日本語版

CMOS 低電圧
4 Ωクワッド SPST スイッチ
ADG711/ADG712/ADG713
特長
機能ブロック図
+1.8 V∼+5.5 V単電源動作
低いON抵抗(2.5 Ω Typ)
平坦な低いON抵抗
−3 dB帯域幅>200 MHz
レールtoレール動作
S1
IN1
16ピンのTSSOPパッケージまたはSOICパッケージを使用
高速スイッチング時間
tON 16 ns
IN1
D1
D1
S2
S2
IN2
IN2
D2
ADG711
IN3
ADG712
D3
TTL/CMOS互換
S4
S4
IN4
D4
S3
IN3
D3
バッテリ駆動のシステム
D2
ADG713
S3
消費電力(Typ)<0.01 mW
アプリケーション
S2
D2
IN3
IN4
D1
IN2
S3
tOFF 10 ns
S1
S1
IN1
D3
S4
IN4
D4
D4
スイッチは論理"1"入力に対して示してあります。
通信システム
サンプル&ホールド・システム
オーディオ信号のルーティング
ビデオ・スイッチング
機械的リード・リレーの置換え
概要
製品のハイライト
ADG711、ADG712、ADG713は、4個の選択可能なスイッチを内蔵
1. +1.8 V∼+5.5 Vの単電源動作。ADG711、ADG712、ADG713は高性
するモノリシックCMOSデバイスです。これらのスイッチは、低消
能を提供し、+3 V電源と+5 V電源で仕様を保証しています。
費電力でありながら高速スイッチング速度、
低いON抵抗、
低リーク
2. 非常に低いRONを持っています(5 Vで4.5 ΩMax、3 Vで8 ΩMax)
。
電流、広い帯域幅を提供する最新のサブミクロン・プロセスをベー
スにデザインされています。
これらのスイッチは+1.8 V∼+5.5 Vの範囲の単電源で動作し、
バッテリ駆動の計測器での使用やアナログ・デバイセズの新世代
DACとADCとの組合せ使用に最適です。
高速なスイッチング速度に
より、ビデオ信号のスイッチングにも最適です。
ADG711、ADG712、ADG713には、独立した2つのSPST(single-pole/
single-throw)スイッチが内蔵されています。ADG711とADG712は、
デジタル制御ロジックが反転されている点のみが異なります。
ADG711スイッチは該当する制御入力がロジックLowのときターン
電源電圧+1.8 Vでは、全温度範囲でRONは35 Ω(Typ)です。
3. 低いON抵抗での平坦性。
4. −3 dB帯域幅>200 MHz。
5. 低消費電力。
CMOS構造により低消費電力を保証。
6. 高速tON/tOFF。
7. ブレーク・ビフォ・メーク・スイッチング。
この機能により、
スイッチをマルチプレクサとして使用する際に
チャンネルの短絡を防止することができます(ADG713の場合)。
8. 16ピンTSSOPパッケージまたは16ピンSOICパッケージを使用。
オンし、ADG712はロジックHighのときターンオンします。ADG713
は、デジタル制御ロジックがADG711と同じ2個のスイッチと、ロ
ジックが反転している2個のスイッチを内蔵しています。
各スイッチは両方向に対して等しいON特性を持っています。
ADG713は、切断後の接続を保証するブレーク・ビフォ・メーク・
スイッチング動作を行います。
ADG711/ADG712/ADG713は、16ピンのTSSOPまたは16ピンの
SOICパッケージで供給されます。
アナログ・デバイセズ社が提供する情報は正確で信頼できるものを期していますが、
当社はその情報の利用、また利用したことにより引き起こされる第3者の特許または権
利の侵害に関して一切の責任を負いません。さらにアナログ・デバイセズ社の特許また
は特許の権利の使用を許諾するものでもありません。
REV.0
アナログ・デバイセズ株式会社
本 社/東京都港区海岸1 - 1 6 - 1 電話03(5402)8200 〒105−6891
ニューピア竹芝サウスタワービル
大阪営業所/大阪市淀川区宮原3 - 5 - 3 6 電話06(6350)6868㈹ 〒532−0003
新大阪第2森ビル
ADG711/ADG712/ADG713―仕様1
(特に指定のない限り、VDD = +5 V±10%、GND = 0 V、全ての仕様は−40℃∼+85℃)
Bバージョン
パラメータ
−40℃ ∼ +25℃ −40℃ ∼ +85℃
単位
テスト条件/コメント
アナログ・スイッチ
アナログ信号範囲
ON抵抗(RON)
0 V ∼ VDD
2.5
4
チャンネル間のON抵抗の整合(ΔRON)
ON抵抗平坦性(RFLAT(ON))
V
Ω typ
VS=0 V ∼ VDD、IS=−10 mA;
4.5
Ω max
テスト回路1
0.05
Ω typ
VS=0 V ∼ VDD、IS=−10 mA
0.3
Ω max
0.5
Ω typ
1.0
Ω max
リーク電流
ソースOFF時リークIS(OFF)
VDD=+5.5 V
±0.01
±0.1
ドレインOFF時リークID(OFF)
±0.2
±0.01
±0.1
チャンネルON時リークID、IS(ON)
VS=0 V ∼ VDD、IS=−10 mA
±0.2
±0.01
±0.1
±0.2
nA typ
VS=4.5 V/1 V、VD=1 V/4.5 V;
nA max
テスト回路2
nA typ
VS=4.5 V/1 V、VD=1 V/4.5 V;
nA max
テスト回路2
nA typ
VS=VD=4.5 Vまたは1 V;
nA max
テスト回路3
デジタル入力
入力High電圧、VINH
2.4
V min
入力Low電圧、VINL
0.8
V max
入力電流
IINLまたはIINH
0.005
μA typ
±0.1
VIN=VINLまたはVINH
μA max
ダイナミック特性2
tON
11
tOFF
6
ブレーク・ビフォ・メーク時間遅延、tD
6
ns typ
16
10
(ADG713の場合)
1
RL=300Ω、CL=35 pF
ns max
VS=3 V、テスト回路4
ns typ
RL=300Ω、CL=35 pF
ns max
VS=3 V、テスト回路4
ns typ
RL=300Ω、CL=35 pF
ns min
VS1=VS2=3 V、テスト回路5
電荷注入
3
pC typ
VS=2 V、RS=0Ω、CL=1 nF;
OFF時アイソレーション
−58
dB typ
RL=50Ω、CL=5 pF、f=10 MHz
−78
dB typ
RL=50Ω、CL=5 pF、f=1 MHz;
−90
dB typ
RL=50Ω、CL=5 pF、f=10 MHz
テスト回路6
テスト回路7
チャンネル間クロストーク
テスト回路8
−3 dB帯域幅
200
MHz typ
CS(OFF)
10
pF typ
CD(OFF)
10
pF typ
CD、CS(ON)
22
pF typ
VDD=+5.5 V
電源条件
IDD
RL=50Ω、CL=5 pF; テスト回路9
0.001
μA typ
1.0
デジタル入力=0 Vまたは5 V
μA max
注
1
Bバージョンの温度範囲: −40℃∼+85℃。
デザインで保証しますが、製造テストは行いません。
仕様は予告なく変更されることがあります。
2
−2−
REV.0
ADG711/ADG712/ADG713
1
仕様(特に指定のない限り、
VDD = +3 V±10%、GND = 0 V、全ての仕様は−40℃∼+85℃)
Bバージョン
パラメータ
−40℃ ∼ +25℃ −40℃∼ +85℃
単位
テスト条件/コメント
アナログ・スイッチ
アナログ信号範囲
ON抵抗(RON)
5
チャンネル間のON抵抗の整合(ΔRON)
0.1
0 V ∼ VDD
V
5.5
Ω typ
8
ON抵抗平坦性(RFLAT(ON))
Ωmax
テスト回路1
Ω typ
VS=0 V ∼ VDD、IS=−10 mA
0.3
Ωmax
2.5
Ωtyp
リーク電流
ソースOFF時リークIS(OFF)
±0.01
nA typ
VS=3 V/1 V、VD=1 V/3 V;
±0.2
nA max
テスト回路2
nA typ
VS=3 V/1 V、VD=1 V/3 V;
±0.2
nA max
テスト回路2
nA typ
VS=VD=3 Vまたは1 V;
±0.2
nA max
テスト回路3
±0.01
±0.1
チャンネルON時リークID、IS(ON)
VS=0 V ∼ VDD、IS=−10 mA
VDD=+3.3 V
±0.1
ドレインOFF時リークID(OFF)
VS=0 V ∼ VDD、IS=−10 mA;
±0.01
±0.1
デジタル入力
入力High電圧、VINH
2.0
V min
入力Low電圧、VINL
0.4
V max
±0.1
μAmax
入力電流
IINLまたはIINH
0.005
μA typ
VIN=VINLまたはVINH
ダイナミック特性2
tON
13
20
tOFF
7
12
ブレーク・ビフォ・メーク時間遅延、tD
7
(ADG713の場合)
1
ns typ
RL=300Ω、CL=35 pF
ns max
VS=2 V、テスト回路4
ns typ
RL=300Ω、CL=35 pF
ns max
VS=2 V、テスト回路4
ns typ
RL=300Ω、CL = 35 pF
ns min
VS1=VS2=2 V、テスト回路5
VS=1.5 V、RS=0Ω、CL=1 nF;
電荷注入
3
pC typ
OFF時アイソレーション
−58
dB typ
RL=50Ω、CL=5 pF、f=10 MHz
−78
dB typ
RL=50Ω、CL=5 pF、f=1 MHz;
チャンネル間クロストーク
−90
dB typ
RL=50Ω、CL=5 pF、f=10 MHz
−3 dB帯域幅
200
MHz typ
RL=50Ω、CL=5 pF; テスト回路9
テスト回路6
テスト回路7
テスト回路8
CS(OFF)
10
pF typ
CD(OFF)
10
pF typ
CD、CS(ON)
22
pF typ
0.001
μA typ
電源条件
IDD
VDD=+3.3 V
1.0
注
1
Bバージョンの温度範囲: −40℃∼+85℃。
デザインで保証しますが、製造テストは行いません。
仕様は予告なく変更されることがあります。
2
REV.0
−3−
μA max
デジタル入力= 0 Vまたは3 V
ADG711/ADG712/ADG713
絶対最大定格1
(特に指定のない限り、TA =+25℃)
SOICパッケージ、消費電力
……………………………… 520 mW
θJA熱インピーダンス …………………………………
125℃/W
GNDに対するVDD …………………………………… −0.3 V ∼ +6 V
θJC熱インピーダンス …………………………………… 42℃/W
アナログ、デジタル入力2 …………………
ピン温度、ハンダ処理
−0.3 V ∼ VDD+0.3 V
または30 mAのいずれか先に発生する方
蒸着(60 sec)……………………………………………… +215℃
連続電流、SまたはD ………………………………………… 30 mA
赤外線(15 sec)…………………………………………… +220℃
ピーク電流、SまたはD …………………………………… 100 mA
ESD
(1 ms、10%デューティ・サイクル(最大)でパルス化)
1
動作温度範囲
工業用(Bバージョン) ……………………… −40℃ ∼ +85℃
保存温度範囲
…………………………………… −65℃ ∼ +150℃
……………………………………………………………… 2 kV
注
2
接合温度 …………………………………………………… +150℃
上記の絶対最大定格を超えるストレスを加えるとデバイスに永久的な損傷を与えること
があります。この規定はストレス定格の規定のみを目的とするものであり、この仕様の動
作セクションに記載する規定値以上でのデバイス動作を定めたものではありません。デ
バイスを長時間絶対最大定格状態に置くとデバイスの信頼性に影響を与えます。同時に1
項目の絶対最大定格しか加えることはできません。
IN、SまたはDにおける過電圧は、内部ダイオードでクランプされます。電流は最大定格値
に制限する必要があります。
TSSOPパッケージ、消費電力 ……………………………… 430 mW
θJA熱インピーダンス …………………………………
150℃/W
θJC熱インピーダンス …………………………………… 27℃/W
注意
ESD(静電放電)の影響を受けやすいデバイスです。4000 Vもの高圧の静電気が人体やテスト装置に容易に帯電し、検知さ
れることなく放電されることもあります。このADG711/ADG712/ADG713には当社独自のESD保護回路を備えていますが、
高エネルギーの静電放電にさらされたデバイスには回復不能な損傷が残ることもあります。したがって、性能低下や機能
喪失を避けるために、適切なESD予防措置をとるようお奨めします。
WARNING!
ESD SENSITIVE DEVICE
オーダー・ガイド
モデル
温度範囲
パッケージ
パッケージ・オプション
ADG711BR
−40℃ ∼ +85℃
0.15インチ・スモール・アウトライン(SOIC)
R-16A
ADG712BR
−40℃ ∼ +85℃
0.15インチ・スモール・アウトライン(SOIC)
R-16A
ADG713BR
−40℃ ∼ +85℃
0.15インチ・スモール・アウトライン(SOIC)
R-16A
ADG711BRU
−40℃ ∼ +85℃
薄型シュリンク・スモール・アウトライン(TSSOP)
RU-16
ADG712BRU
−40℃ ∼ +85℃
薄型シュリンク・スモール・アウトライン(TSSOP)
RU-16
ADG713BRU
−40℃ ∼ +85℃
薄型シュリンク・スモール・アウトライン(TSSOP)
RU-16
ピン配置
表I. 真理値表(ADG711/ADG712)
ADG711入力
ADG712入力
スイッチ状態
0
1
ON
1
0
OFF
(TSSOP/SOIC)
表II. 真理値表(ADG713)
ロジック
スイッチ1、4
スイッチ2、
3
IN1 1
16
IN2
D1 2
15
D2
S1 3
14
S2
NC 4
0
OFF
ON
1
ON
OFF
GND 5
ADG711
ADG712
ADG713
13
VDD
12
NC
上面図
S4 6 (実寸ではありません) 11 S3
D4 7
10
D3
IN4 8
9
IN3
NC = 接続なし
−4−
REV.0
ADG711/ADG712/ADG713
用語
VDD
正電源電位。
tOFF
デジタル制御入力から出力がOFFに切り替
GND
グランド(0 V)電位。
S
ソース端子。入力または出力。
わるまでの遅延。
D
ドレイン端子。入力または出力。
に、両スイッチの90%ポイントで測定した
IN
ロジック制御入力。
"OFF"時間または"ON"時間(ADG713の場合)
。
RON
DとSの間の抵抗。
ΔRON
任意の2チャンネル間のON抵抗の整合すな
tD
アドレスが別のアドレスに切り替わるとき
クロストーク
さ。
わちRONmax-RONmin。
RFLAT(ON)
1つのチャンネルから別のチャンネルに寄生
容量を経由して結合する不要な信号の大き
平坦性は、
規定のアナログ信号範囲で測定し
オフ時のアイソレーション "OFF"状態のスイッチを通過して結合する不
たON抵抗の最大値と最小値の差として定義
されます。
要信号の大きさ。
電荷注入
スイッチング時に、
デジタル入力からアナロ
IS(OFF)
スイッチ"OFF"時のソース・リーク電流。
グ出力に伝達されるグリッチ・インパルス
ID(OFF)
スイッチ"OFF"時のドレイン・リーク電流。
の大きさ。
ID、IS(ON)
スイッチ"ON"時のチャンネル・リーク電流。
帯域幅
3 dBだけ出力が減衰する点の周波数。
VD(VS)
端子Dと端子Sのアナログ電圧。
ON応答
スイッチが"ON"する際の周波数応答
CS(OFF)
スイッチ"OFF"時のソース容量。
ON損失
CD(OFF)
スイッチ"OFF"時のドレイン容量。
降下。オンの周波数応答カーブの非常に低
CD、CS(ON)
スイッチ"ON"時の容量。
い周波数で、
信号が0 dBから何dB減衰するか
tON
デジタル制御入力から出力がONに切り替わ
で表されます。
"ON"状態のスイッチの両端間に生ずる電圧
るまでの遅延。テスト回路4参照。
代表的な性能特性
6
6
5.5
5.5
TA = +25˚C
VDD = +2.7V
4.5
4.5
4
4
3.5
VDD = +3V
3
VDD = +3V
5
VDD = +4.5V
RON – Ω
RON – Ω
5
2.5
+85˚C
+25˚C
3.5
3
2.5
–40˚C
2
2
VDD = +5V
1.5
1.5
1
1
0.5
0.5
0
0
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
VDまたはVS – ドレイン電圧またはソース電圧 – V
図1. VD(VS)の関数としてのON抵抗
REV.0
5
0
0.5
1
1.5
23
2.5
VDまたはVS – ドレイン電圧またはソース電圧 – V
図2. 種々の温度に対するVD(VS)の関数としてのON抵抗VDD = 3 V
−5−
ADG711/ADG712/ADG713―代表的な性能特性
6
–30
5.5
VDD = +5V
–40
VDD = +5V, +3V
5
–50
4.5
–60
クロストーク – dB
RON – Ω
4
+85˚C
3.5
+25˚C
3
2.5
2
–70
–80
–90
–100
1.5
–40˚C
–110
1
–120
0.5
0
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
VDまたはVS – ドレイン電圧またはソース電圧 – V
–130
10k
5
図3. 種々の温度に対するVD(VS)の関数としてのON抵抗VDD = 5 V
100k
1M
周波数 – Hz
100M
10M
図6.クロストークと周波数の関係
0
10m
VDD = +5V
1m
VDD = +5V
100m
–2
ON応答 – dB
ISUPPLY – A
4 SW
10m
1 SW
1m
–4
100n
10n
1n
100
1k
10k
100k
周波数 – Hz
–6
10k
10M
1M
100k
図4. 電源電流と入力スイッチング周波数の関係
1M
周波数 – Hz
100M
10M
図7. ON応答と周波数の関係
25
–30
TA = +25˚C
–40
20
VDD = +5V, +3V
15
–60
–70
QINJ – pC
OFF時アイソレーション – dB
–50
–80
–90
–100
10
VDD = +5V
VDD = +3V
5
0
–110
–5
–120
–130
10k
100k
1M
周波数 – Hz
10M
–10
100M
0
図5. OFF時のアイソレーションと周波数の関係
0.5
1
1.5
2
2.5
3
ソース電圧 – V
3.5
4
4.5
5
図8. 電荷注入とソース電圧の関係
−6−
REV.0
ADG711/ADG712/ADG713
応用例
図9に、プログラマブルなゲインを持つ光検出回路を示します。
AD820は出力オペアンプとして使っています。
回路内に示す抵抗値
を使い、
スイッチの異なる組合せを使うと、
2∼16の範囲のゲインが
得られます。
C1
R1
33kΩ
+5V
AD820
D1
VOUT
+2.5V
R2
510kΩ
+5V
S1
D1
R4
240kΩ
R5
240kΩ
S2
D2
R6
120kΩ
R7
120kΩ
S3
D3
R8
120kΩ
S4
D4
R9
120kΩ
(LSB) IN1
IN2
IN3
R3
510kΩ
+2.5V
R10
120kΩ
(MSB) IN4
GND
ゲイン範囲2∼16
図9. プログラマブルなゲインを持つ光検出回路
テスト回路
IDS
IS (OFF)
V1
A
S
D
ID (OFF)
S
D
S
A
VS
VD
D
ID (ON)
VS
A
VD
VS
RON = V1/IDS
テスト回路1. ON抵抗
テスト回路2. OFF時リーク
テスト回路3. ON時リーク
VDD
0.1µF
VDD
D
S
50%
50%
VIN ADG712
50%
50%
VOUT
RL
300Ω
IN
VS
VIN ADG711
VS
CL
35pF
VOUT
90%
90%
GND
t ON
t OFF
テスト回路4. スイッチング時間
VDD
VIN
0.1µF
50%
0V
VDD
S1
VS1
VS2
VIN
D1
D2
S2
RL2
300Ω
IN1, IN2
CL2
35pF
VOUT2
RL1
300Ω
CL1
35pF
VOUT1
VOUT1
90%
90%
90%
0V
GND
tD
テスト回路5. ブレーク・ビフォ・メーク時間遅延、tD
REV.0
90%
0V
VOUT2
ADG713
50%
−7−
tD
ADG711/ADG712/ADG713
VDD
SW ON
D
S
VS
D386-2.7-6/99,1A
VIN
VDD
RS
SW OFF
VOUT
CL
1nF
IN
VOUT
GND
∆VOUT
Q INJ = CL × ∆VOUT
テスト回路6. 電荷注入
VDD
VDD
0.1µF
0.1µ F
VDD
VDD
S
VS
D
RL
50Ω
IN
VIN
S
VOUT
VIN
VS
D
VOUT
RL
50Ω
IN
GND
GND
テスト回路7. OFF時のアイソレーション
テスト回路9. 帯域幅
VDD
0.1 µF
VDD
S
50Ω
D
VIN1
VS
VIN2
D
S
NC
RL
50Ω
GND
VOUT
チャンネル間クロストーク = 20 × LOG |VS /VOUT |
テスト回路8. チャンネル間クロストーク
外形寸法
サイズはインチと(mm)で示します。
16ピン細型SOIC
16ピンTSSOP
(R-16A)
(RU-16)
0.201 (5.10)
0.193 (4.90)
16
0.1574 (4.00)
0.1497 (3.80)
16
9
1
8
0.2440 (6.20)
0.2284 (5.80)
0.0098 (0.25)
0.0040 (0.10)
0.256 (6.50)
0.246 (6.25)
0.006 (0.15)
0.002 (0.05)
0.0500
(1.27)
BSC
8
0.0196 (0.50)
× 45˚
0.0099 (0.25)
8˚
0.0192 (0.49)
0˚
0.0500 (1.27)
0.0099 (0.25)
0.0138 (0.35)
0.0160 (0.41)
0.0075 (0.19)
ピン1
0.0256
実装面 (0.65)
BSC
0.0433
(1.10)
MAX
0.0118 (0.30)
0.0075 (0.19)
0.0079 (0.20)
0.0035 (0.090)
8˚
0˚
0.028 (0.70)
0.020 (0.50)
うにやさ
ゅ
い
し
ちき
実装面
0.0688 (1.75)
0.0532 (1.35)
9
0.177 (4.50)
0.169 (4.30)
1
ピン1
PRINTED IN JAPAN
0.3937 (10.00)
0.3859 (9.80)
み
る
「この取扱説明書はエコマーク認定の再生紙を使用しています。」
ど
りをまも
−8−
REV.0
データシート 変更履歴
05/3/28
アナログ・デバイセズ株式会社
型番:
ADG711/712/713
以下の箇所が間違っておりましたので変更いたしました。
P1
機能ブロック図キャプション
変更前
「スイッチは論理'0'入力に対して示してあります。」
変更後
「スイッチは論理'1'入力に対して示してあります。」