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本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
FUJITSU SEMICONDUCTOR
CONTROLLER MANUAL
CM71-10158-1
FR80
32 ビット・マイクロコントローラ
MB91665 Series
ハードウェアマニュアル
FR80
32 ビット・マイクロコントローラ
MB91665 Series
ハードウェアマニュアル
富士通セミコンダクターのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
開発における最新の注意事項に関しては , 「デザインレビューシート」を参照してください。
「デザインレビューシート」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われる
チェック項目をリストにしたものです。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
富士通セミコンダクター株式会社
MB91665 シリーズ
はじめに
富士通半導体製品につきまして , 平素より格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
MB91665 シリーズをご利用になる前に , 本書および『データシート』をご一読ください。
■ 本書の目的と対象読者
本書は , 実際に MB91665 シリーズを使用して製品を開発される技術者を対象に ,
MB91665 シリーズの機能や動作 , 使い方について解説しています。
■ 商標
FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通セミコンダクター株式会社の製品です。
F2MC は , FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通セミコンダクター株式会社の
登録商標です。
その他の社名および製品名は各社の商標もしくは登録商標です。
■ サンプルプログラムおよび開発環境
FR80ファミリの周辺機能を動作させるためのサンプルプログラムを無償で提供してお
ります。また , MB91665 シリーズで使用する開発環境も掲載しています。当社マイコ
ンの動作仕様や使用方法の確認などにお役立てください。
• マイコンサポート情報
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
* サンプルプログラムは , 予告なしに変更することがあります。また , サンプルプログ
ラムは標準的な動作や使い方を示したものですので,お客様のシステム上でご使用の際
は十分評価された上でご使用ください。
また , サンプルプログラムの使用に起因し生じた損害については , 当社は一切その責任
を負いません。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
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MB91665 シリーズ
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本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認くださ
い。
本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので ,
実際に使用する機器での動作を保証するものではありません。したがいまして , これらを使用するにあ
たってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害などについ
ては , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的
財産権やその他の権利の使用権または実施権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用
について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うものではありません。し
たがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任
を負いません。
本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用
されることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保
されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途 ( 原子力
施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生
命維持のための医療機器 , 兵器システムにおけるミサイル発射制御をいう ), ならびに極めて高い信頼性
が要求される用途 ( 海底中継器 , 宇宙衛星をいう ) に使用されるよう設計・製造されたものではありませ
ん。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
ご相談なく使用されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承くださ
い。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 ,
火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよう , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策
設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関
連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続きをおとりください。
• 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
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MB91665 シリーズ
マニュアル構成
本シリーズで使用するマニュアルを一覧で示します。状況に応じて必要なマニュアルを参照
してください。
本書に記載したマニュアルの内容は予告なく変更することがあります。最新版をお問い合わ
せください。
■ ハードウェアマニュアル
• FR80 ファミリ MB91665 シリーズハードウェアマニュアル (CM71-10158) ( 本書 )
■ データシート
• マイクロコントローラ 32 ビットオリジナル FR80 ファミリ MB91665 シリーズ
DATA SHEET (DS07-16916)
■ プログラミングマニュアル
• FR80 ファミリプログラミングマニュアル (CM71-00104)
FR80 ファミリ CPU のプログラミングモデルと命令について説明しています。
■ ハードウェアツール系マニュアル
• DSU-FR エミュレータ MB2198-01 ハードウェアマニュアル (CM71-00413)
エミュレータの取扱いと仕様 , 接続方法や操作方法について説明しています。
■ ソフトウェアツール系マニュアル
• SOFTUNE® Workbench 操作マニュアル V6 対応 (CM71-00328)
統合開発環境 SOFTUNE の操作方法や開発手順について説明しています。
• SOFTUNE® Workbench 機能説明書 V6 対応 (CM71-00329)
SOFTUNE Workbench の基本機能および依存機能について説明しています。
• SOFTUNE® Workbench コマンドリファレンスマニュアル V6 対応 (CM71-00330)
SOFTUNE Workbench のコマンドおよび組込み変数 / 関数について説明していま
す。
• FR ファミリ 32 ビットマイクロコントローラ 機器組み込み用 C プログラミングマ
ニュアル 活用編 (CM71-00324)
FR ファミリ用 C コンパイラ fcc911 を使用して組み込みシステムを作成するため
のノウハウ集です。FR ファミリのアーキテクチャを利用した効率の良い C プロ
グラムの作成方法および注意事項を説明します。
• FR ファミリ SOFTUNE C/C++ コンパイラマニュアル V6 対応 (CM81-00206)
SOFTUNE C/C++ コンパイラを使用して C 言語および C++ 言語でアプリケーショ
ンプログラムを作成 / 開発する際に参照してください。
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• FR ファミリ SOFTUNE® アセンブラマニュアル V6 対応 (CM71-00203)
Windows 98, Windows Me, Windows 2000, Windows XP で動作する富士通SOFTUNE®
アセンブラの機能および使用方法を説明しています。
• SOFTUNE® リンケージキットマニュアル V6 対応 (CM71-00327)
Windows 98, Windows Me, Windows 2000, Windows XP で動作する富士通SOFTUNE®
リンケージキットの機能および使用方法を説明しています。
応用プログラムを開発する際に参照してください。
• FR ファミリ 絶対アセンブルリスト作成ツールマニュアル (CM71-00305)
絶対アセンブルリストについて説明しています。
• FR-V/FR ファミリ Softune C/C++ Analyzer マニュアル V5 対応 (CM81-00309)
C/C++ Analyzer の機能および使用方法について説明しています。
• FR-V/FR ファミリ Softune C/C++ Checker マニュアル V5 対応 (CM81-00310)
C/C++ Checker の機能および使用方法について説明しています。
■ REALOS 系マニュアル
● REALOS µITRON3.0 系マニュアル
• FR/F2MC® ファミリ µITRON 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/FR/907/896 コンフィ
グレータマニュアル (CM71-00322)
Softune REALOS コンフィグレータの機能と操作について説明しています。
• FR-V/FR/F2MC® ファミリ µITRON 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/ アナライザマ
ニュアル (CM81-00315)
Softune REALOS アナライザが提供する機能とその機能の利用方法について説明し
ています。
• FR ファミリ µITRON3.0 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/FR ユーザーズガイド
(CM71-00320)
REALOS/FR 応用システムの構築 / 起動について説明しています。
システム全体のまとめの作業を行う際に参照してください。
• FR ファミリ µITRON3.0 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/FR カーネルマニュアル
(CM71-00321)
Softune REALOS/FR が提供する機能とその機能の利用方法について説明しています
アプリケーションシステムやユーザプログラムを作成する際に参照してください。
● REALOS µITRON4.0 系マニュアル
• FRファミリµITRON4.0仕様準拠 SOFTUNE® REALOS®/FR Spec.4 プログラミング
マニュアル (CM81-00316)
Softune REALOS/FR Spec.4 の提供する機能とその利用方法について説明しています。
• FR-V/FRファミリµITRON4.0仕様準拠 SOFTUNE® REALOS® カーネルマニュアル
(CM81-00312)
Softune REALOS/FRV/FR Spec.4 が提供する機能とその機能の利用方法について説
明しています。
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• FR-V/FRファミリ µITRON4.0 仕様準拠SOFTUNE® REALOS® コンフィギュレータ
マニュアル (CM81-00311)
SOFTUNE REALOS コンフィギュレータ GUI の提供する機能とその利用方法につ
いて説明しています。
• FR-V/FR /F2MC® ファミリ µITRON 仕様準拠 SOFTUNE® REALOS® アナライザマ
ニュアル (CM81-00315)
SOFTUNE REALOS アナライザの提供する機能と利用方法について説明しています。
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本書の使い方
■ 機能の探し方
本書では次の方法で , 使いたい機能の説明を探すことができます。
• 目次から探す
本書の内容を記載順に示します。
• レジスタ一覧から探す
本デバイスのレジスタが一覧で記載されています。調べたいレジスタの名称から ,
配置アドレスやレジスタの説明ページを探すことができます。
本文中では各レジスタの配置アドレスを記載しておりません。各レジスタのアド
レスを確認するときは , 「付録 A I/O マップ」および「付録 B レジスタ一覧」を
参照してください。
• 索引から探す
周辺機能の名称などのキーワードから機能の説明を探すことができます。
■ 章について
本書では , 基本的に 1 つの周辺機能を 1 つの章で説明しています。
■ 用語について
本書で使用している用語について示します。
用語
vi
説明
ワード
32 ビット単位でのアクセスを指します。
ハーフワード
16 ビット単位でのアクセスを指します。
バイト
8 ビット単位でのアクセスを指します。
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目次
第1章
1.1
1.2
1.3
1.4
第2章
2.1
2.2
2.3
2.4
第3章
概要 ............................................................................................................1
MB91665 シリーズの概要 ..................................................................................................... 2
MB91665 シリーズの品種構成 .............................................................................................. 8
MB91665 シリーズのブロックダイヤグラム ........................................................................ 9
外形寸法図 ........................................................................................................................... 10
MB91665 シリーズの端子 ........................................................................13
端子配列図 ........................................................................................................................... 14
端子機能一覧 ....................................................................................................................... 16
入出力回路形式 ................................................................................................................... 24
端子の設定方法 ................................................................................................................... 28
CPU ..........................................................................................................53
3.1 メモリ空間 ........................................................................................................................... 54
3.2 内部アーキテクチャの特徴 .................................................................................................. 56
3.3 動作モード ........................................................................................................................... 57
3.4 パイプライン ....................................................................................................................... 58
3.5 命令概要 .............................................................................................................................. 60
3.5.1
算術演算 .................................................................................................................... 60
3.5.2
ロードとストア ......................................................................................................... 60
3.5.3
分岐 ........................................................................................................................... 61
3.5.4
論理演算とビット操作 .............................................................................................. 61
3.5.5
ダイレクトアドレッシング ....................................................................................... 61
3.5.6
ビットサーチ ............................................................................................................. 61
3.5.7
その他 ........................................................................................................................ 61
3.6 基本プログラミングモデル .................................................................................................. 62
3.7 レジスタ .............................................................................................................................. 63
3.7.1
汎用レジスタ (R0 ∼ R15) ......................................................................................... 63
3.7.2
プログラムステータスレジスタ (PS) ........................................................................ 64
3.7.3
プログラムカウンタ (PC) .......................................................................................... 68
3.7.4
テーブルベースレジスタ (TBR) ................................................................................ 69
3.7.5
リターンポインタ (RP) ............................................................................................. 69
3.7.6
システムスタックポインタ (SSP) ............................................................................. 69
3.7.7
ユーザスタックポインタ (USP) ................................................................................ 70
3.7.8
乗除算レジスタ (Multiply & Divide register) .............................................................. 71
3.8 データ構造 ........................................................................................................................... 72
3.8.1
ビットオーダリング .................................................................................................. 72
3.8.2
バイトオーダリング .................................................................................................. 72
3.8.3
ワードアライメント .................................................................................................. 73
3.9 アドレッシング ................................................................................................................... 74
3.9.1
ダイレクトアドレッシング領域 ................................................................................ 74
3.9.2
20 ビットアドレッシング領域 .................................................................................. 75
3.9.3
32 ビットアドレッシング領域 .................................................................................. 75
3.9.4
ベクタテーブル初期領域 ........................................................................................... 75
3.10 分岐命令 .............................................................................................................................. 76
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3.10.1
遅延スロット付き動作 .............................................................................................. 76
3.10.2
遅延スロットなし動作 .............................................................................................. 78
3.11 EIT ( 例外・割込み・トラップ ) .......................................................................................... 79
3.11.1
EIT 要因 ..................................................................................................................... 79
3.11.2
EIT からの復帰 .......................................................................................................... 79
3.11.3
割込みレベル ............................................................................................................. 80
3.11.4
I フラグ ...................................................................................................................... 80
3.11.5
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) .......................................................................... 82
3.11.6
割込みに対するレベルマスク .................................................................................... 82
3.11.7
割込み制御レジスタ (ICR) ......................................................................................... 83
3.11.8
システムスタックポインタ (SSP) ............................................................................. 83
3.11.9
割込みスタック ......................................................................................................... 83
3.11.10
テーブルベースレジスタ (TBR) ................................................................................ 84
3.11.11
EIT ベクタテーブル ................................................................................................... 84
3.11.12
多重 EIT 処理 ............................................................................................................. 85
3.11.13
動作 ........................................................................................................................... 86
3.11.14
INT 命令の動作 .......................................................................................................... 87
3.11.15
INTE 命令の動作 ....................................................................................................... 88
3.11.16
ステップトレーストラップの動作 ............................................................................. 88
3.11.17
未定義命令例外の動作 .............................................................................................. 89
3.11.18
RETI 命令の動作 ....................................................................................................... 89
3.11.19
遅延スロットと EIT ................................................................................................... 89
第4章
クロック生成部 ........................................................................................91
4.1 概要 ..................................................................................................................................... 92
4.2 構成 ..................................................................................................................................... 93
4.2.1
クロック生成部 ......................................................................................................... 93
4.2.2
ソースクロック (SRCCLK) 選択部 ............................................................................ 96
4.3 端子 ..................................................................................................................................... 97
4.4 レジスタ .............................................................................................................................. 98
4.4.1
クロックソース設定レジスタ (CSELR) .................................................................... 99
4.4.2
クロックソース監視レジスタ (CMONR) ................................................................. 103
4.4.3
発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) ...................................................................... 105
4.4.4
PLL 設定レジスタ (PLLCR) ..................................................................................... 109
4.5 動作説明 ............................................................................................................................ 113
4.5.1
クロックソースの動作説明 ..................................................................................... 113
4.5.2
ソースクロック (SRCCLK) の切換え ...................................................................... 116
4.5.3
PLL クロック (PLLCLK) 生成のための逓倍率 ......................................................... 119
第5章
クロック分周制御部 ...............................................................................121
5.1 概要 ................................................................................................................................... 122
5.2 内部クロック ..................................................................................................................... 123
5.3 構成 ................................................................................................................................... 125
5.4 レジスタ ............................................................................................................................ 126
5.4.1
分周設定レジスタ 0 (DIVR0) ................................................................................... 127
5.4.2
分周設定レジスタ 1 (DIVR1) ................................................................................... 128
5.4.3
分周設定レジスタ 2 (DIVR2) ................................................................................... 130
5.5 分周比 ................................................................................................................................ 131
5.6 使用上の注意 ..................................................................................................................... 133
viii
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第6章
メインタイマ ..........................................................................................135
6.1 概要 ................................................................................................................................... 136
6.2 構成 ................................................................................................................................... 137
6.3 レジスタ ............................................................................................................................ 138
6.3.1
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) ..................................................................... 139
6.4 割込み ................................................................................................................................ 143
6.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 144
6.5.1
メインタイマの動作 ................................................................................................ 144
6.5.2
ストップモードへの遷移について ........................................................................... 146
第7章
サブタイマ .............................................................................................147
7.1 概要 ................................................................................................................................... 148
7.2 構成 ................................................................................................................................... 149
7.3 レジスタ ............................................................................................................................ 150
7.3.1
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) ......................................................................... 151
7.4 割込み ................................................................................................................................ 154
7.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 155
7.5.1
サブタイマの動作 .................................................................................................... 155
7.5.2
ストップモードへの遷移と時計モードについて ..................................................... 157
第8章
低消費電力モード ..................................................................................159
8.1 概要 ................................................................................................................................... 160
8.2 構成 ................................................................................................................................... 161
8.3 レジスタ ............................................................................................................................ 163
8.3.1
スタンバイ制御レジスタ (STBCR) ......................................................................... 164
8.3.2
スリープレート設定レジスタ (SLPRR) .................................................................. 167
8.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 169
8.4.1
クロック制御時の動作 ............................................................................................ 169
8.4.2
ドーズモード時の動作 ............................................................................................ 171
8.4.3
スリープモード時の動作 ......................................................................................... 172
8.4.4
メインタイマモード時の動作 .................................................................................. 175
8.4.5
時計モード時の動作 ................................................................................................ 177
8.4.6
ストップモード時の動作 ......................................................................................... 179
8.5 使用上の注意 ..................................................................................................................... 182
第9章
リセット .................................................................................................183
9.1 概要 ................................................................................................................................... 184
9.2 構成 ................................................................................................................................... 185
9.3 端子 ................................................................................................................................... 187
9.4 レジスタ ............................................................................................................................ 188
9.4.1
リセット要因レジスタ (RSTRR) ............................................................................. 189
9.4.2
リセット制御レジスタ (RSTCR) ............................................................................. 191
9.5 動作説明 ............................................................................................................................ 193
9.5.1
リセットの種類 ....................................................................................................... 193
9.5.2
リセット要因 ........................................................................................................... 194
9.5.3
リセットの動作 ....................................................................................................... 195
9.5.4
イレギュラーリセット ............................................................................................ 199
9.6 動作状態と遷移 ................................................................................................................. 200
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MB91665 シリーズ
第 10 章
割込みコントローラ ...............................................................................205
10.1 概要 ................................................................................................................................... 206
10.2 構成 ................................................................................................................................... 207
10.3 レジスタ ............................................................................................................................ 208
10.3.1
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) ..................................................... 209
10.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 211
10.4.1
割込みコントローラの動作説明 .............................................................................. 211
10.5 使用上の注意 ..................................................................................................................... 213
第 11 章
割込み要求一括読出し機能 ....................................................................215
11.1 概要 ................................................................................................................................... 216
11.2 構成 ................................................................................................................................... 217
11.3 レジスタ ............................................................................................................................ 218
11.3.1
割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H) ........................................... 219
11.3.2
割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 下位 (IRPR2L) ............................................ 220
11.3.3
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 上位 (IRPR3H) ........................................... 221
11.3.4
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 下位 (IRPR3L) ............................................ 222
11.3.5
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 上位 (IRPR4H) ........................................... 223
11.3.6
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 下位 (IRPR4L) ............................................ 224
11.4 使用上の注意 ..................................................................................................................... 225
第 12 章
遅延割込み .............................................................................................227
12.1 概要 ................................................................................................................................... 228
12.2 構成 ................................................................................................................................... 229
12.3 レジスタ ............................................................................................................................ 230
12.3.1
遅延割込み制御レジスタ (DICR) ............................................................................. 231
12.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 232
12.4.1
遅延割込みの動作説明 ............................................................................................ 232
12.5 使用上の注意 ..................................................................................................................... 233
第 13 章
外部バスインタフェース ........................................................................235
13.1 概要 ................................................................................................................................... 236
13.2 構成 ................................................................................................................................... 239
13.3 端子 ................................................................................................................................... 241
13.4 レジスタ ............................................................................................................................ 243
13.4.1
CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) .................................................................. 244
13.4.2
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) .................................................................. 247
13.4.3
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) ................................................................ 250
13.5 プロトコル ......................................................................................................................... 258
13.5.1
アドレス・データスプリットバスのプロトコル ..................................................... 258
13.5.2
アドレス・データマルチプレックスバスのプロトコル .......................................... 264
13.6 タイミング設定 ................................................................................................................. 270
13.6.1
リードアクセスオートウェイト .............................................................................. 271
13.6.2
ライトアクセスオートウェイト .............................................................................. 274
13.6.3
リードアクセスアイドルサイクル ........................................................................... 277
13.6.4
ライトリカバリサイクル ......................................................................................... 280
13.6.5
リードアクセスセットアップサイクル ................................................................... 283
13.6.6
リードアクセスホールドサイクル ........................................................................... 285
13.6.7
ライトアクセスセットアップサイクル ................................................................... 288
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MB91665 シリーズ
13.6.8
ライトアクセスホールドサイクル ........................................................................... 290
13.6.9
チップセレクト遅延サイクル .................................................................................. 292
13.6.10
アドレス出力延長サイクル ..................................................................................... 295
13.6.11
アドレスストローブ出力延長サイクル ................................................................... 297
13.7 RDY 端子によるアクセスサイクルの延長 ......................................................................... 300
13.8 アクセスサイクル数 .......................................................................................................... 303
13.9 アドレス情報とアドレスアラインメント .......................................................................... 305
13.9.1
アドレス情報 ........................................................................................................... 305
13.9.2
アドレスアラインメント ......................................................................................... 306
13.10 データアラインメント ....................................................................................................... 307
13.10.1
ビッグエンディアン ................................................................................................ 309
13.10.2
リトルエンディアン ................................................................................................ 313
13.11 CS 領域設定手順 ............................................................................................................... 317
第 14 章
I/O ポート ...............................................................................................323
14.1 概要 ................................................................................................................................... 324
14.2 構成 ................................................................................................................................... 326
14.3 端子 ................................................................................................................................... 330
14.4 レジスタ ............................................................................................................................ 331
14.4.1
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK) ......................................................... 333
14.4.2
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) .................................................................... 336
14.4.3
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) ....................................................... 339
14.4.4
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) ................................................................ 354
14.4.5
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCR8) ............................................................. 355
14.4.6
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) ........................................................... 356
14.4.7
N-ch オープンドレイン制御レジスタ (NDE0, NDE1) ............................................. 357
14.4.8
外部バスアドレス選択レジスタ (EXBS) ................................................................. 359
14.4.9
FR 識別情報レジスタ (FRID) .................................................................................. 360
14.5 使用上の注意 ..................................................................................................................... 361
第 15 章
外部割込み制御部 ..................................................................................363
15.1 概要 ................................................................................................................................... 364
15.2 構成 ................................................................................................................................... 365
15.3 端子 ................................................................................................................................... 367
15.4 レジスタ ............................................................................................................................ 368
15.4.1
外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2) ........................................... 369
15.4.2
外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) .............................................................. 371
15.4.3
割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) ...................................................................... 372
15.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 373
15.5.1
外部割込み制御部の動作 ......................................................................................... 373
15.5.2
スタンバイモードからの復帰 .................................................................................. 376
15.5.3
スリープモードからの復帰 ..................................................................................... 378
第 16 章
ウォッチドッグタイマ ...........................................................................379
16.1 概要 ................................................................................................................................... 380
16.2 構成 ................................................................................................................................... 381
16.3 レジスタ ............................................................................................................................ 383
16.3.1
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0) ................................................ 384
16.3.2
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) .......................................... 387
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16.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 388
16.4.1
ウォッチドッグタイマの動作 .................................................................................. 388
第 17 章
時計カウンタ ..........................................................................................391
17.1 概要 ................................................................................................................................... 392
17.2 構成 ................................................................................................................................... 393
17.3 レジスタ ............................................................................................................................ 395
17.3.1
時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) ................................................................ 396
17.3.2
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) ....................................................................... 397
17.3.3
時計カウンタリードレジスタ (WCRD) ................................................................... 399
17.4 割込み ................................................................................................................................ 400
17.5 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 401
17.5.1
時計カウンタの動作 ................................................................................................ 401
17.6 使用上の注意 ..................................................................................................................... 403
第 18 章
32 ビットフリーランタイマ ...................................................................405
18.1 概要 ................................................................................................................................... 406
18.2 構成 ................................................................................................................................... 407
18.3 端子 ................................................................................................................................... 411
18.4 レジスタ ............................................................................................................................ 412
18.4.1
フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) ............................................................. 413
18.4.2
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) ....................................................... 414
18.4.3
タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) ................................................................ 415
18.4.4
タイマ状態制御レジスタ上位 / 下位 (TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1) ........ 416
18.5 割込み ................................................................................................................................ 420
18.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 421
18.6.1
内部クロック ( 周辺クロック ) 選択時の動作 .......................................................... 422
18.6.2
外部クロック選択時の動作 ..................................................................................... 423
第 19 章
32 ビットインプットキャプチャ ............................................................425
19.1 概要 ................................................................................................................................... 426
19.2 構成 ................................................................................................................................... 427
19.3 端子 ................................................................................................................................... 429
19.4 レジスタ ............................................................................................................................ 430
19.4.1
インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67) ................................... 431
19.4.2
インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) ...................................... 434
19.5 割込み ................................................................................................................................ 435
19.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 436
19.6.1
32 ビットインプットキャプチャの動作説明 ........................................................... 436
第 20 章
32 ビットアウトプットコンペア ............................................................439
20.1 概要 ................................................................................................................................... 440
20.2 構成 ................................................................................................................................... 441
20.3 端子 ................................................................................................................................... 443
20.4 レジスタ ............................................................................................................................ 444
20.4.1
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) ............................................. 445
20.4.2
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) .......................... 446
20.4.3
コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) ............................. 449
20.5 割込み ................................................................................................................................ 452
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20.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 453
20.6.1
独立で使用する場合の動作 ..................................................................................... 453
20.6.2
一対にして使用する場合の動作 .............................................................................. 455
第 21 章
16 ビットリロードタイマ ......................................................................459
21.1 概要 ................................................................................................................................... 460
21.2 構成 ................................................................................................................................... 461
21.3 端子 ................................................................................................................................... 463
21.4 レジスタ ............................................................................................................................ 464
21.4.1
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) .................................... 465
21.4.2
16 ビットタイマリロードレジスタ A/B
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2/ TMRLRB0 ∼ TMRLRB2) ................................................... 472
21.4.3
16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2) ........................................................... 474
21.5 割込み ................................................................................................................................ 475
21.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 476
21.6.1
インターバルタイマモード時の動作 ....................................................................... 479
21.6.2
イベントカウンタモード時の動作 ........................................................................... 499
21.6.3
カスケードモード時の動作 ..................................................................................... 513
21.7 使用上の注意 ..................................................................................................................... 515
第 22 章
ベースタイマ入出力選択機能 ................................................................517
22.1 概要 ................................................................................................................................... 518
22.2 構成 ................................................................................................................................... 520
22.3 端子 ................................................................................................................................... 521
22.4 レジスタ ............................................................................................................................ 523
22.4.1
入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) ................................................................ 524
22.4.2
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) ....................................................................... 526
22.5 入出力モード ..................................................................................................................... 528
22.5.1
入出力モード 0 (16 ビットタイマ標準モード ) ....................................................... 528
22.5.2
入出力モード 1 ( タイマフルモード ) ...................................................................... 529
22.5.3
入出力モード 2 ( 外部トリガ共有モード ) ............................................................... 531
22.5.4
入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード ) .................................................... 532
22.5.5
入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) 時の動作 ............................................. 534
22.5.6
入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード ) 時の動作 ............................................... 536
22.5.7
入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) 時の動作 ........................... 537
22.5.8
入出力モード 7 ( タイマ起動モード ) 時の動作 ....................................................... 539
22.5.9
入出力モード 8 ( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード ) 時の動作 ......... 540
第 23 章
ベースタイマ.......................................................................................... 543
23.1 ベースタイマの概要 ........................................................................................................... 544
23.2 ベースタイマのブロックダイヤグラム............................................................................... 546
23.3 ベースタイマのレジスタ .................................................................................................... 551
23.4 ベースタイマの動作 ........................................................................................................... 554
23.5 32 ビットモード動作 .......................................................................................................... 556
23.6 ベースタイマの使用上の注意 ............................................................................................. 558
23.7 ベースタイマ割込み ........................................................................................................... 560
23.8 ベースタイマの機能別説明................................................................................................. 561
23.8.1
PWM 機能................................................................................................................. 562
23.8.1.1
PWM タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR) ..................................... 563
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23.8.1.2
PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) .................................................................. 569
23.8.1.3
PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT)........................................................ 570
23.8.1.4
タイマレジスタ (BTxTMR).................................................................................. 571
23.8.1.5
16 ビット PWM タイマ動作 ................................................................................ 572
23.8.1.6
ワンショット動作................................................................................................ 573
23.8.1.7
割込み要因とタイミングチャート ...................................................................... 574
23.8.1.8
出力波形 .............................................................................................................. 575
23.8.2
PPG 機能.................................................................................................................. 576
23.8.2.1
PPG タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR) ...................................... 577
23.8.2.2
"L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL)............................................................. 583
23.8.2.3
"H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) ........................................................... 584
23.8.2.4
タイマレジスタ (BTxTMR).................................................................................. 585
23.8.2.5
16 ビット PPG タイマ動作 ................................................................................. 586
23.8.2.6
連続動作 .............................................................................................................. 587
23.8.2.7
ワンショット動作................................................................................................ 588
23.8.2.8
割込み要因とタイミングチャート ...................................................................... 590
23.8.3
リロードタイマ機能 ................................................................................................. 591
23.8.3.1
リロードタイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR) ................................ 592
23.8.3.2
周期設定レジスタ (BTxPCSR) ............................................................................ 599
23.8.3.3
タイマレジスタ (BTxTMR).................................................................................. 600
23.8.3.4
16 ビットリロードタイマの動作......................................................................... 601
23.8.4
PWC 機能 ................................................................................................................. 604
23.8.4.1
PWC タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR) ..................................... 605
23.8.4.2
データバッファレジスタ (BTxDTBF).................................................................. 611
23.8.4.3
PWC 動作 ............................................................................................................ 612
第 24 章
アップダウンカウンタ ...........................................................................621
24.1 概要 ................................................................................................................................... 622
24.2 構成 ................................................................................................................................... 624
24.3 端子 ................................................................................................................................... 626
24.4 レジスタ ............................................................................................................................ 627
24.4.1
リロードコンペアレジスタ (RCR1) ........................................................................ 628
24.4.2
アップダウンカウントレジスタ (UDCR1) .............................................................. 630
24.4.3
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) ................................................................. 631
24.4.4
カウンタステータスレジスタ (CSR1) ..................................................................... 636
24.5 割込み ................................................................................................................................ 639
24.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 641
24.6.1
タイマモード時の動作 ............................................................................................ 645
24.6.2
アップダウンカウントモード時の動作 ................................................................... 647
24.6.3
位相差カウントモード (2 逓倍 ) 時の動作 ............................................................... 650
24.6.4
位相差カウントモード (4 逓倍 ) 時の動作 ............................................................... 652
第 25 章
10 ビット A/D コンバータ ......................................................................655
25.1 概要 ................................................................................................................................... 656
25.2 構成 ................................................................................................................................... 658
25.3 端子 ................................................................................................................................... 660
25.4 レジスタ ............................................................................................................................ 662
25.4.1
A/DC コントロールレジスタ (ADCR0) ................................................................... 663
25.4.2
A/DC ステータスレジスタ (ADSR0) ....................................................................... 666
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25.4.3
スキャン変換コントロールレジスタ (SCCR0) ....................................................... 669
25.4.4
スキャン変換 FIFO 段数設定レジスタ (SFNS0) ..................................................... 673
25.4.5
スキャン変換 FIFO データレジスタ (SCFD0) ......................................................... 675
25.4.6
スキャン変換入力選択レジスタ (SCIS20 ∼ SCIS00) ............................................. 678
25.4.7
優先変換コントロールレジスタ (PCCR0) ............................................................... 679
25.4.8
優先変換 FIFO 段数設定レジスタ (PFNS0) ............................................................ 682
25.4.9
優先変換 FIFO データレジスタ (PCFD0) ................................................................ 683
25.4.10
優先変換入力選択レジスタ (PCIS0) ........................................................................ 687
25.4.11
A/D 比較値設定レジスタ (CMPD0) ......................................................................... 690
25.4.12
A/D 比較コントロールレジスタ (CMPCR0) ............................................................ 691
25.4.13
サンプリング時間設定レジスタ (ADST00, ADST10) .............................................. 694
25.4.14
サンプリング時間選択レジスタ (ADSS20 ∼ ADSS00) .......................................... 697
25.4.15
コンペア時間設定レジスタ (ADCT0) ...................................................................... 699
25.5 割込み ................................................................................................................................ 700
25.6 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 702
25.6.1
A/D スキャン変換時の動作 ...................................................................................... 709
25.6.2
A/D 優先変換時の動作 ............................................................................................. 712
25.6.3
FIFO の動作 ............................................................................................................. 715
25.6.4
DMA コントローラ (DMAC) の起動 ........................................................................ 721
第 26 章
マルチファンクションシリアルインタフェース.................................... 723
26.1 マルチファンクションシリアルインタフェースの特長 ..................................................... 724
26.2 UART( 非同期シリアルインタフェース ) ........................................................................... 725
26.3 UART( 非同期シリアルインタフェース ) の概要................................................................ 726
26.4 UART( 非同期シリアルインタフェース ) のレジスタ ........................................................ 727
26.4.1
シリアル制御レジスタ (SCR)................................................................................... 729
26.4.2
シリアルモードレジスタ (SMR)............................................................................... 732
26.4.3
シリアルステータスレジスタ (SSR) ........................................................................ 735
26.4.4
拡張通信制御レジスタ (ESCR) ................................................................................ 738
26.4.5
受信データレジスタ / 送信データレジスタ (RDR/TDR) .......................................... 740
26.4.6
ボーレートジェネレータレジスタ 1, 0 (BGR1, BGR0)............................................ 743
26.5 UART の割込み................................................................................................................... 745
26.5.1
受信割込み発生とフラグセットのタイミング.......................................................... 746
26.5.2
送信割込み発生とフラグセットのタイミング.......................................................... 747
26.6 UART の動作 ...................................................................................................................... 748
26.7 専用ボーレートジェネレータ ............................................................................................. 752
26.7.1
ボーレート設定 ........................................................................................................ 753
26.8 動作モード 0 ( 非同期ノーマルモード ) 設定手順とプログラムフロー.............................. 757
26.9 動作モード 1 ( 非同期マルチプロセッサモード ) 設定手順とプログラムフロー ............... 758
26.10 UART モードの注意事項 .................................................................................................... 760
26.11 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ).................................................................. 761
26.12 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) の概要...................................................... 762
26.13 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) のレジスタ............................................... 763
26.13.1
シリアル制御レジスタ (SCR)................................................................................... 765
26.13.2
シリアルモードレジスタ (SMR)............................................................................... 768
26.13.3
シリアルステータスレジスタ (SSR) ........................................................................ 771
26.13.4
拡張通信制御レジスタ (ESCR) ................................................................................ 774
26.13.5
受信データレジスタ / 送信データレジスタ (RDR/TDR) .......................................... 776
26.13.6
ボーレートジェネレータレジスタ 1, 0 (BGR1, BGR0)............................................ 779
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26.14 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) の割込み .................................................. 781
26.14.1
受信割込み発生とフラグセットのタイミング.......................................................... 782
26.14.2
送信割込み発生とフラグセットのタイミング.......................................................... 783
26.15 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) の動作...................................................... 784
26.16 専用ボーレートジェネレータ ............................................................................................. 800
26.16.1
ボーレート設定 ........................................................................................................ 801
26.17 CSIO( クロック同期シリアルインタフェース ) 設定手順とプログラムフロー.................. 804
26.18 CSIO モードの注意事項 ..................................................................................................... 805
26.19 I2C インタフェース ............................................................................................................ 806
26.20 I2C インタフェースの概要.................................................................................................. 807
26.21 I2C インタフェースのレジスタ .......................................................................................... 808
26.21.1
I2C バス制御レジスタ (IBCR)................................................................................... 811
26.21.2
シリアルモードレジスタ (SMR)............................................................................... 816
26.21.3
I2C バスステータスレジスタ (IBSR) ........................................................................ 818
26.21.4
シリアルステータスレジスタ (SSR) ........................................................................ 822
26.21.5
受信データレジスタ / 送信データレジスタ (RDR/TDR) .......................................... 825
26.21.6
7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ (ISMK).................................................. 827
26.21.7
7 ビットスレーブアドレスレジスタ (ISBA) ............................................................. 828
26.21.8
ボーレートジェネレータレジスタ 1, 0 (BGR1, BGR0)............................................ 829
26.22 I2C インタフェースの割込み .............................................................................................. 830
26.22.1
I2C インタフェース通信の動作 ................................................................................ 832
26.22.2
マスタモード ............................................................................................................ 833
26.22.3
スレーブモード ........................................................................................................ 845
26.22.4
バスエラー ............................................................................................................... 848
26.23 専用ボーレートジェネレータ ............................................................................................. 849
26.24 I2C モードの注意事項......................................................................................................... 851
第 27 章
USB クロック生成部 ..............................................................................853
27.1 概要 ................................................................................................................................... 854
27.2 構成 ................................................................................................................................... 855
27.3 レジスタ ............................................................................................................................ 856
27.3.1
USB クロック設定レジスタ (UCCR) ...................................................................... 857
27.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 859
第 28 章
DMA 転送要求セレクタ .........................................................................861
28.1 概要 ................................................................................................................................... 862
28.2 構成 ................................................................................................................................... 863
28.3 レジスタ ............................................................................................................................ 864
28.3.1
DREQ 選択レジスタ (DREQSEL) ........................................................................... 865
第 29 章
USB ファンクション ..............................................................................867
29.1 概要 ................................................................................................................................... 868
29.2 構成 ................................................................................................................................... 870
29.3 レジスタ ............................................................................................................................ 871
29.3.1
USB 選択レジスタ (USBSEL) ................................................................................. 873
29.3.2
USB 許可レジスタ (USBEN) ................................................................................... 874
29.3.3
UDC 制御レジスタ (UDCC) .................................................................................... 876
29.3.4
EP0 制御レジスタ (EP0C) ...................................................................................... 880
29.3.5
EP1 ∼ EP3 制御レジスタ (EP1C ∼ EP3C) ........................................................... 882
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29.3.6
タイムスタンプレジスタ (TMSP) ............................................................................ 887
29.3.7
UDC ステータスレジスタ (UDCS) .......................................................................... 888
29.3.8
UDC 割込み許可レジスタ (UDCIE) ......................................................................... 891
29.3.9
EP0I ステータスレジスタ (EP0IS) .......................................................................... 893
29.3.10
EP0O ステータスレジスタ (EP0OS) ...................................................................... 895
29.3.11
EP1 ∼ EP3 ステータスレジスタ (EP1S ∼ EP3S) ................................................. 898
29.3.12
EP0 ∼ EP3 データレジスタ (EP0DTH ∼ EP3DTH/EP0DTL ∼ EP3DTL) ............. 902
29.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 906
29.4.1
接続検出と切断検出 ................................................................................................ 909
29.4.2
コマンド応答時のレジスタ動作 .............................................................................. 912
29.4.3
STALL 応答と解除 ................................................................................................... 915
29.4.4
サスペンド機能 ....................................................................................................... 922
29.4.5
ウェイクアップ機能 ................................................................................................ 923
29.4.6
DMA 転送機能 ......................................................................................................... 925
29.4.7
NULL 転送機能 ........................................................................................................ 931
29.4.8
ソフトウェア制御例 ................................................................................................ 932
第 30 章
USB ホスト ............................................................................................939
30.1 概要 ................................................................................................................................... 940
30.2 構成 ................................................................................................................................... 942
30.3 レジスタ ............................................................................................................................ 943
30.3.1
ホストコントロールレジスタ 0,1 (HCNT) .............................................................. 945
30.3.2
ホスト割込みレジスタ (HIRQ) ................................................................................ 951
30.3.3
ホストエラーステータスレジスタ (HERR) ............................................................. 955
30.3.4
ホスト状態ステータスレジスタ (HSTATE) ............................................................. 959
30.3.5
SOF 割込み FRAME 比較レジスタ (HFCOMP) ...................................................... 962
30.3.6
リトライタイマ設定レジスタ (HRTIMER) .............................................................. 963
30.3.7
ホストアドレスレジスタ (HADR) ........................................................................... 965
30.3.8
EOF 設定レジスタ (HEOF) ..................................................................................... 966
30.3.9
FRAME 設定レジスタ (HFRAME) ........................................................................... 968
30.3.10
ホストトークンエンドポイントレジスタ (HTOKEN) ............................................. 969
30.4 動作説明と設定手順例 ....................................................................................................... 971
30.4.1
USB デバイスの接続 ............................................................................................... 971
30.4.2
USB バスのリセット ............................................................................................... 973
30.4.3
トークンパケット .................................................................................................... 975
30.4.4
データパケット ....................................................................................................... 978
30.4.5
ハンドシェークパケットの動作 .............................................................................. 978
30.4.6
リトライ機能 ........................................................................................................... 979
30.4.7
SOF 割込み ............................................................................................................. 980
30.4.8
エラーステータス .................................................................................................... 982
30.4.9
パケット終了 ........................................................................................................... 983
30.4.10
サスペンド・リジューム ......................................................................................... 984
30.4.11
USB デバイスの切断 ............................................................................................... 987
30.4.12
USB ホストの各トークンフローチャート ............................................................... 988
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xvii
MB91665 シリーズ
第 31 章
DMA コントローラ (DMAC) ..................................................................993
31.1 概要 ................................................................................................................................... 994
31.2 構成 ................................................................................................................................... 997
31.3 レジスタ ............................................................................................................................ 999
31.3.1
DMA コントロールレジスタ (DMACR) ................................................................. 1000
31.3.2
DMA 転送元アドレスレジスタ (DSAR0 ∼ DSAR3) ............................................. 1002
31.3.3
DMA 転送先アドレスレジスタ (DDAR0 ∼ DDAR3) ............................................. 1003
31.3.4
DMA 転送回数レジスタ (DTCR0 ∼ DTCR3) ........................................................ 1004
31.3.5
DMA チャネルコントロールレジスタ (DCCR0 ∼ DCCR3) .................................. 1005
31.3.6
DMA チャネルステータスレジスタ (DCSR0 ∼ DCSR3) ...................................... 1015
31.3.7
DMA 転送抑止割込みレベルレジスタ (DILVR) ..................................................... 1019
31.4 割込み .............................................................................................................................. 1021
31.5 動作説明と設定手順例 ..................................................................................................... 1022
31.5.1
転送設定 ................................................................................................................ 1022
31.5.2
転送動作 ................................................................................................................ 1025
31.5.3
転送の中断 ............................................................................................................ 1035
31.5.4
転送終了時の動作 .................................................................................................. 1037
31.5.5
転送後の動作 ......................................................................................................... 1038
31.5.6
DMA 転送の抑止 .................................................................................................... 1042
第 32 章
周辺機能による DMA 転送要求の発生 / クリア選択機能 .....................1043
32.1 概要 ................................................................................................................................. 1044
32.2 構成 ................................................................................................................................. 1045
32.3 レジスタ .......................................................................................................................... 1047
32.3.1
IO 転送要求設定レジスタ (IORR0 ∼ IORR3) ....................................................... 1049
32.3.2
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 0 (ICSEL0) ...................... 1053
32.3.3
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 2 (ICSEL2) ...................... 1055
32.3.4
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 4 (ICSEL4) ...................... 1057
32.3.5
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 6 (ICSEL6) ...................... 1058
32.3.6
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 7 (ICSEL7) ...................... 1060
32.3.7
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 8 (ICSEL8) ...................... 1061
32.3.8
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 9 (ICSEL9) ...................... 1063
32.3.9
周辺機能による DMA 転送要求のクリア選択レジスタ 10 (ICSEL10) .................. 1065
32.4 動作説明と設定手順例 ..................................................................................................... 1068
32.4.1
DMA 転送時の動作 ................................................................................................ 1068
第 33 章
内蔵プログラムメモリ制御 ..................................................................1071
33.1 内蔵プログラムメモリ制御部の概要 ............................................................................... 1072
33.2 内蔵プログラムメモリ制御部のレジスタ ........................................................................ 1073
33.2.1
FLASH 制御レジスタ (FCTLR) ............................................................................. 1074
第 34 章
フラッシュメモリ ................................................................................1077
34.1 フラッシュメモリの概要 ................................................................................................. 1078
34.2 フラッシュメモリの構成 ................................................................................................. 1079
34.3 フラッシュメモリのレジスタ .......................................................................................... 1081
34.3.1
FLASH ステータスレジスタ (FSTR) ..................................................................... 1082
34.3.2
FLASH 制御レジスタ (FCTLR) ............................................................................. 1083
34.4 フラッシュメモリのアクセスモード ............................................................................... 1084
34.5 自動アルゴリズム ............................................................................................................ 1085
34.5.1
コマンドシーケンス .............................................................................................. 1085
xviii
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MB91665 シリーズ
34.5.2
自動アルゴリズムの実行状態 ................................................................................ 1088
34.6 フラッシュメモリの動作説明 .......................................................................................... 1093
34.6.1
リセット動作 ......................................................................................................... 1093
34.6.2
データ書込み動作 .................................................................................................. 1094
34.6.3
チップ消去動作 ..................................................................................................... 1097
34.6.4
セクタ消去動作 ..................................................................................................... 1097
34.6.5
セクタ消去一時停止動作 ....................................................................................... 1100
34.6.6
セクタ消去再開動作 .............................................................................................. 1101
34.7 データポーリングフラグ (DQ7) の制約事項と回避方法 .................................................. 1102
34.8 フラッシュメモリの使用上の注意 ................................................................................... 1105
第 35 章
ワイルドレジスタ ................................................................................1107
35.1 ワイルドレジスタの概要 ................................................................................................. 1108
35.2 ワイルドレジスタの構成 ................................................................................................. 1109
35.3 ワイルドレジスタのレジスタ .......................................................................................... 1110
35.3.1
ワイルドレジスタアドレスレジスタ (WRAR00 ∼ WRAR15) .............................. 1112
35.3.2
ワイルドレジスタデータレジスタ (WRDR00 ∼ WRDR15) ................................. 1113
35.3.3
ワイルドレジスタデータイネーブルレジスタ (WREN) ........................................ 1114
35.4 ワイルドレジスタの動作説明と設定手順例 .................................................................... 1115
35.4.1
ワイルドレジスタの動作 ....................................................................................... 1115
35.5 ワイルドレジスタの使用上の注意 ................................................................................... 1116
第 36 章
シリアル書込み接続 .............................................................................1119
36.1 富士通セミコンダクター製シリアルプログラマ ............................................................. 1120
36.1.1
使用する端子 ......................................................................................................... 1127
第 37 章
デバイスの取扱いについて ..................................................................1129
37.1 デバイス取扱い上の注意 ................................................................................................. 1130
付録 .......................................................................................................................1139
付録 A
I/O マップ .............................................................................................1140
付録 B
レジスタ一覧 ........................................................................................1155
付録 C
割込みベクタ ........................................................................................1167
付録 D
CPU の状態における端子状態 .............................................................1170
付録 E
E.1
E.2
E.3
命令一覧 ...............................................................................................1175
命令一覧表の見かた ........................................................................................................ 1175
命令一覧表 ....................................................................................................................... 1179
遅延スロットに配置可能な命令一覧 ............................................................................... 1188
索引 .......................................................................................................................1191
端子索引 ................................................................................................................1201
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xix
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xx
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本版での主な変更内容
ページ
-
変更内容 ( 詳細は本文を参照してください。)
本ハードウェアマニュアルが初版となります。
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xxi
MB91665 シリーズ
xxii
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第 1 章 概要
MB91665 シリーズの特長と基本的な仕様について
説明します。
1.1 MB91665 シリーズの概要
1.2 MB91665 シリーズの品種構成
1.3 MB91665 シリーズのブロックダイヤグラム
1.4 外形寸法図
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1
第 1 章 概要
1.1
1.1
MB91665 シリーズ
MB91665 シリーズの概要
MB91665 シリーズは , 32 ビット RISC CPU を使用し , 高性能 / 高速な CPU 処理を要求され
る組込み制御用に各種周辺機能を内蔵したマイクロコントローラです。
本シリーズは , FR80 ファミリ CPU をベースにシングルチップ化したシリーズです。
■ FR80 ファミリ CPU
•
32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ , パイプライン 5 段
•
汎用レジスタ 32 ビット 16 本
•
16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ), 1 命令 /1 サイクル
•
組込み用途に適した命令
-
メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令
-
高級言語対応命令
関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令
-
ビットサーチ命令
1 検出 , 0 検出 , 変化点検出
-
遅延スロット付き分岐命令
分岐処理時のオーバヘッドの低減
-
レジスタインターロック機能
アセンブラ記述の容易化
-
乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート
符号付き 32 ビット乗算− 5 サイクル
符号付き 16 ビット乗算− 3 サイクル
-
割込み (PC, PS の退避 )
最小 6 サイクルの高速応答 , 16 レベルの優先順位
-
ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同
時に実行可能
•
2
CPU 内の 4 ワードの命令キューにより , 命令の先取り機能
FR ファミリ CPU との基本命令互換
-
ビットサーチ命令追加
-
リソース命令 , コプロセッサ命令はありません。
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第 1 章 概要
1.1
MB91665 シリーズ
■ 最大動作周波数
CPU
33MHz
周辺
33MHz
外部バス
33MHz
■ 外部バスインタフェース
•
動作周波数 最大 33MHz
•
MB91F669 (64pin)
アドレス 24 本 , 8/16 ビットデータ入出力 ( マルチプレックスバス )
アドレス 8 本 , 8/16 ビットデータ入出力 ( スプリットバス )
•
MB91F668 (48pin)*
アドレス 16 本 , 8 ビットデータ入出力 ( マルチプレックスバス )
アドレスなし , 8 ビットデータ入出力 ( スプリットバス )
* RDY, SYSCLK, WR1, CS1, CS2, CS3 はなし
•
領域ごとにプログラマブルなオートウェイトサイクル発生
■ DMA コントローラ (DMAC)
•
チャネル数:4 チャネル
•
アドレス空間:32 ビット (4G バイト )
•
転送モード:ブロック転送 / バースト転送 / デマンド転送
•
アドレス更新:増加 / 減少 / 固定 ( 増減値は 1, 2, 4 固定 )
•
転送サイズ:8 ビット , 16 ビット , 32 ビット
•
ブロックサイズ:1 ∼ 16
•
転送回数:1 ∼ 65535 回
•
転送要求:
-
ソフトウェアによる要求
-
内蔵周辺機能の割込み要求 ( 割込み要求を共用 , 外部割込み要求含む )
•
リロード機能:全チャネルリロード指定可
•
優先順位:固定 (ch.0 > ch.1 > ch.2 > ch.3 > …), もしくはラウンドロビン
•
割込み要求:正常終了割込み要求 , 異常終了割込み要求 , 転送中断割込み要求を発生
可能
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3
第 1 章 概要
1.1
MB91665 シリーズ
■ マルチファンクションシリアルインタフェース
•
チャネルごとに , 使用方法を次の中から選択可能
-
UART
-
CSIO
-
I2C
[UART の特長 ]
-
全二重ダブルバッファ
-
パリティあり / なし選択可能
-
専用ボーレートジェネレータを内蔵
-
外部クロックをシリアルクロックとして使用可能
-
豊富なエラー検出機能あり ( パリティエラー , フレーミングエラー , オーバラン
エラー )
[CSIO の特長 ]
-
全二重ダブルバッファ
-
専用ボーレートジェネレータを内蔵
-
オーバランエラー検出機能あり
[I2C の特長 ]
-
標準モード ( 最大 100kbps) / 高速モード ( 最大 400kbps) に対応
-
一部のチャネルは 5V トレラント対応
■ 割込み
•
外部割込みは合計 16 本 ( 一部の端子は 5V トレラント対応 )
•
内部周辺機能からの割込み
•
割込みレベルをプログラマブルに設定可能 (16 レベル )
•
ストップモード , スリープモードからの復帰に使用可能
■ A/D コンバータ
4
•
MB91F669(64pin): 12 チャネル , 1 ユニット
•
MB91F668(48pin): 10 チャネル , 1 ユニット
•
10 ビット分解能
•
逐次比較変換型 変換時間:約 1.2μs (PCLK=33MHz)
•
優先 A/D 変換可能 (2 レベル )
•
変換モード ( 単発変換モード , スキャン変換モード )
•
起動要因 ( ソフトウェア / 外部トリガ / ベースタイマ )
•
変換データ格納用 FIFO を搭載 ( スキャン変換用:16 段 , 優先変換用:4 段 )
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第 1 章 概要
1.1
MB91665 シリーズ
■ ベースタイマ
•
チャネル数:4 チャネル内蔵
•
チャネルごとに , 使用方法を次の中から選択可能
-
16/32 ビットリロードタイマ
-
16 ビット PWM タイマ
-
16/32 ビット PWC タイマ
-
16 ビット PPG タイマ
•
2 チャネルをカスケード接続して 32 ビットタイマとして使用可能
•
複数チャネルの同時起動機能あり
•
入出力選択機能あり
■ 16 ビットリロードタイマ
•
チャネル数:3 チャネル (REALOS 用 1 チャネル含む )
•
インターバルタイマ機能
•
カウント用クロック選択機能 ( 周辺クロック (PCLK) の 2 分周∼ 64 分周 )
■ コンペアタイマ
•
32 ビットインプットキャプチャ:8 チャネル内蔵
•
32 ビットアウトプットコンペア:8 チャネル内蔵
•
32 ビットフリーランタイマ:2 チャネル内蔵
■ その他のインターバルタイマ
•
アップダウンカウンタ:1 チャネル内蔵
•
時計カウンタ:1 チャネル内蔵
•
ウォッチドッグタイマ:1 チャネル内蔵
■ USB ファンクション / ホスト
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•
チャネル数:1 チャネル
•
USB2.0 Full-Speed 対応
•
USB ファンクションと USB ホストは切換え式 (USB I/O は兼用 )
•
DMA 転送をサポート
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5
第 1 章 概要
1.1
MB91665 シリーズ
[USB ファンクション ]
•
最大 4 本のエンドポイントをサポート
-
エンドポイント 0 はコントロール転送に固定
-
エンドポイント 1 ∼エンドポイント 3 は , バルク転送とインタラプト転送を選択
可能
•
エンドポイント 1 ∼エンドポイント 3 はダブルバッファ構成
[USB ホスト ]
•
コントロール転送 , バルク転送 , インタラプト転送 , アイソクロナス転送をサポート
•
USB デバイスの接続 / 切断の自動検出
•
IN/OUT トークン時のハンドシェークパケットの自動処理
•
最大パケット長 256 バイトまでのサポート
•
ウェイクアップ機能のサポート
■ メインタイマ
•
チャネル数:1 チャネル
•
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間をカウント
•
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間をカウント
•
メインクロック (MCLK) の発振が安定状態のときは , インターバルタイマとしても
使用可能
■ サブタイマ
•
チャネル数:1 チャネル
•
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間をカウント
•
サブクロック (SBCLK) の発振が安定状態のときは, インターバルタイマとしても使
用可能
■ クロック生成
•
メインクロック (MCLK) 発振
•
サブクロック (SBCLK) 発振
•
PLL クロック (PLLCLK) 発振
■ 低消費電力モード
6
•
ストップモード
•
時計モード
•
スリープモード
•
ドーズモード
•
クロック分周機能
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第 1 章 概要
1.1
MB91665 シリーズ
■ その他の特長
•
I/O ポート
•
リセット端子として INIT 端子を用意
•
ウォッチドッグタイマリセット , ソフトウェアリセットあり
•
遅延割込み
•
電源
-
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単一電源 (USB 未使用時 : 2.7 V ∼ 3.6 V, USB 使用時 : 3.0 V ∼ 3.6 V)
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7
第 1 章 概要
1.2
MB91665 シリーズ
MB91665 シリーズの品種構成
1.2
MB91665 シリーズの品種について説明します。
表 1.2-1 MB91665 シリーズの品種構成
品名
項目
MB91F669
分類
MB91F668
フラッシュメモリ品
内蔵プログラムメモリ容量
128K バイト ( フラッシュ )
内蔵 RAM 容量
16K バイト
マルチ
アドレス 24bit
データ 16/8bit
アドレス 16bit
データ 8bit
スプリット
アドレス 8bit
データ 16/8bit
アドレスなし
データ 8bit
外部バスインタフェース
DMA コントローラ (DMAC)
ベースタイマ
マルチファンクション
シリアルインタフェース
4 チャネル
4 チャネル
( リロードタイマ /PWM/PPG/PWC モード切替可能 )
4 チャネル (UART/SPI/I2C モード切替可能 )
外部割込み
10 ビット A/D コンバータ
16 本
12 チャネル (1 ユニット )
16 ビットリロードタイマ
コンペアタイマ
10 チャネル (1 ユニット )
3 チャネル
32 ビットインプットキャプチャ:8 チャネル
32 ビットアウトプットコンペア:8 チャネル
32 ビットフリーランタイマ:2 チャネル
アップダウンカウンタ
1 チャネル
時計カウンタ
1 チャネル
I/O ポート
USB ファンクション / ホスト
50 本
34 本
1 チャネル ( ファンクション / ホストモード切替可能 )
メインタイマ
1 チャネル
サブタイマ
1 チャネル
ワイルドレジスタ
16 チャネル
-
デバッグ機能
パッケージ
8
種類:LQFP-64
パッケージコード:FPT-64P-M24
端子ピッチ:0.5mm ピッチ
サイズ:10mm × 10mm
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種類:LQFP-48
パッケージコード:FPT-48P-M26
端子ピッチ:0.5mm ピッチ
サイズ:7mm × 7mm
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第 1 章 概要
1.3
MB91665 シリーズ
MB91665 シリーズのブロックダイヤグラム
1.3
MB91665 シリーズのブロックダイヤグラムを図 1.3-1 に示します。
図 1.3-1 MB91665 シリーズのブロックダイヤグラム
降圧レギュレータ
FR80
CPU
クロスバー
スイッチ
内蔵プログラムメモリ
フラッシュメモリ
RAM
オンチップバス
DMAC
4 チャネル
外部バス I/F
周辺バス
ブリッジ
USB ファンクション / ホスト
割込みコントローラ
遅延割込み
ポート
外部割込み
16 チャネル
16 ビット周辺バス
ウォッチドッグタイマ
32 ビット周辺バス
クロック制御
クロック生成
USB クロック生成
時計カウンタ
16 ビットリロードタイマ
3 チャネル
アップダウンカウンタ
1 チャネル
32 ビットインプットキャプチャ
8 チャネル
A/D コンバータ 12/10 チャネル
(1 ユニット )*
32 ビットアウトプットコンペア
8 チャネル
ポート
32 ビットフリーランタイマ
2 チャネル
ベースタイマ
4 チャネル
マルチファンクションシリアル
インタフェース 4 チャネル
* MB91F669(64pin): 12 チャネル
MB91F668(48pin): 10 チャネル
ポート
CM71-10158-1
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9
第 1 章 概要
1.4
MB91665 シリーズ
外形寸法図
1.4
MB91665 シリーズで使用する各パッケージの外形寸法図を示します。
図 1.4-1 外形寸法図 (FPT-48P-M26)
プラスチック・LQFP, 48 ピン
(FPT-48P-M26)
リードピッチ
0.50mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
7mm × 7mm
リード形状
ガルウイング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70mm MAX
質量
0.17g
コード(参考)
P-LFQFP48-7×7-0.50
プラスチック・LQFP, 48 ピン
(FPT-48P-M26)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含む。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
9.00±0.20(.354±.008)SQ
+0.40
+.016
* 7.00 –0.10 .276 –.004 SQ
36
0.145±0.055
(.006±.002)
25
37
24
0.08(.003)
Details of "A" part
+0.20
1.50 –0.10
+.008
INDEX
48
13
"A"
0°~8°
LEAD No.
0.50(.020)
1
(Mounting height)
.059 –.004
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
12
0.20±0.05
(.008±.002)
0.08(.003)
0.25(.010)
M
0.60±0.15
(.024±.006)
C
2003-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F48040S-c-2-3
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
10
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 1 章 概要
1.4
MB91665 シリーズ
図 1.4-2 外形寸法図 (FPT-64P-M24)
プラスチック・LQFP, 64 ピン
リードピッチ
0.50 mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
10.0 mm × 10.0 mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
コード(参考)
P-LFQFP64-10×10-0.50
(FPT-64P-M24)
プラスチック・LQFP, 64 ピン
(FPT-64P-M24)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
12.00±0.20(.472±.008)SQ
Details of "A" part
*10.00±0.10(.394±.004)SQ
48
0.145±0.055
(.006±.002)
33
49
0.15(.006)
MAX
0.40(.016)
MAX
32
0.08(.003)
Details of "B" part
11.00(.433)
NOM.
+0.20
1.50 –0.10
+.008
(Mounting height)
.059 –.004
0.25(.010)
INDEX
"A"
64
LEAD No.
1
"B"
16
0.50(.020)
C
0~8°
17
0.20±0.05
(.008±.002)
0.08(.003)
M
2006-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F64036S-1c(D)-1-3
0.50±0.20
(.020±.008)
0.60±0.15
(.024±.006)
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
11
第 1 章 概要
1.4
12
MB91665 シリーズ
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズ
の端子
MB91665シリーズの端子と, 兼用端子の設定につい
て説明します。
2.1 端子配列図
2.2 端子機能一覧
2.3 入出力回路形式
2.4 端子の設定方法
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
13
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.1
2.1
MB91665 シリーズ
端子配列図
MB91665 シリーズには 2 種類のパッケージが用意されています。
■ LQFP-64 (MB91F669)
図 2.1-1 LQFP-64 端子配列図
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
P10/D08/SOUT2/INT0 (5V耐圧,OD)
P61/SYSCLK/TIOB1_1/SIN2_1
P60/RDY/TIOA1_1/SOUT2_1
P83/AN11/IN3_1
P82/AN10/IN2_1
P81/AN9/IN1_1/TMI1_1
P80/AN8/IN0_1/TMI0_1
P77/AN7/SCK0/TMI2/OUT7_1/INT23
P76/AN6/SIN0/TMI1/OUT6_1/INT22
P75/AN5/SOUT0/TMI0/OUT5_1/INT21
P74/AN4/TMO2/OUT4_1/INT20
P73/AN3/TMO1/OUT3_1/INT19
P72/AN2/TMO0/OUT2_1/INT18
P71/AN1/OUT1_1/INT17
P70/AN0/OUT0_1/INT16
AVcc
(TOP VIEW)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
LQFP-64
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
AVss
P57/WR1/TIOB3_1/TMI2_1
P56/WR0/ZIN1_1/FRCK0/SCK6
P55/RD/BIN1_1/ADTRG0/SIN6
P54/AS/AIN1_1/SOUT6
P53/CS3/FRCK1/TIOA3_1/SCK1_1
P52/CS2/TIOB2_1/SIN1_1
P51/CS1/TIOA2_1/SOUT1_1
P50/CS0/TMO0_1
P07/D07/TIOB3/IN7
P06/D06/TIOA3/SCK1/IN6 (5V耐圧,OD)
P05/D05/TIOB2/SIN1/IN5 (5V耐圧)
P04/D04/TIOA2/SOUT1/IN4 (5V耐圧,OD)
P03/D03/TIOB1/IN3
P02/D02/TIOA1/SCK0_1/IN2 (5V耐圧,OD)
Vcc
P24/A04/OUT0/A20 (5V耐圧,OD)
P25/A05/OUT1/A21 (5V耐圧,OD)
P26/A06/OUT2/A22 (5V耐圧,OD)
P27/A07/OUT3/A23 (5V耐圧,OD)
PH2/SCK2_1/INT2_1 (5V耐圧)
P00/D00/TIOA0/SOUT0_1/IN0 (5V耐圧,OD)
P01/D01/TIOB0/SIN0_1/IN1
INIT
X0A/PK1
X1A/PK0
C
MD1
MD0
X0
X1
Vss
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
P11/D09/SIN2/INT1 (5V耐圧)
P12/D10/SCK2/INT2 (5V耐圧,OD)
P13/D11/INT3
P14/D12/AIN1/INT4/OUT4
P15/D13/BIN1/INT5/OUT5
P16/D14/ZIN1/INT6/OUT6
P17/D15/INT7/OUT7
PH3/INT3_1 (5V耐圧)
Vcc
UDM
UDP
Vss
P20/A00/TMO1_1/A16 (5V耐圧,OD)
P21/A01/TMO2_1/A17 (5V耐圧,OD)
P22/A02/TIOA0_1/A18 (5V耐圧,OD)
P23/A03/TIOB0_1/A19 (5V耐圧)
* ( )内の説明
5V耐圧:5V耐圧端子
OD:オープンドレイン制御端子
(FPT-64P-M24)
(注意事項)XXX_1, XXX_2 のように , 「_ ( アンダバー ) 」がついている端子の , 「_」以降の数字はポー
ト番号を示しています。
これらの端子は 1 つのチャネルに複数の同一機能の端子が用意されていますので , 拡張ポー
ト機能レジスタ (EPFR) で使用する端子を選択してください。
14
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.1
MB91665 シリーズ
■ LQFP-48 (MB91F668)
図 2.1-2 LQFP-48 端子配列図
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
P10/D08/SOUT2/INT0 (5V耐圧,OD)
P81/AN9/IN1_1/TMI1_1
P80/AN8/IN0_1/TMI0_1
P77/AN7/SCK0/TMI2/OUT7_1/INT23
P76/AN6/SIN0/TMI1/OUT6_1/INT22
P75/AN5/SOUT0/TMI0/OUT5_1/INT21
P74/AN4/TMO2/OUT4_1/INT20
P73/AN3/TMO1/OUT3_1/INT19
P72/AN2/TMO0/OUT2_1/INT18
P71/AN1/OUT1_1/INT17
P70/AN0/OUT0_1/INT16
AVcc
(TOP VIEW)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
LQFP-48
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27
26
25
AVss
P56/WR0/ZIN1_1/FRCK0/SCK6
P55/RD/BIN1_1/ADTRG0/SIN6
P54/AS/AIN1_1/SOUT6
P50/CS0/TMO0_1
P07/D07/TIOB3/IN7
P06/D06/TIOA3/SCK1/IN6 (5V耐圧,OD)
P05/D05/TIOB2/SIN1/IN5 (5V耐圧)
P04/D04/TIOA2/SOUT1/IN4 (5V耐圧,OD)
P03/D03/TIOB1/IN3
P02/D02/TIOA1/SCK0_1/IN2 (5V耐圧,OD)
Vcc
PH2/SCK2_1/INT2_1 (5V耐圧)
P00/D00/TIOA0/SOUT0_1/IN0 (5V耐圧,OD)
P01/D01/TIOB0/SIN0_1/IN1
INIT
X0A/PK1
X1A/PK0
C
MD1
MD0
X0
X1
Vss
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
P11/D09/SIN2/INT1 (5V耐圧)
P12/D10/SCK2/INT2 (5V耐圧,OD)
P13/D11/INT3
P14/D12/AIN1/INT4/OUT4
P15/D13/BIN1/INT5/OUT5
P16/D14/ZIN1/INT6/OUT6
P17/D15/INT7/OUT7
PH3/INT3_1 (5V耐圧)
Vcc
UDM
UDP
Vss
* ( )内の説明
5V耐圧:5V耐圧端子
OD:オープンドレイン制御端子
(FPT-48P-M26)
(注意事項)XXX_1, XXX_2 のように , 「_ ( アンダバー ) 」がついている端子の , 「_」以降の数字はポー
ト番号を示しています。
これらの端子は 1 つのチャネルに複数の同一機能の端子が用意されていますので , 拡張ポー
ト機能レジスタ (EPFR) で使用する端子を選択してください。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
15
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.2
MB91665 シリーズ
端子機能一覧
2.2
表 2.2-1 に , MB91665 シリーズの端子の機能一覧を示します。
XXX_1, XXX_2 のように , 「_ ( アンダバー ) 」がついている端子の , 「_」以降の数字はポー
ト番号を示しています。ポート番号については , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
■ 端子機能一覧表
表 2.2-1 端子機能一覧 ( 1 / 8 )
端子
番号
端子名
64 ピン 48 ピン
入出力
回路
形式* 1
P11
汎用入出力ポートです。
2
1
2
外部バスインタフェースのデータバスの bit9 です。
○
SIN2
⎯
○
INT1
外部割込み要求 1 の入力端子です。
⎯
○
P12
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D10
外部バスインタフェースのデータバスの bit10 です。
○
⎯
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 のク
ロック入出力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2)
として使用するときは , SCK2 として , I2C ( 動作モード 4)
として使用するときは , SCL2 として機能します。
⎯
○
外部割込み要求 2 の入力端子です。
⎯
○
汎用入出力ポートです。
⎯
○
SCK2
(SCL2)
Q*2
P13
3
外部バスインタフェースのデータバスの bit11 です。
○
⎯
外部割込み要求 3 の入力端子です。
⎯
○
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのデータバスの bit12 です。
○
⎯
アップダウンカウンタの ch.1 の AIN 入力端子です。
⎯
○
INT4
外部割込み要求 4 の入力端子です。
⎯
○
OUT4
32 ビットアウトプットコンペア ch.4 の出力端子です。
⎯
⎯
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのデータバスの bit13 です。
○
⎯
アップダウンカウンタの ch.1 の BIN 入力端子です。
⎯
○
外部割込み要求 5 の入力端子です。
⎯
○
○
D11
B
INT3
P14
D12
4
4
AIN1
B
P15
D13
5
5
BIN1
B
INT5
32 ビットアウトプットコンペア ch.5 の出力端子です。
⎯
P16
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D14
外部バスインタフェースのデータバスの bit14 です。
○
⎯
アップダウンカウンタ ch.1 の ZIN 入力端子です。
⎯
○
外部割込み要求 6 の入力端子です。
⎯
○
32 ビットアウトプットコンペア ch.6 の出力端子です。
⎯
○
OUT5
6
6
ZIN1
INT6
OUT6
16
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の入
力端子です。
Q*2
INT2
3
⎯
⎯
D09
1
機能
CMOS
CMOS レベル
レベル ヒステ
入力 リシス
入力
B
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.2
MB91665 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 ( 2 / 8 )
端子
番号
端子名
64 ピン 48 ピン
入出力
回路
形式* 1
P17
7
7
D15
INT7
B
OUT7
8
8
PH3
INT3_1
機能
CMOS
CMOS レベル
レベル ヒステ
入力 リシス
入力
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのデータバスの bit15 です。
○
⎯
外部割込み要求 7 の入力端子です。
⎯
○
32 ビットアウトプットコンペア ch.7 の出力端子です。
⎯
○
⎯
○
⎯
○
汎用入出力ポートです。
D*2
外部割込み要求 3 の入力端子 (1 番ポート ) です。
9
9
VCC
⎯
電源端子です。
⎯
⎯
10
10
UDM
USB
USB ファンクション / ホストの D −端子です。
⎯
⎯
11
11
UDP
USB
USB ファンクション / ホストの D +端子です。
⎯
⎯
12
12
VSS
⎯
GND 端子です。
⎯
⎯
P20
A00
13
⎯
TMO1_1
汎用入出力ポートです。
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit0 です。
Q * 2 16 ビットリロードタイマ ch.1 の出力端子 (1 番ポート ) で
す。
15
16
17
18
19
⎯
⎯
⎯
⎯
⎯
⎯
⎯
○
⎯
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit16 です。
⎯
汎用入出力ポートです。
⎯
○
A01
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit1 です。
⎯
⎯
⎯
○
TMO2_1
Q * 2 16 ビットリロードタイマ ch.2 の出力端子 (1 番ポート ) で
す。
A17
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit17 です。
⎯
⎯
P22
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit2 です。
⎯
⎯
A02
Q*2
ベースタイマ ch.0 の TIOA 端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
A18
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit18 です。
⎯
⎯
P23
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit3 です。
⎯
⎯
ベースタイマ ch.0 の TIOB 端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
TIOA0_1
A03
TIOB0_1
Q*2
A19
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit19 です。
○
⎯
P24
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit4 です。
⎯
⎯
A04
Q*2
32 ビットアウトプットコンペア ch.0 の出力端子です。
⎯
⎯
A20
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit20 です。
⎯
⎯
P25
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit5 です。
⎯
⎯
OUT0
A05
Q*2
32 ビットアウトプットコンペア ch.1 の出力端子です。
⎯
⎯
A21
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit21 です。
⎯
⎯
P26
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit6 です。
⎯
⎯
32 ビットアウトプットコンペア ch.2 の出力端子です。
⎯
⎯
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit22 です。
⎯
⎯
OUT1
A06
OUT2
A22
CM71-10158-1
○
⎯
P21
A16
14
⎯
⎯
Q*2
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
17
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.2
MB91665 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 ( 3 / 8 )
端子
番号
端子名
64 ピン 48 ピン
入出力
回路
形式* 1
P27
20
21
⎯
13
A07
Q*2
17
26
18
18
⎯
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit23 です。
⎯
PH2
汎用入出力ポートです。
⎯
○
⎯
○
○
SCK2_1
(SCL2_1)
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 のク
ロック入出力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作
D * 2 モード 0 ∼ 2) として使用するときは , SCK2_1 として , I2C
( 動作モード 4) として使用するときは , SCL2_1 として機
能します。
INT2_1
外部割込み要求 2 の入力端子 (1 番ポート ) です。
⎯
P00
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D00
外部バスインタフェースのデータバスの bit0 です。
○
⎯
ベースタイマ ch.0 の TIOA 端子です。
⎯
⎯
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の出
力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼
2) として使用するときは , SOUT0_1 として , I2C ( 動作モー
ド 4) として使用するときは , SDA0_1 として機能します。
⎯
⎯
○
Q*2
32 ビットインプットキャプチャ ch.0 の入力端子です。
⎯
P01
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D01
外部バスインタフェースのデータバスの bit1 です。
○
⎯
ベースタイマ ch.0 の TIOB 端子です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の入
力端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
32 ビットインプットキャプチャ ch.1 の入力端子です。
⎯
○
外部リセット入力端子です。INIT=L でリセットが有効に
なります。フラッシュメモリ品の入出力回路形式は P で
す。
⎯
○
汎用入出力ポートです。
⎯
○
サブクロック ( 発振 ) 入力端子です。
⎯
○
汎用入出力ポートです。
⎯
○
サブクロック ( 発振 ) 入出力端子です。
⎯
⎯
TIOB0
B
IN1
25
⎯
⎯
SIN0_1
16
外部バスインタフェースのアドレスバスの bit7 です。
⎯
IN0
24
○
⎯
14
15
⎯
32 ビットアウトプットコンペア ch.3 の出力端子です。
SOUT0_1
(SDA0_1)
23
汎用入出力ポートです。
A23
OUT3
TIOA0
22
機能
CMOS
CMOS レベル
レベル ヒステ
入力 リシス
入力
INIT
PK1
X0A
PK0
X1A
P
I
I
27
19
C
⎯
電源安定化容量端子です。
⎯
⎯
28
20
MD1
P
モード 1 端子です。常に "L" レベルを入力してください。
フラッシュメモリ品の入出力回路形式は P です。
⎯
○
29
21
MD0
P
モード 0 端子です。フラッシュメモリ品の入出力回路形式
は P です。
通常は , MD0=L を入力してください。フラッシュメモリ
のシリアル書込み時は , MD0=H を入力してください。
⎯
○
30
22
X0
A
メインクロック ( 発振 ) 入力端子です。
⎯
○
31
23
X1
A
メインクロック ( 発振 ) 入出力端子です。
⎯
⎯
32
24
VSS
⎯
GND 端子です。
⎯
⎯
33
25
VCC
⎯
電源端子です。
⎯
⎯
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.2
MB91665 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 ( 4 / 8 )
端子
番号
端子名
64 ピン 48 ピン
入出力
回路
形式* 1
P02
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D02
外部バスインタフェースのデータバスの bit2 です。
○
⎯
ベースタイマ ch.1 の TIOA 端子です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のク
ロック入出力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作
モード 0 ∼ 2) として使用するときは , SCK0_1 として , I2C
( 動作モード 4) として使用するときは , SCL0_1 として機能
します。
⎯
○
IN2
32 ビットインプットキャプチャ ch.2 の入力端子です。
⎯
○
P03
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのデータバスの bit3 です。
○
⎯
○
TIOA1
34
Q*2
26
SCK0_1
(SCL0_1)
35
27
D03
B
ベースタイマ ch.1 の TIOB 端子です。
⎯
IN3
32 ビットインプットキャプチャ ch.3 の入力端子です。
⎯
○
P04
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D04
外部バスインタフェースのデータバスの bit4 です。
○
⎯
ベースタイマ ch.2 の TIOA 端子です。
⎯
⎯
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の出
力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用
するときは , SOUT1 として , I2C ( 動作モード 4) として使
用するときは , SDA1 として機能します。
⎯
○
IN4
32 ビットインプットキャプチャ ch.4 の入力端子です。
⎯
○
P05
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D05
外部バスインタフェースのデータバスの bit5 です。
○
⎯
ベースタイマ ch.2 の TIOB 端子です。
⎯
○
SIN1
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の入
力端子です。
⎯
○
IN5
○
TIOB1
TIOA2
36
Q*2
28
SOUT1
(SDA1)
37
29
TIOB2
Q*2
32 ビットインプットキャプチャ ch.5 の入力端子です。
⎯
P06
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D06
外部バスインタフェースのデータバスの bit6 です。
○
⎯
ベースタイマ ch.3 の TIOA 端子です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 のク
ロック入出力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2)
として使用するときは , SCK1 として , I2C ( 動作モード 4)
として使用するときは , SCL1 して機能します。
⎯
○
○
TIOA3
38
Q*2
30
SCK1
(SCL1)
32 ビットインプットキャプチャ ch.6 の入力端子です。
⎯
P07
汎用入出力ポートです。
⎯
○
D07
外部バスインタフェースのデータバスの bit7 です。
○
⎯
ベースタイマ ch.3 の TIOB 端子です。
⎯
○
IN6
39
31
TIOB3
B
32 ビットインプットキャプチャ ch.7 の入力端子です。
⎯
○
P50
汎用入出力ポートです。
⎯
○
CS0
外部バスインタフェースのチップセレクト 0 出力端子で
す。
⎯
⎯
16 ビットリロードタイマ ch.0 の出力端子 (1 番ポート ) で
す。
⎯
⎯
IN7
40
32
TMO0_1
CM71-10158-1
機能
CMOS
CMOS レベル
レベル ヒステ
入力 リシス
入力
C
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
19
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.2
MB91665 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 ( 5 / 8 )
端子
番号
端子名
64 ピン 48 ピン
41
⎯
入出力
回路
形式* 1
P51
汎用入出力ポートです。
⎯
○
CS1
外部バスインタフェースのチップセレクト 1 出力端子で
す。
⎯
⎯
ベースタイマ ch.2 の TIOA 端子 (1 番ポート ) です。
⎯
⎯
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の出
力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼
2) として使用するときは , SOUT1_1 として , I2C ( 動作モー
ド 4) として使用するときは , SDA1_1 として機能します。
⎯
○
P52
汎用入出力ポートです。
⎯
○
CS2
外部バスインタフェースのチップセレクト 2 出力端子で
す。
⎯
⎯
ベースタイマ ch.2 の TIOB 端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の入
力端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
P53
汎用入出力ポートです。
⎯
○
CS3
外部バスインタフェースのチップセレクト 3 出力端子で
す。
⎯
⎯
FRCK1
32 ビットフリーランタイマ ch.1 の外部クロック入力端子
です。
⎯
○
ベースタイマ ch.3 の TIOA 端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 のク
ロック入出力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作
モード 0 ∼ 2) として使用するときは , SCK1_1 として , I2C
( 動作モード 4) として使用するときは , SCL1_1 として機能
します。
⎯
○
P54
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AS
外部バスインタフェースのアドレスストローブ出力端子で
す。
⎯
⎯
アップダウンカウンタの ch.1 の AIN 入力端子 (1 番ポート )
です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 の出
力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用
するときは , SOUT6 として , I2C ( 動作モード 4) として使
用するときは , SDA6 として機能します。
⎯
○
P55
汎用入出力ポートです。
⎯
○
RD
外部バスインタフェースのリードストローブ出力端子で
す。
⎯
⎯
アップダウンカウンタの ch.1 の BIN 入力端子 (1 番ポート )
です。
⎯
○
10 ビット A/D コンバータの外部トリガ入力端子です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 の入
力端子です。
⎯
○
TIOA2_1
C
SOUT1_1
(SDA1_1)
42
⎯
TIOB2_1
C
SIN1_1
43
⎯
TIOA3_1
C
SCK1_1
(SCL1_1)
44
33
AIN1_1
C
SOUT6
(SDA6)
45
34
BIN1_1
ADTRG0
SIN6
20
機能
CMOS
CMOS レベル
レベル ヒステ
入力 リシス
入力
C
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.2
MB91665 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 ( 6 / 8 )
端子
番号
端子名
64 ピン 48 ピン
入出力
回路
形式* 1
P56
汎用入出力ポートです。
⎯
○
WR0
外部バスインタフェースのライトストローブ 0 出力端子で
す。
⎯
⎯
アップダウンカウンタ ch.1 の ZIN 入力端子 (1 番ポート )
です。
⎯
○
FRCK0
32 ビットフリーランタイマ ch.0 の外部クロック入力端子
です。
⎯
○
SCK6
(SCL6)
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 のク
ロック入出力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2)
として使用するときは , SCK6 として , I2C ( 動作モード 4)
として使用するときは , SCL6 として機能します。
⎯
○
P57
汎用入出力ポートです。
⎯
○
WR1
外部バスインタフェースのライトストローブ 1 出力端子で
す。
⎯
⎯
ベースタイマ ch.3 の TIOB 端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
16 ビットリロードタイマ ch.2 の入力端子 (1 番ポート ) で
す。
⎯
○
⎯
⎯
⎯
ZIN1_1
46
47
35
⎯
機能
C
TIOB3_1
C
TMI2_1
48
36
AVSS
⎯
10 ビット A/D コンバータの GND 端子です。
49
37
AVCC
⎯
50
38
10 ビット A/D コンバータのアナログ電源端子です。
⎯
P70
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AN0
10 ビット A/D コンバータ ch.0 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
32 ビットアウトプットコンペア ch.0 の出力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
⎯
外部割込み要求 16 の入力端子です。
⎯
○
汎用入出力ポートです。
⎯
○
10 ビット A/D コンバータ ch.1 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
32 ビットアウトプットコンペア ch.1 の出力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
⎯
外部割込み要求 17 の入力端子です。
⎯
○
P72
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AN2
10 ビット A/D コンバータ ch.2 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
16 ビットリロードタイマ ch.0 の出力端子です。
⎯
⎯
32 ビットアウトプットコンペア ch.2 の出力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
⎯
○
OUT0_1
E
INT16
P71
AN1
51
39
OUT1_1
E
INT17
52
40
TMO0
E
OUT2_1
外部割込み要求 18 の入力端子です。
⎯
P73
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AN3
10 ビット A/D コンバータ ch.3 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
16 ビットリロードタイマ ch.1 の出力端子です。
⎯
⎯
32 ビットアウトプットコンペア ch.3 の出力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
⎯
外部割込み要求 19 の入力端子です。
⎯
○
INT18
53
41
TMO1
OUT3_1
INT19
CM71-10158-1
CMOS
CMOS レベル
レベル ヒステ
入力 リシス
入力
E
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
21
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.2
MB91665 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 ( 7 / 8 )
端子
番号
端子名
64 ピン 48 ピン
54
42
入出力
回路
形式* 1
P74
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AN4
10 ビット A/D コンバータ ch.4 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
16 ビットリロードタイマ ch.2 の出力端子です。
⎯
⎯
32 ビットアウトプットコンペア ch.4 の出力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
⎯
外部割込み要求 20 の入力端子です。
⎯
○
TMO2
E
OUT4_1
INT20
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AN5
10 ビット A/D コンバータ ch.5 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
SOUT0
(SDA0)
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の出
力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用
するときは , SOUT0 として , I2C ( 動作モード 4) として使
用するときは , SDA0 として機能します。
⎯
⎯
16 ビットリロードタイマ ch.0 の入力端子です。
⎯
○
32 ビットアウトプットコンペア ch.5 の出力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
⎯
外部割込み要求 21 の入力端子です。
⎯
○
P76
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AN6
10 ビット A/D コンバータ ch.6 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
SIN0
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の入
力端子です。
⎯
○
16 ビットリロードタイマ ch.1 の入力端子です。
⎯
○
32 ビットアウトプットコンペア ch.6 の出力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
⎯
外部割込み要求 22 の入力端子です。
⎯
○
P77
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AN7
10 ビット A/D コンバータ ch.7 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
SCK0
(SCL0)
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のク
ロック入出力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2)
として使用するときは , SCK0 として , I2C ( 動作モード 4)
として使用するときは , SCL0 として機能します。
⎯
○
16 ビットリロードタイマ ch.2 の入力端子です。
⎯
○
32 ビットアウトプットコンペア ch.7 の出力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
⎯
外部割込み要求 23 の入力端子です。
⎯
○
P75
55
43
E
TMI0
OUT5_1
INT21
56
44
TMI1
E
OUT6_1
INT22
57
45
E
TMI2
OUT7_1
INT23
P80
AN8
58
46
IN0_1
TMI0_1
22
機能
CMOS
CMOS レベル
レベル ヒステ
入力 リシス
入力
E
汎用入出力ポートです。
⎯
○
10 ビット A/D コンバータ ch.8 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
32 ビットインプットキャプチャ ch.0 の入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
○
16 ビットリロードタイマ ch.0 の入力端子 (1 番ポート ) で
す。
⎯
○
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.2
MB91665 シリーズ
表 2.2-1 端子機能一覧 ( 8 / 8 )
端子
番号
端子名
64 ピン 48 ピン
59
47
入出力
回路
形式* 1
P81
汎用入出力ポートです。
⎯
○
AN9
10 ビット A/D コンバータ ch.9 のアナログ入力端子です。
⎯
⎯
32 ビットインプットキャプチャ ch.1 の入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
○
16 ビットリロードタイマ ch.1 の入力端子 (1 番ポート ) で
す。
⎯
○
IN1_1
E
TMI1_1
P82
60
⎯
AN10
E
IN2_1
⎯
⎯
⎯
○
10 ビット A/D コンバータ ch.11 のアナログ入力端子です。
32 ビットインプットキャプチャ ch.3 の入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
⎯
○
P60
汎用入出力ポートです。
⎯
○
RDY
外部バスインタフェースのレディ入力端子です。
○
⎯
ベースタイマ ch.1 の TIOA 端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の出
力端子 (1 番ポート ) です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼
2) として使用するときは , SOUT2_1 として , I2C ( 動作モー
ド 4) として使用するときは , SDA2_1 として機能します。
⎯
○
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのバスクロック出力端子です。
⎯
⎯
ベースタイマ ch.1 の TIOB 端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の入
力端子 (1 番ポート ) です。
⎯
○
汎用入出力ポートです。
⎯
○
外部バスインタフェースのデータバスの bit8 です。
○
⎯
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の出
力端子です。UART/CSIO ( 動作モード 0 ∼ 2) として使用
するときは , SOUT2 として , I2C ( 動作モード 4) として使
用するときは , SDA2 として機能します。
⎯
○
外部割込み要求 0 の入力端子です。
⎯
○
E
TIOA1_1
B
TIOB1_1
C
SIN2_1
P10
D08
48
32 ビットインプットキャプチャ ch.2 の入力端子 (1 番ポー
ト ) です。
○
SYSCLK
64
10 ビット A/D コンバータ ch.10 のアナログ入力端子です。
⎯
P61
⎯
○
⎯
⎯
SOUT2_1
(SDA2_1)
63
⎯
⎯
⎯
AN11
IN3_1
62
汎用入出力ポートです。
汎用入出力ポートです。
P83
61
機能
CMOS
CMOS レベル
レベル ヒステ
入力 リシス
入力
SOUT2
(SDA2)
INT0
Q
* 1:入出力回路形式については ,「2.3 入出力回路形式」を参照してください。
* 2:5 V トレラント端子
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
23
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.3
MB91665 シリーズ
入出力回路形式
2.3
表 2.3-1 に , MB91665 シリーズの入出力回路の形式を示します。
■ 入出力回路形式
表 2.3-1 入出力回路形式 ( 1 / 4 )
分類
A
回路
X1
備考
クロック入力
・発振帰還抵抗 : 約 1MΩ
・スタンバイ制御あり
X0
スタンバイ制御
B
P-ch
P-ch
N-ch
デジタル出力
デジタル出力
R
プルアップ制御
デジタル入力
スタンバイ制御
デジタル入力
スタンバイ制御
24
・CMOS レベル出力
・CMOS レベル入力
・CMOS レベルヒステリシス入力
・プルアップ制御あり
・スタンバイ制御あり
* 外部バスインタフェース時の
入力データ , RDY 端子を選択時は
CMOS レベル入力。
上記以外の入力は , すべて CMOS
レベルヒステリシス入力となりま
す。
* I2C 端子として使用時 , デジタル
出力 P-ch トランジスタは常にオ
フです。
*N-ch オープンドレイン制御端子
として使用時 , デジタル出力 P-ch
トランジスタは常にオフです。
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CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.3
MB91665 シリーズ
表 2.3-1 入出力回路形式 ( 2 / 4 )
分類
C
回路
備考
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステリシス入力
・プルアップ制御あり
・スタンバイ制御あり
P-ch
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
R
* I2C 端子として使用時 , デジタル
出力 P-ch トランジスタは常にオ
フです。
プルアップ制御
デジタル入力
スタンバイ制御
D
P-ch
N-ch
デジタル出力
デジタル出力
R
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステリシス入力
・5V トレラント入力
・スタンバイ制御あり
* I2C 端子として使用時 , デジタル
出力 P-ch トランジスタは常にオ
フです。
デジタル入力
スタンバイ制御
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
25
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.3
MB91665 シリーズ
表 2.3-1 入出力回路形式 ( 3 / 4 )
分類
E
回路
P-ch
P-ch
N-ch
R
備考
デジタル出力
デジタル出力
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステリシス入力
・入力制御あり
・アナログ入力
・プルアップ制御あり
・スタンバイ制御あり
*I2C 端子として使用時 , デジタル
出力 P-ch トランジスタは常にオ
フです。
プルアップ制御
デジタル入力
スタンバイ制御
アナログ入力
入力制御
I
X1A
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
・発振帰還抵抗 : 約 10MΩ
・CMOS レベル出力
・CMOS レベルヒステリシス入力
・スタンバイ制御あり
R
デジタル入力
スタンバイ制御
クロック入力
スタンバイ制御
デジタル入力
R
X0A
26
スタンバイ制御
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
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第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.3
MB91665 シリーズ
表 2.3-1 入出力回路形式 ( 4 / 4 )
分類
P
回路
備考
・フラッシュメモリ品のみ
・CMOS レベルヒステリシス入力
・フラッシュメモリテスト用の高
電圧制御あり
N-ch
N-ch
制御端子
N-ch
N-ch
N-ch
モード入力
R
Q
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル出力
R
・CMOS レベル出力
・CMOS レベル入力
・CMOS レベルヒステリシス入力
・5 V トレラント入力
・スタンバイ制御あり
*N-ch オープンドレイン制御端子
として使用時 , デジタル出力 P-ch
トランジスタは常にオフです。
デジタル入力
スタンバイ制御
デジタル入力
スタンバイ制御
USB
USB 入出力端子
UDP ( + ) 出力
UDP(+)
UDP ( + ) 入力
Differential
UDM(-)
差動入力
UDM ( − ) 入力
UDM ( − ) 出力
方向
CM71-10158-1
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27
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
端子の設定方法
2.4
兼用端子のレジスタの設定方法を説明します。
兼用端子には , 複数の機能が割り当てられています。その中からひとつの機能に割り当
てるためのレジスタの設定値を周辺機能ごとに示します。
表中のレジスタ名は略称です。
・EPFR:拡張ポート機能レジスタ
・PFR:ポート機能レジスタ
・DDR:ポートデータ方向レジスタ
これらのレジスタについては , 「第 14 章 I/O ポート」を参照してください。
これ以外のレジスタ略称については , 各表の下に注記してあります。それぞれの章を参
照してください。
■ ポート
P00 ∼ P07
端子名
レジスタ名
PFR0
PFR00 ∼ PFR07
0
P10 ∼ P17
PFR1
PFR10 ∼ PFR17
0
P20 ∼ P27
PFR2
PFR20 ∼ PFR27
0
―
PFR3
PFR30 ∼ PFR37
0
―
PFR4
PFR40 ∼ PFR47
0
PFR50 ∼ PFR57
0
PFR60, PFR61
0
PFR5
P50 ∼ P57
ビット名
書込み値
P60, P61
PFR6
P70 ∼ P77
PFR7
PFR70 ∼ PFR77
0
P80 ∼ P83
PFR8
PFR80 ∼ PFR83
0
―
PFRA
PFRA0 ∼ PFRA7
0
―
PFRG
PFRG0 ∼ PFRG7
0
PFRH*
PFRH2, PFRH3
0
PH2, PH3
*:
*
P60, PH3 は PFR レジスタの設定は不要です。
< 注意事項 >
ポートデータ方向レジスタ (DDR) の設定については , 「第 14 章 I/O ポート」を参照して
ください。
28
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
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第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
■ クロック
端子名
X0A, X1A
レジスタ名
DDRK
ビット名
DDRK1, DDRK0
書込み値
00
EPFR19
XAE
1
CSELR
SCEN
1
CSELR:クロックソース設定レジスタ
■ 外部割込み制御部
チャネルごとに使用する端子を INTx 端子または INTx_1 端子から 1 本ずつ選択できま
す。( 一部チャネルのみ対応 )
INT 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 外部割込み制御部の動作を許可 ( 詳細は , 「第 15 章 外部割込み制御部」を参照し
てください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
0∼3
端子名
0 番ポート INT0 ∼ INT3
1 番ポート INT2_1 ∼ INT3_1
4∼7
0 番ポート INT4 ∼ INT7
16 ∼ 19 0 番ポート INT16 ∼ INT19
20
21
0 番ポート INT20
0 番ポート INT21
レジスタ名
ビット名
DDR1
DDR10 ∼ DDR13
書込み値
0
PFR1
PFR10 ∼ PFR13
0
EPFR28
INT0E ∼ INT3E
0
DDRH
DDRH0 ∼ DDRH3 0
PFRH
*
0
EPFR28
INT0E ∼ INT3E
1
DDR1
DDR14 ∼ DDR17
0
PFR1
PFR14 ∼ PFR17
0
EPFR28
INT4E ∼ INT7E
0
DDR3
DDR34 ∼ DDR37
0
PFR3
PFR34 ∼ PFR37
0
DDR7
DDR70 ∼ DDR73
0
PFR7
PFR70 ∼ PFR73
0
EPFR30
INT16E ∼ INT19E
0
ADCHE
ADE0 ∼ ADE3
0
DDR7
DDR74
0
PFR7
PFR74
0
EPFR31
INT20E
0
ADCHE
ADE4
0
DDR7
DDR75
0
PFR7
PFR75
0
EPFR31
INT21E1, INT21E0
00
ADCHE
ADE5
0
*: INT2_1:PFRH2, INT3_1:PFR なし
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
29
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
22
INT22
0 番ポート
23
0 番ポート INT23
レジスタ名
ビット名
DDR7
DDR76
書込み値
0
PFR7
PFR76
0
EPFR31
INT22E1, INT22E0
00
ADCHE
ADE6
0
DDR7
DDR77
0
PFR7
PFR77
0
EPFR31
INT23E1, INT23E0
00
ADCHE
ADE7
0
■ 32 ビットフリーランタイマ
FRCK 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 32 ビットフリーランタイマの動作を許可 ( 詳細は ,「第 18 章 32 ビット フリーラン
タイマ」を参照してください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
0 番ポート FRCK0
1
0 番ポート
FRCK1*
レジスタ名
DDR5
ビット名
DDR56
書込み値
0
PFR5
PFR56
0
EPFR34
FRCK0E1, FRCK0E0 00
DDR3
DDR32
0
PFR3
PFR32
0
DDR5
DDR53
0
PFR5
PFR53
0
EPFR34
FRCK1E1, FRCK1E0 00
DDRG
DDRG6
0
PFRG
PFRG6
0
* MB91F668(48pin) は FRCK1 端子はありません。
30
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
■ 32 ビットインプットキャプチャ
32 ビットインプットキャプチャは , チャネルごとに IN 端子が 2 本用意されています。
( 一部チャネルのみ対応 )
チャネルごとに使用する端子を 1 本ずつ選択できます。
IN 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 32 ビットインプットキャプチャの動作を許可 ( 詳細は , 「第 19 章 32 ビットイン
プットキャプチャ」を参照してください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
IN0
0 番ポート
1 番ポート
1
0 番ポート
1 番ポート
2
0 番ポート
1 番ポート
CM71-10158-1
IN0_1
IN1
IN1_1
IN2
IN2_1
レジスタ名
DDR0
ビット名
DDR00
書込み値
0
PFR0
PFR00
0
EPFR4
IN0E1, IN0E0
00
DDR8
DDR80
0
PFR8
PFR80
0
EPFR4
IN0E1, IN0E0
01
ADCHE
ADE8
0
DDRA
DDRA5
0
ADCHE
ADE21
1
DDR0
DDR01
0
PFR0
PFR01
0
EPFR4
IN1E1, IN1E0
00
DDR8
DDR81
0
PFR8
PFR81
0
EPFR4
IN1E1, IN1E0
01
ADCHE
ADE9
0
DDRA
DDRA6
0
PFRA
PFRA6
0
ADCHE
ADE22
1
DDR0
DDR02
0
PFR0
PFR02
0
EPFR4
IN2E1, IN2E0
00
DDR8
DDR82
0
PFR8
PFR82
0
EPFR4
IN2E1, IN2E0
01
ADCHE
ADE10
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
31
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
3
IN3
0 番ポート
1 番ポート
4
5
6
7
0 番ポート
0 番ポート
0 番ポート
0 番ポート
IN3_1
IN4
IN5
IN6
IN7
レジスタ名
DDR0
ビット名
DDR03
書込み値
0
PFR0
PFR03
0
EPFR4
IN3E1, IN3E0
00
DDR8
DDR83
0
PFR8
PFR83
0
EPFR4
IN3E1, IN3E0
01
ADCHE
ADE11
0
DDR0
DDR04
0
PFR0
PFR04
0
EPFR5
IN4E1, IN4E0
00
DDR0
DDR05
0
PFR0
PFR05
0
EPFR5
IN5E1, IN5E0
00
DDR0
DDR06
0
PFR0
PFR06
0
EPFR5
IN6E1, IN6E0
00
DDR0
DDR07
0
PFR0
PFR07
0
EPFR5
IN7E1, IN7E0
00
■ 32 ビットアウトプットコンペア
32 ビットアウトプットコンペアは , チャネルごとに OUT 端子が 2 本用意されています。
チャネルごとに使用する端子を 1 本ずつ選択できます。
OUT 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
0 番ポート OUT0
1 番ポート
32
OUT0_1
レジスタ名
PFR2
ビット名
PFR24
書込み値
1
EPFR0
OUT0E2 ∼ OUT0E0
001
DDR4
DDR44
0
PFR4
PFR44
0
PFR7
PFR70
1
EPFR0
OUT0E2 ∼ OUT0E0
010
ADCHE
ADE0
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
1
OUT1
0 番ポート
1 番ポート
2
0 番ポート
1 番ポート
3
0 番ポート
1 番ポート
4
0 番ポート
1 番ポート
5
0 番ポート
1 番ポート
CM71-10158-1
OUT1_1
OUT2
OUT2_1
OUT3
OUT3_1
OUT4
OUT4_1
OUT5
OUT5_1
レジスタ名
PFR2
ビット名
PFR25
書込み値
1
EPFR0
OUT1E2 ∼ OUT1E0
001
DDR4
DDR45
0
PFR4
PFR45
0
PFR7
PFR71
1
EPFR0
OUT1E2 ∼ OUT1E0
010
ADCHE
ADE1
0
PFR2
PFR26
1
EPFR1
OUT2E2 ∼ OUT2E0
001
DDR4
DDR46
0
PFR4
PFR46
0
PFR7
PFR72
1
EPFR1
OUT2E2 ∼ OUT2E0
010
EPFR33
TMO0E1,TMO0E0
01 以外 *
ADCHE
ADE2
0
PFR2
PFR27
1
EPFR1
OUT3E2 ∼ OUT3E0
001
DDR4
DDR47
0
PFR4
PFR47
0
PFR7
PFR73
1
EPFR1
OUT3E2 ∼ OUT3E0
010
EPFR33
TMO1E1,TMO1E0
01 以外 *
ADCHE
ADE3
0
PFR3
PFR34
1
EPFR2
OUT4E2 ∼ OUT4E0
001
DDR1
DDR14
0
PFR1
PFR14
0
PFR7
PFR74
1
EPFR2
OUT4E2 ∼ OUT4E0
010
EPFR34
TMO2E1,TMO2E0
01 以外 *
ADCHE
ADE4
0
PFR3
PFR35
1
EPFR2
OUT5E2 ∼ OUT5E0
001
DDR1
DDR15
0
PFR1
PFR15
0
PFR7
PFR75
1
EPFR2
OUT5E2 ∼ OUT5E0
010
EPFR6
SOUT0E2∼SOUT0E0 001 以外 *
ADCHE
ADE5
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
0
33
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
6
OUT6
0 番ポート
1 番ポート
7
0 番ポート
1 番ポート
OUT6_1
OUT7
OUT7_1
レジスタ名
PFR3
ビット名
PFR36
書込み値
1
EPFR3
OUT6E2 ∼ OUT6E0
001
DDR1
DDR16
0
PFR1
PFR16
0
PFR7
PFR76
1
EPFR3
OUT6E2 ∼ OUT6E0
010
ADCHE
ADE6
0
PFR3
PFR37
1
EPFR3
OUT7E2 ∼ OUT7E0
001
DDR1
DDR17
0
PFR1
PFR17
0
PFR7
PFR77
1
EPFR3
OUT7E2 ∼ OUT7E0
010
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
001 以外 *
ADCHE
ADE7
0
* : 設定禁止値を書込みしないでください。詳細は「第 14 章 I/O ポート」を参照して
ください。
34
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
■ 16 ビットリロードタイマ
16 ビットリロードタイマは , チャネルごとに TMI/TMO 端子が 2 本ずつ用意されてい
ます。
チャネルごとに使用する TMI /TMO 端子を 1 本ずつ選択できます。ただし , 同じチャ
ネルで使用する端子は , 同じポート番号に割り当てられている端子を選択してくださ
い。
TMI 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 16 ビットリロードタイマの動作を許可 ( 詳細は ,「第 21 章 16 ビットリロードタイ
マ」を参照してください。)
TMO 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
0 番ポート TMI0
TMO0
1 番ポート
TMI0_1
TMO0_1
CM71-10158-1
レジスタ名
DDR7
ビット名
DDR75
書込み値
0
PFR7
PFR75
0
EPFR33
TMI0E
0
ADCHE
ADE5
0
PFR7
PFR72
1
EPFR33
TMO0E1, TMO0E0
01
ADCHE
ADE2
0
DDRA
DDRA5
0
EPFR33
TMI0E
1
ADCHE
ADE21
0
DDR8
DDR80
0
PFR8
PFR80
0
ADCHE
ADE8
1
PFRA
PFRA2
1
EPFR33
TMO0E1, TMO0E0
10
ADCHE
ADE18
0
DDR5
DDR50
0
PFR5
PFR50
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
35
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
1
TMI1
0 番ポート
TMO1
1 番ポート
TMI1_1
TMO1_1
2
0 番ポート
TMI2
TMO2
1 番ポート
TMI2_1
TMO2_1
36
レジスタ名
DDR7
ビット名
DDR76
書込み値
0
PFR7
PFR76
0
EPFR33
TMI1E
0
ADCHE
ADE6
0
PFR7
PFR73
1
EPFR33
TMO1E1, TMO1E0
01
ADCHE
ADE3
0
DDRA
DDRA6
0
PFRA
PFRA6
0
EPFR33
TMI1E
1
ADCHE
ADE22
0
DDR8
DDR81
0
PFR8
PFR81
0
ADCHE
ADE9
1
PFRA
PFRA3
1
EPFR33
TMO1E1, TMO1E0
10
ADCHE
ADE19
0
DDR2
DDR20
0
PFR2
PFR20
0
DDR4
DDR40
0
PFR4
PFR40
0
DDR7
DDR77
0
PFR7
PFR77
0
EPFR34
TMI2E
0
ADCHE
ADE7
0
PFR7
PFR74
1
EPFR34
TMO2E1, TMO2E0
01
ADCHE
ADE4
0
DDRA
DDRA7
0
PFRA
PFRA7
0
EPFR34
TMI2E
1
ADCHE
ADE23
0
DDR5
DDR57
0
PFR5
PFR57
0
DDRG
DDRG7
0
PFRA
PFRA4
1
EPFR34
TMO2E1, TMO2E0
10
ADCHE
ADE20
0
DDR2
DDR21
0
PFR2
PFR21
0
DDR4
DDR41
0
PFR4
PFR41
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
■ ベースタイマ
ベースタイマは , 0 ∼ 3 チャネルはチャネルごとに TIOA/TIOB 端子が 2 本ずつ , 6 ∼ 15
チャネルは TIOA/TIOB 端子が 1 本ずつ用意されています。
0 ∼ 5 チャネルはチャネルごとに使用する TIOA/TIOB 端子を 1 本ずつ選択できます。
ただし , 同じチャネルで使用する端子は , 同じポート番号に割り当てられている端子を
選択してください。
TIOA/TIOB 端子を入力に使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. ベースタイマの動作を許可 ( 詳細は ,「第 23 章 ベースタイマ」を参照してください。)
TIOA 端子を出力で使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
0
TIOA0
0 番ポート
TIOB0
1 番ポート
TIOA0_1
TIOB0_1
CM71-10158-1
レジスタ名
ビット名
PFR0
PFR00
1
書込み値
EPFR20
TIOA0E1, TIOA0E0
01
EPFR6
SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 010 以外 *
PFR0
PFR01
0
DDR0
DDR01
0
EPFR20
TIOB0E
0
PFRG
PFRG0
1
EPFR20
TIOA0E1, TIOA0E0
10
DDR2
DDR22
0
PFR2
PFR22
0
DDR4
DDR42
0
PFR4
PFR42
0
PFRG
PFRG1
0
DDRG
DDRG1
0
EPFR20
TIOB0E
1
DDR2
DDR23
0
PFR2
PFR23
0
DDR4
DDR43
0
PFR4
PFR43
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
37
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
1
TIOA1
0 番ポート
TIOB1
1 番ポート
TIOA1_1
TIOB1_1
2
0 番ポート
TIOA2
TIOB2
1 番ポート
TIOA2_1
TIOB2_1
38
レジスタ名
ビット名
PFR0
PFR02
書込み値
入力時:0
出力時:1
DDR0
DDR02
0 ( 入力時のみ )
EPFR20
TIOA1E1, TIOA1E0
01
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
010 以外 *
PFR0
PFR03
0
DDR0
DDR03
0
EPFR20
TIOB1E
0
PFRG
PFRG2
入力時:0
出力時:1
DDRG
DDRG2
0 ( 入力時のみ )
EPFR20
TIOA1E1, TIOA1E0
10
DDR6
DDR60
0
PFR6
PFR60
0
DDRH
DDRH0
0
PFRH
PFRH0
0
DDRG
DDRG3
0
EPFR20
TIOB1E
1
DDR6
DDR61
0
PFR6
PFR61
0
DDRH
DDRH1
0
PFR0
PFR04
1
EPFR21
TIOA2E1, TIOA2E0
01
EPFR7
SOUT1E1,SOUT1E0
01 以外 *
PFR0
PFR05
0
DDR0
DDR05
0
EPFR21
TIOB2E
0
PFRG
PFRG4
1
EPFR21
TIOA2E1, TIOA2E0
10
EPFR7
SOUT1E1,SOUT1E0
10 以外 *
DDR5
DDR51
0
PFR5
PFR51
0
PFRG
PFRG5
0
DDRG
DDRG5
0
EPFR21
TIOB2E
1
DDR5
DDR52
0
PFR5
PFR52
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号
端子名
3
TIOA3
0 番ポート
TIOB3
1 番ポート
TIOA3_1
TIOB3_1
レジスタ名
ビット名
PFR0
PFR06
書込み値
入力時:0
出力時:1
DDR0
DDR06
0 ( 入力時のみ )
EPFR21
TIOA3E1, TIOA3E0
01
EPFR7
SCK1E1,SCK1E0
01 以外 *
PFR0
PFR07
0
DDR0
DDR07
0
EPFR21
TIOB3E
0
PFRG
PFRG6
入力時:0
出力時:1
DDRG
DDRG6
0 ( 入力時のみ )
EPFR21
TIOA3E1, TIOA3E0
10
EPFR7
SCK1E1,SCK1E0
10 以外 *
DDR5
DDR53
0
PFR5
PFR53
0
DDRG
DDRG7
0
EPFR21
TIOB3E
1
DDR5
DDR57
0
PFR5
PFR57
0
DDRA
DDRA7
0
PFRA
PFRA7
0
* : 設定禁止値を書込みしないでください。詳細は「第 14 章 I/O ポート」を参照して
ください。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
39
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
■ アップダウンカウンタ
アップダウンカウンタは , AIN/BIN/ZIN 端子が 2 本用意されています。
使用する AIN/BIN/ZIN 端子を 1 本選択できます。ただし , 使用する端子は , 同じポート
番号に割り当てられている端子を選択してください。
AIN/BIN/ZIN 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. アップダウンカウンタの動作を許可 ( 詳細は ,「第 24 章 アップダウンカウンタ」を
参照してください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号
端子名
1
0 番ポート AIN1
BIN1
ZIN1
1 番ポート
AIN1_1
BIN1_1
ZIN1_1
40
レジスタ名
DDR1
ビット名
DDR14
書込み値
0
PFR1
PFR14
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
00
DDR3
DDR34
0
PFR3
PFR34
0
DDR1
DDR15
0
PFR1
PFR15
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
00
DDR3
DDR35
0
PFR3
PFR35
0
DDR1
DDR16
0
PFR1
PFR16
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
00
DDR3
DDR36
0
PFR3
PFR36
0
DDR5
DDR54
0
PFR5
PFR54
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
01
DDR3
DDR30
0
PFR3
PFR30
0
DDR5
DDR55
0
PFR5
PFR55
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
01
DDR3
DDR31
0
PFR3
PFR31
0
DDR5
DDR56
0
PFR5
PFR56
0
EPFR18
UDIN1E1, UDIN1E0
01
DDR3
DDR32
0
PFR3
PFR32
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
■ 10 ビット A/D コンバータ
•
AN 端子
端子名
AN0 ∼ AN7
レジスタ名
ADCHE
ビット名
ADE0 ∼ ADE7
1
書込み値
AN8 ∼ AN11 *
ADCHE
ADE8 ∼ ADE11
1
* MB91F668(48pin) は , AN10 端子 , AN11 端子は存在しません。
ADCHE:A/D チャネルイネーブルレジスタ
•
ADTRG0 端子
10 ビット A/D コンバータの ADTRG0 端子は , 1 本用意されています。使用する端子を
1 本選択できます。
ADTRG0 端子を使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. 10 ビット A/D コンバータの動作を許可 ( 詳細は ,「第 25 章 10 ビット A/D コンバー
タ」を参照してください。)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
ポート番号
0 番ポート
端子名
ADTRG0
レジスタ名
DDR5
DDR55
ビット名
書込み値
0
PFR5
PFR55
0
EPFR19
ADTRG0E2 ∼ ADTRG0E0
000
DDR3
DDR31
0
PFR3
PFR31
0
■ マルチファンクションシリアルインタフェース
マルチファンクションシリアルインタフェースは , 1 チャネルに対し , 複数の SCK 端
子 , SIN 端子 , SOUT 端子が用意されています。
チャネルごとに使用する SCK/SIN/SOUT 端子を 1 本ずつ選択できます。ただし , 同じ
チャネルで使用する端子は , 同じポート番号に割り当てられている端子を選択してく
ださい。
SIN/SCK 端子を入力に使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
3. マルチファンクションシリアルインタフェースの動作を許可 ( 詳細は ,「第 26 章 マ
ルチファンクションシリアル インタフェース」を参照してください。)
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
41
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
SOUT/SCK 端子を出力で使用する場合は , 次の設定が必要です。
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. EPFR レジスタで使用する端子 ( ポート番号 ) を選択
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
基本的な設定については , 下表を参照してください。
チャネル ポート番号 端子名
0
0 番ポート SCK0
(SCL0)
SIN0
SOUT0
(SDA0)
1 番ポート SCK0_1
(SCL0_1)
SIN0_1
レジスタ名
ビット名
PFR7
PFR77
SCK 入力時:0
SCK 出力時:1
DDR7
DDR77
0 (SCK 入力時の
み)
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
001
SMR0
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
ADCHE
ADE7
0
DDR7
DDR76
0
PFR7
PFR76
0
EPFR6
SIN0E1, SIN0E0
00
ADCHE
ADE6
0
PFR7
PFR75
1
EPFR6
SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 001
SMR0
SOE
1
ADCHE
ADE5
0
PFR0
PFR02
SCK 入力時:0
SCK 出力時:1
DDR0
DDR02
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
010
SMR0
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
DDR0
DDR01
0
PFR0
PFR01
0
EPFR6
SIN0E1, SIN0E0
01
PFR00
1
SOUT0_1 PFR0
(SDA0_1) EPFR6
SMR0
42
書込み値
SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 010
SOE
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
1
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号 端子名
1
0 番ポート SCK1
(SCL1)
SIN1
SOUT1
(SDA1)
1 番ポート SCK1_1
(SCL1_1)
SIN1_1
レジスタ名
ビット名
PFR0
PFR06
SCK 入力時:0
SCK 出力時また
は SCL 時:1
DDR0
DDR06
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR7
SCK1E1, SCK1E0
01
SMR1
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR0
DDR05
0
PFR0
PFR05
0
EPFR7
SIN1E
0
PFR0
PFR04
1
EPFR7
SOUT1E1, SOUT1E0
01
SMR1
SOE
1
PFRG
PFRG6
SCK 入力時:0
SCK 出力時また
は SCL 時:1
DDRG
DDRG6
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR7
SCK1E1, SCK1E0
10
SMR1
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR5
DDR53
0
PFR5
PFR53
0
DDRG
DDRG5
0
PFRG
PFRG5
0
EPFR7
SIN1E
1
DDR5
DDR52
0
PFR5
PFR52
0
PFRG4
1
SOUT1E1, SOUT1E0
10
SMR1
SOE
1
DDR5
DDR51
0
PFR5
PFR51
0
SOUT1_1 PFRG
(SDA1_1) EPFR7
CM71-10158-1
書込み値
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
43
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号 端子名
2
0 番ポート SCK2
(SCL2)
SIN2
SOUT2
(SDA2)
1 番ポート SCK2_1
(SCL2_1)
SIN2_1
レジスタ名
ビット名
PFR1
PFR12
SCK 入力時:0
SCK 出力時また
は SCL 時:1
DDR1
DDR12
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR8
SCK2E1, SCK2E0
01
SMR2
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR1
DDR11
0
PFR1
PFR11
0
EPFR8
SIN2E
0
PFR1
PFR10
1
EPFR8
SOUT2E1, SOUT2E0
01
SMR2
SOE
1
PFRH
PFRH2
SCK 入力時:0
SCK 出力時また
は SCL 時:1
DDRH
DDRH2
0 (SCK 入力時
のみ )
EPFR8
SCK2E1, SCK2E0
10
SMR2
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDRH
DDRH1
0
EPFR8
SIN2E
1
DDR6
DDR61
0
PFR6
PFR61
0
DDRG
DDRG3
0
PFRH0
1
SOUT2_1 PFRH
(SDA2_1) EPFR8
44
書込み値
SOUT2E1, SOUT2E0
10
SMR2
SOE
1
DDR6
DDR60
0
PFR6
PFR60
0
DDRG
DDRG2
0
PFRG
PFRG2
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
チャネル ポート番号 端子名
6
0 番ポート SCK6
(SCL6)
SIN6
SOUT6
(SDA6)
レジスタ名
ビット名
PFR3
PFR32
書込み値
SCK 入力時:0
SCK 出力時また
は SCL 時:1
DDR3
DDR32
0(SCK 入力時
のみ )
EPFR12
SCK6E1, SCK6E0
01
SMR6
SCKE
入力許可:0
出力許可:1
(SCK 時のみ )
DDR5
DDR56
0
PFR5
PFR56
0
DDR3
DDR31
0
PFR3
PFR31
0
EPFR12
SIN6E
0
DDR5
DDR55
0
PFR5
PFR55
0
PFR3
PFR30
1
EPFR12
SOUT6E1, SOUT6E0
01
SMR6
SOE
1
DDR5
DDR54
0
PFR5
PFR54
0
SMR:シリアルモードレジスタ
< 注意事項 >
動作モードによって , 有効となる端子が変わります。詳細は「第 26 章 マルチファンク
ションシリアル インタフェース」を参照してください。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
45
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
■ 外部バスインタフェース
外部バスインタフェース端子を割り当てる場合は , その端子を兼用しているほかの端
子設定をすべて無効にします。
•
A 端子
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. 外部バスインタフェースの設定 ( 詳細は , 「第 13 章 外部バス インタフェース」を
参照してください。)
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
端子名
A00
A01
A02
A03
A04
46
レジスタ名
PFR2
PFR20
ビット名
1
書込み値
DDR4
DDR40
0
PFR4
PFR40
0
DDRA
DDRA3
0
PFRA
PFRA3
0
ADCHE
ADE19
1
EXBS
MSS
0
PFR2
PFR21
1
DDR4
DDR41
0
PFR4
PFR41
0
DDRA
DDRA4
0
PFRA
PFRA4
0
ADCHE
ADE20
1
EXBS
MSS
0
PFR2
PFR22
1
DDR4
DDR42
0
PFR4
PFR42
0
DDRG
DDRG0
0
PFRG
PFRG0
0
EXBS
MSS
0
PFR2
PFR23
1
DDR4
DDR43
0
PFR4
PFR43
0
DDRG
DDRG1
0
PFRG
PFRG1
0
EXBS
MSS
0
PFR2
PFR24
1
EPFR0
OUT0E2 ∼ OUT0E0
001 以外 *
DDR4
DDR44
0
PFR4
PFR44
0
EXBS
MSS
0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
端子名
A05
A06
A07
A16
A17
A18
A19
A20
CM71-10158-1
レジスタ名
PFR2
PFR25
ビット名
1
書込み値
EPFR0
OUT1E2 ∼ OUT1E0
001 以外 *
DDR4
DDR45
0
PFR4
PFR45
0
EXBS
MSS
0
PFR2
PFR26
1
EPFR1
OUT2E2 ∼ OUT2E0
001 以外 *
DDR4
DDR46
0
PFR4
PFR46
0
EXBS
MSS
0
PFR2
PFR27
1
EPFR1
OUT3E2 ∼ OUT3E0
001 以外 *
DDR4
DDR47
0
PFR4
PFR47
0
EXBS
MSS
0
PFR4
PFR40
1
DDR2
DDR20
0
PFR2
PFR20
0
DDRA
DDRA3
0
PFRA
PFRA3
0
ADCHE
ADE19
1
EXBS
MSS
1
PFR4
PFR41
1
DDR2
DDR21
0
PFR2
PFR21
0
DDRA
DDRA4
0
PFRA
PFRA4
0
ADCHE
ADE20
1
EXBS
MSS
1
PFR4
PFR42
1
DDR2
DDR22
0
PFR2
PFR22
0
DDRG
DDRG0
0
PFRG
PFRG0
0
EXBS
MSS
1
PFR4
PFR43
1
DDR2
DDR23
0
PFR2
PFR23
0
DDRG
DDRG1
0
PFRG
PFRG1
0
EXBS
MSS
1
PFR4
PFR44
1
DDR2
DDR24
0
PFR2
PFR24
0
EXBS
MSS
1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
47
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
端子名
A21
A22
A23
MB91665 シリーズ
レジスタ名
PFR4
PFR45
ビット名
1
書込み値
DDR2
DDR25
0
PFR2
PFR25
0
EXBS
MSS
1
PFR4
PFR46
1
DDR2
DDR26
0
PFR2
PFR26
0
EXBS
MSS
1
PFR4
PFR47
1
DDR2
DDR27
0
PFR2
PFR27
0
EXBS
MSS
1
*: 設定禁止値を書込みしないでください。詳細は「第 14 章 I/O ポート」を参照して
ください。
•
AS 端子
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. 外部バスインタフェースの設定 ( 詳細は , 「第 13 章 外部バス インタフェース」を
参照してください。
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
端子名
AS
•
レジスタ名
PFR5
ビット名
書込み値
PFR54
1
DDR3
DDR30
0
PFR3
PFR30
0
CS 端子
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. 外部バスインタフェースの設定 ( 詳細は , 「第 13 章 外部バス インタフェース」を
参照してください。
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
48
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
端子名
CS0
CS1
CS2
CS3
レジスタ名
PFR5
PFR50
ビット名
1
書込み値
DDRA
DDRA2
0
PFRA
PFRA2
0
ADCHE
ADE18
1
PFR5
PFR51
1
DDRG
DDRG4
0
PFRG
PFRG4
0
PFR5
PFR52
1
EPFR16
bit-2:1
01 以外 *
DDRG
DDRG5
0
PFRG
PFRG5
0
PFR5
PFR53
1
DDRG
DDRG6
0
PFRG
PFRG6
0
*: 設定禁止値を書込みしないでください。詳細は「第 14 章 I/O ポート」を参照して
ください。
•
D 端子
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. 外部バスインタフェースの設定 ( 詳細は , 「第 13 章 外部バス インタフェース」を
参照してください。
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
端子名
D00
CM71-10158-1
レジスタ名
PFR0
ビット名
書込み値
PFR00
1
EPFR6
SOUT0E2 ∼ SOUT0E0
010 以外 *
EPFR20
TIOA0E1, TIOA0E0
01 以外 *
D01
PFR0
PFR01
1
D02
PFR0
PFR02
1
EPFR6
SCK0E2 ∼ SCK0E0
010 以外 *
EPFR20
TIOA1E1, TIOA1E0
01 以外 *
D03
PFR0
PFR03
1
D04
PFR0
PFR04
1
EPFR7
SOUT1E1, SOUT1E0
01 以外 *
EPFR21
TIOA2E1, TIOA2E0
01 以外 *
D05
PFR0
PFR05
1
D06
PFR0
PFR06
1
EPFR7
SCK1E1, SCK1E0
01 以外 *
EPFR21
TIOA3E1, TIOA3E0
01 以外 *
D07
PFR0
PFR07
1
D08
PFR1
PFR10
1
EPFR8
SOUT2E1, SOUT2E0
01 以外 *
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
49
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
端子名
MB91665 シリーズ
D09
レジスタ名
PFR1
PFR11
1
D10
PFR1
PFR12
1
EPFR8
SCK2E1, SCK2E0
01 以外 *
D11
PFR1
PFR13
1
D12
PFR1
PFR14
1
DDR3
DDR34
0
PFR3
PFR34
0
PFR1
PFR15
1
D13
D14
D15
ビット名
書込み値
DDR3
DDR35
0
PFR3
PFR35
0
PFR1
PFR16
1
DDR3
DDR36
0
PFR3
PFR36
0
PFR1
PFR17
1
DDR3
DDR37
0
PFR3
PFR37
0
*: 設定禁止値を書込みしないでください。詳細は「第 14 章 I/O ポート」を参照して
ください。
•
RD 端子
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. 外部バスインタフェースの設定 ( 詳細は , 「第 13 章 外部バス インタフェース」を
参照してください。)
3. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
端子名
RD
•
レジスタ名
PFR5
PFR55
ビット名
1
書込み値
DDR3
DDR31
0
PFR3
PFR31
0
RDY 端子
1. DDR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0)
2. 外部バスインタフェースの設定 ( 詳細は , 「第 13 章 外部バス インタフェース」を
参照してください。)
端子名
RDY
50
レジスタ名
DDR6
ビット名
書込み値
DDR60
0
DDRG
DDRG2
0
PFRG
PFRG2
0
DDRH
DDRH0
0
PFRH
PFRH0
0
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CM71-10158-1
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
MB91665 シリーズ
•
SYSCLK 端子
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. 外部バスインタフェースの設定 ( 詳細は , 「第 13 章 外部バス インタフェース」を
参照してください。)
3. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
端子名
SYSCLK
•
レジスタ名
PFR6
ビット名
書込み値
PFR61
1
DDRG
DDRG3
0
DDRH
DDRH1
0
WR0, WR1 端子
1. DDR レジスタおよび PFR レジスタでポート入力を設定 (DDR=0, PFR=0)
2. EPFR レジスタでこの端子と兼用している周辺機能の出力を禁止
( 兼用端子については , 端子配列図を参照してください。)
3. 外部バスインタフェースの設定 ( 詳細は , 「第 13 章 外部バス インタフェース」を
参照してください。)
4. PFR レジスタで周辺機能を設定 (PFR=1)
端子名
WR0
WR1
レジスタ名
PFR5
ビット名
書込み値
PFR56
1
DDR3
DDR32
0
PFR3
PFR32
0
PFR5
PFR57
1
DDRG
DDRG7
0
DDRA
DDRA7
0
PFRA
PFRA7
0
ADCHE
ADE23
1
< 注意事項 >
外部バスにアクセスする際は , 上記のレジスタ設定がすべて完了してからアクセスしてく
ださい。
設定完了前にアクセスを行うと意図しない波形が出力される場合があります。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
51
第 2 章 MB91665 シリーズの端子
2.4
52
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
MB91665 シリーズ
CM71-10158-1
第 3 章 CPU
FR80 ファミリ CPU の機能を知るために , アーキテ
クチャ , 仕様 , 命令などの基本的な事柄について説
明します。
3.1 メモリ空間
3.2 内部アーキテクチャの特徴
3.3 動作モード
3.4 パイプライン
3.5 命令概要
3.6 基本プログラミングモデル
3.7 レジスタ
3.8 データ構造
3.9 アドレッシング
3.10 分岐命令
3.11 EIT ( 例外・割込み・トラップ )
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
53
第 3 章 CPU
3.1
3.1
MB91665 シリーズ
メモリ空間
FR80 ファミリ CPU の論理アドレスは 4G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセス
を行います。
■ ダイレクトアドレッシング領域
アドレス空間の0000 0000H∼0000 03FFHをダイレクトアドレッシング領域とよびます。
この領域は , 命令中で直接オペランドを指定できます。
アクセスするデータのサイズによって , ダイレクトアドレッシング領域は次のように
なります。
54
•
バイトデータアクセス:0000 0000H ∼ 0000 00FFH
•
ハーフワードデータアクセス:0000 0000H ∼ 0000 01FFH
•
ワードデータアクセス:0000 0000H ∼ 0000 03FFH
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CM71-10158-1
第 3 章 CPU
3.1
MB91665 シリーズ
■ メモリマップ
MB91665 シリーズのメモリマップを図 3.1-1 に示します。
図 3.1-1 メモリマップ
MB91F668/F669
Flash 128 K バイト
RAM16 K バイト
0000 0000H
I/O 領域
( ダイレクト アドレッシング )
0000 0400H
I/O 領域
0001 0000H
予約
0003 C000H
内蔵 RAM 領域
16K バイト
0004 0000H
予約
000E 0000H
FLASH 領域 128 K バイト
0010 0000H
予約
0024 0000H
外部バス領域
FFFF FFFFH
< 注意事項 >
•
•
CM71-10158-1
フラッシュメモリの小セクタ領域については , 「第 34 章 フラッシュメモリ」を参照
してください。
小セクタ領域は , フラッシュメモリ品のみ関係します。
予約領域にはアクセスしないでください。
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55
第 3 章 CPU
3.2
3.2
MB91665 シリーズ
内部アーキテクチャの特徴
FR80 ファミリ CPU は , RISC アーキテクチャを採用すると同時に , 組込み用途に向けた高機
能命令を導入した高性能コアです。
•
RISC アーキテクチャの採用
基本命令 1 命令 1 サイクル
•
32 ビットアーキテクチャ
汎用レジスタ 32 ビット× 16 本
•
4G バイトのリニアなメモリ空間
•
乗算器の内蔵
•
•
•
-
32 ビット× 32 ビット乗算 5 サイクル
-
16 ビット× 16 ビット乗算 3 サイクル
割込み処理機能の強化
-
高速応答速度 (6 サイクル )
-
多重割込みのサポート
-
レベルマスク機能 (16 レベル )
I/O 操作用命令の強化
-
メモリ−メモリ転送命令
-
ビット処理命令
高いコード効率
-
基本命令語長 16 ビット
•
FR60 ファミリと基本命令互換
•
FR60 ファミリに対し次の命令を追加
-
•
•
ビットサーチ命令 (SRCH0, SRCH1, SRCHC)
FR60 ファミリから次の命令を削除
-
コプロ命令 (COPOP, COPLD, COPST, COPSV)
-
リソース命令 (LDRES, STRES)
ノンブロッキングロード
最大で 4 つのロード命令を先行して発行可能
56
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CM71-10158-1
第 3 章 CPU
3.3
MB91665 シリーズ
3.3
動作モード
本シリーズの動作モードについて説明します。
本シリーズは以下の動作モードを持ち , デバイス起動時に動作モードを選択できます。
•
ユーザシングルチップモード
•
シリアル書込みモード
本シリーズの動作モードを表 3.3-1 に示します。
表 3.3-1 動作モード
MD 端子
MD1
0
CM71-10158-1
制御端子
MD0
動作モード
P75
0
X
ユーザシングルチップモード
1
1
シリアル書込みモード
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57
第 3 章 CPU
3.4
MB91665 シリーズ
パイプライン
3.4
FR80 ファミリ CPU は 32 ビット RISC の FR アーキテクチャをコンパクトにインプリメント
したものです。
通常命令実行パイプラインに加えてメモリロード用パイプラインを追加することにより ,
ロード命令実行中のパイプラインハザードの低減を行います。
1 サイクルあたり 1 命令の実行を行うため , 5 段階の命令パイプライン方式を採用して
います。パイプラインは次のステージから構成されています。
•
命令フェッチステージ (IF) :出力したアドレスの命令を取得します。
•
命令デコードステージ (ID) :フェッチした命令をデコードします。レジスタの読出
しも行います。
•
実行ステージ (EX) :デコードした命令を実行します。
•
メモリアクセスステージ (MA) :対象となるメモリにアクセスします。
•
レジスタ書込みステージ (WB):演算結果 ( またはロードされたメモリデータ ) をレ
ジスタに書き込みます。
メモリロード用のパイプラインを追加しているため , メモリアクセスを行わない命令
の MA, WB ステージと LD 命令の MA, WB ステージは重なることができます。
命令の実行は , 原則として 1 サイクルあたり 1 命令の速度で行われます。ただし , メモ
リウェイトを伴ったロード・ストア命令 , 遅延スロットを持たない分岐命令 , 複数サイ
クル命令では命令の実行に複数のサイクルが必要となります。また , 命令の供給が遅い
場合も命令の実行速度が低下します。
( 例 1)
CLK
①
LD
@R10,R1
②
LDI:8
#0x02,R2
③
CMP
R1,R2
④
BNE:D
Label_G
⑤
ADD
#0x1,R1
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
例 1:③の CMP 命令で①の LD 命令を書き込む R1 を使用しているがデータが 1 サイクルで返って
きているため , 順番通りに命令を実行します。
ロード系動作では , ロードしたデータの読込みが終了するまで MA ステージが延長さ
れます。
ただし , ロードで使用するレジスタを , 以降の命令で使用しない場合はそのまま命令を
実行します。
58
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CM71-10158-1
第 3 章 CPU
3.4
MB91665 シリーズ
( 例 2)
CLK
① LD
@R10,R1
② LDI:8
#0x02,R2
③ CMP
R1,R2
④ BNE:D
Label_G
⑤ ADD
#0x1,R1
IF
ID
EX
MA
MA
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
ID
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
IF
ID
EX
MA
WB
例 2:③の CMP 命令で①の LD 命令を書込む R1 を使用しているがデータが 1 サイクルで返ってこ
ない場合 , ②の LDI:8 命令まで実行し , CMP はレジスタコンフリクトにより ID ステージで待
たされます。
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59
第 3 章 CPU
3.5
3.5
MB91665 シリーズ
命令概要
FR80 ファミリ CPU は , 一般的な RISC の命令体系に加え , 組み込み用途に最適化された論
理演算とビット操作命令およびダイレクトアドレッシング命令をサポートしています。
各命令は 16 ビット長 ( 一部命令は 32, 48 ビット長 ) ですので , 優れたメモリ使用効率を持ち
ます。
命令セットは次の機能グループに分けることができます。
3.5.1
•
算術演算
•
ロードとストア
•
分岐
•
論理演算とビット操作
•
ダイレクトアドレッシング
•
ビットサーチ
•
その他
算術演算
標準の算術演算命令 ( 加算 , 減算 , 比較 ) およびシフト命令 ( 論理シフト , 算術演算シフ
ト ) があります。加算と減算については , 多ワード長演算 (32 ビット以上のデータの演
算 ) で使用するキャリ付演算や, アドレス計算に便利なフラグ値を変化させない演算も
可能です。
さらに , 32 ビット× 32 ビット , 16 ビット× 16 ビットの乗算命令と , 32 ビット÷ 32
ビットのステップ除算命令を持ちます。
また , レジスタに即値をセットする即値転送命令や , レジスタ間転送命令も備えていま
す。
算術演算命令はすべて CPU 内の汎用レジスタおよび乗除算レジスタを用いて演算を行
います。
3.5.2
ロードとストア
ロードとストアは外部メモリに対して読出しと書込みを行う命令です。また , チップ内
の周辺機能の読出しと書込みにも使用されます。
ロードとストアはバイト , ハーフワード , ワードの 3 種類のアクセス長を持ちます。ま
た一般的なレジスタ間接のメモリアドレッシングに加え , 一部の命令についてはディ
スプレースメント付レジスタ間接やレジスタインクリメント・デクリメント付レジス
タ間接のメモリアドレッシングも可能です。
60
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第 3 章 CPU
3.5
MB91665 シリーズ
3.5.3
分岐
分岐 , コール , 割込みおよび復帰の命令です。分岐命令は , 遅延スロットを持つものと
持たないものがあり , 用途に応じて最適化を行うことができます。分岐命令の詳細につ
いては , 「3.10 分岐命令」を参照してください。
3.5.4
論理演算とビット操作
論理演算命令は汎用レジスタ間 , または汎用レジスタとメモリ ( および I/O) 間で AND,
OR, EOR の論理演算を行うことが可能です。またビット操作命令はメモリ ( および
I/O) の内容を直接操作することができます。メモリアドレッシングは一般的なレジス
タ間接です。
3.5.5
ダイレクトアドレッシング
ダイレクトアドレッシング命令は I/O と汎用レジスタ間 , または I/O とメモリ間のアク
セスに使用する命令です。I/O のアドレスをレジスタ間接ではなく命令中で直接指定す
ることにより , 高速 , 高効率なアクセスを行うことができます。一部の命令については
レジスタインクリメント・デクリメント付レジスタ間接のメモリアドレッシングも可
能です。
3.5.6
ビットサーチ
ビットサーチ命令は 32 ビットのデータを MSB から探索を行い , 最初に見つかった "1"
または "0" のビット位置をレジスタに示すことができます。また , MSB の値と比較を
行い , 最初に見つかった MSB と異なる値のビット位置をレジスタに示すことができま
す。
3.5.7
その他
PS レジスタ内のフラグ設定 , スタック操作 , 符号 / ゼロ拡張などを行う命令がありま
す。また高級言語対応の関数入口 / 出口 , レジスタマルチロード / ストア命令も備えて
います。
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61
第 3 章 CPU
3.6
3.6
MB91665 シリーズ
基本プログラミングモデル
基本プログラミングモデルを図 3.6-1 に示します。
図 3.6-1 基本プログラミングモデル
32 ビット
汎用レジスタ
R0
初期値
XXXX XXXXH
R1
XXXX XXXXH
R2
XXXX XXXXH
R3
XXXX XXXXH
R4
XXXX XXXXH
R5
XXXX XXXXH
R6
XXXX XXXXH
R7
XXXX XXXXH
R8
XXXX XXXXH
R9
XXXX XXXXH
R10
XXXX XXXXH
R11
XXXX XXXXH
R12
XXXX XXXXH
R13
AC
XXXX XXXXH
R14
FP
XXXX XXXXH
R15
SP
0000 0000H
XXXX XXXXH
プログラムカウンタ (PC)
プログラムステータス (PS)
−
ILM
−
SCR
CCR
テーブルベースレジスタ (TBR)
000F FC00 H
リターンポインタ (RP)
XXXX XXXXH
システムスタックポインタ (SSP)
0000 0000H
ユーザスタックポインタ (USP)
XXXX XXXXH
乗除算結果
レジスタ
62
(MDH)
XXXX XXXXH
(MDL)
XXXX XXXXH
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第 3 章 CPU
3.7
MB91665 シリーズ
3.7
レジスタ
汎用レジスタおよび , 特定の目的のために使用する専用レジスタで構成されています。
3.7.1
汎用レジスタ (R0 ∼ R15)
R0 ∼ R15 は汎用レジスタです。各種演算におけるアキュムレータ , およびメモリアクセスの
ポインタとして使用されます。
汎用レジスタ (R0 ∼ R15) のビット構成を図 3.7-1 に示します。
図 3.7-1 汎用レジスタ (R0 ∼ R15) のビット構成
32 ビット
R0
初期値
XXXX XXXXH
R1
XXXX XXXXH
R2
XXXX XXXXH
R3
XXXX XXXXH
R4
XXXX XXXXH
R5
XXXX XXXXH
R6
XXXX XXXXH
R7
XXXX XXXXH
R8
XXXX XXXXH
R9
XXXX XXXXH
R10
XXXX XXXXH
R11
XXXX XXXXH
R12
XXXX XXXXH
R13
AC
XXXX XXXXH
R14
FP
XXXX XXXXH
R15
SP
0000 0000H
16本のレジスタのうち, 以下に示すレジスタは特殊な用途を想定しており, そのために
一部の命令が強化されています。リセット時の初期値については , 図 3.7-1 を参照して
ください。
CM71-10158-1
•
R13:AC ( 仮想アキュムレータ )
•
R14:FP ( フレームポインタ )
•
R15:SP ( スタックポインタ )
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63
第 3 章 CPU
3.7
3.7.2
MB91665 シリーズ
プログラムステータスレジスタ (PS)
プログラムステータスを保持するレジスタで , 割込みレベルマスクレジスタ (ILM), システム
コンディションコードレジスタ (SCR) および , コンディションコードレジスタ (CCR) の 3 つ
のパートに分かれています。
プログラムステータスレジスタ (PS) のビット構成を図 3.7-2 に示します。
図 3.7-2 プログラムステータスレジスタ (PS) のビット構成
bit 31
21 20
未定義
16 15
ILM
11 10
未定義
8 7
SCR
0
CCR
[bit31 ∼ bit21, bit15 ∼ bit11] 未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
常に "0" が読み出されます。
[bit20 ∼ bit16] 割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
「■割込みレベルマスクレジスタ (ILM)」を参照してください。
[bit10 ∼ bit8] システムコンディションコードレジスタ (SCR)
「■システムコンディションレジスタ (SCR)」を参照してください。
[bit7 ∼ bit0] コンディションコードレジスタ (CCR)
「■ コンディションコードレジスタ (CCR)」を参照してください。
64
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第 3 章 CPU
3.7
MB91665 シリーズ
■ コンディションコードレジスタ (CCR)
コンディションコードレジスタ (CCR) のビット構成を図 3.7-3 に示します。
図 3.7-3 コンディションコードレジスタ (CCR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
S
I
N
Z
V
C
−
0
−
0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
X
X
X
X
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit7, bit6]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
常に "0" が読み出されます。
[bit5]:S ( スタックフラグ )
汎用レジスタ 15 (R15) として使用されるスタックポインタを指定します。
S
説明
0
システムスタックポインタ (SSP)が汎用レジスタ15 (R15)として使用されます。
EIT 発生時 , 自動的に "0" にクリアされます。
( ただし , スタックに退避される値は , クリアされる前の値です。)
1
ユーザスタックポインタ (USP) が汎用レジスタ 15 (R15) として使用されます。
このビットはリセットにより "0" にクリアされます。
RETI 命令実行時は "0" を書き込んでください。
[bit4]:I ( 割込み許可フラグ )
ユーザ割込み要求の許可 / 禁止を制御します。
I
説明
0
ユーザ割込み要求を禁止します。
INT 命令実行時 , 自動的に "0" にクリアされます。
( ただし , スタックに退避される値は , クリアされる前の値です。)
1
ユーザ割込みを許可します。
ユーザ割込み要求のマスク処理は , 割込みレベルマスクレジスタ (ILM) の保持
する値により制御されます。
このビットはリセットにより "0" にクリアされます。
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65
第 3 章 CPU
3.7
MB91665 シリーズ
[bit3]:N ( ネガティブフラグ )
演算結果を 2 の補数で表現された整数とみなしたときの符号を示します。
N
説明
0
演算結果が正の値であったことを示します。
1
演算結果が負の値であったことを示します。
リセットによる初期状態は不定です。
[bit2]:Z ( ゼロフラグ )
演算結果が "0" であったかどうかを示します。
Z
説明
0
演算結果が "0" 以外の値であったことを示します。
1
演算結果が "0" であったことを示します。
リセットによる初期状態は不定です。
[bit1]:V ( オーバフローフラグ )
演算に用いたオペランドを 2 の補数で表現される整数であるとみなし , 演算の結果 ,
オーバフローが生じたかどうかを示します。
V
説明
0
演算の結果 , オーバフローは発生していません。
1
演算の結果 , オーバフローが発生しました。
リセットによる初期状態は不定です。
[bit0]:C ( キャリフラグ )
演算により , 最上位ビットからのキャリ , またはボローが発生したかどうかを示しま
す。
C
説明
0
キャリ , またはボローは発生していません。
1
キャリ , またはボローが発生しました。
リセットによる初期状態は不定です。
66
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第 3 章 CPU
3.7
MB91665 シリーズ
■ システムコンディションレジスタ (SCR)
システムコンディションレジスタ (SCR) のビット構成を図 3.7-4 に示します。
図 3.7-4 システムコンディションレジスタ (SCR) のビット構成
bit
属性
初期値
10
9
8
D1
D0
T
R/W
R/W
R/W
X
X
0
R/W:リード / ライト可能
X:不定
[bit 10, bit9]:D1, D0 ( ステップ除算用フラグ )
ステップ除算実行時の中間データを保持します。
除算処理の実行途中は , このビットを変更しないでください。
ステップ除算実行途中にほかの処理を行う場合は , プログラムステータスレジスタ
(PS) の値を退避・復帰することで , ステップ除算の再開が保証されます。
リセットによる初期状態は不定です。
< 注意事項 >
•
DIV0S 命令の実行により被除数と除数を参照して設定されます。
•
DIV0U 命令の実行により , 強制的にクリアされます。
[bit8]:T ( ステップトレーストラップフラグ )
ステップトレーストラップを有効にするかどうかを指定するフラグです。
T
説明
0
ステップトレーストラップは無効です。
1
ステップトレーストラップが有効です。
ユーザ割込み要求がすべて , 禁止されます。
このビットはリセットにより "0" にクリアされます。
ステップトレーストラップの機能はエミュレータが使用します。エミュレータ使用時 ,
ユーザプログラム中で使用することはできません。
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67
第 3 章 CPU
3.7
MB91665 シリーズ
■ 割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
割込みレベルマスク値を保持するレジスタです。このレジスタの保持する値がレベル
マスクに使用されます。
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) のビット構成を図 3.7-5 に示します。
図 3.7-5 割込みレベルマスクレジスタ (ILM) のビット構成
bit
属性
初期値
20
19
18
17
16
ILM4
ILM3
ILM2
ILM1
ILM0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
1
1
1
1
R/W:リード / ライト可能
CPU に入力される割込み要求の中で , 対応する割込みレベルが , このレジスタで示され
るレベルよりも強い場合にのみ割込み要求が受け付けられます。
レベル値は , "0" (00000B) が最強で , "31" (11111 B) が最弱です。
プログラムから設定可能な値には制限があります。
•
元の値が 16 ∼ 31 の場合:新たな値として設定できるのは 16 ∼ 31 です。
0 ∼ 15 を設定
した命令を実行すると , ( 指定した値+ 16) という値が転送されます。
•
元の値が 0 ∼ 15 の場合:0 ∼ 31 の任意の値が設定可能です。
このビットはリセットにより 15 (01111 B) に初期化されます。
プログラムカウンタ (PC)
3.7.3
プログラムカウンタ (PC) で , 実行している命令のアドレスを示すレジスタです。
プログラムカウンタ (PC) のビット構成を図 3.7-6 に示します。
図 3.7-6 プログラムカウンタ (PC) のビット構成
bit 31
0
初期値
XXXX XXXXH
命令の実行を伴う PC の更新時に , bit0 は "0" に設定されます。
分岐先アドレスとして奇数番地を指定して , bit0 を "1" にすることは禁止です。
命令は 2 の倍数のアドレスに置く必要があります。
リセットによる初期値は不定で , リセットベクタフェッチによりプログラム開始アド
レスが設定されます。
68
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第 3 章 CPU
3.7
MB91665 シリーズ
テーブルベースレジスタ (TBR)
3.7.4
EIT 処理の際に使用されるベクタテーブルの先頭アドレスを保持するレジスタです。
テーブルベースレジスタ (TBR) のビット構成を図 3.7-7 に示します。
図 3.7-7 テーブルベースレジスタ (TBR) のビット構成
bit 31
0
初期値
000F FC00H
リセットによる初期値は , "000F FC00 H" です。
リターンポインタ (RP)
3.7.5
このポインタで , サブルーチンから復帰するアドレスを保持します。
リターンポインタ (RP) のビット構成を図 3.7-8 に示します。
図 3.7-8 リターンポインタ (RP) のビット構成
bit 31
0
初期値
XXXX XXXXH
CALL 命令実行時 , プログラムカウンタ (PC) の値が , このレジスタに転送されます。
RET 命令実行時 , このレジスタの内容がプログラムカウンタ (PC) に転送されます。
システムスタックポインタ (SSP)
3.7.6
コンディションコードレジスタ (CCR) の S フラグが "0" のとき , R15 として機能します。
システムスタックポインタ (SSP) を明示的に指定することも可能です。
また , EIT 発生時に , プログラムステータスレジスタ (PS) とプログラムカウンタ (PC を退避
するスタックを指定するスタックポインタとしても使用されます。
システムスタックポインタ (SSP) のビット構成を図 3.7-9 に示します。
図 3.7-9 システムスタックポインタ (SSP) のビット構成
bit 31
0
初期値
0000 0000H
リセットによる初期値は , "0000 0000 H" です。
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69
第 3 章 CPU
3.7
MB91665 シリーズ
ユーザスタックポインタ (USP)
3.7.7
コンディションコードレジスタ (CCR) の S フラグが "1" のとき , R15 として機能します。
ユーザスタックポインタ (USP) を明示的に指定することも可能です。
ユーザスタックポインタ (USP) のビット構成を図 3.7-10 に示します。
図 3.7-10 ユーザスタックポインタ (USP) のビット構成
bit 31
0
初期値
XXXX XXXXH
リセットによる初期値は不定です。
RETI 命令で使用することはできません。
70
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第 3 章 CPU
3.7
MB91665 シリーズ
乗除算レジスタ (Multiply & Divide register)
3.7.8
乗除算用のレジスタで , それぞれ 32 ビット長です。
図 3.7-11 乗除算レジスタ (Multiply & Divide register) のビット構成
bit 31
0
MDH
初期値
XXXX XXXXH
MDL
XXXX XXXXH
リセットによる初期値は不定です。
● 乗算実行時
32 ビット× 32 ビットの乗算のとき , 64 ビット長の演算結果は , 次の配置で乗除算結果
格納レジスタに格納されます。
•
MDH:上位 32 ビット
•
MDL:下位 32 ビット
16 ビット× 16 ビットの乗算のときは , 次のように結果が格納されます。
•
MDH:不定
•
MDL:結果 32 ビット
● 除算実行時
計算開始時 , 被除数を MDL に格納します。
DIV0S, DIV0U, DIV1, DIV2, DIV3, DIV4S 命令の実行により除算を実行すると , 結果が
MDH と MDL に格納されます。
CM71-10158-1
•
MDH:剰余
•
MDL:商
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71
第 3 章 CPU
3.8
3.8
MB91665 シリーズ
データ構造
FR80 ファミリ CPU のデータ配置には , 次の 2 つがあります。
• ビットオーダリング
• バイトオーダリング
3.8.1
ビットオーダリング
FR80ファミリCPUでは, ビットオーダリングとして, リトルエンディアンを採用しています。
ビットオーダリングを図 3.8-1 に示します。
図 3.8-1 ビットオーダリング
31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
MSB
3.8.2
LSB
バイトオーダリング
FR80ファミリCPUでは, バイトオーダリングとして, ビッグエンディアンを採用しています。
バイトオーダリングを図 3.8-2 に示します。
図 3.8-2 バイトオーダリング
MSB
LSB
bit31
10101010
bit23
bit15
11001100
bit7
11111111
bit0
00010001
bit
7
72
0
n 番地
10101010
(n+1) 番地
11001100
(n+2) 番地
11111111
(n+3) 番地
00010001
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CM71-10158-1
第 3 章 CPU
3.8
MB91665 シリーズ
3.8.3
ワードアライメント
■ プログラムアクセス
FR80 ファミリ CPU のプログラムは , 2 の倍数のアドレスに配置する必要があります。
プログラムカウンタ (PC) の bit0 は , 命令の実行に伴うプログラムカウンタ (PC) の更新
時に , "0" に設定されます。分岐先アドレスとして奇数番地を指定して , bit0 を "1" にす
ることは禁止です。
命令は 2 の倍数のアドレスに置かなくてはなりません。
奇数アドレス例外はありません。
■ データアクセス
FR80 ファミリでは , データアクセスを行う際 , アクセスサイズにより以下のとおりの
アドレスとしてください。( ハードでアラインメントが行われません。)
ワードアクセス:アドレスは , 4 の倍数 ( 最下位 2 ビットは "00")
ハーフワードアクセス:アドレスは , 2 の倍数 ( 最下位 ビットは "0")
バイトアクセス:──
ワードおよびハーフワードデータアクセス時に , 実効アドレスの計算結果に対して上
記のアドレスとしてください。
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73
第 3 章 CPU
3.9
MB91665 シリーズ
アドレッシング
3.9
メモリ空間は 32 ビットリニアです。
メモリ空間を図 3.9-1 に示します。
図 3.9-1 メモリ空間
0000 0000H
バイトデータ
0000 0100H
ダイレクト
アドレッシング領域
ハーフワードデータ
0000 0200H
ワードデータ
0000 0400H
20 ビット
アドレッシング領域
000F FC00H
TBR
ベクタテーブル
000F FFFFH
32 ビット
アドレッシング領域
FFFF FFFFH
3.9.1
ダイレクトアドレッシング領域
メモリ空間の下記の領域は , I/O 用の領域です。この領域は , ダイレクトアドレッシングによ
り , 命令中で直接オペランドアドレスを指定することができます。
ダイレクトアドレス指定可能なアドレス領域の大きさは , データ長ごとに異なります。
74
•
バイトデータ ( 8 ビット ) …… 0 ∼ 0x0FF
•
ハーフワードデータ (16 ビット ) …… 0 ∼ 0x1FF
•
ワードデータ (32 ビット ) …… 0 ∼ 0x3FF
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第 3 章 CPU
3.9
MB91665 シリーズ
3.9.2
20 ビットアドレッシング領域
20 ビットアドレッシング領域 …… 0 ∼ 0xFFFFF
20 ビットアドレッシング領域内に , プログラム領域やデータ領域をすべて配置すると ,
コンパイル時にコンパクトで高速なプログラムが実現できます。
20 ビット通常分岐マクロ命令の展開例を以下に示します。
BRA20
label20,Ri
↓
コードサイズ
LDI:20
#label20,Ri
; 4 バイト
JMP
@Ri
; 2 バイト
計 6 バイト
詳細は , 「FR ファミリ SOFTUNE C/C++ コンパイラマニュアル V6 対応」を参照して
ください。
3.9.3
32 ビットアドレッシング領域
32 ビットアドレッシング領域 …… 0 ∼ 0xFFFFFFFF
20 ビットアドレッシング領域を超える範囲に , プログラム領域やデータ領域を配置す
ると , 20 ビットアドレッシング領域内で作成したプログラムよりもコードサイズが大
きくなります。
32 ビット通常分岐マクロ命令の展開例を以下に示します。
BRA32
label32,Ri
↓
コードサイズ
LDI:32
#label32,Ri
; 6 バイト
JMP
@Ri
; 2 バイト
計 8 バイト
詳細は , 「FR ファミリ SOFTUNE C/C++ コンパイラマニュアル V6 対応」を参照して
ください。
3.9.4
ベクタテーブル初期領域
000F FC00H ∼ 000F FFFFH の領域は EIT ベクタテーブル初期領域です。
EIT処理時に使用されるベクタテーブルは, テーブルベースレジスタ (TBR) を書換える
ことにより任意のアドレスに配置可能ですが , リセットによる初期化によってこのア
ドレスに配置されます。
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75
第 3 章 CPU
3.10
MB91665 シリーズ
3.10 分岐命令
FR80 ファミリ CPU では , 分岐命令に遅延スロット付きの動作と遅延スロットなしの動作を
指定できます。
3.10.1
遅延スロット付き動作
■ 命令
次に示す命令が , 遅延スロット付きの分岐動作を行います。
JMP:D
@Ri
/
CALL:D label12
/
CALL:D @Ri
/
RET:D
BRA:D
label9
/
BNO:D
label9
/
BEQ:D
label9
/
BNE:D
label9
BC:D
label9
/
BNC:D
label9
/
BN:D
label9
/
BP:D
label9
BV:D
label9
/
BNV:D
label9
/
BLT:D
label9
/
BGE:D
label9
BLE:D
label9
/
BGT:D
label9
/
BLS:D
label9
/
BHI:D
label9
■ 動作説明
分岐命令の直後 (「遅延スロット」とよびます ) に置かれた命令を実行した後に , 分岐
し , その後 , 分岐先の命令を実行します。分岐動作の前に遅延スロットの命令を実行す
るため , 見掛け上の実行速度が 1 サイクルとなります。その代わり , 遅延スロットに有
効な命令を入れることができないときは , NOP 命令を置かなくてはなりません。
[例]
;
LABEL:
命令の並び
ADD
R1, R2;
BRA:D
LABEL
; 分岐命令
MOV
R2, R3
; 遅延スロット
…
ST
R3, @R4
; 分岐先
……分岐の前に実行される
条件分岐命令の場合 , 分岐条件が成立する場合も , しない場合も遅延スロットに置かれ
た命令は実行されます。
遅延分岐命令では , 一部の命令の実行順序が反転するように見えますが , それはプログ
ラムカウンタ (PC) の更新動作だけです。その他の動作 ( レジスタの更新・参照など )
はあくまで記述された順番で実行されます。
76
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第 3 章 CPU
3.10
MB91665 シリーズ
以下に , 具体的な説明をします。
1. JMP:D @Ri / CALL:D @Ri命令で参照する Ri は, 遅延スロットの中の命令が Riを更
新しても影響を受けません。
[例]
LDI:32
#Label, R0
JMP:D
@R0
; Label に分岐
LDI:8
#0, R0
; 分岐先アドレスには影響を与えない。
…
2. RET:D命令が参照するリターンポインタ (RP) は, 遅延スロットの中の命令がリター
ンポインタ (RP) を更新しても影響を受けません。
[例]
RET:D
MOV
; これより前に設定された RP の示すアドレ
スへ分岐
R8, RP
; リターン動作には影響を与えない。
…
3. Bcc:D rel 命令が参照するフラグも , 遅延スロットの命令の影響を受けません。
[例]
ADD
#1, R0
; フラグ変化
BC:D
Overflow
; 上記の命令の実行結果により分岐
ANDCCR
#0
; このフラグ更新は上記分岐命令では参照
しない。
…
4. CALL:D 命令の遅延スロットの中の命令で RP を参照すると , CALL:D 命令により更
新された内容が読み出されます。
[例]
CALL:D
Label
; RP を更新して分岐
MOV
RP, R0
; 上記 CALL:D の実行結果の RP を転送
…
■ 遅延スロットに置くことができる命令
遅延スロット内で実行できるのは , 次の条件を満たす命令のみです。
•
1 サイクル命令
•
分岐命令ではないこと
•
順番が変化した場合でも動作に影響を与えない命令
■ ステップトレーストラップ
遅延スロットを持つ分岐命令の実行と遅延スロットの間では , ステップトレースト
ラップは発生しません。
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77
第 3 章 CPU
3.10
MB91665 シリーズ
■ 割込み
遅延スロットを持つ分岐命令の実行と遅延スロットの間では , 割込みを受理しません。
■ 未定義命令例外
BNO: D 命令以外の遅延スロットに未定義命令があった場合 , 未定義命令例外は発生し
ません。このとき , 未定義命令は NOP 命令として動作します。
< 注意事項 >
BNO: D 命令の遅延スロットに未定義命令を配置しないでください。
3.10.2
遅延スロットなし動作
■ 命令
以下に示す命令が , 遅延スロットなしの分岐動作を行います。
JMP
@Ri
/
CALL
label12
/
CALL
@Ri
/
RET
BRA
label9
/
BNO
label9
/
BEQ
label9
/
BNE
label9
BC
label9
/
BNC
label9
/
BN
label9
/
BP
label9
BV
label9
/
BNV
label9
/
BLT
label9
/
BGE
label9
BLE
label9
/
BGT
label9
/
BLS
label9
/
BHI
label9
■ 動作説明
命令の並び順に実行します。分岐命令直後の命令が分岐前に実行されることはありま
せん。
[例]
;
LABEL
命令の並び
ADD
R1, R2
;
BRA
LABEL
; 分岐命令 ( 遅延スロットなし )
MOV
R2, R3
; 実行されない
…
ST
R3, @R4
; 分岐先
遅延スロットなしの分岐命令の実行サイクル数は , 分岐するとき 2 サイクル , 分岐しな
いとき 1 サイクルとなります。
遅延スロットに適当な命令を入れることができないために NOP を明記した遅延スロッ
ト付き分岐命令に比べ , 命令コード効率を上げることができます。
遅延スロットに有効な命令を設置できるときは遅延スロット付きの動作を選択し , そ
うでないときは遅延スロットなしの動作を選択することで , 実行速度とコード効率を
両立させることが可能となります。
78
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第 3 章 CPU
3.11
MB91665 シリーズ
3.11 EIT ( 例外・割込み・トラップ )
EIT とは , 現プログラム実行時にイベントの発生により , そのプログラムの実行を中断しほか
のプログラムを実行することを指し , 例外 (Exception), 割込み (Interrupt), トラップ (Trap) の
総称です。
例外とは実行中のコンテキストに関連して発生する事象です。例外を起こした命令から再実
行します。
割込みとは実行中のコンテキストに無関係に発生する事象です。イベント要因は , ハードウェ
アです。
トラップとは実行中のコンテキストに関連して発生する事象です。システムコールのように
プログラムで指示するものがあります。トラップを起こした命令の次の命令から再実行しま
す。
■ 特徴
3.11.1
•
多重 EIT をサポート
•
割込みにレベルマスク機能 (15 レベルをユーザが使用可能 )
•
トラップ命令 (INT/INTE)
•
エミュレータ起動用 EIT ( ハードウェア / ソフトウェア )
EIT 要因
EIT 要因として , 次のものがあります。
3.11.2
•
リセット
•
ユーザ割込み ( 周辺機能 , 外部割込み )
•
遅延割込み
•
未定義命令例外
•
トラップ命令 (INT)
•
トラップ命令 (INTE)
•
ステップトレーストラップ
EIT からの復帰
RETI 命令により , 各 EIT より復帰します。
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79
第 3 章 CPU
3.11
3.11.3
MB91665 シリーズ
割込みレベル
割込みレベルは 0 ∼ 31 で , 5 ビットで管理されます。
各レベルの割り当てを表 3.11-1 に示します。
表 3.11-1 割込みレベル割り当て表
レベル
割込みの種類
2 進数
10 進数
00000
0
( システム予約 )
・・・
・・・
・・・
・・・
00011
・・・
3
・・・
00100
4
INTE 命令
ステップトレースト
ラップ
00101
5
( システム予約 )
・・・
・・・
・・・
・・・
01100
・・・
14
・・・
01101
15
( システム予約 )
10000
16
割込み要求
10001
17
割込み要求
・・・
・・・
・・・
・・・
11110
・・・
30
・・・
11111
31
−
( システム予約 )
備考
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) の元の
値が 16 ∼ 31 のときは , この範囲の値をプ
ログラムから割込みレベルマスクレジスタ
(ILM) に設定することはできません。
( システム予約 )
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) 設定時
は , ユーザ割込み禁止
割込み要求
割込み制御レジスタ (ICR) 設定時 , 割込み
禁止
操作が可能なのは , 16 ∼ 31 のレベルです。
未定義命令例外 , INT 命令は , 割込みレベルの影響を受けません。また , 割込みレベル
マスクレジスタ (ILM) を変化させることもありません。
3.11.4
I フラグ
割込みの許可 / 禁止を指定するフラグです。プログラムステータスレジスタ (PS) のコ
ンディションコードレジスタ (CCR) の bit4 として設けられています。
I
80
説明
0
INT 命令実行時 , 自動的に "0" にクリアされます。
( ただし , スタックに退避される値は , クリアされる前の値です。)
1
ユーザ割込み要求のマスク処理は , 割込みレベルマスクレジスタ (ILM) の保持
する値により制御されます。
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第 3 章 CPU
3.11
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
I フラグの値を変更したとき , 割込み要求の受付けは I フラグを書き換えた命令の次の次の
命令から反映されます。
よって , 割込みを正しく動作させるために I フラグを変更する命令の後には NOP を置い
てください。
•
割込み許可 (I フラグ =1) にするとき
命令実行
↓
•
I フラグ
割込み
ORCCR #set_iflag
0
禁止
NOP
1
禁止
命令 A
1
許可
↑
ここから割込み許可
割込み禁止 (I フラグ =0) にするとき
命令実行
↓
I フラグ
割込み
ANDCCR #clear_iflag
1
許可
NOP
0
許可
命令 A
0
禁止
↑
ここから割込み禁止
I フラグを "0" にする命令を実行しているときに割込みを受け付けると , I フラグ , ILM
は変更するのに命令実行から 1cycle 遅れがあるため , 割込み処理ルーチンに飛んでい
るにもかかわらず I フラグが "0" となります。
この際 , 多重割込みが発生しても I フラグは "0" のため受け付けられず , 多重割込みの
処理が実行されません。
なお , I フラグ自体は命令実行時に更新されます。そのため , スタックには更新後の I
フラグの値が退避され , スタックの値が復帰された際には PS レジスタには更新後の I
フラグの値が反映されます。割込みルーチン内で新たな割込みを受け付けたい場合は ,
割込みルーチンの先頭で I フラグを "1" とするソフトウェア処理を行ってください。
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81
第 3 章 CPU
3.11
MB91665 シリーズ
割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
3.11.5
割込みレベルマスク値を保持します。プログラムステータスレジスタ (PS) の bit20 ∼ bit16
として設けられています。
FR80 ファミリ CPU に入力される割込み要求の中で , 対応する割込みレベルが , この割
込みレベルマスクレジスタ (ILM) で示されるレベルよりも強い場合にのみ割込み要求
が受け付けられます。
レベル値は , "0" (00000) が最強で , "31" (11111) が最弱です。
プログラムから設定可能な値には制限があります。元の値が 16 ∼ 31 のとき , 新たな値
として設定できるのは 16 ∼ 31 です。0 ∼ 15 の値を設定する命令を実行すると , ( 指定
した値+ 16) が転送されます。
元の値が 0 ∼ 15 のときは , 0 ∼ 31 の任意の値が設定可能です。設定するには STILM
命令を使用します。
< 注意事項 >
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) の値を変更したとき , 割込み要求の受付けは割込みレ
ベルマスクレジスタ (ILM) を書き換えた命令の次の次の命令から反映されます。
よって , 割込みを正しく動作させるために割込みレベルマスクレジスタ (ILM) を変更する
命令の後には NOP を置いてください。
命令実行
↓
3.11.6
ILM
割込み受付け
SETILM #set_ILM_B
A
A
NOP
B
A
命令 C
B
B
↑
命令 D
B
B
ここから ILM=B が反映
割込みに対するレベルマスク
割込み要求が発生したときは , 割込み要因の持つ割込みレベルが割込みレベルマスク
レジスタ (ILM) の保持するレベルマスク値と比較されます。そして , 次の条件が成立し
たときはマスクされ , 要求は受理されません。
要因の持つ割込みレベル ≧ レベルマスク値
82
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第 3 章 CPU
3.11
MB91665 シリーズ
割込み制御レジスタ (ICR)
3.11.7
「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
3.11.8
システムスタックポインタ (SSP)
EIT の受理および復帰動作時のデータ退避・復帰用スタックを示すポインタとして使用され
ます。
システムスタックポインタ (SSP) のビット構成を図 3.11-1 に示します。
図 3.11-1 システムスタックポインタ (SSP) のビット構成
bit 31
0
初期値
0000 0000H
EIT 処理時に "8" 減算され , RETI 命令の実行による EIT からの復帰動作時に "8" 加算さ
れます。
リセットによる初期値は 0000 0000H です。
コンディションコードレジスタ (CCR) 中の S フラグが "0" のとき , 汎用レジスタ R15
としても機能します。
3.11.9
割込みスタック
システムスタックポインタ (SSP) により示される領域で , プログラムカウンタ (PC) および
プログラムステータスレジスタ (PS) の値が退避・復帰されます。割込み後はシステムスタッ
クポインタ (SSP) の示すアドレスにプログラムカウンタ (PC), (SSP + 4 ) のアドレスにプロ
グラムステータスレジスタ (PS) が格納されています。
割込みスタックを図 3.11-2 に示します。
図 3.11-2 割込みスタック
[ 割込み前 ]
SSP
[ 割込み後 ]
8000 0000H
SSP
メモリ
7FFF FFF8H
メモリ
8000 0000H
8000 0000H
7FFF FFFCH
7FFF FFFCH
PS
7FFF FFF8H
7FFF FFF8H
PC
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83
第 3 章 CPU
3.11
3.11.10
MB91665 シリーズ
テーブルベースレジスタ (TBR)
EIT 用ベクタテーブルの先頭アドレスを示すレジスタです。
テーブルベースレジスタ (TBR) のビット構成を図 3.11-3 に示します。
図 3.11-3 テーブルベースレジスタ (TBR) のビット構成
bit 31
0
初期値
000F FC00H
テーブルベースレジスタ (TBR) と EIT 要因ごとに決められたオフセット値を加算した
アドレスが , ベクタアドレスとなります。
リセットによる初期値は 000F FC00H です。
3.11.11
EIT ベクタテーブル
テーブルベースレジスタ (TBR) の示すアドレスから 1K バイトの領域が , EIT 用ベクタ領域と
なっています。
1 ベクタあたりの大きさは 4 バイトで , 割込みベクタ番号とベクタアドレスの関係は下
記のように表されます。
vctadr
=TBR + vctofs
=TBR + (0x3FC − 4 × vct)
vctadr:ベクタアドレス vctofs:ベクタオフセット vct:割込みベクタ番号
TBR:テーブルベースレジスタ (TBR))
加算結果の下位 2 ビット は常に "00" として扱われます。
000F FC00H ∼ 000F FFFFH の領域がリセットによるベクタテーブルの初期領域です。
ベクタの一部には特殊な機能が割り当てられています。
84
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第 3 章 CPU
3.11
MB91665 シリーズ
3.11.12
多重 EIT 処理
複数の EIT 要因が同時に発生した場合 , CPU は 1 つの EIT 要因を選択して受理し , EIT
シーケンスを実行した後 , 再び EIT 要因の検出を行う , という動作を繰り返します。EIT
要因検出の際に , 受理可能な EIT 要因がなくなったとき , 最後に受理した EIT 要因のハ
ンドラの命令を実行します。
そのため , 複数の EIT 要因が同時に発生した場合の各要因のハンドラの実行順序は ,
1. EIT 要因受理の優先順位
2. 受理した場合にほかの要因をどのようにマスクするか
という 2 つの要素により決まります。
EIT 要因受理の優先度とは , プログラムステータスレジスタ (PS) とプログラムカウン
タ (PC) を退避してプログラムカウンタ (PC) を更新し ( 必要に応じて ) ほかの要因のマ
スク処理を行うという , EIT シーケンスを実行する要因を選ぶときの順番です。必ずし
も , 先に受理された要因のハンドラが先に実行されるわけではありません。
EIT 要因受理の優先度を表 3.11-2 に示します。
表 3.11-2 EIT 要因の受理の優先度と他の要因へのマスク
要因
ILM
受理の優先順位
1
ほかの要因によるマスク
リセット
ほかの要因は破棄されます。
15
2
未定義命令以外
これより優先度の低い要因すべて
-
3
INT 命令
I フラグ =0
-
4
INTE 命令
これより優先度の低い要因すべて
4
5
ユーザ割込み
ILM= 受理した要因のレベル
ICR
6
ステップトレースト これより優先度の低い要因すべて
ラップ
4
EIT 要因を受理した後のほかの要因に対するマスクの処理を加味すると , 同時に発生し
た EIT 要因の各ハンドラの実行順序は , 次のようになります。
実行順序を表 3.11-3 に示します。
表 3.11-3 EIT ハンドラの実行順序
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受理の優先順位
1
要因
リセット
2
未定義命令以外
3
INTE 命令
4
ステップトレーストラップ
5
INT 命令
6
ユーザ割込み
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85
第 3 章 CPU
3.11
MB91665 シリーズ
多重 EIT 処理について , 図 3.11-4 に示します。
図 3.11-4 多重 EIT 処理
メインルーチン
INTE 命令の
ハンドラ
INT 命令のハンドラ
優先度
最初に実行
( 高 ) INT 命令実行
( 低 ) INTE 命令実行
3.11.13
動作
次の説明で , 転送元の「PC」とは各 EIT 要因を検出した命令のアドレスを示すものと
します。
また , 「次の命令のアドレス」とは , EIT を検出した命令が
•
LDI:32 のとき:PC + 6
•
LDI:20 のとき:PC + 4
•
その他の命令のとき:PC + 2
を意味します。
■ ユーザ割込みの動作
ユーザ割込み要求が発生すると , 次の順序で要求受理の可否が判定されます。
ユーザ割込みとは , 各種周辺機能から要求が発生する割込みで , 割込み要求ごとに割込
みレベルが設定されています。
● 割込み要求受理の可否判定
1. 同時に発生した要求の割込みレベルを比較し, 最も強いレベル (最も小さい数値) を
保持するものが選択されます。
対応する割込み制御レジスタ (ICR) の保持する値が比較に使用されます。
2. 同じレベルを持つ割込み要求が複数発生しているときは , 最も若い割込み番号を持
つ割込み要求が選択されます。
3. 割込みレベル≧レベルマスク値のとき , 割込み要求はマスクされ受理されません。
86
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第 3 章 CPU
3.11
MB91665 シリーズ
割込みレベル<レベルマスク値のとき , 4 へ。
4. 選択された割込み要求がマスク可能割込みであるとき , I フラグが "0" ならば割込み
要求はマスクされ , 受理されません。I フラグが "1" ならば割込み要求受理へ。
上記の条件が成立したとき , 命令処理の切れ目で割込み要求は受理されます。
I フラグや割込みレベルマスクレジスタ (ILM) を変更する命令を実行した場合 , 2 命令
後から新しい受付け条件での EIT 制御を行います。
EIT 要求検出時にユーザ割込み要求が受理されると , 受理された割込み要求に対応した
割込み番号を使用して , CPU は次のように動作します。
※下記の「●動作」における ( ) はレジスタの指すアドレスを表します。
● 動作
1
(TBR + 受理した割込み要求のベクタオフセット )
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
次の命令のアドレス
→ (SSP)
6
受理した要求の割込みレベル
→ ILM
7
"0"
→ S フラグ
8
TMP
→ PC
割込みシーケンス終了後ハンドラの先頭の命令を実行する前に , 新たな EIT の検出を
行います。この時点で受理可能な EIT が発生していると , CPU は EIT 処理シーケンス
に遷移します。
3.11.14
INT 命令の動作
INT #u8 命令はソフトウェアでトラップを発生する命令です。
オペランドで指定された割込み番号のトラップを発生します。
● 動作
CM71-10158-1
1
(TBR + 0x3FC − 4 × u8)
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
PC + 2
→ (SSP)
6
"0"
→ I フラグ
7
"0"
→ S フラグ
8
TMP
→ PC
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
87
第 3 章 CPU
3.11
3.11.15
MB91665 シリーズ
INTE 命令の動作
INTE 命令は , デバッグ用にソフトウェアでトラップを発生する命令です。
● 動作
3.11.16
1
(TBR + 0x3D8)
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
PC + 2
→ (SSP)
6
"00100B"
→ ILM
7
"0"
→ S フラグ
8
TMP
→ PC
ステップトレーストラップの動作
ステップトレーストラップはデバッグ用のトラップでプログラムステータスレジスタ (PS)
の T フラグをセットすることにより , 1 命令実行ごとに発生します。ステップトレーストラッ
プは , 遅延分岐命令実行時の分岐命令実行直後には発生しません。遅延スロット内の命令を
実行した後に発生します。
● ステップトレーストラップ検出の条件
1. プログラムステータスレジスタ (PS) の T フラグ =1
2. 実行している命令が遅延分岐命令ではないとき。
3. CPU がユーザモードのとき。
以上の条件が成立すると , 命令動作の切れ目でブレークします。
● 動作
1
(TBR + 0x3C4)
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
次の命令のアドレス
→ (SSP)
6
"00100B"
→ ILM
7
"0"
→ S フラグ
8
TMP
→ PC
T フラグ =1 のときは , ユーザ割込みは禁止状態となります。
88
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CM71-10158-1
第 3 章 CPU
3.11
MB91665 シリーズ
3.11.17
未定義命令例外の動作
命令のデコード時に未定義命令であることを検出すると , 未定義命令例外が発生します。
● 未定義命令例外の検出条件
1. 命令のデコード時に , 未定義命令であることを検出。
2. 命令が遅延スロット外に置かれている。( =遅延分岐命令の直後ではない。)
以上の条件が成立すると , 未定義命令例外が発生しブレークします。
● 動作
1
(TBR + 0x3C4)
→ TMP
2
SSP − 4
→ SSP
3
PS
→ (SSP)
4
SSP − 4
→ SSP
5
PC
→ (SSP)
6
"0"
→ S フラグ
7
TMP
→ PC
プログラムカウンタ (PC) として退避されるのは , 未定義命令例外を検出した命令自身
のアドレスです。
3.11.18
RETI 命令の動作
RETI 命令は , EIT 処理ルーチンから復帰する命令です。
● 動作
1
(R15)
→ PC
2
R15 + 4
→ R15
3
(R15)
→ PS
4
R15 + 4
→ R15
RETI 命令は , S フラグが "0" の状態で実行する必要があります。
3.11.19
遅延スロットと EIT
分岐命令の遅延スロットには , EIT に関して次の制約があります。
● 割込み , トラップ
遅延スロットを持つ分岐命令の実行と遅延スロットの間では , 割込み・トラップは発生
しません。
● 例外
遅延スロットに未定義命令があった場合 , 未定義命令例外は発生しません。このとき ,
未定義命令は NOP 命令として動作します。
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89
第 3 章 CPU
3.11
90
MB91665 シリーズ
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CM71-10158-1
第 4 章 クロック生成部
本デバイスのすべての内部クロックの元となる ,
ソースクロック (SRCCLK) を生成するクロック生
成部について説明します。
4.1 概要
4.2 構成
4.3 端子
4.4 レジスタ
4.5 動作説明
CM71-10158-1
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91
第 4 章 クロック生成部
4.1
4.1
MB91665 シリーズ
概要
ソースクロック (SRCCLK) とは , 本デバイスを動作させるために使用する内部クロックの生
成元になるクロックです。
ソースクロック (SRCCLK) となるクロックの生成と発振制御 , またどのクロックをソースク
ロック (SRCCLK) として選択するか , その方法を説明します。
■ 概要
本デバイスは各種内部クロックを利用して動作します。各種内部クロックは , ソースク
ロック (SRCCLK) を分周して生成します。
ソースクロック (SRCCLK) は , 次の 3 つのクロックから選択できます。
•
メインクロック (MCLK)
•
PLL クロック (PLLCLK)
•
サブクロック (SBCLK)
クロック生成部では次の制御を行います。
•
•
•
メインクロック (MCLK) の生成
-
メインクロック (MCLK) の発振を制御します。
-
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間を設定します。
-
メインタイマの制御やメインタイマ割込み要求の発生を制御します。
サブクロック (SBCLK) の生成
-
サブクロック (SBCLK) の発振を制御します。
-
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間を設定します。
-
サブタイマの制御やサブタイマ割込み要求の発生を制御します。
PLL クロック (PLLCLK) の生成
-
PLL クロック (PLLCLK) の発振を制御します。
-
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間を設定します。
-
PLL 逓倍率 (PLL クロック (PLLCLK) を生成するためのメインクロック (MCLK)
の逓倍率 ) を設定します。
メインクロック (MCLK) の逓倍のみです。サブクロック (SBCLK) の逓倍はでき
ません。
•
ソースクロック (SRCCLK) の選択
3 つのクロックの中から , ソースクロック (SRCCLK) として使用するクロックを選
択します。
92
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第 4 章 クロック生成部
4.2
MB91665 シリーズ
4.2
構成
クロック生成部は , クロック生成部とソースクロック (SRCCLK) 選択部で構成されていま
す。
クロック生成部
4.2.1
3 つのクロック生成部があります。クロック生成部で作成したクロックは , ソースクロック
(SRCCLK) として選択できます。
■ メインクロック (MCLK) 生成部
X0 端子 , X1 端子 ( メイン発振子 ) からの入力を使用してメインクロック (MCLK) を生
成します。
メインクロック (MCLK) は , PLL クロック (PLLCLK) の生成にも使用します。
メインクロック (MCLK) 生成部のブロックダイヤグラムを図 4.2-1 に示します。
図 4.2-1 メインクロック (MCLK) 生成部のブロックダイヤグラム
メインクロック (MCLK) 生成部
MTE
MTC
MOSW
MTS
MTIE
メインタイマ
割込み要求
メイン
タイマ
MTIF
X1
メインクロック
レディフラグ
MCRDY
メインクロック
MCEN
X0
•
(MCLK)
メインタイマ
メインクロック (MCLK) で動作するタイマです。詳細は「第 6 章 メインタイマ」を
参照してください。
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93
第 4 章 クロック生成部
4.2
MB91665 シリーズ
■ PLL クロック (PLLCLK) 生成部
メインクロック (MCLK) を逓倍して PLL クロック (PLLCLK) を生成します。
PLL クロック (PLLCLK) 生成部のブロックダイヤグラムを図 4.2-2 に示します。
図 4.2-2 PLL クロック (PLLCLK) 生成部のブロックダイヤグラム
USB クロック
生成部へ
PLL クロック (PLLCLK) 生成部
メインクロック
(MCLK)
PLL 入力
クロック
分周器
(1 ∼ 16 分周 )
PLL 入力
クロック
PLL
PLL フィードバック
クロック
PLL フィード
バッククロック
分周器
(1 ∼ 16 逓倍 )
PDS
PTS
PLL
マクロ
発振
クロック
PCEN
PLL マクロ
発振クロック
分周器
(1 ∼ 4 分周 )
•
(PLLCLK)
ODS
PMS
PCRDY
メインタイマ
PLL クロック
PLL クロック
レディフラグ
PLL
クロック逓倍回路です。
•
PLL 入力クロック分周器
メインクロック (MCLK) を分周して PLL 入力クロックを生成します。
•
PLL フィードバッククロック分周器
PLL マクロ発振クロックを分周して生成した PLL クロック (PLLCLK) をさらに分周
して , PLL フィードバッククロックを生成します。
•
PLL マクロ発振クロック分周器
PLL マクロ発振クロックを分周して , PLL クロック (PLLCLK) を生成します。
94
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第 4 章 クロック生成部
4.2
MB91665 シリーズ
■ サブクロック (SBCLK) 生成部
X0A 端子 , X1A 端子 ( サブ発振子 ) からの入力を使用してサブクロック (SBCLK) を生
成します。
発振出力がそのままサブクロック (SBCLK) となります。
サブクロック (SBCLK) 生成部のブロックダイヤグラムを図 4.2-3 に示します。
図 4.2-3 サブクロック (SBCLK) 生成部のブロックダイヤグラム
サブクロック (SBCLK) 生成部
STE
STC
SOSW
STS
STIE
サブタイマ
割込み
サブ
タイマ
要求
STIF
X1A
サブクロック
レディフラグ
SCRDY
サブクロック
SCEN
X0A
•
(SBCLK)
サブタイマ
サブクロック (SBCLK) で動作するタイマです。詳細は「第 7 章 サブタイマ」を参
照してください。
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95
第 4 章 クロック生成部
4.2
4.2.2
MB91665 シリーズ
ソースクロック (SRCCLK) 選択部
ソースクロック (SRCCLK) の選択について説明します。ソースクロック (SRCCLK) は , 次の
3 つのクロックソースの中から選択します。
• メインクロック (MCLK) の 2 分周
• PLL クロック (PLLCLK)
• サブクロック (SBCLK)
イニシャライズリセット (INIT) が発生した場合 , ソースクロック (SRCCLK) の設定は
初期化されて , ソースクロック (SRCCLK) はメインクロック (MCLK) の 2 分周になり
ます。
プログラムの動作開始後は , クロックソース設定レジスタ (CSELR) の設定によって ,
任意のソースクロック (SRCCLK) に変更してください。
■ ソースクロック (SRCCLK) 選択部のブロックダイヤグラム
ソースクロック (SRCCLK) 選択部のブロックダイヤグラムを図 4.2-4 に示します。
図 4.2-4 ソースクロック (SRCCLK) 選択部のブロックダイヤグラム
ソースクロック (SRCCLK) 選択部
メインクロック (MCLK)
メインクロック分周器
2 分周
ソースクロック
サブクロック (SBCLK)
SRCCLK
PLL クロック (PLLCLK)
CKS [0]
•
CKS [1]
メインクロック分周器 (2 分周 )
メインクロック (MCLK) は , 2 分周されてからソースクロック (SRCCLK) になりま
す。
•
CKS1, CKS0 ビット
クロックソース設定レジスタ (CSELR) のソースクロック (SRCCLK) 選択ビットで
す。
96
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第 4 章 クロック生成部
4.3
MB91665 シリーズ
4.3
端子
クロック生成部で使用する端子について説明します。
■ 概要
•
X0, X1 端子
メインクロック (MCLK) の生成に使用する端子です。
•
X0A, X1A 端子
サブクロック (SBCLK) の生成に使用する端子です。
外部に発振子を接続します。
この端子は兼用端子です。サブクロック (SBCLK) の X0A, X1A 端子として使用する
には , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
CM71-10158-1
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97
第 4 章 クロック生成部
4.4
4.4
MB91665 シリーズ
レジスタ
クロック生成部で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ クロック生成部のレジスタ一覧
クロック生成部のレジスタ一覧を表 4.4-1 に示します。
表 4.4-1 クロック生成部のレジスタ一覧
98
レジスタ略称
CSELR
レジスタ名
クロックソース設定レジスタ
参照先
4.4.1
CMONR
クロックソース監視レジスタ
4.4.2
CSTBR
発振安定待ち設定レジスタ
4.4.3
PLLCR
PLL 設定レジスタ
4.4.4
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第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
クロックソース設定レジスタ (CSELR)
4.4.1
クロックソースの制御とソースクロック (SRCCLK) を選択するレジスタです。
クロックソース設定レジスタ (CSELR) のビット構成を図 4.4-1 に示します。
図 4.4-1 クロックソース設定レジスタ (CSELR) のビット構成
bit
7
6
5
SCEN
PCEN
MCEN
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
初期値
(INIT 時 )
0
0
1
初期値
(RST 時 )
*
*
*
属性
4
3
2
1
0
予約
R/W
予約
R/W
CKS1
CKS0
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
*
*
R/W:リード / ライト可能
*:初期化されないビット
< 注意事項 >
•
このレジスタを読み出しても , 実際に設定されている値は読み出されません。このレ
ジスタに設定した値が実際に反映されたかどうかは , クロックソース監視レジスタ
(CMONR) を読み出して確認してください。
•
このレジスタを書き換える場合は , このレジスタに設定した値とクロックソース監視
レジスタ (CMONR) の値が同じであることを確認してから , 書き換えてください。
•
クロックの切り替え中に (CKS1, CKS0 ≠ CKM1, CKM0) のときに , このレジスタに書
込みを行っても , 書込みは無視されます。
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99
第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
[bit7]:SCEN ( サブクロック発振許可ビット )
サブクロック (SBCLK) の発振を制御します。
書込み値
説明
備考
0
サブクロック (SBCLK) の発振を停止 X0A, X1A 端 子 は ポ ー ト (PK0,
します。
PK1) として使用できます
1
サ ブ ク ロッ ク (SBCLK) が発 振 し ま X0A, X1A 端 子 は サ ブ ク ロ ッ ク
す。
(SBCLK) の生成に使用されます。
< 注意事項 >
•
CKS1, CKS0 ビットでソースクロック (SRCCLK) にサブクロック (SBCLK) を選択
(CKS1, CKS0=11) している場合は , このビットを書き換えられません。
•
このビットに "0" を書き込むと , サブタイマがクリアされます。
•
ストップモード時は , このビットの値にかかわらずサブクロック (SBCLK) の発振が停
止します。
[bit6]:PCEN (PLL クロック発振許可ビット )
PLL クロック (PLLCLK) の発振を制御します。
書込み値
説明
0
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止します。
1
PLL クロック (PLLCLK) が発振します。
< 注意事項 >
•
ストップモードにする前に , このビットに "0" を書き込んで , PLL クロック (PLLCLK)
の発振を停止してください。
•
次のいずれかの場合は , このビットは書き換えられません。
- CKS1, CKS0 ビットでソースクロック (SRCCLK) に PLL クロック (PLLCLK) を選択
している (CKS1, CKS0=10)
- メインクロック (MCLK) の発振が停止中 / 発振安定待ち中
( クロックソース監視レジスタ (CMONR) の MCRDY ビット =0)
•
MCEN ビットでメインクロック (MCLK) の発振を停止 (MCEN=0) すると , このビット
も "0" になります。
•
メインタイマのクリア中 (メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) のMTCビット=1) は ,
このビットを "0" から "1" に書き換えないでください。
•
このビットを "0" から "1" に書き換えて , PLL クロック (PLLCLK) の発振を許可すると ,
メインタイマがクリアされます。
このとき , メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットからは "1" が読み出さ
れます。
100
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第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
[bit5] :MCEN ( メインクロック発振許可ビット )
メインクロック (MCLK) の発振を制御します。
書込み値
0
説明
メインクロック (MCLK) の発振を停止します。
1
メインクロック (MCLK) が発振します。
< 注意事項 >
•
CKS1, CKS0 ビットでソースクロック (SRCCLK) を次のいずれかにしている場合は ,
このビットを書き換えられません。
- メインクロック (MCLK) を選択 (CKS1, CKS0=00 または 01)
- PLL クロック (PLLCLK) を選択 (CKS1, CKS0=10)
•
このビットに "0" を書き込むと , メインタイマがクリアされます。
•
ストップモード時は , このビットの値にかかわらずメインクロック (MCLK) の発振が
停止します。
[bit4 ∼ bit2]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit1, bit0]:CKS1, CKS0 ( ソースクロック選択ビット )
ソースクロック (SRCCLK) を選択します。
CKS1
CKS0
説明
0
0
0
1
1
0
PLL クロック (PLLCLK)
1
1
サブクロック (SBCLK)
メインクロック (MCLK) の 2 分周
発振が停止中 / 発振安定待ち中のクロックは , ソースクロック (SRCCLK) に選択できま
せん。
また, PLLクロック (PLLCLK) からサブクロック (SBCLK), サブクロック (SBCLK) から
PLL クロック (PLLCLK) へ直接切り換えることはできません。
CM71-10158-1
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101
第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
このビットの書換え条件を表 4.4-2 に示します。
表 4.4-2 CKS1, CKS0 ビットの書換え条件
変更前の値
CKS1 CKS0
0
0
0
1
1
0
1
1
書換え可能な値
[CKS1:CKS0]
書換え条件となるビット
書換え不可能な値
クロックソース監視レジスタ
[CKS1:CKS0]
(CMONR)
00, 01
MCRDY=1
10
PCRDY=1
00, 01
MCRDY=1
11
SCRDY=1
00
MCRDY=1
10
PCRDY=1
01
MCRDY=1
11
SCRDY=1
11
10
01, 11
00, 10
表 4.4-2 の書換え不可能の値は書き込まないでください。ソースクロック (SRCCLK) の
切換え手順は , 「4.5.2 ソースクロック (SRCCLK) の切換え」を参照してください。
102
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第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
クロックソース監視レジスタ (CMONR)
4.4.2
クロックソースや , ソースクロック (SRCCLK) の状態を表示するレジスタです。
このレジスタを読み出すと , クロックソース設定レジスタ (CSELR) に設定した値が ,
実際に反映されているかどうかを確認できます。
クロックソース監視レジスタ (CMONR) のビット構成を図 4.4-2 に示します。
図 4.4-2 クロックソース監視レジスタ (CMONR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
SCRDY
PCRDY
MCRDY
属性
R
予約
R
予約
R
CKM0
R
予約
R
CKM1
R
R
R
初期値
(INIT 時 )
0
0
1
0
0
0
0
0
初期値
(RST 時 )
*
*
*
0
0
0
*
*
R:リードオンリ
*:初期化されないビット
< 注意事項 >
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の設定値を変更した場合は , 必ずこのレジスタ
を読み出して , 値がクロックソース設定レジスタ (CSELR) の設定値と同じかどうか確
認してください。
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR) に設定した値とこのレジスタの値が一致する
まで , クロックソース設定レジスタ (CSELR) は変更しないでください。
[bit7]:SCRDY ( サブクロックレディビット )
サブクロック (SBCLK) の状態を表示します。
読出し値
0
1
説明
発振が停止しているか , 発振安定待ち状態です。
安定発振中です。
ソースクロック (SRCCLK) として使用できます。
< 注意事項 >
•
このビットが "0" のときは , サブクロック (SBCLK) をソースクロック (SRCCLK) とし
て選択できません。
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビットを "1" から "0" に書き換えた後
に , このビットを読み出すと "1" が読み出される場合があります。
CM71-10158-1
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103
第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
[bit6]:PCRDY (PLL クロックレディビット )
PLL クロック (PLLCLK) の状態を表示します。
読出し値
説明
0
発振が停止しているか , 発振安定待ち状態です。
1
安定発振中です。
ソースクロック (SRCCLK) として使用できます。
< 注意事項 >
•
•
このビットが "0" のときは , PLL クロック (PLLCLK) をソースクロック (SRCCLK) と
して選択できません。
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットを "1" から "0" に書き換えた後
に , このビットを読み出すと "1" が読み出される場合があります。
[bit5]:MCRDY ( メインクロックレディビット )
メインクロック (MCLK) の状態を表示します。
読出し値
説明
0
発振が停止しているか , 発振安定待ち状態です。
1
安定発振中です。
ソースクロック (SRCCLK) として使用できます。
< 注意事項 >
•
このビットが "0" のときは , メインクロック (MCLK) または PLL クロック (PLLCLK) を
ソースクロック (SRCCLK) として選択できません。
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビットを "1" から "0" に書き換えた後
に , このビットを読み出すと "1" が読み出される場合があります。
[bit4 ∼ bit2]:予約ビット
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit1, bit0]:CKM1, CKM0 ( ソースクロック表示ビット )
ソースクロック (SRCCLK) に選択中のクロックを表示します。
CKM1
104
CKM0
説明
0
0
0
1
1
0
PLL クロック (PLLCLK) を選択しています。
1
1
サブクロック (SBCLK) を選択しています。
メインクロック (MCLK) の 2 分周を選択しています。
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第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
4.4.3
クロックソースの発振安定待ち時間を設定するレジスタです。
このレジスタで設定した発振安定待ち時間は , 次の場合に , そのクロックのレディビッ
トが "1" になるまでに使用します。
•
ストップモードまたは時計モードからの復帰時
•
メイン発振停止かつイニシャライズリセット (INIT) 発生時
•
停止していたクロックの発振を許可
レディビットとは次のビットを指します。
-
サブクロック:SCRDY ビット
-
PLL クロック:PCRDY ビット
-
メインクロック:MCRDY ビット
発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) のビット構成を図 4.4-3 に示します。
図 4.4-3 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
予約
R/W
SOSW2
SOSW1
SOSW0
MOSW3
MOSW2
MOSW1
MOSW0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
INIT 端子
=L 時
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
(INIT 時 )
0
0
0
0
*
*
*
*
初期値
(RST 時 )
0
*
*
*
*
*
*
*
属性
R/W:リード / ライト可能
*:初期化されないビット
< 注意事項 >
メイン発振停止時 , イニシャライズリセット (INIT) が発生した場合 , 動作再開後のメイン
発振安定待ち時間は , このレジスタの初期値の時間になります。
[bit7]:予約ビット
CM71-10158-1
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
[bit6 ∼ bit4]:SOSW2 ∼ SOSW0 ( サブクロック発振安定待ち選択ビット )
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間を選択します。
サブクロック (SBCLK)
発振安定待ち時間
SOSW2 SOSW1 SOSW0
32.768kHz 時
0
0
0
28 ×サブクロック (SBCLK) の周期
約 7.8ms
0
0
1
29 ×サブクロック (SBCLK) の周期
約 15.6ms
0
1
0
2
×サブクロック (SBCLK) の周期
約 31.3ms
0
1
1
211 ×サブクロック (SBCLK) の周期
62.5ms
1
0
0
212 ×サブクロック (SBCLK) の周期
125.0ms
1
0
1
213 ×サブクロック (SBCLK) の周期
250.0ms
1
1
0
214 ×サブクロック (SBCLK) の周期
500.0ms
1
1
1
215 ×サブクロック (SBCLK) の周期
1s
10
< 注意事項 >
•
表中の時間は , 計算値です。実際の時間は , 発振の状態により , 若干の誤差を含みます
ので目安としてください。
•
次の条件を満たしたとき ( サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間中 ) は , この
ビットへの書込みは無効になります。
- クロックソース監視レジスタ (CMONR) の SCRDY ビット =0
- クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット =1
106
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第 4 章 クロック生成部
4.4
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[bit3 ∼ bit0]:MOSW3 ∼ MOSW0 ( メインクロック発振安定待ち選択ビット )
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間を選択します。
MOSW3 MOSW2 MOSW1 MOSW0
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メインクロック
(MCLK)
発振安定待ち時間
4MHz 時 8MHz 時
48MHz
時
0
0
0
0
21 ×メインクロック
(MCLK) の周期
500ns
250ns
約 42ns
0
0
0
1
25 ×メインクロック
(MCLK) の周期
8μs
4μs
約 667ns
0
0
1
0
26 ×メインクロック
(MCLK) の周期
16μs
8μs
約 1μs
0
0
1
1
27 ×メインクロック
(MCLK) の周期
32μs
16μs
約 3μs
0
1
0
0
28 ×メインクロック
(MCLK) の周期
64μs
32μs
約 5μs
0
1
0
1
29 ×メインクロック
(MCLK) の周期
128μs
64μs
約 11μs
0
1
1
0
210×メインクロック
(MCLK) の周期
256μs
128μs
約 21μs
0
1
1
1
211×メインクロック
(MCLK) の周期
512μs
256μs
約 43μs
1
0
0
0
212×メインクロック
(MCLK) の周期
約 1ms
512μs
約 85μs
1
0
0
1
213×メインクロック
(MCLK) の周期
約 2ms
約 1ms
約 171μs
1
0
1
0
214×メインクロック
(MCLK) の周期
約 4ms
約 2ms
約 341μs
1
0
1
1
215×メインクロック
(MCLK) の周期
約 8ms
約 4ms
約 683μs
1
1
0
0
217×メインクロック
(MCLK) の周期
約 33ms
約 16ms
約 3ms
1
1
0
1
219×メインクロック
(MCLK) の周期
約 131ms
約 66ms
約 11ms
1
1
1
0
221×メインクロック
(MCLK) の周期
約 524ms 約 262ms
約 44ms
1
1
1
1
223×メインクロック
(MCLK) の周期
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約 2s
約 1s 約 175ms
107
第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
表中の時間は , 計算値です。実際の時間は , 発振の状態により , 若干の誤差を含みます
ので目安としてください。
•
レギュレータ搭載品では , 発振安定待ち時間を 25μs 以上に設定してください。
•
次の条件を満たしたとき ( メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間中 ) は , この
ビットへの書込みは無効になります。
- クロックソース監視レジスタ (CMONR) の MCRDY ビット =0
- クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビット =1
108
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4.4
MB91665 シリーズ
PLL 設定レジスタ (PLLCR)
4.4.4
メインクロック (MCLK) から PLL クロック (PLLCLK) を生成するための逓倍率を設定するレ
ジスタです。
PLLクロック (PLLCLK) の生成に関係するクロック周波数と逓倍率の計算方法は
「4.5.3
PLL クロック (PLLCLK) 生成のための逓倍率」を参照してください。
PLL 設定レジスタ (PLLCR) のビット構成を図 4.4-4 に示します。
図 4.4-4 PLL 設定レジスタ (PLLCR) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
予約
R/W
予約
R/W
ODS1
ODS0
PMS3
PMS2
PMS1
PMS0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値
(INIT 時 )
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
(RST 時 )
0
0
*
*
*
*
*
*
属性
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
PTS3
PTS2
PTS1
PTS0
PDS3
PDS2
PDS1
PDS0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値
(INIT 時 )
1
1
1
1
0
0
0
0
初期値
(RST 時 )
*
*
*
*
*
*
*
*
属性
R/W:リード / ライト可能
*:初期化されないビット
< 注意事項 >
PLL クロック (PLLCLK) の発振を許可している場合は ( クロックソース設定レジスタ
(CSELR) の PCEN=1), このレジスタへの書込みは無効です。
[bit15, bit14]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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109
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4.4
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[bit13, bit12]:ODS1, ODS0 (PLL マクロ発振クロック分周比選択ビット )
PLL マクロ発振クロックから PLL クロック (PLLCLK) への分周比を選択します。
ODS1
ODS0
説明
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL マクロ発振クロック / 1
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL マクロ発振クロック / 2
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL マクロ発振クロック / 3
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL マクロ発振クロック / 4
[bit11 ∼ bit8]:PMS3 ∼ PMS0 (PLL クロック逓倍率選択ビット )
PLL 入力クロックから PLL クロック (PLLCLK) への逓倍率を選択します。
110
PMS3
PMS2
PMS1
PMS0
0
0
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 1
0
0
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 2
0
0
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 3
0
0
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 4
0
1
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 5
0
1
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 6
0
1
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 7
0
1
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 8
1
0
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 9
1
0
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 10
1
0
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 11
1
0
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 12
1
1
0
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 13
1
1
0
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 14
1
1
1
0
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 15
1
1
1
1
PLL クロック (PLLCLK) = PLL 入力クロック× 16
PLL クロック (PLLCLK) 逓倍率
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4.4
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[bit7 ∼ bit4]:PTS3 ∼ PTS0 (PLL クロック発振安定待ち時間選択ビット )
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間を選択します。
PTS3 PTS2 PTS1 PTS0
PLL クロック
(PLLCLK)
発振安定待ち時間
4MHz 時
8MHz 時 48MHz 時
1
0
0
0
29 ×メインクロック
(MCLK) 周期
128.0μs
64.0μs
約 10.7μs
1
0
0
1
210 ×メインクロック
(MCLK) 周期
256.0μs
128.0μs
約 21.3μs
1
0
1
0
211 ×メインクロック
(MCLK) 周期
512.0μs
256.0μs
約 42.7μs
1
0
1
1
212 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 1ms
512.0μs
約 85.3μs
1
1
0
0
213 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 2ms
約 1ms 約 170.7μs
1
1
0
1
214 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 4ms
約 2ms 約 341.3μs
1
1
1
0
215 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 8ms
約 4ms 約 682.7μs
1
1
1
1
216 ×メインクロック
(MCLK) 周期
約 16.4ms
約 8ms
約 1.4ms
< 注意事項 >
•
表中の時間は , 計算値です。実際の時間は , 発振の状態により , 若干の誤差を含みます
ので目安としてください。
•
PTS3 ビットには常に "1" を書き込んでください。
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111
第 4 章 クロック生成部
4.4
MB91665 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:PDS3 ∼ PDS0 (PLL 入力クロック分周選択ビット )
PLL 入力クロックを生成するための , メインクロック (MCLK) の分周比を選択します。
PDS3
112
PDS2
PDS1
PDS0
PLL 入力クロック分周選択
0
0
0
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 1
0
0
0
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 2
0
0
1
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 3
0
0
1
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 4
0
1
0
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 5
0
1
0
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 6
0
1
1
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 7
0
1
1
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 8
1
0
0
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 9
1
0
0
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 10
1
0
1
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 11
1
0
1
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 12
1
1
0
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 13
1
1
0
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 14
1
1
1
0
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 15
1
1
1
1
PLL 入力クロック=メインクロック (MCLK) / 16
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第 4 章 クロック生成部
4.5
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動作説明
4.5
クロック生成部の動作について説明します。
各クロックソースの動作説明とソースクロックの切替えについて説明します。
4.5.1
クロックソースの動作説明
各クロックソースについて発振制御を中心に説明します。
■ メインクロック (MCLK)
X0 端子 , X1 端子 ( メイン発振子 ) からの入力を使用して生成するクロックです。PLL
クロックの生成にも使用します。
メインクロックを使用して, メインタイマが動作します。「第6章
(
メインタイマ」参照)
● 発振停止の条件
次のいずれかの場合にメインクロック (MCLK) の発振が停止します。
•
ストップモード中
•
ソースクロック (SRCCLK) としてサブクロック (SBCLK) を選択中で, メインクロッ
ク (MCLK) の発振が停止 ( 次の条件が揃った場合 )
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビット =11
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビット =0
上記の発振停止条件がすべて取り下げられた後 , 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
の MOSW3 ∼ MOSW0 ビットに設定された発振安定待ち時間を経過すると , メインク
ロック (MCLK) の供給を開始します。
● 発振安定待ち時間の選択
メインクロック (MCLK) は発振が許可されると , 発振が安定するのを待ってから , ク
ロックの供給を開始します。
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間は , 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
の MOSW3 ∼ MOSW0 ビットで設定します。
MOSW3 ∼ MOSW0 ビットは , INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 初期化され , 発
振安定待ち時間が初期値に戻ります。その場合の初期値は , 21 ×メインクロック
(MCLK) 周期です。
それ以外のリセットが発生しても , MOSW3 ∼ MOSW0 ビットは初期化されません。
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113
第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
レギュレータ搭載品では , 発振安定待ち時間を 25μs 以上に設定してください。
● 発振安定待ち時間の終了
発振安定待ち時間が終了すると , メインクロック (MCLK) が供給されます。
メインクロック (MCLK) が発振安定待ち時間中かどうかは , メインクロック (MCLK)
の動作が許可されているときに , 以下の値で確認できます。
発振安定待ち状態の表示
発振安定状態の表示
クロックソース監視レジスタ (CMONR) クロックソース監視レジスタ (CMONR) の
MCRDY=1
の MCRDY=0
■ PLL クロック (PLLCLK)
メインクロック (MCLK) を逓倍して生成する高速のクロックです。
● 発振停止の条件
次のいずれかの場合に PLL クロック (PLLCLK) の発振が停止します。
•
メインクロック (MCLK) の発振が停止中 , または発振安定待ち時間中
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビット =0)
•
ソースクロック (SRCCLK) に PLL クロック (PLLCLK) 以外を選択中に次の条件が
揃った場合
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビット =10 以外
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビット =0
上記の発振停止条件がすべて取り下げられた後 , PLL 設定レジスタ (PLLCR) の PTS3 ∼
PTS0 ビットに設定された発振安定待ち時間を経過すると , PLL クロック (PLLCLK) の
供給を開始します。
INIT端子に"L"が入力された場合, またはイニシャライズリセット (INIT) から復帰した
場合は , クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットが "0" に初期化され ,
PLL クロック (PLLCLK) の発振は停止します。( 初期化後 , 発振するにはクロックソー
ス設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットを "1" にしてください。)
● 発振安定待ち時間の選択
PLL クロック (PLLCLK) は発振が許可されると , 発振が安定するのを待ってから , ク
ロックの供給を開始します。
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間は , PLL 設定レジスタ (PLLCR) の PTS3 ∼
PTS0 ビットで設定します。
PTS3 ∼ PTS0 ビットは , INIT 端子に "L" が入力された場合 , またはイニシャライズリ
セット (INIT) から復帰すると初期化され , 発振安定待ち時間が初期値に戻ります。そ
の場合の初期値は , 216 ×メインクロック (MCLK) 周期です。
発振安定待ち時間を変更するには , PTS3 ∼ PTS0 ビットを設定後 , クロックソース設定
レジスタ (CSELR) の PCEN ビットに "1" を書き込んでください。
114
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第 4 章 クロック生成部
4.5
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● 発振安定待ち時間の終了
発振安定待ち時間が終了すると , PLL クロック (PLLCLK) が供給されます。
PLL クロック (PLLCLK) が発振安定待ち時間中かどうかは , PLL クロック (PLLCLK) の
動作が許可されているときに , 以下の値で確認できます。
発振安定待ち状態の表示
発振安定状態の表示
クロックソース監視レジスタ (CMONR) クロックソース監視レジスタ (CMONR) の
PCRDY=1
の PCRDY=0
■ サブクロック (SBCLK)
X0A 端子 , X1A 端子 ( サブ発振子 ) からの入力を使用して生成するクロックです。発
振出力がそのままサブクロック (SBCLK) になります。
サブクロックを使用して , サブタイマが動作します。(「第 7 章 サブタイマ」参照 )
● 発振停止の条件
次のいずれかの場合にサブクロック (SBCLK) の発振が停止します。
•
INIT 端子に "L" が入力された
•
ストップモード中
•
ソースクロック (SRCCLK) としてサブクロック (SBCLK) 以外を選択中で , サブク
ロック (SBCLK) の発振が停止 ( 次の条件が揃った場合 )
•
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビット =11 以外
-
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット =0
端子設定がポート使用になっている ( サブクロック (SBCLK) 生成部とポートの端
子が兼用のため ) 。
上記の発振停止条件がすべて取り下げられた後 , 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
の SOSW2 ∼ SOSW0 ビットに設定された発振安定待ち時間を経過すると , サブクロッ
ク (SBCLK) の供給を開始します。
INIT端子に"L"が入力された場合, またはイニシャライズリセット (INIT) から復帰した
場合は , クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビットが "0" に初期化され , サ
ブクロック (SBCLK) の発振は停止します。( 初期化後 , 発振するにはクロックソース設
定レジスタ (CSELR) の SCEN ビットを "1" にしてください。)
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115
第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91665 シリーズ
● 発振安定待ち時間の選択
サブクロック (SBCLK) は発振が許可されると発振が安定するのを待ってから , クロッ
クの供給を開始します。
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間は, 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の
SOSW2 ∼ SOSW0 ビットで設定します。
SOSW2 ∼ SOSW0 ビットは , INIT 端子に "L" が入力された場合 , またはイニシャライ
ズリセット (INIT) から復帰すると初期化され , 発振安定待ち時間が初期値に戻ります。
その場合の初期値は , 28 ×サブクロック (SBCLK) 周期です。
発振安定待ち時間を変更するには , SOSW2 ∼ SOSW0 ビットを設定してください。
● 発振安定待ち時間の終了
発振安定待ち時間が終了すると , サブクロック (SBCLK) が供給されます。
サブクロック (SBCLK) が発振安定待ち時間中かどうかは , サブクロックの動作が許可
されているときに , 以下の値で確認できます。
発振安定待ち状態の表示
発振安定状態の表示
クロックソース監視レジスタ (CMONR) クロックソース監視レジスタ (CMONR) の
SCRDY=1
の SCRDY=0
4.5.2
ソースクロック (SRCCLK) の切換え
ソースクロック (SRCCLK) の切換えについて説明します。
■ 概要
INIT 端子に "L" が入力された場合 , またはイニシャライズリセット (INIT) が発生する
と, ソースクロック (SRCCLK) の設定は初期化されて, ソースクロック (SRCCLK) はメ
インクロック (MCLK) の 2 分周になります。
プログラムの動作開始後は, クロックソース設定レジスタ (CSELR) のCKS1, CKS0ビッ
トでソースクロック (SRCCLK) をクロックソースの中から選択できます。
ソースクロック (SRCCLK) を変更するとき , PLL クロック (PLLCLK) からサブクロッ
ク (SBCLK) または , サブクロック (SBCLK) から PLLクロック (PLLCLK) に直接切り換
えることはできません。一度 , メインクロック (MCLK) の 2 分周に設定してから切り
換えてください。
116
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第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91665 シリーズ
ソースクロック (SRCCLK) の切換え方法を図 4.5-1 に示します。
図 4.5-1 ソースクロック (SRCCLK) 切換え方法
メインクロック
(MCLK) の 2 分周
PLL クロック
(PLLCLK)
サブクロック
(SBCLK)
< 注意事項 >
ソースクロック (SRCCLK) を切り換えても , 各クロックの発振許可設定 ( クロックソース
設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット , PCEN ビット , MCEN ビットの値 ) は保持され
ています。必要に応じて発振を停止してください。
■ 手順
● メインクロック (MCLK) の 2 分周から PLL クロック (PLLCLK) への切換え
ソースクロック (SRCCLK) をメインクロック (MCLK) の 2 分周から PLL クロック
(PLLCLK) に切り換える場合は , 次のように設定してください。
1. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , メインクロック
(MCLK) の 2 分周が選択されていることを確認 (CKM1, CKM0=00 または 01)
2. PLL 設定レジスタ (PLLCR) で , PLL 逓倍率と PLL クロック (PLLCLK) 発振安定待ち
時間を設定
3. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットで , PLL クロック (PLLCLK)
の発振を開始 (PCEN=1)
4. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の PCRDY ビットで ,
(PLLCLK) の発振が安定したのを確認 (PCRDY=1)
PLL クロック
5. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) を PLL クロック (PLLCLK) に切換え (CKS1, CKS0=10)
6. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) が PLL ク ロ ッ ク (PLLCLK) に 切 り 換 え ら れ た こ と を 確 認 (CKM1,
CKM0=10)
< 注意事項 >
PLLクロック (PLLCLK) の発振が有効になっている場合は, 手順2.から4.は省略できます。
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第 4 章 クロック生成部
4.5
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● PLL クロック (PLLCLK) からメインクロック (MCLK) の 2 分周への切換え
ソースクロック (SRCCLK) を PLL クロック (PLLCLK) からメインクロック (MCLK) の
2 分周に切り換える場合は , 次のように設定してください。
1. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , PLL クロック
(PLLCLK) が選択されていることを確認 (CKM1, CKM0=10)
2. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) をメインクロック (MCLK) の 2 分周に切換え (CKS1, CKS0=00)
3. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) が メ イ ン ク ロ ッ ク (MCLK) の 2 分 周 に 切 り 換 え ら れ た こ と を 確 認
(CKM1, CKM0=00)
● メインクロック (MCLK) の 2 分周からサブクロック (SBCLK) への切換え
ソースクロック (SRCCLK) をメインクロック (MCLK) の 2 分周からサブクロック
(SBCLK) に切り換える場合は , 次のように設定してください。
1. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , メインクロック
(MCLK) の 2 分周が選択されていることを確認 (CKM1, CKM0=01)
2. 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の SOSW2 ∼ SOSW0 ビットで , サブクロック
(SBCLK) 発振安定待ち時間を設定
3. クロックソース設定レジスタ (CSELR) のSCENビットで, サブクロック (SBCLK) の
発振を開始 (SCEN=1)
4. クロックソース監視レジスタ (CMONR) のSCRDYビットで, サブクロック (SBCLK)
の発振が安定したのを確認 (SCRDY=1)
5. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) をサブクロック (SBCLK) に切換え (CKS1, CKS0=11)
6. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) がサブクロック (SBCLK) に切り換えられたことを確認する。(CKM1,
CKM0=11)
< 注意事項 >
サブクロック (SBCLK) の発振が有効になっている場合は , 手順2.から4. は省略できます。
118
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CM71-10158-1
第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91665 シリーズ
● サブクロック (SBCLK) からメインクロック (MCLK) の 2 分周への切換え
ソースクロック (SRCCLK) をサブクロック (SBCLK) からメインクロック (MCLK) の 2
分周に切り換える場合は , 次のように設定してください。
1. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , サブクロック
(SBCLK) が選択されていることを確認 (CKM1, CKM0=11)
2. 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の MOSW2 ∼ MOSW0 ビットで , メインクロッ
ク (MCLK) 発振安定待ち時間を設定
3. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビットで , メインクロック (MCLK)
の発振を開始 (MCEN=1)
4. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の MCRDY ビットで , メインクロック
(MCLK) の発振安定 (MCRDY=1) を確認する。
5. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の CKS1, CKS0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) をメインクロック (MCLK) に切り換え (CKS1, CKS0=01)
6. クロックソース監視レジスタ (CMONR) の CKM1, CKM0 ビットで , ソースクロック
(SRCCLK) が メ イ ン ク ロ ッ ク (MCLK) に 切 り 換 え ら れ た こ と を 確 認 (CKM1,
CKM0=01)
< 注意事項 >
メインクロック (MCLK) の発振が有効になっている場合は , 手順 2. から 4. は省略できま
す。
4.5.3
PLL クロック (PLLCLK) 生成のための逓倍率
PLL クロック (PLLCLK) の生成に関係するクロック周波数と逓倍率の計算方法について説明
します。
PLL 入力クロック周波数
= ( メイン発振周波数 ) / (PLL 設定レジスタ (PLLCR) の PDS ビットで設定した分周比 )
PLL 逓倍率
= (PLL 設定レジスタ (PLLCR) の ODS ビットで設定した分周比 ) × (PLL 設定レジス
タ (PLLCR) の PMS ビットで設定した逓倍率 )
PLL マクロ発振クロック周波数
= (PLL 入力クロック周波数 ) × PLL 逓倍率
PLL クロック (PLLCLK) 周波数
= (PLL 入力クロック周波数 ) × (PLL 設定レジスタ (PLLCR) の PMS ビットで設定し
た逓倍率 )
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
119
第 4 章 クロック生成部
4.5
MB91665 シリーズ
PLL クロック (PLLCLK) の設定例を表 4.5-1 に示します。
表 4.5-1 PLL クロック (PLLCLK) の設定例
PLL 設定レジスタ
(PLLCR)
メイン
発振
周波数
PDS3 ∼
PDS0
ODS1,
ODS0
PMS3 ∼
PMS0
PLL 入力
クロック
周波数
PLL
PLL 逓倍率
PLL
マクロ発振
ODS ×
クロック
クロック
PMS
周波数
周波数
4MHz
0000
00
0111
4MHz
8 逓倍
32MHz
32MHz
4.167MHz
0000
00
0111
4.167MHz
8 逓倍
33MHz
33MHz
48MHz
0010
10
0001
16MHz
6 逓倍
96MHz
32MHz
4MHz
0000
10
0111
4MHz
24 逓倍
96MHz
32MHz
8MHz
0000
10
0011
8MHz
12 逓倍
96MHz
32MHz
< 注意事項 >
•
•
120
PLL 入力クロック , PLL 逓倍率 , PLL マクロ発振クロックは , 次の使用条件を満たすよ
うに設定してください。
PLL 入力クロック周波数
4MHz ∼ 24MHz
PLL 逓倍率
2 逓倍∼ 24 逓倍
PLL マクロ発振クロック周波数
96MHz ∼ 100MHz
ソースクロック (PLL クロック選択時 )
24MHz ∼ 33 MHz
ODS=00 かつ PMS=0000 (PLL 逓倍率 =1) の設定は禁止です。
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第 5 章 クロック分周
制御部
内部クロックを生成するクロック分周制御部につ
いて説明します。
5.1 概要
5.2 内部クロック
5.3 構成
5.4 レジスタ
5.5 分周比
5.6 使用上の注意
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
121
第 5 章 クロック分周制御部
5.1
5.1
MB91665 シリーズ
概要
クロック生成部から入力したソースクロック (SRCCLK) を分周して内部クロックを生成し
ます。
クロック分周制御部は , ソースクロック (SRCCLK) を分周して , 内部クロックを生成
し , CPU やバス , 周辺機能に供給します。
生成する内部クロックを表 5.1-1 に示します。これらのクロックを総称して内部クロッ
クといいます。
表 5.1-1 生成する内部クロック
クロック名
ベースクロック (BCLK)
生成元クロック
ソースクロック (SRCCLK) の 1 ∼ 8 分周
CPU クロック (CCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 分周 ( 非分周 )
オンチップバスクロック
(HCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 分周 ( 非分周 )
外部バスクロック (TCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 ∼ 8 分周
周辺クロック (PCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 ∼ 16 分周
ソースクロック (SRCCLK) については,「第4章 クロック生成部」を参照してください。
122
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CM71-10158-1
第 5 章 クロック分周制御部
5.2
MB91665 シリーズ
5.2
内部クロック
各内部クロックについて説明します。
■ ベースクロック (BCLK)
すべての内部クロックの生成元になるクロックです。
分周設定レジスタ 0 (DIVR0) の DIVB2 ∼ DIVB0 ビットでソースクロック (SRCCLK) を
1 ∼ 8 分周して生成します。
デバイス全体の動作周波数を一括して低下させることができます。
次の各低消費電力モード時に停止します。
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
■ CPU クロック (CCLK)
本デバイスの CPU 部に供給するクロックで , ベースクロック (BCLK) から生成します。
ベースクロック (BCLK) を分周せずに生成するので , 動作周波数は常にベースクロッ
ク (BCLK) と同じです。
次の各低消費電力モード時に停止します。
•
ドーズモード ( 停止期間中 )
•
スリープモード
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
クロック名
CPU クロック (CCLK)
代表的な供給先
CPU ( 命令実行部 )
■ オンチップバスクロック (HCLK)
オンチップバスとそれに接続される各回路に供給されるクロックで , ベースクロック
(BCLK) から生成します。
ベースクロック (BCLK) を分周せずに生成するので , 動作周波数は常にベースクロッ
ク (BCLK) と同じです。
次の各低消費電力モード時に停止します。
•
バススリープモード
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
クロック名
オンチップバスクロック (HCLK)
CM71-10158-1
代表的な供給先
DMA コントローラ (DMAC)
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123
第 5 章 クロック分周制御部
5.2
MB91665 シリーズ
■ 外部バスクロック (TCLK)
外部バスインタフェースに供給されるクロックです。
分周設定レジスタ1 (DIVR1) のDIVT2∼DIVT0ビットでベースクロック (BCLK) を1∼
8 分周して生成します。
分周設定レジスタ 1 (DIVR1) の TSTP ビットを設定することで , バススリープモード中
でオンチップバスアクセスを行っていないときは停止させることができます。
次の低消費電力モード時は , 設定にかかわらず停止します。
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
クロック名
外部バスクロック (TCLK)
代表的供給先
外部バスインタフェース
< 注意事項 >
•
外部バスクロック (TCLK) と同じ周波数が, SYSCLK端子からバスクロック (SYSCLK)
として出力されます。
•
外部バスクロック (TCLK) の分周比を奇数分周に設定 ( 分周設定レジスタ 1 (DIVR1)
の DIVT2 ∼ DIVT0 ビット ) すると , SYSCLK 端子から出力されるバスクロック
(SYSCLK) のデューティ比は 50% になりません。"H" レベルの出力期間が出力周期の
50% 以下となります。
•
DIVT = 000 のとき , 必ず DIVB = 000 に設定してください。
•
外部バス領域にアクセス中に外部バスクロック(TCLK)の分周比を変更しないでくださ
い。分周比の変更については , 「5.6 使用上の注意」を参照してください。
■ 周辺クロック (PCLK)
周辺バスとそれに接続する各周辺機能に供給されるクロックです。
分周設定レジスタ 2 (DIVR2) の DIVP3 ∼ DIVP0 ビットでベースクロック (BCLK) を 1
∼ 16 分周して生成します。
次の低消費電力モード時は , 設定にかかわらず停止します。
•
時計モード / メインタイマモード
•
ストップモード
クロック名
周辺クロック (PCLK)
124
代表的な供給先
周辺バス
クロック制御部
リセット制御部
ウォッチドッグタイマ
割込みコントローラ
外部割込み
遅延割込み
16 ビットリロードタイマ
各周辺機能
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第 5 章 クロック分周制御部
5.3
MB91665 シリーズ
5.3
構成
クロック生成部から入力されたソースクロックを, レジスタに設定した値で分周し, 各回路へ
出力します。
■ クロック分周制御部のブロックダイヤグラム
クロック分周制御部のブロックダイヤグラムを図 5.3-1 に示します。
図 5.3-1 クロック分周制御部のブロックダイヤグラム
ソースクロック
(SRCCLK)
DIVB2 ∼ DIVB0
(1 ∼ 8 分周 )
ベースクロック
(BCLK)
CPU スリープ
CPU クロック
(CCLK)
バススリープ
オンチップ
バスクロック
(HCLK)
バススリープ
外部バスアクセスしていない
TSTP
DIVT2 ∼ DIVT0
(1 ∼ 8 分周 )
DIVP3 ∼ DIVP0
(1 ∼ 16 分周 )
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外部バスクロック
(TCLK)
周辺クロック
(PCLK)
125
第 5 章 クロック分周制御部
5.4
5.4
MB91665 シリーズ
レジスタ
クロック分周制御部で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ クロック分周制御部のレジスタ一覧
クロック分周制御部のレジスタ一覧を表 5.4-1 に示します。
表 5.4-1 クロック分周制御のレジスタ一覧
126
レジスタ略称
DIVR0
レジスタ名
分周設定レジスタ 0
5.4.1
DIVR1
分周設定レジスタ 1
5.4.2
DIVR2
分周設定レジスタ 2
5.4.3
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
参照先
CM71-10158-1
第 5 章 クロック分周制御部
5.4
MB91665 シリーズ
分周設定レジスタ 0 (DIVR0)
5.4.1
ベースクロック (BCLK) を生成するときのソースクロック (SRCCLK) の分周比を設定するレ
ジスタです。
分周設定レジスタ 0 (DIVR0) のビット構成を図 5.4-1 に示します。
図 5.4-1 分周設定レジスタ 0 (DIVR0) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
DIVB2
DIVB1
DIVB0
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
0
0
0
0
0
0
1
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit5]:DIVB2 ∼ DIVB0 ( ベースクロック分周設定ビット )
ソースクロック (SRCCLK) からベースクロック (BCLK) を生成するときの分周比を設
定します。
CPU クロック (CCLK) とオンチップバスクロック (HCLK) はベースクロック (BCLK)
を分周しないで生成するので , ベースクロック (BCLK) と同じ周波数になります。
DIVB2
DIVB1
DIVB0
説明
0
0
0
1 分周 ( 非分周 )
0
0
1
2 分周
0
1
0
3 分周
0
1
1
4 分周
1
0
0
5 分周
1
0
1
6 分周
1
1
0
7 分周
1
1
1
8 分周
[bit4 ∼ bit2]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読込み時
"0" が読み出されます。
[bit1, bit0]:予約ビット
CM71-10158-1
書込み時
必ず "1" を書き込んでください。
読込み時
"1" が読み出されます。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
127
第 5 章 クロック分周制御部
5.4
MB91665 シリーズ
分周設定レジスタ 1 (DIVR1)
5.4.2
外部バスクロック (TCLK) を生成するときのベースクロック (BCLK) の分周比を設定するレ
ジスタです。また , 外部バスクロック (TCLK) の停止制御も行います。
分周設定レジスタ 1 (DIVR1) のビット構成を図 5.4-2 に示します。
図 5.4-2 分周設定レジスタ 1 (DIVR1) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
TSTP
DIVT2
DIVT1
DIVT0
R/W
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
0
0
0
1
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
[bit7]:TSTP ( 外部バスクロック停止許可ビット )
スリープモード時 , オンチップバスを停止する場合に , 外部バスクロック (TCLK) も停
止するかどうかを設定します。
停止を許可した場合は , バスアクセス時以外は , 外部バスクロック (TCLK) は供給され
ません。
書込み値
説明
0
外部バスクロック (TCLK) を停止しない。
1
外部バスクロック (TCLK) を停止する。
[bit6 ∼ bit4]:DIVT2 ∼ DIVT0 ( 外部バスクロック分周設定ビット )
ベースクロック (BCLK) から外部バスクロック (TCLK) を生成するときの分周比を設
定します。
DIVT2
DIVT1
DIVT0
説明
0
0
0
1 分周 ( 非分周 )
0
0
1
2 分周
0
1
0
3 分周
0
1
1
4 分周
1
0
0
5 分周
1
0
1
6 分周
1
1
0
7 分周
1
1
1
8 分周
< 注意事項 >
外部バス領域にアクセス中に外部バスクロック (TCLK) の分周比を変更しないでくださ
い。分周比の変更については , 「5.6 使用上の注意」を参照してください。
128
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CM71-10158-1
第 5 章 クロック分周制御部
5.4
MB91665 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:予約ビット
CM71-10158-1
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読込み時
"0" が読み出されます。
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129
第 5 章 クロック分周制御部
5.4
MB91665 シリーズ
分周設定レジスタ 2 (DIVR2)
5.4.3
周辺クロック (PCLK) を生成するときのベースクロック (BCLK) の分周比を設定するレジス
タです。
分周設定レジスタ 2 (DIVR2) のビット構成を図 5.4-3 に示します。
図 5.4-3 分周設定レジスタ 2 (DIVR2) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
DIVP3
DIVP2
DIVP1
DIVP0
R/W
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
0
0
1
1
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit4]:DIVP3 ∼ DIVP0 ( 周辺クロック分周設定ビット )
ベースクロック (BCLK) から周辺クロック (PCLK) を生成するときの分周比を設定し
ます。
DIVP3
DIVP2
DIVP1
DIVP0
説明
0
0
0
0
1 分周 ( 非分周 )
0
0
0
1
2 分周
0
0
1
0
3 分周
0
0
1
1
4 分周
0
1
0
0
5 分周
0
1
0
1
6 分周
0
1
1
0
7 分周
0
1
1
1
8 分周
1
0
0
0
9 分周
1
0
0
1
10 分周
1
0
1
0
11 分周
1
0
1
1
12 分周
1
1
0
0
13 分周
1
1
0
1
14 分周
1
1
1
0
15 分周
1
1
1
1
16 分周
[bit3 ∼ bit0]:予約ビット
130
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読込み時
"0" が読み出されます。
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CM71-10158-1
第 5 章 クロック分周制御部
5.5
MB91665 シリーズ
5.5
分周比
クロック分周制御部は , 各内部クロックに対して分周比を設定できます。
各内部クロックに対するソースクロックからの分周比を図 5.5-1 に示します。
図 5.5-1 各内部クロックに対するソースクロックからの分周比
ソースクロック
(SRCCLK)
1 ∼ 8 分周
ベースクロック
(BCLK)
CPU クロック
(CCLK)
1 ∼ 8 分周
1 ∼ 16 分周
外部バスクロック
(TCLK)
周辺クロック
(PCLK)
■ 初期化後の分周比
リセット発生後の内部クロックの分周を表 5.5-1 に示します。
表 5.5-1 リセット発生後の分周比
クロック名
CM71-10158-1
初期化後の分周比
ベースクロック (BCLK)
ソースクロック (SRCCLK) の 1 分周
CPU クロック (CCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 分周
オンチップバスクロック (HCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 分周
外部バスクロック (TCLK)
ベースクロック (BCLK) の 2 分周
周辺クロック (PCLK)
ベースクロック (BCLK) の 4 分周
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
131
第 5 章 クロック分周制御部
5.5
MB91665 シリーズ
■ 分周比の変更
分周比の設定に変更があった場合は , 設定値を変更した次のクロックの立上りエッジ
から変更した分周比が有効となります。
A
A
B
B
B
クロック
レジスタの設定値
( 分周比 )
A
B
分周比変更
132
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 5 章 クロック分周制御部
5.6
MB91665 シリーズ
5.6
使用上の注意
クロック分周比を設定する際は次の点に注意してください。
•
外部バス領域にアクセス中に外部バスクロック (TCLK) 分周比を変更しないでくだ
さい。
分周比を変更する際は , 分周設定レジスタ 1(DIVR1) の DIVT2 ∼ DIVT0 ビットに以
下のような処理を行ってください。
例
LDI
#value_of_divr1,
R0
;DIVR1(DIVT2 ∼ DIVT0 ビット ) 設定
LDI
#_DIVR1,
R12
;
STB
R0,
@R12
; ライト
LDUB
@R12,
R0
; ダミー処理
MOV
R0,
R0
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
BRA
_escape_divr1
NOP
; ダミー処理
; ダミー処理
_escape_divr1
以降実行プログラムを記述
CM71-10158-1
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133
第 5 章 クロック分周制御部
5.6
134
MB91665 シリーズ
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 6 章 メインタイマ
メインタイマの機能と動作について説明します。
6.1 概要
6.2 構成
6.3 レジスタ
6.4 割込み
6.5 動作説明と設定手順例
CM71-10158-1
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135
第 6 章 メインタイマ
6.1
6.1
MB91665 シリーズ
概要
メインタイマは , メインクロック (MCLK) で動作するタイマです。
メインクロック (MCLK) とPLLクロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間の生成に使用します。
メインタイマは , メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間や PLL クロック
(PLLCLK) の発振安定待ち時間をカウントするタイマです。
メインクロック (MCLK) の発振が安定状態のときは , 一定間隔で割込み要求を発生す
るインターバルタイマとしても使用できます。
このタイマは , 次の場合にクリアされます。
•
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットに "1" を書き込んだとき
MTC ビットに "1" を書き込んでから , メインタイマがクリアされるまでは , メイン
タイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットからは "1" が読み出されます。
•
メインクロック (MCLK) の発振が停止しているとき
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビット =0 のとき )
•
•
ストップモード時
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメインタイマを停止したと
き (MTE=0)
メインタイマの動作が禁止されると , メインクロック (MCLK) と PLL クロック
(PLLCLK) の発振安定待ち時間以外は , このタイマは停止します。
136
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第 6 章 メインタイマ
6.2
MB91665 シリーズ
6.2
構成
メインタイマの構成を示します。
■ メインタイマのブロックダイヤグラム
メインタイマのブロックダイヤグラムは , 「第 4 章 クロック生成部」の「■ メインク
ロック (MCLK) 生成部」を参照してください。
■ クロック
メインタイマで使用するクロックを表 6.2-1 に示します。
表 6.2-1 メインタイマで使用するクロック
クロック名
動作クロック
CM71-10158-1
内容
メインクロック (MCLK)
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
137
第 6 章 メインタイマ
6.3
6.3
MB91665 シリーズ
レジスタ
メインタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ メインタイマのレジスタ一覧
メインタイマのレジスタ一覧を表 6.3-1 に示します。
表 6.3-1 メインタイマのレジスタ一覧
レジスタ略称
MTMCR
138
レジスタ名
メインタイマ制御レジスタ
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
参照先
6.3.1
CM71-10158-1
第 6 章 メインタイマ
6.3
MB91665 シリーズ
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR)
6.3.1
メインタイマを制御するレジスタです。
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) のビット構成を図 6.3-1 に示します。
図 6.3-1 メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
MTIF
MTIE
MTC
MTE
MTS3
MTS2
MTS1
MTS0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
1
1
1
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは, メインクロック (MCLK) が安定発振中のとき (クロックソース監視レ
ジスタ (CMONR) の MCRDY ビット =1) のみ , 書き換えられます。
ただし , MTIE ビットは , MCRDY ビットが "0" の場合も書き換えることができます。
•
CM71-10158-1
ソフトウェアリセットは , MTE ビットと MTC ビットの両方が "0" のときに , 行ってく
ださい。ソフトウェアリセットについては , 「第 9 章 リセット」を参照してください。
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139
第 6 章 メインタイマ
6.3
MB91665 シリーズ
[bit7]:MTIF ( メインタイマ割込みフラグビット )
メインタイマがオーバフローしたことを示すフラグです。
メインタイマは次の場合にオーバフローします。
•
MTS3 ∼ MTS0 ビットで設定した周期をカウントアップし終わったとき
•
クロックソース設定レジスタ (CSELR)のMCENビットを"0"から"1"に書き換えた後,
メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間が経過したとき
•
ストップモードから復帰後 , メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間が経過し
たとき
MTIE ビットに "1" が設定されているときに , このビットが "1" になると , メインタイ
マ割込み要求が発生します。
MTIF
読出し時
書込み時
0
オーバフローは発生していません。 このビットを "0" にクリアします。
1
オーバフローが発生しました。
無視されます。
メインタイマ割込み要求による DMA 転送が発生した場合も , このビットは "0" にクリ
アされます。
< 注意事項 >
•
MTEビットでメインタイマの動作を禁止 (MTE=0) すると, メインタイマがクリアされ
ます。
•
MTIE ビットが "0" に設定されていると , メインタイマ割込み要求による DMA 転送が
発生した場合でも , このビットはクリアされません。
•
INIT 端子から "L" レベルの信号を入力して本デバイスをリセット後 , 再度 INIT 端子か
ら "H"レベルの信号を入力した場合は , メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間が
経過しても , このビットは "1" に変わりません。
•
このビットを "0" にクリアするタイミングと , オーバフロー発生のタイミングが重なっ
た場合は , オーバフローの発生が優先され , このビットは "1" のままになります。
•
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit6]:MTIE ( メインタイマ割込み許可ビット )
メインタイマがオーバフローしたとき (MTIF=1) にメインタイマ割込み要求を発生さ
せるかどうかを設定します。
このビットに "1" が設定されている場合に , MTIF ビットが "1" になると , メインタイ
マ割込み要求が発生します。
書込み値
140
説明
0
メインタイマ割込み要求の発生を禁止します。
1
メインタイマ割込み要求の発生を許可します。
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CM71-10158-1
第 6 章 メインタイマ
6.3
MB91665 シリーズ
[bit5]:MTC ( メインタイマクリアビット )
メインタイマをクリアします。
また , このビットを読み出すとメインタイマの動作状態を確認できます。
MTC
書込み時
読出し時
0
無視されます。
通常動作中です。
1
メインタイマをクリアします。
メインタイマのクリア中です。
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令では "0" が読み出されます。
•
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち中は , メインタイマをクリアしないでくださ
い。
•
メインクロック (MCLK) の発振が安定している場合にのみ , このレジスタを書き換え
ることができます。そのため , 次の条件が揃ったときは , このビットに "1" を書き込ん
でも , メインタイマをクリアできません。
- メインクロック (MCLK) の発振中 (クロックソース設定レジスタ (CSELR) のMCEN
ビット =1)
- メインクロック (MCLK) の発振停止中 / 発振安定待ち中 ( クロックソース監視レジス
タ (CMONR) の MCRDY ビット =0)
•
MTE ビットを "0" から "1" に書き換えるのと同時に , このビットに "1" を書き込むと ,
メインタイマをクリアしてから , メインタイマの動作が開始されます。
•
このビットが "1" のときに , 再度このビットに "1" を書き込まないでください。
•
MTC ビットが "0" になるまでは , MTIF ビットが "1" になることがあります。
[bit4]:MTE ( メインタイマ動作許可ビット )
メインタイマの動作を許可 / 禁止 ( 停止 ) します。
書込み値
説明
0
メインタイマの動作を禁止 ( 停止 ) します。
1
メインタイマの動作を許可します。
< 注意事項 >
•
メインタイマの動作を禁止 ( 停止 ) すると , メインクロック (MCLK) と PLL クロック
(PLLCLK) の発振安定待ち時間中以外は , メインタイマは停止します。
•
メインタイマの動作を禁止 ( 停止 ) すると , メインタイマがクリアされます。メインタ
イマのクリア中は , MTC ビットから "1" が読み出されます。MTC ビットが "0" になる
までは , MTIF ビットが "1" になることがあります。
•
PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち中は , このビットを "1" から "0" に書き換えな
いでください。
•
MTC ビットが "1" のときは , このビットに "1" を書き込まないでください。
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141
第 6 章 メインタイマ
6.3
MB91665 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:MTS3 ∼ MTS0 ( メインタイマ周期選択ビット )
メインタイマのオーバフロー周期を選択します。
このビットで設定した周期をカウントアップし終わると , メインタイマがオーバフ
ローします。
MTS3 MTS2 MTS1 MTS0
オーバフロー周期
4MHz 時
8MHz 時
48MHz 時
128.0μs
64.0μs
約 10.7μs
210 ×メインクロックの周期
256.0μs
128.0μs
約 21.3μs
0
211
512.0μs
256.0μs
約 42.7μs
1
1
12
×メインクロックの周期
約 1ms
512.0μs
約 85.3μs
1
0
0
13
×メインクロックの周期
約 2ms
約 1ms 約 170.7μs
1
1
0
1
14
×メインクロックの周期
約 4ms
約 2ms 約 341.3μs
1
1
1
0
15
2
×メインクロックの周期
約 8ms
約 4ms 約 682.7μs
1
1
1
1
216 ×メインクロックの周期
約 16.4ms
1
0
0
0
29
1
0
0
1
1
0
1
1
0
1
×メインクロックの周期
2
2
2
×メインクロックの周期
約 8ms
約 1.4ms
MTS3 ビットには必ず "1" を書き込んでください。
< 注意事項 >
•
このビットは , MTE ビットでメインタイマを停止して (MTE=0) から変更してくださ
い。
•
MTIE ビットが "1" に設定されていると , メインタイマがオーバフローしたときに , メ
インタイマ割込み要求が発生します。
メインタイマのオーバフロー周期が 5T (T:周辺クロック (PCLK) の周期 ) 以上になる
ように設定してください。
142
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CM71-10158-1
第 6 章 メインタイマ
6.4
MB91665 シリーズ
割込み
6.4
メインタイマがオーバフローすると , メインタイマ割込み要求が発生します。
メインタイマで使用できる割込みについて表 6.4-1 に示します。
表 6.4-1 メインタイマの割込み
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
メ イ ン タ イ マ MTMCRのMTIF=1 MTMCR の MTIE=1 MTMCR の MTIF ビットに
割込み要求
"0" を書き込む
MTMCR : メインタイマ制御レジスタ (MTMCR)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
CM71-10158-1
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143
第 6 章 メインタイマ
6.5
6.5
MB91665 シリーズ
動作説明と設定手順例
メインタイマの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順例も示しま
す。
6.5.1
メインタイマの動作
■ 概要
メインタイマは , メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間や PLL クロック
(PLLCLK) の発振安定待ち時間をカウントするタイマです。
メインクロック (MCLK) の発振が安定状態のときは , 一定間隔で割込み要求を発生す
るインターバルタイマとしても使用できます。
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメインタイマの動作を禁止する
と (MTE=0), メインクロック (MCLK) と PLL クロック (PLLCLK) の発振安定待ち時間
以外は , このタイマは停止します。
■ 動作
メインタイマは次のように動作します。
1. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメインタイマの動作を許可
する (MTE=1)
2. メインタイマがメインクロック (MCLK) に同期して , カウントアップを開始する
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットが "1" の間 , カウントアップを
継続します。
3. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTS3 ∼ MTS0 ビットで設定した値までカ
ウントアップする
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTIF ビットが "1" に変わります。
このとき , メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTIE ビットが "1" だと , メイン
タイマ割込み要求が発生します。
メインタイマ割込み要求をクリアするには , MTIF ビットに "0" を書き込んでくださ
い。MTIF ビットが "0" にクリアされます。
メインタイマの動作中に , メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメイ
ンタイマの動作を禁止 (MTE=0) すると , メインタイマはカウントを停止し , 値がクリ
アされます。詳しくは , 「■ タイマクリア」を参照してください。
■ タイマクリア
メインタイマは次の場合にクリアされます。
•
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットに "1" を書き込んだとき
MTC ビットに "1" を書き込んでから , メインタイマがクリアされるまでは , メイン
タイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットからは "1" が読み出されます。
144
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 6 章 メインタイマ
6.5
MB91665 シリーズ
•
メインクロック (MCLK) の発振が停止しているとき
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN ビット =0 のとき )
•
ストップモード時
•
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットでメインタイマを停止したと
き (MTE=0)
< 注意事項 >
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) は , メインクロック (MCLK) の発振が安定している
場合にのみ書き換えられます。そのため , 次の条件が揃ったときに , メインタイマ制御レ
ジスタ (MTMCR) のMTCビットに"1"を書き込んでも, メインタイマはクリアできません。
•
メインクロック (MCLK) の発振中 ( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の MCEN
ビット =1)
•
メインクロック (MCLK) の発振停止中 / 発振安定待ち中 ( クロックソース監視レジスタ
(CMONR) の MCRDY ビット =0)
■ 割込みの設定手順
メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の設定手順例は次のとおりです。
1. MTIE ビットでメインタイマ割込みを禁止 (MTIE=0)
2. MTIF ビットでメインタイマ割込みフラグをクリア (MTIF=0)
3. MTE ビットでメインタイマの動作を禁止 (MTE=0)
4. MTC ビットを読み出して , メインタイマのクリアが完了していることを確認
(MTC=0)
5. MTS3 ∼ MTS0 ビットでタイマ周期を設定
6. MTIE ビットでメインタイマ割込みを許可 (MTIE=1)
7. MTE ビットで , メインタイマの動作を許可 (MTE=1)
MTS3 ∼ MTS0 ビットで設定した周期が経過すると , メインタイマ割込み要求が発
生し , 割込み処理ルーチンへ移行します。
8. MTIF ビットで , メインタイマ割込みフラグをクリア (MTIF=0)
9. MTIF ビットを 1 回読み出して , メインタイマ割込みフラグのクリアを完了させる。
RETI 命令で割込み処理ルーチンから , 通常のプログラム処理動作へ復帰します。
< 注意事項 >
MTIF ビットに "0" を書き込んでもメインタイマ割込みフラグはすぐにクリアされません。
MTIF ビットを 1 回読み出すことでフラグクリア完了後 , RETI 命令で復帰させることがで
きます。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
145
第 6 章 メインタイマ
6.5
MB91665 シリーズ
ストップモードへの遷移について
6.5.2
ストップモードへ遷移する前には , メインタイマ割込み要求の発生を禁止する必要がありま
す。
ストップモードへの遷移は次の手順で行ってください。
1. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットで , PLL クロック (PLLCLK)
の発振を停止 (PCEN=0)
2. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTIE ビットで , メインタイマ割込み要求
の発生を禁止 (MTIE=0)
3. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTE ビットで , メインタイマの動作を禁止
(MTE=0)
4. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTC ビットを読み出して , メインタイマが
クリア中でないことを確認 (MTC=0)
5. メインタイマ制御レジスタ (MTMCR) の MTIF ビットで , メインタイマ割込みフラ
グをクリア (MTIF=0)
6. 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の MOSW3 ∼ MOSW0 ビットでメインクロッ
ク (MCLK) の発振安定待ち時間を設定
7. ストップモードへ遷移
< 注意事項 >
ストップモードへ遷移する前に , 必ず PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止してくださ
い。
146
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 7 章 サブタイマ
サブタイマの機能と動作について説明します。
7.1 概要
7.2 構成
7.3 レジスタ
7.4 割込み
7.5 動作説明と設定手順例
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
147
第 7 章 サブタイマ
7.1
7.1
MB91665 シリーズ
概要
サブタイマは , サブクロック (SBCLK) で動作するタイマです。
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間の生成に使用します。
サブタイマは , サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間をカウントします。
サブクロック (SBCLK) の発振が安定状態のときは , 一定間隔で割込み要求を発生する
インターバルタイマとしても使用できます。
このタイマは , 次の場合にクリアされます。
•
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットに "1" を書き込んだとき
STC ビットに "1" を書き込んでから , サブタイマがクリアされるまでは , サブタイ
マ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットからは "1" が読み出されます。
•
サブクロック (SBCLK) の発振が停止しているとき
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット =0 のとき )
•
ストップモード時
•
サブタイマ制御レジスタ
(STE=0)
(STMCR)
の STE ビットでサブタイマを停止したとき
サブタイマの動作が禁止されると, サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間以外は,
このタイマは停止します。
148
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 7 章 サブタイマ
7.2
MB91665 シリーズ
7.2
構成
サブタイマの構成を示します。
■ サブタイマのブロックダイヤグラム
サブタイマのブロックダイヤグラムは , 「第 4 章 クロック生成部」の「■ サブクロッ
ク (SBCLK) 生成部」を参照してください。
■ クロック
サブタイマで使用するクロックを表 7.2-1 に示します。
表 7.2-1 サブタイマで使用するクロック
クロック名
動作クロック
CM71-10158-1
内容
サブクロック (SBCLK)
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
149
第 7 章 サブタイマ
7.3
7.3
MB91665 シリーズ
レジスタ
サブタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ サブタイマのレジスタ一覧
サブタイマのレジスタ一覧を表 7.3-1 に示します。
表 7.3-1 サブタイマのレジスタ一覧
レジスタ略称
STMCR
150
レジスタ名
サブタイマ制御レジスタ
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
参照先
7.3.1
CM71-10158-1
第 7 章 サブタイマ
7.3
MB91665 シリーズ
サブタイマ制御レジスタ (STMCR)
7.3.1
サブタイマを制御するレジスタです。
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) のビット構成を図 7.3-1 に示します。
図 7.3-1 サブタイマ制御レジスタ (STMCR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
STIF
STIE
STC
STE
STS2
STS1
STS0
R/W
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
1
1
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは , サブクロック (SBCLK) が安定発振中のとき ( クロックソース監視レ
ジスタ (CMONR) の SCRDY ビット =1) のみ , 書き換えられます。
ただし , STIE ビットは , SCRDY ビットが "0" の場合も書き換えることができます。
•
ソフトウェアリセットは , STE ビットと STC ビットの両方が "0" のときに行ってくだ
さい。ソフトウェアリセットについては , 「第 9 章 リセット」を参照してください。
[bit7]:STIF ( サブタイマ割込みフラグビット )
サブタイマがオーバフローしたことを示すフラグです。
サブタイマは次の場合にオーバフローします。
•
•
STS2 ∼ STS0 ビットで設定した周期をカウントアップし終わったとき
クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビットを "0" から "1" に書き換えた
後 , サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間が経過したとき
•
ストップモードから復帰後, サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間が経過した
とき
STIE ビットに "1" が設定されているときに , このビットが "1" になると , サブタイマ割
込み要求が発生します。
STIF
読出し時
書込み時
0
オーバフローは発生していません。 このビットを "0" にクリアします。
1
オーバフローが発生しました。
無視されます。
サブタイマ割込み要求による DMA 転送が発生した場合も , このビットは "0" にクリア
されます。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
151
第 7 章 サブタイマ
7.3
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
STE ビットでサブタイマの動作を禁止 (STE=0) すると , サブタイマがクリアされま
す。
•
STIE ビットが "0" に設定されていると , サブタイマ割込み要求による DMA 転送が発生
した場合でも , このビットはクリアされません。
•
このビットを "0" にクリアするタイミングと , オーバフロー発生のタイミングが重なっ
た場合は , オーバフローの発生が優先され , このビットは "1" のままになります。
•
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit6]:STIE ( サブタイマ割込み許可ビット )
サブタイマがオーバフローしたとき (STIF=1) にサブタイマ割込み要求を発生させる
かどうかを設定します。
このビットに "1" が設定されている場合に , STIF ビットが "1" になると , サブタイマ割
込み要求が発生します。
書込み値
説明
0
サブタイマ割込み要求の発生を禁止します。
1
サブタイマ割込み要求の発生を許可します。
[bit5]:STC ( サブタイマクリアビット )
サブタイマをクリアします。
また , このビットを読み出すとサブタイマの動作状態を確認できます。
STC
書込み時
読出し時
0
無視されます。
通常動作中です。
1
サブタイマをクリアします。
サブタイマのクリア中です。
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令では "0" が読み出されます。
•
サブクロック (SBCLK) の発振が安定している場合にのみ , このレジスタを書き換える
ことができます。そのため , 次の条件が揃ったときは , このビットに "1" を書き込んで
も , サブタイマをクリアできません。
- サブクロック (SBCLK) の発振中 ( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN
ビット =1)
- サブクロック (SBCLK) の発振停止中 / 発振安定待ち中 ( クロックソース監視レジス
タ (CMONR) の SCRDY ビット =0)
152
•
STE ビットを "0" から "1" に書き換えるのと同時に , このビットに "1" を書き込むと ,
サブタイマをクリアしてから , サブタイマの動作が開始されます。
•
このビットが "1" のときに , 再度このビットに "1" を書き込まないでください。
•
STC ビットが "0" になるまでは , STIF ビットが "1" になることがあります。
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第 7 章 サブタイマ
7.3
MB91665 シリーズ
[bit4]:STE ( サブタイマ動作許可ビット )
サブタイマの動作を制御します。
書込み値
説明
0
サブタイマの動作を禁止 ( 停止 ) します。
1
サブタイマの動作を許可します。
< 注意事項 >
•
サブタイマの動作を禁止 ( 停止 ) すると , サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間
中以外は , サブタイマは停止します。
•
サブタイマの動作を禁止 ( 停止 ) するとサブタイマがクリアされます。サブタイマのク
リア中は , STC ビットから "1" が読み出されます。STC ビットが "0" になるまでは ,
STIF ビットが "1" になることがあります。
•
STC ビットが "1" のときは , このビットに "1" を書き込まないでください。
[bit3]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit2 ∼ bit0]:STS2 ∼ STS0 ( サブタイマ周期選択ビット )
サブタイマのオーバフロー周期を選択します。
このビットで設定した周期をカウントアップし終わると , サブタイマがオーバフロー
します。
STS2
STS1
STS0
オーバフロー周期
32768Hz 時
0
0
0
28
×サブクロック周期
約 7.8ms
0
0
1
29 ×サブクロック周期
約 15.6ms
0
1
0
210 ×サブクロック周期
約 31.3ms
0
1
1
2
×サブクロック周期
62.5ms
1
0
0
212 ×サブクロック周期
125.0ms
1
0
1
213 ×サブクロック周期
250.0ms
1
1
0
214 ×サブクロック周期
500.0ms
1
1
1
215 ×サブクロック周期
1s
11
< 注意事項 >
•
このビットは , STE ビットでサブタイマを停止して (STE=0) から変更してください。
•
STIE ビットが "1" に設定されていると , サブタイマがオーバフローしたときに , サブ
タイマ割込み要求が発生します。
サブタイマのオーバフロー周期が 5T (T:周辺クロック (PCLK) の周期 ) 以上になるよ
うに設定してください。
CM71-10158-1
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153
第 7 章 サブタイマ
7.4
MB91665 シリーズ
割込み
7.4
サブタイマがオーバフローすると , サブタイマ割込み要求が発生します。
サブタイマで使用できる割込みについて表 7.4-1 に示します。
表 7.4-1 サブタイマの割込み
割込み要求
サブタイマ
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
STMCR の STIF=1 STMCR の STIE=1 STMCR のSTIF ビットに"0"
を書き込む
STMCR : サブタイマ制御レジスタ (STMCR)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
154
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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第 7 章 サブタイマ
7.5
MB91665 シリーズ
7.5
動作説明と設定手順例
サブタイマの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順例も示します。
7.5.1
サブタイマの動作
■ 概要
サブタイマは , サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間をカウントします。
サブクロック (SBCLK) の発振が安定状態のときは , 一定間隔で割込み要求を発生する
インターバルタイマとしても使用できます。
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STE ビットでサブタイマの動作を禁止すると
(STE=0), サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間以外は , このタイマは停止しま
す。
■ 動作
サブタイマは次のように動作します。
1. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STE ビットでサブタイマの動作を許可する
(STE=1)
2. サブタイマがサブクロック (SBCLK) に同期して , カウントアップを開始する
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) STE ビットが "1" の間 , カウントアップを継続し
ます。
3. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STS2 ∼ STS0 ビットで設定した値までカウン
トアップする
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STIF ビットが "1" に変わります。
このとき , サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STIE ビットが "1" だと , サブタイ
マ割込み要求が発生します。
サブタイマ割込み要求をクリアするには , STIF ビットに "0" を書き込んでください。
STIF ビットが "0" にクリアされます。
サブタイマの動作中に , サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STE ビットでサブタイマ
の動作を禁止 (STE=0) すると , サブタイマはカウントを停止し , 値がクリアされます。
詳しくは , 「■ タイマクリア」を参照してください。
■ タイマクリア
サブタイマは次の場合にクリアされます。
•
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットに "1" を書き込んだとき
STC ビットに "1" を書き込んでから , サブタイマがクリアされるまでは , サブタイ
マ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットからは "1" が読み出されます。
•
サブクロック (SBCLK) の発振が停止しているとき
( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN ビット =0 のとき )
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155
第 7 章 サブタイマ
7.5
MB91665 シリーズ
•
ストップモード時
•
サブタイマ制御レジスタ
(STE=0)
(STMCR)
の STE ビットでサブタイマを停止したとき
サブクロック (SBCLK) の発振安定待ち時間以外は , このタイマは停止します。
< 注意事項 >
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) は , サブクロック (SBCLK) の発振が安定している場
合にのみ書き換えられます。そのため , 次の条件が揃ったときに , サブタイマ制御レジス
タ (STMCR) の STC ビットに "1" を書き込んでも , サブタイマはクリアできません。
•
サブクロック (SBCLK) の発振中 ( クロックソース設定レジスタ (CSELR) の SCEN
ビット =1)
•
サブクロック (SBCLK) の発振停止中 / 発振安定待ち中 ( クロックソース監視レジスタ
(CMONR) の SCRDY ビット =0)
■ 割込みの設定手順
サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の設定手順例は次のとおりです。
1. STIE ビットでサブタイマ割込みを禁止 (STIE=0)
2. STIF ビットでサブタイマ割込みフラグをクリア (STIF=0)
3. STE ビットでサブタイマの動作を禁止 (STE=0)
4. STC ビットを読み出して , サブタイマが通常動作中であることを確認 (STC=0)
5. STS2 ∼ STS0 ビットでタイマ周期を設定
6. STIE ビットで , サブタイマ割込みを許可 (STIE=1)
7. STE ビットで , サブタイマの動作を許可 (STE=1)
STS2∼STS0ビットで設定した周期が経過すると, サブタイマ割込み要求が発生し ,
割込み処理ルーチンへ移行します。
8. STIF ビットで , サブタイマ割込みフラグをクリア (STIF=0)
9. STIF ビットを 1 回読み出して , サブタイマ割込みフラグのクリアを完了させる。
RETI 命令で割込み処理ルーチンから , 通常のプログラム処理動作へ復帰します。
< 注意事項 >
STIF ビットに "0" を書き込んでもサブタイマ割込みフラグはすぐにクリアされません。
STIF ビットを 1 回読み出すことでフラグクリア完了後 , RETI 命令で復帰させることがで
きます。
156
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第 7 章 サブタイマ
7.5
MB91665 シリーズ
ストップモードへの遷移と時計モードについて
7.5.2
ストップモードへ遷移する前には , サブタイマによる割込み動作を禁止する必要があります。
ストップモードへの遷移は次の手順で行ってください。
1. クロックソース設定レジスタ (CSELR) の PCEN ビットで , PLL クロック (PLLCLK)
の発振を停止 (PCEN=0)
2. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STIE ビットで , サブタイマ割込みを禁止
(STIE=0)
3. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STE ビットで , サブタイマの動作を禁止
(STE=0)
4. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STC ビットを読み出して , サブタイマがクリ
ア中でないことを確認 (STC=0)
5. サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STIF ビットで , サブタイマ割込みフラグをク
リア (STIF=0)
6. 発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR) の SOSW2 ∼ SOSW0 ビットで , サブクロック
(SBCLK) の発振安定待ち時間を設定
7. ストップモードへ遷移
< 注意事項 >
ストップモードへ遷移する前に , 必ず PLL 発振を停止してください。
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157
第 7 章 サブタイマ
7.5
158
MB91665 シリーズ
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第 8 章 低消費電力モード
低消費電力モードの機能と動作について説明しま
す。
8.1 概要
8.2 構成
8.3 レジスタ
8.4 動作説明と設定手順例
8.5 使用上の注意
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159
第 8 章 低消費電力モード
8.1
8.1
MB91665 シリーズ
概要
本製品は , 消費電力を低減するために低消費電力モードを利用することができます。
■ 概要
本製品では次のように消費電力を制御することができます。
•
クロック制御
-
クロック分周
各動作クロックの分周比を変更することで , 動作周波数を落とすことができま
す。
-
クロック停止
特定のクロックを指定して停止させることができます。
•
ドーズモード
設定した動作率で CPU を繰り返し間欠動作させるモードです。
•
スリープモード
周辺機能のみを動作させるモードです。次の 2 種類の中から選択できます。
-
CPU スリープモード
CPU の動作を停止させるモードです。
-
バススリープモード
CPU とオンチップバスの動作を停止させるモードです。
•
スタンバイモード
次の 3 種類の中から選択できます。
-
メインタイマモード
メインクロック発振以外の動作をすべて停止できるモードです。
サブクロック発振は任意に設定できます。
-
時計モード
サブクロック発振以外の動作をすべて停止できるモードです。
-
ストップモード
すべてのクロック発振と動作を停止させるモードです。
160
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第 8 章 低消費電力モード
8.2
MB91665 シリーズ
構成
8.2
消費電力制御部の構成を示します。
■ 消費電力制御部のブロックダイヤグラム
消費電力制御部のブロックダイヤグラムを図 8.2-1 に示します。
図 8.2-1 消費電力制御部のブロックダイヤグラム
RUN [3:0]
RUN
SLP [3:0]
リロード値
選択回路
SLP
S
1 1
Q
>
[5] [4] [3] [2] [1] [0] SLP 値カウント
R
終了
CPU スリープ要求
RUN 値カウント
終了
DOZE カウンタ
(6 ビットダウンカウンタ )
周辺クロック (PCLK)
DOZE
SLEEP
S
STBCR 読出し
Q
バススリープ要求
>
R
SLVL [1]
TIMER
S
STBCR 読出し
Q
>
クロック停止要求
R
バスアクノリッジ
STOP
STBCR 読出し
S
Q
発振停止要求
>
R
復帰
リセット (RST)
STBCR:スタンバイ制御レジスタ (STBCR)
S
:セット
R
:リセット
Q
:出力
•
スタンバイ制御レジスタ (STBCR)
低消費電力モードを制御するレジスタです。
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161
第 8 章 低消費電力モード
8.2
•
MB91665 シリーズ
スリープレート設定レジスタ (SLPRR)
ドーズモード時の , 動作状態 (RUN 状態 ) の比率およびスリープ状態の比率 ( スリー
プレート ) を設定するレジスタです。
•
リロード値選択回路
スリープレート設定レジスタ (SLPRR) に設定された動作状態 (RUN 状態 ) の比率と
スリープ状態の比率 ( スリープレート ) のどちらをリロードするか選択する回路で
す。
■ クロック
消費電力制御部で使用するクロックを表 8.2-1 に示します。
表 8.2-1 消費電力制御部で使用するクロック
クロック名
動作クロック
162
内容
周辺クロック (PCLK)
備考
-
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第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91665 シリーズ
8.3
レジスタ
消費電力を制御するために必要なレジスタの構成と機能について説明します。
■ 消費電力を制御するレジスタ一覧
消費電力を制御するレジスタの一覧を表 8.3-1 に示します。
表 8.3-1 消費電力を制御するレジスタ一覧
レジスタ略称
STBCR
SLPRR
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レジスタ名
スタンバイ制御レジスタ
スリープレート設定レジスタ
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参照先
8.3.1
8.3.2
163
第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91665 シリーズ
スタンバイ制御レジスタ (STBCR)
8.3.1
低消費電力モードを制御するレジスタです。
スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のビット構成を図 8.3-1 に示します。
図 8.3-1 スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
STOP
TIMER
SLEEP
DOZE
SLVL0
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
SLVL1
R/W
予約
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
1
1
R/W:リード / ライト可能
[bit7]:STOP ( ストップモード許可ビット )
ストップモードへの移行を許可するビットです。
書込み値
説明
0
ストップモードへ移行しません。
1
ストップモードへ移行します。
このビットで , ストップモードへの移行を許可後 , このレジスタを読み出すとストップ
モードへ移行します。
ストップモードからの復帰要因が発生すると , このビットは "0" にクリアされます。ス
トップモードからの復帰要因については , 「8.4.6 ストップモード時の動作」の「■ ス
トップモードからの復帰」を参照してください。
[bit6]:TIMER ( メインタイマモード / 時計モード許可ビット )
メインタイマモード / 時計モードへの移行を許可するビットです。
書込み値
説明
0
メインタイマモード / 時計モードへ移行しません。
1
メインタイマモード / 時計モードへ移行します。
このビットで , メインタイマモード / 時計モードへの移行を許可後 , このレジスタを読
み出すとメインタイマモード / 時計モードに移行します。
ただし, STOPビットでストップモードへの移行を許可 (STOP=1) した場合は, このビッ
トに "1" を書き込んでメインタイマモード / 時計モードへの移行を許可しても , この
ビットの設定は無視されます。
メインタイマモード / 時計モードからの復帰要因が発生すると , このビットは "0" にク
リアされます。メインタイマモードからの復帰要因については , 「8.4.4 メインタイマ
モード時の動作」の「■ メインタイマモードからの復帰」を参照してください。時計
モードからの復帰要因については , 「8.4.5 時計モード時の動作」の「■ 時計モードか
らの復帰」を参照してください。
164
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第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91665 シリーズ
[bit5]:SLEEP ( スリープモード許可ビット )
スリープモードへの移行を許可するビットです。
書込み値
説明
0
スリープモードへ移行しません。
1
スリープモードへ移行します。
このビットで , スリープモードへの移行を許可後 , このレジスタを読み出すとスリープ
モードへ移行します。
ただし , STOP ビット /TIMER ビットでストップモード / メインタイマモード / 時計モー
ドへの移行を許可 (STOP/TIMER=1) した場合は , このビットに "1" を書き込んでスリー
プモードへの移行を許可しても , このビットの設定は無視されます。
スリープモードからの復帰要因が発生すると , このビットは "0" にクリアされます。ス
リープモードからの復帰要因については , 「8.4.3 スリープモード時の動作」の「■ ス
リープモードからの復帰」を参照してください。
[bit4]:DOZE ( ドーズモード許可ビット )
ドーズモードへの移行を許可するビットです。
書込み値
説明
0
ドーズモード (CPU 間欠スリープ ) へ移行しません。
1
CPU がドーズモード (CPU 間欠スリープ ) へ移行します。
SLVL1 ビットが "0" に設定されている場合は , ドーズモードからの復帰要因が発生す
ると , このビットは "0" にクリアされます。ドーズモードからの復帰要因については ,
「8.4.2 ドーズモード時の動作」の「■ ドーズモードからの復帰」を参照してください。
[bit3, bit2]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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165
第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91665 シリーズ
[bit1, bit0]:SLVL1, SLVL0 ( スタンバイレベル設定ビット )
このビットは移行する低消費電力モードで書き込む値の意味が異なります。
低消費電力モード
SLVL1
SLVL0
0
0
ストップモード /
メインタイマモー 0
ド / 時計モード
1
1
1
1
0
0
0
1
1
0
1
1
0
0
0
1
1
0
1
1
スリープモード
ドーズモード
0
説明
ストップモード/メインタイマモード/時計モー
ド時に各端子からの出力を Hi-Z にしません。
ストップモード/メインタイマモード/時計モー
ド時に各端子からの出力を Hi-Z にします。
スリープモード移行時 , CPU スリープモード
(CPU の動作のみ停止 ) に移行します。
スリープモード移行時 , バススリープモード
(CPU, オンチップバスの動作を停止 ) に移行し
ます。*
割込み要求発生時 , DOZE ビットを "0" にクリ
アします。
割込み要求発生時 , DOZE ビットを "0" にクリ
アしません。
* DMA 転送中は , オンチップバスは動作します。
< 注意事項 >
166
•
ストップモード / メインタイマモード / 時計モード設定時に出力を Hi-Z にできる端子
は ,「付録 D CPU の状態における端子状態」を参照してください。
•
SLVL0 ビットの設定値は動作に影響ありません。
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第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91665 シリーズ
スリープレート設定レジスタ (SLPRR)
8.3.2
ドーズモード時の, 動作状態 (RUN状態) の比率およびスリープ状態の比率 (スリープレート)
を設定するレジスタです。
スリープレート設定レジスタ (SLPRR) のビット構成を図 8.3-2 に示します。
図 8.3-2 スリープレート設定レジスタ (SLPRR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
RUN3
RUN2
RUN1
RUN0
SLP3
SLP2
SLP1
SLP0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
ドーズモード中に , このレジスタを書き換えた場合は , 次の停止 / 動作起動タイミングで
書き換えた設定が反映されます。
[bit7 ∼ bit4]:RUN3 ∼ RUN0 ( 動作周期ビット )
ドーズモード時に CPU が動作する期間を設定します。
このビットに設定した値から CPU の動作期間が次のように算出されます。
( このビットの値 +1) × 4 × tCYCP
tCYCP : 周辺クロック (PCLK) の周期
動作期間についての詳細は , 「8.4.2 ドーズモード時の動作」を参照してください。
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167
第 8 章 低消費電力モード
8.3
MB91665 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:SLP3 ∼ SLP0 ( スリープ状態周期ビット )
ドーズモード時のスリープ状態の期間を設定します。
このビットに設定した値からスリープ状態の期間が次のように算出されます。
( このビットの値 +1) × 4 × tCYCP
tCYCP : 周辺クロック (PCLK) の周期
スリープ状態の期間についての詳細は , 「8.4.2 ドーズモード時の動作」を参照してく
ださい。
< 注意事項 >
168
•
CPU がスリープ要求を受け付けるときに , 遅延が生じる場合があります。その場合は ,
上記の計算式で得られた期間よりもスリープ期間が短くなります。
•
スリープ状態の期間が短い場合 , CPU の動作状況によっては , スリープ状態にならな
い場合があります。
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
8.4
動作説明と設定手順例
低消費電力モードの動作や使用方法と設定手順例について説明します。
■ 概要
動作クロックの分周比を変更したり , 動作クロックを停止させて消費電力を低減した
りすることができます。
また , 次の低消費電力モードを使用することができます。
•
ドーズモード
設定した動作率で CPU を繰り返し間欠動作させるモードです。
設定した期間で CPU の動作と停止を交互に繰り返すことで , CPU の平均消費電力
を低減できます。
•
スリープモード
CPU やオンチップバスを停止させ , 周辺機能のみを動作させるモードです。
次の 2 種類の中から選択できます。
-
CPU スリープモード
CPU の動作を停止させるモードです。
-
バススリープモード
CPU とオンチップバスの動作を停止させるモードです。
•
スタンバイモード
デバイス全体を停止させ , 待機状態にするモードです。
次の 3 種類の中から選択できます。
8.4.1
-
メインタイマモード
-
時計モード
-
ストップモード
クロック制御時の動作
本製品に内蔵されている各動作クロックを調整することで消費電力とCPUの処理能力の最適
化を行うことができます。
■ 概要
クロックを制御して消費電力を低減するには , 次の 2 つの方法があります。
•
クロック分周
各動作クロックの分周比を変更することで , 動作周波数を落とすことができます。
•
クロック停止
特定のクロックを指定して停止させることができます。
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169
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
■ クロック分周
各動作クロックの分周比を変更することで消費電力を低減できます。動作クロックの
分周比は個別に設定することができます。
各動作クロックと設定可能な分周比を表 8.4-1 に示します。
表 8.4-1 動作クロックと設定可能な分周比
動作クロック
分周比
ベースクロック (BCLK)
ソースクロック (SRCCLK) の 1 ∼ 8 分周
外部バスクロック (TCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 ∼ 8 分周
周辺クロック (PCLK)
ベースクロック (BCLK) の 1 ∼ 16 分周
< 注意事項 >
分周方法や条件は動作クロックによって異なります。動作クロックの分周については ,「第
5 章 クロック分周制御部」を参照してください。
■ クロックの停止
使用しない動作クロックを停止することで , 消費電力を低減することができます。
停止できる動作クロックと供給 / 停止タイミングの対応を表 8.4-2 に示します。
表 8.4-2 停止できる動作クロックと供給 / 停止タイミングとの対応
動作クロック
外部バスクロック (TCLK)
供給 / 停止タイミング
バススリープ中
外部バスクロック (TCLK) の停止を許可すると , 外部バスを使用したアクセスが行わ
れない間などは , 自動的に外部バスクロック (TCLK) の供給を停止します。
アクセスが行われると , 自動的に供給を再開し , アクセス終了後に再度 , 供給を停止し
ます。外部バスクロック (TCLK) の停止条件については , 「第 5 章 クロック分周制御
部」を参照してください。
170
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
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ドーズモード時の動作
8.4.2
CPU の平均消費電力を低減させるために , CPU を間欠動作させるモードです。
■ 概要
ドーズモードを利用すると , 設定した期間で CPU を動作させたり , 停止させたりでき
るので , CPU の平均消費電力を低減できます。処理負荷に応じて , スリープレートを変
更し , 消費電力を低減させながら処理能力を維持してください。
■ 周期の設定
スリープレート設定レジスタ (SLPRR) の RUN3 ∼ RUN0 ビットに , CPU の動作期間を ,
SLP3 ∼ SLP0 ビットにスリープ状態の期間を設定すると , 設定した値から次の計算式
で周期が算出されます。
(RUN+1) × 4 × tCYCP+ (SLP+1) × 4 × tCYCP
RUN : RUN3 ∼ RUN0 ビットの値
SLP : SLP3 ∼ SLP0 ビットの値
tCYCP : 周辺クロック (PCLK) の周期
それぞれの期間について図 8.4-1 に示します。
図 8.4-1 動作期間とスリープ状態の期間
PCLK
CPU 動作
SLEEP
RUN
SLEEP
(RUN+1) × 4 × tCYCP
(SLP+1) × 4 × tCYCP
RUN
tCYCP :周辺クロック (PCLK) の周期
SLEEP :スリープ状態
RUN :動作中
< 注意事項 >
•
上記の計算式は , CPU がスリープ要求を受け付けるときの遅延時間を含みません。そ
のため , 誤差が生じる場合があります。
•
スリープ状態の期間が短い場合 , CPU の動作状況によっては , スリープ状態にならな
い場合があります。
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
■ 移行
周期を設定後 , スタンバイ制御レジスタ (STBCR) の DOZE ビットに "1" を書き込むと ,
ドーズモードへ移行し , スリープレート設定レジスタ (SLPRR) の設定にしたがって
CPU が動作と停止を繰り返す間欠動作を開始します。
ドーズモードから復帰する場合は , スタンバイ制御レジスタ (STBCR) の DOZE ビット
に "0" を書き込んでください。
< 注意事項 >
ドーズモード中にスリープレート設定レジスタ (SLPRR) を書き換えた場合は , 次の停止 /
動作移行タイミングで書き換えた設定が反映されます。
■ ドーズモードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU がドーズモードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
スタンバイ制御レジスタ (STBCR) の DOZE ビットに "0" が書き込まれた
•
スタンバイ制御レジスタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" のときに , 割込み要求が発
生した
上記以外の場合は , 設定が維持されるためスリープモード , メインタイマモード , 時計
モード , ストップモードからの復帰後も , ドーズモードを利用できます。
8.4.3
スリープモード時の動作
イベント待ち状態での消費電力を低減させるために利用するモードです。
スリープモードになると, 復帰要因が発生するまでスリープモードを継続し, 復帰要因が発生
すると 2 ∼ 3 クロックの周期でプログラム動作へ復帰できます。
■ 概要
スリープモードを利用すると , CPU とオンチップバスを停止させ周辺機能のみが動作
するため , イベント待ち状態での消費電力を大幅に低減することができます。
スリープモードには次の 2 つのモードが用意されています。
•
CPU スリープモード
CPU のみを停止させるモードです。
DMAコントローラ (DMAC) やオンチップバスへのクロックは供給されているので,
動作を継続できます。
バススリープモードより電力を消費しますが , DMA 転送要求に早く対応できます。
172
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
•
バススリープモード
CPU とオンチップバスの動作を停止させるモードです。
DMA コントローラ (DMAC) やオンチップバスへのクロック供給も停止します。ク
ロックの停止については , 「第 5 章 クロック分周制御部」を参照してください。
ただし , DMA 転送要求が受け付けられると , 一時的に DMA コントローラ (DMAC)
やオンチップバスへのクロック供給が再開し , DMA 転送を行うことができます。
DMA 転送が終了すると , クロックの供給が再度停止します。
分周設定レジスタ 1 (DIVR1) の TSTP ビットで , バススリープモード時に外部バス
クロック (TCLK) の供給を停止するかどうかを設定できます。
分周設定レジスタ 1 (DIVR1) については , 「5.4.2 分周設定レジスタ 1 (DIVR1)」を
参照してください。
CPU スリープモード時より , DMA 転送要求に対する反応が遅れますが , 消費電力を
低減できます。
■ 設定
スリープモードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-3 に示します。
表 8.4-3 設定レジスタ
レジスタ
分周設定レジスタ 1 (DIVR1)
スタンバイ制御レジスタ
(STBCR)
ビット
説明
TSTP
外部バスクロック (TCLK) を供給するかど
うかを設定
0= 供給する
1= 停止する
SLVL1
CPU スリープモードへ移行するかバスス
リープモードへ移行するかを設定
0=CPU スリープモード
1= バススリープモード
< 注意事項 >
分周設定レジスタ 1 (DIVR1) の TSTP ビットで外部バスクロック (TCLK) の供給を停止
(TSTP=1) した場合は , 外部 DMA 転送要求による DMA 転送の起動はできません。
■ 移行
次の手順を実施するとスリープモードへ移行します。
1. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のSTOPビットに"0", TIMERビットに"0", SLEEP
ビットに "1" を書き込む
2. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) を読み出す
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173
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
スリープモードに移行する前に CPU が次の命令を実行しないよう , 例 ) のように手順 2
の次の命令で読み出した値を使用するダミー処理を行ってください。
例)
LDI
#value_of_sleep, R0
; SLEEP ビット =1, SLVL1, SLVL0 ビット設定
LDI
#_STBCR, R12
;
STB
R0, @R12
; 書込み
LDUB
@R12, R0
; 読出し ( スリープモードへ移行 )
MOV
R0, R0
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
■ スリープモードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU がスリープモードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
割込み要求が発生した ( 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求 )
割込みレベルについては , 「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
< 注意事項 >
174
•
割込み要求でスリープモードから復帰したときに , CPU が割込み要求を受け付けな
かった場合は , スリープモードになった次の命令からプログラムが実行されます。CPU
が割込み要求を受け付けた場合は , 割込み処理ルーチンへ分岐します。
•
バススリープモードでは , DMA 転送要求が発生すると , オンチップバスクロック
(HCLK) を一時的に復帰させ , DMA 転送を行います。また , DMA 転送が終了するとオ
ンチップバスクロック (HCLK) を再度停止します。
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
メインタイマモード時の動作
8.4.4
メインタイマモードは , スタンバイモードの 1 つとして分類されます。スタンバイモードは ,
デバイス全体を停止させて , 待機状態にするモードです。そのため , 外部イベントの発生待ち
状態での消費電力を大幅に低減できます。ただし , 許可されたクロックの発振は動作するた
め , ストップモードほどは消費電力は低減できません。
メインタイマモード時は , CPU のソースクロック (SRCCLK) としてメインクロック (MCLK)
の発振を選択してください。
メインタイマモードになると, 復帰要因が発生するまでメインタイマモードを継続し, 復帰要
因が発生すると 2 ∼ 3 クロックの周期でプログラム動作へ復帰できます。
■ 概要
メインタイマモードでは , CPU のソースクロック (SRCCLK) としてメインクロック
(MCLK) の発振が許可されているため , メインタイマのカウント動作が実行されます。
サブクロック (SBCLK) の発振は任意に設定可能です。
■ 設定
メインタイマモードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-4 に示します。
表 8.4-4 設定レジスタ
レジスタ
クロックソース
設定レジスタ
(CSELR)
スタンバイ制御
レジスタ
(STBCR)
ビット
CKS1, CKS0
説明
CPU のソースクロック (SRCCLK) にメインクロッ
ク (MCLK) を選択
(CKS1, CKS0=00 または 01)
PCEN
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止 (PCEN=0)
SCEN
サブクロック (SBCLK) の発振を設定
0= 発振を停止
1= 発振する
SLVL1
メインタイマモード時の端子から出力信号を設定
0= メインタイマモードになる前の状態を保持
1=Hi-Z
< 注意事項 >
メインタイマモードに移行する時点で , ドーズモードを設定しているときに , スタンバイ
制御レジスタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" に設定されていると , メインタイマモード
からの復帰時に DOZE ビット "0" にクリアされ , ドーズモードが終了します。
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175
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
■ 移行
次の手順を実施するとメインタイマモードへ移行します。
1. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のSTOPビットに"0", TIMERビットに"1", SLEEP
ビットに "0" を書き込む
2. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) を読み出す
< 注意事項 >
メインタイマモードに移行する前に CPU が次の命令を実行しないよう , 例 ) のように手
順 2 の次の命令で読み出した値を使用するダミー処理を行ってください。
例)
LDI
#value_of_timer, R0
; TIMER ビット =1, SLVL1, SLVL0 ビット設定
LDI
#_STBCR, R12
;
STB
R0, @R12
; 書込み
LDUB
@R12, R0
; 読出し ( メインタイマモードへ移行 )
MOV
R0, R0
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
■ メインタイマモードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU がメインタイマモードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
以下の割込み要求が発生した ( 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求 )
-
メインタイマ割込み
-
サブタイマ割込み
-
時計カウンタ割込み
-
外部割込み
-
USB ファンクションの WKUP ビットによる割込み
割込みレベルについては , 「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
< 注意事項 >
割込み要求でメインタイマモードから復帰したときに , CPU が割込み要求を受け付けな
かった場合は , メインタイマモードになった次の命令からプログラムが実行されます。
CPU が割込み要求を受け付けた場合は , 割込み処理ルーチンへ分岐します。
176
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
時計モード時の動作
8.4.5
時計モードは , スタンバイモードの 1 つとして分類されます。スタンバイモードは , デバイス
全体を停止させて , 待機状態にするモードです。そのため , 外部イベントの発生待ち状態での
消費電力を大幅に低減できます。ただし , 許可されたクロックの発振は動作するため , ストッ
プモードほどは消費電力は低減できません。
時計モード時は , CPU のソースクロック (SRCCLK) としてサブクロック (SBCLK) の発振を
選択してください。
時計モードになると , 復帰要因が発生するまで時計モードを継続し , 復帰要因が発生すると
2 ∼ 3 クロックの周期でプログラム動作へ復帰できます。
■ 概要
時計モードでは , CPU のソースクロック (SRCCLK) としてサブクロック (SBCLK) の発
振が許可されているため , サブタイマと時計カウンタのカウント動作が実行されます。
■ 設定
時計モードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-5 に示します。
表 8.4-5 設定レジスタ
レジスタ
クロックソース
設定レジスタ
(CSELR)
スタンバイ制御
レジスタ
(STBCR)
ビット
CKS1, CKS0
説明
CPU のソースクロック (SRCCLK) にサブクロック
(SBCLK) を選択 (CKS1, CKS0=11)
PCEN
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止 (PCEN=0)
MCEN
メインクロック (MCLK) の発振を停止 (MCEN=0)
SLVL1
時計モード時の端子から出力信号を設定
0= 時計モードになる前の状態を保持
1=Hi-Z
< 注意事項 >
時計モードに移行する時点で , ドーズモードを設定しているときに , スタンバイ制御レジ
スタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" に設定されていると , 時計モードからの復帰時に
DOZE ビット "0" にクリアされ , ドーズモードが終了します。
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177
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
■ 移行
次の手順を実施すると時計モードへ移行します。
1. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のSTOPビットに"0", TIMERビットに"1", SLEEP
ビットに "0" を書き込む
2. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) を読み出す
< 注意事項 >
時計モードに移行する前に CPU が次の命令を実行しないよう , 例 ) のように手順 2 の次
の命令で読み出した値を使用するダミー処理を行ってください。
例)
LDI
#value_of_timer, R0
; TIMER ビット =1, SLVL1, SLVL0 ビット設定
LDI
#_STBCR, R12
;
STB
R0, @R12
; 書込み
LDUB
@R12, R0
; 読出し ( 時計モードへ移行 )
MOV
R0, R0
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
■ 時計モードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU が時計モードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
以下の割込み要求が発生した ( 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求 )
-
サブタイマの割込み要求
-
時計カウンタの割込み要求
-
外部割込みの要求
-
USB ファンクションの WKUP ビットによる割込み
割込みレベルについては「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
< 注意事項 >
割込み要求で時計モードから復帰したときに, CPUが割込み要求を受け付けなかった場合
は , 時計モードになった次の命令からプログラムが実行されます。CPU が割込み要求を受
け付けた場合は , 割込み処理ルーチンへ分岐します。
178
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
ストップモード時の動作
8.4.6
ストップモードは , スタンバイモードの 1 つとして分類されます。スタンバイモードは , デバ
イス全体を停止させて , 待機状態にするモードです。そのため , 外部イベントの発生待ち状態
での消費電力を大幅に低減できます。
ストップモードは , すべてのクロックの発振を停止し , 消費電力を最小にするモードです。
■ 概要
ストップモードを利用すると , すべてのクロックの発振が停止するため消費電力を最
小にできます。
ただし , 復帰要求が発生してからプログラム動作へ復帰するまでには発振安定待ち時
間を必要とします。
■ 設定
ストップモードになる前とストップモードからの復帰後の CPU のソースクロック
(SRCCLK) によって , 設定が異なります。
● ストップモード前後の CPU のソースクロック (SRCCLK) がサブクロック
(SBCLK) の場合
ストップモードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-6 に示します。
表 8.4-6 設定レジスタ
レジスタ
ビット
クロックソース設定 CKS1, CKS0
レジスタ (CSELR)
PCEN
スタンバイ制御レジ SLVL1
スタ (STBCR)
説明
CPU のソースクロック (SRCCLK) にサブク
ロック (SBCLK) を選択 (CKS1, CKS0=11)
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止
(PCEN=0)
ストップモード時の端子から出力信号を設
定
0= ストップモードになる前の状態を保持
1=Hi-Z
< 注意事項 >
ストップモードに移行する時点で , ドーズモードを設定しているときに , スタンバイ制御
レジスタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" に設定されていると , ストップモードからの復
帰時に DOZE ビット "0" にクリアされ , ドーズモードが終了します。
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179
第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
● ストップモード前後のCPUのソースクロック (SRCCLK) がメインクロック
(MCLK) の場合
ストップモードへ移行する前に必要な設定を表 8.4-7 に示します。
表 8.4-7 設定レジスタ
レジスタ
ビット
クロックソース設定 CKS1, CKS0
レジスタ (CSELR)
説明
CPU のソースクロック (SRCCLK) にメイ
ンクロック (MCLK) を選択
(CKS1, CKS0=00/01)
PCEN
PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止
(PCEN=0)
スタンバイ制御レジ SLVL1
スタ (STBCR)
ストップモード時の端子から出力信号を
設定
0= ストップモードになる前の状態を保持
1=Hi-Z
< 注意事項 >
ストップモードに移行する時点で , ドーズモードを設定しているときに , スタンバイ制御
レジスタ (STBCR) の SLVL1 ビットが "0" に設定されていると , ストップモードからの復
帰時に DOZE ビット "0" にクリアされ , ドーズモードが終了します。
■ 移行
次の手順を実施するとストップモードへ移行します。
1. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) のSTOPビットに"1", TIMERビットに"0", SLEEP
ビットに "0" を書き込む
2. スタンバイ制御レジスタ (STBCR) を読み出す
< 注意事項 >
ストップモードに移行する前に CPU が次の命令を実行しないよう , 例 ) のように手順 2
の次の命令で読み出した値を使用するダミー処理を行ってください。
例)
180
LDI
#value_of_stop, R0
; STOP ビット =1, SLVL1, SLVL0 ビット設定
LDI
#_STBCR, R12
;
STB
R0, @R12
; 書込み
LDUB
@R12, R0
; 読出し ( ストップモードへ移行 )
MOV
R0, R0
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
NOP
; ダミー処理
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第 8 章 低消費電力モード
8.4
MB91665 シリーズ
■ ストップモードからの復帰
次のいずれかの場合に CPU がストップモードから復帰します。
•
本デバイスがリセットされた
•
以下の割込み要求が発生した ( 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求 )
-
外部割込み
-
USB ファンクションの WKUP ビットによる割込み
割込みレベルについては , 「第 10 章 割込みコントローラ」を参照してください。
< 注意事項 >
割込み要求でストップモードから復帰したときに, CPUが割込み要求を受け付けなかった
場合は , ストップモードになった次の命令からプログラムが実行されます。CPU が割込み
要求を受け付けた場合は , 割込み処理ルーチンへ分岐します。
CM71-10158-1
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181
第 8 章 低消費電力モード
8.5
8.5
MB91665 シリーズ
使用上の注意
低消費電力モードを使用する際は , 次の点に注意してください。
•
次の低消費電力モードに切り換えるときに , 割込み要求が発生していると低消費電
力モードへ移行できません。
•
-
ドーズモード
-
スリープモード
-
メインタイマモード
-
時計モード
-
ストップモード
例として , 次の場合はスリープモードにはなりません。割込み要求をクリアしてか
らスリープモードへ移行してください。
-
スリープモード中, CPUが受け付けない割込み要求によりスリープモードから復
帰した後で , 割込み要求をクリアせずに再びスリープモードへの移行動作を行
なった。
182
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第 9 章 リセット
リセットの機能と動作について説明します。
9.1 概要
9.2 構成
9.3 端子
9.4 レジスタ
9.5 動作説明
9.6 動作状態と遷移
CM71-10158-1
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183
第 9 章 リセット
9.1
9.1
MB91665 シリーズ
概要
内部回路を初期化するためのリセットについて説明します。
■ 概要
本デバイスには , 次の 3 種類のリセット要因があります。
•
INIT 端子入力
•
ウォッチドッグリセット 0
•
ソフトウェアリセット
リセット要因が発生すると , すべてのプログラムと内部回路の動作を停止して , 状態を
初期化します。
この状態をリセット状態とよびます。
リセット要因が解除されると , プログラムおよびハードウェア動作が開始されます。
184
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第 9 章 リセット
9.2
MB91665 シリーズ
構成
9.2
リセットの構成を示します。
■ リセットのブロックダイヤグラム
リセットのブロックダイヤグラムを図 9.2-1 に示します。
図 9.2-1 リセットのブロックダイヤグラム
リセット
(RST)
リセット要求
S
Q
RDLY
R
RSTCR
周辺クロック
(PCLK)
オ
ン
チ
ッ
プ
バ
ス
INIT 端子
遅延
セレクタ
8 ビット
周辺
クロック
(PCLK)
リセット発生
4 ビット
延長カウンタ
遅延カウンタ
バスアイドル応答
イニシャライズリセット
(INIT)
ノイズ
フィルタ
S
周辺
クロック 4 ビット
(PCLK)
延長カウンタ
Q
R
周辺クロック
(PCLK)
2 ビット
要因延長カウンタ
リセット
要求フラグ
リセット発生
S
周辺クロック
(PCLK)
Q
R
2 ビット
要因延長カウンタ
リセット
要求フラグ
リセット発生
S
ウォッチドッグリセット 0
周辺クロック
(PCLK)
Q
RSTRR
R
2 ビット
要因延長カウンタ
IRRST
リセット
要求フラグ
ERST
リセット発生
WDG0
SRST
RSTRR
読出し
RSTRR:リセット要因レジスタ (RSTRR)
RSTCR:リセット制御レジスタ (RSTCR)
ソフトウェア
リセット要求
SRST
RSTCR
•
リセット要因レジスタ (RSTRR)
リセット要因を表示するレジスタです。
•
リセット制御レジスタ (RSTCR)
リセット発行を制御するレジスタです。
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185
第 9 章 リセット
9.2
•
MB91665 シリーズ
遅延カウンタ
リセット要求が発生してから , バスがアイドル状態になるまでの期間をカウントし
ます。
一定時間内にバスアイドル状態にならない場合は , 強制的にイニシャライズリセッ
ト (INIT) が発行されます。
•
要因延長カウンタ
リセット要因を延長する時間をカウントするカウンタです。各リセット要因は , リ
セットが発行されるまで保持されます。
■ クロック
リセットで使用するクロックを表 9.2-1 に示します。
表 9.2-1 リセットで使用するクロック
クロック名
動作クロック
186
内容
周辺クロック (PCLK)
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第 9 章 リセット
9.3
MB91665 シリーズ
9.3
端子
リセットで使用する端子について説明します。
■ 概要
リセットには次の端子があります。
•
INIT 端子
リセット要求を入力する , 外部入力端子です。
CM71-10158-1
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187
第 9 章 リセット
9.4
9.4
MB91665 シリーズ
レジスタ
リセットで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ リセットのレジスタ一覧
リセットのレジスタ一覧を表 9.4-1 に示します。
表 9.4-1 リセットのレジスタ一覧
188
レジスタ略称
RSTRR
レジスタ名
リセット要因レジスタ
参照先
9.4.1
RSTCR
リセット制御レジスタ
9.4.2
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第 9 章 リセット
9.4
MB91665 シリーズ
リセット要因レジスタ (RSTRR)
9.4.1
リセット要因を記憶するレジスタです。
電源投入後 , このレジスタを読み出すまでの間に発生したリセット要因をすべて記憶
します。
リセット要因レジスタ (RSTRR) のビット構成を図 9.4-1 に示します。
図 9.4-1 リセット要因レジスタ (RSTRR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
IRRST
ERST
WDG0
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
SRST
R
未定義
R
初期値:
R
R
* リセット要因により異なる
R:リードオンリ
*:初期値は次のとおりです。
リセット要因
初期値
INIT 端子入力
11XXXXXX
ウォッチドッグリセット 0
XXX1XXXX
ウォッチドッグリセット 0 のタイムアウト 1XX1XXXX
ソフトウェアリセット
XXXXXXX1
ソフトウェアリセット時のタイムアウト
1XXXXXX1
このレジスタの読出し
00000000
X: 初期化されません。
< 注意事項 >
このレジスタを読み出すと , すべてのビットがクリアされます。
[bit7]:IRRST ( イレギュラーリセットビット )
バスアクセスの完了を待たずにリセットが発行されることを , イレギュラーリセット
とよびます。イレギュラーリセットが発生すると , リセット時にメモリ内容が破壊され
ている可能性があります。
INIT 端子入力によるリセットか , リセットタイムアウトが発生すると , このビットが
"1" に変わります。
読出し値
0
1
CM71-10158-1
説明
イレギュラーリセットは検出されていません。
メモリ内容が破壊されていないことを保証します。
イレギュラーリセットが検出されました。
直前のリセットで , メモリ内容が破壊された可能性があります。
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189
第 9 章 リセット
9.4
MB91665 シリーズ
イレギュラーリセットについては , 「9.5.3 リセットの動作」の「■ イレギュラーリ
セット」を参照してください。
[bit6]:ERST ( リセット端子入力ビット )
INIT 端子入力のリセットが発生したかどうかを示します。
読出し値
説明
0
INIT 端子入力のリセットは発生していません。
1
INIT 端子入力のリセットが発生しました。
[bit5]:未定義ビット
読出し時
値は不定です。
[bit4]:WDG0 ( ウォッチドッグリセット 0 ビット )
ウォッチドッグリセット 0 が発生したかどうかを示します。
ウォッチドッグタイマ 0 でリセットタイムアウトが発生した場合は , IRRST ビットも
"1" に変わります。
読出し値
説明
0
ウォッチドッグリセット 0 は発生していません。
1
ウォッチドッグリセット 0 が発生しました。
[bit3 ∼ bit1]:未定義ビット
読出し時
値は不定です。
[bit0]:SRST ( ソフトウェアリセットビット )
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) が発生したかどうかを示します。
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) でリセットタイムアウトが発生していた場合
は , IRRST ビットも "1" に変わります。
読出し値
190
説明
0
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) は発生していません。
1
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) が発生しました。
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第 9 章 リセット
9.4
MB91665 シリーズ
リセット制御レジスタ (RSTCR)
9.4.2
リセットの発行を制御するレジスタです。
リセット制御レジスタ (RSTCR) のビット構成を図 9.4-2 に示します。
図 9.4-2 リセット制御レジスタ (RSTCR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
RDLY2
RDLY1
RDLY0
R/W
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
SRST
R/W
予約
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
属性
初期値
R/W
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit5]:RDLY2 ∼ RDLY0 ( リセット発行遅延ビット )
リセット要求が受け付けられてから , すべてのバスがアイドルになるまで , リセット発
行を遅延させる時間を設定します ( 遅延サイクル ) 。
RDLY2
RDLY1
RDLY0
説明
0
0
0
周辺クロック (PCLK) × 2 サイクル
0
0
1
周辺クロック (PCLK) × 4 サイクル
0
1
0
周辺クロック (PCLK) × 8 サイクル
0
1
1
周辺クロック (PCLK) × 16 サイクル
1
0
0
周辺クロック (PCLK) × 32 サイクル
1
0
1
周辺クロック (PCLK) × 64 サイクル
1
1
0
周辺クロック (PCLK) × 128 サイクル
1
1
1
周辺クロック (PCLK) × 256 サイクル
< 注意事項 >
•
各ビットの値は , リセットにより初期化されます。リセット後の書込みは 1 回のみ可
能です。
•
遅延サイクルの設定が短い場合は , リセットタイムアウトによるイレギュラーリセッ
トが発生する可能性が高くなります。一方 , 遅延サイクルの設定が長い場合は , リセッ
ト要因が発生してからリセットが発行されるまでに長時間かかることがあります。
•
イレギュラーリセットについては , 「9.5.3 リセットの動作」の「■ イレギュラーリ
セット」を参照してください。
[bit4 ∼ bit1]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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191
第 9 章 リセット
9.4
MB91665 シリーズ
[bit0]:SRST ( ソフトウェアリセットビット )
このビットに "1" を書き込んだ後 , リセット制御レジスタ (RSTCR) を読み出すと , ソフ
トウェアリセット要求が発生します。
書込み値
説明
0
リセット要求を発生しません。
1
本レジスタの読出しによってリセット要求を発生します。
< 注意事項 >
192
•
このビットに "1" を書き込んだ後は , リセットが発生するまで , リセット制御レジスタ
(RSTCR) への書込みは無視されます。
•
SRST=1 でソフトウェアリセット要求を発生させるまえに , ソースクロックをメイン
クロック (MCLK) の 2 分周に切り換えてください。
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第 9 章 リセット
9.5
MB91665 シリーズ
9.5
動作説明
リセットの動作について説明します。
9.5.1
リセットの種類
本デバイスには , 3 種類のリセットがあり , それぞれ発生要因や初期化する内容が異な
ります。
•
電源投入リセット (SINIT)
分周回路の不定状態を初期化するために使用します。
また , 同時にイニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST) を発行します。
リセット要因
・INIT 端子へ "L" レベルを入力
初期化対象
・メインクロック (MCLK) の発振安定待ち時間
同時に発生するリセット
・イニシャライズリセット (INIT)
・リセット (RST)
•
イニシャライズリセット (INIT)
クロック制御の設定をリセットするために , 次のレジスタを初期化します
・クロックソース設定レジスタ (CSELR)・クロックソース監視レジスタ (CMONR)
・PLL設定レジスタ (PLLCR)
・発振安定待ち設定レジスタ (CSTBR)
また , 同時に , リセット (RST) を発行します。
リセット要因
・INIT 端子入力
・リセットタイムアウト
・ウォッチドッグリセット 0
初期化対象
・ソースクロック = メインクロック (MCLK) の 2 分周
・クロック発振 = メイン発振 , サブ /PLL 停止
・PLL マクロ発振クロックの分周比
・PLL クロック (PLLCLK) の逓倍率
・PLL クロックの発振安定待ち時間
・PLL 入力クロックの分周比
・サブクロックの発振安定待ち時間
同時に発生するリセット
・リセット (RST)
•
リセット (RST)
プログラム動作を初期化するリセットです。
CM71-10158-1
リセット要因
・INIT 端子入力
・リセットタイムアウト
・ウォッチドッグリセット 0
・ソフトウェアリセット
初期化対象
電源投入リセット (SINIT) およびイニシャライズリセッ
ト (INIT) で初期化されるレジスタ以外のすべてのレジ
スタ設定およびハードウェア
同時に発生するリセット
なし
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
193
第 9 章 リセット
9.5
9.5.2
MB91665 シリーズ
リセット要因
3 種類のリセット要因があります。リセット要因によって , 発行されるリセットのレベ
ルが異なります。
また, バスアクセスの完了を確認せずに, イニシャライズリセット (INIT) を発行するイ
レギュラーリセットが発生するかどうかもリセット要因によって異なります。
•
INIT 端子入力
INIT 端子に "L" レベルが入力されている間 , イニシャライズリセット (INIT) 要求が
発生します。
発生要因
INIT 端子へ "L" レベルを入力
解除要因
INIT 端子へ "H" レベルを入力
リセットレベル
電源投入リセット (SINIT), イニシャライズリセット (INIT), リ
セット (RST) すべてを発行
対応フラグ
リセット要因レジスタ (RSTRR) の ERST ビット =1
動作
バスアクセスの完了を待たずに電源投入リセット (SINIT), イニ
シャライズリセット (INIT), リセット (RST) を発行 ( イレギュラー
リセット )
•
ウォッチドッグリセット 0
ウォッチドッグタイマで設定した周期が経過すると , ウォッチドッグリセット 0 要
求が発生します。ウォッチドッグリセット 0 要求が発生すると , イニシャライズリ
セット (INIT) が発行されます。
194
発生要因
ウォッチドッグタイマで設定した周期が経過
解除要因
イニシャライズリセット (INIT) の発行後 , 自動的に解除
リセットレベル
イニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST) を発行
対応フラグ
リセット要因レジスタ (RSTRR) の WDG0 ビット =1
動作
・ バスアクセスの完了を確認してからイニシャライズリセット
(INIT) とリセット (RST) を発行
・ バスアクセスが完了せずリセットタイムアウトが発生した場合
は , 強制的にイニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST)
を発行 ( イレギュラーリセット )
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 9 章 リセット
9.5
MB91665 シリーズ
•
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST)
リセット制御レジスタ (RSTCR) の SRST ビットに "1" を書き込んだ後に , リセット
制御レジスタ (RSTCR) を読み出すと , リセット (RST) 要求が発生します。
発生要因
リセット制御レジスタ (RSTCR) の SRST ビットに "1" を書き込ん
だ後に , リセット制御レジスタ (RSTCR) を読み出す
* SRST ビットに "1" を書き込む前にソースクロック (SRCCLK) を
メインクロック (MCLK) の 2 分周に切り換えてください。
解除要因
リセット (RST) の発行後 , 自動的に解除
リセットレベル
リセット (RST) のみを発行
対応フラグ
リセット要因レジスタ (RSTRR) の SRST ビット =1
動作
・バスアクセスの完了を確認してからリセット (RST) を発行
・バスアクセスが完了せずリセットタイムアウトが発生した場合
は , 強制的にイニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST) を
発行 ( イレギュラーリセット )
■ リセット要因判定フロー
図 9.5-1 リセット要因判定フロー
RSTRRをリード
(RSTRRの全ビットはクリアされる)
No
IRRST=1 ?
Yes
No
ERST=1 ?
Yes
INIT端子=Lによる
リセット
9.5.3
下位6bitの判定
(リセットタイムアウト)
下位6bitの判定
リセットの動作
■ リセット動作の流れ
リセットが発生し , リセット状態に入ってから , CPU が動作を開始するまでの一連の動
作をリセットシーケンスとよびます。
リセットシーケンスを図 9.5-2 に示します。
CM71-10158-1
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195
第 9 章 リセット
9.5
MB91665 シリーズ
図 9.5-2 リセットシーケンス
リセット要因発生
INIT 端子から
"L" レベル入力
リセット要因発生
ウォッチドッグリセット 0
リセット要因発生
ソフトウェアリセット
バスアイドル待ち
バスアイドル待ち
リセット
タイムアウト
バスアイドル
状態
リセット
タイムアウト
バスアイドル
状態
電源投入リセット
(SINIT 発行 )
イニシャライズリセット (INIT) 発行
リセット (RST) 発行
リセット (RST) 発行
イニシャライズリセット (INIT) 解除
リセット (RST) 解除
リセットベクタフェッチ
プログラム開始
1. リセット要因の取り込みと延長
発生したリセット要因が非同期で取り込まれ , リセットが発行されるまで保持され
ます。
2 ビットの要因延長カウンタを持ち , 最小でも 4T (T: 周辺クロック (PCLK) の周期 )
リセット要因を保持します。
2. リセット要求の発生
生成したリセット要求を内部バス制御部へ通知し , 次の処理を行います。
-
CPU のプログラム動作の停止 ( スリープモードと同一処理。)
-
すべてのバスへアイドル要求が通知されたことの確認
同時に遅延カウンタがカウントを開始します。
196
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第 9 章 リセット
9.5
MB91665 シリーズ
3. リセット要求の受理とリセット発行
リセット要求に対するすべての処理が完了すると , リセット要求が受理されます。
バスから完了の応答がある前に , 遅延カウンタがオーバフローしリセットタイムア
ウトが発生すると , イレギュラーリセットが発行されます。
4. リセットの発行
-
INIT 端子へ "L" レベルを入力
電源投入リセット (SINIT), イニシャライズリセット (INIT), リセット (RST) が発
行されます。
-
ウォッチドッグリセット 0
イニシャライズリセット (INIT), リセット (RST) が発行されます。
-
リセットタイムアウト
イニシャライズリセット (INIT), リセット (RST) が発行されます。
-
ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST)
リセット (RST) が発行されます。
5. リセット要因の解除
リセット要因が解除されると , 4T (T: 周辺クロック (PCLK) ) の間 , リセット要求
が延長されます。その後 , 16T (T: 周辺クロック (PCLK) ) リセット周期を維持し
ます。このため , リセットの最小発行周期は 20T になります。
6. リセットの解除
リセットサイクルが終了すると , リセットが解除されハードウェアが動作を開
始します。
7. リセットベクタの取込み ( フェッチ )
CPU がリセットベクタ (000F FFFCH) の取込み ( フェッチ ) を開始します。CPU は
取得したリセットベクタをプログラムカウンタ (PC) に取り込んで , プログラム動
作を開始します。
■ 電源投入リセット (SINIT)
電源リセット (SINIT) が発行されると同時にイニシャライズリセット (INIT), リセット
(RST) も発行されます。電源投入リセット (SINIT) のリセット要因が解除された後の各
リセット発行シーケンスを図 9.5-3 に示します。
CM71-10158-1
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197
第 9 章 リセット
9.5
MB91665 シリーズ
図 9.5-3 電源投入リセット (SINIT) のリセット要因解除後の各リセット発行シーケンス
PCLK
SINIT
INIT
RST
PCLK × 16 サイクル
PCLK × 16 サイクル
発振安定待ち時間 + (PCLK × 4 サイクル )
PCLK
SINIT
INIT
RST
:周辺クロック (PCLK)
:電源投入リセット (SINIT)
:イニシャライズリセット (INIT)
:リセット (RST)
■ イニシャライズリセット (INIT)
イニシャライズリセット (INIT) が発行されると同時にリセット (RST) も発行されま
す。
イニシャライズリセット (INIT) のリセット要因が解除された後の各リセット発行シー
ケンスを図 9.5-4 に示します。
図 9.5-4 イニシャライズリセット (INIT) のリセット要因解除後の各リセット発行シーケンス
PCLK
リセット
要因
INIT
RST
PCLK × 4
サイクル
PCLK × 16 サイクル
PCLK × 16 サイクル
PCLK :周辺クロック (PCLK)
INIT :イニシャライズリセット (INIT)
RST :リセット (RST)
198
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CM71-10158-1
第 9 章 リセット
9.5
MB91665 シリーズ
■ リセット (RST)
リセット (RST) のリセット要因が解除された後の各リセット発行シーケンスを図 9.55 に示します。
図 9.5-5 リセット (RST) のリセット要因解除後の各リセット発行シーケンス
PCLK
リセット
要因
INIT
L
RST
PCLK × 4
サイクル
PCLK × 16 サイクル
PCLK :周辺クロック (PCLK)
INIT :イニシャライズリセット (INIT)
RST :リセット (RST)
イレギュラーリセット
9.5.4
次の場合にイレギュラーリセットが発生します。
•
INIT 端子入力 (INIT) 時
•
リセットタイムアウト発生時
( ウォッチドッグリセット 0/ ソフトウェアリセット (RSTCR:SRST) 時 , バスから応
答がある前に , 遅延カウンタがオーバフローした )
イレギュラーリセットが発生すると , 次の処理が行われます。
•
イニシャライズリセット (INIT) を発行
•
リセット要因レジスタ (RSTRR) の IRRST ビットが "1" に変わる
< 注意事項 >
イレギュラーリセット発生時は , リセットが入力される時点でバスアクセスが行われてい
た可能性があり , メモリ内容が破壊されていることがあります。
CM71-10158-1
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199
第 9 章 リセット
9.6
MB91665 シリーズ
動作状態と遷移
9.6
各種状態と , その制御について説明します。
■ 動作状態
動作状態の遷移を図 9.6-1 に示します。
図 9.6-1 動作状態の遷移
① INIT=L
⑩ クロックを必要としない外部割込み
② INIT=H
⑪ サブタイマ割込み / 時計カウンタ割込み
③ 発振安定待ち終了
⑫ メイン→サブ切り替え ( 命令書込み )
④ RST 解除
⑬ サブ→メイン切り替え ( 命令書込み )
⑤ ソフトウェアリセット (RST)
⑭ メイン→ PLL 切り替え ( 命令書込み )
⑥ スリープモード ( 命令書込み )
⑦ ストップモード ( 命令書込み )
⑮ PLL →メイン切り替え ( 命令書込み )
⑯ ウォッチドッグリセット / ソフトリセットのタイムアウト時 (INIT)
⑧メインタイマモード / 時計モード ( 命令書込み )
⑰ INIT 解除
⑨ 割込み
⑱ メインタイマ割込み / サブタイマ割込み / 時計カウンタ割込み
パワーオン
①
電源投入リセット
(SINIT)
②
MCRDY=0 のとき
① メイン発振安定待ち
③
⑥
MCRDY=1 のとき
①
①
メインプログラム
リセット
(RST)
メインタイマモード
PLL RUN
①
⑯
⑩
④
⑪
時計モード
①
⑯
⑤
⑱
⑧
⑦
メインストップ
⑬
メイン RUN
ドーズモード
⑥
⑨
①
⑨
ドーズモード
⑮
⑭
⑩
①
⑯
設定初期化
(INIT)
⑰
①
PLL スリープ
リセット
メインスリープ
⑫
⑧
サブ RUN
ドーズモード
①
①
⑥
サブストップ
⑦
⑩
⑨
サブスリープ
①
③
サブ発振安定待ち
RUN
⑩
③
メイン発振安定待ち
RUN
①
200
①
①
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
①
CM71-10158-1
第 9 章 リセット
9.6
MB91665 シリーズ
● RUN 状態 ( 通常動作 )
プログラム実行状態です。
すべての内部クロックが供給され , すべての回路が動作可能な状態です。
ストップ状態とメインタイマモード状態と時計モード状態の外部端子の Hi-Z 制御は解
除されます。
● スリープ状態
プログラム停止状態です。プログラム動作によって遷移します。
CPU のプログラム実行のみを停止します。周辺回路は動作が可能です。
各種内蔵メモリおよび外部バスは , DMA コントローラ (DMAC) が要求するまで停止し
ます。
内部バスは , バススリープモードのとき , DMA コントローラ (DMAC) が要求するまで
停止状態です。
•
有効な割込み要求が発生すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ遷移します。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ遷移しま
す。
● 時計モード状態
デバイス停止状態です。プログラム動作によって遷移します。
発振回路 ( サブクロック (SBCLK) ) 以外の内部回路が停止します。
外部端子を一律 Hi-Z にすることができます。( 一部端子を除く )
•
外部割込み要求が発生すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ遷移します。
•
サブタイマ割込み , 時計カウンタ割込み要求が発生すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ
遷移します。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ遷移しま
す。
< 注意事項 >
時計モードに移行する前に , メインクロック (MCLK) と PLL クロック (PLLCLK) の発振を
停止してください。
● メインタイマモード状態
デバイス停止状態です。プログラムによって遷移します。発振回路 ( メインクロック
(MCLK), サブクロック (SBCLK)) 以外の内部回路が停止します。外部端子を一律 Hi-Z
にすることができます ( 一部端子を除く )。
•
外部割込み要求が発生すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ遷移します。
•
メインタイマ割込み , サブタイマ割込み , 時計カウンタ割込み要求が発生すると ,
RUN 状態 ( 通常動作 ) へ遷移します。
•
CM71-10158-1
INIT端子に"L"レベルが入力されると, 電源投入リセット(SINIT)状態へ遷移します。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
201
第 9 章 リセット
9.6
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
メインタイマモードに移行する前に PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止してください。
● ストップ状態
デバイス停止状態です。プログラム動作によって移行します。
すべての内部回路が停止します。
外部端子を一律 Hi-Z にすることができます。( 一部端子を除く )
•
外部割込み要求が発生すると , 発振安定待ち RUN 状態へ遷移します。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ遷移しま
す。
< 注意事項 >
ストップ状態に移行する前に , PLL クロック (PLLCLK) の発振を停止してください。
● 発振安定待ち RUN 状態
デバイス停止状態です。ストップ状態からの復帰後に移行します。
すべての内部回路が停止します。( 発振安定待ちのためのタイマ動作を除く )
内部クロックはすべて停止しますが , 動作を許可されていた発振回路は動作していま
す。
•
発振安定待ち時間が経過すると , RUN 状態 ( 通常動作 ) へ移行します。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ移行しま
す。
● 発振安定待ちリセット (RST) 状態
デバイス停止状態です。電源投入リセット (SINIT) からの復帰後に移行します。
すべての内部回路が停止します。( 発振安定待ちのためのタイマ動作を除く )
内部クロックはすべて停止しますが , メイン発振回路は動作しています。
•
発振安定待ち時間が経過すると , イニシャライズリセット (INIT) 状態へ移行しま
す。
•
INIT 端子に "L" レベルが入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ移行しま
す。
● プログラムリセット (RST) 状態
プログラム初期化状態です。リセット (RST) 要求を受け付けたとき , またはイニシャラ
イズリセット (INIT) 状態の終了後に移行します。
CPU のプログラム実行は停止し , プログラムカウンタは初期化されます。周辺回路は
初期化されます。( 一部を除く )
202
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 9 章 リセット
9.6
MB91665 シリーズ
すべての内部クロックと動作が許可されていた発振回路と PLL クロック (PLLCLK) は
動作しています。
•
内部回路に対してリセット (RST) 要求し , リセット (RST) 要求が消失すると , RUN
状態 ( 通常動作 ) へ移行します。
•
INIT 端子に "L" が入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ移行します。
● イニシャライズリセット (INIT) 状態
全設定初期化状態です。イニシャライズリセット (INIT) 要求の受付けによって移行し
ます。
CPU のプログラム実行は停止し , プログラムカウンタは初期化されます。周辺回路は
すべて初期化されます。メインクロック (MCLK) 発振回路は動作します ( サブクロッ
ク (SBCLK) 発振回路と PLL クロック (PLLCLK) 発振回路は動作を停止します ) 。INIT
端子への "L" レベル入力期間は , すべての内部クロックは停止しますが , それ以外では
動作します。
内部回路に対し , イニシャライズリセット (INIT) とリセット (RST) を出力します。
•
イニシャライズリセット (INIT) 要求が消失すると , この状態は解除されて , プログ
ラムリセット (RST) 状態へ移行します。
•
INIT 端子に "L" が入力されると , 電源投入リセット (SINIT) 状態へ移行します。
■ 各状態遷移要求の優先順位
どの状態においても , 各状態遷移要求は以下の優先順位に従います。ただし , 一部要求
は特定の状態でしか発生しませんので , その状態でしか有効になりません。
最強
電源投入リセット (SINIT) 要求
イニシャライズリセット (INIT) 要求
発振安定待ち時間の終了
発振安定待ちリセット状態 , 発振
安定待ち RUN 状態のみ発生
リセット (RST) 要求
最弱
CM71-10158-1
有効な割込み要求
RUN, スリープ , ストップ , 時計
モード状態のみ発生
ストップモード要求 ( レジスタ書込み )
RUN 状態のみ発生
時計モード要求 ( レジスタ書込み )
RUN 状態のみ発生
スリープモード要求 ( レジスタ書込み )
RUN 状態のみ発生
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
203
第 9 章 リセット
9.6
204
MB91665 シリーズ
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 10 章 割込みコントローラ
割込みコントローラの機能と動作について説明し
ます。
10.1 概要
10.2 構成
10.3 レジスタ
10.4 動作説明と設定手順例
10.5 使用上の注意
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
205
第 10 章 割込みコントローラ
10.1
MB91665 シリーズ
10.1 概要
割込みコントローラは , 割込み要求の優先度を判定して , 要求を CPU へ送ります。
■ 概要
割込みコントローラには次の機能があります。
•
周辺機能からの割込み要求を受け付けます。
•
割込みレベル , および割込みベクタによって , CPU へ送る優先順位を判定します。
•
最も優先度の高い割込み要求を CPU へ送ります。
•
最も優先度の高い割込み要求の割込みベクタ番号を CPU へ送ります。
•
割込みレベルが "1111" 以外の割込み要求で , スリープモードおよびストップモード
からの復帰要求を生成します。
206
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 10 章 割込みコントローラ
10.2
MB91665 シリーズ
10.2 構成
割込みコントローラの構成を示します。
■ 割込みコントローラのブロックダイヤグラム
割込みコントローラのブロックダイヤグラムを図 10.2-1 に示します。
図 10.2-1 割込みコントローラのブロックダイヤグラム
ICR00
優
先
度
判
定
ICR47
レベル
割込みレベル
ベクタ
割込みベクタ番号
復帰要求
周辺機能からの割込み要求
周辺バス
•
割込み優先度判定回路
入ってきた割込み要求の優先度を判定します。また , スリープモード / ストップモー
ドのときは復帰要求を生成します。
•
割込みレベル発生回路
割込み要求の割込みレベルを CPU に送ります。
•
割込みベクタ発生回路
割込み要求の割込みベクタを CPU に送ります。
•
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47)
割込み要求の割込みレベルを設定するレジスタです。
■ クロック
クロック名
動作クロック
CM71-10158-1
内容
周辺クロック (PCLK)
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
207
第 10 章 割込みコントローラ
10.3
MB91665 シリーズ
10.3 レジスタ
割込みコントローラで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 割込みコントローラのレジスタ一覧
割込みコントローラのレジスタ一覧を表 10.3-1 に示します。
表 10.3-1 割込みコントローラのレジスタ一覧
レジスタ略称
ICR00 ∼ ICR47
208
レジスタ名
割込みコントロールレジスタ 00 ∼ 47
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
参照先
10.3.1
CM71-10158-1
第 10 章 割込みコントローラ
10.3
MB91665 シリーズ
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47)
10.3.1
割込みレベルを設定するレジスタです。各割込みの入力に対して 1 つずつ設けられています。
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) のビット構成を図 10.3-1 に示します。
図 10.3-1 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
IL3
IL2
IL1
IL0
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
IL4
R
R/W
R/W
R/W
R/W
1
1
1
1
1
1
1
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
R
:リードオンリ
[bit7 ∼ bit5]:未定義ビット
CM71-10158-1
書込み時
無視されます。
読出し時
"1" が読み出されます。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
209
第 10 章 割込みコントローラ
10.3
MB91665 シリーズ
[bit4 ∼ bit0]:IL4 ∼ IL0 ( 割込みレベルコントロールビット )
割込み要求の割込みレベルを指定します。
リセットされると IL4 ∼ IL0=11111 ("11111B" は「レベル 31 割込み禁止」) に初期化さ
れます。
IL4
IL3
IL2
IL1
IL0
1
0
0
0
0
16
1
0
0
0
1
17
1
0
0
1
0
18
1
0
0
1
1
19
1
0
1
0
0
20
1
0
1
0
1
21
1
0
1
1
0
22
1
0
1
1
1
23
1
1
0
0
0
24
1
1
0
0
1
25
1
1
0
1
0
26
1
1
0
1
1
27
1
1
1
0
0
28
1
1
1
0
1
29
1
1
1
1
0
30
設定可能な最弱レベル
1
1
1
1
1
31
割込み禁止
割込みレベル
設定可能な最強レベル
(強)
(弱)
< 注意事項 >
210
•
このレジスタに設定した割込みレベルが , CPU の割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
のマスクレベル値より弱い場合は , CPU 側で割込み要求がマスクされます。
•
周辺機能によって , 割込みレベルを設定する割込み制御レジスタ (ICR00 ∼ ICR47) が
異なります。周辺機能と割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) の対応につい
ては , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してください。
•
IL4 ビットは "1" 固定で , IL3 ∼ IL0 のみ設定が可能です。
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CM71-10158-1
第 10 章 割込みコントローラ
10.4
MB91665 シリーズ
10.4 動作説明と設定手順例
割込みコントローラの動作について説明します。
10.4.1
割込みコントローラの動作説明
割込みコントローラの 3 つの動作について説明します。
•
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) を使った割込みレベルの指定
•
割込み要求の優先度判定
•
スリープモード / ストップモードからの復帰要求の生成
■ 割込みレベルの指定
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) を使った割込みレベルの設定手順を示
します。
1. 割込み要求を発生させたい周辺機能に対応する割込みベクタ番号の割込みコン
トロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) に割込みレベルを設定する。
割込みベクタ番号と割込み要求の対応については , 「付録 C 割込みベクタ」を
参照してください。
2. 割込み要求を発生させたい周辺機能側で , 割込み要求の発生を許可する。
3. 設定した周辺機能を起動する。
■ 割込み要求の優先度判定
割込みコントローラは , 同時に発生している割込み要求の中から , 最も優先度の高い割
込み要求の割込みレベルと割込みベクタ番号を CPU へ送ります。
割込み要求の優先順位判定基準を , 判定の順に示します。
1. 割込みレベルが "30" 以下の割込み要求か。( レベル 31 は「割込み禁止」です。)
2. 割込みレベルの数値が最も小さい割込み要求か。
3. 割込みレベルが同じ場合は , その中で割込みベクタ番号が最も小さい割込み要
求か。
上記の判定基準にあてはまる割込み要求がなかった場合は , CPU に割込み要求がない
ことを示す割込みレベル "31" (11111B) を出力します。
■ スリープモードからの復帰要求の生成
割込みレベルが "31" 以外の割込み要求が発生すると , クロック制御部に対して , スリー
プモードからの復帰要求を発生します。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
211
第 10 章 割込みコントローラ
10.4
MB91665 シリーズ
■ ストップモードからの復帰要求の生成
外部割込み /USB ファンクションから , 割込みレベルが "31" 以外の割込み要求が発生
すると , クロック制御部に対して , ストップモードからの復帰要求を発生します。
ストップから復帰後 , 割込み優先判定回路は , クロックの供給が開始してから動作を再
開するので , 割込み優先判定回路の結果が出るまでは , CPU は命令を実行しています。
< 注意事項 >
ストップモードからの復帰要因として使用しない割込みには , 対応する割込みコントロー
ルレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) で割込みレベルを "31" ( 割込み禁止 ) に設定してください。
212
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 10 章 割込みコントローラ
10.5
MB91665 シリーズ
10.5 使用上の注意
割込みコントローラを使用する際は , 次の点に注意してください。
■ プログラムに関する注意
•
スリープモード / ストップモードからの復帰要求を発生したくない割込み要求には ,
対応する割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) で割込みレベルを "31" ( 割
込み禁止 ) に設定してください。
■ 動作に関する注意
•
割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47) に設定した割込みレベルが , CPU の
割込みレベルマスクレジスタ (ILM) のレベルマスク値より弱い場合は , CPU 側で割
込み要求がマスクされます。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
213
第 10 章 割込みコントローラ
10.5
214
MB91665 シリーズ
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CM71-10158-1
第 11 章 割込み要求一括
読出し機能
割込み要求一括読出し機能について説明します。
11.1 概要
11.2 構成
11.3 レジスタ
11.4 使用上の注意
CM71-10158-1
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215
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.1
MB91665 シリーズ
11.1 概要
割込み要求一括読出し機能は, 1つの割込みベクタ番号に割り当てられた複数の割込み要求を
一括で読み出す機能です。
FR80 ファミリ CPU のビットサーチ命令を使用することで , どの割込み要求が発生している
のかを素早く確認できます。
この機能を使用すると , 1 つの割込みベクタ番号を兼用している割込み要求が発生して
いるかどうかを一度で確認できます。
ただし , この機能で割込み要求フラグをクリアすることはできません。割込み要求フラ
グは , 各周辺機能のレジスタでクリアしてください。
216
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.2
MB91665 シリーズ
11.2 構成
割込み要求一括読出し機能の構成を示します。
■ 割込み要求一括読出し機能のブロックダイヤグラム
割込み要求一括読出し機能のブロックダイヤグラムを図 11.2-1 に示します。
図 11.2-1 割込み要求一括読出し機能のブロックダイヤグラム
割込み要求
割込み要求
周
辺
バ
ス
一括読出し
16 ビット
レジスタ
(IRPRxH,
各周辺機能から
IRPRxL)
■ クロック
クロック名
動作クロック
CM71-10158-1
内容
周辺クロック (PCLK)
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217
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91665 シリーズ
11.3 レジスタ
割込み要求一括読出し機能で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 割込み要求一括読出し機能のレジスタ一覧
割込み要求一括読出し機能のレジスタ一覧を表 11.3-1 に示します。
表 11.3-1 割込み要求一括読出し機能のレジスタ一覧
218
レジスタ略称
IRPR0H
レジスタ名
割込み要求一括読出しレジスタ 0 上位
参照先
11.3.1
IRPR2L
割込み要求一括読出しレジスタ 2 下位
11.3.2
IRPR3H/ IRPR3L
割込み要求一括読出しレジスタ 3 上位 / 下位
11.3.3, 11.3.4
IRPR4H/ IRPR4L
割込み要求一括読出しレジスタ 4 上位 / 下位
11.3.5, 11.3.6
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CM71-10158-1
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91665 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H)
11.3.1
割込みベクタ番号 20 (10 進 ) は , 16 ビットリロードタイマ ch.0 ∼ ch.2 の割込み要求が割り
当てられています。このレジスタを読み出すと , どのチャネルで割込み要求が発生している
のか確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H) のビット構成を図 11.3-1 に示しま
す。
図 11.3-1 割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H) のビット構成
割込み要求一括読出し機能レジスタ 0 上位 (IRPR0H)
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
RTIR0
RTIR1
RTIR2
属性
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生したチャネルに対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
CM71-10158-1
ビット
bit15
RTIR0
bit14
RTIR1
bit13
RTIR2
bit12 ∼ bit8
未定義
値
0
リロードタイマ ch.0 で割込み要求なし
説明
1
リロードタイマ ch.0 で割込み要求あり
0
リロードタイマ ch.1 で割込み要求なし
1
リロードタイマ ch.1 で割込み要求あり
0
リロードタイマ ch.2 で割込み要求なし
1
リロードタイマ ch.2 で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
219
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.2
MB91665 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 下位 (IRPR2L)
割込みベクタ番号 41 (10 進 ) は , 次の周辺機能に兼用されています。
• メインタイマ
• サブタイマ
• 時計カウンタ
このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生した周辺機能を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 下位 (IRPR2L) のビット構成を図 11.3-2 に示しま
す。
図 11.3-2 割込み要求一括読出し機能レジスタ 2 下位 (IRPR2L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
MCIR
SCIR
TCIR
属性
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
bit7
bit6
220
ビット
MCIR
SCIR
bit5
TCIR
bit4 ∼ bit0
未定義
値
0
説明
メインタイマ割込み要求なし
1
メインタイマ割込み要求あり
0
サブタイマ割込み要求なし
1
サブタイマ割込み要求あり
0
時計カウンタ割込み要求なし
1
時計カウンタ割込み要求あり
"0" が読み出されます。
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CM71-10158-1
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91665 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 上位 (IRPR3H)
11.3.3
割込みベクタ番号 44 (10 進 ) は , 32 ビットインプットキャプチャ ch.0 ∼ ch.3 に兼用されて
います。このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルを確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 上位 (IRPR3H) のビット構成を図 11.3-3 に示しま
す。
図 11.3-3 割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 上位 (IRPR3H) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
ICIR0
ICIR1
ICIR2
ICIR3
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
bit15
CM71-10158-1
ビット
ICIR0
bit14
ICIR1
bit13
ICIR2
bit12
ICIR3
bit11 ∼ bit8
未定義
値
説明
0
32ビットインプットキャプチャ ch.0で割込み要求なし
1
32ビットインプットキャプチャ ch.0で割込み要求あり
0
32ビットインプットキャプチャ ch.1で割込み要求なし
1
32ビットインプットキャプチャ ch.1で割込み要求あり
0
32ビットインプットキャプチャ ch.2で割込み要求なし
1
32ビットインプットキャプチャ ch.2で割込み要求あり
0
32ビットインプットキャプチャ ch.3で割込み要求なし
1
32ビットインプットキャプチャ ch.3で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
221
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.4
MB91665 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 下位 (IRPR3L)
割込みベクタ番号 37 (10 進 ) は , 次の周辺機能に兼用されています。
• UART/CSIO/I2C ch.7 の受信割込み要求
• 32 ビットインプットキャプチャ ch.4 ∼ ch.7
このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生した周辺機能を確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 下位 (IRPR3L) のビット構成を図 11.3-4 に示しま
す。
図 11.3-4 割込み要求一括読出し機能レジスタ 3 下位 (IRPR3L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
ICIR4
ICIR5
ICIR6
ICIR7
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
222
ビット番号
ビット
bit7
ICIR4
bit6
ICIR5
bit5
ICIR6
bit4
ICIR7
bit3 ∼ bit0
未定義
値
説明
0
32 ビットインプットキャプチャ ch.4 で割込み要求なし
1
32 ビットインプットキャプチャ ch.4 で割込み要求あり
0
32 ビットインプットキャプチャ ch.5 で割込み要求なし
1
32 ビットインプットキャプチャ ch.5 で割込み要求あり
0
32 ビットインプットキャプチャ ch.6 で割込み要求なし
1
32 ビットインプットキャプチャ ch.6 で割込み要求あり
0
32 ビットインプットキャプチャ ch.7 で割込み要求なし
1
32 ビットインプットキャプチャ ch.7 で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
MB91665 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 上位 (IRPR4H)
11.3.5
割込みベクタ番号 45 (10 進 ) は , 32 ビットアウトプットコンペア ch.0 ∼ ch.3 に兼用されて
います。このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルを確認できます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 上位 (IRPR4H) のビット構成を図 11.3-5 に示しま
す。
図 11.3-5 割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 上位 (IRPR4H) のビット構成
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
OCIR0
OCIR1
OCIR2
OCIR3
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
ビット番号
bit15
CM71-10158-1
ビット
OCIR0
bit14
OCIR1
bit13
OCIR2
bit12
OCIR3
bit11 ∼
bit8
未定義
値
説明
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.0 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.0 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.1 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.1 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.2 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.2 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.3 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.3 で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
223
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.3
11.3.6
MB91665 シリーズ
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 下位 (IRPR4L)
割込みベクタ番号 38 (10 進 ) は , 次の周辺機能に兼用されています。
• UART/CSIO/I2C ch.7 の送信 / 送信バスアイドル
• I2C ch.7 のステータス割込み要求
• 32 ビットアウトプットコンペア ch.4 ∼ ch.7
このレジスタを読み出すと , 割込み要求が発生したチャネルや割込み要求の種類を確認でき
ます。
割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 下位 (IRPR4L) のビット構成を図 11.3-6 に示しま
す。
図 11.3-6 割込み要求一括読出し機能レジスタ 4 下位 (IRPR4L) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
OCIR4
OCIR5
OCIR6
OCIR7
属性
R
R
R
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
未定義
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
割込み要求が発生すると , 発生した割込み要求に対応するビットが "1" に変わります。
224
ビット番号
ビット
bit7
OCIR4
bit6
OCIR5
bit5
OCIR6
bit4
OCIR7
bit3 ∼ bit0
未定義
値
0
説明
32 ビットアウトプットコンペア ch.4 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.4 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.5 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.5 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.6 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.6 で割込み要求あり
0
32 ビットアウトプットコンペア ch.7 で割込み要求なし
1
32 ビットアウトプットコンペア ch.7 で割込み要求あり
"0" が読み出されます。
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CM71-10158-1
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.4
MB91665 シリーズ
11.4 使用上の注意
割込み要求一括読出し機能を使用する際は , 次の点に注意してください。
■ 動作に関する注意
割込み要求一括読出しレジスタ (IRPRx) は , 書込みは無効です。割込み要求を取り下げ
たい場合は , 各機能のレジスタにある割込み要求フラグビットをクリアしてください。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
225
第 11 章 割込み要求一括読出し機能
11.4
226
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
MB91665 シリーズ
CM71-10158-1
第 12 章 遅延割込み
遅延割込みの機能と動作について説明します。
12.1 概要
12.2 構成
12.3 レジスタ
12.4 動作説明と設定手順例
12.5 使用上の注意
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
227
第 12 章 遅延割込み
12.1
MB91665 シリーズ
12.1 概要
遅延割込みは , リアルタイム OS で使用するタスク切換え用の割込みを発生するものです。
■ 概要
遅延割込みは , REALOS などのリアルタイム OS でのタスク切換え用の割込み要求を発
生するものです。遅延割込みを使用すると , ソフトウェアで CPU に対して割込み要求
を発生したり , 取り消したりすることができます。
228
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 12 章 遅延割込み
12.2
MB91665 シリーズ
12.2 構成
遅延割込みの構成を示します。
■ 遅延割込みのブロックダイヤグラム
遅延割込みのブロックダイヤグラムを図 12.2-1 に示します。
図 12.2-1 遅延割込みのブロックダイヤグラム
周辺バス
遅延割込み制御
レジスタ (DICR)
割込み要求
•
遅延割込み制御レジスタ (DICR)
遅延割込みを制御するレジスタです。
■ クロック
クロック名
動作クロック
CM71-10158-1
内容
周辺クロック (PCLK)
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229
第 12 章 遅延割込み
12.3
MB91665 シリーズ
12.3 レジスタ
遅延割込みで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 遅延割込みのレジスタ一覧
遅延割込みのレジスタ一覧を表 12.3-1 に示します。
表 12.3-1 遅延割込みのレジスタ一覧
レジスタ略称
DICR
230
レジスタ名
遅延割込み制御レジスタ
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
参照先
12.3.1
CM71-10158-1
第 12 章 遅延割込み
12.3
MB91665 シリーズ
遅延割込み制御レジスタ (DICR)
12.3.1
遅延割込みを制御するレジスタです。
遅延割込み制御レジスタ (DICR) のビット構成を図 12.3-1 に示します。
図 12.3-1 遅延割込み制御レジスタ (DICR) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
未定義
R/W
DLYI
1
1
1
1
1
1
1
0
初期値
R/W
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit1]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
"1" が読み出されます。
[bit0]:DLYI ( 遅延割込み制御ビット )
遅延割込み要求の発生と解除を設定します。
書込み値
説明
0
遅延割込み要因の解除または要求なし
1
遅延割込み要求の発生
< 注意事項 >
このビットは , ほかの割込み要求フラグと同じです。割込み処理ルーチンの中でこのビッ
トをクリアして , 合わせてタスクを切り換えてください。
CM71-10158-1
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231
第 12 章 遅延割込み
12.4
MB91665 シリーズ
12.4 動作説明と設定手順例
遅延割込みの動作と設定手順について説明します。
遅延割込みの動作説明
12.4.1
遅延割込みを使用すると , CPU に対してソフトウェアで , タスク切り換え用の割込み要
求を発生したり , 取り消したりできます。
遅延割込みが発生する条件を表 12.4-1 に示します。
表 12.4-1 割込み要求発生条件
割込み要求
遅延割込み要求
割込み要求の発生
遅延割込み制御レジスタ (DICR) の DLYI ビットに "1" を書き込
む
割込み要求許可
なし ( 常に許可 )
割込み要求のクリア 遅延割込み制御レジスタ (DICR) の DLYI ビットに "0" を書き込
む
< 注意事項 >
232
•
遅延割込みは , DMA 転送要求に使用できません。
•
割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してください。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR47)
で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントローラ」を
参照してください。
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CM71-10158-1
第 12 章 遅延割込み
12.5
MB91665 シリーズ
12.5 使用上の注意
遅延割込みを使用する際は , 次の点に注意してください。
■ プログラムに関する注意
•
遅延割込み制御ビットは , ほかの割込み要求フラグと同じです。割込みルーチンの
中でこのビットをクリアして , 合わせてタスクを切り換えてください。
•
CM71-10158-1
遅延割込みは , DMA 転送要求に使用できません。
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233
第 12 章 遅延割込み
12.5
234
MB91665 シリーズ
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第 13 章 外部バス
インタフェース
外部バスインタフェースの機能と動作について説
明します。
13.1 概要
13.2 構成
13.3 端子
13.4 レジスタ
13.5 プロトコル
13.6 タイミング設定
13.7 RDY 端子によるアクセスサイクルの延長
13.8 アクセスサイクル数
13.9 アドレス情報とアドレスアラインメント
13.10 データアラインメント
13.11 CS 領域設定手順
CM71-10158-1
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235
第 13 章 外部バス インタフェース
13.1
MB91665 シリーズ
13.1 概要
外部バスインタフェースは , 本デバイスと外部装置 ( メモリ・IO デバイスなど ) とを接続し
てデータの入出力を行うバスインタフェースです。
MB91F669(64pin) と MB91F668(48pin) にて , 外部バスの端子仕様は異なります。
詳細は , 各品種の外部バス端子一覧にてご確認ください。
■ 概要
外部バスインタフェースの特長を示します。
•
最大24ビット長 (32Mバイト空間:アドレスシフト時最大) のアドレス情報を出力で
きます。
* MB91F669(64pin) マルチプレックスバス時のみ。
•
バスタイプを次の中から選択できます。
-
アドレス・データスプリットバス
アクセス先のアドレス情報をアドレスバスにのみ出力します。
非同期メモリと接続できます。
-
アドレス・データマルチプレックスバス
アクセス先のアドレス情報をアドレスバスとデータバスの両方に出力します。
•
4 つのチップセレクト領域 (CS 領域 ) に個別に次の設定ができます。
* MB91F669(64pin) のみ 4 つのチップセレクト。
MB91F668(48pin) は 1 つのチップセレクトのみ。
-
CS 領域のサイズ:64K バイト∼ 32M バイトの範囲で設定できます。
-
CS 領域の位置:外部バス領域内の任意の位置に設定できます。
•
各 CS 領域に対応したチップセレクトを出力できます。
•
各 CS 領域に次の機能を設定できます。
-
動作の有効 / 無効
-
データバス幅 (8 ビット /16 ビット )
* MB91F668(48pin) は 8 ビットのみ。
-
書込み許可 / 禁止 ( 禁止:読出し専用領域として使用 )
-
バイトオーダリング ( ビッグエンディアン / リトルエンディアン )
* CS0 領域はビッグエンディアンのみ
-
アドレスタイプ ( 通常出力 / アドレスシフト出力 )
-
バスタイプ ( アドレス・データスプリットバス / アドレス・データマルチプレック
スバス )
•
各 CS 領域に次の期間 ( サイクル数 ) を設定できます。
リード / ライトアクセス共通
-
チップセレクト遅延サイクル
アドレスを出力してからチップセレクトを有効にするまでの期間
236
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.1
MB91665 シリーズ
-
アドレスストローブ出力サイクル
アドレスストローブの有効期間
-
アクセスサイクル
レディ入力端子によるリード / ライトアクセスサイクルの延長
-
アドレス出力サイクル
データ出力端子からアドレス情報を出力する期間 ( マルチプレックスバスの場
合のみ )
リードアクセス時
-
リードアクセスオートウェイト
リードストローブの有効期間
-
リードアクセスセットアップサイクル
チップセレクトを出力してからリードストローブを有効にするまでの期間
-
リードアクセスホールドサイクル
リードストローブを無効にしてからチップセレクトを無効にするまでの期間
-
リードアクセスアイドルサイクル
リードアクセス後のアイドル期間
ライトアクセス時
-
ライトアクセスオートウェイト
ライトストローブの有効期間
-
ライトアクセスセットアップサイクル
チップセレクトを有効にしてからライトストローブを有効にするまでの期間
-
ライトアクセスホールドサイクル
ライトストローブを無効にしてからチップセレクトを無効にするまでの期間
-
ライトリカバリサイクル
ライトアクセス後のアイドル期間
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237
第 13 章 外部バス インタフェース
13.1
MB91665 シリーズ
表 13.1-1 外バス端子機能表
端子名
D00
MB91F668 (48pin)
MB91F669 (64pin)
○
○
D01
○
○
D02
○
○
D03
○
○
D04
○
○
D05
○
○
D06
○
○
D07
○
○
D08
○
○
D09
○
○
D10
○
○
D11
○
○
D12
○
○
D13
○
○
D14
○
○
D15
○
A00/A16 *
○
-
○
A01/A17 *
-
○
A02/A18 *
-
○
A03/A19 *
-
○
A04/A20 *
-
○
A05/A21 *
-
○
A06/A22 *
-
○
A07/A23 *
-
○
CS0
○
CS1
○
-
CS2
-
○
CS3
-
○
AS
○
○
RD
○
○
WR0
○
-
○
WR1
RDY
-
○
SYSCLK
-
○
○
○
* : EXBS レジスタの MSS ビットによって , アドレス機能を変更できます。スプリッ
トバス時には MSS=0 と設定することで , A00 ∼ A07 が選択され , マルチプレック
スバス時には MSS=1 と設定することで , A16 ∼ A23 が選択されます。
238
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.2
MB91665 シリーズ
13.2 構成
外部バスインタフェースの構成を示します。
■ 外部バスインタフェースのブロックダイヤグラム
外部バスインタフェースのブロックダイヤグラムを図 13.2-1 に示します。
図 13.2-1 外部バスインタフェースのブロックダイヤグラム
オンチップバス
アクセス受付部
オ
ン
チ
ッ
プ
バ
ス
レ
ジ
ス
タ
外バス制御
信号生成部
領域判定部
•
IO
セル
オンチップバス制御部
外バス
アクセス制御部
ライトデータバッファ
外バスデータ生成
バッファ
リードデータ組立バッファ
リードデータバッファ
外
部
バ
ス
オンチップバスアクセス受付部
オンチップバスから外部バスインタフェースへのアクセス要求を受け付けます。
•
領域判定部
アクセス先の CS 領域を判定します。
•
オンチップバス制御部
オンチップバスを制御します。
•
ライトデータバッファ
ライトアクセス時に , 外部装置へ出力するデータを格納するバッファです。
•
リードデータ組み立てバッファ
リードアクセス時 , 外部装置が書き込んだデータが分割されて外部バスインタ
フェースに入力されたときに , 分割されたデータを組み立てるバッファです。
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239
第 13 章 外部バス インタフェース
13.2
•
MB91665 シリーズ
外バス制御信号生成部
アドレスストローブ , チップセレクト , リードストローブ / ライトストローブなどを
生成します。
•
外バスアクセス制御部
アドレスストローブ , チップセレクト , リードストローブ / ライトストローブなどの
出力期間や出力タイミングを制御します。
•
外バスデータ生成バッファ
ライトアクセス時 , 外部装置へ出力するデータをバス幅に合わせて分割するバッ
ファです。
•
リードデータバッファ
リードアクセス時に , 外部装置から書き込まれたデータがこのバッファに取り込ま
れます。
■ クロック
外部バスインタフェースで使用するクロックを表 13.2-1 に示します。
表 13.2-1 外部バスインタフェースで使用するクロック
クロック名
動作クロック
内容
外部バスクロック (TCLK)
備考
内部動作クロック
バスクロックとして, SYSCLK端子に外部バスクロック (TCLK) と同じ周波数のクロッ
クを出力することができます。
< 注意事項 >
外部バス領域にアクセス中に外部バスクロック (TCLK) の分周比を変更しないでくださ
い。分周比の変更については , 「第 5 章 クロック分周制御部」の「5.6 使用上の注意」を
参照してください。
240
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.3
MB91665 シリーズ
13.3 端子
外部バスインタフェースで使用する端子について説明します。
■ 概要
•
A23 ∼ A00 端子
外部バスインタフェースのアドレス出力端子です。アドレスバスとして使用され ,
アクセス先のアドレス情報を出力します。
この端子は兼用端子です。外部バスインタフェースの A23 ∼ A00 端子として使用
するには , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
D15 ∼ D00 端子
外部バスインタフェースのデータ入出力端子です。データバスとして使用されま
す。
この端子は兼用端子です。外部バスインタフェースの D15 ∼ D00 端子として使用
するには , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
CS0 ∼ CS3 端子
外部バスインタフェースのチップセレクト出力端子です。
この端子から "L" レベルの信号が出力されている間に , 外部装置が外部バスインタ
フェースからの要求を処理します。
この端子は兼用端子です。外部バスインタフェースの CS0 ∼ CS3 端子として使用
するには , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。MB91F668(48pin) では CS0
端子のみです。
•
AS 端子
外部バスインタフェースのアドレスストローブ出力端子です。
この端子から "L" レベルの信号を出力することで , バスアクセスの開始を示すアド
レスストローブとして機能します。
この端子は兼用端子です。外部バスインタフェースの AS 端子として使用するには ,
「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
RD 端子
外部バスインタフェースのリードストローブ出力端子です。
この端子から "L" レベルの信号が出力されている間で , 外部装置が D15 ∼ D00 端子
からデータを送信します。
この端子は兼用端子です。外部バスインタフェースの RD 端子として使用するには ,
「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
WR0, WR1 端子
外部バスインタフェースのライトストローブ出力端子です。バイト単位の書き込み
を示します。
この端子から "L" レベルの信号が出力されている間に , 外部装置へ書込み処理が行
えます。
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241
第 13 章 外部バス インタフェース
13.3
MB91665 シリーズ
この端子は兼用端子です。外部バスインタフェースの WR0, WR1 端子として使用す
るには , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。MB91F668(48pin) では WR0
端子のみです。
•
RDY 端子
外部バスインタフェースのレディ入力端子です。この端子から "L" レベルの信号を
入力することで , アクセスサイクルを延長できます。
この端子は兼用端子です。外部バスインタフェースの RDY 端子として使用するに
は , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。MB91F668(48pin) では RDY 端子
はありません。
•
SYSCLK 端子
外部バスインタフェースのバスクロック出力端子です。
この端子は兼用端子です。外部バスインタフェースの SYSCLK 端子として使用する
には , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。MB91F668(48pin) では SYSCLK
端子はありません。
242
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
13.4 レジスタ
外部バスインタフェースで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 外部バスインタフェースのレジスタ一覧
外部バスインタフェースのレジスタ一覧を表 13.4-1 に示します。
表 13.4-1 外部バスインタフェースのレジスタ一覧
CS 領域 *
0
1
2
3
レジスタ略称
レジスタ名
参照先
ASR0
CS0 領域設定レジスタ
13.4.1
ACR0
CS0 バス設定レジスタ
13.4.2
AWR0
CS0 ウェイトレジスタ
13.4.3
ASR1
CS1 領域設定レジスタ
13.4.1
ACR1
CS1 バス設定レジスタ
13.4.2
AWR1
CS1 ウェイトレジスタ
13.4.3
ASR2
CS2 領域設定レジスタ
13.4.1
ACR2
CS2 バス設定レジスタ
13.4.2
AWR2
CS2 ウェイトレジスタ
13.4.3
ASR3
CS3 領域設定レジスタ
13.4.1
ACR3
CS3 バス設定レジスタ
13.4.2
AWR3
CS3 ウェイトレジスタ
13.4.3
* : MB91F668(48pin) では CS0 のレジスタのみです。
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243
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3)
13.4.1
CS 領域 (CS0 ∼ CS3) の領域の設定を行うレジスタです。CS 領域 1 つに対し , このレジス
タが 1 つ用意されています。
CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) のビット構成を図 13.4-1 に示します。
図 13.4-1 CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) のビット構成
bit 31
16
SADR31 ∼ SADR16
R/W
属性
初期値 (ASR0)
0
初期値 (ASR1 ∼ ASR3)
bit 15
X
8
予約
R/W
属性
初期値 (ASR0)
0
初期値 (ASR1 ∼ ASR3)
bit
0
7
6
5
4
3
2
1
0
ASZ3
ASZ2
ASZ1
ASZ0
LEDN
CSEN
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
WREN
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値 (ASR0)
1
1
1
1
0
0
0
1
初期値 (ASR1 ∼ ASR3)
X
X
X
X
0
X
X
0
属性
R/W:リード / ライト可能
X:不定
< 注意事項 >
244
•
CS 領域が重ならないように設定してください。
•
このレジスタを設定する場合は , 「13.11 CS 領域設定手順」を参照して設定してくだ
さい。
•
CS0 領域設定レジスタ (ASR0) と CS1 領域設定レジスタ∼ CS 3 領域設定レジスタ
(ASR1 ∼ ASR3) で初期値が異なります。
•
このレジスタに書込みを行う場合は , 必ずワードで書き込んでください。
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
[bit31 ∼ bit16]:SADR31 ∼ SADR16 ( スタートアドレス指定ビット )
CS 領域の開始アドレスを指定します。
このビットには , 32 ビットアドレスの上位 16 ビットを指定してください。
このビットに指定したアドレスから , ASZ3 ∼ ASZ0 ビットで指定したサイズを確保し
て , CS 領域とします。
< 注意事項 >
CS 領域のバウンダリは ASZ3 ∼ ASZ0 ビットで設定したサイズによって決まります。そ
のため , ASZ3 ∼ ASZ0 ビットで設定したサイズによって , 実際のアドレスと比較される
ビットが異なります。実際に比較されるビットについては , ASZ3 ∼ ASZ0 ビットを参照
してください。
[bit15 ∼ bit8]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit7 ∼ bit4]:ASZ3 ∼ ASZ0 ( 領域サイズビット )
CS 領域のサイズを設定します。
ここで設定したサイズによって , SADR31 ビット∼ SADR16 ビットのうち , 実際にアド
レスと比較されるビットが決まります。
ASZ3
ASZ2
ASZ1
ASZ0
CS 領域のサイズ
アドレスと比較されるビット
0
0
0
0
64K バイト
SADR31 ∼ SADR16 ビット
0
0
0
1
128K バイト
SADR31 ∼ SADR17 ビット
0
0
1
0
256K バイト
SADR31 ∼ SADR18 ビット
0
0
1
1
512K バイト
SADR31 ∼ SADR19 ビット
0
1
0
0
1M バイト
SADR31 ∼ SADR20 ビット
0
1
0
1
2M バイト
SADR31 ∼ SADR21 ビット
0
1
1
0
4M バイト
SADR31 ∼ SADR22 ビット
0
1
1
1
8M バイト
SADR31 ∼ SADR23 ビット
1
0
0
0
16M バイト
SADR31 ∼ SADR24 ビット
< 注意事項 >
表に示した以外の設定はしないでください。
[bit3]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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245
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
[bit2]:WREN ( 書込み許可ビット )
外部装置から CS 領域への書込みを許可 / 禁止します。
書込み値
0
説明
書込みを禁止します。
1
書込みを許可します。
< 注意事項 >
書込みを禁止した場合は , 内部バスから CS 領域に対して書込みが発生しても , その書込
みは無視され , 外部アクセスは行われません。
[bit1]:LEDN ( リトルエンディアン設定ビット )
CS領域のバイトオーダリングをビッグエンディアンまたはリトルエンディアンから選
択します。
CS0 領域はビッグエンディアンにのみ対応しているため , CS0 領域設定レジスタ
(ASR0) では , このビットを未定義ビットとして扱います。
•
CS0 領域設定レジスタ (ASR0) の場合
書込み時
無視されます。
読出し時
"0" が読み出されます。
•
CS1 領域設定レジスタ∼ CS3 領域設定レジスタ (ASR1 ∼ ASR3) の場合
書込み値
説明
0
ビッグエンディアン
1
リトルエンディアン
[bit0]:CSEN (CS 領域許可ビット )
CS 領域の有効 / 無効を設定します。
このビットで CS 領域を有効に設定すると , このレジスタと次のレジスタでの設定にし
たがって CS 領域が動作を開始します。
•
CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3)
•
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3)
•
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3)
書込み値
246
0
説明
CS 領域を無効にします。
1
CS 領域を有効にします。
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3)
13.4.2
CS 領域 (CS0 ∼ CS3) のバス設定を行うレジスタです。CS 領域 1 つに対し , このレジスタ
が 1 つ用意されています。
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) のビット構成を図 13.4-2 に示します。
図 13.4-2 CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) のビット構成
bit 31
8
予約
R/W
属性
初期値 (ACR0)
0
初期値 (ACR1 ∼ ACR3)
bit
0
7
6
5
4
3
2
1
0
DBW1
DBW0
BSTY
R/W
予約
R/W
ADTY
R/W
予約
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
予約
R/W
初期値 (ACR0)
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値 (ACR1 ∼ ACR3)
X
X
0
0
X
X
0
X
属性
R/W:リード / ライト可能
X:不定
< 注意事項 >
•
このレジスタを設定する場合は , 「13.11 CS 領域設定手順」を参照して設定してくだ
さい。
•
CS0 バス設定レジスタ (ACR0) と CS1 バス設定レジスタ∼ CS3 バス設定レジスタ
(ACR1 ∼ ACR3) で初期値が異なります。
•
このレジスタに書込みを行う場合は , 必ずワードで書き込んでください。
[bit31 ∼ bit8]:予約ビット
CM71-10158-1
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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247
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
[bit7, bit6]:DBW1, DBW0 ( データバス幅ビット )
データバス幅を設定します。
DBW1
DBW0
データバス幅
0
0
8 ビット
0
1
16 ビット *
1
0
設定禁止
1
1
設定禁止
* MB91F668(48pin) では設定禁止。
このビットで設定したデータバス幅によって , 使用するデータバスやライトストロー
ブ出力端子が異なります。
データバス幅と使用する端子を表 13.4-2 に示します。
表 13.4-2 データバス幅と使用する端子
データバス幅
データバス
ライトストローブ出力端子
8 ビット
D15 ∼ D08
WR0
16 ビット
D15 ∼ D00
WR0, WR1
[bit5, bit4]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit3]:ADTY ( アドレスタイプビット )
アクセス先のアドレス情報を出力する方法を , 次の中から設定します。
•
通常出力:アクセス先のアドレス情報をそのまま出力します。
•
アドレスシフト出力:アクセス先のアドレス情報をビットシフトして , 出力します。
アドレス情報については , 「13.9 アドレス情報とアドレスアラインメント」を参照し
てください。
書込み値
248
説明
0
通常出力
1
アドレスシフト出力
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
[bit2]:BSTY ( バスタイプビット )
バスタイプを設定します。24 ビットのアドレス情報をアドレスバス (A23 ∼ A00 端子 )
からのみ出力するか , アドレスバス (A23 ∼ A00 端子 ) とデータバス (D15 ∼ D00 端子 )
の両方に出力するかを設定します。
•
アドレス・データスプリットバス:24 ビットのアドレス情報をアドレスバス (A23 ∼
A00 端子 ) からのみ出力します。
•
アドレス・データマルチプレックスバス:アクセス先のアドレス情報をアドレスバ
ス (A23 ∼ A00 端子 ) とデータバス (D15 ∼ D00 端子 ) の両方に出力します。
書込み値
説明
0
アドレス・データスプリットバス
1
アドレス・データマルチプレックスバス
MB91F669(64pin) では , EXBS レジスタの MSS ビットにて , 出力するアドレス端子を設
定します。
BSTY ビット =0, MSS ビット =0 時:A00 ∼ A07 が有効となります。
BSTY ビット =1, MSS ビット =1 時:A16 ∼ A23 が有効となります。
EXBS レジスタの詳細については , 「第 14 章 I/O ポート」を参照してください。
アドレス・データマルチプレックスバス設定時に , アドレス出力サイクルでアドレス情
報を出力する端子を表 13.4-3 に示します。
表 13.4-3 出力されるアドレス情報と使用する端子
BSTY
1
データバス幅
出力されるアドレス情報
アドレス情報を
出力する端子
8 ビット
アドレス情報の bit7 ∼ bit0
D15 ∼ D08 端子
16 ビット
アドレス情報の bit15 ∼ bit0
D15 ∼ D00 端子
[bit1]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit0]:予約ビット
(ACR0)
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
(ACR1 ∼ ACR3)
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
初期値は不定です。
"0" 書込み後は "0" が読み出されます。
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249
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3)
13.4.3
CS 領域のウェイトや信号の出力期間を設定するレジスタです。CS 領域 1 つに対し , このレ
ジスタが 1 つ用意されています。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) のビット構成を図 13.4-3 に示します。
図 13.4-3 CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) のビット構成
bit
31
30
29
28
27
26
25
24
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
予約
R/W
RWT3
RWT2
RWT1
RWT0
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値 (AWR0)
0
0
0
0
1
1
1
1
初期値 (ACR1 ∼ ACR3)
bit
0
0
0
0
X
X
X
X
23
22
21
20
19
18
17
16
WWT3
WWT2
WWT1
WWT0
RIDL1
RIDL0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値 (AWR0)
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値 (ACR1 ∼ ACR3)
bit
X
X
X
X
X
X
X
X
15
14
13
12
11
10
9
8
属性
属性
WRCV1 WRCV0
CSRD1 CSRD0 RDCS1 RDCS0 CSWR1 CSWR0 WRCS1 WRCS0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
初期値 (AWR0)
1
1
1
1
0
0
0
0
初期値 (ACR1 ∼ ACR3)
bit
X
X
X
X
X
X
X
X
7
6
5
4
3
2
1
0
属性
ADCY1 ADCY0
ACS1
ACS0
ASCY
R/W
R/W
R/W
R/W
予約
R/W
RDYE
R/W
R/W
予約
R/W
初期値 (AWR0)
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値 (ACR1 ∼ ACR3)
X
X
X
X
X
0
X
0
属性
R/W:リード / ライト可能
X:不定
< 注意事項 >
250
•
このレジスタを設定する場合は , 「13.11 CS 領域設定手順」を参照して設定してくだ
さい。
•
CS0 ウェイトレジスタ (AWR0) と CS1 ウェイトレジスタ∼ CS3 ウェイトレジスタ
(AWR1 ∼ AWR3) で初期値が異なります。
•
このレジスタに書込みを行う場合は , 必ずワードで書き込んでください。
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CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
[bit31 ∼ bit28]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit27 ∼ bit24]:RWT3 ∼ RWT0 ( リードアクセスオートウェイトビット )
リードストローブの出力期間を設定します ( リードアクセスオートウェイト ) 。
リードストローブは最小で 1T (T: バスクロックの周期 ) 出力されます。
RWT3
RWT2
RWT1
RWT0
説明
0
0
0
0
0T
0
0
0
1
1T
0
0
1
0
2T
0
0
1
1
3T
0
1
0
0
4T
0
1
0
1
5T
0
1
1
0
6T
0
1
1
1
7T
1
0
0
0
8T
1
0
0
1
9T
1
0
1
0
10T
1
0
1
1
11T
1
1
0
0
12T
1
1
0
1
13T
1
1
1
0
14T
1
1
1
1
15T
T: バスクロックの周期
[bit23 ∼ bit20]:WWT3 ∼ WWT0 ( ライトアクセスオートウェイトビット )
ライトストローブの出力期間を設定します ( ライトアクセスオートウェイト ) 。
ライトストローブは最小で 1T (T: バスクロックの周期 ) 出力されます。
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FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
251
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
WWT3
MB91665 シリーズ
WWT2
WWT1
WWT0
説明
0
0
0
0
0T
0
0
0
1
1T
0
0
1
0
2T
0
0
1
1
3T
0
1
0
0
4T
0
1
0
1
5T
0
1
1
0
6T
0
1
1
1
7T
1
0
0
0
8T
1
0
0
1
9T
1
0
1
0
10T
1
0
1
1
11T
1
1
0
0
12T
1
1
0
1
13T
1
1
1
0
14T
1
1
1
1
15T
T: バスクロックの周期
[bit19, bit18]:RIDL1, RIDL0 ( リードアクセスアイドルサイクルビット )
リードアクセス後に挿入するアイドルサイクル (リードアクセスアイドルサイクル) を
設定します。
リードアクセスの次のアクセスが次のいずれかの場合 , このビットで設定した周期の
アイドルサイクルがリードアクセス後に挿入されます。
•
ライトアクセス
•
別の CS 領域へのアクセス
•
アドレス・データマルチプレックスバスタイプに設定したCS領域に対するアクセス
RIDL1
RIDL0
説明
0
0
0T
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
252
•
リードアクセスアイドルサイクル中は , すべてのチップセレクトが無効 (CS0 ∼ CS3
端子から "H" レベルを出力 ) になり , D15 ∼ D00 端子は Hi-Z になるため , リードアク
セスアイドルサイクルが終了するまで , 次のアクセスは開始されません。
•
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットでバスタイプをアドレス・デー
タスプリットバスに設定した (BSTY=0), 同一の CS 領域に連続してリードアクセスを
行う場合は , リードアクセスアイドルサイクルは挿入されません。
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
[bit17, bit16]:WRCV1, WRCV0 ( ライトリカバリサイクルビット )
ライトアクセス後に挿入するアイドルサイクル (ライトリカバリサイクル) を設定しま
す。
外部装置が本デバイスのデータを読み出した後 , このビットで設定した周期のアイド
ルサイクルが挿入されます。
WRCV1
WRCV0
説明
0
0
0T
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
ライトリカバリサイクル中は , すべてのチップセレクトが無効 (CS0 ∼ CS3 端子から "H"
レベルを出力 ) になり , ライトストローブも無効 (WR0, WR1 端子から "H" レベルを出力 )
なるため , 次のアクセスは開始されません。
[bit15, bit14]:CSRD1, CSRD0 ( リードアクセスセットアップサイクルビット )
チップセレクトが有効になってから , リードストローブを有効にする周期を設定しま
す ( リードアクセスセットアップサイクル ) 。
CSRD1
CSRD0
説明
0
0
0T ( 同時 )
0
1
1T 後
1
0
2T 後
1
1
3T 後
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットで , バスタイプをアドレス・デー
タマルチプレックスバスに設定 (BSTY=1) した場合は , プロトコルが正しく成立するよう
に , 次の条件を満たす設定にしてください。
•
ACS+CSRD ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CM71-10158-1
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
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253
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
[bit13, bit12]:RDCS1, RDCS0 ( リードアクセスホールドサイクルビット )
リードストローブが無効になってからチップセレクトを無効にする周期を設定します
( リードアクセスホールドサイクル ) 。
RDCS1
RDCS0
説明
0
0
0T ( 同時 )
0
1
1T 後
1
0
2T 後
1
1
3T 後
T: バスクロックの周期
[bit11, bit10]:CSWR1, CSWR0 ( ライトアクセスセットアップサイクルビット )
チップセレクトが有効になってからライトストローブを有効にする周期を設定します
( ライトアクセスセットアップサイクル ) 。
CSWR1
CSWR0
説明
0
0
0T ( 同時 )
0
1
1T 後
1
0
2T 後
1
1
3T 後
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットで , バスタイプをアドレス・デー
タマルチプレックスバスに設定 (BSTY=1) した場合は , プロトコルが正しく成立するよう
に , 次の条件を満たす設定にしてください。
•
ACS+CSWR ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
[bit9, bit8]:WRCS1, WRCS0 ( ライトアクセスホールドサイクルビット )
ライトストローブが無効になってからチップセレクトを無効にする周期を設定します
( ライトアクセスホールドサイクル ) 。
WRCS1
WRCS0
説明
0
0
0T ( 同時 )
0
1
1T 後
1
0
2T 後
1
1
3T 後
T: バスクロックの周期
254
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
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[bit7, bit6]:ADCY1, ADCY0 ( アドレス出力延長サイクル数ビット )
バスタイプをアドレス・データマルチプレックスバスタイプ (BSTY=1) に設定した場
合に , D15 ∼ D00 端子からアドレスを出力する期間を設定します ( アドレス出力延長
サイクル数 ) 。
D15 ∼ D00 端子からアドレス情報を出力する期間 ( アドレス出力サイクル ) は , 最小で
1T (T: バスクロックの周期 ) です。
ADCY1
ADCY0
説明
0
0
0T
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
•
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットで , バスタイプをアドレス・
データスプリットバスに設定 (BSTY=0) した場合は , このビットの設定は無視されま
す。
•
このビットを "00" 以外に設定する場合は , プロトコルが正しく成立するように , 次の
条件をすべて満たす設定にしてください。
- ADCY+1 ≦ ACS+CSRD
ADCY:ADCY1, ADCY0 ビット
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
- ADCY+1 ≦ ACS+CSWR
ADCY:ADCY1, ADCY0 ビット
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
•
このビットで設定した周期よりASCY1, ASCY0ビットで設定した周期の方が大きい場
合は , ASCY1, ASCY0 ビットの設定が優先されます。
[bit5, bit4]:ACS1, ACS0 ( チップセレクト遅延サイクル数ビット )
アドレスストローブを出力してからチップセレクトを有効 (CS0 ∼ CS3 端子から "L" レ
ベルを出力 ) にする周期を設定します ( チップセレクト遅延サイクル数 ) 。
ACS1
ACS0
説明
0
0
0T
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
CM71-10158-1
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255
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットで , バスタイプをアドレス・デー
タマルチプレックスバスに設定 (BSTY=1) した場合は , プロトコルが正しく成立するよう
に , 次の条件をすべて満たす設定にしてください。
•
ACS+CSRD ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
•
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
ACS+CSWR ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
[bit3]:ASCY ( アドレスストローブ出力延長サイクル数ビット )
アドレスストローブの出力期間を設定します ( アドレスストローブ出力延長サイクル
数)。
アドレスストローブは最小で 1T (T: バスクロックの周期 ) 出力されます。
書込み値
説明
0
0T
1
1T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
このビットを "1" に設定する場合は , プロトコルが正しく成立するように , 次の条件をす
べて満たす設定にしてください。
•
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットで , バスタイプをアドレス・
データスプリットバスに設定 (BSTY=0) した場合
- ACS+CSRD+RWT+RDCS ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
RWT:RWT3 ∼ RWT0 ビット
RDCS:RDCS1, RDCS0 ビット
- ACS+CSWR+WWT+WRCS ≧ 1
•
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
WWT:WWT3 ∼ WWT0 ビット
WRCS:WRCS1, WRCS0 ビット
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットで , バスタイプをアドレス・
データマルチプレックスバスに設定 (BSTY=1) した場合
- ACS+CSRD ≧ 2
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
- ACS+CSWR ≧ 2
ACS:ACS1, ACS0 ビット
256
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
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CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.4
MB91665 シリーズ
[bit2]:予約ビット
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit1]:RDYE (RDY 許可ビット )
RDY 端子によるオートウェイト期間の延長機能を有効にするかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
無効
1
有効
< 注意事項 >
この機能を有効にする場合は , RWT3 ∼ RWT0 ビットおよび WWT3 ∼ WWT0 ビットで ,
リードアクセス / ライトアクセスオートウェイト期間が "2" 以上になるように設定してく
ださい。
詳しくは , 「13.7 RDY 端子によるアクセスサイクルの延長」を参照してください。
[bit0]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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257
第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
13.5 プロトコル
外部バスインタフェースの信号のプロトコルについて説明します。
13.5.1
アドレス・データスプリットバスのプロトコル
アドレス・データスプリットバスのプロトコルについて説明します。
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットで , バスタイプをアドレス・デー
タスプリットバスに設定 (BSTY=0) した場合のプロトコルについて説明します。
■ リードプロトコル
● リード動作例
リードアクセス時の動作例を図 13.5-1 に示します。
図 13.5-1 リードアクセス時の動作例
0
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
1
2
3
4
5
6
7
A0
RDCS
ACS
RWT
CSRD
D0
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の各ビットの設定値を表 13.5-1 に示します。
表 13.5-1 各ビットの設定値
設定項目
258
ビット
設定値
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ASCY
0
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
01
リードアクセスオートウェイト
RWT3 ∼ RWT0
0001
リードアクセスアイドルサイクル
RIDL1, RIDL0
00
リードアクセスセットアップサイクル
CSRD1, CSRD0
01
リードアクセスホールドサイクル
RDCS1, RDCS0
01
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
● 最短リード動作
リードアクセス時の最短動作を図 13.5-2 に示します。
図 13.5-2 最短リードアクセス
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
A
最小バスサイクル
:外部装置からの入力データ
最短リード動作の , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の各ビットの設定値を表
13.5-2 に示します。
表 13.5-2 各ビットの設定値
設定項目
CM71-10158-1
ビット
設定値
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ASCY
0
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
00
リードアクセスオートウェイト
RWT3 ∼ RWT0
0000
リードアクセスアイドルサイクル
RIDL1, RIDL0
00
リードアクセスセットアップサイクル
CSRD1, CSRD0
00
リードアクセスホールドサイクル
RDCS1, RDCS0
00
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259
第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
● 信号説明
•
SYSCLK 端子
バスクロックを出力します。MB91F668(48pin) では SYSCLK 端子はありません。
•
AS 端子
アドレスストローブ ("L" レベルで有効 ) を出力します。アクセスの開始を示します。
•
A23 ∼ A00 端子
アクセス先のアドレス情報を出力します。
•
CS0 ∼ CS3 端子
チップセレクト ("L" レベルで有効 ) を出力します。アクセス先が対応した CS 領域
内のアドレスであることを示します。MB91F668(48pin) では , CS0 端子は存在しま
せん。
•
WR0, WR1 端子
"H" レベル ( 無効 ) を出力します。MB91F668(48pin) では WR0 端子のみです。
•
RD 端子
リードストローブ ("L" レベルで有効 ) を出力します。リードアクセスを示します。
•
D15 ∼ D00 端子
外部装置からデータを入力します。
● アクセス手順
アドレス・データスプリットバスのリード動作は , 次の手順で行います。
1. AS 端子にアドレスストローブを有効にして , A23 ∼ A00 端子にアドレス情報を出
力します。
2. CS0 ∼ CS3 端子にチップセレクトを有効にします。
3. RD 端子にリードストローブを有効にします。
4. リードストローブ有効区間内の最期のバスクロックの立上がりエッジで , D15 ∼
D00 端子からリードデータが取り込まれます。
5. RD 端子のリードストローブを無効にします。
6. CS0 ∼ CS3 端子のチップセレクトを無効にします。
A23 ∼ A00 端子のアドレス情報は , リード動作が終了するまで出力されます。
各信号の出力期間 , 出力タイミングは CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) を設定
して変更することができます。「13.6 タイミング設定」を参照してください。
260
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
■ ライトプロトコル
● ライト動作例
ライトアクセス時の動作例を図 13.5-3 に示します。
図 13.5-3 ライトアクセス時の動作例
0
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
1
2
3
4
5
6
7
A0
WRCS
ACS
WWT
CSWR
D0
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の各ビットの設定値を表 13.5-3 に示します。
表 13.5-3 各ビットの設定値
設定項目
CM71-10158-1
ビット
設定値
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ASCY
0
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
01
ライトアクセスオートウェイト
WWT3 ∼ WWT0
0001
ライトリカバリサイクル
WRCV1, WRCV0
00
ライトアクセスセットアップサイクル
CSWR1, CSWR0
01
ライトアクセスホールドサイクル
WRCS1, WRCS0
01
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
261
第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
● 最短ライト動作
ライトアクセス時の最短動作を図 13.5-4 に示します。
図 13.5-4 最短ライト動作
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
A
D
最小バスサイクル
最短ライト動作の , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の各ビットの設定値を表
13.5-4 に示します。
表 13.5-4 各ビットの設定値
262
設定項目
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ビット
ASCY
0
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
00
ライトアクセスオートウェイト
WWT3 ∼ WWT0
0000
ライトリカバリサイクル
WRCV1, WRCV0
00
ライトアクセスセットアップサイクル
CSWR1, CSWR0
00
ライトアクセスホールドサイクル
WRCS1, WRCS0
00
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設定値
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
● 信号説明
•
SYSCLK 端子
バスクロックを出力します。MB91F668(48pin) では SYSCLK 端子はありません。
•
AS 端子
アドレスストローブ ("L" レベルで有効 ) を出力します。アクセスの開始を示します。
•
A23 ∼ A00 端子
アクセス先のアドレス情報を出力します。
•
CS0 ∼ CS3 端子
チップセレクト ("L" レベルで有効 ) を出力します。アクセス先が対応した CS 領域
内のアドレスであることを示します。MB91F668(48pin) では , CS0 端子は存在しま
せん。
•
WR0, WR1 端子
ライトストローブ ("L" レベルで有効 ) を出力します。MB91F668(48pin) では WR0
端子のみです。
•
RD 端子
"H" レベル ( 無効 ) を出力します。
•
D15 ∼ D00 端子
外部装置へデータを出力します。
● アクセス手順
アドレス・データスプリットバスのライト動作は次の手順で行います。
1. AS 端子にアドレスストローブを有効にして , A23 ∼ A00 端子にアドレス情報を ,
D15 ∼ D00 端子に書込みデータを出力します。
2. CS0 ∼ CS3 端子にチップセレクトを有効にします。
3. WR0, WR1 端子にライトストローブを有効にします。
4. WR0, WR1 端子のライトストローブを無効にします。
5. CS0 ∼ CS3 端子のチップセレクトを無効にします。
A23 ∼ A00 端子のアドレス情報と , D15 ∼ D00 端子の書込みデータは , ライト動作が
終了するまで出力されます。
各信号の出力期間 , 出力タイミングは CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) を設定
して変更することができます。「13.6 タイミング設定」を参照してください。
CM71-10158-1
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263
第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
13.5.2
MB91665 シリーズ
アドレス・データマルチプレックスバスの
プロトコル
アドレス・データマルチプレックスバスのプロトコルについて説明します。
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビットで , バスタイプをアドレス・デー
タマルチプレックスバスに設定 (BSTY=1) した場合のプロトコルについて説明しま
す。
■ リードプロトコル
● リード動作例
リードアクセス時の動作例を図 13.5-5 に示します。
図 13.5-5 リードアクセス時の動作例
0
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
1
2
3
4
5
6
7
RDCS
ACS
RWT
CSRD
A0
D0
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の各ビットの設定値を表 13.5-5 に示します。
表 13.5-5 各ビットの設定値
設定項目
264
ビット
設定値
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ASCY
0
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
01
リードアクセスオートウェイト
RWT3 ∼ RWT0
0001
リードアクセスアイドルサイクル
RIDL1, RIDL0
00
リードアクセスセットアップサイクル
CSRD1, CSRD0
01
リードアクセスホールドサイクル
RDCS1, RDCS0
01
アドレス出力延長サイクル数
ADCY1, ADCY0
00
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
● 最短リード動作
リードアクセス時の最短動作の一つを図 13.5-6 に示します。
図 13.5-6 最短リードアクセス (ACS1=0, ACS0=1)
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
ACS
A
最小バスサイクル
:外部装置からの入力データ
最短リード動作の , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の各ビットの設定値を表
13.5-6 に示します。
表 13.5-6 各ビットの設定値
設定項目
ビット
設定値
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ASCY
0
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
01
リードアクセスオートウェイト
RWT3 ∼ RWT0
0000
リードアクセスアイドルサイクル
RIDL1, RIDL0
00
リードアクセスセットアップサイクル
CSRD1, CSRD0
00
リードアクセスホールドサイクル
RDCS1, RDCS0
00
アドレス出力延長サイクル数
ADCY1, ADCY0
00
アドレス・データマルチプレックスバスでは , 最小バスサイクルとして 2T (T:バスク
ロックの周期 ) 必要です。
チップセレクト遅延サイクル数かリードアクセスセットアッ
プサイクルのどちらかを "1" 以上にする必要があります。
図 13.5-6, 表 13.5-6 では , チッ
プセレクト遅延サイクル数 (ACS1, ACS0) を "01B" に設定しています。
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FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
265
第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
● 信号説明
•
SYSCLK 端子
バスクロックを出力します。MB91F668(48pin) では SYSCLK 端子はありません。
•
AS 端子
アドレスストローブ ("L" レベルで有効 ) を出力します。アクセスの開始を示します。
•
A23 ∼ A00 端子
アクセス先のアドレス情報を出力します。
•
CS0 ∼ CS3 端子
チップセレクト ("L" レベルで有効 ) を出力します。アクセス先が対応した CS 領域
内のアドレスであることを示します。MB91F668(48pin) では , CS0 端子は存在しま
せん。
•
WR0, WR1 端子
"H" レベル ( 無効 ) を出力します。MB91F668(48pin) では WR0 端子のみです。
•
RD 端子
リードストローブ ("L" レベルで有効 ) を出力します。リードアクセスを示します。
•
D15 ∼ D00 端子
アドレス情報を出力した後に , 外部装置からデータを入力します。
● アクセス手順
アドレス・データマルチプレックスバスのリード動作は次の手順で行います。
1. AS 端子にアドレスストローブを有効にして , A23 ∼ A00 端子と , D15 ∼ D00 端子
にアドレス情報を出力します。
2. CS0 ∼ CS3 端子にチップセレクトを有効にします。
3. RD 端子にリードストローブを有効にします。
4. リードストローブ有効区間内の最期のバスクロックの立上がりエッジで , D15 ∼
D00 端子からリードデータが取り込まれます。
5. RD 端子のリードストローブを無効にします。
6. CS0 ∼ CS3 端子のチップセレクトを無効にします。
D15 ∼ D00 端子と A15 ∼ A00 端子のアドレス情報は同じです。D15 ∼ D00 端子はア
ドレス情報を出力した後にハイインピーダンスになります。A23 ∼ A00 端子のアドレ
ス情報は , リード動作が終了するまで出力されます。
各信号の出力期間 , 出力タイミングを CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) を設定
して変更することができます。「13.6 タイミング設定」を参照してください。
266
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
■ ライトプロトコル
● ライト動作例
ライトアクセス時の動作例を図 13.5-7 に示します。
図 13.5-7 ライトアクセス時の動作例
0
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
1
2
3
4
5
6
7
WRCS
ACS
WWT
CSWR
A0
D0
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の各ビットの設定値を表 13.5-7 に示します。
表 13.5-7 各ビットの設定値
設定項目
CM71-10158-1
ビット
設定値
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ASCY
0
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
01
ライトアクセスオートウェイト
WWT3 ∼ WWT0
0001
ライトリカバリサイクル
WRCV1, WRCV0
00
ライトアクセスセットアップサイクル
CSWR1, CSWR0
01
ライトアクセスホールドサイクル
WRCS1, WRCS0
01
アドレス出力延長サイクル数
ADCY1, ADCY0
00
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267
第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
● 最短ライト動作
ライトアクセス時の最短動作の一つを図 13.5-8 に示します。
図 13.5-8 最短ライトアクセス (ACS1=0, ACS0=1)
2
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
アドレス / データ
A
ACS
A
D
最小バスサイクル
:外部装置からの入力データ
最短ライト動作の , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の各ビットの設定値を表
13.5-8 に示します。
表 13.5-8 各ビットの設定値
設定項目
ビット
設定値
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ASCY
0
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
01
ライトアクセスオートウェイト
WWT3 ∼ WWT0
0000
ライトリカバリサイクル
WRCV1, WRCV0
00
ライトアクセスセットアップサイクル
CSWR1, CSWR0
00
ライトアクセスホールドサイクル
WRCS1, WRCS0
00
アドレス出力延長サイクル数
ADCY1, ADCY0
00
アドレス・データマルチプレックスバスでは , 最小バスサイクルとして 2T (T:バスク
ロックの周期 ) 必要です。
チップセレクト遅延サイクル数かライトアクセスセットアッ
プサイクルのどちらかを "1" 以上にする必要があります。
図 13.5-8, 表 13.5-8 では , チッ
プセレクト遅延サイクル数 (ACS1, ACS0) を "01B" に設定しています。
268
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.5
MB91665 シリーズ
● 信号説明
•
SYSCLK 端子
バスクロックを出力します。MB91F668(48pin) では SYSCLK 端子はありません。
•
AS 端子
アドレスストローブ ("L" レベルで有効 ) を出力します。アクセスの開始を示します。
•
A23 ∼ A00 端子
アクセス先のアドレス情報を出力します。
•
CS0 ∼ CS3 端子
チップセレクト ("L" レベルで有効 ) を出力します。アクセス先が対応した CS 領域
内のアドレスであることを示します。MB91F668(48pin) では , CS0 端子は存在しま
せん。
•
WR0, WR1 端子
ライトストローブ ("L" レベルで有効 ) を出力します。ライトアクセスを示します。
MB91F668(48pin) では WR0 端子のみです。
•
RD 端子
"H" レベル ( 無効 ) を出力します。
•
D15 ∼ D00 端子
アドレス情報を出力した後に , 外部装置からデータを入力します。
● アクセス手順
アドレス・データマルチプレックスバスのライト動作は次の手順で行います。
1. AS 端子にアドレスストローブを有効にして , A23 ∼ A00 端子と D15 ∼ D00 端子に
アドレス情報を出力します。
2. D15 ∼ D00 端子に書込みデータを出力します。
3. CS0 ∼ CS3 端子にチップセレクトを有効にします。
4. WR 端子にライトストローブを有効にします。
5. WR 端子のライトストローブを無効にします。
6. CS0 ∼ CS3 端子のチップセレクトを無効にします。
D15 ∼ D00 端子と A15 ∼ A00 端子のアドレス情報は同じです。A23 ∼ A00 端子のア
ドレス情報は , ライト動作が終了するまで出力されます。
D15 ∼ D00 端子の書込みデータは , ライト動作が終了するまで出力されます。
各信号の出力期間 , 出力タイミングを CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) を設定
して変更することができます。「13.6 タイミング設定」を参照してください。
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269
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
13.6 タイミング設定
外部バスインタフェースのタイミング設定について説明します。様々な外部装置を接続する
ために , 信号線の出力期間と出力タイミングを設定することができます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) のビットを設定することで , 次のタイミングを
設定することができます。
・ リードアクセスオートウェイト
・ ライトアクセスオートウェイト
・ リードアクセスアイドルサイクル
・ ライトリカバリサイクル
・ リードアクセスセットアップサイクル
・ リードアクセスホールドサイクル
・ ライトアクセスセットアップサイクル
・ ライトアクセスホールドサイクル
・ チップセレクト遅延サイクル
・ アドレス出力延長サイクル
・ アドレスストローブ出力延長サイクル
< 注意事項 >
本項では , タイミング設定により変化するタイミングを理解しやすくするため , 各期間を
最小の値に設定したものを基本プロトコルとして説明します。
初期値とは設定が異なりますのでご注意ください。
270
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
13.6.1
リードアクセスオートウェイト
リードアクセスのオートウェイトサイクル数の設定です。リードアクセスオートウェイトに
より , リードストローブの有効期間が延長されます。
リードストローブの有効期間は延長なしの最短で 1T (T: バスクロックの周期 ) です。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の RWT3 ∼ RWT0 ビットで , 延長する期間を
0T ∼ 15T (T: バスクロックの周期 ) の範囲で設定できます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の RWT3 ∼ RWT0 の設定値とリードストロー
ブの出力期間を表 13.6-1 に示します。
表 13.6-1 RWT3 ∼ RWT0 の設定値とリードストローブの出力期間
RWT3
RWT2
RWT1
RWT0
延長期間
0
0
0
1
0T
リードストローブ
出力期間
1T
0
0
0
1
1T
2T
0
0
1
0
2T
3T
0
0
1
1
3T
4T
0
1
0
0
4T
5T
0
1
0
1
5T
6T
0
1
1
0
6T
7T
0
1
1
1
7T
8T
1
0
0
0
8T
9T
1
0
0
1
9T
10T
1
0
1
0
10T
11T
1
0
1
1
11T
12T
1
1
0
0
12T
13T
1
1
0
1
13T
14T
1
1
1
0
14T
15T
1
1
1
1
15T
16T
T: バスクロックの周期
CM71-10158-1
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271
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データスプリットバス
リードアクセスのオートウェイトサイクル数を "1" に設定した例を図 13.6-1 に示しま
す。
図 13.6-1 リードアクセスオートウェイトの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
RWT
:外部装置からの入力データ
図 13.6-1 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定し
たビット ) を表 13.6-2 に示します。
表 13.6-2 各ビットの設定値
設定項目
リードアクセスオートウェイト
272
ビット
RWT3 ∼ RWT0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
設定値
0001
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データマルチプレックスバス
リードアクセスオートウェイトサイクルを "1" に設定した例を図 13.6-2 に示します。
図 13.6-2 リードアクセスオートウェイトの設定例 ( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
アドレス / データ
2
3
A
ACS
RWT
A
:外部装置からの入力データ
図 13.6-2 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定し
たビット ) を表 13.6-3 に示します。
表 13.6-3 各ビットの設定値
設定項目
ビット
設定値
リードアクセスオートウェイト
RWT3 ∼ RWT0
0001
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
01
図 13.6-2, 表 13.6-3では, アドレス•データマルチプレックスバスのプロトコルの制約条
件により , チップセレクト遅延サイクル数を 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定してい
ます。
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273
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
13.6.2
MB91665 シリーズ
ライトアクセスオートウェイト
ライトアクセスのオートウェイトサイクル数の設定です。ライトアクセスオートウェイトサ
イクルにより , ライトストローブの有効期間が延長されます。
ライトストローブの有効期間は延長なしの最短で 1T (T: バスクロックの周期 ) です。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の WWT3 ∼ WWT0 ビットで , 延長する期間を
0T ∼ 15T (T: バスクロックの周期 ) に設定できます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の WWT3 ∼ WWT0 の設定値とライトストロー
ブの出力期間を表 13.6-4 に示します。
表 13.6-4 WWT3 ∼ WWT0 の設定値とライトストローブの出力期間
WWT3
WWT2
WWT1
WWT0
延長期間
出力期間 ( 合計 )
0
0
0
1
0T
1T
0
0
0
1
1T
2T
0
0
1
0
2T
3T
0
0
1
1
3T
4T
0
1
0
0
4T
5T
0
1
0
1
5T
6T
0
1
1
0
6T
7T
0
1
1
1
7T
8T
1
0
0
0
8T
9T
1
0
0
1
9T
10T
1
0
1
0
10T
11T
1
0
1
1
11T
12T
1
1
0
0
12T
13T
1
1
0
1
13T
14T
1
1
1
0
14T
15T
1
1
1
1
15T
16T
T: バスクロックの周期
274
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データスプリットバス
ライトアクセスオートウェイトサイクルを "1" に設定した例を図 13.6-3 に示します。
図 13.6-3 ライトアクセスオートウェイトの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
WWT
D
図 13.6-3 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定し
たビット ) を表 13.6-5 に示します。
表 13.6-5 各ビットの設定値
設定項目
ライトアクセスオートウェイト
CM71-10158-1
ビット
WWT3 ∼ WWT0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
設定値
0001
275
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データマルチプレックスバス
ライトアクセスオートウェイトサイクルを "1" に設定した例を図 13.6-4 に示します。
図 13.6-4 ライトアクセスオートウェイトの設定例 ( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
3
A
ACS
WWT
A
D
図 13.6-4 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定し
たビット ) を表 13.6-6 に示します。
表 13.6-6 各ビットの設定値
設定項目
チップセレクト遅延サイクル数
ビット
ACS1, ACS0
01
設定値
ライトアクセスオートウェイト
WWT3 ∼ WWT0
0001
図 13.6-4では, アドレス•データマルチプレックスバスのプロトコルの制約条件により ,
チップセレクト遅延サイクル数を 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定しています。
276
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
リードアクセスアイドルサイクル
13.6.3
リードアクセスのアイドルサイクル数の設定です。リードアクセスアイドルサイクルを 1 以
上に設定すると , リードアクセス終了後にアイドルサイクルが挿入されます。
リードアクセスアイドルサイクルでは , すべてのチップセレクトは無効になり , D15 ∼
D00 端子は Hi-Z になります。リードアクセスアイドルサイクルを挿入することにより ,
出力オフタイムが長い外部装置からのリードデータと , それに続くアクセスに関係す
るデータがバス上で衝突することを防ぎます。
リードアクセスアイドルサイクルは , リードアクセスに連続して次のいずれかのアク
セスが行われる場合に , リードアクセス終了後に挿入されます。
•
ライトアクセス
•
別の CS 領域へのアクセス
•
アドレス・データマルチプレックスバスタイプに設定されたCS領域に対するアクセ
ス
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の RIDL1, RIDL0 ビットで , リードアクセスア
イドルサイクルの期間を 0T ∼ 3T (T: バスクロックの周期 ) に設定できます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の RIDL1, RIDL0 ビットの設定値とリードアク
セスアイドルサイクル数を表 13.6-7 に示します。
表 13.6-7 RIDL1, RIDL0 ビットとリードアクセスアイドルサイクル数
RIDL1
RIDL0
アイドルサイクル数
0
0
0T ( リードアクセスアイドルなし )
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
アドレス・データスプリットバスの同一の CS 領域に , リードアクセスが連続して行われ
た場合は , リードアクセスアイドルサイクルは挿入されません。
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277
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データスプリットバス
リードアクセスアイドルサイクルを "1" に設定した例を図 13.6-5 に示します。
図 13.6-5 リードアクセスアイドルサイクルの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
RIDL
:外部装置からの入力データ
図 13.6-5 での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定した
ビット ) を表 13.6-8 に示します。
表 13.6-8 各ビットの設定値
設定項目
リードアクセスアイドルサイクル
278
ビット
RIDL1, RIDL0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
設定値
01
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データマルチプレックスバス
リードアクセスのアイドルサイクル数を "1" に設定した例を図 13.6-6 に示します。
図 13.6-6 リードアクセスアイドルサイクルの設定例 ( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
アドレス / データ
2
3
A
ACS
RIDL
A
:外部装置からの入力データ
図 13.6-6 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定し
たビット ) を表 13.6-9 に示します。
表 13.6-9 各ビットの設定値
設定項目
チップセレクト遅延サイクル数
ビット
ACS1, ACS0
設定値
01
リードアクセスアイドルサイクル
RIDL1, RIDL0
01
図 13.6-6では, アドレス•データマルチプレックスバスのプロトコルの制約条件により ,
チップセレクト遅延サイクル数を 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定しています。
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279
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
ライトリカバリサイクル
13.6.4
ライトアクセスのリカバリサイクル数の設定です。ライトリカバリサイクルを 1 以上に設定
すると , ライトアクセス終了後にリカバリサイクルが挿入されます。
ライトリカバリサイクルでは , すべてのチップセレクトとライトストローブが無効に
なり , D15 ∼ D00 端子は Hi-Z になります。ライトアクセス後に , 次にアクセスする外
部装置がアクセス間に制限がある装置の場合にライトリカバリサイクルを挿入しま
す。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の WRCV1, WRCV0 ビットで , ライトリカバリ
サイクルの期間を 0T ∼ 3T (T: バスクロックの周期 ) に設定できます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の WRCV1, WRCV0 ビットの設定値とライト
リカバリサイクル数を表 13.6-10 に示します。
表 13.6-10 WRCV1, WRCV0 ビットとライトリカバリサイクル数
WRCV1
WRCV0
ライトリカバリサイクル数
0
0
0T ( ライトリカバリなし )
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
ライトリカバリサイクルの期間を 0T (T: バスクロックの周期 ) 以外に設定した場合は , ラ
イトアクセスの後に必ずライトリカバリサイクルが挿入されます。
280
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データスプリットバス
ライトリカバリサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を図 13.6-7 に示
します。
図 13.6-7 ライトリカバリサイクルの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
WRCV
D
図 13.6-7 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定し
たビット ) を表 13.6-11 に示します。
表 13.6-11 各ビットの設定値
設定項目
ライトリカバリサイクル
CM71-10158-1
ビット
WRCV1, WRCV0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
設定値
01
281
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データマルチプレックスバス
ライトリカバリサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を図 13.6-8 に示
します。
図 13.6-8 ライトリカバリサイクルの設定例 ( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
3
A
ACS
A
WRCV
D
図 13.6-8 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定し
たビット ) を表 13.6-12 に示します。
表 13.6-12 各ビットの設定値
チップセレクト遅延サイクル数
設定項目
ビット
ACS1, ACS0
01
設定値
ライトリカバリサイクル
WRCV1, WRCV0
01
図 13.6-8では, アドレス•データマルチプレックスバスのプロトコルの制約条件により ,
チップセレクト遅延サイクル数を 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定しています。
282
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
13.6.5
リードアクセスセットアップサイクル
リードアクセスのセットアップサイクル数の設定です。セットアップサイクルによりチップ
セレクトを有効にしてから , リードストローブを有効にするまでの期間が延長されます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の CSRD1, CSRD0 ビットで , チップセレクト
からリードストローブを有効にする期間を 0T ∼ 3T (T: バスクロックの周期 ) に設定で
きます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の CSRD1, CSRD0 ビットの設定値と遅延サイ
クル数を表 13.6-13 に示します。
表 13.6-13 CSRD1, CSRD0 ビットと遅延サイクル数
CSRD1
CSRD0
遅延サイクル数
0
0
0T ( チップセレクトと同時に有効 )
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
■ アドレス・データスプリットバス
リードアクセスセットアップサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を
図 13.6-9 に示します。
図 13.6-9 リードアクセスセットアップサイクルの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
CSRD
:外部装置からの入力データ
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
283
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
図 13.6-9 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定し
たビット ) を表 13.6-14 に示します。
表 13.6-14 各ビットの設定値
設定項目
ビット
CSRD1, CSRD0
リードアクセスセットアップサイクル
設定値
01
■ アドレス・データマルチプレックスバス
リードアクセスセットアップサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を
図 13.6-10 に示します。
図 13.6-10 リードアクセスセットアップサイクルの設定例
( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
アドレス / データ
2
3
A
CSRD
A
:外部装置からの入力データ
図 13.6-10 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-15 に示します。
表 13.6-15 各ビットの設定値
設定項目
リードアクセスセットアップサイクル
284
ビット
CSRD1, CSRD0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
設定値
01
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
バスタイプがアドレス・データマルチプレックスバスの場合 (BSTY=1) は , プロトコルが
正しく成立するように , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) で次の条件を満たす設定
にしてください。
•
ACS+CSRD ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
13.6.6
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
リードアクセスホールドサイクル
リードアクセスのホールドサイクル数の設定です。ホールドサイクルによりチップセレクト
を無効にしてから , リードストローブを無効にするまでの期間が延長されます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の RDCS1, RDCS0 ビットで , リードストロー
ブからチップセレクトを無効にする期間を 0T ∼ 3T (T: バスクロックの周期 ) に設定で
きます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の RDCS1, RDCS0 ビットの設定値と遅延サイ
クル数を表 13.6-16 に示します。
表 13.6-16 RDCS1, RDCS0 ビットと遅延サイクル数
RDCS1
RDCS0
遅延サイクル数
0
0
0T ( リードストローブと同時に無効 )
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
285
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データスプリットバス
リードアクセスホールドサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を図
13.6-11 に示します。
図 13.6-11 リードアクセスホールドサイクルの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
RDCS
:外部装置からの入力データ
図 13.6-11 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-17 に示します。
表 13.6-17 各ビットの設定値
設定項目
リードアクセスホールドサイクル
286
ビット
RDCS1, RDCS0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
設定値
01
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データマルチプレックスバス
リードアクセスホールドサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を図
13.6-12 に示します。
図 13.6-12 リードアクセスホールドサイクルの設定例 ( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
3
A
ACS
RDCS
A
:外部装置からの入力データ
図 13.6-12 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-18 に示します。
表 13.6-18 各ビットの設定値
設定項目
チップセレクト遅延サイクル数
ビット
ACS1, ACS0
設定値
01
リードアクセスホールドサイクル
RDCS1, RDCS0
01
図 13.6-12 では , アドレス • データマルチプレックスバスのプロトコルの制約条件によ
り , チップセレクト遅延サイクル数を 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定しています。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
287
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
13.6.7
MB91665 シリーズ
ライトアクセスセットアップサイクル
ライトアクセスのセットアップサイクル数の設定です。セットアップサイクルによりチップ
セレクトを有効にしてから , ライトストローブを有効にするまでの期間が延長されます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の CSWR1, CSWR0 ビットで , チップセレクト
からライトストローブを有効にする期間を 0T ∼ 3T (T: バスクロックの周期 ) に設定で
きます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の CSWR1, CSWR0 ビットの設定値と遅延サイ
クル数を表 13.6-19 に示します。
表 13.6-19 CSWR1, CSWR0 ビットと遅延サイクル数
CSWR1
CSWR0
遅延サイクル数
0
0
0T ( チップセレクトと同時に有効 )
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
■ アドレス・データスプリットバス
ライトアクセスセットアップサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を
図 13.6-13 に示します。
図 13.6-13 ライトアクセスセットアップサイクルの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
288
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
CSWR
D
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
図 13.6-13 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-20 に示します。
表 13.6-20 各ビットの設定値
設定項目
ビット
CSWR1, CSWR0
ライトアクセスセットアップサイクル
設定値
01
■ アドレス・データマルチプレックスバス
ライトアクセスセットアップサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を
図 13.6-14 に示します。
図 13.6-14 ライトアクセスセットアップサイクルの設定例
( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
アドレス / データ
2
3
A
CSWR
A
D
図 13.6-13 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を , 表 13.6-21 に示します。
表 13.6-21 各ビットの設定値
設定項目
ライトアクセスセットアップサイクル
ビット
CSWR1, CSWR0
設定値
01
< 注意事項 >
バスタイプがアドレス・データマルチプレックスバスの場合 (BSTY=1) は , プロトコルが
正しく成立するように , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) で次の条件を満たす設定
にしてください。
•
ACS+CSWR ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CM71-10158-1
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
289
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
13.6.8
MB91665 シリーズ
ライトアクセスホールドサイクル
ライトアクセスのホールドサイクル数の設定です。ホールドサイクルによりチップセレクト
を無効にしてから , ライトストローブを無効にするまでの期間が延長されます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の WRCS1, WRCS0 ビットで , ライトストロー
ブからチップセレクトを無効にする期間を 0T ∼ 3T (T: バスクロックの周期 ) に設定で
きます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の WRCS1, WRCS0 ビットの設定値とライトア
クセスホールドサイクル数を表 13.6-22 に示します。
表 13.6-22 WRCS1, WRCS0 ビットと遅延サイクル数
WRCS1
WRCS0
ライトアクセスホールドサイクル数
0
0
0T ( ライトストローブと同時に無効 )
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
■ アドレス・データスプリットバス
ライトアクセスホールドサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を図
13.6-15 に示します。
図 13.6-15 ライトアクセスホールドサイクルの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
290
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
A
WRCS
D
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
図 13.6-15 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-23 に示します。
表 13.6-23 各ビットの設定値
設定項目
ビット
WRCS1, WRCS0
ライトアクセスホールドサイクル
設定値
01
■ アドレス・データマルチプレックスバス
ライトアクセスホールドサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定した例を図
13.6-16 に示します。
図 13.6-16 ライトアクセスホールドサイクルの設定例 ( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
3
A
ACS
WRCS
A
D
図 13.6-16 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-24 に示します。
表 13.6-24 各ビットの設定値
設定項目
チップセレクト遅延サイクル数
ビット
ACS1, ACS0
01
設定値
ライトアクセスホールドサイクル
WRCS1, WRCS0
01
図 13.6-16 では , アドレス • データマルチプレックスバスのプロトコルの制約条件によ
り , チップセレクト遅延サイクル数を 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定しています。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
291
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
チップセレクト遅延サイクル
13.6.9
チップセレクト遅延サイクル数の設定です。アドレスストローブを有効にしてから , チップ
セレクトを有効にするまでの期間を設定します。
チップセレクトの出力に対して , アドレスが一定のセットアップ時間を必要とする場
合や , 連続して同一 CS 領域にアクセスした場合にチップセレクトのエッジを必要とす
るときに使用します。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の ACS1, ACS0 ビットで , アドレスストローブ
からチップセレクトを有効するタイミングを 0T ∼ 3T (T: バスクロックの周期 ) 遅延さ
せることができます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の ACS1, ACS0 ビットの設定値と遅延サイクル
数を表 13.6-25 に示します。
表 13.6-25 ACS1, ACS0 ビットと遅延サイクル数
ACS1
ACS0
遅延サイクル数
0
0
0T ( アドレスストローブの出力と同時に出力 )
0
1
1T
1
0
2T
1
1
3T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
バスタイプがアドレス・データマルチプレックスバスの場合 (BSTY=1) は , プロトコルが
正しく成立するように , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) で次の条件をすべて満た
す設定にしてください。
•
ACS+CSRD ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
•
ACS+CSWR ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
292
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データスプリットバス
チップセレクトを 1T (T: バスクロックの周期 ) 遅延させた例を図 13.6-17 に示します。
図 13.6-17 チップセレクト遅延サイクルの設定例 ( アドレス・データスプリットバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
3
A
ACS
:外部装置からの入力データ
図 13.6-17 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-26 に示します。
表 13.6-26 各ビットの設定値
設定項目
チップセレクト遅延サイクル数
CM71-10158-1
ビット
ACS1, ACS0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
設定値
01
293
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データマルチプレックスバス
チップセレクトを 1T (T: バスクロックの周期 ) 遅延させた例を図 13.6-18 に示します。
図 13.6-18 チップセレクト遅延サイクルの設定例 ( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
アドレス / データ
2
A
ACS
A
D
図 13.6-18 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-27 に示します。
表 13.6-27 各ビットの設定値
設定項目
チップセレクト遅延サイクル数
294
ビット
ACS1, ACS0
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
設定値
01
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
アドレス出力延長サイクル
13.6.10
アドレス・データマルチプレックスバスのとき (BSTY=1) のアドレス出力延長サイクルの設
定です。D15 ∼ D00 端子にアドレス情報を出力する期間を設定します。
D15 ∼ D00 端子からアドレスを出力する期間 ( アドレス出力サイクル ) は , 最小で 1T
(T: バスクロック ) の周期 ) です。CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の ADCY1,
ADCY0 ビットで , アドレス出力延長サイクル数を 0T ∼ 3T (T: バスクロックの周期 ) に
設定できます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の ADCY1, ADCY0 ビットの設定値とアドレス
出力サイクルを表 13.6-28 に示します。
表 13.6-28 ADCY1, ADCY0 ビットと延長サイクル
ADCY1
ADCY0
延長期間
アドレス出力サイクル ( 合計 )
0
0
0T ( 遅延なし )
1T
0
1
1T
2T
1
0
2T
3T
1
1
3T
4T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
アドレス出力延長サイクルは , アドレスストローブ出力延長サイクルより同じか長くなる
ように設定してください。アドレス出力延長サイクルがアドレスストローブ出力延長サイ
クルより短くなるような設定の場合には , アドレス出力延長サイクルとしてアドレススト
ローブ出力延長サイクルが使用されます。
•
ADCY ≧ ASCY
•
if (ADCY<ASCY) then ADCY =ASCY
ADCY:ADCY1, ADCY0 ビット
ASCY:ASCY1, ASCY0 ビット
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の ADCY1, ADCY0 ビットでアドレス出力サイク
ルを変更しても , ほかの信号の出力期間や出力タイミングは変更されません。
そのため, アドレス出力サイクルを変更する場合は,プロトコルが正しく成立するように ,
次の条件をすべて満たすように , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) を設定してくだ
さい。
•
ADCY+1 ≦ ACS+CSRD
ADCY:ADCY1, ADCY0 ビット
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
•
ADCY+1 ≦ ACS+CSWR
ADCY:ADCY1, ADCY0 ビット
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
295
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データマルチプレックスバス
アドレス出力サイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) 延長した例を図 13.6-19 に示しま
す。
図 13.6-19 アドレス出力延長サイクルの設定例
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
アドレス / データ
2
3
A
ACS
CSRD
A
ADCY
:外部装置からの入力データ
図 13.6-19 の例での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定
したビット ) を表 13.6-29 に示します。
表 13.6-29 各ビットの設定値
アドレス出力延長サイクル数ビット
設定項目
ビット
ADCY1, ADCY0
01
設定値
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
01
リードアクセスセットアップサイクル
CSRD1, CSRD0
01
表 13.6-29 では , アドレス • データマルチプレックスバスのプロトコルの制約条件の
ADCY+1 ≦ ACS+CSRD により , チップセレクト遅延サイクル数を 1T (T: バスクロック
の周期 ), リードアクセスセットアップサイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定
しています。
296
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
アドレスストローブ出力延長サイクル
13.6.11
アドレスストローブ出力延長サイクルの設定です。アドレスストローブを有効にする期間を
設定します。
アドレスストローブの出力期間は , 最小で 1T (T: バスクロックの周期 ) です。アドレス
ストローブの出力期間は , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の ASCY ビットで
0T ∼ 1T (T: バスクロックの周期 ) まで延長できます。
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の ASCY ビットの設定値と , アドレスストロー
ブの出力期間を表 13.6-30 に示します。
表 13.6-30 ASCY ビットとアドレスストローブの出力周期
ASCY
延長周期
合計出力期間
0
0T ( 延長しない )
1T
1
1T
2T
T: バスクロックの周期
< 注意事項 >
アドレスストローブの出力期間を延長する場合は , プロトコルが正しく成立するように ,
CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) で次の条件を満たす設定にしてください。
•
バスタイプがアドレス・データスプリットバスの場合
(BSTY=0)
- ACS+CSRD+RWT+RDCS ≧ 1
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
RWT:RWT3 ∼ RWT0 ビット
RDCS:RDCS1, RDCS0 ビット
- ACS+CSWR+WWT+WRCS ≧ 1
•
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
WWT:WWT3 ∼ WWT0 ビット
WRCS:WRCS1, WRCS0 ビット
バスタイプがアドレス・データマルチプレックスバスの場合 (BSTY=1)
- ACS+CSRD ≧ 2
- ADCY+1 ≦ ACS+CSRD
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CSRD:CSRD1, CSRD0 ビット
- ACS+CSWR ≧ 2
- ADCY+1 ≦ ACS+CSWR
ACS:ACS1, ACS0 ビット
CM71-10158-1
CSWR:CSWR1, CSWR0 ビット
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
297
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データスプリットバス
アドレスストローブ出力延長サイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) 延長した例を図
13.6-20 に示します。
図 13.6-20 アドレスストローブ出力延長サイクルの設定例 ( アドレス • データスプリットバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
RD
リードストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
データ
2
3
ASCY
A
CSRD
:外部装置からの入力データ
図 13.6-20 での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定した
ビット ) を表 13.6-31 に示します。
表 13.6-31 各ビットの設定値
設定項目
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ビット
設定値
ASCY
1
リードアクセスセットアップサイクル数
CSRD1, CSRD0
01
表 13.6-31 では , プロトコルの制約条件により , リードアクセスセットアップサイクル
を 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定しています。
298
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CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.6
MB91665 シリーズ
■ アドレス・データマルチプレックスバス
アドレスストローブ出力延長サイクルを 1T (T: バスクロックの周期 ) 延長した例を図
13.6-21 に示します。
図 13.6-21 アドレスストローブ出力延長サイクルの設定例
( アドレス・データマルチプレックスバス )
1
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
端子
信号
A23 ∼ A00
アドレス情報
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子
信号
WR0, WR1
ライトストローブ
端子
信号
D15 ∼ D00
アドレス / データ
2
3
ASCY
A
ACS
A
ADCY
D
図 13.6-21 での CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の設定値 ("0" 以外に設定した
ビット ) を表 13.6-32 に示します。
表 13.6-32 各ビットの設定値
設定項目
ビット
設定値
アドレスストローブ出力延長サイクル数
ASCY
1
チップセレクト遅延サイクル数
ACS1, ACS0
10
アドレス出力延長サイクル数
ADCY1, ADCY0
01
表 13.6-32 では , アドレス • データマルチプレックスバスのプロトコルの制約条件によ
り , チップセレクト遅延サイクルを 2T (T: バスクロックの周期 ) に , アドレス出力延長
サイクル数を 1T (T: バスクロックの周期 ) に設定しています。
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299
第 13 章 外部バス インタフェース
13.7
MB91665 シリーズ
13.7 RDY 端子によるアクセスサイクルの延長
外部バスインタフェースの RDY 端子によるアクセスサイクルの延長について説明します。
RDY 端子から "L" レベルの信号を入力すると , リードストローブ / ライトストローブ
の有効期間を延長できます。
RDY 端子から "H" レベルの信号を入力すると , 次のサイクルでリードストローブ / ラ
イトストローブを無効にし , リードアクセスサイクル , ライトアクセスサイクルを終了
します。
RDY 端子でのアクセスサイクルの延長機能を利用する場合は , CS ウェイトレジスタ
(AWR0 ∼ AWR3) の RDYE ビットに "1" を書き込みます。
< 注意事項 >
この機能を有効にする場合は , CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) の RWT3 ∼ RWT0
ビットおよび WWT3 ∼ WWT0 ビットで , リードアクセスオートウェイト / ライトアクセ
スオートウェイトの期間が "2" 以上になるように設定してください。
300
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.7
MB91665 シリーズ
RDY 端子によるアクセスサイクルの延長例を図 13.7-1 に示します。
図 13.7-1 RDY 端子によるアクセスサイクルの延長例
0
端子
SYSCLK
バスクロック
端子
信号
AS
アドレスストローブ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
オートウェイトサイクルを
2 サイクルに設定した基本例
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子 信号 RD, リードストローブ
端子 信号 WR0, WR1,
ライトストローブ
オートウェイトサイクル
RDY を利用して上の基本例に対し ,
ウェイトサイクルを 3 サイクル
延長した例
端子
信号
RDY
ウェイトサイクル延長
端子
信号
CS0 ∼ CS3
チップセレクト
端子 信号 RD, リードストローブ
端子 信号 WR0, WR1,
ライトストローブ
オートウェイトサイクル
RDY による延長サイクル
図 13.7-1 でのリードアクセスオートウェイトレジスタ (RWT0 ∼ RWT3) およびライト
アクセスオートウェイトレジスタ (WWT0 ∼ WWT3) の設定値を表 13.7-1 に示します。
表 13.7-1 各ビットの設定値
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設定項目
ビット
リードアクセスオートウェイト
RWT3 ∼ RWT0
設定値
0010
ライトアクセスオートウェイト
WWT3 ∼ WWT0
0010
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301
第 13 章 外部バス インタフェース
13.7
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
302
•
オートウェイト期間を延長しないときは , RDY 端子から "H" レベルの信号を入力して
ください。
•
アドレスストローブの出力 (AS 端子から "L" レベルを出力 ) およびチップセレクトの
出力 (CS0 ∼ CS3 端子から "L" レベルを出力 ) を確認してから , RDY 端子から "L" レ
ベルの信号の入力を開始してください。
•
RDY 端子から "L" レベルの信号の入力は , オートウェイト期間の終了までに開始して
ください。
•
必要な延長サイクルが終了したら , RDY 端子から "H" レベルの信号を入力してくださ
い。
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CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.8
MB91665 シリーズ
13.8 アクセスサイクル数
外部バスインタフェースの 1 回のバスアクセスに必要なサイクル数について説明します。
■ アドレス・データスプリットバス
リードアクセスおよびライトアクセスのサイクル数は , 次の式で求められます。
•
リードアクセス時
アドレス / データ出力 (1T) +ACS (0 ∼ 3T) +CSRD (0 ∼ 3T) +RWT (0 ∼ 15T) +RDCS
(0 ∼ 3T) = 最小 1T ∼最大 25T
•
ACS
:アドレス出力延長サイクル数
CSRD
:リードアクセスセットアップサイクル数
RWT
:リードアクセスオートウェイト期間
RDCS
:リードアクセスホールドサイクル数
T
: バスクロックの周期
ライトアクセス時
アドレス/データ出力 (1T) +ACS (0∼3T) +CSWR (0∼3T) +WWT (0∼15T) +WRCS
(0 ∼ 3T) = 最小 1T ∼最大 25T
ACS
:アドレス出力延長サイクル数
CSWR
:ライトアクセスセットアップサイクル数
WWT
: ライトアクセスオートウェイト期間
WRCS
:ライトアクセスホールドサイクル数
T
: バスクロックの周期
■ アドレス・データマルチプレックスバス
リードアクセスおよびライトアクセスのサイクル数は , 次の式で求められます。
•
リードアクセス時
アドレス出力 (1T) +ACS (0 ∼ 3T) +CSRD (0 ∼ 3T) + データ出力 (1T) +RWT (0 ∼
15T) +RDCS (0 ∼ 3T)
= 最小 2T ∼最大 26T
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ACS
:アドレス出力延長サイクル数
CSRD
:リードアクセスセットアップサイクル数
RWT
: リードアクセスオートウェイト期間
RDCS
:リードアクセスホールドサイクル数
T
: バスクロックの周期
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303
第 13 章 外部バス インタフェース
13.8
•
MB91665 シリーズ
ライトアクセス時
アドレス出力 (1T) +ACS (0 ∼ 3T) +CSWR (0 ∼ 3T) + データ出力 (1T) +WWT (0 ∼
15T) +WRCS (0 ∼ 3T) = 最小 2T ∼最大 26T
304
ACS
:アドレス出力延長サイクル数
CSWR
:ライトアクセスセットアップサイクル数
WWT
: ライトアクセスオートウェイト期間
WRCS
:ライトアクセスホールドサイクル数
T
: バスクロックの周期
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.9
MB91665 シリーズ
13.9 アドレス情報とアドレスアラインメント
外部バスインタフェースのアドレス情報とアドレスアラインメントについて説明します。
13.9.1
アドレス情報
外部バスインタフェースのバスタイプとアドレスタイプについて説明します。
アドレス情報が出力される端子は , 次の設定の組み合わせによって異なります。
•
バスタイプ (CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の BSTY ビット )
•
アドレスタイプ (CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の ADTY ビット )
•
データバス幅 (CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の DBW1, DBW0 ビット )
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の設定値とアドレス情報を出力する端子の対応
を表 13.9-1 に示します。
表 13.9-1 CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の設定値とアドレス情報を
出力する端子の対応
アドレス
タイプ
(ADTY)
0
バスタイプ
バス幅
(DBW1, DBW0)
(BSTY)
A23 ∼ A16 D15 ∼ D08 D07 ∼ D00
端子
端子
A07 ∼ A00
(
アドレス出
(
アドレス出
端子 *
力サイクル ) 力サイクル )
0
bit7 ∼ bit0
00 (8 ビット )
−
−
01 (16 ビット )
1
1
0
1
00 (8 ビット )
bit23 ∼ bit16 bit7 ∼ bit0
−
01 (16 ビット )
bit23 ∼ bit16 bit15 ∼ bit8
bit7 ∼ bit0
00 (8 ビット )
bit7 ∼ bit0
−
−
01 (16 ビット )
bit8 ∼ bit1
−
−
00 (8 ビット )
bit23 ∼ bit16 bit7 ∼ bit0
−
01 (16 ビット )
bit24 ∼ bit17 bit16 ∼ bit9
bit8 ∼ bit1
* MB91F669では I/O ポート制御部の外バスアドレス選択レジスタ(EXBS) の MSSビッ
トで選択します。
MB91F668 にはアドレス端子はありません。
ADTY:0= 通常出力 , 1= アドレスシフト出力
BSTY:0=アドレス・データスプリットバス, 1=アドレス・データマルチプレックスバス
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305
第 13 章 外部バス インタフェース
13.9
13.9.2
MB91665 シリーズ
アドレスアラインメント
アドレスアラインメントについて説明します。
外部バスインタフェースは , アクセス先アドレスのミスアラインエラーを検出しませ
ん。したがって , ワードアクセス , ハーフワードアクセスの場合には , 次のように強制
的なアラインメントが施されます。
•
ワードアクセスの場合 (32 ビットアクセス )
プログラムで指定したアドレスの最下位 2 ビットにかかわらず , 出力するアドレス
の下位 2 ビットはすべて "00" となります。
•
ハーフワードアクセスの場合 (16 ビットアクセス )
プログラムで指定したアドレスの最下位 2 ビットが "00", "01" の場合は , 出力する
アドレスの下位 2 ビットは "00" となり , "10", "11" の場合は , 出力するアドレスの最
下位 2 ビットは "10" となります。
306
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
13.10 データアラインメント
外部バスインタフェースのデータアラインメントについて説明します。
■ エンディアンについて
外部バスインタフェースでは , CS0 領域を除いた CS 領域に , バイトオーダリングを設
定できます。
バイトオーダリングは CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) の LEDN ビットで , ビッ
グエンディアン (LEDN=0) / リトルエンディアン (LEDN=1) の中から設定します。
ビッグエンディアンとリトルエンディアンではデータの格納方法が異なります。
"01234567H" を格納する場合
•
ビッグエンディアン
1 バイト目に "01", 2 バイト目に "23", 3 バイト目に "45", 4 バイト目に "67" を格納し
ます。
ビッグエンディアン設定時のアクセスについては , 「13.10.1 ビッグエンディアン」
を参照してください。
•
リトルエンディアン
1 バイト目に "67", 2 バイト目に "45", 3 バイト目に "23", 4 バイト目に "01" を格納し
ます。
データバスのバイト位置をバス幅に応じてスワップさせて接続します。
リトルエンディアン設定時のアクセスについては , 「13.10.2 リトルエンディアン」
を参照してください。
ビッグエンディアンのデータフォーマットを図 13.10-1 に , リトルエンディアンのデー
タフォーマットを図 13.10-2 に示します。
図 13.10-1 ビッグエンディアンのデータフォーマット
メモリ
01
31
0
01
アドレス +0
アドレス
23
45
67
+1
+2
+3
レジスタバス
23
ハーフワードアクセス
45
67
01
アドレス +0
23
45
67
+1
+2
+3
バイトアクセス
01
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23
45
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67
307
第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
ワードデータまたはハーフワードデータをアドレス空間に配置するときに , 上位側の
バイトが下位アドレス側 , 下位側のバイトが上位アドレス側の順番に並びます。
図 13.10-2 リトルエンディアンのデータフォーマット
メモリ
31
0
01
67
アドレス +3
アドレス
23
45
67
+2
+1
+0
レジスタバス
45
ハーフワードアクセス
23
45
アドレス +1
01
67
01
23
+0
+3
+2
バイトアクセス
67
45
23
01
ワードデータまたはハーフワードデータをアドレス空間に配置するときに , 上位側の
バイトが上位アドレス側 , 下位側のバイトが下位アドレス側の順番に並びます。
< 注意事項 >
•
CS0 領域はビッグエンディアンにのみ対応しています。CS0 領域をリトルエンディア
ンに設定することはできません。
•
外部装置と接続する場合は , ビッグエンディアン領域とリトルエンディアン領域を物
理的に分けてください。
■ 分割アクセスについて
外部バスインタフェースのアクセスサイズに対するデータアラインメントは , エン
ディアンや データバス幅によって異なります。
データバス幅は , CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の DBW1, DBW0 ビットで , CS
領域ごとに 8 ビット /16 ビットを選択できます。
また, アクセスサイズがDBW1, DBW0ビットで設定したバス幅よりも大きい場合には ,
1 つのアクセスが分割されて実行されます。アクセスサイズごとの分割アクセスの回数
を表 13.10-1 に示します。
表 13.10-1 分割アクセス回数
バス幅
アクセスサイズ
バイト
308
ハーフワード
ワード
8 ビット
1回
2回
4回
16 ビット
1回
1回
2回
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
ビッグエンディアン
13.10.1
CS 領域設定レジスタ (ASR1 ∼ ASR3) の LEDN ビットを "0" に設定した場合は , その領域を
ビッグエンディアンとして扱います。
ビッグエンディアンのアクセスと接続方法について説明します。
■ ビッグエンディアンのアクセス
● 16 ビット外部バスインタフェースのアクセス
ビッグエンディアン設定・データバス幅 16 ビット設定時の , アクセスサイズに対する
データアラインメントと対応する制御信号を表 13.10-2 に示します。
なお , アクセスサイズがワードの場合は , 2 回に分割してアクセスされます。
表 13.10-2 16 ビット外部バスインタフェースのアクセス
アクセス
出力端子
アドレス
下位 2
ビット
00
"00"
01
"00"
10
"10"
11
"11"
ハ ー フ 0n
ワード
"00"
データ bit15 ∼
bit8
データ bit7 ∼
bit0
○
○
1n
"10"
データ bit15 ∼
bit8
データ bit7 ∼
bit0
○
○
nn
分割アクセス
1 回目:"00"
データ bit31 ∼
bit24
データ bit23 ∼
bit16
○
○
分割アクセス
2 回目:"10"
データ bit15 ∼
8
データ bit7 ∼
bit0
○
○
サイズ
バイト
ワード
A01, A00
D15 ∼ D08
D07 ∼ D00
データ bit7 ∼
bit0
WR0 WR1
○
データ bit7 ∼
bit0
データ bit7 ∼
bit0
○
○
データ bit7 ∼
bit0
○
< 注意事項 >
このアクセスは , CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の ADTY ビットが "0" ( シフトな
し ) の場合の例です。
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309
第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
● 8 ビット外部バスインタフェースのアクセス
ビッグエンディアン設定・データバス幅 8 ビット設定時の , アクセスサイズに対する
データアラインメントと対応する制御信号を表 13.10-3 に示します。
なお , アクセスサイズがハーフワードの場合は 2 回に分割して , ワードの場合は 4 回に
分割してアクセスされます。
表 13.10-3 8 ビット外部バスインタフェースのアクセス
アクセス
サイズ
バイト
ハーフ
ワード
アドレス
A01, A00
下位 2
ビット
00
"00"
データ bit7 ∼ bit0
○
01
"01"
データ bit7 ∼ bit0
○
10
"10"
データ bit7 ∼ bit0
○
11
"11"
データ bit7 ∼ bit0
○
0n
分割アクセス
1 回目:"00"
データ bit15 ∼ bit8
○
分割アクセス
2 回目:"01"
データ bit7 ∼ bit0
○
分割アクセス
1 回目:"10"
データ bit15 ∼ bit8
○
分割アクセス
2 回目:"11"
データ bit7 ∼ bit0
○
分割アクセス
1 回目:"00"
データbit31∼bit24
○
分割アクセス
2 回目:"01"
データbit23∼bit16
○
分割アクセス
3 回目:"10"
データ bit15 ∼ bit8
○
分割アクセス
4 回目:"11"
データ bit7 ∼ bit0
○
1n
ワード
310
出力端子
nn
D15 ∼ D08
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D07 ∼ D00
WR0 WR1
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
■ 非同期メモリとの接続方法
ビッグエンディアン設定領域での外部バス端子と非同期メモリとの接続例を示しま
す。
● 16 ビット外部バスインタフェースの接続例
CS3 領域は 16 ビットバス幅 , ビッグエンディアン設定領域とし , CS3 領域に 256K × 8
ビットの SRAM を 2 個接続した例です。
A18, A17, A16 端子 , WR0, WR1 端子 , D15 ∼ D00 端子を使用します。
上記の条件の接続例を図 13.10-3 に示します。
図 13.10-3 16 ビットバス幅の例 ( マルチプレックス時 ) (MB91F669(64pin))
LE
本 LSI
OE
AS
D15 ∼ D00
D[17:0] Q[17:0]
D15 ∼ D01
A18, A17, A16
A14 ∼ A00
A17, A16, A15
CS
CS3
SRAM
256K×8ビット
OE
RD
WE
WR0
D15 ∼ D08
I/O7 ∼ I/O0
A17 ∼ A0
CS
OE
WR1
SRAM
256K×8ビット
WE
D07 ∼ D00
I/O7 ∼ I/O0
OE :出力許可
WE :書込み許可
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311
第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
● 8 ビット外部バスインタフェースの接続例
CS3 領域は 8 ビットバス幅 , ビッグエンディアン設定領域とし , CS3 領域に 256K × 8
ビットの SRAM を 1 個接続した例です。
A18, A17, A16 端子 , WR0, WR1 端子 , D15 ∼ D00 端子を使用します。
上記の条件の接続例を図 13.10-4 に示します。
図 13.10-4 8 ビットバス幅の例 ( マルチプレックス時 ) (MB91F669(64pin))
LE
本 LSI
OE
AS
A17, A16, D15 ∼ D00
D[17:0] Q[17:0]
A17 ∼ A00
A17, A16, D15 ∼ D00
CS3
CS
RD
OE
WR0
WE
D15 ∼ D08
SRAM
256K×8ビット
I/O7 ∼ I/O0
OE :出力許可
WE :書込み許可
312
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
13.10.2
リトルエンディアン
CS 領域設定レジスタ (ASR1 ∼ ASR3) の LEDN ビットを "1" に設定した場合は , その領域は
リトルエンディアンとして扱います。
リトルエンディアンのアクセスと接続方法について説明します。
■ リトルエンディアンのアクセス
● 16 ビット外部バスインタフェースのアクセス
リトルエンディアン設定・データバス幅 16 ビット設定時の , アクセスサイズに対する
データアラインメントと対応する制御信号を表 13.10-4 に示します。
なお , アクセスサイズがワードの場合は , 2 回に分割してアクセスされます。
表 13.10-4 16 ビット外部バスインタフェースのアクセス
アクセス
サイズ
バイト
アドレス
A00, A01
下位 2
ビット
00
"00"
D15 ∼ D08
D07 ∼ D00
データ bit7 ∼ bit0
WR0 WR1
○
01
"01"
10
"10"
11
"11"
ハーフ
ワード
0n
"00"
データ bit7 ∼ bit0 データbit15∼bit8 ○
○
1n
"10"
データ bit7 ∼ bit0 データbit15∼bit8 ○
○
ワード
nn
分割アクセス
1 回目:"00"
データ bit7 ∼ bit0 データbit15∼bit8 ○
○
分割アクセス
2 回目:"10"
データ bit23 ∼
bit16
○
注)
CM71-10158-1
出力端子
データ bit7 ∼ bit0
データ bit7 ∼ bit0
○
○
データ bit7 ∼ bit0
データ bit31 ∼
bit24
○
○
このアクセスは , CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) の ADTY ビットが "0"
( シフトなし ) の場合の例です。
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313
第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
● 8 ビット外部バスインタフェースのアクセス
リトルエンディアン設定・データバス幅 8 ビット設定時の , アクセスサイズに対する
データアラインメントと対応する制御信号を表 13.10-5 に示します。
なお , アクセスサイズがハーフワードの場合は 2 回に分割して , ワードの場合は 4 回に
分割してアクセスされます。
表 13.10-5 8 ビット外部バスインタフェースのアクセス
アクセス
サイズ
バイト
ハーフ
ワード
アドレス
下位 2
ビット
00
"00"
データ bit7 ∼ bit0
○
01
"01"
データ bit7 ∼ bit0
○
10
"10"
データ bit7 ∼ bit0
○
11
"11"
データ bit7 ∼ bit0
○
0n
分割アクセス
1 回目:"00"
データ bit7 ∼ bit0
○
分割アクセス
2 回目:"01"
データ bit15 ∼ bit8
○
分割アクセス
1 回目:"10"
データ bit7 ∼ bit0
○
分割アクセス
2 回目:"11"
データ bit15 ∼ bit8
○
分割アクセス
1 回目:"00"
データ bit7 ∼ bit0
○
分割アクセス
2 回目:"01"
データ bit15 ∼ bit8
○
分割アクセス
3 回目:"10"
データbit23∼bit16
○
分割アクセス
4 回目:"11"
データbit31∼bit24
○
1n
ワード
314
出力端子
nn
A00, A01
D15 ∼ D08
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
D07 ∼ D00
WR0 WR1
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
■ リトルエンディアン外部装置との接続方法
リトルエンディアンの外部装置とのデータバス , バイトイネーブル信号の接続方法を
示します。
● 16 ビット外部バスインタフェースの接続例
バス幅 16 ビットのリトルエンディアンの外部装置に接続する場合には , 図 13.10-5 に
示すようにデータバス幅をバイト単位でスワップさせて接続する必要があります。
図 13.10-5 データバス幅をバイト単位でスワップさせて接続する例
リトルエンディアン領域の外部装置
本 LSI
00
01
アドレス下位 2 ビット
データバス端子 D15∼D08 D07∼D00
01
00
D15∼D08 D07∼D00 データバス端子
CS3 領域にリトルエンディアンの外部装置を接続した場合の例です。CS3 領域は 16
ビットバス幅 , リトルエンディアン設定領域とします。
上記の条件の接続例を図 13.10-6 に示します。
WR0, WR1 端子 , D15 ∼ D00 端子を使用します。
図 13.10-6 バス幅 16 ビット時のリトルエンディアンの外部装置とのデータバス接続方法
(MB91F669(64pin))
本 LSI
リトルエンディアン領域の外部装置
A07 ∼ A00
CS3
CS チップセレクト
RD
RD リードストローブ
WR0
WR ライトストローブ
D15 ∼ D08
WR1
D07 ∼ D00
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A07 ∼ A00 アドレスバス
D07 ∼ D00 データバス (MSB)
WR ライトストローブ
D15 ∼ D08 データバス
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315
第 13 章 外部バス インタフェース
13.10
MB91665 シリーズ
● 8 ビット外部バスインタフェースの接続例
接続例で使用するデータバスとバイトイネーブルのビット位置を図 13.10-7 に示しま
す。
図 13.10-7 データバスとバイトイネーブルのビット位置
リトルエンディアン領域の外部装置
本 LSI
00
アドレス下位 2 ビット
00
D07∼D00 データバス端子
データバス端子 D15∼D08
CS3 領域にリトルエンディアンの外部装置を接続した場合の例を図 13.10-8 に示しま
す。CS3 領域は 8 ビットバス幅 , リトルエンディアン設定領域とします。
上記の条件の接続例を図 13.10-8 に示します。
WR0 端子 , D15 ∼ D08 端子を使用します。
図 13.10-8 バス幅 8 ビット時のリトルエンディアンの外部装置とのデータバス接続方法
(MB91F669(64pin))
本 LSI
リトルエンディアンの外部装置
A07 ∼ A00
A07 ∼ A00 アドレスバス
CS3
RD リードストローブ
WR0
WR ライトストローブ
D15 ∼ D08
316
CS チップセレクト
RD
D07 ∼ D00 データバス
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CM71-10158-1
第 13 章 外部バス インタフェース
13.11
MB91665 シリーズ
13.11 CS 領域設定手順
CS 領域の設定方法について説明します。
CS 領域は , 次の点に注意して設定してください。
•
CS 領域の設定はリセット後の初期設定の中で行い , その後は変更しないでくださ
い。
•
ROM 内に配置する初期設定プログラムで CS 領域の変更・設定を行ってください。
< 注意事項 >
CS 領域へのアクセス中に , 関係する CS 領域の設定を変更しないでください。
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FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
317
第 13 章 外部バス インタフェース
13.11
MB91665 シリーズ
■ 設定手順
CS 領域設定手順例のフローを図 13.11-1 に示します。
図 13.11-1 CS 領域設定フロー
CS 設定
CS0の設定を変更, または
0000 0000H ∼ 7FFF FFFFH 領域に
別の CS 領域を設けたい
NO
YES
CS0を無効にする
ASR0の CSEN ビットに"0" を書き込む
ACR (n) に設定値を書き込む
AWR (n) に設定値を書き込む
CS 領域を有効にする
ASR (n) に設定値を書き込む
YES
ほかの CS 領域を設定
NO
ASR (n) を読み出す
ASR (n) の読出し値と ASR (n) に
設定した値を比較する
CS 設定完了
318
ASR (n) :ASR0 ∼ ASR3…CS 領域設定レジスタ
ACR (n) :ACR0 ∼ ACR3…CS バス設定レジスタ
AWR (n) :AWR0 ∼ AWR3…CS ウェイトレジスタ
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.11
MB91665 シリーズ
1. CS 領域設定レジスタ (ASR0) にワードで "0000 0000H" を書き込む (CS0 領域を変更
する場合や 0000 0000H ∼ 7FFF FFFFH に別の CS 領域を割り当てる場合のみ ) 。
2. CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) に設定値をワードで書き込む。
CS バス設定レジスタ (ACR0 ∼ ACR3) で次の設定を行います。
-
データバス幅
-
アドレスタイプ
-
バスタイプ
3. CS ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR3) に設定値をワードで書き込む。
4. CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) に設定値をワードで書き込む。
CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) で次の設定を行います。
-
CS 領域
-
書込み許可
-
バイトオーダリング (CS0 領域以外 )
-
CS 領域の有効 / 無効
5. ほかの CS 領域を設定する場合は , 手順 2 ∼ 4 を繰り返して CS 領域を設定する。
6. CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) を読み出す。
7. 読出し値と CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) に設定した値を比較する。
CS 領域への設定が , 以降のアクセスに対して反映されることを確認するために , 最
後に設定したレジスタである CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) を読み出して ,
設定値と読出し値が同じであることを確認してください。
CS 領域への設定が , 以降のアクセスに対して反映されることを待つために , 最後に設
定したレジスタである CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) を読み出して , 設定値と
読出し値を比較してください。読出しと比較はダミー処理です。比較結果に意味はあり
ません。
< 注意事項 >
•
CS0 領域を変更する場合や 0000 0000H ∼ 7FFF FFFFH に別の CS 領域を割り当てる
場合は , はじめに CS0 領域設定レジスタ (ASR0) の CSEN ビットで CS0 領域を無効
(CSEN=0) にしてください。
•
CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) 設定時の注意
- 各 CS 領域は重なり合わないように配置してください。CS 領域が重なっている場合
の動作は保証いたしません。
- 開始アドレスはアドレスの上位ビットを SADR31 ∼ SADR16 ビットに設定します。
ただし領域のサイズによって , あらかじめバウンダリが決められています。CS 領域
のサイズにしたがって , 有効な ASZ3 ∼ ASZ0 ビットを設定してください。無効な
SADR31 ∼ SADR16 ビットには "0" を設定してください。
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319
第 13 章 外部バス インタフェース
13.11
MB91665 シリーズ
■ CS 領域設定例
CS 領域設定レジスタ (ASR0 ∼ ASR3) の ASZ3 ∼ ASZ0 ビットと SADR31 ∼ SADR16
ビットの設定値と , 実際に割り当てられる CS 領域の例を示します。
•
CS0 領域の設定
CS0 領域設定レジスタ (ASR0) :ASZ3 ∼ ASZ0=0010B
CS0 領域設定レジスタ (ASR0) :SADR31 ∼ SADR16=002CH
→ 002C 0000H ∼ 002F FFFFH が CS0 領域になります。
•
CS1 領域の設定
CS1 領域設定レジスタ (ASR1) :ASZ3 ∼ ASZ0=0000B
CS1 領域設定レジスタ (ASR1) :SADR31 ∼ SADR16=0026H
→ 0026 0000 H ∼ 0026 FFFF H は CS1 領域になります。
•
CS2 領域の設定
CS2 領域設定レジスタ (ASR2) :ASZ3 ∼ ASZ0=0100B
CS2 領域設定レジスタ (ASR2) :SADR31 ∼ SADR16=0030H
→ 0030 0000H ∼ 003F FFFFH が CS2 領域になります。
•
CS3 領域の設定
CS3 領域設定レジスタ (ASR3) :ASZ3 ∼ ASZ0=0010B
CS3 領域設定レジスタ (ASR3) :SADR31 ∼ SADR16=0FFCH
→ 0FFC 0000H ∼ 0FFF FFFFH が CS3 領域になります。
< 注意事項 >
例えば , 0031 0000H から 1M バイトの空間を割り当てることはできません。
仮に以下の設定を行っても CS2 領域は 0030 0000H ∼ 003F FFFFH になります。
CS2 領域設定レジスタ (ASR2):ASZ3 ∼ ASZ0=0100B
CS2 領域設定レジスタ (ASR2):SADR31 ∼ SADR16=0031H
この設定の場合 , SADR31 ∼ SADR20 ビットが有効で SADR19 ∼ SADR16 ビットはアド
レス比較対象にならないためです。
320
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第 13 章 外部バス インタフェース
13.11
MB91665 シリーズ
上記の例の場合の CS 領域を図 13.11-2 に示します。
図 13.11-2 CS 領域例
初期状態
設定例
0000 0000H
0000 0000H
0026 0000H
0027 0000H
CS1 領域
64 Kbyte
CS0 領域
256 Kbyte
CS2 領域
1 Mbyte
CS3 領域
256 Kbyte
002C 0000H
0030 0000H
CS0 領域
0040 0000H
0FFC 0000H
1000 0000H
7FFF FFFFH
7FFF FFFFH
FFFF FFFFH
FFFF FFFFH
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321
第 13 章 外部バス インタフェース
13.11
322
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MB91665 シリーズ
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第 14 章 I/O ポート
I/O ポートの機能と動作について説明します。
14.1 概要
14.2 構成
14.3 端子
14.4 レジスタ
14.5 使用上の注意
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323
第 14 章 I/O ポート
14.1
MB91665 シリーズ
14.1 概要
本製品の端子を外部バスインタフェースや周辺機能で利用しないときは , I/O ポートとして使
用することができます。
■ 概要
I/O ポートには , 次の特長があります。
•
端子ごとにI/Oポートを入力ポートとして利用するか, 出力ポートとして利用するか
を設定できます。
•
端子ごとにI/Oポートとして利用するか, 周辺機能や外部バスインタフェースの端子
として利用するかを設定できます。
また , 各レジスタの設定により , 入出力モードを次の中から選択できます。
入出力モードを表 14.1-1 に示します。
表 14.1-1 入出力モード
入出力モード
ポート入力モード
ポート出力モード
周辺機能出力モード *
PDR へのアクセス
読出し時
(RMW 系命令以外 )
外部端子からのレベルが読み出され
ます。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR の値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR に格納されます。
読出し時
(RMW 系命令以外 )
PDR の値を読み出します。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR の値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値がPDRに書き込まれ, 外
部端子へ出力されます。
読出し時
(RMW 系命令以外 )
周辺機能からの出力レベル / PDR の値
が読み出されます。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR の値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR に格納されます。
PDR: ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
RMW 系命令 : リードモディファイライト系命令
*:
レジスタの設定により , 読み出される値が異なります。
•
プルアップを端子ごとに設定できます。
•
CPU がスタンバイモード ( ストップモード / 時計モード / メインタイマモード ) 中に ,
端子に Hi-Z を設定すると , 入力は "0" に固定されます。ただし , 発生が許可されて
いる外部割込み要求の入力は "0" に固定されず使用できます。
324
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第 14 章 I/O ポート
14.1
MB91665 シリーズ
•
周辺機能を割り当てられる端子が複数ある場合に , どの端子に機能を割り当てるか
を設定したり , 端子からの周辺機能出力を有効 / 無効にしたりできます。
ただし , 周辺機能の入出力が複数ある場合 , それぞれの入出力は同じグループの
ポートに設定してください。
例 ) ch.1 マルチファンクションシリアルインタフェース設定例
シリアルデータ
出力
SOUT1 端子
(0 番ポート )
シリアルクロック
入出力
SCK1 端子
(0 番ポート )
SCK1_1 端子
(1 番ポート )
シリアルデータ
入力
有効ポート
SIN1 端子
(0 番ポート )
0 番ポート
SIN1_1 端子
(1 番ポート )
設定禁止
SIN1 端子
(0 番ポート )
SIN1_1 端子
(1 番ポート )
SOUT1_1 端子
(1 番ポート )
SCK1 端子
(0 番ポート )
SIN1 端子
(0 番ポート )
SIN1_1 端子
(1 番ポート )
SCK1_1 端子
(1 番ポート )
SIN1 端子
(0 番ポート )
SIN1_1 端子
(1 番ポート )
1 番ポート
< 注意事項 >
以下の端子は MB91V650 とポート機能の設定方法が異なり , 1 つの端子に対し最大で 3 つ
の PFR レジスタを設定する必要があります。
設定値については , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
P14 ∼ P17, P20 ∼ P27, P50 ∼ P57, P60, P61, P80, P81
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325
第 14 章 I/O ポート
14.2
MB91665 シリーズ
14.2 構成
本製品には次の 3 種類の I/O ポートが内蔵されています。
• 通常の I/O ポート
• アナログ入力兼用 I/O ポート
• アナログ出力兼用 I/O ポート
■ 概要
本製品に内蔵されている 3 種類の I/O ポートについて説明します。
•
通常の I/O ポート
周辺機能の入出力機能と兼用されている基本的な構成のI/Oポートです。次のブロッ
クで構成されています。
•
-
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH)
-
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
-
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35)
-
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCR8)
-
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
アナログ入力兼用 I/O ポート
10 ビット A/D コンバータのアナログ入力と兼用されている I/O ポートです。通常の
I/O ポートのブロックとアナログ入力許可部で構成されています。
アナログ入力兼用ポートは P77 ∼ P70, P83 ∼ P80 になります。
•
N-ch オープンドレイン制御 I/O ポート
I/O ポート出力を N-ch オープンドレイン制御 (Low 出力のみ ) できる I/O ポートです。
-
•
オープンドレイン制御レジスタ (NDE0, NDE1)
外部バスアドレス選択機能
スプリットバス , マルチプレックスバス時にアドレス端子を切り換えます。
-
326
外部バスアドレス選択レジスタ (EXBS)
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第 14 章 I/O ポート
14.2
MB91665 シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
● 通常の I/O ポート
通常の I/O ポートのブロックダイヤグラムを図 14.2-1 に示します。
図 14.2-1 通常の I/O ポートのブロックダイヤグラム
外部バスインタフェース
スレーブインタフェース
周辺機能
0
CMOS
入力選択
CMOS
schmitt
1
DDR
ポートデータ
方向制御
PFR
周
辺
バ
ス
Vcc
EPFR
R
PCR
PDR
端子
外部バス
制御出力
周辺機能出力
•
出力選択
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
端子を汎用ポートとして使用するときは , 入出力方向を設定します。
外部バスインタフェースや周辺機能の端子として使用する場合は , ポートデータレ
ジスタ (PDR0 ∼ PDRK) から , 何を読み出すかを設定します。
•
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH)
端子の利用方法を選択するレジスタです。
•
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35)
周辺機能を割り当てられる端子が複数ある場合に , どの端子に機能を割り当てるか
を設定するレジスタです。また , 端子からの周辺機能出力を有効 / 無効にします。
•
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCR8)
プルアップを設定するレジスタです。各ポートに用意されているので端子ごとに ,
プルアップ抵抗を接続できます。
•
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
出力データを格納するレジスタです。ポートのモードによって , 読み出される値や
書き込む値の意味が異なります。
CM71-10158-1
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327
第 14 章 I/O ポート
14.2
MB91665 シリーズ
● アナログ入力兼用 I/O ポート
アナログ入力兼用 I/O ポートのブロックダイヤグラムを図 14.2-2 に示します。
図 14.2-2 アナログ入力兼用 I/O ポートのブロックダイヤグラム
周辺バス
A/D 入力
CMOS
schmitt
周辺機能
入力選択
0
1
アナログ
入力許可
DDR
PFR
ポートデータ
方向制御
Vcc
EPFR
R
PCR
PDR
端子
外部バス
制御出力
周辺機能出力
出力選択
通常の I/O ポートの構成ブロックとアナログ入力許可部で構成されています。
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) で入力を許可した端子からのアナログ
入力を有効にします。
< 注意事項 >
328
•
アナログ入力兼用ポートは P77 ∼ P70, P83 ∼ P80 です。
•
MD1, MD0 端子でシリアル書込みモードを選択した場合 (MD1, MD0= 01), P75 (AN5
端子 ) のみデジタル入力可 , アナログ入力不可となります。
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第 14 章 I/O ポート
14.2
MB91665 シリーズ
■ クロック
I/O ポートで使用するクロックを表 14.2-1 に示します。
表 14.2-1 I/O ポートで使用するクロック
クロック名
動作クロック
CM71-10158-1
内容
周辺クロック (PCLK)
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329
第 14 章 I/O ポート
14.3
MB91665 シリーズ
14.3 端子
I/O ポートで使用する端子について説明します。
■ 概要
同じ番号に分類されたポートは , 同時に読出し / 書込みが可能です。
330
•
P00 ∼ P07 ( ポート 0)
•
P10 ∼ P17 ( ポート 1)
•
P20 ∼ P27 ( ポート 2)
•
P50 ∼ P57 ( ポート 5)
•
P60, P61 ( ポート 6)
•
P70 ∼ P77 ( ポート 7)
•
P80 ∼ P83 ( ポート 8)
•
PH2, PH3 ( ポート H)
•
PK0, PK1 ( ポート K)
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第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
14.4 レジスタ
I/O ポートで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ I/O ポートのレジスタ一覧
I/O ポートのレジスタ一覧を表 14.4-1 に示します。
表 14.4-1 I/O ポートのレジスタ一覧 ( 1 / 2 )
ポート
共通
0
1
2
3
4
5
6
CM71-10158-1
EPFR0 ∼ EPFR35
レジスタ略称
拡張ポート機能レジスタ 0 ∼ 35
レジスタ名
参照先
14.4.3
ADCHE
A/D チャネルイネーブルレジスタ
14.4.6
NDE0
N-chオープンドレイン制御レジスタ0 14.4.7
NDE1
N-chオープンドレイン制御レジスタ1 14.4.7
EXBS
外部バスアドレス選択レジスタ
14.4.8
FRID
FR 識別情報レジスタ
14.4.9
DDR0
ポートデータ方向レジスタ 0
14.4.1
PFR0
ポート機能レジスタ 0
14.4.2
PCR0
プルアップ制御レジスタ 0
14.4.5
PDR0
ポートデータレジスタ 0
14.4.4
DDR1
ポートデータ方向レジスタ 1
14.4.1
PFR1
ポート機能レジスタ 1
14.4.2
PCR1
プルアップ制御レジスタ 1
14.4.5
PDR1
ポートデータレジスタ 1
14.4.4
DDR2
ポートデータ方向レジスタ 2
14.4.1
PFR2
ポート機能レジスタ 2
14.4.2
PDR2
ポートデータレジスタ 2
14.4.4
DDR3
ポートデータ方向レジスタ 3
14.4.1
PFR3
ポート機能レジスタ 3
14.4.2
DDR4
ポートデータ方向レジスタ 4
14.4.1
PFR4
ポート機能レジスタ 4
14.4.2
DDR5
ポートデータ方向レジスタ 5
14.4.1
PFR5
ポート機能レジスタ 5
14.4.2
PCR5
プルアップ制御レジスタ 5
14.4.5
PDR5
ポートデータレジスタ 5
14.4.4
DDR6
ポートデータ方向レジスタ 6
14.4.1
PFR6
ポート機能レジスタ 6
14.4.2
PCR6
プルアップ制御レジスタ 6
14.4.5
PDR6
ポートデータレジスタ 6
14.4.4
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331
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
表 14.4-1 I/O ポートのレジスタ一覧 ( 2 / 2 )
ポート
レジスタ略称
7
DDR7
8
A
G
H
K
332
レジスタ名
ポートデータ方向レジスタ 7
参照先
14.4.1
PFR7
ポート機能レジスタ 7
14.4.2
PCR7
プルアップ制御レジスタ 7
14.4.5
PDR7
ポートデータレジスタ 7
14.4.4
DDR8
ポートデータ方向レジスタ 8
14.4.1
PFR8
ポート機能レジスタ 8
14.4.2
PCR8
プルアップ制御レジスタ 8
14.4.5
PDR8
ポートデータレジスタ 8
14.4.4
DDRA
ポートデータ方向レジスタ A
14.4.1
PFRA
ポート機能レジスタ A
14.4.2
DDRG
ポートデータ方向レジスタ G
14.4.1
PFRG
ポート機能レジスタ G
14.4.2
DDRH
ポートデータ方向レジスタ H
14.4.1
PFRH
ポート機能レジスタ H
14.4.2
PDRH
ポートデータレジスタ H
14.4.4
DDRK
ポートデータ方向レジスタ K
14.4.1
PDRK
ポートデータレジスタ K
14.4.4
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第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
14.4.1
端子を汎用ポートとして使用するときに , 入出力方向を設定するレジスタです。
外部バスインタフェースや周辺機能の端子として使用する場合は , ポートデータレジスタ
(PDR0 ∼ PDRK) から , 何を読み出すかを設定します。
このビットの設定と , ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) の設定によりポートデータ
レジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 / 書込み値の意味が異なります。
ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK) のビット構成を図 14.4-1 に示します。
図 14.4-1 ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
DDR0
DDR07
DDR06
DDR05
DDR04
DDR03
DDR02
DDR01
DDR00 0000 0000
R/W
DDR1
DDR17
DDR16
DDR15
DDR14
DDR13
DDR12
DDR11
DDR10 0000 0000
R/W
DDR2
DDR27
DDR26
DDR25
DDR24
DDR23
DDR22
DDR21
DDR20 0000 0000
R/W
初期値
属性
DDR3
DDR37
DDR36
DDR35
DDR34
予約
DDR32
DDR31
DDR30 0000 0000
R/W
DDR4
DDR47
DDR46
DDR45
DDR44
DDR43
DDR42
DDR41
DDR40 0000 0000
R/W
DDR5
DDR57
DDR56
DDR55
DDR54
DDR53
DDR52
DDR51
DDR50 0000 0000
R/W
DDR6
予約
予約
予約
予約
予約
予約
DDR61
DDR60 0000 0000
R/W
DDR7
DDR77
DDR76
DDR75
DDR74
DDR73
DDR72
DDR71
DDR70 0000 0000
R/W
DDR81
DDR80 0000 0000
R/W
R/W
DDR8
予約
予約
予約
予約
DDR83
DDR82
DDRA
DDRA7
DDRA6
DDRA5
DDRA4
DDRA3
DDRA2
DDRG
0000 0000
予約
予約
DDRG7 DDRG6 DDRG5 DDRG4 DDRG3 DDRG2 DDRG1 DDRG0 0000 0000
DDRH
未定義
未定義
未定義
未定義
DDRH3 DDRH2 DDRH1 DDRH0 XXXX 0000
DDRK
未定義
未定義
未定義
未定義
予約
予約
DDRK1
DDRK0 XXXX 0000
R/W
R/W
R/W
R/W:リード / ライト可能
X:不定
< 注意事項 >
予約ビットは必ず "0" を書き込んでください。
ポートの入出力方向を設定します。
書込み値
CM71-10158-1
説明
0
入力方向
1
出力方向
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
333
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
このビットの設定と , ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) の設定によりポートデータ
レジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 / 書込み値の意味が異なります。
レジスタ設定とポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 / 書込み値の関
係を表 14.4-2 に示します。
表 14.4-2 レジスタ設定とポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 /
書込み値の関係
モード
DDR PFR
ポート入力 0
モード
ポート出力 1
モード
0
周辺機能
*
出力モード
1
*
0
0
1
1
PDR
読出し時
外部端子からの出力レベルが読み出
(RMW 系命令以外 ) されます。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR レジスタの値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR レジスタに格納
されます。
読出し時
PDR レジスタの値を読み出します。
(RMW 系命令以外 )
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR レジスタの値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR レジスタに書き
込まれ , 外部端子へ出力されます。
読出し時
周辺機能からの出力レベルが読み出
(RMW 系命令以外 ) されます。
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR レジスタの値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR レジスタに格納
されます。
読出し時
PDR レジスタの値を読み出します。
(RMW 系命令以外 )
読出し時
(RMW 系命令 )
PDR レジスタの値を読み出します。
書込み時
書き込んだ値が PDR レジスタに格納
されます。
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) で , 該当端子に周辺機能の出力端子
の機能を割り当て , さらに端子からの出力を有効にする必要があります。
DDR:ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
PFR:ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH)
PDR :ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
RMW 系命令:リードモディファイライト系命令
334
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
周辺機能への入力は , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) の該当ビットで ,
割り当てた端子に常に接続されています。周辺機能への入力は , ポート入力モードで
行ってください。
ただし , 10 ビット A/D コンバータからの入力を許可している場合は , 入力は "0" に ,
ポートからの出力は Hi-Z に固定されます。
また , MD1, MD0 端子でシリアル書込みモードを選択した場合 (MD1, MD0= 01), P75
(AN5 端子 ) のみデジタル入力可 , アナログ入力不可となります。
•
本デバイスをリセットすると , このレジスタの設定は初期値 (00H) に戻り , すべての
ポートの入出力方向が入力になります。
•
PK0, PK1 を低速発振端子として使用する場合は必ず , ポートデータ方向レジスタ K
(DDRK) でポートの入出力方向を入力 (DDRK0=0, DDRK1=0) に設定してください。
( ポートの入出力方向が出力に設定されているときに , PK0, PK1 を低速発振端子と使
用すると , 低速発振不許可時に端子から PDR の値が出力されます。)
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335
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH)
14.4.2
端子の利用方法を選択するレジスタです。
このビットの設定と , ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK) の設定によりポー
トデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) からの読出し値 / 書込み値の意味が異なります。
詳細については , 「14.4.1 ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)」を参照してく
ださい。
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) のビット構成を図 14.4-2 に示します。
図 14.4-2 ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
PFR0
初期値
PFR07 PFR06 PFR05 PFR04 PFR03 PFR02 PFR01 PFR00 0000 0000
属性
R/W
PFR1
PFR17 PFR16 PFR15 PFR14 PFR13 PFR12 PFR11 PFR10 0000 0000
R/W
PFR2
PFR27 PFR26 PFR25 PFR24 PFR23 PFR22 PFR21 PFR20 0000 0000
R/W
PFR3
PFR37 PFR36 PFR35 PFR34
R/W
PFR4
予約 PFR32 PFR31 PFR30 0000 0000
PFR47 PFR46 PFR45 PFR44 PFR43 PFR42 PFR41 PFR40 0000 0000
PFR5
PFR57 PFR56 PFR55 PFR54 PFR53 PFR52 PFR51 PFR50 0000 0000
R/W
PFR6
予約
予約 未定義 予約
予約 未定義 PFR61 未定義 00X0 0X0X
PFR77 PFR76 PFR75 PFR74 PFR73 PFR72 PFR71 PFR70 0000 0000
R/W
PFR7
PFR8
予約
予約
予約
予約 PFR83
PFRA PFRA7 PFRA6 未定義 PFRA4 PFRA3
PFRG 未定義 PFRG6 PFRG5 PFRG4 未定義
PFRH 未定義 未定義 未定義 未定義 未定義
R/W
R/W
PFR82 PFR81 PFR80 0000 0000
R/W
PFRA2
予約
予約
PFRG2 PFRG1 PFRG0 X000 X000
R/W
PFRH2 未定義 PFRH0 XXXX X0X0
R/W
00X0 0000
R/W
R/W:リード / ライト可能
X:不定
< 注意事項 >
予約ビットは必ず "0" を書き込んでください。
336
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第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
端子ごとに汎用ポートとして使用するか , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35)
で指定した周辺機能の端子として使用するかを設定します。
書込み値
説明
0
汎用ポート
1
周辺機能
このレジスタのビットと拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) の対応ビットの
設定によって , 端子の機能や入出力を次のように設定できます。
PFR
EPFR
対応端子の
機能
周辺 周辺機能への ポート 外バス 外バス
機能
入力
出力 端子の 端子の
出力
入力
からの
出力
0
0
ポート *
無効
有効
DDR で 無効
設定
有効
1
周辺機能の出
力端子の機能
を割り当て &
出力を有効に
設定
周辺機能の出
力端子の機能
を割り当てな
い or 出力を無
効に設定
周辺機能の 有効
出力端子
有効
無効
無効
有効
外バス端子 無効
(外バス兼用
端子 )
有効
無効
有効
有効
ポート(外バ 無効
ス兼用端子
以外 )
有効
DDR で −
設定
−
PFR:ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) の対応ビット
EPFR:拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) の対応ビット
* 以下のポートに関しては , ポートとして使用するには 2 つ∼ 3 つの PFR を設定する
必要があります。
P14 ∼ P17 : PFR14 ∼ PFR17, PFR34 ∼ PFR37
P20, P21 : PFR20, PFR21, PFR40, PFR41, PFRA3, PFRA4
P22, P23
: PFR22, PFR23, PFR42, PFR43, PFRG0, PFRG1
P24 ∼ P27 : PFR24 ∼ PFR27, PFR44 ∼ PFR47
P50
: PFR50, PFRA2
P51 ∼ P53 : PFR51 ∼ PFR53, PFRG4 ∼ PFRG6
P54 ∼ P56 : PFR54 ∼ PFR56, PFR30 ∼ PFR32
P57
: PFR57, PFRA7
CM71-10158-1
P60, P61
: PFR60, PFR61, PFRG2, PFRH0
P80, P81
: PFR80, PFR81, PFRA6
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337
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
本デバイスをリセットすると , このレジスタの設定が初期値 (00H) に戻り , すべての
ポートが入力になります。
•
このレジスタで, 端子を汎用ポートとして使用するに設定した場合は, 拡張ポート機能
レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) で端子に周辺機能を割り当てても , 端子は汎用ポートと
して使用されます。
•
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) で , アナログ入力を許可した場合は , この
レジスタの設定にかかわらず , ポートやほかの機能からの入力は "0" に固定されます。
•
外部バスインタフェースの端子機能を有効にするには次の設定を行ってください。
1. 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) の対応ビットですべての周辺機能か
らの出力を無効に設定
2. このレジスタの対応ビットに "1" を書き込んで , 端子の機能を周辺機能に設定
•
周辺機能への入力は , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) の該当ビットによ
り割り当てた端子に常に接続されています。周辺機能への入力は , ポート入力モード
で行ってください。
ただし , 10 ビット A/D コンバータからの入力を許可している場合は , 入力は "0" に ,
ポートからの出力は Hi-Z に固定されます。
338
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第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35)
14.4.3
1 つの機能に対して , その機能を割り当てられる端子が複数ある場合に , どの端子に機能を割
り当てるかを設定するレジスタです。また , 端子からの出力を有効 / 無効にします。
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) のビット構成を図 14.4-3 に示します。
図 14.4-3 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) のビット構成
bit
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
OUT1E2
OUT1E1
OUT1E0
OUT0E2
OUT0E1
OUT0E0
初期値
XX00 0000
EPFR1
未定義
未定義
OUT3E2
OUT3E1
OUT3E0
OUT2E2
OUT2E1
OUT2E0
XX00 0000
EPFR2
未定義
未定義
OUT5E2
OUT5E1
OUT5E0
OUT4E2
OUT4E1
OUT4E0
XX00 0000
EPFR3
未定義
IN3E1
未定義
IN3E0
OUT7E2
OUT7E1
OUT7E0
OUT6E2
OUT6E1
OUT6E0
XX00 0000
IN2E1
IN2E0
IN1E1
IN1E0
IN0E1
IN0E0
0000 0000
EPFR0
EPFR4
7
EPFR5
IN7E1
IN7E0
IN6E1
IN6E0
IN5E1
IN5E0
IN4E1
IN4E0
0000 0000
EPFR6
SOUT0E2
SOUT0E1
SOUT0E0
SCK0E2
SCK0E1
SCK0E0
SIN0E1
SIN0E0
0000 0000
EPFR7
未定義
未定義
未定義
SOUT1E1
SOUT1E0
SCK1E1
SCK1E0
SIN1E
XXX0 0000
未定義
SOUT2E1
SOUT2E0
SCK2E1
SCK2E0
SIN2E
XXX0 0000
EPFR8
未定義
未定義
EPFR9
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR10
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR11
予約
予約
予約
予約
SOUT6E0
予約
SCK6E1
予約
SCK6E0
予約
SIN6E
XXX0 0000
0000 0000
EPFR12
未定義
未定義
未定義
予約
SOUT6E1
EPFR13
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR14
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR15
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR16
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR17
予約
予約
予約
予約
0000 0000
予約
予約
予約
予約
UDIN1E0
予約
予約
予約
UDIN1E1
予約
EPFR18
0000 0000
EPFR19
未定義
未定義
未定義
TIOA1E0
予約
XAE
TIOB1E
TIOA0E1
TIOA0E0
TIOB0E
XX00 0000
予約
ADTRG0E2 ADTRG0E1 ADTRG0E0
XXXX 0001
EPFR20
未定義
未定義
未定義
TIOA1E1
EPFR21
未定義
未定義
TIOA3E1
TIOA3E0
TIOB3E
TIOA2E1
TIOA2E0
TIOB2E
XX00 0000
EPFR22
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR23
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR24
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR25
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR26
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
EPFR27
予約
INT6E
予約
INT5E
予約
INT4E
予約
INT3E
予約
INT2E
予約
INT1E
予約
INT0E
0000 0000
EPFR28
予約
INT7E
EPFR29
予約
予約
予約
予約
未定義
未定義
INT23E1
未定義
INT23E0
未定義
INT22E1
予約
INT18E
予約
INT17E
予約
INT16E
0000 0000
EPFR30
予約
INT19E
INT22E0
INT21E1
INT21E0
INT20E
X000 0000
予約
TMI0E
XX00 0000
EPFR31
未定義
EPFR32
予約
予約
EPFR33
未定義
予約
TMO1E1
予約
TMO1E0
予約
TMI1E
予約
TMO0E1
予約
TMO0E0
EPFR34
未定義
未定義
TMO2E1
TMO2E0
TMI2E
FRCK1E1
FRCK1E0
FRCK0E1
EPFR35
予約
予約
予約
予約
予約
予約
予約
0000 0000
XXXX 0000
0000 0000
FRCK0E0 X000 0000
予約
0000 0000
属性:すべて R/W ( リード / ライト可能 )
X:不定
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339
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
予約ビットは必ず "0" を書き込んでください。
•
ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) で , 汎用ポートに設定した端子は , このレジスタ
の設定にかかわらず , 汎用 I/O ポートとして扱われます。
•
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) で , アナログ入力を許可した場合は , この
レジスタやポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) の設定にかかわらず , ポートからの
入力は "0" に固定されます。
•
1 つの端子を複数の周辺機能の出力端子として使用することはできません。また , 同一
の出力機能を複数の端子に割り当てることもできません。
•
1 つの端子を複数の周辺機能の入力端子として使用することができます。ただし , 同一
の入力機能を複数の端子に割り当てることはできません。
•
1 つの端子に複数の機能が割り当てられた場合の優先順位は次のようになります。
1. X0A/X1A
2. マルチファンクションシリアルインタフェース
3. ベースタイマ
4. 16 ビットリロードタイマ
5. 32 ビットアウトプットコンペア
•
周辺機能への入力は , 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) の該当ビットで ,
割り当てた端子に常に接続されています。周辺機能への入力は , ポート入力モードで
行ってください。
ただし , 10 ビット A/D コンバータからの入力 , または 8 ビット D/A コンバータからの
出力を許可している場合は , 入力は "0" に固定されます。
•
このレジスタで周辺機能出力を割り当てる端子を変更する場合は , 次の設定を行って
から端子を変更してください。
- 変更前割り当て端子と変更後割り当て端子をポート入力モードに設定
- 割り当てを行う周辺機能を無効にする
•
このレジスタで周辺機能入力を割り当てる端子を変更する場合は , 割り当てを行う周
辺機能を無効にしてから , 端子を変更してください。
● 拡張ポート機能レジスタ 0 (EPFR0) ∼拡張ポート機能レジスタ 3 (EPFR3)
[bit5 ∼ bit0]:OUTxE2 ∼ OUTxE0 ( アウトプットコンペア出力端子選択ビット )
32 ビットアウトプットコンペアの出力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つ用意され
ています。
32 ビットアウトプットコンペアの ch.0 ∼ ch.7 で使用する端子をそれぞれ選択します。
OUT0E2 ∼ OUT0E0 ビットが ch.0 に , OUT1E2 ∼ OUT1E0 ビットが ch.1 に •••OUT7E2 ∼
OUT7E0 ビットが ch.7 に対応しています。
340
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第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
OUTxE2
0
OUTxE1
0
1
1
0
1
OUTxE0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
1
0 番ポート
OUTx 端子
0
1 番ポート
OUTx_1 端子
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
● 拡張ポート機能レジスタ 4 (EPFR4) ∼拡張ポート機能レジスタ 5 (EPFR5)
[bit7 ∼ bit0]:INxE1, INxE0 ( インプットキャプチャ入力端子選択ビット )
32 ビットインプットキャプチャの入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つ用意され
ています (ch.0 ∼ ch.3 のみ )。
32 ビットインプットキャプチャの ch.0 ∼ ch.7 で使用する端子をそれぞれ選択します。
IN0E1, IN0E0 ビットが ch.0 に , IN1E1, IN1E0 ビットが ch.1 に •••IN7E1, IN7E0 ビットが
ch.7 に対応しています。
INxE1
0
1
INxE0
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INx 端子
1
1 番ポート
INx_1 端子
0
−
−
設定禁止
1
設定禁止
● 拡張ポート機能レジスタ 6 (EPFR6)
[bit7 ∼ bit5]:SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルインタフェース ch.0 シリアルデー
タ端子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のシリアルデータ出力機能を割り
当てる端子を SOUT0, SOUT0_1 の中から 1 つ選択します。
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第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
SOUT0E2
0
SOUT0E1
0
1
1
0
1
SOUT0E0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
( 入力:SOUT0 端子
(0 番ポート ) )
1
0 番ポート
SOUT0 端子
0
1 番ポート
SOUT0_1 端子
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , この端子をほかの機能の出力端子として利用
できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
•
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
- SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルデータ入力端子 )
•
342
シリアルデータ端子は周辺機能の設定により , 入力端子として機能します。周辺機能
の入力は選択端子に常に接続されており, このビットを"000"に設定したときはSOUT0
端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
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14.4
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[bit4 ∼ bit2]:SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルインタフェース ch.0 シリアルクロッ
ク端子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のシリアルクロック入出力機能を
割り当てる端子を SCK0, SCK0_1 の中から 1 つ選択します。
SCK0E2
0
SCK0E1
0
1
1
0
1
SCK0E0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
( 入力:SCK0 端子
(0 番ポート ) )
1
0 番ポート
SCK0 端子
0
1 番ポート
SCK0_1 端子
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
•
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
- SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルデータ入力端子 )
•
周辺機能の入力は選択端子に常に接続されており , このビットを "000" に設定したとき
は SCK0 端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
[bit1, bit0]:SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルインタフェース ch.0 シリアルデータ入力選
択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のシリアルデータ入力機能を割り
当てる端子を SIN0, SIN0_1 の中から 1 つ選択します。
SIN0E1
0
1
CM71-10158-1
SIN0E0
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
SIN0 端子
1
1 番ポート
SIN0_1 端子
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
343
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
- SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルデータ入力端子 )
● 拡張ポート機能レジスタ 7 (EPFR7) , 拡張ポート機能レジスタ 8 (EPFR8)
[bit4, bit3]:SOUTxE1, SOUTxE0 ( シリアルインタフェース ch.1,2 シリアルデータ
端子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1, ch2 のシリアルデータ出力端子は ,
チャネルごとにそれぞれ 2 つ用意されています。
シリアルデータ出力機能を割り当てる端子をチャネルごとに選択します。SOUT1E1,
SOUT1E0 ビットが ch.1 に , SOUT2E1, SOUT2E0 ビットが ch.2 に対応しています。
SOUTxE1
SOUTxE0
ポート番号
端子名
0
0
−
出力無効
( 入力:SOUTx 端子 (0 番ポート ) )
0
1
0 番ポート
SOUTx 端子
1
0
1 番ポート
SOUTx_1 端子
1
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , この端子をほかの機能の出力端子として利用
できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
•
- 外バス兼用端子:外部バス
同じチャネルで使用する端子 (次のビットで選択する端子) は同じポート番号に割り当
ててください。
- SOUTxE1, SOUTxE0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCKxE1, SCKxE0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SINxE ( シリアルデータ入力端子 )
•
344
シリアルデータ端子は周辺機能の設定により , 入力端子として機能します。周辺機能
の入力は選択端子に常に接続されており , このビットが "00" に設定されているときは
SOUTx 端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
[bit2, bit1]:SCKxE1, SCKxE0 ( シリアルインタフェース ch.1, 2 シリアルクロック
端子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1, ch.2 のシリアルクロック入出力端
子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つ用意されています。
シ リ ア ル ク ロ ッ ク 入 出 力 機 能 を 割 り 当 て る 端 子 を チ ャ ネ ル ご と に 選 択 し ま す。
SCK1E1, SCK1E0 ビットが ch.1 に , SCK2E1, SCK2E0 ビットが ch.2 に対応しています。
SCKxE1
SCKxE0
ポート番号
端子名
0
0
−
出力無効
( 入力:SCKx 端子 (0 番ポート ) )
0
1
0 番ポート
SCKx 端子
1
0
1 番ポート
SCKx_1 端子
1
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
•
このビットで出力を無効にした場合は , この端子をほかの機能の出力端子として利用
できます。
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
•
同じチャネルで使用する端子 (次のビットで選択する端子) は同じポート番号に割り当
ててください。
- SOUTxE1, SOUTxE0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCKxE1, SCKxE0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SINxE ( シリアルデータ入力端子 )
•
シリアルクロックの入力は選択端子に常に接続されており , このビットが "00" に設定
されているときは SCKx 端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
[bit0]:SINxE ( シリアルインタフェース ch.1, 2 シリアルデータ入力選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェースch.1, ch.2のシリアルデータ入力端子は,
チャネルごとにそれぞれ 2 つ用意されています。
シリアルデータ入力機能を割り当てる端子をチャネルごとに選択します。SIN1E ビッ
トが ch.1 に , SIN2E ビットが ch.2 に対応しています。
SINxE
CM71-10158-1
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
SINx 端子
1
1 番ポート
SINx_1 端子
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
345
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
同じチャネルで使用する端子 (次のビットで選択する端子) は同じポート番号に割り当
ててください。
- SOUT0E2 ∼ SOUT0E0 ( シリアルデータ出力端子 )
- SCK0E2 ∼ SCK0E0 ( シリアルクロック入出力端子 )
- SIN0E1, SIN0E0 ( シリアルデータ入力端子 )
● 拡張ポート機能レジスタ 12 (EPFR12)
[bit4, bit3]:SOUTxE1, SOUTxE0 ( シリアルインタフェース ch.6 シリアルデータ端
子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 のシリアルデータ出力端子を有効
にするかどうかを選択します。SOUT6E1, SOUT6E0 ビットが ch.6 に対応しています。
SOUTxE1
0
SOUTxE0 ポート番号
端子名
0
−
出力無効 ( 入力:SOUTx 端子 (0 番ポート ) )
0
1
1
0
−
設定禁止
1
1
−
設定禁止
0 番ポート SOUTx 端子
< 注意事項 >
•
•
このビットで出力を無効にした場合は , この端子をほかの機能の出力端子として利用
できます。
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
•
346
シリアルデータ端子は周辺機能の設定により , 入力端子として機能します。周辺機能
の入力は選択端子に常に接続されており , このビットが "00" に設定されているときは
SOUTx 端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
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CM71-10158-1
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
[bit2, bit1]:SCKxE1, SCKxE0 ( シリアルインタフェース ch.6 シリアルクロック端
子選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 のシリアルクロック入出力端子を
有効にするかどうかを選択します。SCK6E1, SCK6E0 ビットが ch.6 に対応しています。
SCKxE1
SCKxE0
ポート番号
端子名
0
0
−
出力無効 ( 入力:SCKx 端子 (0 番ポート ) )
0
1
0 番ポート
1
0
−
設定禁止
1
1
−
設定禁止
SCKx 端子
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , この端子をほかの機能の出力端子として利用
できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
•
シリアルクロックの入力は選択端子に常に接続されており , このビットが "00" に設定
されているときは SCKx 端子 (0 番ポート ) が入力に接続されています。
[bit0]: SINxE ( シリアルインタフェース ch.6 シリアルデータ入力選択ビット )
マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 のシリアルデータ入力端子を割り
当てる端子を選択します。このビットには必ず "0" を設定してください。
SINxE
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
SINx 端子
1
−
設定禁止
● 拡張ポート機能レジスタ 18 (EPFR18)
[bit3, bit2]:UDIN1E1, UDIN1E0 ( アップダウンカウンタ入力端子選択ビット )
16 ビットアップダウンカウンタの ch.1 で使用する端子は , 2 つ用意されています。
ch.1 の 16 ビットアップダウンカウンタで使用する端子を選択します。
UDINxE1
CM71-10158-1
UDINxE0
ポート番号
端子名
0
0
0 番ポート
AIN1/BIN1/ZIN1 端子
0
1
1 番ポート
AIN1_1/BIN1_1/ZIN1_1 端子
1
0
−
設定禁止
1
1
−
設定禁止
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347
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
● 拡張ポート機能レジスタ 19 (EPFR19)
[bit3 ∼ bit1]:ADTRG0E2 ∼ ADTRG0E0 (A/D 変換起動トリガ端子選択ビット )
10 ビット A/D コンバータの外部トリガ入力端子を割り当てる端子を選択します。
ADTRG0E2
0
ADTRG0E1
0
1
1
0
1
ADTRG0E0
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
ADTRG0 端子
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
[bit0]:XAE ( クロック発振入出力端子許可ビット )
低速クロック発振機能を有効にする場合にポート入力を遮断します。低速クロック発
振機能を有効にする場合必ず , XAE=1 に設定してください。
書込み値
説明
0
ポート入力を有効にします。
1
ポート入力を無効にします。
< 注意事項 >
•
このビットで低速発振機能を無効にした場合は , これらの端子を次のように利用でき
ます。
- 汎用ポート
348
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CM71-10158-1
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
● 拡張ポート機能レジスタ 20 (EPFR20) ∼拡張ポート機能レジスタ 21
(EPFR21)
[bit5, bit4, bit2, bit1]:TIOAxE1, TIOAxE0 ( ベースタイマ ch.0 ∼ ch.3 端子選択
ビット )
ベースタイマの ch.0 ∼ ch.3 の出力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つずつ用意され
ています。
ベースタイマ ch.0 ∼ ch.3 で使用する端子をチャネルごとに選択します。TIOA0E1,
TIOA0E0 ビットが ch.0 に , TIOA1E1, TIOA1E0 ビットが ch.1 に •••TIOA3E1, TIOA3E0
ビットが ch.3 に対応しています。
TIOAxE1
TIOAxE0
ポート番号
端子名
0
0
−
出力無効
( 奇数チャネル入力:TIOAx 端子
(0 番ポート ) )
0
1
0 番ポート
TIOAx 端子
1
0
1 番ポート
TIOAx_1 端子
1
1
−
設定禁止
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
•
同じチャネルで使用する端子 (次のビットで選択する端子) は同じポート番号に割り当
ててください。
- TIOAxE1, TIOAxE0 ( ベースタイマ出力端子 )
- TIOBxE ( ベースタイマ入力端子 )
•
奇数チャネルのベースタイマ出力端子 (TIOAx 端子 ) は周辺機能の設定により , 入力端
子として機能します。周辺機能の入力は選択端子に常に接続されています。このビッ
トが"00"に設定されているときはTIOAx端子 (0番ポート) が入力に接続されています。
[bit3, bit0]:TIOBxE ( ベースタイマ ch.0 ∼ ch.3 端子入力選択ビット )
ベースタイマの ch.0 ∼ ch.3 の入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つずつ用意され
ています。
ベースタイマ ch.0 ∼ ch.3 で使用する端子をチャネルごとに選択します。TIOB0E ビッ
トが ch.0 に , TIOB1E ビットが ch.1 に •••TIOB3E ビットが ch.3 に対応しています。
TIOBxE
CM71-10158-1
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
TIOBx 端子
1
1 番ポート
TIOBx_1 端子
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349
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
同じチャネルで使用する端子 (次のビットで選択する端子) は同じポート番号に割り当
ててください。
- TIOAxE1, TIOAxE0 ( ベースタイマ出力端子 )
- TIOBxE ( ベースタイマ入力端子 )
● 拡張ポート機能レジスタ 28 (EPFR28)
[bit7 ∼ bit4]:INT7E ∼ INT4E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
外部割込み要求の ch.4 ∼ ch.7 の入力端子を有効にするかどうかをチャネルごとに選択
します。
INT7Eビットがch.7に, INT6Eビットがch.6に•••INT4Eビットがch.4に対応しています。
INTxE
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INTx 端子
1
−
設定禁止
[bit3, bit2]:INT3E, INT2E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
外部割込み要求の ch.2, ch.3 の入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つずつ用意され
ています。
外部割込み要求の ch.2, ch.3 で使用する端子をチャネルごとに選択します。INT2E ビッ
トが ch.2 に , INT3E ビットが ch.3 に対応しています。
INTxE
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INTx 端子
1
1 番ポート
INTx_1 端子
[bit1, bit0]:INT1E, INT0E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
設定禁止です。
● 拡張ポート機能レジスタ 30 (EPFR30)
[bit3 ∼ bit0]:INT19E ∼ INT16E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
外部割込み要求の ch.16 ∼ ch.19 の入力端子を有効にするかどうかをチャネルごとに選
択します。
INT16E ビットが ch.16 に , INT17E ビットが ch.17 に •••INT19E ビットが ch.19 に対応し
ています。
INTxE
350
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
INTx 端子
1
−
設定禁止
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
● 拡張ポート機能レジスタ 31 (EPFR31)
[bit6 ∼ bit1]:INT23E1, INT23E0 ∼ INT21E1, INT21E0 ( 外部割込み要求端子許可
ビット )
外部割込み要求の ch.21 ∼ ch.23 の入力端子を有効にするかどうかをチャネルごとに選
択します。
INT21E1, INT21E0 ビットが ch.21 に , INT22E1, INT22E0 ビットが ch.22 に , INT23E1,
INT23E0 ビットが ch.23 に対応しています。
INTxE1
INTxE0
ポート番号
端子名
0
0
0 番ポート
INTx 端子
0
1
−
設定禁止
1
0
−
設定禁止
1
1
−
設定禁止
[bit0]:INT20E ( 外部割込み要求端子許可ビット )
外部割込み要求の ch.20 の入力端子を有効にするかどうかを選択します。
INT20E
0
ポート番号
0 番ポート
1
−
端子名
INT20 端子
設定禁止
● 拡張ポート機能レジスタ 33 (EPFR33)
[bit5, bit4, bit2, bit1]:TMOxE1, TMOxE0 ( リロードタイマ ch.0 ∼ 1 出力端子選択
ビット )
16 ビットリロードタイマの ch.0, ch.1 の出力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つずつ
用意されています。
16 ビットリロードタイマの ch.0, ch.1 で使用する端子をそれぞれ選択します。TMO0E1,
TMO0E0 ビットが ch.0 に TMO1E1, TMO1E0 ビットが ch.1 に対応しています。
TMOxE1
0
1
CM71-10158-1
TMOxE0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
1
0 番ポート
TMOx 端子
0
1 番ポート
TMOx_1 端子
1
−
設定禁止
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
351
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
•
同じチャネルで使用する端子 (次のビットで選択する端子) は同じポート番号に割り当
ててください。
- TMOxE1, TMOxE0 (16 ビットリロードタイマ出力端子 )
- TMIxE (16 ビットリロードタイマ入力端子 )
[bit3, bit0]:TMIxE ( リロードタイマ ch.0, ch.1 入力端子選択ビット )
16 ビットリロードタイマの ch.0, ch.1 の入力端子は , チャネルごとにそれぞれ 2 つずつ
用意されています。
16 ビットリロードタイマの ch.0, ch.1 で使用する端子をそれぞれ選択します。TMI0E
ビットが ch.0 に TMI1E ビットが ch.1 に対応しています。
TMIxE
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
TMIx 端子
1
1 番ポート
TMIx_1 端子
< 注意事項 >
•
同じチャネルで使用する端子 (次のビットで選択する端子) は同じポート番号に割り当
ててください。
- TMOxE1, TMOxE0 (16 ビットリロードタイマ出力端子 )
- TMIxE (16 ビットリロードタイマ入力端子 )
● 拡張ポート機能レジスタ 34 (EPFR34)
[bit6, bit5]:TMO2E1, TMO2E0 ( リロードタイマ ch.2 出力端子選択ビット )
16 ビットリロードタイマの ch.2 の出力端子は 2 つ用意されています。
16 ビットリロードタイマの ch.2 で使用する端子を選択します。
TMO2E1
0
1
352
TMO2E0
ポート番号
端子名
0
−
出力無効
1
0 番ポート
TMO2 端子
0
1 番ポート
TMO2_1 端子
1
−
設定禁止
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
このビットで出力を無効にした場合は , これらの端子をほかの機能の出力端子として
利用できます。
•
このビットで出力を無効にし, ほかの機能の出力端子としても利用しない場合は, これ
らの端子を次のように利用できます。
- 外バス兼用端子以外 :汎用ポート
- 外バス兼用端子:外部バス
•
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
- TMO2E1, TMO2E0 (16 ビットリロードタイマ出力端子 )
- TMI2E (16 ビットリロードタイマ入出力端子 )
[bit4]:TMI2E ( リロードタイマ ch.2 入力端子選択ビット )
16 ビットリロードタイマの ch.2 の入力端子は 2 つ用意されています。
16 ビットリロードタイマの ch.2 で使用する端子を選択します。
TMI2E
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
TMIx 端子
1
1 番ポート
TMIx_1 端子
< 注意事項 >
•
次のビットで選択する端子は同じポート番号に割り当ててください。
- TMO2E1, TMO2E0 (16 ビットリロードタイマ出力端子 )
- TMI2E (16 ビットリロードタイマ入出力端子 )
[bit3 ∼ bit0]:FRCKxE1, FRCKxE0 ( フリーランタイマ ch.0, ch.1 入力端子選択
ビット )
32 ビットフリーランタイマの ch.0, ch.1 の入力端子を有効にするかどうかをチャネルご
とに選択します。
FRCKxE1
0
1
CM71-10158-1
FRCKxE0
ポート番号
端子名
0
0 番ポート
FRCKx 端子
1
−
設定禁止
0
−
設定禁止
1
−
設定禁止
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
353
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK)
14.4.4
入出力データを格納するレジスタです。
このレジスタから読み出す値や書き込む値は , ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼
DDRK) とポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) の設定によって異なります。読出し値
や書込み値については , 「14.4.1 ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)」を参照
してください。
ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) のビット構成を図 14.4-4 に示します。
図 14.4-4 ポートデータレジスタ (PDR0 ∼ PDRK) のビット構成
7
6
5
4
3
2
1
PDR0
bit
PDR07
PDR06
PDR05
PDR04
PDR03
PDR02
PDR01
0
初期値
PDR00 XXXX XXXX
属性
R/W
PDR1
PDR17
PDR16
PDR15
PDR14
PDR13
PDR12
PDR11
PDR10 XXXX XXXX
R/W
PDR2
PDR27
PDR26
PDR25
PDR24
PDR23
PDR22
PDR21
PDR20 XXXX XXXX
R/W
PDR5
PDR57
PDR56
PDR55
PDR54
PDR53
PDR52
PDR51
PDR50 XXXX XXXX
R/W
PDR60 XXXX XXXX
R/W
PDR6
PDR7
予約
PDR77
予約
PDR76
予約
PDR75
予約
PDR74
予約
PDR73
予約
PDR72
PDR61
PDR71
PDR70 XXXX XXXX
R/W
PDR82
PDR81
PDR80 XXXX XXXX
R/W
予約
PDRK1
XXXX XXXX
予約
PDRK0 XXXX XXXX
R/W
PDR8
予約
予約
予約
予約
PDR83
PDRH
未定義
未定義
未定義
未定義
PDRH3
PDRH2
PDRK
未定義
未定義
未定義
未定義
予約
予約
R/W
R/W:リード / ライト可能
X:不定
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令で, このレジスタを読み出すと, 次のレジスタの設定
にかかわらず , このレジスタの値が読み出されます。
- ポートデータ方向レジスタ (DDR0 ∼ DDRK)
- ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH)
•
354
本デバイスをリセットしても , このレジスタの値は初期化されません。
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCR8)
14.4.5
プルアップを設定するレジスタです。プルアップを設定できる端子に対し , 1 つずつビットが
用意されているので , 対応する端子に "1" を書き込むことで , 端子ごとにプルアップを設定す
ることができます。
プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCR8) のビット構成を図 14.4-5 に示します。
図 14.4-5 プルアップ制御レジスタ (PCR0 ∼ PCR8) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
PCR0
PCR07
予約
PCR14
予約
PCR01
予約
PCR17
予約
PCR15
PCR03
PCR1
予約
PCR16
PCR13
PCR5
PCR57
PCR56
PCR55
PCR54
PCR53
予約
PCR52
PCR6
PCR7
予約
PCR77
PCR8
予約
PCR76
予約
予約
PCR75
予約
予約
初期値
0000 0000
属性
R/W
予約
PCR51
0000 0000
予約
PCR50 0000 0000
R/W
PCR61
PCR60 0000 0000
R/W
R/W
予約
PCR74
予約
PCR73
予約
PCR72
PCR71
PCR70 0000 0000
R/W
予約
PCR83
PCR82
PCR81
PCR80 0000 0000
R/W
R/W:リード / ライト可能
X:不定
ビットごとに , 割り当てられた端子にプルアップを設定するかどうかを設定します。
プルアップを設定すると , 端子にプルアップ抵抗が接続されます。
書込み値
0
説明
プルアップを設定しません。
1
プルアップを設定します。
< 注意事項 >
•
次の場合は , このレジスタの設定にかかわらずプルアップは設定されません。
- ポート出力時 ( 周辺機能出力時 )
- ストップモード時 (Hi-Z 選択時 )
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355
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE)
14.4.6
AN0 ∼ AN11 端子からアナログ信号を入力するかどうかを設定するレジスタです。
A/D アナログ入力を設定できる端子に対し , 1 つずつビットが用意されているので , 対応する
端子に "1" を書き込むことで , 端子ごとに A/D アナログ入力を許可にすることができます。
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) のビット構成を図 14.4-6 に示します。
図 14.4-6 A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) のビット構成
bit 31
24 23
12 11
0
予約
ADE23 ∼ ADE18
予約
ADE11 ∼ ADE0
R/W
R/W
R/W
R/W
--------
111111
------
1111 1111 1111
属性
初期値
18 17
R/W:リード / ライト可能
[bit23 ∼ bit18, bit11 ∼ bit0]:ADE23 ∼ ADE18, ADE11 ∼ ADE0
( アナログ入力許可ビット )
ビットに対応する端子からのアナログ信号入力を許可 / 禁止します。
書込み値
説明
0
アナログ信号の入力を禁止します。
1
アナログ信号の入力を許可します。
ADE11 ビットが ch.11, ADE10 ビットが ch.10•••ADE1 ビットが ch.1, ADE0 ビットが ch.0
に対応します。
ADE23 ∼ ADE18 は , リロードタイマ入出力の 1 番ポート (TMIx_1, TMOx_1) を使用す
る場合に , 0 を設定します。
< 注意事項 >
356
•
AN0 ∼ AN11 端子を 10 ビット A/D コンバータのアナログ信号入力端子として利用す
る場合は , 必ずチャネルに対応するビットに "1" を書き込んでください。
•
このレジスタで , アナログ入力を許可すると , ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH) や
拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35) の設定にかかわらず , ポートおよび周辺
機能からの入力は "0" に , 出力は Hi-Z に固定されます。
•
MB91F668(48pin) は , AN10 端子 , AN11 端子は存在しません。
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第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
N-ch オープンドレイン制御レジスタ (NDE0, NDE1)
14.4.7
N-ch オープンドレイン制御レジスタです。N-ch オープンドレイン制御設定できる端子 (P00,
P02, P04, P06, P10, P12, P20, P21, P22, P24, P25,P26,P27) に対し , 対応する端子に "1" を
書き込む事で , 端子ごとに N-ch オープンドレイン制御設定することができます。
N-ch オープンドレイン制御レジスタ (NDE0, NDE1) のビット構成を図 14.4-7 に示しま
す。
図 14.4-7 N-ch オープンドレイン制御レジスタ (NDE0, NDE1) のビット構成
bit
NDE0
NDE1
7
6
5
4
―
2
1
0
P22NDE P21NDE P20NDE 00000000
属性
R/W
P12NDE P10NDE P06NDE P04NDE P02NDE P00NDE 00000000
R/W
P27NDE P26NDE P25NDE P24NDE
―
3
―
初期値
R/W:リード / ライト可能
ビットごとに割り当てられた端子に N-ch オープンドレイン制御を設定するかどうか設
定します。
設定値 *
説明
0
CMOS 出力
1
N-ch オープンドレイン出力
* : 汎用ポート出力時 , 周辺機能出力時の双方において , 本設定は有効です。
< 注意事項 >
•
MB91V650 では , 本レジスタは存在しません。CMOS 出力固定となります。
•
P05 , P11, P23 は 5V 耐圧端子ですが , 周辺機能は入力端子であるため , オープンドレ
イン制御には対応していません。
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357
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
表 14.4-3 オープンドレイン制御対応 I/O ポート
設定ビット
MB91F668(48pin)
MB91F669(64pin)
P00NDE
○
○
P02/D02/TIOA1/
SCK0_1/IN2
P02NDE
○
○
P04/D04/TIOA2/
SOUT1/IN4
P04NDE
○
○
P06/D06/TIOA3/SCK1/
IN6
P06NDE
○
○
P10/D08/SOUT2/INT0
P10NDE
○
○
P12/D10/SCK2/INT2
P12NDE
○
○
P20/A00/TMO1_1/A16
P20NDE
―
○
P21/A01/TMO2_1/A17
P21NDE
―
○
P22/A02/TIOA0_1/
SCK2_1/A18
P22NDE
―
○
P24/A04/OUT0/A20
P24NDE
―
○
P25/A05/OUT1/A21
P25NDE
―
○
P26/A06/OUT2/A22
P26NDE
―
○
P27/A07/OUT3/A23
P27NDE
―
○
端子名
P00/D00/TIOA0/
SOUT0_1/IN0
358
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第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
外部バスアドレス選択レジスタ (EXBS)
14.4.8
PFR2 レジスタにて , 外部バスアドレスを選択した場合 , 外部バスアドレスを A00 ∼ A07 ( ス
プリットバス ) として使用するか , A16 ∼ A23 ( マルチプレックスバス ) として使用するか選
択するレジスタです。
外部バスアドレス選択レジスタ (EXBS) のビット構成を図 14.4-8 に示します。
図 14.4-8 外部バスアドレス選択レジスタ (EXBS) のビット構成
bit
EXBS
7
6
5
4
3
2
1
0
―
―
―
―
―
―
―
MSS
端子名
初期値
-------0
属性
R/W
アドレス・データ
スプリットバス
(MSS=0 時 *)
アドレス・データ
マルチプレックスバス
(MSS=1 時 *)
P20/A00/TMO1_1/A16
A00
A16
P21/A01/TMO2_1/A17
A01
A17
P22/A02/TIOA0_1/SCK2_1/A18
A02
A18
P23/A03/TIOB0_1/A19
A03
A19
P24/A04/OUT0/A20
A04
A20
P25/A05/OUT1/A21
A05
A21
P26/A06/OUT2/A22
A06
A22
P27/A07/OUT3/A23
A07
A23
* : MSS ビットは , EPFR レジスタにて外バス機能を選択した場合に有効。
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359
第 14 章 I/O ポート
14.4
MB91665 シリーズ
FR 識別情報レジスタ (FRID)
14.4.9
ソフトウェアにて , 品種を判別するレジスタです。
FR 識別情報レジスタ (FRID) のビット構成を図 14.4-9 に示します。
図 14.4-9 FR 識別情報レジスタ (FRID) のビット構成
bit31
0
FRID
初期値
*
属性
R
R:リードオンリ
*:初期値は次のとおりです。
Bit31 ∼ Bit29
Bit28
Bit27 ∼ Bit16
Bit15 ∼ Bit0
予約ビット
MASK:0
FLASH:1
品種型格
予約ビット
MB91F669(64pin)
100
1
0110 0110 1001 (669H)
XXXXXXXXXXXXXXXX
MB91F668(48pin)
100
1
0110 0110 1000 (668H)
XXXXXXXXXXXXXXXX
品種名
※ MB91V650 は 8650020FH となります。
< 注意事項 >
360
•
評価品はエミュレータモード時のみ書き込み可能です。
•
•
このレジスタはワードでアクセスしてください。
ツールリセット (TRSTX) で初期化されます。
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第 14 章 I/O ポート
14.5
MB91665 シリーズ
14.5 使用上の注意
I/O ポートを使用する際は次の点に注意してください。
•
各レジスタの優先順位は次のようになります。
1. A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE)
2. ポート機能レジスタ (PFR0 ∼ PFRH)
3. 拡張ポート機能レジスタ (EPFR0 ∼ EPFR35)
設定が矛盾すると , 優先順位の高い設定が反映されます。
•
A/D チャネルイネーブルレジスタ (ADCHE) でアナログ入力を許可すると , ポートか
らの入力は "0" に , ポートからの出力は Hi-Z に固定されます。
•
1 つの端子に複数の機能が割り当てられた場合の優先順位は次のようになります。
1. X0A/X1A
2. マルチファンクションシリアルインタフェース
3. ベースタイマ
4. 16 ビットリロードタイマ
5. 32 ビットアウトプットコンペア
CM71-10158-1
•
1 つの端子を複数の周辺機能の出力端子として使用することはできません。また , 同
一の出力機能を複数の端子に割り当てることもできません。
•
1 つの端子を複数の周辺機能の入力端子として使用することができます。ただし , 同
一の入力機能を複数の端子に割り当てることはできません。
•
スタンバイモード ( ストップモード / 時計モード / メインタイマモード) 中に , 端子に
Hi-Z を設定すると , 入力は "0" に固定されます。ただし , 発生が許可されている外
部割込み要求の入力は "0" に固定されず使用できます。
•
周辺機能出力を割り当てる端子を変更するには , 該当端子の ( 変更前割り当て端子
と変更後割り当て端子 ) をポート入力モードかつ , 割り当てを行う周辺機能を無効
にして行ってください。
•
周辺機能入力を割り当てる端子を変更するには , 割り当てを行う周辺機能を無効に
して行ってください。
•
PK0, PK1 を低速発振端子として使用する場合は , ポートデータ方向レジスタ K
(DDRK) で , ポートの入出力方向を入力 (DDRK0=0, DDRK1=0) に設定してくださ
い。
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361
第 14 章 I/O ポート
14.5
•
MB91665 シリーズ
周辺機能を割り当てられる端子が複数ある場合に , どの端子に機能を割り当てるか
を設定したり , 端子からの周辺機能出力を有効 / 無効にしたりできます。
ただし , 周辺機能の入出力が複数ある場合 , それぞれの入出力は同じグループの
ポートに設定してください。
例 ) ch.1 マルチファンクションシリアルインタフェース設定例
シリアルデータ
出力
SOUT1 端子
(0 番ポート )
シリアルクロック
入出力
SCK1 端子
(0 番ポート )
SCK1_1 端子
(1 番ポート )
シリアルデータ
入力
有効ポート
SIN1 端子
(0 番ポート )
0 番ポート
SIN1_1 端子
(1 番ポート )
設定禁止
SIN1 端子
(0 番ポート )
SIN1_1 端子
(1 番ポート )
SOUT1_1 端子
(1 番ポート )
SCK1 端子
(0 番ポート )
SIN1 端子
(0 番ポート )
SIN1_1 端子
(1 番ポート )
SCK1_1 端子
(1 番ポート )
SIN1 端子
(0 番ポート )
SIN1_1 端子
(1 番ポート )
362
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1 番ポート
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第 15 章 外部割込み制御部
外部割込み制御部の機能と動作について説明しま
す。
15.1 概要
15.2 構成
15.3 端子
15.4 レジスタ
15.5 動作説明と設定手順例
CM71-10158-1
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363
第 15 章 外部割込み制御部
15.1
MB91665 シリーズ
15.1 概要
外部割込み制御部は , 外部割込み信号のエッジ / レベルを検出し , 外部割込み要求を制御しま
す。
本製品は , 外部割込み信号の入力端子を 16 本内蔵しています。
■ 概要
外部割込み制御部は , 外部割込み信号から , あらかじめ設定したエッジ / レベルを検出
すると , 外部割込みを要求します。
検出するエッジ / レベルは , 次の 4 種類から選択できます。
•
"H" レベル
•
"L" レベル
•
立上りエッジ
•
立下りエッジ
また, 外部割込み要求はスリープモードとスタンバイモード (時計モードまたはストッ
プモード ) からの復帰にも利用できます。
364
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第 15 章 外部割込み制御部
15.2
MB91665 シリーズ
15.2 構成
外部割込み制御部の構成を示します。
■ 外部割込み制御部のブロックダイヤグラム
外部割込み制御部のブロックダイヤグラムを図 15.2-1 に示します。
図 15.2-1 外部割込み制御部のブロックダイヤグラム
周辺バス
16
8
8
7
6
5
4
3
2
1
外部割込み要求レベル
設定レジスタ
(ELVR0, ELVR2)
外部割込み要因レジスタ
(EIRR0, EIRR2)
割込み許可レジスタ
(ENIR0, ENIR2)
0
7
6
5
4
3
2
1
0
15 14
1
0
エッジ / レベル検出回路
8
16
INT0 ∼ INT7,
INT16 ∼ INT23
割込み要求
16
•
外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2)
INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子に入力された信号が , 外部割込み要求であるかど
うかを判断するためのエッジ / レベルを設定するレジスタです。
•
外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2)
割込み要因 ( どの端子から外部割込み要求が発生したか) を保持するレジスタです。
•
割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2)
外部割込み要求の許可 / 禁止を設定するレジスタです。
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365
第 15 章 外部割込み制御部
15.2
•
MB91665 シリーズ
エッジ / レベル検出回路
INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子に入力された信号のエッジ / レベルを検出する回
路です。
■ クロック
外部割込み制御部で使用するクロックを表 15.2-1 に示します。
表 15.2-1 外部割込み制御部で使用するクロック
クロック名
動作クロック
366
内容
周辺クロック (PCLK)
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第 15 章 外部割込み制御部
15.3
MB91665 シリーズ
15.3 端子
外部割込み制御部で使用する端子について説明します。
■ 概要
外部割込み制御部には , 次の端子があります。
•
INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子
外部割込信号入力端子です。
この端子は兼用端子です。外部割込み制御部の INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子
として使用するには「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
CM71-10158-1
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367
第 15 章 外部割込み制御部
15.4
MB91665 シリーズ
15.4 レジスタ
外部割込み制御部で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 外部割込み制御部のレジスタ一覧
外部割込み制御部のレジスタ一覧を表 15.4-1 に示します。
表 15.4-1 外部割込み制御部のレジスタ一覧
チャネル
共通
368
レジスタ略称
レジスタ名
ELVR0
外部割込み要求レベル設定レジスタ 0
参照先
15.4.1
EIRR0
外部割込み要因レジスタ 0
15.4.2
ENIR0
割込み許可レジスタ 0
15.4.3
ELVR2
外部割込み要求レベル設定レジスタ 2
15.4.1
EIRR2
外部割込み要因レジスタ 2
15.4.2
ENIR2
割込み許可レジスタ 2
15.4.3
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第 15 章 外部割込み制御部
15.4
MB91665 シリーズ
外部割込み要求レベル設定レジスタ
(ELVR0, ELVR2)
15.4.1
外部割込み要求を検出するためのエッジ / レベルを設定するレジスタです。
外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2) のビット構成を図 15.4-1 に示し
ます。
図 15.4-1 外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2) のビット構成
外部割込み要求レベル設定レジスタ 0 (ELVR0)
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
LB7
LA7
LB6
LA6
LB5
LA5
LB4
LA4
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
LB3
LA3
LB2
LA2
LB1
LA1
LB0
LA0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
bit
属性
初期値
外部割込み要求レベル設定レジスタ 2 (ELVR2)
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
LB23
LA23
LB22
LA22
LB21
LA21
LB20
LA20
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
LB19
LA19
LB18
LA18
LB17
LA17
LB16
LA16
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
bit
属性
初期値
LB23 ∼ LB0, LA23 ∼ LA0 ( 検出条件選択ビット )
外部割込み要求として検出する信号のエッジ / レベルを選択します。このビットで選
択したエッジ / レベルを検出すると , 外部割込み要求として認識されます。
LB0 ∼ LB23 ビットおよび LA0 ∼ LA23 ビットは , それぞれ INT0 ∼ INT7, INT16 ∼
INT23 端子に対応しています。例えば , INT0 端子は LB0 ビットと LA0 ビットで設定し
ます。
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369
第 15 章 外部割込み制御部
15.4
LB23 ∼ LB0
MB91665 シリーズ
LA23 ∼ LA0
説明
0
0
"L" レベル検出
0
1
"H" レベル検出
1
0
立上りエッジ検出
1
1
立下りエッジ検出
スタンバイモードからの復帰に外部割込み要求を利用するときは ,「15.5.2 スタンバイ
モードからの復帰」を参照してください。
< 注意事項 >
•
このビットで設定したエッジ / レベルを検出するには , 最小 3T (T:周辺クロック
(PCLK) の周期 ) のパルス幅が必要です。このパルス幅に満たない信号が入力された場
合は , 正しく動作しないことがあります。
•
検出条件を "L" レベル検出 /"H" レベル検出に設定しているときは , 外部割込み要求が
取り下げられても, 割込み要因が外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) に保持され
ます。そのため , 外部割込み要求は割込みコントローラに出力されたままになります。
割込みコントローラへの外部割込み要求を取り下げるには , 外部割込み要因レジスタ
(EIRR0, EIRR2) の対応するビットを "0" にクリアしてください。
ただし , INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子から有効レベルが入力されている間は , 外
部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) をクリアしても, 外部割込みが要求されたまま
になります。
割込み要因の保持および , 割込み要因のクリア時の動作図は , 「15.5 動作説明と設定
手順例」の「■ 外部割込み要求の取下げ」を参照してください。
•
このビットを書き換えて検出条件を変更すると , 誤った割込み要因が発生する場合が
あります。誤った割込み要因の発生を避けるため , 検出条件を変更したら , 次の操作を
行ってください。
1. 外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2) を読み出す
2. 外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) に "0" を書き込み , 割込み要因をクリアす
る
370
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CM71-10158-1
第 15 章 外部割込み制御部
15.4
MB91665 シリーズ
外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2)
15.4.2
外部割込み要求の割込み要因 (どの端子から外部割込み要求が発生したか) を保持するレジス
タです。
外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) のビット構成を図 15.4-2 に示します。
図 15.4-2 外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) のビット構成
外部割込み要因レジスタ 0 (EIRR0)
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
ER7
ER6
ER5
ER4
ER3
ER2
ER1
ER0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
外部割込み要因レジスタ 2 (EIRR2)
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
ER23
ER22
ER21
ER20
ER19
ER18
ER17
ER16
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
ER23 ∼ ER16, ER7 ∼ ER0 ( 外部割込み要求フラグビット )
外部割込み要求が検出されたことを示します。
ER0 ∼ ER7, ER16 ∼ ER23 ビットは , それぞれ INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子に対
応しています。例えば , ER0 ビットは INT0 端子 , ER23 ビットは INT23 端子から外部
割込み要求を検出します。
割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) の EN0 ∼ EN7, EN16 ∼ EN23 ビットが "1" に設定
されているときに , このビットが "1" になると , 外部割込み要求が発生します。
ER23 ∼ ER16,
ER7 ∼ ER0
読出し時
書込み時
0
外部割込み要求は検出されていま 割込み要因がクリアされます。
せん。
1
外部割込み要求が検出されました。 無視されます。
< 注意事項 >
•
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
•
外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2) で , 検出条件を , "L" レベル検出
/"H" レベル検出に設定しているときに , このビットをクリアしても , INT0 ∼ INT7,
INT16 ∼ INT23 端子から有効レベルが入力されていると , このビットは再び "1" に変わ
ります。
CM71-10158-1
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371
第 15 章 外部割込み制御部
15.4
15.4.3
MB91665 シリーズ
割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2)
外部割込み要求を許可 / 禁止するレジスタです。
割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) のビット構成を図 15.4-3 に示します。
図 15.4-3 割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) のビット構成
割込み許可レジスタ 0 (ENIR0)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
EN7
EN6
EN5
EN4
EN3
EN2
EN1
EN0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
割込み許可レジスタ 2 (ENIR2)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
EN23
EN22
EN21
EN20
EN19
EN18
EN17
EN16
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
EN23 ∼ EN16, EN7 ∼ EN0 ( 割込み許可ビット )
外部割込みを許可 / 禁止します。
EN0 ∼ EN7, EN16 ∼ EN23 ビットは , 外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) の各ビッ
トに対応しています。
書込み値
372
説明
0
外部割込み要求の発生を禁止します。
割込み要因を保持するだけで , 外部割込み要求を出力しません。
1
外部割込み要求の発生を許可します。
外部割込み要求を出力します。
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第 15 章 外部割込み制御部
15.5
MB91665 シリーズ
15.5 動作説明と設定手順例
外部割込み制御部の動作と設定手順例について説明します。
15.5.1
外部割込み制御部の動作
■ 概要
外部割込み制御部は , 外部信号入力端子に入力された信号から , あらかじめ設定した
エッジ / レベルを検出すると , 割込みが許可されているときに , 外部割込み要求を出力
します。
検出するエッジ / レベルは , 次の 4 種類から選択できます。
-
"H" レベル
-
"L" レベル
-
立上りエッジ (スタンバイモードからの復帰時のみ, INT0∼INT7端子は"L"レベ
ル , INT16 ∼ INT23 端子は立上りエッジを検出 )
-
立下りエッジ (スタンバイモードからの復帰時のみ, INT0∼INT7端子は"H"レベ
ル , INT16 ∼ INT23 端子は立下りエッジを検出 )
他の周辺機器から割込み要求が同時に発生した場合は , 割込みコントローラ内で優先
順位が決められます。外部割込み要求の優先順位が高い場合は外部割込みが発生しま
す。
外部割込み制御部の動作を図 15.5-1 に示します。
図 15.5-1 外部割込み制御部の動作
外部割込み制御部
ELVR
周辺機能からの
割込み要求
割込み要求
レベル
ICRyy
EIRR
ENIR
CPU
割込みコントローラ
比較器
ICRxx
比較器
ILM
割込み要因
ICR :割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼ ICR47)
ILM :割込みレベルマスクレジスタ (ILM)
ELVR:外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2)
EIRR :外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2)
ENIR :割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2)
CM71-10158-1
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373
第 15 章 外部割込み制御部
15.5
MB91665 シリーズ
■ 設定手順
外部割込みは , 次の手順で設定してください。
1. 割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) で外部割込みを禁止する
2. 外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2) で検出条件 ( 有効エッジ / レ
ベル ) を変更する
3. 外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2) を読み出す
4. 外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) で割込み要因をクリアする
5. 割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) で外部割込みを許可する
< 注意事項 >
•
•
外部割込み制御部を設定するときは, 事前に割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) で外
部割込みを禁止してください。
外部割込み要求の出力を許可するときは , 事前に外部割込み要因レジスタ (EIRR0,
EIRR2) で割込み要因をクリアしてください。
■ 制御動作
外部割込み制御部は , 次の順序で割込みコントローラへ外部割込みを要求します。
1. INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子に入力された信号が , 外部割込み要求レベル設定
レジスタ (ELVR0, ELVR2) で設定したエッジ / レベルを検出する
2. 割込み許可レジスタ(ENIR0, ENIR2)で外部割込みが許可されているかどうかチェッ
クする
3. 外部割込みが許可されている場合は , 割込みコントローラへ外部割込み要求を出力
する
■ 外部割込み要求の取下げ
外部割込みの検出条件を "L" レベル検出 /"H" レベル検出に設定しているときは , 外部
割込みを取り下げても , 割込み要因が外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) に保持
されます。そのため , 外部割込みは割込みコントローラに出力されたままになります。
割込みコントローラへの外部割込み要求を取り下げるには , 外部割込み要因レジスタ
(EIRR0, EIRR2) の対応するビットを "0" にクリアしてください。これによって割込み
要因がクリアされ , 外部割込み要求が取り下げられます。
ただし , INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子から有効レベルが入力されている間は , 外
部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2) をクリアしても , 外部割込みは割込みコント
ローラへ出力されたままになります。
374
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第 15 章 外部割込み制御部
15.5
MB91665 シリーズ
割込み要因の保持については図 15.5-2 に , 割込み要因のクリアについては図 15.5-3 に
示します。
図 15.5-2 割込み要因の保持
外部割込み要求の入力
エッジ / レベル検出
外部割込み要因レジスタ
(EIRR0, EIRR2)
ゲート
割込みコントローラ
外部割込み要求を取り下げても
割込み要因を保持し続ける
図 15.5-3 割込み要因のクリア
INT 入力
"H" レベル検出設定時
(ELVR の LBx ビット , LAx ビット =01)
"H" レベル
割込み要求出力
EIRR への "0" 書込みで
取り下げられる
ELVR:外部割込み要求レベル設定レジスタ (ELVR0, ELVR2)
EIRR:外部割込み要因レジスタ (EIRR0, EIRR2)
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375
第 15 章 外部割込み制御部
15.5
15.5.2
MB91665 シリーズ
スタンバイモードからの復帰
■ 概要
スタンバイモード ( 時計モードまたはストップモード ) からの復帰に , 外部割込み要求
を利用できます。スタンバイモード時に , INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子に最初に
入力された信号は非同期で入力され , スタンバイモードからの復帰に利用できます。
■ 設定
スタンバイモードに移行する前に , 割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) で INT0 ∼
INT7, INT16 ∼ INT23 端子を次のように設定してください。
-
スタンバイモードからの復帰に利用する端子:割込み要求の出力許可
-
スタンバイモードからの復帰に利用しない端子:割込み要求の出力禁止
■ 復帰動作
スタンバイモード時に , INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子に入力された信号で有効レ
ベルを検出すると , スタンバイモードから復帰します。
外部割込み要求の検出条件とスタンバイモードからの復帰レベルの対応を表 15.5-1 に
示します。
表 15.5-1 外部割込み要求の検出条件とスタンバイモードからの復帰レベル
検出条件
LB23 ∼ LB0
LA23 ∼ LA0
スタンバイモードからの復帰
レベル
"L" レベル検出
0
0
"L" レベル検出
"H" レベル検出
0
1
"H" レベル検出
立上りエッジ検出
1
0
INT0 ∼INT7端子は "L"レベル ,
INT16 ∼ INT23 端子は立上り
エッジを検出
立下りエッジ検出
1
1
INT0∼INT7端子は"H"レベル,
INT16 ∼ INT23 端子は立下り
エッジを検出
スタンバイモードからの復帰後 , 発振安定待ち時間が経過するまでは , 他の外部割込み
要求を認識できません。スタンバイモードから復帰した後に , 外部割込み要求を出力す
る場合は , 発振安定待ち時間が経過してから , 外部割込み要求の信号を入力してくださ
い。
376
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第 15 章 外部割込み制御部
15.5
MB91665 シリーズ
INT0 端子と INT1 端子を例とした , スタンバイモードからの復帰動作を図 15.5-4 に示
します。
図 15.5-4 スタンバイモードからの復帰動作
INT1
INT0
内部 STOP
命令実行 (run)
内部動作
(RUN)
X0
周辺クロック
(PCLK)
外部割込み要求
フラグクリア
ER0
EN0
"1" ( スタンバイモードに遷移前に許可へ設定 )
ER1
EN1
"1" ( スタンバイモードに遷移前に許可へ設定 )
STANDBY
発振安定待ち時間
RUN
ER1, ER0 :外部割込み要因レジスタ 0 (EIRR0) の ER1, ER0 ビット
EN1, EN0 :割込み許可レジスタ 0 (ENIR0) の EN1, EN0 ビット
STANDBY :スタンバイモード
RUN
:動作中
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377
第 15 章 外部割込み制御部
15.5
15.5.3
MB91665 シリーズ
スリープモードからの復帰
■ 概要
スリープモードからの復帰に , 外部割込み要求を利用できます。
■ 設定
スリープモードに移行する前に , 割込み許可レジスタ (ENIR0, ENIR2) で INT0 ∼ INT7,
INT16 ∼ INT23 端子を次のように設定してください。
-
スリープモードからの復帰に利用する端子:割込み要求の出力許可
-
スリープモードからの復帰に利用しない端子:割込み要求の出力禁止
■ 復帰動作
スリープモード時に , INT0 ∼ INT7, INT16 ∼ INT23 端子に設定したエッジ / レベルが
入力されるとスリープモードから復帰します。
378
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第 16 章 ウォッチドッグ
タイマ
ウォッチドッグタイマの機能と動作について説明
します。
16.1 概要
16.2 構成
16.3 レジスタ
16.4 動作説明と設定手順例
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379
第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.1
MB91665 シリーズ
16.1 概要
ウォッチドッグタイマは , ソフトウェアが暴走などの異常動作をしていないかどうかを監視
するタイマです。
■ 概要
ウォッチドッグタイマは , 事前に設定した周期が経過する前にウォッチドッグタイマ
がクリアされなければ , ソフトウェアの暴走が発生したと判断し , CPU に対してリセッ
ト要求を出力します。このリセット要求をウォッチドッグリセット要求とよびます。
ウォッチドッグタイマの動作時は , 事前に設定した周期が経過する前にタイマを定期
的にクリアし続ける必要があります。ソフトウェアの暴走などの異常動作が発生して ,
定期的なクリアが行われないとウォッチドッグタイマはオーバフローし , ウォッチ
ドッグリセット要求を出力します。
•
CPU のプログラム動作中に周期をカウントし , CPU 停止中 ( スリープモード / ストッ
プモード / 時計モード ) はカウントを停止します。
•
スタンバイモード (時計モード/ストップモード) への移行を検出して, CPUに対して
ウォッチドッグリセット要求を出力できます。
•
ウォッチドッグタイマ0クリアレジスタ (WDTCPR0) に不正な値が書き込まれると ,
CPU に対してウォッチドッグリセット要求を出力します。
•
ウォッチドッグタイマ周期は , 周辺クロック (PCLK) × (29 ∼ 224) の中から選択でき
ます。
380
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第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.2
MB91665 シリーズ
16.2 構成
ウォッチドッグタイマの構成を示します。
■ ウォッチドッグタイマのブロックダイヤグラム
ウォッチドッグタイマのブロックダイヤグラムを図 16.2-1 に示します。
図 16.2-1 ウォッチドッグタイマのブロックダイヤグラム
ウォッチドッグタイマ 0
レジスタ値
クリアレジスタ
(WDTCPR0)
保持回路
比較回路
CPAT7∼CPAT0
内部リセット信号
PCLK
スタンバイモード
( 時計モード / ストップモード )
ウォッチドッグタイマ 0
制御レジスタ
(WDTCR0)
R
PCLK
RSTP
Q
ウォッチドッグ
リセット要求
S
スリープモード
EN RST
ウォッチドッグタイマ 0
制御レジスタ
(WDTCR0)
PCLK
オーバフロー
周期選択回路
オーバフロー
ウォッチドッグタイマ
(24 ビットアップカウンタ )
WT3 ∼ WT0
PCLK:周辺クロック (PCLK)
EN :許可
RST :リセット
R
:リセット
S
:セット
Q
:出力
•
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0)
ウォッチドッグタイマの動作を制御するレジスタです。
•
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0)
ウォッチドッグタイマを起動 , およびクリアするレジスタです。
•
ウォッチドッグタイマ
24 ビットのアップカウンタです。
•
レジスタ値保持回路
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) に書き込まれた値を保持する
回路です。
•
比較回路
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) に書き込まれた値が , 前回書
き込まれた値と一致するかどうか比較する回路です。
•
オーバフロー周期選択回路
ウォッチドッグタイマのオーバフロー周期を選択する回路です。
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381
第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.2
MB91665 シリーズ
■ クロック
ウォッチドッグタイマで使用するクロックを表 16.2-1 に示します。
表 16.2-1 ウォッチドッグタイマで使用するクロック
クロック名
動作クロック
382
内容
周辺クロック (PCLK)
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第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.3
MB91665 シリーズ
16.3 レジスタ
ウォッチドッグタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ ウォッチドッグタイマのレジスタ一覧
ウォッチドッグタイマのレジスタ一覧を表 16.3-1 に示します。
表 16.3-1 ウォッチドッグタイマのレジスタ一覧
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レジスタ略称
WDTCR0
レジスタ名
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ
参照先
16.3.1
WDTCPR0
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ
16.3.2
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383
第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.3
MB91665 シリーズ
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0)
16.3.1
ウォッチドッグタイマの動作を制御するレジスタです。
ウォッチドッグタイマ0制御レジスタ (WDTCR0) のビット構成を図 16.3-1に示します。
図 16.3-1 ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
予約
R/W
RSTP
予約
R/W
WT3
WT2
WT1
WT0
R/W
予約
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタは , ウォッチドッグタイマを起動する前のみ書き換えられます。
[bit7]:予約ビット
384
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.3
MB91665 シリーズ
[bit6]:RSTP ( ストップモード検出リセット許可ビット )
ウォッチドッグタイマの動作時 , CPU の状態がスタンバイモード ( 時計モード / ストッ
プモード ) になったとき, ウォッチドッグリセット要求の出力を許可するかどうかを設
定します。
書込み値
説明
0
ウォッチドッグリセット要求の出力を禁止します。
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) への移行を検出したと
き , ウォッチドッグタイマは一時停止し , スタンバイモードから復帰す
るまでカウントを行いません。
1
ウォッチドッグリセット要求の出力を許可します。
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) への移行を検出したと
き , ウォッチドッグリセット要求を出力します。
< 注意事項 >
•
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) を使用するときは , このビットを "0"
に設定してください。
•
このレジスタは , ウォッチドッグタイマの起動前しか書き換えられません。そのため ,
このビットを "1" に設定すると , ウォッチドッグタイマの起動後は , スタンバイモード
( 時計モード / ストップモード ) を検出して , ウォッチドッグリセット要求が出力され
るため , スタンバイモードが使用できなくなります。
[bit5, bit 4]:予約ビット
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書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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385
第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.3
MB91665 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:WT3 ∼ WT0 ( ウォッチドッグタイマ周期選択ビット )
ウォッチドッグタイマがクリアされてから , ウォッチドッグリセット要求を出力する
までの周期を , 次の中から選択します。
WT3 ∼ WT0
ウォッチドッグタイマ周期
0000
PCLK × 29
0001
PCLK × 210
0010
PCLK × 211
0011
PCLK × 212
0100
PCLK × 213
0101
PCLK × 214
0110
PCLK × 215
0111
PCLK × 216
1000
PCLK × 217
1001
PCLK × 218
1010
PCLK × 219
1011
PCLK × 220
1100
PCLK × 221
1101
PCLK × 222
1110
PCLK × 223
1111
PCLK × 224
PCLK: 周辺クロック (PCLK) の周期
386
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第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.3
MB91665 シリーズ
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0)
16.3.2
ウォッチドッグタイマを起動 , およびクリアするレジスタです。
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) のビット構成を図 16.3-2 に示し
ます。
図 16.3-2 ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) のビット構成
bit 7
0
CPAT7 ∼ CPAT0
R/W
属性
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
[bit7 ∼ bit0]:CPAT7 ∼ CPAT0 ビット
本デバイスのリセット後 , このレジスタに任意の値を書き込むとウォッチドッグタイ
マが起動します。
ウォッチドッグタイマを起動後は , ウォッチドッグリセット要求の出力を防ぐために
タイマ周期が経過する前に , ウォッチドッグタイマをクリアしなければなりません。
ウォッチドッグタイマをクリアするには , このビットに前回書き込んだ値の反転値を
書き込みます。
ウォッチドッグタイマのクリアについては ,「16.4.1 ウォッチドッグタイマの動作」の
「■ ウォッチドッグタイマのクリア」を参照してください。
CPAT7 ∼ CPAT0
書込み時
読出し時
前 回 の 書 込 み 値 起動後のウォッチドッグタイマ "0" が読み出されます。
の反転値
がクリアされます。
前回の書込み値 その時点でウォッチドッグリ
の反転値以外
セット要求を出力します。
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387
第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.4
MB91665 シリーズ
16.4 動作説明と設定手順例
ウォッチドッグタイマの動作について説明します。また , 各動作状態を設定するための手順
例も示します。
ウォッチドッグタイマの動作
16.4.1
定期的にウォッチドッグタイマのクリアをするようにプログラムを作成しているのに ,
ウォッチドッグタイマがクリアされなかった場合は , 何らかの誤動作が発生したと判断し ,
ウォッチドッグタイマは CPU に対してウォッチドッグリセット要求を出力します。
■ 概要
ウォッチドッグタイマ動作時は , 事前に設定した周期が経過する前にウォッチドッグ
タイマがクリアされなければ , ソフトウェアの暴走が発生したと判断し , CPU に対して
ウォッチドッグリセット要求を出力します。
ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) に不正な値が書き込まれたとき
や , CPU がスタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) に移行した場合もウォッ
チドッグリセット要求を出力できます。
なお , CPU の停止中はウォッチドッグタイマもカウント動作を停止します。
■ 設定
ウォッチドッグタイマを利用する場合は , ウォッチドッグタイマを起動する前に ,
ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0) で次の設定を行ってください。
•
ウォッチドッグタイマがクリアされてから , ウォッチドッグリセット要求を出力す
るまでの周期 (WT3 ∼ WT0 ビット )
•
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) になったとき , ウォッチドッグリ
セット要求の出力を許可するかどうか (RSTP)
< 注意事項 >
388
•
ウォッチドッグタイマは , CPU が動作している間だけカウントを行います。そのため ,
WT3 ∼ WT0 ビットは , プログラムステップ数とクロック分周の設定を基準に設定し
てください。
•
スタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) を使用するときは , RSTP ビットを
"0" に設定してください。
•
RSTP ビットを "1" に設定すると , ウォッチドッグタイマの起動後は , スタンバイモー
ド ( 時計モード / ストップモード ) が使用できなくなります。
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第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.4
MB91665 シリーズ
■ 動作
本デバイスのリセット後 , ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ (WDTCPR0) の
CPAT7∼CPAT0ビットに任意の値を書き込むと, ウォッチドッグタイマが起動し, CPU
の動作中は周辺クロック (PCLK) の立上りエッジでカウントします。
ウォッチドッグタイマがクリアされずに , ウォッチドッグタイマ 0 制御レジスタ
(WDTCR0) の WT3 ∼ WT0 ビットで設定した周期が経過すると , CPU に対してウォッ
チドッグリセット要求を出力します。
また , ウォッチドッグタイマは , ドーズモードやスリープモードなど , CPU が停止して
いるときはカウントを一時停止します。
カウントを一時停止しても , ウォッチドッグタイマの値はクリアされず , カウントを再
開すると停止したときの値から再開します。
< 注意事項 >
•
DMA コントローラ (DMAC) による DMA 転送が行われている場合も , CPU が動作して
いる間は , ウォッチドッグタイマはカウント動作を継続します。
•
CPUのソースクロック (SRCCLK) の発振安定待ち時間中は周辺クロック (PCLK) が停
止するため , ウォッチドッグタイマのカウント動作も停止します。
•
CPU 動作状態のサンプリングは , 周辺クロック (PCLK) で行われます。そのため , 周
辺クロック (PCLK) の周期に満たない動作状態の変化は無視されます。
■ ウォッチドッグタイマのクリア
ウォッチドッグタイマの起動時にウォッチドッグタイマ 0クリアレジスタ (WDTCPR0)
の CPAT7 ∼ CPAT0 ビットに書き込んだ値の反転値を書き込むことで , ウォッチドッ
グタイマをクリアできます。
例えば , ウォッチドッグタイマ起動時 , ウォッチドッグタイマ 0 クリアレジスタ
(WDTCPR0) の CPAT7 ∼ CPAT0 ビットに "55H" を書き込んだ場合は , 反転値 "AAH" を
書き込むとクリアできます。
以降 , CPAT7 ∼ CPAT0 ビットに "55H" と "AAH" を交互に書き込むと , ウォッチドッグ
タイマのクリアを繰り返すことができます。
ただし , CPAT7 ∼ CPAT0 ビットに反転値以外の値を書き込んだ場合は , その時点で
CPU に対してウォッチドッグリセット要求を出力します。
< 注意事項 >
前回書き込んだ値を憶えておくことが難しい場合は , ウォッチドッグタイマをクリアする
ときに , "AAH", "55H" のように毎回 , 書込み値と反転値の両方を連続で書き込むこともで
きます。
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389
第 16 章 ウォッチドッグタイマ
16.4
MB91665 シリーズ
■ ウォッチドッグリセット要求の出力
ウォッチドッグタイマは , 次のいずれかの場合に CPU に対してウォッチドッグリセッ
ト要求を出力します。
•
ウォッチドッグタイマ0制御レジスタ (WDTCR0) のWT3∼WT0ビットで設定した周
期が経過した場合 ( オーバフロー )
•
ウォッチドッグタイマ0クリアレジスタ (WDTCPR0) のCPAT7∼CPAT0ビットに, 前
回書き込んだ値の反転値以外の値が書き込まれた場合
•
CPU がスタンバイモード ( 時計モード / ストップモード ) に移行した場合 ( ウォッチ
ドッグタイマ 0 制御レジスタ (WDTCR0) の RSTP ビットの設定により出力 )
ウォッチドッグリセット要求を出力した後の動作については , 「第 9 章 リセット」の
「9.5 動作説明」を参照してください。
390
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第 17 章 時計カウンタ
時計カウンタの機能と動作について説明します。
17.1 概要
17.2 構成
17.3 レジスタ
17.4 割込み
17.5 動作説明と設定手順例
17.6 使用上の注意
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
391
第 17 章 時計カウンタ
17.1
MB91665 シリーズ
17.1 概要
時計カウンタは , あらかじめ設定した値からカウントダウンを行い , 6 ビットダウンカウンタ
がアンダフローすると割込み要求を発生させるタイマです。
125ms ∼ 64s の周期で割込み要求を発生できます。
本製品は時計カウンタを 1 チャネル内蔵しています。
※サブクロック (SBCLK) 未使用時は , この機能を使用できません。
■ 概要
•
カウント用クロックを4種類から選択でき, 最小125ms, 最大64sの間隔で割込み要求
の発生間隔を設定できます。
カウント用クロックの種類とカウント周期の対応を表 17.1-1 に示します。
表 17.1-1 カウント用クロックとカウント周期の対応
カウント用クロックの周期
カウント周期 (FCL=32.768kHz の場合 )
212/FCL
125ms
213/FCL
250ms
214/FCL
500ms
215/FCL
1s
FCL: サブクロック (SBCLK) の周波数
•
6 ビットダウンカウンタでカウントする値を 0 ∼ 63 の範囲内で設定できます。
カウント周期が 1s のときに , カウントする値を "60" にすると 1 分ごとに割込み要
求が発生します。また , カウント周期が 1s のときに , カウントする値を "0" に設定
すると 64 秒ごとに割込み要求が発生します。
•
392
6 ビットダウンカウンタがアンダフローすると割込み要求を発生できます。
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第 17 章 時計カウンタ
17.2
MB91665 シリーズ
17.2 構成
時計カウンタの構成を示します。
■ 時計カウンタのブロックダイヤグラム
時計カウンタのブロックダイヤグラムを図 17.2-1 に示します。
図 17.2-1 時計カウンタのブロックダイヤグラム
CTR5 CTR4 CTR3 CTR2 CTR1 CTR0
RLC5 RLC4 RLC3 RLC2 RLC1 RLC0
カウンタの値
リロード値
カウンタクリア
6 ビットダウン
周
辺
バ
ス
カウンタ
アンダフロー
カウント
クロック選択
212/FCL
213/FCL
214/FCL
サブ
タイマから
215/FCL
割込み要求
割込み許可
WCEN WCOP
CS1
CS0 WCIE WCIF
FCL:サブクロックの周波数
•
6 ビットダウンカウンタ
時計カウンタの 6 ビットダウンカウンタです。時計カウンタリロードレジスタ
(WCRL) に設定された値をリロードしてダウンカウントします。
•
時計カウンタリロードレジスタ (WCRL)
時計カウンタがカウントを開始する値を設定するレジスタです。ここに設定した値
から 6 ビットダウンカウンタがカウントダウンします。
•
時計カウンタリードレジスタ (WCRD)
6 ビットダウンカウンタの値を読み出すレジスタです。このレジスタを読み出すと
カウントの値を確認できます。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
393
第 17 章 時計カウンタ
17.2
•
MB91665 シリーズ
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR)
時計カウンタの動作を制御するレジスタです。
■ クロック
時計カウンタで使用するクロックを表 17.2-1 に示します。
表 17.2-1 時計カウンタで使用するクロック
クロック名
備考
動作クロック
周辺クロック (PCLK) −
カウント用クロック
サブタイマ出力
*
394
内容
サブタイマの周期 *
サブタイマの周期は , サブタイマ制御レジスタ (STMCR) の STS2 ∼ STS0 ビット
で設定します。
サブタイマについては,「第7章 サブタイマ」を参照してください。
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第 17 章 時計カウンタ
17.3
MB91665 シリーズ
17.3 レジスタ
時計カウンタで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 時計カウンタのレジスタ一覧
時計カウンタのレジスタ一覧を表 17.3-1 に示します。
表 17.3-1 時計カウンタのレジスタ一覧
CM71-10158-1
レジスタ略称
WCRL
レジスタ名
時計カウンタリロードレジスタ
参照先
17.3.1
WCCR
時計カウンタ制御レジスタ
17.3.2
WCRD
時計カウンタリードレジスタ
17.3.3
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
395
第 17 章 時計カウンタ
17.3
MB91665 シリーズ
時計カウンタリロードレジスタ (WCRL)
17.3.1
時計カウンタがカウントを開始する値を設定するレジスタです。ここに設定した値から6ビッ
トダウンカウンタがカウントダウンします。
6 ビットダウンカウンタのリロード値を設定します。6 ビットダウンカウンタがアンダ
フローすると , このレジスタの値が 6 ビットダウンカウンタにリロードされ , 再度カウ
ントします。
時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) のビット構成を図 17.3-1 に示します。
図 17.3-1 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
RLC5
RLC4
RLC3
RLC2
RLC1
RLC0
−
0
−
0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
[bit7, bit6]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit5 ∼ bit0]:RLC5 ∼ RLC0 ( カウンタリロード値設定ビット )
6 ビットダウンカウンタのリロード値を設定します。
6 ビットダウンカウンタは , リロード値から "1" までカウントダウンして "1" でアンダ
フローします。このビットで "0" を設定すると , "63" ∼ "0" まで 64 カウントします。
< 注意事項 >
396
•
6 ビットダウンカウンタが動作中にこのビットを書き換えると , アンダフロー発生後
に , 変更後の値がリロードされます。
•
アンダフロー割込み要求が発生すると同時にこのビットを書き換えると , 正しい値が
リロードされません。必ず時計カウンタの停止中や割込み処理ルーチン内など , 割込
み要求が発生する前にこのビットを書き換えてください。
•
リロード値が正しく設定されたかどうか , このレジスタを読み出して確認してくださ
い。
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第 17 章 時計カウンタ
17.3
MB91665 シリーズ
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR)
17.3.2
時計カウンタのカウント用クロックを選択したり , 割込み要求の発生を許可 / 禁止したりする
レジスタです。また , 時計カウンタの動作もこのレジスタで許可 / 禁止します。
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) のビット構成を図 17.3-2 に示します。
図 17.3-2 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
WCEN
WCOP
未定義
未定義
CS1
CS0
WCIE
WCIF
R/W
R
R/W
R/W
R/W
0
0
−
0
R/W
0
0
0
0
属性
初期値
−
0
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
−:未定義
[bit7]:WCEN ( 時計カウンタ動作許可ビット )
時計カウンタの動作を許可 / 禁止します。
書込み値
説明
0
時計カウンタを禁止 / 停止します。6 ビットダウンカウンタの値は
"000000B" にクリアされます。
1
時計カウンタの動作を許可 / 開始します。
< 注意事項 >
•
時計カウンタのカウント用クロックはサブタイマからの出力を , 各レジスタの設定は
周辺クロック (PCLK) を利用しています。サブタイマと周辺クロック (PCLK) は非同期
のため , このビットに "1" を書き込んだタイミングによっては , カウント開始のタイミ
ングに最大で 1T (T:カウント用クロックの周期 ) 分の誤差が発生する可能性がありま
す。
•
このビットに "1" を書き込んで時計カウンタの動作を開始する場合は , WCOP ビット
で時計カウンタが停止中 (WCOP=0) であることを確認してから , 時計カウンタの動作
を開始してください。
[bit6]:WCOP ( 時計カウンタ動作状態フラグビット )
時計カウンタの動作状態を示します。
読出し値
CM71-10158-1
説明
0
時計カウンタは停止中です。
1
時計カウンタは動作中です。
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397
第 17 章 時計カウンタ
17.3
MB91665 シリーズ
[bit5, bit4]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
"0" が読み出されます。
[bit3, bit2]:CS1, CS0 ( カウント用クロック選択ビット )
時計カウンタのカウント用クロックを設定します。
CS1
CS0
カウント用クロック
0
0
2 /FCL
0
1
213/FCL
1
0
214/FCL
1
1
215/FCL
12
FCL: サブクロック (SBCLK) の周波数
< 注意事項 >
このビットは , 次の条件を満たしたときに書き換えてください。
•
WCEN ビット =0 ( 時計カウンタの動作禁止 )
•
WCOP ビット =0 ( 時計カウンタ停止中 )
[bit1]:WCIE ( 割込み要求許可ビット )
6 ビットダウンカウンタがアンダフローしたとき (WCIF ビット =1) にアンダフロー割
込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
アンダフロー割込み要求の発生を禁止します。
1
アンダフロー割込み要求の発生を許可します。
[bit0]:WCIF ( 割込み要求フラグビット )
6 ビットダウンカウンタがアンダフローしたことを示します。
このビットが "1" のときに , WCIE ビットに "1" が設定されていると割込み要求が発生
します。
WCIF
読出し時
書込み時
0
ダウンカウンタはアンダフローし このビットを "0" にクリアします。
ていません。
1
ダウンカウンタがアンダフローし 無視されます。
ました。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
398
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第 17 章 時計カウンタ
17.3
MB91665 シリーズ
時計カウンタリードレジスタ (WCRD)
17.3.3
6 ビットダウンカウンタの値を読み出すレジスタです。
時計カウンタリードレジスタ (WCRD) のビット構成を図 17.3-3 に示します。
図 17.3-3 時計カウンタリードレジスタ (WCRD) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
未定義
CTR5
CTR4
CTR3
CTR2
CTR1
CTR0
−
0
−
0
R
R
R
R
R
R
0
0
0
0
0
0
属性
初期値
R:リードオンリ
−:未定義
< 注意事項 >
6 ビットダウンカウンタが動作中にカウンタの値を読み出す場合は , このレジスタを 2 度
読み出して同じ値が読み出されることを確認してください。
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399
第 17 章 時計カウンタ
17.4
MB91665 シリーズ
17.4 割込み
6 ビットダウンカウンタの値が "000001B" になり 6 ビットダウンカウンタがアンダフローす
るとアンダフロー割込み要求が発生します。
時計カウンタで使用できる割込みについて表 17.4-1 に示します。
表 17.4-1 時計カウンタの割込み
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
アンダフロー割 WCCR の WCIF=1 WCCR の WCIE=1 WCCR の WCIF ビットに "0"
込み要求
を書き込む
WCCR : 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
•
•
400
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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第 17 章 時計カウンタ
17.5
MB91665 シリーズ
17.5 動作説明と設定手順例
時計カウンタの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順例も示しま
す。
17.5.1
時計カウンタの動作
時計カウンタは , 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) に設定された値からカウントダウ
ンし , 6 ビットダウンカウンタがアンダフローすると割込み要求を発生させるタイマです。
次の手順で動作させてください。
1. 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の CS1, CS0 ビットでカウント用クロックを選
択する
2. 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) の RLC5 ∼ RLC0 ビットにカウントする値
を設定する
3. 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットで時計カウンタの動作を許可
(WCEN=1) する
カウントダウンを開始します。カウント用クロックの立上りエッジでカウントが行
われます。
4. 6 ビ ッ ト ダ ウ ン カ ウ ン タ が ア ン ダ フ ロ ー す る と , 時 計 カ ウ ン タ 制 御 レ ジ ス タ
(WCCR) の WCIF ビットが "1" に変わる
このとき , 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCIE ビットでアンダフロー割込
み要求の発生が許可 (WCIE=1) されていると , アンダフロー割込み要求が発生しま
す。
また , 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) の RLC5 ∼ RLC0 ビットに設定した
値が 6 ビットダウンカウンタにリロードされ , 再度カウントダウンします。
5. 時計カウンタの動作中に , 時計カウンタリロードレジスタ (WCRL) の RLC5 ∼ RLC0
ビットを書き換えると , 次のリロードタイミングで書き換えた値が更新される
6. 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCIF ビットに "0" を書き込むと , アンダフ
ロー割込み要求がクリアされる
7. 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットに "0" を書き込むと , 6 ビット
ダウンカウンタの値が "000000B" にクリアされ , カウント動作が停止する
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401
第 17 章 時計カウンタ
17.5
MB91665 シリーズ
時計カウンタの動作を図 17.5-1 に示します。
図 17.5-1 時計カウンタの動作
WCEN ビット
⑦
③
カウント用クロック
CS1, CS0 ビット
①
RLC5 ∼ RLC0 ビット
②
7
9
⑤
CTR5 ∼ CTR0 ビット
0
7
6
5
4
3
2
1
9
8
7
6
5
4
0
WCIF ビット
④
⑥
< 注意事項 >
•
時計カウンタのカウント用クロックはサブタイマからの出力を , 各レジスタの設定は
周辺クロック (PCLK) を利用しています。サブタイマと周辺クロック (PCLK) は非同期
のため , 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットに "1" を書き込んだタイ
ミングによっては , カウント開始のタイミングで最大で 1T (T:カウント用クロックの
周期 ) 分の誤差が発生する可能性があります。
•
サブクロック (SBCLK) が停止しているときは , サブタイマからのカウント用クロック
も停止するため , 6 ビットダウンカウンタも停止します。サブクロック (SBCLK) が動
作 を 再 開 し て も 時 計 カ ウ ン タ は 正 し く 値 を カ ウ ン ト で き ま せ ん。サ ブ ク ロ ッ ク
(SBCLK) が動作を再開したら, 必ず時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) のWCENビッ
トに "0" を書き込んで , カウンタの値を "000000B" にクリアしてから時計カウンタを利
•
CPU が時計モードで動作しているときでも , サブタイマが動作している場合は , 時計
カウンタは動作し続けます。時計カウンタの割込み処理ルーチンで , CPU の時計モー
ドを解除することもできます。
•
時計カウンタの動作中にサブタイマをクリアすると , 正しい値をカウントできなくな
る場合があります。時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットで時計カウ
ンタを停止 (WCEN=0) してからサブタイマをクリアしてください。
•
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットに "0" を書き込んで , 時計カウン
タ の 動 作 を 停 止 し た 後 に , WCEN ビ ッ ト で 時 計 カ ウ ン タ を 再 度 起 動 す る 場 合
(WCEN=1) は , 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCOP ビットで時計カウンタ
が停止中 (WCOP=0) であることを確認してから , 時計カウンタを再起動してくださ
い。
用してください。
402
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CM71-10158-1
第 17 章 時計カウンタ
17.6
MB91665 シリーズ
17.6 使用上の注意
時計カウンタを使用する際は , 次の点に注意してください。
■ 動作に関する注意
•
時計カウンタの動作中にサブタイマをクリアすると , 正しい値をカウントできなく
なる場合があります。時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットで時計
カウンタを停止 (WCEN=0) してからサブタイマをクリアしてください。
•
時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCEN ビットで時計カウンタを停止
(WCEN=0) した後に , WCEN ビットで時計カウンタを再度起動する (WCEN=1) 場合
は , 時計カウンタ制御レジスタ (WCCR) の WCOP ビットで時計カウンタが停止中
(WCOP=0) であることを , 確認してから時計カウンタを再起動してください。
•
時計カウンタはサブタイマの出力をカウント用クロックとして使用していますの
で , 時計カウンタの動作中はサブタイマの設定を変更しないでください。
•
時計カウンタは"000001B"からのカウントダウンでアンダフローを発生します。時計
カウンタは , リロード値から "1" までカウントします。リロード値に "0" を設定し
た場合は , 64 カウントします。
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403
第 17 章 時計カウンタ
17.6
404
MB91665 シリーズ
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CM71-10158-1
第 18 章 32 ビット
フリーランタイマ
32 ビットフリーランタイマの機能と動作について
説明します。
18.1 概要
18.2 構成
18.3 端子
18.4 レジスタ
18.5 割込み
18.6 動作説明と設定手順例
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405
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.1
MB91665 シリーズ
18.1 概要
32 ビットフリーランタイマは , あらかじめ設定した値までカウントアップするアップカウン
タです。
設定した値までカウントすると, 値をクリアして再度カウントを始めたり, 割込み要求を発生
したりします。また , カウント値は 32 ビットアウトプットコンペアと 32 ビットインプット
キャプチャで基準時間として使用されます。
本製品は 32 ビットフリーランタイマを 2 チャネル内蔵しています。
■ 概要
32 ビットフリーランタイマは , コンペアタイマの一部です。コンペアタイマは , 次の 3
つの周辺機能で構成されています。
-
32 ビットフリーランタイマ (2 チャネル )
-
32 ビットアウトプットコンペア (8 チャネル )
「第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア」を参照してください。
-
32 ビットインプットキャプチャ (8 チャネル )
「第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ」を参照してください。
この章では , 32 ビットフリーランタイマについて説明します。
•
カウント用クロック:次の中から選択できます。
-
内部クロック ( 周辺クロック )
9 種類 ( 周辺クロック (PCLK) の 1 分周 , 2 分周 , 4 分周 , 8 分周 , 16 分周 , 32 分周 ,
64 分周 , 128 分周 , 256 分周 ) から選択できます。
•
外部クロック
割込み要求:次の場合に割込み要求を発生できます。
32 ビットフリーランタイマのカウント値とあらかじめ設定した値が一致したとき
( コンペアクリア割込み )
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフ
リーランタイマの値を 32 ビットアウトプットコンペアおよび 32 ビットインプット
キャプチャで基準時間として使用するかを選択できます。
406
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.2
MB91665 シリーズ
18.2 構成
32 ビットフリーランタイマは , コンペアタイマの一部です。コンペアタイマおよび 32 ビッ
トフリーランタイマのブロックダイヤグラムを示します。
■ コンペアタイマのブロックダイヤグラム
コンペアタイマは次のブロックで構成されています。
•
32 ビットフリーランタイマ
•
フリーランタイマセレクタ
32 ビットアウトプットコンペアおよび 32 ビットインプットキャプチャの基準時間
として使用する 32 ビットフリーランタイマを選択します。
CM71-10158-1
•
32 ビットインプットキャプチャ (8 チャネル )
•
32 ビットアウトプットコンペア (8 チャネル )
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407
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.2
MB91665 シリーズ
コンペアタイマのブロックダイヤグラムを図 18.2-1 に示します。
図 18.2-1 コンペアタイマのブロックダイヤグラム
FRCK0 端子
32 ビット
フリーランタイマ
ch.0
割込み要求
コンペアクリア
ch.0
FRCK1 端子 *
32 ビット
フリーランタイマ
ch.1
タイマ 0
割込み要求
タイマ 1
コンペアクリア
ch.1
フリーランタイマセレクタ
周辺バス
タイマ 0
または
タイマ 1
カウント値
割込み要求
割込み要求
32 ビット 割込み要求
インプット 割込み要求
キャプチャ
( × 4)
IN0 ∼ IN3
カウント値
割込み要求
割込み要求
32 ビット 割込み要求
インプット 割込み要求
キャプチャ
( × 4)
IN4 ∼ IN7
カウント値
割込み要求
割込み要求
割込み要求
32 ビット
アウトプット 割込み要求
コンペア
( × 4)
OUT0 ∼ OUT3
カウント値
割込み要求
割込み要求
割込み要求
32 ビット
アウトプット 割込み要求
コンペア
( × 4)
OUT4 ∼ OUT7
インプットキャプチャ ch.0
インプットキャプチャ ch.1
インプットキャプチャ ch.2
インプットキャプチャ ch.3
IN0 ∼ IN3 端子
インプットキャプチャ ch.4
インプットキャプチャ ch.5
インプットキャプチャ ch.6
インプットキャプチャ ch.7
IN4 ∼ IN7 端子
アウトプットコンペア ch.0
アウトプットコンペア ch.1
アウトプットコンペア ch.2
アウトプットコンペア ch.3
OUT0 ∼
OUT3 端子
アウトプットコンペア ch.4
アウトプットコンペア ch.5
アウトプットコンペア ch.6
アウトプットコンペア ch.7
OUT4 ∼
OUT7 端子
* MB91F668(48pin) には FRCK1 端子がありません。
408
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CM71-10158-1
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.2
MB91665 シリーズ
■ 32 ビットフリーランタイマのブロックダイヤグラム
32 ビットフリーランタイマのブロックダイヤグラムを図 18.2-2 に示します。
図 18.2-2 32 ビットフリーランタイマのブロックダイヤグラム
内部クロック (PCLK)
TCCSL0
STOP
SCLR
CLK3
CLK2
CLK1
CLK0
プリスケーラ
外部クロック入力 (FRCK0)
TCDT0
STOP
CLR
選択回路
停止
32 ビットフリーランタイマ
ch.0
CK
フリーランタイマセレクタへ
比較回路
コンペアクリアレジスタ 0
(CPCLR0)
周辺バス
フリーランタイマ 0 停止
( フリーランタイマセレクタへ )
割込み要求
ICLR
ECKE
ICRE
TCCSH0
内部クロック (PCLK)
TCCSL1
STOP
SCLR
CLK3
CLK2
CLK1
CLK0
プリスケーラ
外部クロック入力 (FRCK1)
TCDT1
STOP
CLR
選択回路
停止
32 ビットフリーランタイマ
ch.1
CK
フリーランタイマセレクタへ
比較回路
コンペアクリアレジスタ 1
(CPCLR1)
フリーランタイマ 1 停止
( フリーランタイマセレクタへ )
割込み要求
ICLR
ICRE
ECKE
TCCSH1
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409
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.2
•
MB91665 シリーズ
32 ビットフリーランタイマ
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定された値までカウントアップ
します。
•
タイマ状態制御レジスタ上位 / 下位 (TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1)
32 ビットフリーランタイマの動作を制御するレジスタです。
•
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1)
32 ビットアップカウンタが , このレジスタに設定した値までカウントアップしま
す。
•
タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1)
カウントを開始する値を設定したり , 現在のカウント値を読み出したりするための
レジスタです。
•
プリスケーラ
カウント用クロックに内部クロック ( 周辺クロック ) を選択した場合 , 周辺クロッ
ク (PCLK) を分周します。
•
選択回路
カウント用クロックに , 内部クロック ( 周辺クロック ) と外部クロック (FRCK0,
FRCK1) のどちらを使用するかを選択します。
•
比較回路
32 ビットフリーランタイマのカウント値とコンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) で設定した値を比較する回路です。
■ クロック
32 ビットフリーランタイマで使用するクロックを表 18.2-1 に示します。
表 18.2-1 32 ビットフリーランタイマで使用するクロック
クロック名
内容
動作クロック
周辺クロック (PCLK)
カウント用
クロック
内部クロック ( 周辺クロック ) 周辺クロック (PCLK) を分周して生
成
外部クロック
410
備考
−
FRCK0, FRCK1 端子から入力
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CM71-10158-1
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.3
MB91665 シリーズ
18.3 端子
32 ビットフリーランタイマで使用する端子について説明します。
■ 概要
•
FRCK0, FRCK1 端子
32 ビットフリーランタイマの外部クロック入力端子です。この端子は兼用端子で
す。
32 ビットフリーランタイマの FRCK0, FRCK1 端子として使用するには , 「2.4 端子
の設定方法」を参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 18.3-1 に示します。
表 18.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
0
入力端子
FRCK0
1
FRCK1*
* MB91F668(48pin) には FRCK1 がありません。
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FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
411
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.4
MB91665 シリーズ
18.4 レジスタ
32 ビットフリーランタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 32 ビットフリーランタイマのレジスタ一覧
32 ビットフリーランタイマのレジスタ一覧を表 18.4-1 に示します。
表 18.4-1 32 ビットフリーランタイマのレジスタ一覧
チャネル
共通
0
1
412
レジスタ略称
FRTSEL
フリーランタイマ選択レジスタ
レジスタ名
参照先
18.4.1
CPCLR0
コンペアクリアレジスタ 0
18.4.2
TCCSH0/TCCSL0 タイマ状態制御レジスタ上位 0/ 下位 0
18.4.4
TCDT0
タイマデータレジスタ 0
18.4.3
CPCLR1
コンペアクリアレジスタ 1
18.4.2
TCCSH1/TCCSL1 タイマ状態制御レジスタ上位 1/ 下位 1
18.4.4
TCDT1
18.4.3
タイマデータレジスタ 1
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CM71-10158-1
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.4
MB91665 シリーズ
フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)
18.4.1
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルを 32 ビットアウトプッ
トコンペアや32ビットインプットキャプチャの基準時間として使用するかを設定するレジス
タです。
フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) のビット構成を図 18.4-1 に示します。
図 18.4-1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
FRS0
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
FRS1
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
R/W
R/W
0
0
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit7 ∼ bit2]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit1, bit0]:FRS1, FRS0 ( フリーランタイマ選択ビット )
32ビットアウトプットコンペアおよび32ビットインプットキャプチャの基準時間とし
て使用する 32 ビットフリーランタイマのチャネルを選択します。
説明
FRS1
0
0
フリーランタイ
マのチャネル
ch.0
0
1
ch.0
32 ビットアウトプットコンペア (ch.0 ∼ ch.3)
32 ビットインプットキャプチャ (ch.0 ∼ ch.3)
ch.1
32 ビットアウトプットコンペア (ch.4 ∼ ch.7)
32 ビットインプットキャプチャ (ch.4 ∼ ch.7)
ch.0
32 ビットアウトプットコンペア (ch.0 ∼ ch.7)
ch.1
32 ビットインプットキャプチャ (ch.0 ∼ ch.7)
1
1
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FRS0
0
1
使用先
32 ビットアウトプットコンペア (ch.0 ∼ ch.7)
32 ビットインプットキャプチャ (ch.0 ∼ ch.7)
設定禁止
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413
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.4
MB91665 シリーズ
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1)
18.4.2
32 ビットフリーランタイマのコンペア値を設定するレジスタです。
32 ビットフリーランタイマが , このレジスタに設定した値までカウントアップし , 値が一致
すると , 32 ビットフリーランタイマのカウント値が "0000 0000H" にクリアされます。
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) のビット構成を図 18.4-2 に示します。
図 18.4-2 コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) のビット構成
bit 31
0
CL31 ∼ CL0
R/W
属性
1
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは , 32 ビットフリーランタイマが停止しているときに書き換えてくださ
い。
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の STOP ビットが "1" のとき , 32
ビットフリーランタイマは停止しています。
•
414
このレジスタは必ずワードでアクセスしてください。
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第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.4
MB91665 シリーズ
タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1)
18.4.3
32 ビットフリーランタイマがカウントを開始する値を設定したり , 現在のカウント値を読み
出したりするためのレジスタです。
タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) のビット構成を図 18.4-3 に示します。
図 18.4-3 タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) のビット構成
bit 31
0
T31 ∼ T0
R/W
属性
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
このレジスタに書き込んだ値から , 32 ビットフリーランタイマがカウントアップを開
始します。また , このレジスタを読み出した場合は , 32 ビットフリーランタイマのカウ
ント値が読み出されます。
< 注意事項 >
•
このレジスタは , フリーランタイマが停止しているときに書き換えてください。
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の STOP ビットが "1" のとき , 32
ビットフリーランタイマは停止しています。
•
このレジスタは必ずワードでアクセスしてください。
•
このレジスタは , 書込み値と読出し値が異なります。
•
32 ビットフリーランタイマのカウント値 ( このレジスタの値 ) は , 次のいずれかが発
生すると直ちに "0000 0000H" にクリアされます。
- 本デバイスがリセットされた
- タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の SCLR ビットに "1" が書き込ま
れた
- 32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) の値と一致した
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415
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.4
18.4.4
MB91665 シリーズ
タイマ状態制御レジスタ上位 / 下位
(TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1)
32 ビットフリーランタイマの動作を制御するレジスタです。
タイマ状態制御レジスタ上位/下位 (TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1) のビット構成
を図 18.4-4 に示します。
図 18.4-4 タイマ状態制御レジスタ上位 / 下位 (TCCSH0/TCCSL0, TCCSH1/TCCSL1) のビット構成
タイマ状態制御レジスタ上位 (TCCSH0 TCCSH1)
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
ECKE
未定義
未定義
未定義
未定義
未定義
ICLR
ICRE
R/W
−
X
−
X
−
X
−
X
−
X
R/W
R/W
0
0
0
初期値
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1)
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
未定義
STOP
未定義
SCLR
CLK3
CLK2
CLK1
CLK0
−
X
R/W
−
X
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
1
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
416
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第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.4
MB91665 シリーズ
[bit15]:ECKE ( クロック選択ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント用クロックを選択します。
書込み値
説明
0
内部クロック ( 周辺クロック ) を選択します。
1
外部クロックを選択します。
内部クロック ( 周辺クロック ) は , 周辺クロック (PCLK) を分周して生成します。内部
クロック ( 周辺クロック ) を選択した場合は , CLK3 ∼ CLK0 ビットで周辺クロック
(PCLK) の分周比を選択する必要があります。
外部クロックは FRCK0, FRCK1 端子から入力されます。外部クロックを選択した場合
は , FRCK0, FRCK1 端子から入力される信号の両エッジでカウントが行われます。
MB91F668(48pin) には FRCK1 端子がありません。
< 注意事項 >
•
このビットを変更すると , 直ちにカウント用クロックが変更されます。
•
このビットは , 32 ビットフリーランタイマ , 32 ビットインプットキャプチャ , および
32 ビットアウトプットコンペアのすべてが停止しているときに書き換えてください。
[bit14 ∼ bit10]:予約ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit9]:ICLR ( コンペアクリア割込み要求フラグビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致したことを示します。
このビットが "1" のときに , ICRE ビットに "1" が設定されていると , コンペアクリア割
込み要求が発生します。
ICLR
読出し時
書込み時
0
カウント値は一致していません。
このビットを "0" にクリアします。
1
カウント値が一致しました。
無視されます。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
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417
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.4
MB91665 シリーズ
[bit8]:ICRE ( コンペアクリア割込み要求許可ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致したとき (ICLR ビット =1) にコンペアクリア割込み要求
を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
コンペアクリア割込み要求の発生を禁止します。
1
コンペアクリア割込み要求の発生を許可します。
[bit7]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit6]:STOP ( タイマ動作許可ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント動作を許可 ( 開始 ) / 禁止 ( 停止 ) します。
書込み値
説明
0
カウント動作を許可 ( 開始 ) します。
1
カウント動作を禁止 ( 停止 ) します。
< 注意事項 >
32 ビットフリーランタイマを停止すると , 32 ビットアウトプットコンペアも停止します。
[bit5]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit4]:SCLR ( タイマクリアビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント値を "0000 0000H" にクリアします。
SCLR
書込み時
0
カウント値をクリアしません。
1
カウント値をクリアします。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
このビットに "1" を書き込むと , 次のカウント用クロックのタイミングでカウント値がク
リアされます。
418
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第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.4
MB91665 シリーズ
[bit3 ∼ bit0]:CLK3 ∼ CLK0 ( クロック周波数選択ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント用クロックに , 内部クロック ( 周辺クロック ) を
選択した場合は , 周辺クロック (PCLK) の分周比を選択します。
このビットで選択した分周比と周辺クロック (PCLK) の周波数によってカウントの周
期が決定します。
このビットへの書込み値と周辺クロック (PCLK) の関係で設定されるカウント周期例
を表 18.4-2 に示します。
表 18.4-2 書込み値とカウント周期例
CLK3 CLK2 CLK1 CLK0
PCLK の周波数
PCLK の
分周比 32MHz 16MHz 8MHz 4MHz
1MHz
0
0
0
0
1 分周
31.25ns
62.5ns
125ns
0.25μs
1μs
0
0
0
1
2 分周
62.5ns
125ns
0.25μs
0.5μs
2μs
0
0
1
0
4 分周
125ns
0.25μs
0.5μs
1μs
4μs
0
0
1
1
8 分周
0.25μs
0.5μs
1μs
2μs
8μs
0
1
0
0
16 分周
0.5μs
1μs
2μs
4μs
16μs
0
1
0
1
32 分周
1μs
2μs
4μs
8μs
32μs
0
1
1
0
64 分周
2μs
4μs
8μs
16μs
64μs
0
1
1
1
128 分周
4μs
8μs
16μs
32μs
128μs
1
0
0
0
256 分周
8μs
16μs
32μs
64μs
256μs
PCLK:周辺クロック (PCLK)
< 注意事項 >
•
表 18.4-2 に示した以外の設定は使用しないでください。
•
このビットを書き換えると , 直ちにカウント用クロックが変更されます。
•
このビットは , 32 ビットフリーランタイマ , 32 ビットインプットキャプチャ , および
32 ビットアウトプットコンペアのすべてが停止しているときに書き換えてください。
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419
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.5
MB91665 シリーズ
18.5 割込み
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1)
に設定した値と一致すると , 割込み要求が発生します ( コンペアクリア割込み要求 ) 。
32 ビットフリーランタイマで使用できる割込みについて表 18.5-1 に示します。
表 18.5-1 32 ビットフリーランタイマの割込み
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
コンペアクリア TCCSH の ICLR=1 TCCSH の ICRE=1 TCCSH のICLR ビットに"0"
割込み要求
を書き込む
TCCSH : タイマ状態制御レジスタ上位 (TCCSH0, TCCSH1)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
•
•
420
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.6
MB91665 シリーズ
18.6 動作説明と設定手順例
32 ビットフリーランタイマの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手
順例も示します。
■ 概要
32 ビットフリーランタイマは , 内部クロック ( 周辺クロック ) または外部クロックをカ
ウント用クロックとして , タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) に設定した値から ,
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定した値までカウントアップしま
す。
•
内部クロック ( 周辺クロック )
9 種類 ( 周辺クロック (PCLK) の 1 分周 , 2 分周 , 4 分周 , 8 分周 , 16 分周 , 32 分周 ,
64 分周 , 128 分周 , 256 分周 ) から選択できます。
•
外部クロック
両エッジでカウントアップします。カウント開始のタイミングは , FRCK0, FRCK1
端子から入力される外部クロックの初期値によって異なります。
32 ビットフリーランタイマの値は , 32 ビットアウトプットコンペアおよび 32 ビットイ
ンプットキャプチャの基準時間として使用されます。
■ タイマクリア動作
32 ビットフリーランタイマのカウント値は , 次のいずれかの状態になると直ちにクリ
アされます。
•
コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定した値と一致した場合
•
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の SCLR ビットで 32 ビットフリー
ランタイマのカウント値がクリア (SCLR=1) された場合
•
32 ビットフリーランタイマの停止中に , タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) に
"0000 0000H" が書き込まれた場合
•
本デバイスがリセットされた場合
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致した場合は , カウントタイミングに同期してクリアされ
ます。
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421
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.6
MB91665 シリーズ
タイマクリア動作のタイミングを図 18.6-1 に示します。
図 18.6-1 タイマクリア動作のタイミング
周辺クロック (PCLK)
コンペアクリアレジスタ
(CPCLR0, CPCLR1) の値
N
カウントのタイミング
カウント値
18.6.1
0000H
N
内部クロック ( 周辺クロック ) 選択時の動作
分周した周辺クロック (PCLK) をカウント用クロックとして使用します。
■ カウント動作
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の STOP ビットで , 32 ビットフリー
ランタイマの動作を許可 (STOP=0) すると , タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) に
設定した値から , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定した値までカウ
ントを開始します。
■ コンペアクリア動作
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , コンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致すると , カウントのタイミングに同期してクリアされま
す ( コンペアクリア ) 。
コンペアクリア後 , 再度カウントアップが開始されます。
コンペアクリア動作のタイミングを図 18.6-2 に示します。
図 18.6-2 コンペアクリア動作のタイミング
カウント値
FFFF FFFFH
BFFF FFFFH
7FFF FFFFH
3FFF FFFFH
0000 0000 H
時間
タイマ動作開始
比較結果一致
リセット
コンペアクリア
レジスタ
(CPCLR0, CPCLR1)
422
BFFFH
7FFFH
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FFFFH
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第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.6
MB91665 シリーズ
■ 割込み処理動作
32 ビットフリーランタイマは , カウント値がコンペアクリアレジスタ (CPCLR0,
CPCLR1) に設定した値と一致したときに , 割込み要求を発生できます。
タイマ状態制御レジスタ上位 (TCCSH0 TCCSH1) の ICLR ビットに "0" を書き込むと ,
割込み要求をクリアできます。
割込み要求の発生タイミングを図 18.6-3 に示します。
図 18.6-3 割込み要求の発生タイミング
N-1
カウント値
N
0
1
コンペアクリア割込み要求
18.6.2
外部クロック選択時の動作
FRCK0, FRCK1 端子から入力される外部クロックをカウント用クロックとして使用します。
■ カウント動作
タイマ状態制御レジスタ下位 (TCCSL0, TCCSL1) の STOP ビットで 32 ビットフリーラ
ンタイマの動作を許可 (STOP=0) しているときに , FRCK0, FRCK1 端子で有効エッジを
検出すると , タイマデータレジスタ (TCDT0, TCDT1) に設定した値から , コンペアクリ
アレジスタ (CPCLR0, CPCLR1) に設定した値までカウントを開始します。
カウントのタイミングは , フリーランタイマの動作を許可した時点で , FRCK0, FRCK1
端子から入力されていた信号レベルによって異なります。
外部クロック選択時のカウントのタイミングを表 18.6-1 に示します。
表 18.6-1 外部クロック選択時のカウントのタイミング
動作許可時の
信号レベル
CM71-10158-1
カウントのタイミング
"H" レベル
立上りエッジでカウントを開始し , その後は両エッジでカウン
トアップします。
"L" レベル
立下りエッジでカウントを開始し , その後は両エッジでカウン
トアップします。
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423
第 18 章 32 ビット フリーランタイマ
18.6
MB91665 シリーズ
外部クロック選択時 (ECKE=1) のカウントのタイミングを図 18.6-4 に示します。
図 18.6-4 外部クロック選択時のカウントのタイミング
外部クロック入力
ECKE ビット
カウント用クロック
N
カウント値
N+1
N+2
■ コンペアクリア動作
内部クロック ( 周辺クロック ) 選択時と同様です。「18.6.1 内部クロック ( 周辺クロッ
ク ) 選択時の動作」の「■ コンペアクリア動作」を参照してください。
■ 割込み処理動作
内部クロック ( 周辺クロック ) 選択時と同様です。「18.6.1 内部クロック ( 周辺クロッ
ク ) 選択時の動作」の「■ 割込み処理動作」を参照してください。
424
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 19 章 32 ビット
インプット
キャプチャ
32 ビットインプットキャプチャの機能と動作につ
いて説明します。
19.1 概要
19.2 構成
19.3 端子
19.4 レジスタ
19.5 割込み
19.6 動作説明と設定手順例
CM71-10158-1
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425
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.1
MB91665 シリーズ
19.1 概要
32 ビットインプットキャプチャは , あらかじめ設定しておいた入力信号のエッジを検出する
と , その時点での 32 ビットフリーランタイマの値を保存します。
本製品はインプットキャプチャを 8 チャネル内蔵しています。
■ 概要
32 ビットインプットキャプチャは , コンペアタイマの一部です。コンペアタイマは , 次
の 3 つの機能で構成されています。
-
32 ビットフリーランタイマ (2 チャネル )
「第 18 章 32 ビット フリーランタイマ」を参照してください。
-
32 ビットアウトプットコンペア (8 チャネル )
「第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア」を参照してください。
-
32 ビットインプットキャプチャ (8 チャネル )
この章では , 32 ビットインプットキャプチャについて説明します。
•
•
32 ビットフリーランタイマの値を保存するトリガを次の 3 種類から選択できます。
-
立上りエッジ
-
立下りエッジ
-
両エッジ
あらかじめ設定しておいた入力信号のエッジを検出したときに , 割込み要求を発生
できます。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフ
リーランタイマの値を 32 ビットインプットキャプチャで保存するかを選択できま
す。
32 ビットフリーランタイマの選択方法については , 「第 18 章 32 ビット フリーラ
ンタイマ」の「18.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照してくだ
さい。
426
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.2
MB91665 シリーズ
19.2 構成
32 ビットインプットキャプチャの構成を示します。
■ 32 ビットインプットキャプチャのブロックダイヤグラム
32 ビットインプットキャプチャのブロックダイヤグラムを図 19.2-1 に示します。
図 19.2-1 32 ビットインプットキャプチャのブロックダイヤグラム
フリーランタイマセレクタから
インプットキャプチャ
データレジスタ 0 (IPCP0)
エッジ検出
IN0
ICS01
ICP0
ICE0
EG10
EG00
割込み要求 0
インプットキャプチャ
データレジスタ 1 (IPCP1)
エッジ検出
IN1
ICS01
ICP1
ICE1
EG11
EG01
割込み要求 1
インプットキャプチャ
データレジスタ 2 (IPCP2)
エッジ検出
IN2
ICS23
ICP2
ICE2
EG12
EG02
割込み要求 2
インプットキャプチャ
データレジスタ 3 (IPCP3)
エッジ検出
IN3
ICS23
周
辺
バ
ス
ICP3
ICE3
EG13
EG03
割込み要求 3
インプットキャプチャ
データレジスタ 4 (IPCP4)
エッジ検出
IN4
ICS45
ICP4
ICE4
EG14
EG04
割込み要求 4
インプットキャプチャ
データレジスタ 5 (IPCP5)
エッジ検出
IN5
ICS45
ICP5
ICE5
EG15
EG05
割込み要求 5
インプットキャプチャ
データレジスタ 6 (IPCP6)
エッジ検出
IN6
ICS67
ICP6
ICE6
EG16
EG06
割込み要求 6
インプットキャプチャ
データレジスタ 7 (IPCP7)
エッジ検出
IN7
ICS67
ICP7
ICE7
EG17
EG07
割込み要求 7
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
427
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.2
•
MB91665 シリーズ
インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7)
フリーランタイマの値が保存されるレジスタです。
•
インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67)
32 ビットインプットキャプチャの動作や状態を制御するレジスタです。
< 注意事項 >
コンペアタイマのブロックダイヤグラムについては , 「第 18 章 32 ビット フリーランタ
イマ」の「■ コンペアタイマのブロックダイヤグラム」を参照してください。
■ クロック
32 ビットインプットキャプチャで使用するクロックを表 19.2-1 に示します。
表 19.2-1 32 ビットインプットキャプチャで使用するクロック
クロック名
動作クロック
428
内容
周辺クロック (PCLK)
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第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.3
MB91665 シリーズ
19.3 端子
32 ビットインプットキャプチャで使用する端子について説明します。
■ 概要
•
IN0 ∼ IN7 端子
32 ビットインプットキャプチャの入力端子です。この端子は兼用端子です。32 ビッ
トインプットキャプチャの入力端子として使用するには ,「2.4 端子の設定方法」を
参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 19.3-1 に示します。
表 19.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
CM71-10158-1
0
入力端子
IN0
1
IN1
2
IN2
3
IN3
4
IN4
5
IN5
6
IN6
7
IN7
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429
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.4
MB91665 シリーズ
19.4 レジスタ
32 ビットインプットキャプチャで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 32 ビットインプットキャプチャのレジスタ一覧
32 ビットインプットキャプチャのレジスタ一覧を表 19.4-1 に示します。
表 19.4-1 32 ビットインプットキャプチャのレジスタ一覧
チャネル
0/1 共通
レジスタ略称
レジスタ名
FRTSEL
フリーランタイマ選択レジスタ
ICS01
インプットキャプチャ状態制御レジスタ 01
19.4.1
2/3 共通
ICS23
インプットキャプチャ状態制御レジスタ 23
19.4.1
4/5 共通
ICS45
インプットキャプチャ状態制御レジスタ 45
19.4.1
6/7 共通
ICS67
インプットキャプチャ状態制御レジスタ 67
19.4.1
0
IPCP0
インプットキャプチャデータレジスタ 0
19.4.2
1
IPCP1
インプットキャプチャデータレジスタ 1
19.4.2
2
IPCP2
インプットキャプチャデータレジスタ 2
19.4.2
3
IPCP3
インプットキャプチャデータレジスタ 3
19.4.2
4
IPCP4
インプットキャプチャデータレジスタ 4
19.4.2
5
IPCP5
インプットキャプチャデータレジスタ 5
19.4.2
6
IPCP6
インプットキャプチャデータレジスタ 6
19.4.2
7
IPCP7
インプットキャプチャデータレジスタ 7
19.4.2
共通
430
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
参照先
18.4.1
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第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.4
MB91665 シリーズ
インプットキャプチャ状態制御レジスタ
(ICS01 ∼ ICS67)
19.4.1
32 ビットインプットキャプチャの動作や状態を制御するレジスタです。
インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67) のビット構成を図 19.4-1 に
示します。
図 19.4-1 インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
3
2
1
0
ICPm
ICPn
ICEm
ICEn
EG1m
EG0m
EG1n
EG0n
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
[bit7, bit6]:ICPm, ICPn ( 割込み要求フラグビット )
IN0 ∼ IN7 端子に有効エッジが検出されたことを示します。このビットが "1" のとき
に , ICEm, ICEn ビットが "1" に設定されているとエッジ検出割込み要求が発生します。
ICPm ビットが奇数チャネル , ICPn ビットが偶数チャネルに対応します。
ICPm,
ICPn
読出し時
書込み時
0
有効エッジは検出されていません。
このビットを "0" にクリアします。
1
有効エッジが検出されました。
無視されます。
ICPm ビット , ICPn ビットとチャネルの対応を表 19.4-2 に示します。
表 19.4-2 ビットとチャネルの対応
インプットキャプチャ
ICPm ビット 対応チャネル ICPn ビット 対応チャネル
ステータスレジスタ
ICS01
ICP1
ch.1
ICP0
ch.0
ICS23
ICP3
ch.3
ICP2
ch.2
ICS45
ICP5
ch.5
ICP4
ch.4
ICS67
ICP7
ch.7
ICP6
ch.6
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
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431
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.4
MB91665 シリーズ
[bit5, bit4]:ICEm, ICEn ( 割込み要求許可ビット )
IN0 ∼ IN7 端子に有効エッジが検出されたとき (ICPm, ICPn=1) に , エッジ検出割込み要
求を発生させるかどうかを設定します。
ICEm ビットが奇数チャネル , ICEn ビットが偶数チャネルに対応します。
書込み値
説明
0
エッジ検出割込み要求の発生を禁止します。
1
エッジ検出割込み要求の発生を許可します。
ICEm ビット , ICEn ビットとチャネルの対応を表 19.4-3 に示します。
表 19.4-3 ビットとチャネルの対応
インプットキャプチャ
ICEm ビット 対応チャネル ICEn ビット 対応チャネル
ステータスレジスタ
ICS01
ICE1
ch.1
ICE0
ch.0
ICS23
ICE3
ch.3
ICE2
ch.2
ICS45
ICE5
ch.5
ICE4
ch.4
ICS67
ICE7
ch.7
ICE6
ch.6
[bit3, bit2]:EG1m, EG0m ( エッジ選択ビット )
奇数チャネルの 32 ビットインプットキャプチャの有効エッジを選択します。
ここで, 選択したエッジが検出されると, 32ビットフリーランタイマの値をインプット
キャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) に保存します。
EG1m
EG0m
説明
0
0
非検出 ( インプットキャプチャ停止 ) 。
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
EG1m ビット , EG0m ビットとチャネルの対応を表 19.4-4 に示します。
表 19.4-4 ビットとチャネルの対応
インプットキャプチャ
ステータスレジスタ
ICS01
EG11, EG01
ch.1
ICS23
EG13, EG03
ch.3
ICS45
EG15, EG05
ch.5
ICS67
EG17, EG07
ch.7
EG1m, EG0m ビット
対応チャネル
< 注意事項 >
このビットに "00" 以外の値を書き込むと , 有効エッジを選択すると同時に対応チャネルの
動作が許可されます。
432
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第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.4
MB91665 シリーズ
[bit1, bit0]:EG1n, EG0n ( エッジ選択ビット )
偶数チャネルの 32 ビットインプットキャプチャの有効エッジを選択します。
ここで, 選択したエッジが検出されると, 32ビットフリーランタイマの値をインプット
キャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) に保存します。
EG1n
EG0n
説明
0
0
非検出 ( インプットキャプチャ停止 ) 。
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
EG1n ビット , EG0n ビットのビット名はチャネルごとに異なります。
ビットとチャネルの対応を表 19.4-5 に示します。
表 19.4-5 ビットとチャネルの対応
インプットキャプチャ
ステータスレジスタ
ICS01
EG10, EG00
ch.0
ICS23
EG12, EG02
ch.2
ICS45
EG14, EG04
ch.4
ICS67
EG16, EG06
ch.6
EG1n, EG0n ビット
対応チャネル
< 注意事項 >
このビットに "00" 以外の値を書き込むと , 有効エッジを選択すると同時に対応チャネルの
動作が許可されます。
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433
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.4
MB91665 シリーズ
インプットキャプチャデータレジスタ
(IPCP0 ∼ IPCP7)
19.4.2
32 ビットフリーランタイマの値を保存するレジスタです。IN0 ∼ IN7 端子からの入力信号に
有効エッジが検出されると, 32ビットフリーランタイマの値がこのレジスタに保存されます。
インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) のビット構成を図 19.4-2 に示
します。
図 19.4-2 インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) のビット構成
bit 31
0
CP31 ∼ CP0
属性
R
初期値
X
R:リードオンリ
X:不定
< 注意事項 >
434
•
このレジスタは必ずワードで読み出してください。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリー
ランタイマの値が , このレジスタに保存されるかは , フリーランタイマ選択レジスタ
(FRTSEL) の設定によって異なります。詳しくは , 「第 18 章 32 ビット フリーランタ
イマ」の「18.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照してください。
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第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.5
MB91665 シリーズ
19.5 割込み
IN0 ∼ IN7 端子からの入力信号に有効エッジが検出されると割込み要求が発生します ( エッジ
検出割込み要求 ) 。
32 ビットインプットキャプチャで使用できる割込みについて表 19.5-1 に示します。
表 19.5-1 32 ビットインプットキャプチャの割込み
割込み要求
エッジ検出
割込み要求
割込み要求フラグ
偶数チャネル :
ICS の ICPn=1
奇数チャネル :
ICS の ICPm=1
割込み要求許可
偶数チャネル :
ICS の ICEn=1
奇数チャネル :
ICS の ICEm=1
割込み要求のクリア
次のビットに "0" を書き込む
偶数チャネル :
ICS の ICPn ビット
奇数チャネル :
ICS の ICPm ビット
ICS : インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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435
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.6
MB91665 シリーズ
19.6 動作説明と設定手順例
32 ビットインプットキャプチャの動作について説明します。また , 動作状態を設定するため
の手順例も示します。
19.6.1
32 ビットインプットキャプチャの動作説明
32 ビットインプットキャプチャは , あらかじめ設定しておいた入力信号のエッジを検出する
と , その時点での 32 ビットフリーランタイマの値を保存します。
■ 動作
インプットキャプチャ状態制御レジスタ (ICS01 ∼ ICS67) の次のビットで有効エッジ
を選択すると , 32 ビットインプットキャプチャの動作が許可されます。
•
奇数チャネルの有効エッジ選択 / 動作許可:EG1m, EG0m
•
偶数チャネルの有効エッジ選択 / 動作許可:EG1n, EG0n
32 ビットインプットキャプチャの動作が許可されているときに IN0 ∼ IN7 端子で有効
エッジを検出すると, その時点での32ビットフリーランタイマの値が, インプットキャ
プチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7) に保存されます。このとき , 割込み要求の発生
が許可されているとエッジ検出割込み要求が発生します。
436
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CM71-10158-1
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.6
MB91665 シリーズ
32 ビットインプットキャプチャの動作を図 19.6-1 に示します。
図 19.6-1 32 ビットインプットキャプチャの動作
ch.0 と ch.1 の場合
32 ビットフリーランタイマの値
FFFF FFFFH
BFFF FFFFH
7FFF FFFFH
3FFF FFFFH
0000 0000H
時間
リセット
IN0 端子
IN1 端子
IN 端子例
IPCP0
不定
IPCP1
不定
IPCP 例
不定
3FFFH
7FFFH
BFFFH
3FFFH
割込み要求 0
割込み要求 1
割込み要求例
再度, 有効エッジにより割込み要求生成
IN0 端子
IN1 端子
IN 端子例
IPCP0
IPCP1
: 立上りエッジ
: 立下りエッジ
: 両エッジ
:インプットキャプチャデータレジスタ 0 (IPCP0)
:インプットキャプチャデータレジスタ 1 (IPCP1)
ソフトウェアにより割込み要求クリア
< 注意事項 >
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリーラ
ンタイマの値を保存するかは, フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) の設定によって
異なります。詳しくは , 「第 18 章 32 ビット フリーランタイマ」の「18.4.1 フリーラン
タイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照してください。
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437
第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ
19.6
MB91665 シリーズ
有効エッジを検出すると内部クロック (周辺クロック) に同期化するためにキャプチャ
信号が生成されます。割込み要求の発生や , 32 ビットフリーランタイマの値の保存は
このキャプチャ信号を元に行われます。キャプチャ信号のタイミング例を図 19.6-2 に
示します。
図 19.6-2 キャプチャ信号のタイミング例
内部クロック
( 周辺クロック )
32 ビットフリーラン
タイマの値
インプット
キャプチャ入力
N
N+1
有効エッジ
キャプチャ信号
IPCP
N+1
割込み要求
IPCP:インプットキャプチャデータレジスタ (IPCP0 ∼ IPCP7)
438
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット
アウトプット
コンペア
32 ビットアウトプットコンペアの機能と動作につ
いて説明します。
20.1 概要
20.2 構成
20.3 端子
20.4 レジスタ
20.5 割込み
20.6 動作説明と設定手順例
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439
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.1
MB91665 シリーズ
20.1 概要
32 ビットアウトプットコンペアは , あらかじめ設定した値まで 32 ビットフリーランタイマ
がカウントアップすると, 端子からの出力レベルを反転させたり, 割込み要求を発生させたり
する機能です。
本製品は , 32 ビットアウトプットコンペアを 8 チャネル内蔵しています。
■ 概要
32 ビットアウトプットコンペアは , コンペアタイマの一部です。コンペアタイマは , 次
の 3 つの機能で構成されています。
-
32 ビットフリーランタイマ (2 チャネル )
「第 18 章 32 ビット フリーランタイマ」を参照してください。
-
32 ビットアウトプットコンペア (8 チャネル )
-
32 ビットインプットキャプチャ (8 チャネル )
「第 19 章 32 ビットインプットキャプチャ」を参照してください。
この章では , 32 ビットアウトプットコンペアについて説明します。
•
32ビットアウトプットコンペアを1チャネルずつ独立で使用することも, 2チャネル
を一対にして使用することもできます。
2 チャネルの 32 ビットアウトプットコンペアを一対にして使用すると , 一度に 2
チャネル分の比較動作を行えるため , CPU の負荷を軽減できます。
一対にして使用できるチャネルの組合せは次のとおりです。
•
-
ch.0 と ch.1
-
ch.2 と ch.3
-
ch.4 と ch.5
-
ch.6 と ch.7
32 ビットアウトプットコンペア起動時の OUT0 ∼ OUT7 端子の出力レベルを設定で
きます。
•
32 ビットフリーランタイマのカウント値とあらかじめ設定した値 ( コンペア値 ) が
一致すると , 割込み要求を発生できます。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフ
リーランタイマを 32 ビットアウトプットコンペアで使用するかを選択できます。
32 ビットフリーランタイマの選択方法については , 「第 18 章 32 ビット フリーラ
ンタイマ」の「18.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照してくだ
さい。
440
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.2
MB91665 シリーズ
20.2 構成
32 ビットアウトプットコンペアの構成を示します。
■ 32 ビットアウトプットコンペアのブロックダイヤグラム
32 ビットアウトプットコンペアのブロックダイヤグラムを図 20.2-1 に示します。
図 20.2-1 32 ビットアウトプットコンペアのブロックダイヤグラム
フリーランタイマセレクタから
OCCP0, OCCP2
出力
反転回路
比較回路
IOP1
OUT0, OUT2 端子
IOP0 IOE1 IOE0
割込み要求 0
OCCP1, OCCP3
割込み要求 1
比較回路
出力
反転回路
IOP0 IOE1 IOE0
周辺バス
IOP1
OUT1, OUT3 端子
CMOD
割込み要求 2
OCCP4, OCCP6
割込み要求 3
出力
反転回路
比較回路
IOP1
OUT4, OUT6 端子
IOP0 IOE1 IOE0
割込み要求 4
OCCP5, OCCP7
割込み要求 5
比較回路
出力
反転回路
IOP1
IOP0 IOE1 IOE0
OUT5, OUT7 端子
CMOD
割込み要求 6
割込み要求 7
OCCP0 ∼ OCCP7:アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7)
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
441
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.2
•
MB91665 シリーズ
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7)
32 ビットフリーランタイマのカウント値と比較するための値 ( コンペア値 ) を設定
するレジスタです。
•
コンペア制御レジスタ
32 ビットアウトプットコンペアの動作を制御するレジスタです。次の 2 つのレジス
タに分かれています。
•
-
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7)
-
コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6)
比較回路
32 ビ ッ ト フ リ ー ラ ン タ イ マ の カ ウ ン ト 値 と ア ウ ト プ ッ ト コ ン ペ ア レ ジ ス タ
(OCCP0 ∼ OCCP7) に設定したコンペア値を比較する回路です。
< 注意事項 >
コンペアタイマのブロックダイヤグラムについては , 「第 18 章 32 ビット フリーランタ
イマ」の「■ コンペアタイマのブロックダイヤグラム」を参照してください。
■ クロック
32 ビットアウトプットコンペアで使用するクロックを表 20.2-1 に示します。
表 20.2-1 32 ビットアウトプットコンペアで使用するクロック
クロック名
動作クロック
442
内容
周辺クロック (PCLK)
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.3
MB91665 シリーズ
20.3 端子
32 ビットアウトプットコンペアで使用する端子について説明します。
■ 概要
•
OUT0 ∼ OUT7 端子
32 ビットアウトプットコンペアの出力端子です。この端子は兼用端子です。
32 ビットアウトプットコンペアの OUT0 ∼ OUT7 端子として使用するには , 「2.4
端子の設定方法」を参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 20.3-1 に示します。
表 20.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
CM71-10158-1
0
出力端子
OUT0
1
OUT1
2
OUT2
3
OUT3
4
OUT4
5
OUT5
6
OUT6
7
OUT7
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443
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.4
MB91665 シリーズ
20.4 レジスタ
32 ビットアウトプットコンペアで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 32 ビットアウトプットコンペアのレジスタ一覧
32 ビットアウトプットコンペアのレジスタ一覧を表 20.4-1 に示します。
表 20.4-1 32 ビットアウトプットコンペアのレジスタ一覧
チャネル
レジスタ略称
レジスタ名
FRTSEL
フリーランタイマ選択レジスタ
OCSH1
コンペア制御レジスタ上位 1
20.4.2
OCSL0
コンペア制御レジスタ下位 0
20.4.3
OCSH3
コンペア制御レジスタ上位 3
20.4.2
OCSL2
コンペア制御レジスタ下位 2
20.4.3
OCSH5
コンペア制御レジスタ上位 5
20.4.2
OCSL4
コンペア制御レジスタ下位 4
20.4.3
OCSH7
コンペア制御レジスタ上位 7
20.4.2
OCSL6
コンペア制御レジスタ下位 6
20.4.3
0
OCCP0
アウトプットコンペアレジスタ 0
20.4.1
1
OCCP1
アウトプットコンペアレジスタ 1
20.4.1
2
OCCP2
アウトプットコンペアレジスタ 2
20.4.1
3
OCCP3
アウトプットコンペアレジスタ 3
20.4.1
4
OCCP4
アウトプットコンペアレジスタ 4
20.4.1
5
OCCP5
アウトプットコンペアレジスタ 5
20.4.1
6
OCCP6
アウトプットコンペアレジスタ 6
20.4.1
7
OCCP7
アウトプットコンペアレジスタ 7
20.4.1
共通
0/1 共通
2/3 共通
4/5 共通
6/7 共通
444
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
参照先
18.4.1
CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.4
MB91665 シリーズ
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7)
20.4.1
32 ビットフリーランタイマのカウント値と比較するための値 ( コンペア値 ) を設定するレジ
スタです。32 ビットフリーランタイマを動作させる前に , このレジスタにコンペア値を設定
してください。
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のビット構成を図 20.4-1 に示しま
す。
図 20.4-1 アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のビット構成
bit 31
0
OP31 ∼ OP0
R/W
属性
0
初期値
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
•
このレジスタは , 32 ビットフリーランタイマの動作中にも書き換えられます。
•
このレジスタに書き込んだ値は , 直ちにコンペア値に反映されます。そのため , 32 ビッ
トフリーランタイマの動作中にコンペア値を小さな値から大きな値へ書き換えると ,
32 ビットフリーランタイマの 1 回のカウント中に 2 回の割込み要求が発生します。
これを避けるには , 32 ビットフリーランタイマの割込み処理を利用して , このレジス
タを書き換えてください。
•
このレジスタは必ずワード (32 ビット単位 ) でアクセスしてください。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリー
ランタイマの値と, このレジスタに設定した値が比較されるかは, フリーランタイマ選
択レジスタ (FRTSEL) の設定によって異なります。詳しくは , 「第 18 章 32 ビット フ
リーランタイマ」の「18.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」を参照して
ください。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
445
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.4
20.4.2
MB91665 シリーズ
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3,
OCSH5, OCSH7)
32 ビットアウトプットコンペアを独立で使用するか , 対にして使用するかを設定するレジス
タです。また , 32 ビットアウトプットコンペア起動時に OUT0 ∼ OUT7 端子から出力する信
号レベルも設定します。
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) のビット構成を図 20.4-2
に示します。
図 20.4-2 コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) のビット構成
bit
属性
初期値
15
14
13
12
11
10
9
8
未定義
未定義
未定義
CMOD
未定義
未定義
OTD1
OTD0
−
X
R/W
−
X
R/W
R/W
0
0
−
X
−
X
0
−
X
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit15 ∼ bit13]:未定義ビット
446
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
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CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.4
MB91665 シリーズ
[bit12]:CMOD ( 出力レベル反転モードビット )
32 ビットアウトプットコンペアを独立で使用するか , 対にして使用するかを設定しま
す。この設定により , 端子から出力する波形の反転モードが変わります。
書込み値
説明
0
32 ビットアウトプットコンペアを独立で使用します。
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア値と 32
ビットフリーランタイマのカウント値が一致すると , 対応する端子から
の出力レベルが反転します。
1
32 ビットアウトプットコンペアを対にして使用します。
アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア値と 32
ビットフリーランタイマの値が一致した場合の反転モードは次のよう
になります。
偶数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ
(OCCP0, OCCP2,
OCCP4, OCCP6) のコンペア値と一致したとき:次の端子からの出力レベ
ルが反転します。
・チャネルに対応する端子からの出力レベル
・対にして使用している奇数チャネルに対応する端子からの出力レベル
奇数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ
(OCCP1, OCCP3,
OCCP5, OCCP7) のコンペア値と一致したとき:次の端子からの出力レベ
ルが反転します。
・チャネルに対応する端子からの出力レベル
このビットに "1" を設定した場合の , OUT0 ∼ OUT7 端子の出力レベル反転タイミング
を表 20.4-2 に示します。
表 20.4-2 出力レベル反転タイミング
32 ビットフリーランタイマの
値とコンペア値が一致したレジスタ
CM71-10158-1
出力レベルが反転する端子
アウトプットコンペアレジスタ 0 (OCCP0)
OUT0 端子 , OUT1 端子
アウトプットコンペアレジスタ 1 (OCCP1)
OUT1 端子
アウトプットコンペアレジスタ 2 (OCCP2)
OUT2 端子 , OUT3 端子
アウトプットコンペアレジスタ 3 (OCCP3)
OUT3 端子
アウトプットコンペアレジスタ 4 (OCCP4)
OUT4 端子 , OUT5 端子
アウトプットコンペアレジスタ 5 (OCCP5)
OUT5 端子
アウトプットコンペアレジスタ 6 (OCCP6)
OUT6 端子 , OUT7 端子
アウトプットコンペアレジスタ 7 (OCCP7)
OUT7 端子
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447
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
このビットに "1" を設定しても , 偶数チャネルと奇数チャネルのコンペア値が同じ値の
場合は , 32 ビットアウトプットコンペアを 1 チャネルずつ独立で使用する場合と同じ
動作になります。
•
2 チャネルの 32 ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する場合は , このビッ
トに必ず "1" を書き込んでください。
[bit11, bit10]:予約ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit9]:OTD1 ( 出力レベルビット )
奇数チャネルの 32 ビットアウトプットコンペア起動時に端子 (OUT1, OUT3, OUT5,
OUT7) から出力する信号レベルを設定します。
OTD1
書込み時
0
"L" レベルが出力されます。
1
"H" レベルが出力されます。
読出し時
出力レベルが読み出されます。
< 注意事項 >
32 ビットアウトプットコンペアの動作中に , このビットを書き換えないでください。
[bit8]:OTD0 ( 出力レベルビット )
偶数チャネルの 32 ビットアウトプットコンペア起動時に端子 (OUT0, OUT2, OUT4,
OUT6) から出力する信号レベルを設定します。
OTD0
書込み時
0
"L" レベルが出力されます。
1
"H" レベルが出力されます。
読出し時
出力レベルが読み出されます。
< 注意事項 >
32 ビットアウトプットコンペアの動作中に , このビットを書き換えないでください。
448
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CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.4
MB91665 シリーズ
コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6)
20.4.3
32 ビットアウトプットコンペアの動作を許可 / 禁止したり , 割込み要求の制御をしたりする
レジスタです。
コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) のビット構成を図 20.4-3
に示します。
図 20.4-3 コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) のビット構成
bit
属性
7
6
5
4
IOP1
IOP0
IOE1
IOE0
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
初期値
3
2
1
0
未定義
未定義
CST1
CST0
−
X
−
X
R/W
R/W
0
0
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit7]:IOP1 ( 奇数チャネル比較結果一致割込み要求フラグビット )
奇数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ (OCCP1, OCCP3, OCCP5, OCCP7) のコ
ンペア値と 32 ビットフリーランタイマのカウント値の比較結果が一致したことを示し
ます。
このビットが "1" のときに , IOE1 ビットに "1" が設定されていると , 比較結果一致割込
み要求が発生します。
IOP1
読出し時
書込み時
0
比較結果が一致しません。
このビットを"0"にクリアします。
1
比較結果が一致しました。
無視されます。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit6]:IOP0 ( 偶数チャネル比較結果一致割込み要求フラグビット )
偶数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0, OCCP2, OCCP4, OCCP6) のコ
ンペア値と 32 ビットフリーランタイマのカウント値の比較結果が一致したことを示し
ます。
このビットが "1" のときに , IOE0 ビットに "1" が設定されていると , 比較結果一致割込
み要求が発生します。
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449
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.4
IOP0
MB91665 シリーズ
読出し時
書込み時
0
比較結果が一致しません。
このビットを"0"にクリアします。
1
比較結果が一致しました。
無視されます。
< 注意事項 >
リードモディファイライト系命令では "1" が読み出されます。
[bit5]:IOE1 ( 奇数チャネル比較結果一致割込み許可ビット )
奇数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ (OCCP1, OCCP3, OCCP5, OCCP7) の値
と 32 ビットフリーランタイマのカウント値との比較結果が一致したとき (IOP1=1) に ,
比較結果一致割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
比較結果一致割込み要求の発生を禁止します。
1
比較結果一致割込み要求の発生を許可します。
[bit4]:IOE0 ( 偶数チャネル比較結果一致割込み許可ビット )
偶数チャネルのアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0, OCCP2, OCCP4, OCCP6) の値
と 32 ビットフリーランタイマのカウント値との比較結果が一致したとき (IOP0=1) に ,
比較結果一致割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
比較結果一致割込み要求の発生を禁止します。
1
比較結果一致割込み要求の発生を許可します。
[bit3, bit2]:未定義ビット
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
[bit1]:CST1 ( 奇数チャネル比較動作許可ビット )
32ビットフリーランタイマのカウント値との奇数チャネルの32ビットアウトプットコ
ンペアの比較動作を許可 / 禁止します。
書込み値
説明
0
比較動作を禁止します。
1
比較動作を許可します。
< 注意事項 >
32 ビットフリーランタイマが停止すると , 32 ビットアウトプットコンペアの比較動作も
停止します。
450
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CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.4
MB91665 シリーズ
[bit0]:CST0 ( 偶数チャネル比較動作許可ビット )
32 ビットフリーランタイマのカウント値と , 偶数チャネルの 32 ビットアウトプットコ
ンペアの比較動作を許可 / 禁止します。
書込み値
説明
0
比較動作を禁止します。
1
比較動作を許可します。
< 注意事項 >
32 ビットフリーランタイマが停止すると , 32 ビットアウトプットコンペアの比較動作も
停止します。
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451
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.5
MB91665 シリーズ
20.5 割込み
32 ビットフリーランタイマのカウント値が , アウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼
OCCP7) に設定した値 ( コンペア値 ) と一致すると , 割込み要求が発生します ( 比較結果一致
割込み要求 ) 。
32 ビットアウトプットコンペアで使用できる割込みについて表 20.5-1 に示します。
表 20.5-1 32 ビットアウトプットコンペアの割込み
割込み要求
比較結果一致
割込み要求
割込み要求フラグ
偶数チャネル :
OCSL の IOP0=1
奇数チャネル :
OCSL の IOP1=1
割込み要求許可
偶数チャネル :
OCSL の IOE0=1
奇数チャネル :
OCSL の IOE1=1
割込み要求のクリア
次のビットに "0" を書き込む
偶数チャネル :
OCSL の IOP0 ビット
奇数チャネル :
OCSL の IOP1 ビット
OCSL : コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
452
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.6
MB91665 シリーズ
20.6 動作説明と設定手順例
32 ビットアウトプットコンペアの動作について説明します。また , 動作状態を設定するため
の手順例も示します。
■ 概要
32 ビットアウトプットコンペアを 1 チャネルずつ独立で使用する場合と , 2 チャネルの
32 ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する場合があります。
独立で使用する場合の動作
20.6.1
32 ビットアウトプットコンペアを 1 チャネルずつ独立で使用する場合の動作について説明し
ます。
■ 概要
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) の CMOD ビットを "0" に
設定すると , 32 ビットアウトプットコンペアが 1 チャネルずつ独立で動作します。
32 ビットフリーランタイマのカウント値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼
OCCP7) のコンペア値と一致すると, チャネルに対応した端子の出力レベルが反転しま
す。
< 注意事項 >
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリーラ
ンタイマの値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) の値と比較されるか
は, フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) の設定によって異なります。詳しくは ,「第
18章 32ビット フリーランタイマ」の
「18.4.1 フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL)」
を参照してください。
■ 動作
次のビットに "1" を書き込むと , 32 ビットアウトプットコンペアの動作が許可されま
す。
•
偶数チャネルの動作許可:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6) の CST0 ビット
•
奇数チャネルの動作許可:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6) の CST1 ビット
32 ビットアウトプットコンペアの動作が許可されているときに , 32 ビットフリーラン
タイマのカウント値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア
値と一致すると , 次のビットが "1" に変わります。
CM71-10158-1
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453
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.6
MB91665 シリーズ
偶数チャネル:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) の IOP0
•
ビット
奇数チャネル:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) の IOP1
•
ビット
このとき , 割込み要求の発生が許可されていると比較結果一致割込み要求が発生しま
す。
また , OUT0 ∼ OUT7 端子からの出力レベルが反転します。
独立で使用する場合の動作を図 20.6-1 に示します。
図 20.6-1 独立で使用する場合の動作
ch.0 と ch.1 を個別に使用した場合
カウント値
FFFF FFFFH
BFFF FFFFH
7FFF FFFFH
3FFF FFFFH
0000 0000 H
時間
リセット
OCCP0
BFFFH
OCCP1
7FFFH
OUT0 端子
OUT1 端子
割込み要求クリア
割込み要求クリア
割込み要求クリア
ch.0 での割込み
割込み要求クリア
割込み要求クリア
割込み要求クリア
ch.1 での割込み
OCCP0:アウトプットコンペアレジスタ 0 (OCCP0)
OCCP1:アウトプットコンペアレジスタ 1 (OCCP1)
比較結果一致割込み要求や端子の出力レベルの変化は , 比較結果一致が検出されてか
ら発生します。
比較結果一致割込み要求の発生 / 端子の出力レベルの変化を図 20.6-2 に示します。
図 20.6-2 比較結果一致割込み要求の発生 / 端子の出力レベルの変化
周辺クロック (PCLK)
フリーランタイマの
カウント値
N−1
アウトプットコンペア
レジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7)
N
N−1
N
N
比較結果一致出力トリガ
出力レベル
454
割込み
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
割込み
CM71-10158-1
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.6
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
32 ビットアウトプットコンペアを 1 チャネルずつ独立で使用する場合は , コンペア制御
レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) の CMOD ビットに必ず "0" を書き込ん
でください。
20.6.2
一対にして使用する場合の動作
偶数チャネルと奇数チャネルの32ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する場合の
動作について説明します。
■ 概要
コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) の CMOD ビットを "1" に
設定すると , 2 チャネルの 32 ビットアウトプットコンペアが一対で動作します。
偶数チャネルと奇数チャネルの 32 ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する
ことにより , 1 回の割込みで 2 チャネル分のコンペア値を更新できます。
一対にして使用できる偶数チャネルと奇数チャネルの組合せは次のとおりです。
•
ch.0 と ch.1
•
ch.2 と ch.3
•
ch.4 と ch.5
•
ch.6 と ch.7
■ 動作
次のビットに "1" を書き込むと , 32 ビットアウトプットコンペアの動作が許可されま
す。
•
偶数チャネルの動作許可:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6) の CST0 ビット
•
奇数チャネルの動作許可:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4,
OCSL6) の CST1 ビット
32 ビットアウトプットコンペアの動作が許可されているときに , 32 ビットフリーラン
タイマのカウント値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア
値と一致すると , 次のビットが "1" に変わります。
•
偶数チャネル:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) の IOP0
ビット
•
奇数チャネル:コンペア制御レジスタ下位 (OCSL0, OCSL2, OCSL4, OCSL6) の IOP1
ビット
このとき , 割込み要求が許可されていると比較結果一致割込み要求が発生します。
また , OUT0 ∼ OUT7 端子からの出力レベルが反転します。出力レベルが反転する端子
は, 32ビットフリーランタイマのカウント値が, どのチャネルのアウトプットコンペア
レジスタ (OCCP0 ∼ OCCP7) のコンペア値と一致したかで異なります。
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455
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.6
MB91665 シリーズ
コンペア値が設定されているチャネルと出力レベルが反転する端子の対応を表 20.6-1
に示します。
表 20.6-1 コンペア値が設定されているチャネルと出力レベルが反転する端子の対応
32 ビットフリーランタイマの
値とコンペア値が一致したレジスタ
出力レベルが反転する端子
アウトプットコンペアレジスタ 0 (OCCP0)
OUT0 端子 , OUT1 端子
アウトプットコンペアレジスタ 1 (OCCP1)
OUT1 端子
アウトプットコンペアレジスタ 2 (OCCP2)
OUT2 端子 , OUT3 端子
アウトプットコンペアレジスタ 3 (OCCP3)
OUT3 端子
アウトプットコンペアレジスタ 4 (OCCP4)
OUT4 端子 , OUT5 端子
アウトプットコンペアレジスタ 5 (OCCP5)
OUT5 端子
アウトプットコンペアレジスタ 6 (OCCP6)
OUT6 端子 , OUT7 端子
アウトプットコンペアレジスタ 7 (OCCP7)
OUT7 端子
偶数チャネルと奇数チャネルを一対にして使用する場合の動作を図 20.6-3 に示しま
す。
図 20.6-3 偶数チャネルと奇数チャネルを一対にして使用する場合の動作
ch.0 と ch.1 を一対にして使用した場合
カウント値
FFFF FFFFH
BFFF FFFFH
7FFF FFFFH
3FFF FFFFH
0000 0000 H
時間
リセット
OCCP0
BFFFH
OCCP1
7FFFH
OUT0 端子
ch.0 に対応
OUT1 端子
ch.0 と ch.1 に対応
割込み要求クリア
割込み要求クリア
割込み要求クリア
ch.0 での割込み
割込み要求クリア
割込み要求クリア
割込み要求クリア
ch.1 での割込み
OCCP0:アウトプットコンペアレジスタ 0 (OCCP0)
OCCP1:アウトプットコンペアレジスタ 1 (OCCP1)
比較結果一致割込み要求や端子の出力レベルの変化は , 比較結果一致が検出されてか
ら発生します。
比較結果一致割込み要求の発生 / 端子の出力レベルの変化については ,「20.6.1 独立で
使用する場合の動作」を参照してください。
456
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CM71-10158-1
MB91665 シリーズ
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.6
< 注意事項 >
•
偶数チャネルと奇数チャネルの32ビットアウトプットコンペアを一対にして使用する
場合は , コンペア制御レジスタ上位 (OCSH1, OCSH3, OCSH5, OCSH7) の CMOD
ビットに必ず "1" を書き込んでください。
•
2 チャネルある 32 ビットフリーランタイマの内 , どちらのチャネルの 32 ビットフリー
ランタイマの値がアウトプットコンペアレジスタ (OCCP0∼OCCP7) の値と比較され
るかは , フリーランタイマ選択レジスタ (FRTSEL) の設定によって異なります。詳し
くは , 「第 18 章 32 ビット フリーランタイマ」の「18.4.1 フリーランタイマ選択レ
ジスタ (FRTSEL)」を参照してください。
CM71-10158-1
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457
第 20 章 32 ビット アウトプット コンペア
20.6
458
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第 21 章 16 ビットリロード
タイマ
16 ビットリロードタイマの機能と動作について説
明します。
21.1 概要
21.2 構成
21.3 端子
21.4 レジスタ
21.5 割込み
21.6 動作説明と設定手順例
21.7 使用上の注意
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459
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.1
MB91665 シリーズ
21.1 概要
16 ビットリロードタイマは , あらかじめ設定した値からカウントダウンするダウンカウンタ
です。このタイマは , 内部クロック ( 周辺クロック ) と同期してカウントダウンするインター
バルタイマとして使用できるほか , 外部イベントをカウントするイベントカウンタとしても
使用できます。
本製品は , 16 ビットリロードタイマを 3 チャネル内蔵しています。
■ 概要
•
タイマモード:インターバルタイマモードまたはイベントカウンタモードとして使
用できます。
-
インターバルタイマモード
内部クロック ( 周辺クロック ) に同期してカウントダウンします。内部クロック
( 周辺クロック ) は , 6 種類 ( 周辺クロック (PCLK) の 2 分周 , 4 分周 , 8 分周 , 16
分周 , 32 分周 , 64 分周 ) から選択します。
-
イベントカウンタモード
外部クロックのエッジ ( 立下りエッジ / 立上りエッジ / 両エッジ ) を検出してカ
ウントします。
また , ch.0 の出力を ch.1 で , ch.1 の出力を ch.2 でカウントするカスケードモード
も利用できます。
•
•
動作モード:次の 4 種類から選択できます。
-
シングルモード : タイマカウンタ
-
デュアルモード : PPG (Programmable Pulse Generator)
-
コンペアモード : PWM (Pulse Width Modulator)
-
キャプチャモード : PWC (Pulse Width Counter)
入力端子機能:インターバルタイマモード時は , 入力端子の機能をトリガ入力機能 /
ゲート入力機能の中から選択できます。
-
トリガ入力機能
入力端子から有効エッジ ( 立下りエッジ / 立上りエッジ / 両エッジ ) を検出する
と , カウントを開始します。
-
ゲート入力機能
入力端子から有効レベルが入力されている間だけカウント動作を続けます。
•
割込み要求
ダウンカウンタがアンダフローしたときに割込み要求 (UF ビット ) を発生できます
( すべてのモード時 )。
再トリガ発生した際にキャプチャ割込み (EF ビット ) を発生できます ( キャプチャ
モード時のみ )。
コンペア一致した際にコンペア割込み (EF ビット ) を発生できます ( イベントカウ
ンタモードのコンペアモード時のみ )。
460
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.2
MB91665 シリーズ
21.2 構成
16 ビットリロードタイマの構成を示します。
■ 16 ビットリロードタイマのブロックダイヤグラム
16 ビットリロードタイマのブロックダイヤグラムを図 21.2-1 に示します。
図 21.2-1 16 ビットリロードタイマのブロックダイヤグラム
周
辺
バ
ス
リード/ライト可能
モード制御
リロードセレクタ
リード/ライト
可能
TMRLRA
バッファ
TMRLRB
リードオンリ
MOD1
リロード
RELD
キャプチャモード
リード/ライト
可能
MOD0
INTE
TMR
アンダフロー
UF
割込み要求
コンペアモード
カウント
比較器
比較結果
EF
ワンショット終了
キャプチャ
OUTL
周辺クロック
(PCLK)
カウント制御
カウント許可
トリガ
トリガ
出力
FF
TMO端子
CNTE
TRG
ゲート
CSL2
CSL1
クロック選択回路
選択
プリスケーラ
TMI端子
周辺クロック
(PCLK)
GATE
エッジ
制御
周辺クロック
(PCLK)
入力
+
同期化
FF
CSL0
ゲート
制御
TRGM1
選択
TRGM0
TMCSR
ビット順不同
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FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
461
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.2
•
MB91665 シリーズ
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2)
16 ビットリロードタイマの動作を制御するレジスタです。
•
16ビットタイマリロードレジスタA/B (TMRLRA0∼TMRLRA2/TMRLRB0∼TMRLRB2)
リロード値を設定するレジスタです。
•
16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2)
ダウンカウンタとして動作します。このレジスタを読み出すとダウンカウンタの値
が読み出せます。
•
プリスケーラ
インターバルタイマモードを選択した場合 , 周辺クロック (PCLK) を分周します。
•
クロック選択回路
カウント用クロックを選択します。
•
エッジ制御部
TMI0 ∼ TMI2 端子をトリガ入力端子として使用するときに , 信号の検出エッジを制
御します。
•
ゲート制御部
TMI0 ∼ TMI2 端子をゲート入力端子として使用するときに , 端子から入力される信
号レベルを制御します。
•
カウント制御部
16 ビットリロードタイマのカウントを制御します。
■ クロック
16 ビットリロードタイマで使用するクロックを表 21.2-1 に示します。
表 21.2-1 16 ビットリロードタイマで使用するクロック
クロック名
動作クロック
内容
周辺クロック (PCLK)
備考
−
カウント用クロック 内部クロック ( 周辺クロッ 周辺クロック (PCLK) を分周して
ク)
生成
外部クロック
462
TMI0 ∼ TMI2 端子から入力
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.3
MB91665 シリーズ
21.3 端子
16 ビットリロードタイマで使用する端子について説明します。
■ 概要
16 ビットリロードタイマには次の 2 種類の端子があります。
•
TMO0 ∼ TMO2 端子
16 ビットリロードタイマの波形出力端子です。
この端子は兼用端子です。16 ビットリロードタイマの波形出力端子として使用する
には「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
TMI0 ∼ TMI2 端子
16 ビットリロードタイマの入力端子です。設定によってカウント用クロック , トリ
ガ , ゲートを入力します。
この端子は兼用端子です。16 ビットリロードタイマの入力端子として使用するには
「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 21.3-1 に示します。
表 21.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
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波形出力端子
入力端子
0
TMO0
TMI0
1
TMO1
TMI1
2
TMO2
TMI2
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463
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
21.4 レジスタ
16 ビットリロードタイマで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ 16 ビットリロードタイマのレジスタ一覧
16 ビットリロードタイマのレジスタ一覧を表 21.4-1 に示します。
表 21.4-1 16 ビットリロードタイマのレジスタ一覧
チャネル
0
1
2
464
レジスタ略称
TMCSR0
コントロールステータスレジスタ 0
レジスタ名
参照先
21.4.1
TMRLRA0
16 ビットタイマリロードレジスタ A0
21.4.2
TMRLRB0
16 ビットタイマリロードレジスタ B0
21.4.2
TMR0
16 ビットタイマレジスタ 0
21.4.3
TMCSR1
コントロールステータスレジスタ 1
21.4.1
TMRLRA1
16 ビットタイマリロードレジスタ A1
21.4.2
TMRLRB1
16 ビットタイマリロードレジスタ B1
21.4.2
TMR1
16 ビットタイマレジスタ 1
21.4.3
TMCSR2
コントロールステータスレジスタ 2
21.4.1
TMRLRA2
16 ビットタイマリロードレジスタ A2
21.4.2
TMRLRB2
16 ビットタイマリロードレジスタ B2
21.4.2
TMR2
16 ビットタイマレジスタ 2
21.4.3
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
コントロールステータスレジスタ
(TMCSR0 ∼ TMCSR2)
21.4.1
16 ビットリロードタイマの動作を制御するレジスタです。
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) のビット構成を図 21.4-1 に示
します。
図 21.4-1 コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) のビット構成
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
MOD1
MOD0
TRGM1
TRGM0
CSL2
CSL1
CSL0
GATE
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
EF
未定義
OUTL
RELD
INTE
UF
CNTE
TRG
−
X
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
初期値
bit
属性
R/W
初期値
0
R/W:リード / ライト可能
−:未定義
X:不定
[bit15, bit14]:MOD1, MOD0 ( モード選択ビット )
タイマの動作モードを以下のように選択します。
MOD1
0
1
MOD0
動作モード
0
シングルモード ( タイマカウンタ )
1
デュアルモード (PPG)
0
コンペアモード (PWM)
1
キャプチャモード (PWC)
各モードの詳細動作は , 「21.6 動作説明と設定手順例」を参照してください。
[bit13, bit12]:TRGM1, TRGM0 ( 入力端子動作選択ビット )
16 ビットリロードタイマの TMI0 ∼ TMI2 端子の動作を選択します。16 ビットリロー
ドタイマをインターバルタイマモードで使用している場合と , イベントカウンタモー
ドで使用している場合でこのビットの意味が異なります。
•
インターバルタイマモードの場合 (CSL2 ∼ CSL0=000 ∼ 101)
-
TMI0 ∼ TMI2 端子にトリガ入力機能を選択 (GATE =0)
有効エッジを選択します。
TMI0 ∼ TMI2 端子から入力される信号に , このビットで設定したエッジが検出
されると , ダウンカウンタがカウントダウンを開始します。
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465
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
-
MB91665 シリーズ
TMI0 ∼ TMI2 端子にゲート機能を選択 (GATE =1)
有効レベルを選択します。
TMI0 ∼ TMI2 端子からこのビットで設定したレベルの信号が入力されている間
のみダウンカウンタがカウントダウンします。
TRGM1
TRGM0
トリガ入力選択時 *
(GATE =0)
ゲート機能選択時
(GATE =1)
0
0
エッジ検出禁止
"L" レベル
0
1
立上りエッジ
"H" レベル
1
0
立下りエッジ
"L" レベル
1
1
両エッジ
"H" レベル
* : TRG ビットに "1" を書き込んだ場合は , このビットの設定にかかわらず , ダウンカ
ウンタがカウントダウンを開始します。
•
イベントカウンタモードの場合 (CSL2 ∼ CSL0=110, 111)
有効エッジを選択します。
TMI0 ∼ TMI2 端子から入力される信号に , このビットで設定したエッジが検出され
ると , ダウンカウンタがカウントダウンします。
TRGM1
TRGM0
説明
0
0
設定禁止
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
< 注意事項 >
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き換え
てください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値にかか
わらず書き換えられます。
466
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
[bit11 ∼ bit9]:CSL2 ∼ CSL0 ( カウントソース選択ビット )
16 ビットリロードタイマのタイマモードを選択します。インターバルタイマモード時
は周辺クロック (PCLK) の分周比を , イベントカウンタモード時は , カスケードモード
で使用するか外部クロックを使用するかも選択します。
CSL2
CSL1
CSL0
説明
0
0
0
0
0
1
イ ン タ ー バ ル 周辺クロック (PCLK) の 2 分周 (=21)
タイマモード
周辺クロック (PCLK) の 4 分周 (=22)
0
1
0
周辺クロック (PCLK) の 8 分周 (=23)
0
1
1
周辺クロック (PCLK) の 16 分周 (=24)
1
0
0
周辺クロック (PCLK) の 32 分周 (=25)
1
0
1
周辺クロック (PCLK) の 64 分周 (=26)
1
1
0
1
1
1
イ ベ ン ト カ ウ カスケードモード *
ンタモード
外部クロック
* : カスケードモードを選択した場合の動作については , 「21.6.3 カスケードモード時
の動作」を参照してください。
< 注意事項 >
•
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き
換えてください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値に
かかわらず書き換えられます。
•
2チャネルの16ビットリロードタイマをカスケード接続して使用する場合は, このビッ
トの設定を次のようにしてください。
- 小さい番号のチャネル:インターバルタイマモードまたは外部クロックを選択
- 大きい番号のチャネル:カスケードモードを設定
•
このビットでイベントカウンタモードを設定した場合は , GATE ビットの設定は無視
されます。
[bit8]:GATE ( ゲート入力許可ビット )
タイマモードをインターバルタイマモードに設定したときに TMI0 ∼ TMI2 端子に割り
当てる機能を選択します。
•
トリガ入力機能:TMI0∼TMI2端子から有効エッジが入力されると, カウントダウン
を開始します。
•
ゲート機能:TMI0∼TMI2端子から有効レベルが入力されている間だけ, カウントダ
ウンします。
書込み値
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説明
0
トリガ入力機能
1
ゲート機能
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467
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き
換えてください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値に
かかわらず書き換えられます。
•
CSL2 ∼ CSL0 ビットでイベントカウンタモードを選択 (CSL2 ∼ CSL0=110/111) した
場合は , このビットの設定は無視されます。
[bit 7]:EF( 拡張割込みフラグ )
イベントカウントモードのコンペアモード (PWM) 時にコンペア一致割込み , または ,
キャプチャモード (PWC) 時にキャプチャ入力割込みが発生したことを示すフラグで
す。
セット要因
イベントカウンタモードのコン TMR = TMRLRB からのカウント
ペアモード (PWM) 時 *
ダウン
キャプチャモード (PWC) 時
クリア要因
キャプチャ入力 ( 再トリガ )
本ビットへの "0" 書込み , または , リセット
* インターバルタイマモード時にコンペア一致割込みは発生しません。
このビットへの "1" 書込みは無効です。
コンペアモードでは , カウントクロックに同期して , セット・クリアを行います。
リードモディファイライト系命令における読出し値は , 常に "1" となります。
[bit6]:未定義ビット
468
書込み時
無視されます。
読出し時
値は不定です。
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
[bit5]:OUTL ( 出力極性指定ビット )
16 ビットリロードタイマ起動時に , TMO0 ∼ TMO2 端子から出力する信号レベルを指
定します。
書込み値
説明
0
通常極性 ("L" レベル )
1
反転極性 ("H" レベル )
< 注意事項 >
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き換え
てください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値にかか
わらず書き換えられます。
[bit4]:RELD ( リロード動作許可ビット )
16 ビットリロードタイマの動作モードを次のいずれかから選択します。
•
ワンショットモード
ダウンカウンタがアンダフローすると , 次に起動トリガが入力されるまでカウント
動作を停止するモードです。
•
リロードモード
ダウンカウンタがアンダフローすると , 16 ビットタイマリロードレジスタ A
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) の値をダウンカウンタにリロードしてカウント動作を続
けるモードです。
書込み値
説明
0
ワンショットモード *
1
リロードモード
* ただし, デュアルワンショット機能ではTMRLRAのアンダフローと同時にTMRLRB
のリロードを行い , カウントを継続します。その後 , TMRLRB のアンダフローと同
時にカウント動作を停止します。
< 注意事項 >
CNTE ビットでダウンカウンタの動作を停止 (CNTE=0) してから , このビットを書き換え
てください。
ただし , このビットと CNTE ビットを同時に書き換える場合は , CNTE ビットの値にかか
わらず書き換えられます。
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469
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
[bit3]:INTE ( 割込み要求許可ビット )
ダウンカウンタがアンダフローしたとき (UFビット=1) に, アンダフロー割込み要求を
発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
アンダフロー (UF) 割込み要求 , 拡張 (EF) 割込み要求の
発生を禁止します。
1
アンダフロー (UF) 割込み要求 , 拡張 (EF) 割込み要求の
発生を許可します。
[bit2]:UF ( アンダフロー割込み要求フラグビット )
ダウンカウンタがアンダフローしたことを示します。
このビットが "1" のときに INTE ビットに "1" が設定されていると , アンダフロー割込
み要求が発生します。
UF
読出し時
書込み時
0
ダウンカウンタはアンダフローしてい このビットを"0"にクリアします。
ません。
1
ダウンカウンタがアンダフローしまし 無視されます。
た。
[bit1]:CNTE ( カウント動作許可ビット )
ダウンカウンタの動作を許可 / 停止します。
書込み値
説明
0
カウント動作を停止します。
1
カウント動作を許可します ( 起動トリガ待ち ) 。
< 注意事項 >
ダウンカウンタの動作中に , このビットに "0" を書き込むとダウンカウンタは停止します。
470
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
[bit0]:TRG ( ソフトウェアトリガビット )
16 ビットリロードタイマをソフトウェアで起動します。このビットに "1" を書き込む
と , ダウンカウンタは 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2)
の値をロードして , カウント動作を開始します。
TRG
書込み時
0
無視されます。
1
16 ビットリロードタイマを起動します。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
•
•
CM71-10158-1
CNTE ビットが "0" のときにこのビットに "1" を書き込んでも , ダウンカウンタは動作
しません。
16ビットリロードタイマの動作が許可 (CNTE=1) されているときに, このビットに"1"
を書き込むと, TRGM1, TRGM0ビットの設定にかかわらずダウンカウンタが動作を開
始します。
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471
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
16 ビットタイマリロードレジスタ A/B
(TMRLRA0 ∼ TMRLRA2/ TMRLRB0 ∼ TMRLRB2)
21.4.2
ダウンカウンタの初期値を設定するレジスタです。
リロードモード時はアンダフローが発生すると , このレジスタの値がダウンカウンタにリ
ロードされます。
16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) , 16 ビットタイマリロー
ドレジスタ B (TMRLRB0 ∼ TMRLRB2) のビット構成を図 21.4-2 に示します。
図 21.4-2 16 ビットタイマリロードレジスタ A (TMRLRA0 ∼ TMRLRA2) ,
16 ビットタイマリロードレジスタ B (TMRLRB0 ∼ TMRLRB2) のビット構成
bit 15
0
D15 ∼ D0
R/W
属性
X
初期値
R/W:リード / ライト可能
X:不定
TMRLRB0,1,2 は TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1, MOD0 の設定により以下のよ
うに使用されます。
モード
MOD1
MOD1
シングルモード
( タイマカウンタ )
0
0
リロードカウンタ値
使用しません
デュアルモード
(PPG)
0
1
L 幅 (OUTL=0 時 )
カウンタ値
H 幅 (OUTL=0 時 )
カウンタ値
コンペアモード
(PWM)*2
1
0
周期カウンタ値 *1
H 幅 (OUTL=0 時 )
カウンタ値 *1
キャプチャモード
(PWC)
1
1
リロードカウンタ値
再トリガ入力時の
TMR 値を格納
TMRLRA の機能
TMRLRB の機能
*1 TMRLRA > TMRLRB 条件のとき。
472
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
*2 コンペアモード時のH幅・L幅はTMRLRA, TMRLRBの値によって, 以下となります。
-
TMRLRB < TMRLRA のとき (OUTL=0) TMRLRA+1 の周期 , TMRLRB の "H" 幅
TMRLRA+1
TMRLRB
(OUTL=1) TMRLRA+1 の周期 , TMRLRB の "L" 幅
TMRLRA+1
-
TMRLRB = 0
TMRLRB
のとき (OUTL=0)"L" 出力固定
(OUTL=1)"H" 出力固定
-
TMRLRB > TMRLRA のとき (OUTL=0)"H" 出力固定
(OUTL=1)"L" 出力固定
-
TMRLRB = TMRLRA のとき (OUTL=0) 1サイクルの"L"出力, TMRLRB の"H"幅
(OUTL=1) 1サイクルの"H"出力, TMRLRB の"L"幅
このレジスタへの書込み / 読出しは , 必ず 16 ビットデータ転送命令で行ってください。
カウンタ値として使用の際は , 0000H を書込んだときは 1 カウント , FFFFH を書込んだ
ときは 65,536 カウントするとアンダフローを発生します。
< 注意事項 >
このレジスタは必ずハーフワードでアクセスしてください。
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473
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.4
MB91665 シリーズ
16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2)
21.4.3
このレジスタを読み出すとダウンカウンタの値が読み出せます。
16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2) のビット構成を図 21.4-3 に示します。
図 21.4-3 16 ビットタイマレジスタ (TMR0 ∼ TMR2) のビット構成
bit 15
0
D15 ∼ D0
属性
R
初期値
X
R:リードオンリ
X:不定
< 注意事項 >
このレジスタは必ずハーフワードで読み出してください。
474
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.5
MB91665 シリーズ
21.5 割込み
ダウンカウンタがアンダフローすると , アンダフロー割込み要求が発生します。
■ 概要
16 ビットリロードタイマで使用できる割込みについて表 21.5-1 に示します。
表 21.5-1 16 ビットリロードタイマの割込み
割込み要求
割込み要求フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
アンダフロー割 TMCSR の UF=1
込み要求
TMCSR の INTE=1 TMCSR の UF ビットに "0"
を書き込む
拡張割込み要求 TMCSR の EF=1
TMCSR の INTE=1 TMCSR の EF ビットに "0"
を書き込む
TMCSR : コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2)
< 注意事項 >
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
•
•
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- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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475
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
21.6 動作説明と設定手順例
16 ビットリロードタイマの動作について説明します。また , 各動作状態を設定するための手
順例も示します。
■ 概要
16 ビットリロードタイマは , あらかじめ設定した値からカウントダウンするダウンカ
ウンタです。コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0
ビットでタイマモードを次の中から選択できます。
•
インターバルタイマモード (CSL2 ∼ CSL0=000 ∼ 101)
周辺クロック (PCLK) を分周したカウント用クロックで動作します。
•
イベントカウンタモード (CSL2 ∼ CSL0=110, 111)
TMI0 ∼ TMI2 端子から有効エッジが入力されるたびにカウントするモードです。
また , ch.0 の出力を ch.1 で ch.1 の出力を ch.2 でカウントするカスケードモードも使
用できます。
■ TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルの設定方法
TMO0 ∼ TMO2 端子から出力される信号レベルはコントロールステータスレジスタ
(TMCSR0 ∼ TMCSR2) の OUTL ビットの設定によって異なります。
476
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
OUTL ビットと出力波形の対応を図 21.6-1 に示します。
図 21.6-1 コンペアモード (PWM) 以外の TMO 出力
OUTL 初期値 トリガ
モード
シングルモード
(タイマカウンタ)
ワンショット時
0
シングルモード
(タイマカウンタ)
リロード時
0
デュアルモード
(PPG)
ワンショット時
0
デュアルモード
(PPG)
リロード時
0
カウント中
UF
A
UF
UF
トリガ待ち状態
1
A
A
A
B
A
B
A
1
トリガ待ち状態
1
A
1
※ キャプチャモード時にタイマ出力許可した場合 , タイマ出力波形はシングルモード
と同様です。
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477
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
下図の CMP( 比較一致 ) は , TMRLRB = TMR からダウンカウントが発生したタイミン
グを表します。
図 21.6-2 コンペアモード (PWM) の TMO 出力
モード
OUTL 初期値 トリガ カウント中
コンペアモード(PWM)
ワンショット時
(TMRLRB < TMRLRA)
0
コンペアモード(PWM)
ワンショット時
(TMRLRB = TMRLRA)
0
コンペアモード(PWM)
リロード時
(TMRLRB < TMRLRA)
0
コンペアモード(PWM)
リロード時
(TMRLRB = TMRLRA)
0
CMP
カウント中
UF
A
CMP
トリガ待ち状態
1
A
1カウント
トリガ待ち状態
1
A
1
A
モード
1カウント
1
OUTL 初期値 トリガ カウント中
Hクリップ
コンペアモード(PWM)
ワンショット時
(TMRLRB > TMRLRA)
0
コンペアモード(PWM)
ワンショット時
(TMRLRB = 0)
0
コンペアモード(PWM)
リロード時
(TMRLRB > TMRLRA)
0
コンペアモード(PWM)
リロード時
(TMRLRB = 0)
0
UF
A
カウント中
トリガ待ち状態
1
Lクリップ
A
トリガ待ち状態
1
Hクリップ
478
1カウント
A
1
Lクリップ
A
1
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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21.6.1
インターバルタイマモード時の動作
16 ビットリロードタイマを内部クロック ( 周辺クロック ) に同期してカウントするインター
バルタイマモードで使用する場合の動作について説明します。
カウント用クロックは , 周辺クロック (PCLK) を分周して生成されます。
■ 設定
16 ビットリロードタイマをインターバルタイマモードで使用する場合に必要な設定に
ついて説明します。
● インターバルタイマモードの設定
16 ビットリロードタイマをインターバルタイマモードで使用する場合は , コントロー
ルステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0 ビットを次のいずれか
に設定し , 周辺クロック (PCLK) の分周比を選択します。
CSL2
CSL1
CSL0
タイマモード
周辺クロックの分周比
0
0
0
インターバルタイマモード 2 分周 (=21)
0
0
1
4 分周 (=22)
0
1
0
8 分周 (=23)
0
1
1
16 分周 (=24)
1
0
0
32 分周 (=25)
1
0
1
64 分周 (=26)
● カウンタの動作選択
カウンタのアンダフローが発生したときの動作をモード選択ビット (TMCSR レジスタ
の bit15, bit14:MOD1, MOD0) と , リ ロ ー ド 動 作 許 可 ビ ッ ト (TMCSR レ ジ ス タ の
bit4:RELD) で選択します。
各モードでの動作詳細は動作の項を参照してください。
MOD1 MOD0
0
モード
0
1
1
アンダフロー発生時の動作
0( ワンショット ) カウントを FFFFH で停止
シングルモード
( タイマカウンタ )
1( リロード )
TMRLRA をリロード
0
1
RELD
デュアルモード
(PPG)
コンペアモード
(PWM)
0( ワンショット )
① TMRLRB をリロード
② カウントを FFFFH で停止 *
1( リロード )
TMRLRA と TMRLRB を交互に
リロード
0( ワンショット ) カウントを FFFFH で停止
1( リロード )
TMRLRA をリロード
キャプチャモード 0( ワンショット ) カウントを FFFFH で停止
(PWC)
1( リロード )
TMRLRA をリロード
* 詳細は , 「● デュアルモード (PPG) ワンショット動作」を参照してください。
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479
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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本タイマで実現できる機能の代表的なタイマ出力波形を以下に示します。
図 21.6-3 各モードの TMO 出力波形 (OUTL=0 時 )
シングルモード(タイマカウンタ)
ワンショット
TMO出力
起動トリガ
シングルモード(タイマカウンタ)
リロード
TMO出力
アンダフロー
コンペア一致
TMRLRAからダウンカウント
(パルス幅 TMRLRA+1)
TMRLRBからダウンカウント
(パルス幅 TMRLRB+1)
デュアルモード(PPG)
ワンショット
割込み発生可能(UFビットセット)
TMO出力
パルス幅の計算方法
パルス幅 =T×(L+1)
T カウント用クロックの周期
デュアルモード(PPG)
リロード
L 16ビットタイマリロードレジスタA/B
(TMRLRA,TMRLRB)
TMO出力
コンペアモード(PWM)
リロード
TMO出力
TMRLRA > TMRLRB 時
PWC モードはキャプチャ入力・カウンタ値・キャプチャレジスタの値を示します。
図 21.6-4 キャプチャモード (PWC) 時の動作
キャプチャモード(PWC)
リロード
起動トリガ
キャプチャ入力
(TMI有効エッジ)
TMI入力
アンダフロー
カウンタ値
TMRLRA… CNT_a
リロード
TMRLRA
TMRLRBレジスタ
TMRLRA… CNT_b
……
リロード
0
CNT_a
TMRLRAからダウンカウント
リロード
TMRLRA …
割込み発生可能(UFビットセット)
割込み発生可能(EFビットセット)
CNT_b
※立上りエッジを有効エッジに指定した時
480
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● TMI0 ∼ TMI2 端子機能の設定
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の TRGM1, TRGM0 ビットと
GATE ビットで , TMI0 ∼ TMI2 端子の機能を次の中から選択できます。
各ビットの組み合わせを表 21.6-1 に示します。
表 21.6-1 各ビットの組み合わせ
TRGM1,
TRGM0
GATE
端子の機能
00
0
TMI0 ∼ TMI2 端子は機能しません。
01
0
TMI0 ∼ TMI2 端子はトリガ入力機能として動作します。
有効エッジは立上りエッジです。
10
0
TMI0 ∼ TMI2 端子はトリガ入力機能として動作します。
有効エッジは立下りエッジです。
11
0
TMI0 ∼ TMI2 端子はトリガ入力機能として動作します。
有効エッジは両エッジです。
00/10
1
TMI0 ∼ TMI2 端子はゲート入力機能として動作します。
有効レベルは "L" レベルです。
01/11
1
TMI0 ∼ TMI2 端子はゲート入力機能として動作します。
有効レベルは "H" レベルです。
■ 起動
TMCSR レジスタの bit1:CNTE ビットに "1" を書き込むとカウンタは起動トリガ待ち状
態になります。
•
TMI 入力がトリガ入力機能時
起動トリガ待ち状態中に TMCSR レジスタの bit0:TRG ビットへの "1" 書込み , また
は TMI 入力による外部トリガが入力されると , プリスケーラのクリアが発生し , タ
イマはリロードレジスタ TMRLRA から値をロードしてダウンカウント動作を行い
ます。
TMI 入力は , 2 × T (T は周辺クロック (PCLK) 周期 ) 以上のパルスを入力してくだ
さい。
タイマの起動について , 下図に示します。
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図 21.6-5 タイマの起動 ( トリガ入力機能・立上りエッジトリガ選択時 )
周辺クロック(PCLK)
CNTE(レジスタ)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
プリスケーラクリア
プリスケーラクロック
データロード
カウンタ値
•
TMRLRA
-1
-1
-1
TMI 入力がゲート入力機能時
起動トリガ待ち状態中に TMCSR レジスタの bit0:TRG ビットへ "1" 書込みを行うと ,
プリスケーラのクリアが発生し , タイマはリロードレジスタ TMRLRA から値をロー
ドし , 有効入力極性待ち状態になります。有効入力極性待ち状態で TMI 入力から有
効な極性のゲート入力があると , タイマはダウンカウント動作を行います。
TMI 入力は , 2 × T (T は周辺クロック (PCLK) 周期 ) 以上のパルスを入力してくだ
さい。
図 21.6-6 タイマの起動 ( ゲート入力機能時 )
周辺クロック(PCLK)
CNTE(レジスタ)
TRG (レジスタ)
プリスケーラクリア
プリスケーラクロック
データロード
TMI端子
カウンタ値
482
TMRLRA
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-1
-1
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21.6
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■ 動作
● 再トリガ
タイマのカウント中にトリガが発生した場合のことを再トリガと呼びます。その際 , 以
下の動作を行います。
1. タイマ出力 (TMO) 許可のとき , TMO 出力を初期化
2. リロードレジスタ TMRLRA の値をカウンタにロード
3. プリスケーラのクリア
4. カウント継続
•
TMI 入力がトリガ入力機能時
図 21.6-7 再トリガ時の動作 (TMI はトリガ入力・立上りエッジトリガ時・ワンショット出力 )
カウントクロック
TMI端子
TTRG端子の
有効エッジ
再トリガ
TRG(レジスタ)
トリガ
CNTE(レジスタ)
プリスケーラ
クリア
カウント値
-1
TMRLRA
-1
TMRLRA
-1
-1
-1
TMO端子
(OUTL=0の時)
•
TMI 入力がゲート入力機能時
図 21.6-8 再トリガ時の動作 (TMI はゲート入力・H レベル時カウント・ワンショット出力 )
カウントクロック
TMI端子
CNTE(レジスタ)
プリスケーラ
クリア
カウント値
TRG(レジスタ)
TMRLRA
-1
-1
-1
TMRLRA
-1
-1
-1
再トリガ
TMO端子
(OUTL=0の時)
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483
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21.6
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キャプチャモード時のみ , 再トリガ発生によりカウント中の値を TMRLRB に転送し ,
TMCSR レジスタの EF ビットをセットします。
● アンダフロー / リロード
タイマが 0000H からダウンカウントする時をアンダフローとしています。アンダフ
ローが発生すると , TMCSR レジスタの bit2:UF ビットがセットされます。
タイマは " リロードレジスタの設定値+ 1" カウントでアンダフローを発生します。
● 割込み要求発生
TMCSR レジスタの bit3:INTE ビットが "1" のときに , bit2:UF ビット /bit7:EF ビット
がセットされると割込み要求が発生します。
インターバルタイマモードでは , 以下の条件のときに UF ビット /EF ビットがセッ
トされます。
UF ビットがセット:カウンタのアンダフローが発生したとき
EF ビットがセット:キャプチャモード (PWC) 時にキャプチャ入力が発生したと
き
割込み要求発生例を以下に示します。
図 21.6-9 UF 割込み要求出力動作 (TMCSR レジスタの bit4:RELD=1・bit3:INTE=1)
カウントクロック
カウンタ値
0001H
0000H
TMRLRA
-1
-1
-1
アンダフロー
UFビット
割込み要求
● レジスタ書込みとタイマ動作の同時動作
ユーザの操作によるレジスタ書込みとタイマ動作が同時に発生したときの実行動
作について下表に示します。
ユーザの操作
タイマ動作
実行する動作
UF ビットへの
UF ビットのセット
"0" 書込みによるクリア
UF ビットのセット
("0" 書込みは無効となる )
EF ビットへの
EF ビットのセット
"0" 書込みによるクリア
EF ビットのセット
("0" 書込みは無効となる )
リロードレジスタへの リ ト リ ガ に よ る タ イ マ の 旧データのリロード
書き込み
ロード
( 書換えた値は次の
リロード時にリロード )
以下 , 各設定の詳細動作について説明します。
484
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21.6
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● シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1,MOD0=00, bit4:RELD=0 のとき , タイマはアンダ
フローの発生により FFFFH で停止するシングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショッ
ト動作を行います。
シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット設定時にアンダフローが発生したとき
は , 以下の動作を行います。
-
TMCSR レジスタの UF ビットをセット
-
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
-
FFFFH でカウント停止
-
タイマ出力許可のとき , TMO 出力を初期化
-
タイマはトリガ待ち状態
シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作では TMRLRA はリロード時のカ
ウンタの初期値になります。TMRLRB は使用しません。
図 21.6-10 アンダフロー動作詳細 ( トリガ入力・立上りエッジトリガ選択時 )
カウントクロック
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
カウンタ値
0001H
0000H
FFFFH
TMRLRA
-1
-1
アンダフロー
UFビット
TMO端子
(OUTL=0の時)
リロード
起動トリガ待ち
カウント動作
図 21.6-11 シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作
(GATE=0: トリガ入力・立上りエッジトリガ選択時 )
アンダフロー
TMO端子
(OUTL=0の時)
CNTE(レジスタ)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
起動トリガ待ち
カウント動作
TMRLRA+1
カウント
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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図 21.6-12 シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作
(GATE=1: ゲート入力 , TRGM:H 入力期間カウント )
アンダフロー
TMO端子
(OUTL=0の時)
CNTE(レジスタ)
TMI端子
TRG(レジスタ)
起動トリガ待ち
有効ゲート入力待ち
カウント動作
TMRLRB+1
カウント
TMRLRB+1
カウント
● シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1,MOD0=00, bit4:RELD=1 のとき , シングルモード
( タイマカウンタ ) リロード動作を行います。
シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード動作は , トリガ入力により TMRLRA から
値をタイマへロードして , ダウンカウント動作を始めます。アンダフローが発生する
と , 再び TMRLRA から値をリロードしてダウンカウント動作を継続します。TMRLRA
の値はタイマがリロードする時間を表します。TMRLRB レジスタは使用しません。
シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード設定時に , アンダフローが発生したときは
以下の動作を行います。
486
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRA レジスタをカウンタにロード
•
タイマ出力許可のとき , TMO 出力を反転
•
ダウンカウント継続
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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図 21.6-13 シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード動作
(GATE=0:トリガ入力 )
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
TMRLRA TMRLRA
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
アンダフロー
UFビット
···
TMO端子
···
TMRLRA+1
カウント
···
TMRLRA+1
カウント
···
TMRLRA+1
カウント
···
TMRLRA+1
カウント
···
TMRLRA+1
カウント
(OUTL=0の時)
CNTE(レジスタ)
データロード
TRG(レジスタ)
起動トリガ待ち
カウント動作
図 21.6-14 シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード動作
(GATE=1: ゲート入力 , TRGM:H 入力期間カウント )
タイマがロード
したレジスタ
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA TMRLRA
TMRLRA
アンダフロー
UFビット
TMO端子
···
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA+1
カウント
···
···
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA+1
カウント
··· ···
TMRLRA+1
カウント
TMRLRA+1
カウント
(OUTL=0の時)
TMI端子
CNTE(レジスタ)
データロード
TRG(レジスタ)
起動トリガ待ち
有効ゲート入力待ち
カウント動作
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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● デュアルモード (PPG) ワンショット動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1,MOD0=01, bit4:RELD=0 のとき , タイマはデュア
ルモード (PPG) ワンショット動作を行います。
デュアルモード (PPG) ワンショット動作では , TMRLRA → TMRLRB の順に 1 回ずつ
値をカウンタへロードして , それぞれダウンカウントを行い , 2 回目のアンダフローに
よりカウントを停止します。
bit6:OUTL=0 のとき , TMRLRA の値はタイマの起動 (TMO 出力は "L" レベル ) から TMO
出力が H へトグルするまでの時間 , TMRLRB の値は TMO 出力の "H" 幅の時間を示し
ます。
下図のようなパルスを生成します (PPG のような動作を行います ) 。
H幅=TMRLRB
トリガ
TMO端子
Delay
= TMRLRA
1 回目のアンダフロー (UF-A) が発生したときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRB をカウンタにロード
•
TMO 出力を反転
•
TMRLRB からダウンカウント開始
2 回目のアンダフロー (UF-B) が発生したときは以下の動作を行います。
488
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
FFFFH でカウント停止
•
TMO 出力を初期化
•
タイマは起動トリガ待ち状態へ
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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図 21.6-15 デュアルモード (PPG) ワンショット動作
( トリガ入力・立上りエッジトリガ選択時 )
カウントクロック
···
···
アンダフロー
···
UF-A
UFビット
···
UF-B
···
UF-A
···
CNTE(レジスタ)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
TMO端子
(OUTL=0の時)
起動トリガ待ち
タイマがリロード
したレジスタ
カウンタ値
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRB + 1
カウント
TMRLRA
A:TMRLRA
B:TMRLRB
A -1 · · ·
起動トリガ待ち
TMRLRB
0 B -1 -1 -1 -1 · · ·
0
FFFFH
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRB + 1
カウント
TMRLRA
TMRLRB
A -1 · · ·
0 B -1 -1
図 21.6-16 デュアルモード (PPG) ワンショット動作 ( ゲート入力 )
カウントクロック
···
···
···
アンダフロー
UF-A
UFビット
UF-B
···
UF-A
···
CNTE(レジスタ)
TRG(レジスタ)
TMI端子
TMO端子
(OUTL=1)
起動トリガ待ち
タイマがリロード
したレジスタ
カウンタ値
CM71-10158-1
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRA
A:TMRLRA
B:TMRLRB
A -1 · · ·
TMRLRB + 1
カウント
起動トリガ待ち
TMRLRB
0 B -1 -1 -1 -1 · · ·
0
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRA
FFFFH
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A -1 · · ·
TMRLRB + 1
カウント
TMRLRB
0 B
-1
489
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
● デュアルモード (PPG) リロード動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1,MOD0=01, bit4: RELD=1 のとき , タイマはデュア
ルモード (PPG) リロード動作を行います。
デュアルモード (PPG) リロード動作では , TMRLRA をカウンタへロードして , ダウン
カウントを行い , アンダフローが発生すると , TMRLRB をカウンタへロードして , ダウ
ンカウントを行いアンダフローが発生すると , TMRLRA をカウンタへロードしてダウ
ンカウント・・・のように TMRLRA と TMRLRB を交互にロードしカウントを行う機
能です。
bit5:OUTL=0 のとき , TMRLRA の値はタイマの起動 (TMO 出力は L レベル ) から TMO
出力が "H" へトグルするまでの時間 , TMRLRB の値は TMO 出力の "H" 幅の時間を示
します。
TMRLRA から値をロードした後のダウンカウントでアンダフロー (UF-A) が発生した
ときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRB をカウンタにロード
•
TMO 出力を反転
•
TMRLRB からダウンカウント開始
TMRLRB から値をロードした後のダウンカウントでアンダフロー (UF-B) が発生した
ときは以下の動作を行います。
490
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRA をカウンタにロード
•
TMO 出力を反転
•
TMRLRA からダウンカウント開始
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
図 21.6-17 デュアルモード (PPG) リロード動作 (GATE=0: トリガ入力 )
タイマがリロード
したレジスタ
A:TMRLRA
B:TMRLRB
A
B
アンダフロー
UF-A
UFビット
···
A
B
A
UF-B
A
B
UF-B
UF-A
···
B
UF-B
UF-A
···
A
··· ··· ···
UF-A
···
TMO端子
(OUTL=0の時)
CNTE(レジスタ)
データロード
TRG(レジスタ)
起動トリガ待ち
TMRLRAからカウント
TMRLRBからカウント
図 21.6-18 デュアルモード (PPG) リロード動作 (GATE=1: ゲート入力 , "H" 入力期間カウント )
タイマがリロード
したレジスタ
アンダフロー
UFビット
A:TMRLRA
B:TMRLRB
A
B
A
B
A
B
UF-B
UF-A
···
UF-B
UF-A
···
A
UF-A
···
···
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMI端子
CNTE(レジスタ)
データロード
TRG(レジスタ)
起動トリガ待ち
有効ゲート入力待ち
TMRLRAからカウント
TMRLRBからカウント
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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● コンペアモード (PWM) ワンショット動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1,MOD0=10, bit4:RELD=0 のとき , ダウンカウント
ごとにカウンタ値 (TMR) と TMRLRB レジスタの値を比較するコンペアモード (PWM)
ワンショット動作を行います。トリガを受け付け後 , TMRLRA レジスタの値のロード
を行い , ダウンカウントを始めます。比較一致 (TMR = TMRLRB) からダウンカウント
すると , TMO 出力を反転させます。アンダフローが発生すると , カウント動作を停止・
TMO 出力を初期化し , 起動トリガ待ち状態になります。
TMRLRA の値はタイマの起動から停止するまでの時間 , TMRLRB の値は , TMO 出力の
H 幅が出力され始めるカウンタ値を示します。OUTL=0 のとき , TMR < TMRLRB のと
きに TMO 出力は "H" レベルとなります。
PWM として使用できます。
トリガ
入力
TMRLRB = H幅
TMO端子
TMRLRA = 周期
ダウンカウント開始時から TMR = TMRLRB となるまで (TMR ≧ TMRLRB のとき ) は
以下の動作を行います。
•
タイマはカウント継続
TMR = TMRLRB からダウンカウントが発生したときは以下の動作を行います。
•
タイマはカウント継続
( インターバルタイマモードでのコンペア動作時は , TMCSR レジスタの bit7:EF ビッ
トはセットされません。)
アンダフローが発生したときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
タイマは FFFFH で停止
•
タイマは起動トリガ待ち状態
コンペア機能の動作は TMRLRA と TMRLRB の設定関係により変わります。
492
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
•
TMRLRB < TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき , タイマへのロードを行ってから TMR = TMRLRB になる
まで , TMO 出力は "L" レベルとなります。比較一致 (TMR = TMRLRB) からダウン
カウントすると , TMO 出力を反転させて , アンダフローが発生するまで "H" レベル
となります。アンダフローが発生すると , TMO 出力は初期化されます。アンダフ
ローによりタイマはカウント動作を停止して起動トリガ待ち状態になります
(OUTL=0 のとき )。
図 21.6-19 コンペアモード (PWM) ワンショット動作 (TMRLRB < TMRLRA)
カウントクロック
アンダフロー
UFビット
リロード
TMO端子
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRB
カウント
(OUTL=0の時)
起動トリガ
起動トリガ待ち
比較一致
からカウント
タイマがリロード
したレジスタ
•
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRB > TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき , タイマへのロードを行うと , 既に TMR < TMRLRB となっ
ているので , TMO 出力は , 起動トリガが発生してからアンダフローが発生するまで
"H" レベルとなります。アンダフローの発生によりタイマは起動トリガ待ち状態と
なり , TMO 出力は "L" レベルとなります (OUTL=0 のとき )。
図 21.6-20 コンペアモード (PWM) ワンショット動作 (TMRLRB > TMRLRA)
カウントクロック
タイマがリロード
したレジスタ
アンダフロー
TMO端子
(OUTL=0の時)
起動トリガ
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TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA+1
TMRLRA+1
起動トリガ待ち
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起動トリガ待ち
493
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
•
MB91665 シリーズ
TMRLRB = TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき , タイマへのロード後 , 1 カウントすると TMR < TMRLRB
となるので , TMO 出力は , ダウンカウント 1 カウント分 "L" レベルを出力し , アン
ダフローが発生するまで "H" レベルを出力します。アンダフローの発生によりタイ
マは起動トリガ待ち状態となり , TMO 出力は "L" レベルとなります (OUTL=0 のと
き )。
図 21.6-21 コンペアモード (PWM) ワンショット動作 (TMRLRB = TMRLRA)
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
TMRLRA
カウントクロック
···
···
アンダフロー
TMO端子
1カウント
(OUTL=0の時)
1カウント
TMRLRA+1
TMRLRA+1
起動トリガ待ち
起動トリガ
•
起動トリガ待ち
TMRLRB = 0 を設定
上記レジスタ関係のとき , TMR < TMRLRB となることはないので , ダウンカウント
開始時からアンダフローが発生するまで TMO 出力は "L" レベルとなります。アン
ダフロー発生後も "L" レベルのままです (OUTL=0 のとき )。
図 21.6-22 コンペアモード (PWM) ワンショット動作 (TMRLRB=0)
カウントクロック
···
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
···
TMRLRA
アンダフロー
TMO端子
(OUTL=0の時)
H
L
起動トリガ待ち
TMRLRA+1
起動トリガ待ち
TMRLRA+1
起動トリガ待ち
起動トリガ
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21.6
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● コンペアモード (PWM) リロード動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1,MOD0=10, bit4: RELD=1 のとき , タイマはダウン
カウントごとにカウンタ値 (TMR) と TMRLRB の値を比較し , 比較一致 (TMR =
TMRLRB) からダウンカウントすると TMO 出力を反転します。アンダフローが発生す
ると , 再び TMRLRA から値をロードしダウンカウント動作を行うコンペアモード
(PWM) リロード動作を行います。カウンタへのロードは TMRLRA から行います。
TMRLRA の値はタイマが起動してからリロードするまでのカウンタ周期 , TMRLRB の
値は , TMO 出力が "L" レベル出力から "H" レベル出力へ反転した後の "H" レベル幅を
示します。
TMR + 1 = TMRLRB のとき , TMO 出力は反転し , "H" レベルとなります (OUTL=0 のと
き )。
PWM として使用できます。
H幅 = TMRLRB
TMO端子
周期 = TMRLRA
ダウンカウント開始時から TMR = TMRLRB となるまで (TMR ≧ TMRLRB のとき ) は
以下の動作を行います。
•
カウント継続
TMR = TMRLRB からダウンカウントとなったときは以下の動作を行います。
•
カウント継続
( インターバルタイマモードでのコンペア動作時は , TMCSR レジスタの bit7:EF ビッ
トはセットされません。)
アンダフローが発生したときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRA から値をリロード
•
タイマはカウント継続
コンペア機能の動作は TMRLRA と TMRLRB の設定関係により変わります。
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21.6
•
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TMRLRB < TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき , タイマへのロードを行ってから TMR = TMRLRB の関係
になるまで , TMO 出力は , "L" レベルとなります。比較一致 (TMR = TMRLRB) から
ダウンカウントしたとき , TMO 出力を反転させ , アンダフローが発生するまで "H"
レベルとなります。アンダフローが発生すると , TMO 出力は初期化されます。アン
ダフローにより , タイマは TMRLRA からリロードを行い , カウント動作を継続しま
す (OUTL=0 のとき )。
図 21.6-23 コンペアモード (PWM) リロード動作 (TMRLRB < TMRLRA) トリガ入力
カウントクロック
···
···
···
···
···
···
アンダフロー
UFビット
···
···
···
リロード
TMO端子
TMRLRA + 1
カウント
(OUTL=0の時)
TMRLRB
カウント
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRB
カウント
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRB
カウント
比較一致から
ダウンカウント
···
EFビット
タイマがリロード
したレジスタ
•
TMRLRA
···
···
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRB > TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき , 常に TMR < TMRLRB なので , TMO 出力は , 起動トリガ
が発生してからアンダフローが発生するまで "H" レベルとなります。アンダフロー
が発生しても TMO 出力は "H" レベルを継続します。また , アンダフローによりタ
イマは TMRLRA からロードを行い , カウント動作を継続します (OUTL=0 のとき )。
図 21.6-24 コンペアモード (PWM) リロード動作 (TMRLRB > TMRLRA) トリガ入力
カウントクロック
···
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
···
TMRLRA
···
TMRLRA
アンダフロー
UFビット
···
···
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMRLRA+1
TMRLRA+1
TMRLRA+1
起動トリガ
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21.6
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•
TMRLRB = TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき , タイマへのロード後 , 1 カウントすると TMR < TMRLRB
となるので , TMO 出力は , ダウンカウント 1 カウント分 "L" レベルを出力し , アン
ダフローが発生するまで "H" レベルを出力します。
アンダフローの発生によりタイマは TMRLRA からロードを行い , カウント動作を
継続します。TMO 出力は "L" レベルとなります (OUTL=0 のとき )。
図 21.6-25 コンペアモード (PWM) リロード動作 (TMRLRB = TMRLRA) トリガ入力
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
TMRLRA
カウントクロック
···
···
TMRLRA
···
アンダフロー
UFビット
···
TMO端子
1カウント
(OUTL=0の時)
1カウント
TMRLRB
1カウント
···
TMRLRB
1カウント
TMRLRB
TMRLRA+1
TMRLRA+1
TMRLRA+1
···
···
···
比較一致から
ダウンカウント
EFビット
L
起動トリガ
•
TMRLRB = 0 を設定
上記レジスタ関係のとき , タイマへのロード後 , TMR < TMRLRB となることはない
ので , ダウンカウント開始時からアンダフローが発生するまで TMO 出力は "L" レ
ベルとなります。アンダフローが発生後も "L" レベルのままです。
図 21.6-26 コンペアモード (PWM) リロード動作 (TMRLRB = 0) トリガ入力
カウントクロック
···
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
···
TMRLRA
···
TMRLRA
アンダフロー
UFビット
TMO端子
(OUTL=0の時)
···
H
L
TMRLRA+1
TMRLRA+1
···
TMRLRA+1
起動トリガ
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21.6
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● キャプチャモード (PWC) 動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1,MOD0=11 のとき , タイマはキャプチャ動作を行
います。
再トリガが発生したとき , その時点の TMR の値を TMRLRB レジスタにキャプチャし ,
TMCSR レジスタの bit7:EF をセットします。
TMI 入力をゲート入力として使用 (TMCSR レジスタの bit8:GATE=1 のとき ) している
ときは , TMCSR レジスタの bit0:TRG によって再トリガを発生させてください。
図 21.6-27 キャプチャ機能 (RELD=1)
TMI端子
トリガ入力
TMI端子
再トリガ
カ TMRLRA
ウ
ン
タ
値
0
TMRLRBへ
キャプチャ
UF割込み
&
リロード(TMRLRAから)
EF割込み
&
キャプチャ(TMRLRBへ)
&
リロード(TMRLRAから)
このモード以外では , 再トリガ発生時にキャプチャは行いません。EF 割込みも発生し
ません。
タイマの動作 /TMO 出力は , シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット機能・シ
ングルモード ( タイマカウンタ ) リロード機能と同じです。
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21.6
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21.6.2
イベントカウンタモード時の動作
16 ビットリロードタイマをイベントカウンタとして使用する場合の動作について説明しま
す。この節では , 外部イベントをカウントする場合の動作について説明します。
■ 概要
イベントカウンタモードでは TMI0 ∼ TMI2 端子に入力された外部イベントをカウント
します。TMI0 ∼ TMI2 端子から有効エッジが入力されるたびに , カウントダウンを行
います。
カスケードモードについては ,「21.6.3 カスケードモード時の動作」を参照してくださ
い。
■ 設定
● イベントカウンタモードの設定
16 ビットリロードタイマをイベントカウンタモードで使用する場合は , コントロール
ステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0 ビットを次のように設定
します。
CSL2
1
CSL1
1
CSL0
1
モード
カウント用クロック
イベントカウンタモード
外部クロック
● 動作モードの設定
カウンタのアンダフローが発生したときの動作をリロード動作許可ビット (TMCSR レ
ジスタの bit4:RELD) と , モード選択ビット (TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1,
MOD0) で選択します。
各モードでの動作詳細は動作の項を参照してください。
MOD1 MOD0
RELD
モード
アンダフロー発生時の動作
0
シングルモード 0( ワンショット ) カウントを FFFFH で停止
( タイマカウンタ ) 1( リロード ) TMRLRA をリロード
0
1
デュアルモード
(PPG)
0( ワンショット )
1( リロード )
① TMRLRB をリロード
② カウントを FFFFH で停止 *
TMRLRA と TMRLRB を交互に
リロード
0
コンペアモード 0( ワンショット ) カウントを FFFFH で停止
(PWM)
1( リロード ) TMRLRA をリロード
1
キャプチャモード 0( ワンショット ) カウントを FFFFH で停止
(PWC)
1( リロード ) TMRLRA をリロード
1
* 詳細は , 「● デュアルモード (PPG) ワンショット動作」を参照してください。
TMO0 ∼ TMO2 の出力波形は , 図 21.6-1 を参照してください。
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21.6
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● 有効エッジの設定
16 ビットリロードタイマは TMI0 ∼ TMI2 端子に有効エッジが入力されるたびに , カウ
ントダウンを行います。
有効エッジはコントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の TRGM1,
TRGM0 ビットで次の中から選択できます。
TRGM1, TRGM0
端子の機能
00
TMI0 ∼ TMI2 端子は機能しません。
01
立上りエッジ
10
立下りエッジ
11
両エッジ
■ 起動
TMCSR レジスタの bit1:CNTE ビットに "1" を書き込むとカウンタは起動トリガ待ち状
態になります。
起動トリガ待ち状態中に TMCSR レジスタの bit0:TRG ビットに "1" を書き込むと ,
TMRLRA からデータをロードして , カウンタ値は TMRLRA となります。その後 , TMI
端子に有効な入力があればダウンカウントを行います。
■ 動作
● カウント動作
TMI 端子から有効エッジが入力されるとカウンタはダウンカウントを行います。
以下に TMCSR レジスタの bit13, bit12:TRGM1, TRGM0 ビットの各設定によるカウンタ
の動作を示します。
図 21.6-28 立上りエッジカウント (TRGM1, TRGM0=01) の動作 (RELD=1, OUTL=0)
周辺クロック(PCLK)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
カウント値
TMRLRA
-1
-1
-1
TRG(レジスタ)
図 21.6-29 立下りエッジカウント (TRGM1, TRGM0=10) の動作 (RELD=1, OUTL=0)
周辺クロック(PCLK)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
カウント値
TMRLRA
-1
-1
-1
TRG(レジスタ)
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21.6
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図 21.6-30 両エッジカウント (TRGM1, TRGM0=11) の動作 (RELD=1, OUTL=0)
周辺クロック(PCLK)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
カウント値
TMRLRA
-1
-1
-1
-1
-1
-1
TRG(レジスタ)
● 再トリガ
カウンタの動作中に TMCSR レジスタの bit0:TRG ビットによるトリガが発生した場合 ,
以下の動作を行います。
•
カウンタ出力 (TMO) 許可のとき , TMO 出力を初期化
•
TMRLRA の値をカウンタにロード
•
カウンタ動作継続
● アンダフロー / リロード
カウンタの値が 0000H からダウンカウントするときをアンダフローとしています。ア
ンダフローが発生すると TMCSR レジスタの bit2:UF ビットがセットされます。
bit4:RELD ビットが "1" のときはカウンタへのリロードが発生します。
カウンタは " リロードレジスタの設定値+ 1" カウントでアンダフローを発生します。
● 割込み要求発生
TMCSR レジスタの bit3:INTE ビットが "1" のときに , bit2:UF ビット /bit7:EF ビットが
セットされると割込み要求が発生します。
イベントカウンタモードでは , 以下の条件のときに UF ビット /EF ビットがセットされ
ます。
UF ビットのセット: カウンタのアンダフローが発生したとき
EF ビットのセット: 1. コンペアモードで , TMR = TMRLRB からダウンカウントが
発生したとき
2. キャプチャモード (PWC) で , ソフトウェアトリガの入力
アンダフロー発生による割込み要求発生例を以下に示します。
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21.6
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図 21.6-31 割込み要求出力動作 (TMCSR レジスタの bit4:RELD=1・bit3:INTE=1)
イベント入力
カウンタ値
0002H
0001H
0000 H
TMRLRA
-1
-1
-1
-1
アンダフロー
UFビット
割込み要求
● レジスタ書込みとタイマ動作の同時動作
ユーザの操作によるレジスタ書込みとタイマ動作が同時に発生したときの実行動作に
ついて下表に示します。
ユーザの操作
タイマ動作
実行する動作
UF ビットへの "0" 書込みに UF ビットのセット
よるクリア
UF ビットのセット
("0" 書込みは無効となる )
EF ビットへの "0" 書込みに EF ビットのセット
よるクリア
EF ビットのセット
("0" 書込みは無効となる )
リロードレジスタへの書込 リトリガによるタイ 旧データのリロード
み
マのロード
( 書き換えた値は次のリロード時
にリロード )
各設定時の動作について説明します。
● シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1, MOD0=00, bit4:RELD=0 のとき , アンダフローの
発生によりカウンタが FFFFH で停止するシングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショッ
ト動作を行います。
シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作時にアンダフローが発生したとき
は以下の動作を行います。
502
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
FFFFH でカウント停止
•
カウンタ出力 (TMO) 許可のとき , TMO 出力を初期化
•
カウンタは起動トリガ待ち状態
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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図 21.6-32 シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作 ( 詳細 ) ( 立上りエッジカウント )
周辺クロック(PCLK)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
カウンタ値
0001H
0000 H
-1
TMRLRA
FFFFH
-1
アンダフロー
UF(レジスタ)
TRG(レジスタ)
起動トリガ待ち
データロード
図 21.6-33 シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作 ( 両エッジカウント )
アンダフロー
UFビット
…
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMO端子
(OUTL=1の時)
…
TMI端子
…
…
TMI端子の
有効エッジ
TRG(レジスタ)
リロード
カウンタ値
TMRLRA
-1
…
FFFFH
TMRLRA
-1
0000 H
…
FFFFH
0000 H
● シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1, MOD0=00, bit4:RELD=1 のとき , シングルモード
( タイマカウンタ ) リロード動作を行います。
シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード動作は , トリガ入力によって TMRLRA の
値をカウンタへロードして , TMI 端子から有効エッジ入力があるとダウンカウントを
行います。アンダフローが発生すると , 再び TMRLRA の値をリロードしてダウンカウ
ント動作を継続します。
この機能では , TMRLRB は使用しません。
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シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード設定時に , アンダフローが発生したときは
以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRA の値をカウンタにロード
•
カウンタ出力 (TMO) 許可のとき , TMO 出力を反転
•
イベント入力発生でダウンカウント継続
図 21.6-34 シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード動作 ( 両エッジカウント )
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
アンダフロー
UFビット
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
TRG(レジスタ)
データロード
カウンタ値
A:TMRLRA
A
-1
A -1
A
-1
0000 H
A
0000 H
A
-1
0000 H
● デュアルモード (PPG) ワンショット動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1, MOD0=01, bit4: RELD=0 のとき , カウンタはデュ
アルモード (PPG) ワンショット動作を行います。
デュアルモード (PPG) ワンショット動作では , 起動トリガにより TMRLRA からカウン
タへデータロードを行い , TMI 入力から有効エッジ入力があるとダウンカウントしま
す。アンダフローが発生すると , TMRLRB からカウンタへロードして , ダウンカウン
トを行い , TMRLRB のロードによるカウント値からのダウンカウントによるアンダフ
ローが発生すると , カウンタは起動トリガ待ち状態になります。
TMRLRA の値は , カウンタの起動 (bit5:OUTL=0 のとき TMO は "L" レベル ) から TMO
出力が "H" レベルへトグルするまでの時間 , TMRLRB の値は "H" レベルを出力してい
る時間です。
1 回目のアンダフロー (UF-A) が発生したときは以下の動作を行います。
504
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRB をカウンタにロード
•
カウンタ出力許可のとき , TMO 出力を反転
•
TMRLRB からダウンカウント開始
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2 回目のアンダフロー (UF-B) が発生したときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
FFFFH でカウント停止
•
カウンタ出力許可のとき , TMO 出力を初期化
•
カウンタは起動トリガ待ち状態へ
図 21.6-35 デュアルモード (PPG) ワンショット動作 ( 両エッジカウント )
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
アンダフロー
UF-B
UF-A
UFビット
起動トリガ
起動トリガ待ち
起動トリガ待ち
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMRLRB + 1
カウント
TMRLRA + 1
カウント
タイマがリロード
したレジスタ
カウンタ値
TMRLRA
A:TMRLRA
B:TMRLRB
TMRLRA
-1
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRA
TMRLRB
1
0
TMRLRB
-1
1
0
FFFFH
TMRLRA
● デュアルモード (PPG) リロード動作
TMCSR レ ジ ス タ の bit15, bit14:MOD1, MOD0=01, bit4:RELD=1 の と き , TMRLRA/
TMRLRB から交互にリロードを行うデュアルモード (PPG) リロード動作を行います。
起動トリガ入力により TMRLRA から値をカウンタへロードし , TMI 端子の有効エッジ
入力によりダウンカウント動作を行います。TMRLRA からのダウンカウントによるア
ンダフローが発生 (UF-A) すると TMRLRB の値をカウンタへロードし , ダウンカウン
ト動作を継続します。TMRLRB からのダウンカウントによるアンダフローが発生 (UF-B)
すると , TMRLRA から値をカウンタへロードします。アンダフローが発生する度に ,
TMRLRA/TMRLRB 交互にカウンタへのロードを行います。
デュアルモード (PPG) リロード動作設定時にアンダフローが発生した場合は以下の動
作を行います。
上記説明の UF-A が発生したときは以下の動作を行います。
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21.6
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•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRB の値をカウンタにロード
•
イベント入力により TMRLRB の値からダウンカウント開始
上記説明の UF-B が発生したときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRA の値をカウンタにロード
•
イベント入力により TMRLRA の値からダウンカウント開始
図 21.6-36 デュアルモード (PPG) リロード動作 ( 両エッジカウント )
タイマがリロード
したレジスタ
A:TMRLRA
B:TMRLRB
B
A
アンダフロー
UF-A
B
A
UF-B
A
UF-A
UF-B
UFビット
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
TRG(レジスタ)
データロード
カウンタ値
A:TMRLRA
B:TMRLRB
A
B -1
-1
A
0000 H
-1
B
0000 H
A
-1
0000 H
● コンペアモード (PWM) ワンショット動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1, MOD0=10, bit4: RELD=0 のとき , ダウンカウント
を行いながらカウンタ値 (TMR) と TMRLRB の値を比較するコンペアモード (PWM) ワ
ンショット動作を行います。起動トリガにより TMRLRA から値をロードし , TMI 端子
の有効エッジが入力されるとダウンカウントします。比較一致 (TMR = TMRLRB) から
ダウンカウントすると , EF ビットをセットし , TMO 出力が反転します。アンダフロー
が発生すると , カウント動作を停止して起動トリガ待ち状態になります。
TMRLRA の値はカウンタの起動からアンダフローが発生するまでのカウント数を示
し , TMRLRB の値は , そのカウント中で "H" レベルが出力され始めるカウンタ値を示
します。
TMCSR レジスタの bit5:OUTL=0 設定時 , TMR ≧ TMRLRB のときに TMO は "L" レベ
ルを出力します。TMR < TMRLRB のときに TMO は "H" レベルを出力します。
イベントカウンタモードでのコンペア動作時は , TMR + 1 = TMRLRB になると TMCSR
レジスタの bit7:EF ビットがセットされます。そのとき TMCSR レジスタの bit3:INTE
ビットが "1" ならば EF 割込みを発生します。
506
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CM71-10158-1
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
ダウンカウント開始時から TMR ≧ TMRLRB の間は以下の動作を行います。
•
カウンタはカウント継続 ( 有効エッジ入力待ち )
TMR = TMRLRB からダウンカウントが発生したときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit7:EF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
カウンタはカウント継続 ( 有効エッジ入力待ち )
アンダフローが発生したときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
FFFFH でカウント停止
•
カウンタは起動トリガ待ち状態
コンペア機能の動作は TMRLRA と TMRLRB の設定関係により変わります。
•
TMRLRB < TMRLRA
上記レジスタ関係のとき , カウンタへのロードを行ってから比較一致まで (TMR ≧
TMRLRB), TMO 出力は OUTL =0 のとき , "L" レベルとなります。比較一致 (TMR =
TMRLRB) からダウンカウントが発生したとき , TMO 出力は反転し , アンダフロー
が発生するまで "H" レベルとなります。また , EF ビットもセットされます。アンダ
フローが発生すると , TMO 出力は初期化されます。アンダフローによりカウント動
作を停止して起動トリガ待ち状態になります。
図 21.6-37 コンペアモード (PWM) ワンショット動作 (TMRLRB < TMRLRA)( 両エッジカウント )
TMI端子
···
TMI端子の
有効エッジ
···
···
···
···
···
···
···
アンダフロー
···
UFビット
リロード
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMRLRB
カウント
TMRLRA + 1
カウント
起動トリガ待ち
TMRLRB
カウント
TMRLRA + 1
カウント
起動トリガ待ち
起動トリガ
起動トリガ待ち
比較一致から
ダウンカウント
EFビット
タイマがリロード
したレジスタ
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···
TMRLRA
···
TMRLRA
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507
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
•
MB91665 シリーズ
TMRLRB > TMRLRA
上記レジスタ関係のとき , 既に TMR < TMRLRB なので TMO 出力は OUTL=0 のと
き , 起動トリガにより有効イベント入力待ちになってからアンダフローが発生する
まで "H" レベルとなります。アンダフローの発生により "L" レベルとなります。
図 21.6-38 コンペアモード (PWM) ワンショット動作 (TMRLRB > TMRLRA)( 両エッジカウント )
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
···
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
アンダフロー
···
···
L
···
···
···
UFビット
EFビット
TMRLRA
···
···
···
···
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMRLRA+1
起動トリガ
起動トリガ待ち
•
TMRLRA+1
起動トリガ待ち
起動トリガ待ち
TMRLRB = TMRLRA
上記レジスタ関係のとき , カウンタが 1 カウントすると TMR < TMRLRB となるの
で , TMO 出力は OUTL=0 のとき , ダウンカウント 1 カウント分 "L" レベルを出力
し , アンダフローが発生するまで "H" レベルを出力します。また , EF フラグもセッ
トします。アンダフローの発生により TMO 出力は "L" レベルとなります。
図 21.6-39 コンペアモード (PWM) ワンショット動作 (TMRLRB = TMRLRA)( 両エッジカウント )
タイマがリロード
したレジスタ
TMI端子
TMRLRA
TMRLRA
···
···
TMI端子の
有効エッジ
アンダフロー
UFビット
···
EFビット
TMO端子
(OUTL=0の時)
···
1カウント
1カウント
TMRLRA+1
TMRLRA+1
起動トリガ
508
起動トリガ待ち
起動トリガ待ち
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起動トリガ待ち
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
•
TMRLRB = 0
上記レジスタ関係のとき , TMR < TMRLRB となることはないので , ダウンカウント
開始時からアンダフローが発生するまで , TMO 出力は "L" レベルとなります。アン
ダフローの発生後も "L" レベルとなります。
図 21.6-40 コンペアモード (PWM) ワンショット動作 (TMRLRB =0)( 両エッジカウント )
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
TMI端子
TMRLRA
···
···
TMI端子の
有効エッジ
アンダフロー
···
UFビット
EFビット
···
H
L
TMO端子 H
(OUTL=0の時) L
TMRLRA+1
起動トリガ待ち
TMRLRA+1
起動トリガ待ち
起動トリガ
● コンペアモード (PWM) リロード動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1, MOD0=10, bit4: RELD=1 のとき , カウンタは起動
トリガにより TMRLRA から値をロードし , TMI 端子の有効エッジ入力ごとにダウンカ
ウントします。カウントごとにカウンタ値 (TMR) と TMRLRB の値を比較し , 比較一致
(TMR =TMRLRB) からダウンカウントが発生すると EF ビットをセットして , TMO 出
力を反転します。アンダフローが発生すると , 再び TMRLRA から値をロードしダウン
カウント動作を行います。
TMRLRA の値はカウンタがダウンカウンタを行うための初期値となり , TMRLRB の値
は , TMO 出力許可のとき , カウント中に "H" 幅が出力され始めるカウンタ値を示しま
す。TMR < TMRLRB のときに TMO は "H" レベルを出力します (OUTL=0 のとき )。
ダウンカウント開始時から TMR ≧ TMRLRB の間は以下の動作を行います。
•
カウント継続 ( 有効エッジ入力待ち )
TMR = TMRLRB からダウンカウントが発生したときは以下の動作を行います。
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•
TMCSR レジスタの bit7:EF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
カウント継続 ( 有効エッジ入力待ち )
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509
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
アンダフローが発生したときは以下の動作を行います。
•
TMCSR レジスタの bit2:UF ビットをセット
•
割込み許可 (TMCSR レジスタの bit3:INTE=1) のとき , 割込み発生
•
TMRLRA から値をリロード
•
カウント継続 ( 有効エッジ入力待ち )
コンペア機能の動作は TMRLRA と TMRLRB の設定関係により変わります。
•
TMRLRB < TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき , カウンタへのロードを行ってから比較一致 (TMR =
TMRLRB) するまで , TMO 出力は OUTL=0 のとき , "L" レベルとなります。比較一
致からダウンカウントが発生したとき , TMO 出力は反転し , アンダフローが発生す
るまで "H" レベルとなります。また , EF ビットもセットされます。アンダフローが
発生すると , TMO 出力は初期化され "L" レベルとなります。アンダフローにより ,
タイマは TMRLRA からリロードを行い , カウント動作を継続します。
図 21.6-41 コンペアモード (PWM) リロード動作 (TMRLRB < TMRLRA)( 両エッジカウント )
TMI端子
···
···
···
···
···
···
TMI端子の
有効エッジ
···
···
···
···
···
···
アンダフロー
···
UFビット
···
リロード
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMRLRB
カウント
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRB
カウント
TMRLRA + 1
カウント
TMRLRB
カウント
TMRLRA + 1
カウント
比較一致から
ダウンカウント
···
EFビット
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
•
···
TMRLRA
···
TMRLRA
TMRLRB > TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき , TMRLRA からカウンタへロードを行うと , 既に TMR <
TMRLRB となっているので , TMO 出力は OUTL=0 のとき , ダウンカウント開始か
らアンダフローの発生まで "H" レベルとなります。アンダフローの発生によりカウ
ンタは TMRLRA からロードを行い , カウント動作を継続します。TMO 出力は "H"
レベルを継続します。このレジスタ関係のとき , EF ビットはセットしません。
510
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
図 21.6-42 コンペアモード (PWM) リロード動作 (TMRLRB > TMRLRA)( 両エッジカウント )
TMI端子
TMI端子の
有効エッジ
タイマがリロード
したレジスタ
···
···
···
···
···
···
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
アンダフロー
···
UFビット
···
TMO端子
(OUTL=0の時)
TMRLRA+1
TMRLRA+1
TMRLRA+1
EFビット L
起動トリガ
•
TMRLRB = TMRLRA を設定
上記レジスタ関係のとき, カウンタへのロード後, 1カウントするとTMR < TMRLRB
になるので , TMO 出力は OUTL=0 のとき , ダウンカウント 1 カウント分 "L" レベル
を出力し , アンダフローが発生するまで "H" レベルを出力します。また , EF ビット
もセットされます。アンダフローの発生によりカウンタは TMRLRA からロードを
行い , カウント動作を継続します。TMO 出力は "L" レベルとなります。
図 21.6-43 コンペアモード (PWM) リロード動作 (TMRLRB = TMRLRA)( 両エッジカウント )
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
TMI端子
···
···
···
TMI端子の
有効エッジ
···
···
···
アンダフロー
UFビット
TMO端子
(OUTL=0の時)
···
1カウント
1カウント
TMRLRA+1
TMRLRB
1カウント
TMRLRA+1
TMRLRB
···
···
TMRLRA+1
TMRLRB
比較一致から
ダウンカウント
EFビット
起動トリガ
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
•
MB91665 シリーズ
TMRLRB = 0 を設定
上記レジスタ関係のとき , カウンタへのロード後 , TMR < TMRLRB になることはな
いので , ダウンカウント開始時からアンダフローが発生するまで TMO 出力は "L" レ
ベルとなります。アンダフローが発生後も "L" レベルのままです。
図 21.6-44 コンペアモード (PWM) リロード動作 (TMRLRB=0)( 両エッジカウント )
TMI端子
···
···
···
TMI端子の
有効エッジ
···
···
···
タイマがリロード
したレジスタ
TMRLRA
TMRLRA
TMRLRA
アンダフロー
···
UFビット
TMO端子
H
TMRLRA+1
(OUTL=0の時) L
TMRLRA+1
···
TMRLRA+1
起動トリガ
● キャプチャモード (PWC) 動作
TMCSR レジスタの bit15, bit14:MOD1, MOD0=11 のとき , 再トリガが発生したときのカ
ウンタ値をキャプチャするキャプチャ動作を行います。
イベントカウンタモード時にキャプチャ入力を使用するときは , TMCSR レジスタの
bit0:TRG への "1" 書込みによってキャプチャを行ってください。
カウント動作中に再トリガが発生したとき , その時点の TMR の値を TMRLRB レジス
タにキャプチャし , TMCSR レジスタの bit7:EF をセットします。リロード・ワンショッ
トどちらのモード選択中でも動作します。
アンダフロー時の動作は , 「● シングルモード ( タイマカウンタ ) ワンショット動作」
または , 「● シングルモード ( タイマカウンタ ) リロード動作」を参照してください。
図 21.6-45 キャプチャ動作
TMI端子再トリガ入力
TMI端子入力
カウンタ値
TMRLRA
アンダフロー
0
アンダフロー
TMRLRBへ
TMRをキャプチャ
EF割込み
UF割込み
&
&
リロード(TMRLRA) キャプチャ(TMRLRB)
&
リロード(TMRLRA)
512
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
MB91665 シリーズ
21.6.3
カスケードモード時の動作
カスケードモードを使用すると , 16 ビットリロードタイマの ch.0 からの出力を ch.1 で , ch.1
からの出力を ch.2 でカウントできます。カスケードモード時の動作を説明します。
■ 動作
コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼ TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0 ビットでカ
スケードモードを選択 (CSL2 ∼ CSL0=110) すると , 次のような動作になります。
•
ch.1 をカスケードモードで接続した場合
ch.0 からの出力をカウントします。ch.1 をカスケードモードで使用した場合の入出
力を図 21.6-46 に示します。
図 21.6-46 ch.1 をカスケードモードで使用した場合の入出力
TMI0 端子
ch.0
TMO0 端子
TMI1 端子
ch.1
TMO1 端子
•
ch.2 をカスケードモードで接続した場合
ch.1 からの出力をカウントします。ch.2 をカスケードモードで使用した場合の入出
力を図 21.6-47 に示します。
図 21.6-47 ch.2 をカスケードモードで使用した場合の入出力
TMI1 端子
ch.1
TMO1 端子
TMI2 端子
ch.2
TMO2 端子
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513
第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.6
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< 注意事項 >
カスケードモードを使用する場合は , コントロールステータスレジスタ (TMCSR0 ∼
TMCSR2) の CSL2 ∼ CSL0 ビットでタイマモードを次のように設定してください。
•
若い番号のチャネル
インターバルタイマモードまたは外部クロックを選択 (CSL2 ∼ CSL0=110 以外 )
•
大きい番号のチャネル
カスケードモードを設定 (CSL2 ∼ CSL0=110)
■ アンダフロー周期
ch.1 および ch.2 のアンダフロー周期の計算式を説明します。
•
ch.1 をカスケードモードで接続した場合
T × (TMRLRA0 の値 +1) × (TMRLRA1 の値 +1)
T:ch.0 のカウント用クロックの周期
TMRLRA0:16 ビットタイマリロードレジスタ A0 (TMRLRA0)
TMRLRA1:16 ビットタイマリロードレジスタ A1 (TMRLRA1)
•
ch.2 をカスケードモードで接続した場合
T × (TMRLRA1 の値 +1) × (TMRLRA2 の値 +1)
T:ch.1 のカウント用クロックの周期
TMRLRA1:16 ビットタイマリロードレジスタ A1 (TMRLRA1)
TMRLRA2:16 ビットタイマリロードレジスタ A2 (TMRLRA2)
514
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.7
MB91665 シリーズ
21.7 使用上の注意
16 ビットリロードタイマを使用する際は , 次の点に注意してください。
■ 割込みに関する注意
•
アンダフロー割込み要求フラグのクリアと, アンダフロー割込み要求フラグが"1"に
変わるタイミングが重なった場合は , アンダフロー割込み要求フラグのクリア動作
は無視され , アンダフロー割込み要求フラグは "1" のままになります。
■ 同時起動の場合の動作
16 ビットリロードタイマの動作を決定するイベントが同時に発生した場合 , 動作状態
を決定する優先順位は次のとおりです。
1. レジスタの読込み
2. トリガ入力
3. アンダフロー
4. カウント用クロック入力
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第 21 章 16 ビットリロードタイマ
21.7
516
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第 22 章 ベースタイマ
入出力選択機能
ベースタイマの入出力選択機能について説明しま
す。
22.1 概要
22.2 構成
22.3 端子
22.4 レジスタ
22.5 入出力モード
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517
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.1
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22.1 概要
ベースタイマ入出力選択機能は, 入出力モードを設定することにより, ベースタイマへの信号
( 外部クロック / 外部起動トリガ / 波形 ) の入出力方法を決める機能です。
また, ベースタイマはタイマ機能を切り換えることで, チャネルごとに次のいずれかのタイマ
として使用します。
• 16 ビット PWM タイマ
• 16 ビット PPG タイマ
• 16/32 ビットリロードタイマ
• 16/32 ビット PWC タイマ
ベースタイマは , 必ず本章と使用するタイマ機能の章両方を一読の上 , 使用してください。
■ 概要
2 チャネルごとに入出力モードを次の 9 種類の中から選択できます。
•
入出力モード 0:16 ビットタイマ標準モード
ベースタイマを 1 チャネルごとに個別に動作させるモードです。
•
入出力モード 1:タイマフルモード
ベースタイマの偶数チャネルの信号を個別に外部端子に割り当てて動作させる
モードです。
•
入出力モード 2:外部トリガ共有モード
2 チャネルのベースタイマに対して同時に外部起動トリガを入力できるモードで
す。このモードを利用すると , 2 チャネルのベースタイマを同時に起動できます。
•
入出力モード 3 :他チャネルトリガ共有モード
他のチャネルからの外部信号を外部起動トリガにして , 起動するモードです。
このモードは ch.0 および ch.1 には設定できません。
•
入出力モード 4 :タイマ起動 / 停止モード
偶数チャネルで奇数チャネルの起動 / 停止を制御するモードです。奇数チャネルは ,
偶数チャネルからの出力信号の立上りエッジで起動し , 立下りエッジで停止しま
す。
•
入出力モード 5:同時ソフト起動モード
ソフトウェアで複数のチャネルを同時に起動するモードです。
•
入出力モード 6:ソフト起動タイマ起動 / 停止モード
偶数チャネルで奇数チャネルの起動 / 停止を制御するモードです。偶数チャネルは
ソフトウェアで起動します。奇数チャネルは , 偶数チャネルからの出力信号の立上
りエッジで起動し , 立下りエッジで停止します。
•
入出力モード 7:タイマ起動モード
偶数チャネルで奇数チャネルの起動を制御するモードです。奇数チャネルは , 偶数
チャネルからの出力信号の立上りエッジで起動します。
518
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•
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.1
入出力モード 8 :他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード
ほかのチャネルからの外部信号を外部起動トリガにして , 起動するモードです。
このモードは ch.0 および ch.1 には設定できません。
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.2
MB91665 シリーズ
22.2 構成
ベースタイマ入出力選択機能は次のブロックで構成されています。
■ ベースタイマ入出力選択機能のブロックダイヤグラム
ベースタイマ入出力選択機能のブロックダイヤグラムを図 22.2-1 に示します。
図 22.2-1 ベースタイマ入出力選択機能のブロックダイヤグラム
レジスタ部
TIOB3
ベースタイマ
ch.3
周
辺
バ
ス
入出力
選択部
ベースタイマ
ch.2
TIOA3
TIOB2
TIOA2
TIOB1
ベースタイマ
ch.1
TIOA1
ベースタイマ
ch.0
TIOB0
TIOA0
•
入出力選択部
ベースタイマの入出力モードをチャネルごとに選択する回路です。
•
ベースタイマ (ch.0 ∼ ch.3)
ベースタイマの ch.0 ∼ ch.3 です。
520
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.3
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22.3 端子
ベースタイマ入出力選択機能で入出力モードを設定する端子について説明します。
■ 概要
ベースタイマには , チャネルごとに 2 種類の外部端子と 5 種類の内部信号があります。
外部端子と内部信号を接続することで, ベースタイマへ接続先に対応した信号 ( 外部ク
ロック (ECK 信号 ) / 外部起動トリガ (TGIN 信号 ) / 波形 (TIN 信号 ) ) を入出力します。
外部端子と内部信号は , ベースタイマの入出力モードを設定することで接続されます。
使用する端子と入出力する信号は入出力モードによって異なります。
● 外部端子
•
TIOA0 ∼ TIOA3 端子
ベースタイマの波形 (TOUT 信号 ) を出力する , あるいは , 外部起動トリガ (TGIN 信
号 ) を入力する端子です。
この端子は兼用端子です。ベースタイマの TIOA0 ∼ TIOA3 端子として使用するに
は「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
TIOB0 ∼ TIOB3 端子
外部起動トリガ (TGIN 信号 ) / 外部クロック (ECK 信号 ) / 他チャネルの波形 (TIN 信
号 ) を入力する端子です。
この端子は兼用端子です。ベースタイマの TIOB0 ∼ TIOB3 端子として使用するに
は「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
● 内部信号
上記の外部端子と接続する , あるいは , ほかのチャネルからの出力信号を入力すること
でベースタイマへ信号を入出力します。
•
TOUT 信号
ベースタイマの出力波形です。(16/32 ビット PWC タイマでは使用しません。)
•
ECK 信号
ベースタイマの外部クロックです。(16/32 ビット PWC タイマでは使用しません。)
カウント用クロックに外部クロックを選択した場合に入力します。
•
TGIN 信号
ベースタイマの外部起動トリガです。(16/32ビットPWCタイマでは使用しません。
)
外部起動トリガの有効エッジを選択すると , この信号のエッジを検出してベースタ
イマが起動します。
•
TIN 信号
測定する波形です。(16/32 ビット PWC タイマでのみ使用します。)
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521
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.3
•
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DTRG 信号
ベースタイマは , この信号の立下りエッジで動作を停止します。
•
COUT 信号
他のチャネルへの出力信号です。
•
CIN 信号
他のチャネルから入力される信号です。
● 外部端子と内部信号の接続
外部端子と内部信号は , ベースタイマの入出力モードを設定することで接続されます。
入出力モードと端子接続の対応を表 22.3-1 に示します。
表 22.3-1 入出力モードと端子接続の対応
TIOAn
入出力
モード ( 偶数チャネル )
接続先 入出力
TIOBn
( 偶数チャネル )
接続先
TIOAn+1
( 奇数チャネル )
入出力 接続先 入出力
接続先
入出力
c h . n + 1 出力
ch.n+1 の
入力
のTOUT
ECK/TGIN/
TIN
0
ch.n の
TOUT
出力
ch.n の
入力
ECK/TGIN/
TIN
1
ch.n の
TOUT
出力
ch.n の
ECK
2
ch.n の
TOUT
出力
ch.n/ch.n+1 入力
の ECK/
TGIN/TIN*1
c h . n + 1 出力
のTOUT
3
ch.n の
TOUT
出力
使用しない
c h . n + 1 出力
のTOUT
4
ch.n の
TOUT
出力
ch.n の
入力
ECK/TGIN/
TIN
c h . n + 1 出力
のTOUT
5
ch.n の
TOUT
出力
使用しない
c h . n + 1 出力
のTOUT
6
ch.n の
TOUT
出力
7
ch.n の
TOUT
出力
ch.n の
入力
ECK/TGIN/
TIN
c h . n + 1 出力
のTOUT
8
ch.n の
TOUT
出力
使用しない
c h . n + 1 出力
のTOUT
ch.n
TIOBn+1
( 奇数チャネル )
入力
ch.n の
TGIN
入力
ch.n の TIN 入力
使用しない
c h . n + 1 出力
のTOUT
: 偶数チャネル
ch.n+1 : 奇数チャネル
n=0, 2
*1
522
: 周辺クロック (PCLK) で同期化
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.4
MB91665 シリーズ
22.4 レジスタ
ベースタイマ入出力選択機能で使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ ベースタイマ入出力選択機能のレジスタ一覧
ベースタイマ入出力選択機能のレジスタ一覧を表 22.4-1 に示します。
表 22.4-1 ベースタイマ入出力選択機能のレジスタ一覧
チャネル
CM71-10158-1
共通
レジスタ略称
BTSSSR
レジスタ名
同時ソフト起動レジスタ
参照先
22.4.2
0 ∼ 3 共通
BTSEL0123
入出力選択レジスタ 0123
22.4.1
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523
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.4
MB91665 シリーズ
入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123)
22.4.1
ベースタイマの ch.0 ∼ ch.3 の入出力モードを設定するレジスタです。
入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) のビット構成を図 22.4-1 に示します。
図 22.4-1 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) のビット構成
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
SEL23_3 SEL23_2 SEL23_1 SEL23_0 SEL01_3 SEL01_2 SEL01_1 SEL01_0
属性
初期値
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
< 注意事項 >
このレジスタは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の FMD2 ∼ FMD0 ビッ
トで , ベースタイマをリセットモードに設定 (FMD2 ∼ FMD0=000) してから書き換えて
ください。
[bit7 ∼ bit4]:SEL23_3 ∼ SEL23_0 (ch.2/ch.3 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.2 および ch.3 の入出力モードを設定するビットです。
SEL23_3 SEL23_2 SEL23_1 SEL23_0
524
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
入出力モード 3
( 他チャネルトリガ共有モード )
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停
止モード )
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.4
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
[bit3 ∼ bit0]:SEL01_3 ∼ SEL01_0 (ch.0/ch.1 用入出力選択ビット )
ベースタイマの ch.0 および ch.1 の入出力モードを設定するビットです。
ch.0 および ch.1 は , ベースタイマの最下位のチャネルになり , 下位側のチャネルの信号
を利用するモードは使用できません。そのため , 次のモードは設定禁止です。
•
入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード )
•
入出力モード 8 ( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード )
SEL01_3 SEL01_2 SEL01_1 SEL01_0
説明
0
0
0
0
入出力モード 0
(16 ビットタイマ標準モード )
0
0
0
1
入出力モード 1
( タイマフルモード )
0
0
1
0
入出力モード 2
( 外部トリガ共有モード )
0
0
1
1
設定禁止
0
1
0
0
入出力モード 4
( タイマ起動 / 停止モード )
0
1
0
1
入出力モード 5
( 同時ソフト起動モード )
0
1
1
0
入出力モード 6
( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード )
0
1
1
1
入出力モード 7
( タイマ起動モード )
1
0
0
0
設定禁止
< 注意事項 >
上記以外は設定禁止です。
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525
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.4
MB91665 シリーズ
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR)
22.4.2
ベースタイマをソフトウェアで同時に起動するレジスタです。
"1" を書き込んだビットに対応する , 複数のチャネルを最大 16 チャネルまで同時に起動でき
ます。
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) のビット構成を図 22.4-2 に示します。
図 22.4-2 同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) のビット構成
bit
属性
初期値
bit
属性
初期値
15
14
13
12
11
10
9
8
予約
W
予約
W
予約
W
予約
W
予約
W
予約
W
予約
W
予約
W
X
X
X
X
X
X
X
X
7
6
5
4
3
2
1
0
予約
W
予約
W
予約
W
予約
W
SSSR3
SSSR2
SSSR1
SSSR0
W
W
W
W
X
X
X
X
X
X
X
X
W:ライトオンリ
X:不定
< 注意事項 >
•
次のモード以外に設定しているときに , 本レジスタに書込みを行わないでください。
- 入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード )
- 入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) ( 偶数チャネルのみ )
•
このレジスタを利用して起動するチャネルは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビ ッ ト で ト リ ガ 入 力 エ ッ ジ を 立 上 り エ ッ ジ (EGS1,
EGS0=01) に設定してください。
[bit15 ∼ bit4]:予約ビット
0 を書き込んでください。
526
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.4
MB91665 シリーズ
[bit3]:SSSR3 (ch.3 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.3 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.3 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) の SEL23_3 ∼ SEL23_0 ビットで入出力モー
ドが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SEL23_3 ∼ SEL23_0=0101) されている場
合のみ
[bit2]:SSSR2 (ch.2 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.2 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.2 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) の SEL23_3 ∼ SEL23_0 ビットで入出力モー
ドが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SEL23_3 ∼ SEL23_0=0101)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SEL23_3 ∼ SEL23_0=0110)
[bit1]:SSSR1 (ch.1 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.1 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.1 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) の SEL01_3 ∼ SEL01_0 ビットで入出力モー
ドが "5" ( 同時ソフト起動モード ) に設定 (SEL01_3 ∼ SEL01_0=0101) されている場
合のみ
[bit0]:SSSR0 (ch.0 用同時ソフト起動ビット )
ベースタイマの ch.0 を起動するビットです。
書込み値
説明
0
無視されます。
1
ベースタイマの ch.0 を起動します。*
* : 入出力選択レジスタ 0123 (BTSEL0123) の SEL01_3 ∼ SEL01_0 ビットで入出力モー
ドが次のいずれかに設定されている場合のみ
・"5" ( 同時ソフト起動モード ) (SEL01_3 ∼ SEL01_0)
・"6" ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) (SEL01_3 ∼ SEL01_0)
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527
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
22.5 入出力モード
入出力選択レジスタ (BTSEL0123) で設定した入出力モードによって, 外部端子の働きやベー
スタイマの起動 / 停止タイミングなどが異なります。
入出力モード 0 (16 ビットタイマ標準モード )
22.5.1
ベースタイマの各チャネルを個別に利用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-1 に示します。
表 22.5-1 使用する外部端子
偶数チャネル
奇数チャネル
入力端子
1本
1本
出力端子
1本
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 22.5-2 に示します。
表 22.5-2 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
TIOA0 ∼ TIOA3
TIOB0 ∼ TIOB3
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TOUT
出力
入力
ECK/TGIN/TIN
ベースタイマの波形を出力
*
入力した信号を次のいずれか
として使用
・外部クロック (ECK 信号 )
・外部起動トリガ (TGIN 信号 )
・測定する波形 (TIN 信号 )
* : 入力信号の使用方法 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) は , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の設定によって異なります。
入出力モード 0 (16 ビットタイマ標準モード ) のブロックダイヤグラムを ch.0 を例に
とって図 22.5-1 に示します。
図 22.5-1 入出力モード 0 (16 ビットタイマ標準モード ) のブロックダイヤグラム
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
528
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
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TIOAn+1
TIOAn
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 0 の接続を表 22.5-3 に示します。
表 22.5-3 入出力モード 0 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号
TIOAn 端子から出力
TIOBn 端子からの入力信号
TIN/TGIN/ECK として ch.n に入力
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
TIOBn+1 端子からの入力信号
TIN/TGIN/ECK として ch.n+1 に入力
n=0, 2
22.5.2
入出力モード 1 ( タイマフルモード )
偶数チャネルの信号をすべて外部端子に個別に割り当てて使用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-4 に示します。
表 22.5-4 使用する外部端子
偶数チャネル
入力端子
3本
出力端子
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 22.5-5 に示します。
表 22.5-5 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT 偶数チャネルの波形を出力
TIOBn
入力
偶数チャネルの ECK
偶数チャネルに外部クロック (ECK 信
号 ) を入力
TIOAn+1
入力
偶数チャネルの TGIN
偶数チャネルに外部起動トリガ (TGIN
信号 ) を入力
TIOBn+1
入力
偶数チャネルの TIN
偶数チャネルに測定する波形 (TIN 信
号 ) を入力
n=0, 2
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529
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 1 ( タイマフルモード ) のブロックダイヤグラムを図 22.5-2 に示します。
図 22.5-2 入出力モード 1 ( タイマフルモード ) のブロックダイヤグラム例
TIOBn+1
ベースタイマ
ch.n+1
TIOAn+1
(32 ビットモード動作時 )
ベースタイマ
ch.n
TIOBn
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOAn
入出力モード 1 の接続を表 22.5-6 に示します。
表 22.5-6 入出力モード 1 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号
TIOAn 端子から出力
TIOBn 端子からの入力信号
ECK 信号として ch.n に入力
TIOAn+1 端子からの入力信号
TGIN 信号として ch.n に入力
TIOBn+1 端子からの入力信号
TIN 信号として ch.n に入力
n=0, 2
< 注意事項 >
このモードに設定した場合は , ポート機能レジスタ (PFR) で奇数チャネルに対応する
TIOAn 端子 (TIOA1, TIOA3) をポート入力モードに設定してください。端子の設定につい
ては , 「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
530
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 2 ( 外部トリガ共有モード )
22.5.3
ベースタイマの入力信号 (ECK/TGIN/TIN) を 2 チャネルで共有するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-7 に示します。
表 22.5-7 使用する外部端子
偶数チャネル
奇数チャネル
入力端子
1 本 (2 チャネルで共有 )
出力端子
1本
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 22.5-8 に示します。
表 22.5-8 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT 偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT 奇数チャネルの波形を出力
TIOBn
入力
偶数 / 奇数チャネルの 偶数 / 奇数両方のチャネルに入力 ( 周辺
クロック (PCLK) で同期化 ) し , 次のい
ECK/TGIN/TIN*
ずれかとして使用
・外部クロック (ECK 信号 )
・外部起動トリガ (TGIN 信号 )
・測定する波形 (TIN 信号 )
TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2
* : 入力信号の使用方法 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) は , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の設定によって異なります。
入出力モード 2 ( 外部トリガ共有モード ) のブロックダイヤグラムを図 22.5-3 に示しま
す。
図 22.5-3 入出力モード 2 ( 外部トリガ共有モード ) のブロックダイヤグラム
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
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ECK
TGIN
TIN
TOUT
COUT
ECK
TGIN
TIN
TOUT
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TIOBn+1
TIOAn+1
TIOBn
TIOAn
531
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 2 の接続を表 22.5-9 に示します。
表 22.5-9 入出力モード 2 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号
備考
TIOAn 端子から出力
TIOBn 端子からの入 ・ TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n と 周辺クロック (PCLK) で
同期化
力信号
ch.n+1 に入力
・ COUT 信号として他のチャネルに
出力
ch.n+1 の TOUT 信号 TIOAn+1 端子から出力
n=0, 2
< 注意事項 >
このモードに設定したチャネルの上位 2 チャネル (n+2, n+3) を入出力モード 3 ( 他チャネ
ルトリガ共有モード ) に設定すると , 4 チャネル同時に入力信号 (ECK/TGIN/TIN) を入力
できます。
( 例:ch.0 と ch.1 をこのモードに設定し , ch.2 と ch.3 を入出力モード 3 に設定すると
ch.0 ∼ ch.3 の 4 チャネル同時に入力信号 (ECK/TGIN/TIN) を入力できます。)
22.5.4
入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード )
2 チャネル下位側のチャネルの COUT 信号を CIN 信号として入力し , ECK/TGIN/TIN 信号と
して使用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-10 に示します。
表 22.5-10 使用する外部端子
偶数チャネル
入力端子
使用しない
出力端子
1本
奇数チャネル
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 22.5-11 に示します。
表 22.5-11 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
−
使用しない
TIOBn, TIOBn+1 −
n=2
532
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード ) のブロックダイヤグラムを図 22.5-4 に
示します。
図 22.5-4 入出力モード 3 ( 他チャネルトリガ共有モード ) のブロックダイヤグラム
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
ECK
TGIN
TIN
TOUT
COUT
TIOBn+1
TIOAn+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
TIOAn
CIN
入出力モード 3 の接続を表 22.5-12 に示します。
表 22.5-12 入出力モード 3 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号
TIOAn 端子から出力
CIN 信号 *
・TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n と ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
n=2
* : 他のチャネルの COUT 信号を CIN 信号として入力します。
ch.n/n+1 の ECK, TGIN, TIN に入力できる ch.n-2/n-1 の信号は以下のとおりです。
• 入出力モード 2 時の TIOBn-2 入力を周辺クロックで同期化した信号
• 入出力モード 3 時の ch.n-4/n-3 から入力されるトリガ信号
• 入出力モード 4 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 6 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 7 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 8 時の ch.n-4/n-3 から入力されるトリガ信号
< 注意事項 >
•
ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビットでトリガ入力
エッジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定してください。
•
このモードに設定したチャネルは , 2 チャネル下位側 (n-2, n-1) の COUT 信号を CIN 信
号として入力して使用します。
( 例:ch.2, ch.3 をこのモードに設定すると ch.0, ch.1 の COUT 信号を使用 )
そのため , ch.0 および ch.1 をこのモードに設定することはできません。
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533
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) 時の動作
22.5.5
偶数チャネルで奇数チャネルの起動 / 停止を制御できるモードです。
奇数チャネルは, 偶数チャネルの出力波形 (TOUT信号) の立上りエッジで起動し, 立下りエッ
ジで停止します。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-13 に示します。
表 22.5-13 使用する外部端子
偶数チャネル
奇数チャネル
入力端子
1本
使用しない
出力端子
1本
1本
端子の機能について表 22.5-14 に示します。
表 22.5-14 端子の機能
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn
入力
偶数チャネルの ECK/TGIN/ 偶数チャネルに入力し , 次のいず
れかとして使用
TIN*
・外部クロック (ECK 信号 )
・外部起動トリガ (TGIN 信号 )
・測定する波形 (TIN 信号 )
TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2
* : 入力信号の使用方法 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) は , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の設定によって異なります。
入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラムを図 22.5-5 に示し
ます。
図 22.5-5 入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラム
COUT
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
534
DTRG
ECK
TGIN
TIN
TOUT
ECK
TGIN
TIN
TOUT
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TIOBn+1
TIOAn+1
TIOBn
TIOAn
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 4 の接続を表 22.5-15 に示します。
表 22.5-15 入出力モード 4 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
・TIOAn 端子から出力
・TIN/TGIN/ECK および DTRG 信号として ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
TIOBn 端子からの入力信号 TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n に入力
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
n=0, 2
< 注意事項 >
•
ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビットで奇数チャネ
ルのトリガ入力エッジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定してください。
•
奇数チャネルは , DTRG 信号で立下りエッジが検出されると動作を停止します。
入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) 設定時の動作を ch.0 と ch.1 を PWM タイマ
として使用する場合の設定を例にとって図 22.5-6 に示します。
レジスタ (ch.0)
設定値
レジスタ (ch.1)
設定値
ベースタイマ 0 周期設定レジス 0010H
タ (BT0PCSR)
ベースタイマ 1 周期設定レジス 0002H
タ (BT1PCSR)
ベースタイマ 0 デューティ設定 0009H
レジスタ (BT0PDUT)
ベースタイマ 1 デューティ設定 0001H
レジスタ (BT1PDUT)
ベースタイマ 0 タイマ制御レジ 0013H
スタ (BT0TMCR)
ベースタイマ 1 タイマ制御レジ 0112H
スタ (BT1TMCR)
図 22.5-6 入出力モード 4 ( タイマ起動 / 停止モード ) の動作例
周辺クロック
(PCLK)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
1
2
3
4
5
TIOA0
6
7
8
TIOA1
ch.1 動作期間
ch.1 起動
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ch.1 は停止時の
タイマ値を保持
ch.1 停止
535
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード ) 時の動作
22.5.6
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) で複数のチャネルを同時に起動できるモードです。
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) で"1"を書き込んだビットに対応するチャネルがす
べて同時に起動します。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-16 に示します。
表 22.5-16 使用する外部端子
偶数チャネル
入力端子
使用しない
出力端子
1本
奇数チャネル
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 22.5-17 に示します。
表 22.5-17 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn, TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2
入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード ) のブロックダイヤグラムを図 22.5-7 に示しま
す。
図 22.5-7 入出力モード 5 ( 同時ソフト起動モード ) のブロックダイヤグラム
ソフト起動信号
(SSSRn+1 ビット )
ベースタイマ
ch.n+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
ソフト起動信号
(SSSRn ビット )
ベースタイマ
ch.n
536
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
TIOAn+1
TIOAn
CM71-10158-1
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 5 の接続を表 22.5-18 に示します。
表 22.5-18 入出力モード 5 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
TIOAn 端子から出力
ソフト起動信号
TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n に入力
(BTSSSR の SSSRn ビットへの "1" 書込み )
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
ソフト起動信号
TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n+1 に入力
(BTSSSRのSSSRn+1ビットへの"1"書込み)
n=0, 2
BTSSSR : 同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR)
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) で "1" を書き込むと , 書き込んだビットに対応する
チャネルに立上りエッジが入力 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) されます。
< 注意事項 >
ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビットでトリガ入力エッ
ジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定してください。
22.5.7
入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 /
停止モード ) 時の動作
偶数チャネルで奇数チャネルの起動 / 停止を制御できるモードです。
偶数チャネルは , 同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) に "1" を書き込んで起動します。
奇数チャネルは , 偶数チャネルの出力波形 (TOUT 信号 ) で立上りエッジを検出すると起動し ,
立下りエッジを検出すると停止します。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-19 に示します。
表 22.5-19 使用する外部端子
入力端子
偶数チャネル
使用しない
出力端子
1本
奇数チャネル
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 22.5-20 に示します。
表 22.5-20 外部端子の接続先と入出力信号
端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn, TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2
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FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
537
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラムを図
22.5-8 に示します。
図 22.5-8 入出力モード 6 ( ソフト起動タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラム
COUT
ベースタイマ
ch.n+1
DTRG
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
TIOAn+1
ソフト起動信号
(SSSRn ビット )
ベースタイマ
ch.n
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
TIOAn
入出力モード 6 の接続を表 22.5-21 に示します。
表 22.5-21 入出力モード 6 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
・TIOAn 端子から出力
・TIN/TGIN/ECK/DTRG 信号として ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
ソフト起動信号
TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n に入力
(BTSSSR の SSSRn ビットへの "1"
書込み )
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
n=0, 2
BTSSSR : 同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR)
同時ソフト起動レジスタ (BTSSSR) で起動したい偶数チャネルに対応するビットに "1"
を書き込むと , 対応チャネルに立上りエッジが入力 (ECK, TGIN, TIN 信号 ) されます。
ch.n の起動 / 停止タイミングは入出力モード 4 と同じです。
< 注意事項 >
538
•
ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の EGS1, EGS0 ビットでトリガ入力
エッジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定してください。
•
奇数チャネルは , DTRG 信号で立下りエッジが検出されると動作を停止します。
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CM71-10158-1
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 7 ( タイマ起動モード ) 時の動作
22.5.8
偶数チャネルの出力波形 (TOUT 信号 ) を奇数チャネルの入力信号 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) とし
て使用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-22 に示します。
表 22.5-22 使用する外部端子
偶数チャネル
奇数チャネル
入力端子
1本
使用しない
出力端子
1本
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 22.5-23 に示します。
表 22.5-23 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn
入力
偶数チャネルの ECK/TGIN/ 偶数チャネルに入力し , 次のいず
れかとして使用
TIN*
・外部クロック (ECK 信号 )
・外部起動トリガ (TGIN 信号 )
・測定する波形 (TIN 信号 )
TIOBn+1
−
−
使用しない
n=0, 2
* : 入力信号の使用方法 (ECK/TGIN/TIN 信号 ) は , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ
(BTxTMCR) の設定によって異なります。
入出力モード7 (タイマ起動モード) 時のブロックダイヤグラムを図 22.5-9に示します。
図 22.5-9 入出力モード 7 ( タイマ起動モード ) 時のブロックダイヤグラム
COUT
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
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ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
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TIOAn+1
TIOAn
539
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 7 の接続を表 22.5-24 に示します。
表 22.5-24 入出力モード 7 の接続
接続元
ch.n の TOUT 信号
接続先
・TIOAn 端子から出力
・TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
TIOBn 端子からの入力信号
TIN/TGIN/ECK 信号として ch.n に入力
ch.n+1 の TOUT 信号
TIOAn+1 端子から出力
n=0, 2
ch.n の起動タイミングは入出力モード 4 と同じです。
22.5.9
入出力モード 8 ( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 /
停止モード ) 時の動作
2 チャネル下位側のチャネルの COUT 信号を CIN 信号として入力し , 外部起動トリガ (TGIN
信号 ) として使用するモードです。
このモードに設定した場合に使用する外部端子を表 22.5-25 に示します。
表 22.5-25 使用する外部端子
偶数チャネル
入力端子
使用しない
出力端子
1本
奇数チャネル
1本
使用する外部端子の接続先と入出力信号について表 22.5-26 に示します。
表 22.5-26 外部端子の接続先と入出力信号
外部端子
入出力
接続先 ( 内部信号 )
入出力信号
TIOAn
出力
偶数チャネルの TOUT
偶数チャネルの波形を出力
TIOAn+1
出力
奇数チャネルの TOUT
奇数チャネルの波形を出力
TIOBn, TIOBn+1
−
−
使用しない
n=2
540
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第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
入出力モード 8 ( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグ
ラムを図 22.5-10 に示します。
図 22.5-10 入出力モード 8
( 他チャネルトリガ共有タイマ起動 / 停止モード ) のブロックダイヤグラム
COUT
ベースタイマ
ch.n+1
ベースタイマ
ch.n
DTRG
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn+1
TIOAn+1
DTRG
ECK
TGIN
TIN
TOUT
TIOBn
TIOAn
CIN
入出力モード 8 の接続を表 22.5-27 に示します。
表 22.5-27 入出力モード 8 の接続
接続元
接続先
ch.n の TOUT 信号 TIOAn 端子から出力
CIN 信号 *
・TIN/TGIN/ECK 信号および DTRG 信号として ch.n と ch.n+1 に入力
・COUT 信号として他のチャネルに出力
n=2
* : 他のチャネルの COUT 信号を CIN 信号として入力します。
ch.n/n+1 の ECK, TGIN, TIN に入力できる ch.n-2/n-1 の信号は以下のとおりです。
• 入出力モード 2 時の TIOBn-2 入力を周辺クロックで同期化した信号
• 入出力モード 3 時の ch.n-4/n-3 から入力されるトリガ信号
• 入出力モード 4 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 6 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 7 時の TIOAn-2 出力
• 入出力モード 8 時の ch.n-4/n-3 から入力されるトリガ信号
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
541
第 22 章 ベースタイマ 入出力選択機能
22.5
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
このモードに設定したチャネルは , 2 チャネル下位側 (n-2, n-1) の COUT 信号を CIN 信
号として入力して使用します。
( 例:ch.2, ch.3 をこのモードに設定すると ch.0, ch.1 の COUT 信号を使用 )
そのため , ch.0 および ch.1 をこのモードに設定することはできません。
•
このモードに設定したチャネルは , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の
EGS1, EGS0 ビットでトリガ入力エッジを立上りエッジ (EGS1, EGS0=01) に設定し
てください。
ただし , ベースタイマ x タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の FMD2 ∼ FMD0 ビットで
タイマ機能を 16/32 ビット PWC タイマに設定 (FMD2 ∼ FMD0=100) した場合を除き
ます。
•
542
奇数チャネルは , DTRG 信号で立下りエッジが検出されると動作を停止します。
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第 23 章 ベースタイマ
ベースタイマの概要 , レジスタの構成 / 機能 , およ
び動作について説明します。
23.1 ベースタイマの概要
23.2 ベースタイマのブロックダイヤグラム
23.3 ベースタイマのレジスタ
23.4 ベースタイマの動作
23.5 32 ビットモード動作
23.6 ベースタイマの使用上の注意
23.7 ベースタイマ割込み
23.8 ベースタイマの機能別説明
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
543
第 23 章 ベースタイマ
23.1
23.1
MB91665 シリーズ
ベースタイマの概要
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。設
定可能な各種タイマ機能の概要を以下に示します。本シリーズは 16ch 搭載していま
す。
■ モード設定と各種タイマ機能の関係
FMD2, FMD1, FMD0 ビット設定
機能
000B
リセットモード
001B
16 ビット PWM タイマ
010B
16 ビット PPG タイマ
011B
16/32 ビットリロードタイマ
100B
16/32 ビット PWC タイマ
■ リセットモード
このモードの設定時に , ベースタイマのマクロをリセットした状態 ( 各レジスタは初期
値 ) とします。別のタイマ機能や , T32 ビット設定を切り換えるとき , いったん , この
モードに設定してから別のタイマ機能や T32 ビットを設定してください。ただし , リ
セット後ならば本モードの設定なしにタイマ機能や T32 ビットの設定は可能です。
■ 16 ビット PWM タイマ
16 ビットのダウンカウンタ , 周期設定用バッファ付き 16 ビットのデータレジスタ ,
デューティ設定用バッファ付き 16 ビットのコンペアレジスタ , 端子制御部で構成され
ます。
周期 , デューティのデータはバッファ付きレジスタに格納するため , タイマ動作中に書
換えが可能です。
16 ビットのダウンカウンタのカウントクロックは , 内部クロック 5 種類 ( 周辺クロッ
ク (PCLK) の 1/4/16/128/256 分周 ) と , 外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッ
ジ , 両エッジ検出 ) から選択できます。
アンダフローでカウントを停止するワンショットモードと再ロードしてカウントを繰
り返す連続モードを選択できます。
起動はソフトウェアトリガと外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両
エッジ検出 ) から選択できます。
544
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第 23 章 ベースタイマ
23.1
MB91665 シリーズ
■ 16 ビット PPG タイマ
16 ビットのダウンカウンタ , "H" 幅設定用 16 ビットのデータレジスタ , "L" 幅設定用
16 ビットのデータレジスタ , 端子制御部で構成されます。
16 ビットのダウンカウンタのカウントクロックは , 内部クロック 5 種類 ( 周辺クロッ
ク (PCLK) の 1/4/16/128/256 分周 ) と , 外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッ
ジ , 両エッジ検出 ) から選択できます。
アンダフローでカウントを停止するワンショットモードと再ロードしてカウントを繰
り返す連続モードを選択できます。
起動はソフトウェアトリガと外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両
エッジ検出 ) から選択できます。
■ 16/32 ビットリロードタイマ
16 ビットのダウンカウンタ , 16 ビットのリロードレジスタ , 端子制御部で構成されま
す。
16 ビットのダウンカウンタのカウントクロックは , 内部クロック 5 種類 ( 周辺クロッ
ク (PCLK) の 1/4/16/128/256 分周 ) と , 外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッ
ジ , 両エッジ検出 ) から選択できます。
アンダフローでカウントを停止するワンショットモードと再ロードしてカウントを繰
り返す連続モードを選択できます。
起動はソフトウェアトリガと外部イベント 3 種類 ( 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両
エッジ検出 ) から選択できます。
■ 16/32 ビット PWC タイマ
16 ビットのアップカウンタ , 測定入力端子 , 制御レジスタで構成されます。
外部からのパルス入力で , 任意イベント間の時間を測定します。
基準となるカウントクロックは , 内部クロック 5 種類 ( 周辺クロック (PCLK) の 1/4/16/
128/256 分周 ) から選択できます。
各種測定モード
"H" パルス幅 ( ↑∼↓ ) / "L" パルス幅 ( ↓∼↑ )
立上り周期 ( ↑∼↑ ) / 立下り周期 ( ↓∼↓ )
エッジ間測定 ( ↑または↓∼↓または↑ )
測定終了時に割込み要求を発生することが可能です。
1 回のみの測定か , 連続測定かを選択することが可能です。
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
545
第 23 章 ベースタイマ
23.2
MB91665 シリーズ
ベースタイマのブロックダイヤグラム
23.2
ベースタイマの各モード別にブロックダイヤグラムを示します。
■ 16 ビット PWM タイマのブロックダイヤグラム
図 23.2-1 16 ビット PWM タイマのブロックダイヤグラム
BTxPCSR
BTxPDUT
BTxPDUT
CKS
OSEL
3
16
16
20
PCLK
27
28
ECK
16
16
(TOUT
PMSK
ベースタイマ
入出力選択部へ
ベースタイマ
入出力選択部から
EGS
2
DTIE
/
UDIE
STRG CTEN
MDSE
TGIN
CTEN
ベースタイマ
入出力選択部から
TGIE
BTxPCSR
BTxPDUT
x
x
BTxPCSR
BTxPDUT
■ 16 ビット PPG タイマのブロックダイヤグラム
図 23.2-2 16 ビット PPG タイマのブロックダイヤグラム
BTxPRLL
16
CKS
3
BTxPRLH
20
PCLK
27
28
ベースタイマ
入出力選択部から
OSEL
PPG
(TOUT
ECK
EGS
ベースタイマ
入出力選択部へ
PMSK
2
UDIE
STRG CTEN
MDSE
CTEN
TGIN
ベースタイマ
入出力選択部から
BTxPRLL
BTxPRLH
BTxTMR
546
TGIE
xL
xH
x
BTxPRLL)
BTxPRLH)
BTxTMR
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第 23 章 ベースタイマ
23.2
MB91665 シリーズ
■ 16/32 ビットリロードタイマ (ch.1, ch.0) のブロックダイヤグラム
図 23.2-3 16/32 ビットリロードタイマ (ch.1, ch.0) のブロックダイヤグラム
16ビットモード
OSEL
T32=0
BTxPCSR
(TOUT
CKS
16
3
20
PCLK
ベースタイマ
入出力選択部へ
27
28
ECK
BTxTMR
ベースタイマ
入出力選択部から
T32
EGS
2
MDSE
UDIE
STRG
CTEN
TGIN
ベースタイマ
入出力選択部から
CTEN
TGIE
BTxPCSR
BTxTMR
BTxPCSR
BTxTMR
( 続く )
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547
第 23 章 ベースタイマ
23.2
MB91665 シリーズ
( 続き )
32ビットモード
ch.1
BT1PCSR
16
BT1TMR)
T32=0
T32=1
ch.0
OSEL
BT0PCSR
(TOUT
CKS
3
16
20
PCLK
ベースタイマ
入出力選択部へ
27
28
ECK
BT0TMR
ベースタイマ
入出力選択部から
T32
EGS
2
MDSE
UDIE
STRG
CTEN
TGIN
ベースタイマ
入出力選択部から
CTEN
TGIE
BT1PCSR
BT1TMR
BT0PCSR
BT0TMR
548
1
1
0
0
BT1PCSR
BT1TMR
BT0PCSR
BT0TMR
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第 23 章 ベースタイマ
23.2
MB91665 シリーズ
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間のみで可能です。これ以外の
組合せにおける 32 ビット動作はできません。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 22 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
■ 16/32 ビット PWC タイマ (ch.1, ch.0) のブロックダイヤグラム
図 23.2-4 16/32 ビット PWC タイマ (ch.1, ch.0) のブロックダイヤグラム
16ビットモード
BTxDTBF
CKS
T32=0
3
16
20
PCLK
27
28
MDSE
MDSE
T32
EGS
3
OVIE
CTEN
TIN
ベースタイマ
入出力選択部から
CTEN
EDIE
BTxDTBF
x
BTxDTBF
( 続く )
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549
第 23 章 ベースタイマ
23.2
MB91665 シリーズ
( 続き )
32ビットモード
ch.1
BT1DTBF
16
(BT1TMR)
T32=0
T32=1
BT0DTBF
ch.0
CKS
3
16
20
PCLK
27
28
(BT0TMR)
MDSE
MDSE
T32
EGS
3
OVIE
CTEN
TIN
ベースタイマ
入出力
選択部から
CTEN
EDIE
BT0DTBF
BT1DTBF
0
1
BT0DTBF
BT1DTBF
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間のみで可能です。これ以外の
組合せにおける 32 ビット動作はできません。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 22 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
550
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第 23 章 ベースタイマ
23.3
MB91665 シリーズ
23.3
ベースタイマのレジスタ
ベースタイマのレジスタ一覧と各モード別のビット構成を示します。
■ ベースタイマのレジスタ一覧
表 23.3-1 16 ビット PWM タイマのレジスタ一覧
チャネル
レジスタ略称
レジスタ名
BTSSSR
共通
同時ソフト起動レジスタ
0 ∼ 3 共通 BTSEL0123
入出力選択レジスタ 0123
22.4.1
0
1
2
3
CM71-10158-1
参照先
22.4.2
BT0TMCR
ベースタイマ 0 タイマ制御レジスタ
23.8.1.1
BT0STC
ベースタイマ 0 ステータス制御レジスタ
23.8.1.1
BT0PCSR
ベースタイマ 0 周期設定レジスタ
23.8.1.2
BT0PDUT
ベースタイマ 0 デューティ設定レジスタ
23.8.1.3
BT0TMR
ベースタイマ 0 タイマレジスタ
23.8.1.4
BT1TMCR
ベースタイマ 1 タイマ制御レジスタ
23.8.1.1
BT1STC
ベースタイマ 1 ステータス制御レジスタ
23.8.1.1
BT1PCSR
ベースタイマ 1 周期設定レジスタ
23.8.1.2
BT1PDUT
ベースタイマ 1 デューティ設定レジスタ
23.8.1.3
BT1TMR
ベースタイマ 1 タイマレジスタ
23.8.1.4
BT2TMCR
ベースタイマ 2 タイマ制御レジスタ
23.8.1.1
BT2STC
ベースタイマ 2 ステータス制御レジスタ
23.8.1.1
BT2PCSR
ベースタイマ 2 周期設定レジスタ
23.8.1.2
BT2PDUT
ベースタイマ 2 デューティ設定レジスタ
23.8.1.3
BT2TMR
ベースタイマ 2 タイマレジスタ
23.8.1.4
BT3TMCR
ベースタイマ 3 タイマ制御レジスタ
23.8.1.1
BT3STC
ベースタイマ 3 ステータス制御レジスタ
23.8.1.1
BT3PCSR
ベースタイマ 3 周期設定レジスタ
23.8.1.2
BT3PDUT
ベースタイマ 3 デューティ設定レジスタ
23.8.1.3
BT3TMR
ベースタイマ 3 タイマレジスタ
23.8.1.4
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551
第 23 章 ベースタイマ
23.3
MB91665 シリーズ
表 23.3-2 16 ビット PPG タイマのレジスタ一覧
チャネル
レジスタ略称
レジスタ名
BTSSSR
共通
同時ソフト起動レジスタ
BTSEL0123
0 ∼ 3 共通
入出力選択レジスタ 0123
22.4.1
0
1
2
3
552
参照先
22.4.2
BT0TMCR
ベースタイマ 0 タイマ制御レジスタ
23.8.2.1
BT0STC
ベースタイマ 0 ステータス制御レジスタ
23.8.2.1
BT0PRLL
ベースタイマ 0L 幅設定リロードレジスタ
23.8.2.2
BT0PRLH
ベースタイマ 0H 幅設定リロードレジスタ
23.8.2.3
BT0TMR
ベースタイマ 0 タイマレジスタ
23.8.2.4
BT1TMCR
ベースタイマ 1 タイマ制御レジスタ
23.8.2.1
BT1STC
ベースタイマ 1 ステータス制御レジスタ
23.8.2.1
BT1PRLL
ベースタイマ 1L 幅設定リロードレジスタ
23.8.2.2
BT1PRLH
ベースタイマ 1H 幅設定リロードレジスタ
23.8.2.3
BT1TMR
ベースタイマ 1 タイマレジスタ
23.8.2.4
BT2TMCR
ベースタイマ 2 タイマ制御レジスタ
23.8.2.1
BT2STC
ベースタイマ 2 ステータス制御レジスタ
23.8.2.1
BT2PRLL
ベースタイマ 2L 幅設定リロードレジスタ
23.8.2.2
BT2PRLH
ベースタイマ 2H 幅設定リロードレジスタ
23.8.2.3
BT2TMR
ベースタイマ 2 タイマレジスタ
23.8.2.4
BT3TMCR
ベースタイマ 3 タイマ制御レジスタ
23.8.2.1
BT3STC
ベースタイマ 3 ステータス制御レジスタ
23.8.2.1
BT3PRLL
ベースタイマ 3L 幅設定リロードレジスタ
23.8.2.2
BT3PRLH
ベースタイマ 3H 幅設定リロードレジスタ
23.8.2.3
BT3TMR
ベースタイマ 3 タイマレジスタ
23.8.2.4
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
CM71-10158-1
第 23 章 ベースタイマ
23.3
MB91665 シリーズ
表 23.3-3 16/32 ビットリロードタイマのレジスタ一覧
チャネル
0 ∼ 3 共通
レジスタ略称
レジスタ名
BTSSSR
同時ソフト起動レジスタ
BTSEL0123
入出力選択レジスタ 0123
22.4.1
0
BT0TMCR
ベースタイマ 0 タイマ制御レジスタ
23.8.3.1
BT0STC
ベースタイマ 0 ステータス制御レジスタ
23.8.3.1
BT0PCSR
ベースタイマ 0 周期設定レジスタ
23.8.3.2
BT0TMR
ベースタイマ 0 タイマレジスタ
23.8.3.3
BT1TMCR
ベースタイマ 1 タイマ制御レジスタ
23.8.3.1
BT1STC
ベースタイマ 1 ステータス制御レジスタ
23.8.3.1
BT1PCSR
ベースタイマ 1 周期設定レジスタ
23.8.3.2
BT1TMR
ベースタイマ 1 タイマレジスタ
23.8.3.3
BT2TMCR
ベースタイマ 2 タイマ制御レジスタ
23.8.3.1
BT2STC
ベースタイマ 2 ステータス制御レジスタ
23.8.3.1
BT2PCSR
ベースタイマ 2 周期設定レジスタ
23.8.3.2
BT2TMR
ベースタイマ 2 タイマレジスタ
23.8.3.3
BT3TMCR
ベースタイマ 3 タイマ制御レジスタ
23.8.3.1
BT3STC
ベースタイマ 3 ステータス制御レジスタ
23.8.3.1
BT3PCSR
ベースタイマ 3 周期設定レジスタ
23.8.3.2
BT3TMR
ベースタイマ 3 タイマレジスタ
23.8.3.3
共通
1
2
3
参照先
22.4.2
表 23.3-4 16/32 ビット PWC タイマのレジスタ一覧
チャネル
レジスタ略称
レジスタ名
BTSSSR
共通
同時ソフト起動レジスタ
BTSEL0123
0 ∼ 3 共通
入出力選択レジスタ 0123
参照先
22.4.2
0
1
2
3
CM71-10158-1
22.4.1
BT0TMCR
ベースタイマ 0 タイマ制御レジスタ
23.8.4.1
BT0STC
ベースタイマ 0 ステータス制御レジスタ
23.8.4.1
BT0DTBF
ベースタイマ 0 データバッファレジスタ
23.8.4.2
BT1TMCR
ベースタイマ 1 タイマ制御レジスタ
23.8.4.1
BT1STC
ベースタイマ 1 ステータス制御レジスタ
23.8.4.1
BT1DTBF
ベースタイマ 1 データバッファレジスタ
23.8.4.2
BT2TMCR
ベースタイマ 2 タイマ制御レジスタ
23.8.4.1
BT2STC
ベースタイマ 2 ステータス制御レジスタ
23.8.4.1
BT2DTBF
ベースタイマ 2 データバッファレジスタ
23.8.4.2
BT3TMCR
ベースタイマ 3 タイマ制御レジスタ
23.8.4.1
BT3STC
ベースタイマ 3 ステータス制御レジスタ
23.8.4.1
BT3DTBF
ベースタイマ 3 データバッファレジスタ
23.8.4.2
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
553
第 23 章 ベースタイマ
23.4
23.4
MB91665 シリーズ
ベースタイマの動作
ベースタイマの動作について説明します。
■ ベースタイマの動作
● リセットモード
このモードの設定時に , ベースタイマのマクロをリセットした状態 ( 各レジスタは初期
値 ) とします。別のタイマ機能や , T32 ビット設定を切り換えるとき , いったん , この
モードに設定してから別のタイマ機能や T32 ビットを設定してください。ただし , リ
セット後ならば本モードの設定なしにタイマ機能や T32 ビットの設定は可能です。32
ビットモード設定時にこのモードを偶数チャネルに設定した場合 , 奇数チャネルも同
時にリセットがかかるようになっていますので , 奇数チャネルに対してリセットモー
ドの設定は必要ありません。
● 16 ビット PWM タイマ
16 ビット PWM タイマは , トリガ起動により周期設定した値をダウンカウント開始し
ます。その際 , まず出力を "L" レベルにし , 16 ビットダウンカウンタがデューティ設定
レジスタに設定されている値と一致した場合は "H" レベルに反転出力し , その後カウ
ンタがアンダフローになったときに再度 "L" レベルに反転出力します。これにより , 周
期とデューティが任意の波形を生成します。
● 16 ビット PPG タイマ
16 ビット PPG タイマは , トリガ起動により "L" 幅設定リロードレジスタに設定されて
いる値分ダウンカウントします。その際 , まず出力を "L" レベルにし , アンダフローに
なったときに出力を "H" レベルに反転出力して , 引き続き "H" 幅設定リロードレジス
タに設定されている値分ダウンカウント開始し , アンダフローになったときに出力レ
ベルを "L" に反転出力します。これにより , 任意の "L" 幅 , "H" 幅の波形を生成します。
● 16 ビットリロードタイマ
16 ビットリロードタイマは , トリガ起動により周期設定した値をダウンカウント開始
します。16 ビットダウンカウンタがアンダフローになったときに割込みフラグが設定
されます。出力レベルは MDSE ビットの設定によって , アンダフローごとに反転する
トグル出力か , カウント開始で "H", アンダフローで "L" 出力のパルス出力になります。
554
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第 23 章 ベースタイマ
23.4
MB91665 シリーズ
● 32 ビットリロードタイマ
基本動作は 16 ビットリロードタイマと同じですが , 偶数チャネルと奇数チャネルの 2
チャネル使用で 32 ビットリロードタイマとして動作します。その際 , 偶数チャネルは
下位 16 ビットタイマ動作となり , 奇数チャネルは上位 16 ビットタイマ動作となります
が , 割込み制御 , 出力波形制御は偶数チャネルの設定に従います。周期を設定する場合
は , 先に上位レジスタ ( 奇数チャネル ) に書き込んだ後に下位レジスタ ( 偶数チャネル )
に書き込むようにします。
タイマ値を読み出す場合は , 先に下位レジスタ ( 偶数チャネル ) を読み出した後に上位
レジスタ ( 奇数チャネル ) を読み出すようにします。
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間のみで可能です。これ以外の
組合せにおける 32 ビット動作はできません。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 22 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
● 16 ビット PWC タイマ
PWC タイマは , 設定した測定開始エッジの入力で 16 ビットアップカウンタを起動させ ,
測定終了エッジの検出でカウンタを停止します。この間のカウント値がパルス幅とし
てデータバッファレジスタに格納されます。
● 32 ビット PWC タイマ
基本動作は 16 ビット PWC タイマと同じですが , 偶数チャネルと奇数チャネルの 2 チャ
ネル使用で 32 ビット PWC タイマとして動作します。その際 , 偶数チャネルは下位 16
ビットカウント動作となり , 奇数チャネルは上位 16 ビットカウント動作となりますが ,
割込み制御は偶数チャネルの設定に従います。測定値 , またはカウント値を読み出す場
合は , 先に下位レジスタ ( 偶数チャネル ) を読み出した後に上位レジスタ ( 奇数チャネ
ル ) を読み出すようにします。
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間のみで可能です。これ以外の
組合せにおける 32 ビット動作はできません。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 22 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
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555
第 23 章 ベースタイマ
23.5
23.5
MB91665 シリーズ
32 ビットモード動作
リロードタイマ , PWC タイマは , 2 チャネルを使用して 32 ビットモード動作が可能
です。以下に , 32 ビットモード機能における基本機能 / 動作について示します。
■ 32 ビットモード機能
ベースタイマを 2 チャネル組み合せて 32 ビットデータのリロードタイマまたは 32 ビッ
トデータの PWC タイマ動作を実現する機能です。偶数チャネルの下位 16 ビットタイ
マ・カウンタ値を読み出す際に , 奇数チャネルの上位 16 ビットタイマ・カウンタ値も
取り込むので , 動作中のタイマ・カウンタ値も読み出すことが可能です。
■ 32 ビットモード設定
まず , 偶数チャネルの BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットを "000B" でリ
セットモードにして状態をリセットしてから , 16 ビットモード時と同様にリロードタ
イマ , または PWC タイマ選択と動作の設定を行います。このとき , BTxTMCR レジス
タの T32 ビットにも "1" を書き込むことで 32 ビット動作モードに設定します。奇数
チャネルの T32 ビットは "0" のままにしてください。リセットモードの設定も必要あ
りません。
次に , リロードタイマの場合は , 奇数チャネルの周期設定レジスタに 32 ビッ
トのうち , 上位 16 ビットのリロード値を設定し , その後に偶数チャネルの周期設定レ
ジスタに下位 16 ビットのリロード値を設定します。
32 ビット動作モードへの移行は T32 ビット書込み後 , 直ちに反映されるので , 設定変
更は両チャネルともカウント停止状態で行ってください。
32 ビットモードから 16 ビットモードへの移行は , 偶数チャネルの BTxTMCR レジスタ
の FMD2, FMD1, FMD0 ビットを "000B" でリセットモードにして偶数 , 奇数の両チャネ
ルの状態をリセットし , チャネルごとに 16 ビットモードでの設定を行います。
556
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第 23 章 ベースタイマ
23.5
MB91665 シリーズ
■ 32 ビットモード動作
32 ビットモード設定の後 , 偶数チャネルの制御によりリロードタイマ , または PWC タ
イマを起動すると , 偶数チャネルのタイマ / カウンタは下位 16 ビット動作となり , 奇
数チャネルのタイマ / カウンタは上位 16 ビット動作となります。
32ビットモードでの動作は偶数チャネルの設定に従うので, 奇数チャネルの設定は (リ
ロードタイマ時の周期設定レジスタを除き ) 無視します。タイマ起動 , 波形出力 , 割込
み信号も偶数チャネルのものが有効となります (奇数チャネルは"L"固定にマスクされ
ます ) 。
下記に ch.0, ch.1 の場合の構成を示します。
ch.1
アンダフロー
オーバフロー
ch.0
割込み
上位16ビット
タイマ/カウンタ
上位16ビット
リロード値
T32=0
アンダフロー
オーバフロー
下位16ビット
タイマ/カウンタ
波形出力
リード/ライト信号
下位16ビット
リロード値
PWC測定波形/外部トリガ
T32=1
<注意事項>
• 32 ビット動作は ch.0 と ch.1 との間 , ch.2 と ch.3 との間のみで可能です。これ以外の
組合せにおける 32 ビット動作はできません。
• 本機能は同時起動をサポートしています。詳細は「第 22 章 ベースタイマ 入出力選択
機能」を参照してください。
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557
第 23 章 ベースタイマ
23.6
23.6
MB91665 シリーズ
ベースタイマの使用上の注意
ベースタイマの使用上の注意を以下に示します。
■ 各タイマの使用上で共通する注意
● プログラムによる設定上の注意
• BTxTMCR レジスタの以下に示すビットは動作中に書き換えることを禁止します。
書換えは必ず起動前か停止後に行ってください。
[bit14, bit13, bit12] CKS2, CKS1, CKS0 :クロック選択ビット
[bit10, bit9, bit8]
EGS2, EGS1, EGS0
:測定エッジ選択ビット
[bit7]
T32
:32 ビットタイマ選択ビット
( リロードタイマ・PWC 機能選択時 )
[bit6, bit5, bit4]
FMD2, FMD1, FMD0 :タイマ機能選択ビット
[bit2]
MDSE
:測定モード ( 単発 / 連続 ) 選択ビット
• BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットを "000B" のリセットモードに設
定したときはベースタイマの全レジスタは初期化されますので , すべてのレジスタ
に対して再設定が必要です。
• BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットを "000B" のリセットモードに設
定するとき , BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビット以外のビットへの設
定は無視されて初期化されます。
■ 16 ビット PWM/PPG/ リロードタイマの使用上の注意
● プログラムによる設定上の注意
• 割込み要求フラグセットタイミングとクリアタイミングが重複した場合には , フラ
グセットが優先され , クリア動作は無効となります。
• ダウンカウンタは , ロードとカウントのタイミングが重複した場合にはロード動作
を優先します。
• BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットによるタイマ機能の設定後に周期設
定 , デューティ設定 , "H" 幅設定 , "L" 幅設定をするようにします。
• ワンショットモードでカウント終了時に再起動を検出した場合はカウント値をリ
ロードして再起動を開始します。
558
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第 23 章 ベースタイマ
23.6
MB91665 シリーズ
■ PWC タイマの使用上の注意
● プログラムによる設定上の注意
• カウント動作許可ビット (CTEN) に "1" 書込みでカウンタがクリアされますので , 起
動許可前にカウンタ中にあったデータは無効になります。
• システムリセット・リセットモードから PWC モードの設定 (FMD=100B) と測定開
始設定 (CTEN=1) を同時にした場合 , その直前の測定信号の状態によって動作する
場合があります。
• 連続測定モードにおいて , 再起動を設定したときに同時に測定開始エッジを検出し
た場合は直ちにカウントを "0001H" から開始します。
• カウント動作を開始した後に再起動を行う場合は , そのタイミングによっては以下
に示すようなことが起こり得ます。
- パルス幅単発測定モード時 , 測定終了エッジと同時であった場合
再起動を行って測定開始エッジ待ち状態となりますが , 測定終了フラグ (EDIR) は
セットされます。
- パルス幅連続測定モード時 , 測定終了エッジと同時であった場合
再起動を行って測定開始エッジ待ち状態となりますが , 測定終了フラグ (EDIR) は
セットされ , その時点での測定結果は BTxDTBF に転送されます。
以上のように , 動作中の再起動時には , フラグの動作に注意して割込み制御などを行う
ようにしてください。
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FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
559
第 23 章 ベースタイマ
23.7
23.7
MB91665 シリーズ
ベースタイマ割込み
ベースタイマの各機能での割込み要求ビット , 割込み許可ビットと割込み要因をまと
めた一覧を示します。
■ 機能ごとの割込み制御ビットと割込み要因
機能ごとの割込み制御ビットと割込み要因を表 23.7-1 に示します。
表 23.7-1 各モードでの割込み制御ビットと割込み要因
ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
PWM タイマ機能
割込み要求ビット
割込み要求許可
ビット
割込み要因
UDIR:bit0
UDIE:bit4
アンダフロー検出
DTIR:bit1
DTIE:bit5
デューティ一致検出
TGIR:bit2
TGIE:bit6
タイマ起動トリガ検出
IRQ1
UDIR:bit0
UDIE:bit4
アンダフロー検出
IRQ0
TGIR:bit2
TGIE:bit6
タイマ起動トリガ検出
IRQ1
UDIR:bit0
UDIE:bit4
アンダフロー検出
IRQ0
TGIR:bit2
TGIE:bit6
タイマ起動トリガ検出
IRQ1
OVIR:bit0
OVIE:bit4
オーバフロー検出
IRQ0
EDIR:bit2
EDIE:bit6
測定終了検出
IRQ1
IRQ
IRQ0
PPG タイマ機能
リロードタイマ機能
PWC タイマ機能
560
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
23.8
ベースタイマの機能別説明
ベースタイマの各機能について説明します。
■ ベースタイマの機能
● PWM 機能
● PPG 機能
● リロードタイマ機能
● PWC 機能
CM71-10158-1
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
561
第 23 章 ベースタイマ
23.8
23.8.1
MB91665 シリーズ
PWM 機能
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。
PWM を設定したときのタイマ機能の説明を示します。
• PWM タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR)
• PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR)
• PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT)
• タイマレジスタ (BTxTMR)
• 16 ビット PWM タイマ動作
• ワンショット動作
• 割込み要因とタイミングチャート
• 出力波形
562
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
PWM タイマ選択時のタイマ制御レジスタ
(BTxTMCR)
23.8.1.1
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) は , PWM タイマを制御します。PWM タイマ動作
中に書換え不可能なビットがありますので注意してください。
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
図 23.8-1 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
bit 15
bit 14
bit 13
bit 12
−
CKS2
CKS1
CKS0 RTGEN PMSK
−
R/W
R/W
R/W
bit 11
R/W
bit 10
R/W
bit 9
bit 8
初期値:
EGS1
EGS0
-0000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
EGS1 EGS0
トリガ入力エッジ選択ビット
0
0
トリガ入力無効
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
PMSK
パルス出力マスクビット
0
通常出力
1
"L" 出力に固定
RTGEN
再起動許可ビット
0
再起動禁止
1
再起動許可
CKS2 CKS1 CKS0
0
R/W
:リード / ライト可能
:初期値
CM71-10158-1
0
カウントクロック選択ビット
0
φ
φ/4
0
0
1
0
1
0
φ/16
0
1
1
φ/128
1
0
0
φ/256
1
0
1
外部クロック ( 立上りエッジイベント )
1
1
0
外部クロック ( 立下りエッジイベント )
1
1
1
外部クロック ( 両エッジイベント )
FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED
563
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-1 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
ビット名
機能
• 読出し値は不定です。
bit15
未定義ビット
bit14
∼
bit12
CKS2, CKS1,
CKS0:
カウントクロック
選択ビット
• このビットへの書込みは , 動作に影響しません。
• 16 ビットダウンカウンタのカウントクロックを選択します。
• カウントクロックの変更は設定を変えると直ちに反映します。し
たがって , CKS2 ∼ CKS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で
行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変
更することは可能です。
bit11
RTGEN:
再起動許可ビット
ソフトウェアトリガ , またはトリガ入力による再起動を許可する
ビットです。
• PWM 出力波形の出力波形レベルを制御します。
• このビットが "0" のときは PWM 波形をそのまま出力します。
bit10
PMSK:
パルス出力マスク
ビット
• このビットが "1" のときは , 周期やデューティ設定の値にかかわ
らず PWM 出力を "L" 出力にマスクします。
( 注意事項 )
bit3 の OSEL が反転出力に設定されている場合に
PMSK を "1" にすると "H" 出力にマスクとなります。
• 外部起動要因として入力波形に対する有効エッジを選択し , トリ
ガの条件を設定します。
• 初期値または "00B" の設定の場合 , 入力波形に対する有効エッジ
bit9,
bit8
EGS1, EGS0:
トリガ入力エッジ
選択ビット
が選択されていない状態なので外部波形による起動はかかりま
せん。
( 注意事項 )
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
• EGS1, EGS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で行ってくだ
さい。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変更するこ
とは可能です。
564
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CM71-10158-1
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
図 23.8-2 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
bit 7
bit 6
―
FMD2
R/W
R/W
bit 5
bit 4
FMD1 FMD0
R/W
R/W
bit 3
bit 2
bit 1
OSEL
MDSE
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
CM71-10158-1
初期値:
CTEN STRG
R/W
00000000B ( リセット時 )
R/W
STRG
ソフトウェアトリガビット
0
無効
1
ソフトウェアによる起動開始
CTEN
カウント動作許可ビット
0
停止
1
動作許可
MDSE
モード選択ビット
0
連続動作
1
ワンショット動作
OSEL
出力極性指定ビット
0
通常極性
1
反転極性
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
―
bit 0
タイマ機能選択ビット
0
0
0
リセットモード
0
0
1
PWM 機能選択
0
1
0
PPG 機能選択
0
1
1
リロードタイマ機能選択
1
0
0
PWC 機能選択
1
0
1
1
1
0
1
1
1
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設定禁止
565
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-2 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
ビット名
bit7
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• タイマ機能を選択するビットです。
bit6
∼
bit4
FMD2, FMD1,
FMD0:
タイマ機能選択
ビット
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "001B" を設定すると PWM 機能が選
択されます。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
PWM 出力の極性を設定します。
bit3
OSEL:
出力極性指定
ビット
極性
リセット後
通常
"L" 出力
反転
"H" 出力
デューティ一致
アンダフロー
• 連続してパルスを出力する動作か, 単一パルスを出力するワンショッ
bit2
MDSE:
モード選択
ビット
ト動作かを選択します。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
bit1
CTEN:
カウント動作
許可ビット
• ダウンカウンタの動作を許可するビットです。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "0" を書き
込むとカウンタは停止します。
• CTEN ビットが "1" のときに STRG ビットに "1" を書き込むとソフ
トウェアトリガが発生します。
bit0
STRG:
ソフトウェア
トリガビット
( 注意事項 )
• STRG ビットの読出し値は常に "0" です。
( 注意事項 )
566
CTEN ビットと STRG ビットに同時に "1" を書き込ん
だ場合でも , ソフトウェアトリガが発生します。
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
■ ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
図 23.8-3 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
R/W
―
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
―
TGIE
DTIE
UDIE
―
TGIR
DTIR
UDIR
00000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
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UDIR
アンダフロー割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
DTIR
デューティ一致割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
TGIR
トリガ割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
UDIE
アンダフロー割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
DTIE
デューティ一致割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
TGIE
トリガ割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
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567
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-3 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
ビット名
bit7
bit6
bit5
bit4
bit3
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
TGIE:
トリガ割込み
要求許可
ビット
• bit2 :TGIR の割込み要求を制御します。
DTIE:
デューティ
一致割込み要求
許可ビット
• bit1 :DTIR の割込み要求を制御します。
UDIE:
アンダフロー
割込み要求許可
ビット
• bit0 :UDIR の割込み要求を制御します。
• TGIE ビットが許可されていて bit2 :TGIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• DTIE ビットが許可されていて bit1: DTIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• UDIE ビットが許可されていて bit0 :UDIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• ソフトウェアトリガ , またはトリガ入力の検出をしたときに TGIR
ビットが "1" にセットされます。
bit2
TGIR:
トリガ割込み
要求ビット
• TGIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• TGIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令におけるリード値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
• カウント値がデューティ設定値と一致したときにDTIRビットが"1"
bit1
DTIR:
デューティ一致
割込み要求
ビット
にセットされます。
• DTIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• DTIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令におけるリード値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
• カウント値が "0000H" → "FFFFH" へのアンダフロー時に UDIR ビッ
bit0
UDIR:
アンダフロー
割込み要求
ビット
トが "1" にセットされます。
• UDIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• UDIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令におけるリード値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
568
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR)
23.8.1.2
PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) は , 周期を設定するためのバッファ付きレジス
タです。タイマレジスタへの転送は , 起動時とアンダフロー時に行われます。
■ PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成
図 23.8-4 に , PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成を示します。
図 23.8-4 PWM 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
周期を設定するためのバッファ付きレジスタです。タイマレジスタへの転送は起動時
とアンダフロー時に行われます。
周期設定レジスタの初期設定時および書換え時は , 周期設定レジスタの書込み後に必
ずデューティ設定レジスタへの書込み動作を行ってください。
• BTxPCSR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPCSR レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットで PWM 機
能の設定後に周期設定をしてください。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT)
23.8.1.3
PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT) はデューティを設定するためのバッファ
付きレジスタです。バッファからの転送は , アンダフローで行われます。
■ PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT) のビット構成
図 23.8-5 に , PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT) のビット構成を示します。
図 23.8-5 PWM デューティ設定レジスタ (BTxPDUT) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
デューティを設定するためのバッファ付きレジスタです。バッファからの転送はアン
ダフローで行われます。
周期設定レジスタの値とデューティ設定レジスタの値を同じにすると , 通常極性時に
オール "H" を , 反転極性時にオール "L" を出力します。
BTxPSCR < BTxPDUT となるような値を設定しないでください。PWM 出力は不定と
なります。
• BTxPDUT レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPDUT レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットで PWM 機能
の設定後にデューティ設定してください。
570
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
タイマレジスタ (BTxTMR)
23.8.1.4
タイマレジスタ (BTxTMR) は , 16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができま
す。
■ タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
図 23.8-6 に , PWM タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成を示します。
図 23.8-6 タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
R
:リードオンリ
16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができます。
<注意事項>
BTxTMR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
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571
第 23 章 ベースタイマ
23.8
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16 ビット PWM タイマ動作
23.8.1.5
PWM タイマ動作では , トリガの検出時より設定周期の波形を単発 , または連続して
出力することができます。
出力パルスの周期は , BTxPCSR 値を変えることにより制御することができます。
また , デューティ比は , BTxPDUT 値を変えることにより制御することができます。
BTxPCSR にデータを書き込んだ後は , 必ず BTxPDUT への書込みを行ってください。
■ 連続動作
● 再起動禁止の場合 (RTGEN=0)
図 23.8-7 PWM 動作のタイミングチャート ( 再起動禁止の場合 )
立上りエッジ検出
トリガは無視されます
トリガ
m
n
o
PWM
出力波形
①
②
①= T(n+1) ms
②= T(m+1) ms
T :カウントクロック周期
m:BTxPCSR 値
n :BTxPDUT 値
● 再起動許可の場合 (RTGEN=1)
図 23.8-8 PWM 動作のタイミングチャート ( 再起動許可の場合 )
立上りエッジ検出
トリガにより再起動
トリガ
m
n
o
①
PWM出力波形
②
①= T(n+1) ms
②= T(m+1) ms
572
T :カウントクロック周期
m:BTxPCSR 値
n :BTxPDUT 値
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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ワンショット動作
23.8.1.6
ワンショット動作では , トリガにより任意の幅の単一パルスを出力することができま
す。再起動許可の場合は , 動作中にエッジを検出するとカウンタをリロードします。
■ ワンショット動作
● 再起動禁止の場合 (RTGEN=0)
図 23.8-9 ワンショット動作のタイミングチャート ( トリガ再起動禁止 )
立上りエッジ検出
トリガは無視されます
トリガ
m
n
o
PWM出力波形
①
②
①= T(n+1) ms
②= T(m+1) ms
T :カウントクロック周期
m:BTxPCSR 値
n :BTxPDUT 値
● 再起動許可の場合 (RTGEN=1)
図 23.8-10 ワンショット動作のタイミングチャート ( トリガ再起動許可 )
立上りエッジ検出
トリガにより再起動
トリガ
m
n
o
PWM出力波形
①
②
①= T(n+1) ms
②= T(m+1) ms
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T :カウントクロック周期
m:BTxPCSR 値
n :BTxPDUT 値
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573
第 23 章 ベースタイマ
23.8
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割込み要因とタイミングチャート
23.8.1.7
割込み要因とタイミングチャートについて示します。
■ 割込み要因とタイミングチャート (PWM 出力 : 通常極性 )
トリガが入力されてカウンタ値がロードされるまで , ソフトウェアトリガ時は T, 外部
トリガ時は 2T ∼ 3T (T: 周辺クロック (PCLK) サイクル ) を必要とします。
図 23.8-11 に , 周期設定値= 3, デューティ値= 1 の場合の割込み要因とタイミング
チャートを示します。
図 23.8-11 PWM タイマの割込み要因とタイミングチャート
トリガ
2T~3T(外部トリガ)
ロード
カウントクロック
カウント値
XXXXH
0003H
0002H
0001H
0000H
0003H
0002H
PWM出力波形
割込み
574
起動エッジ
デューティ一致
アンダフロー
TGIR
DTIR
UDIR
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23.8
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出力波形
23.8.1.8
PWM 出力について示します。
■ PWM 出力オール "L" またはオール "H" の出力方法
図 23.8-12 に PWM 出力をオール "L" に , 図 23.8-13 にオール "H" にする出力方法を示し
ます。
図 23.8-12 PWM 出力をオール "L" レベルにする例
アンダフロー割込み
デューティ値
0002H
0001H
0000H
XXXXH
PWM出力波形
デューティ値を小さく
していきます
アンダフロー割込みでPMSKに
“1”を設定します。設定した周期から
オール“L”レベルの出力波形になります。
図 23.8-13 PWM 出力をオール "H" レベルにする例
デューティ一致割込み
PWM出力波形
デューティ値を大きく
していきます
デューティ一致割込みでデューティ値を
周期設定値と同じにすると, 次の周期で
オール“H”レベルの出力波形になります。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
23.8.2
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PPG 機能
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。
PPG を設定したときのタイマ機能の説明を示します。
• PPG タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR)
• "L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL)
• "H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH)
• タイマレジスタ (BTxTMR)
• 16 ビット PPG タイマ動作
• 連続動作
• ワンショット動作
• 割込み要因とタイミングチャート
576
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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PPG タイマ選択時のタイマ制御レジスタ
(BTxTMCR)
23.8.2.1
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) は , PPG タイマを制御します。PPG タイマ動作中
に書換え不可能なビットがありますので注意してください。
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
図 23.8-14 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
bit 15
bit 14
bit 13
bit 12
CKS0 RTGEN
−
CKS2
CKS1
−
R/W
R/W
R/W
bit 11
R/W
bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
PMSK
EGS1
EGS0
-0000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
EGS1 EGS0
トリガ入力エッジ選択ビット
0
0
トリガ入力無効
0
1
立上りエッジ
1
0
立下りエッジ
1
1
両エッジ
PMSK
パルス出力マスクビット
0
通常出力
1
"L" 出力に固定
RTGEN
再起動許可ビット
0
再起動禁止
1
再起動許可
CKS2 CKS1 CKS0
R/W
カウントクロック選択ビット
φ
0
0
0
0
0
1
φ/4
0
1
0
φ/16
0
1
1
φ/128
1
0
0
φ/256
1
0
1
外部クロック ( 立上りエッジイベント )
1
1
0
外部クロック ( 立下りエッジイベント )
1
1
1
外部クロック ( 両エッジイベント )
:リード / ライト可能
:初期値
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23.8
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表 23.8-4 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
ビット名
bit15
未定義ビット
bit14
∼
bit12
CKS2, CKS1,
CKS0:
カウント
クロック選択
ビット
bit11
RTGEN:
再起動許可
ビット
機能
• 読出し値は不定です。
• このビットへの書込みは , 動作に影響しません。
• 16 ビットダウンカウンタのカウントクロックを選択します。
• カウントクロックの変更は設定を変えると直ちに反映します。
したがって , CKS2 ∼ CKS0の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で
行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変
更することは可能です。
ソフトウェアトリガ , またはトリガ入力による再起動を許可するビッ
トです。
• PPG 出力波形の出力波形レベルを制御します。
• このビットが "0" のときは PPG 波形をそのまま出力します。
bit10
PMSK:
パルス出力
マスクビット
• このビットが "1" のときは , "H" 幅や "L" 幅設定の値にかかわらず
PPG 出力を "L" 出力にマスクします。
( 注意事項 )
bit3 の OSEL が反転出力に設定されている場合に
PMSK を "1" にすると "H" 出力にマスクとなります。
• 外部起動要因として入力波形に対する有効エッジを選択し , トリガ
の条件を設定します。
• 初期値または "00B" の設定の場合 , 入力波形に対する有効エッジが
bit9,
bit8
EGS1, EGS0:
トリガ入力
エッジ選択
ビット
選択されていない状態なので外部波形による起動はかかりません。
( 注意事項 )
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
• EGS1, EGS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で行ってくださ
い。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは
可能です。
578
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
図 23.8-15 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
bit 7
―
R/W
bit 6
bit 5
bit 4
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
R/W
R/W
bit 3
bit 2
OSEL
MDSE
R/W
R/W
bit 1
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
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初期値:
CTEN STRG
R/W
00000000B ( リセット時 )
R/W
STRG
ソフトウェアトリガビット
0
無効
1
ソフトウェアによる起動開始
CTEN
カウント動作許可ビット
0
停止
1
動作許可
MDSE
モード選択ビット
0
連続動作
1
ワンショット動作
OSEL
出力極性指定ビット
0
通常極性
1
反転極性
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
―
bit 0
タイマ機能選択ビット
0
0
0
リセットモード
0
0
1
PWM 機能選択
0
1
0
PPG 機能選択
0
1
1
リロードタイマ機能選択
1
0
0
PWC 機能選択
1
0
1
1
1
0
1
1
1
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設定禁止
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-5 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
ビット名
bit7
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• タイマ機能を選択するビットです。
bit6
∼
bit4
FMD2, FMD1,
FMD0:
タイマ機能
選択ビット
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "010B" を設定すると PPG 機能が選択
されます。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
PPG 出力の極性を設定します。
bit3
OSEL:
出力極性指定
ビット
極性
リセット後
通常
"L" 出力
反転
"H" 出力
"L" 幅カウント終了
"H" 幅カウント終了
• 連続してパルスを出力する動作か , 単一パルスを出力するワンショッ
bit2
MDSE:
モード選択
ビット
ト動作かを選択します。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
bit1
CTEN:
カウント動作
許可ビット
• ダウンカウンタの動作を許可するビットです。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "0" を書き
込むとカウンタは停止します。
• CTEN ビットが "1" のときに STRG ビットに "1" を書き込むとソフ
トウェアトリガが発生します。
bit0
STRG:
ソフトウェア
トリガビット
( 注意事項 )
• STRG ビットの読出し値は常に "0" です。
( 注意事項 )
580
CTEN ビットと STRG ビットに同時に "1" を書き込ん
だ場合でも , ソフトウェアトリガが発生します。
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
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23.8
MB91665 シリーズ
■ ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
図 23.8-16 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
R/W
―
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
―
TGIE
―
UDIE
―
TGIR
―
UDIR
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
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初期値:
00000000B ( リセット時 )
UDIR
アンダフロー割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
TGIR
トリガ割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
UDIE
アンダフロー割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
TGIE
トリガ割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-6 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
ビット名
bit7
bit6
bit5
bit4
bit3
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
TGIE:
トリガ割込み
要求許可ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit2: TGIR の割込み要求を制御します。
• TGIE ビットが許可されていて bit2 :TGIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
UDIE:
アンダフロー
割込み要求許可
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit0 :UDIR の割込み要求を制御します。
• UDIEビットが許可されていて bit0 :UDIRビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• ソフトウェアトリガ , またはトリガ入力の検出をしたときに TGIR
ビットが "1" にセットされます。
bit2
TGIR:
トリガ割込み
要求ビット
• TGIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• TGIR ビットに "1" 書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
bit1
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• "H" 幅を設定した値からのカウント中でカウント値が "0000H" →
"FFFFH" へアンダフロー変化したときに UDIR ビットが "1" にセッ
bit0
UDIR:
アンダフロー
割込み要求
ビット
トされます。
• UDIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• UDIR ビットに "1" 書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
582
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
"L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL)
23.8.2.2
"L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL) は , PPG 出力波形の "L" 幅を設定するため
のレジスタです。タイマレジスタへの転送は , 起動トリガ検出時か , "H" 幅カウント
終了時のアンダフローで行われます。
■ "L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL) のビット構成
図 23.8-17 に , "L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL) のビット構成を示します。
図 23.8-17 "L" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLL) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
PPG 出力波形の "L" 幅を設定するためのレジスタです。タイマレジスタへの転送は起
動トリガ検出時と "H" 幅カウント終了時のアンダフローで行われます。
• BTxPRLL レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPRLL レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットで PPG 機能
の設定後に "L" 幅設定してください。
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583
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
"H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH)
23.8.2.3
"H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) は PPG 出力波形の "H" 幅を設定するため
のバッファ付きレジスタです。BTxPRLH からバッファレジスタへの転送は起動ト
リガ検出時と "H" 幅カウント終了時のアンダフローで行われ , バッファレジスタか
らタイマレジスタへの転送は "L" 幅カウント終了時のアンダフローで行われます。
■ "H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) のビット構成
図 23.8-18 に , "H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) のビット構成を示します。
図 23.8-18 "H" 幅設定リロードレジスタ (BTxPRLH) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
PPG 出力波形の "H" 幅を設定するためのレジスタです。BTxPRLH からバッファレジス
タへの転送は起動トリガ検出時と"H"幅カウント終了時のアンダフローで行われ, バッ
ファレジスタからタイマレジスタへの転送は "L" 幅カウント終了時のアンダフローで
行われます。
• BTxPRLH レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPRLH レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットで PPG 機
能の設定後 , "H" 幅に設定してください。
584
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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タイマレジスタ (BTxTMR)
23.8.2.4
タイマレジスタ (BTxTMR) は , 16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができま
す。
■ タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
図 23.8-19 に , PPG タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成を示します。
図 23.8-19 タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
R
:リードオンリ
16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができます。
<注意事項>
BTxTMR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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16 ビット PPG タイマ動作
23.8.2.5
PPG タイマ動作では , 出力パルスの "L" 幅と "H" 幅をそれぞれのリロードレジスタ
に設定することで任意の出力パルスを制御することができます。
■ 動作概要
16 ビット長のリロードレジスタが "L" 幅設定用と "H" 幅設定用の 2 本 , "H" 幅設定の
バッファが 1 本あります (BTxPRLL, BTxPRLH, BTxPRLHB) 。
起動トリガにより , 16 ビットダウンカウンタに最初は BTxPRLL の設定値がロードされ ,
同時に BTxPRLHB に BTxPRLH の設定値が転送されます。PPG 出力はレベルを "L" に
して , カウントクロックごとにダウンカウントしていきます。アンダフローの検出によ
り BTxPRLHB の値がカウンタにリロードされ , PPG 出力波形を反転してダウンカウン
トしていきます。再度アンダフローの検出で PPG 出力波形を反転し , BTxPRLL の設定
値をカウンタにリロードし , BTxPRLH の設定値を BTxPRLHB に転送します。
この動作によって , 出力波形は各リロードレジスタ値に対応した "L" 幅・"H" 幅のパル
ス出力となります。
■ リロードレジスタへの書込みタイミング
リロードレジスタ BTxPRLL, BTxPRLH へのデータの書込みは起動トリガ検出時とアン
ダフロー割込み要因 (UDIR) がセットされてから , 次の周期に移るまでの間に行いま
す。その際に設定するデータは次の周期の設定となります。BTxPRLL, BTxPRLH に設
定したデータは起動トリガ検出時と "H" 幅カウント終了時のアンダフロー時に
BTxTMR と BTxPRLHB にそれぞれ自動転送されます。BTxPRLHB に転送されたデー
タは "L" 幅カウント終了時のアンダフロー時に BTxTMR に自動でリロードされます。
立上りエッジ検出
トリガ
IRQ1(TGIR要因)
IRQ0(UDIR要因)
次の周期の"L"幅,"H"幅をレジスタに設定
BTxPRLL
L0
L1
L2
L3
BTxPRLH
H0
H1
H2
H3
BTxPRLHB
xxxx
BTxTMR
xxxx
H1
H0
L0~0000
H0~
0000
L1~0000
H2
H1~
0000
L2~0000
H1
L2
H2~
0000
PPG出力波形
L0
586
H0
L1
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H2
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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連続動作
23.8.2.6
連続動作では , 各割込み要因のセットタイミングで "L" 幅と "H" 幅を更新すること
により , 任意のパルスを連続で出力することができます。再起動許可の場合は , 動作
中にエッジを検出するとカウンタをリロードします。
■ 連続動作
● 再起動禁止の場合 (RTGEN=0)
図 23.8-20 PPG 動作のタイミングチャート ( 再起動禁止の場合 )
立上りエッジ検出
トリガは無視されます
トリガ
m
n
o
PPG出力波形
①
②
起動エッジ
割込み
アンダフロー
アンダフロー
TGIR
UDIR
UDIR
①= T(m+1) ms
②= T(n+1) ms
T :カウントクロック周期
m:BTxPRLL 値
n :BTxPRLH 値
● 再起動許可の場合 (RTGEN=1)
図 23.8-21 PPG 動作のタイミングチャート ( 再起動許可の場合 )
立上りエッジ検出
トリガにより再起動
トリガ
m
n
o
PPG出力波形
②
①= T(m+1) ms
②= T(n+1) ms
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①
T :カウントクロック周期
m:BTxPRLL 値
n :BTxPRLH 値
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
23.8.2.7
MB91665 シリーズ
ワンショット動作
ワンショット動作では , トリガにより任意の幅の単一パルスを出力することができま
す。再起動許可の場合は , 動作中にエッジを検出するとカウンタをリロードします。
■ ワンショット動作
● 再起動禁止の場合 (RTGEN=0)
図 23.8-22 ワンショット動作のタイミングチャート ( トリガ再起動禁止 )
立上りエッジ検出
トリガは無視されます
トリガ
m
n
o
PPG出力波形
①
②
①= T(m+1) ms
②= T(n+1) ms
T :カウントクロック周期
m:BTxPRLL 値
n :BTxPRLH 値
● 再起動許可の場合 (RTGEN=1)
図 23.8-23 ワンショット動作のタイミングチャート ( トリガ再起動許可 )
立上りエッジ検出
トリガにより再起動
トリガ
m
n
o
PPG出力波形
②
①= T(m+1) ms
②= T(n+1) ms
588
①
T :カウントクロック周期
m:BTxPRLL 値
n :BTxPRLH 値
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23.8
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■ リロード値とパルス幅の関係
16 ビット長のリロードレジスタに書かれた値を+ 1 した値に , カウントクロックの周
期を掛けた値が出力されるパルス幅となります。したがって , リロードレジスタ値が
"0000H" のときはカウントクロック 1 周期のパルス幅になります。また , リロードレジ
スタ値が "FFFFH" のときはカウントクロック 65536 周期のパルス幅になります。パル
ス幅の計算式は以下のようになります。
PL = T × (L+1)
PL :"L" パルスの幅
PH = T × (H+1)
PH:"H" パルスの幅
T :カウントクロック周期
L :BTxPRLL 値
H :BTxPRLH 値
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
割込み要因とタイミングチャート
23.8.2.8
割込み要因とタイミングチャートについて示します。
■ 割込み要因とタイミングチャート (PPG 出力 : 通常極性 )
トリガがかかってからカウンタ値がロードされるまで , ソフトウェアトリガ時は T, 外
部トリガ時は 2T ∼ 3T (T: 周辺クロック (PCLK) サイクル ) を必要とします。
割込み要因は PPG 起動トリガ検出時と , "H"レベル出力時のアンダフロー検出時にセッ
トされます。
図 23.8-24 に , "L" 幅設定値= 1, "H" 幅設定値= 1 の場合の割込み要因とタイミング
チャートを示します。
図 23.8-24 PPG タイマの割込み要因とタイミングチャート
トリガ
2T~3T(外部トリガ)
ロード
カウントクロック
カウント値
XXXXH
0001H
0000H
0001H
0000H
0001H
0000H
PPG出力波形
割込み
起動エッジ
TGIR
590
アンダフロー
UDIR
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
23.8.3
リロードタイマ機能
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。リ
ロードタイマを設定したときのタイマ機能の説明を示します。
• リロードタイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR)
• 周期設定レジスタ (BTxPCSR)
• タイマレジスタ (BTxTMR)
• 16 ビットリロードタイマの動作
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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リロードタイマ選択時のタイマ制御レジスタ
(BTxTMCR)
23.8.3.1
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) は , タイマの動作制御をします。
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
図 23.8-25 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
bit 15
bit 14
bit 13
bit 12
bit 11
bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
−
CKS2
CKS1
CKS0
―
―
EGS1
EGS0
-0000000B ( リセット時 )
−
R/W
R/W
R/W
―
―
R/W
R/W
EGS1 EGS0
トリガエッジ選択ビット
0
0
トリガ入力無効
0
1
外部トリガ ( 立上りエッジ )
1
0
外部トリガ ( 立下りエッジ )
1
1
外部トリガ ( 両エッジ )
CKS2 CKS1 CKS0
R/W
―
592
カウントクロック選択ビット
0
0
0
φ
0
0
1
φ/4
0
1
0
φ/16
0
1
1
φ/128
1
0
0
φ/256
1
0
1
外部クロック ( 立上りエッジイベント )
1
1
0
外部クロック ( 立下りエッジイベント )
1
1
1
外部クロック ( 両エッジイベント )
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
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23.8
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表 23.8-7 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
ビット名
bit15
未定義ビット
bit14
∼
bit12
CKS2, CKS1,
CKS0:
カウント
クロック選択
ビット
bit11,
bit10
機能
• 読出し値は不定です。
• このビットへの書込みは , 動作に影響しません。
• 16 ビットダウンカウンタのカウントクロックを選択します。
• カウントクロックの変更は設定を変えると直ちに反映します。し
たがって , CKS2 ∼ CKS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で
行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変
更することは可能です。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 外部起動要因として入力波形に対する有効エッジを選択し , トリ
ガの条件を設定します。
• 初期値または "00B" の設定の場合 , 入力波形に対する有効エッジが
bit9,
bit8
EGS1, EGS0:
トリガエッジ
選択ビット
選択されていない状態なので外部波形による起動は行いません。
( 注意事項 )
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1"
を書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
• EGS1, EGS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で行ってくださ
い。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは
可能です。
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23.8
MB91665 シリーズ
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
図 23.8-26 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
bit 7
T32
R/W
bit 6
bit 5
FMD2 FMD1
R/W
R/W
bit 4
bit 3
bit 2
FMD0
OSEL
MDSE
R/W
R/W
R/W
bit 1
R/W
00000000B ( リセット時 )
R/W
ソフトウェアトリガビット
0
無効
1
ソフトウェアによる起動開始
CTEN
カウント動作許可ビット
0
停止
1
動作許可
MDSE
モード選択ビット
0
リロードモード
1
ワンショットモード
OSEL
出力極性指定ビット
0
通常極性
1
反転極性
FMD2 FMD1 FMD0
594
初期値:
CTEN STRG
STRG
R/W
bit 0
タイマ機能選択ビット
0
0
0
リセットモード
0
0
1
PWM 機能選択
0
1
0
PPG 機能選択
0
1
1
リロードタイマ機能選択
1
0
0
PWC 機能選択
1
0
1
1
1
0
1
1
1
設定禁止
T32
32 ビットタイマ選択ビット
:リード / ライト可能
0
16 ビットタイマモード
:初期値
1
32 ビットタイマモード
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-8 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト ) (1 / 2)
ビット名
機能
• 32 ビットタイマ機能を選択するビットです。
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "011B" を設定して , リロードタイマ機
bit7
T32:
32 ビット
タイマ選択
ビット
能を選択している場合 , T32 ビットを "1" に設定すると 32 ビットタ
イマモードになります。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です (「23.5 32
ビットモード動作」を参照 )。
bit6
∼
bit4
FMD2,
FMD1,
FMD0:
タイマ機能
選択ビット
• タイマ機能を選択するビットです。
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "011B" を設定するとリロードタイマ機
能が選択されます。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
• タイマ出力のレベルを通常のまま出力するか反転させるかを選択し
ます。
• bit2:MDSE との組合せにより次のように出力波形を生成します。
bit3
OSEL:
出力極性指定
ビット
MDSE
OSEL
0
0
カウント開始時 "L" のトグル出力
0
1
カウント開始時 "H" のトグル出力
1
0
カウント中 "H" の矩形波
1
1
カウント中 "L" の矩形波
出力波形
• MDSE ビットを "0" に設定するとリロードモードとなり , カウント値
が "0000H" → "FFFFH" へのアンダフローと同時にリロードレジスタ
bit2
MDSE:
モード選択
ビット
値をカウンタにロードしてカウント動作を続けます。
• MDSE ビットを "1" に設定するとワンショットモードとなり , カウン
ト値が"0000H"→"FFFFH"へのアンダフローにより動作を停止します。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
bit1
CTEN:
カウント動作
許可ビット
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• ダウンカウンタの動作を許可するビットです。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "0" を書き込
むとカウンタは停止します。
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595
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-8 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト ) (2 / 2)
ビット名
機能
• CTEN ビットが "1" のときに STRG ビットに "1" を書き込むとソフト
ウェアトリガが発生します。
bit0
STRG:
ソフトウェア
トリガビット
( 注意事項 )
• STRG ビットの読出し値は常に "0" です。
( 注意事項 )
596
CTEN ビットと STRG ビットに同時に "1" を書き込んだ
場合でも , ソフトウェアトリガが発生します。
EGS1, EGS0 の設定にかかわらず , STRG ビットに "1" を
書き込むとソフトウェアトリガは有効になります。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
■ ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
図 23.8-27 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
R/W
―
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
―
TGIE
―
UDIE
―
TGIR
―
UDIR
00000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
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UDIR
アンダフロー割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
TGIR
トリガ割込み要求ビット
0
割込み要因のクリア
1
割込み要因の検出
UDIE
アンダフロー割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
TGIE
トリガ割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
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597
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-9 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
ビット名
bit7
bit6
bit5
bit4
bit3
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
TGIE:
トリガ割込み
要求許可ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit2 :TGIR の割込み要求を制御します。
• TGIEビットが許可されていて bit2 :TGIRビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
UDIE:
アンダフロー
割込み要求許可
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit0: UDIR の割込み要求を制御します。
• UDIE ビットが許可されていて bit0: UDIR ビットがセットされる
と CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• ソフトウェアトリガ, またはトリガ入力の検出をしたときにTGIR
ビットが "1" にセットされます。
bit2
TGIR:
トリガ割込み
要求ビット
• TGIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• TGIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
bit1
• 読出し値は "0" です。
未使用ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• カウント値が "0000H"→"FFFFH"へのアンダフロー時にUDIRビッ
bit0
UDIR:
アンダフロー
割込み要求
ビット
トが "1" にセットされます。
• UDIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• UDIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
598
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
周期設定レジスタ (BTxPCSR)
23.8.3.2
周期設定レジスタ (BTxPCSR) は , カウントの初期値を保持するレジスタです。32
ビットモード時には偶数チャネルの場合は下位 16 ビットのカウント初期値となり ,
奇数チャネルの場合は上位 16 ビットのカウント初期値となります。リセット時の初
期値は不定です。このレジスタへのアクセスは , 必ず 16 ビットデータ転送命令で
行ってください。
■ 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成
図 23.8-28 に , 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成を示します。
図 23.8-28 周期設定レジスタ (BTxPCSR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W :リード / ライト可能
X :不定値
周期を設定するためのレジスタです。タイマレジスタへの転送はアンダフローで行わ
れます。
• BTxPCSR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• BTxPCSR レジスタは BTxTMCR レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットでリロード
タイマ機能の設定後に周期設定をしてください。
• 32 ビットモードで BTxPCSR レジスタにデータを書き込む場合 , 上位 16 ビットデー
タ ( 奇数チャネルのデータ ) から先にアクセスした後で , 下位 16 ビットデータ ( 偶
数チャネルのデータ ) にアクセスしてください。
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599
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
タイマレジスタ (BTxTMR)
23.8.3.3
タイマレジスタ (BTxTMR) は , タイマのカウント値を読み出すことができるレジスタ
です。32 ビットモード時には偶数チャネルの場合は下位 16 ビットのカウント値とな
り , 奇数チャネルの場合は上位 16 ビットのカウント値となります。初期値は不定で
す。
このレジスタの読出しは , 必ず 16 ビットデータ転送命令で行ってください。
■ タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
図 23.8-29 に , タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成を示します。
図 23.8-29 タイマレジスタ (BTxTMR) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
00000000B ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
R :リードオンリ
16 ビットダウンカウンタの値を読み出すことができます。
<注意事項>
• BTxTMR レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
• 32 ビットモードで BTxTMR レジスタを読み出す場合 , 下位 16 ビットデータ ( 偶数チャ
ネルのデータ) から先に読み出した後で, 上位16ビットデータ (奇数チャネルのデータ)
を読み出してください。
600
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
23.8.3.4
16 ビットリロードタイマの動作
リロードタイマ動作では , カウントクロックに同期して周期設定レジスタに設定す
る値からカウントダウンを実行し , カウント値が "0" となったときにカウントを終
了するか , または周期設定を自動でロードしてカウントダウンを停止するまで継続
動作します。
■ 内部クロック選択時のカウント動作
カウント許可と同時にカウント動作を開始したい場合は , タイマ制御レジスタの CTEN
ビットと STRG ビットの両方に "1" を書き込んでください。STRG ビットによるトリガ
入力は , タイマが起動状態のとき (CNTE=1) は動作モードにかかわらず常に有効です。
カウント動作を許可し , ソフトウェアトリガまたは外部トリガでタイマを起動すると ,
周期設定レジスタの値をカウンタにロードしてカウントダウンを開始します。
カウンタスタートのトリガがセットされてから周期設定レジスタのデータがカウンタ
へロードされるまでに , 1T (T: 周辺クロック (PCLK) サイクル ) の時間がかかります。
図 23.8-30 に , ソフトウェアトリガによるカウンタの起動および動作を示します。
図 23.8-30 内部クロック選択時のカウント動作
ロード
カウントクロック
カウント値
XXXXH
リロード値
-1
-1
CTEN(レジスタ)
1T
STRG(レジスタ)
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601
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
■ アンダフロー動作
カウンタの値が "0000H" から "FFFFH" になる場合をアンダフローとしています。した
がって , 〔周期設定レジスタの設定値 +1〕カウントでアンダフローが発生します。
アンダフロー発生時に周期設定レジスタ (BTxPCSR) の内容をカウンタへロードして ,
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の MDSE ビットが "0" のときはカウント動作を継続
します。MDSE ビットが "1" のときは , ロードしたカウンタ値のまま停止します。
アンダフローによりステータス制御レジスタ (BTxSTC) の UDIR ビットがセットされ ,
UDIE ビットが "1" のときに割込み要求を発生します。
図 23.8-31 に , アンダフロー動作のタイミングチャートを示します。
図 23.8-31 アンダフロー動作のタイミングチャート
[MDSE=0] の場合
ロード
カウントクロック
カウント値
0000H
リロード値
-1
-1
アンダフローセット
UDIR
[MDSE=1] の場合
ロード
カウントクロック
カウント値
0000H
リロード値
アンダフローセット
UDIR
602
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
■ 入力端子機能の動作
TGIN 端子はトリガ入力として使用することができます。TGIN 端子に有効エッジが入
力されると周期設定レジスタの内容をカウンタにロードしてカウント動作を開始しま
す。トリガがかかってから , カウンタ値がロードされるまで , 2T ∼ 3T (T: 周辺クロッ
ク (PCLK) サイクル ) を必要とします。
図 23.8-32 に , 有効エッジ指定を立上りエッジにした場合のトリガ入力動作を示します。
図 23.8-32 トリガ入力の動作
TGIN
2T~3T(外部トリガ)
ロード
カウントクロック
カウント値
0000H
リロード値
-1
-1
■ 出力端子機能の動作
TOUT 出力端子は , リロードモード時はアンダフローにより反転するトグル出力とし
て , ワンショットモード時はカウント中を示すパルス出力として機能します。出力極
性は , タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) の OSEL ビットにより設定できます。OSEL=0
の場合 , トグル出力は初期値が "0" で , ワンショットパルス出力はカウント中 "1" を出
力します。OSEL=1 にすると出力波形は反転します。
図 23.8-33 に , 出力端子機能動作のタイミングチャートを示します。
図 23.8-33 出力端子機能動作のタイミングチャート
[MDSE=0, OSEL=0] の場合
CTEN
OSEL=1のときは反転
TOUT
トリガ
アンダフロー
[MDSE=1, OSEL=0] の場合
CTEN
OSEL=1のときは反転
TOUT
トリガ
アンダフロー
トリガ起動待ち
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603
第 23 章 ベースタイマ
23.8
23.8.4
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PWC 機能
ベースタイマは , タイマ制御レジスタの FMD2, FMD1, FMD0 ビットの設定により ,
16 ビット PWM タイマ , 16 ビット PPG タイマ , 16/32 ビットリロードタイマ , 16/
32 ビット PWC タイマの中からタイマ機能を 1 つだけ選択することができます。
PWC を設定したときのタイマ機能の説明を示します。
• PWC タイマ選択時のタイマ制御レジスタ (BTxTMCR)
• データバッファレジスタ (BTxDTBF)
• PWC 動作
604
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
PWC タイマ選択時のタイマ制御レジスタ
(BTxTMCR)
23.8.4.1
タイマ制御レジスタ (BTxTMCR) は , PWC タイマの動作を制御します。
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
図 23.8-34 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
bit 15
bit 14
bit 13
bit 12
bit 11
bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
―
CKS2
CKS1
CKS0
―
EGS2
EGS1
EGS0
00000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
EGS2 EGS1 EGS0
0
0
0
"H" パルス幅測定 ( ↑∼↓ )
0
0
1
立上りエッジ間周期測定 ( ↑∼↑ )
0
1
0
立下りエッジ間周期測定 ( ↓∼↓ )
0
1
1
全エッジ間パルス幅測定
( ↑または↓∼↓または↑ )
1
0
0
"L" パルス幅測定 ( ↓∼↑ )
1
0
1
1
1
0
1
1
1
CKS2 CKS1 CKS0
0
R/W
―
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
CM71-10158-1
測定エッジ選択ビット
0
設定禁止
カウントクロック選択ビット
0
φ
φ/4
0
0
1
0
1
0
φ/16
0
1
1
φ/128
1
0
0
φ/256
1
0
1
1
1
0
1
1
1
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設定禁止
605
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-10 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 上位バイト )
ビット名
bit15
機能
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 16 ビットアップカウンタのカウントクロックを選択します。
bit14
∼
bit12
CKS2, CKS1,
CKS0:
カウントクロック
選択ビット
• カウントクロックの変更は設定を変えると直ちに反映します。
したがって, CKS2∼CKS0の変更はカウント停止状態 (CTEN=0)
で行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時
に変更することは可能です。
bit11
bit10
∼
bit8
606
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
EGS2, EGS1,
EGS0:
測定エッジ選択
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 測定エッジの条件を設定します。
• EGS2, EGS1, EGS0 の変更はカウント停止状態 (CTEN=0) で
行ってください。ただし , CTEN ビットへの "1" 書込みと同時に
変更することは可能です。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
■ タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
図 23.8-35 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
bit 7
T32
R/W
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
―
MDSE
CTEN
―
00000000B ( リセット時 )
R/W
R/W
R/W
R/W
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
R/W
R/W
CTEN
カウント動作許可ビット
0
停止
1
動作許可
MDSE
モード選択ビット
0
連続測定モード
1
単発測定モード
FMD2 FMD1 FMD0
R/W
―
:リード / ライト可能
:未定義ビット
:初期値
CM71-10158-1
タイマ機能選択ビット
0
0
0
リセットモード
0
0
1
PWM 機能選択
0
1
0
PPG 機能選択
0
1
1
リロードタイマ機能選択
1
0
0
PWC 機能選択
1
0
1
1
1
0
1
1
1
設定禁止
T32
32 ビットタイマ選択ビット
0
16 ビットタイマモード
1
32 ビットタイマモード
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607
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-11 タイマ制御レジスタ (BTxTMCR 下位バイト )
ビット名
機能
• 32 ビットタイマ機能を選択するビットです。
bit7
T32:
32 ビット
タイマ選択
ビット
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "100B" を設定して PWC 機能を選択
している場合に T32 ビットを "1" に設定すると , 32 ビット PWC モー
ドになります。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です (「23.5 32
ビットモード動作」を参照 )。
• タイマ機能を選択するビットです。
bit6
∼
bit4
FMD2, FMD1,
FMD0:
タイマ機能
選択ビット
• FMD2, FMD1, FMD0 ビットに "100B" を設定すると PWC 機能が選
択されます。
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
bit3
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 測定動作を以下のように選択します
bit2
MDSE:
モード選択
ビット
MDSE
モード
0
連続測定
連続測定:バッファレジスタ有効
1
単発測定
1 回測定後に停止
動作
• 変更はタイマ停止中 (CTEN=0) に行ってください。ただし , CTEN
ビットへの "1" 書込みと同時に変更することは可能です。
• アップカウンタの起動または再起動を許可するビットです。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "1" を書き
bit1
CTEN:
カウント動作
許可ビット
込むと再起動となりカウンタはクリアされ , 測定開始エッジ待ち状
態となります。
• カウンタが動作許可状態 (CTEN ビットが "1") のときに "0" を書き
込むとカウンタは停止します。
bit0
608
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
■ ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
図 23.8-36 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
R/W
R
―
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
ERR
EDIE
―
OVIE
―
EDIR
―
OVIR
00000000B ( リセット時 )
R
R/W
R/W
R/W
R/W
R
R/W
R/W
:リード / ライト可能
:リードオンリ
:未定義ビット
:初期値
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OVIR
オーバフロー割込み要求ビット
0
割込み要求のクリア
1
割込み要因の検出
EDIR
測定終了割込み要求ビット
0
測定結果 (BTxDTBF) をリード
1
割込み要因の検出
OVIE
オーバフロー割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
EDIE
測定終了割込み要求許可ビット
0
割込み要求を禁止
1
割込み要求を許可
ERR
エラーフラグビット
0
正常状態
1
リードしていない測定結果に次の測定結果が
上書きされた
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609
第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
表 23.8-12 ステータス制御レジスタ (BTxSTC)
ビット名
機能
• 連続測定モード時において , BTxDTBF レジスタの測定結果を読み
出さないうちに , 次の測定が終了してしまったことを示すフラグ
です。この場合 , BTxDTBF レジスタの値は新しい測定結果に更新
bit7
ERR:
エラーフラグ
ビット
されて 1 つ前の測定結果は消失します。
• 測定は ERR ビット値に関係なく続行されます。
• ERR ビットは読出しのみ可能で , 書込みしてもビット値には影響
しません。
• ERR ビットは測定結果 (BTxDTBF) を読出しすることによりクリ
アされます。
bit6
bit5
bit4
bit3
EDIE:
測定終了割込み
要求許可ビット
• bit2 :EDIR の割込み要求を制御します。
• EDIE ビットが許可されていて bit2 :EDIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
OVIE:
オーバフロー
割込み要求許可
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• bit0: OVIR の割込み要求を制御します。
• OVIE ビットが許可されていて bit0: OVIR ビットがセットされると
CPU に割込み要求を発生します。
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• 測定終了したことを示し, 終了時にフラグが"1"にセットされます。
bit2
EDIR:
測定終了割込み
要求ビット
• EDIR ビットは測定結果 (BTxDTBF) を読出しすることによりクリ
アされます。
• EDIR ビットは読出しのみ可能で , 書込みしてもビット値には影響
しません。
bit1
bit0
• 読出し値は "0" です。
未定義ビット
OVIR:
オーバフロー
割込み要求
ビット
• このビットには "0" を書き込んでください。
• カウント値が "FFFFH" → "0000H" へのオーバフロー時にフラグが
"1" にセットされます。
• OVIR ビットは "0" 書込みによりクリアされます。
• OVIR ビットに "1" を書き込んでもビット値には影響しません。
• リードモディファイライト (RMW) 系命令における読出し値は ,
ビット値にかかわらず "1" になります。
610
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
データバッファレジスタ (BTxDTBF)
23.8.4.2
データバッファレジスタ (BTxDTBF) は , PWC タイマの測定値またはカウント値を
読み出すことができるレジスタです。32 ビットモード時には偶数チャネルの場合は
下位 16 ビットの値となり , 奇数チャネルの場合は上位 16 ビットの値となります。
このレジスタの読出しは , 必ず 16 ビットデータ転送命令で行ってください。
■ データバッファレジスタ (BTxDTBF) のビット構成
図 23.8-37 に , データバッファレジスタ (BTxDTBF) のビット構成を示します。
図 23.8-37 データバッファレジスタ (BTxDTBF) のビット構成
bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10
bit 9
bit 8
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
初期値:
XXXXXXXXB ( リセット時 )
R
R
R
R
R
R
R
R
R :リードオンリ
• BTxDTBFレジスタは連続測定モード, ワンショット測定モードのいずれにおいても
読出しのみ可能なレジスタです。書き込んでもレジスタ値は変化しません。
• 連続測定モード時 (BTxTMCR:bit3 MDSE=1) は , 前回の測定結果を保持するバッ
ファレジスタとなります。
• ワンショット測定モード時 (BTxTMCR: bit3 MDSE=0) は , BTxDTBF レジスタでアッ
プカウンタを直接アクセスします。カウント中も読出し可能で , カウント値を読み
出せます。測定終了後は測定結果をそのまま保存します。
• BTxDTBF レジスタは 16 ビットデータでアクセスしてください。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
23.8.4.3
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PWC 動作
PWC タイマには , パルス幅測定機能があり , 5 種類のカウントクロックを選択可能
で入力パルスの任意イベント間の時間・周期をカウンタで測定できます。以下に ,
パルス幅測定機能における基本機能 / 動作について示します。
■ パルス幅測定機能
起動後 , カウンタを "0000H" にクリアし , 設定した測定開始エッジが入力されるまでカ
ウント動作は行われません。測定開始エッジを検出すると "0001H" からカウントアッ
プを開始し , 測定終了エッジを検出するとカウントを停止します。この間のカウント値
がパルス幅としてレジスタに保存されます。
測定終了時 , およびオーバフロー発生時に割込み要求を発生できます。
測定終了後は , 測定モードに応じて以下のように動作します。
• 単発測定モード時…動作を停止します。
• 連続測定モード時…カウンタ値をバッファレジスタに転送後 , 再度測定開始エッジ
が入力されるまでカウントを停止します。
図 23.8-38 パルス幅測定動作 ( 単発測定モード / "H" 幅測定 )
PWC入力被測定パルス
CTEN
カウント値
FFFFH
カウント
クリア
0000H
起動開始
カウント
ストップ
(実線はカウント値)
カウント 0001H
スタート
時間
EDIRフラグセット(測定終了)
図 23.8-39 パルス幅測定動作 ( 連続測定モード / "H" 幅測定 )
PWC入力被測定パルス
CTEN
(実線はカウント値)
オーバフロー BTxDTBF へデータ転送
カウント値
FFFFH
BTxDTBF へデータ転送
カウント
クリア
0000H
起動開始
カウント
ストップ
カウント
ストップ
カウント 0001H
カウント 0001H
スタート
再スタート
カウント
継続
時間
EDIRフラグセット(測定終了)
612
OVIRフラグセット EDIRフラグセット
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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■ カウントクロックの選択
カウンタのカウントクロックは , BTxTMCR レジスタの bit6, bit5, bit4:CKS2, CKS1,
CKS0 の設定によって , 5 種類選択することができます。
選択できるカウントクロックは以下のとおりです。
BTxTMCR レジスタ
選択される内部カウントクロック
CKS2, CKS1, CKS0 ビット
000B
周辺クロック (PCLK) [ 初期値 ]
001B
周辺クロック (PCLK) の 4 分周
010B
周辺クロック (PCLK) の 16 分周
011B
周辺クロック (PCLK) の 128 分周
100B
周辺クロック (PCLK) の 256 分周
101B
110B
設定禁止
111B
リセット後の初期値では , 周辺クロック (PCLK) が選択されています。
( 注意事項 ) カウントクロックの選択は , 必ずカウンタ起動前に行ってください。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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■ 動作モードの選択
各動作モード / 測定モードの選択は , BTxTMCR の設定により行います。
動作モードの設定… BTxTMCR bit10 ∼ bit8:EGS2, EGS1, EGS0
( 測定エッジの選択 )
測定モードの設定… BTxTMCR bit2:MDSE
( 単発測定 / 連続測定の選択 )
動作モードの選択の一覧を以下に示します。
MDSE
EGS2
EGS1
EGS0
連続測定:バッファ有効
0
0
0
0
単発測定:バッファ無効
1
0
0
0
連続測定:バッファ有効
0
0
0
1
単発測定:バッファ無効
1
0
0
1
連続測定:バッファ有効
0
0
1
0
単発測定:バッファ無効
1
0
1
0
↑または↓∼↑または↓
全エッジ間測定
連続測定:バッファ有効
0
0
1
1
単発測定:バッファ無効
1
0
1
1
↓∼↑
"L" パルス幅測定
連続測定:バッファ有効
0
1
0
0
単発測定:バッファ無効
1
1
0
0
0
1
0
1
1
1
0
1
0
1
1
0
1
1
1
0
0
1
1
1
1
1
1
1
動作モード
↑∼↓
"H" パルス幅測定
↑∼↑
立上り間周期測定
↓∼↓
立下り間周期測定
設定禁止
リセット後の初期値では , "H" パルス幅測定−単発測定モードが選択されています。
動作モードの選択は , 必ずカウンタ起動前に行ってください。
614
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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■ パルス幅測定の起動と停止
各動作の起動 / 再起動 / 強制停止は , BTxTMCR の bit1:CTEN ビットにより行います。
パルス幅測定の起動 / 再起動は CTEN ビットに "1" を書き込むことにより機能し , 強制
停止は CTEN ビットに "0" を書き込むことにより機能します。
CTEN
機能
1
パルス幅測定の起動 / 再起動
0
パルス幅測定の強制停止
■ 起動後の動作
パルス幅測定モードの起動後の動作は , 測定開始エッジが入力されるまでカウントは
行われません。測定開始エッジ検出後 , 16 ビットアップカウンタは "0001H" からカウ
ントを開始します。
■ 再起動
起動後 , 動作中に再度起動する (CTEN ビットが "1" の状態で再度 "1" を書き込む ) こと
を再起動とよびます。再起動すると , 以下のような動作が行われます。
• 測定開始エッジ待ち状態の場合 : 動作に影響はありません。
• 測定中の場合 :カウントを "0000H" にクリアし , 再度測定開始エッジ待ち状態となり
ます。この際 , 測定終了エッジ検出と再起動が同時になると , 測定終
了フラグ (EDIR) がセットされ , 連続測定モード時は測定結果が
BTxDTBF に転送されます。
■ 停止について
単発測定モードでは , カウンタのオーバフローまたは測定終了により自動的にカウン
ト動作を停止しますので , 特に意識する必要はありません。連続測定モードや自動停止
する前に停止させたい場合は , 強制停止させる必要があります。
■ カウンタのクリアと初期値
16 ビットアップカウンタは , 以下に示す場合に "0000H" にクリアされます。
• リセット時
• BTxTMCR の bit1:CTEN ビットに "1" を書き込んだとき ( 再起動時を含む )
16 ビットアップカウンタは , 測定開始エッジ検出時に "0001H" に初期化されます。
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615
第 23 章 ベースタイマ
23.8
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■ パルス幅測定動作詳細
● 単発測定と連続測定
パルス幅測定には , 1 回のみの測定を行うモードと連続して測定を行うモードがありま
す。各モードは BTxTMCR の MDSE ビットによって選択します (「23.8.4.3 PWC 動作
■ 動作モードの選択」を参照 ) 。両モードにおける相違点は以下のとおりです。
単発測定モード:
1 回目の測定終了エッジが入力されるとカウンタのカウントは停止し , BTxSTC 中
の測定終了フラグ (EDIR) がセットされ , 以降の測定は行われません。ただし , 同時
に再起動された場合は測定開始待ち状態となります。
連続測定モード:
測定終了エッジが入力されるとカウンタのカウントは停止し , BTxSTC 中の測定終
了フラグ (EDIR) がセットされ , 再度測定開始エッジが入力されるまでカウントを停
止します。再度 , 測定開始エッジが入力されるとカウンタを "0001H" に初期化して
測定を開始します。測定終了時 , カウンタの測定結果は BTxDTBF に転送されます。
測定モードの選択 / 変更は , 必ずカウンタ停止中に行ってください。
● 測定結果データ
単発測定モードと連続測定モードでは , 測定結果とカウンタ値の扱いおよび BTxDTBF
の機能に違いがあります。両モードにおける測定結果の相違点は以下のとおりです。
単発測定モード:
BTxDTBF を動作中に読み出すと測定中のカウント値が得られます。
BTxDTBF を測定終了後に読み出すと測定結果データが得られます。
連続測定モード:
測定終了時 , カウンタ内の測定結果は BTxDTBF に転送されます。
BTxDTBFを読み出すと直前の測定結果が得られ, 測定動作中も前回の測定結果を保
持しています。測定中のカウント値は読み出せません。
連続測定モードにて , 測定結果を読み出さない内に次の測定が終了してしまった場
合 , 前回の測定結果は新しい測定結果に消されてしまいます。この際 , BTxSTC 中
のエラーフラグ (ERR) がセットされます。エラーフラグ (ERR) は , BTxDTBF を読
み出すと自動的にクリアされます。
616
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
MB91665 シリーズ
■ 測定モードとカウント動作
入力されたパルスのどこを測定するかによって, 測定モードは5種類のうちから選択す
ることができます。以下に , それらについて説明します。
測定モード
EGS2, EGS1, EGS0
測定内容 (W:測定するパルス幅 )
W
↑カウント
スタート
W
↓カウント
ストップ
000B
"H" パルス幅測定
↓
ストップ
↑
スタート
"H" 期間の幅を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:立上りエッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:立下りエッジ検出時
W
立上りエッジ間
周期測定
001B
↑カウント
スタート
W
W
↑カウントストップ
↑スタート
立上りエッジ間の周期を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:立上りエッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:立上りエッジ検出時
W
立下りエッジ間
周期測定
010B
↓カウント
スタート
W
W
↓カウントストップ
↓ストップ
↓スタート
↓スタート
立下りエッジ間の周期を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:立下りエッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:立下りエッジ検出時
W
全エッジ間
パルス幅測定
011B
↑カウント
スタート
W
W
↓カウントストップ
↑ストップ
↓スタート
↑スタート
連続して入力されるエッジ間の幅を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:エッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:エッジ検出時
W
↓カウント
スタート
100B
"L" パルス幅測定
W
↑カウント
ストップ
↓
スタート
↑
ストップ
"L" 期間の幅を測定します。
カウント ( 測定 ) 開始:立下りエッジ検出時
カウント ( 測定 ) 終了:立上りエッジ検出時
どの測定モードでも , 測定起動でカウンタは "0000H" にクリアされた後 , 測定開始エッ
ジが入力されるまではカウンタはカウント動作を行いません。測定開始エッジが入力
されると , 測定終了エッジが入力されるまでの間 , カウントクロックごとにアップカウ
ントを続けます。
連続測定モードの場合で , 全エッジ間パルス幅測定や周期測定などを行った場合 , 終了
エッジが次の測定開始エッジとなります。
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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● パルス幅 / 周期算出方法
測定終了後 , BTxDTBF に得られた測定結果データからの被測定パルス幅 / 周期算出方
法は以下のように求められます。
TW :被測定パルス幅 / 周期 [ms]
TW = n × t [ms]
n
:BTxDTBF 内の測定結果データ
t
:カウントクロックの周期 [ms]
● 割込み要求発生
2 つの割込み要求を発生することが可能です。
• カウンタのオーバフローによる割込み要求
測定中 , カウントアップによりオーバフローが発生するとオーバフローフラグ
(OVIR) がセットされ , オーバフロー割込み要求が許可されていると割込み要求が発
生します。
• 測定終了による割込み要求
測定終了エッジを検出すると , BTxSTC 中の測定終了フラグ (EDIR) がセットされ ,
測定終了割込み要求が許可されていると割込み要求が発生します。
測定終了フラグ (EDIR) は , 測定結果 BTxDTBF を読み出すと自動的にクリアされま
す。
618
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第 23 章 ベースタイマ
23.8
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■ パルス幅測定動作フロー
図 23.8-40 パルス幅測定動作フロー
各
種
設
定
PWC モード選択
カウントクロック選択
動作 / 測定モード選択
割込みフラグクリア
割込み許可
CTEN ビットにより起動
再起動
カウンタをクリア
連続測定モード
単発測定モード
測定開始エッジ検出
測定開始エッジ検出
カウント開始
カウント開始
アップカウント
アップカウント
オーバフローの発生
→ OVIR フラグセット
測定終了エッジ検出
→ EDIR フラグセット
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オーバフローの発生
→ OVIR フラグセット
測定終了エッジ検出
→ EDIR フラグセット
カウント停止
カウント停止
カウント値を
BTxDTBF に転送
動作停止
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619
第 23 章 ベースタイマ
23.8
620
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第 24 章 アップダウン
カウンタ
アップダウンカウンタの機能と動作について説明
します。
24.1 概要
24.2 構成
24.3 端子
24.4 レジスタ
24.5 割込み
24.6 動作説明と設定手順例
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621
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.1
24.1
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概要
アップダウンカウンタは , 設定によってカウントアップ / ダウンするカウンタです。
16 ビットアップダウンカウンタの下位バイトのみを使用して , 8 ビットアップダウンカウン
タとして使用することもできます。
8 ビットアップダウンカウンタ時は "00H" ∼ "FFH" の範囲で , 16 ビットアップダウンカウン
タ時は "0000H" ∼ "FFFFH" の範囲でカウントできます。
本製品は , 16 ビットアップダウンカウンタを 4 チャネル内蔵しています。ただし , 8 ビット
アップダウンカウンタとして使用できるのは下位バイトのみになるため , 8 ビット時も , 16
ビット時も使用できるチャネルは合計で 4 チャネルになります。
■ 概要
•
カウンタモード:8ビットアップダウンカウンタとして使用するか (8ビットモード),
16 ビットアップダウンカウンタとして使用するか (16 ビットモード ) を選択できま
す。
•
動作モード:次の 3 モード (4 種類 ) から選択できます。
-
タイマモード
カウント用クロックに同期してカウントダウンします。
カウント用クロックは周辺クロック (PCLK) をプリスケーラで 2 分周 /8 分周し
て生成された内部クロック ( 周辺クロック ) を使用します。
-
アップダウンカウントモード
2 本の外部信号入力端子から入力される信号をカウントアップ / カウントダウン
します。カウントするエッジを , 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両エッジの中か
ら選択できます。
-
位相差カウントモード
2 本の外部信号入力端子から入力される信号の位相差をカウントアップ / カウン
トダウンします。
位相差カウントモードは , モーターなどのエンコーダのカウントに適していま
す。エンコーダの A 相 , B 相 , Z 相の出力をそれぞれ入力することにより , 回転
角度や回転数などを高い精度で容易にカウントできます。
位相差カウントモードには 2 逓倍モードと 4 逓倍モードがあり , それぞれカウン
ト方法が異なります。
622
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.1
MB91665 シリーズ
アップダウンカウンタの動作モードを表 24.1-1 に示します。
表 24.1-1 アップダウンカウンタの動作モード
動作モード
タイマモード
カウントタイミング
内部クロック
( 周辺クロック )
アップダウンカウント 外部クロック
モード
位相差カウントモード
(2 逓倍 /4 逓倍 )
•
カウント方向
カウントダウン
カウントアップ / カウントダウン
外部信号入力端子から カウントアップ / カウントダウン
の入力信号の位相
リロード / コンペアクリア機能:次の 3 種類から選択できます。
-
コンペアクリア機能
設定した値とカウンタ値が一致した次のアップカウントタイミングでカウンタ
をクリアします。
-
リロード機能
アンダフローが発生すると , リロード値をロードしてカウントを続けます。
-
リロードコンペアクリア機能
コンペアクリア機能とリロード機能を組み合わせて使用できます。
•
カウント方向:直前のカウント方向 ( カウントアップ / カウントダウン ) を確認でき
ます。
•
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割込み要求:次の場合に割込み要求を発生できます。
-
カウント方向が反転したとき
-
カウンタの値があらかじめ設定した値と一致したとき
-
オーバフローが発生したとき
-
アンダフロー ( リロード ) が発生したとき
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623
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.2
24.2
MB91665 シリーズ
構成
アップダウンカウンタの構成を示します。
■ アップダウンカウンタのブロックダイヤグラム
アップダウンカウンタのブロックダイヤグラムを ch.0 を例にとって図 24.2-1 に示しま
す。
図 24.2-1 アップダウンカウンタのブロックダイヤグラム
周辺バス
8 ビット
CGE1
ZIN1 端子
CGE0
CGSC
上位バイトへ
M16E
RCRL
CTUT
リロード制御
UCRE
RLDE
Carry
エッジ / レベル検出
UDCC
カウンタ
クリア
8 ビット
CES1
CES0
CMS1
CMS0
UDCRL
CMPF
UDFF
AIN1 端子
BIN1 端子
カウント用
クロック選択
カウント用
クロック
OVFF
CSTR
UDF1
UDIE
UDF0
CDCF
プリスケーラ
CITE
CLKS
UFIE
割込み出力
RCRL :リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL1)
UDCRL :アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL1)
•
リロードコンペアレジスタ (RCR1)
アップダウンカウンタのリロード値およびコンペア値を設定するレジスタです。
次のように上位 8 ビットと下位 8 ビットに分かれています。
8 ビットモードで使用する場合は , 下位側を使用します。
•
-
リロードコンペアレジスタ上位 (RCRH1)
-
リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL1)
アップダウンカウントレジスタ (UDCR1)
アップダウンカウンタのカウンタとして動作するレジスタです。
624
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.2
MB91665 シリーズ
次のように上位 8 ビットと下位 8 ビットに分かれています。
8 ビットモードで使用する場合は , 下位側を使用します。
•
-
アップダウンカウントレジスタ上位 (UDCRH1)
-
アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL1)
カウンタコントロールレジスタ (CCR1)
アップダウンカウンタを制御するレジスタです。
•
カウンタステータスレジスタ (CSR1)
アップダウンカウンタの状態を確認したり , 割込み要求の制御をしたりするレジス
タです。
•
カウント用クロック選択回路
アップダウンカウンタのカウント用クロックを選択する回路です。
•
プリスケーラ
アップダウンカウンタをタイマモードで使用するときに , 周辺クロック (PCLK) の
分周比を選択します。
■ クロック
アップダウンカウンタで使用するクロックを表 24.2-1 に示します。
表 24.2-1 アップダウンカウンタで使用するクロック
クロック名
動作クロック
内容
周辺クロック (PCLK)
カウント用クロック 内部クロック ( 周辺クロック )
備考
周辺クロック (PCLK) を分周
して生成
外部端子からの入力をカウント AIN1 端子 , BIN1 端子から入力
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625
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.3
24.3
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端子
アップダウンカウンタで使用する端子について説明します。
■ 概要
アップダウンカウンタには , 次の 3 種類の端子があります。
•
AIN1 端子
アップダウンカウンタの外部信号入力端子です。アップダウンカウントモード時
は , この端子で有効エッジが検出されるとカウントアップします。位相差カウント
モード (2 逓倍 /4 逓倍 ) 時は , この端子と BIN1 端子の位相差をカウントします。
この端子は兼用端子です。アップダウンカウンタの AIN1 端子として使用するには ,
「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
BIN1 端子
アップダウンカウンタの外部信号入力端子です。アップダウンカウントモード時は ,
この端子で有効エッジが検出されるとカウントダウンします。位相差カウントモー
ド (2 逓倍 /4 逓倍 ) 時は , この端子と AIN1 端子の位相差をカウントします。
この端子は兼用端子です。アップダウンカウンタの BIN1 端子として使用するには ,
「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
•
ZIN1 端子
アップダウンカウンタの外部信号入力端子です。カウンタのクリアまたはゲート入
力として使用します。
この端子は兼用端子です。アップダウンカウンタの ZIN1 端子として使用するには ,
「2.4 端子の設定方法」を参照してください。
■ 端子とチャネルの対応
チャネルと端子の対応を表 24.3-1 に示します。
表 24.3-1 チャネルと端子の対応
チャネル
1
626
AIN1
外部信号入力端子
BIN1
ZIN1
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
MB91665 シリーズ
24.4
レジスタ
アップダウンカウンタで使用するレジスタの構成と機能について説明します。
■ アップダウンカウンタのレジスタ一覧
アップダウンカウンタのレジスタ一覧を表 24.4-1 に示します。
表 24.4-1 アップダウンカウンタのレジスタ一覧
チャネル
1
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レジスタ略称
RCRL1
リロードコンペアレジスタ下位 1
レジスタ名
参照先
24.4.1
RCRH1
リロードコンペアレジスタ上位 1
24.4.1
UDCRL1
アップダウンカウントレジスタ下位 1
24.4.2
UDCRH1
アップダウンカウントレジスタ上位 1
24.4.2
CCR1
カウンタコントロールレジスタ 1
24.4.3
CSR1
カウンタステータスレジスタ 1
24.4.4
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627
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
24.4.1
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リロードコンペアレジスタ (RCR1)
アップダウンカウンタのリロード値およびコンペア値を設定するレジスタです。
リロード値はカウントダウン時にカウントを開始する値 , コンペア値はカウントアップ時に
カウントされた値と比較する値 ( ここまで数えるという値 ) です。リロード値とコンペア値は
同一です。
このレジスタは , 次のように上位バイトと下位バイトに分かれています。
•
リロードコンペアレジスタ上位 (RCRH1)
•
リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL1)
16 ビットモード時は , 両方の値が使用され , 8 ビットモード時は , 下位バイトの値が使
用されます。
このレジスタに書き込んだ値をアップダウンカウントレジスタ (UDCR1) に転送する
ことで , アップダウンカウンタは , "0000H" (8 ビット時は "00H") ∼このレジスタに設定
した値の範囲でカウントを行います。
リロードコンペアレジスタ (RCR1) のビット構成を図 24.4-1 に示します。
図 24.4-1 リロードコンペアレジスタ (RCR1) のビット構成
リロードコンペアレジスタ上位 (RCRH1)
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
D15
D14
D13
D12
D11
D10
D9
D8
属性
W
W
W
W
W
W
W
W
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL1)
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
D7
D6
D5
D4
D3
D2
D1
D0
属性
W
W
W
W
W
W
W
W
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
W:ライトオンリ
628
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
< 注意事項 >
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の CTUT ビットに "1" を書き込むと ,
このレジスタに設定した値をアップダウンカウントレジスタ (UDCR1) に転送できま
す。ただし , カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の CTUT ビットは , アップダウン
カウンタの停止中に書き込んでください。
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の M16E ビットで 16 ビットモードを設定した
場合 (M16E=1), このレジスタは必ずハーフワードで書き込んでください。
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の M16E ビットで 8 ビットモードを設定した
場合 (M16E=0), 必ずリロードコンペアレジスタ下位 (RCRL1) にバイトで書き込んで
ください。
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629
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
MB91665 シリーズ
アップダウンカウントレジスタ (UDCR1)
24.4.2
アップダウンカウンタのカウンタとして動作するレジスタです。このレジスタを読み出すと
カウンタの値を確認できます。
このレジスタは , 次のように上位バイトと下位バイトに分かれています。
•
アップダウンカウントレジスタ上位 (UDCRH1)
•
アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL1)
8 ビットモード時は , 上位バイトの値は無効です。アップダウンカウントレジスタ下位
(UDCRL1) の値を読み出してください。
アップダウンカウントレジスタ (UDCR1) のビット構成を図 24.4-2 に示します。
図 24.4-2 アップダウンカウントレジスタ (UDCR1) のビット構成
アップダウンカウントレジスタ上位 (UDCRH1)
bit
15
14
13
12
11
10
9
8
D15
D14
D13
D12
D11
D10
D9
D8
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL1)
bit
7
6
5
4
3
2
1
0
D7
D6
D5
D4
D3
D2
D1
D0
属性
R
R
R
R
R
R
R
R
初期値
0
0
0
0
0
0
0
0
R:リードオンリ
< 注意事項 >
•
このレジスタは読出し専用です。このレジスタに値を設定する場合は , 次の手順でリ
ロードコンペアレジスタ (RCR1) の値をこのレジスタに転送してください。
1. リロードコンペアレジスタ (RCR1) に値を書き込む
2. カウンタステータスレジスタ (CSR1) の CSTR ビットに "0" を書き込む
3. カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の CTUT ビットに "1" を書き込む
630
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の M16E ビットで 16 ビットモードを設定した
場合 (M16E=1), このレジスタは必ずハーフワードで読み出してください。
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の M16E ビットで 8 ビットモードを設定した
場合 (M16E=0), アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL1) の値を読み出してく
ださい。
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
MB91665 シリーズ
カウンタコントロールレジスタ (CCR1)
24.4.3
アップダウンカウンタの動作を制御するレジスタです。
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) のビット構成を図 24.4-3 に示します。
図 24.4-3 カウンタコントロールレジスタ (CCR1) のビット構成
bit
属性
15
14
13
12
11
10
9
8
M16E
CDCF
CFIE
CLKS
CMS1
CMS0
CES1
CES0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
0
0
0
0
0
0
0
0
7
6
5
4
3
2
1
0
予約
R/W
CTUT
UCRE
RLDE
UDCC
CGSC
CGE1
CGE0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R
R
0
0
0
0
1
0
0
0
初期値
bit
属性
初期値
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
[bit15]:M16E (16 ビットモード選択ビット )
アップダウンカウンタを 8 ビットで使用するか , 16 ビットで使用するかを選択します。
書込み値
CM71-10158-1
説明
0
8 ビットモード (1 チャネル ) で使用します。
1
16 ビットモード (1 チャネル ) で使用します。
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
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[bit14]:CDCF ( カウント方向転換フラグビット )
カウント方向が , カウントダウンからカウントアップ , またはカウントアップからカウ
ントダウンに 1 回以上反転したことを示します。
このビットが "1" のときに CFIE ビットが "1" に設定されていると , カウント方向転換
割込み要求が発生します。
CDCF
読出し時
書込み時
0
カウント方向は反転していません。
このビットを "0" にクリアします。
1
カウント方向が 1 回以上反転しまし 無視されます。
た。
< 注意事項 >
•
カウンタのリセットが発生した場合 , カウント方向はカウントダウンに設定されます。
そのため , リセット直後にカウントアップが行われると , このビットが "1" に変わりま
す。
•
カウント方向が短期間で連続して変化した場合は, カウント方向が元に戻り, カウンタ
ステータスレジスタ (CSR1) の UDF1, UDF0 ビットが変化しない場合があります。
[bit13]:CFIE ( カウント方向転換割込み許可ビット )
カウント方向が反転したとき (CDCF=1) に , カウント方向転換割込み要求を発生させ
るかどうかを設定します。
0
書込み値
説明
カウント方向転換割込み要求の発生を禁止します。
1
カウント方向転換割込み要求の発生を許可します。
[bit12]:CLKS ( 内部クロック分周選択ビット )
タイマモード選択時に , このビットで設定した分周比で分周された周辺クロック
(PCLK) をカウント用クロックとして使用します。
書込み値
説明
0
周辺クロック (PCLK) の 2 分周
1
周辺クロック (PCLK) の 8 分周
< 注意事項 >
このビットは , CMS1, CMS0 ビットで動作モードをタイマモードに設定 (CMS1,
CMS0=00) した場合のみ有効です。その他の動作モードを選択しているときは , この
ビットの設定は無視されます。
632
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
MB91665 シリーズ
[bit11, bit10]:CMS1, CMS0 ( 動作モード選択ビット )
アップダウンカウンタの動作モードを次の中から選択します。
•
タイマモード
カウント用クロックに同期してカウントダウンします。
•
アップダウンカウントモード
2 本の外部信号入力端子からの入力信号をカウントアップ / カウントダウンします。
•
位相差カウントモード
2 本の外部信号入力端子の位相差をカウントアップ / カウントダウンします。位相
差カウントモードには 2 逓倍モードと 4 逓倍モードがあり , それぞれカウント方法
が異なります。
CMS1
CMS0
動作モード
0
0
タイマモード
0
1
アップダウンカウントモード
1
0
位相差カウントモード (2 逓倍 )
1
1
位相差カウントモード (4 逓倍 )
[bit9, bit8]:CES1, CES0 ( カウント用クロックエッジ選択ビット )
AIN1 端子および BIN1 端子の検出エッジを選択します。
アップダウンカウントモード選択時に , このビットで選択したエッジが検出されるた
びに , カウント動作が行われます。
CES1
CES0
検出エッジ
0
0
エッジ検出禁止
0
1
立下りエッジ
1
0
立上りエッジ
1
1
両エッジ
< 注意事項 >
このビットは , CMS1, CMS0 ビットで動作モードをアップダウンカウントモードに設定
(CMS1, CMS0=01) した場合のみ有効です。その他の動作モードを選択しているときは ,
このビットの設定は無視されます。
[bit7]:予約ビット
CM71-10158-1
書込み時
必ず "0" を書き込んでください。
読出し時
"0" が読み出されます。
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633
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
MB91665 シリーズ
[bit6]:CTUT ( カウンタライトビット )
リロードコンペアレジスタ (RCR1) に設定した値をアップダウンカウントレジスタ
(UDCR1) に転送します。
CTUT
書込み時
0
無視されます。
1
値を転送します。
読出し時
"0" が読み出されます。
< 注意事項 >
このビットに "1" を書き込んだ時点で , リロードコンペアレジスタ (RCR1) の値が転送さ
れるため , カウンタステータスレジスタ (CSR1) の CSTR ビットが "1" のとき ( カウンタ
の動作中 ) は , このビットを "1" に書き換えないでください。
[bit5]:UCRE ( カウンタクリア許可ビット )
コンペアによるカウンタのクリアを制御するビットです。
許可すると,カウンタ値がリロードコンペアレジスタ (RCR1) に設定した値と一致した
次のアップカウントタイミングでカウンタをクリアします。
書込み値
説明
0
コンペアクリア機能を禁止します。
1
コンペアクリア機能を許可します。
< 注意事項 >
このビットで制御できるのは , コンペアクリア機能のみです。比較結果一致割込みに影響
しません。
次のクリア動作は , このビットでは制御できません。
•
•
本デバイスがリセットされたことによるクリア
ZIN1 端子からの有効エッジ入力によるクリア (CGSC ビット =0 のとき )
•
UDCC ビットに "0" を書き込むことによるクリア ( ソフトウェアによるクリア )
[bit4]:RLDE ( リロード許可ビット )
リロード機能の使用を許可 / 禁止します。
リロード機能とは , カウントダウン時にカウンタがアンダフローすると , リロードコン
ペアレジスタ (RCR1) に設定した値をカウンタにリロードして , カウントを続ける機能
です。
書込み値
634
説明
0
リロード機能の使用を禁止します。
1
リロード機能の使用を許可します。
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
MB91665 シリーズ
[bit3]:UDCC ( カウンタクリアビット )
カウンタの値を "0000H" にクリアします。
UDCC
書込み時
0
クリアします。
1
無視されます。
読出し時
"1" が読み出されます。
[bit2]:CGSC ( カウンタクリア / ゲート選択ビット )
ZIN1 端子の機能を次の中から選択します。
カウンタクリア機能
•
ZIN1 端子から有効エッジが入力されたときに , カウンタの値を "0000H" にクリアし
ます。
ゲート機能
•
ZIN1 端子から有効レベルが入力されている間だけ , カウンタが動作します。
書込み値
説明
0
カウンタクリア機能
1
ゲート機能
< 注意事項 >
ZIN1 端子は , このビットと CGE1, CGE0 ビットの設定を組み合わせることで機能します。
必ず , CGE1, CGE0 ビットも設定してください。
[bit1, bit0]:CGE1, CGE0 ( エッジ / レベル選択ビット )
ZIN1 端子の有効エッジ / 有効レベルを選択します。CGSC ビット設定によって , この
ビットの意味は異なります。
CGSC ビットでカウンタクリア機能を選択した場合 (CGSC=0)
•
有効エッジを選択します。
このビットで選択したエッジが ZIN1 端子で検出されると , カウンタの値が "0000H"
にクリアされます。
CGSC ビットでゲート機能を選択した場合 (CGSC=1)
•
有効レベルを選択します。
このビットで選択したレベルが ZIN1 端子から入力されている間だけ , カウンタが
動作します。
CGE1
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CGE0
カウンタクリア機能選択時
(CGSC=0)
ゲート機能選択時
(CGSC=1)
0
0
エッジ検出禁止
レベル検出禁止 (カウント禁止)
0
1
立下りエッジ
"L" レベル
1
0
立上りエッジ
"H" レベル
1
1
設定禁止
設定禁止
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635
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
24.4.4
MB91665 シリーズ
カウンタステータスレジスタ (CSR1)
アップダウンカウンタの状態を確認したり , 割込み要求を制御したりするレジスタです。
カウンタステータスレジスタ (CSR1) のビット構成を図 24.4-4 に示します。
図 24.4-4 カウンタステータスレジスタ (CSR1) のビット構成
bit
属性
初期値
7
6
5
4
3
2
1
0
CSTR
CITE
UDIE
CMPF
OVFF
UDFF
UDF1
UDF0
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R/W
R
R
0
0
0
0
0
0
0
0
R/W:リード / ライト可能
R:リードオンリ
[bit7]:CSTR ( カウント起動ビット )
アップダウンカウンタを起動 / 停止します。
書込み値
説明
0
カウント動作を停止します。
1
アップダウンカウンタを起動します。
[bit6]:CITE ( 比較結果一致割込み許可ビット )
カウンタの値が , リロードコンペアレジスタ (RCR1) に設定した値と一致したとき
(CMPF=1) に , 比較結果一致割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
説明
0
比較結果一致割込み要求の発生を禁止します。
1
比較結果一致割込み要求の発生を許可します。
[bit5]:UDIE ( オーバフロー / アンダフロー割込み許可ビット )
アップダウンカウンタがオーバフロー/ アンダフローしたとき (OVFF/UDFF=1) に , オー
バフロー / アンダフロー割込み要求を発生させるかどうかを設定します。
書込み値
636
説明
0
オーバフロー / アンダフロー割込み要求の発生を禁止します。
1
オーバフロー / アンダフロー割込み要求の発生を許可します。
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
MB91665 シリーズ
[bit4]:CMPF ( 比較結果一致検出フラグビット )
カウンタの値がリロードコンペアレジスタ (RCR1) に設定した値と一致したことを示
します。
このビットが "1" のときに CITE ビットが "1" に設定されていると , 比較結果一致割込
み要求が発生します。
CMPF
読出し時
書込み時
0
値は一致していません。
このビットを "0" にクリアします。
1
値が一致しました。
無視されます。
< 注意事項 >
このビットは , 次の場合に "1" に変わります。
•
•
カウントアップで値が一致したとき
リロードコンペアレジスタ (RCR1) の値をカウンタにリロードしたとき
•
アップダウンカウンタを起動したときに , 既に値が一致していたとき
[bit3]:OVFF ( オーバフロー検出フラグビット )
アップダウンカウンタがオーバフローしたことを示します。
このビットが "1" のときに UDIE ビットが "1" に設定されていると , オーバフロー割込
み要求が発生します。
OVFF
読出し時
書込み時
0
オーバフローは発生していません。 このビットを "0" にクリアします。
1
オーバフローが発生しました。
無視されます。
オーバフローは , カウンタの値が "FFFFH" のときにカウントアップしようとすると発
生します。
[bit2]:UDFF ( アンダフロー検出フラグビット )
アップダウンカウンタがアンダフローしたことを示します。
このビットが "1" のときに UDIE ビットが "1" に設定されていると , アンダフロー割込
み要求が発生します。
UDFF
読出し時
書込み時
0
アンダフローは発生していません。 このビットを "0" にクリアします。
1
アンダフローが発生しました。
無視されます。
アンダフローは , カウンタの値が "0000H" のときに , カウントダウンしようとすると発
生します。
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637
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.4
MB91665 シリーズ
[bit1, bit0]:UDF1, UDF0 ( アップダウンフラグビット )
直前のカウント方向を示します。
このビットは , アップダウンカウンタがカウントするたびに更新されます。
UDF1
638
UDF0
説明
0
0
入力なし
0
1
カウントダウン
1
0
カウントアップ
1
1
カウントアップ / カウントダウン同時発生
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.5
MB91665 シリーズ
24.5
割込み
次のいずれかの場合に割込み要求が発生します。
• カウント方向が反転したとき ( カウント方向転換割込み要求 )
• カウンタの値がリロードコンペアレジスタ (RCR1) に設定した値と一致したとき ( 比較結
果一致割込み要求 )
• オーバフローが発生したとき ( オーバフロー割込み要求 )
• アンダフローが発生したとき ( アンダフロー割込み要求 )
アップダウンカウンタの動作モードによって , 発生する割込み要求は異なります。
動作モードと割込み要求の対応を表 24.5-1 に示します。
表 24.5-1 動作モードと割込み要求の対応
割込み要求
タイマモード
アップ
ダウン
カウントモード
位相差カウント
モード
(2 逓倍 /4 逓倍 )
カウント方向転換割込み要求
×
○
○
比較結果一致割込み要求
○
○
○
オーバフロー割込み要求
×
○
○
アンダフロー割込み要求
○
○
○
アップダウンカウンタで使用できる割込みについて表 24.5-2 に示します。
表 24.5-2 アップダウンカウンタの割込み
割込み要求
割込み要求
フラグ
割込み要求許可
割込み要求のクリア
カウント方向転換割込 CCR の CDCF=1 CCR の CFIE=1
み要求
CCR の CDCF ビットに
"0" を書き込む
比較結果一致割込み要 CSR の CMPF=1 CSR の CITE=1
求
CSR の CMPF ビットに
"0" を書き込む
オーバフロー割込み要 CSR の OVFF=1
求
CSR の UDIE=1
CSR の OVFF ビットに
"0" を書き込む
アンダフロー割込み要 CSR の UDFF=1
求
CSR の UDIE=1
CSR の UDFF ビットに
"0" を書き込む
CCR:カウンタコントロールレジスタ (CCR1)
CSR:カウンタステータスレジスタ (CSR1)
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639
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.5
MB91665 シリーズ
< 注意事項 >
•
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の CMPF ビットは , カウントアップで値が一
致した場合に加え , リロードコンペアレジスタ (RCR1) の値がリロードされた場合や ,
アップダウンカウンタを起動時 , 既に値が一致していた場合も "1" に変わります。
•
カウンタのクリアおよびリロードのタイミングについては , 「24.6 動作説明と設定手
順例」の「■ クリアイベント」および「■ リロードイベント」を参照してください。
•
割込み要求フラグが"1"のときに割込み要求の発生を許可すると割込みを許可した時点
で , 割込み要求が発生します。
割込み要求の発生を許可する場合は , 次のいずれかの処理を行ってください。
- 割込み要求の発生を許可する前に割込み要求をクリアする。
- 割込み許可と同時に割込み要求をクリアする。
640
•
各割込み要求の割込みベクタ番号については , 「付録 C 割込みベクタ」を参照してく
ださい。
•
割込みベクタ番号に対応する割込みレベルは , 割込みコントロールレジスタ (ICR00 ∼
ICR47) で設定します。割込みレベルの設定については , 「第 10 章 割込みコントロー
ラ」を参照してください。
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.6
MB91665 シリーズ
動作説明と設定手順例
24.6
アップダウンカウンタの動作について説明します。また , 動作状態を設定するための手順例
も示します。
■ 概要
● カウンタモード
アップダウンカウンタは , 設定によって 16 ビットアップダウンカウンタとして使用す
ることも , 8 ビットアップダウンカウンタとして使用することもできます。
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の M16E ビットで設定してください。
•
8 ビットモード (M16E=0)
アップダウンカウントレジスタ下位 (UDCRL1) のみを利用します。リロード値およ
びコンペア値は, リロードコンペアレジスタ下位 (RCRL1) のみにバイトで書き込ん
でください。
•
16 ビットモード (M16E=1)
アップダウンカウントレジスタ (UDCR1) の上位バイトと下位バイトの両方を利用
します。リロード値およびコンペア値は , リロードコンペアレジスタ (RCR1) にハー
フワードで書き込んでください。
● 動作モード
アップダウンカウンタの動作モードは , カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の
CMS1, CMS0 ビットで次の 3 モード (4 種類 ) から選択できます。
•
タイマモード (CMS1, CMS0=00)
あらかじめ設定した値からカウント用クロックに同期してカウントダウンする
モードです。
カウント用クロックは , 周辺クロック (PCLK) をプリスケーラで 2 分周 /8 分周して
生成されます。
•
アップダウンカウントモード (CMS1, CMS0=01)
外部信号入力端子から入力される信号をカウントアップ / カウントダウンするモー
ドです。
•
位相差カウントモード (2 逓倍 ) (CMS1, CMS0=10) / 位相差カウントモード (4 逓倍 )
(CMS1, CMS0=11)
外部信号入力端子から入力される信号の位相差をカウントアップ / カウントダウン
するモードです。エンコーダの A 相を AIN1 端子 , B 相を BIN1 端子 , Z 相を ZIN1
端子から入力することで , 回転角度や回転数のカウント , 回転方向の検出などを高
精度で行えるため , モーターなどのエンコーダのカウントに適しています。
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641
第 24 章 アップダウンカウンタ
24.6
MB91665 シリーズ
■ 利用できる機能
● リロード / コンペアクリア機能
8/16 ビットアップダウンカウンタは , カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の RLDE
ビットと UCRE ビットでリロード機能およびコンペアクリア機能を許可 / 禁止できま
す。
リロード機能
•
カウントダウン時にアンダフローが発生すると , リロードコンペアレジスタ
(RCR1) に設定した値をリロードして , 再度カウントダウンする機能です。動作につ
いては ,「24.6.1 タイマモード時の動作」の「■ カウント動作」を参照してください。
コンペアクリア機能
•
アップダウンカウンタの値がリロードコンペアレジスタ (RCR1) に設定した値と一
致 ( 比較結果一致 ) した状態で , さらにカウントアップが行われようとすると , アッ
プダウンカウンタの値を "0000H" にクリアして , 再度カウントアップする機能です。
動作については , 「24.6.2 アップダウンカウントモード時の動作」の「■ カウント
動作」を参照してください。
この機能はタイマモードでは利用できません。
リロードコンペアクリア機能
•
リロード機能とコンペアクリア機能を組み合わせて使用する機能です。"0000H" と
リロードコンペアレジスタ (RCR1) に設定した値の間でカウントダウン / アップを
行うため , 任意幅でのカウントが可能です。
「24.6.2 アップダウンカウントモード時
の動作」の「■ カウント動作」を参照してください。
この機能はタイマモードでは利用できません。
リロード機能 / コンペアクリア機能の設定方法を表 24.6-1 に示します。
表 24.6-1 リロード機能 / コンペアクリア機能の設定方法
RLDE ビット
UCRE ビット
説明
0
0
リロード機能 / コンペアクリア機能の禁止
0
1
リロード機能の禁止
コンペアクリア機能の許可
1
0
リロード機能の許可
コンペアクリア機能の禁止
1
1
リロード機能 / コンペアクリア機能の許可
● ZIN1 端子の機能
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の CGSC ビットで ZIN1 端子の機能を次の中か
ら選択できます。
•
カウンタクリア機能 (CGSC=0)
カウント動作中に ZIN1 端子から有効エッジが入力されると , カウンタの値を
"0000H" にクリアします。
642
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.6
MB91665 シリーズ
ゲート機能 (CGSC=1)
•
ZIN1 端子から有効レベルが入力されている間だけ , カウンタが動作します。
カウンタクリア機能を選択した場合は有効エッジ , ゲート機能を選択した場合は有効
レベルをカウンタコントロールレジスタ (CCR1) のCGE1, CGE0ビットで選択してくだ
さい。
CGE1
CGE0
カウンタクリア機能選択時
(CGSC=0)
ゲート機能選択時
(CGSC=1)
0
0
エッジ検出禁止
レベル検出禁止 (カウント禁止)
0
1
立下りエッジ
"L" レベル
1
0
立上りエッジ
"H" レベル
1
1
設定禁止
設定禁止
■ クリアイベント
カウンタの値は , 次のいずれかの場合に "0000H" にクリアされます。
•
本デバイスがリセットされた
•
ZIN1 端子から有効エッジが入力された
( カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の CGSC ビットで ZIN1 端子の機能をカウ
ンタクリア機能 (CGSC=0) に設定している場合 )
•
ソフトウェアによるクリア
カウンタコントロールレジスタ (CCR1) の UDCC ビットに "0" が書き込まれた
•
コンペアクリア機能によるクリア
カウンタの値が, リロードコンペアレジスタ (RCR1) に設定した値と一致し, さらに
カウントアップが行われようとした
(カウントダウンが行われた場合や, カウンタが停止した場合はクリアされません。)
•
オーバフロー発生によるクリア
カウンタの値が "FFFFH" (8 ビットモード時は "FFH") になった後のカウントアップ /
カウントダウンのタイミング
カウンタの値が "0000H" にクリアされるタイミングは , アップダウンカウンタの動作状
態によって次のようになります。
•
カウント動作中にクリアイベントが発生した場合
カウント用クロックに同期して , 値がクリアされます。
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第 24 章 アップダウンカウンタ
24.6
MB91665 シリーズ
クリアイベント発生タイミングを図 24.6-1 に示します。