード / 時計モード許可ビット )
メインタイマモード / 時計モードへの移行を許可するビットです。
書込み値
0
1
説明
メインタイマモード / 時計モードへ移行しません。
メインタイマモード / 時計モードへ移行します。
このビットで , メインタイマモード / 時計モードへの移行を許可後 , このレジスタを読
み出すとメインタイマモード / 時計モードに移行します。
ただし, STOPビットでストップモードへの移行を許可 (STOP=1) した場合は, このビッ
トに "1" を書き込んでメインタイマモード / 時計モードへの移行を許可しても , この
ビットの設定は無視されます。
メインタイマモード / 時計モードからの復帰要因が発生すると , このビットは "0" にク
リアされます。メインタイマモードからの復帰要因については , 「8.4.4 メインタイマ
モード時の動作」の「■ メインタイマモードからの復帰」を参照してください。時計
モードからの復帰要因については , 「8.4.5 時計モード時の動作」の「■ 時計モードか
らの復帰」を参照してください。
160
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第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91625 シリーズ
[bit5]:SLEEP ( スリープモード許可ビット )
スリープモードへの移行を許可するビットです。
書込み値
0
1
説明
スリープモードへ移行しません。
スリープモードへ移行します。
このビットで , スリープモードへの移行を許可後 , このレジスタを読み出すとスリープ
モードへ移行します。
ただし , STOP ビット /TIMER ビットでストップモード / メインタイマモード / 時計モー
ドへの移行を許可 (STOP/TIMER=1) した場合は , このビットに "1" を書き込んでスリー
プモードへの移行を許可しても , このビットの設定は無視されます。
スリープモードからの復帰要因が発生すると , このビットは "0" にクリアされます。ス
リープモードからの復帰要因については , 「8.4.3 スリープモード時の動作」の「■ ス
リープモードからの復帰」を参照してください。
[bit4]:DOZE ( ドーズモード許可ビット )
ドーズモードへの移行を許可するビットです。
書込み値
説明
0
ドーズモード (CPU 間欠スリープ ) へ移行しません。
1
CPU がドーズモード (CPU 間欠スリープ ) へ移行します。
SLVL1 ビットが "0" に設定されている場合は , ドーズモードからの復帰要因が発生す
ると , このビットは "0" にクリアされます。ドーズモードからの復帰要因については ,
「8.4.2 ドーズモード時の動作」の「■ ドーズモードからの復帰」を参照してください。
[bit3, bit2]:予約ビット
CM71-10151-2
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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161
第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91625 シリーズ
[bit1, bit0]:SLVL1, SLVL0 ( スタンバイレベル設定ビット )
このビットは移行する低消費電力モードで書き込む値の意味が異なります。
低消費電力モード
SLVL1
SLVL0
0
0
ストップモード /
メインタイマモー 0
ド / 時計モード
1
1
1
1
0
0
0
1
1
0
1
1
0
0
0
1
1
0
1
1
スリープモード
ドーズモード
0
説明
ストップモード/メインタイマモード/時計モー
ド時に各端子からの出力を Hi-Z にしません。
ストップモード/メインタイマモード/時計モー
ド時に各端子からの出力を Hi-Z にします。
スリープモード移行時 , CPU スリープモード
(CPU の動作のみ停止 ) に移行します。
スリープモード移行時 , バススリープモード
(CPU, オンチップバスの動作を停止 ) に移行し
ます。*
割込み要求発生時 , DOZE ビットを "0" にクリ
アします。
割込み要求発生時 , DOZE ビットを "0" にクリ
アしません。
* DMA 転送中は , オンチップバスは動作します。
< 注意事項 >
• ストップモード / メインタイマモード / 時計モード設定時に出力を Hi-Z にできる端子は ,
「付録 D CPU の状態における端子状態」を参照してください。
• SLVL0 ビットの設定値は動作に影響ありません。
162
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CM71-10151-2
第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91625 シリーズ
スリープレート設定レジスタ (SLPRR)
8.3.2
ドーズモード時の, 動作状態 (RUN状態) の比率およびスリープ状態の比率 (スリープレート)
を設定するレジスタです。
スリープレート設定レジスタ (SLPRR) のビット構成を図 8.3-2 に示します。
図 8.3-2 スリープレート設定レジスタ (SLPRR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
RUN3
RUN2
RUN1
RUN0
SLP3
SLP2
SLP1
SLP0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
ドーズモード中に , このレジスタを書き換えた場合は , 次の停止 / 動作起動タイミングで
書き換えた設定が反映されます。
[bit7 ∼ bit4]:RUN3 ∼ RUN0 ( 動作周期ビット )
ドーズモード時に CPU が動作する期間を設定します。
このビットに設定した値から CPU の動作期間が次のように算出されます。
( このビットの値 +1) × 4 × tCYCP
tCYCP : 周辺クロック (PCLK) の周期
動作期間についての詳細は , 「8.4.2 ドーズモード時の動作」を参照してください。
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163
第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91625 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:SLP3 ∼ SLP0 ( スリープ状態周期ビット )
ドーズモード時のスリープ状態の期間を設定します。
このビットに設定した値からスリープ状態の期間が次のように算出されます。
( このビットの値 +1) × 4 × tCYCP
tCYCP : 周辺クロック (PCLK) の周期
スリープ状態の期間についての詳細は , 「8.4.2 ドーズモード時の動作」を参照してく
ださい。
< 注意事項 >
164
•
CPU がスリープ要求を受け付けるときに , 遅延が生じる場合があります。その場合は ,
上記の計算式で得られた期間よりもスリープ期間が短くなります。
•
スリープ状態の期間が短い場合 , CPU の動作状況によっては , スリープ状態にならな
い場合があります。
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MB91625 シリーズ
8.4
第 8 章 低消費電力モード
8.4
動作説明と設定手順例
低消費電力モードの動作や使用方法と設定手順例について説明します。
■ 概要
動作クロックの分周比を変更したり , 動作クロックを停止させて消費電力を低減した
りすることができます。
また , 次の低消費電力モードを使用することができます。
•
ドーズモード
設定した動作率で CPU を繰り返し間欠動作させるモードです。
設定した期間で CPU の動作と停止を交互に繰り返すことで , CPU の平均消費電力
を低減できます。
•
スリープモード
CPU やオンチップバスを停止させ , 周辺機能のみを動作させるモードです。
次の 2 種類の中から選択できます。
-
CPU スリープモード
CPU の動作を停止させるモードです。
-
バススリープモード
CPU とオンチップバスの動作を停止させるモードです。
•
スタンバイモード
デバイス全体を停止させ , 待機状態にするモードです。
次の 3 種類の中から選択できます。
8.4.1
-
メインタイマモード
-
時計モード
-
ストップモード
クロック制御時の動作
本製品に内蔵されている各動作クロックを調整することで消費電力とCPUの処理能力の最適
化を行うことができます。
■ 概要
クロックを制御して消費電力を低減するには , 次の 2 つの方法があります。
•
クロック分周
各動作クロックの分周比を変更することで , 動作周波数を落とすことができます。
•
クロック停止
特定のクロックを指定して停止させることができます。
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165
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
■ クロック分周
各動作クロックの分周比を変更することで消費電力を低減できます。動作クロックの
分周比は個別に設定することができます。
各動作クロックと設定可能な分周比を表 8.4-1 に示します。
表 8.4-1 動作クロックと設定可能な分周比
動作クロック
分周比
ベースクロック (BCLK)
ソースクロック (SRCCLK) の 1 ∼ 8 分周
周辺クロック (PCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 ∼ 16 分周
< 注意事項 >
分周方法や条件は動作クロックによって異なります。動作クロックの分周については ,「第
5 章 クロック分周制御部」を参照してください。
166
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
ドーズモード時の動作
8.4.2
CPU の平均消費電力を低減させるために , CPU を間欠動作させるモードです。
■ 概要
ドーズモードを利用すると , 設定した期間で CPU を動作させたり , 停止させたりでき
るので , CPU の平均消費電力を低減できます。処理負荷に応じて , スリープレートを変
更し , 消費電力を低減させながら処理能力を維持してください。
■ 周期の設定
スリープレート設定レジスタ (SLPRR) の RUN3 ∼ RUN0 ビットに , CPU の動作期間を ,
SLP3 ∼ SLP0 ビットにスリープ状態の期間を設定すると , 設定した値から次の計算式
で周期が算出されます。
(RUN+1) × 4 × tCYCP + (SLP+1) × 4 × tCYCP
RUN : RUN3 ∼ RUN0 ビットの値
SLP : SLP3 ∼ SLP0 ビットの値
tCYCP : 周辺クロック (PCLK) の周期
それぞれの期間について図 8.4-1 に示します。
図 8.4-1 動作期間とスリープ状態の期間
PCLK
CPU 動作
SLEEP
RUN
SLEEP
(RUN+1) × 4 × tCYCP
(SLP+1) × 4 × tCYCP
RUN
tCYCP :周辺クロック (PCLK) の周期
SLEEP :スリープ状態
RUN :動作中
< 注意事項 >
•
上記の計算式は , CPU がスリープ要求を受け付けるときの遅延時間を含みません。そ
のため , 誤差が生じる場合があります。
•
スリープ状態の期間が短い場合 , CPU の動作状況によっては , スリープ状態にならな
い場合があります。
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167
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
■ 移行
周期を設定後 , スタンバイ制御レジスタ (STBCR) の DOZE ビットに "1" を書き込むと ,
ドーズモードへ移行し , スリープレート設定レジスタ (SLPRR) の設定にしたがって
CPU が動作と停止を繰り返す間欠動作を開始します。
ドーズモードから復帰する場合は , スタンバイ制御レジスタ (STBCR) の DOZE ビット
に "0" を書き込んでください。
< 注意事項 >
ドーズモード中にスリープレート設定レジスタ (SLPRR) を書き換えた場合は , 次の停止 /
動作移行タイミングで書き換えた設定が反映されます。
■ ドーズモードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU がドーズモードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
スタンバイ制御レジスタ (STBCR) の DOZE ビットに "0" が書き込まれた
•
スタンバイ制御レジスタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" のときに , 割込み要求が発
生した
上記以外の場合は , 設定が維持されるためスリープモード , メインタイマモード , 時計
モード , ストップモードからの復帰後も , ドーズモードを利用できます。
8.4.3
スリープモード時の動作
イベント待ち状態での消費電力を低減させるために利用するモードです。
スリープモードになると, 復帰要因が発生するまでスリープモードを継続し, 復帰要因が発生
すると 2 ∼ 3 クロックの周期でプログラム動作へ復帰できます。
■ 概要
スリープモードを利用すると , CPU とオンチップバスを停止させ周辺機能のみが動作
するため , イベント待ち状態での消費電力を大幅に低減することができます。
スリープモードには次の 2 つのモードが用意されています。
•
CPU スリープモード
CPU のみを停止させるモードです。
DMAコントローラ (DMAC) やオンチップバスへのクロックは供給されているので,
動作を継続できます。
バススリープモードより電力を消費しますが , DMA 転送要求に早く対応できます。
168
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
•
バススリープモード
CPU とオンチップバスの動作を停止させるモードです。
DMA コントローラ (DMAC) やオンチップバスへのクロック供給も停止します。ク
ロックの停止については , 「第 5 章 クロック分周制御部」を参照してください。
ただし , DMA 転送要求が受け付けられると , 一時的に DMA コントローラ (DMAC)
やオンチップバスへのクロック供給が再開し , DMA 転送を行うことができます。
DMA 転送が終了すると , クロックの供給が再度停止します。
■ 設定
スリープモードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-2 に示します。
表 8.4-2 設定レジスタ
レジスタ
スタンバイ制御レジスタ
(STBCR)
ビット
説明
SLVL1 CPU スリープモードへ移行するかバスス
リープモードへ移行するかを設定
0=CPU スリープモード
1= バススリープモード
■ 移行
次の手順を実施するとスリープモードへ移行します。
1. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のSTOPビットに"0", TIMERビットに"0", SLEEP
ビットに "1" を書き込む
2. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) を読み出す
< 注意事項 >
スリープモードに移行する前に CPU が次の命令を実行しないよう , 例 ) のように手順 2
の次の命令で読み出した値を使用するダミー処理を行ってください。
例)
CM71-10151-2
LDI
#value_of_sleep, R0
; SLEEP ビット =1, SLVL1, SLVL0 ビット設定
LDI
#_STBCR, R12
;
STB
R0, @R12
; 書込み
LDUB
@R12, R0
; 読出し ( スリープモードへ移行 )
MOV
R0, R0
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
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169
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
■ スリープモードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU がスリープモードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
割込み要求が発生した ( 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求 )
割込みレベルについては , 「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
< 注意事項 >
8.4.4
•
割込み要求でスリープモードから復帰したときに , CPU が割込み要求を受け付けな
かった場合は , スリープモードになった次の命令からプログラムが実行されます。CPU
が割込み要求を受け付けた場合は , 割込み処理ルーチンへ分岐します。
•
バススリープモードでは , DMA 転送要求が発生すると , オンチップバスクロック
(HCLK) を一時的に復帰させ , DMA 転送を行います。また , DMA 転送が終了するとオ
ンチップバスクロック (HCLK) を再度停止します。
メインタイマモード時の動作
メインタイマモードは , スタンバイモードの 1 つとして分類されます。スタンバイモードは ,
デバイス全体を停止させて , 待機状態にするモードです。そのため , 外部イベントの発生待ち
状態での消費電力を大幅に低減できます。ただし , 許可されたクロックの発振は動作するた
め , ストップモードほどは消費電力は低減できません。
メインタイマモード時は , CPU のソースクロック (SRCCLK) としてメインクロック (MCLK)
の発振を選択してください。
メインタイマモードになると, 復帰要因が発生するまでメインタイマモードを継続し, 復帰要
因が発生すると 2 ∼ 3 クロックの周期でプログラム動作へ復帰できます。
■ 概要
メインタイマモードでは , CPU のソースクロック (SRCCLK) としてメインクロック
(MCLK) の発振が許可されているため , メインタイマのカウント動作が実行されます。
サブクロック (SBCLK) の発振は任意に設定可能です。
170
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
■ 設定
メインタイマモードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-3 に示します。
表 8.4-3 設定レジスタ
レジスタ
クロックソース
設定レジスタ
(CSELR)
スタンバイ制御
レジスタ
(STBCR)
ビット
CKS1, CKS0
説明
CPU のソースクロック (SRCCLK) にメインクロッ
ク (MCLK) を選択
(CKS1, CKS0=00 または 01)
PCEN
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止 (PCEN=0)
SCEN
サブクロック (SBCLK) の発振を設定
0= 発振を停止
1= 発振する
SLVL1
メインタイマモード時の端子から出力信号を設定
0= メインタイマモードになる前の状態を保持
1=Hi-Z
< 注意事項 >
メインタイマモードに移行する時点で , ドーズモードを設定しているときに , スタンバイ
制御レジスタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" に設定されていると , メインタイマモード
からの復帰時に DOZE ビット "0" にクリアされ , ドーズモードが終了します。
■ 移行
次の手順を実施するとメインタイマモードへ移行します。
1. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のSTOPビットに"0", TIMERビットに"1", SLEEP
ビットに "0" を書き込む
2. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) を読み出す
< 注意事項 >
メインタイマモードに移行する前に CPU が次の命令を実行しないよう , 例 ) のように手
順 2 の次の命令で読み出した値を使用するダミー処理を行ってください。
例)
CM71-10151-2
LDI
LDI
STB
LDUB
MOV
NOP
NOP
#value_of_timer, R0
#_STBCR, R12
R0, @R12
@R12, R0
R0, R0
; TIMER ビット =1, SLVL1, SLVL0 ビット設定
;
; 書込み
; 読出し ( メインタイマモードへ移行 )
; ダミー処理
; ダミー処理
; ダミー処理
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171
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
■ メインタイマモードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU がメインタイマモードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
以下の割込み要求が発生した ( 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求 )
-
メインタイマ割込み
-
サブタイマ割込み
-
時計カウンタ割込み
-
外部割込み
割込みレベルについては , 「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
< 注意事項 >
割込み要求でメインタイマモードから復帰したときに , CPU が割込み要求を受け付けな
かった場合は , メインタイマモードになった次の命令からプログラムが実行されます。
CPU が割込み要求を受け付けた場合は , 割込み処理ルーチンへ分岐します。
8.4.5
時計モード時の動作
時計モードは , スタンバイモードの 1 つとして分類されます。スタンバイモードは , デバイス
全体を停止させて , 待機状態にするモードです。そのため , 外部イベントの発生待ち状態での
消費電力を大幅に低減できます。ただし , 許可されたクロックの発振は動作するため , ストッ
プモードほどは消費電力は低減できません。
時計モード時は , CPU のソースクロック (SRCCLK) としてサブクロック (SBCLK) の発振を
選択してください。
時計モードになると , 復帰要因が発生するまで時計モードを継続し , 復帰要因が発生すると
2 ∼ 3 クロックの周期でプログラム動作へ復帰できます。
■ 概要
時計モードでは , CPU のソースクロック (SRCCLK) としてサブクロック (SBCLK) の発
振が許可されているため , サブタイマと時計カウンタのカウント動作が実行されます。
■ 設定
時計モードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-4 に示します。
表 8.4-4 設定レジスタ
レジスタ
クロックソース
設定レジスタ
(CSELR)
スタンバイ制御
レジスタ
(STBCR)
172
ビット
CKS1, CKS0
説明
CPU のソースクロック (SRCCLK) にサブクロック
(SBCLK) を選択 (CKS1, CKS0=11)
PCEN
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止 (PCEN=0)
MCEN
メインクロック (MCLK) の発振を停止 (MCEN=0)
SLVL1
時計モード時の端子から出力信号を設定
0= 時計モードになる前の状態を保持
1=Hi-Z
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
時計モードに移行する時点で , ドーズモードを設定しているときに , スタンバイ制御レジ
スタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" に設定されていると , 時計モードからの復帰時に
DOZE ビット "0" にクリアされ , ドーズモードが終了します。
■ 移行
次の手順を実施すると時計モードへ移行します。
1. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のSTOPビットに"0", TIMERビットに"1", SLEEP
ビットに "0" を書き込む
2. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) を読み出す
< 注意事項 >
時計モードに移行する前に CPU が次の命令を実行しないよう , 例 ) のように手順 2 の次
の命令で読み出した値を使用するダミー処理を行ってください。
例)
LDI
#value_of_timer, R0
; TIMER ビット =1, SLVL1, SLVL0 ビット設定
LDI
#_STBCR, R12
;
STB
R0, @R12
; 書込み
LDUB
@R12, R0
; 読出し ( 時計モードへ移行 )
MOV
R0, R0
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
■ 時計モードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU が時計モードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
以下の割込み要求が発生した ( 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求 )
-
サブタイマの割込み要求
-
時計カウンタの割込み要求
-
外部割込みの要求
割込みレベルについては , 「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
< 注意事項 >
割込み要求で時計モードから復帰したときに, CPUが割込み要求を受け付けなかった場合
は , 時計モードになった次の命令からプログラムが実行されます。CPU が割込み要求を受
け付けた場合は , 割込み処理ルーチンへ分岐します。
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173
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
ストップモード時の動作
8.4.6
ストップモードは , スタンバイモードの 1 つとして分類されます。スタンバイモードは , デバ
イス全体を停止させて , 待機状態にするモードです。そのため , 外部イベントの発生待ち状態
での消費電力を大幅に低減できます。
ストップモードは , すべてのクロックの発振を停止し , 消費電力を最小にするモードです。
■ 概要
ストップモードを利用すると , すべてのクロックの発振が停止するため消費電力を最
小にできます。
ただし , 復帰要求が発生してからプログラム動作へ復帰するまでには発振安定待ち時
間を必要とします。
■ 設定
ストップモードになる前とストップモードからの復帰後の CPU のソースクロック
(SRCCLK) によって , 設定が異なります。
● ストップモード前後の CPU のソースクロック (SRCCLK) がサブクロック
(SBCLK) の場合
ストップモードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-5 に示します。
表 8.4-5 設定レジスタ
レジスタ
ビット
クロックソース設定 CKS1, CKS0
レジスタ (CSELR)
PCEN
スタンバイ制御レジ SLVL1
スタ (STBCR)
説明
CPU のソースクロック (SRCCLK) にサブク
ロック (SBCLK) を選択 (CKS1, CKS0=11)
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止
(PCEN=0)
ストップモード時の端子から出力信号を設
定
0= ストップモードになる前の状態を保持
1=Hi-Z
< 注意事項 >
ストップモードに移行する時点で , ドーズモードを設定しているときに , スタンバイ制御
レジスタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" に設定されていると , ストップモードからの復
帰時に DOZE ビット "0" にクリアされ , ドーズモードが終了します。
● ストップモード前後のCPUのソースクロック (SRCCLK) がメインクロック
(MCLK) の場合
ストップモードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-6 に示します。
174
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
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表 8.4-6 設定レジスタ
レジスタ
ビット
CKS1,
CKS0
クロックソース設定
レジスタ (CSELR)
説明
CPU のソースクロック (SRCCLK) にメイ
ンクロック (MCLK) を選択
(CKS1, CKS0=00/01)
PCEN
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止
(PCEN=0)
スタンバイ制御レジ SLVL1
スタ (STBCR)
ストップモード時の端子から出力信号を
設定
0= ストップモードになる前の状態を保持
1=Hi-Z
< 注意事項 >
ストップモードに移行する時点で , ドーズモードを設定しているときに , スタンバイ制御
レジスタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" に設定されていると , ストップモードからの復
帰時に DOZE ビット "0" にクリアされ , ドーズモードが終了します。
■ 移行
次の手順を実施するとストップモードへ移行します。
1. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のSTOPビットに"1", TIMERビットに"0", SLEEP
ビットに "0" を書き込む
2. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) を読み出す
< 注意事項 >
ストップモードに移行する前に CPU が次の命令を実行しないよう , 例 ) のように手順 2
の次の命令で読み出した値を使用するダミー処理を行ってください。
例)
LDI
#value_of_stop, R0
; STOP ビット =1, SLVL1, SLVL0 ビット設定
LDI
#_STBCR, R12
;
STB
R0, @R12
; 書込み
LDUB
@R12, R0
; 読出し ( ストップモードへ移行 )
MOV
R0, R0
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
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175
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91625 シリーズ
■ ストップモードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU がストップモードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
以下の割込み要求が発生した ( 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求 )
外部割込み
割込みレベルについては , 「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
< 注意事項 >
割込み要求でストップモードから復帰したときに, CPUが割込み要求を受け付けなかった
場合は , ストップモードになった次の命令からプログラムが実行されます。CPU が割込み
要求を受け付けた場合は , 割込み処理ルーチンへ分岐します。
176
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8.5
第 8 章 低消費電力モード
8.5
使用上の注意
低消費電力モードを使用する際は , 次の点に注意してください。
•
次の低消費電力モードに切り換えるときに , 割込み要求が発生していると低消費電
力モードへ移行できません。
•
-
ドーズモード
-
スリープモード
-
メインタイマモード
-
時計モード
-
ストップモード
例として , 次の場合はスリープモードにはなりません。割込み要求をクリアしてか
らスリープモードへ移行してください。
-
スリープモード中, CPUが受け付けない割込み要求によりスリープモードから復
帰した後で , 割込み要求をクリアせずに再びスリープモードへの移行動作を行
なった。
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177
第 8 章 低消費電力モード
8.5
178
MB91625 シリーズ
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第 9 章 リセット
リセットの機能と動作について説明します。
9.1 概要
9.2 構成
9.3 端子
9.4 レジスタ
9.5 動作説明
9.6 動作状態と遷移
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179
第 9 章 リセット
9.1
9.1
MB91625 シリーズ
概要
内部回路を初期化するためのリセットについて説明します。
■ 概要
本デバイスには , 次の 3 種類のリセット要因があります。
•
INIT 端子入力
•
ウォッチドッグリセット 0
•
ソフトウェアリセット
リセット要因が発生すると , すべてのプログラムと内部回路の動作を停止して , 状態を
初期化します。
この状態をリセット状態とよびます。
リセット要因が解除されると , プログラムおよびハードウェア動作が開始されます。
180
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第 9 章 リセット
9.2
MB91625 シリーズ
構成
9.2
リセットの構成を示します。
■ リセットのブロックダイヤグラム
リセットのブロックダイヤグラムを図 9.2-1 に示します。
図 9.2-1 リセットのブロックダイヤグラム
リセット
(RST)
リセット要求
S
Q
RDLY
R
RSTCR
周辺クロック
(PCLK)
オ
ン
チ
ッ
プ
バ
ス
INIT 端子
遅延
セレクタ
8 ビット
周辺
クロック
(PCLK)
リセット発生
4 ビット
延長カウンタ
遅延カウンタ
バスアイドル応答
イニシャライズリセット
(INIT)
ノイズ
フィルタ
S
周辺
クロック 4 ビット
(PCLK)
延長カウンタ
Q
R
周辺クロック
(PCLK)
2 ビット
要因延長カウンタ
リセット
要求フラグ
リセット発生
S
周辺クロック
(PCLK)
Q
R
2 ビット
要因延長カウンタ
リセット
要求フラグ
リセット発生
S
ウォッチドッグリセット 0
周辺クロック
(PCLK)
Q
RSTRR
R
2 ビット
要因延長カウンタ
IRRST
リセット
要求フラグ
ERST
リセット発生
WDG0
SRST
RSTRR
読出し
RSTRR:リセット要因レジスタ (RSTRR)
RSTCR:リセット制御レジスタ (RSTCR)
ソフトウェア
リセット要求
SRST
RSTCR
•
リセット要因レジスタ (RSTRR)
リセット要因を表示するレジスタです。
•
リセット制御レジスタ (RSTCR)
リセット発行を制御するレジスタです。
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181
第 9 章 リセット
9.2
•
MB91625 シリーズ
遅延カウンタ
リセット要求が発生してから , バスがアイドル状態になるまでの期間をカウントし
ます。
一定時間内にバスアイドル状態にならない場合は , 強制的にイニシャライズリセッ
ト (INIT) が発行されます。
•
要因延長カウンタ
リセット要因を延長する時間をカウントするカウンタです。各リセット要因は , リ
セットが発行されるまで保持されます。
■ クロック
リセットで使用するクロックを表 9.2-1 に示します。
表 9.2-1 リセットで使用するクロック
クロック名
動作クロック
182
内容
周辺クロック (PCLK)
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9.3
第 9 章 リセット
9.3
端子
リセットで使用する端子について説明します。
■ 概要
リセットには次の端子があります。
•
INIT 端子
リセット要求を入力する , 外部入力端子です。
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183
第 9 章 リセット
9.4
9.4
MB91625 シリーズ
レジスタ
リセットで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ リセットのレジスタ一覧
リセットのレジスタ一覧を表 9.4-1 に示します。
表 9.4-1 リセットのレジスタ一覧
184
レジスタ略称
RSTRR
レジスタ名
リセット要因レジスタ
参照先
9.4.1
RSTCR
リセット制御レジスタ
9.4.2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 9 章 リセット
9.4
MB91625 シリーズ
リセット要因レジスタ (RSTRR)
9.4.1
リセット要因を記憶するレジスタです。
電源投入後 , このレジスタを読み出すまでの間に発生したリセット要因をすべて記憶
します。
リセット要因レジスタ (RSTRR) のビット構成を図 9.4-1 に示します。
図 9.4-1 リセット要因レジスタ (RSTRR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
IRRST
ERST
WDG0
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
SRST
R
未定義
R
初期値:
R
R
* リセット要因により異なる
R:リードオンリ
*:初期値は次のとおりです。
リセット要因
初期値
INIT 端子入力
11XXXXXX
ウォッチドッグリセット 0
XXX1XXXX
ウォッチドッグリセット 0 のタイムアウト 1XX1XXXX
ソフトウェアリセット
XXXXXXX1
ソフトウェアリセット時のタイムアウト
1XXXXXX1
このレジスタの読出し
00000000
X: 初期化されません。
< 注意事項 >
このレジスタを読み出すと , すべてのビットがクリアされます。
[bit7]:IRRST ( イレギュラーリセットビット )
バスアクセスの完了を待たずにリセットが発行されることを , イレギュラーリセット
とよびます。イレギュラーリセットが発生すると , リセット時にメモリ内容が破壊され
ている可能性があります。
INIT 端子入力によるリセットか , リセットタイムアウトが発生すると , このビットが
"1" に変わります。
読出し値
0
1
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説明
イレギュラーリセットは検出されていません。
メモリ内容が破壊されていないことを保証します。
イレギュラーリセットが検出されました。
直前のリセットで , メモリ内容が破壊された可能性があります。
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185
第 9 章 リセット
9.4
MB91625 シリーズ
イレギュラーリセットについては , 「9.5.3 リセットの動作」の「■ イレギュラーリ
セット」を参照してください。
[bit6]:ERST ( リセット端子入力ビット )
INIT 端子入力のリセットが発生したかどうかを示します。
読出し値
説明
0
INIT 端子入力のリセットは発生していません。
1
INIT 端子入力のリセットが発生しました。
[bit5]:未定義ビット
読出し時
値は不定です。
[bit4]:WDG0 ( ウォッチドッグリセット 0 ビット )
ウォッチドッグリセット 0 が発生したかどうかを示します。
ウォッチドッグタイマ 0 でリセットタイムアウトが発生した場合は , IRRST ビットも
"1" に変わります。
読出し値
説明
0
ウォッチドッグリセット 0 は発生していません。
1
ウォッチドッグリセット 0 が発生しました。
[bit3 ∼ bit1]:未定義ビット
読出し時
値は不定です。
[bit0]:SRST ( ソフトウェアリセットビット )
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) が発生したかどうかを示します。
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) でリセットタイムアウトが発生していた場合
は , IRRST ビットも "1" に変わります。
読出し値
186
説明
0
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) は発生していません。
1
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) が発生しました。
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第 9 章 リセット
9.4
MB91625 シリーズ
リセット制御レジスタ (RSTCR)
9.4.2
リセットの発行を制御するレジスタです。
リセット制御レジスタ (RSTCR) のビット構成を図 9.4-2 に示します。
図 9.4-2 リセット制御レジスタ (RSTCR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
RDLY2
RDLY1
RDLY0
R/W
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
SRST
R/W
予約
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
属性
初期値
R/W
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit5]:RDLY2 ∼ RDLY0 ( リセット発行遅延ビット )
リセット要求が受け付けられてから , すべてのバスがアイドルになるまで , リセット発
行を遅延させる時間を設定します ( 遅延サイクル ) 。
RDLY2
RDLY1
RDLY0
説明
0
0
0
周辺クロック (PCLK) × 2 サイクル
0
0
1
周辺クロック (PCLK) × 4 サイクル
0
1
0
周辺クロック (PCLK) × 8 サイクル
0
1
1
周辺クロック (PCLK) × 16 サイクル
1
0
0
周辺クロック (PCLK) × 32 サイクル
1
0
1
周辺クロック (PCLK) × 64 サイクル
1
1
0
周辺クロック (PCLK) × 128 サイクル
1
1
1
周辺クロック (PCLK) × 256 サイクル
< 注意事項 >
•
各ビットの値は , リセットにより初期化されます。リセット後の書込みは 1 回のみ可
能です。
•
遅延サイクルの設定が短い場合は , リセットタイムアウトによるイレギュラーリセッ
トが発生する可能性が高くなります。一方 , 遅延サイクルの設定が長い場合は , リセッ
ト要因が発生してからリセットが発行されるまでに長時間かかることがあります。
•
イレギュラーリセットについては , 「9.5.3 リセットの動作」の「■ イレギュラーリ
セット」を参照してください。
[bit4 ∼ bit1]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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187
第 9 章 リセット
9.4
MB91625 シリーズ
[bit0]:SRST ( ソフトウェアリセットビット )
このビットに "1" を書き込んだ後 , リセット制御レジスタ (RSTCR) を読み出すと , ソフ
トウェアリセット要求が発生します。
書込み値
説明
0
リセット要求を発生しません。
1
本レジスタの読出しによってリセット要求を発生します。
< 注意事項 >
188
•
このビットに "1" を書き込んだ後は , リセットが発生するまで , リセット制御レジスタ
(RSTCR) への書込みは無視されます。
•
SRST=1 でソフトウェアリセット要求を発生させるまえに , ソースクロックをメイン
クロック (MCLK) の 2 分周に切り換えてください。
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第 9 章 リセット
9.5
MB91625 シリーズ
9.5
動作説明
リセットの動作について説明します。
9.5.1
リセットの種類
本デバイスには , 3 種類のリセットがあり , それぞれ発生要因や初期化する内容が異な
ります。
•
電源投入リセット (SINIT)
分周回路の不定状態を初期化するために使用します。
また , 同時にイニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST) を発行します。
リセット要因
・INIT 端子へ "L" レベルを入力
初期化対象
・メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間
同時に発生するリセット
・イニシャライズリセット (INIT)
・リセット (RST)
•
イニシャライズリセット (INIT)
クロック制御の設定をリセットするために , 次のレジスタを初期化します
・クロックソース設定レジスタ (CSELR)・クロックソース監視レジスタ (CMONR)
・PLL設定レジスタ (PLLCR)
・発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
また , 同時に , リセット (RST) を発行します。
リセット要因
・INIT 端子入力
・リセットタイムアウト
・ウォッチドッグリセット 0
初期化対象
・ソースクロック = メインクロック (MCLK) の 2 分周
・クロック発振 = メイン発振 , サブ /PLL 停止
・PLL マクロ発振クロックの分周比
・PLL クロック (PLLCLK) の逓倍率
・PLL クロックの発振安定待ち時間
・PLL 入力クロックの分周比
・サブクロックの発振安定待ち時間
同時に発生するリセット
・リセット (RST)
•
リセット (RST)
プログラム動作を初期化するリセットです。
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リセット要因
・INIT 端子入力
・リセットタイムアウト
・ウォッチドッグリセット 0
・ソフトウェアリセット
初期化対象
電源投入リセット (SINIT) およびイニシャライズリセッ
ト (INIT) で初期化されるレジスタ以外のすべてのレジ
スタ設定およびハードウェア
同時に発生するリセット
なし
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189
第 9 章 リセット
9.5
9.5.2
MB91625 シリーズ
リセット要因
3 種類のリセット要因があります。リセット要因によって , 発行されるリセットのレベ
ルが異なります。
また, バスアクセスの完了を確認せずに, イニシャライズリセット (INIT) を発行するイ
レギュラーリセットが発生するかどうかもリセット要因によって異なります。
•
INIT 端子入力
INIT 端子に "L" レベルが入力されている間 , イニシャライズリセット (INIT) 要求が
発生します。
発生要因
INIT 端子へ "L" レベルを入力
解除要因
INIT 端子へ "H" レベルを入力
リセットレベル
電源投入リセット (SINIT), イニシャライズリセット (INIT), リ
セット (RST) すべてを発行
対応フラグ
リセット要因レジスタ (RSTRR) の ERST ビット =1
動作
バスアクセスの完了を待たずに電源投入リセット (SINIT), イニ
シャライズリセット (INIT), リセット (RST) を発行 ( イレギュラー
リセット )
•
ウォッチドッグリセット 0
ウォッチドッグタイマで設定した周期が経過すると , ウォッチドッグリセット 0 要
求が発生します。ウォッチドッグリセット 0 要求が発生すると , イニシャライズリ
セット (INIT) が発行されます。
190
発生要因
ウォッチドッグタイマで設定した周期が経過
解除要因
イニシャライズリセット (INIT) の発行後 , 自動的に解除
リセットレベル
イニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST) を発行
対応フラグ
リセット要因レジスタ (RSTRR) の WDG0 ビット =1
動作
・ バスアクセスの完了を確認してからイニシャライズリセット
(INIT) とリセット (RST) を発行
・ バスアクセスが完了せずリセットタイムアウトが発生した場合
は , 強制的にイニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST)
を発行 ( イレギュラーリセット )
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第 9 章 リセット
9.5
MB91625 シリーズ
•
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST)
リセット制御レジスタ (RSTCR) の SRST ビットに "1" を書き込んだ後に , リセット
制御レジスタ (RSTCR) を読み出すと , リセット (RST) 要求が発生します。
発生要因
リセット制御レジスタ (RSTCR) の SRST ビットに "1" を書き込ん
だ後に , リセット制御レジスタ (RSTCR) を読み出す
* SRST ビットに "1" を書き込む前にソースクロック (SRCCLK) を
メインクロック (MCLK) の 2 分周に切り換えてください。
解除要因
リセット (RST) の発行後 , 自動的に解除
リセットレベル
リセット (RST) のみを発行
対応フラグ
リセット要因レジスタ (RSTRR) の SRST ビット =1
動作
・バスアクセスの完了を確認してからリセット (RST) を発行
・バスアクセスが完了せずリセットタイムアウトが発生した場合
は , 強制的にイニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST) を
発行 ( イレギュラーリセット )
■ リセット要因判定フロー
図 9.5-1 リセット要因判定フロー
RSTRRをリード
(RSTRRの全ビットはクリアされる)
No
IRRST=1 ?
Yes
No
ERST=1 ?
Yes
INIT端子=Lによる
リセット
9.5.3
下位6bitの判定
(リセットタイムアウト)
下位6bitの判定
リセットの動作
■ リセット動作の流れ
リセットが発生し , リセット状態に入ってから , CPU が動作を開始するまでの一連の動
作をリセットシーケンスとよびます。
リセットシーケンスを図 9.5-2 に示します。
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第 9 章 リセット
9.5
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図 9.5-2 リセットシーケンス
リセット要因発生
INIT 端子から
"L" レベル入力
リセット要因発生
ウォッチドッグリセット 0
リセット要因発生
ソフトウェアリセット
バスアイドル待ち
バスアイドル待ち
リセット
タイムアウト
バスアイドル
状態
リセット
タイムアウト
バスアイドル
状態
電源投入リセット
(SINIT 発行 )
イニシャライズリセット (INIT) 発行
リセット (RST) 発行
リセット (RST) 発行
イニシャライズリセット (INIT) 解除
リセット (RST) 解除
リセットベクタフェッチ
プログラム開始
1. リセット要因の取り込みと延長
発生したリセット要因が非同期で取り込まれ , リセットが発行されるまで保持され
ます。
2 ビットの要因延長カウンタを持ち , 最小でも 4T (T: 周辺クロック (PCLK) の周期 )
リセット要因を保持します。
2. リセット要求の発生
生成したリセット要求を内部バス制御部へ通知し , 次の処理を行います。
-
CPU のプログラム動作の停止 ( スリープモードと同一処理。)
-
すべてのバスへアイドル要求が通知されたことの確認
同時に遅延カウンタがカウントを開始します。
192
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第 9 章 リセット
9.5
3. リセット要求の受理とリセット発行
リセット要求に対するすべての処理が完了すると , リセット要求が受理されます。
バスから完了の応答がある前に , 遅延カウンタがオーバフローしリセットタイムア
ウトが発生すると , イレギュラーリセットが発行されます。
4. リセットの発行
-
INIT 端子へ "L" レベルを入力
電源投入リセット (SINIT), イニシャライズリセット (INIT), リセット (RST) が発
行されます。
-
ウォッチドッグリセット 0
イニシャライズリセット (INIT), リセット (RST) が発行されます。
-
リセットタイムアウト
イニシャライズリセット (INIT), リセット (RST) が発行されます。
-
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST)
リセット (RST) が発行されます。
5. リセット要因の解除
リセット要因が解除されると , 4T (T: 周辺クロック (PCLK) ) の間 , リセット要求
が延長されます。その後 , 16T (T: 周辺クロック (PCLK) ) リセット周期を維持し
ます。このため , リセットの最小発行周期は 20T になります。
6. リセットの解除
リセットサイクルが終了すると , リセットが解除されハードウェアが動作を開
始します。
7. リセットベクタの取込み ( フェッチ )
CPU がリセットベクタ (000F FFFCH) の取込み ( フェッチ ) を開始します。CPU は
取得したリセットベクタをプログラムカウンタ (PC) に取り込んで , プログラム動
作を開始します。
■ 電源投入リセット (SINIT)
電源リセット (SINIT) が発行されると同時にイニシャライズリセット (INIT), リセット
(RST) も発行されます。電源投入リセット (SINIT) のリセット要因が解除された後の各
リセット発行シーケンスを図 9.5-3 に示します。
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193
第 9 章 リセット
9.5
MB91625 シリーズ
図 9.5-3 電源投入リセット (SINIT) のリセット要因解除後の各リセット発行シーケンス
PCLK
SINIT
INIT
RST
PCLK × 16 サイクル
PCLK × 16 サイクル
発振安定待ち時間 + (PCLK × 4 サイクル )
PCLK
SINIT
INIT
RST
:周辺クロック (PCLK)
:電源投入リセット (SINIT)
:イニシャライズリセット (INIT)
:リセット (RST)
■ イニシャライズリセット (INIT)
イニシャライズリセット (INIT) が発行されると同時にリセット (RST) も発行されま
す。
イニシャライズリセット (INIT) のリセット要因が解除された後の各リセット発行シー
ケンスを図 9.5-4 に示します。
図 9.5-4 イニシャライズリセット (INIT) のリセット要因解除後の各リセット発行シーケンス
PCLK
リセット
要因
INIT
RST
PCLK × 4
サイクル
PCLK × 16 サイクル
PCLK × 16 サイクル
PCLK :周辺クロック (PCLK)
INIT :イニシャライズリセット (INIT)
RST :リセット (RST)
194
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第 9 章 リセット
9.5
MB91625 シリーズ
■ リセット (RST)
リセット (RST) のリセット要因が解除された後の各リセット発行シーケンスを図 9.55 に示します。
図 9.5-5 リセット (RST) のリセット要因解除後の各リセット発行シーケンス
PCLK
リセット
要因
INIT
L
RST
PCLK × 4
サイクル
PCLK × 16 サイクル
PCLK :周辺クロック (PCLK)
INIT :イニシャライズリセット (INIT)
RST :リセット (RST)
イレギュラーリセット
9.5.4
次の場合にイレギュラーリセットが発生します。
•
INIT 端子入力 (INIT) 時
•
リセットタイムアウト発生時
( ウォッチドッグリセット 0/ ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) 時 , バスから応
答がある前に , 遅延カウンタがオーバフローした )
イレギュラーリセットが発生すると , 次の処理が行われます。
•
イニシャライズリセット (INIT) を発行
•
リセット要因レジスタ (RSTRR) の IRRST ビットが "1" に変わる
< 注意事項 >
イレギュラーリセット発生時は , リセットが入力される時点でバスアクセスが行われてい
た可能性があり , メモリ内容が破壊されていることがあります。
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195
第 9 章 リセット
9.6
MB91625 シリーズ
動作状態と遷移
9.6
各種状態と , その制御について説明します。
■ 動作状態
動作状態の遷移を図 9.6-1 に示します。
図 9.6-1 動作状態の遷移
① INIT=L
⑩ クロックを必要としない外部割込み
② INIT=H
⑪ サブタイマ割込み / 時計カウンタ割込み
③ 発振安定待ち終了
⑫ メイン→サブ切り替え ( 命令書込み )
④ RST 解除
⑬ サブ→メイン切り替え ( 命令書込み )
⑤ ソフトウェアリセット (RST)
⑭ メイン→ PLL 切り替え ( 命令書込み )
⑥ スリープモード ( 命令書込み )
⑦ ストップモード ( 命令書込み )
⑮ PLL →メイン切り替え ( 命令書込み )
⑯ ウォッチドッグリセット / ソフトリセットのタイムアウト時 (INIT)
⑧メインタイマモード / 時計モード ( 命令書込み )
⑰ INIT 解除
⑨ 割込み
⑱ メインタイマ割込み / サブタイマ割込み / 時計カウンタ割込み
パワーオン
①
電源投入リセット
(SINIT)
②
MCRDY=0 の時
① メイン発振安定待ち
③
⑥
MCRDY=1 の時
①
①
メインプログラム
リセット
(RST)
メインタイマモード
①
ドーズモード
⑯
⑩
④
⑪
時計モード
①
⑯
⑤
⑱
⑧
⑦
メインストップ
⑬
メイン RUN
ドーズモード
⑥
⑨
①
⑨
PLL RUN
⑮
⑭
⑩
①
⑯
設定初期化
(INIT)
⑰
①
PLL スリープ
リセット
メインスリープ
⑫
⑧
サブ RUN
ドーズモード
①
①
⑥
サブストップ
⑦
⑩
⑨
サブスリープ
①
③
サブ発振安定待ち
RUN
⑩
③
メイン発振安定待ち
RUN
①
196
①
①
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①
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第 9 章 リセット
9.6
● RUN 状態 ( 通常動作 )
プログラム実行状態です。
すべての内部クロックが供給され , すべての回路が動作可能な状態です。
ストップ状態とメインタイマモード状態と時計モード状態の外部端子の Hi-Z 制御は解
除されます。
● スリープ状態
プログラム停止状態です。プログラム動作によって遷移します。
CPU のプログラム実行のみを停止します。周辺回路は動作が可能です。
各種内蔵メモリおよび外部バスは , DMA コントローラ (DMAC) が要求するまで停止し
ます。
内部バスは , バススリープモードの時 , DMA コントローラ (DMAC) が要求するまで停
止状態です。
•
有効な割込み要求が発生すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ遷移します。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ遷移しま
す。
● 時計モード状態
デバイス停止状態です。プログラム動作によって遷移します。
発振回路 ( サブクロック (SBCLK) ) 以外の内部回路が停止します。
外部端子を一律 Hi-Z にすることができます。( 一部端子を除く )
•
外部割込み要求が発生すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ遷移します。
•
サブタイマ割込み , 時計カウンタ割込み要求が発生すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ
遷移します。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ遷移しま
す。
< 注意事項 >
時計モードに移行する前に , メインクロック (MCLK) と PLL クロック (PLLCLK) の発振を
停止してください。
● メインタイマモード状態
デバイス停止状態です。プログラムによって遷移します。発振回路 ( メインクロック
(MCLK), サブクロック (SBCLK)) 以外の内部回路が停止します。外部端子を一律 Hi-Z
にすることができます ( 一部端子を除く )。
•
外部割込み要求が発生すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ遷移します。
•
メインタイマ割込み , サブタイマ割込み , 時計カウンタ割込み要求が発生すると ,
RUN 状態 ( 通常動作 ) へ遷移します。
•
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INIT端子に"L"レベルが入力されると, 電源投入リセット(SINIT)状態へ遷移します。
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197
第 9 章 リセット
9.6
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
メインタイマモードに移行する前に PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止してください。
● ストップ状態
デバイス停止状態です。プログラム動作によって移行します。
すべての内部回路が停止します。
外部端子を一律 Hi-Z にすることができます。( 一部端子を除く )
•
外部割込み要求が発生すると , 発振安定待ち RUN 状態へ遷移します。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ遷移しま
す。
< 注意事項 >
ストップ状態に移行する前に , PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止してください。
● 発振安定待ち RUN 状態
デバイス停止状態です。ストップ状態からの復帰後に移行します。
すべての内部回路が停止します。( 発振安定待ちのためのタイマ動作を除く )
内部クロックはすべて停止しますが , 動作を許可されていた発振回路は動作していま
す。
•
発振安定待ち時間が経過すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ移行します。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ移行しま
す。
● 発振安定待ちリセット (RST) 状態
デバイス停止状態です。電源投入リセット (SINIT) からの復帰後に移行します。
すべての内部回路が停止します。( 発振安定待ちのためのタイマ動作を除く )
内部クロックはすべて停止しますが , メイン発振回路は動作しています。
•
発振安定待ち時間が経過すると , イニシャライズリセット (INIT) 状態へ移行しま
す。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ移行しま
す。
● プログラムリセット (RST) 状態
プログラム初期化状態です。リセット (RST) 要求を受け付けたとき , またはイニシャラ
イズリセット (INIT) 状態の終了後に移行します。
CPU のプログラム実行は停止し , プログラムカウンタは初期化されます。周辺回路は
初期化されます。( 一部を除く )
198
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第 9 章 リセット
9.6
MB91625 シリーズ
すべての内部クロックと動作が許可されていた発振回路と PLL クロック (PLLCLK) は
動作しています。
•
内部回路に対してリセット (RST) 要求し , リセット (RST) 要求が消失すると , RUN
状態 ( 通常動作 ) へ移行します。
•
INIT 端子に "L" が入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ移行します。
● イニシャライズリセット (INIT) 状態
全設定初期化状態です。イニシャライズリセット (INIT) 要求の受付けによって移行し
ます。
CPU のプログラム実行は停止し , プログラムカウンタは初期化されます。周辺回路は
すべて初期化されます。メインクロック (MCLK) 発振回路は動作します ( サブクロッ
ク (SBCLK) 発振回路と PLL クロック (PLLCLK) 発振回路は動作を停止します ) 。INIT
端子への "L" レベル入力期間は , すべての内部クロックは停止しますが , それ以外では
動作します。
内部回路に対し , イニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST) を出力します。
•
イニシャライズリセット (INIT) 要求が消失すると , この状態は解除されて , プログ
ラムリセット (RST) 状態へ移行します。
•
INIT 端子に "L" が入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ移行します。
■ 各状態遷移要求の優先順位
どの状態においても , 各状態遷移要求は以下の優先順位に従います。ただし , 一部要求
は特定の状態でしか発生しませんので , その状態でしか有効になりません。
最強
電源投入リセット (SINIT) 要求
イニシャライズリセット (INIT) 要求
発振安定待ち時間の終了
発振安定待ちリセット状態 , 発振
安定待ち RUN 状態のみ発生
リセット (RST) 要求
最弱
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有効な割込み要求
RUN, スリープ , ストップ , 時計
モード状態のみ発生
ストップモード要求 ( レジスタ書込み )
RUN 状態のみ発生
時計モード要求 ( レジスタ書込み )
RUN 状態のみ発生
スリープモード要求 ( レジスタ書込み )
RUN 状態のみ発生
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199
第 9 章 リセット
9.6
200
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第 10 章 割込みコントローラ
割込みコントローラの機能と動作について説明し
ます。
10.1 概要
10.2 構成
10.3 レジスタ
10.4 動作説明と設定手順例
10.5 使用上の注意
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
201
第 10 章 割込みコントローラ
10.1
MB91625 シリーズ
10.1 概要
割込みコントローラは , 割込み要求の優先度を判定して , 要求を CPU へ送ります。
■ 概要
割込みコントローラには次の機能があります。
•
周辺機能からの割込み要求を受け付けます。
•
割込みレベル , および割込みベクタによって , CPU へ送る優先順位を判定します。
•
最も優先度の高い割込み要求を CPU へ送ります。
•
最も優先度の高い割込み要求の割込みベクタ番号を CPU へ送ります。
•
割込みレベルが "1111" 以外の割込み要求で , スリープモードおよびストップモード
からの復帰要求を生成します。
202
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 10 章 割込みコントローラ
10.2
MB91625 シリーズ
10.2 構成
割込みコントローラの構成を示します。
■ 割込みコントローラのブロックダイヤグラム
割込みコントローラのブロックダイヤグラムを図 10.2-1 に示します。
図 10.2-1 割込みコントローラのブロックダイヤグラム
ICR00
優
先
度
判
定
ICR47
レベル
割込みレベル
ベクタ
割込みベクタ番号
復帰要求
周辺機能からの割込み要求
周辺バス
•
割込み優先度判定回路
入ってきた割込み要求の優先度を判定します。また , スリープモード / ストップモー
ドのときは復帰要求を生成します。
•
割込みレベル発生回路
割込み要求の割込みレベルを CPU に送ります。
•
割込みベクタ発生回路
割込み要求の割込みベクタを CPU に送ります。
•
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47)
割込み要求の割込みレベルを設定するレジスタです。
■ クロック
クロック名
動作クロック
CM71-10151-2
内容
周辺クロック (PCLK)
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
203
第 10 章 割込みコントローラ
10.3
MB91625 シリーズ
10.3 レジスタ
割込みコントローラで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 割込みコントローラのレジスタ一覧
割込みコントローラのレジスタ一覧を表 10.3-1 に示します。
表 10.3-1 割込みコントローラのレジスタ一覧
レジスタ略称
ICR00 ∼ ICR47
204
レジスタ名
割込みコントロールレジスタ 00 ∼ 47
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
10.3.1
CM71-10151-2
第 10 章 割込みコントローラ
10.3
MB91625 シリーズ
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47)
10.3.1
割込みレベルを設定するレジスタです。各割込みの入力に対して 1 つずつ設けられています。
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) のビット構成を図 10.3-1 に示します。
図 10.3-1 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
IL3
IL2
IL1
IL0
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
IL4
R
R/W
R/W
R/W
R/W
1
1
1
1
1
1
1
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
R
:リードオンリ
[bit7 ∼ bit5]:未定義ビット
CM71-10151-2
書込み時
無視されます。
読出し時
"1" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
205
第 10 章 割込みコントローラ
10.3
MB91625 シリーズ
[bit4 ∼ bit0]:IL4 ∼ IL0 ( 割込みレベルコントロールビット )
割込み要求の割込みレベルを指定します。
リセットされると IL4 ∼ IL0=11111 ("11111B" は「レベル 31 割込み禁止」) に初期化さ
れます。
IL4
IL3
IL2
IL1
IL0
1
0
0
0
0
16
1
0
0
0
1
17
1
0
0
1
0
18
1
0
0
1
1
19
1
0
1
0
0
20
1
0
1
0
1
21
1
0
1
1
0
22
1
0
1
1
1
23
1
1
0
0
0
24
1
1
0
0
1
25
1
1
0
1
0
26
1
1
0
1
1
27
1
1
1
0
0
28
1
1
1
0
1
29
1
1
1
1
0
30
設定可能な最弱レベル
1
1
1
1
1
31
割込み禁止
割込みレベル
設定可能な最強レベル
(強)
(弱)
< 注意事項 >
206
•
このレジスタに設定した割込みレベルが , CPU の割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
のマスクレベル値より弱い場合は , CPU 側で割込み要求がマスクされます。
•
周辺機能によって , 割込みレベルを設定する割込み制御レジスタ (ICR00 ∼ ICR47) が
異なります。周辺機能と割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) の対応につい
ては , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してください。
•
IL4 ビットは "1" 固定で , IL3 ∼ IL0 のみ設定が可能です。
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MB91625 シリーズ
第 10 章 割込みコントローラ
10.4
10.4 動作説明と設定手順例
割込みコントローラの動作について説明します。
10.4.1
割込みコントローラの動作説明
割込みコントローラの 3 つの動作について説明します。
•
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) を使った割込みレベルの指定
•
割込み要求の優先度判定
•
スリープモード / ストップモードからの復帰要求の生成
■ 割込みレベルの指定
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) を使った割込みレベルの設定手順を示
します。
1. 割込み要求を発生させたい周辺機能に対応する割込みベクタ番号の割込みコン
トロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) に割込みレベルを設定する。
割込みベクタ番号と割込み要求の対応については , 「付録 C 割込みベクタ」を
参照してください。
2. 割込み要求を発生させたい周辺機能側で , 割込み要求の発生を許可する。
3. 設定した周辺機能を起動する。
■ 割込み要求の優先度判定
割込みコントローラは , 同時に発生している割込み要求の中から , 最も優先度の高い割
込み要求の割込みレベルと割込みベクタ番号を CPU へ送ります。
割込み要求の優先順位判定基準を , 判定の順に示します。
1. 割込みレベルが "30" 以下の割込み要求か。( レベル 31 は「割込み禁止」です。)
2. 割込みレベルの数値が最も小さい割込み要求か。
3. 割込みレベルが同じ場合は , その中で割込みベクタ番号が最も小さい割込み要
求か。
上記の判定基準にあてはまる割込み要求がなかった場合は , CPU に割込み要求がない
ことを示す割込みレベル "31" (11111B) を出力します。
■ スリープモードからの復帰要求の生成
割込みレベルが "31" 以外の割込み要求が発生すると , クロック制御部に対して , スリー
プモードからの復帰要求を発生します。
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207
第 10 章 割込みコントローラ
10.4
MB91625 シリーズ
■ ストップモードからの復帰要求の生成
外部割込みから , 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求が発生すると , クロック制御
部に対して , ストップモードからの復帰要求を発生します。
ストップから復帰後 , 割込み優先判定回路は , クロックの供給が開始してから動作を再
開するので , 割込み優先判定回路の結果が出るまでは , CPU は命令を実行しています。
< 注意事項 >
ストップモードからの復帰要因として使用しない割込みには , 対応する割込みコントロー
ルレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) で割込みレベルを "31" ( 割込み禁止 ) に設定してください。
208
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MB91625 シリーズ
第 10 章 割込みコントローラ
10.5
10.5 使用上の注意
割込みコントローラを使用する際は , 次の点に注意してください。
■ プログラムに関する注意
•
スリープモード / ストップモードからの復帰要求を発生したくない割込み要求には ,
対応する割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) で割込みレベルを "31" ( 割
込み禁止 ) に設定してください。
■ 動作に関する注意
•
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) に設定した割込みレベルが , CPU の
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) のレベルマスク値より弱い場合は , CPU 側で割
込み要求がマスクされます。
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209
第 10 章 割込みコントローラ
10.5
210
MB91625 シリーズ
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第 11 章 割込み要求一括
読出し機能
割込み要求一括読出し機能について説明します。
11.1 概要
11.2 構成
11.3 レジスタ
11.4 使用上の注意
CM71-10151-2
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211
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.1
MB91625 シリーズ
11.1 概要
割込み要求一括読出し機能は, 1つの割込みベクタ番号に割り当てられた複数の割込み要求を
一括で読み出す機能です。
FR80 ファミリ CPU のビットサーチ命令を使用することで , どの割込み要求が発生している
のかを素早く確認できます。
この機能を使用すると , 1 つの割込みベクタ番号を兼用している割込み要求が発生して
いるかどうかを一度で確認できます。
ただし , この機能で割込み要求フラグをクリアすることはできません。割込み要求フラ
グは , 各周辺機能のレジスタでクリアしてください。
212
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.2
MB91625 シリーズ
11.2 構成
割込み要求一括読出し機能の構成を示します。
■ 割込み要求一括読出し機能のブロックダイヤグラム
割込み要求一括読出し機能のブロックダイヤグラムを図 11.2-1 に示します。
図 11.2-1 割込み要求一括読出し機能のブロックダイヤグラム
割込み要求
割込み要求
一括読出し
周
辺
バ
ス
レジスタ
16 ビット
(IRPR0H ∼
IRPR7H,
各周辺機能から
IRPR1L ∼
IRPR7L)
■ クロック
クロック名
動作クロック
CM71-10151-2
内容
周辺クロック (PCLK)
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
213
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
11.3 レジスタ
割込み要求一括読出し機能で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 割込み要求一括読出し機能のレジスタ一覧
割込み要求一括読出し機能のレジスタ一覧を表 11.3-1 に示します。
表 11.3-1 割込み要求一括読出し機能のレジスタ一覧
214
レジスタ略称
IRPR0H
レジスタ名
割込み要求一括読出しレジスタ 0 上位
参照先
11.3.1
IRPR1H/ IRPR1L
割込み要求一括読出しレジスタ 1 上位 / 下位
11.3.2
IRPR2H/ IRPR2L
割込み要求一括読出しレジスタ 2 上位 / 下位
11.3.3, 11.3.4
IRPR3H/ IRPR3L
割込み要求一括読出しレジスタ 3 上位 / 下位
11.3.5, 11.3.6
IRPR4H/ IRPR4L
割込み要求一括読出しレジスタ 4 上位 / 下位
11.3.7, 11.3.8
IRPR5H/ IRPR5L
割込み要求一括読出しレジスタ 5 上位 / 下位
11.3.9, 11.3.10
IRPR6H/ IRPR6L
割込み要求一括読出しレジスタ 6 上位 / 下位
11.3.11, 11.3.12
IRPR7H/ IRPR7L
割込み要求一括読出しレジスタ 7 上位 / 下位
11.3.13, 11.3.14
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CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H)
11.3.1
割込みベクタ番号 20 (10 進 ) は , 16 ビットリロードタイマ ch.0 ∼ ch.2 の割込み要求が割り
当てられています。このレジスタを読み出すと , どのチャネルで割込み要求が発生している
のか確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H) のビット構成を図 11.3-1 に示しま
す。
図 11.3-1 割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H) のビット構成
割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H)
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
RTIR0
RTIR1
RTIR2
属性
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生したチャネルに対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
CM71-10151-2
ビット
bit15
RTIR0
bit14
RTIR1
bit13
RTIR2
bit12 ∼ bit8
未定義
値
0
リロードタイマ ch.0 で割込み要求なし
説明
1
リロードタイマ ch.0 で割込み要求あり
0
リロードタイマ ch.1 で割込み要求なし
1
リロードタイマ ch.1 で割込み要求あり
0
リロードタイマ ch.2 で割込み要求なし
1
リロードタイマ ch.2 で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
215
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.2
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 1 上位 / 下位
(IRPR1H/ IRPR1L)
割込みベクタ番号 39 (10 進 ) は , マルチファンクションシリアルインタフェース ch.8 ∼ ch.11
に兼用されています。このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルや割込み
要求の種類を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 1 上位 / 下位 (IRPR1H/ IRPR1L) のビット構成を図
11.3-2 に示します。
図 11.3-2 割込み要求一括読出し機能レジスタ 1 上位 / 下位 (IRPR1H/ IRPR1L) のビット構成
割込み要求一括読出し機能レジスタ 1 上位 (IRPR1H)
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
RXIR8
TXIR8
ISIR8
RXIR9
TXIR9
ISIR9
属性
R
R
R
未定義
R
R
R
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
割込み要求一括読出し機能レジスタ 1 下位 (IRPR1L)
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
RXIR10
TXIR10
ISIR10
RXIR11
TXIR11
ISIR11
属性
R
R
R
未定義
R
R
R
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
216
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
bit15
CM71-10151-2
ビット
RXIR8
bit14
TXIR8
bit13
ISIR8
bit12
未定義
bit11
RXIR9
bit10
TXIR9
bit9
ISIR9
bit8
未定義
bit7
RXIR10
bit6
TXIR10
bit5
ISIR10
bit4
未定義
bit3
RXIR11
bit2
TXIR11
bit1
ISIR11
bit0
未定義
値
0
説明
ch.8 で
UART/CSIO/I2C
の受信割込み要求なし
1
ch.8 で UART/CSIO/I C の受信割込み要求あり
0
ch.8 で UART/CSIO/I2C の送信 / 送信バスアイドル /
送信 FIFO 割込み要求なし
1
ch.8 で UART/CSIO/I2C の送信 / 送信バスアイドル /
送信 FIFO 割込み要求あり
0
ch.8 で I2C のステータス割込み要求なし
1
ch.8 で I2C のステータス割込み要求あり
2
"0" が読み出されます。
0
ch.9 で UART/CSIO/I2C の受信割込み要求なし
1
ch.9 で UART/CSIO/I2C の受信割込み要求あり
0
ch.9 で UART/CSIO/I2C の送信 / 送信バスアイドル /
送信 FIFO 割込み要求なし
1
ch.9 で UART/CSIO/I2C の送信 / 送信バスアイドル /
送信 FIFO 割込み要求あり
0
ch.9 で I2C のステータス割込み要求なし
1
ch.9 で I2C のステータス割込み要求あり
"0" が読み出されます。
0
ch.10 で UART/CSIO/I2C の受信割込み要求なし
1
ch.10 で UART/CSIO/I2C の受信割込み要求あり
0
ch.10 で UART/CSIO/I2C の送信 / 送信バスアイドル /
送信 FIFO 割込み要求なし
1
ch.10 で UART/CSIO/I2C の送信 / 送信バスアイドル /
送信 FIFO 割込み要求あり
0
ch.10 で I2C のステータス割込み要求なし
1
ch.10 で I2C のステータス割込み要求あり
"0" が読み出されます。
0
ch.11 で UART/CSIO/I2C の受信割込み要求なし
1
ch.11 で UART/CSIO/I2C の受信割込み要求あり
0
ch.11 で UART/CSIO/I2C の送信 / 送信バスアイドル /
送信 FIFO 割込み要求なし
1
ch.11 で UART/CSIO/I2C の送信 / 送信バスアイドル /
送信 FIFO 割込み要求あり
0
ch.11 で I2C のステータス割込み要求なし
1
ch.11 で I2C のステータス割込み要求あり
"0" が読み出されます。
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217
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.3
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 上位 (IRPR2H)
割込みベクタ番号 40 (10 進 ) は , 16 ビットアップダウンカウンタ ch.0 ∼ ch.3 に兼用されて
います。このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルを確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ2 上位 (IRPR2H) のビット構成を図 11.3-3に示しま
す。
図 11.3-3 割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 上位 (IRPR2H) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
UDIR0
UDIR1
UDIR2
UDIR3
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
218
ビット番号
ビット
bit15
UDIR0
bit14
UDIR1
bit13
UDIR2
bit12
UDIR3
bit11 ∼ bit8
未定義
値
0
説明
16ビットアップダウンカウンタ ch.0で割込み要求なし
1
16ビットアップダウンカウンタ ch.0で割込み要求あり
0
16ビットアップダウンカウンタ ch.1で割込み要求なし
1
16ビットアップダウンカウンタ ch.1で割込み要求あり
0
16ビットアップダウンカウンタ ch.2で割込み要求なし
1
16ビットアップダウンカウンタ ch.2で割込み要求あり
0
16ビットアップダウンカウンタ ch.3で割込み要求なし
1
16ビットアップダウンカウンタ ch.3で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 下位 (IRPR2L)
11.3.4
割込みベクタ番号 41 (10 進 ) は , 次の周辺機能に兼用されています。
• メインタイマ
• サブタイマ
• 時計カウンタ
このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生した周辺機能を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 下位 (IRPR2L) のビット構成を図 11.3-4 に示しま
す。
図 11.3-4 割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 下位 (IRPR2L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
MCIR
SCIR
TCIR
属性
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
bit7
bit6
CM71-10151-2
ビット
MCIR
SCIR
bit5
TCIR
bit4 ∼ bit0
未定義
値
0
説明
メインタイマ割込み要求なし
1
メインタイマ割込み要求あり
0
サブタイマ割込み要求なし
1
サブタイマ割込み要求あり
0
時計カウンタ割込み要求なし
1
時計カウンタ割込み要求あり
"0" が読み出されます。
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219
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.5
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 上位 (IRPR3H)
割込みベクタ番号 44 (10 進 ) は , 32 ビットインプットキャプチャ ch.0 ∼ ch.3 に兼用されて
います。このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルを確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 上位 (IRPR3H) のビット構成を図 11.3-5 に示しま
す。
図 11.3-5 割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 上位 (IRPR3H) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
ICIR0
ICIR1
ICIR2
ICIR3
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
bit15
220
ビット
ICIR0
bit14
ICIR1
bit13
ICIR2
bit12
ICIR3
bit11 ∼ bit8
未定義
値
説明
0
32ビットインプットキャプチャ ch.0で割込み要求なし
1
32ビットインプットキャプチャ ch.0で割込み要求あり
0
32ビットインプットキャプチャ ch.1で割込み要求なし
1
32ビットインプットキャプチャ ch.1で割込み要求あり
0
32ビットインプットキャプチャ ch.2で割込み要求なし
1
32ビットインプットキャプチャ ch.2で割込み要求あり
0
32ビットインプットキャプチャ ch.3で割込み要求なし
1
32ビットインプットキャプチャ ch.3で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 下位 (IRPR3L)
11.3.6
割込みベクタ番号 37 (10 進 ) は , 次の周辺機能に兼用されています。
• UART/CSIO/I2C ch.7 の受信割込み要求
• 32 ビットインプットキャプチャ ch.4 ∼ ch.7
このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生した周辺機能を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 下位 (IRPR3L) のビット構成を図 11.3-6 に示しま
す。
図 11.3-6 割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 下位 (IRPR3L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
ICIR4
ICIR5
ICIR6
ICIR7
RXIR7
属性
R
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
CM71-10151-2
ビット番号
ビット
bit7
ICIR4
bit6
ICIR5
bit5
ICIR6
bit4
ICIR7
bit3
RXIR7
bit2 ∼ bit0
未定義
値
説明
0
32 ビットインプットキャプチャ ch.4 で割込み要求なし
1
32 ビットインプットキャプチャ ch.4 で割込み要求あり
0
32 ビットインプットキャプチャ ch.5 で割込み要求なし
1
32 ビットインプットキャプチャ ch.5 で割込み要求あり
0
32 ビットインプットキャプチャ ch.6 で割込み要求なし
1
32 ビットインプットキャプチャ ch.6 で割込み要求あり
0
32 ビットインプットキャプチャ ch.7 で割込み要求なし
1
32 ビットインプットキャプチャ ch.7 で割込み要求あり
0
UART/CSIO/I2C ch.7 で受信割込み要求なし
1
UART/CSIO/I2C ch.7 で受信割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
221
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.7
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 上位 (IRPR4H)
割込みベクタ番号 45 (10 進 ) は , 32 ビットアウトプットコンペア ch.0 ∼ ch.3 に兼用されて
います。このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルを確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 上位 (IRPR4H) のビット構成を図 11.3-7 に示しま
す。
図 11.3-7 割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 上位 (IRPR4H) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
OCIR0
OCIR1
OCIR2
OCIR3
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
bit15
222
ビット
OCIR0
bit14
OCIR1
bit13
OCIR2
bit12
OCIR3
bit11 ∼
bit8
未定義
値
説明
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.0 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.0 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.1 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.1 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.2 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.2 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.3 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.3 で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 下位 (IRPR4L)
11.3.8
割込みベクタ番号 38 (10 進 ) は , 次の周辺機能に兼用されています。
• UART/CSIO/I2C ch.7 の送信 / 送信バスアイドル
• I2C ch.7 のステータス割込み要求
• 32 ビットアウトプットコンペア ch.4 ∼ ch.7
このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルや割込み要求の種類を確認でき
ます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 下位 (IRPR4L) のビット構成を図 11.3-8 に示しま
す。
図 11.3-8 割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 下位 (IRPR4L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
OCIR4
OCIR5
OCIR6
OCIR7
TXIR7
ISIR7
属性
R
R
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
CM71-10151-2
ビット番号
ビット
bit7
OCIR4
bit6
OCIR5
bit5
OCIR6
bit4
OCIR7
bit3
TXIR7
bit2
ISIR7
bit1, bit0
未定義
値
0
説明
32 ビットアウトプットコンペア ch.4 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.4 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.5 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.5 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.6 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.6 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.7 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.7 で割込み要求あり
0
UART/CSIO/I2C ch.7 で送信 / 送信バスアイドルなし
1
UART/CSIO/I2C ch.7 で送信 / 送信バスアイドルあり
0
I2C ch.7 でステータス割込み要求なし
1
I2C ch.7 でステータス割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
223
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.9
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 5 上位 (IRPR5H)
割込みベクタ番号 50 (10 進 ) は , ベースタイマ ch.4 と ch.5 に兼用されています。このレジ
スタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルや割込み要求の種類を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 5 上位 (IRPR5H) のビット構成を図 11.3-9 に示しま
す。
図 11.3-9 割込み要求一括読出し機能レジスタ 5 上位 (IRPR5H) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
BT0IR4
BT1IR4
BT0IR5
BT1IR5
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
ビット
bit15
BT0IR4
bit14
BT1IR4
bit13
BT0IR5
bit12
BT1IR5
bit11 ∼ bit8
未定義
値
0
説明
ベースタイマ ch.4 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.4 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.4 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.4 で割込み要求 1 あり
0
ベースタイマ ch.5 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.5 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.5 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.5 で割込み要求 1 あり
"0" が読み出されます。
割込み要求 0 および割込み要求 1 は , ベースタイマの使用方法によって異なります。
ベースタイマの使用方法
224
割込み要求 0
割込み要求 1
16/32 ビットリロードタイマ
アンダフロー割込み要求
16 ビット PWM タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
デューティ一致割込み要求
16/32 ビット PWC タイマ
オーバフロー割込み要求
測定終了割込み要求
16 ビット PPG タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
トリガ割込み要求
CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 5 下位 (IRPR5L)
11.3.10
割込みベクタ番号 51 (10 進 ) は , ベースタイマ ch.6 と ch.7 に兼用されています。このレジ
スタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルや割込み要求の種類を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 5 下位 (IRPR5L) のビット構成を図 11.3-10 に示し
ます。
図 11.3-10 割込み要求一括読出し機能レジスタ 5 下位 (IRPR5L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
BT0IR6
BT1IR6
BT0IR7
BT1IR7
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
ビット
bit7
BT0IR6
bit6
BT1IR6
bit5
BT0IR7
bit4
BT1IR7
bit3 ∼ bit0
未定義
値
0
説明
ベースタイマ ch.6 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.6 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.6 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.6 で割込み要求 1 あり
0
ベースタイマ ch.7 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.7 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.7 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.7 で割込み要求 1 あり
"0" が読み出されます。
割込み要求 0 および割込み要求 1 は , ベースタイマの使用方法によって異なります。
ベースタイマの使用方法
CM71-10151-2
割込み要求 0
割込み要求 1
16/32 ビットリロードタイマ
アンダフロー割込み要求
16 ビット PWM タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
デューティ一致割込み要求
16/32 ビット PWC タイマ
オーバフロー割込み要求
測定終了割込み要求
16 ビット PPG タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
トリガ割込み要求
225
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.11
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 6 上位 (IRPR6H)
割込みベクタ番号 52 (10 進 ) は , ベースタイマ ch.8 と ch.9 に兼用されています。このレジ
スタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルや割込み要求の種類を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 6 上位 (IRPR6H) のビット構成を図 11.3-11 に示し
ます。
図 11.3-11 割込み要求一括読出し機能レジスタ 6 上位 (IRPR6H) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
BT0IR8
BT1IR8
BT0IR9
BT1IR9
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
ビット
bit15
BT0IR8
bit14
BT1IR8
bit13
BT0IR9
bit12
BT1IR9
bit11 ∼ bit8
未定義
値
0
説明
ベースタイマ ch.8 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.8 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.8 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.8 で割込み要求 1 あり
0
ベースタイマ ch.9 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.9 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.9 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.9 で割込み要求 1 あり
"0" が読み出されます。
割込み要求 0 および割込み要求 1 は , ベースタイマの使用方法によって異なります。
ベースタイマの使用方法
226
割込み要求 0
割込み要求 1
16/32 ビットリロードタイマ
アンダフロー割込み要求
16 ビット PWM タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
デューティ一致割込み要求
16/32 ビット PWC タイマ
オーバフロー割込み要求
測定終了割込み要求
16 ビット PPG タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
トリガ割込み要求
CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 6 下位 (IRPR6L)
11.3.12
割込みベクタ番号 53 (10 進 ) は , ベースタイマ ch.10 と ch.11 に兼用されています。このレ
ジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルや割込み要求の種類を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 6 下位 (IRPR6L) のビット構成を図 11.3-12 に示し
ます。
図 11.3-12 割込み要求一括読出し機能レジスタ 6 下位 (IRPR6L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
BT0IR10
BT1IR10
BT0IR11
BT1IR11
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
ビット
bit7
BT0IR10
bit6
BT1IR10
bit5
BT0IR11
bit4
BT1IR11
bit3 ∼ bit0
未定義
値
0
説明
ベースタイマ ch.10 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.10 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.10 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.10 で割込み要求 1 あり
0
ベースタイマ ch.11 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.11 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.11 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.11 で割込み要求 1 あり
"0" が読み出されます。
割込み要求 0 および割込み要求 1 は , ベースタイマの使用方法によって異なります。
ベースタイマの使用方法
CM71-10151-2
割込み要求 0
割込み要求 1
16/32 ビットリロードタイマ
アンダフロー割込み要求
16 ビット PWM タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
デューティ一致割込み要求
16/32 ビット PWC タイマ
オーバフロー割込み要求
測定終了割込み要求
16 ビット PPG タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
トリガ割込み要求
227
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.13
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 7 上位 (IRPR7H)
割込みベクタ番号 56 (10 進 ) は , ベースタイマ ch.14 と ch.15 に兼用されています。このレ
ジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルや割込み要求の種類を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 7 上位 (IRPR7H) のビット構成を図 11.3-13 に示し
ます。
図 11.3-13 割込み要求一括読出し機能レジスタ 7 上位 (IRPR7H) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
BT0IR14
BT1IR14
BT0IR15
BT1IR15
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
ビット
bit15
BT0IR14
bit14
BT1IR14
bit13
BT0IR15
bit12
BT1IR15
bit11 ∼ bit8
未定義
値
0
説明
ベースタイマ ch.14 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.14 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.14 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.14 で割込み要求 1 あり
0
ベースタイマ ch.15 で割込み要求 0 なし
1
ベースタイマ ch.15 で割込み要求 0 あり
0
ベースタイマ ch.15 で割込み要求 1 なし
1
ベースタイマ ch.15 で割込み要求 1 あり
"0" が読み出されます。
割込み要求 0 および割込み要求 1 は , ベースタイマの使用方法によって異なります。
ベースタイマの使用方法
228
割込み要求 0
割込み要求 1
16/32 ビットリロードタイマ
アンダフロー割込み要求
16 ビット PWM タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
デューティ一致割込み要求
16/32 ビット PWC タイマ
オーバフロー割込み要求
測定終了割込み要求
16 ビット PPG タイマ
アンダフロー割込み要求
トリガ割込み要求
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
トリガ割込み要求
CM71-10151-2
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91625 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 7 下位 (IRPR7L)
11.3.14
割込みベクタ番号 61 (10 進 ) は , DMA コントローラ (DMAC) ch.4 ∼ ch.7 に兼用されていま
す。このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生しているチャネルを確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 7 下位 (IRPR7L) のビット構成を図 11.3-14 に示し
ます。
図 11.3-14 割込み要求一括読出し機能レジスタ 7 下位 (IRPR7L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
DMAC4
DMAC5
DMAC6
DMAC7
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
次のいずれかの割込み要求が DMA コントローラ (DMAC) の ch.4 ∼ ch.7 で発生すると ,
発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
CM71-10151-2
•
正常終了割込み要求
•
異常終了割込み要求
•
転送中断割込み要求
ビット番号
ビット
bit7
DMAC4
bit6
DMAC5
bit5
DMAC6
bit4
DMAC7
bit3 ∼ bit0
未定義
値
0
説明
DMAC ch.4 で割込み要求なし
1
DMAC ch.4 で割込み要求あり
0
DMAC ch.5 で割込み要求なし
1
DMAC ch.5 で割込み要求あり
0
DMAC ch.6 で割込み要求なし
1
DMAC ch.6 で割込み要求あり
0
DMAC ch.7 で割込み要求なし
1
DMAC ch.7 で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
229
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.4
MB91625 シリーズ
11.4 使用上の注意
割込み要求一括読出し機能を使用する際は , 次の点に注意してください。
■ 動作に関する注意
割込み要求一括読出しレジスタ (IRPR0 ∼ IRPR7) は , 書込みは無効です。割込み要求
を取り下げたい場合は , 各機能のレジスタにある割込み要求フラグビットをクリアし
てください。
230
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 12 章 遅延割込み
遅延割込みの機能と動作について説明します。
12.1 概要
12.2 構成
12.3 レジスタ
12.4 動作説明と設定手順例
12.5 使用上の注意
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
231
第 12 章 遅延割込み
12.1
MB91625 シリーズ
12.1 概要
遅延割込みは , リアルタイム OS で使用するタスク切換え用の割込みを発生するものです。
■ 概要
遅延割込みは , REALOS などのリアルタイム OS でのタスク切換え用の割込み要求を発
生するものです。遅延割込みを使用すると , ソフトウェアで CPU に対して割込み要求
を発生したり , 取り消したりすることができます。
232
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 12 章 遅延割込み
12.2
MB91625 シリーズ
12.2 構成
遅延割込みの構成を示します。
■ 遅延割込みのブロックダイヤグラム
遅延割込みのブロックダイヤグラムを図 12.2-1 に示します。
図 12.2-1 遅延割込みのブロックダイヤグラム
周辺バス
遅延割込み制御
レジスタ (DICR)
割込み要求
•
遅延割込み制御レジスタ (DICR)
遅延割込みを制御するレジスタです。
■ クロック
クロック名
動作クロック
CM71-10151-2
内容
周辺クロック (PCLK)
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
233
第 12 章 遅延割込み
12.3
MB91625 シリーズ
12.3 レジスタ
遅延割込みで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 遅延割込みのレジスタ一覧
遅延割込みのレジスタ一覧を表 12.3-1 に示します。
表 12.3-1 遅延割込みのレジスタ一覧
レジスタ略称
DICR
234
レジスタ名
遅延割込み制御レジスタ
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
12.3.1
CM71-10151-2
第 12 章 遅延割込み
12.3
MB91625 シリーズ
遅延割込み制御レジスタ (DICR)
12.3.1
遅延割込みを制御するレジスタです。
遅延割込み制御レジスタ (DICR) のビット構成を図 12.3-1 に示します。
図 12.3-1 遅延割込み制御レジスタ (DICR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
DLYI
1
1
1
1
1
1
1
0
初期値
R/W
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit1]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
"1" が読み出されます。
[bit0]:DLYI ( 遅延割込み制御ビット )
遅延割込み要求の発生と解除を設定します。
書込み値
説明
0
遅延割込み要因の解除または要求なし
1
遅延割込み要求の発生
< 注意事項 >
このビットは , ほかの割込み要求フラグと同じです。割込み処理ルーチンの中でこのビッ
トをクリアして , 合わせてタスクを切り換えてください。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
235
第 12 章 遅延割込み
12.4
MB91625 シリーズ
12.4 動作説明と設定手順例
遅延割込みの動作と設定手順について説明します。
遅延割込みの動作説明
12.4.1
遅延割込みを使用すると , CPU に対してソフトウェアで , タスク切り換え用の割込み要
求を発生したり , 取り消したりできます。
遅延割込みが発生する条件を表 12.4-1 に示します。
表 12.4-1 割込み要求発生条件
割込み要求
遅延割込み要求
割込み要求の発生
遅延割込み制御レジスタ (DICR) の DLYI ビットに "1" を書き込
む
割込み要求許可
なし ( 常に許可 )
割込み要求のクリア 遅延割込み制御レジスタ (DICR) の DLYI ビットに "0" を書き込
む
< 注意事項 >
236
•
遅延割込みは , DMA 転送要求に使用できません。
•
割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してください。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR47)
で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントローラ」を
参照してください。
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第 12 章 遅延割込み
12.5
12.5 使用上の注意
遅延割込みを使用する際は , 次の点に注意してください。
■ プログラムに関する注意
•
遅延割込み制御ビットは , ほかの割込み要求フラグと同じです。割込みルーチンの
中でこのビットをクリアして , 合わせてタスクを切り換えてください。
•
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遅延割込みは , DMA 転送要求に使用できません。
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237
第 12 章 遅延割込み
12.5
238
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CM71-10151-2
第 13 章 I/O ポート
I/O ポートの機能と動作について説明します。
13.1 概要
13.2 構成
13.3 端子
13.4 レジスタ
13.5 使用上の注意
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239
第 13 章 I/O ポート
13.1
MB91625 シリーズ
13.1 概要
本製品の端子を周辺機能で利用しないときは , I/O ポートとして使用することができます。
本製品では ,86 本の I/O ポートが用意されています。
■ 概要
I/O ポートには , 次の特長があります。
•
端子ごとにI/Oポートを入力ポートとして利用するか, 出力ポートとして利用するか
を設定できます。
•
端子ごとにI/Oポートとして利用するか, 周辺機能の端子として利用するかを設定で
きます。
また , 各レジスタの設定により , 入出力モードを次の中から選択できます。
入出力モードを表 13.1-1 に示します。
表 13.1-1 入出力モード
入出力モード
ポート入力モード
ポート出力モード
周辺機能出力モード *
PDR
PDR へのアクセス
読出し時
(RMW 系命令以外 )
外部端子からのレベルが読み出され
ます。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR の値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR に格納されます。
読出し時
(RMW 系命令以外 )
PDR の値を読み出します。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR の値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値がPDRに書き込まれ, 外
部端子へ出力されます。
読出し時
(RMW 系命令以外 )
周辺機能からの出力レベル / PDR の値
が読み出されます。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR の値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR に格納されます。
: ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
RMW 系命令 : リードモディファイライト系命令
*
: レジスタの設定により , 読み出される値が異なります。
•
プルアップを端子ごとに設定できます。
•
CPU がスタンバイモード ( ストップモード / 時計モード / メインタイマモード ) 中に ,
端子に Hi-Z を設定すると , 入力は "0" に固定されます。ただし , 発生が許可されて
いる外部割込み要求の入力は "0" に固定されず使用できます。
240
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第 13 章 I/O ポート
13.1
MB91625 シリーズ
•
周辺機能を割り当てられる端子が複数ある場合に , どの端子に機能を割り当てるか
を設定したり , 端子からの周辺機能出力を有効 / 無効にしたりできます。
ただし , 周辺機能の入出力が複数ある場合 , それぞれの入出力は同じグループの
ポートに設定してください。
例 ) ch.0 マルチファンクションシリアルインタフェース設定例
シリアルデータ
出力
SOUT0 端子
(0 番ポート )
シリアルクロック
入出力
SCK0 端子
(0 番ポート )
SCK0_1 端子
(1 番ポート )
シリアルデータ
入力
有効ポート
SIN0 端子
(0 番ポート )
0 番ポート
SIN0_1 端子
(1 番ポート )
設定禁止
SIN0 端子
(0 番ポート )
SIN0_1 端子
(1 番ポート )
SOUT0_1 端子
(1 番ポート )
SCK0 端子
(0 番ポート )
SIN0 端子
(0 番ポート )
SIN0_1 端子
(1 番ポート )
SCK0_1 端子
(1 番ポート )
SIN0 端子
(0 番ポート )
SIN0_1 端子
(1 番ポート )
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1 番ポート
241
第 13 章 I/O ポート
13.2
MB91625 シリーズ
13.2 構成
本製品には次の 3 種類の I/O ポートが内蔵されています。
• 通常の I/O ポート
• アナログ入力兼用 I/O ポート
• アナログ出力兼用 I/O ポート
■ 概要
本製品に内蔵されている 3 種類の I/O ポートについて説明します。
•
通常の I/O ポート
周辺機能の入出力機能と兼用されている基本的な構成のI/Oポートです。次のブロッ
クで構成されています。
•
-
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA)
-
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
-
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34)
-
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCRK)
-
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
アナログ入力兼用 I/O ポート
10 ビット A/D コンバータのアナログ入力と兼用されている I/O ポートです。通常の
I/O ポートのブロックとアナログ入力許可部で構成されています。
アナログ入力兼用ポートは P77 ∼ P70, P87 ∼ P80 になります。
•
アナログ出力兼用 I/O ポート
8 ビット D/A コンバータのアナログ出力と兼用されている I/O ポートです。次のレ
ジスタ以外の通常の I/O ポートのブロックとアナログ出力許可部で構成されていま
す。
-
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA)
-
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34)
アナログ出力兼用ポートは P91, P90 になります。
242
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第 13 章 I/O ポート
13.2
MB91625 シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
● 通常の I/O ポート
通常の I/O ポートのブロックダイヤグラムを図 13.2-1 に示します。
図 13.2-1 通常の I/O ポートのブロックダイヤグラム
周辺機能
0
入力選択
CMOS
schmitt
1
DDR
ポートデータ
方向制御
PFR
周
辺
バ
ス
Vcc
EPFR
R
PCR
PDR
端子
出力選択
周辺機能出力
•
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
端子を汎用ポートとして使用するときは , 入出力方向を設定します。
周辺機能の端子として使用する場合は , ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) か
ら , 何を読み出すかを設定します。
•
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA)
端子の利用方法を選択するレジスタです。
•
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34)
周辺機能を割り当てられる端子が複数ある場合に , どの端子に機能を割り当てるか
を設定するレジスタです。また , 端子からの周辺機能出力を有効 / 無効にします。
•
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCRK)
プルアップを設定するレジスタです。各ポートに用意されているので端子ごとに ,
プルアップ抵抗を接続できます。
•
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
出力データを格納するレジスタです。ポートのモードによって , 読み出される値や
書き込む値の意味が異なります。
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243
第 13 章 I/O ポート
13.2
MB91625 シリーズ
● アナログ入力兼用 I/O ポート
アナログ入力兼用 I/O ポートのブロックダイヤグラムを図 13.2-2 に示します。
図 13.2-2 アナログ入力兼用 I/O ポートのブロックダイヤグラム
周辺バス
A/D 入力
CMOS
schmitt
周辺機能
入力選択
0
1
アナログ
入力許可
DDR
ポートデータ
方向制御
PFR
Vcc
EPFR
R
PCR
PDR
端子
出力選択
周辺機能出力
通常の I/O ポートの構成ブロックとアナログ入力許可部で構成されています。
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) で入力を許可した端子からのアナログ
入力を有効にします。
< 注意事項 >
244
•
アナログ入力兼用ポートは P77 ∼ P70, P87 ∼ P80 です。
•
MD1, MD0 端子でシリアル書込みモードを選択した場合 (MD1, MD0= 01), P75 (AN5
端子 ) のみデジタル入力可 , アナログ入力不可となります。
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第 13 章 I/O ポート
13.2
MB91625 シリーズ
● アナログ出力兼用 I/O ポート
アナログ出力兼用 I/O ポートのブロックダイヤグラムを図 13.2-3 に示します。
図 13.2-3 アナログ出力兼用 I/O ポートのブロックダイヤグラム
周辺バス
D/A 出力
CMOS
schmitt
周辺機能
0
入力選択
1
アナログ
出力許可
DDR
ポートデータ
方向制御
Vcc
R
PCR
PDR
端子
出力選択
周辺機能出力
次のレジスタ以外の通常の I/O ポートのブロックとアナログ出力許可部で構成されて
います。
- ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA)
- 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34)
D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) で出力を許可した端子からのアナロ
グ出力を有効にします。D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) については ,
「第 25 章 8 ビット D/A コンバータ」を参照してください。
< 注意事項 >
D/A アナログ出力兼用ポートは P91, P90 です。
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245
第 13 章 I/O ポート
13.2
MB91625 シリーズ
■ クロック
I/O ポートで使用するクロックを表 13.2-1 に示します。
表 13.2-1 I/O ポートで使用するクロック
クロック名
動作クロック
246
内容
周辺クロック (PCLK)
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第 13 章 I/O ポート
13.3
13.3 端子
I/O ポートで使用する端子について説明します。
■ 概要
ポート 0 ∼ポート K に分類される I/O ポートが最大で 86 本用意されています。
同じ番号に分類されたポートは , 同時に読出し / 書込みが可能です。
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•
P00 ∼ P07 ( ポート 0)
•
P10 ∼ P17 ( ポート 1)
•
P20 ∼ P27 ( ポート 2)
•
P30 ∼ P37 ( ポート 3)
•
P40 ∼ P47 ( ポート 4)
•
P50 ∼ P57 ( ポート 5)
•
P60 ∼ P67 ( ポート 6)
•
P70 ∼ P77 ( ポート 7)
•
P80 ∼ P87 ( ポート 8)
•
P90 ∼ P92 ( ポート 9)
•
PA0 ∼ PA7 ( ポート A)
•
PK0 ∼ PK2 ( ポート K)
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247
第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
13.4 レジスタ
I/O ポートで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ I/O ポートのレジスタ一覧
I/O ポートのレジスタ一覧を表 13.4-1 に示します。
表 13.4-1 I/O ポートのレジスタ一覧 (1 / 2)
ポート
共通
0
1
2
3
4
5
6
7
248
EPFR0 ∼ EPFR34
レジスタ略称
拡張ポート機能レジスタ 0 ∼ 34
レジスタ名
参照先
13.4.3
ADCHE
A/D チャネルイネーブルレジスタ
13.4.6
DDR0
ポートデータ方向レジスタ 0
13.4.1
PFR0
ポート機能レジスタ 0
13.4.2
PCR0
プルアップ制御レジスタ 0
13.4.5
PDR0
ポートデータレジスタ 0
13.4.4
DDR1
ポートデータ方向レジスタ 1
13.4.1
PFR1
ポート機能レジスタ 1
13.4.2
PCR1
プルアップ制御レジスタ 1
13.4.5
PDR1
ポートデータレジスタ 1
13.4.4
DDR2
ポートデータ方向レジスタ 2
13.4.1
PFR2
ポート機能レジスタ 2
13.4.2
PDR2
ポートデータレジスタ 2
13.4.4
DDR3
ポートデータ方向レジスタ 3
13.4.1
PFR3
ポート機能レジスタ 3
13.4.2
PDR3
ポートデータレジスタ 3
13.4.4
DDR4
ポートデータ方向レジスタ 4
13.4.1
PFR4
ポート機能レジスタ 4
13.4.2
PDR4
ポートデータレジスタ 4
13.4.4
DDR5
ポートデータ方向レジスタ 5
13.4.1
PFR5
ポート機能レジスタ 5
13.4.2
PCR5
プルアップ制御レジスタ 5
13.4.5
PDR5
ポートデータレジスタ 5
13.4.4
DDR6
ポートデータ方向レジスタ 6
13.4.1
PFR6
ポート機能レジスタ 6
13.4.2
PCR6
プルアップ制御レジスタ 6
13.4.5
PDR6
ポートデータレジスタ 6
13.4.4
DDR7
ポートデータ方向レジスタ 7
13.4.1
PFR7
ポート機能レジスタ 7
13.4.2
PCR7
プルアップ制御レジスタ 7
13.4.5
PDR7
ポートデータレジスタ 7
13.4.4
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第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
表 13.4-1 I/O ポートのレジスタ一覧 (2 / 2)
ポート
レジスタ略称
8
DDR8
9
A
K
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レジスタ名
ポートデータ方向レジスタ 8
参照先
13.4.1
PFR8
ポート機能レジスタ 8
13.4.2
PCR8
プルアップ制御レジスタ 8
13.4.5
PDR8
ポートデータレジスタ 8
13.4.4
DDR9
ポートデータ方向レジスタ 9
13.4.1
PCR9
プルアップ制御レジスタ 9
13.4.5
PDR9
ポートデータレジスタ 9
13.4.4
DDRA
ポートデータ方向レジスタ A
13.4.1
PFRA
ポート機能レジスタ A
13.4.2
PCRA
プルアップ制御レジスタ A
13.4.5
PDRA
ポートデータレジスタ A
13.4.4
DDRK
ポートデータ方向レジスタ K
13.4.1
PCRK
プルアップ制御レジスタ K
13.4.5
PDRK
ポートデータレジスタ K
13.4.4
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249
第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
13.4.1
端子を汎用ポートとして使用するときに , 入出力方向を設定するレジスタです。
周辺機能の端子として使用する場合は , ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) から , 何を
読み出すかを設定します。
このビットの設定と , ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA) の設定によりポートデータ
レジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 / 書込み値の意味が異なります。
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK) のビット構成を図 13.4-1 に示します。
図 13.4-1 ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
DDR0
DDR07
DDR06
DDR05
DDR04
DDR03
DDR02
DDR01
DDR00 0000 0000
R/W
DDR1
DDR17
DDR16
DDR15
DDR14
DDR13
DDR12
DDR11
DDR10 0000 0000
R/W
DDR2
DDR27
DDR26
DDR25
DDR24
DDR23
DDR22
DDR21
DDR20 0000 0000
R/W
DDR3
DDR37
DDR36
DDR35
DDR34
DDR33
DDR32
DDR31
DDR30 0000 0000
R/W
DDR4
DDR47
DDR46
DDR45
DDR44
DDR43
DDR42
DDR41
DDR40 0000 0000
R/W
DDR5
DDR57
DDR56
DDR55
DDR54
DDR53
DDR52
DDR51
DDR50 0000 0000
R/W
DDR6
DDR67
DDR66
DDR65
DDR64
DDR63
DDR62
DDR61
DDR60 0000 0000
R/W
DDR7
DDR77
DDR76
DDR75
DDR74
DDR73
DDR72
DDR71
DDR70 0000 0000
R/W
DDR8
DDR87
DDR86
DDR85
DDR84
DDR83
DDR82
DDR81
DDR80 0000 0000
R/W
DDR9
未定義
DDRA6
未定義
DDRA5
未定義
DDRA4
未定義
DDRA3
DDR92
DDR91
DDR90 XXXX X000
R/W
DDRA
未定義
DDRA7
DDRA2
DDRA1
DDRA0 0000 0000
R/W
DDRK
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
DDRK2
DDRK1
DDRK0 XXXX X000
R/W
初期値
属性
R/W:リード / ライト可能
X:不定
ポートの入出力方向を設定します。
書込み値
250
説明
0
入力方向
1
出力方向
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第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
このビットの設定と , ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA) の設定によりポートデータ
レジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 / 書込み値の意味が異なります。
レジスタ設定とポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 / 書込み値の関
係を表 13.4-2 に示します。
表 13.4-2 レジスタ設定とポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 /
書込み値の関係
モード
DDR PFR
ポート入力 0
モード
ポート出力 1
モード
0
周辺機能
*
出力モード
1
*
0
0
1
1
PDR
読出し時
外部端子からの出力レベルが読み出
(RMW 系命令以外 ) されます。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR レジスタの値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR レジスタに格納
されます。
読出し時
PDR レジスタの値を読み出します。
(RMW 系命令以外 )
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR レジスタの値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR レジスタに書き
込まれ , 外部端子へ出力されます。
読出し時
周辺機能からの出力レベルが読み出
(RMW 系命令以外 ) されます。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR レジスタの値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR レジスタに格納
されます。
読出し時
PDR レジスタの値を読み出します。
(RMW 系命令以外 )
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR レジスタの値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR レジスタに格納
されます。
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) で , 該当端子に周辺機能の出力端子
の機能を割り当て , さらに端子からの出力を有効にする必要があります。
DDR:ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
PFR:ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA)
PDR :ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
RMW 系命令:リードモディファイライト系命令
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251
第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
•
周辺機能への入力は , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) の該当ビットで ,
割り当てた端子に常に接続されています。周辺機能への入力は , ポート入力モードで
行ってください。
ただし , 10 ビット A/D コンバータからの入力を許可している場合は , 入力は "0" に ,
ポートからの出力は Hi-Z に固定されます。また , 8 ビット D/A コンバータからの出力
を許可している場合は , 各レジスタの設定が無効になり , 入力は "0" に , ポートからの
出力は Hi-Z に固定されます。
また , MD1, MD0 端子でシリアル書込みモードを選択した場合 (MD1, MD0= 01), P75
(AN5 端子 ) のみデジタル入力可 , アナログ入力不可となります。
•
本デバイスをリセットすると , このレジスタの設定は初期値 (00H) に戻り , すべての
•
PK0, PK1 を低速発振端子として使用する場合は必ず , ポートデータ方向レジスタ K
(DDRK) でポートの入出力方向を入力 (DDRK0=0, DDRK1=0) に設定してください。
ポートの入出力方向が入力になります。
( ポートの入出力方向が出力に設定されているときに , PK0, PK1 を低速発振端子と使
用すると , 低速発振不許可時に端子から PDR の値が出力されます。)
252
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第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA)
13.4.2
端子の利用方法を選択するレジスタです。
このビットの設定と , ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK) の設定によりポー
トデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 / 書込み値の意味が異なります。
詳細については , 「13.4.1 ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)」を参照してく
ださい。
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA) のビット構成を図 13.4-2 に示します。
図 13.4-2 ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
PFR0
初期値
PFR07 PFR06 PFR05 PFR04 PFR03 PFR02 PFR01 PFR00 0000 0000
属性
R/W
PFR1
PFR17 PFR16 PFR15 PFR14 PFR13 PFR12 PFR11 PFR10 0000 0000
R/W
PFR2
PFR27 PFR26 PFR25 PFR24 PFR23 PFR22 PFR21 PFR20 0000 0000
R/W
PFR3
PFR37 PFR36 PFR35 PFR34 PFR33 PFR32 PFR31 PFR30 0000 0000
R/W
PFR4
PFR47 PFR46 PFR45 PFR44 PFR43 PFR42 PFR41 PFR40 0000 0000
R/W
PFR5
PFR57 PFR56 PFR55 PFR54 PFR53 PFR52 PFR51 PFR50 0000 0000
R/W
PFR6
R/W
PFR7
PFR67 PFR66 未定義 PFR64 PFR63 未定義 PFR61 未定義 00X0 0X0X
PFR77 PFR76 PFR75 PFR74 PFR73 PFR72 PFR71 PFR70 0000 0000
PFR8
PFR87 PFR86 PFR85 PFR84 PFR83 PFR82 PFR81 PFR80 0000 0000
R/W
PFRA PFRA7 PFRA6 未定義 PFRA4 PFRA3 PFRA2 PFRA1 PFRA0 00X0 0000
R/W
R/W
R/W:リード / ライト可能
X:不定
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253
第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
端子ごとに汎用ポートとして使用するか , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34)
で指定した周辺機能の端子として使用するかを設定します。
書込み値
説明
0
汎用ポート
1
周辺機能
このレジスタのビットと拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) の対応ビットの
設定によって , 端子の機能や入出力を次のように設定できます。
PFR
EPFR
対応端子の
機能
周辺機能 周辺機能への
からの出力
入力
0
0
無効
有効
1
周辺機能の出力端子の 周 辺 機 能 の 有効
機能を割り当て & 出力 出力端子
を有効に設定
周辺機能の出力端子の ポート
無効
機能を割り当てない or
出力を無効に設定
有効
ポート
有効
ポート
出力
DDR で
設定
無効
DDR で
設定
PFR:ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA) の対応ビット
EPFR:拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) の対応ビット
< 注意事項 >
•
本デバイスをリセットすると , このレジスタの設定が初期値 (00H) に戻り , すべての
ポートが入力になります。
•
このレジスタで, 端子を汎用ポートとして使用するに設定した場合は, 拡張ポート機能
レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) で端子に周辺機能を割り当てても , 端子は汎用ポートと
して使用されます。
•
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) で , アナログ入力を許可した場合は , この
レジスタの設定にかかわらず , ポートやほかの機能からの入力は "0" に固定されます。
•
D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) の DAE ビットで 8 ビット D/A コンバー
タからの出力を許可 (DAE=1) すると , このレジスタの設定にかかわらず , ポートから
の入力は "0" に固定されます。D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) について
は , 「第 25 章 8 ビット D/A コンバータ」を参照してください。
•
周辺機能への入力は , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) の該当ビットによ
り割り当てた端子に常に接続されています。周辺機能への入力は , ポート入力モード
で行ってください。
ただし , 10 ビット A/D コンバータからの入力を許可している場合は , 入力は "0" に ,
ポートからの出力は Hi-Z に固定されます。また , 8 ビット D/A コンバータからの出力
を許可している場合は , 各レジスタの設定が無効になり , 入力は "0" に , ポートからの
出力は Hi-Z に固定されます。
254
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第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34)
13.4.3
1 つの機能に対して , その機能を割り当てられる端子が複数ある場合に , どの端子に機能を割
り当てるかを設定するレジスタです。また , 端子からの出力を有効 / 無効にします。
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) のビット構成を図 13.4-3 に示します。
図 13.4-3 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) のビット構成
bit
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
OUT1E2
OUT1E1
OUT1E0
OUT0E2
OUT0E1
OUT0E0
初期値
XX00 0000
EPFR1
未定義
未定義
OUT3E2
OUT3E1
OUT3E0
OUT2E2
OUT2E1
OUT2E0
XX00 0000
EPFR2
未定義
未定義
OUT5E2
OUT5E1
OUT5E0
OUT4E2
OUT4E1
OUT4E0
XX00 0000
EPFR3
未定義
IN3E1
未定義
IN3E0
OUT7E2
OUT7E1
OUT7E0
OUT6E2
OUT6E1
OUT6E0
XX00 0000
IN2E1
IN2E0
IN1E1
IN1E0
IN0E1
IN0E0
0000 0000
EPFR0
EPFR4
7
EPFR5
IN7E1
IN7E0
IN6E1
IN6E0
IN5E1
IN5E0
IN4E1
IN4E0
0000 0000
EPFR6
SOUT0E2
SOUT0E1
SOUT0E0
SCK0E2
SCK0E1
SCK0E0
SIN0E1
SIN0E0
0000 0000
EPFR7
未定義
未定義
未定義
SOUT1E1
SOUT1E0
SCK1E1
SCK1E0
SIN1E
XXX0 0000
SOUT2E0
SCK2E1
SCK2E0
SIN2E
XXX0 0000
EPFR8
未定義
未定義
未定義
SOUT2E1
EPFR9
未定義
未定義
未定義
SOUT3E1
SOUT3E0
SCK3E1
SCK3E0
SIN3E
XXX0 0000
EPFR10
未定義
未定義
未定義
SOUT4E1
SOUT4E0
SCK4E1
SCK4E0
SIN4E
XXX0 0000
未定義
SOUT5E1
SOUT5E0
SCK5E1
SCK5E0
SIN5E
XXX0 0000
SOUT6E0
SCK6E1
SCK6E0
SIN6E
XXX0 0000
EPFR11
未定義
未定義
EPFR12
未定義
未定義
未定義
SOUT6E1
EPFR13
未定義
未定義
未定義
SOUT7E1
SOUT7E0
SCK7E1
SCK7E0
SIN7E
XXX0 0000
EPFR14
未定義
未定義
未定義
SOUT8E1
SOUT8E0
SCK8E1
SCK8E0
SIN8E
XXX0 0000
未定義
SOUT9E1
SOUT9E0
SCK9E1
SCK9E0
SIN9E
XXX0 0000
SCK10E1
SCK10E0
SIN10E
XXX0 0000
SCK11E1
SCK11E0
SIN11E
XXX0 0000
UDIN1E0
UDIN0E1
UDIN0E0
0000 0000
XAE
XXXX 0001
EPFR15
未定義
未定義
EPFR16
未定義
未定義
未定義
SOUT10E1 SOUT10E0
EPFR17
未定義
UDIN3E1
未定義
UDIN3E0
未定義
UDIN2E1
SOUT11E1 SOUT11E0
EPFR18
UDIN2E0
EPFR19
未定義
未定義
EPFR20
未定義
未定義
未定義
TIOA1E1
未定義
TIOA1E0
EPFR21
未定義
未定義
TIOA3E1
EPFR22
未定義
未定義
TIOA5E1
TIOA7E1
UDIN1E1
ADTRG0E2 ADTRG0E1 ADTRG0E0
TIOB1E
TIOA0E1
TIOA0E0
TIOB0E
XX00 0000
TIOA3E0
TIOB3E
TIOA2E1
TIOA2E0
TIOB2E
XX00 0000
TIOA5E0
TIOB5E
TIOA4E1
TIOA4E0
TIOB4E
XX00 0000
TIOA7E0
TIOB7E
TIOA6E1
TIOA6E0
TIOB6E
XX00 0000
EPFR23
未定義
未定義
EPFR24
未定義
未定義
TIOA9E1
TIOA9E0
TIOB9E
TIOA8E1
TIOA8E0
TIOB8E
XX00 0000
EPFR25
未定義
未定義
TIOA11E1
TIOA11E0
TIOB11E
TIOA10E1
TIOA10E0
TIOB10E
XX00 0000
EPFR26
未定義
未定義
TIOA13E1
TIOA13E0
TIOB13E
TIOA12E1
TIOA12E0
TIOB12E
XX00 0000
TIOA15E0
TIOB15E
TIOA14E1
TIOA14E0
TIOB14E
XX00 0000
EPFR27
EPFR28
未定義
INT7E
未定義
INT6E
TIOA15E1
INT5E
INT4E
INT3E
INT2E
INT1E
INT0E
0000 0000
EPFR29
INT15E
INT14E
INT13E
INT12E
INT11E
INT10E
INT9E
INT8E
0000 0000
EPFR30
未定義
未定義
INT23E1
未定義
INT23E0
未定義
INT22E1
INT19E
INT18E
INT17E
INT16E
XXXX 0000
INT22E0
INT21E1
INT21E0
INT20E
X000 0000
EPFR31
EPFR32
未定義
INT31E
EPFR33
未定義
EPFR34
未定義
INT30E
INT29E
INT28E
INT27E
INT26E
INT25E
INT24E
0000 0000
未定義
TMO2E1
TMO1E1
TMO1E0
TMI1E
TMO0E1
TMO0E0
TMI0E
XX00 0000
TMO2E0
TMI2E
FRCK1E1
FRCK1E0
FRCK0E1
FRCK0E0 X000 0000
属性:すべて R/W ( リード / ライト可能 )
X:不定
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第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
•
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA) で , 汎用ポートに設定した端子は , このレジスタ
の設定にかかわらず , 汎用 I/O ポートとして扱われます。
•
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) で , アナログ入力を許可した場合は , この
レジスタやポート機能レジスタ (PFR0∼PFRA) の設定にかかわらず, ポートからの入
力は "0" に固定されます。
•
D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) の DAE ビットで 8 ビット D/A コンバー
タからの出力を許可 (DAE=1) した場合は , このレジスタの設定やポート機能レジスタ
(PFR0 ∼ PFRA) にかかわらず , ポートからの入力は "0" に , ポートからの出力は Hi-Z
に固定されます。
D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) については , 「第 25 章 8 ビット D/A コ
ンバータ」を参照してください。
•
1 つの端子を複数の周辺機能の出力端子として使用することはできません。また , 同一
の出力機能を複数の端子に割り当てることもできません。
•
1 つの端子を複数の周辺機能の入力端子として使用することができます。ただし , 同一
の入力機能を複数の端子に割り当てることはできません。
•
1 つの端子に複数の機能が割り当てられた場合の優先順位は次のようになります。
1. X0A/X1A
2. マルチファンクションシリアルインタフェース
3. ベースタイマ
4. 16 ビットリロードタイマ
5. 32 ビットアウトプットコンペア
•
周辺機能への入力は , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) の該当ビットで ,
割り当てた端子に常に接続されています。周辺機能への入力は , ポート入力モードで
行ってください。
ただし , 10 ビット A/D コンバータからの入力 , または 8 ビット D/A コンバータからの
出力を許可している場合は , 入力は "0" に固定されます。
•
このレジスタで周辺機能出力を割り当てる端子を変更する場合は , 次の設定を行って
から端子を変更してください。
- 変更前割り当て端子と変更後割り当て端子をポート入力モードに設定
- 割り当てを行う周辺機能を無効にする
•
256
このレジスタで周辺機能入力を割り当てる端子を変更する場合は , 割り当てを行う周
辺機能を無効にしてから , 端子を変更してください。
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● 拡張ポート機能レジスタ 0 (EPFR0) ∼拡張ポート機能レジスタ 3 (EPFR3)
[bit5 ∼ bit0]:OUTxE2 ∼ OUTxE0 ( アウトプットコンペア出力端子選択ビット )
32 ビットアウトプットコンペアの出力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つ用意され
ています。
32 ビットアウトプットコンペアの ch.0 ∼ ch.7 で使用する端子をそれぞれ選択します。
OUT0E2 ∼ OUT0E0 ビットが ch.0 に , OUT1E2 ∼ OUT1E0 ビットが ch.1 に •••OUT7E2 ∼
OUT7E0 ビットが ch.7 に対応しています。
OUTxE2
0
OUTxE1
0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
1
0 番ポート
OUTx 端子
0
1 番ポート
OUTx_1 端子
1
−
設定禁止
0
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
1
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
1
1
OUTxE0
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を汎用ポートとして利用できます。
● 拡張ポート機能レジスタ 4 (EPFR4) ∼拡張ポート機能レジスタ 5 (EPFR5)
[bit7 ∼ bit0]:INxE1, INxE0 ( インプットキャプチャ入力端子選択ビット )
32 ビットインプットキャプチャの入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つ用意され
ています。
32 ビットインプットキャプチャの ch.0 ∼ ch.7 で使用する端子をそれぞれ選択します。
IN0E1, IN0E0 ビットが ch.0 に , IN1E1, IN1E0 ビットが ch.1 に •••IN7E1, IN7E0 ビットが
ch.7 に対応しています。
INxE1
0
1
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INxE0
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INx 端子
1
1 番ポート
INx_1 端子
0
1
−
−
設定禁止
設定禁止
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257
第 13 章 I/O ポート
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● 拡張ポート機能レジスタ 6 (EPFR6)
[bit7 ∼ bit5]:SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルインタフェース ch.0 シリアルデー
タ端子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のシリアルデータ出力機能を割り
当てる端子を SOUT0, SOUT0_1 の中から 1 つ選択します。
SOUT0E2
0
SOUT0E1
0
1
1
0
1
SOUT0E0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
( 入力:SOUT0 端子
(0 番ポート ) )
1
0 番ポート
SOUT0 端子
0
1 番ポート
SOUT0_1 端子
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , この端子をほかの機能の出力端子として利用
できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を汎用ポートとして利用できます。
•
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
- SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルデータ入力端子 )
•
258
シリアルデータ端子は周辺機能の設定により , 入力端子として機能します。周辺機能
の入力は選択端子に常に接続されており, このビットを"000"に設定したときはSOUT0
端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
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[bit4 ∼ bit2]:SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルインタフェース ch.0 シリアルクロッ
ク端子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のシリアルクロック入出力機能を
割り当てる端子を SCK0, SCK0_1 の中から 1 つ選択します。
SCK0E2
0
SCK0E1
0
1
1
0
1
SCK0E0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
( 入力:SCK0 端子
(0 番ポート ) )
1
0 番ポート
SCK0 端子
0
1 番ポート
SCK0_1 端子
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を汎用ポートとして利用できます。
•
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
- SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルデータ入力端子 )
•
周辺機能の入力は選択端子に常に接続されており , このビットを "000" に設定したとき
は SCK0 端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
[bit1, bit0]:SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルインタフェース ch.0 シリアルデータ入力選
択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のシリアルデータ入力機能を割り
当てる端子を SIN0, SIN0_1 の中から 1 つ選択します。
SIN0E1
0
1
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SIN0E0
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
SIN0 端子
1
1 番ポート
SIN0_1 端子
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
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第 13 章 I/O ポート
13.4
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< 注意事項 >
•
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
- SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルデータ入力端子 )
● 拡張ポート機能レジスタ 7 (EPFR7) ∼拡張ポート機能レジスタ 17 (EPFR17)
[bit4, bit3]:SOUTxE1, SOUTxE0 ( シリアルインタフェース ch.1 ∼ ch.11 シリアル
データ端子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 ∼ ch.11 のシリアルデータ出力端
子を有効にするかどうかをチャネルごとに選択します。SOUT1E1, SOUT1E0 ビットが
ch.1 に , SOUT2E1, SOUT2E0 ビットが ch.2 に •••SOUT11E1, SOUT11E0 ビットが ch.11
に対応しています。
SOUTxE1
SOUTxE0
0
0
−
出力無効 ( 入力:SOUTx 端子 (0 番ポート ) )
0
1
0 番ポート
SOUTx 端子
1
0
−
設定禁止
1
1
−
設定禁止
ポート番号
端子名
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , この端子をほかの機能の出力端子として利用
できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を汎用ポートとして利用できます。
•
シリアルデータ端子は周辺機能の設定により , 入力端子として機能します。周辺機能
の入力は選択端子に常に接続されており , このビットが "00" に設定されているときは
SOUTx 端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
[bit2, bit1]:SCKxE1, SCKxE0 ( シリアルインタフェース ch.1 ∼ ch.11 シリアルク
ロック端子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 ∼ ch.11 のシリアルクロック入出
力端子を有効にするかどうかをチャネルごとに選択します。SCK1E1, SCK1E0 ビット
が ch.1 に , SCK2E1, SCK2E0 ビットが ch.2 に •••SCK11E1, SCK11E0 ビットが ch.11 に対
応しています。
260
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SCKxE1
SCKxE0
ポート番号
端子名
0
0
−
出力無効 ( 入力:SCKx 端子 (0 番ポート ) )
0
1
0 番ポート
SCKx 端子
1
0
−
設定禁止
1
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , この端子をほかの機能の出力端子として利用
できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を汎用ポートとして利用できます。
•
シリアルクロックの入力は選択端子に常に接続されており , このビットが "00" に設定
されているときは SCKx 端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
[bit0]:SINxE ( シリアルインタフェース ch.1 ∼ ch.11 シリアルデータ入力選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 ∼ ch.11 のシリアルデータ入力端
子を割り当てる端子を選択します。このビットには必ず "0" を設定してください。
SINxE
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
SINx 端子
1
−
設定禁止
● 拡張ポート機能レジスタ 18 (EPFR18)
[bit7 ∼ bit0]:UDINxE1, UDINxE0 ( アップダウンカウンタ入力端子選択ビット )
16 ビットアップダウンカウンタの ch.0 ∼ ch.3 で使用する端子は , チャネルごとにそれ
ぞれ 2 つずつ用意されています。
16 ビ ッ ト ア ッ プ ダ ウ ン カ ウ ン タ で 使 用 す る 端 子 を チ ャ ネ ル ご と に 選 択 し ま す。
UDIN0E1, UDIN0E0 ビットが ch.0 に , UDIN1E1, UDIN1E0 ビットが ch.1 に •••UDIN3E1,
UDIN3E0 ビットが ch.3 に対応しています。
UDINxE1
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UDINxE0
ポート番号
端子名
0
0
0 番ポート
AINx/BINx/ZINx 端子
0
1
1 番ポート
AINx_1/BINx_1/ZINx_1 端子
1
0
−
設定禁止
1
1
−
設定禁止
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第 13 章 I/O ポート
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● 拡張ポート機能レジスタ 19 (EPFR19)
[bit3 ∼ bit1]:ADTRG0E2 ∼ ADTRG0E0 (A/D 変換起動トリガ端子選択ビット )
10 ビット A/D コンバータの外部トリガ入力端子は , 3 つ用意されています。
ADTRG0E2
0
ADTRG0E1
0
1
1
0
1
ADTRG0E0
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
ADTRG0 端子
1
1 番ポート
ADTRG0_1 端子
0
2 番ポート
ADTRG0_2 端子
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
[bit0]:XAE ( クロック発振入出力端子許可ビット )
低速クロック発振機能を有効にする場合にポート入力を遮断します。低速クロック発
振機能を有効にする場合必ず , XAE=1 に設定してください。
書込み値
説明
0
ポート入力を有効にします。
1
ポート入力を無効にします。
< 注意事項 >
このビットで低速発振機能を無効にした場合は , これらの端子を汎用ポートとして利用で
きます。
● 拡張ポート機能レジスタ 20 (EPFR20) ∼拡張ポート機能レジスタ 27
(EPFR27)
[bit5, bit4, bit2, bit1]:TIOAxE1, TIOAxE0 ( ベースタイマ ch.0 ∼ 15 端子選択ビット )
ベースタイマ ch.0 ∼ ch.15 の出力端子を有効にするかどうかをチャネルごとに選択し
ます。TIOA0E1, TIOA0E0 ビットが ch.0 に , TIOA1E1, TIOA1E0 ビットが ch.1 に
•••TIOA15E1, TIOA15E0 ビットが ch.15 に対応しています。
TIOAxE1
262
TIOAxE0
ポート番号
端子名
0
0
−
出力無効
( 奇数チャネル入力:TIOAx 端子
(0 番ポート ) )
0
1
0 番ポート
TIOAx 端子
1
0
−
設定禁止
1
1
−
設定禁止
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第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を汎用ポートとして利用できます。
•
奇数チャネルのベースタイマ出力端子 (TIOAx 端子 ) は周辺機能の設定により , 入力端
子として機能します。周辺機能の入力は選択端子に常に接続されています。このビッ
トが"00"に設定されているときはTIOAx端子 (0番ポート) が入力に接続されています。
[bit3, bit0]:TIOBxE ( ベースタイマ ch.0 ∼ 15 端子入力選択ビット )
ベースタイマ ch.0 ∼ ch.15 の入力端子を有効にするかどうかをチャネルごとに選択し
ます。TIOB0E ビットが ch.0 に , TIOB17E ビットが ch.17 に •••TIOB15E ビットが ch.15
に対応しています。
TIOBxE
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
TIOBx 端子
1
−
設定禁止
● 拡張ポート機能レジスタ 28 (EPFR28), 拡張ポート機能レジスタ 29
(EPFR29)
INT15E ∼ INT0E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
外部割込み要求の ch.0 ∼ ch.15 の入力端子を有効にするかどうかをチャネルごとに選
択します。INT0E ビットが ch.0 に , INT1E ビットが ch.1 に •••INT15E ビットが ch.15 に
対応しています。
INTxE
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INTx 端子
1
−
設定禁止
● 拡張ポート機能レジスタ 30 (EPFR30)
[bit3 ∼ bit0]:INT19E ∼ INT16E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
外部割込み要求の ch.16 ∼ ch.19 の入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つずつ用意
されています。
外部割込み要求の ch.16 ∼ ch.19 で使用する端子をチャネルごとに選択します。INT16E
ビットが ch.16 に , INT17E ビットが ch.17 に •••INT19E ビットが ch.19 に対応しています。
INTxE
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ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INTx 端子
1
1 番ポート
INTx_1 端子
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263
第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
● 拡張ポート機能レジスタ 31 (EPFR31)
[bit6 ∼ bit1]:INT23E1, INT23E0 ∼ INT21E1, INT21E0 ( 外部割込み要求端子許可
ビット )
外部割込み要求の ch.21 ∼ ch.23 の入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 3 つずつ用意
されています。
外部割込み要求のch.21∼ch.23で使用する端子をチャネルごとに選択します。INT21E1,
INT21E0 ビットが ch.21 に , INT22E1, INT22E0 ビットが ch.22 に , INT23E1, INT23E0
ビットが ch.23 に対応しています。
INTxE1
INTxE0
ポート番号
端子名
0
0
0 番ポート
INTx 端子
0
1
1 番ポート
INTx_1 端子
1
0
2 番ポート
INTx_2 端子
1
1
−
設定禁止
[bit0]:INT20E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
外部割込み要求の ch.20 の入力端子は , 2 つ用意されています。
外部割込み要求の ch.20 で使用する端子を選択します。
INT20E
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INT20 端子
1
1 番ポート
INT20_1 端子
● 拡張ポート機能レジスタ 32 (EPFR32)
[bit7 ∼ bit0]:INT31E ∼ INT24E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
外部割込み要求の ch.24 ∼ ch.31 の入力端子を有効にするかどうかをチャネルごとに選
択します。INT24E ビットが ch.24 に , INT25E ビットが ch.25 に •••INT31E ビットが ch.31
に対応しています。
INTxE
264
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INTx 端子
1
−
設定禁止
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CM71-10151-2
第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
● 拡張ポート機能レジスタ 33 (EPFR33)
[bit5, bit4, bit2, bit1]:TMOxE1, TMOxE0 ( リロードタイマ ch.0 ∼ 1 出力端子選択ビット )
16 ビットリロードタイマの ch.0, ch.1 の出力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つずつ
用意されています。
16 ビットリロードタイマの ch.0, ch.1 で使用する端子をそれぞれ選択します。TMO0E1,
TMO0E0 ビットが ch.0 に TMO1E1, TMO1E0 ビットが ch.1 に対応しています。
TMOxE1
0
1
TMOxE0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
1
0 番ポート
TMOx 端子
0
1 番ポート
TMOx_1 端子
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を汎用ポートとして利用できます。
•
同じチャネルで使用する端子 (次のビットで選択する端子) は同じポート番号に割り当
ててください。
- TMOxE1, TMOxE0 (16 ビットリロードタイマ出力端子 )
- TMIxE (16 ビットリロードタイマ入力端子 )
[bit3, bit0]:TMIxE ( リロードタイマ ch.0 ∼ 1 入力端子選択ビット )
16 ビットリロードタイマの ch.0, ch.1 の入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つずつ
用意されています。
16 ビットリロードタイマの ch.0, ch.1 で使用する端子をそれぞれ選択します。TMI0E
ビットが ch.0 に TMI1E ビットが ch.1 に対応しています。
TMIxE
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
TMIx 端子
1
1 番ポート
TMIx_1 端子
< 注意事項 >
同じチャネルで使用する端子 ( 次のビットで選択する端子 ) は同じポート番号に割り当て
てください。
•
TMOxE1, TMOxE0 (16 ビットリロードタイマ出力端子 )
•
TMIxE (16 ビットリロードタイマ入力端子 )
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265
第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
● 拡張ポート機能レジスタ 34 (EPFR34)
[bit6, bit5]:TMO2E1, TMO2E0 ( リロードタイマ ch.2 出力端子選択ビット )
16 ビットリロードタイマの ch.2 の出力端子は 2 つ用意されています。
16 ビットリロードタイマの ch.2 で使用する端子を選択します。
TMO2E1
0
1
TMO2E0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
1
0 番ポート
TMO2 端子
0
1 番ポート
TMO2_1 端子
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を汎用ポートとして利用できます。
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
•
- TMO2E1, TMO2E0 (16 ビットリロードタイマ出力端子 )
- TMI2E (16 ビットリロードタイマ入出力端子 )
[bit4]:TMI2E ( リロードタイマ ch.2 入力端子選択ビット )
16 ビットリロードタイマの ch.2 の入力端子は 2 つ用意されています。
16 ビットリロードタイマの ch.2 で使用する端子を選択します。
TMI2E
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
TMI2 端子
1
1 番ポート
TMI2_1 端子
< 注意事項 >
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
266
•
TMO2E1, TMO2E0 (16 ビットリロードタイマ出力端子 )
•
TMI2E (16 ビットリロードタイマ入出力端子 )
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第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:FRCKxE1, FRCKxE0 ( フリーランタイマ ch.0, ch.1 入力端子選択
ビット )
32 ビットフリーランタイマの ch.0, ch.1 の入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つ用
意されています。
32 ビットフリーランタイマの ch.0, ch.1 で使用する端子をそれぞれ選択します。
FRCKxE1
0
1
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FRCKxE0
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
FRCKx 端子
1
1 番ポート
FRCKx_1 端子
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
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267
第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
13.4.4
入出力データを格納するレジスタです。
このレジスタから読み出す値や書き込む値は , ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼
DDRK) とポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA) の設定によって異なります。読出し値
や書込み値については , 「13.4.1 ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)」を参照
してください。
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) のビット構成を図 13.4-4 に示します。
図 13.4-4 ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) のビット構成
7
6
5
4
3
2
1
PDR0
bit
PDR07
PDR06
PDR05
PDR04
PDR03
PDR02
PDR01
0
初期値
PDR00 XXXX XXXX
属性
R/W
PDR1
PDR17
PDR16
PDR15
PDR14
PDR13
PDR12
PDR11
PDR10 XXXX XXXX
R/W
PDR2
PDR27
PDR26
PDR25
PDR24
PDR23
PDR22
PDR21
PDR20 XXXX XXXX
R/W
PDR3
PDR37
PDR36
PDR35
PDR34
PDR33
PDR32
PDR31
PDR30 XXXX XXXX
R/W
PDR4
PDR47
PDR46
PDR45
PDR44
PDR43
PDR42
PDR41
PDR40 XXXX XXXX
R/W
PDR5
PDR57
PDR56
PDR55
PDR54
PDR53
PDR52
PDR51
PDR50 XXXX XXXX
R/W
PDR6
PDR67
PDR66
PDR65
PDR64
PDR63
PDR62
PDR61
PDR60 XXXX XXXX
R/W
PDR7
PDR77
PDR76
PDR75
PDR74
PDR73
PDR72
PDR71
PDR70 XXXX XXXX
R/W
PDR8
PDR87
PDR86
PDR85
PDR84
PDR83
PDR82
PDR81
PDR80 XXXX XXXX
R/W
PDR9
未定義
PDRA7
未定義
PDRA6
未定義
PDRA5
未定義
PDRA4
未定義
PDRA3
PDR92
PDR91
PDR90 XXXX XXXX
R/W
PDRA
PDRA2
PDRA1
PDRA0 XXXX XXXX
R/W
PDRK
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
PDRK2
PDRK1
PDRK0 XXXX XXXX
R/W
R/W:リード / ライト可能
X:不定
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令で, このレジスタを読み出すと, 次のレジスタの設定
にかかわらず , このレジスタの値が読み出されます。
- ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
- ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA)
•
268
本デバイスをリセットしても , このレジスタの値は初期化されません。
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第 13 章 I/O ポート
13.4
MB91625 シリーズ
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCRK)
13.4.5
プルアップを設定するレジスタです。プルアップを設定できる端子に対し , 1 つずつビットが
用意されているので , 対応する端子に "1" を書き込むことで , 端子ごとにプルアップを設定す
ることができます。
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCRK) のビット構成を図 13.4-5 に示します。
図 13.4-5 プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCRK) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
PCR0
PCR07
PCR06
PCR05
PCR04
PCR03
PCR02
PCR01
初期値
PCR00 0000 0000
属性
R/W
PCR1
PCR17
PCR16
PCR15
PCR14
PCR13
PCR12
PCR11
PCR10 0000 0000
R/W
PCR5
PCR57
PCR56
PCR55
PCR54
PCR53
PCR52
PCR51
PCR50 0000 0000
R/W
PCR6
PCR67
PCR66
PCR65
PCR64
PCR63
PCR62
PCR61
PCR60 0000 0000
R/W
PCR7
PCR77
PCR76
PCR75
PCR74
PCR73
PCR72
PCR71
PCR70 0000 0000
R/W
PCR8
PCR87
PCR86
PCR85
PCR84
PCR83
PCR82
PCR81
PCR80 0000 0000
R/W
PCR9
未定義
PCRA7
未定義
PCRA6
未定義
PCRA5
未定義
PCRA4
未定義
PCRA3
PCR92
PCR91
PCR90 XXXX X000
R/W
PCRA
PCRA2
PCRA1
PCRA0 0000 0000
R/W
PCRK
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
PCRK2
未定義
未定義
XXXX X0XX
R/W
R/W:リード / ライト可能
X:不定
ビットごとに , 割り当てられた端子にプルアップを設定するかどうかを設定します。
プルアップを設定すると , 端子にプルアップ抵抗が接続されます。
書込み値
説明
0
プルアップを設定しません。
1
プルアップを設定します。
< 注意事項 >
•
次の場合は , このレジスタの設定にかかわらずプルアップは設定されません。
- ポート出力時 ( 周辺機能出力時 )
- ストップモード時 (Hi-Z 選択時 )
- D/A アナログ出力許可時 ( ポート 9 のみ )
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269
第 13 章 I/O ポート
13.4
13.4.6
MB91625 シリーズ
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE)
AN0 ∼ AN15 端子からアナログ信号を入力するかどうかを設定するレジスタです。
A/D アナログ入力を設定できる端子に対し , 1 つずつビットが用意されているので , 対応する
端子に "1" を書き込むことで , 端子ごとに A/D アナログ入力を許可にすることができます。
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) のビット構成を図 13.4-6 に示します。
図 13.4-6 A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) のビット構成
bit 31
属性
初期値
24 23
0
未定義
ADE23 ∼ ADE0
−
XXXX XXXX
R/W
1111 1111 1111 1111 1111 1111
R/W:リード / ライト可能
X
:不定
[bit31 ∼ bit24]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit23 ∼ bit16]:ADE23 ∼ ADE16( ポート機能禁止ビット )
ビットに対応する端子のポート機能を許可/禁止します。
書込み値
説明
0
ポート機能を許可します。
1
ポート機能を禁止します。
[bit15 ∼ bit0]:ADE15 ∼ ADE0( アナログ入力許可ビット )
ビットに対応する端子からのアナログ信号入力を許可/禁止します。
0
書込み値
説明
アナログ信号の入力を禁止します。
1
アナログ信号の入力を許可します。
ADE15 ビットが ch.15,ADE14 ビットが ch.14,ADE13 ビットが ch.13・・・ADE1 ビット
が ch.1,ADE0 ビットが ch.0 に対応します。
270
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MB91625 シリーズ
第 13 章 I/O ポート
13.4
< 注意事項 >
•
AN0 ∼ AN15 端子を 10 ビット A/D コンバータのアナログ入力信号端子として利用す
る場合は、必ずチャネルに対応するビットに "1" を書き込んでください。
•
このレジスタで、アナログ入力を許可およびポート機能を禁止すると , ポート機能レ
ジスタ (PFR0 ∼ PFRA) や拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34) の設定にかか
わらず、ポートおよび周辺機能からの入力は "0" に、出力は Hi-Z に固定されます。
•
PA7 ∼ PA0 は対応するポート機能禁止ビット ADE23 ∼ ADE16 を "0" に設定しないと
汎用ポートとしても周辺機能としても使用することができません。必ず "0" に設定して
ください。
CM71-10151-2
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271
第 13 章 I/O ポート
13.5
MB91625 シリーズ
13.5 使用上の注意
I/O ポートを使用する際は次の点に注意してください。
•
各レジスタの優先順位は次のようになります。
1. A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE), D/A コントロールレジスタ
(DACR0, DACR1)
2. ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRA)
3. 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR34)
設定が矛盾すると , 優先順位の高い設定が反映されます。
•
D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) の DAE ビットで 8 ビット D/A コンバー
タからの出力を許可 (DAE=1) すると , ポートからの入力は "0" に , ポートからの出
力は Hi-Z に固定されます。
D/A コントロールレジスタ (DACR0, DACR1) については , 「第 25 章 8 ビット D/A
コンバータ」を参照してください。
•
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) でアナログ入力を許可すると , ポートか
らの入力は "0" に , ポートからの出力は Hi-Z に固定されます。
•
1 つの端子に複数の機能が割り当てられた場合の優先順位は次のようになります。
1. X0A/X1A
2. マルチファンクションシリアルインタフェース
3. ベースタイマ
4. 16 ビットリロードタイマ
5. 32 ビットアウトプットコンペア
•
1 つの端子を複数の周辺機能の出力端子として使用することはできません。また , 同
一の出力機能を複数の端子に割り当てることもできません。
•
1 つの端子を複数の周辺機能の入力端子として使用することができます。ただし , 同
一の入力機能を複数の端子に割り当てることはできません。
•
スタンバイモード ( ストップモード / 時計モード / メインタイマモード) 中に , 端子に
Hi-Z を設定すると , 入力は "0" に固定されます。ただし , 発生が許可されている外
部割込み要求の入力は "0" に固定されず使用できます。
•
周辺機能出力を割り当てる端子を変更するには , 該当端子の ( 変更前割り当て端子
と変更後割り当て端子 ) をポート入力モードかつ , 割り当てを行う周辺機能を無効
にして行ってください。
•
周辺機能入力を割り当てる端子を変更するには , 割り当てを行う周辺機能を無効に
して行ってください。
•
PK0, PK1 を低速発振端子として使用する場合は , ポートデータ方向レジスタ K
(DDRK) で , ポートの入出力方向を入力 (DDRK0=0, DDRK1=0) に設定してくださ
い。
272
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CM71-10151-2
第 13 章 I/O ポート
13.5
MB91625 シリーズ
•
周辺機能を割り当てられる端子が複数ある場合に , どの端子に機能を割り当てるか
を設定したり , 端子からの周辺機能出力を有効 / 無効にしたりできます。
ただし , 周辺機能の入出力が複数ある場合 , それぞれの入出力は同じグループの
ポートに設定してください。
例 ) ch.0 マルチファンクションシリアルインタフェース設定例
シリアルデータ
出力
SOUT0 端子
(0 番ポート )
シリアルクロック
入出力
SCK0 端子
(0 番ポート )
SCK0_1 端子
(1 番ポート )
シリアルデータ
入力
有効ポート
SIN0 端子
(0 番ポート )
0 番ポート
SIN0_1 端子
(1 番ポート )
設定禁止
SIN0 端子
(0 番ポート )
SIN0_1 端子
(1 番ポート )
SOUT0_1 端子
(1 番ポート )
SCK0 端子
(0 番ポート )
SIN0 端子
(0 番ポート )
SIN0_1 端子
(1 番ポート )
SCK0_1 端子
(1 番ポート )
SIN0 端子
(0 番ポート )
SIN0_1 端子
(1 番ポート )
CM71-10151-2
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1 番ポート
273
第 13 章 I/O ポート
13.5
274
MB91625 シリーズ
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CM71-10151-2
第 14 章 外部割込み制御部
外部割込み制御部の機能と動作について説明しま
す。
14.1 概要
14.2 構成
14.3 端子
14.4 レジスタ
14.5 動作説明と設定手順例
CM71-10151-2
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275
第 14 章 外部割込み制御部
14.1
MB91625 シリーズ
14.1 概要
外部割込み制御部は , 外部割込み信号のエッジ / レベルを検出し , 外部割込み要求を制御しま
す。
本製品は , 外部割込み信号の入力端子を 32 本内蔵しています。
■ 概要
外部割込み制御部は , 外部割込み信号から , あらかじめ設定したエッジ / レベルを検出
すると , 外部割込みを要求します。
検出するエッジ / レベルは , 次の 4 種類から選択できます。
•
"H" レベル
•
"L" レベル
•
立上りエッジ
•
立下りエッジ
また, 外部割込み要求はスリープモードとスタンバイモード (時計モードまたはストッ
プモード ) からの復帰にも利用できます。
276
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CM71-10151-2
第 14 章 外部割込み制御部
14.2
MB91625 シリーズ
14.2 構成
外部割込み制御部の構成を示します。
■ 外部割込み制御部のブロックダイヤグラム
外部割込み制御部のブロックダイヤグラムを図 14.2-1 に示します。
図 14.2-1 外部割込み制御部のブロックダイヤグラム
周辺バス
16
8
8
割込み許可レジスタ
(ENIR0 ∼ ENIR3)
7
6
5
4
3
2
1
外部割込み要因レジスタ
(EIRR0 ∼ EIRR3)
0
7
6
5
4
3
2
1
外部割込み要求レベル
設定レジスタ
(ELVR0 ∼ ELVR3)
0
15 14
1
0
エッジ / レベル検出回路
8
32
INT0 ∼ INT31
割込み要求
32
•
外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3)
INT0 ∼ INT31 端子に入力された信号が , 外部割込み要求であるかどうかを判断する
ためのエッジ / レベルを設定するレジスタです。
•
外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3)
割込み要因 ( どの端子から外部割込み要求が発生したか) を保持するレジスタです。
•
割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3)
外部割込み要求の許可 / 禁止を設定するレジスタです。
•
エッジ / レベル検出回路
INT0 ∼ INT31 端子に入力された信号のエッジ / レベルを検出する回路です。
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277
第 14 章 外部割込み制御部
14.2
MB91625 シリーズ
■ クロック
外部割込み制御部で使用するクロックを表 14.2-1 に示します。
表 14.2-1 外部割込み制御部で使用するクロック
クロック名
動作クロック
278
内容
周辺クロック (PCLK)
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第 14 章 外部割込み制御部
14.3
14.3 端子
外部割込み制御部で使用する端子について説明します。
■ 概要
外部割込み制御部には , 次の端子があります。
•
INT0 ∼ INT31 端子
外部割込信号入力端子です。
この端子は兼用端子です。外部割込み制御部の INT0 ∼ INT31 端子として使用する
には「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
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279
第 14 章 外部割込み制御部
14.4
MB91625 シリーズ
14.4 レジスタ
外部割込み制御部で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 外部割込み制御部のレジスタ一覧
外部割込み制御部のレジスタ一覧を表 14.4-1 に示します。
表 14.4-1 外部割込み制御部のレジスタ一覧
チャネル
共通
280
レジスタ略称
レジスタ名
ELVR0
外部割込み要求レベル設定レジスタ 0
参照先
14.4.1
EIRR0
外部割込み要因レジスタ 0
14.4.2
ENIR0
割込み許可レジスタ 0
14.4.3
ELVR1
外部割込み要求レベル設定レジスタ 1
14.4.1
EIRR1
外部割込み要因レジスタ 1
14.4.2
ENIR1
割込み許可レジスタ 1
14.4.3
ELVR2
外部割込み要求レベル設定レジスタ 2
14.4.1
EIRR2
外部割込み要因レジスタ 2
14.4.2
ENIR2
割込み許可レジスタ 2
14.4.3
ELVR3
外部割込み要求レベル設定レジスタ 3
14.4.1
EIRR3
外部割込み要因レジスタ 3
14.4.2
ENIR3
割込み許可レジスタ 3
14.4.3
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 14 章 外部割込み制御部
14.4
MB91625 シリーズ
外部割込み要求レベル設定レジスタ
(ELVR0 ∼ ELVR3)
14.4.1
外部割込み要求を検出するためのエッジ / レベルを設定するレジスタです。
外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3) のビット構成を図 14.4-1 に示
します。
図 14.4-1 外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3) のビット構成
外部割込み要求レベル設定レジスタ 0 (ELVR0)
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
LB7
LA7
LB6
LA6
LB5
LA5
LB4
LA4
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
初期値
bit
属性
LB3
LA3
LB2
LA2
LB1
LA1
LB0
LA0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
外部割込み要求レベル設定レジスタ 1 (ELVR1)
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
LB15
LA15
LB14
LA14
LB13
LA13
LB12
LA12
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
LB11
LA11
LB10
LA10
LB9
LA9
LB8
LA8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
bit
属性
初期値
外部割込み要求レベル設定レジスタ 2 (ELVR2)
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
LB23
LA23
LB22
LA22
LB21
LA21
LB20
LA20
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
LB19
LA19
LB18
LA18
LB17
LA17
LB16
LA16
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
bit
属性
初期値
( 続く )
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281
第 14 章 外部割込み制御部
14.4
MB91625 シリーズ
( 続き )
外部割込み要求レベル設定レジスタ 3 (ELVR3)
bit
属性
初期値
bit
属性
初期値
15
14
13
12
11
10
9
8
LB31
LA31
LB30
LA30
LB29
LA29
LB28
LA28
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
LB27
LA27
LB26
LA26
LB25
LA25
LB24
LA24
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
LB31 ∼ LB0, LA31 ∼ LA0 ( 検出条件選択ビット )
外部割込み要求として検出する信号のエッジ / レベルを選択します。このビットで選
択したエッジ / レベルを検出すると , 外部割込み要求として認識されます。
LB0 ∼ LB31 ビットおよび LA0 ∼ LA31 ビットは , それぞれ INT0 ∼ INT31 端子に対応
しています。たとえば , INT0 端子は LB0 ビットと LA0 ビットで設定します。
LB31 ∼ LB0
LA31 ∼ LA0
説明
0
0
"L" レベル検出
0
1
"H" レベル検出
1
0
立上りエッジ検出
1
1
立下りエッジ検出
スタンバイモードからの復帰に外部割込み要求を利用するときは ,「14.5.2 スタンバイ
モードからの復帰」を参照してください。
282
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MB91625 シリーズ
第 14 章 外部割込み制御部
14.4
< 注意事項 >
•
このビットで設定したエッジ / レベルを検出するには , 最小 3T (T:周辺クロック
(PCLK) の周期 ) のパルス幅が必要です。このパルス幅に満たない信号が入力された場
合は , 正しく動作しないことがあります。
•
検出条件を "L" レベル検出 /"H" レベル検出に設定しているときは , 外部割込み要求が
取り下げられても , 割込み要因が外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) に保持さ
れます。そのため , 外部割込み要求は割込みコントローラに出力されたままになりま
す。割込みコントローラへの外部割込み要求を取り下げるには , 外部割込み要因レジ
スタ (EIRR0 ∼ EIRR3) の対応するビットを "0" にクリアしてください。
ただし , INT0 ∼ INT31 端子から有効レベルが入力されている間は , 外部割込み要因レ
ジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) をクリアしても , 外部割込みが要求されたままになります。
割込み要因の保持および , 割込み要因のクリア時の動作図は , 「14.5 動作説明と設定
手順例」の「■ 外部割込み要求の取下げ」を参照してください。
•
このビットを書き換えて検出条件を変更すると , 誤った割込み要因が発生する場合が
あります。誤った割込み要因の発生を避けるため , 検出条件を変更したら , 次の操作を
行ってください。
6. 外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3) を読み出す
7. 外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) に "0" を書き込み , 割込み要因をクリア
する
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283
第 14 章 外部割込み制御部
14.4
14.4.2
MB91625 シリーズ
外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3)
外部割込み要求の割込み要因 (どの端子から外部割込み要求が発生したか) を保持するレジス
タです。
外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) のビット構成を図 14.4-2 に示します。
図 14.4-2 外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) のビット構成
外部割込み要因レジスタ 0 (EIRR0)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
ER7
ER6
ER5
ER4
ER3
ER2
ER1
ER0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
外部割込み要因レジスタ 1 (EIRR1)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
ER15
ER14
ER13
ER12
ER11
ER10
ER9
ER8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
外部割込み要因レジスタ 2 (EIRR2)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
ER23
ER22
ER21
ER20
ER19
ER18
ER17
ER16
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
外部割込み要因レジスタ 3 (EIRR3)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
ER31
ER30
ER29
ER28
ER27
ER26
ER25
ER24
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
284
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第 14 章 外部割込み制御部
14.4
MB91625 シリーズ
ER31 ∼ ER0 ( 外部割込み要求フラグビット )
外部割込み要求が検出されたことを示します。
ER0 ∼ ER31 ビットは , それぞれ INT0 ∼ INT31 端子に対応しています。たとえば , ER0
ビットは INT0 端子 , ER31 ビットは INT31 端子から外部割込み要求を検出します。
割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) の EN0 ∼ EN31 ビットが "1" に設定されている
ときに , このビットが "1" になると , 外部割込み要求が発生します。
ER31 ∼ ER0
読出し時
書込み時
0
外部割込み要求は検出されてい 割込み要因がクリアされます。
ません。
1
外部割込み要求が検出されまし 無視されます。
た。
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
•
外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3) で , 検出条件を , "L" レベル検
出 /"H" レベル検出に設定しているときに , このビットをクリアしても , INT0 ∼ INT31
端子から有効レベルが入力されていると , このビットは再び "1" に変わります。
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285
第 14 章 外部割込み制御部
14.4
14.4.3
MB91625 シリーズ
割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3)
外部割込み要求を許可 / 禁止するレジスタです。
割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) のビット構成を図 14.4-3 に示します。
図 14.4-3 割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) のビット構成
割込み許可レジスタ 0 (ENIR0)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
EN7
EN6
EN5
EN4
EN3
EN2
EN1
EN0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
割込み許可レジスタ 1 (ENIR1)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
EN15
EN14
EN13
EN12
EN11
EN10
EN9
EN8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
割込み許可レジスタ 2 (ENIR2)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
EN23
EN22
EN21
EN20
EN19
EN18
EN17
EN16
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
割込み許可レジスタ 3 (ENIR3)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
EN31
EN30
EN29
EN28
EN27
EN26
EN25
EN24
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
EN31 ∼ EN0 ( 割込み許可ビット )
外部割込みを許可 / 禁止します。
EN0 ∼ EN31 ビットは , 外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) の各ビットに対応
しています。
書込み値
286
説明
0
外部割込み要求の発生を禁止します。
割込み要因を保持するだけで , 外部割込み要求を出力しません。
1
外部割込み要求の発生を許可します。
外部割込み要求を出力します。
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第 14 章 外部割込み制御部
14.5
MB91625 シリーズ
14.5 動作説明と設定手順例
外部割込み制御部の動作と設定手順例について説明します。
14.5.1
外部割込み制御部の動作
■ 概要
外部割込み制御部は , 外部信号入力端子に入力された信号から , あらかじめ設定した
エッジ / レベルを検出すると , 割込みが許可されているときに , 外部割込み要求を出力
します。
検出するエッジ / レベルは , 次の 4 種類から選択できます。
-
"H" レベル
-
"L" レベル
-
立上りエッジ (スタンバイモードからの復帰時のみ, INT0∼INT7端子は"L"レベ
ル , INT8 ∼ INT31 端子は立上りエッジを検出 )
-
立下りエッジ (スタンバイモードからの復帰時のみ, INT0∼INT7端子は"H"レベ
ル , INT8 ∼ INT31 端子は立下りエッジを検出 )
他の周辺機器から割込み要求が同時に発生した場合は , 割込みコントローラ内で優先
順位が決められます。外部割込み要求の優先順位が高い場合は外部割込みが発生しま
す。
外部割込み制御部の動作を図 14.5-1 に示します。
図 14.5-1 外部割込み制御部の動作
外部割込み制御部
ELVR
周辺機能からの
割込み要求
割込み要求
レベル
ICRyy
EIRR
ENIR
CPU
割込みコントローラ
比較器
ICRxx
比較器
ILM
割込み要因
ICR :割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47)
ILM :割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
ELVR:外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3)
EIRR :外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3)
ENIR :割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3)
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287
第 14 章 外部割込み制御部
14.5
MB91625 シリーズ
■ 設定手順
外部割込みは , 次の手順で設定してください。
1. 割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) で外部割込みを禁止する
2. 外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3) で検出条件 ( 有効エッジ /
レベル ) を変更する
3. 外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3) を読み出す
4. 外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) で割込み要因をクリアする
5. 割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) で外部割込みを許可する
< 注意事項 >
•
•
外部割込み制御部を設定するときは , 事前に割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) で
外部割込みを禁止してください。
外部割込み要求の出力を許可するときは , 事前に外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼
EIRR3) で割込み要因をクリアしてください。
■ 制御動作
外部割込み制御部は , 次の順序で割込みコントローラへ外部割込みを要求します。
1. INT0 ∼ INT31 端子に入力された信号が , 外部割込み要求レベル設定レジスタ
(ELVR0 ∼ ELVR3) で設定したエッジ / レベルを検出する
2. 割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) で外部割込みが許可されているかどうか
チェックする
3. 外部割込みが許可されている場合は , 割込みコントローラへ外部割込み要求を出力
する
■ 外部割込み要求の取下げ
外部割込みの検出条件を "L" レベル検出 /"H" レベル検出に設定しているときは , 外部
割込みを取り下げても , 割込み要因が外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) に保
持されます。そのため , 外部割込みは割込みコントローラに出力されたままになりま
す。
割込みコントローラへの外部割込み要求を取り下げるには , 外部割込み要因レジスタ
(EIRR0 ∼ EIRR3) の対応するビットを "0" にクリアしてください。これによって割込
み要因がクリアされ , 外部割込み要求が取り下げられます。
ただし , INT0 ∼ INT31 端子から有効レベルが入力されている間は , 外部割込み要因レ
ジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3) をクリアしても , 外部割込みは割込みコントローラへ出力さ
れたままになります。
288
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CM71-10151-2
第 14 章 外部割込み制御部
14.5
MB91625 シリーズ
割込み要因の保持については図 14.5-2 に , 割込み要因のクリアについては図 14.5-3 に
示します。
図 14.5-2 割込み要因の保持
外部割込み要求の入力
エッジ / レベル検出
外部割込み要因レジスタ
(EIRR0 ∼ EIRR3)
ゲート
割込みコントローラ
外部割込み要求を取り下げても
割込み要因を保持し続ける
図 14.5-3 割込み要因のクリア
INT 入力
"H" レベル検出設定時
(ELVR の LBx ビット , LAx ビット =01)
"H" レベル
割込み要求出力
EIRR への "0" 書込みで
取り下げられる
ELVR:外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0 ∼ ELVR3)
EIRR:外部割込み要因レジスタ (EIRR0 ∼ EIRR3)
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289
第 14 章 外部割込み制御部
14.5
14.5.2
MB91625 シリーズ
スタンバイモードからの復帰
■ 概要
スタンバイモード ( 時計モードまたはストップモード ) からの復帰に , 外部割込み要求
を利用できます。スタンバイモード時に , INT0 ∼ INT31 端子に最初に入力された信号
は非同期で入力され , スタンバイモードからの復帰に利用できます。
■ 設定
スタンバイモードに移行する前に , 割込み許可レジスタ (ENIR0 ∼ ENIR3) で INT0 ∼
INT31 端子を次のように設定してください。
-
スタンバイモードからの復帰に利用する端子:割込み要求の出力許可
-
スタンバイモードからの復帰に利用しない端子:割込み要求の出力禁止
■ 復帰動作
スタンバイモード時に , INT0 ∼ INT31 端子に入力された信号で有効レベルを検出する
と , スタンバイモードから復帰します。
外部割込み要求の検出条件とスタンバイモードからの復帰レベルの対応を表 14.5-1 に
示します。
表 14.5-1 外部割込み要求の検出条件とスタンバイモードからの復帰レベル
検出条件
LB31 ∼ LB0
LA31 ∼ LA0
スタンバイモードからの復帰
レベル
"L" レベル検出
0
0
"L" レベル検出
"H" レベル検出
0
1
"H" レベル検出
立上りエッジ検出
1
0
INT0∼INT7端子は"L"レベル,
INT8 ∼ INT31 端子は立上り
エッジを検出
立下りエッジ検出
1
1
INT0∼INT7端子は"H"レベル,
INT8 ∼ INT31 端子は立下り
エッジを検出
スタンバイモードからの復帰後 , 発振安定待ち時間が経過するまでは , 他の外部割込み
要求を認識できません。スタンバイモードから復帰した後に , 外部割込み要求を出力す
る場合は , 発振安定待ち時間が経過してから , 外部割込み要求の信号を入力してくださ
い。
290
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第 14 章 外部割込み制御部
14.5
MB91625 シリーズ
INT0 端子と INT1 端子を例とした , スタンバイモードからの復帰動作を図 14.5-4 に示
します。
図 14.5-4 スタンバイモードからの復帰動作
INT1
INT0
内部 STOP
命令実行 (run)
内部動作
(RUN)
X0
周辺クロック
(PCLK)
外部割込み要求
フラグクリア
ER0
EN0
"1" ( スタンバイモードに遷移前に許可へ設定 )
ER1
EN1
"1" ( スタンバイモードに遷移前に許可へ設定 )
STANDBY
発振安定待ち時間
RUN
ER1, ER0 :外部割込み要因レジスタ 0 (EIRR0) の ER1, ER0 ビット
EN1, EN0 :割込み許可レジスタ 0 (ENIR0) の EN1, EN0 ビット
STANDBY :スタンバイモード
RUN
:動作中
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291
第 14 章 外部割込み制御部
14.5
14.5.3
MB91625 シリーズ
スリープモードからの復帰
■ 概要
スリープモードからの復帰に , 外部割込み要求を利用できます。
■ 設定
スリープモードに移行する前に, 割込み許可レジスタ (ENIR0∼ENIR3) でINT0∼INT31
端子を次のように設定してください。
-
スリープモードからの復帰に利用する端子:割込み要求の出力許可
-
スリープモードからの復帰に利用しない端子:割込み要求の出力禁止
■ 復帰動作
スリープモード時に , INT0 ∼ INT31 端子に設定したエッジ / レベルが入力されるとス
リープモードから復帰します。
292
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第 15 章 ウォッチドッグ
タイマ
ウォッチドッグタイマの機能と動作について説明
します。
15.1 概要
15.2 構成
15.3 レジスタ
15.4 動作説明と設定手順例
CM71-10151-2
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293
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.1
MB91625 シリーズ
15.1 概要
ウォッチドッグタイマは , ソフトウェアが暴走などの異常動作をしていないかどうかを監視
するタイマです。
■ 概要
ウォッチドッグタイマは , 事前に設定した周期が経過する前にウォッチドッグタイマ
がクリアされなければ , ソフトウェアの暴走が発生したと判断し , CPU に対してリセッ
ト要求を出力します。このリセット要求をウォッチドッグリセット要求とよびます。
ウォッチドッグタイマの動作時は , 事前に設定した周期が経過する前にタイマを定期
的にクリアし続ける必要があります。ソフトウェアの暴走などの異常動作が発生して ,
定期的なクリアが行われないとウォッチドッグタイマはオーバフローし , ウォッチ
ドッグリセット要求を出力します。
•
CPU のプログラム動作中に周期をカウントし , CPU 停止中 ( スリープモード / ストッ
プモード / 時計モード ) はカウントを停止します。
•
スタンバイモード (時計モード/ストップモード) への移行を検出して, CPUに対して
ウォッチドッグリセット要求を出力できます。
•
ウォッチドッグタイマ0クリアレジスタ (WDTCPR0) に不正な値が書き込まれると ,
CPU に対してウォッチドッグリセット要求を出力します。
•
ウォッチドッグタイマ周期は , 周辺クロック (PCLK) × (29 ∼ 224) の中から選択でき
ます。
294
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第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.2
MB91625 シリーズ
15.2 構成
ウォッチドッグタイマの構成を示します。
■ ウォッチドッグタイマのブロックダイヤグラム
ウォッチドッグタイマのブロックダイヤグラムを図 15.2-1 に示します。
図 15.2-1 ウォッチドッグタイマのブロックダイヤグラム
ウォッチドッグタイマ 0
レジスタ値
クリアレジスタ
(WDTCPR0)
保持回路
比較回路
CPAT7∼CPAT0
内部リセット信号
PCLK
スタンバイモード
( 時計モード / ストップモード )
ウォッチドッグタイマ 0
制御レジスタ
(WDTCR0)
R
PCLK
RSTP
Q
ウォッチドッグ
リセット要求
S
スリープモード
EN RST
ウォッチドッグタイマ 0
制御レジスタ
(WDTCR0)
PCLK
オーバフロー
周期選択回路
オーバフロー
ウォッチドッグタイマ
(24 ビットアップカウンタ )
WT3 ∼ WT0
PCLK:周辺クロック (PCLK)
EN :許可
RST :リセット
R
:リセット
S
:セット
Q
:出力
•
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0)
ウォッチドッグタイマの動作を制御するレジスタです。
•
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0)
ウォッチドッグタイマを起動 , およびクリアするレジスタです。
•
ウォッチドッグタイマ
24 ビットのアップカウンタです。
•
レジスタ値保持回路
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) に書き込まれた値を保持する
回路です。
•
比較回路
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) に書き込まれた値が , 前回書
き込まれた値と一致するかどうか比較する回路です。
•
オーバフロー周期選択回路
ウォッチドッグタイマのオーバフロー周期を選択する回路です。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
295
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.2
MB91625 シリーズ
■ クロック
ウォッチドッグタイマで使用するクロックを表 15.2-1 に示します。
表 15.2-1 ウォッチドッグタイマで使用するクロック
クロック名
動作クロック
296
内容
周辺クロック (PCLK)
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CM71-10151-2
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.3
MB91625 シリーズ
15.3 レジスタ
ウォッチドッグタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ ウォッチドッグタイマのレジスタ一覧
ウォッチドッグタイマのレジスタ一覧を表 15.3-1 に示します。
表 15.3-1 ウォッチドッグタイマのレジスタ一覧
CM71-10151-2
レジスタ略称
WDTCR0
レジスタ名
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ
参照先
15.3.1
WDTCPR0
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ
15.3.2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
297
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.3
MB91625 シリーズ
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0)
15.3.1
ウォッチドッグタイマの動作を制御するレジスタです。
ウォッチドッグタイマ0制御レジスタ (WDTCR0) のビット構成を図 15.3-1に示します。
図 15.3-1 ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
予約
R/W
RSTP
予約
R/W
WT3
WT2
WT1
WT0
R/W
予約
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタは , ウォッチドッグタイマを起動する前のみ書き換えられます。
[bit7]:予約ビット
298
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.3
MB91625 シリーズ
[bit6]:RSTP ( ストップモード検出リセット許可ビット )
ウォッチドッグタイマの動作時 , CPU の状態がスタンバイモード ( 時計モード / ストッ
プモード ) になったとき, ウォッチドッグリセット要求の出力を許可するかどうかを設
定します。
書込み値
説明
0
ウォッチドッグリセット要求の出力を禁止します。
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) への移行を検出したと
き , ウォッチドッグタイマは一時停止し , スタンバイモードから復帰す
るまでカウントを行いません。
1
ウォッチドッグリセット要求の出力を許可します。
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) への移行を検出したと
き , ウォッチドッグリセット要求を出力します。
< 注意事項 >
•
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) を使用するときは , このビットを "0"
に設定してください。
•
このレジスタは , ウォッチドッグタイマの起動前しか書き換えられません。そのため ,
このビットを "1" に設定すると , ウォッチドッグタイマの起動後は , スタンバイモード
( 時計モード / ストップモード ) を検出して , ウォッチドッグリセット要求が出力され
るため , スタンバイモードが使用できなくなります。
[bit5, bit 4]:予約ビット
CM71-10151-2
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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299
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.3
MB91625 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:WT3 ∼ WT0 ( ウォッチドッグタイマ周期選択ビット )
ウォッチドッグタイマがクリアされてから , ウォッチドッグリセット要求を出力する
までの周期を , 次の中から選択します。
WT3 ∼ WT0
ウォッチドッグタイマ周期
0000
PCLK × 29
0001
PCLK × 210
0010
PCLK × 211
0011
PCLK × 212
0100
PCLK × 213
0101
PCLK × 214
0110
PCLK × 215
0111
PCLK × 216
1000
PCLK × 217
1001
PCLK × 218
1010
PCLK × 219
1011
PCLK × 220
1100
PCLK × 221
1101
PCLK × 222
1110
PCLK × 223
1111
PCLK × 224
PCLK:周辺クロック (PCLK) の周期
300
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CM71-10151-2
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.3
MB91625 シリーズ
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0)
15.3.2
ウォッチドッグタイマを起動 , およびクリアするレジスタです。
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) のビット構成を図 15.3-2 に示し
ます。
図 15.3-2 ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) のビット構成
bit 7
0
CPAT7 ∼ CPAT0
R/W
属性
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit0]:CPAT7 ∼ CPAT0 ビット
本デバイスのリセット後 , このレジスタに任意の値を書き込むとウォッチドッグタイ
マが起動します。
ウォッチドッグタイマを起動後は , ウォッチドッグリセット要求の出力を防ぐために
タイマ周期が経過する前に , ウォッチドッグタイマをクリアしなければなりません。
ウォッチドッグタイマをクリアするには , このビットに前回書き込んだ値の反転値を
書き込みます。
ウォッチドッグタイマのクリアについては ,「15.4.1 ウォッチドッグタイマの動作」の
「■ ウォッチドッグタイマのクリア」を参照してください。
CPAT7 ∼ CPAT0
書込み時
読出し時
前 回 の 書 込 み 値 起動後のウォッチドッグタイマ "0" が読み出されます。
の反転値
がクリアされます。
前回の書込み値 その時点でウォッチドッグリ
の反転値以外
セット要求を出力します。
CM71-10151-2
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301
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.4
MB91625 シリーズ
15.4 動作説明と設定手順例
ウォッチドッグタイマの動作について説明します。また , 各動作状態を設定するための手順
例も示します。
ウォッチドッグタイマの動作
15.4.1
定期的にウォッチドッグタイマのクリアをするようにプログラムを作成しているのに ,
ウォッチドッグタイマがクリアされなかった場合は , 何らかの誤動作が発生したと判断し ,
ウォッチドッグタイマは CPU に対してウォッチドッグリセット要求を出力します。
■ 概要
ウォッチドッグタイマ動作時は , 事前に設定した周期が経過する前にウォッチドッグ
タイマがクリアされなければ , ソフトウェアの暴走が発生したと判断し , CPU に対して
ウォッチドッグリセット要求を出力します。
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) に不正な値が書き込まれたとき
や , CPU がスタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) に移行した場合もウォッ
チドッグリセット要求を出力できます。
なお , CPU の停止中はウォッチドッグタイマもカウント動作を停止します。
■ 設定
ウォッチドッグタイマを利用する場合は , ウォッチドッグタイマを起動する前に ,
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0) で次の設定を行ってください。
•
ウォッチドッグタイマがクリアされてから , ウォッチドッグリセット要求を出力す
るまでの周期 (WT3 ∼ WT0 ビット )
•
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) になったとき , ウォッチドッグリ
セット要求の出力を許可するかどうか (RSTP)
< 注意事項 >
302
•
ウォッチドッグタイマは , CPU が動作している間だけカウントを行います。そのため ,
WT3 ∼ WT0 ビットは , プログラムステップ数とクロック分周の設定を基準に設定し
てください。
•
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) を使用するときは , RSTP ビットを
"0" に設定してください。
•
RSTP ビットを "1" に設定すると , ウォッチドッグタイマの起動後は , スタンバイモー
ド ( 時計モード / ストップモード ) が使用できなくなります。
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CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.4
■ 動作
本デバイスのリセット後 , ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) の
CPAT7∼CPAT0ビットに任意の値を書き込むと, ウォッチドッグタイマが起動し, CPU
の動作中は周辺クロック (PCLK) の立上りエッジでカウントします。
ウォッチドッグタイマがクリアされずに , ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ
(WDTCR0) の WT3 ∼ WT0 ビットで設定した周期が経過すると , CPU に対してウォッ
チドッグリセット要求を出力します。
また , ウォッチドッグタイマは , ドーズモードやスリープモードなど , CPU が停止して
いるときはカウントを一時停止します。
カウントを一時停止しても , ウォッチドッグタイマの値はクリアされず , カウントを再
開すると停止したときの値から再開します。
< 注意事項 >
•
DMA コントローラ (DMAC) による DMA 転送が行われている場合も , CPU が動作して
いる間は , ウォッチドッグタイマはカウント動作を継続します。
•
CPUのソースクロック (SRCCLK) の発振安定待ち時間中は周辺クロック (PCLK) が停
止するため , ウォッチドッグタイマのカウント動作も停止します。
•
CPU 動作状態のサンプリングは , 周辺クロック (PCLK) で行われます。そのため , 周
辺クロック (PCLK) の周期に満たない動作状態の変化は無視されます。
■ ウォッチドッグタイマのクリア
ウォッチドッグタイマの起動時にウォッチドッグタイマ 0クリアレジスタ (WDTCPR0)
の CPAT7 ∼ CPAT0 ビットに書き込んだ値の反転値を書き込むことで , ウォッチドッ
グタイマをクリアできます。
たとえば , ウォッチドッグタイマ起動時 , ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ
(WDTCPR0) の CPAT7 ∼ CPAT0 ビットに "55H" を書き込んだ場合は , 反転値 "AAH" を
書き込むとクリアできます。
以降 , CPAT7 ∼ CPAT0 ビットに "55H" と "AAH" を交互に書き込むと , ウォッチドッグ
タイマのクリアを繰り返すことができます。
ただし , CPAT7 ∼ CPAT0 ビットに反転値以外の値を書き込んだ場合は , その時点で
CPU に対してウォッチドッグリセット要求を出力します。
< 注意事項 >
前回書き込んだ値を憶えておくことが難しい場合は , ウォッチドッグタイマをクリアする
ときに , "AAH", "55H" のように毎回 , 書込み値と反転値の両方を連続で書き込むこともで
きます。
CM71-10151-2
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303
第 15 章 ウォッチドッグタイマ
15.4
MB91625 シリーズ
■ ウォッチドッグリセット要求の出力
ウォッチドッグタイマは , 次のいずれかの場合に CPU に対してウォッチドッグリセッ
ト要求を出力します。
•
ウォッチドッグタイマ0制御レジスタ (WDTCR0) のWT3∼WT0ビットで設定した周
期が経過した場合 ( オーバフロー )
•
ウォッチドッグタイマ0クリアレジスタ (WDTCPR0) のCPAT7∼CPAT0ビットに, 前
回書き込んだ値の反転値以外の値が書き込まれた場合
•
CPU がスタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) に移行した場合 ( ウォッチ
ドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0) の RSTP ビットの設定により出力 )
ウォッチドッグリセット要求を出力した後の動作については , 「第 9 章 リセット」の
「9.5 動作説明」を参照してください。
304
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 16 章 時計カウンタ
時計カウンタの機能と動作について説明します。
16.1 概要
16.2 構成
16.3 レジスタ
16.4 割込み
16.5 動作説明と設定手順例
16.6 使用上の注意
CM71-10151-2
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305
第 16 章 時計カウンタ
16.1
MB91625 シリーズ
16.1 概要
時計カウンタは , あらかじめ設定した値からカウントダウンを行い , 6 ビットダウンカウンタ
がアンダフローすると割込み要求を発生させるタイマです。
125ms ∼ 64s の周期で割込み要求を発生できます。
本製品は時計カウンタを 1 チャネル内蔵しています。
※サブクロック (SBCLK) 未使用時は , この機能を使用できません。
■ 概要
•
カウント用クロックを4種類から選択でき, 最小125ms, 最大64sの間隔で割込み要求
の発生間隔を設定できます。
カウント用クロックの種類とカウント周期の対応を表 16.1-1 に示します。
表 16.1-1 カウント用クロックとカウント周期の対応
カウント用クロックの周期
カウント周期 (FCL=32.768kHz の場合 )
212/FCL
125ms
213/FCL
250ms
214/FCL
500ms
215/FCL
1s
FCL: サブクロック (SBCLK) の周波数
•
6 ビットダウンカウンタでカウントする値を 0 ∼ 63 の範囲内で設定できます。
カウント周期が 1s のときに , カウントする値を "60" にすると 1 分ごとに割込み要
求が発生します。また , カウント周期が 1s のときに , カウントする値を "0" に設定
すると 64 秒ごとに割込み要求が発生します。
•
306
6 ビットダウンカウンタがアンダフローすると割込み要求を発生できます。
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CM71-10151-2
第 16 章 時計カウンタ
16.2
MB91625 シリーズ
16.2 構成
時計カウンタの構成を示します。
■ 時計カウンタのブロックダイヤグラム
時計カウンタのブロックダイヤグラムを図 16.2-1 に示します。
図 16.2-1 時計カウンタのブロックダイヤグラム
CTR5 CTR4 CTR3 CTR2 CTR1 CTR0
RLC5 RLC4 RLC3 RLC2 RLC1 RLC0
カウンタの値
リロード値
カウンタクリア
6 ビットダウン
周
辺
バ
ス
カウンタ
アンダフロー
カウント
クロック選択
212/FCL
213/FCL
サブ
タイマから
214/FCL
215/FCL
割込み要求
割込み許可
WCEN WCOP
CS1
CS0 WCIE WCIF
FCL:サブクロックの周波数
•
6 ビットダウンカウンタ
時計カウンタの 6 ビットダウンカウンタです。時計カウンタリロードレジスタ
(WCRL) に設定された値をリロードしてダウンカウントします。
•
時計カウンタリロードレジスタ (WCRL)
時計カウンタがカウントを開始する値を設定するレジスタです。ここに設定した値
から 6 ビットダウンカウンタがカウントダウンします。
•
時計カウンタリードレジスタ (WCRD)
6 ビットダウンカウンタの値を読み出すレジスタです。このレジスタを読み出すと
カウントの値を確認できます。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
307
第 16 章 時計カウンタ
16.2
•
MB91625 シリーズ
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR)
時計カウンタの動作を制御するレジスタです。
■ クロック
時計カウンタで使用するクロックを表 16.2-1 に示します。
表 16.2-1 時計カウンタで使用するクロック
クロック名
備考
動作クロック
周辺クロック (PCLK) −
カウント用クロック
サブタイマ出力
*
308
内容
サブタイマの周期 *
サブタイマの周期は , サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STS2 ∼ STS0 ビット
で設定します。
サブタイマについては,「第7章 サブタイマ」を参照してください。
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CM71-10151-2
第 16 章 時計カウンタ
16.3
MB91625 シリーズ
16.3 レジスタ
時計カウンタで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 時計カウンタのレジスタ一覧
時計カウンタのレジスタ一覧を表 16.3-1 に示します。
表 16.3-1 時計カウンタのレジスタ一覧
CM71-10151-2
レジスタ略称
WCRL
レジスタ名
時計カウンタリロードレジスタ
参照先
16.3.1
WCCR
時計カウンタ制御レジスタ
16.3.2
WCRD
時計カウンタリードレジスタ
16.3.3
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309
第 16 章 時計カウンタ
16.3
MB91625 シリーズ
時計カウンタリロードレジスタ (WCRL)
16.3.1
時計カウンタがカウントを開始する値を設定するレジスタです。ここに設定した値から6ビッ
トダウンカウンタがカウントダウンします。
6 ビットダウンカウンタのリロード値を設定します。6 ビットダウンカウンタがアンダ
フローすると , このレジスタの値が 6 ビットダウンカウンタにリロードされ , 再度カウ
ントします。
時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) のビット構成を図 16.3-1 に示します。
図 16.3-1 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
RLC5
RLC4
RLC3
RLC2
RLC1
RLC0
−
0
−
0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
[bit7, bit6]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit5 ∼ bit0]:RLC5 ∼ RLC0 ( カウンタリロード値設定ビット )
6 ビットダウンカウンタのリロード値を設定します。
6 ビットダウンカウンタは , リロード値から "1" までカウントダウンして "1" でアンダ
フローします。このビットで "0" を設定すると , "63" ∼ "0" まで 64 カウントします。
< 注意事項 >
310
•
6 ビットダウンカウンタが動作中にこのビットを書き換えると , アンダフロー発生後
に , 変更後の値がリロードされます。
•
アンダフロー割込み要求が発生すると同時にこのビットを書き換えると , 正しい値が
リロードされません。必ず時計カウンタの停止中や割込み処理ルーチン内など , 割込
み要求が発生する前にこのビットを書き換えてください。
•
リロード値が正しく設定されたかどうか , このレジスタを読み出して確認してくださ
い。
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CM71-10151-2
第 16 章 時計カウンタ
16.3
MB91625 シリーズ
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR)
16.3.2
時計カウンタのカウント用クロックを選択したり , 割込み要求の発生を許可 / 禁止したりする
レジスタです。また , 時計カウンタの動作もこのレジスタで許可 / 禁止します。
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) のビット構成を図 16.3-2 に示します。
図 16.3-2 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
WCEN
WCOP
未定義
未定義
CS1
CS0
WCIE
WCIF
R/W
R
R/W
R/W
R/W
0
0
−
0
R/W
0
0
0
0
属性
初期値
−
0
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
−:未定義
[bit7]:WCEN ( 時計カウンタ動作許可ビット )
時計カウンタの動作を許可 / 禁止します。
書込み値
説明
0
時計カウンタを禁止 / 停止します。6 ビットダウンカウンタの値は
"000000B" にクリアされます。
1
時計カウンタの動作を許可 / 開始します。
< 注意事項 >
•
時計カウンタのカウント用クロックはサブタイマからの出力を , 各レジスタの設定は
周辺クロック (PCLK) を利用しています。サブタイマと周辺クロック (PCLK) は非同期
のため , このビットに "1" を書き込んだタイミングによっては , カウント開始のタイミ
ングに最大で 1T (T:カウント用クロックの周期 ) 分の誤差が発生する可能性がありま
す。
•
このビットに "1" を書き込んで時計カウンタの動作を開始する場合は , WCOP ビット
で時計カウンタが停止中 (WCOP=0) であることを確認してから , 時計カウンタの動作
を開始してください。
[bit6]:WCOP ( 時計カウンタ動作状態フラグビット )
時計カウンタの動作状態を示します。
読出し値
CM71-10151-2
説明
0
時計カウンタは停止中です。
1
時計カウンタは動作中です。
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311
第 16 章 時計カウンタ
16.3
MB91625 シリーズ
[bit5, bit4]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit3, bit2]:CS1, CS0 ( カウント用クロック選択ビット )
時計カウンタのカウント用クロックを設定します。
CS1
CS0
カウント用クロック
0
0
2 /FCL
0
1
213/FCL
1
0
214/FCL
1
1
215/FCL
12
FCL: サブクロック (SBCLK) の周波数
< 注意事項 >
このビットは , 次の条件を満たしたときに書き換えてください。
•
WCEN ビット =0 ( 時計カウンタの動作禁止 )
•
WCOP ビット =0 ( 時計カウンタ停止中 )
[bit1]:WCIE ( 割込み要求許可ビット )
6 ビットダウンカウンタがアンダフローしたとき (WCIF ビット =1) にアンダフロー割
込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
アンダフロー割込み要求の発生を禁止します。
1
アンダフロー割込み要求の発生を許可します。
[bit0]:WCIF ( 割込み要求フラグビット )
6 ビットダウンカウンタがアンダフローしたことを示します。
このビットが "1" のときに , WCIE ビットに "1" が設定されていると割込み要求が発生
します。
WCIF
読出し時
書込み時
0
ダウンカウンタはアンダフローし このビットを "0" にクリアします。
ていません。
1
ダウンカウンタがアンダフローし 無視されます。
ました。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
312
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第 16 章 時計カウンタ
16.3
MB91625 シリーズ
時計カウンタリードレジスタ (WCRD)
16.3.3
6 ビットダウンカウンタの値を読み出すレジスタです。
時計カウンタリードレジスタ (WCRD) のビット構成を図 16.3-3 に示します。
図 16.3-3 時計カウンタリードレジスタ (WCRD) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
CTR5
CTR4
CTR3
CTR2
CTR1
CTR0
−
0
−
0
R
R
R
R
R
R
0
0
0
0
0
0
属性
初期値
R:リードオンリ
−:未定義
< 注意事項 >
6 ビットダウンカウンタが動作中にカウンタの値を読み出す場合は , このレジスタを 2 度
読み出して同じ値が読み出されることを確認してください。
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313
第 16 章 時計カウンタ
16.4
MB91625 シリーズ
16.4 割込み
6 ビットダウンカウンタの値が "000001B" になり 6 ビットダウンカウンタがアンダフローす
るとアンダフロー割込み要求が発生します。
時計カウンタで使用できる割込みについて表 16.4-1 に示します。
表 16.4-1 時計カウンタの割込み
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
アンダフロー割 WCCR の WCIF=1 WCCR の WCIE=1 WCCR の WCIF ビットに "0"
込み要求
を書き込む
WCCR : 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
•
•
314
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
第 16 章 時計カウンタ
16.5
16.5 動作説明と設定手順例
時計カウンタの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順例も示しま
す。
16.5.1
時計カウンタの動作
時計カウンタは , 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) に設定された値からカウントダウ
ンし , 6 ビットダウンカウンタがアンダフローすると割込み要求を発生させるタイマです。
次の手順で動作させてください。
1. 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の CS1, CS0 ビットでカウント用クロックを選
択する
2. 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) の RLC5 ∼ RLC0 ビットにカウントする値
を設定する
3. 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットで時計カウンタの動作を許可
(WCEN=1) する
カウントダウンを開始します。カウント用クロックの立上りエッジでカウントが行
われます。
4. 6 ビ ッ ト ダ ウ ン カ ウ ン タ が ア ン ダ フ ロ ー す る と , 時 計 カ ウ ン タ 制 御 レ ジ ス タ
(WCCR) の WCIF ビットが "1" に変わる
このとき , 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCIE ビットでアンダフロー割込
み要求の発生が許可 (WCIE=1) されていると , アンダフロー割込み要求が発生しま
す。
また , 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) の RLC5 ∼ RLC0 ビットに設定した
値が 6 ビットダウンカウンタにリロードされ , 再度カウントダウンします。
5. 時計カウンタの動作中に , 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) の RLC5 ∼ RLC0
ビットを書き換えると , 次のリロードタイミングで書き換えた値が更新される
6. 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCIF ビットに "0" を書き込むと , アンダフ
ロー割込み要求がクリアされる
7. 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットに "0" を書き込むと , 6 ビット
ダウンカウンタの値が "000000B" にクリアされ , カウント動作が停止する
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315
第 16 章 時計カウンタ
16.5
MB91625 シリーズ
時計カウンタの動作を図 16.5-1 に示します。
図 16.5-1 時計カウンタの動作
WCEN ビット
⑦
③
カウント用クロック
CS1, CS0 ビット
①
RLC5 ∼ RLC0 ビット
②
7
9
⑤
CTR5 ∼ CTR0 ビット
0
7
6
5
4
3
2
1
9
8
7
6
5
4
0
WCIF ビット
④
⑥
< 注意事項 >
•
時計カウンタのカウント用クロックはサブタイマからの出力を , 各レジスタの設定は
周辺クロック (PCLK) を利用しています。サブタイマと周辺クロック (PCLK) は非同期
のため , 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットに "1" を書き込んだタイ
ミングによっては , カウント開始のタイミングで最大で 1T (T:カウント用クロックの
周期 ) 分の誤差が発生する可能性があります。
•
サブクロック (SBCLK) が停止しているときは , サブタイマからのカウント用クロック
も停止するため , 6 ビットダウンカウンタも停止します。サブクロック (SBCLK) が動
作 を 再 開 し て も 時 計 カ ウ ン タ は 正 し く 値 を カ ウ ン ト で き ま せ ん。サ ブ ク ロ ッ ク
(SBCLK) が動作を再開したら, 必ず時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) のWCENビッ
トに "0" を書き込んで , カウンタの値を "000000B" にクリアしてから時計カウンタを利
•
CPU が時計モードで動作しているときでも , サブタイマが動作している場合は , 時計
カウンタは動作し続けます。時計カウンタの割込み処理ルーチンで , CPU の時計モー
ドを解除することもできます。
•
時計カウンタの動作中にサブタイマをクリアすると , 正しい値をカウントできなくな
る場合があります。時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットで時計カウ
ンタを停止 (WCEN=0) してからサブタイマをクリアしてください。
•
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットに "0" を書き込んで , 時計カウン
タ の 動 作 を 停 止 し た 後 に , WCEN ビ ッ ト で 時 計 カ ウ ン タ を 再 度 起 動 す る 場 合
(WCEN=1) は , 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCOP ビットで時計カウンタ
が停止中 (WCOP=0) であることを確認してから , 時計カウンタを再起動してくださ
い。
用してください。
316
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第 16 章 時計カウンタ
16.6
16.6 使用上の注意
時計カウンタを使用する際は , 次の点に注意してください。
■ 動作に関する注意
•
時計カウンタの動作中にサブタイマをクリアすると , 正しい値をカウントできなく
なる場合があります。時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットで時計
カウンタを停止 (WCEN=0) してからサブタイマをクリアしてください。
•
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットで時計カウンタを停止
(WCEN=0) した後に , WCEN ビットで時計カウンタを再度起動する (WCEN=1) 場合
は , 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCOP ビットで時計カウンタが停止中
(WCOP=0) であることを , 確認してから時計カウンタを再起動してください。
•
時計カウンタはサブタイマの出力をカウント用クロックとして使用していますの
で , 時計カウンタの動作中はサブタイマの設定を変更しないでください。
•
時計カウンタは"000001B"からのカウントダウンでアンダフローを発生します。時計
カウンタは , リロード値から "1" までカウントします。リロード値に "0" を設定し
た場合は , 64 カウントします。
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317
第 16 章 時計カウンタ
16.6
318
MB91625 シリーズ
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第 17 章 32 ビット
フリーランタイマ
32 ビットフリーランタイマの機能と動作について
説明します。
17.1 概要
17.2 構成
17.3 端子
17.4 レジスタ
17.5 割込み
17.6 動作説明と設定手順例
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319
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.1
MB91625 シリーズ
17.1 概要
32 ビットフリーランタイマは , あらかじめ設定した値までカウントアップするアップカウン
タです。
設定した値までカウントすると, 値をクリアして再度カウントを始めたり, 割込み要求を発生
したりします。また , カウント値は 32 ビットアウトプットコンペアと 32 ビットインプット
キャプチャで基準時間として使用されます。
本製品は 32 ビットフリーランタイマを 2 チャネル内蔵しています。
■ 概要
32 ビットフリーランタイマは , コンペアタイマの一部です。コンペアタイマは , 次の 3
つの周辺機能で構成されています。
-
32 ビットフリーランタイマ (2 チャネル )
-
32 ビットアウトプットコンペア (8 チャネル )
「第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア」を参照してください。
-
32 ビットインプットキャプチャ (8 チャネル )
「第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ」を参照してください。
この章では , 32 ビットフリーランタイマについて説明します。
•
カウント用クロック:次の中から選択できます。
-
内部クロック ( 周辺クロック )
9 種類 ( 周辺クロック (PCLK) の 1 分周 , 2 分周 , 4 分周 , 8 分周 , 16 分周 , 32 分周 ,
64 分周 , 128 分周 , 256 分周 ) から選択できます。
•
外部クロック
割込み要求:次の場合に割込み要求を発生できます。
32 ビットフリーランタイマのカウント値とあらかじめ設定した値が一致したとき
( コンペアクリア割込み )
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフ
リーランタイマの値を 32 ビットアウトプットコンペアおよび 32 ビットインプット
キャプチャで基準時間として使用するかを選択できます。
320
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第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.2
17.2 構成
32 ビットフリーランタイマは , コンペアタイマの一部です。コンペアタイマおよび 32 ビッ
トフリーランタイマのブロックダイヤグラムを示します。
■ コンペアタイマのブロックダイヤグラム
コンペアタイマは次のブロックで構成されています。
•
32 ビットフリーランタイマ
•
フリーランタイマセレクタ
32 ビットアウトプットコンペアおよび 32 ビットインプットキャプチャの基準時間
として使用する 32 ビットフリーランタイマを選択します。
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•
32 ビットインプットキャプチャ (8 チャネル )
•
32 ビットアウトプットコンペア (8 チャネル )
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321
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.2
MB91625 シリーズ
コンペアタイマのブロックダイヤグラムを図 17.2-1 に示します。
図 17.2-1 コンペアタイマのブロックダイヤグラム
FRCK0 端子
32 ビット
フリーランタイマ
ch.0
割込み要求
コンペアクリア
ch.0
FRCK1 端子
32 ビット
フリーランタイマ
ch.1
タイマ 0
割込み要求
タイマ 1
コンペアクリア
ch.1
フリーランタイマセレクタ
周辺バス
タイマ 0
または
タイマ 1
カウント値
割込み要求
割込み要求
32 ビット 割込み要求
インプット 割込み要求
キャプチャ
( × 4)
IN0 ∼ IN3
カウント値
割込み要求
割込み要求
32 ビット 割込み要求
インプット 割込み要求
キャプチャ
( × 4)
IN4 ∼ IN7
カウント値
割込み要求
割込み要求
割込み要求
32 ビット
アウトプット 割込み要求
コンペア
( × 4)
OUT0 ∼ OUT3
カウント値
割込み要求
割込み要求
割込み要求
32 ビット
アウトプット 割込み要求
コンペア
( × 4)
OUT4 ∼ OUT7
322
インプットキャプチャ ch.0
インプットキャプチャ ch.1
インプットキャプチャ ch.2
インプットキャプチャ ch.3
IN0 ∼ IN3 端子
インプットキャプチャ ch.4
インプットキャプチャ ch.5
インプットキャプチャ ch.6
インプットキャプチャ ch.7
IN4 ∼ IN7 端子
アウトプットコンペア ch.0
アウトプットコンペア ch.1
アウトプットコンペア ch.2
アウトプットコンペア ch.3
OUT0 ∼
OUT3 端子
アウトプットコンペア ch.4
アウトプットコンペア ch.5
アウトプットコンペア ch.6
アウトプットコンペア ch.7
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OUT4 ∼
OUT7 端子
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第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.2
MB91625 シリーズ
■ 32 ビットフリーランタイマのブロックダイヤグラム
32 ビットフリーランタイマのブロックダイヤグラムを図 17.2-2 に示します。
図 17.2-2 32 ビットフリーランタイマのブロックダイヤグラム
内部クロック (PCLK)
TCCSL0
STOP
SCLR
CLK3
CLK2
CLK1
CLK0
プリスケーラ
外部クロック入力 (FRCK0)
TCDT0
STOP
CLR
選択回路
停止
32 ビットフリーランタイマ
ch.0
CK
フリーランタイマセレクタへ
比較回路
コンペアクリアレジスタ 0
(CPCLR0)
周辺バス
フリーランタイマ 0 停止
( フリーランタイマセレクタへ )
割込み要求
ICLR
ECKE
ICRE
TCCSH0
内部クロック (PCLK)
TCCSL1
STOP
SCLR
CLK3
CLK2
CLK1
CLK0
プリスケーラ
外部クロック入力 (FRCK1)
TCDT1
STOP
CLR
選択回路
停止
32 ビットフリーランタイマ
ch.1
CK
フリーランタイマセレクタへ
比較回路
コンペアクリアレジスタ 1
(CPCLR1)
フリーランタイマ 1 停止
( フリーランタイマセレクタへ )
割込み要求
ICLR
ICRE
ECKE
TCCSH1
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323
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.2
•
MB91625 シリーズ
32 ビットフリーランタイマ
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定された値までカウントアップ
します。
•
タイマ状態制御レジスタ上位 / 下位 (TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1)
32 ビットフリーランタイマの動作を制御するレジスタです。
•
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1)
32 ビットアップカウンタが , このレジスタに設定した値までカウントアップしま
す。
•
タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1)
カウントを開始する値を設定したり , 現在のカウント値を読み出したりするための
レジスタです。
•
プリスケーラ
カウント用クロックに内部クロック ( 周辺クロック ) を選択した場合 , 周辺クロッ
ク (PCLK) を分周します。
•
選択回路
カウント用クロックに , 内部クロック ( 周辺クロック ) と外部クロック (FRCK0,
FRCK1) のどちらを使用するかを選択します。
•
比較回路
32 ビットフリーランタイマのカウント値とコンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) で設定した値を比較する回路です。
■ クロック
32 ビットフリーランタイマで使用するクロックを表 17.2-1 に示します。
表 17.2-1 32 ビットフリーランタイマで使用するクロック
クロック名
内容
動作クロック
周辺クロック (PCLK)
カウント用
クロック
内部クロック ( 周辺クロック ) 周辺クロック (PCLK) を分周して生
成
外部クロック
324
備考
−
FRCK0, FRCK1 端子から入力
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第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.3
MB91625 シリーズ
17.3 端子
32 ビットフリーランタイマで使用する端子について説明します。
■ 概要
•
FRCK0, FRCK1 端子
32 ビットフリーランタイマの外部クロック入力端子です。この端子は兼用端子で
す。
32 ビットフリーランタイマの FRCK0, FRCK1 端子として使用するには , 「2.4 端子
の設定方法」を参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 17.3-1 に示します。
表 17.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
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0
入力端子
FRCK0
1
FRCK1
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325
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.4
MB91625 シリーズ
17.4 レジスタ
32 ビットフリーランタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 32 ビットフリーランタイマのレジスタ一覧
32 ビットフリーランタイマのレジスタ一覧を表 17.4-1 に示します。
表 17.4-1 32 ビットフリーランタイマのレジスタ一覧
チャネル
共通
0
1
326
レジスタ略称
FRTSEL
フリーランタイマ選択レジスタ
レジスタ名
参照先
17.4.1
CPCLR0
コンペアクリアレジスタ 0
17.4.2
TCCSH0/TCCSL0 タイマ状態制御レジスタ上位 0/ 下位 0
17.4.4
TCDT0
タイマデータレジスタ 0
17.4.3
CPCLR1
コンペアクリアレジスタ 1
17.4.2
TCCSH1/TCCSL1 タイマ状態制御レジスタ上位 1/ 下位 1
17.4.4
TCDT1
17.4.3
タイマデータレジスタ 1
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第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.4
MB91625 シリーズ
フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)
17.4.1
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルを 32 ビットアウトプッ
トコンペアや32ビットインプットキャプチャの基準時間として使用するかを設定するレジス
タです。
フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) のビット構成を図 17.4-1 に示します。
図 17.4-1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
FRS0
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
FRS1
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
R/W
R/W
0
0
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit7 ∼ bit2]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit1, bit0]:FRS1, FRS0 ( フリーランタイマ選択ビット )
32ビットアウトプットコンペアおよび32ビットインプットキャプチャの基準時間とし
て使用する 32 ビットフリーランタイマのチャネルを選択します。
説明
FRS1
0
0
フリーランタイ
マのチャネル
ch.0
0
1
ch.0
32 ビットアウトプットコンペア (ch.0 ∼ ch.3)
32 ビットインプットキャプチャ (ch.0 ∼ ch.3)
ch.1
32 ビットアウトプットコンペア (ch.4 ∼ ch.7)
32 ビットインプットキャプチャ (ch.4 ∼ ch.7)
ch.0
32 ビットアウトプットコンペア (ch.0 ∼ ch.7)
ch.1
32 ビットインプットキャプチャ (ch.0 ∼ ch.7)
1
1
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FRS0
0
1
使用先
32 ビットアウトプットコンペア (ch.0 ∼ ch.7)
32 ビットインプットキャプチャ (ch.0 ∼ ch.7)
設定禁止
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327
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.4
MB91625 シリーズ
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1)
17.4.2
32 ビットフリーランタイマのコンペア値を設定するレジスタです。
32 ビットフリーランタイマが , このレジスタに設定した値までカウントアップし , 値が一致
すると , 32 ビットフリーランタイマのカウント値が "0000 0000H" にクリアされます。
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) のビット構成を図 17.4-2 に示します。
図 17.4-2 コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) のビット構成
bit 31
0
CL31 ∼ CL0
R/W
属性
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは , 32 ビットフリーランタイマが停止しているときに書き換えてくださ
い。
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の STOP ビットが "1" のとき , 32
ビットフリーランタイマは停止しています。
•
328
このレジスタは必ずワードでアクセスしてください。
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第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.4
MB91625 シリーズ
タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1)
17.4.3
32 ビットフリーランタイマがカウントを開始する値を設定したり , 現在のカウント値を読み
出したりするためのレジスタです。
タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) のビット構成を図 17.4-3 に示します。
図 17.4-3 タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) のビット構成
bit 31
0
T31 ∼ T0
R/W
属性
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
このレジスタに書き込んだ値から , 32 ビットフリーランタイマがカウントアップを開
始します。また , このレジスタを読み出した場合は , 32 ビットフリーランタイマのカウ
ント値が読み出されます。
< 注意事項 >
•
このレジスタは , フリーランタイマが停止しているときに書き換えてください。
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の STOP ビットが "1" のとき , 32
ビットフリーランタイマは停止しています。
•
このレジスタは必ずワードでアクセスしてください。
•
このレジスタは , 書込み値と読出し値が異なります。
•
32 ビットフリーランタイマのカウント値 ( このレジスタの値 ) は , 次のいずれかが発
生するとただちに "0000 0000H" にクリアされます。
- 本デバイスがリセットされた
- タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の SCLR ビットに "1" が書き込ま
れた
- 32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) の値と一致した
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329
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.4
17.4.4
MB91625 シリーズ
タイマ状態制御レジスタ上位 / 下位
(TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1)
32 ビットフリーランタイマの動作を制御するレジスタです。
タイマ状態制御レジスタ上位/下位 (TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1) のビット構成
を図 17.4-4 に示します。
図 17.4-4 タイマ状態制御レジスタ上位 / 下位 (TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1) のビット構成
タイマ状態制御レジスタ上位 (TCCSH0 TCCSH1)
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
ECKE
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
ICLR
ICRE
R/W
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
R/W
R/W
0
0
0
初期値
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
STOP
未定義
SCLR
CLK3
CLK2
CLK1
CLK0
−
X
R/W
−
X
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
1
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
330
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第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.4
MB91625 シリーズ
[bit15]:ECKE ( クロック選択ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント用クロックを選択します。
書込み値
説明
0
内部クロック ( 周辺クロック ) を選択します。
1
外部クロックを選択します。
内部クロック ( 周辺クロック ) は , 周辺クロック (PCLK) を分周して生成します。内部
クロック ( 周辺クロック ) を選択した場合は , CLK3 ∼ CLK0 ビットで周辺クロック
(PCLK) の分周比を選択する必要があります。
外部クロックは FRCK0, FRCK1 端子から入力されます。外部クロックを選択した場合
は , FRCK0, FRCK1 端子から入力される信号の両エッジでカウントが行われます。
< 注意事項 >
•
このビットを変更すると , ただちにカウント用クロックが変更されます。
•
このビットは , 32 ビットフリーランタイマ , 32 ビットインプットキャプチャ , および
32 ビットアウトプットコンペアのすべてが停止しているときに書き換えてください。
[bit14 ∼ bit10]:予約ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit9]:ICLR ( コンペアクリア割込み要求フラグビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致したことを示します。
このビットが "1" のときに , ICRE ビットに "1" が設定されていると , コンペアクリア割
込み要求が発生します。
ICLR
読出し時
書込み時
0
カウント値は一致していません。
このビットを "0" にクリアします。
1
カウント値が一致しました。
無視されます。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
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331
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.4
MB91625 シリーズ
[bit8]:ICRE ( コンペアクリア割込み要求許可ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致したとき (ICLR ビット =1) にコンペアクリア割込み要求
を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
コンペアクリア割込み要求の発生を禁止します。
1
コンペアクリア割込み要求の発生を許可します。
[bit7]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit6]:STOP ( タイマ動作許可ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント動作を許可 ( 開始 ) / 禁止 ( 停止 ) します。
書込み値
説明
0
カウント動作を許可 ( 開始 ) します。
1
カウント動作を禁止 ( 停止 ) します。
< 注意事項 >
32 ビットフリーランタイマを停止すると , 32 ビットアウトプットコンペアも停止します。
[bit5]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit4]:SCLR ( タイマクリアビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント値を "0000 0000H" にクリアします。
SCLR
書込み時
0
カウント値をクリアしません。
1
カウント値をクリアします。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
このビットに "1" を書き込むと , 次のカウント用クロックのタイミングでカウント値がク
リアされます。
332
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第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.4
MB91625 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:CLK3 ∼ CLK0 ( クロック周波数選択ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント用クロックに , 内部クロック ( 周辺クロック ) を
選択した場合は , 周辺クロック (PCLK) の分周比を選択します。
このビットで選択した分周比と周辺クロック (PCLK) の周波数によってカウントの周
期が決定します。
このビットへの書込み値と周辺クロック (PCLK) の関係で設定されるカウント周期例
を表 17.4-2 に示します。
表 17.4-2 書込み値とカウント周期例
CLK3 CLK2 CLK1 CLK0
PCLK の周波数
PCLK の
分周比 32MHz 16MHz 8MHz 4MHz
1MHz
0
0
0
0
1 分周
31.25ns
62.5ns
125ns
0.25μs
1μs
0
0
0
1
2 分周
62.5ns
125ns
0.25μs
0.5μs
2μs
0
0
1
0
4 分周
125ns
0.25μs
0.5μs
1μs
4μs
0
0
1
1
8 分周
0.25μs
0.5μs
1μs
2μs
8μs
0
1
0
0
16 分周
0.5μs
1μs
2μs
4μs
16μs
0
1
0
1
32 分周
1μs
2μs
4μs
8μs
32μs
0
1
1
0
64 分周
2μs
4μs
8μs
16μs
64μs
0
1
1
1
128 分周
4μs
8μs
16μs
32μs
128μs
1
0
0
0
256 分周
8μs
16μs
32μs
64μs
256μs
PCLK:周辺クロック (PCLK)
< 注意事項 >
•
表 17.4-2 に示した以外の設定は使用しないでください。
•
このビットを書き換えると , ただちにカウント用クロックが変更されます。
•
このビットは , 32 ビットフリーランタイマ , 32 ビットインプットキャプチャ , および
32 ビットアウトプットコンペアの全てが停止しているときに書き換えてください。
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333
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.5
MB91625 シリーズ
17.5 割込み
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1)
に設定した値と一致すると , 割込み要求が発生します ( コンペアクリア割込み要求 ) 。
32 ビットフリーランタイマで使用できる割込みについて表 17.5-1 に示します。
表 17.5-1 32 ビットフリーランタイマの割込み
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
コンペアクリア TCCSH の ICLR=1 TCCSH の ICRE=1 TCCSH のICLR ビットに"0"
割込み要求
を書き込む
TCCSH : タイマ状態制御レジスタ上位 (TCCSH0, TCCSH1)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
•
•
334
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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MB91625 シリーズ
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.6
17.6 動作説明と設定手順例
32 ビットフリーランタイマの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手
順例も示します。
■ 概要
32 ビットフリーランタイマは , 内部クロック ( 周辺クロック ) または外部クロックをカ
ウント用クロックとして , タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) に設定した値から ,
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定した値までカウントアップしま
す。
•
内部クロック ( 周辺クロック )
9 種類 ( 周辺クロック (PCLK) の 1 分周 , 2 分周 , 4 分周 , 8 分周 , 16 分周 , 32 分周 ,
64 分周 , 128 分周 , 256 分周 ) から選択できます。
•
外部クロック
両エッジでカウントアップします。カウント開始のタイミングは , FRCK0, FRCK1
端子から入力される外部クロックの初期値によって異なります。
32 ビットフリーランタイマの値は , 32 ビットアウトプットコンペアおよび 32 ビットイ
ンプットキャプチャの基準時間として使用されます。
■ タイマクリア動作
32 ビットフリーランタイマのカウント値は , 次のいずれかの状態になるとただちにク
リアされます。
•
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定した値と一致した場合
•
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の SCLR ビットで 32 ビットフリー
ランタイマのカウント値がクリア (SCLR=1) された場合
•
32 ビットフリーランタイマの停止中に , タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) に
"0000 0000H" が書き込まれた場合
•
本デバイスがリセットされた場合
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致した場合は , カウントタイミングに同期してクリアされ
ます。
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335
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.6
MB91625 シリーズ
タイマクリア動作のタイミングを図 17.6-1 に示します。
図 17.6-1 タイマクリア動作のタイミング
周辺クロック (PCLK)
コンペアクリアレジスタ
(CPCLR0, CPCLR1) の値
N
カウントのタイミング
カウント値
17.6.1
0000H
N
内部クロック ( 周辺クロック ) 選択時の動作
分周した周辺クロック (PCLK) をカウント用クロックとして使用します。
■ カウント動作
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の STOP ビットで , 32 ビットフリー
ランタイマの動作を許可 (STOP=0) すると , タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) に
設定した値から , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定した値までカウ
ントを開始します。
■ コンペアクリア動作
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致すると , カウントのタイミングに同期してクリアされま
す ( コンペアクリア ) 。
コンペアクリア後 , 再度カウントアップが開始されます。
コンペアクリア動作のタイミングを図 17.6-2 に示します。
図 17.6-2 コンペアクリア動作のタイミング
カウント値
FFFF FFFFH
BFFF FFFFH
7FFF FFFFH
3FFF FFFFH
0000 0000 H
時間
タイマ動作開始
比較結果一致
リセット
コンペアクリア
レジスタ
(CPCLR0, CPCLR1)
336
BFFFH
7FFFH
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FFFFH
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第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.6
MB91625 シリーズ
■ 割込み処理動作
32 ビットフリーランタイマは , カウント値がコンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致したときに , 割込み要求を発生できます。
タイマ状態制御レジスタ上位 (TCCSH0 TCCSH1) の ICLR ビットに "0" を書き込むと ,
割込み要求をクリアできます。
割込み要求の発生タイミングを図 17.6-3 に示します。
図 17.6-3 割込み要求の発生タイミング
N-1
カウント値
N
0
1
コンペアクリア割込み要求
17.6.2
外部クロック選択時の動作
FRCK0, FRCK1 端子から入力される外部クロックをカウント用クロックとして使用します。
■ カウント動作
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の STOP ビットで 32 ビットフリーラ
ンタイマの動作を許可 (STOP=0) しているときに , FRCK0, FRCK1 端子で有効エッジを
検出すると , タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) に設定した値から , コンペアクリ
アレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定した値までカウントを開始します。
カウントのタイミングは , フリーランタイマの動作を許可した時点で , FRCK0, FRCK1
端子から入力されていた信号レベルによって異なります。
外部クロック選択時のカウントのタイミングを表 17.6-1 に示します。
表 17.6-1 外部クロック選択時のカウントのタイミング
動作許可時の
信号レベル
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カウントのタイミング
"H" レベル
立上りエッジでカウントを開始し , その後は両エッジでカウン
トアップします。
"L" レベル
立下りエッジでカウントを開始し , その後は両エッジでカウン
トアップします。
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337
第 17 章 32 ビット フリーランタイマ
17.6
MB91625 シリーズ
外部クロック選択時 (ECKE=1) のカウントのタイミングを図 17.6-4 に示します。
図 17.6-4 外部クロック選択時のカウントのタイミング
外部クロック入力
ECKE ビット
カウント用クロック
N
カウント値
N+1
N+2
■ コンペアクリア動作
内部クロック ( 周辺クロック ) 選択時と同様です。「17.6.1 内部クロック ( 周辺クロッ
ク ) 選択時の動作」の「■ コンペアクリア動作」を参照してください。
■ 割込み処理動作
内部クロック ( 周辺クロック ) 選択時と同様です。「17.6.1 内部クロック ( 周辺クロッ
ク ) 選択時の動作」の「■ 割込み処理動作」を参照してください。
338
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第 18 章 32 ビット
インプット
キャプチャ
32 ビットインプットキャプチャの機能と動作につ
いて説明します。
18.1 概要
18.2 構成
18.3 端子
18.4 レジスタ
18.5 割込み
18.6 動作説明と設定手順例
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339
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.1
MB91625 シリーズ
18.1 概要
32 ビットインプットキャプチャは , あらかじめ設定しておいた入力信号のエッジを検出する
と , その時点での 32 ビットフリーランタイマの値を保存します。
本製品はインプットキャプチャを 8 チャネル内蔵しています。
■ 概要
32 ビットインプットキャプチャは , コンペアタイマの一部です。コンペアタイマは , 次
の 3 つの機能で構成されています。
-
32 ビットフリーランタイマ (2 チャネル )
「第 17 章 32 ビット フリーランタイマ」を参照してください。
-
32 ビットアウトプットコンペア (8 チャネル )
「第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア」を参照してください。
-
32 ビットインプットキャプチャ (8 チャネル )
この章では , 32 ビットインプットキャプチャについて説明します。
•
•
32 ビットフリーランタイマの値を保存するトリガを次の 3 種類から選択できます。
-
立上りエッジ
-
立下りエッジ
-
両エッジ
あらかじめ設定しておいた入力信号のエッジを検出したときに , 割込み要求を発生
できます。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフ
リーランタイマの値を 32 ビットインプットキャプチャで保存するかを選択できま
す。
32 ビットフリーランタイマの選択方法については , 「第 17 章 32 ビット フリーラ
ンタイマ」の「17.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照してくだ
さい。
340
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第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.2
MB91625 シリーズ
18.2 構成
32 ビットインプットキャプチャの構成を示します。
■ 32 ビットインプットキャプチャのブロックダイヤグラム
32 ビットインプットキャプチャのブロックダイヤグラムを図 18.2-1 に示します。
図 18.2-1 32 ビットインプットキャプチャのブロックダイヤグラム
フリーランタイマセレクタから
インプットキャプチャ
データレジスタ 0 (IPCP0)
エッジ検出
IN0
ICS01
ICP0
ICE0
EG10
EG00
割込み要求 0
インプットキャプチャ
データレジスタ 1 (IPCP1)
エッジ検出
IN1
ICS01
ICP1
ICE1
EG11
EG01
割込み要求 1
インプットキャプチャ
データレジスタ 2 (IPCP2)
エッジ検出
IN2
ICS23
ICP2
ICE2
EG12
EG02
割込み要求 2
インプットキャプチャ
データレジスタ 3 (IPCP3)
エッジ検出
IN3
ICS23
周
辺
バ
ス
ICP3
ICE3
EG13
EG03
割込み要求 3
インプットキャプチャ
データレジスタ 4 (IPCP4)
エッジ検出
IN4
ICS45
ICP4
ICE4
EG14
EG04
割込み要求 4
インプットキャプチャ
データレジスタ 5 (IPCP5)
エッジ検出
IN5
ICS45
ICP5
ICE5
EG15
EG05
割込み要求 5
インプットキャプチャ
データレジスタ 6 (IPCP6)
エッジ検出
IN6
ICS67
ICP6
ICE6
EG16
EG06
割込み要求 6
インプットキャプチャ
データレジスタ 7 (IPCP7)
エッジ検出
IN7
ICS67
ICP7
ICE7
EG17
EG07
割込み要求 7
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341
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.2
•
MB91625 シリーズ
インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7)
フリーランタイマの値が保存されるレジスタです。
•
インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67)
32 ビットインプットキャプチャの動作や状態を制御するレジスタです。
< 注意事項 >
コンペアタイマのブロックダイヤグラムについては , 「第 17 章 32 ビット フリーランタ
イマ」の「■ コンペアタイマのブロックダイヤグラム」を参照してください。
■ クロック
32 ビットインプットキャプチャで使用するクロックを表 18.2-1 に示します。
表 18.2-1 32 ビットインプットキャプチャで使用するクロック
クロック名
動作クロック
342
内容
周辺クロック (PCLK)
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第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.3
MB91625 シリーズ
18.3 端子
32 ビットインプットキャプチャで使用する端子について説明します。
■ 概要
•
IN0 ∼ IN7 端子
32 ビットインプットキャプチャの入力端子です。この端子は兼用端子です。32 ビッ
トインプットキャプチャの入力端子として使用するには ,「2.4 端子の設定方法」を
参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 18.3-1 に示します。
表 18.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
CM71-10151-2
0
入力端子
IN0
1
IN1
2
IN2
3
IN3
4
IN4
5
IN5
6
IN6
7
IN7
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343
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.4
MB91625 シリーズ
18.4 レジスタ
32 ビットインプットキャプチャで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 32 ビットインプットキャプチャのレジスタ一覧
32 ビットインプットキャプチャのレジスタ一覧を表 18.4-1 に示します。
表 18.4-1 32 ビットインプットキャプチャのレジスタ一覧
チャネル
0/1 共通
レジスタ略称
レジスタ名
FRTSEL
フリーランタイマ選択レジスタ
ICS01
インプットキャプチャ状態制御レジスタ 01
18.4.1
2/3 共通
ICS23
インプットキャプチャ状態制御レジスタ 23
18.4.1
4/5 共通
ICS45
インプットキャプチャ状態制御レジスタ 45
18.4.1
6/7 共通
ICS67
インプットキャプチャ状態制御レジスタ 67
18.4.1
0
IPCP0
インプットキャプチャデータレジスタ 0
18.4.2
1
IPCP1
インプットキャプチャデータレジスタ 1
18.4.2
2
IPCP2
インプットキャプチャデータレジスタ 2
18.4.2
3
IPCP3
インプットキャプチャデータレジスタ 3
18.4.2
4
IPCP4
インプットキャプチャデータレジスタ 4
18.4.2
5
IPCP5
インプットキャプチャデータレジスタ 5
18.4.2
6
IPCP6
インプットキャプチャデータレジスタ 6
18.4.2
7
IPCP7
インプットキャプチャデータレジスタ 7
18.4.2
共通
344
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参照先
17.4.1
CM71-10151-2
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.4
MB91625 シリーズ
インプットキャプチャ状態制御レジスタ
(ICS01 ∼ ICS67)
18.4.1
32 ビットインプットキャプチャの動作や状態を制御するレジスタです。
インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67) のビット構成を図 18.4-1 に
示します。
図 18.4-1 インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
ICPm
ICPn
ICEm
ICEn
EG1m
EG0m
EG1n
EG0n
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
[bit7, bit6]:ICPm, ICPn ( 割込み要求フラグビット )
IN0 ∼ IN7 端子に有効エッジが検出されたことを示します。このビットが "1" のとき
に , ICEm, ICEn ビットが "1" に設定されているとエッジ検出割込み要求が発生します。
ICPm ビットが奇数チャネル , ICPn ビットが偶数チャネルに対応します。
ICPm,
ICPn
読出し時
書込み時
0
有効エッジは検出されていません。
このビットを "0" にクリアします。
1
有効エッジが検出されました。
無視されます。
ICPm ビット , ICPn ビットとチャネルの対応を表 18.4-2 に示します。
表 18.4-2 ビットとチャネルの対応
インプットキャプチャ
ICPm ビット 対応チャネル ICPn ビット 対応チャネル
ステータスレジスタ
ICS01
ICP1
ch.1
ICP0
ch.0
ICS23
ICP3
ch.3
ICP2
ch.2
ICS45
ICP5
ch.5
ICP4
ch.4
ICS67
ICP7
ch.7
ICP6
ch.6
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
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345
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.4
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[bit5, bit4]:ICEm, ICEn ( 割込み要求許可ビット )
IN0 ∼ IN7 端子に有効エッジが検出されたとき (ICPm, ICPn=1) に , エッジ検出割込み要
求を発生させるかどうかを設定します。
ICEm ビットが奇数チャネル , ICEn ビットが偶数チャネルに対応します。
書込み値
説明
0
エッジ検出割込み要求の発生を禁止します。
1
エッジ検出割込み要求の発生を許可します。
ICEm ビット , ICEn ビットとチャネルの対応を表 18.4-3 に示します。
表 18.4-3 ビットとチャネルの対応
インプットキャプチャ
ICEm ビット 対応チャネル ICEn ビット 対応チャネル
ステータスレジスタ
ICS01
ICE1
ch.1
ICE0
ch.0
ICS23
ICE3
ch.3
ICE2
ch.2
ICS45
ICE5
ch.5
ICE4
ch.4
ICS67
ICE7
ch.7
ICE6
ch.6
[bit3, bit2]:EG1m, EG0m ( エッジ選択ビット )
奇数チャネルの 32 ビットインプットキャプチャの有効エッジを選択します。
ここで, 選択したエッジが検出されると, 32ビットフリーランタイマの値をインプット
キャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) に保存します。
EG1m
EG0m
説明
0
0
非検出 ( インプットキャプチャ停止 ) 。
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
EG1m ビット , EG0m ビットとチャネルの対応を表 18.4-4 に示します。
表 18.4-4 ビットとチャネルの対応
インプットキャプチャ
ステータスレジスタ
ICS01
EG11, EG01
ch.1
ICS23
EG13, EG03
ch.3
ICS45
EG15, EG05
ch.5
ICS67
EG17, EG07
ch.7
EG1m, EG0m ビット
対応チャネル
< 注意事項 >
このビットに "00" 以外の値を書き込むと , 有効エッジを選択すると同時に対応チャネルの
動作が許可されます。
346
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第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.4
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[bit1, bit0]:EG1n, EG0n ( エッジ選択ビット )
偶数チャネルの 32 ビットインプットキャプチャの有効エッジを選択します。
ここで, 選択したエッジが検出されると, 32ビットフリーランタイマの値をインプット
キャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) に保存します。
EG1n
EG0n
説明
0
0
非検出 ( インプットキャプチャ停止 ) 。
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
EG1n ビット , EG0n ビットのビット名はチャネルごとに異なります。
ビットとチャネルの対応を表 18.4-5 に示します。
表 18.4-5 ビットとチャネルの対応
インプットキャプチャ
ステータスレジスタ
ICS01
EG10, EG00
ch.0
ICS23
EG12, EG02
ch.2
ICS45
EG14, EG04
ch.4
ICS67
EG16, EG06
ch.6
EG1n, EG0n ビット
対応チャネル
< 注意事項 >
このビットに "00" 以外の値を書き込むと , 有効エッジを選択すると同時に対応チャネルの
動作が許可されます。
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347
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.4
MB91625 シリーズ
インプットキャプチャデータレジスタ
(IPCP0 ∼ IPCP7)
18.4.2
32 ビットフリーランタイマの値を保存するレジスタです。IN0 ∼ IN7 端子からの入力信号に
有効エッジが検出されると, 32ビットフリーランタイマの値がこのレジスタに保存されます。
インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) のビット構成を図 18.4-2 に示
します。
図 18.4-2 インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) のビット構成
bit 31
0
CP31 ∼ CP0
属性
R
初期値
X
R:リードオンリ
X:不定
< 注意事項 >
348
•
このレジスタは必ずワードで読み出してください。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリー
ランタイマの値が , このレジスタに保存されるかは , フリーランタイマ選択レジスタ
(FRTSEL) の設定によって異なります。詳しくは , 「第 17 章 32 ビット フリーランタ
イマ」の「17.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照してください。
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第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.5
MB91625 シリーズ
18.5 割込み
IN0 ∼ IN7 端子からの入力信号に有効エッジが検出されると割込み要求が発生します ( エッジ
検出割込み要求 ) 。
32 ビットインプットキャプチャで使用できる割込みについて表 18.5-1 に示します。
表 18.5-1 32 ビットインプットキャプチャの割込み
割込み要求
エッジ検出
割込み要求
割込み要求フラグ
偶数チャネル :
ICS の ICPn=1
奇数チャネル :
ICS の ICPm=1
割込み要求許可
偶数チャネル :
ICS の ICEn=1
奇数チャネル :
ICS の ICEm=1
割込み要求のクリア
次のビットに "0" を書き込む
偶数チャネル :
ICS の ICPn ビット
奇数チャネル :
ICS の ICPm ビット
ICS : インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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349
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.6
MB91625 シリーズ
18.6 動作説明と設定手順例
32 ビットインプットキャプチャの動作について説明します。また , 動作状態を設定するため
の手順例も示します。
18.6.1
32 ビットインプットキャプチャの動作説明
32 ビットインプットキャプチャは , あらかじめ設定しておいた入力信号のエッジを検出する
と , その時点での 32 ビットフリーランタイマの値を保存します。
■ 動作
インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67) の次のビットで有効エッジ
を選択すると , 32 ビットインプットキャプチャの動作が許可されます。
•
奇数チャネルの有効エッジ選択 / 動作許可:EG1m, EG0m
•
偶数チャネルの有効エッジ選択 / 動作許可:EG1n, EG0n
32 ビットインプットキャプチャの動作が許可されているときに IN0 ∼ IN7 端子で有効
エッジを検出すると, その時点での32ビットフリーランタイマの値が, インプットキャ
プチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) に保存されます。このとき , 割込み要求の発生
が許可されているとエッジ検出割込み要求が発生します。
350
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CM71-10151-2
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.6
MB91625 シリーズ
32 ビットインプットキャプチャの動作を図 18.6-1 に示します。
図 18.6-1 32 ビットインプットキャプチャの動作
ch.0 と ch.1 の場合
32 ビットフリーランタイマの値
FFFF FFFFH
BFFF FFFFH
7FFF FFFFH
3FFF FFFFH
0000 0000H
時間
リセット
IN0 端子
IN1 端子
IN 端子例
IPCP0
不定
IPCP1
不定
IPCP 例
不定
3FFFH
7FFFH
BFFFH
3FFFH
割込み要求 0
割込み要求 1
割込み要求例
再度, 有効エッジにより割込み要求生成
IN0 端子
IN1 端子
IN 端子例
IPCP0
IPCP1
: 立上りエッジ
: 立下りエッジ
: 両エッジ
:インプットキャプチャデータレジスタ 0 (IPCP0)
:インプットキャプチャデータレジスタ 1 (IPCP1)
ソフトウェアにより割込み要求クリア
< 注意事項 >
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリーラ
ンタイマの値を保存するかは, フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) の設定によって
異なります。詳しくは , 「第 17 章 32 ビット フリーランタイマ」の「17.4.1 フリーラン
タイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照してください。
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351
第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ
18.6
MB91625 シリーズ
有効エッジを検出すると内部クロック (周辺クロック) に同期化するためにキャプチャ
信号が生成されます。割込み要求の発生や , 32 ビットフリーランタイマの値の保存は
このキャプチャ信号を元に行われます。キャプチャ信号のタイミング例を図 18.6-2 に
示します。
図 18.6-2 キャプチャ信号のタイミング例
内部クロック
( 周辺クロック )
32 ビットフリーラン
タイマの値
インプット
キャプチャ入力
N
N+1
有効エッジ
キャプチャ信号
IPCP
N+1
割込み要求
IPCP:インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7)
352
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第 19 章 32 ビット
アウトプット
コンペア
32 ビットアウトプットコンペアの機能と動作につ
いて説明します。
19.1 概要
19.2 構成
19.3 端子
19.4 レジスタ
19.5 割込み
19.6 動作説明と設定手順例
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353
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.1
MB91625 シリーズ
19.1 概要
32 ビットアウトプットコンペアは , あらかじめ設定した値まで 32 ビットフリーランタイマ
がカウントアップすると, 端子からの出力レベルを反転させたり, 割込み要求を発生させたり
する機能です。
本製品は , 32 ビットアウトプットコンペアを 8 チャネル内蔵しています。
■ 概要
32 ビットアウトプットコンペアは , コンペアタイマの一部です。コンペアタイマは , 次
の 3 つの機能で構成されています。
-
32 ビットフリーランタイマ (2 チャネル )
「第 17 章 32 ビット フリーランタイマ」を参照してください。
-
32 ビットアウトプットコンペア (8 チャネル )
-
32 ビットインプットキャプチャ (8 チャネル )
「第 18 章 32 ビットインプットキャプチャ」を参照してください。
この章では , 32 ビットアウトプットコンペアについて説明します。
•
32ビットアウトプットコンペアを1チャネルずつ独立で使用することも, 2チャネル
を一対にして使用することもできます。
2 チャネルの 32 ビットアウトプットコンペアを一対にして使用すると , 一度に 2
チャネル分の比較動作を行えるため , CPU の負荷を軽減できます。
一対にして使用できるチャネルの組合せは次のとおりです。
•
-
ch.0 と ch.1
-
ch.2 と ch.3
-
ch.4 と ch.5
-
ch.6 と ch.7
32 ビットアウトプットコンペア起動時の OUT0 ∼ OUT7 端子の出力レベルを設定で
きます。
•
32 ビットフリーランタイマのカウント値とあらかじめ設定した値 ( コンペア値 ) が
一致すると , 割込み要求を発生できます。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフ
リーランタイマを 32 ビットアウトプットコンペアで使用するかを選択できます。
32 ビットフリーランタイマの選択方法については , 「第 17 章 32 ビット フリーラ
ンタイマ」の「17.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照してくだ
さい。
354
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第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.2
MB91625 シリーズ
19.2 構成
32 ビットアウトプットコンペアの構成を示します。
■ 32 ビットアウトプットコンペアのブロックダイヤグラム
32 ビットアウトプットコンペアのブロックダイヤグラムを図 19.2-1 に示します。
図 19.2-1 32 ビットアウトプットコンペアのブロックダイヤグラム
フリーランタイマセレクタから
OCCP0, OCCP2
出力
反転回路
比較回路
IOP1
OUT0, OUT2 端子
IOP0 IOE1 IOE0
割込み要求 0
OCCP1, OCCP3
割込み要求 1
比較回路
出力
反転回路
IOP0 IOE1 IOE0
周辺バス
IOP1
OUT1, OUT3 端子
CMOD
割込み要求 2
OCCP4, OCCP6
割込み要求 3
出力
反転回路
比較回路
IOP1
OUT4, OUT6 端子
IOP0 IOE1 IOE0
割込み要求 4
OCCP5, OCCP7
割込み要求 5
比較回路
出力
反転回路
IOP1
IOP0 IOE1 IOE0
OUT5, OUT7 端子
CMOD
割込み要求 6
割込み要求 7
OCCP0 ∼ OCCP7:アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7)
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355
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.2
•
MB91625 シリーズ
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7)
32 ビットフリーランタイマのカウント値と比較するための値 ( コンペア値 ) を設定
するレジスタです。
•
コンペア制御レジスタ
32 ビットアウトプットコンペアの動作を制御するレジスタです。次の 2 つのレジス
タに分かれています。
•
-
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7)
-
コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6)
比較回路
32 ビ ッ ト フ リ ー ラ ン タ イ マ の カ ウ ン ト 値 と ア ウ ト プ ッ ト コ ン ペ ア レ ジ ス タ
(OCCP0 ∼ OCCP7) に設定したコンペア値を比較する回路です。
< 注意事項 >
コンペアタイマのブロックダイヤグラムについては , 「第 17 章 32 ビット フリーランタ
イマ」の「■ コンペアタイマのブロックダイヤグラム」を参照してください。
■ クロック
32 ビットアウトプットコンペアで使用するクロックを表 19.2-1 に示します。
表 19.2-1 32 ビットアウトプットコンペアで使用するクロック
クロック名
動作クロック
356
内容
周辺クロック (PCLK)
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第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.3
MB91625 シリーズ
19.3 端子
32 ビットアウトプットコンペアで使用する端子について説明します。
■ 概要
•
OUT0 ∼ OUT7 端子
32 ビットアウトプットコンペアの出力端子です。この端子は兼用端子です。
32 ビットアウトプットコンペアの OUT0 ∼ OUT7 端子として使用するには , 「2.4
端子の設定方法」を参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 19.3-1 に示します。
表 19.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
CM71-10151-2
0
出力端子
OUT0
1
OUT1
2
OUT2
3
OUT3
4
OUT4
5
OUT5
6
OUT6
7
OUT7
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357
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.4
MB91625 シリーズ
19.4 レジスタ
32 ビットアウトプットコンペアで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 32 ビットアウトプットコンペアのレジスタ一覧
32 ビットアウトプットコンペアのレジスタ一覧を表 19.4-1 に示します。
表 19.4-1 32 ビットアウトプットコンペアのレジスタ一覧
チャネル
レジスタ略称
レジスタ名
FRTSEL
フリーランタイマ選択レジスタ
OCSH1
コンペア制御レジスタ上位 1
19.4.2
OCSL0
コンペア制御レジスタ下位 0
19.4.3
OCSH3
コンペア制御レジスタ上位 3
19.4.2
OCSL2
コンペア制御レジスタ下位 2
19.4.3
OCSH5
コンペア制御レジスタ上位 5
19.4.2
OCSL4
コンペア制御レジスタ下位 4
19.4.3
OCSH7
コンペア制御レジスタ上位 7
19.4.2
OCSL6
コンペア制御レジスタ下位 6
19.4.3
0
OCCP0
アウトプットコンペアレジスタ 0
19.4.1
1
OCCP1
アウトプットコンペアレジスタ 1
19.4.1
2
OCCP2
アウトプットコンペアレジスタ 2
19.4.1
3
OCCP3
アウトプットコンペアレジスタ 3
19.4.1
4
OCCP4
アウトプットコンペアレジスタ 4
19.4.1
5
OCCP5
アウトプットコンペアレジスタ 5
19.4.1
6
OCCP6
アウトプットコンペアレジスタ 6
19.4.1
7
OCCP7
アウトプットコンペアレジスタ 7
19.4.1
共通
0/1 共通
2/3 共通
4/5 共通
6/7 共通
358
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
17.4.1
CM71-10151-2
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.4
MB91625 シリーズ
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7)
19.4.1
32 ビットフリーランタイマのカウント値と比較するための値 ( コンペア値 ) を設定するレジ
スタです。32 ビットフリーランタイマを動作させる前に , このレジスタにコンペア値を設定
してください。
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のビット構成を図 19.4-1 に示しま
す。
図 19.4-1 アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のビット構成
bit 31
0
OP31 ∼ OP0
R/W
属性
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは , 32 ビットフリーランタイマの動作中にも書き換えられます。
•
このレジスタに書き込んだ値は , ただちにコンペア値に反映されます。そのため , 32
ビットフリーランタイマの動作中にコンペア値を小さな値から大きな値へ書き換える
と , 32 ビットフリーランタイマの 1 回のカウント中に 2 回の割込み要求が発生します。
•
•
CM71-10151-2
これを避けるには , 32 ビットフリーランタイマの割込み処理を利用して , このレジス
タを書き換えてください。
このレジスタは必ずワード (32 ビット単位 ) でアクセスしてください。
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリー
ランタイマの値と, このレジスタに設定した値が比較されるかは, フリーランタイマ選
択レジスタ (FRTSEL) の設定によって異なります。詳しくは , 「第 17 章 32 ビット フ
リーランタイマ」の「17.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照して
ください。
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359
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.4
19.4.2
MB91625 シリーズ
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3,
OCSH5, OCSH7)
32 ビットアウトプットコンペアを独立で使用するか , 対にして使用するかを設定するレジス
タです。また , 32 ビットアウトプットコンペア起動時に OUT0 ∼ OUT7 端子から出力する信
号レベルも設定します。
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) のビット構成を図 19.4-2
に示します。
図 19.4-2 コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) のビット構成
bit
属性
初期値
15
14
13
12
11
10
9
8
未定義
未定義
未定義
CMOD
未定義
未定義
OTD1
OTD0
−
X
R/W
−
X
R/W
R/W
0
0
−
X
−
X
0
−
X
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit15 ∼ bit13]:未定義ビット
360
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
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CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.4
[bit12]:CMOD ( 出力レベル反転モードビット )
32 ビットアウトプットコンペアを独立で使用するか , 対にして使用するかを設定しま
す。この設定により , 端子から出力する波形の反転モードが変わります。
書込み値
説明
0
32 ビットアウトプットコンペアを独立で使用します。
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア値と 32
ビットフリーランタイマのカウント値が一致すると , 対応する端子から
の出力レベルが反転します。
1
32 ビットアウトプットコンペアを対にして使用します。
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア値と 32
ビットフリーランタイマの値が一致した場合の反転モードは次のよう
になります。
偶数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ
(OCCP0, OCCP2,
OCCP4, OCCP6) のコンペア値と一致したとき:次の端子からの出力レベ
ルが反転します。
・チャネルに対応する端子からの出力レベル
・対にして使用している奇数チャネルに対応する端子からの出力レベル
奇数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ
(OCCP1, OCCP3,
OCCP5, OCCP7) のコンペア値と一致したとき:次の端子からの出力レベ
ルが反転します。
・チャネルに対応する端子からの出力レベル
このビットに "1" を設定した場合の , OUT0 ∼ OUT7 端子の出力レベル反転タイミング
を表 19.4-2 に示します。
表 19.4-2 出力レベル反転タイミング
32 ビットフリーランタイマの
値とコンペア値が一致したレジスタ
CM71-10151-2
出力レベルが反転する端子
アウトプットコンペアレジスタ 0 (OCCP0)
OUT0 端子 , OUT1 端子
アウトプットコンペアレジスタ 1 (OCCP1)
OUT1 端子
アウトプットコンペアレジスタ 2 (OCCP2)
OUT2 端子 , OUT3 端子
アウトプットコンペアレジスタ 3 (OCCP3)
OUT3 端子
アウトプットコンペアレジスタ 4 (OCCP4)
OUT4 端子 , OUT5 端子
アウトプットコンペアレジスタ 5 (OCCP5)
OUT5 端子
アウトプットコンペアレジスタ 6 (OCCP6)
OUT6 端子 , OUT7 端子
アウトプットコンペアレジスタ 7 (OCCP7)
OUT7 端子
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361
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
•
このビットに "1" を設定しても , 偶数チャネルと奇数チャネルのコンペア値が同じ値の
場合は , 32 ビットアウトプットコンペアを 1 チャネルずつ独立で使用する場合と同じ
動作になります。
•
2 チャネルの 32 ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する場合は , このビッ
トに必ず "1" を書き込んでください。
[bit11, bit10]:予約ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit9]:OTD1 ( 出力レベルビット )
奇数チャネルの 32 ビットアウトプットコンペア起動時に端子 (OUT1, OUT3, OUT5,
OUT7) から出力する信号レベルを設定します。
OTD1
書込み時
0
"L" レベルが出力されます。
1
"H" レベルが出力されます。
読出し時
出力レベルが読み出されます。
< 注意事項 >
32 ビットアウトプットコンペアの動作中に , このビットを書き換えないでください。
[bit8]:OTD0 ( 出力レベルビット )
偶数チャネルの 32 ビットアウトプットコンペア起動時に端子 (OUT0, OUT2, OUT4,
OUT6) から出力する信号レベルを設定します。
OTD0
書込み時
0
"L" レベルが出力されます。
1
"H" レベルが出力されます。
読出し時
出力レベルが読み出されます。
< 注意事項 >
32 ビットアウトプットコンペアの動作中に , このビットを書き換えないでください。
362
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.4
MB91625 シリーズ
コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6)
19.4.3
32 ビットアウトプットコンペアの動作を許可 / 禁止したり , 割込み要求の制御をしたりする
レジスタです。
コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) のビット構成を図 19.4-3
に示します。
図 19.4-3 コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
IOP1
IOP0
IOE1
IOE0
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
初期値
3
2
1
0
未定義
未定義
CST1
CST0
−
X
−
X
R/W
R/W
0
0
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit7]:IOP1 ( 奇数チャネル比較結果一致割込み要求フラグビット )
奇数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ (OCCP1, OCCP3, OCCP5, OCCP7) のコ
ンペア値と 32 ビットフリーランタイマのカウント値の比較結果が一致したことを示し
ます。
このビットが "1" のときに , IOE1 ビットに "1" が設定されていると , 比較結果一致割込
み要求が発生します。
IOP1
読出し時
書込み時
0
比較結果が一致しません。
このビットを"0"にクリアします。
1
比較結果が一致しました。
無視されます。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit6]:IOP0 ( 偶数チャネル比較結果一致割込み要求フラグビット )
偶数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0, OCCP2, OCCP4, OCCP6) のコ
ンペア値と 32 ビットフリーランタイマのカウント値の比較結果が一致したことを示し
ます。
このビットが "1" のときに , IOE0 ビットに "1" が設定されていると , 比較結果一致割込
み要求が発生します。
CM71-10151-2
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363
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.4
IOP0
MB91625 シリーズ
読出し時
書込み時
0
比較結果が一致しません。
このビットを"0"にクリアします。
1
比較結果が一致しました。
無視されます。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit5]:IOE1 ( 奇数チャネル比較結果一致割込み許可ビット )
奇数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ (OCCP1, OCCP3, OCCP5, OCCP7) の値
と 32 ビットフリーランタイマのカウント値との比較結果が一致したとき (IOP1=1) に ,
比較結果一致割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
比較結果一致割込み要求の発生を禁止します。
1
比較結果一致割込み要求の発生を許可します。
[bit4]:IOE0 ( 偶数チャネル比較結果一致割込み許可ビット )
偶数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0, OCCP2, OCCP4, OCCP6) の値
と 32 ビットフリーランタイマのカウント値との比較結果が一致したとき (IOP0=1) に ,
比較結果一致割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
比較結果一致割込み要求の発生を禁止します。
1
比較結果一致割込み要求の発生を許可します。
[bit3, bit2]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit1]:CST1 ( 奇数チャネル比較動作許可ビット )
32ビットフリーランタイマのカウント値との奇数チャネルの32ビットアウトプットコ
ンペアの比較動作を許可 / 禁止します。
書込み値
説明
0
比較動作を禁止します。
1
比較動作を許可します。
< 注意事項 >
32 ビットフリーランタイマが停止すると , 32 ビットアウトプットコンペアの比較動作も
停止します。
364
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CM71-10151-2
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.4
MB91625 シリーズ
[bit0]:CST0 ( 偶数チャネル比較動作許可ビット )
32ビットフリーランタイマのカウント値との偶数チャネルの32ビットアウトプットコ
ンペアの比較動作を許可 / 禁止します。
書込み値
説明
0
比較動作を禁止します。
1
比較動作を許可します。
< 注意事項 >
32 ビットフリーランタイマが停止すると , 32 ビットアウトプットコンペアの比較動作も
停止します。
CM71-10151-2
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365
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.5
MB91625 シリーズ
19.5 割込み
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼
OCCP7) に設定した値 ( コンペア値 ) と一致すると , 割込み要求が発生します ( 比較結果一致
割込み要求 ) 。
32 ビットアウトプットコンペアで使用できる割込みについて表 19.5-1 に示します。
表 19.5-1 32 ビットアウトプットコンペアの割込み
割込み要求
比較結果一致
割込み要求
割込み要求フラグ
偶数チャネル :
OCSL の IOP0=1
奇数チャネル :
OCSL の IOP1=1
割込み要求許可
偶数チャネル :
OCSL の IOE0=1
奇数チャネル :
OCSL の IOE1=1
割込み要求のクリア
次のビットに "0" を書き込む
偶数チャネル :
OCSL の IOP0 ビット
奇数チャネル :
OCSL の IOP1 ビット
OCSL : コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
366
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.6
19.6 動作説明と設定手順例
32 ビットアウトプットコンペアの動作について説明します。また , 動作状態を設定するため
の手順例も示します。
■ 概要
32 ビットアウトプットコンペアを 1 チャネルずつ独立で使用する場合と , 2 チャネルの
32 ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する場合があります。
独立で使用する場合の動作
19.6.1
32 ビットアウトプットコンペアを 1 チャネルずつ独立で使用する場合の動作について説明し
ます。
■ 概要
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) の CMOD ビットを "0" に
設定すると , 32 ビットアウトプットコンペアが 1 チャネルずつ独立で動作します。
32 ビットフリーランタイマのカウント値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼
OCCP7) のコンペア値と一致すると, チャネルに対応した端子の出力レベルが反転しま
す。
< 注意事項 >
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリーラ
ンタイマの値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) の値と比較されるか
は, フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) の設定によって異なります。詳しくは ,「第
17章 32ビット フリーランタイマ」の
「17.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」
を参照してください。
■ 動作
次のビットに "1" を書き込むと , 32 ビットアウトプットコンペアの動作が許可されま
す。
•
偶数チャネルの動作許可:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6) の CST0 ビット
•
奇数チャネルの動作許可:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6) の CST1 ビット
32 ビットアウトプットコンペアの動作が許可されているときに , 32 ビットフリーラン
タイマのカウント値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア
値と一致すると , 次のビットが "1" に変わります。
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367
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.6
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偶数チャネル:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) の IOP0
•
ビット
奇数チャネル:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) の IOP1
•
ビット
このとき , 割込み要求の発生が許可されていると比較結果一致割込み要求が発生しま
す。
また , OUT0 ∼ OUT7 端子からの出力レベルが反転します。
独立で使用する場合の動作を図 19.6-1 に示します。
図 19.6-1 独立で使用する場合の動作
ch.0 と ch.1 を個別に使用した場合
カウント値
FFFF FFFFH
BFFF FFFFH
7FFF FFFFH
3FFF FFFFH
0000 0000 H
時間
リセット
OCCP0
BFFFH
OCCP1
7FFFH
OUT0 端子
OUT1 端子
割込み要求クリア
割込み要求クリア
割込み要求クリア
ch.0 での割込み
割込み要求クリア
割込み要求クリア
割込み要求クリア
ch.1 での割込み
OCCP0:アウトプットコンペアレジスタ 0 (OCCP0)
OCCP1:アウトプットコンペアレジスタ 1 (OCCP1)
比較結果一致割込み要求や端子の出力レベルの変化は , 比較結果一致が検出されてか
ら発生します。
比較結果一致割込み要求の発生 / 端子の出力レベルの変化を図 19.6-2 に示します。
図 19.6-2 比較結果一致割込み要求の発生 / 端子の出力レベルの変化
周辺クロック (PCLK)
フリーランタイマの
カウント値
N−1
アウトプットコンペア
レジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7)
N
N−1
N
N
比較結果一致出力トリガ
出力レベル
368
割込み
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割込み
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第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.6
< 注意事項 >
32 ビットアウトプットコンペアを 1 チャネルずつ独立で使用する場合は , コンペア制御
レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) の CMOD ビットに必ず "0" を書き込ん
でください。
19.6.2
一対にして使用する場合の動作
偶数チャネルと奇数チャネルの32ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する場合の
動作について説明します。
■ 概要
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) の CMOD ビットを "1" に
設定すると , 2 チャネルの 32 ビットアウトプットコンペアが一対で動作します。
偶数チャネルと奇数チャネルの 32 ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する
ことにより , 1 回の割込みで 2 チャネル分のコンペア値を更新できます。
一対にして使用できる偶数チャネルと奇数チャネルの組合せは次のとおりです。
•
ch.0 と ch.1
•
ch.2 と ch.3
•
ch.4 と ch.5
•
ch.6 と ch.7
■ 動作
次のビットに "1" を書き込むと , 32 ビットアウトプットコンペアの動作が許可されま
す。
•
偶数チャネルの動作許可:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6) の CST0 ビット
•
奇数チャネルの動作許可:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6) の CST1 ビット
32 ビットアウトプットコンペアの動作が許可されているときに , 32 ビットフリーラン
タイマのカウント値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア
値と一致すると , 次のビットが "1" に変わります。
•
偶数チャネル:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) の IOP0
ビット
•
奇数チャネル:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) の IOP1
ビット
このとき , 割込み要求が許可されていると比較結果一致割込み要求が発生します。
また , OUT0 ∼ OUT7 端子からの出力レベルが反転します。出力レベルが反転する端子
は, 32ビットフリーランタイマのカウント値が, どのチャネルのアウトプットコンペア
レジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア値と一致したかで異なります。
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369
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.6
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コンペア値が設定されているチャネルと出力レベルが反転する端子の対応を表 19.6-1
に示します。
表 19.6-1 コンペア値が設定されているチャネルと出力レベルが反転する端子の対応
32 ビットフリーランタイマの
値とコンペア値が一致したレジスタ
出力レベルが反転する端子
アウトプットコンペアレジスタ 0 (OCCP0)
OUT0 端子 , OUT1 端子
アウトプットコンペアレジスタ 1 (OCCP1)
OUT1 端子
アウトプットコンペアレジスタ 2 (OCCP2)
OUT2 端子 , OUT3 端子
アウトプットコンペアレジスタ 3 (OCCP3)
OUT3 端子
アウトプットコンペアレジスタ 4 (OCCP4)
OUT4 端子 , OUT5 端子
アウトプットコンペアレジスタ 5 (OCCP5)
OUT5 端子
アウトプットコンペアレジスタ 6 (OCCP6)
OUT6 端子 , OUT7 端子
アウトプットコンペアレジスタ 7 (OCCP7)
OUT7 端子
偶数チャネルと奇数チャネルを一対にして使用する場合の動作を図 19.6-3 に示しま
す。
図 19.6-3 偶数チャネルと奇数チャネルを一対にして使用する場合の動作
ch.0 と ch.1 を一対にして使用した場合
カウント値
FFFF FFFFH
BFFF FFFFH
7FFF FFFFH
3FFF FFFFH
0000 0000 H
時間
リセット
OCCP0
BFFFH
OCCP1
7FFFH
OUT0 端子
ch.0 に対応
OUT1 端子
ch.0 と ch.1 に対応
割込み要求クリア
割込み要求クリア
割込み要求クリア
ch.0 での割込み
割込み要求クリア
割込み要求クリア
割込み要求クリア
ch.1 での割込み
OCCP0:アウトプットコンペアレジスタ 0 (OCCP0)
OCCP1:アウトプットコンペアレジスタ 1 (OCCP1)
比較結果一致割込み要求や端子の出力レベルの変化は , 比較結果一致が検出されてか
ら発生します。
比較結果一致割込み要求の発生 / 端子の出力レベルの変化については ,「19.6.1 独立で
使用する場合の動作」を参照してください。
370
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第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.6
< 注意事項 >
•
偶数チャネルと奇数チャネルの32ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する
場合は , コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) の CMOD
ビットに必ず "1" を書き込んでください。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリー
ランタイマの値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0∼OCCP7) の値と比較され
るかは , フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) の設定によって異なります。詳し
くは , 「第 17 章 32 ビット フリーランタイマ」の「17.4.1 フリーランタイマ選択レ
ジスタ (FRTSEL)」を参照してください。
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371
第 19 章 32 ビット アウトプット コンペア
19.6
372
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第 20 章 16 ビットリロード
タイマ
16 ビットリロードタイマの機能と動作について説
明します。
20.1 概要
20.2 構成
20.3 端子
20.4 レジスタ
20.5 割込み
20.6 動作説明と設定手順例
20.7 使用上の注意
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373
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.1
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20.1 概要
16 ビットリロードタイマは , あらかじめ設定した値からカウントダウンするダウンカウンタ
です。このタイマは , 内部クロック ( 周辺クロック ) と同期してカウントダウンするインター
バルタイマとして使用できるほか , 外部イベントをカウントするイベントカウンタとしても
使用できます。
本製品は , 16 ビットリロードタイマを 3 チャネル内蔵しています。
■ 概要
•
タイマモード:インターバルタイマモードまたはイベントカウンタモードとして使
用できます。
-
インターバルタイマモード
内部クロック ( 周辺クロック ) に同期してカウントダウンします。内部クロック
( 周辺クロック ) は , 6 種類 ( 周辺クロック (PCLK) の 2 分周 , 4 分周 , 8 分周 , 16
分周 , 32 分周 , 64 分周 ) から選択します。
-
イベントカウンタモード
外部クロックのエッジ ( 立下りエッジ / 立上りエッジ / 両エッジ ) を検出してカ
ウントします。
また , ch.0 の出力を ch.1 で , ch.1 の出力を ch.2 でカウントするカスケードモード
も利用できます。
•
動作モード:次の 2 種類から選択できます。
-
リロードモード
ダウンカウンタがアンダフローすると , リロード値をリロードしてカウント動
作を繰り返すモードです。
-
ワンショットモード
ダウンカウンタがアンダフローすると , カウント動作を停止するモードです。
•
入力端子機能:インターバルタイマモード時は , 入力端子の機能をトリガ入力機能 /
ゲート入力機能の中から選択できます。
-
トリガ入力機能
入力端子から有効エッジ ( 立下りエッジ / 立上りエッジ / 両エッジ ) を検出する
と , カウントを開始します。
-
ゲート入力機能
入力端子から有効レベルが入力されている間だけカウント動作を続けます。
•
割込み要求:ダウンカウンタがアンダフローしたときに割込み要求を発生できま
す。
374
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.2
MB91625 シリーズ
20.2 構成
16 ビットリロードタイマの構成を示します。
■ 16 ビットリロードタイマのブロックダイヤグラム
16 ビットリロードタイマのブロックダイヤグラムを図 20.2-1 に示します。
図 20.2-1 16 ビットリロードタイマのブロックダイヤグラム
リード / ライト可能
リード / ライト
可能
TMRLRA
リロード
RELD
周
辺
バ
ス
INTE
TMR
リードオンリ
( ダウンカウンタ )
アンダ
フロー
UF
割込み要求
ワンショット終了
OUTL
出力
FF
TMO0 ∼
TMO2 端子
周辺クロック
(PCLK)
カウント制御
カウント許可
トリガ
トリガ
CNTE
TRG
ゲート
CSL2
CSL1
選択
クロック選択回路
CSL0
GATE
プリスケーラ
周辺クロック
(PCLK)
TMI0 ∼
TMI2 端子
周辺クロック
(PCLK)
エッジ
制御
入力
+
同期化
FF
ゲート
制御
TRGM1
選択
TRGM0
TMRLRA : 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
TMR
: 16 ビットタイマコントロールステータスレジスタ (TMR0 ∼ TMR2)
TMCSR : コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2)
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TMCSR
ビット順不同
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375
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.2
•
MB91625 シリーズ
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2)
16 ビットリロードタイマの動作を制御するレジスタです。
•
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
リロード値を設定するレジスタです。
•
16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2)
ダウンカウンタとして動作します。このレジスタを読み出すとダウンカウンタの値
が読み出せます。
•
プリスケーラ
インターバルタイマモードを選択した場合 , 周辺クロック (PCLK) を分周します。
•
クロック選択回路
カウント用クロックを選択します。
•
エッジ制御部
TMI0 ∼ TMI2 端子をトリガ入力端子として使用するときに , 信号の検出エッジを制
御します。
•
ゲート制御部
TMI0 ∼ TMI2 端子をゲート入力端子として使用するときに , 端子から入力される信
号レベルを制御します。
•
カウント制御部
16 ビットリロードタイマのカウントを制御します。
■ クロック
16 ビットリロードタイマで使用するクロックを表 20.2-1 に示します。
表 20.2-1 16 ビットリロードタイマで使用するクロック
クロック名
動作クロック
内容
周辺クロック (PCLK)
備考
−
カウント用クロック 内部クロック ( 周辺クロッ 周辺クロック (PCLK) を分周して
ク)
生成
外部クロック
376
TMI0 ∼ TMI2 端子から入力
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.3
MB91625 シリーズ
20.3 端子
16 ビットリロードタイマで使用する端子について説明します。
■ 概要
16 ビットリロードタイマには次の 2 種類の端子があります。
•
TMO0 ∼ TMO2 端子
16 ビットリロードタイマの波形出力端子です。
この端子は兼用端子です。16 ビットリロードタイマの波形出力端子として使用する
には「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
TMI0 ∼ TMI2 端子
16 ビットリロードタイマの入力端子です。設定によってカウント用クロック , トリ
ガ , ゲートを入力します。
この端子は兼用端子です。16 ビットリロードタイマの入力端子として使用するには
「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 20.3-1 に示します。
表 20.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
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波形出力端子
入力端子
0
TMO0
TMI0
1
TMO1
TMI1
2
TMO2
TMI2
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377
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.4
MB91625 シリーズ
20.4 レジスタ
16 ビットリロードタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 16 ビットリロードタイマのレジスタ一覧
16 ビットリロードタイマのレジスタ一覧を表 20.4-1 に示します。
表 20.4-1 16 ビットリロードタイマのレジスタ一覧
チャネル
0
1
2
378
レジスタ略称
TMCSR0
コントロールステータスレジスタ 0
レジスタ名
参照先
20.4.1
TMRLRA0
16 ビットタイマリロードレジスタ A0
20.4.2
TMR0
16 ビットタイマレジスタ 0
20.4.3
TMCSR1
コントロールステータスレジスタ 1
20.4.1
TMRLRA1
16 ビットタイマリロードレジスタ A1
20.4.2
TMR1
16 ビットタイマレジスタ 1
20.4.3
TMCSR2
コントロールステータスレジスタ 2
20.4.1
TMRLRA2
16 ビットタイマリロードレジスタ A2
20.4.2
TMR2
16 ビットタイマレジスタ 2
20.4.3
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.4
MB91625 シリーズ
コントロールステータスレジスタ
(TMCSR0 ∼ TMCSR2)
20.4.1
16 ビットリロードタイマの動作を制御するレジスタです。
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) のビット構成を図 20.4-1 に示
します。
図 20.4-1 コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) のビット構成
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
予約
R/W
予約
R/W
TRGM1
TRGM0
CSL2
CSL1
CSL0
GATE
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
OUTL
RELD
INTE
UF
CNTE
TRG
−
X
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
初期値
bit
属性
初期値
−
X
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit15, bit14]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit13, bit12]:TRGM1, TRGM0 ( 入力端子動作選択ビット )
16 ビットリロードタイマの TMI0 ∼ TMI2 端子の動作を選択します。16 ビットリロー
ドタイマをインターバルタイマモードで使用している場合と , イベントカウンタモー
ドで使用している場合でこのビットの意味が異なります。
•
インターバルタイマモードの場合 (CSL2 ∼ CSL0=000 ∼ 101)
-
TMI0 ∼ TMI2 端子にトリガ入力機能を選択 (GATE =0)
有効エッジを選択します。
TMI0 ∼ TMI2 端子から入力される信号に , このビットで設定したエッジが検出
されると , ダウンカウンタがカウントダウンを開始します。
-
TMI0 ∼ TMI2 端子にゲート機能を選択 (GATE =1)
有効レベルを選択します。
TMI0 ∼ TMI2 端子からこのビットで設定したレベルの信号が入力されている間
のみダウンカウンタがカウントダウンします。
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379
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.4
TRGM1
MB91625 シリーズ
TRGM0
トリガ入力選択時 *
(GATE =0)
ゲート機能選択時
(GATE =1)
0
0
エッジ検出禁止
"L" レベル
0
1
立上りエッジ
"H" レベル
1
0
立下りエッジ
"L" レベル
1
1
両エッジ
"H" レベル
* : TRG ビットに "1" を書き込んだ場合は , このビットの設定にかかわらず , ダウンカ
ウンタがカウントダウンを開始します。
•
イベントカウンタモードの場合 (CSL2 ∼ CSL0=110, 111)
有効エッジを選択します。
TMI0 ∼ TMI2 端子から入力される信号に , このビットで設定したエッジが検出され
ると , ダウンカウンタがカウントダウンします。
TRGM1
TRGM0
説明
0
0
設定禁止
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
< 注意事項 >
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き換え
てください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値にかか
わらず書き換えられます。
[bit11 ∼ bit9]:CSL2 ∼ CSL0 ( カウントソース選択ビット )
16 ビットリロードタイマのタイマモードを選択します。インターバルタイマモード時
は周辺クロック (PCLK) の分周比を , イベントカウンタモード時は , カスケードモード
で使用するか外部クロックを使用するかも選択します。
CSL2
CSL1
CSL0
説明
0
0
0
0
0
1
イ ン タ ー バ ル 周辺クロック (PCLK) の 2 分周 (=21)
タイマモード
周辺クロック (PCLK) の 4 分周 (=22)
0
1
0
周辺クロック (PCLK) の 8 分周 (=23)
0
1
1
周辺クロック (PCLK) の 16 分周 (=24)
1
0
0
周辺クロック (PCLK) の 32 分周 (=25)
1
0
1
周辺クロック (PCLK) の 64 分周 (=26)
1
1
0
1
1
1
イ ベ ン ト カ ウ カスケードモード *
ンタモード
外部クロック
* : カスケードモードを選択した場合の動作については , 「20.6.3 カスケードモード時
の動作」を参照してください。
380
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CM71-10151-2
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
•
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き
換えてください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値に
かかわらず書き換えられます。
•
2チャネルの16ビットリロードタイマをカスケード接続して使用する場合は, このビッ
トの設定を次のようにしてください。
- 小さい番号のチャネル:インターバルタイマモードまたは外部クロックを選択
- 大きい番号のチャネル:カスケードモードを設定
•
このビットでイベントカウンタモードを設定した場合は , GATE ビットの設定は無視
されます。
[bit8]:GATE ( ゲート入力許可ビット )
タイマモードをインターバルタイマモードに設定したときに TMI0 ∼ TMI2 端子に割り
当てる機能を選択します。
•
トリガ入力機能:TMI0∼TMI2端子から有効エッジが入力されると, カウントダウン
を開始します。
•
ゲート機能:TMI0∼TMI2端子から有効レベルが入力されている間だけ, カウントダ
ウンします。
書込み値
説明
0
トリガ入力機能
1
ゲート機能
< 注意事項 >
•
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き
換えてください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値に
かかわらず書き換えられます。
•
CSL2 ∼ CSL0 ビットでイベントカウンタモードを選択 (CSL2 ∼ CSL0=110/111) した
場合は , このビットの設定は無視されます。
[bit7, bit6]:未定義ビット
CM71-10151-2
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
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381
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.4
MB91625 シリーズ
[bit5]:OUTL ( 出力極性指定ビット )
16 ビットリロードタイマ起動時に , TMO0 ∼ TMO2 端子から出力する信号レベルを指
定します。
書込み値
説明
0
通常極性 ("L" レベル )
1
反転極性 ("H" レベル )
< 注意事項 >
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き換え
てください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値にかか
わらず書き換えられます。
[bit4]:RELD ( リロード動作許可ビット )
16 ビットリロードタイマの動作モードを次のいずれかから選択します。
•
ワンショットモード
ダウンカウンタがアンダフローすると , 次に起動トリガが入力されるまでカウント
動作を停止するモードです。
•
リロードモード
ダウンカウンタがアンダフローすると , 16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をダウンカウンタにリロードしてカウント動作を続
けるモードです。
書込み値
説明
0
ワンショットモード
1
リロードモード
< 注意事項 >
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き換え
てください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値にかか
わらず書き換えられます。
[bit3]:INTE ( 割込み要求許可ビット )
ダウンカウンタがアンダフローしたとき (UFビット=1) に, アンダフロー割込み要求を
発生させるかどうかを設定します。
書込み値
382
説明
0
アンダフロー割込み要求の発生を禁止します。
1
アンダフロー割込み要求の発生を許可します。
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.4
MB91625 シリーズ
[bit2]:UF ( アンダフロー割込み要求フラグビット )
ダウンカウンタがアンダフローしたことを示します。
このビットが "1" のときに INTE ビットに "1" が設定されていると , アンダフロー割込
み要求が発生します。
UF
読出し時
書込み時
0
ダウンカウンタはアンダフローしてい このビットを"0"にクリアします。
ません。
1
ダウンカウンタがアンダフローしまし 無視されます。
た。
[bit1]:CNTE ( カウント動作許可ビット )
ダウンカウンタの動作を許可 / 停止します。
書込み値
説明
0
カウント動作を停止します。
1
カウント動作を許可します ( 起動トリガ待ち ) 。
< 注意事項 >
ダウンカウンタの動作中に , このビットに "0" を書き込むとダウンカウンタは停止します。
[bit0]:TRG ( ソフトウェアトリガビット )
16 ビットリロードタイマをソフトウェアで起動します。このビットに "1" を書き込む
と , ダウンカウンタは 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
の値をロードして , カウント動作を開始します。
TRG
書込み時
0
無視されます。
1
16 ビットリロードタイマを起動します。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
•
CNTE ビットが "0" のときにこのビットに "1" を書き込んでも , ダウンカウンタは動作
しません。
•
16ビットリロードタイマの動作が許可 (CNTE=1) されているときに, このビットに"1"
を書き込むと, TRGM1, TRGM0ビットの設定にかかわらずダウンカウンタが動作を開
始します。
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383
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.4
MB91625 シリーズ
16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
20.4.2
ダウンカウンタの初期値を設定するレジスタです。
リロードモード時はアンダフローが発生すると , このレジスタの値がダウンカウンタにリ
ロードされます。
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) のビット構成を図 20.42 に示します。
図 20.4-2 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) のビット構成
bit 15
0
D15 ∼ D0
R/W
属性
X
初期値
R/W:リード / ライト可能
X:不定
このレジスタに設定した値 +1 をカウントダウンし終わると , アンダフローが発生しま
す。また , TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルが反転します。
< 注意事項 >
このレジスタは必ずハーフワードでアクセスしてください。
384
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.4
MB91625 シリーズ
16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2)
20.4.3
このレジスタを読み出すとダウンカウンタの値が読み出せます。
16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2) のビット構成を図 20.4-3 に示します。
図 20.4-3 16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2) のビット構成
bit 15
0
D15 ∼ D0
属性
R
初期値
X
R:リードオンリ
X:不定
< 注意事項 >
このレジスタは必ずハーフワードで読み出してください。
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385
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.5
MB91625 シリーズ
20.5 割込み
ダウンカウンタがアンダフローすると , アンダフロー割込み要求が発生します。
■ 概要
16 ビットリロードタイマで使用できる割込みについて表 20.5-1 に示します。
表 20.5-1 16 ビットリロードタイマの割込み
割込み要求
割込み要求フラグ
アンダフロー割 TMCSR の UF=1
込み要求
割込み要求許可
割込み要求のクリア
TMCSR の INTE=1 TMCSR の UF ビットに "0"
を書き込む
TMCSR : コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
•
•
386
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
MB91625 シリーズ
20.6 動作説明と設定手順例
16 ビットリロードタイマの動作について説明します。また , 各動作状態を設定するための手
順例も示します。
■ 概要
16 ビットリロードタイマは , あらかじめ設定した値からカウントダウンするダウンカ
ウンタです。コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0
ビットでタイマモードを次の中から選択できます。
•
インターバルタイマモード (CSL2 ∼ CSL0=000 ∼ 101)
周辺クロック (PCLK) を分周したカウント用クロックで動作します。
•
イベントカウンタモード (CSL2 ∼ CSL0=110, 111)
TMI0 ∼ TMI2 端子から有効エッジが入力されるたびにカウントするモードです。
また , ch.0 の出力を ch.1 で ch.1 の出力を ch.2 でカウントするカスケードモードも使
用できます。
■ TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルの設定方法
TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルはコントロールステータスレジスタ
(TMCSR0 ∼ TMCSR2) の OUTL ビットの設定によって異なります。
● リロードモード時
リロードモード時の TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルを表 20.6-1 に示し
ます。
表 20.6-1 リロードモード時の信号レベル
通常極性 (OUTL=0)
反転極性 (OUTL=1)
16 ビットリロードタイマ起動時
"L" レベル
"H" レベル
その後
アンダフローが発生するたびに信号レベルが反転
● ワンショットモード時
ワンショットモード時の TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルを表 20.6-2 に
示します。
表 20.6-2 ワンショットモード時の信号レベル
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通常極性 (OUTL=0)
反転極性 (OUTL=1)
16 ビットリロードタイマ起動時
"L" レベル
"H" レベル
起動トリガ入力時
"H" レベル
"L" レベル
アンダフロー発生時
"L" レベル
"H" レベル
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387
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
MB91625 シリーズ
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の OUTL ビットと出力波形の
対応を図 20.6-1 に示します。
図 20.6-1 コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の OUTL ビットと
出力波形の対応
モード
OUTL
初期値
起動トリガ
カウント中
アンダフロー
アンダフロー
アンダフロー
0
リロード
1
0
トリガ待ち状態
ワンショット
1
20.6.1
インターバルタイマモード時の動作
16 ビットリロードタイマを内部クロック ( 周辺クロック ) に同期してカウントするインター
バルタイマモードで使用する場合の動作について説明します。
カウント用クロックは , 周辺クロック (PCLK) を分周して生成されます。
■ 設定
16 ビットリロードタイマをインターバルタイマモードで使用する場合に必要な設定に
ついて説明します。
● インターバルタイマモードの設定
16 ビットリロードタイマをインターバルタイマモードで使用する場合は , コントロー
ルステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0 ビットを次のいずれか
に設定し , 周辺クロック (PCLK) の分周比を選択します。
CSL2
388
CSL1
CSL0
タイマモード
周辺クロックの分周比
0
0
0
インターバルタイマモード 2 分周 (=21)
0
0
1
4 分周 (=22)
0
1
0
8 分周 (=23)
0
1
1
16 分周 (=24)
1
0
0
32 分周 (=25)
1
0
1
64 分周 (=26)
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
MB91625 シリーズ
● 動作モードの設定
インターバルタイマモード時, コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2)
の RELD ビットで動作モードを次の中から選択できます。
•
リロードモード (RELD=1)
ダウンカウンタがアンダフローすると , 16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) に設定された値をリロードしてカウント動作を繰り返す
モードです。リロードモードの基本動作を図 20.6-2 に示します。
図 20.6-2 リロードモードの基本動作
TMO0 ∼
TMO2 端子
起動トリガ
TMRLRA の値 + 1
カウンタの値
TMRLRA の値 + 1
アンダフロー
TMRLRA の値
:0000
TMRLRA の値
:0000
TMRLRA の値
カウントダウン
•
ワンショットモード (RELD=0)
ダウンカウンタがアンダフローすると , カウント動作を停止するモードです。ワン
ショットモードの基本動作を図 20.6-3 に示します。
図 20.6-3 ワンショットモードの基本動作
TMO0 ∼ TMO2 端子
起動トリガ
TMRLRA の値 + 1
アンダフロー
カウンタの値
TMRLRA の値
0000
FFFF
カウントダウン
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389
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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● TMI0 ∼ TMI2 端子機能の設定
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の TRGM1, TRGM0 ビットと
GATE ビットで , TMI0 ∼ TMI2 端子の機能を次の中から選択できます。
各ビットの組み合わせを表 20.6-3 に示します。
表 20.6-3 各ビットの組み合わせ
TRGM1,
TRGM0
GATE
端子の機能
00
0
TMI0 ∼ TMI2 端子は機能しません。
01
0
TMI0 ∼ TMI2 端子はトリガ入力機能として動作します。
有効エッジは立上りエッジです。
10
0
TMI0 ∼ TMI2 端子はトリガ入力機能として動作します。
有効エッジは立下りエッジです。
11
0
TMI0 ∼ TMI2 端子はトリガ入力機能として動作します。
有効エッジは両エッジです。
00/10
1
TMI0 ∼ TMI2 端子はゲート入力機能として動作します。
有効レベルは "L" レベルです。
01/11
1
TMI0 ∼ TMI2 端子はゲート入力機能として動作します。
有効レベルは "H" レベルです。
■ パルス幅の計算方法
インターバルタイマモード時に , TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号のパルス幅
の計算方法を説明します。
パルス幅 =T × (L+1)
L
T
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) に設定した値
カウント用クロックの周期
■ アンダフロー周期の計算方法
ダウンカウンタの値が "0000H" のときに , さらにカウントダウンしようとすると , アン
ダフローが発生します。ダウンカウンタがカウントを開始してからアンダフローが発
生するまでの周期は , 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
に設定します。
アンダフロー周期の計算方法を説明します。
T × (L+1)
T
カウント用クロックの周期
L
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) に設定した値
■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = トリガ入力時 )
TMI0 ∼ TMI2 端子をトリガ入力に使用して , アンダフローが発生するたびに 16 ビット
タイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をリロードし , カウントダ
ウンを継続するモードです。
390
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20.6
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このモードで利用する場合は, コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2)
を次の様に設定してください。
•
TRGM1, TRGM0 ビット =01 ∼ 11 のいずれか
•
GATE ビット =0
•
RELD ビット =1
● 起動
次の手順で起動してください。
1. コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CNTE ビットで , 16 ビッ
トリロードタイマの動作を許可 (CNTE=1) する
16 ビットリロードタイマが起動トリガ入力待ち状態になります。
2. 次のいずれかの方法で起動トリガを入力する
-
TMI0 ∼ TMI2 端子からコントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2)
の TRGM1, TRGM0 ビットで設定したエッジを入力する
-
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2) のTRGビットに"1"を書
き込む
プリスケーラがクリアされます。また , 16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値がダウンカウンタにロードされ , カウントが開始さ
れます。
起動動作を図 20.6-4 に示します。
図 20.6-4 起動動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子で起動時 , 有効エッジ = 立上りエッジの場合 )
周辺クロック (PCLK)
CNTE ビット
TMI0 ∼ TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
プリスケーラクリア
プリスケーラクロック
データロード
カウンタの値
TMRLRA の値
-1
-1
-1
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
< 注意事項 >
TMI0 ∼ TMI2 端子から入力する起動トリガのパルス幅は , 2T (T: 周辺クロック (PCLK) の
周期 ) 以上になるようにしてください。
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391
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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● カウント動作
ダウンカウンタがカウント用クロックに同期して , 16 ビットタイマリロードレジスタ
A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値からカウントダウンを開始します。
ダウンカウンタの値が "0000H" からカウントダウンしようとすると , アンダフローが発
生し , 次の動作が行われます。
•
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2) のUFビットが"1"に変わる
•
TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルが反転する
•
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をリロードし ,
カウントダウンを継続する
このように , アンダフローが発生するたびに 16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をリロードし , カウント動作を継続します。
カウント動作を図 20.6-5 に示します。
図 20.6-5 カウント動作 ( ソフトウェアでの起動時 , 出力極性 = 通常極性の場合 )
リロードした
レジスタ
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
アンダフロー
UF ビット
TMO0 ∼
TMO2 端子
CNTE ビット
データロード
TRG ビット
起動トリガ待ち
カウント動作
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
● 割込み処理の動作
ダウンカウンタがアンダフローすると , コントロールステータスレジスタ
(TMCSR0 ∼ TMCSR2) の UF ビットが "1" に変わります。
このとき , コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の INTE ビットが
"1" に設定されていると , アンダフロー割込み要求が発生します。
392
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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アンダフロー割込み要求が発生するタイミングを図 20.6-6 に示します。
図 20.6-6 アンダフロー割込み要求の発生タイミング
カウント用クロック
カウンタの値
0001H
0000H
TMRLRA の値
-1
-1
-1
アンダフロー
UF ビット
アンダフロー
割込み要求
TMRLRA:リロードタイマリロードレジスタ (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の UF ビットに "0" を書き込
むと , アンダフロー割込み要求をクリアできます。
< 注意事項 >
アンダフロー割込み要求をクリアしたと同時にアンダフロー割込み要求が発生した場合
は , クリア動作は無視され , アンダフロー割込み要求が発生したままになります。
● 再トリガ動作
カウント動作中に , 16 ビットリロードタイマの起動トリガを検出すると再トリガが発
生し , 次の動作が行われます。
•
TMI0 ∼ TMI2 端子の信号レベルを初期化
•
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をダウンカウン
タにリロード
CM71-10151-2
•
プリスケーラのクリア
•
カウント動作開始
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393
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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再トリガ発生時の動作を図 20.6-7 に示します。
図 20.6-7 再トリガ発生時の動作
(TMI0 ∼ TMI2 端子で再トリガ時 , 有効エッジ = 立上りエッジの場合 )
カウント用クロック
TMI0 ∼ TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
再トリガ
TRG ビット
トリガ
CNTE ビット
プリスケーラクリア
カウンタの値
TMRLRA リロード
-1
-1
TMRLRA リロード
-1
-1
-1
TMO0 ∼ TMO2 端子
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
< 注意事項 >
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) を書き換えて , リロード値
を変更したと同時に再トリガが発生すると , ダウンカウンタには書き換える前の値がロー
ドされます。
書換え後の値は , 次のリロードタイミングでロードされます。
■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ゲート入力時 )
TMI0 ∼ TMI2 端子をゲート入力に使用して , アンダフローが発生するたびに 16 ビット
タイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をリロードし , カウントダ
ウンを継続するモードです。
このモードで利用する場合は, コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2)
を次の様に設定してください。
394
•
TRGM0 ビット =0/1
•
GATE ビット =1
•
RELD ビット =1
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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● 起動
次の手順で起動してください。
1. コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CNTE ビットで , 16 ビッ
トリロードタイマの動作を許可 (CNTE=1) する
16 ビットリロードタイマが起動トリガ入力待ち状態になります。
2. コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の TRG ビットで起動トリ
ガを入力する (TRG=1)
プリスケーラがクリアされます。また , 16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値がダウンカウンタにロードされ , 16 ビットリロード
タイマは TMI0 ∼ TMI2 端子からの有効入力極性待ち状態になります。
3. TMI0 ∼ TMI2 端子からコントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の
TRGM1, TRGM0 ビットで設定したレベルの信号を入力する
カウントが開始されます。
起動動作を図 20.6-8 に示します。
図 20.6-8 起動動作
周辺クロック (PCLK)
CNTE ビット
TRG ビット
プリスケーラクリア
プリスケーラクロック
データロード
TMI0 ∼ TMI2 端子
カウンタの値
TMRLRA の値
-1
-1
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
< 注意事項 >
TMI0 ∼ TMI2 端子から入力する有効レベルは , 2T (T: 周辺クロック (PCLK) の周期 ) 以上
になるようにしてください。
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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● カウント動作
TMI0 ∼ TMI2 端子から有効レベルの信号が入力されている間だけ , ダウンカウンタが
カウント用クロックに同期して , 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼
TMRLRA2) の値からカウントダウンします。
TMI0 ∼ TMI2 端子から有効レベルが入力されないと , ダウンカウンタは動作を停止し
ます。ダウンカウンタの停止中に有効レベルが入力されると , 停止していた値から再度
カウントを開始します。
以降の動作は , TMI0 ∼ TMI2 端子 = トリガ入力機能時の動作と同様です。「■ リロー
ドモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = トリガ入力時 )」を参照してください。
カウント動作を図 20.6-9 に示します。
図 20.6-9 カウント動作 ( 有効レベル ="H" レベル , 出力極性 = 通常極性の場合 )
リロードした
レジスタ
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA TMRLRA
TMRLRA
アンダフロー
UF ビット
OUTE ビット
TMRLRA+1
カウント
TMO0 ∼
TMO2 端子
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA+1 TMRLRA+1
カウント
カウント
TMRLRA+1
カウント
TMI0 ∼
TMI2 端子
CNTE ビット
データロード
TRG ビット
起動トリガ待ち
有効ゲート入力待ち
カウント動作
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
● 割込み処理の動作
リロードモード時と同様です。「■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ト
リガ入力時 )」を参照してください。
● 再トリガ動作
カウント動作中に , 16 ビットリロードタイマの起動トリガを検出すると再トリガが発
生し , 次の動作が行われます。
•
TMI0 ∼ TMI2 端子の信号レベルを初期化
•
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をダウンカウン
タにリロード
•
396
プリスケーラのクリア
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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その状態で TMI0 ∼ TMI2 端子から有効レベルが入力されると , カウント動作が開始さ
れます。再トリガ時の動作を図 20.6-10 に示します。
図 20.6-10 再トリガ発生時の動作 ( 有効レベル ="H" レベルの場合 )
カウント用クロック
TMI0 ∼ TMI2 端子
CNTE ビット
プリスケーラクリア
カウンタの値
TMRLRA の値
-1
-1
-1
TMRLRAの値
-1
-1
-1
再トリガ
TRG ビット
TMO0 ∼ TMO2 端子
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
■ ワンショットモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = トリガ入力時 )
TMI0 ∼ TMI2 端子をトリガ入力に使用して , アンダフローが発生すると次の起動トリ
ガが入力されるまでカウントを停止するモードです。
このモードで利用する場合は, コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2)
を次の様に設定してください。
•
TRGM1, TRGM0 ビット =01 ∼ 11 のいずれか
•
GATE ビット =0
•
RELD ビット =0
● 起動
リロードモード時と同様です。「■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ト
リガ入力時 )」を参照してください。
ただし , ワンショットモード時は起動トリガを検出したら , TMO0 ∼ TMO2 端子から出
力される信号レベルが反転します。
● カウント動作
ダウンカウンタがカウント用クロックに同期して , 16 ビットタイマリロードレジスタ
A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値からカウントダウンを開始します。
ダウンカウンタの値が "0000H" からカウントダウンしようとすると , アンダフローが発
生し , 次の動作が行われます。
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•
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2) のUFビットが"1"に変わる
•
TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルを初期化する
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397
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
•
MB91625 シリーズ
カウント動作を停止し, 起動トリガ待ち状態になる (ダウンカウンタの値が"FFFFH"
で止まります )
TMI0 ∼ TMI2 端子で起動時のカウント動作を図 20.6-11 に示します。
図 20.6-11 カウント動作 ( 有効エッジ = 立上りエッジ , 出力極性 = 通常極性の場合 )
カウント用クロック
TMI0 ∼ TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
カウンタの値
0001H
0000H
FFFFH
TMRLRA
-1
-1
アンダフロー
UF ビット
TMO0 ∼ TMO2 端子
リロード
起動トリガ待ち
カウント動作
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
アンダフロー発生時の詳細動作を図 20.6-12 に示します。
図 20.6-12 アンダフロー発生時の詳細動作
( 有効エッジ = 立上りエッジ , 出力極性 = 通常極性の場合 )
アンダフロー
TMO0 ∼ TMO2 端子
CNTE ビット
TMI0 ∼ TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
起動トリガ待ち
カウント動作
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
398
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
● 割込み処理の動作
リロードモード時と同様です。「■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ト
リガ入力時 )」を参照してください。
● 再トリガ動作
リロードモード時と同様です。「■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ト
リガ入力時 )」を参照してください。
ただし , ワンショットモード時は再トリガを検出したら , TMO0 ∼ TMO2 端子から出力
される信号レベルが反転します。
■ ワンショットモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ゲート入力時 )
TMI0 ∼ TMI2 端子をゲート入力に使用して , アンダフローが発生すると次の起動トリ
ガが入力されるまでカウントを停止するモードです。
このモードで利用する場合は, コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2)
を次の様に設定してください。
•
TRGM0 ビット =0/1
•
GATE ビット =1
•
RELD ビット =0
● 起動
リロードモード時と同様です。
「■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ゲー
ト入力時 )」を参照してください。
ただし , ワンショットモード時は起動トリガを検出したら , TMO0 ∼ TMO2 端子から出
力される信号レベルが反転します。
● カウント動作
TMI0 ∼ TMI2 端子から有効レベルの信号が入力されている間だけ , ダウンカウンタが
カウント用クロックに同期して , 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼
TMRLRA2) の値からカウントダウンします。
TMI0 ∼ TMI2 端子から有効レベルが入力されなくなると , ダウンカウンタは動作を停
止します。ダウンカウンタの停止中に有効レベルが入力されると , 停止していた値から
再度カウントを開始します。
ダウンカウンタの値が "0000H" からカウントダウンしようとすると , アンダフローが発
生し , 次の動作が行われます。
•
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2) のUFビットが"1"に変わる
•
TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルを初期化する
•
カウント動作を停止し, 起動トリガ待ち状態になる (ダウンカウンタの値が"FFFFH"
で止まります )
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399
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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カウント動作を図 20.6-13 に示します。
図 20.6-13 カウント動作 ( 有効レベル ="H" レベル , 出力極性 = 通常極性の場合 )
アンダフロー
TMO0 ∼ TMO2 端子
CNTE ビット
TMI0 ∼ TMI2 端子
TRG ビット
起動トリガ待ち
有効ゲート入力待ち
カウント動作
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
● 割込み処理の動作
リロードモード時と同様です。「■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ト
リガ入力時 )」を参照してください。
● 再トリガ動作
リロードモード時と同様です。
「■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = ゲー
ト入力時 )」を参照してください。
ただし , ワンショットモード時は再トリガを検出したら , TMO0 ∼ TMO2 端子から出力
される信号レベルが反転します。
20.6.2
イベントカウンタモード時の動作
16 ビットリロードタイマをイベントカウンタとして使用する場合の動作について説明しま
す。この節では , 外部イベントをカウントする場合の動作について説明します。
■ 概要
イベントカウンタモードでは TMI0 ∼ TMI2 端子に入力された外部イベントをカウント
します。TMI0 ∼ TMI2 端子から有効エッジが入力されるたびに , カウントダウンを行
います。
カスケードモードについては ,「20.6.3 カスケードモード時の動作」を参照してくださ
い。
400
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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■ 設定
● イベントカウンタモードの設定
16 ビットリロードタイマをイベントカウンタモードで使用する場合は , コントロール
ステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0 ビットを次の様に設定し
ます。
CSL2
1
CSL1
1
CSL0
1
モード
イベントカウンタモード
カウント用クロック
外部クロック
● 動作モードの設定
イベントカウンタモード時 , コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2)
の RELD ビットで動作モードを次の中から選択できます。
リロードモード (RELD=1)
•
ダウンカウンタがアンダフローすると , 16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) に設定された値をリロードしてカウント動作を繰り返す
モードです。
ワンショットモード (RELD=0)
•
ダウンカウンタがアンダフローすると , カウント動作を停止するモードです。
● 有効エッジの設定
16 ビットリロードタイマは TMI0 ∼ TMI2 端子に有効エッジが入力されるたびに , カウ
ントダウンを行います。
有効エッジはコントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の TRGM1,
TRGM0 ビットで次の中から選択できます。
TRGM1, TRGM0
端子の機能
00
TMI0 ∼ TMI2 端子は機能しません。
01
立上りエッジ
10
立下りエッジ
11
両エッジ
■ リロードモード時の動作
アンダフローが発生するたびに 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼
TMRLRA2) の値をリロードし , カウントダウンを継続するモードです。
このモードで利用する場合は, コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2)
を次の様に設定してください。
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•
TRGM1, TRGM0 ビット =01 ∼ 11 のいずれか
•
RELD ビット =1
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401
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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● 起動
次の手順で起動してください。
1. コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CNTE ビットで , 16 ビッ
トリロードタイマの動作を許可 (CNTE=1) する
16 ビットリロードタイマが起動トリガ入力待ち状態になります。
2. コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の TRG ビットで起動トリ
ガを入力する (TRG=1)
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値がダウンカウン
タにロードされ , 16 ビットリロードタイマは TMI0 ∼ TMI2 端子から出力される信
号の有効エッジ検出待ち状態になります。
3. TMI0 ∼ TMI2 端子からコントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の
TRGM1, TRGM0 ビットで設定した有効エッジを入力する
カウントが開始されます。
● カウント動作
TMI0 ∼ TMI2 端子からの入力信号に有効エッジを検出するたびに , カウントダウンし
ます。
カウントのタイミングを図 20.6-14 ∼図 20.6-16 に示します。
図 20.6-14 カウントタイミング ( 有効エッジ = 立上りエッジ )
周辺クロック (PCLK)
TMI0 ∼ TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
カウンタの値
TMRLRA の値
-1
-1
-1
TRG ビット
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
図 20.6-15 カウントタイミング ( 有効エッジ = 立下りエッジ )
周辺クロック (PCLK)
TMI0 ∼ TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
カウンタの値
TMRLRA の値
-1
-1
-1
TRG ビット
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
402
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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図 20.6-16 カウントタイミング ( 有効エッジ = 両エッジ )
周辺クロック (PCLK)
TMI0 ∼ TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
カウンタの値
-1
TMRLRA の値
-1
-1
-1
-1
-1
TRG ビット
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
ダウンカウンタの値が "0000H" からカウントダウンしようとすると , アンダフローが発
生し , 次の動作が行われます。
•
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2) のUFビットが"1"に変わる
•
TMO0 ∼ TMO2 端子からの出力信号レベルが反転する
•
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をダウンカウン
タにリロード
•
TMI0 ∼ TMI2 端子から有効レベルが入力されると , カウントダウンを継続する。
このように , アンダフローが発生するたびに 16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をリロードし , カウント動作を継続します。
ただし , アンダフロー発生後 , TMI0 ∼ TMI2 端子から入力される信号の有効エッジが
検出されるまではカウントは開始しません。
カウント動作を図 20.6-17 に示します。
図 20.6-17 カウント動作 ( 検出エッジ = 両エッジ , 出力極性 = 通常極性の場合 )
リロードした
レジスタ
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
アンダフロー
UF ビット
OUTE ビット
TMO0 ∼
TMO2 端子
TMI0 ∼
TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
TRG ビット
データロード
カウンタの値
A
-1
A
-1
A
0000H
-1
A
0000H
A
-1
0000H
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
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403
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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● 割込み処理の動作
インターバルタイマモード時と同様です。「20.6.1 インターバルタイマモード時の動
作」の「■ リロードモード時の動作 (TMI0 ∼ TMI2 端子 = トリガ入力時 )」を参照し
てください。
● 再トリガ動作
カウント動作中に , 16 ビットリロードタイマの起動トリガを検出すると再トリガが発
生し , 次の動作が行われます。
•
TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルをコントロールステータスレジスタ
(TMCSR0 ∼ TMCSR2) の OUTL ビットで設定したレベルに初期化
•
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をダウンカウン
タにリロード
その状態で TMI0 ∼ TMI2 端子から有効エッジが入力されると , カウント動作が開始さ
れます。
■ ワンショットモード時の動作
アンダフローが発生すると次の起動トリガが入力されるまでカウントを停止するモー
ドです。
このモードで利用する場合は, コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2)
を次の様に設定してください。
•
TRGM1, TRGM0 ビット =01 ∼ 11 のいずれか
•
RELD ビット =0
● 起動
リロードモード時と同様です。「■ リロードモード時の動作」を参照してください。
● カウント動作
TMI0 ∼ TMI2 端子で有効エッジを検出するたびに , カウントダウンします。
ダウンカウンタの値が "0000H" からカウントダウンしようとすると , アンダフローが発
生し , 次の動作が行われます。
•
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0∼TMCSR2) のUFビットが"1"に変わる
•
TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルを初期化する
•
カウント動作を停止し, 起動トリガ待ち状態になる (ダウンカウンタの値が"FFFFH"
で止まります )
404
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
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カウント動作を図 20.6-18, 図 20.6-19 に示します。
図 20.6-18 カウント動作 ( 検出エッジ = 両エッジの場合 )
アンダフロー
UF ビット
TMO0 ∼
TMO2 端子
(OUTL=0 の時 )
TMO0 ∼
TMO2 端子
(OUTL=1 の時 )
TMI0 ∼
TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子
の有効エッジ
TRG ビット
リロード
カウンタの値
TMRLRA
-1
FFFFH
TMRLRA
FFFFH
-1
0000H
0000H
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
図 20.6-19 カウント動作 ( 検出エッジ = 立上りエッジの場合 )
周辺クロック
(PCLK)
TMI0 ∼ TMI2 端子
TMI0 ∼ TMI2 端子の
有効エッジ
カウンタの値
0001H
0000H
FFFFH
TMRLRA
-1
-1
アンダフロー
UF ビット
TRG ビット
起動トリガ待ち
データロード
TMRLRA:16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
● 割込み処理の動作
リロードモード時と同様です。「■ リロードモード時の動作」を参照してください。
● 再トリガ動作
リロードモード時と同様です。「■ リロードモード時の動作」を参照してください。
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405
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
20.6.3
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カスケードモード時の動作
カスケードモードを使用すると , 16 ビットリロードタイマの ch.0 からの出力を ch.1 で , ch.1
からの出力を ch.2 でカウントできます。カスケードモード時の動作を説明します。
■ 動作
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0 ビットでカ
スケードモードを選択 (CSL2 ∼ CSL0=110) すると , 次のような動作になります。
•
ch.1 をカスケードモードで接続した場合
ch.0 からの出力をカウントします。ch.1 をカスケードモードで使用した場合の入出
力を図 20.6-20 に示します。
図 20.6-20 ch.1 をカスケードモードで使用した場合の入出力
TMI0 端子
ch.0
TMO0 端子
TMI1 端子
ch.1
TMO1 端子
•
ch.2 をカスケードモードで接続した場合
ch.1 からの出力をカウントします。ch.2 をカスケードモードで使用した場合の入出
力を図 20.6-21 に示します。
図 20.6-21 ch.2 をカスケードモードで使用した場合の入出力
TMI1 端子
ch.1
TMO1 端子
TMI2 端子
ch.2
TMO2 端子
406
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第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.6
< 注意事項 >
カスケードモードを使用する場合は , コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼
TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0 ビットでタイマモードを次のように設定してください。
•
若い番号のチャネル
インターバルタイマモードまたは外部クロックを選択 (CSL2 ∼ CSL0=110 以外 )
•
大きい番号のチャネル
カスケードモードを設定 (CSL2 ∼ CSL0=110)
■ アンダフロー周期
ch.1 および ch.2 のアンダフロー周期の計算式を説明します。
•
ch.1 をカスケードモードで接続した場合
T × (TMRLRA0 の値 +1) × (TMRLRA1 の値 +1)
T:ch.0 のカウント用クロックの周期
TMRLRA0:16 ビットタイマリロードレジスタ A0 (TMRLRA0)
TMRLRA1:16 ビットタイマリロードレジスタ A1 (TMRLRA1)
•
ch.2 をカスケードモードで接続した場合
T × (TMRLRA1 の値 +1) × (TMRLRA2 の値 +1)
T:ch.1 のカウント用クロックの周期
TMRLRA1:16 ビットタイマリロードレジスタ A1 (TMRLRA1)
TMRLRA2:16 ビットタイマリロードレジスタ A2 (TMRLRA2)
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407
第 20 章 16 ビットリロードタイマ
20.7
MB91625 シリーズ
20.7 使用上の注意
16 ビットリロードタイマを使用する際は , 次の点に注意してください。
■ 割込みに関する注意
•
アンダフロー割込み要求フラグのクリアと, アンダフロー割込み要求フラグが"1"に
変わるタイミングが重なった場合は , アンダフロー割込み要求フラグのクリア動作
は無視され , アンダフロー割込み要求フラグは "1" のままになります。
■ 同時起動の場合の動作
16 ビットリロードタイマの動作を決定するイベントが同時に発生した場合 , 動作状態
を決定する優先順位は次のとおりです。
1. レジスタの読込み
2. トリガ入力
3. アンダフロー
4. カウント用クロック入力
408
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第 21 章 ベースタイマ
入出力選択機能
ベースタイマの入出力選択機能について説明しま
す。
21.1 概要
21.2 構成
21.3 端子
21.4 レジスタ
21.5 入出力モード
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409
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.1
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21.1 概要
ベースタイマ入出力選択機能は, 入出力モードを設定することにより, ベースタイマへの信号
( 外部クロック / 外部起動トリガ / 波形 ) の入出力方法を決める機能です。
また, ベースタイマはタイマ機能を切り換えることで, チャネルごとに次のいずれかのタイマ
として使用します。
• 16 ビット PWM タイマ
• 16 ビット PPG タイマ
• 16/32 ビットリロードタイマ
• 16/32 ビット PWC タイマ
ベースタイマは , 必ず本章と使用するタイマ機能の章両方を一読の上 , 使用してください。
■ 概要
2 チャネルごとに入出力モードを次の 9 種類の中から選択できます。
•
入出力モード 0:16 ビットタイマ標準モード
ベースタイマを 1 チャネルごとに個別に動作させるモードです。
•
入出力モード 1:タイマフルモード
ベースタイマの偶数チャネルの信号を個別に外部端子に割り当てて動作させる
モードです。
•
入出力モード 2:外部トリガ共有モード
2 チャネルのベースタイマに対して同時に外部起動トリガを入力できるモードで
す。このモードを利用すると , 2 チャネルのベースタイマを同時に起動できます。
•
入出力モード 3 :他チャネルトリガ共有モード
他のチャネルからの外部信号を外部起動トリガにして , 起動するモードです。
このモードは ch.0 および ch.1 には設定できません。
•
入出力モード 4 :タイマ起動 / 停止モード
偶数チャネルで奇数チャネルの起動 / 停止を制御するモードです。奇数チャネルは ,
偶数チャネルからの出力信号の立上りエッジで起動し , 立下りエッジで停止しま
す。
•
入出力モード 5:同時ソフト起動モード
ソフトウェアで複数のチャネルを同時に起動するモードです。
•
入出力モード 6:ソフト起動タイマ起動 / 停止モード
偶数チャネルで奇数チャネルの起動 / 停止を制御するモードです。偶数チャネルは
ソフトウェアで起動します。奇数チャネルは , 偶数チャネルからの出力信号の立上
りエッジで起動し , 立下りエッジで停止します。
•
入出力モード 7:タイマ起動モード
偶数チャネルで奇数チャネルの起動を制御するモードです。奇数チャネルは , 偶数
チャネルからの出力信号の立上りエッジで起動します。
410
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•
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.1
入出力モード 8 :他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード
ほかのチャネルからの外部信号を外部起動トリガにして , 起動するモードです。
このモードは ch.0 および ch.1 には設定できません。
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411
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.2
MB91625 シリーズ
21.2 構成
ベースタイマ入出力選択機能は次のブロックで構成されています。
■ ベースタイマ入出力選択機能のブロックダイヤグラム
ベースタイマ入出力選択機能のブロックダイヤグラムを図 21.2-1 に示します。
図 21.2-1 ベースタイマ入出力選択機能のブロックダイヤグラム
レジスタ部
TIOB15
ベースタイマ
ch.15
TIOA15
TIOB3
ベースタイマ
ch.3
周
辺
バ
ス
入出力
選択部
ベースタイマ
ch.2
TIOA3
TIOB2
TIOA2
TIOB1
ベースタイマ
ch.1
TIOA1
ベースタイマ
ch.0
TIOB0
TIOA0
•
入出力選択部
ベースタイマの入出力モードをチャネルごとに選択する回路です。
•
ベースタイマ (ch.0 ∼ ch.15)
ベースタイマの ch.0 ∼ ch.15 です。
412
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第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.3
21.3 端子
ベースタイマ入出力選択機能で入出力モードを設定する端子について説明します。
■ 概要
ベースタイマには , チャネルごとに 2 種類の外部端子と 5 種類の内部信号があります。
外部端子と内部信号を接続することで, ベースタイマへ接続先に対応した信号 ( 外部ク
ロック (ECK 信号 ) / 外部起動トリガ (TGIN 信号 ) / 波形 (TIN 信号 ) ) を入出力します。
外部端子と内部信号は , ベースタイマの入出力モードを設定することで接続されます。
使用する端子と入出力する信号は入出力モードによって異なります。
● 外部端子
•
TIOA0 ∼ TIOA15 端子
ベースタイマの波形 (TOUT 信号 ) を出力する , あるいは , 外部起動トリガ (TGIN 信
号 ) を入力する端子です。
この端子は兼用端子です。ベースタイマの TIOA0 ∼ TIOA15 端子として使用するに
は「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
TIOB0 ∼ TIOB15 端子
外部起動トリガ (TGIN 信号 ) / 外部クロック (ECK 信号 ) / 他チャネルの波形 (TIN 信
号 ) を入力する端子です。
この端子は兼用端子です。ベースタイマの TIOB0 ∼ TIOB15 端子として使用するに
は「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
● 内部信号
上記の外部端子と接続する , あるいは , ほかのチャネルからの出力信号を入力すること
でベースタイマへ信号を入出力します。
•
TOUT 信号
ベースタイマの出力波形です。(16/32 ビット PWC タイマでは使用しません。)
•
ECK 信号
ベースタイマの外部クロックです。(16/32 ビット PWC タイマでは使用しません。)
カウント用クロックに外部クロックを選択した場合に入力します。
•
TGIN 信号
ベースタイマの外部起動トリガです。(16/32ビットPWCタイマでは使用しません。
)
外部起動トリガの有効エッジを選択すると , この信号のエッジを検出してベースタ
イマが起動します。
•
TIN 信号
測定する波形です。(16/32 ビット PWC タイマでのみ使用します。)
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413
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.3
•
MB91625 シリーズ
DTRG 信号
ベースタイマは , この信号の立下りエッジで動作を停止します。
•
COUT 信号
他のチャネルへの出力信号です。
•
CIN 信号
他のチャネルから入力される信号です。
● 外部端子と内部信号の接続
外部端子と内部信号は , ベースタイマの入出力モードを設定することで接続されます。
入出力モードと端子接続の対応を表 21.3-1 に示します。
表 21.3-1 入出力モードと端子接続の対応
TIOAn
入出力
モード ( 偶数チャネル )
接続先 入出力
TIOBn
( 偶数チャネル )
接続先
TIOAn+1
( 奇数チャネル )
入出力 接続先 入出力
接続先
入出力
c h . n + 1 出力
ch.n+1 の
入力
のTOUT
ECK/TGIN/
TIN
0
ch.n の
TOUT
出力
ch.n の
入力
ECK/TGIN/
TIN
1
ch.n の
TOUT
出力
ch.n の
ECK
2
ch.n の
TOUT
出力
ch.n/ch.n+1 入力
の ECK/
TGIN/TIN*1
c h . n + 1 出力
のTOUT
3
ch.n の
TOUT
出力
使用しない
c h . n + 1 出力
のTOUT
4
ch.n の
TOUT
出力
ch.n の
入力
ECK/TGIN/
TIN
c h . n + 1 出力
のTOUT
5
ch.n の
TOUT
出力
使用しない
c h . n + 1 出力
のTOUT
6
ch.n の
TOUT
出力
7
ch.n の
TOUT
出力
ch.n の
入力
ECK/TGIN/
TIN
c h . n + 1 出力
のTOUT
8
ch.n の
TOUT
出力
使用しない
c h . n + 1 出力
のTOUT
ch.n
TIOBn+1
( 奇数チャネル )
入力
ch.n の
TGIN
入力
ch.n の TIN 入力
使用しない
c h . n + 1 出力
のTOUT
: 偶数チャネル
ch.n+1: 奇数チャネル
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
*1
414
: 周辺クロック (PCLK) で同期化
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
21.4 レジスタ
ベースタイマ入出力選択機能で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ ベースタイマ入出力選択機能のレジスタ一覧
ベースタイマ入出力選択機能のレジスタ一覧を表 21.4-1 に示します。
表 21.4-1 ベースタイマ入出力選択機能のレジスタ一覧
チャネル
CM71-10151-2
共通
レジスタ略称
BTSSSR
レジスタ名
同時ソフト起動レジスタ
参照先
21.4.5
0 ∼ 3 共通
BTSEL0123
入出力選択レジスタ 0123
21.4.1
4 ∼ 7 共通
BTSEL4567
入出力選択レジスタ 4567
21.4.2
8 ∼ 11 共通
BTSEL89AB
入出力選択レジスタ 89AB
21.4.3
12 ∼ 15 共通
BTSELCDEF
入出力選択レジスタ CDEF
21.4.4
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
415
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123)
21.4.1
ベースタイマの ch.0 ∼ ch.3 の入出力モードを設定するレジスタです。
入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) のビット構成を図 21.4-1 に示します。
図 21.4-1 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
SEL23_3 SEL23_2 SEL23_1 SEL23_0 SEL01_3 SEL01_2 SEL01_1 SEL01_0
属性
初期値
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の FMD2 ∼ FMD0 ビッ
トで , ベースタイマをリセットモードに設定 (FMD2 ∼ FMD0=000) してから書き換えて
ください。
[bit7 ∼ bit4]:SEL23_3 ∼ SEL23_0 (ch.2/ch.3 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.2 および ch.3 の入出力モードを設定するビットです。
SEL23_3 SEL23_2 SEL23_1 SEL23_0
416
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
入出力モード 3
( 他チャネルトリガ共有モード )
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停
止モード )
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
[bit3 ∼ bit0]:SEL01_3 ∼ SEL01_0 (ch.0/ch.1 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.0 および ch.1 の入出力モードを設定するビットです。
ch.0 および ch.1 は , ベースタイマの最下位のチャネルになり , 下位側のチャネルの信号
を利用するモードは使用できません。そのため , 次のモードは設定禁止です。
•
入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード )
•
入出力モード 8 ( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード )
SEL01_3 SEL01_2 SEL01_1 SEL01_0
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
設定禁止
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
設定禁止
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
CM71-10151-2
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417
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
入出力選択レジスタ 4567 (BTSEL4567)
21.4.2
ベースタイマの ch.4 ∼ ch.7 の入出力モードを設定するレジスタです。
入出力選択レジスタ 4567 (BTSEL4567) のビット構成を図 21.4-2 に示します。
図 21.4-2 入出力選択レジスタ 4567 (BTSEL4567) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
SEL67_3 SEL67_2 SEL67_1 SEL67_0 SEL45_3 SEL45_2 SEL45_1 SEL45_0
属性
初期値
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の FMD2 ∼ FMD0 ビッ
トで , ベースタイマをリセットモードに設定 (FMD2 ∼ FMD0=000) してから書き換えて
ください。
[bit7 ∼ bit4]:SEL67_3 ∼ SEL67_0 (ch.6/ch.7 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.6 および ch.7 の入出力モードを設定するビットです。
SEL67_3 SEL67_2 SEL67_1 SEL67_0
418
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
入出力モード 3
( 他チャネルトリガ共有モード )
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停
止モード )
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
[bit3 ∼ bit0]:SEL45_3 ∼ SEL45_0 (ch.4/ch.5 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.4 および ch.5 の入出力モードを設定するビットです。
SEL45_3 SEL45_2 SEL45_1 SEL45_0
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
入出力モード 3
( 他チャネルトリガ共有モード )
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停
止モード )
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
CM71-10151-2
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419
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
入出力選択レジスタ 89AB (BTSEL89AB)
21.4.3
ベースタイマの ch.8 ∼ ch.11 の入出力モードを設定するレジスタです。
入出力選択レジスタ 89AB (BTSEL89AB) のビット構成を図 21.4-3 に示します。
図 21.4-3 入出力選択レジスタ 89AB (BTSEL89AB) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
SELAB_3 SELAB_2 SELAB_1 SELAB_0 SEL89_3 SEL89_2 SEL89_1 SEL89_0
属性
初期値
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の FMD2 ∼ FMD0 ビッ
トで , ベースタイマをリセットモードに設定 (FMD2 ∼ FMD0=000) してから書き換えて
ください。
[bit7 ∼ bit4]:SELAB_3 ∼ SELAB_0 (ch.10/ch.11 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.10 および ch.11 の入出力モードを設定するビットです。
SELAB_3 SELAB_2 SELAB_1 SELAB_0
420
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
入出力モード 3
( 他チャネルトリガ共有モード )
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停
止モード )
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
[bit3 ∼ bit0]:SEL89_3 ∼ SEL89_0 (ch.8/ch.9 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.8 および ch.9 の入出力モードを設定するビットです。
SEL89_3 SEL89_2 SEL89_1 SEL89_0
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
入出力モード 3
( 他チャネルトリガ共有モード )
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停
止モード )
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
421
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
入出力選択レジスタ CDEF (BTSELCDEF)
21.4.4
ベースタイマの ch.12 ∼ ch.15 の入出力モードを設定するレジスタです。
入出力選択レジスタ CDEF (BTSELCDEF) のビット構成を図 21.4-4 に示します。
図 21.4-4 入出力選択レジスタ CDEF (BTSELCDEF) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
SELEF_3
SELEF_2
SELEF_1
SELEF_0
SELCD_3
SELCD_2
SELCD_1
SELCD_0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の FMD2 ∼ FMD0 ビッ
トで , ベースタイマをリセットモードに設定 (FMD2 ∼ FMD0=000) してから書き換えて
ください。
[bit7 ∼ bit4]:SELEF_3 ∼ SELEF_0 (ch.14/ch.15 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.14 および ch.15 の入出力モードを設定するビットです。
SELEF_3 SELEF_2 SELEF_1 SELEF_0
422
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
入出力モード 3
( 他チャネルトリガ共有モード )
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停
止モード )
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
[bit3 ∼ bit0]:SELCD_3 ∼ SELCD_0 (ch.12/ch.13 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.12 および ch.13 の入出力モードを設定するビットです。
SELCD_3 SELCD_2 SELCD_1 SELCD_0
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
入出力モード 3
( 他チャネルトリガ共有モード )
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停
止モード )
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
CM71-10151-2
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423
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR)
21.4.5
ベースタイマをソフトウェアで同時に起動するレジスタです。
"1" を書き込んだビットに対応する , 複数のチャネルを最大 16 チャネルまで同時に起動でき
ます。
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) のビット構成を図 21.4-5 に示します。
図 21.4-5 同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
SSSR15
SSSR14
SSSR13
SSSR12
SSSR11
SSSR10
SSSR9
SSSR8
属性
W
W
W
W
W
W
W
W
初期値
X
X
X
X
X
X
X
X
7
6
5
4
3
2
1
0
SSSR7
SSSR6
SSSR5
SSSR4
SSSR3
SSSR2
SSSR1
SSSR0
属性
W
W
W
W
W
W
W
W
初期値
X
X
X
X
X
X
X
X
bit
W:ライトオンリ
X:不定
< 注意事項 >
•
次のモード以外に設定しているときに , 本レジスタに書込みを行わないでください。
- 入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード )
- 入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) ( 偶数チャネルのみ )
•
このレジスタを利用して起動するチャネルは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビ ッ ト で ト リ ガ 入 力 エ ッ ジ を 立 上 り エ ッ ジ (EGS1,
EGS0=01) に設定してください。
[bit15]:SSSR15 (ch.15 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.15 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.15 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ CDEF (BTSELCDEF) の SELEF_3 ∼ SELEF_0 ビットで入出力
モードが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SELEF_3 ∼ SELEF_0=0101) されてい
る場合のみ
424
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CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
[bit14]:SSSR14 (ch.14 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.14 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.14 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ CDEF (BTSELCDEF) の SELEF_3 ∼ SELEF_0 ビットで入出力
モードが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SELEF_3 ∼ SELEF_0=0101)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SELEF_3 ∼ SELEF_0=0110)
[bit13]:SSSR13 (ch.13 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.13 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.13 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ CDEF (BTSELCDEF) の SELCD_3 ∼ SELCD_0 ビットで入出力
モードが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SELCD_3 ∼ SELCD_0=0101) されて
いる場合のみ
[bit12]:SSSR12 (ch.12 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.12 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.12 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ CDEF (BTSELCDEF) の SELCD_3 ∼ SELCD_0 ビットで入出力
モードが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SELCD_3 ∼ SELCD_0=0101)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SELCD_3 ∼ SELCD_0=0110)
[bit11]:SSSR11 (ch.11 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.11 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.11 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 89AB (BTSEL89AB) の SELAB_3 ∼ SELAB_0 ビットで入出力
モードが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SELAB_3 ∼ SELAB_0=0101) されて
いる場合のみ
CM71-10151-2
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425
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
[bit10]:SSSR10 (ch.10 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.10 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.10 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 89AB (BTSEL89AB) の SELAB_3 ∼ SELAB_0 ビットで入出力
モードが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SELAB_3 ∼ SELAB_0=0101)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SELAB_3 ∼ SELAB_0=0110)
[bit9]:SSSR9 (ch.9 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.9 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.9 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 89AB (BTSEL89AB) の SEL89_3 ∼ SEL89_0 ビットで入出力モー
ドが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SEL89_3 ∼ SEL89_0=0101) されている場
合のみ
[bit8]:SSSR8 (ch.8 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.8 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.8 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 89AB (BTSEL89AB) の SEL89_3 ∼ SEL89_0 ビットで入出力モー
ドが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SEL89_3 ∼ SEL89_0=0101)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SEL89_3 ∼ SEL89_0=0110)
[bit7]:SSSR7 (ch.7 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.7 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.7 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 4567 (BTSEL4567) の SEL67_3 ∼ SEL67_0 ビットで入出力モー
ドが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SEL67_3 ∼ SEL67_0=0101) されている場
合のみ
426
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CM71-10151-2
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第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
[bit6]:SSSR6 (ch.6 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.6 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.6 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 4567 (BTSEL4567) の SEL67_3 ∼ SEL67_0 ビットで入出力モー
ドが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SEL67_3 ∼ SEL67_0=0101)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SEL67_3 ∼ SEL67_0=0110)
[bit5]:SSSR5 (ch.5 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.5 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.5 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 4567 (BTSEL4567) の SEL45_3 ∼ SEL45_0 ビットで入出力モー
ドが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SEL45_3 ∼ SEL45_0=0101) されている場
合のみ
[bit4]:SSSR4 (ch.4 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.4 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.4 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 4567 (BTSEL4567) の SEL45_3 ∼ SEL45_0 ビットで入出力モー
ドが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SEL45_3 ∼ SEL45_0=0101)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SEL45_3 ∼ SEL45_0=0110)
[bit3]:SSSR3 (ch.3 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.3 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.3 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) の SEL23_3 ∼ SEL23_0 ビットで入出力モー
ドが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SEL23_3 ∼ SEL23_0=0101) されている場
合のみ
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427
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.4
MB91625 シリーズ
[bit2]:SSSR2 (ch.2 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.2 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.2 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) の SEL23_3 ∼ SEL23_0 ビットで入出力モー
ドが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SEL23_3 ∼ SEL23_0=0101)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SEL23_3 ∼ SEL23_0=0110)
[bit1]:SSSR1 (ch.1 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.1 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.1 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) の SEL01_3 ∼ SEL01_0 ビットで入出力モー
ドが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SEL01_3 ∼ SEL01_0=0101) されている場
合のみ
[bit0]:SSSR0 (ch.0 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.0 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.0 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) の SEL01_3 ∼ SEL01_0 ビットで入出力モー
ドが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SEL01_3 ∼ SEL01_0)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SEL01_3 ∼ SEL01_0)
428
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第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
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21.5 入出力モード
入出力選択レジスタ (BTSEL0123 ∼ BTSELCDEF) で設定した入出力モードによって , 外部
端子の働きやベースタイマの起動 / 停止タイミングなどが異なります。
入出力モード 0 (16 ビットタイマ標準モード )
21.5.1
ベースタイマの各チャネルを個別に利用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-1 に示します。
表 21.5-1 使用する外部端子
偶数チャネル
奇数チャネル
入力端子
1本
1本
出力端子
1本
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 21.5-2 に示します。
表 21.5-2 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
TIOA0 ∼ TIOA15
TIOB0 ∼ TIOB15
入出力
接続先 ( 内部信号 )
TOUT
出力
入力
ECK/TGIN/TIN
入出力信号
ベースタイマの波形を出力
*
入力した信号を次のいずれか
として使用
・外部クロック (ECK 信号 )
・外部起動トリガ (TGIN 信号 )
・測定する波形 (TIN 信号 )
* : 入力信号の使用方法 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) は , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の設定によって異なります。
入出力モード 0 (16 ビットタイマ標準モード ) のブロックダイヤグラムを ch.0 を例に
とって図 21.5-1 に示します。
図 21.5-1 入出力モード 0 (16 ビットタイマ標準モード ) のブロックダイヤグラム
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
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ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
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TIOAn+1
TIOAn
429
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 0 の接続を表 21.5-3 に示します。
表 21.5-3 入出力モード 0 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
TIOAn 端子から出力
TIOBn 端子からの入力信号
TIN/TGIN/ECK として ch.n に入力
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
TIOBn+1 端子からの入力信号
TIN/TGIN/ECK として ch.n+1 に入力
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
21.5.2
入出力モード 1 ( タイマフルモード )
偶数チャネルの信号をすべて外部端子に個別に割り当てて使用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-4 に示します。
表 21.5-4 使用する外部端子
偶数チャネル
入力端子
3本
出力端子
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 21.5-5 に示します。
表 21.5-5 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT 偶数チャネルの波形を出力
TIOBn
入力
偶数チャネルの ECK
偶数チャネルに外部クロック (ECK 信
号 ) を入力
TIOAn+1
入力
偶数チャネルの TGIN
偶数チャネルに外部起動トリガ (TGIN
信号 ) を入力
TIOBn+1
入力
偶数チャネルの TIN
偶数チャネルに測定する波形 (TIN 信
号 ) を入力
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
430
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第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
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入出力モード 1 ( タイマフルモード ) のブロックダイヤグラムを図 21.5-2 に示します。
図 21.5-2 入出力モード 1 ( タイマフルモード ) のブロックダイヤグラム例
TIOBn+1
ベースタイマ
ch.n+1
TIOAn+1
(32 ビットモード動作時 )
ベースタイマ
ch.n
TIOBn
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOAn
入出力モード 1 の接続を表 21.5-6 に示します。
表 21.5-6 入出力モード 1 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号
TIOAn 端子から出力
TIOBn 端子からの入力信号
ECK 信号として ch.n に入力
TIOAn+1 端子からの入力信号
TGIN 信号として ch.n に入力
TIOBn+1 端子からの入力信号
TIN 信号として ch.n に入力
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
< 注意事項 >
このモードに設定した場合は , ポート機能レジスタ (PFR) で奇数チャネルに対応する
TIOAn 端子 (TIOA1, TIOA3, TIOA5,•••TIOA15) をポート入力モードに設定してください。
端子の設定については , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
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431
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
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入出力モード 2 ( 外部トリガ共有モード )
21.5.3
ベースタイマの入力信号 (ECK/TGIN/TIN) を 2 チャネルで共有するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-7 に示します。
表 21.5-7 使用する外部端子
偶数チャネル
奇数チャネル
入力端子
1 本 (2 チャネルで共有 )
出力端子
1本
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 21.5-8 に示します。
表 21.5-8 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT 偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT 奇数チャネルの波形を出力
TIOBn
入力
偶数 / 奇数チャネルの 偶数 / 奇数両方のチャネルに入力 ( 周辺
クロック (PCLK) で同期化 ) し , 次のい
ECK/TGIN/TIN*
ずれかとして使用
・外部クロック (ECK 信号 )
・外部起動トリガ (TGIN 信号 )
・測定する波形 (TIN 信号 )
TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
* : 入力信号の使用方法 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) は , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の設定によって異なります。
入出力モード 2 ( 外部トリガ共有モード ) のブロックダイヤグラムを図 21.5-3 に示しま
す。
図 21.5-3 入出力モード 2 ( 外部トリガ共有モード ) のブロックダイヤグラム
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
432
ECK
TGIN
TIN
TOUT
COUT
ECK
TGIN
TIN
TOUT
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TIOBn+1
TIOAn+1
TIOBn
TIOAn
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第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 2 の接続を表 21.5-9 に示します。
表 21.5-9 入出力モード 2 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号
備考
TIOAn 端子から出力
TIOBn 端子からの入 ・ TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n と 周辺クロック (PCLK) で
同期化
力信号
ch.n+1 に入力
・ COUT 信号として他のチャネルに
出力
ch.n+1 の TOUT 信号 TIOAn+1 端子から出力
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
< 注意事項 >
このモードに設定したチャネルの上位 2 チャネル (n+2, n+3) を入出力モード 3 ( 他チャネ
ルトリガ共有モード ) に設定すると , 4 チャネル同時に入力信号 (ECK/TGIN/TIN) を入力
できます。
( 例:ch.0 と ch.1 をこのモードに設定し , ch.2 と ch.3 を入出力モード 3 に設定すると
ch.0 ∼ ch.3 の 4 チャネル同時に入力信号 (ECK/TGIN/TIN) を入力できます。)
21.5.4
入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード )
2 チャネル下位側のチャネルの COUT 信号を CIN 信号として入力し , ECK/TGIN/TIN 信号と
して使用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-10 に示します。
表 21.5-10 使用する外部端子
偶数チャネル
入力端子
使用しない
出力端子
1本
奇数チャネル
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 21.5-11 に示します。
表 21.5-11 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
−
使用しない
TIOBn, TIOBn+1 −
n=2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
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433
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
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入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード ) のブロックダイヤグラムを図 21.5-4 に
示します。
図 21.5-4 入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード ) のブロックダイヤグラム
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
ECK
TGIN
TIN
TOUT
COUT
TIOBn+1
TIOAn+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
TIOAn
CIN
入出力モード 3 の接続を表 21.5-12 に示します。
表 21.5-12 入出力モード 3 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号
TIOAn 端子から出力
CIN 信号 *
・TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n と ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
n=2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
* : 他のチャネルの COUT 信号を CIN 信号として入力します。
ch.n/n+1 の ECK, TGIN, TIN に入力できる ch.n-2/n-1 の信号は以下のとおりです。
• 入出力モード 2 時の TIOBn-2 入力を周辺クロックで同期化した信号
• 入出力モード 3 時の ch.n-4/n-3 から入力されるトリガ信号
• 入出力モード 4 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 6 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 7 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 8 時の ch.n-4/n-3 から入力されるトリガ信号
< 注意事項 >
434
•
ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビットでトリガ入力
エッジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定してください。
•
このモードに設定したチャネルは , 2 チャネル下位側 (n-2, n-1) の COUT 信号を CIN 信
号として入力して使用します。
( 例:ch.2, ch.3 をこのモードに設定すると ch.0, ch.1 の COUT 信号を使用 )
そのため , ch.0 および ch.1 をこのモードに設定することはできません。
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第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
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入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) 時の動作
21.5.5
偶数チャネルで奇数チャネルの起動 / 停止を制御できるモードです。
奇数チャネルは, 偶数チャネルの出力波形 (TOUT信号) の立上りエッジで起動し, 立下りエッ
ジで停止します。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-13 に示します。
表 21.5-13 使用する外部端子
偶数チャネル
奇数チャネル
入力端子
1本
使用しない
出力端子
1本
1本
端子の機能について表 21.5-14 に示します。
表 21.5-14 端子の機能
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn
入力
偶数チャネルの ECK/TGIN/ 偶数チャネルに入力し , 次のいず
れかとして使用
TIN*
・外部クロック (ECK 信号 )
・外部起動トリガ (TGIN 信号 )
・測定する波形 (TIN 信号 )
TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
* : 入力信号の使用方法 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) は , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の設定によって異なります。
入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラムを図 21.5-5 に示し
ます。
図 21.5-5 入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラム
COUT
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
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DTRG
ECK
TGIN
TIN
TOUT
ECK
TGIN
TIN
TOUT
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TIOBn+1
TIOAn+1
TIOBn
TIOAn
435
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 4 の接続を表 21.5-15 に示します。
表 21.5-15 入出力モード 4 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
・TIOAn 端子から出力
・TIN/TGIN/ECK および DTRG 信号として ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
TIOBn 端子からの入力信号 TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n に入力
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
< 注意事項 >
•
ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビットで奇数チャネ
ルのトリガ入力エッジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定してください。
•
奇数チャネルは , DTRG 信号で立下りエッジが検出されると動作を停止します。
入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) 設定時の動作を ch.0 と ch.1 を PWM タイマ
として使用する場合の設定を例にとって図 21.5-6 に示します。
レジスタ (ch.0)
設定値
レジスタ (ch.1)
設定値
ベースタイマ 0 周期設定レジス 0010H
タ (BT0PCSR)
ベースタイマ 1 周期設定レジス 0002H
タ (BT1PCSR)
ベースタイマ 0 デューティ設定 0009H
レジスタ (BT0PDUT)
ベースタイマ 1 デューティ設定 0001H
レジスタ (BT1PDUT)
ベースタイマ 0 タイマ制御レジ 0013H
スタ (BT0TMCR)
ベースタイマ 1 タイマ制御レジ 0112H
スタ (BT1TMCR)
図 21.5-6 入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) の動作例
周辺クロック
(PCLK)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
1
2
3
4
5
TIOA0
6
7
8
TIOA1
ch.1 動作期間
ch.1 起動
436
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ch.1 は停止時の
タイマ値を保持
ch.1 停止
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第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード ) 時の動作
21.5.6
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) で複数のチャネルを同時に起動できるモードです。
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) で"1"を書き込んだビットに対応するチャネルがす
べて同時に起動します。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-16 に示します。
表 21.5-16 使用する外部端子
偶数チャネル
入力端子
使用しない
出力端子
1本
奇数チャネル
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 21.5-17 に示します。
表 21.5-17 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn, TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード ) のブロックダイヤグラムを図 21.5-7 に示しま
す。
図 21.5-7 入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード ) のブロックダイヤグラム
ソフト起動信号
(SSSRn+1 ビット )
ベースタイマ
ch.n+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
ソフト起動信号
(SSSRn ビット )
ベースタイマ
ch.n
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TIOAn+1
TIOAn
437
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 5 の接続を表 21.5-18 に示します。
表 21.5-18 入出力モード 5 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
TIOAn 端子から出力
ソフト起動信号
TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n に入力
(BTSSSR の SSSRn ビットへの "1" 書込み )
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
ソフト起動信号
TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n+1 に入力
(BTSSSRのSSSRn+1ビットへの"1"書込み)
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
BTSSSR : 同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR)
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) で "1" を書き込むと , 書き込んだビットに対応する
チャネルに立上りエッジが入力 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) されます。
< 注意事項 >
ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビットでトリガ入力エッ
ジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定してください。
21.5.7
入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 /
停止モード ) 時の動作
偶数チャネルで奇数チャネルの起動 / 停止を制御できるモードです。
偶数チャネルは , 同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) に "1" を書き込んで起動します。
奇数チャネルは , 偶数チャネルの出力波形 (TOUT 信号 ) で立上りエッジを検出すると起動し ,
立下りエッジを検出すると停止します。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-19 に示します。
表 21.5-19 使用する外部端子
入力端子
偶数チャネル
使用しない
出力端子
1本
奇数チャネル
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 21.5-20 に示します。
表 21.5-20 外部端子の接続先と入出力信号
端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn, TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
438
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第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラムを図
21.5-8 に示します。
図 21.5-8 入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラム
COUT
ベースタイマ
ch.n+1
DTRG
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
TIOAn+1
ソフト起動信号
(SSSRn ビット )
ベースタイマ
ch.n
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
TIOAn
入出力モード 6 の接続を表 21.5-21 に示します。
表 21.5-21 入出力モード 6 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
・TIOAn 端子から出力
・TIN/TGIN/ECK/DTRG 信号として ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
ソフト起動信号
TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n に入力
(BTSSSR の SSSRn ビットへの "1"
書込み )
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
BTSSSR : 同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR)
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) で起動したい偶数チャネルに対応するビットに "1"
を書き込むと , 対応チャネルに立上りエッジが入力 (ECK, TGIN, TIN 信号 ) されます。
ch.n の起動 / 停止タイミングは入出力モード 4 と同じです。
< 注意事項 >
•
ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビットでトリガ入力
エッジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定してください。
•
奇数チャネルは , DTRG 信号で立下りエッジが検出されると動作を停止します。
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439
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 7 ( タイマ起動モード ) 時の動作
21.5.8
偶数チャネルの出力波形 (TOUT 信号 ) を奇数チャネルの入力信号 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) とし
て使用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-22 に示します。
表 21.5-22 使用する外部端子
偶数チャネル
奇数チャネル
入力端子
1本
使用しない
出力端子
1本
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 21.5-23 に示します。
表 21.5-23 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn
入力
偶数チャネルの ECK/TGIN/ 偶数チャネルに入力し , 次のいず
れかとして使用
TIN*
・外部クロック (ECK 信号 )
・外部起動トリガ (TGIN 信号 )
・測定する波形 (TIN 信号 )
TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
* : 入力信号の使用方法 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) は , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の設定によって異なります。
入出力モード7 (タイマ起動モード) 時のブロックダイヤグラムを図 21.5-9に示します。
図 21.5-9 入出力モード 7 ( タイマ起動モード ) 時のブロックダイヤグラム
COUT
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
440
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
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TIOAn+1
TIOAn
CM71-10151-2
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 7 の接続を表 21.5-24 に示します。
表 21.5-24 入出力モード 7 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
・TIOAn 端子から出力
・TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
TIOBn 端子からの入力信号
TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n に入力
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
n=0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
ch.n の起動タイミングは入出力モード 4 と同じです。
21.5.9
入出力モード 8 ( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 /
停止モード ) 時の動作
2 チャネル下位側のチャネルの COUT 信号を CIN 信号として入力し , 外部起動トリガ (TGIN
信号 ) として使用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 21.5-25 に示します。
表 21.5-25 使用する外部端子
偶数チャネル
入力端子
使用しない
出力端子
1本
奇数チャネル
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 21.5-26 に示します。
表 21.5-26 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn, TIOBn+1
−
−
使用しない
n=2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
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441
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
MB91625 シリーズ
入出力モード 8 ( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグ
ラムを図 21.5-10 に示します。
図 21.5-10 入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラム
COUT
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
DTRG
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
TIOAn+1
DTRG
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
TIOAn
CIN
入出力モード 8 の接続を表 21.5-27 に示します。
表 21.5-27 入出力モード 8 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号 TIOAn 端子から出力
CIN 信号 *
・TIN/TGIN/ECK 信号および DTRG 信号として ch.n と ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
n=2, 4, 6, 8, 10, 12, 14
* : 他のチャネルの COUT 信号を CIN 信号として入力します。
ch.n/n+1 の ECK, TGIN, TIN に入力できる ch.n-2/n-1 の信号は以下のとおりです。
• 入出力モード 2 時の TIOBn-2 入力を周辺クロックで同期化した信号
• 入出力モード 3 時の ch.n-4/n-3 から入力されるトリガ信号
• 入出力モード 4 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 6 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 7 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 8 時の ch.n-4/n-3 から入力されるトリガ信号
442
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MB91625 シリーズ
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
< 注意事項 >
•
このモードに設定したチャネルは , 2 チャネル下位側 (n-2, n-1) の COUT 信号を CIN 信
号として入力して使用します。
( 例:ch.2, ch.3 をこのモードに設定すると ch.0, ch.1 の COUT 信号を使用 )
そのため , ch.0 および ch.1 をこのモードに設定することはできません。
•
このモードに設定したチャネルは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の
EGS1, EGS0 ビットでトリガ入力エッジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定し
てください。
ただし , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の FMD2 ∼ FMD0 ビットで
タイマ機能を 16/32 ビット PWC タイマに設定 (FMD2 ∼ FMD0=100) した場合を除き
ます。
•
CM71-10151-2
奇数チャネルは , DTRG 信号で立下りエッジが検出されると動作を停止します。
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443
第 21 章 ベースタイマ 入出力選択機能
21.5
444
MB91625 シリーズ
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第 22 章 ベースタイマ
ベースタイマの概要 , レジスタの構成 / 機能 , およ
び動作について説明します。
22.1 ベースタイマの概要
22.2 ベースタイマのブロックダイヤグラム
22.3 ベースタイマのレジスタ
22.4 ベースタイマの動作
22.5 32 ビットモード動作
22.6 ベースタイマの使用上の注意
22.7 ベースタイマ割込み
22.8 ベースタイマの機能別説明
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445
第 22 章 ベースタイマ
22.1
22.1
MB91625 シリーズ
ベースタイマの概要
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。設
定可能な各種タイマ機能の概要を以下に示します。本シリーズは 16ch 搭載していま
す。
■ モード設定と各種タイマ機能の関係
FMD2, FMD1, FMD0 ビット設定
機能
000B
リセットモード
001B
16 ビット PWM タイマ
010B
16 ビット PPG タイマ
011B
16/32 ビットリロードタイマ
100B
16/32 ビット PWC タイマ
■ リセットモード
このモードの設定時に , ベースタイマのマクロをリセットした状態 ( 各レジスタは初期
値 ) とします。別のタイマ機能や , T32 ビット設定を切り換えるとき , いったん , この
モードに設定してから別のタイマ機能や T32 ビットを設定してください。ただし , リ
セット後ならば本モードの設定なしにタイマ機能や T32 ビットの設定は可能です。
■ 16 ビット PWM タイマ
16 ビットのダウンカウンタ , 周期設定用バッファ付き 16 ビットのデータレジスタ ,
デューティ設定用バッファ付き 16 ビットのコンペアレジスタ , 端子制御部で構成され
ます。
周期 , デューティのデータはバッファ付きレジスタに格納するため , タイマ動作中に書
換えが可能です。
16 ビットのダウンカウンタのカウントクロックは , 内部クロック 5 種類 ( 周辺クロッ
ク (PCLK) の 1/4/16/128/256 分周 ) と , 外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッ
ジ , 両エッジ検出 ) から選択できます。
アンダフローでカウントを停止するワンショットモードと再ロードしてカウントを繰
り返す連続モードを選択できます。
起動はソフトウェアトリガと外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両
エッジ検出 ) から選択できます。
446
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第 22 章 ベースタイマ
22.1
MB91625 シリーズ
■ 16 ビット PPG タイマ
16 ビットのダウンカウンタ , "H" 幅設定用 16 ビットのデータレジスタ , "L" 幅設定用
16 ビットのデータレジスタ , 端子制御部で構成されます。
16 ビットのダウンカウンタのカウントクロックは , 内部クロック 5 種類 ( 周辺クロッ
ク (PCLK) の 1/4/16/128/256 分周 ) と , 外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッ
ジ , 両エッジ検出 ) から選択できます。
アンダフローでカウントを停止するワンショットモードと再ロードしてカウントを繰
り返す連続モードを選択できます。
起動はソフトウェアトリガと外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両
エッジ検出 ) から選択できます。
■ 16/32 ビットリロードタイマ
16 ビットのダウンカウンタ , 16 ビットのリロードレジスタ , 端子制御部で構成されま
す。
16 ビットのダウンカウンタのカウントクロックは , 内部クロック 5 種類 ( 周辺クロッ
ク (PCLK) の 1/4/16/128/256 分周 ) と , 外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッ
ジ , 両エッジ検出 ) から選択できます。
アンダフローでカウントを停止するワンショットモードと再ロードしてカウントを繰
り返す連続モードを選択できます。
起動はソフトウェアトリガと外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両
エッジ検出 ) から選択できます。
■ 16/32 ビット PWC タイマ
16 ビットのアップカウンタ , 測定入力端子 , 制御レジスタで構成されます。
外部からのパルス入力で , 任意イベント間の時間を測定します。
基準となるカウントクロックは , 内部クロック 5 種類 ( 周辺クロック (PCLK) の 1/4/16/
128/256 分周 ) から選択できます。
各種測定モード
"H" パルス幅 ( ↑∼↓ ) / "L" パルス幅 ( ↓∼↑ )
立上り周期 ( ↑∼↑ ) / 立下り周期 ( ↓∼↓ )
エッジ間測定 ( ↑または↓∼↓または↑ )
測定終了時に割込み要求を発生することが可能です。
1 回のみの測定か , 連続測定かを選択することが可能です。
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447
第 22 章 ベースタイマ
22.2
MB91625 シリーズ
ベースタイマのブロックダイヤグラム
22.2
ベースタイマの各モード別にブロックダイヤグラムを示します。
■ 16 ビット PWM タイマのブロックダイヤグラム
図 22.2-1 16 ビット PWM タイマのブロックダイヤグラム
BTxPCSR
BTxPDUT
BTxPDUT
CKS
OSEL
3
16
16
20
PCLK
27
28
ECK
16
(TOUT
PMSK
16
ベースタイマ
入出力選択部へ
ベースタイマ
入出力選択部から
EGS
2
DTIE
/
UDIE
STRG CTEN
MDSE
TGIN
CTEN
ベースタイマ
入出力選択部から
TGIE
BTxPCSR
BTxPDUT
x
x
BTxPCSR
BTxPDUT
■ 16 ビット PPG タイマのブロックダイヤグラム
図 22.2-2 16 ビット PPG タイマのブロックダイヤグラム
BTxPRLL
16
CKS
3
BTxPRLH
20
PCLK
27
28
ベースタイマ
入出力選択部から
OSEL
PPG
(TOUT
ECK
EGS
ベースタイマ
入出力選択部へ
PMSK
2
UDIE
STRG CTEN
MDSE
CTEN
TGIN
ベースタイマ
入出力選択部から
BTxPRLL
BTxPRLH
BTxTMR
448
TGIE
xL
xH
x
BTxPRLL)
BTxPRLH)
BTxTMR
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第 22 章 ベースタイマ
22.2
MB91625 シリーズ
■ 16/32 ビットリロードタイマ (ch.1, ch.0) のブロックダイヤグラム
図 22.2-3 16/32 ビットリロードタイマ (ch.1, ch.0) のブロックダイヤグラム
16ビットモード
OSEL
T32=0
BTxPCSR
(TOUT
CKS
16
3
20
PCLK
ベースタイマ
入出力選択部へ
27
28
ECK
BTxTMR
ベースタイマ
入出力選択部から
T32
EGS
2
MDSE
UDIE
STRG
CTEN
TGIN
ベースタイマ
入出力選択部から
CTEN
TGIE
BTxPCSR
BTxTMR
BTxPCSR
BTxTMR
( 続く )
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449
第 22 章 ベースタイマ
22.2
MB91625 シリーズ
( 続き )
32ビットモード
ch.1
BT1PCSR
16
BT1TMR)
T32=0
T32=1
ch.0
OSEL
BT0PCSR
(TOUT
CKS
3
16
20
PCLK
ベースタイマ
入出力選択部へ
27
28
ECK
BT0TMR
ベースタイマ
入出力選択部から
T32
EGS
2
MDSE
UDIE
STRG
CTEN
TGIN
ベースタイマ
入出力選択部から
CTEN
TGIE
BT1PCSR
BT1TMR
BT0PCSR
BT0TMR
450
1
1
0
0
BT1PCSR
BT1TMR
BT0PCSR
BT0TMR
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第 22 章 ベースタイマ
22.2
MB91625 シリーズ
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間 , ch.4 と ch.5 との間 , ch.6 と
ch.7 との間 , ch.8 と ch.9 との間 , ch.10 と ch.11 との間 , ch.12 と ch.13 との間 , ch.14
と ch.15 との間のみで可能です。これ以外の組合せにおける 32 ビット動作はできませ
ん。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 21 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
■ 16/32 ビット PWC タイマ (ch.1, ch.0) のブロックダイヤグラム
図 22.2-4 16/32 ビット PWC タイマ (ch.1, ch.0) のブロックダイヤグラム
16ビットモード
BTxDTBF
CKS
T32=0
3
16
20
PCLK
27
28
MDSE
MDSE
T32
EGS
3
OVIE
CTEN
TIN
ベースタイマ
入出力選択部から
CTEN
EDIE
BTxDTBF
x
BTxDTBF
( 続く )
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451
第 22 章 ベースタイマ
22.2
MB91625 シリーズ
( 続き )
32ビットモード
ch.1
BT1DTBF
16
(BT1TMR)
T32=0
T32=1
BT0DTBF
ch.0
CKS
3
16
20
PCLK
27
28
(BT0TMR)
MDSE
MDSE
T32
EGS
3
OVIE
CTEN
TIN
ベースタイマ
入出力
選択部から
CTEN
EDIE
BT0DTBF
BT1DTBF
0
1
BT0DTBF
BT1DTBF
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間 , ch.4 と ch.5 との間 , ch.6 と
ch.7 との間 , ch.8 と ch.9 との間 , ch.10 と ch.11 との間 , ch.12 と ch.13 との間 , ch.14
と ch.15 との間のみで可能です。これ以外の組合せにおける 32 ビット動作はできませ
ん。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 21 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
452
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CM71-10151-2
第 22 章 ベースタイマ
22.3
MB91625 シリーズ
22.3
ベースタイマのレジスタ
ベースタイマのレジスタ一覧と各モード別のビット構成を示します。
■ ベースタイマのレジスタ一覧
表 22.3-1 16 ビット PWM タイマのレジスタ一覧 ( 1 / 3 )
チャネル
レジスタ略称
レジスタ名
BTSSSR
共通
同時ソフト起動レジスタ
0 ∼ 3 共通 BTSEL0123
入出力選択レジスタ 0123
21.4.1
4 ∼ 7 共通 BTSEL4567
入出力選択レジスタ 4567
21.4.2
8 ∼ 11 共通 BTSEL89AB
入出力選択レジスタ 89AB
21.4.3
12∼15共通 BTSELCDEF
入出力選択レジスタ CDEF
21.4.4
0
BT0TMCR
ベースタイマ 0 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT0STC
ベースタイマ 0 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT0PCSR
ベースタイマ 0 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT0PDUT
ベースタイマ 0 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT0TMR
ベースタイマ 0 タイマレジスタ
22.8.1.4
BT1TMCR
ベースタイマ 1 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT1STC
ベースタイマ 1 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT1PCSR
ベースタイマ 1 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT1PDUT
ベースタイマ 1 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT1TMR
ベースタイマ 1 タイマレジスタ
22.8.1.4
BT2TMCR
ベースタイマ 2 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT2STC
ベースタイマ 2 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT2PCSR
ベースタイマ 2 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT2PDUT
ベースタイマ 2 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT2TMR
ベースタイマ 2 タイマレジスタ
22.8.1.4
BT3TMCR
ベースタイマ 3 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT3STC
ベースタイマ 3 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT3PCSR
ベースタイマ 3 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT3PDUT
ベースタイマ 3 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT3TMR
ベースタイマ 3 タイマレジスタ
22.8.1.4
BT4TMCR
ベースタイマ 4 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT4STC
ベースタイマ 4 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT4PCSR
ベースタイマ 4 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT4PDUT
ベースタイマ 4 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT4TMR
ベースタイマ 4 タイマレジスタ
22.8.1.4
1
2
3
4
CM71-10151-2
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参照先
21.4.5
453
第 22 章 ベースタイマ
22.3
MB91625 シリーズ
表 22.3-1 16 ビット PWM タイマのレジスタ一覧 ( 2 / 3 )
チャネル
5
6
7
8
9
10
11
12
454
レジスタ略称
レジスタ名
BT5TMCR
ベースタイマ 5 タイマ制御レジスタ
参照先
22.8.1.1
BT5STC
ベースタイマ 5 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT5PCSR
ベースタイマ 5 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT5PDUT
ベースタイマ 5 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT5TMR
ベースタイマ 5 タイマレジスタ
22.8.1.4
BT6TMCR
ベースタイマ 6 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT6STC
ベースタイマ 6 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT6PCSR
ベースタイマ 6 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT6PDUT
ベースタイマ 6 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT6TMR
ベースタイマ 6 タイマレジスタ
22.8.1.4
BT7TMCR
ベースタイマ 7 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT7STC
ベースタイマ 7 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT7PCSR
ベースタイマ 7 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT7PDUT
ベースタイマ 7 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT7TMR
ベースタイマ 7 タイマレジスタ
22.8.1.4
BT8TMCR
ベースタイマ 8 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT8STC
ベースタイマ 8 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT8PCSR
ベースタイマ 8 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT8PDUT
ベースタイマ 8 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT8TMR
ベースタイマ 8 タイマレジスタ
22.8.1.4
BT9TMCR
ベースタイマ 9 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BT9STC
ベースタイマ 9 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BT9PCSR
ベースタイマ 9 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BT9PDUT
ベースタイマ 9 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BT9TMR
ベースタイマ 9 タイマレジスタ
22.8.1.4
BTATMCR
ベースタイマ 10 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BTASTC
ベースタイマ 10 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BTAPCSR
ベースタイマ 10 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BTAPDUT
ベースタイマ 10 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BTATMR
ベースタイマ 10 タイマレジスタ
22.8.1.4
BTBTMCR
ベースタイマ 11 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BTBSTC
ベースタイマ 11 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BTBPCSR
ベースタイマ 11 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BTBPDUT
ベースタイマ 11 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BTBTMR
ベースタイマ 11 タイマレジスタ
22.8.1.4
BTCTMCR
ベースタイマ 12 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BTCSTC
ベースタイマ 12 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BTCPCSR
ベースタイマ 12 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BTCPDUT
ベースタイマ 12 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BTCTMR
ベースタイマ 12 タイマレジスタ
22.8.1.4
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 22 章 ベースタイマ
22.3
MB91625 シリーズ
表 22.3-1 16 ビット PWM タイマのレジスタ一覧 ( 3 / 3 )
チャネル
13
14
15
レジスタ名
レジスタ略称
BTDTMCR
ベースタイマ 13 タイマ制御レジスタ
参照先
22.8.1.1
BTDSTC
ベースタイマ 13 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BTDPCSR
ベースタイマ 13 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BTDPDUT
ベースタイマ 13 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BTDTMR
ベースタイマ 13 タイマレジスタ
22.8.1.4
BTETMCR
ベースタイマ 14 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BTESTC
ベースタイマ 14 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BTEPCSR
ベースタイマ 14 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BTEPDUT
ベースタイマ 14 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BTETMR
ベースタイマ 14 タイマレジスタ
22.8.1.4
BTFTMCR
ベースタイマ 15 タイマ制御レジスタ
22.8.1.1
BTFSTC
ベースタイマ 15 ステータス制御レジスタ
22.8.1.1
BTFPCSR
ベースタイマ 15 周期設定レジスタ
22.8.1.2
BTFPDUT
ベースタイマ 15 デューティ設定レジスタ
22.8.1.3
BTFTMR
ベースタイマ 15 タイマレジスタ
22.8.1.4
表 22.3-2 16 ビット PPG タイマのレジスタ一覧 ( 1 / 3 )
チャネル
レジスタ略称
レジスタ名
BTSSSR
同時ソフト起動レジスタ
0 ∼ 3 共通 BTSEL0123
入出力選択レジスタ 0123
共通
21.4.1
4 ∼ 7 共通 BTSEL4567
8 ∼ 11 共通 BTSEL89AB
入出力選択レジスタ 4567
21.4.2
入出力選択レジスタ 89AB
21.4.3
12∼15共通 BTSELCDEF
入出力選択レジスタ CDEF
21.4.4
0
BT0TMCR
ベースタイマ 0 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT0STC
ベースタイマ 0 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT0PRLL
ベースタイマ 0L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT0PRLH
ベースタイマ 0H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT0TMR
ベースタイマ 0 タイマレジスタ
22.8.2.4
BT1TMCR
ベースタイマ 1 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT1STC
ベースタイマ 1 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT1PRLL
ベースタイマ 1L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT1PRLH
ベースタイマ 1H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT1TMR
ベースタイマ 1 タイマレジスタ
22.8.2.4
BT2TMCR
ベースタイマ 2 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT2STC
ベースタイマ 2 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT2PRLL
ベースタイマ 2L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT2PRLH
ベースタイマ 2H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT2TMR
ベースタイマ 2 タイマレジスタ
22.8.2.4
1
2
CM71-10151-2
参照先
21.4.5
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
455
第 22 章 ベースタイマ
22.3
MB91625 シリーズ
表 22.3-2 16 ビット PPG タイマのレジスタ一覧 ( 2 / 3 )
チャネル
3
4
5
6
7
8
9
10
456
レジスタ略称
レジスタ名
BT3TMCR
ベースタイマ 3 タイマ制御レジスタ
参照先
22.8.2.1
BT3STC
ベースタイマ 3 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT3PRLL
ベースタイマ 3L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT3PRLH
ベースタイマ 3H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT3TMR
ベースタイマ 3 タイマレジスタ
22.8.2.4
BT4TMCR
ベースタイマ 4 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT4STC
ベースタイマ 4 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT4PRLL
ベースタイマ 4L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT4PRLH
ベースタイマ 4H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT4TMR
ベースタイマ 4 タイマレジスタ
22.8.2.4
BT5TMCR
ベースタイマ 5 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT5STC
ベースタイマ 5 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT5PRLL
ベースタイマ 5L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT5PRLH
ベースタイマ 5H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT5TMR
ベースタイマ 5 タイマレジスタ
22.8.2.4
BT6TMCR
ベースタイマ 6 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT6STC
ベースタイマ 6 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT6PRLL
ベースタイマ 6L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT6PRLH
ベースタイマ 6H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT6TMR
ベースタイマ 6 タイマレジスタ
22.8.2.4
BT7TMCR
ベースタイマ 7 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT7STC
ベースタイマ 7 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT7PRLL
ベースタイマ 7L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT7PRLH
ベースタイマ 7H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT7TMR
ベースタイマ 7 タイマレジスタ
22.8.2.4
BT8TMCR
ベースタイマ 8 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT8STC
ベースタイマ 8 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT8PRLL
ベースタイマ 8L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT8PRLH
ベースタイマ 8H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT8TMR
ベースタイマ 8 タイマレジスタ
22.8.2.4
BT9TMCR
ベースタイマ 9 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BT9STC
ベースタイマ 9 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BT9PRLL
ベースタイマ 9L 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.2
BT9PRLH
ベースタイマ 9H 幅設定リロードレジスタ
22.8.2.3
BT9TMR
ベースタイマ 9 タイマレジスタ
22.8.2.4
BTATMCR
ベースタイマ 10 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BTASTC
ベースタイマ 10 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BTAPRLL
ベースタイマ 10L 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.2
BTAPRLH
ベースタイマ 10H 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.3
BTATMR
ベースタイマ 10 タイマレジスタ
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
22.8.2.4
CM71-10151-2
第 22 章 ベースタイマ
22.3
MB91625 シリーズ
表 22.3-2 16 ビット PPG タイマのレジスタ一覧 ( 3 / 3 )
チャネル
11
12
13
14
15
レジスタ略称
レジスタ名
BTBTMCR
ベースタイマ 11 タイマ制御レジスタ
参照先
22.8.2.1
BTBSTC
ベースタイマ 11 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BTBPRLL
ベースタイマ 11L 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.2
BTBPRLH
ベースタイマ 11H 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.3
BTBTMR
ベースタイマ 11 タイマレジスタ
22.8.2.4
BTCTMCR
ベースタイマ 12 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BTCSTC
ベースタイマ 12 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BTCPRLL
ベースタイマ 12L 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.2
BTCPRLH
ベースタイマ 12H 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.3
BTCTMR
ベースタイマ 12 タイマレジスタ
22.8.2.4
BTDTMCR
ベースタイマ 13 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BTDSTC
ベースタイマ 13 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BTDPRLL
ベースタイマ 13L 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.2
BTDPRLH
ベースタイマ 13H 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.3
BTDTMR
ベースタイマ 13 タイマレジスタ
22.8.2.4
BTETMCR
ベースタイマ 14 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BTESTC
ベースタイマ 14 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BTEPRLL
ベースタイマ 14L 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.2
BTEPRLH
ベースタイマ 14H 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.3
BTETMR
ベースタイマ 14 タイマレジスタ
22.8.2.4
BTFTMCR
ベースタイマ 15 タイマ制御レジスタ
22.8.2.1
BTFSTC
ベースタイマ 15 ステータス制御レジスタ
22.8.2.1
BTFPRLL
ベースタイマ 15L 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.2
BTFPRLH
ベースタイマ 15H 幅設定リロードレジスタ 22.8.2.3
BTFTMR
ベースタイマ 15 タイマレジスタ
22.8.2.4
表 22.3-3 16/32 ビットリロードタイマのレジスタ一覧 ( 1 / 3 )
チャネル
0 ∼ 3 共通
レジスタ略称
レジスタ名
BTSSSR
同時ソフト起動レジスタ
BTSEL0123
入出力選択レジスタ 0123
21.4.1
4 ∼ 7 共通
BTSEL4567
入出力選択レジスタ 4567
21.4.2
8 ∼ 11 共通
BTSEL89AB
入出力選択レジスタ 89AB
21.4.3
12 ∼ 15 共通 BTSELCDEF
入出力選択レジスタ CDEF
21.4.4
0
BT0TMCR
ベースタイマ 0 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT0STC
ベースタイマ 0 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT0PCSR
ベースタイマ 0 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT0TMR
ベースタイマ 0 タイマレジスタ
22.8.3.3
共通
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
21.4.5
457
第 22 章 ベースタイマ
22.3
MB91625 シリーズ
表 22.3-3 16/32 ビットリロードタイマのレジスタ一覧 ( 2 / 3 )
チャネル
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
458
レジスタ略称
レジスタ名
BT1TMCR
ベースタイマ 1 タイマ制御レジスタ
参照先
22.8.3.1
BT1STC
ベースタイマ 1 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT1PCSR
ベースタイマ 1 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT1TMR
ベースタイマ 1 タイマレジスタ
22.8.3.3
BT2TMCR
ベースタイマ 2 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT2STC
ベースタイマ 2 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT2PCSR
ベースタイマ 2 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT2TMR
ベースタイマ 2 タイマレジスタ
22.8.3.3
BT3TMCR
ベースタイマ 3 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT3STC
ベースタイマ 3 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT3PCSR
ベースタイマ 3 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT3TMR
ベースタイマ 3 タイマレジスタ
22.8.3.3
BT4TMCR
ベースタイマ 4 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT4STC
ベースタイマ 4 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT4PCSR
ベースタイマ 4 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT4TMR
ベースタイマ 4 タイマレジスタ
22.8.3.3
BT5TMCR
ベースタイマ 5 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT5STC
ベースタイマ 5 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT5PCSR
ベースタイマ 5 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT5TMR
ベースタイマ 5 タイマレジスタ
22.8.3.3
BT6TMCR
ベースタイマ 6 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT6STC
ベースタイマ 6 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT6PCSR
ベースタイマ 6 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT6TMR
ベースタイマ 6 タイマレジスタ
22.8.3.3
BT7TMCR
ベースタイマ 7 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT7STC
ベースタイマ 7 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT7PCSR
ベースタイマ 7 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT7TMR
ベースタイマ 7 タイマレジスタ
22.8.3.3
BT8TMCR
ベースタイマ 8 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT8STC
ベースタイマ 8 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT8PCSR
ベースタイマ 8 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT8TMR
ベースタイマ 8 タイマレジスタ
22.8.3.3
BT9TMCR
ベースタイマ 9 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BT9STC
ベースタイマ 9 ステータス制御レジスタ
22.8.3.1
BT9PCSR
ベースタイマ 9 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BT9TMR
ベースタイマ 9 タイマレジスタ
22.8.3.3
BTATMCR
ベースタイマ 10 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BTASTC
ベースタイマ 10 ステータス制御レジスタ 22.8.3.1
BTAPCSR
ベースタイマ 10 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BTATMR
ベースタイマ 10 タイマレジスタ
22.8.3.3
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
第 22 章 ベースタイマ
22.3
MB91625 シリーズ
表 22.3-3 16/32 ビットリロードタイマのレジスタ一覧 ( 3 / 3 )
チャネル
11
12
13
14
15
レジスタ略称
レジスタ名
BTBTMCR
ベースタイマ 11 タイマ制御レジスタ
参照先
22.8.3.1
BTBSTC
ベースタイマ 11 ステータス制御レジスタ 22.8.3.1
BTBPCSR
ベースタイマ 11 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BTBTMR
ベースタイマ 11 タイマレジスタ
22.8.3.3
BTCTMCR
ベースタイマ 12 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BTCSTC
ベースタイマ 12 ステータス制御レジスタ 22.8.3.1
BTCPCSR
ベースタイマ 12 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BTCTMR
ベースタイマ 12 タイマレジスタ
22.8.3.3
BTDTMCR
ベースタイマ 13 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BTDSTC
ベースタイマ 13 ステータス制御レジスタ 22.8.3.1
BTDPCSR
ベースタイマ 13 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BTDTMR
ベースタイマ 13 タイマレジスタ
22.8.3.3
BTETMCR
ベースタイマ 14 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BTESTC
ベースタイマ 14 ステータス制御レジスタ 22.8.3.1
BTEPCSR
ベースタイマ 14 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BTETMR
ベースタイマ 14 タイマレジスタ
22.8.3.3
BTFTMCR
ベースタイマ 15 タイマ制御レジスタ
22.8.3.1
BTFSTC
ベースタイマ 15 ステータス制御レジスタ 22.8.3.1
BTFPCSR
ベースタイマ 15 周期設定レジスタ
22.8.3.2
BTFTMR
ベースタイマ 15 タイマレジスタ
22.8.3.3
表 22.3-4 16/32 ビット PWC タイマのレジスタ一覧 ( 1 / 2 )
チャネル
レジスタ略称
レジスタ名
BTSSSR
共通
同時ソフト起動レジスタ
BTSEL0123
0 ∼ 3 共通
入出力選択レジスタ 0123
21.4.1
4 ∼ 7 共通 BTSEL4567
入出力選択レジスタ 4567
21.4.2
8 ∼ 11 共通 BTSEL89AB
入出力選択レジスタ 89AB
21.4.3
12∼15共通 BTSELCDEF
入出力選択レジスタ CDEF
21.4.4
0
BT0TMCR
ベースタイマ 0 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT0STC
ベースタイマ 0 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT0DTBF
ベースタイマ 0 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BT1TMCR
ベースタイマ 1 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT1STC
ベースタイマ 1 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT1DTBF
ベースタイマ 1 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BT2TMCR
ベースタイマ 2 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT2STC
ベースタイマ 2 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT2DTBF
ベースタイマ 2 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BT3TMCR
ベースタイマ 3 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT3STC
ベースタイマ 3 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT3DTBF
ベースタイマ 3 データバッファレジスタ
22.8.4.2
1
2
3
CM71-10151-2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
参照先
21.4.5
459
第 22 章 ベースタイマ
22.3
MB91625 シリーズ
表 22.3-4 16/32 ビット PWC タイマのレジスタ一覧 ( 2 / 2 )
チャネル
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
460
レジスタ略称
レジスタ名
BT4TMCR
ベースタイマ 4 タイマ制御レジスタ
参照先
22.8.4.1
BT4STC
ベースタイマ 4 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT4DTBF
ベースタイマ 4 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BT5TMCR
ベースタイマ 5 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT5STC
ベースタイマ 5 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT5DTBF
ベースタイマ 5 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BT6TMCR
ベースタイマ 6 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT6STC
ベースタイマ 6 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT6DTBF
ベースタイマ 6 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BT7TMCR
ベースタイマ 7 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT7STC
ベースタイマ 7 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT7DTBF
ベースタイマ 7 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BT8TMCR
ベースタイマ 8 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT8STC
ベースタイマ 8 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT8DTBF
ベースタイマ 8 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BT9TMCR
ベースタイマ 9 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BT9STC
ベースタイマ 9 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BT9DTBF
ベースタイマ 9 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BTATMCR
ベースタイマ 10 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BTASTC
ベースタイマ 10 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BTADTBF
ベースタイマ 10 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BTBTMCR
ベースタイマ 11 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BTBSTC
ベースタイマ 11 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BTBDTBF
ベースタイマ 11 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BTCTMCR
ベースタイマ 12 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BTCSTC
ベースタイマ 12 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BTCDTBF
ベースタイマ 12 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BTDTMCR
ベースタイマ 13 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BTDSTC
ベースタイマ 13 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BTDDTBF
ベースタイマ 13 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BTETMCR
ベースタイマ 14 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BTESTC
ベースタイマ 14 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BTEDTBF
ベースタイマ 14 データバッファレジスタ
22.8.4.2
BTFTMCR
ベースタイマ 15 タイマ制御レジスタ
22.8.4.1
BTFSTC
ベースタイマ 15 ステータス制御レジスタ
22.8.4.1
BTFDTBF
ベースタイマ 15 データバッファレジスタ
22.8.4.2
FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED
CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
22.4
第 22 章 ベースタイマ
22.4
ベースタイマの動作
ベースタイマの動作について説明します。
■ ベースタイマの動作
● リセットモード
このモードの設定時に , ベースタイマのマクロをリセットした状態 ( 各レジスタは初期
値 ) とします。別のタイマ機能や , T32 ビット設定を切り換えるとき , いったん , この
モードに設定してから別のタイマ機能や T32 ビットを設定してください。ただし , リ
セット後ならば本モードの設定なしにタイマ機能や T32 ビットの設定は可能です。32
ビットモード設定時にこのモードを偶数チャネルに設定した場合 , 奇数チャネルも同
時にリセットがかかるようになっていますので , 奇数チャネルに対してリセットモー
ドの設定は必要ありません。
● 16 ビット PWM タイマ
16 ビット PWM タイマは , トリガ起動により周期設定した値をダウンカウント開始し
ます。その際 , まず出力を "L" レベルにし , 16 ビットダウンカウンタがデューティ設定
レジスタに設定されている値と一致した場合は "H" レベルに反転出力し , その後カウ
ンタがアンダフローになったときに再度 "L" レベルに反転出力します。これにより , 周
期とデューティが任意の波形を生成します。
● 16 ビット PPG タイマ
16 ビット PPG タイマは , トリガ起動により "L" 幅設定リロードレジスタに設定されて
いる値分ダウンカウントします。その際 , まず出力を "L" レベルにし , アンダフローに
なったときに出力を "H" レベルに反転出力して , 引き続き "H" 幅設定リロードレジス
タに設定されている値分ダウンカウント開始し , アンダフローになったときに出力レ
ベルを "L" に反転出力します。これにより , 任意の "L" 幅 , "H" 幅の波形を生成します。
● 16 ビットリロードタイマ
16 ビットリロードタイマは , トリガ起動により周期設定した値をダウンカウント開始
します。16 ビットダウンカウンタがアンダフローになったときに割込みフラグが設定
されます。出力レベルは MDSE ビットの設定によって , アンダフローごとに反転する
トグル出力か , カウント開始で "H", アンダフローで "L" 出力のパルス出力になります。
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461
第 22 章 ベースタイマ
22.4
MB91625 シリーズ
● 32 ビットリロードタイマ
基本動作は 16 ビットリロードタイマと同じですが , 偶数チャネルと奇数チャネルの 2
チャネル使用で 32 ビットリロードタイマとして動作します。その際 , 偶数チャネルは
下位 16 ビットタイマ動作となり , 奇数チャネルは上位 16 ビットタイマ動作となります
が , 割込み制御 , 出力波形制御は偶数チャネルの設定に従います。周期を設定する場合
は , 先に上位レジスタ ( 奇数チャネル ) に書き込んだ後に下位レジスタ ( 偶数チャネル )
に書き込むようにします。
タイマ値を読み出す場合は , 先に下位レジスタ ( 偶数チャネル ) を読み出した後に上位
レジスタ ( 奇数チャネル ) を読み出すようにします。
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間 , ch.4 と ch.5 との間 , ch.6 と
ch.7 との間 , ch.8 と ch.9 との間 , ch.10 と ch.11 との間 , ch.12 と ch.13 との間 , ch.14
と ch.15 との間のみで可能です。これ以外の組合せにおける 32 ビット動作はできませ
ん。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 21 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
● 16 ビット PWC タイマ
PWC タイマは , 設定した測定開始エッジの入力で 16 ビットアップカウンタを起動させ ,
測定終了エッジの検出でカウンタを停止します。この間のカウント値がパルス幅とし
てデータバッファレジスタに格納されます。
● 32 ビット PWC タイマ
基本動作は 16 ビット PWC タイマと同じですが , 偶数チャネルと奇数チャネルの 2 チャ
ネル使用で 32 ビット PWC タイマとして動作します。その際 , 偶数チャネルは下位 16
ビットカウント動作となり , 奇数チャネルは上位 16 ビットカウント動作となりますが ,
割込み制御は偶数チャネルの設定に従います。測定値 , またはカウント値を読み出す場
合は , 先に下位レジスタ ( 偶数チャネル ) を読み出した後に上位レジスタ ( 奇数チャネ
ル ) を読み出すようにします。
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間 , ch.4 と ch.5 との間 , ch.6 と
ch.7 との間 , ch.8 と ch.9 との間 , ch.10 と ch.11 との間 , ch.12 と ch.13 との間 , ch.14
と ch.15 との間のみで可能です。これ以外の組合せにおける 32 ビット動作はできませ
ん。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 21 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
462
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CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
22.5
第 22 章 ベースタイマ
22.5
32 ビットモード動作
リロードタイマ , PWC タイマは , 2 チャネルを使用して 32 ビットモード動作が可能
です。以下に , 32 ビットモード機能における基本機能 / 動作について示します。
■ 32 ビットモード機能
ベースタイマを 2 チャネル組み合せて 32 ビットデータのリロードタイマまたは 32 ビッ
トデータの PWC タイマ動作を実現する機能です。偶数チャネルの下位 16 ビットタイ
マ・カウンタ値を読み出す際に , 奇数チャネルの上位 16 ビットタイマ・カウンタ値も
取り込むので , 動作中のタイマ・カウンタ値も読み出すことが可能です。
■ 32 ビットモード設定
まず , 偶数チャネルの BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットを "000B" でリ
セットモードにして状態をリセットしてから , 16 ビットモード時と同様にリロードタ
イマ , または PWC タイマ選択と動作の設定を行います。このとき , BTxTMCR レジス
タの T32 ビットにも "1" を書き込むことで 32 ビット動作モードに設定します。奇数
チャネルの T32 ビットは "0" のままにしてください。リセットモードの設定も必要あ
りません。
次に , リロードタイマの場合は , 奇数チャネルの周期設定レジスタに 32 ビッ
トのうち , 上位 16 ビットのリロード値を設定し , その後に偶数チャネルの周期設定レ
ジスタに下位 16 ビットのリロード値を設定します。
32 ビット動作モードへの移行は T32 ビット書込み後 , 直ちに反映されるので , 設定変
更は両チャネルともカウント停止状態で行ってください。
32 ビットモードから 16 ビットモードへの移行は , 偶数チャネルの BTxTMCR レジスタ
の FMD2, FMD1, FMD0 ビットを "000B" でリセットモードにして偶数 , 奇数の両チャネ
ルの状態をリセットし , チャネルごとに 16 ビットモードでの設定を行います。
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463
第 22 章 ベースタイマ
22.5
MB91625 シリーズ
■ 32 ビットモード動作
32 ビットモード設定の後 , 偶数チャネルの制御によりリロードタイマ , または PWC タ
イマを起動すると , 偶数チャネルのタイマ / カウンタは下位 16 ビット動作となり , 奇
数チャネルのタイマ / カウンタは上位 16 ビット動作となります。
32ビットモードでの動作は偶数チャネルの設定に従うので, 奇数チャネルの設定は (リ
ロードタイマ時の周期設定レジスタを除き ) 無視します。タイマ起動 , 波形出力 , 割込
み信号も偶数チャネルのものが有効となります (奇数チャネルは"L"固定にマスクされ
ます ) 。
下記に ch.0, ch.1 の場合の構成を示します。
ch.1
アンダフロー
オーバフロー
ch.0
割込み
上位16ビット
タイマ/カウンタ
上位16ビット
リロード値
T32=0
アンダフロー
オーバフロー
下位16ビット
タイマ/カウンタ
波形出力
リード/ライト信号
下位16ビット
リロード値
PWC測定波形/外部トリガ
T32=1
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間 , ch.4 と ch.5 との間 , ch.6 と
ch.7 との間 , ch.8 と ch.9 との間 , ch.10 と ch.11 との間 , ch.12 と ch.13 との間 , ch.14
と ch.15 との間のみで可能です。これ以外の組合せにおける 32 ビット動作はできませ
ん。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 21 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
464
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第 22 章 ベースタイマ
22.6
MB91625 シリーズ
22.6
ベースタイマの使用上の注意
ベースタイマの使用上の注意を以下に示します。
■ 各タイマの使用上で共通する注意
● プログラムによる設定上の注意
• BTxTMCR レジスタの以下に示すビットは動作中に書き換えることを禁止します。
書換えは必ず起動前か停止後に行ってください。
[bit14, bit13, bit12] CKS2, CKS1, CKS0 :クロック選択ビット
[bit10, bit9, bit8]
EGS2, EGS1, EGS0
:測定エッジ選択ビット
[bit7]
T32
:32 ビットタイマ選択ビット
( リロードタイマ・PWC 機能選択時 )
[bit6, bit5, bit4]
FMD2, FMD1, FMD0 :タイマ機能選択ビット
[bit2]
MDSE
:測定モード ( 単発 / 連続 ) 選択ビット
• BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットを "000B" のリセットモードに設
定したときはベースタイマの全レジスタは初期化されますので , すべてのレジスタ
に対して再設定が必要です。
• BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットを "000B" のリセットモードに設
定するとき , BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビット以外のビットへの設
定は無視されて初期化されます。
■ 16 ビット PWM/PPG/ リロードタイマの使用上の注意
● プログラムによる設定上の注意
• 割込み要求フラグセットタイミングとクリアタイミングが重複した場合には , フラ
グセットが優先され , クリア動作は無効となります。
• ダウンカウンタは , ロードとカウントのタイミングが重複した場合にはロード動作
を優先します。
• BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットによるタイマ機能の設定後に周期設
定 , デューティ設定 , "H" 幅設定 , "L" 幅設定をするようにします。
• ワンショットモードでカウント終了時に再起動を検出した場合はカウント値をリ
ロードして再起動を開始します。
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465
第 22 章 ベースタイマ
22.6
MB91625 シリーズ
■ PWC タイマの使用上の注意
● プログラムによる設定上の注意
• カウント動作許可ビット (CTEN) に "1" 書込みでカウンタがクリアされますので , 起
動許可前にカウンタ中にあったデータは無効になります。
• システムリセット・リセットモードから PWC モードの設定 (FMD=100B) と測定開
始設定 (CTEN=1) を同時にした場合 , その直前の測定信号の状態によって動作する
場合があります。
• 連続測定モードにおいて , 再起動を設定したときに同時に測定開始エッジを検出し
た場合は直ちにカウントを "0001H" から開始します。
• カウント動作を開始した後に再起動を行う場合は , そのタイミングによっては以下
に示すようなことが起こり得ます。
- パルス幅単発測定モード時 , 測定終了エッジと同時であった場合
再起動を行って測定開始エッジ待ち状態となりますが , 測定終了フラグ (EDIR) は
セットされます。
- パルス幅連続測定モード時 , 測定終了エッジと同時であった場合
再起動を行って測定開始エッジ待ち状態となりますが , 測定終了フラグ (EDIR) は
セットされ , その時点での測定結果は BTxDTBF に転送されます。
以上のように , 動作中の再起動時には , フラグの動作に注意して割込み制御などを行う
ようにしてください。
466
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第 22 章 ベースタイマ
22.7
MB91625 シリーズ
22.7
ベースタイマ割込み
ベースタイマの各機能での割込み要求ビット , 割込み許可ビットと割込み要因をまと
めた一覧を示します。
■ 機能ごとの割込み制御ビットと割込み要因
機能ごとの割込み制御ビットと割込み要因を表 22.7-1 に示します。
表 22.7-1 各モードでの割込み制御ビットと割込み要因
ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
割込み要求ビット
割込み要求許可
ビット
割込み要因
UDIR:bit0
UDIE:bit4
アンダフロー検出
DTIR:bit1
DTIE:bit5
デューティ一致検出
TGIR:bit2
TGIE:bit6
タイマ起動トリガ検出
IRQ1
UDIR:bit0
UDIE:bit4
アンダフロー検出
IRQ0
TGIR:bit2
TGIE:bit6
タイマ起動トリガ検出
IRQ1
UDIR:bit0
UDIE:bit4
アンダフロー検出
IRQ0
TGIR:bit2
TGIE:bit6
タイマ起動トリガ検出
IRQ1
OVIR:bit0
OVIE:bit4
オーバフロー検出
IRQ0
EDIR:bit2
EDIE:bit6
測定終了検出
IRQ1
IRQ
IRQ0
PWM タイマ機能
PPG タイマ機能
リロードタイマ機能
PWC タイマ機能
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467
第 22 章 ベースタイマ
22.8
22.8
MB91625 シリーズ
ベースタイマの機能別説明
ベースタイマの各機能について説明します。
■ ベースタイマの機能
● PWM 機能
● PPG 機能
● リロードタイマ機能
● PWC 機能
468
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22.8.1
第 22 章 ベースタイマ
22.8
PWM 機能
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。
PWM を設定したときのタイマ機能の説明を示します。
• PWM タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR)
• PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR)
• PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT)
• タイマレジスタ (BTxTMR)
• 16 ビット PWM タイマ動作
• ワンショット動作
• 割込み要因とタイミングチャート
• 出力波形
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469
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
PWM タイマ選択時のタイマ制御レジスタ
(BTxTMCR)
22.8.1.1
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) は , PWM タイマを制御します。PWM タイマ動作
中に書換え不可能なビットがありますので注意してください。
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
図 22.8-1 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
bit 15
bit 14
bit 13
bit 12
−
CKS2
CKS1
CKS0 RTGEN PMSK
−
R/W
R/W
R/W
bit 11
R/W
bit 10
R/W
bit 9
bit 8
初期値:
EGS1
EGS0
-0000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
EGS1 EGS0
トリガ入力エッジ選択ビット
0
0
トリガ入力無効
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
PMSK
パルス出力マスクビット
0
通常出力
1
"L" 出力に固定
RTGEN
再起動許可ビット
0
再起動禁止
1
再起動許可
CKS2 CKS1 CKS0
0
R/W
:リード / ライト可能
0
カウントクロック選択ビット
0
φ
φ/4
0
0
1
0
1
0
φ/16
0
1
1
φ/128
1
0
0
φ/256
1
0
1
外部クロック ( 立上りエッジイベント )
1
1
0
外部クロック ( 立下りエッジイベント )
1
1
1
外部クロック ( 両エッジイベント )
:初期値
470
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
表 22.8-1 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
ビット名
機能
• 読出し値は不定です。
bit15
未定義ビット
bit14
∼
bit12
CKS2, CKS1,
CKS0:
カウントクロック
選択ビット
• このビットへの書込みは , 動作に影響しません。
• 16 ビットダウンカウンタのカウントクロックを選択します。
• カウントクロックの変更は設定を変えると直ちに反映します。し
たがって , CKS2 ∼ CKS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で
行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変
更することは可能です。
bit11
RTGEN:
再起動許可ビット
ソフトウェアトリガ , またはトリガ入力による再起動を許可する
ビットです。
• PWM 出力波形の出力波形レベルを制御します。
• このビットが "0" のときは PWM 波形をそのまま出力します。
bit10
PMSK:
パルス出力マスク
ビット
• このビットが "1" のときは , 周期やデューティ設定の値にかかわ
らず PWM 出力を "L" 出力にマスクします。
( 注意事項 )
bit3 の OSEL が反転出力に設定されている場合に
PMSK を "1" にすると "H" 出力にマスクとなります。
• 外部起動要因として入力波形に対する有効エッジを選択し , トリ
ガの条件を設定します。
• 初期値または "00B" の設定の場合 , 入力波形に対する有効エッジ
bit9,
bit8
EGS1, EGS0:
トリガ入力エッジ
選択ビット
が選択されていない状態なので外部波形による起動はかかりま
せん。
( 注意事項 )
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
• EGS1, EGS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で行ってくだ
さい。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変更するこ
とは可能です。
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471
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
図 22.8-2 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
bit 7
bit 6
―
FMD2
R/W
R/W
bit 5
bit 4
FMD1 FMD0
R/W
R/W
bit 3
bit 2
bit 1
OSEL
MDSE
R/W
R/W
472
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
初期値:
CTEN STRG
R/W
00000000B ( リセット時 )
R/W
STRG
ソフトウェアトリガビット
0
無効
1
ソフトウェアによる起動開始
CTEN
カウント動作許可ビット
0
停止
1
動作許可
MDSE
モード選択ビット
0
連続動作
1
ワンショット動作
OSEL
出力極性指定ビット
0
通常極性
1
反転極性
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
―
bit 0
タイマ機能選択ビット
0
0
0
リセットモード
0
0
1
PWM 機能選択
0
1
0
PPG 機能選択
0
1
1
リロードタイマ機能選択
1
0
0
PWC 機能選択
1
0
1
1
1
0
1
1
1
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設定禁止
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
表 22.8-2 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
ビット名
bit7
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• タイマ機能を選択するビットです。
bit6
∼
bit4
FMD2, FMD1,
FMD0:
タイマ機能選択
ビット
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "001B" を設定すると PWM 機能が選
択されます。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
PWM 出力の極性を設定します。
bit3
OSEL:
出力極性指定
ビット
極性
リセット後
通常
"L" 出力
反転
"H" 出力
デューティ一致
アンダフロー
• 連続してパルスを出力する動作か, 単一パルスを出力するワンショッ
bit2
MDSE:
モード選択
ビット
ト動作かを選択します。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
bit1
CTEN:
カウント動作
許可ビット
• ダウンカウンタの動作を許可するビットです。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "0" を書き
込むとカウンタは停止します。
• CTEN ビットが "1" のときに STRG ビットに "1" を書き込むとソフ
トウェアトリガが発生します。
bit0
STRG:
ソフトウェア
トリガビット
( 注意事項 )
• STRG ビットの読出し値は常に "0" です。
( 注意事項 )
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CTEN ビットと STRG ビットに同時に "1" を書き込ん
だ場合でも , ソフトウェアトリガが発生します。
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
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473
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
図 22.8-3 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
R/W
―
474
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
―
TGIE
DTIE
UDIE
―
TGIR
DTIR
UDIR
00000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
UDIR
アンダフロー割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
DTIR
デューティ一致割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
TGIR
トリガ割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
UDIE
アンダフロー割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
DTIE
デューティ一致割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
TGIE
トリガ割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
表 22.8-3 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
ビット名
bit7
bit6
bit5
bit4
bit3
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
TGIE:
トリガ割込み
要求許可
ビット
• bit2 :TGIR の割込み要求を制御します。
DTIE:
デューティ
一致割込み要求
許可ビット
• bit1 :DTIR の割込み要求を制御します。
UDIE:
アンダフロー
割込み要求許可
ビット
• bit0 :UDIR の割込み要求を制御します。
• TGIE ビットが許可されていて bit2 :TGIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• DTIE ビットが許可されていて bit1: DTIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• UDIE ビットが許可されていて bit0 :UDIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• ソフトウェアトリガ , またはトリガ入力の検出をしたときに TGIR
ビットが "1" にセットされます。
bit2
TGIR:
トリガ割込み
要求ビット
• TGIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• TGIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令におけるリード値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
• カウント値がデューティ設定値と一致したときにDTIRビットが"1"
bit1
DTIR:
デューティ一致
割込み要求
ビット
にセットされます。
• DTIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• DTIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令におけるリード値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
• カウント値が "0000H" → "FFFFH" へのアンダフロー時に UDIR ビッ
bit0
UDIR:
アンダフロー
割込み要求
ビット
トが "1" にセットされます。
• UDIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• UDIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令におけるリード値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
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475
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR)
22.8.1.2
PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) は , 周期を設定するためのバッファ付きレジス
タです。タイマレジスタへの転送は , 起動時とアンダフロー時に行われます。
■ PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成
図 22.8-4 に , PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成を示します。
図 22.8-4 PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
周期を設定するためのバッファ付きレジスタです。タイマレジスタへの転送は起動時
とアンダフロー時に行われます。
周期設定レジスタの初期設定時および書換え時は , 周期設定レジスタの書込み後に必
ずデューティ設定レジスタへの書込み動作を行ってください。
• BTxPCSR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPCSR レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットで PWM 機
能の設定後に周期設定をしてください。
476
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT)
22.8.1.3
PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT) はデューティを設定するためのバッファ
付きレジスタです。バッファからの転送は , アンダフローで行われます。
■ PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT) のビット構成
図 22.8-5 に , PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT) のビット構成を示します。
図 22.8-5 PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
デューティを設定するためのバッファ付きレジスタです。バッファからの転送はアン
ダフローで行われます。
周期設定レジスタの値とデューティ設定レジスタの値を同じにすると , 通常極性時に
オール "H" を , 反転極性時にオール "L" を出力します。
BTxPSCR < BTxPDUT となるような値を設定しないでください。PWM 出力は不定と
なります。
• BTxPDUT レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPDUT レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットで PWM 機能
の設定後にデューティ設定してください。
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477
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
タイマレジスタ (BTxTMR)
22.8.1.4
タイマレジスタ (BTxTMR) は , 16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができま
す。
■ タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
図 22.8-6 に , PWM タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成を示します。
図 22.8-6 タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
R
:リードオンリ
16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができます。
<注意事項>
BTxTMR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
478
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
16 ビット PWM タイマ動作
22.8.1.5
PWM タイマ動作では , トリガの検出時より設定周期の波形を単発 , または連続して
出力することができます。
出力パルスの周期は , BTxPCSR 値を変えることにより制御することができます。
また , デューティ比は , BTxPDUT 値を変えることにより制御することができます。
BTxPCSR にデータを書き込んだ後は , 必ず BTxPDUT への書込みを行ってください。
■ 連続動作
● 再起動禁止の場合 (RTGEN=0)
図 22.8-7 PWM 動作のタイミングチャート ( 再起動禁止の場合 )
立上りエッジ検出
トリガは無視されます
トリガ
m
n
o
PWM
出力波形
①
②
①= T(n+1) ms
②= T(m+1) ms
T :カウントクロック周期
m:BTxPCSR 値
n :BTxPDUT 値
● 再起動許可の場合 (RTGEN=1)
図 22.8-8 PWM 動作のタイミングチャート ( 再起動許可の場合 )
立上りエッジ検出
トリガにより再起動
トリガ
m
n
o
①
PWM出力波形
②
①= T(n+1) ms
②= T(m+1) ms
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T :カウントクロック周期
m:BTxPCSR 値
n :BTxPDUT 値
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479
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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ワンショット動作
22.8.1.6
ワンショット動作では , トリガにより任意の幅の単一パルスを出力することができま
す。再起動許可の場合は , 動作中にエッジを検出するとカウンタをリロードします。
■ ワンショット動作
● 再起動禁止の場合 (RTGEN=0)
図 22.8-9 ワンショット動作のタイミングチャート ( トリガ再起動禁止 )
立上りエッジ検出
トリガは無視されます
トリガ
m
n
o
PWM出力波形
①
②
①= T(n+1) ms
②= T(m+1) ms
T :カウントクロック周期
m:BTxPCSR 値
n :BTxPDUT 値
● 再起動許可の場合 (RTGEN=1)
図 22.8-10 ワンショット動作のタイミングチャート ( トリガ再起動許可 )
立上りエッジ検出
トリガにより再起動
トリガ
m
n
o
PWM出力波形
①
②
①= T(n+1) ms
②= T(m+1) ms
480
T :カウントクロック周期
m:BTxPCSR 値
n :BTxPDUT 値
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
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割込み要因とタイミングチャート
22.8.1.7
割込み要因とタイミングチャートについて示します。
■ 割込み要因とタイミングチャート (PWM 出力 : 通常極性 )
トリガが入力されてカウンタ値がロードされるまで , ソフトウェアトリガ時は T, 外部
トリガ時は 2T ∼ 3T (T: 周辺クロック (PCLK) サイクル ) を必要とします。
図 22.8-11 に , 周期設定値= 3, デューティ値= 1 の場合の割込み要因とタイミング
チャートを示します。
図 22.8-11 PWM タイマの割込み要因とタイミングチャート
トリガ
2T~3T(外部トリガ)
ロード
カウントクロック
カウント値
XXXXH
0003H
0002H
0001H
0000H
0003H
0002H
PWM出力波形
割込み
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起動エッジ
デューティ一致
アンダフロー
TGIR
DTIR
UDIR
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481
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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出力波形
22.8.1.8
PWM 出力について示します。
■ PWM 出力オール "L" またはオール "H" の出力方法
図 22.8-12 に PWM 出力をオール "L" に , 図 22.8-13 にオール "H" にする出力方法を示し
ます。
図 22.8-12 PWM 出力をオール "L" レベルにする例
アンダフロー割込み
デューティ値
0002H
0001H
0000H
XXXXH
PWM出力波形
デューティ値を小さく
していきます
アンダフロー割込みでPMSKに
“1”を設定します。設定した周期から
オール“L”レベルの出力波形になります。
図 22.8-13 PWM 出力をオール "H" レベルにする例
デューティ一致割込み
PWM出力波形
デューティ値を大きく
していきます
デューティ一致割込みでデューティ値を
周期設定値と同じにすると, 次の周期で
オール“H”レベルの出力波形になります。
482
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22.8.2
第 22 章 ベースタイマ
22.8
PPG 機能
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。
PPG を設定したときのタイマ機能の説明を示します。
• PPG タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR)
• "L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL)
• "H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH)
• タイマレジスタ (BTxTMR)
• 16 ビット PPG タイマ動作
• 連続動作
• ワンショット動作
• 割込み要因とタイミングチャート
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483
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
PPG タイマ選択時のタイマ制御レジスタ
(BTxTMCR)
22.8.2.1
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) は , PPG タイマを制御します。PPG タイマ動作中
に書換え不可能なビットがありますので注意してください。
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
図 22.8-14 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
bit 15
bit 14
bit 13
bit 12
CKS0 RTGEN
−
CKS2
CKS1
−
R/W
R/W
R/W
bit 11
R/W
bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
PMSK
EGS1
EGS0
-0000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
EGS1 EGS0
トリガ入力エッジ選択ビット
0
0
トリガ入力無効
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
PMSK
パルス出力マスクビット
0
通常出力
1
"L" 出力に固定
RTGEN
再起動許可ビット
0
再起動禁止
1
再起動許可
CKS2 CKS1 CKS0
R/W
カウントクロック選択ビット
φ
0
0
0
0
0
1
φ/4
0
1
0
φ/16
0
1
1
φ/128
1
0
0
φ/256
1
0
1
外部クロック ( 立上りエッジイベント )
1
1
0
外部クロック ( 立下りエッジイベント )
1
1
1
外部クロック ( 両エッジイベント )
:リード / ライト可能
:初期値
484
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22.8
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表 22.8-4 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
ビット名
bit15
未定義ビット
bit14
∼
bit12
CKS2, CKS1,
CKS0:
カウント
クロック選択
ビット
bit11
RTGEN:
再起動許可
ビット
機能
• 読出し値は不定です。
• このビットへの書込みは , 動作に影響しません。
• 16 ビットダウンカウンタのカウントクロックを選択します。
• カウントクロックの変更は設定を変えると直ちに反映します。
したがって , CKS2 ∼ CKS0の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で
行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変
更することは可能です。
ソフトウェアトリガ , またはトリガ入力による再起動を許可するビッ
トです。
• PPG 出力波形の出力波形レベルを制御します。
• このビットが "0" のときは PPG 波形をそのまま出力します。
bit10
PMSK:
パルス出力
マスクビット
• このビットが "1" のときは , "H" 幅や "L" 幅設定の値にかかわらず
PPG 出力を "L" 出力にマスクします。
( 注意事項 )
bit3 の OSEL が反転出力に設定されている場合に
PMSK を "1" にすると "H" 出力にマスクとなります。
• 外部起動要因として入力波形に対する有効エッジを選択し , トリガ
の条件を設定します。
• 初期値または "00B" の設定の場合 , 入力波形に対する有効エッジが
bit9,
bit8
EGS1, EGS0:
トリガ入力
エッジ選択
ビット
選択されていない状態なので外部波形による起動はかかりません。
( 注意事項 )
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
• EGS1, EGS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で行ってくださ
い。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは
可能です。
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485
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
図 22.8-15 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
bit 7
―
R/W
bit 6
bit 5
bit 4
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
R/W
R/W
bit 3
bit 2
OSEL
MDSE
R/W
R/W
bit 1
486
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
初期値:
CTEN STRG
R/W
00000000B ( リセット時 )
R/W
STRG
ソフトウェアトリガビット
0
無効
1
ソフトウェアによる起動開始
CTEN
カウント動作許可ビット
0
停止
1
動作許可
MDSE
モード選択ビット
0
連続動作
1
ワンショット動作
OSEL
出力極性指定ビット
0
通常極性
1
反転極性
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
―
bit 0
タイマ機能選択ビット
0
0
0
リセットモード
0
0
1
PWM 機能選択
0
1
0
PPG 機能選択
0
1
1
リロードタイマ機能選択
1
0
0
PWC 機能選択
1
0
1
1
1
0
1
1
1
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設定禁止
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22.8
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表 22.8-5 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
ビット名
bit7
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• タイマ機能を選択するビットです。
bit6
∼
bit4
FMD2, FMD1,
FMD0:
タイマ機能
選択ビット
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "010B" を設定すると PPG 機能が選択
されます。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
PPG 出力の極性を設定します。
bit3
OSEL:
出力極性指定
ビット
極性
リセット後
通常
"L" 出力
反転
"H" 出力
"L" 幅カウント終了
"H" 幅カウント終了
• 連続してパルスを出力する動作か , 単一パルスを出力するワンショッ
bit2
MDSE:
モード選択
ビット
ト動作かを選択します。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
bit1
CTEN:
カウント動作
許可ビット
• ダウンカウンタの動作を許可するビットです。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "0" を書き
込むとカウンタは停止します。
• CTEN ビットが "1" のときに STRG ビットに "1" を書き込むとソフ
トウェアトリガが発生します。
bit0
STRG:
ソフトウェア
トリガビット
( 注意事項 )
• STRG ビットの読出し値は常に "0" です。
( 注意事項 )
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CTEN ビットと STRG ビットに同時に "1" を書き込ん
だ場合でも , ソフトウェアトリガが発生します。
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
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487
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
図 22.8-16 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
R/W
―
488
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
―
TGIE
―
UDIE
―
TGIR
―
UDIR
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
初期値:
00000000B ( リセット時 )
UDIR
アンダフロー割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
TGIR
トリガ割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
UDIE
アンダフロー割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
TGIE
トリガ割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
表 22.8-6 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
ビット名
bit7
bit6
bit5
bit4
bit3
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
TGIE:
トリガ割込み
要求許可ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit2: TGIR の割込み要求を制御します。
• TGIE ビットが許可されていて bit2 :TGIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
UDIE:
アンダフロー
割込み要求許可
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit0 :UDIR の割込み要求を制御します。
• UDIEビットが許可されていて bit0 :UDIRビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• ソフトウェアトリガ , またはトリガ入力の検出をしたときに TGIR
ビットが "1" にセットされます。
bit2
TGIR:
トリガ割込み
要求ビット
• TGIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• TGIR ビットに "1" 書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
bit1
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• "H" 幅を設定した値からのカウント中でカウント値が "0000H" →
"FFFFH" へアンダフロー変化したときに UDIR ビットが "1" にセッ
bit0
UDIR:
アンダフロー
割込み要求
ビット
トされます。
• UDIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• UDIR ビットに "1" 書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
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489
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
"L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL)
22.8.2.2
"L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL) は , PPG 出力波形の "L" 幅を設定するため
のレジスタです。タイマレジスタへの転送は , 起動トリガ検出時か , "H" 幅カウント
終了時のアンダフローで行われます。
■ "L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL) のビット構成
図 22.8-17 に , "L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL) のビット構成を示します。
図 22.8-17 "L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
PPG 出力波形の "L" 幅を設定するためのレジスタです。タイマレジスタへの転送は起
動トリガ検出時と "H" 幅カウント終了時のアンダフローで行われます。
• BTxPRLL レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPRLL レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットで PPG 機能
の設定後に "L" 幅設定してください。
490
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
"H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH)
22.8.2.3
"H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) は PPG 出力波形の "H" 幅を設定するため
のバッファ付きレジスタです。BTxPRLH からバッファレジスタへの転送は起動ト
リガ検出時と "H" 幅カウント終了時のアンダフローで行われ , バッファレジスタか
らタイマレジスタへの転送は "L" 幅カウント終了時のアンダフローで行われます。
■ "H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) のビット構成
図 22.8-18 に , "H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) のビット構成を示します。
図 22.8-18 "H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
PPG 出力波形の "H" 幅を設定するためのレジスタです。BTxPRLH からバッファレジス
タへの転送は起動トリガ検出時と"H"幅カウント終了時のアンダフローで行われ, バッ
ファレジスタからタイマレジスタへの転送は "L" 幅カウント終了時のアンダフローで
行われます。
• BTxPRLH レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPRLH レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットで PPG 機
能の設定後 , "H" 幅に設定してください。
CM71-10151-2
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491
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
タイマレジスタ (BTxTMR)
22.8.2.4
タイマレジスタ (BTxTMR) は , 16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができま
す。
■ タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
図 22.8-19 に , PPG タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成を示します。
図 22.8-19 タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
R
:リードオンリ
16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができます。
<注意事項>
BTxTMR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
492
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
16 ビット PPG タイマ動作
22.8.2.5
PPG タイマ動作では , 出力パルスの "L" 幅と "H" 幅をそれぞれのリロードレジスタ
に設定することで任意の出力パルスを制御することができます。
■ 動作概要
16 ビット長のリロードレジスタが "L" 幅設定用と "H" 幅設定用の 2 本 , "H" 幅設定の
バッファが 1 本あります (BTxPRLL, BTxPRLH, BTxPRLHB) 。
起動トリガにより , 16 ビットダウンカウンタに最初は BTxPRLL の設定値がロードされ ,
同時に BTxPRLHB に BTxPRLH の設定値が転送されます。PPG 出力はレベルを "L" に
して , カウントクロックごとにダウンカウントしていきます。アンダフローの検出によ
り BTxPRLHB の値がカウンタにリロードされ , PPG 出力波形を反転してダウンカウン
トしていきます。再度アンダフローの検出で PPG 出力波形を反転し , BTxPRLL の設定
値をカウンタにリロードし , BTxPRLH の設定値を BTxPRLHB に転送します。
この動作によって , 出力波形は各リロードレジスタ値に対応した "L" 幅・"H" 幅のパル
ス出力となります。
■ リロードレジスタへの書込みタイミング
リロードレジスタ BTxPRLL, BTxPRLH へのデータの書込みは起動トリガ検出時とアン
ダフロー割込み要因 (UDIR) がセットされてから , 次の周期に移るまでの間に行いま
す。その際に設定するデータは次の周期の設定となります。BTxPRLL, BTxPRLH に設
定したデータは起動トリガ検出時と "H" 幅カウント終了時のアンダフロー時に
BTxTMR と BTxPRLHB にそれぞれ自動転送されます。BTxPRLHB に転送されたデー
タは "L" 幅カウント終了時のアンダフロー時に BTxTMR に自動でリロードされます。
立上りエッジ検出
トリガ
IRQ1(TGIR要因)
IRQ0(UDIR要因)
次の周期の"L"幅,"H"幅をレジスタに設定
BTxPRLL
L0
L1
L2
L3
BTxPRLH
H0
H1
H2
H3
BTxPRLHB
xxxx
BTxTMR
xxxx
H1
H0
L0~0000
H0~
0000
L1~0000
H2
H1~
0000
L2~0000
H1
L2
H2~
0000
PPG出力波形
L0
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H0
L1
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H2
493
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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連続動作
22.8.2.6
連続動作では , 各割込み要因のセットタイミングで "L" 幅と "H" 幅を更新すること
により , 任意のパルスを連続で出力することができます。再起動許可の場合は , 動作
中にエッジを検出するとカウンタをリロードします。
■ 連続動作
● 再起動禁止の場合 (RTGEN=0)
図 22.8-20 PPG 動作のタイミングチャート ( 再起動禁止の場合 )
立上りエッジ検出
トリガは無視されます
トリガ
m
n
o
PPG出力波形
①
②
起動エッジ
割込み
アンダフロー
アンダフロー
TGIR
UDIR
UDIR
①= T(m+1) ms
②= T(n+1) ms
T :カウントクロック周期
m:BTxPRLL 値
n :BTxPRLH 値
● 再起動許可の場合 (RTGEN=1)
図 22.8-21 PPG 動作のタイミングチャート ( 再起動許可の場合 )
立上りエッジ検出
トリガにより再起動
トリガ
m
n
o
PPG出力波形
②
①= T(m+1) ms
②= T(n+1) ms
494
①
T :カウントクロック周期
m:BTxPRLL 値
n :BTxPRLH 値
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
ワンショット動作
22.8.2.7
ワンショット動作では , トリガにより任意の幅の単一パルスを出力することができま
す。再起動許可の場合は , 動作中にエッジを検出するとカウンタをリロードします。
■ ワンショット動作
● 再起動禁止の場合 (RTGEN=0)
図 22.8-22 ワンショット動作のタイミングチャート ( トリガ再起動禁止 )
立上りエッジ検出
トリガは無視されます
トリガ
m
n
o
PPG出力波形
①
②
①= T(m+1) ms
②= T(n+1) ms
T :カウントクロック周期
m:BTxPRLL 値
n :BTxPRLH 値
● 再起動許可の場合 (RTGEN=1)
図 22.8-23 ワンショット動作のタイミングチャート ( トリガ再起動許可 )
立上りエッジ検出
トリガにより再起動
トリガ
m
n
o
PPG出力波形
②
①= T(m+1) ms
②= T(n+1) ms
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①
T :カウントクロック周期
m:BTxPRLL 値
n :BTxPRLH 値
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495
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ リロード値とパルス幅の関係
16 ビット長のリロードレジスタに書かれた値を+ 1 した値に , カウントクロックの周
期を掛けた値が出力されるパルス幅となります。したがって , リロードレジスタ値が
"0000H" のときはカウントクロック 1 周期のパルス幅になります。また , リロードレジ
スタ値が "FFFFH" のときはカウントクロック 65536 周期のパルス幅になります。パル
ス幅の計算式は以下のようになります。
PL = T × (L+1)
PL :"L" パルスの幅
PH = T × (H+1)
PH:"H" パルスの幅
T :カウントクロック周期
L :BTxPRLL 値
H :BTxPRLH 値
496
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
割込み要因とタイミングチャート
22.8.2.8
割込み要因とタイミングチャートについて示します。
■ 割込み要因とタイミングチャート (PPG 出力 : 通常極性 )
トリガがかかってからカウンタ値がロードされるまで , ソフトウェアトリガ時は T, 外
部トリガ時は 2T ∼ 3T (T: 周辺クロック (PCLK) サイクル ) を必要とします。
割込み要因は PPG 起動トリガ検出時と , "H"レベル出力時のアンダフロー検出時にセッ
トされます。
図 22.8-24 に , "L" 幅設定値= 1, "H" 幅設定値= 1 の場合の割込み要因とタイミング
チャートを示します。
図 22.8-24 PPG タイマの割込み要因とタイミングチャート
トリガ
2T~3T(外部トリガ)
ロード
カウントクロック
カウント値
XXXXH
0001H
0000H
0001H
0000H
0001H
0000H
PPG出力波形
割込み
起動エッジ
TGIR
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アンダフロー
UDIR
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497
第 22 章 ベースタイマ
22.8
22.8.3
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リロードタイマ機能
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。リ
ロードタイマを設定したときのタイマ機能の説明を示します。
• リロードタイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR)
• 周期設定レジスタ (BTxPCSR)
• タイマレジスタ (BTxTMR)
• 16 ビットリロードタイマの動作
498
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
リロードタイマ選択時のタイマ制御レジスタ
(BTxTMCR)
22.8.3.1
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) は , タイマの動作制御をします。
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
図 22.8-25 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
bit 15
bit 14
bit 13
bit 12
bit 11
bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
−
CKS2
CKS1
CKS0
―
―
EGS1
EGS0
-0000000B ( リセット時 )
−
R/W
R/W
R/W
―
―
R/W
R/W
EGS1 EGS0
トリガエッジ選択ビット
0
0
トリガ入力無効
0
1
外部トリガ ( 立上りエッジ )
1
0
外部トリガ ( 立下りエッジ )
1
1
外部トリガ ( 両エッジ )
CKS2 CKS1 CKS0
R/W
―
カウントクロック選択ビット
0
0
0
φ
0
0
1
φ/4
0
1
0
φ/16
0
1
1
φ/128
1
0
0
φ/256
1
0
1
外部クロック ( 立上りエッジイベント )
1
1
0
外部クロック ( 立下りエッジイベント )
1
1
1
外部クロック ( 両エッジイベント )
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
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499
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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表 22.8-7 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
ビット名
bit15
未定義ビット
bit14
∼
bit12
CKS2, CKS1,
CKS0:
カウント
クロック選択
ビット
bit11,
bit10
機能
• 読出し値は不定です。
• このビットへの書込みは , 動作に影響しません。
• 16 ビットダウンカウンタのカウントクロックを選択します。
• カウントクロックの変更は設定を変えると直ちに反映します。し
たがって , CKS2 ∼ CKS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で
行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変
更することは可能です。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 外部起動要因として入力波形に対する有効エッジを選択し , トリ
ガの条件を設定します。
• 初期値または "00B" の設定の場合 , 入力波形に対する有効エッジが
bit9,
bit8
EGS1, EGS0:
トリガエッジ
選択ビット
選択されていない状態なので外部波形による起動は行いません。
( 注意事項 )
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
• EGS1, EGS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で行ってくださ
い。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは
可能です。
500
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22.8
MB91625 シリーズ
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
図 22.8-26 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
bit 7
T32
R/W
bit 6
bit 5
FMD2 FMD1
R/W
R/W
bit 4
bit 3
bit 2
FMD0
OSEL
MDSE
R/W
R/W
R/W
bit 1
初期値:
CTEN STRG
R/W
STRG
00000000B ( リセット時 )
R/W
ソフトウェアトリガビット
0
無効
1
ソフトウェアによる起動開始
CTEN
カウント動作許可ビット
0
停止
1
動作許可
MDSE
モード選択ビット
0
リロードモード
1
ワンショットモード
OSEL
出力極性指定ビット
0
通常極性
1
反転極性
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
bit 0
タイマ機能選択ビット
0
0
0
リセットモード
0
0
1
PWM 機能選択
0
1
0
PPG 機能選択
0
1
1
リロードタイマ機能選択
1
0
0
PWC 機能選択
1
0
1
1
1
0
1
1
1
設定禁止
T32
32 ビットタイマ選択ビット
:リード / ライト可能
0
16 ビットタイマモード
:初期値
1
32 ビットタイマモード
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
表 22.8-8 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト ) (1 / 2)
ビット名
機能
• 32 ビットタイマ機能を選択するビットです。
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "011B" を設定して , リロードタイマ機
bit7
T32:
32 ビット
タイマ選択
ビット
能を選択している場合 , T32 ビットを "1" に設定すると 32 ビットタ
イマモードになります。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です (「22.5 32
ビットモード動作」を参照 )。
bit6
∼
bit4
FMD2,
FMD1,
FMD0:
タイマ機能
選択ビット
• タイマ機能を選択するビットです。
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "011B" を設定するとリロードタイマ機
能が選択されます。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
• タイマ出力のレベルを通常のまま出力するか反転させるかを選択し
ます。
• bit2:MDSE との組合せにより次のように出力波形を生成します。
bit3
OSEL:
出力極性指定
ビット
MDSE
OSEL
0
0
カウント開始時 "L" のトグル出力
0
1
カウント開始時 "H" のトグル出力
1
0
カウント中 "H" の矩形波
1
1
カウント中 "L" の矩形波
出力波形
• MDSE ビットを "0" に設定するとリロードモードとなり , カウント値
が "0000H" → "FFFFH" へのアンダフローと同時にリロードレジスタ
bit2
MDSE:
モード選択
ビット
値をカウンタにロードしてカウント動作を続けます。
• MDSE ビットを "1" に設定するとワンショットモードとなり , カウン
ト値が"0000H"→"FFFFH"へのアンダフローにより動作を停止します。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
bit1
502
CTEN:
カウント動作
許可ビット
• ダウンカウンタの動作を許可するビットです。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "0" を書き込
むとカウンタは停止します。
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
表 22.8-8 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト ) (2 / 2)
ビット名
機能
• CTEN ビットが "1" のときに STRG ビットに "1" を書き込むとソフト
ウェアトリガが発生します。
bit0
STRG:
ソフトウェア
トリガビット
( 注意事項 )
• STRG ビットの読出し値は常に "0" です。
( 注意事項 )
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CTEN ビットと STRG ビットに同時に "1" を書き込んだ
場合でも , ソフトウェアトリガが発生します。
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1" を
書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
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503
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
図 22.8-27 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
R/W
―
504
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
―
TGIE
―
UDIE
―
TGIR
―
UDIR
00000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
UDIR
アンダフロー割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
TGIR
トリガ割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
UDIE
アンダフロー割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
TGIE
トリガ割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
表 22.8-9 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
ビット名
bit7
bit6
bit5
bit4
bit3
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
TGIE:
トリガ割込み
要求許可ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit2 :TGIR の割込み要求を制御します。
• TGIEビットが許可されていて bit2 :TGIRビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
UDIE:
アンダフロー
割込み要求許可
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit0: UDIR の割込み要求を制御します。
• UDIE ビットが許可されていて bit0: UDIR ビットがセットされる
と CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• ソフトウェアトリガ, またはトリガ入力の検出をしたときにTGIR
ビットが "1" にセットされます。
bit2
TGIR:
トリガ割込み
要求ビット
• TGIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• TGIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
bit1
• 読出し値は "0" です。
未使用ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• カウント値が "0000H"→"FFFFH"へのアンダフロー時にUDIRビッ
bit0
UDIR:
アンダフロー
割込み要求
ビット
トが "1" にセットされます。
• UDIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• UDIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
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505
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
周期設定レジスタ (BTxPCSR)
22.8.3.2
周期設定レジスタ (BTxPCSR) は , カウントの初期値を保持するレジスタです。32
ビットモード時には偶数チャネルの場合は下位 16 ビットのカウント初期値となり ,
奇数チャネルの場合は上位 16 ビットのカウント初期値となります。リセット時の初
期値は不定です。このレジスタへのアクセスは , 必ず 16 ビットデータ転送命令で
行ってください。
■ 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成
図 22.8-28 に , 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成を示します。
図 22.8-28 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
周期を設定するためのレジスタです。タイマレジスタへの転送はアンダフローで行わ
れます。
• BTxPCSR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPCSR レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットでリロード
タイマ機能の設定後に周期設定をしてください。
• 32 ビットモードで BTxPCSR レジスタにデータを書き込む場合 , 上位 16 ビットデー
タ ( 奇数チャネルのデータ ) から先にアクセスした後で , 下位 16 ビットデータ ( 偶
数チャネルのデータ ) にアクセスしてください。
506
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
タイマレジスタ (BTxTMR)
22.8.3.3
タイマレジスタ (BTxTMR) は , タイマのカウント値を読み出すことができるレジスタ
です。32 ビットモード時には偶数チャネルの場合は下位 16 ビットのカウント値とな
り , 奇数チャネルの場合は上位 16 ビットのカウント値となります。初期値は不定で
す。
このレジスタの読出しは , 必ず 16 ビットデータ転送命令で行ってください。
■ タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
図 22.8-29 に , タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成を示します。
図 22.8-29 タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
R :リードオンリ
16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができます。
<注意事項>
• BTxTMR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• 32 ビットモードで BTxTMR レジスタを読み出す場合 , 下位 16 ビットデータ ( 偶数チャ
ネルのデータ) から先に読み出した後で, 上位16ビットデータ (奇数チャネルのデータ)
を読み出してください。
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
22.8.3.4
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16 ビットリロードタイマの動作
リロードタイマ動作では , カウントクロックに同期して周期設定レジスタに設定す
る値からカウントダウンを実行し , カウント値が "0" となったときにカウントを終
了するか , または周期設定を自動でロードしてカウントダウンを停止するまで継続
動作します。
■ 内部クロック選択時のカウント動作
カウント許可と同時にカウント動作を開始したい場合は , タイマ制御レジスタの CTEN
ビットと STRG ビットの両方に "1" を書き込んでください。STRG ビットによるトリガ
入力は , タイマが起動状態のとき (CNTE=1) は動作モードにかかわらず常に有効です。
カウント動作を許可し , ソフトウェアトリガまたは外部トリガでタイマを起動すると ,
周期設定レジスタの値をカウンタにロードしてカウントダウンを開始します。
カウンタスタートのトリガがセットされてから周期設定レジスタのデータがカウンタ
へロードされるまでに , 1T (T: 周辺クロック (PCLK) サイクル ) の時間がかかります。
図 22.8-30 に , ソフトウェアトリガによるカウンタの起動および動作を示します。
図 22.8-30 内部クロック選択時のカウント動作
ロード
カウントクロック
カウント値
XXXXH
リロード値
-1
-1
CTEN(レジスタ)
1T
STRG(レジスタ)
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ アンダフロー動作
カウンタの値が "0000H" から "FFFFH" になる場合をアンダフローとしています。した
がって , 〔周期設定レジスタの設定値 +1〕カウントでアンダフローが発生します。
アンダフロー発生時に周期設定レジスタ (BTxPCSR) の内容をカウンタへロードして ,
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の MDSE ビットが "0" のときはカウント動作を継続
します。MDSE ビットが "1" のときは , ロードしたカウンタ値のまま停止します。
アンダフローによりステータス制御レジスタ (BTxSTC) の UDIR ビットがセットされ ,
UDIE ビットが "1" のときに割込み要求を発生します。
図 22.8-31 に , アンダフロー動作のタイミングチャートを示します。
図 22.8-31 アンダフロー動作のタイミングチャート
[MDSE=0] の場合
ロード
カウントクロック
カウント値
0000H
リロード値
-1
-1
アンダフローセット
UDIR
[MDSE=1] の場合
ロード
カウントクロック
カウント値
0000H
リロード値
アンダフローセット
UDIR
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ 入力端子機能の動作
TGIN 端子はトリガ入力として使用することができます。TGIN 端子に有効エッジが入
力されると周期設定レジスタの内容をカウンタにロードしてカウント動作を開始しま
す。トリガがかかってから , カウンタ値がロードされるまで , 2T ∼ 3T (T: 周辺クロッ
ク (PCLK) サイクル ) を必要とします。
図 22.8-32 に , 有効エッジ指定を立上りエッジにした場合のトリガ入力動作を示します。
図 22.8-32 トリガ入力の動作
TGIN
2T~3T(外部トリガ)
ロード
カウントクロック
カウント値
0000H
リロード値
-1
-1
■ 出力端子機能の動作
TOUT 出力端子は , リロードモード時はアンダフローにより反転するトグル出力とし
て , ワンショットモード時はカウント中を示すパルス出力として機能します。出力極
性は , タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の OSEL ビットにより設定できます。OSEL=0
の場合 , トグル出力は初期値が "0" で , ワンショットパルス出力はカウント中 "1" を出
力します。OSEL=1 にすると出力波形は反転します。
図 22.8-33 に , 出力端子機能動作のタイミングチャートを示します。
図 22.8-33 出力端子機能動作のタイミングチャート
[MDSE=0, OSEL=0] の場合
CTEN
OSEL=1のときは反転
TOUT
トリガ
アンダフロー
[MDSE=1, OSEL=0] の場合
CTEN
OSEL=1のときは反転
TOUT
トリガ
アンダフロー
トリガ起動待ち
510
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22.8.4
第 22 章 ベースタイマ
22.8
PWC 機能
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。
PWC を設定したときのタイマ機能の説明を示します。
• PWC タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR)
• データバッファレジスタ (BTxDTBF)
• PWC 動作
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511
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
PWC タイマ選択時のタイマ制御レジスタ
(BTxTMCR)
22.8.4.1
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) は , PWC タイマの動作を制御します。
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
図 22.8-34 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
bit 15
bit 14
bit 13
bit 12
bit 11
bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
―
CKS2
CKS1
CKS0
―
EGS2
EGS1
EGS0
00000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
EGS2 EGS1 EGS0
0
0
0
"H" パルス幅測定 ( ↑∼↓ )
0
0
1
立上りエッジ間周期測定 ( ↑∼↑ )
0
1
0
立下りエッジ間周期測定 ( ↓∼↓ )
0
1
1
全エッジ間パルス幅測定
( ↑または↓∼↓または↑ )
1
0
0
"L" パルス幅測定 ( ↓∼↑ )
1
0
1
1
1
0
1
1
1
CKS2 CKS1 CKS0
0
R/W
―
512
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
測定エッジ選択ビット
0
設定禁止
カウントクロック選択ビット
0
φ
φ/4
0
0
1
0
1
0
φ/16
0
1
1
φ/128
1
0
0
φ/256
1
0
1
1
1
0
1
1
1
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設定禁止
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
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表 22.8-10 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
ビット名
bit15
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 16 ビットアップカウンタのカウントクロックを選択します。
bit14
∼
bit12
CKS2, CKS1,
CKS0:
カウントクロック
選択ビット
• カウントクロックの変更は設定を変えると直ちに反映します。
したがって, CKS2∼CKS0の変更はカウント停止状態 (CTEN=0)
で行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時
に変更することは可能です。
bit11
bit10
∼
bit8
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
EGS2, EGS1,
EGS0:
測定エッジ選択
ビット
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• このビットには "0" を書き込んでください。
• 測定エッジの条件を設定します。
• EGS2, EGS1, EGS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で
行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に
変更することは可能です。
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513
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
図 22.8-35 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
bit 7
T32
R/W
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
―
MDSE
CTEN
―
00000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
R/W
R/W
CTEN
カウント動作許可ビット
0
停止
1
動作許可
MDSE
モード選択ビット
0
連続測定モード
1
単発測定モード
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
―
514
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
タイマ機能選択ビット
0
0
0
リセットモード
0
0
1
PWM 機能選択
0
1
0
PPG 機能選択
0
1
1
リロードタイマ機能選択
1
0
0
PWC 機能選択
1
0
1
1
1
0
1
1
1
設定禁止
T32
32 ビットタイマ選択ビット
0
16 ビットタイマモード
1
32 ビットタイマモード
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
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表 22.8-11 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
ビット名
機能
• 32 ビットタイマ機能を選択するビットです。
bit7
T32:
32 ビット
タイマ選択
ビット
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "100B" を設定して PWC 機能を選択
している場合に T32 ビットを "1" に設定すると , 32 ビット PWC モー
ドになります。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です (「22.5 32
ビットモード動作」を参照 )。
• タイマ機能を選択するビットです。
bit6
∼
bit4
FMD2, FMD1,
FMD0:
タイマ機能
選択ビット
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "100B" を設定すると PWC 機能が選
択されます。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
bit3
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 測定動作を以下のように選択します
bit2
MDSE:
モード選択
ビット
MDSE
モード
0
連続測定
連続測定:バッファレジスタ有効
1
単発測定
1 回測定後に停止
動作
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
• アップカウンタの起動または再起動を許可するビットです。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "1" を書き
bit1
CTEN:
カウント動作
許可ビット
込むと再起動となりカウンタはクリアされ , 測定開始エッジ待ち状
態となります。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "0" を書き
込むとカウンタは停止します。
bit0
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
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• このビットには "0" を書き込んでください。
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515
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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■ ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
図 22.8-36 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
R/W
R
―
516
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
ERR
EDIE
―
OVIE
―
EDIR
―
OVIR
00000000B ( リセット時 )
R
R/W
R/W
R/W
R/W
R
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:リードオンリ
:未定義ビット
:初期値
OVIR
オーバフロー割込み要求ビット
0
割込み要求のクリア
1
割込み要因の検出
EDIR
測定終了割込み要求ビット
0
測定結果 (BTxDTBF) をリード
1
割込み要因の検出
OVIE
オーバフロー割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
EDIE
測定終了割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
ERR
エラーフラグビット
0
正常状態
1
リードしていない測定結果に次の測定結果が
上書きされた
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
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表 22.8-12 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
ビット名
機能
• 連続測定モード時において , BTxDTBF レジスタの測定結果を読み
出さないうちに , 次の測定が終了してしまったことを示すフラグ
です。この場合 , BTxDTBF レジスタの値は新しい測定結果に更新
bit7
ERR:
エラーフラグ
ビット
されて 1 つ前の測定結果は消失します。
• 測定は ERR ビット値に関係なく続行されます。
• ERR ビットは読出しのみ可能で , 書込みしてもビット値には影響
しません。
• ERR ビットは測定結果 (BTxDTBF) を読出しすることによりクリ
アされます。
bit6
bit5
bit4
bit3
EDIE:
測定終了割込み
要求許可ビット
• bit2 :EDIR の割込み要求を制御します。
• EDIE ビットが許可されていて bit2 :EDIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
OVIE:
オーバフロー
割込み要求許可
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit0: OVIR の割込み要求を制御します。
• OVIE ビットが許可されていて bit0: OVIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 測定終了したことを示し, 終了時にフラグが"1"にセットされます。
bit2
EDIR:
測定終了割込み
要求ビット
• EDIR ビットは測定結果 (BTxDTBF) を読出しすることによりクリ
アされます。
• EDIR ビットは読出しのみ可能で , 書込みしてもビット値には影響
しません。
bit1
bit0
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
OVIR:
オーバフロー
割込み要求
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• カウント値が "FFFFH" → "0000H" へのオーバフロー時にフラグが
"1" にセットされます。
• OVIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• OVIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
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517
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
データバッファレジスタ (BTxDTBF)
22.8.4.2
データバッファレジスタ (BTxDTBF) は , PWC タイマの測定値またはカウント値を
読み出すことができるレジスタです。32 ビットモード時には偶数チャネルの場合は
下位 16 ビットの値となり , 奇数チャネルの場合は上位 16 ビットの値となります。
このレジスタの読出しは , 必ず 16 ビットデータ転送命令で行ってください。
■ データバッファレジスタ (BTxDTBF) のビット構成
図 22.8-37 に , データバッファレジスタ (BTxDTBF) のビット構成を示します。
図 22.8-37 データバッファレジスタ (BTxDTBF) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
R :リードオンリ
• BTxDTBFレジスタは連続測定モード, ワンショット測定モードのいずれにおいても
読出しのみ可能なレジスタです。書き込んでもレジスタ値は変化しません。
• 連続測定モード時 (BTxTMCR:bit3 MDSE=1) は , 前回の測定結果を保持するバッ
ファレジスタとなります。
• ワンショット測定モード時 (BTxTMCR: bit3 MDSE=0) は , BTxDTBF レジスタでアッ
プカウンタを直接アクセスします。カウント中も読出し可能で , カウント値を読み
出せます。測定終了後は測定結果をそのまま保存します。
• BTxDTBF レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
518
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
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22.8.4.3
PWC 動作
PWC タイマには , パルス幅測定機能があり , 5 種類のカウントクロックを選択可能
で入力パルスの任意イベント間の時間・周期をカウンタで測定できます。以下に ,
パルス幅測定機能における基本機能 / 動作について示します。
■ パルス幅測定機能
起動後 , カウンタを "0000H" にクリアし , 設定した測定開始エッジが入力されるまでカ
ウント動作は行われません。測定開始エッジを検出すると "0001H" からカウントアッ
プを開始し , 測定終了エッジを検出するとカウントを停止します。この間のカウント値
がパルス幅としてレジスタに保存されます。
測定終了時 , およびオーバフロー発生時に割込み要求を発生できます。
測定終了後は , 測定モードに応じて以下のように動作します。
• 単発測定モード時…動作を停止します。
• 連続測定モード時…カウンタ値をバッファレジスタに転送後 , 再度測定開始エッジ
が入力されるまでカウントを停止します。
図 22.8-38 パルス幅測定動作 ( 単発測定モード / "H" 幅測定 )
PWC入力被測定パルス
CTEN
カウント値
FFFFH
カウント
クリア
0000H
起動開始
カウント
ストップ
(実線はカウント値)
カウント 0001H
スタート
時間
EDIRフラグセット(測定終了)
図 22.8-39 パルス幅測定動作 ( 連続測定モード / "H" 幅測定 )
PWC入力被測定パルス
CTEN
(実線はカウント値)
オーバフロー BTxDTBF へデータ転送
カウント値
FFFFH
BTxDTBF へデータ転送
カウント
クリア
0000H
起動開始
カウント
ストップ
カウント
ストップ
カウント 0001H
カウント 0001H
スタート
再スタート
カウント
継続
時間
EDIRフラグセット(測定終了)
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OVIRフラグセット EDIRフラグセット
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519
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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■ カウントクロックの選択
カウンタのカウントクロックは , BTxTMCR レジスタの bit6, bit5, bit4:CKS2, CKS1,
CKS0 の設定によって , 5 種類選択することができます。
選択できるカウントクロックは以下のとおりです。
BTxTMCR レジスタ
選択される内部カウントクロック
CKS2, CKS1, CKS0 ビット
000B
周辺クロック (PCLK) [ 初期値 ]
001B
周辺クロック (PCLK) の 4 分周
010B
周辺クロック (PCLK) の 16 分周
011B
周辺クロック (PCLK) の 128 分周
100B
周辺クロック (PCLK) の 256 分周
101B
110B
設定禁止
111B
リセット後の初期値では , 周辺クロック (PCLK) が選択されています。
( 注意事項 ) カウントクロックの選択は , 必ずカウンタ起動前に行ってください。
520
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
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■ 動作モードの選択
各動作モード / 測定モードの選択は , BTxTMCR の設定により行います。
動作モードの設定… BTxTMCR bit10 ∼ bit8:EGS2, EGS1, EGS0
( 測定エッジの選択 )
測定モードの設定… BTxTMCR bit2:MDSE
( 単発測定 / 連続測定の選択 )
動作モードの選択の一覧を以下に示します。
MDSE
EGS2
EGS1
EGS0
連続測定:バッファ有効
0
0
0
0
単発測定:バッファ無効
1
0
0
0
連続測定:バッファ有効
0
0
0
1
単発測定:バッファ無効
1
0
0
1
連続測定:バッファ有効
0
0
1
0
単発測定:バッファ無効
1
0
1
0
↑または↓∼↑または↓
全エッジ間測定
連続測定:バッファ有効
0
0
1
1
単発測定:バッファ無効
1
0
1
1
↓∼↑
"L" パルス幅測定
連続測定:バッファ有効
0
1
0
0
単発測定:バッファ無効
1
1
0
0
0
1
0
1
1
1
0
1
0
1
1
0
1
1
1
0
0
1
1
1
1
1
1
1
動作モード
↑∼↓
"H" パルス幅測定
↑∼↑
立上り間周期測定
↓∼↓
立下り間周期測定
設定禁止
リセット後の初期値では , "H" パルス幅測定−単発測定モードが選択されています。
動作モードの選択は , 必ずカウンタ起動前に行ってください。
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
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■ パルス幅測定の起動と停止
各動作の起動 / 再起動 / 強制停止は , BTxTMCR の bit1:CTEN ビットにより行います。
パルス幅測定の起動 / 再起動は CTEN ビットに "1" を書き込むことにより機能し , 強制
停止は CTEN ビットに "0" を書き込むことにより機能します。
CTEN
機能
1
パルス幅測定の起動 / 再起動
0
パルス幅測定の強制停止
■ 起動後の動作
パルス幅測定モードの起動後の動作は , 測定開始エッジが入力されるまでカウントは
行われません。測定開始エッジ検出後 , 16 ビットアップカウンタは "0001H" からカウ
ントを開始します。
■ 再起動
起動後 , 動作中に再度起動する (CTEN ビットが "1" の状態で再度 "1" を書き込む ) こと
を再起動とよびます。再起動すると , 以下のような動作が行われます。
• 測定開始エッジ待ち状態の場合 : 動作に影響はありません。
• 測定中の場合 :カウントを "0000H" にクリアし , 再度測定開始エッジ待ち状態となり
ます。この際 , 測定終了エッジ検出と再起動が同時になると , 測定終
了フラグ (EDIR) がセットされ , 連続測定モード時は測定結果が
BTxDTBF に転送されます。
■ 停止について
単発測定モードでは , カウンタのオーバフローまたは測定終了により自動的にカウン
ト動作を停止しますので , 特に意識する必要はありません。連続測定モードや自動停止
する前に停止させたい場合は , 強制停止させる必要があります。
■ カウンタのクリアと初期値
16 ビットアップカウンタは , 以下に示す場合に "0000H" にクリアされます。
• リセット時
• BTxTMCR の bit1:CTEN ビットに "1" を書き込んだとき ( 再起動時を含む )
16 ビットアップカウンタは , 測定開始エッジ検出時に "0001H" に初期化されます。
522
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
■ パルス幅測定動作詳細
● 単発測定と連続測定
パルス幅測定には , 1 回のみの測定を行うモードと連続して測定を行うモードがありま
す。各モードは BTxTMCR の MDSE ビットによって選択します (「22.8.4.3 PWC 動作
■ 動作モードの選択」を参照 ) 。両モードにおける相違点は以下のとおりです。
単発測定モード:
1 回目の測定終了エッジが入力されるとカウンタのカウントは停止し , BTxSTC 中
の測定終了フラグ (EDIR) がセットされ , 以降の測定は行われません。ただし , 同時
に再起動された場合は測定開始待ち状態となります。
連続測定モード:
測定終了エッジが入力されるとカウンタのカウントは停止し , BTxSTC 中の測定終
了フラグ (EDIR) がセットされ , 再度測定開始エッジが入力されるまでカウントを停
止します。再度 , 測定開始エッジが入力されるとカウンタを "0001H" に初期化して
測定を開始します。測定終了時 , カウンタの測定結果は BTxDTBF に転送されます。
測定モードの選択 / 変更は , 必ずカウンタ停止中に行ってください。
● 測定結果データ
単発測定モードと連続測定モードでは , 測定結果とカウンタ値の扱いおよび BTxDTBF
の機能に違いがあります。両モードにおける測定結果の相違点は以下のとおりです。
単発測定モード:
BTxDTBF を動作中に読み出すと測定中のカウント値が得られます。
BTxDTBF を測定終了後に読み出すと測定結果データが得られます。
連続測定モード:
測定終了時 , カウンタ内の測定結果は BTxDTBF に転送されます。
BTxDTBFを読み出すと直前の測定結果が得られ, 測定動作中も前回の測定結果を保
持しています。測定中のカウント値は読み出せません。
連続測定モードにて , 測定結果を読み出さない内に次の測定が終了してしまった場
合 , 前回の測定結果は新しい測定結果に消されてしまいます。この際 , BTxSTC 中
のエラーフラグ (ERR) がセットされます。エラーフラグ (ERR) は , BTxDTBF を読
み出すと自動的にクリアされます。
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523
第 22 章 ベースタイマ
22.8
MB91625 シリーズ
■ 測定モードとカウント動作
入力されたパルスのどこを測定するかによって, 測定モードは5種類のうちから選択す
ることができます。以下に , それらについて説明します。
測定モード
EGS2, EGS1, EGS0
測定内容 (W:測定するパルス幅 )
W
↑カウント
スタート
W
↓カウント
ストップ
000B
"H" パルス幅測定
↓
ストップ
↑
スタート
"H" 期間の幅を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:立上りエッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:立下りエッジ検出時
W
立上りエッジ間
周期測定
001B
↑カウント
スタート
W
W
↑カウントストップ
↑スタート
立上りエッジ間の周期を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:立上りエッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:立上りエッジ検出時
W
立下りエッジ間
周期測定
010B
↓カウント
スタート
W
W
↓カウントストップ
↓ストップ
↓スタート
↓スタート
立下りエッジ間の周期を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:立下りエッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:立下りエッジ検出時
W
全エッジ間
パルス幅測定
011B
↑カウント
スタート
W
W
↓カウントストップ
↑ストップ
↓スタート
↑スタート
連続して入力されるエッジ間の幅を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:エッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:エッジ検出時
W
↓カウント
スタート
100B
"L" パルス幅測定
W
↑カウント
ストップ
↓
スタート
↑
ストップ
"L" 期間の幅を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:立下りエッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:立上りエッジ検出時
どの測定モードでも , 測定起動でカウンタは "0000H" にクリアされた後 , 測定開始エッ
ジが入力されるまではカウンタはカウント動作を行いません。測定開始エッジが入力
されると , 測定終了エッジが入力されるまでの間 , カウントクロックごとにアップカウ
ントを続けます。
連続測定モードの場合で , 全エッジ間パルス幅測定や周期測定などを行った場合 , 終了
エッジが次の測定開始エッジとなります。
524
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第 22 章 ベースタイマ
22.8
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● パルス幅 / 周期算出方法
測定終了後 , BTxDTBF に得られた測定結果データからの被測定パルス幅 / 周期算出方
法は以下のように求められます。
TW :被測定パルス幅 / 周期 [μs]
TW = n × t [μs]
n
:BTxDTBF 内の測定結果データ
t
:カウントクロックの周期 [μs]
● 割込み要求発生
2 つの割込み要求を発生することが可能です。
• カウンタのオーバフローによる割込み要求
測定中 , カウントアップによりオーバフローが発生するとオーバフローフラグ
(OVIR) がセットされ , オーバフロー割込み要求が許可されていると割込み要求が発
生します。
• 測定終了による割込み要求
測定終了エッジを検出すると , BTxSTC 中の測定終了フラグ (EDIR) がセットされ ,
測定終了割込み要求が許可されていると割込み要求が発生します。
測定終了フラグ (EDIR) は , 測定結果 BTxDTBF を読み出すと自動的にクリアされま
す。
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525
第 22 章 ベースタイマ
22.8
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■ パルス幅測定動作フロー
図 22.8-40 パルス幅測定動作フロー
各
種
設
定
PWC モード選択
カウントクロック選択
動作 / 測定モード選択
割込みフラグクリア
割込み許可
CTEN ビットにより起動
再起動
カウンタをクリア
連続測定モード
単発測定モード
測定開始エッジ検出
測定開始エッジ検出
カウント開始
カウント開始
アップカウント
アップカウント
オーバフローの発生
→ OVIR フラグセット
測定終了エッジ検出
→ EDIR フラグセット
526
オーバフローの発生
→ OVIR フラグセット
測定終了エッジ検出
→ EDIR フラグセット
カウント停止
カウント停止
カウント値を
BTxDTBF に転送
動作停止
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第 23 章 アップダウン
カウンタ
アップダウンカウンタの機能と動作について説明
します。
23.1 概要
23.2 構成
23.3 端子
23.4 レジスタ
23.5 割込み
23.6 動作説明と設定手順例
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527
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.1
MB91625 シリーズ
23.1 概要
アップダウンカウンタは , 設定によってカウントアップ / ダウンするカウンタです。
16 ビットアップダウンカウンタの下位バイトのみを使用して , 8 ビットアップダウンカウン
タとして使用することもできます。
8 ビットアップダウンカウンタ時は "00H" ∼ "FFH" の範囲で , 16 ビットアップダウンカウン
タ時は "0000H" ∼ "FFFFH" の範囲でカウントできます。
本製品は , 16 ビットアップダウンカウンタを 4 チャネル内蔵しています。ただし , 8 ビット
アップダウンカウンタとして使用できるのは下位バイトのみになるため , 8 ビット時も , 16
ビット時も使用できるチャネルは合計で 4 チャネルになります。
■ 概要
•
カウンタモード:8ビットアップダウンカウンタとして使用するか (8ビットモード),
16 ビットアップダウンカウンタとして使用するか (16 ビットモード ) を選択できま
す。
•
動作モード:次の 3 モード (4 種類 ) から選択できます。
-
タイマモード
カウント用クロックに同期してカウントダウンします。
カウント用クロックは周辺クロック (PCLK) をプリスケーラで 2 分周 /8 分周し
て生成された内部クロック ( 周辺クロック ) を使用します。
-
アップダウンカウントモード
2 本の外部信号入力端子から入力される信号をカウントアップ / カウントダウン
します。カウントするエッジを , 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両エッジの中か
ら選択できます。
-
位相差カウントモード
2 本の外部信号入力端子から入力される信号の位相差をカウントアップ / カウン
トダウンします。
位相差カウントモードは , モーターなどのエンコーダのカウントに適していま
す。エンコーダの A 相 , B 相 , Z 相の出力をそれぞれ入力することにより , 回転
角度や回転数などを高い精度で容易にカウントできます。
位相差カウントモードには 2 逓倍モードと 4 逓倍モードがあり , それぞれカウン
ト方法が異なります。
528
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.1
MB91625 シリーズ
アップダウンカウンタの動作モードを表 23.1-1 に示します。
表 23.1-1 アップダウンカウンタの動作モード
動作モード
タイマモード
カウントタイミング
内部クロック
( 周辺クロック )
アップダウンカウント 外部クロック
モード
位相差カウントモード
(2 逓倍 /4 逓倍 )
•
カウント方向
カウントダウン
カウントアップ / カウントダウン
外部信号入力端子から カウントアップ / カウントダウン
の入力信号の位相
リロード / コンペアクリア機能:次の 3 種類から選択できます。
-
コンペアクリア機能
設定した値とカウンタ値が一致した次のアップカウントタイミングでカウンタ
をクリアします。
-
リロード機能
アンダフローが発生すると , リロード値をロードしてカウントを続けます。
-
リロードコンペアクリア機能
コンペアクリア機能とリロード機能を組み合わせて使用できます。
•
カウント方向:直前のカウント方向 ( カウントアップ / カウントダウン ) を確認でき
ます。
•
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割込み要求:次の場合に割込み要求を発生できます。
-
カウント方向が反転したとき
-
カウンタの値があらかじめ設定した値と一致したとき
-
オーバフローが発生したとき
-
アンダフロー ( リロード ) が発生したとき
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529
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.2
MB91625 シリーズ
23.2 構成
アップダウンカウンタの構成を示します。
■ アップダウンカウンタのブロックダイヤグラム
アップダウンカウンタのブロックダイヤグラムを ch.0 を例にとって図 23.2-1 に示しま
す。
図 23.2-1 アップダウンカウンタのブロックダイヤグラム
周辺バス
8 ビット
CGE1
ZIN0 ∼ ZIN3 端子
CGSC
CGE0
上位バイトへ
M16E
RCRL
CTUT
リロード制御
UCRE
RLDE
Carry
エッジ / レベル検出
UDCC
カウンタ
クリア
8 ビット
CES1
CES0
CMS1
CMS0
UDCRL
CMPF
UDFF
AIN0 ∼ AIN3 端子
BIN0 ∼ BIN3 端子
カウント用
クロック選択
カウント用
クロック
OVFF
CSTR
UDF1
UDIE
UDF0
CDCF
プリスケーラ
CITE
CLKS
UFIE
割込み出力
RCRL :リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL0 ∼ RCRL3)
UDCRL :アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL0 ∼ UDCRL3)
•
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3)
アップダウンカウンタのリロード値およびコンペア値を設定するレジスタです。
次のように上位 8 ビットと下位 8 ビットに分かれています。
8 ビットモードで使用する場合は , 下位側を使用します。
530
-
リロードコンペアレジスタ上位 (RCRH0 ∼ RCRH3)
-
リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL0 ∼ RCRL3)
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.2
MB91625 シリーズ
•
アップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3)
アップダウンカウンタのカウンタとして動作するレジスタです。
次のように上位 8 ビットと下位 8 ビットに分かれています。
8 ビットモードで使用する場合は , 下位側を使用します。
•
-
アップダウンカウントレジスタ上位 (UDCRH0 ∼ UDCRH3)
-
アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL0 ∼ UDCRL3)
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3)
アップダウンカウンタを制御するレジスタです。
•
カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3)
アップダウンカウンタの状態を確認したり , 割込み要求の制御をしたりするレジス
タです。
•
カウント用クロック選択回路
アップダウンカウンタのカウント用クロックを選択する回路です。
•
プリスケーラ
アップダウンカウンタをタイマモードで使用するときに , 周辺クロック (PCLK) の
分周比を選択します。
■ クロック
アップダウンカウンタで使用するクロックを表 23.2-1 に示します。
表 23.2-1 アップダウンカウンタで使用するクロック
クロック名
動作クロック
内容
周辺クロック (PCLK)
カウント用クロック 内部クロック ( 周辺クロック )
備考
周辺クロック (PCLK) を分周
して生成
外部端子からの入力をカウント AIN0 ∼ AIN3 端子 , BIN0 ∼
BIN3 端子から入力
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531
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.3
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23.3 端子
アップダウンカウンタで使用する端子について説明します。
■ 概要
アップダウンカウンタには , 次の 3 種類の端子があります。
•
AIN0 ∼ AIN3 端子
アップダウンカウンタの外部信号入力端子です。アップダウンカウントモード時
は , この端子で有効エッジが検出されるとカウントアップします。位相差カウント
モード (2 逓倍 /4 逓倍 ) 時は , この端子と BIN0 ∼ BIN3 端子の位相差をカウントし
ます。
この端子は兼用端子です。アップダウンカウンタの AIN0 ∼ AIN3 端子として使用
するには , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
BIN0 ∼ BIN3 端子
アップダウンカウンタの外部信号入力端子です。アップダウンカウントモード時は ,
この端子で有効エッジが検出されるとカウントダウンします。位相差カウントモー
ド (2 逓倍 /4 逓倍 ) 時は , この端子と AIN0 ∼ AIN3 端子の位相差をカウントします。
この端子は兼用端子です。アップダウンカウンタの BIN0 ∼ BIN3 端子として使用
するには , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
ZIN0 ∼ ZIN3 端子
アップダウンカウンタの外部信号入力端子です。カウンタのクリアまたはゲート入
力として使用します。
この端子は兼用端子です。アップダウンカウンタの ZIN0 ∼ ZIN3 端子として使用す
るには , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 23.3-1 に示します。
表 23.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
532
0
AIN0
外部信号入力端子
BIN0
ZIN0
1
AIN1
BIN1
ZIN1
2
AIN2
BIN2
ZIN2
3
AIN3
BIN3
ZIN3
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
MB91625 シリーズ
23.4 レジスタ
アップダウンカウンタで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ アップダウンカウンタのレジスタ一覧
アップダウンカウンタのレジスタ一覧を表 23.4-1 に示します。
表 23.4-1 アップダウンカウンタのレジスタ一覧
チャネル
0
1
2
3
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レジスタ略称
RCRL0
レジスタ名
リロードコンペアレジスタ下位 0
参照先
23.4.1
RCRH0
リロードコンペアレジスタ上位 0
23.4.1
UDCRL0
アップダウンカウントレジスタ下位 0
23.4.2
UDCRH0
アップダウンカウントレジスタ上位 0
23.4.2
CCR0
カウンタコントロールレジスタ 0
23.4.3
CSR0
カウンタステータスレジスタ 0
23.4.4
RCRL1
リロードコンペアレジスタ下位 1
23.4.1
RCRH1
リロードコンペアレジスタ上位 1
23.4.1
UDCRL1
アップダウンカウントレジスタ下位 1
23.4.2
UDCRH1
アップダウンカウントレジスタ上位 1
23.4.2
CCR1
カウンタコントロールレジスタ 1
23.4.3
CSR1
カウンタステータスレジスタ 1
23.4.4
RCRL2
リロードコンペアレジスタ下位 2
23.4.1
RCRH2
リロードコンペアレジスタ上位 2
23.4.1
UDCRL2
アップダウンカウントレジスタ下位 2
23.4.2
UDCRH2
アップダウンカウントレジスタ上位 2
23.4.2
CCR2
カウンタコントロールレジスタ 2
23.4.3
CSR2
カウンタステータスレジスタ 2
23.4.4
RCRL3
リロードコンペアレジスタ下位 3
23.4.1
RCRH3
リロードコンペアレジスタ上位 3
23.4.1
UDCRL3
アップダウンカウントレジスタ下位 3
23.4.2
UDCRH3
アップダウンカウントレジスタ上位 3
23.4.2
CCR3
カウンタコントロールレジスタ 3
23.4.3
CSR3
カウンタステータスレジスタ 3
23.4.4
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533
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
23.4.1
MB91625 シリーズ
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3)
アップダウンカウンタのリロード値およびコンペア値を設定するレジスタです。
リロード値はカウントダウン時にカウントを開始する値 , コンペア値はカウントアップ時に
カウントされた値と比較する値 ( ここまで数えるという値 ) です。リロード値とコンペア値は
同一です。
このレジスタは , 次のように上位バイトと下位バイトに分かれています。
•
リロードコンペアレジスタ上位 (RCRH0 ∼ RCRH3)
•
リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL0 ∼ RCRL3)
16 ビットモード時は , 両方の値が使用され , 8 ビットモード時は , 下位バイトの値が使
用されます。
このレジスタに書き込んだ値をアップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3) に
転送することで , アップダウンカウンタは , "0000H" (8 ビット時は "00H") ∼このレジス
タに設定した値の範囲でカウントを行います。
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) のビット構成を図 23.4-1 に示します。
図 23.4-1 リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) のビット構成
リロードコンペアレジスタ上位 (RCRH0 ∼ RCRH3)
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
D15
D14
D13
D12
D11
D10
D9
D8
属性
W
W
W
W
W
W
W
W
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL0 ∼ RCRL3)
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
D7
D6
D5
D4
D3
D2
D1
D0
属性
W
W
W
W
W
W
W
W
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
W:ライトオンリ
534
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MB91625 シリーズ
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
< 注意事項 >
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CTUT ビットに "1" を書き込むと ,
このレジスタに設定した値をアップダウンカウントレジスタ (UDCR0∼UDCR3) に転
送できます。ただし , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CTUT ビッ
トは , アップダウンカウンタの停止中に書き込んでください。
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の M16E ビットで 16 ビットモード
を設定した場合 (M16E=1), このレジスタは必ずハーフワードで書き込んでください。
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の M16E ビットで 8 ビットモードを
設定した場合 (M16E=0), 必ずリロードコンペアレジスタ下位 (RCRL0 ∼ RCRL3) にバ
イトで書き込んでください。
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535
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
MB91625 シリーズ
アップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3)
23.4.2
アップダウンカウンタのカウンタとして動作するレジスタです。このレジスタを読み出すと
カウンタの値を確認できます。
このレジスタは , 次のように上位バイトと下位バイトに分かれています。
•
アップダウンカウントレジスタ上位 (UDCRH0 ∼ UDCRH3)
•
アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL0 ∼ UDCRL3)
8 ビットモード時は , 上位バイトの値は無効です。アップダウンカウントレジスタ下位
(UDCRL0 ∼ UDCRL3) の値を読み出してください。
アップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3) のビット構成を図 23.4-2 に示しま
す。
図 23.4-2 アップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3) のビット構成
アップダウンカウントレジスタ上位 (UDCRH0 ∼ UDCRH3)
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
D15
D14
D13
D12
D11
D10
D9
D8
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL0 ∼ UDCRL3)
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
D7
D6
D5
D4
D3
D2
D1
D0
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
< 注意事項 >
•
このレジスタは読出し専用です。このレジスタに値を設定する場合は , 次の手順でリ
ロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) の値をこのレジスタに転送してください。
1. リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に値を書き込む
2. カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の CSTR ビットに "0" を書き込む
3. カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CTUT ビットに "1" を書き込む
536
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の M16E ビットで 16 ビットモード
を設定した場合 (M16E=1), このレジスタは必ずハーフワードで読み出してください。
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の M16E ビットで 8 ビットモードを
設定した場合 (M16E=0), アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL0 ∼ UDCRL3)
の値を読み出してください。
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
MB91625 シリーズ
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3)
23.4.3
アップダウンカウンタの動作を制御するレジスタです。
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) のビット構成を図 23.4-3 に示します。
図 23.4-3 カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) のビット構成
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
M16E
CDCF
CFIE
CLKS
CMS1
CMS0
CES1
CES0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
予約
R/W
CTUT
UCRE
RLDE
UDCC
CGSC
CGE1
CGE0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R
R
0
0
0
0
1
0
0
0
初期値
bit
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
[bit15]:M16E (16 ビットモード選択ビット )
アップダウンカウンタを 8 ビットで使用するか , 16 ビットで使用するかを選択します。
書込み値
CM71-10151-2
説明
0
8 ビットモード (1 チャネル ) で使用します。
1
16 ビットモード (1 チャネル ) で使用します。
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537
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
MB91625 シリーズ
[bit14]:CDCF ( カウント方向転換フラグビット )
カウント方向が , カウントダウンからカウントアップ , またはカウントアップからカウ
ントダウンに 1 回以上反転したことを示します。
このビットが "1" のときに CFIE ビットが "1" に設定されていると , カウント方向転換
割込み要求が発生します。
CDCF
読出し時
書込み時
0
カウント方向は反転していません。
1
カウント方向が1回以上反転しました。 無視されます。
このビットを "0" にクリアします。
< 注意事項 >
•
カウンタのリセットが発生した場合 , カウント方向はカウントダウンに設定されます。
そのため , リセット直後にカウントアップが行われると , このビットが "1" に変わりま
す。
•
カウント方向が短期間で連続して変化した場合は, カウント方向が元に戻り, カウンタ
ステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の UDF1, UDF0 ビットが変化しない場合があり
ます。
[bit13]:CFIE ( カウント方向転換割込み許可ビット )
カウント方向が反転したとき (CDCF=1) に , カウント方向転換割込み要求を発生させ
るかどうかを設定します。
0
書込み値
説明
カウント方向転換割込み要求の発生を禁止します。
1
カウント方向転換割込み要求の発生を許可します。
[bit12]:CLKS ( 内部クロック分周選択ビット )
タイマモード選択時に , このビットで設定した分周比で分周された周辺クロック
(PCLK) をカウント用クロックとして使用します。
書込み値
説明
0
周辺クロック (PCLK) の 2 分周
1
周辺クロック (PCLK) の 8 分周
< 注意事項 >
このビットは , CMS1, CMS0 ビットで動作モードをタイマモードに設定 (CMS1,
CMS0=00) した場合のみ有効です。その他の動作モードを選択しているときは , この
ビットの設定は無視されます。
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
MB91625 シリーズ
[bit11, bit10]:CMS1, CMS0 ( 動作モード選択ビット )
アップダウンカウンタの動作モードを次の中から選択します。
•
タイマモード
カウント用クロックに同期してカウントダウンします。
•
アップダウンカウントモード
2 本の外部信号入力端子からの入力信号をカウントアップ / カウントダウンします。
•
位相差カウントモード
2 本の外部信号入力端子の位相差をカウントアップ / カウントダウンします。位相
差カウントモードには 2 逓倍モードと 4 逓倍モードがあり , それぞれカウント方法
が異なります。
CMS1
CMS0
動作モード
0
0
タイマモード
0
1
アップダウンカウントモード
1
0
位相差カウントモード (2 逓倍 )
1
1
位相差カウントモード (4 逓倍 )
[bit9, bit8]:CES1, CES0 ( カウント用クロックエッジ選択ビット )
AIN0 ∼ AIN3 端子および BIN0 ∼ BIN3 端子の検出エッジを選択します。
アップダウンカウントモード選択時に , このビットで選択したエッジが検出されるた
びに , カウント動作が行われます。
CES1
CES0
検出エッジ
0
0
エッジ検出禁止
0
1
立下りエッジ
1
0
立上りエッジ
1
1
両エッジ
< 注意事項 >
このビットは , CMS1, CMS0 ビットで動作モードをアップダウンカウントモードに設定
(CMS1, CMS0=01) した場合のみ有効です。その他の動作モードを選択しているときは ,
このビットの設定は無視されます。
[bit7]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
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[bit6]:CTUT ( カウンタライトビット )
リロードコンペアレジスタ (RCR0∼RCR3) に設定した値をアップダウンカウントレジ
スタ (UDCR0 ∼ UDCR3) に転送します。
CTUT
書込み時
0
無視されます。
1
値を転送します。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
このビットに "1" を書き込んだ時点で , リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) の値
が転送されるため , カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の CSTR ビットが "1"
のとき ( カウンタの動作中 ) は , このビットを "1" に書き換えないでください。
[bit5]:UCRE ( カウンタクリア許可ビット )
コンペアによるカウンタのクリアを制御するビットです。
許可すると , カウンタ値がリロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定した値と
一致した次のアップカウントタイミングでカウンタをクリアします。
書込み値
説明
0
コンペアクリア機能を禁止します。
1
コンペアクリア機能を許可します。
< 注意事項 >
このビットで制御できるのは , コンペアクリア機能のみです。比較結果一致割込みに影響
しません。
次のクリア動作は , このビットでは制御できません。
•
•
本デバイスがリセットされたことによるクリア
ZIN0 ∼ ZIN3 端子からの有効エッジ入力によるクリア (CGSC ビット =0 のとき )
•
UDCC ビットに "0" を書き込むことによるクリア ( ソフトウェアによるクリア )
[bit4]:RLDE ( リロード許可ビット )
リロード機能の使用を許可 / 禁止します。
リロード機能とは , カウントダウン時にカウンタがアンダフローすると , リロードコン
ペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定した値をカウンタにリロードして , カウントを続
ける機能です。
書込み値
540
説明
0
リロード機能の使用を禁止します。
1
リロード機能の使用を許可します。
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
MB91625 シリーズ
[bit3]:UDCC ( カウンタクリアビット )
カウンタの値を "0000H" にクリアします。
UDCC
書込み時
0
クリアします。
1
無視されます。
読出し時
"1" が読み出されます。
[bit2]:CGSC ( カウンタクリア / ゲート選択ビット )
ZIN0 ∼ ZIN3 端子の機能を次の中から選択します。
カウンタクリア機能
•
ZIN0 ∼ ZIN3 端子から有効エッジが入力されたときに , カウンタの値を "0000H" に
クリアします。
ゲート機能
•
ZIN0 ∼ ZIN3 端子から有効レベルが入力されている間だけ , カウンタが動作します。
書込み値
説明
0
カウンタクリア機能
1
ゲート機能
< 注意事項 >
ZIN0 ∼ ZIN3 端子は , このビットと CGE1, CGE0 ビットの設定を組み合わせることで機
能します。必ず , CGE1, CGE0 ビットも設定してください。
[bit1, bit0]:CGE1, CGE0 ( エッジ / レベル選択ビット )
ZIN0 ∼ ZIN3 端子の有効エッジ / 有効レベルを選択します。CGSC ビット設定によっ
て , このビットの意味は異なります。
CGSC ビットでカウンタクリア機能を選択した場合 (CGSC=0)
•
有効エッジを選択します。
このビットで選択したエッジが ZIN0 ∼ ZIN3 端子で検出されると , カウンタの値が
"0000H" にクリアされます。
CGSC ビットでゲート機能を選択した場合 (CGSC=1)
•
有効レベルを選択します。
このビットで選択したレベルが ZIN0 ∼ ZIN3 端子から入力されている間だけ , カウ
ンタが動作します。
CGE1
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CGE0
カウンタクリア機能選択時
(CGSC=0)
ゲート機能選択時
(CGSC=1)
0
0
エッジ検出禁止
レベル検出禁止 (カウント禁止)
0
1
立下りエッジ
"L" レベル
1
0
立上りエッジ
"H" レベル
1
1
設定禁止
設定禁止
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541
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
23.4.4
MB91625 シリーズ
カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3)
アップダウンカウンタの状態を確認したり , 割込み要求を制御したりするレジスタです。
カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) のビット構成を図 23.4-4 に示します。
図 23.4-4 カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
CSTR
CITE
UDIE
CMPF
OVFF
UDFF
UDF1
UDF0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R
R
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
[bit7]:CSTR ( カウント起動ビット )
アップダウンカウンタを起動 / 停止します。
書込み値
説明
0
カウント動作を停止します。
1
アップダウンカウンタを起動します。
[bit6]:CITE ( 比較結果一致割込み許可ビット )
カウンタの値が , リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定した値と一致した
とき (CMPF=1) に , 比較結果一致割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
比較結果一致割込み要求の発生を禁止します。
1
比較結果一致割込み要求の発生を許可します。
[bit5]:UDIE ( オーバフロー / アンダフロー割込み許可ビット )
アップダウンカウンタがオーバフロー/ アンダフローしたとき (OVFF/UDFF=1) に , オー
バフロー / アンダフロー割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
542
説明
0
オーバフロー / アンダフロー割込み要求の発生を禁止します。
1
オーバフロー / アンダフロー割込み要求の発生を許可します。
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
MB91625 シリーズ
[bit4]:CMPF ( 比較結果一致検出フラグビット )
カウンタの値がリロードコンペアレジスタ (RCR0∼RCR3) に設定した値と一致したこ
とを示します。
このビットが "1" のときに CITE ビットが "1" に設定されていると , 比較結果一致割込
み要求が発生します。
CMPF
読出し時
書込み時
0
値は一致していません。
このビットを "0" にクリアします。
1
値が一致しました。
無視されます。
< 注意事項 >
このビットは , 次の場合に "1" に変わります。
•
•
カウントアップで値が一致したとき
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) の値をカウンタにリロードしたとき
•
アップダウンカウンタを起動したときに , すでに値が一致していたとき
[bit3]:OVFF ( オーバフロー検出フラグビット )
アップダウンカウンタがオーバフローしたことを示します。
このビットが "1" のときに UDIE ビットが "1" に設定されていると , オーバフロー割込
み要求が発生します。
OVFF
読出し時
書込み時
0
オーバフローは発生していません。 このビットを "0" にクリアします。
1
オーバフローが発生しました。
無視されます。
オーバフローは , カウンタの値が "FFFFH" のときにカウントアップしようとすると発
生します。
[bit2]:UDFF ( アンダフロー検出フラグビット )
アップダウンカウンタがアンダフローしたことを示します。
このビットが "1" のときに UDIE ビットが "1" に設定されていると , アンダフロー割込
み要求が発生します。
UDFF
読出し時
書込み時
0
アンダフローは発生していません。 このビットを "0" にクリアします。
1
アンダフローが発生しました。
無視されます。
アンダフローは , カウンタの値が "0000H" のときに , カウントダウンしようとすると発
生します。
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543
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.4
MB91625 シリーズ
[bit1, bit0]:UDF1, UDF0 ( アップダウンフラグビット )
直前のカウント方向を示します。
このビットは , アップダウンカウンタがカウントするたびに更新されます。
UDF1
544
UDF0
説明
0
0
入力なし
0
1
カウントダウン
1
0
カウントアップ
1
1
カウントアップ / カウントダウン同時発生
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.5
MB91625 シリーズ
23.5 割込み
次のいずれかの場合に割込み要求が発生します。
• カウント方向が反転したとき ( カウント方向転換割込み要求 )
• カウンタの値がリロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定した値と一致したと
き ( 比較結果一致割込み要求 )
• オーバフローが発生したとき ( オーバフロー割込み要求 )
• アンダフローが発生したとき ( アンダフロー割込み要求 )
アップダウンカウンタの動作モードによって , 発生する割込み要求は異なります。
動作モードと割込み要求の対応を表 23.5-1 に示します。
表 23.5-1 動作モードと割込み要求の対応
割込み要求
タイマモード
アップ
ダウン
カウントモード
位相差カウント
モード
(2 逓倍 /4 逓倍 )
カウント方向転換割込み要求
比較結果一致割込み要求
×
○
○
○
○
○
オーバフロー割込み要求
×
○
○
アンダフロー割込み要求
○
○
○
アップダウンカウンタで使用できる割込みについて表 23.5-2 に示します。
表 23.5-2 アップダウンカウンタの割込み
割込み要求
割込み要求
フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
カウント方向転換割込 CCR の CDCF=1 CCR の CFIE=1
み要求
CCR の CDCF ビットに
"0" を書き込む
比較結果一致割込み要 CSR の CMPF=1 CSR の CITE=1
求
CSR の CMPF ビットに
"0" を書き込む
オーバフロー割込み要 CSR の OVFF=1
求
CSR の UDIE=1
CSR の OVFF ビットに
"0" を書き込む
アンダフロー割込み要 CSR の UDFF=1
求
CSR の UDIE=1
CSR の UDFF ビットに
"0" を書き込む
CCR:カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3)
CSR:カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3)
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545
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.5
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CMPF ビットは , カウントアップ
で値が一致した場合に加え, リロードコンペアレジスタ (RCR0∼RCR3) の値がリロー
ドされた場合や , アップダウンカウンタを起動時 , すでに値が一致していた場合も "1"
に変わります。
•
カウンタのクリアおよびリロードのタイミングについては , 「23.6 動作説明と設定手
順例」の「■ クリアイベント」および「■ リロードイベント」を参照してください。
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
546
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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MB91625 シリーズ
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
23.6 動作説明と設定手順例
アップダウンカウンタの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順例
も示します。
■ 概要
● カウンタモード
アップダウンカウンタは , 設定によって 16 ビットアップダウンカウンタとして使用す
ることも , 8 ビットアップダウンカウンタとして使用することもできます。
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の M16E ビットで設定してください。
•
8 ビットモード (M16E=0)
アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL0 ∼ UDCRL3) のみを利用します。リ
ロード値およびコンペア値は , リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL0 ∼ RCRL3)
のみにバイトで書き込んでください。
•
16 ビットモード (M16E=1)
アップダウンカウントレジスタ (UDCR0∼UDCR3) の上位バイトと下位バイトの両
方を利用します。リロード値およびコンペア値は , リロードコンペアレジスタ
(RCR0 ∼ RCR3) にハーフワードで書き込んでください。
● 動作モード
アップダウンカウンタの動作モードは , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼
CCR3) の CMS1, CMS0 ビットで次の 3 モード (4 種類 ) から選択できます。
•
タイマモード (CMS1, CMS0=00)
あらかじめ設定した値からカウント用クロックに同期してカウントダウンする
モードです。
カウント用クロックは , 周辺クロック (PCLK) をプリスケーラで 2 分周 /8 分周して
生成されます。
•
アップダウンカウントモード (CMS1, CMS0=01)
外部信号入力端子から入力される信号をカウントアップ / カウントダウンするモー
ドです。
•
位相差カウントモード (2 逓倍 ) (CMS1, CMS0=10) / 位相差カウントモード (4 逓倍 )
(CMS1, CMS0=11)
外部信号入力端子から入力される信号の位相差をカウントアップ / カウントダウン
するモードです。エンコーダの A 相を AIN0 ∼ AIN3 端子 , B 相を BIN0 ∼ BIN3 端
子 , Z 相を ZIN0 ∼ ZIN3 端子から入力することで , 回転角度や回転数のカウント , 回
転方向の検出などを高精度で行えるため , モーターなどのエンコーダのカウントに
適しています。
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547
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
MB91625 シリーズ
■ 利用できる機能
● リロード / コンペアクリア機能
8/16 ビットアップダウンカウンタは , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3)
の RLDE ビットと UCRE ビットでリロード機能およびコンペアクリア機能を許可 / 禁
止できます。
リロード機能
•
カウントダウン時にアンダフローが発生すると , リロードコンペアレジスタ (RCR0
∼ RCR3) に設定した値をリロードして , 再度カウントダウンする機能です。動作に
ついては , 「23.6.1 タイマモード時の動作」の「■ カウント動作」を参照してくだ
さい。
コンペアクリア機能
•
アップダウンカウンタの値がリロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定し
た値と一致 ( 比較結果一致 ) した状態で , さらにカウントアップが行われようとす
ると , アップダウンカウンタの値を "0000H" にクリアして , 再度カウントアップす
る機能です。動作については , 「23.6.2 アップダウンカウントモード時の動作」の
「■ カウント動作」を参照してください。
この機能はタイマモードでは利用できません。
リロードコンペアクリア機能
•
リロード機能とコンペアクリア機能を組み合わせて使用する機能です。"0000H" と
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定した値の間でカウントダウン /
アップを行うため , 任意幅でのカウントが可能です。
「23.6.2 アップダウンカウント
モード時の動作」の「■ カウント動作」を参照してください。
この機能はタイマモードでは利用できません。
リロード機能 / コンペアクリア機能の設定方法を表 23.6-1 に示します。
表 23.6-1 リロード機能 / コンペアクリア機能の設定方法
RLDE ビット
UCRE ビット
0
0
説明
リロード機能 / コンペアクリア機能の禁止
0
1
リロード機能の禁止
コンペアクリア機能の許可
1
0
リロード機能の許可
コンペアクリア機能の禁止
1
1
リロード機能 / コンペアクリア機能の許可
● ZIN0 ∼ ZIN3 端子の機能
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CGSC ビットで ZIN0 ∼ ZIN3 端子
の機能を次の中から選択できます。
•
カウンタクリア機能 (CGSC=0)
カウント動作中に ZIN0 ∼ ZIN3 端子から有効エッジが入力されると , カウンタの値
を "0000H" にクリアします。
548
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
MB91625 シリーズ
ゲート機能 (CGSC=1)
•
ZIN0 ∼ ZIN3 端子から有効レベルが入力されている間だけ , カウンタが動作します。
カウンタクリア機能を選択した場合は有効エッジ , ゲート機能を選択した場合は有効
レベルをカウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CGE1, CGE0 ビットで選択
してください。
CGE1
CGE0
カウンタクリア機能選択時
(CGSC=0)
ゲート機能選択時
(CGSC=1)
0
0
エッジ検出禁止
レベル検出禁止 (カウント禁止)
0
1
立下りエッジ
"L" レベル
1
0
立上りエッジ
"H" レベル
1
1
設定禁止
設定禁止
■ クリアイベント
カウンタの値は , 次のいずれかの場合に "0000H" にクリアされます。
•
本デバイスがリセットされた
•
ZIN0 ∼ ZIN3 端子から有効エッジが入力された
( カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CGSC ビットで ZIN0 ∼ ZIN3
端子の機能をカウンタクリア機能 (CGSC=0) に設定している場合 )
•
ソフトウェアによるクリア
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の UDCC ビットに "0" が書き込ま
れた
•
コンペアクリア機能によるクリア
カウンタの値が , リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定した値と一致
し , さらにカウントアップが行われようとした
(カウントダウンが行われた場合や, カウンタが停止した場合はクリアされません。)
•
オーバフロー発生によるクリア
カウンタの値が "FFFFH" (8 ビットモード時は "FFH") になった後のカウントアップ /
カウントダウンのタイミング
カウンタの値が "0000H" にクリアされるタイミングは , アップダウンカウンタの動作状
態によって次のようになります。
•
カウント動作中にクリアイベントが発生した場合
カウント用クロックに同期して , 値がクリアされます。
CM71-10151-2
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549
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
MB91625 シリーズ
クリアイベント発生タイミングを図 23.6-1 に示します。
図 23.6-1 クリアイベント発生タイミング
0065H
UDCR
0066H
0000H
0001H
このクロックに同期する
クリアイベント
カウント用クロック
UDCR: アップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3)
•
カウント動作中にクリアイベントが発生し , 次のカウント用クロックが入力される
前にカウント動作を停止した場合 ( カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の
CSTR ビット =0)
アップダウンカウンタが停止した時点で , 値がクリアされます。
クリアイベント発生タイミングを図 23.6-2 に示します。
図 23.6-2 クリアイベント発生タイミング
UDCR
0066H
0065H
0000H
クリアイベント
カウント用クロック
禁止
カウント許可
許可
UDCR: アップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3)
■ リロードイベント
アップダウンカウンタの値は , 次のいずれかの場合にリロードされます。
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CTUT ビットに "1" を書き込んだ
場合
•
リロード機能によって値がリロードされた場合
アップダウンカウンタの値がリロードされるタイミングは , アップダウンカウンタの
動作状態によって次のようになります。
•
カウント動作中にリロードイベントが発生した場合
カウント用クロックに同期して , 値がリロードされます。
•
カウント停止中にリロードイベントが発生した場合
リロードイベントが発生した時点で , 値がリロードされます。
550
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MB91625 シリーズ
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
< 注意事項 >
•
カウント動作中は , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CTUT ビット
に "1" を書き込まないでください。
•
リロードイベントとクリアイベントが同時に発生した場合は , クリアイベントが優先
されます。
タイマモード時の動作
23.6.1
タイマモード時の動作について説明します。
■ 概要
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定した値から , カウントダウンする
モードです。周辺クロック (PCLK) をプリスケーラで分周して , カウント用クロックと
して使用します。
カウンタがアンダフローしたときに , リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) の値
をリロードして , 再度カウントダウンするリロード機能を使用することもできます。
■ カウント動作
● 通常動作
1. リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) にリロード値 / コンペア値を設定
2. カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CTUT ビットに "1" を書き込む
設定した値がアップダウンカウントレジスタ (UDCR0 ∼ UDCR3) に転送されます。
3. カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の CSTR ビットでアップダウンカウ
ンタの動作を許可 (CSTR=1) する
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) の設定した値からカウントダウンを開
始します。
カウンタがアンダフローすると, カウンタステータスレジスタ (CSR0∼CSR3) のUDFF
ビットが "1" に変わります。このとき , カウンタステータスレジスタの UDIE ビットに
"1" が設定されていると , アンダフロー割込み要求が発生します。
なお , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CGSC ビットで ZIN0 ∼ ZIN3
端子をゲート機能 (CGSC=1) に設定した場合は , CGE1, CGE0 ビットで設定した有効レ
ベルが ZIN0 ∼ ZIN3 端子から入力されている間のみカウントします。
有効レベルの設定については , 「23.4.3 カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼
CCR3)」を参照してください。
< 注意事項 >
ZIN0 ∼ ZIN3 端子に必要な最低パルス幅は , 2T (T:周辺クロック (PCLK) の周期 ) です。
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551
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
MB91625 シリーズ
● リロード機能使用時の動作
カウントダウン時に , カウンタがアンダフローすると , カウンタステータスレジスタ
(CSR0 ∼ CSR3) の UDFF ビットが "1" に変わります。アンダフローが発生した次のカ
ウントダウンタイミングで , リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) の値がリロー
ドされ , 再度カウントダウンを開始します。このとき , カウンタステータスレジスタ
(CSR0 ∼ CSR3) の UDIE ビットに "1" が設定されていると , アンダフロー割込み要求が
発生します。
リロード機能使用時の動作を図 23.6-3 に示します。
図 23.6-3 リロード機能使用時の動作
(0FFFFH)
FFH
RCR
リロード ( アンダフロー割
込み要求発生 )
リロード ( アンダフロー割
込み要求発生 )
00H
アンダフロー
アンダフロー
RCR: リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3)
< 注意事項 >
リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) の値は , リロード値とコンペア値を兼ねてい
ます。そのため , リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) の値がリロードされると ,
カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の CMPF ビットも "1" に変わります。
552
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
アップダウンカウントモード時の動作
23.6.2
アップダウンカウントモード時の動作について説明します。
■ 概要
AIN0 ∼ AIN3 端子および BIN0 ∼ BIN3 端子から入力される外部信号をカウント用ク
ロックとして , カウントアップ / カウントダウンするモードです。
AIN0 ∼ AIN3 端子から外部信号が入力されたときはカウントアップし , BIN0 ∼ BIN3
端子から外部信号が入力されたときはカウントダウンします。
外部信号のどのエッジでカウントするかは , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼
CCR3) の CES1, CES0 ビットで次の中から選択します。
•
立下りエッジ (CES1, CES0=01)
•
立上りエッジ (CES1, CES0=10)
•
両エッジ (CES1, CES0=11)
また , アップダウンカウントモード時には , 次の 3 種類の機能を使用できます。
•
リロード機能
•
コンペアクリア機能
•
リロードコンペアクリア機能
■ カウント動作
● 通常動作
カウンタが動作可能な状態で , AIN0 ∼ AIN3 端子から有効エッジが入力されたときは
カウントアップし , BIN0 ∼ BIN3 端子から有効エッジが入力されたときはカウントダ
ウンします。
カウントアップからカウントダウン , またはカウントダウンからカウントアップのよ
うにカウント方向が反転すると , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の
CDCF ビットが "1" に変わります。このとき , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼
CCR3) の CFIE ビットに "1" が設定されていると , カウント方向転換割込み要求が発生
します。
なお , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CGSC ビットで ZIN0 ∼ ZIN3
端子をゲート機能 (CGSC=1) に設定した場合は , CGE1, CGE0 ビットで設定した有効レ
ベルが ZIN0 ∼ ZIN3 端子から入力されている間のみカウントします。
有効レベルの設定については , 「23.4.3 カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼
CCR3)」を参照してください。
< 注意事項 >
AIN0 ∼ AIN3 端子 , BIN0 ∼ BIN3 端子 , ZIN0 ∼ ZIN3 端子に必要な最低パルス幅は , 2T
(T:周辺クロック (PCLK) の周期 ) です。
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553
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
MB91625 シリーズ
● リロード機能使用時の動作
タイマモード時の動作と同様です。
「23.6.1 タイマモード時の動作」の「■ カウント動
作」を参照してください。
● コンペアクリア機能使用時の動作
アップダウンカウンタの値がリロードコンペアレジスタ (RCR0∼RCR3) に設定した値
と一致するとカウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の CMPF ビットが "1" に変
わります。このとき , カウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の CITE ビットに
"1" が設定されていると , 比較結果一致割込み要求が発生します。
この状態でさらにカウントアップが行われようとすると , アップダウンカウンタの値
を "0000H" にクリアして , 再度カウントアップを開始します。
コンペアクリア機能使用時の動作を図 23.6-4 に示します。
図 23.6-4 コンペアクリア機能使用時の動作
(0FFFFH)
FFH
RCR
比較結果一致
比較結果一致
00H
カウンタクリア ,
( 比較結果一致割込み
要求発生 )
カウンタクリア ,
( 比較結果一致割込
み要求発生 )
RCR: リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3)
< 注意事項 >
コンペアクリア機能を使用した場合は , 次の条件を満たしたときに , アップダウンカウン
タの値が "0000H" にクリアされます。
•
アップダウンカウンタの値とリロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3) に設定した
値が一致 ( 比較結果一致 )
•
さらに次のカウントアップが行われた
ただし , 比較結果が一致しても , 次の場合はアップダウンカウンタの値はクリアされませ
ん。
554
•
次の動作がカウントダウン
•
アップダウンカウンタが停止
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
MB91625 シリーズ
● リロードコンペアクリア機能使用時の動作
カウントダウン時はリロード機能を , カウントアップ時はコンペアクリア機能を使用
します。
リロードコンペアクリア機能使用時の動作を図 23.6-5 に示します。
図 23.6-5 リロードコンペアクリア機能使用時の動作
FFH
比較結果一致
比較結果一致
リロード
リロード
リロード
比較結果一致
RCR
00H
カウンタクリア
アンダフロー
カウンタクリア
アンダフロー
アンダフロー
カウンタクリア
RCR: リロードコンペアレジスタ (RCR0 ∼ RCR3)
■ カウント方向の確認
このモードでは , カウントアップとカウントダウンの両方が行われます。そのため , カ
ウント方向をカウンタステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の UDF1, UDF0 ビットで確
認できます。カウントが行われるたびに , このビットが書き換えられるため , 現在のカ
ウント方向を確認することができます。モーターの制御などで回転方向を知りたい場
合などに利用すると便利です。
UDF1, UDF0 ビットの示すカウント方向を表 23.6-2 に示します。
表 23.6-2 UDF1, UDF0 ビットとカウント方向の対応
UDF1
UDF0
カウント方向
0
0
入力なし
0
1
カウントダウン
1
0
カウントアップ
1
1
カウントアップ / カウントダウン同時発生
また , カウント方向が , カウントダウンからカウントアップ , またはカウントアップか
らカウントダウンに 1 回以上反転すると , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼
CCR3) の CDCF ビットが "1" に変わります。このとき , 方向転換割込み要求も発生させ
ることができるため , CDCF ビットと方向転換割込み要求の発生を利用して , カウント
方向が反転したかどうかを確認できます。
< 注意事項 >
カウント方向の転換が短期間に連続発生した場合は , カウント方向が元に戻り , カウンタ
ステータスレジスタ (CSR0 ∼ CSR3) の UDF1, UDF0 ビットで示す方向が , CDCF ビット
が "1" に変わる前と同じ方向になる場合があります。
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555
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
23.6.3
MB91625 シリーズ
位相差カウントモード (2 逓倍 ) 時の動作
位相差カウントモード (2 逓倍 ) 時の動作について説明します。
■ 概要
2 本の外部信号入力端子から入力される信号の位相差をカウントするモードです。エン
コーダ出力の A 相と B 相の位相差をカウントするのに適しています。
BIN0 ∼ BIN3 端子から立上りエッジ , 立下りエッジが検出されたときに , AIN0 ∼ AIN3
端子の入力レベルを確認し , BIN0 ∼ BIN3 端子と AIN0 ∼ AIN3 端子の位相差をカウン
トアップ / カウントダウンします。A 相が B 相より進んでいる場合はカウントアップ
し , 遅れている場合はカウントダウンします。
カウントアップするかカウントダウンするかは , BIN0 ∼ BIN3 端子の検出エッジと
AIN0 ∼ AIN3 端子の入力レベルによって異なります。
カウント方法を表 23.6-3 に示します。
表 23.6-3 カウント方法
BIN0 ∼ BIN3 端子
立上りエッジ
立下りエッジ
AIN0 ∼ AIN3 端子
カウント方向
"H" レベル
カウントアップ
"L" レベル
カウントダウン
"H" レベル
カウントダウン
"L" レベル
カウントアップ
また , 位相差カウントモード (2 逓倍 ) 時は , 次の 3 種類の機能を使用できます。
556
•
リロード機能
•
コンペアクリア機能
•
リロードコンペアクリア機能
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
MB91625 シリーズ
■ カウント動作
● 通常動作
カウンタが動作可能な状態で , BIN0 ∼ BIN3 端子から立上りエッジ / 立下りエッジが入
力されると , AIN0 ∼ AIN3 端子の入力レベルを検出し , カウントアップ / カウントダウ
ンします。
位相差カウントモード (2 逓倍 ) 時の動作を図 23.6-6 に示します。
図 23.6-6 位相差カウントモード (2 逓倍 ) 時の動作
AIN0 ∼ AIN3 端子
BIN0 ∼ BIN3 端子
カウント値
0
+1
1
+1
2
+1
3
+1
4
+1
5
-1
4
+1
5
-1
4
-1
3
-1
2
-1
1
-1
0
なお , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CGSC ビットで ZIN0 ∼ ZIN3
端子をゲート機能 (CGSC=1) に設定した場合は , CGE1, CGE0 ビットで設定した有効レ
ベルが ZIN0 ∼ ZIN3 端子から入力されている間のみカウントします。
有効レベルの設定については , 「23.4.3 カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼
CCR3)」を参照してください。
< 注意事項 >
AIN0 ∼ AIN3 端子 , BIN0 ∼ BIN3 端子 , ZIN0 ∼ ZIN3 端子に必要な最低パルス幅は , 2T
(T:周辺クロック (PCLK) の周期 ) です。
● リロード機能使用時の動作
タイマモード時の動作と同様です。
「23.6.1 タイマモード時の動作」の「■ カウント動
作」を参照してください。
● コンペアクリア機能使用時の動作
アップダウンカウントモード時の動作と同様です。
「23.6.2 アップダウンカウントモー
ド時の動作」の「■ カウント動作」を参照してください。
● リロードコンペアクリア機能使用時の動作
アップダウンカウントモード時の動作と同様です。
「23.6.2 アップダウンカウントモー
ド時の動作」の「■ カウント動作」を参照してください。
■ カウント方向の確認
アップダウンカウントモード時と同様です。
「23.6.2 アップダウンカウントモード時の
動作」の「■ カウント方向の確認」を参照してください。
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557
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
23.6.4
MB91625 シリーズ
位相差カウントモード (4 逓倍 ) 時の動作
位相差カウントモード (4 逓倍 ) 時の動作について説明します。
■ 概要
2 本の外部信号入力端子から入力される信号の位相差をカウントするモードです。エン
コーダ出力の A 相と B 相の位相差をカウントするのに適しています。
AIN0 ∼ AIN3 端子または BIN0 ∼ BIN3 端子から立上りエッジ , 立下りエッジが検出さ
れたときに , もう一方の端子からの入力レベルを確認し , AIN0 ∼ AIN3 端子と BIN0 ∼
BIN3 端子の位相差をカウントアップ / カウントダウンします。
カウントアップするかカウントダウンするかは , 検出するエッジと入力レベルの組合
せによって異なります。
カウント方法を表 23.6-4 に示します。
表 23.6-4 カウント方法
エッジ検出端子
検出エッジ
BIN0∼BIN3端子 立上りエッジ
立下りエッジ
AIN0∼AIN3端子 立上りエッジ
立下りエッジ
レベル確認端子
入力レベル
カウント方向
AIN0∼AIN3端子 "H" レベル
カウントアップ
"L" レベル
カウントダウン
"H" レベル
カウントダウン
"L" レベル
カウントアップ
BIN0∼BIN3端子 "H" レベル
カウントダウン
"L" レベル
カウントアップ
"H" レベル
カウントアップ
"L" レベル
カウントダウン
また , 位相差カウントモード (4 逓倍 ) 時は , 次の 3 種類の機能を使用できます。
558
•
リロード機能
•
コンペアクリア機能
•
リロードコンペアクリア機能
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第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
MB91625 シリーズ
■ カウント動作
● 通常動作
カウンタが動作可能な状態で , AIN0 ∼ AIN3 端子または BIN0 ∼ BIN3 端子から立上り
エッジ / 立下りエッジが入力されると , もう一方の端子の入力レベルを検出し , カウン
トアップ / カウントダウンします。
位相差カウントモード (4 逓倍 ) 時の動作を図 23.6-7 に示します。
図 23.6-7 位相差カウントモード (4 逓倍 ) 時の動作
AIN0 ∼ AIN3 端子
BIN0 ∼ BIN3 端子
カウント値
0
+1+1
1 2
+1+1
3 4
+1+1
5 6
+1+1
7 8
+1+1
9 10
-1
9
+1
10
-1
9
-1-1
8 7
-1-1
6 5
-1-1
4 3
-1-1
2 1
なお , カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼ CCR3) の CGSC ビットで ZIN0 ∼ ZIN3
端子をゲート機能 (CGSC=1) に設定した場合は , CGE1, CGE0 ビットで設定した有効レ
ベルが ZIN0 ∼ ZIN3 端子から入力されている間のみカウントします。
有効レベルの設定については , 「23.4.3 カウンタコントロールレジスタ (CCR0 ∼
CCR3)」を参照してください。
< 注意事項 >
AIN0 ∼ AIN3 端子 , BIN0 ∼ BIN3 端子 , ZIN0 ∼ ZIN3 端子に必要な最低パルス幅は , 2T
(T:周辺クロック (PCLK) の周期 ) です。
● リロード機能使用時の動作
タイマモード時の動作と同様です。
「23.6.1 タイマモード時の動作」の「■ カウント動
作」を参照してください。
● コンペアクリア機能使用時の動作
アップダウンカウントモード時の動作と同様です。
「23.6.2 アップダウンカウントモー
ド時の動作」の「■ カウント動作」を参照してください。
● リロードコンペアクリア機能使用時の動作
アップダウンカウントモード時の動作と同様です。
「23.6.2 アップダウンカウントモー
ド時の動作」の「■ カウント動作」を参照してください。
■ カウント方向の確認
アップダウンカウントモード時と同様です。
「23.6.2 アップダウンカウントモード時の
動作」の「■ カウント方向の確認」を参照してください。
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559
第 23 章 アップダウンカウンタ
23.6
560
MB91625 シリーズ
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第 24 章 10 ビット
A/D コンバータ
10 ビット A/D コンバータの機能と動作について説
明します。
24.1 概要
24.2 構成
24.3 端子
24.4 レジスタ
24.5 割込み
24.6 動作説明と設定手順例
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561
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.1
MB91625 シリーズ
24.1 概要
10 ビット A/D コンバータは , アナログ信号を 10 ビットのデジタル信号に変換する装置です。
本製品は 10 ビット A/D コンバータを内蔵しており , 16 チャネルのアナログ入力を割り振っ
て変換できます。
■ 概要
•
•
変換時間:1 チャネルあたり最小 1.2μs で変換できます (33MHz の周辺クロック
(PCLK) )
比較変換方式:サンプル & ホールド回路付 RC 型逐次比較変換方式を採用していま
す。
•
変換モード:次の 2 種類のモードを利用できます。
-
A/D スキャン変換
16 チャネルから変換するチャネルを任意に選択し , 変換します。
選択したチャネルを 1 回だけ変換するシングル変換モードと , 選択したチャネル
を繰り返して変換するリピート変換モードを利用できます。
-
A/D 優先変換
優先度の高い A/D 変換の起動要因が発生すると , A/D スキャン変換を中断して
優先的に変換します。優先度は 2 レベル用意されています。
•
起動要因:A/D 変換のモードによって , 起動要因が異なります。
-
A/D スキャン変換
ソフトウェアまたはベースタイマ ch.0 の TOUT 信号で立上りエッジを検出する
と起動します。
-
A/D 優先変換 ( 優先度 1)
外部トリガ入力端子から , 立下りエッジが入力されると起動します。
-
A/D 優先変換 ( 優先度 2)
ソフトウェアまたはベースタイマ ch.2 の TOUT 信号で立上りエッジを検出する
と起動します。
•
FIFO機能:A/Dスキャン変換用に16段, A/D優先変換用に4段のFIFOが用意されてい
ます。
•
変換結果比較機能:A/D 変換の結果を比較できます。
•
チャネル独立制御:チャネルごとにサンプリング時間を 2 種類から設定できます。
•
変換結果:A/D変換の結果を前詰め (MSB側) に格納するか後ろ詰め (LSB側) に格納
するかを選択できます。
562
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CM71-10151-2
MB91625 シリーズ
•
•
CM71-10151-2
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.1
割込み要求:次の場合に割込み要求を発生できます。
-
A/D スキャン変換時にあらかじめ設定した段数の FIFO にデータが格納された
-
A/D 優先変換時にあらかじめ設定した段数の FIFO にデータが格納された
-
FIFO のオーバランが発生した
-
比較機能利用時に , 変換結果が割込み要求を発生する条件を満たした
DMA 転送の起動:割込み要求の発生を利用して変換結果を DMA 転送できます。
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563
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.2
MB91625 シリーズ
24.2 構成
10 ビット A/D コンバータの構成を示します。
■ 10 ビット A/D コンバータのブロックダイヤグラム
10 ビット A/D コンバータのブロックダイヤグラムを図 24.2-1 に示します。
図 24.2-1 10 ビット A/D コンバータのブロックダイヤグラム
A/D 結果比較割込み要求
ベースタイマ ch.0
ベースタイマ ch.2
ADTRG0 端子
FIFO オーバラン割込み要求
スキャン変換割込み要求
優先変換割込み要求
AN15
チャネル & 状態
制御部
AN14
AN13
AN12
制御部
AN11
AN10
S/H
M
A/D コンバータ
・
・
・
・
AN5
P
比較器
X
D/A コンバータ
周
辺
バ
ス
バッファ
AN4
AN3
A/D スキャン変換用 FIFO 16 段
AN2
A/D 優先変換用 FIFO 4 段
AN1
AN0
•
A/D スキャン変換用 FIFO
A/D スキャン変換用の FIFO です。16 段用意されています。
•
A/D 優先変換用 FIFO
A/D 優先変換用の FIFO です。4 段用意されています。
•
制御部
変換動作を制御します。
•
チャネル & 状態制御部
10 ビット A/D コンバータのチャネルや状態を制御します。
•
MPX ( アナログマルチプレクサ )
複数のアナログ入力信号から変換するアナログ信号を選択 ( 切替え ) します。
564
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.2
MB91625 シリーズ
■ クロック
10 ビット A/D コンバータで使用するクロックを表 24.2-1 に示します。
表 24.2-1 10 ビット A/D コンバータで使用するクロック
クロック名
動作クロック
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内容
周辺クロック (PCLK)
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565
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.3
MB91625 シリーズ
24.3 端子
10 ビット A/D コンバータで使用する端子について説明します。
■ 概要
10 ビット A/D コンバータには次の端子があります。
•
AVCC 端子
10 ビット A/D コンバータのアナログ電源入力端子です。
•
AVRH 端子
10 ビット A/D コンバータの基準電圧入力端子です。
•
AVSS 端子
10 ビット A/D コンバータの GND 端子です。
•
AN0 ∼ AN15 端子
10 ビット A/D コンバータのアナログ入力端子です。
この端子は兼用端子です。10 ビット A/D コンバータの AN0 ∼ AN15 端子として使
用するには「13.4.6 A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE)」を参照してくださ
い。
•
ADTRG0 端子
10 ビット A/D コンバータの外部トリガ入力端子です。
この端子は兼用端子です。10 ビット A/D コンバータの ADTRG0 端子として使用す
るには「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
566
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.3
MB91625 シリーズ
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 24.3-1 に示します。
表 24.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
0
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アナログ電源入 基準電圧
力端子
入力端子
AVCC
AVRH
GND 端子
AVSS
アナログ
入力端子
AN0
1
AN1
2
AN2
3
AN3
4
AN4
5
AN5
6
AN6
7
AN7
8
AN8
9
AN9
10
AN10
11
AN11
12
AN12
13
AN13
14
AN14
15
AN15
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外部トリガ
入力端子
ADTRG0
−
567
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
24.4 レジスタ
10 ビット A/D コンバータで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 10 ビット A/D コンバータのレジスタ一覧
10 ビット A/D コンバータのレジスタ一覧を表 24.4-1 に示します。
表 24.4-1 10 ビット A/D コンバータのレジスタ一覧
568
レジスタ略称
レジスタ名
ADCHE
A/D チャネルイネーブルレジスタ
参照先
13.4.6
ADCR0
A/DC コントロールレジスタ 0
24.4.1
ADSR0
A/DC ステータスレジスタ 0
24.4.2
SCCR0
スキャン変換コントロールレジスタ 0
24.4.3
SFNS0
スキャン変換 FIFO 段数設定レジスタ 0
24.4.4
SCIS00
スキャン変換入力選択レジスタ 00
24.4.6
SCIS10
スキャン変換入力選択レジスタ 10
24.4.6
SCFD0
スキャン変換 FIFO データレジスタ 0
24.4.5
PCCR0
優先変換コントロールレジスタ 0
24.4.7
PFNS0
優先変換 FIFO 段数設定レジスタ 0
24.4.8
PCIS0
優先変換入力選択レジスタ 0
24.4.10
PCFD0
優先変換 FIFO データレジスタ 0
24.4.9
CMPD0
A/D 比較値設定レジスタ 0
24.4.11
CMPCR0
A/D 比較コントロールレジスタ 0
24.4.12
ADSS00
サンプリング時間選択レジスタ 00
24.4.14
ADSS10
サンプリング時間選択レジスタ 10
24.4.14
ADST00
サンプリング時間設定レジスタ 00
24.4.13
ADST10
サンプリング時間設定レジスタ 10
24.4.13
ADCT0
コンペア時間設定レジスタ 0
24.4.15
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CM71-10151-2
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
A/DC コントロールレジスタ (ADCR0)
24.4.1
割込み要求を制御するレジスタです。
A/DC コントロールレジスタ (ADCR0) のビット構成を図 24.4-1 に示します。
図 24.4-1 A/DC コントロールレジスタ (ADCR0) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
SCIF
PCIF
CMPIF
未定義
SCIE
PCIE
CMPIE
OVRIE
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
−
X
0
0
0
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit7]:SCIF ( スキャン変換割込み要求フラグビット )
A/D スキャン変換の変換結果が , スキャン変換 FIFO 段数設定レジスタ (SFNS0) の
SFS3 ∼ SFS0 ビットで設定した FIFO の段数まで格納されたことを示します。
このビットが "1" のときに SCIE ビットが "1" に設定されているとスキャン変換割込み
要求が発生します。
SCIF
読出し時
書込み時
0
変換結果は指定段数まで格納され このビットを "0" にクリアします。
ていません。
1
変換結果が指定段数まで格納され 無視されます。
ました。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
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569
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
[bit6]:PCIF ( 優先変換割込み要求フラグビット )
A/D 優先変換の変換結果が , 優先変換 FIFO 段数設定レジスタ (PFNS0) の PFS1, PFS0
ビットで設定した FIFO の段数まで格納されたことを示します。
このビットが "1" のときに PCIE ビットが "1" に設定されていると優先変換割込み要求
が発生します。
PCIF
読出し時
書込み時
0
変換結果は指定段数まで格納され このビットを "0" にクリアします。
ていません。
1
変換結果が指定段数まで格納され 無視されます。
ました。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit5]:CMPIF ( 変換結果比較割込み要求フラグビット )
A/D 変換の変換結果比較機能利用時は , 変換結果が A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0)
と比較されます。
比較結果が , A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) および A/D 比較コントロールレジスタ
(CMPCR0) に設定した条件を満たしたことを示します。
このビットが "1" のときに CMPIE ビットが "1" に設定されていると変換結果比較割込
み要求が発生します。
CMPIF
読出し時
書込み時
0
条件を満たしていません。
このビットを "0" にクリアします。
1
条件を満たしました。
無視されます。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit4]:未定義ビット
570
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
[bit3]:SCIE ( スキャン変換割込み許可ビット )
A/D スキャン変換の変換結果が , スキャン変換 FIFO 段数設定レジスタ (SFNS0) の
SFS3 ∼ SFS0 ビットで設定した FIFO の段数まで格納されたとき (SCIF ビット =1) に ,
スキャン変換割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
スキャン変換割込み要求の発生を禁止します。
1
スキャン変換割込み要求の発生を許可します。
[bit2]:PCIE ( 優先変換割込み許可ビット )
A/D 優先変換の変換結果が , 優先変換 FIFO 段数設定レジスタ (PFNS0) の PFS1, PFS0
ビットで設定した FIFO の段数まで格納されたとき (PCIF ビット =1) に , 優先変換割込
み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
優先変換割込み要求の発生を禁止します。
1
優先変換割込み要求の発生を許可します。
[bit1]:CMPIE ( 変換結果比較割込み許可ビット )
A/D 変換の変換結果比較機能利用時は , 変換結果が A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0)
と比較されます。
比較結果が A/D 比較コントロールレジスタ (CMPCR0) に設定した条件を満たしたとき
(CMPIF ビット =1) に , 変換結果比較割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
変換結果比較割込み要求の発生を禁止します。
1
変換結果比較割込み要求の発生を許可します。
[bit0]:OVRIE (FIFO オーバラン割込み許可ビット )
スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) の SOVR ビットまたは優先変換コント
ロールレジスタ (PCCR0) の POVR ビットが "1" に変わったときに , FIFO オーバラン割
込み要求を発生させるかどうかを設定します。
FIFO が満杯 ( フル ) 時に FIFO への書込みが行われようとすると , スキャン変換コント
ロールレジスタ (SCCR0) の SOVR ビットまたは優先変換コントロールレジスタ
(PCCR0) の POVR ビットが "1" に変わります。
書込み値
CM71-10151-2
説明
0
FIFO オーバラン割込み要求の発生を禁止します。
1
FIFO オーバラン割込み要求の発生を許可します。
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571
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0)
24.4.2
A/D 変換の状態を示すレジスタです。
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) のビット構成を図 24.4-2 に示します。
図 24.4-2 A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) のビット構成
bit
7
6
ADSTP
FDAS
未定義
R/W
R/W
0
0
−
X
属性
初期値
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
PCNS
PCS
SCS
−
X
−
X
R
R
R
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
−:未定義
X:不定
[bit7]:ADSTP (A/D 変換強制停止ビット )
A/D 変換を強制停止します。
ADSTP
書込み時
0
無視されます。
1
A/D 変換を強制停止します。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
•
このビットに "1" を書き込むと , A/D 変換が A/D スキャン変換の場合も , A/D 優先変換
の場合も変換動作は停止します。
•
このビットに "1" を書き込んで A/D 変換を強制停止すると , PCNS ビット , PCS ビッ
ト , SCS ビットが "0" にクリアされます。ただし , 他のレジスタには影響しません。
[bit6]:FDAS (FIFO データ配置選択ビット )
スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) および優先変換 FIFO データレジスタ
(PCFD0) のビット配置を設定します。
•
前詰めに配置:変換結果を前詰めに配置します ( チャネル情報あり , 優先 A/D 起動要
因情報あり ( 優先変換のみ )) 。
•
後ろ詰めに配置:変換結果を LSB 側に 6 ビットシフトし , 後ろ詰めに配置します
(チャネル情報なし, 優先A/D 起動要因情報なし( 優先変換のみ)) 。変換結果はbit9∼
bit0 に配置されます。
572
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
書込み値
説明
0
変換結果を前詰めに配置します。
1
変換結果を後ろ詰めに配置します
このビットとスキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) および優先変換 FIFO データ
レジスタ (PCFD0) の関係を図 24.4-3 に示します。
図 24.4-3 スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) / 優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) と
の関係
スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0)
FDAS=0 の場合
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
SD9
SD8
SD7
SD6
SD5
SD4
SD3
SD2
SD1
SD0
0
SC4
SC3
SC2
SC1
SC0
FDAS=1 の場合
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
0
0
0
0
0
0
SD9
SD8
SD7
SD6
SD5
SD4
SD3
SD2
SD1
SD0
優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0)
FDAS=0 の場合
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
PD9
PD8
PD7
PD6
PD5
PD4
PD3
PD2
PD1
PD0
RS
PC4
PC3
PC2
PC1
PC0
FDAS=1 の場合
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
0
0
0
0
0
0
PD9
PD8
PD7
PD6
PD5
PD4
PD3
PD2
PD1
PD0
< 注意事項 >
•
このビットに "1" を書き込んで後ろ詰め配置を選択すると , 変換結果が LSB 側へ 6 ビッ
トシフトするため , 変換したチャネルの情報 ( 図 24.4-3 の SC4 ビット∼ SC0 ビット /
PC4 ∼ PC0 ビット ) が失われます。1 チャネルのみの変換など , 変換結果にチャネル
情報が必要ないときにのみ , 後ろ詰め配置を利用してください。
•
A/D 優先変換時に , このビットに "1" を書き込んで後ろ詰め配置を選択すると , A/D 優
先変換の起動要因情報 ( 図 24.4-3 の RS ビット ) が失われます。優先度 1 または優先
度 2 どちらか一方の A/D 優先変換を利用する場合にのみ , 後ろ詰め配置を利用してく
ださい。
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573
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
[bit5 ∼ bit3]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit2]:PCNS ( 優先変換保留フラグビット )
優先度 2 の A/D 優先変換が保留中であることを示します。
優先度 1 の A/D 優先変換中に優先度 2 の A/D 優先変換を起動した場合や , 優先度 2 の
A/D優先変換中に優先度1のA/D優先変換を起動すると, このビットが"1"に変わります。
読出し値
説明
0
優先度 2 の A/D 優先変換は保留されていません。
1
優先度 2 の A/D 優先変換が保留されています。
[bit1]:PCS ( 優先変換ステータスフラグビット )
優先度 1 または優先度 2 の A/D 優先変換中であることを示します。
読出し値
説明
0
A/D 優先変換は停止しています。
1
A/D 優先変換中です。
[bit0]:SCS ( スキャン変換ステータスフラグビット )
A/D スキャン変換中であることを示します。
読出し値
574
説明
0
A/D スキャン変換は停止しています。
1
A/D スキャン変換中です。
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24.4
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スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0)
24.4.3
A/D スキャン変換の動作を制御するレジスタです。
スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) のビット構成を図 24.4-4 に示します。
図 24.4-4 スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
SEMP
SFUL
SOVR
SFCLR
未定義
RPT
SHEN
SSTR
属性
R
R
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値
1
0
0
0
−
X
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
−:未定義
X:不定
< 注意事項 >
このレジスタはワードでアクセスしないでください。
スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) は , SEMP ビットが "0" のときに読み出す必
要があります。
[bit7]:SEMP ( スキャン変換用 FIFO エンプティフラグビット )
A/D スキャン変換用の FIFO が空 ( エンプティ ) になったことを示します。
読出し値
説明
0
A/D スキャン変換用 FIFO にデータがあります。
1
A/D スキャン変換用 FIFO が空 ( エンプティ ) です。
スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) にデータが格納されると , このビットは
"0" にクリアされます。
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[bit6]:SFUL ( スキャン変換用 FIFO フルビット )
A/D スキャン変換用の FIFO が満杯 ( フル ) になったことを示します。
読出し値
説明
0
A/D スキャン変換用 FIFO に空きがあります。
1
A/D スキャン変換用 FIFO が満杯 ( フル ) です。
SFCLR ビットに "1" を書き込むか , スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) を読み
出すと , このビットは "0" にクリアされます。
[bit5]:SOVR ( スキャン変換オーバランフラグビット )
A/D スキャン変換用の FIFO が満杯 ( フル ) 時に書込みが行われようとした ( オーバラ
ンが発生した ) ことを示します。
このビットが "1" のときに A/DC コントロールレジスタ (ADCR0) の OVRIE ビットが
"1" に設定されていると , FIFO オーバラン割込み要求が発生します。
SOVR
読出し時
書込み時
0
オーバランは発生していません。
このビットを "0" にクリアします。
1
オーバランが発生しました。
無視されます。
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
•
FIFO 満杯 ( フル ) 時に , FIFO に対して書込みが行われても FIFO 内の変換データは上
書きされません。
[bit4]:SFCLR ( スキャン変換用 FIFO クリアビット )
A/D スキャン変換用の FIFO をクリアします。
SFCLR
書込み時
0
無視されます。
1
A/D スキャン変換用 FIFO をクリア
します。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
このビットに "1" を書き込むと , A/D スキャン変換用の FIFO は空 ( エンプティ) になりま
す。そのため , SEMP ビットが "1" に変わります。
[bit3]:未定義ビット
576
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
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[bit2]:RPT ( スキャン変換リピートビット )
A/D スキャン変換のモードを設定します。
•
シングル変換モード:スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) に設定した
チャネルを 1 回だけ変換するモードです。
•
リピート変換モード:スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) に設定した
チャネルを繰り返し変換するモードです。
書込み値
説明
0
シングル変換モード
1
リピート変換モード
< 注意事項 >
•
リピート変換モードで変換中にこのビットに "0" を書き込むと , スキャン変換入力選択
レジスタ (SCIS10, SCIS00) に設定したチャネルを変換後 , 変換動作が停止します。
•
リピート変換モードを設定する場合は , A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の SCS
ビットで A/D スキャン変換が停止 (SCS=0) していることを確認してから , このビット
に "1" を書き込んでください。
ただし , リピート変換モードの設定と同時に SSTR ビットで A/D スキャン変換を開始
(SSTR=1) する場合は , このビットと同時に SSTR ビットも書き込めます。
[bit1]:SHEN ( スキャン変換タイマ起動許可ビット )
ベースタイマの ch.0 の TOUT 信号で立上りエッジを検出したときに A/D スキャン変換
を起動するかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
ベースタイマ (ch.0) での A/D スキャン変換の起動を禁止します。
1
ベースタイマ (ch.0) での A/D スキャン変換の起動を許可します。
< 注意事項 >
•
SSTR ビットに "1" を書き込んだ場合は , このビットの設定にかかわらず A/D スキャン
変換が起動します。
•
このビットに "1" を書き込んだ場合でも , ベースタイマ (ch.0) での起動のタイミングと
同時に SSTR ビットに "1" が書き込まれると , ソフトウェア起動が優先されベースタイ
マでの起動は無視されます。
TOUT 信号については , 「第 22 章 ベースタイマ」を参照してください。
•
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577
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
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[bit0]:SSTR ( スキャン変換スタートビット )
A/D スキャン変換をソフトウェアで起動します。
変換中に "1" を書き込むと , 変換動作を停止し , 再度変換を開始します。
SSTR
578
書込み時
0
無視されます。
1
A/D スキャン変換を起動 / 再起動し
ます。
読出し時
"0" が読み出されます。
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スキャン変換 FIFO 段数設定レジスタ (SFNS0)
24.4.4
A/D スキャン変換時に , A/D スキャン変換用 FIFO のどの段数まで変換結果が格納されたら ,
スキャン変換割込み要求を発生させるかを設定するレジスタです。
スキャン変換 FIFO 段数設定レジスタ (SFNS0) のビット構成を図 24.4-5 に示します。
図 24.4-5 スキャン変換 FIFO 段数設定レジスタ (SFNS0) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
未定義
未定義
SFS3
SFS2
SFS1
SFS0
−
X
−
X
−
X
−
X
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
< 注意事項 >
このレジスタはワードでアクセスしないでください。
[bit7 ∼ bit4]:未定義ビット
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書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
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24.4
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[bit3 ∼ bit0]:SFS3 ∼ SFS0 ( スキャン変換 FIFO 段数設定ビット )
A/D スキャン変換時に , A/D スキャン変換用 FIFO のどの段数まで変換結果が格納され
たら , スキャン変換割込み要求を発生させるかを設定します。
このビットで設定した段数まで FIFO にデータが格納されると , A/DC コントロールレ
ジスタ (ADCR0) の SCIF ビットが "1" に変わります。
SFS3
580
SFS2
SFS1
SFS0
説明
0
0
0
0
1 段目
0
0
0
1
2 段目
0
0
1
0
3 段目
0
0
1
1
4 段目
0
1
0
0
5 段目
0
1
0
1
6 段目
0
1
1
0
7 段目
0
1
1
1
8 段目
1
0
0
0
9 段目
1
0
0
1
10 段目
1
0
1
0
11 段目
1
0
1
1
12 段目
1
1
0
0
13 段目
1
1
0
1
14 段目
1
1
1
0
15 段目
1
1
1
1
16 段目
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24.4
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スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0)
24.4.5
A/D スキャン変換の変換結果を格納するレジスタです。16 段の FIFO で構成されています。
このレジスタから FIFO のデータを順番に読み出せます。
このレジスタは A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の FDAS ビットの設定によって , ビット
構成が異なります。
< 注意事項 >
このレジスタは, 必ずスキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) のSEMPビットで
A/D スキャン変換用 FIFO にデータがあることを確認してから (SEMP=0) 読み出して
ください。
•
A/D スキャン変換用 FIFO が空 ( エンプティ ) (SEMP=1) のときに , このレジスタを読
み出すと , 読み出したデータが有効なのか無効なのかを判断できません。詳しくは ,
「24.6.3 FIFO の動作」の「■ A/D スキャン変換時の動作」を参照してください。
•
このレジスタはワードでアクセスしないでください。
•
このレジスタにバイトアクセスする場合は , 下位バイト (bit7 ∼ bit0) →上位バイト
(bit15 ∼ bit8) の順番にアクセスしてください。上位バイトを読み出すと , FIFO のデー
タがシフトします。
■ 前詰め配置の場合 (FDAS=0)
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の FDAS ビットで前詰め配置 (FDAS=0) に設定し
ている場合のスキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) のビット構成を図 24.4-6 に
示します。
図 24.4-6 スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
SD9
SD8
SD7
SD6
SD5
SD4
SD3
SD2
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
X
X
X
X
X
X
X
X
7
6
5
4
3
2
1
0
SD1
SD0
未定義
SC4
SC3
SC2
SC1
SC0
属性
R
R
R
R
R
R
初期値
X
X
−
X
R
X
X
X
X
X
bit
R:リードオンリ
−:未定義
X:不定
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581
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[bit15 ∼ bit6]:SD9 ∼ SD0 (A/D スキャン変換結果ビット )
A/D スキャン変換の変換結果を格納します。
[bit5]:未定義ビット
"0" が読み出されます。
[bit4 ∼ bit0]:SC4 ∼ SC0 ( 変換チャネルビット )
SD9 ∼ SD0 ビットのデータが , どのチャネルのアナログ入力を変換したものなのかを
示します。
SC4
582
SC3
SC2
SC1
SC0
説明
0
0
0
0
0
ch.0 (AN0 端子 )
0
0
0
0
1
ch.1 (AN1 端子 )
0
0
0
1
0
ch.2 (AN2 端子 )
0
0
0
1
1
ch.3 (AN3 端子 )
0
0
1
0
0
ch.4 (AN4 端子 )
0
0
1
0
1
ch.5 (AN5 端子 )
0
0
1
1
0
ch.6 (AN6 端子 )
0
0
1
1
1
ch.7 (AN7 端子 )
0
1
0
0
0
ch.8 (AN8 端子 )
0
1
0
0
1
ch.9 (AN9 端子 )
0
1
0
1
0
ch.10 (AN10 端子 )
0
1
0
1
1
ch.11 (AN11 端子 )
0
1
1
0
0
ch.12 (AN12 端子 )
0
1
1
0
1
ch.13 (AN13 端子 )
0
1
1
1
0
ch.14 (AN14 端子 )
0
1
1
1
1
ch.15 (AN15 端子 )
1
0
0
0
0
1
0
0
0
1
1
0
0
1
0
1
0
0
1
1
1
0
0
1
1
0
0
1
0
1
0
1
1
0
1
0
1
1
1
1
1
0
0
0
1
1
0
0
1
1
1
0
1
0
1
1
0
1
1
1
1
1
0
0
1
1
1
0
1
1
1
1
1
0
1
1
1
1
1
1
設定禁止
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
■ 後ろ詰め配置の場合 (FDAS=1)
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の FDAS ビットで後ろ詰め配置 (FDAS=1) に設定
している場合のスキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) のビット構成を図 24.4-7
に示します。
図 24.4-7 スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
SD8
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
SD9
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
R
R
X
X
7
6
5
4
3
2
1
0
SD7
SD6
SD5
SD4
SD3
SD2
SD1
SD0
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
X
X
X
X
X
X
X
X
属性
初期値
bit
R:リードオンリ
−:未定義
X:不定
[bit15 ∼ bit10]:未定義ビット
"0" が読み出されます。
[bit9 ∼ bit0]:SD9 ∼ SD0 (A/D スキャン変換結果ビット )
A/D スキャン変換の変換結果を格納します。
< 注意事項 >
後ろ詰め配置では , 変換したチャネルの情報は保存されていません。後ろ詰め配置は ,
1チャネルのみの変換など, 変換結果にチャネル情報が必要ないときに使用してください。
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583
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
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スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00)
24.4.6
A/D スキャン変換をするチャネルを選択するレジスタです。
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) のビット構成を図 24.4-8に示します。
図 24.4-8 スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) のビット構成
スキャン変換入力選択レジスタ 10 (SCIS10)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
AN15
AN14
AN13
AN12
AN11
AN10
AN9
AN8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
スキャン変換入力選択レジスタ 00 (SCIS00)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
AN7
AN6
AN5
AN4
AN3
AN2
AN1
AN0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
SCIS10, SCIS00 : AN15 ∼ AN0 ( アナログ入力選択ビット )
"1" を書き込んだビットに対応するチャネルが変換されます。
AN15 ビットが ch.15 (AN15 端子 ), AN14 ビットが ch.14 (AN14 端子 ) •••AN1 ビットが
ch.1 (AN1 端子 ), AN0 ビットが ch.0 (AN0 端子 ) に対応します。
このレジスタで複数のチャネルを選択した場合は , 番号の若いチャネルから順番に変
換されます。例えば , AN3 ビット , AN5 ビット , AN10 ビット , AN15 ビットに "1" を書
き込むと次の順番で変換されます。
ch.3 → ch.5 → ch.10 → ch.15
< 注意事項 >
このレジスタは A/D 変換が停止中に書き込んでください。
584
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
優先変換コントロールレジスタ (PCCR0)
24.4.7
A/D 優先変換の動作を制御するレジスタです。また , 優先度のレベルを 2 レベルから設定で
きます。
優先変換コントロールレジスタ (PCCR0) のビット構成を図 24.4-9 に示します。
図 24.4-9 優先変換コントロールレジスタ (PCCR0) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
PEMP
PFUL
POVR
PFCLR
PEEN
PHEN
PSTR
属性
R
R
R/W
R/W
予約
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値
1
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
< 注意事項 >
このレジスタはワードでアクセスしないでください。
優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) は , SEMP ビットが "0" のときに読み出す必要が
あります。
[bit7]:PEMP ( 優先変換用 FIFO エンプティフラグビット )
A/D 優先変換用の FIFO が空 ( エンプティ ) になったことを示します。
読出し値
説明
0
A/D 優先変換用 FIFO にデータがあります。
1
A/D 優先変換用 FIFO が空 ( エンプティ ) です。
優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) にデータが格納されると , このビットは "0" に
クリアされます。
[bit6]:PFUL ( 優先変換用 FIFO フルビット )
A/D 優先変換用の FIFO が満杯 ( フル ) になったことを示します。
読出し値
説明
0
A/D 優先変換用 FIFO に空きがあります。
1
A/D 優先変換用 FIFO が満杯 ( フル ) です。
PFCLR ビットに "1" を書き込むか優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) を読み出す
と , このビットは "0" にクリアされます。
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585
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
[bit5]:POVR ( 優先変換オーバランフラグビット )
A/D 優先変換用の FIFO が満杯 ( フル ) 時に書込みが行われようとした ( オーバランが
発生した ) ことを示します。
このビットが "1" のときに A/DC コントロールレジスタ (ADCR0) の OVRIE ビットが
"1" に設定されていると , FIFO オーバラン割込み要求が発生します。
POVR
読出し時
書込み時
0
オーバランは発生していません。
このビットを "0" にクリアします。
1
オーバランが発生しました。
無視されます。
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
•
FIFO 満杯 ( フル ) 時に , FIFO に対して書込みが行われても FIFO 内の変換データは上
書きされません。
[bit4]:PFCLR ( 優先変換用 FIFO クリアビット )
A/D 優先変換用の FIFO をクリアします。
PFCLR
書込み時
0
無視されます。
1
A/D 優先変換用 FIFO をクリアしま
す。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
このビットに "1" を書き込むと , A/D 優先変換用の FIFO は空 ( エンプティ ) になります。
そのため , PEMP ビットが "1" に変わります。
[bit3]:予約ビット
586
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
値は不定です。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
[bit2]:PEEN ( 優先変換外部起動許可ビット )
ADTRG0 端子から立下りエッジが検出されたときに , 優先度 1 の A/D 優先変換を起動
するかどうかを設定します。優先度 1> 優先度 2 となり , 優先度 1 が最優先になります。
書込み値
説明
0
優先度 1 の A/D 優先変換の起動を禁止します。
1
優先度 1 の A/D 優先変換の起動を許可します。
< 注意事項 >
ADTRG0 端子として使用できる端子は , 本デバイスに 4 本用意されています。ADTRG0
端子として使用する端子を指定してください。
端子の設定方法は , 「第 13 章 I/O ポート」を参照してください。
[bit1]:PHEN ( 優先変換タイマ起動許可ビット )
ベースタイマの ch.2 の TOUT 信号で立上りエッジを検出したときに , 優先度 2 の A/D
優先変換を起動するかどうかを設定します。優先度 2< 優先度 1 になります。
書込み値
説明
0
優先度 2 の A/D 優先変換の起動を禁止します。
1
優先度 2 の A/D 優先変換の起動を許可します。
< 注意事項 >
•
PSTR ビットに "1" を書き込んだ場合は , このビットの設定にかかわらず優先度 2 の
A/D 優先変換が起動します。
•
TOUT 信号については , 「第 22 章 ベースタイマ」を参照してください。
[bit0]:PSTR ( 優先変換スタートビット )
優先度 2 の A/D 優先変換をソフトウェアで起動します。優先度 2< 優先度 1 になります。
PSTR
書込み時
0
無視されます。
1
優先度 2 の A/D 優先変換を起動し
ます。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
A/D 変換中にこのビットに "1" を書き込んでも A/D 変換は再起動できません。
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587
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
優先変換 FIFO 段数設定レジスタ (PFNS0)
24.4.8
A/D 優先変換時に , A/D 優先変換用 FIFO のどの段数まで変換結果が格納されたら , 優先変換
割込み要求を発生させるかを設定するレジスタです。
優先変換 FIFO 段数設定レジスタ (PFNS0) のビット構成を図 24.4-10 に示します。
図 24.4-10 優先変換 FIFO 段数設定レジスタ (PFNS0) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
PFS1
PFS0
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
R/W
R/W
0
0
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
< 注意事項 >
このレジスタはワードでアクセスしないでください。
優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) は , PEMP ビットが "0" のときに読み出す必要が
あります。
[bit7 ∼ bit2]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit1, bit0]:PFS1, PFS0 ( 優先変換 FIFO 段数設定ビット )
A/D 優先変換時に , A/D 優先用 FIFO のどの段数まで変換結果が格納されたら , 優先変
換割込み要求を発生させるかを設定します。
このビットに設定した段数に変換結果が格納されると , A/DC コントロールレジスタ
(ADCR0) の PCIF ビットが "1" に変わります。
PFS1
588
PFS0
説明
0
0
1 段目
0
1
2 段目
1
0
3 段目
1
1
4 段目
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0)
24.4.9
A/D 優先変換の変換結果を格納するレジスタです。4 段の FIFO で構成されています。このレ
ジスタから FIFO のデータを順番に読み出せます。
このレジスタは A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の FDAS ビットの設定によって , ビット
構成が異なります。
< 注意事項 >
このレジスタは , 必ず優先変換コントロールレジスタ (PCCR0) の PEMP ビットで
A/D 優先変換用 FIFO にデータがあることを確認してから (PEMP=0) 読み出してくだ
さい。
•
A/D 優先変換用 FIFO が空 ( エンプティ ) (PEMP=1) のときに , このレジスタを読み出
すと , 読み出したデータが有効なのか無効なのかを判断できません。詳しくは ,「24.6.3
FIFO の動作」の「■ A/D 優先変換時の動作」を参照してください。
•
このレジスタにはワードでアクセスしないでください。
•
このレジスタにバイトアクセスする場合は , 下位バイト (bit7 ∼ bit0) →上位バイト
(bit15 ∼ bit8) の順番にアクセスしてください。上位バイトを読み出すと , FIFO のデー
タがシフトします。
■ 前詰め配置の場合 (FDAS=0)
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の FDAS ビットで前詰め配置 (FDAS=0) に設定し
ている場合の優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) のビット構成を図 24.4-11 に示し
ます。
図 24.4-11 優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
PD9
PD8
PD7
PD6
PD5
PD4
PD3
PD2
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
X
X
X
X
X
X
X
X
7
6
5
4
3
2
1
0
PD1
PD0
RS
PC4
PC3
PC2
PC1
PC0
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
X
X
X
X
X
X
X
X
bit
R:リードオンリ
X:不定
[bit15 ∼ bit6]:PD9 ∼ PD0 (A/D 優先変換結果ビット )
A/D 優先変換の変換結果を格納します。
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589
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
[bit5]:RS ( 優先 A/D 起動要因ビット )
PD9 ∼ PD0 ビットのデータが , 優先度 2 で変換されたデータなのか優先度 1 で変換さ
れたデータなのか (A/D 優先変換の起動要因 ) を示します。
読出し値
説明
0
優先度 2 ( ソフトウェア / ベースタイマでの起動 )
1
優先度 1 ( 外部トリガでの起動 )
< 注意事項 >
優先度 2 の A/D 優先変換の起動要因がソフトウェアなのかベースタイマなのかを区別す
ることはできません。
590
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
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[bit4 ∼ bit0]:PC4 ∼ PC0 ( 変換チャネルビット )
PD9 ∼ PD0 ビットのデータが , どのチャネルのアナログ入力を変換したものなのかを
示します。
PC4
PC3
PC2
PC1
PC0
説明
0
0
0
0
0
ch.0 (AN0 端子 )
0
0
0
0
1
ch.1 (AN1 端子 )
0
0
0
1
0
ch.2 (AN2 端子 )
0
0
0
1
1
ch.3 (AN3 端子 )
0
0
1
0
0
ch.4 (AN4 端子 )
0
0
1
0
1
ch.5 (AN5 端子 )
0
0
1
1
0
ch.6 (AN6 端子 )
0
0
1
1
1
ch.7 (AN7 端子 )
0
1
0
0
0
ch.8 (AN8 端子 )
0
1
0
0
1
ch.9 (AN9 端子 )
0
1
0
1
0
ch.10 (AN10 端子 )
0
1
0
1
1
ch.11 (AN11 端子 )
0
1
1
0
0
ch.12 (AN12 端子 )
0
1
1
0
1
ch.13 (AN13 端子 )
0
1
1
1
0
ch.14 (AN14 端子 )
0
1
1
1
1
ch.15 (AN15 端子 )
1
0
0
0
0
1
0
0
0
1
1
0
0
1
0
1
0
0
1
1
1
0
1
0
0
1
0
1
0
1
1
0
1
1
0
1
0
1
1
1
1
1
0
0
0
1
1
0
0
1
1
1
0
1
0
1
1
0
1
1
1
1
1
0
0
1
1
1
0
1
1
1
1
1
0
1
1
1
1
1
設定禁止
< 注意事項 >
優先度 1 の A/D 優先変換は ch.0 ∼ ch.7 にのみ行えます。
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591
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
■ 後ろ詰め配置の場合 (FDAS=1)
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の FDAS ビットで後ろ詰め配置 (FDAS=1) に設定
している場合の優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) のビット構成を図 24.4-12 に示
します。
図 24.4-12 優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
PD8
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
PD9
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
R
R
X
X
7
6
5
4
3
2
1
0
PD7
PD6
PD5
PD4
PD3
PD2
PD1
PD0
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
X
X
X
X
X
X
X
X
属性
初期値
bit
R:リードオンリ
−:未定義
X:不定
[bit15 ∼ bit10]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit9 ∼ bit0]:PD9 ∼ PD0 (A/D 優先変換結果ビット )
A/D 優先変換の変換結果を格納します。
< 注意事項 >
後ろ詰め配置では , A/D 優先変換の起動要因 ( 優先度 ) と , 変換したチャネルの情報は保
存されません。後ろ詰め配置は , 優先度 1 または優先度 2 どちらか一方の A/D 優先変換を
利用し , 1 チャネルのみの変換など , 変換結果にチャネル情報が必要ない場合にのみ , 利
用してください。
592
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
優先変換入力選択レジスタ (PCIS0)
24.4.10
A/D 優先変換をするチャネルを選択するレジスタです。
優先度 2 で変換を行うチャネルを 16 チャネルの中から , 優先度 1 で変換を行うチャネルを
ch.0 ∼ ch.7 の中から , それぞれ 1 チャネル選択します。
優先変換入力選択レジスタ (PCIS0) のビット構成を図 24.4-13 に示します。
図 24.4-13 優先変換入力選択レジスタ (PCIS0) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
P2A4
P2A3
P2A2
P2A1
P2A0
P1A2
P1A1
P1A0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit3]:P2A4 ∼ P2A0 ( 優先度 2 アナログ入力選択ビット )
優先度 2 の A/D 優先変換を行うチャネルを選択します。優先度 2< 優先度 1 になります。
P2A4
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P2A3
P2A2
P2A1
P2A0
説明
0
0
0
0
0
ch.0 (AN0 端子 )
0
0
0
0
1
ch.1 (AN1 端子 )
0
0
0
1
0
ch.2 (AN2 端子 )
0
0
0
1
1
ch.3 (AN3 端子 )
0
0
1
0
0
ch.4 (AN4 端子 )
0
0
1
0
1
ch.5 (AN5 端子 )
0
0
1
1
0
ch.6 (AN6 端子 )
0
0
1
1
1
ch.7 (AN7 端子 )
0
1
0
0
0
ch.8 (AN8 端子 )
0
1
0
0
1
ch.9 (AN9 端子 )
0
1
0
1
0
ch.10 (AN10 端子 )
0
1
0
1
1
ch.11 (AN11 端子 )
0
1
1
0
0
ch.12 (AN12 端子 )
0
1
1
0
1
ch.13 (AN13 端子 )
0
1
1
1
0
ch.14 (AN14 端子 )
0
1
1
1
1
ch.15 (AN15 端子 )
1
0
0
0
0
1
0
0
0
1
1
0
0
1
0
1
0
0
1
1
1
0
1
0
0
1
0
1
0
1
設定禁止
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593
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
P2A4
P2A3
MB91625 シリーズ
P2A2
P2A1
P2A0
1
0
1
1
0
1
0
1
1
1
1
1
0
0
0
1
1
0
0
1
1
1
0
1
0
1
1
0
1
1
1
1
1
0
0
1
1
1
0
1
1
1
1
1
0
1
1
1
1
1
説明
設定禁止
[bit2 ∼ bit0]:P1A2 ∼ P1A0 ( 優先度 1 アナログ入力選択ビット )
優先度 1 の A/D 優先変換を行うチャネルを選択します。優先度 1 の A/D 優先変換は
ch.0 ∼ ch.7 に対してのみ行えます。優先度 2< 優先度 1 になります。
P1A2
594
P1A1
P1A0
説明
0
0
0
ch.0 (AN0 端子 )
0
0
1
ch.1 (AN1 端子 )
0
1
0
ch.2 (AN2 端子 )
0
1
1
ch.3 (AN3 端子 )
1
0
0
ch.4 (AN4 端子 )
1
0
1
ch.5 (AN5 端子 )
1
1
0
ch.6 (AN6 端子 )
1
1
1
ch.7 (AN7 端子 )
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0)
24.4.11
比較機能使用時に , A/D 変換の結果と比較する値を設定するレジスタです。変換結果の上位 8
ビットがこのレジスタに設定した値と比較されます。比較結果が A/D 比較コントロールレジ
スタ (CMPCR0) に設定された条件を満たしていると , A/DC コントロールレジスタ (ADCR0)
の CMPIF ビットが "1" に変わります。
A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) のビット構成を図 24.4-14 に示します。
図 24.4-14 A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
CMAD9
CMAD8
CMAD7
CMAD6
CMAD5
CMAD4
CMAD3
CMAD2
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタに設定した値と A/D 変換結果の上位 8 ビット (bit9 ∼ bit2) が比較されます。
A/D 変換結果の LSB 側 2 ビット (bit1, bit0) は比較されません。
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595
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
24.4.12
MB91625 シリーズ
A/D 比較コントロールレジスタ (CMPCR0)
比較機能を制御するレジスタです。比較機能使用時 , A/D 変換結果が A/D 比較値設定レジス
タ (CMPD0) に設定した値と比較され, このレジスタに設定した条件を満たしていると, A/DC
コントロールレジスタ (ADCR0) の CMPIF ビットが "1" に変わります。
A/D 比較コントロールレジスタ (CMPCR0) のビット構成を図 24.4-15 に示します。
図 24.4-15 A/D 比較コントロールレジスタ (CMPCR0) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
CMPEN
CMD1
CMD0
CCH4
CCH3
CCH2
CCH1
CCH0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
[bit7]:CMPEN ( 比較機能動作許可ビット )
比較機能を使用するかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
比較機能を利用しません。
1
比較機能を利用します。
[bit6]:CMD1 ( 比較モード 1 ビット )
変換割込み要求を発生させる条件を設定します。
書込み値
説明
0
A/D 変換結果が A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) に設定した値より小
さい場合に変換結果割込み要求を発生させます。
1
A/D 変換結果が A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) に設定した値と同じ
か大きい場合に変換結果割込み要求を発生させます。
[bit5]:CMD0 ( 比較モード 0 ビット )
比較対象を次のいずれかから選択します。
•
CCH4 ∼ CCH0 ビットで設定したチャネルの変換結果と A/D 比較値設定レジスタ
(CMPD0) に設定した値を比較
•
すべてのチャネルの変換結果と A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) に設定した値を
比較
書込み値
596
説明
0
CCH4 ∼ CCH0 ビットで設定したチャネルの変換結果を比較します。
1
すべてのチャネルの変換結果を比較します。
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CM71-10151-2
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
このビットに "1" を書き込むと , CCH4 ∼ CCH0 ビットの設定は無効になります。
[bit4 ∼ bit0]:CCH4 ∼ CCH0 ( 比較対象アナログ入力チャネルビット )
CMD0 ビットが "0" のときに , A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) に設定した値と比較
するチャネルを設定します。
CCH4
CM71-10151-2
CCH3
CCH2
CCH1
CCH0
説明
0
0
0
0
0
ch.0 (AN0 端子 )
0
0
0
0
1
ch.1 (AN1 端子 )
0
0
0
1
0
ch.2 (AN2 端子 )
0
0
0
1
1
ch.3 (AN3 端子 )
0
0
1
0
0
ch.4 (AN4 端子 )
0
0
1
0
1
ch.5 (AN5 端子 )
0
0
1
1
0
ch.6 (AN6 端子 )
0
0
1
1
1
ch.7 (AN7 端子 )
0
1
0
0
0
ch.8 (AN8 端子 )
0
1
0
0
1
ch.9 (AN9 端子 )
0
1
0
1
0
ch.10 (AN10 端子 )
0
1
0
1
1
ch.11 (AN11 端子 )
0
1
1
0
0
ch.12 (AN12 端子 )
0
1
1
0
1
ch.13 (AN13 端子 )
0
1
1
1
0
ch.14 (AN14 端子 )
0
1
1
1
1
ch.15 (AN15 端子 )
1
0
0
0
0
1
0
0
0
1
1
0
0
1
0
1
0
0
1
1
1
0
1
0
0
1
0
1
0
1
1
0
1
1
0
1
0
1
1
1
1
1
0
0
0
1
1
0
0
1
1
1
0
1
0
1
1
0
1
1
1
1
1
0
0
1
1
1
0
1
1
1
1
1
0
1
1
1
1
1
設定禁止
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597
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
< 注意事項 >
CMD0ビットで, すべてのチャネルの変換結果を比較する (CMD0=1) 設定にしている場合
は , このビットの設定は無視されます。
598
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
サンプリング時間設定レジスタ (ADST00, ADST10)
24.4.13
A/D 変換開始後 , 入力電圧がサンプル & ホールド回路でサンプリング ( 標本化 ) が開始され保
持されるまでの時間 ( サンプリング時間 ) を設定します。A/D 変換時間はサンプリング時間と
コンペア時間で構成されています。
サンプリング時間を設定するため , このレジスタが 2 つ用意されています。それぞれのレジ
スタにサンプリング時間を設定し , サンプリング時間選択レジスタ (ADSS10, ADSS00) でど
ちらのレジスタに設定したサンプリング時間を使用するかをチャネルごとに選択できます。
サンプリング時間設定レジスタ (ADST00, ADST10) のビット構成を図 24.4-16に示しま
す。
図 24.4-16 サンプリング時間設定レジスタ (ADST00, ADST10) のビット構成
サンプリング時間設定レジスタ 00 (ADST00)
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
STX01
STX00
ST05
ST04
ST03
ST02
ST01
ST00
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
1
0
0
0
0
0
属性
初期値
サンプリング時間設定レジスタ 10 (ADST10)
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
STX11
STX10
ST15
ST14
ST13
ST12
ST11
ST10
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
1
0
0
0
0
0
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは A/D 変換が停止中に書き込んでください。
•
サンプリング時間については , 「24.6 動作説明と設定手順例」の「■ A/D 変換時間」
を参照してください。
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599
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
● サンプリング時間設定レジスタ 00 (ADST00)
1 つ目のサンプリング時間を設定します。
[bit15, bit14]:STX01, STX00 ( サンプリング時間 N 倍設定ビット )
ST05 ∼ ST00 ビットで設定した値を N 倍します。
STX01
STX00
説明
0
0
設定値× 1 倍
0
1
設定値× 4 倍
1
0
設定値× 8 倍
1
1
設定値× 16 倍
[bit13 ∼ bit8]:ST05 ∼ ST00 ( サンプリング時間設定ビット )
サンプリング時間を決定するための値を設定します。
このビットに書き込んだ値から次の計算式でサンプリング時間が決定されます。
サンプリング時間 = 周辺クロック (PCLK) の周期× (ST+1) × STX
ST:ST05 ∼ ST00 の設定値
STX:STX01, STX00 ビットでの設定倍数
例:ST05 ∼ ST00=9, STX01, STX00=01 (4 倍 ), 周辺クロック (PCLK) =20MHz (50ns)
サンプリング時間 =50ns × (9+1) × 4=2μs
< 注意事項 >
600
•
STX01, STX00 ビットを "00" ( 設定値× 1 倍 ) に設定した場合は , このビットが "3" 以
上になるように設定してください。
•
サンプリング時間については , 「24.6 動作説明と設定手順例」の「■ A/D 変換時間」
を参照してください。
•
サンプリング時間設定レジスタ 00 (ADST00) は電気的特性のサンプリング時間を満た
すように設定してください。電気的特性については , 『データシート』を参照してく
ださい。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
● サンプリング時間設定レジスタ 10 (ADST10)
2 つ目のサンプリング時間を設定します。
[bit7, bit6]:STX11, STX10 ( サンプリング時間 N 倍設定ビット )
ST15 ∼ ST10 ビットで設定した値を N 倍します。
STX11
STX10
説明
0
0
設定値× 1 倍
0
1
設定値× 4 倍
1
0
設定値× 8 倍
1
1
設定値× 16 倍
[bit5 ∼ bit0]:ST15 ∼ ST10 ( サンプリング時間設定ビット )
サンプリング時間を決定するための値を設定します。
このビットに書き込んだ値から次の計算式でサンプリング時間が決定されます。
サンプリング時間 = 周辺クロック (PCLK) の周期× (ST+1) × STX
ST:ST15 ∼ ST10 ビットの設定値
STX:STX11, STX10 ビットでの設定倍数
例:ST15 ∼ ST10=9, STX11, STX10=01 (4 倍 ), 周辺クロック (PCLK) =20MHz (50ns)
サンプリング時間 =50ns × (9+1) × 4=2μs
< 注意事項 >
•
STX11, STX10 ビットを "00" ( 設定値× 1 倍 ) に設定した場合は , このビットが "3" 以
上になるように設定してください。
•
サンプリング時間については , 「24.6 動作説明と設定手順例」の「■ A/D 変換時間」
を参照してください。
•
サンプリング時間設定レジスタ 10 (ADST10) は電気的特性のサンプリング時間を満た
すように設定してください。電気的特性については , 『データシート』を参照してく
ださい。
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601
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
サンプリング時間選択レジスタ (ADSS10, ADSS00)
24.4.14
A/D サンプリング時間を選択するレジスタです。
サンプリング時間設定レジスタ 00 (ADST00) に設定したサンプリング時間を使用するか , サ
ンプリング時間設定レジスタ 10 (ADST10) に設定したサンプリング時間を使用するかをチャ
ネルごとに選択できます。
サンプリング時間選択レジスタ (ADSS10, ADSS00) のビット構成を図 24.4-17 に示しま
す。
図 24.4-17 サンプリング時間選択レジスタ (ADSS10, ADSS00) のビット構成
サンプリング時間選択レジスタ 10 (ADSS10)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
TS15
TS14
TS13
TS12
TS11
TS10
TS9
TS8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
サンプリング時間選択レジスタ 00 (ADSS00)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
TS7
TS6
TS5
TS4
TS3
TS2
TS1
TS0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタは A/D 変換が停止中に書き込んでください。
602
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
ADSS10, ADSS00:TS15 ∼ TS0 ( サンプリング時間選択ビット )
サンプリング時間設定レジスタ 00 (ADST00) に設定したサンプリング時間を使用する
か , サンプリング時間設定レジスタ 10 (ADST10) に設定したサンプリング時間を使用
するかをチャネルごとに設定します。
書込み値
説明
0
サンプリング時間設定レジスタ 00 (ADST00) に設定したサンプリング時
間を使用します。
1
サンプリング時間設定レジスタ 10 (ADST10) に設定したサンプリング時
間を使用します。
TS15 ビットが ch.15 (AN15 端子 ), TS14 ビットが ch.14 (AN14 端子 ) •••TS1 ビットが ch.1
(AN1 端子 ), TS0 ビットが ch.0 (AN0 端子 ) に対応します。
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603
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
MB91625 シリーズ
コンペア時間設定レジスタ (ADCT0)
24.4.15
A/D 変換時間のコンペア時間を設定するレジスタです。A/D 変換時間はサンプリング時間と
コンペア時間で構成されています。
コンペア時間設定レジスタ (ADCT0) のビット構成を図 24.4-18 に示します。
図 24.4-18 コンペア時間設定レジスタ (ADCT0) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
CT2
CT1
CT0
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
R/W
R/W
R/W
1
1
1
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
< 注意事項 >
このレジスタは A/D 変換が停止中に書き込んでください。
[bit7 ∼ bit3]:未定義ビット
604
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.4
[bit2 ∼ bit0]:CT2 ∼ CT0 ( コンペア時間設定ビット )
コンペア時間を決定するための値を設定します。
このビットに書き込んだ値から次の計算式でコンペア時間が決定されます。
コンペア時間 ={ (CT+1) × 10+4} ×周辺クロック (PCLK) の周期
CT:このビット設定値
例:CT=1, 周辺クロック (PCLK) =20MHz (50ns)
コンペア時間 ={ (1+1) × 10+4} × 50ns=1.2μs
< 注意事項 >
コンペア時間については , 「24.6 動作説明と設定手順例」の「■ A/D 変換時間」を参照
してください。
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605
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.5
MB91625 シリーズ
24.5 割込み
次の場合に割込み要求を発生できます。
• A/D スキャン変換時に設定した段数の FIFO にデータが格納された ( スキャン変換割込み
要求 )
• A/D 優先変換時に設定した段数の FIFO にデータが格納された ( 優先変換割込み要求 )
• FIFO が満杯 ( フル ) のときに , 次の変換結果を格納しようとした (FIFO オーバラン割込
み要求 )
• 比較機能利用時に , 変換結果が割込み要求を発生する条件を満たした ( 変換結果比較割込
み要求 )
■ A/D スキャン変換時の割込み要求
A/D スキャン変換時の割込み要求について表 24.5-1 に示します。
表 24.5-1 A/D スキャン変換時の割込み要求
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
スキャン変換割込み ADCR の SCIF=1
要求
ADCR の SCIE=1
ADCR の SCIF ビット
に "0" を書き込む
FIFO オーバラン割込 SCCR の SOVR=1
み要求
ADCR の OVRIE=1 SCCR の SOVR ビッ
トに "0" を書き込む
変換結果比較割込み ADCR の CMPIF=1 ADCR の CMPIE=1 ADCR の CMPIF ビッ
要求
トに "0" を書き込む
ADCR:A/DC コントロールレジスタ (ADCR0)
SCCR:スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0)
■ A/D 優先変換時の割込み要求
A/D 優先変換時の割込み要求について表 24.5-2 に示します。
表 24.5-2 A/D 優先変換時の割込み要求
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
優先変換割込み要求 ADCR の PCIF=1
ADCR の PCIE=1
FIFO オーバラン割込 PCCR の POVR=1
み要求
割込み要求のクリア
ADCR の PCIF ビット
に "0" を書き込む
ADCR の OVRIE=1 PCCR の POVR ビッ
トに "0" を書き込む
変換結果比較割込み ADCR の CMPIF=1 ADCR の CMPIE=1 ADCR の CMPIF ビッ
要求
トに "0" を書き込む
ADCR:A/DC コントロールレジスタ (ADCR0)
PCCR:優先変換コントロールレジスタ (PCCR0)
606
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MB91625 シリーズ
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.5
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
■ 割込みによる DMA 転送の起動
次の割込み要求の発生により DMA 転送を起動できます。
•
スキャン変換割込み要求
•
優先変換割込み要求
DMA 転送については「24.6.4 DMA コントローラ (DMAC) の起動」を参照してくださ
い。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
MB91625 シリーズ
24.6 動作説明と設定手順例
10 ビット A/D コンバータの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順
例も示します。
■ 概要
10 ビット A/D コンバータは A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) の各ビットに
対応する端子からのアナログ信号入力を許可することで A/D 変換が可能になります。
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) については , 「第 13 章 I/O ポート」の
「13.4.6 A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE)」を参照してください。
10 ビット A/D コンバータには , 次の 2 種類の変換動作があります。
•
A/D スキャン変換
変換するチャネルを任意に選択して変換します。
選択したチャネルを 1 回だけ変換するシングル変換モードと , 選択したチャネルを
繰り返して変換するリピート変換モードを利用できます。
•
A/D 優先変換
優先度の高い A/D 変換の起動要因が発生すると , A/D スキャン変換を中断して優先
的に変換します。優先度 1 と優先度 2 の 2 レベルの優先度が用意されています。優
先度 1> 優先度 2 になります。
A/D スキャン変換と A/D 優先変換の違いを表 24.6-1 に示します。
表 24.6-1 A/D スキャン変換と A/D 優先変換の違い
A/D スキャン変換
608
A/D 優先変換
優先度 1
優先度 2
対応チャネル
16 チャネルすべての中 ch.0 ∼ ch.7 の中から 16 チャネルの中から
1 チャネル指定
から最大で 16 チャネル 1 チャネル指定
まで任意に選択
変換起動要因
ソフトウェア
ADTRG0 端子で立下
ベースタイマの ch.0 の りエッジを検出
TOUT信号で立上りエッ
ジ検出
再起動
FIFO
可能
16 段
ソフトウェア
ベースタイマの ch.2
の TOUT 信号で立上
りエッジ検出
不可能
4段
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
MB91625 シリーズ
■ 優先順位と状態遷移
A/D 変換の優先順位を表 24.6-2 に示します。
表 24.6-2 A/D 変換の優先順位
優先順位
A/D 変換の種類
1
優先度 1 の A/D 優先変換
2
優先度 2 の A/D 優先変換
3
A/D スキャン変換
A/D 動作中に優先順位の異なる A/D 変換が起動された場合の動作は次のとおりです。
•
A/D 変換中に優先順位の高い A/D 変換が起動した場合
実行中の A/D 変換動作を中断し , 優先順位の高い A/D 変換を行います。
優先順位の高い変換動作が終わると , 中断していた A/D 変換を再開します。
例:A/D スキャン変換中に A/D 優先変換の起動要因が発生
A/D スキャン変換を中断し , A/D 優先変換を開始します。A/D 優先変換が終了す
ると , A/D スキャン変換を中断したチャネルから変換が開始されます。
例:優先度 2 の A/D 優先変換中に優先度 1 の A/D 優先変換の起動要因が発生
優先度 2 の A/D 優先変換を中断し , 優先度 1 の A/D 優先変換を開始します。優
先度 1 の A/D 優先変換が終了すると , 優先度 2 の A/D 優先変換が開始されます。
•
A/D 変換中に優先順位の低い A/D 変換が起動した場合
優先順位の低いA/D変換の起動要因を保持し, 実行中のA/D変換動作を継続します。
実行中の A/D 変換が終了すると , 起動要因を保持していた A/D 変換が自動的に開始
されます。
例:優先度 1 の A/D 優先変換中に優先度 2 の A/D 優先変換の起動要因が発生
優先度 2 の起動要因を保持し , 優先度 1 の A/D 優先変換を継続します。
優先度 1 の A/D 優先変換が終了すると , 優先度 2 の A/D 優先変換が自動的に開
始されます。
例:優先度 1 の A/D 優先変換中に A/D スキャン変換の起動要因が発生
A/D スキャン変換の起動要因を保持し , 優先度 1 の A/D 優先変換を継続します。
優先度 1 の A/D 優先変換が終了すると , A/D スキャン優先変換が自動的に開始
されます。
例:優先度 2 の A/D 優先変換中に A/D スキャン変換の起動要因が発生
A/D スキャン変換の起動要因を保持し , 優先度 2 の A/D 優先変換を継続します。
優先度 2 の A/D 優先変換が終了すると , A/D スキャン優先変換が自動的に開始
されます。
•
A/D 優先変換中に優先度が同じ A/D 変換が起動した場合
同一優先順位の起動要因は無視されます。( 再起動はかかりません。)
10 ビット A/D コンバータの状態遷移を図 24.6-1 に示します。
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609
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
MB91625 シリーズ
図 24.6-1 10 ビット A/D コンバータの状態遷移
000
変換待機中
スキャン変換要求
001
優先変換要求
スキャン変換終了
優先変換終了
010
A/D 優先変換中
A/D スキャン変換中
優先変換要求
スキャン変換要求
011
優先変換終了
A/D 優先変換中
A/D スキャン変換保留あり
優先度 1 変換
終了
優先度 1 変換
終了
110
優先度変換
要求
111
優先変換
要求
優先度 1 変換中
優先度 2 変換保留あり
スキャン変換要求
優先度 1 変換中
優先度 2 変換保留あり
A/D スキャン変換保留あり
図 24.6-1 に示したように , 10 ビット A/D コンバータの状態は A/DC ステータスレジス
タ (ADSR0) の PCNS ビット , PCS ビット , SCS ビットで確認できます。
ビットと動作状態の対応を表 24.6-3 に示します。
表 24.6-3 ビットと動作状態の対応
PCNS
610
PCS
SCS
説明
0
0
0
変換待機中
0
0
1
A/D スキャン変換中
0
1
0
A/D 優先変換中
0
1
1
A/D 優先変換中 , A/D スキャン変換保留あり
1
1
0
優先度 1 の A/D 優先変換中 , 優先度 2 の変換保留あり
1
1
1
優先度 1 の A/D 優先変換中 , 優先度 2 とスキャン変換保
留あり
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
■ A/D 比較機能利用時の動作
A/D 比較機能とは , A/D 変換の変換結果の上位 8 ビット (bit9 ∼ bit2) を A/D 比較値設定
レジスタ (CMPD0) に設定した値と比較し , 比較結果が A/D 比較コントロールレジスタ
(CMPCR0) で設定した条件を満たしていると , 変換結果比較割込み要求を発生させる
機能です。
変換動作を開始する前に , A/D 比較コントロールレジスタ (CMPCR0) の CMPEN ビッ
トで比較機能の動作を許可 (CMPEN=1) してください。
比較動作は A/D 変換結果が FIFO に格納される前に行われますので , FIFO が満杯 ( フ
ル ) の場合でも比較機能を利用できます。
比較機能については , 「24.4.11 A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0)」および「24.4.12
A/D 比較コントロールレジスタ (CMPCR0)」を参照してください。
■ A/D 変換時間
A/D 変換時間は , サンプリング時間とコンペア時間で構成されています。
A/D 変換時間を算出するにはサンプリング時間とコンペア時間を加算してください。
● サンプリング時間
サンプリング時間設定レジスタ (ADST00, ADST10) でそれぞれのレジスタにサンプリ
ング時間を設定します。
サンプリング時間選択レジスタ (ADSS10, ADSS00) で , チャネルごとに , どちらのレジ
スタに設定したサンプリング時間を利用するかを選択できるので , 異なった外部イン
ピーダンスのチャネルに対し個別にサンプリング時間を設定できます。
サンプリング時間の計算方法は次のとおりです。
サンプリング時間 = 周辺クロック (PCLK) の周期× (ST+1) × STX
ST: サンプリング時間設定レジスタ (ADST00, ADST10) の ST05 ∼ ST00/ST15 ∼
ST10 ビットの設定値
STX:サンプリング時間設定レジスタ (ADST00, ADST10) の STX01, STX00/STX11,
STX10 ビットでの設定倍数
< 注意事項 >
•
STX01, STX00ビットを"00" (設定値×1倍) に設定した場合は, ST05∼ST00/ST15 ∼
ST10 ビットが "3" 以上になるように設定してください。
•
サンプリング時間設定レジスタ 00 (ADST00) は電気的特性のサンプリング時間を満た
すように設定してください。電気的特性については , 『データシート』を参照してく
ださい。
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611
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
MB91625 シリーズ
サンプリング時間の設定例を表 24.6-4 と表 24.6-5 に示します。
表 24.6-4 サンプリング時間の設定例 (STX01, STX00/STX11, STX10 ビット =00 の場合 )
レジスタ
値 (N)
STx5 ∼
STx0
サンプリング時間 [μs]
最大外部インピーダンス [KΩ]
PCLK=
30MHz
PCLK=
32MHz
PCLK=
33MHz
PCLK=
30MHz
PCLK=
32MHz
PCLK=
33MHz
0
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
1
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
2
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
3
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
4
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
5
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
6
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
7
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
8
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
9
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
10
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
11
0.400
設定禁止
設定禁止
1.400
−
−
12
0.433
0.406
設定禁止
1.400
1.400
−
13
0.467
0.438
0.424
1.563
1.400
1.400
14
0.500
0.469
0.455
2.053
1.593
1.400
15
0.533
0.500
0.485
2.543
2.053
1.830
16
0.567
0.531
0.515
3.033
2.513
2.276
17
0.600
0.563
0.545
3.524
2.972
2.721
18
0.633
0.594
0.576
4.014
3.432
3.167
19
0.667
0.625
0.606
4.504
3.891
3.613
20
0.700
0.656
0.636
4.994
4.351
4.058
…
…
…
…
…
…
…
36
1.233
1.156
1.121
12.837
11.704
11.188
37
1.267
1.188
1.152
13.327
12.163
11.634
38
1.300
1.219
1.182
13.818
12.623
12.080
…
…
…
…
…
…
…
42
1.433
1.344
1.303
15.778
14.461
13.862
43
1.467
1.375
1.333
16.269
14.921
14.308
…
…
…
…
…
…
…
52
1.767
1.656
1.606
20.680
19.057
18.319
53
1.800
1.688
1.636
21.171
19.516
18.764
…
…
…
…
…
…
…
62
2.100
1.969
1.909
25.582
23.652
22.775
63
2.133
2.000
1.939
26.073
24.112
23.220
PCLK: 周辺クロック (PCLK) の周波数
612
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
MB91625 シリーズ
表 24.6-5 サンプリング時間の設定例 (STX01, STX00/STX11, STX10 ビット =10 の場合 )
レジスタ値
(N)
STx5 ∼
STx0
サンプリング時間 [μs]
最大外部インピーダンス [KΩ]
PCLK=
30MHz
PCLK=
32MHz
PCLK=
33MHz
PCLK=
30MHz
PCLK=
32MHz
PCLK=
33MHz
0
設定禁止
設定禁止
設定禁止
−
−
−
1
0.533
0.500
0.485
2.543
2.053
1.830
2
0.800
0.750
0.727
6.465
5.729
5.395
3
1.067
1.000
0.970
10.386
9.406
8.960
4
1.333
1.250
1.212
14.308
13.082
12.525
5
1.600
1.500
1.455
18.229
16.759
16.090
6
1.867
1.750
1.697
22.151
20.435
19.655
7
2.133
2.000
1.939
26.073
24.112
23.220
8
2.400
2.250
2.182
29.994
27.788
26.786
9
2.667
2.500
2.424
33.916
31.465
30.351
10
2.933
2.750
2.667
37.837
35.141
33.916
11
3.200
3.000
2.909
41.759
38.818
37.481
12
3.467
3.250
3.152
45.680
42.494
41.046
13
3.733
3.500
3.394
49.602
46.171
44.611
14
4.000
3.750
3.636
53.524
49.847
48.176
15
4.267
4.000
3.879
57.445
53.524
51.741
16
4.533
4.250
4.121
61.367
57.200
55.306
17
4.800
4.500
4.364
65.288
60.876
58.871
18
5.067
4.750
4.606
69.210
64.553
62.436
19
5.333
5.000
4.848
73.131
68.229
66.001
20
5.600
5.250
5.091
77.053
71.906
69.566
…
…
…
…
…
…
…
36
9.867
9.250
8.970
139.798
130.729
126.607
37
10.133
9.500
9.212
143.720
134.406
130.172
38
10.400
9.750
9.455
147.641
138.082
133.737
…
…
…
…
…
…
…
42
11.467
10.750
10.424
163.327
152.788
147.998
43
11.733
11.000
10.667
167.249
156.465
151.563
…
…
…
…
…
…
…
52
14.133
13.250
12.848
202.543
189.553
183.648
53
14.400
13.500
13.091
206.465
193.229
187.213
…
…
…
…
…
…
…
62
16.800
15.750
15.273
241.759
226.318
219.299
63
17.067
16.000
15.515
245.680
229.994
222.864
PCLK: 周辺クロック (PCLK) の周波数
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
MB91625 シリーズ
● コンペア時間
コンペア時間設定レジスタ (ADCT0) で設定されます。
コンペア時間の計算方法は , 次のとおりです。
コンペア時間 ={ (CT+1) × 10+4} ×周辺クロック (PCLK) の周期
CT:コンペア時間設定レジスタ (ADCT0) の CT2 ∼ CT0 ビットの設定値
コンペア時間の設定例を表 24.6-6 に示します。
表 24.6-6 コンペア時間の設定例
レジスタ値 (N)
CT2 ∼ CT0
PCLK=30MHz
コンペア時間
PCLK=32MHz
PCLK=33MHz
1
設定禁止
0.80 μs
設定禁止
0.75 μs
設定禁止
0.73 μs
2
1.13 μs
1.06 μs
1.03 μs
3
1.47 μs
1.38 μs
1.33 μs
4
1.80 μs
1.69 μs
1.64 μs
5
2.13 μs
2.00 μs
1.94 μs
6
2.47 μs
2.31 μs
2.24 μs
7( 初期値 )
2.80 μs
2.63 μs
2.55 μs
0
PCLK : 周辺クロック (PCLK) の周波数
* この表はコンペア時間のみを示します。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
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A/D スキャン変換時の動作
24.6.1
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で選択したチャネルを順番に変換します。
■ 概要
A/D スキャン変換は , 次の 2 種類の変換モードがあります。
•
シングル変換モード
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) に設定したチャネルを 1 回だけ変
換するモードです。
•
リピート変換モード
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) に設定したチャネルを繰り返し
変換するモードです。
また , スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で 1 チャネルだけ選択した場合
と複数のチャネルを選択した場合とでも動作が異なります。
変換モードごとの変換順序を表 24.6-7 に示します。
表 24.6-7 変換モードと変換順序
変換モード
選択チャネル
変換順序
シングル変換モード ch.3
ch.3 →変換停止
(SCCR の RPT=0)
ch.3, ch.5, ch.10, ch.15 ch.3 → ch.5 → ch.10 → ch.15 →変換停止
リピート変換モード ch.3
(SCCR の RPT=1)
ch.3 → ch.3 → ch.3 → ch.3
↑ ↓
ch.3 ← ch.3 ← ch.3 ← ch.3
ch.3, ch.5, ch.10, ch.15 ch.3 → ch.5 → ch.10 → ch.15
↑ ↓
ch.15 ← ch.10 ← ch.5 ← ch.3
SCCR スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0)
< 注意事項 >
10 ビット A/D コンバータは , 初めに A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) でアナ
ログ信号入力を許可することで A/D 変換が可能になります。
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) については ,「第 13 章 I/O ポート」の「13.4.6
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE)」を参照してください。
■ シングル変換モード時の動作
スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) の RPT ビットに "0" を書き込むと , シン
グル変換モードが設定されます。
このモードでは , スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で設定したチャネ
ルを 1 回だけ変換します。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
MB91625 シリーズ
● 起動
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で変換するチャネルを選択し , 10
ビット A/D コンバータを次のいずれかの方法で起動します。
•
スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) の SSTR ビットに "1" を書き込む
•
スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) の SHEN ビットでタイマ起動を許可
(SHEN=1) し , ベースタイマの ch.0 の TOUT 信号で立上りエッジを入力する
A/D スキャン変換中に , 上記の起動動作が行われると A/D スキャン変換を直ちに停止 /
初期化し , 再度 A/D スキャン変換が行われます ( 再起動動作 ) 。
● 単一チャネル変換動作
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で変換するチャネルを 1 つだけ選択
します。
10 ビット A/D コンバータが起動すると , 選択したチャネルに対して変換動作を開始し ,
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の SCS ビットが "1" に変わります。
選択したチャネルの変換が終了すると , 変換結果と変換したチャネルの情報を A/D ス
キャン変換用 FIFO の 1 段目に格納し , 変換動作を停止します。このとき , A/DC ステー
タスレジスタ (ADSR0) の SCS ビットが "0" にクリアされます。
FIFO に格納された変換結果は , スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) から読み
出せます。
● 複数チャネル変換動作
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で変換するチャネルを複数選択しま
す。
10 ビット A/D コンバータが起動すると , 選択したチャネルの中で一番若い番号のチャ
ネルから順番に変換動作を開始します。このとき , A/DC ステータスレジスタ (ADSR0)
の SCS ビットが "1" に変わります。
1 チャネル変換が終わると , 変換結果と変換したチャネルの情報を A/D スキャン変換用
FIFO の 1 段目に格納し , 次のチャネルの変換を開始します。
(スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で選択していないチャネルの変換は
行われません。)
変換するチャネルが変わるごとに変換結果と変換したチャネルの情報を保存する A/D
スキャン変換用 FIFO の段数も 1 段ずつ変わります。
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で選択したチャネルをすべて変換し
終わると , 10 ビット A/D コンバータの動作を停止します。このとき , A/DC ステータス
レジスタ (ADSR0) の SCS ビットが "0" にクリアされます。
FIFO に格納された変換結果は , スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) から順番
に読み出せます。読出しについては , 「24.6.3 FIFO の動作」の「■ A/D スキャン変換
時の動作」を参照してください。
616
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
■ リピート変換モード時の動作
スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) のRPTビットに"1"を書き込むと, リピー
ト変換モードが設定されます。
このモードでは , スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で設定したチャネ
ルを繰り返し変換します。
シングル変換モード時と同様に , チャネルを選択し , 10 ビット A/D コンバータを起動
してください。
● 単一チャネル変換動作
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で変換するチャネルを 1 つだけ選択
します。
10 ビット A/D コンバータが起動すると , 選択したチャネルに対して変換動作を開始し ,
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の SCS ビットが "1" に変わります。
変換が終了すると , 変換結果と変換したチャネルの情報を A/D スキャン変換用 FIFO の
1 段目に格納し , 再度同じチャネルの変換を開始します。
変換を停止するには , スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) の RPT ビットに "0"
を書き込んでください。
FIFO に格納された変換結果は , スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) から順番
に読み出せます。読出しについては , 「24.6.3 FIFO の動作」の「■ A/D スキャン変換
時の動作」を参照してください。
● 複数チャネル変換動作
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で変換するチャネルを複数選択しま
す。
10 ビット A/D コンバータが起動すると , 選択したチャネルの中で一番若い番号のチャ
ネルから順番に変換動作を開始します。このとき , A/DC ステータスレジスタ (ADSR0)
の SCS ビットが "1" に変わります。
1 チャネル変換が終わると , 変換結果と変換したチャネルの情報を A/D スキャン変換用
FIFO の 1 段目に格納し , 次のチャネルの変換を開始します。
(スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で選択していないチャネルの変換は
行われません。)
選択したチャネルをすべて変換し終わると, 再度一番若い番号のチャネルから2巡目の
変換動作を開始します。
変換を停止するには , スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) の RPT ビットに "0"
を書き込んでください。スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS10, SCIS00) で選択した
チャネルをすべて変換し終わった時点で変換動作が停止します。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
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複数チャネル変換時の停止タイミングを図 24.6-2 に示します。
図 24.6-2 複数チャネル変換時の停止タイミング
RPT ビット
SSTR ビット
変換チャネル
停止
ch.0
ch.4
ch.8
ch.15
ch.0
ch.4
ch.8
ch.15
停止
FIFO に格納された変換結果は , スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) から順番
に読み出せます。読出しについては , 「24.6.3 FIFO の動作」の「■ A/D スキャン変換
時の動作」を参照してください。
A/D 優先変換時の動作
24.6.2
優先度の高い A/D 変換の起動要因が発生すると , A/D スキャン変換を中断して優先的に変換
します。優先度は 2 レベル用意されています。
■ 概要
起動要因によって優先度を 2 レベルから設定できます。優先度 1 が優先度 2 より優先
されます。
設定できるチャネルは優先度によって異なります。
優先度とチャネルや起動要因の対応を表 24.6-8 に示します。
表 24.6-8 優先度とチャネルや起動要因の対応
優先度 1
優先度 2
優先順位
1
2
対応チャネル
ch.0∼ch.7の中から1チャネル指定 16 チャネルの中から 1 チャネル指
定
起動要因
ADTRG0端子で立下りエッジを検 ソフトウェア
ベースタイマの ch.2 の TOUT 信号
出
で立上りエッジ検出
< 注意事項 >
•
10 ビット A/D コンバータは , 始めに A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) でア
ナログ信号入力を許可することで A/D 変換が可能になります。
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) については , 「第 13 章 I/O ポート」の
「13.4.6 A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE)」を参照してください。
618
•
A/D 優先変換は優先度にかかわらず , A/D 変換を再起動することはできません。
•
A/D 優先変換で変換できるチャネルは 1 チャネルのみです。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
■ 優先度 1 の変換動作
最も優先度の高い変換動作です。優先度 1 の起動要因が発生すると A/D スキャン変換
や優先度 2 の A/D 優先変換が動作中でも , 変換動作を直ちに中止し , 優先度 1 の変換が
開始されます。
● チャネル選択方法
優先変換入力選択レジスタ (PCIS0) の P1A2 ∼ P1A0 ビットで , ch.0 ∼ ch.7 の中から変
換するチャネルを 1 チャネルだけ選択します。
● 変換動作
優先変換コントロールレジスタ (PCCR0) の PEEN ビットで外部起動を許可 (PEEN =1)
した状態で , ADTRG0 端子で立下りエッジを検出すると , 優先度 1 の A/D 優先変換の
起動要因が発生します。
このとき , A/D スキャン変換や優先度 2 の A/D 優先変換が実行されていると , それらの
変換を直ちに中断し , 優先度 1 で指定したチャネルの変換が開始されます。また ,
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の PCS ビットが "1" に変わります。
変換が終了すると , 変換結果と変換したチャネルの情報が A/D 優先変換用 FIFO に格納
され , A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の PCS ビットが "0" にクリアされます。ま
た , 中断していた変換が再度開始されます。
FIFO に格納された A/D 優先変換の変換結果は , 優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0)
から読み出せます。読出しについては , 「24.6.3 FIFO の動作」の「■ A/D 優先変換時
の動作」を参照してください。
また , 優先度 1 の A/D 優先変換実行中に , 他の優先度の起動要因が発生した場合の動作
については , 「24.6 動作説明と設定手順例」の「■ 優先順位と状態遷移」を参照して
ください。
< 注意事項 >
優先度 1 の A/D 優先変換を実行中に , 同じレベル ( 優先度 1) の A/D 変換の起動要因が発
生した場合は , 実行中の変換動作を継続し , 後から発生した起動要因は無視されます。
■ 優先度 2 の変換動作
2 番目に優先度の高い変換動作です。優先度 2 の起動要因が発生すると A/D スキャン
変換が動作中でも , 変換動作を直ちに中止し , 優先度 2 の変換が開始されます。
● チャネル選択方法
優先変換入力選択レジスタ (PCIS0) の P2A4 ∼ P2A0 ビットで , すべてのチャネル (16
チャネル ) の中から変換するチャネルを 1 チャネルだけ選択します。
● 変換動作
次のいずれかの方法で優先度 2 の起動要因を発生させます。
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第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
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•
優先変換コントロールレジスタ (PCCR0) の PSTR ビットに "1" を書き込む
•
優先変換コントロールレジスタ (PCCR0) の PHEN ビットでタイマ起動を許可
(PHEN=1) し , ベースタイマの ch.2 の TOUT 信号で立上りエッジ検出
起動要因が発生すると次のように優先度 2 の A/D 優先変換が起動し , A/DC ステータス
レジスタ (ADSR0) の PCS ビットが "1" に変わります。
•
10 ビット A/D コンバータ未起動時:10 ビット A/D コンバータを起動し , 優先度 2 で指
定したチャネルの変換を開始します。
•
A/D スキャン変換実行時:A/D スキャン変換を直ちに中断し , 優先度 2 で指定した
チャネルの変換を開始します。
•
優先度1のA/D優先変換実行時:優先度2の起動要因を保持し, 優先度1のA/D優先変
換終了後に優先度 2 の A/D 優先変換を開始します。
優先度 2 の A/D 優先変換が終了すると , 変換結果と変換したチャネルの情報が A/D 優
先変換用 FIFO に格納され , A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) の PCS ビットが "0" に
クリアされます。また , 中断していた変換が再度開始されます。
FIFO に格納された A/D 優先変換の変換結果は , 優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0)
から読み出せます。読出しについては , 「24.6.3 FIFO の動作」の「■ A/D 優先変換時
の動作」を参照してください。
また , 優先度 2 の A/D 優先変換実行中に , 他の優先度の起動要因が発生した場合の動作
については , 「24.6 動作説明と設定手順例」の「■ 優先順位と状態遷移」を参照して
ください。
< 注意事項 >
A/D 優先変換中は変換動作を再起動することはできません。優先度 2 の A/D 優先変換を実
行中に , 同じレベル ( 優先度 2) の A/D 変換の起動要因が発生した場合は , 実行中の変換動
作を継続し , 後から発生した起動要因は無視されます。
例:ソフトウェアで優先度 2 の A/D 優先変換を起動し , 変換動作中にベースタイマの
ch.2 の TOUT 信号で立上りエッジを検出しても , 実行中の変換動作が継続されます。
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24.6.3
第 24 章 10 ビット A/D コンバータ
24.6
FIFO の動作
10 ビット A/D コンバータは , A/D スキャン変換用に 16 段 , A/D 優先変換用に 4 段の FIFO が
用意されています。あらかじめ , 設定した FIFO の段数にデータが格納されるとスキャン変換
割込み要求 / 優先変換割込み要求を発生させることができます。
FIFO の動作と割込み要求の発生について説明します。
■ A/D スキャン変換時の動作
● A/D 変換中の動作
リセット解除後は A/D スキャン変換用 FIFO にはデータがない ( エンプティ ) ため , ス
キ