日本語版

10ビット、65/80/105MSPS
デュアルA/Dコンバータ
AD9216
特長
機能ブロック図
10ビットADCを2個内蔵
単電源動作:3V
S/N比:57.6dBc(ナイキスト周波数まで、AD9216-105)
SFDR:74dBc(ナイキスト周波数まで、AD9216-105)
低消費電力:150mW/ch@105MSPS
300MHzの3dB帯域幅を備える差動入力
非常に優れたクロストーク耐性:<−80dB
データ・フォーマット:オフセット・バイナリまたは2の補数
クロック・デューティ・サイクル・スタビライザ内蔵
AVDD
VIN+_A
AGND
10
SHA
10
ADC
出力
MUX/
バッファ
VIN–_A
OEB_A
REFT_A
MUX_SELECT
REFB_A
CLK_A
クロック・
デューティ・
サイクル・
スタビライザ
VREF
アプリケーション
D9_A–D0_A
CLK_B
DCS
SENSE
SHARED_REF
AGND
0.5V
PWDN_A
モード
制御
PWDN_B
DFS
REFT_B
REFB_B
10
VIN+_B
SHA
ADC
VIN–_B
出力
MUX/
バッファ
10
AD9216
概要
DRVDD DRGND
AD9216は10ビット、65/80/105MSPSの3VデュアルA/Dコンバータ
(ADC)
作温度範囲でノー・ミスコードを保証します。広帯域幅の差動SHAが内
蔵されているので、シングルエンドのアプリケーションを含め、さまざまな
入力範囲と入力オフセットを選択できます。連続チャンネルでフルスケー
ルの電圧レベルを切り替えるマルチプレクサ・システムや、ナイキスト・レ
ートをはるかに超える周波数の入力サンプリングが必要な各種アプリケ
OEB_B
図1
です。それぞれのADCには高性能のサンプル&ホールド・アンプ(SHA)
と電圧リファレンスが内蔵されています。出力エラー・コレクション・ロジ
ックを備えたマルチステージの差動パイプライン・アーキテクチャを採用
することで、10ビット精度を実現し、最大105MSPSのデータレートの全動
D9_B–D0_B
04775-001
超音波装置
通信用レシーバのIFサンプリング:3G、ポイントtoポイント無線、
LMDS、MMDS
バッテリ駆動計測器
携帯型スコープメータ
低価格のデジタル・オシロスコープ
最新のCMOSプロセスで製造されるAD9216は省スペースの64ピン
LFCSPパッケージ
(9mm×9mm)
で提供され、工業用温度範囲(−40∼
+85℃)
で仕様規定されています。
製品のハイライト
1.「 AD9238 」
( デ ュアル 12ビット20/40/65MSPSの ADC)、および
「AD9248 」
(デュアル14ビット20/40/65MSPSのADC)
とピン・コンパチ
ーションに適しています。
AD9216は、2つのシングルエンド・クロック入力を使用して、すべての内
ブル。
2. 105MSPSのデータレートで要求レベルの厳しい高周波数アプリケー
部変換サイクルを制御します。内蔵のデューティ・サイクル・スタビライザ
でクロックのデューティ・サイクルの幅広い変動を補償するため、優れた
ションに対応可能。
3. 低消費電力:300mW@105MSPS(AD9216-105)
コンバータ性能が得られます。デジタル出力データは、オフセット・バイ
ナリまたは2の補数のフォーマットで得られます。
4. 特許取得技術のSHA入力は、最大200MHzまでの入力周波数に対
して優れた性能を維持し、シングルエンドまたは差動動作の構成が
可能。
5. チャンネル間クロストーク:<−80dB(typ)@<70MHz
6. クロック・デューティ・サイクル・スタビライザは、クロックの幅広いデュ
ーティ・サイクル範囲で高性能を維持。
アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用
に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いませ
ん。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもあ
りません。仕様は予告なく変更される場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。
日本語データシートは、REVISIONが古い場合があります。最新の内容については、英語版をご参照ください。
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REV.A
アナログ・デバイセズ株式会社
本 社/東京都港区海岸1-16-1
電話03
(5402)8200
〒105-6891
ニューピア竹芝サウスタワービル
(代)〒532-0003
大阪営業所/大阪府大阪市淀川区宮原3-5-36 電話06(6350)6868
新大阪MTビル2号
AD9216
目次
DC仕様 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3
出力コーディング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23
AC仕様 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4
タイミング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23
ロジック仕様 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5
データ・フォーマット‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23
スイッチング仕様 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6
電圧リファレンス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥24
タイミング図 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7
デュアルADCの評価用ボード(LFCSP用)‥‥‥‥‥‥‥‥‥26
絶対最大定格 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8
電源コネクタ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26
検査レベルの説明 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8
アナログ入力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26
ESDに関する注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8
オプションのオペアンプ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26
ピン配置と機能の説明 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥9
クロック‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26
用語の説明‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥11
電圧リファレンス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26
代表的な性能特性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13
データ出力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26
等価回路‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥19
LFCSP評価用ボードの部品表(BOM)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27
動作理論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20
LFCSP評価用ボードの回路図‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥28
アナログ入力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20
LFCSP評価用ボードの各層‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥31
クロック入力と考慮事項‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22
熱に関する考慮事項‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥37
消費電力とスタンバイ・モード‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22
外形寸法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38
デジタル出力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22
オーダー・ガイド‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38
改訂履歴
6/05-Rev. 0 to Rev. A
Added 65 and 80 Speed Grades ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥Universal
10/04-Revision 0: Initial Version
Changes to Table 1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3
Changes to Table 2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥4
Changes to Table 3 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6
Changes to Table 4 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥7
Changes to Table 7 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10
Added Figure 8 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥14
Added Figure 11, Figure 13, and Figure 14 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15
Changes to Figure 36 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥19
Changes to Table 12 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥28
Changes to Figure 51 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥29
Changes to Figure 52 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30
Changes to Figure 53 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥31
Changes to Figure 54 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥32
Changes to Figure 55 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥33
Changes to Figure 56 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥34
Changes to Figure 57 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35
Changes to Figure 58 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥36
Changes to Figure 59 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥37
Changes to Ordering Guide ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥39
2
REV.A
AD9216
DC仕様
特に指定のない限り、AVDD=3.0V、DRVDD=2.5V、最大サンプリング・レート、CLK_A=CLK_B、AIN=−0.5dBFSの差動入力、1.0Vの内部リ
ファレンス、TMIN∼TMAX、DCSイネーブルで仕様規定。
表1
パラメータ
温度
検査
レベル
AD9216BCPZ-65
Min
Typ
Max
AD9216BCPZ-80
Min
Typ
Max
AD9216BCPZ-105
Min
Typ
Max
単位
分解能
全範囲
VI
10
10
10
ビット
精度
ノー・ミスコード
全範囲
VI
オフセット誤差
全範囲
VI
−1.9
±0.3
+1.9
−1.9
±0.3
+1.9
−2.2
±0.3
+2.2
% FSR
ゲイン誤差1
25℃
VI
−1.6
±0.4
+1.6
−1.6
±0.4
+1.6
−1.6
±0.4
+1.6
% FSR
微分非直線性(DNL)2
全範囲
IV
−1.0
±0.3
+1.0
−1.0
±0.4
+1.0
−1.0
±0.5
+1.0
LSB
25℃
I
−0.9
±0.3
+0.9
−0.9
±0.4
+0.9
−1.0
±0.5
+1.0
LSB
全範囲
IV
−1.4
±0.5
+1.4
−1.6
±0.5
+1.6
−2.5
±1.0
+2.5
LSB
25℃
I
−1.0
±0.5
+1.0
−1.1
±0.5
+1.1
−1.5
±1.0
+1.5
LSB
オフセット誤差
全範囲
V
±10
±10
±10
μV/℃
ゲイン誤差1
全範囲
V
±75
±75
±75
ppm/℃
リファレンス電圧
全範囲
V
±15
±15
±15
ppm/℃
出力電圧誤差
全範囲
VI
±2
負荷レギュレーション@1.0mA
25℃
V
1.0
1.0
1.0
mV
25℃
V
0.5
0.5
0.5
LSBrms
入力スパン、VREF=1.0V
全範囲
IV
2
2
2
Vp-p
入力容量3
25℃
V
2
2
2
pF
25℃
V
7
7
7
kΩ
AVDD
全範囲
IV
2.7
3.0
3.3
2.7
3.0
3.3
2.7
3.0
3.3
V
DRVDD
全範囲
IV
2.25
2.5
3.3
2.25
2.5
3.3
2.25
2.5
3.3
V
80
78
85
100
110
mA
積分非直線性(INL)2
保証
保証
保証
温度ドリフト
内部電圧リファレンス
±35
±2
±35
±2
±35
mV
入力換算ノイズ
入力スパン=2.0V
アナログ入力
リファレンス入力抵抗値
電源
電源電圧
電源電流
IAVDD4
全範囲
VI
72
IDRVDD4
全範囲
VI
15
18
24
mA
25℃
V
±0.1
±0.1
±0.1
% FSR
25℃
I
216
25℃
V
38
45
60
mW
25℃
V
3.0
3.0
3.0
mW
PSRR
消費電力
PAVDD4
PDRVDD
4
スタンバイ時の消費電力5
240
234
255
300
330
mW
マッチング特性
オフセット・マッチング誤差6
25℃
I
−2.6
±0.2
+2.6
−2.6
±0.2
+2.6
−3.5
±0.3
+3.5
% FSR
ゲイン・マッチング誤差
25℃
I
−0.4
±0.1
+0.4
−0.4
±0.1
+0.4
−0.6
±0.1
+0.6
% FSR
25℃
I
−1.6
±0.1
+1.6
−1.6
±0.1
+1.6
−1.6
±0.3
+1.6
% FSR
(共有リファレンス・モード)
ゲイン・マッチング誤差
(非共有リファレンス・モード)
1
ゲイン誤差とゲイン温度係数は、ADC単体で測定(1.0V固定の外部リファレンスを使用)
。
2
最大のクロック・レートを使用し、低周波のランプ波形を用いて測定。
3
入力容量とは、1本の差動入力ピンとAVSS間の実効容量のことです。アナログ入力の等価回路については、図37を参照。
4
約5pFの容量性負荷を各出力ビットにかけた状態で最大のクロック・レートを使用し、低周波数のアナログ入力を用いて測定。
5
スタンバイ時の消費電力は、CLK_AとCLK_Bの各ピンを非アクティブに設定(すなわち、AVDDまたはAGNDに設定)
して測定。
6
共有リファレンス・モード時または非共有リファレンス・モード時。
REV.A
3
AD9216
AC仕様
特に指定のない限り、AVDD=3.0V、DRVDD=2.5V、最大サンプリング・レート、CLK_A=CLK_B、AIN=−0.5dBFSの差動入力、1.0Vの内部リ
ファレンス、TMIN∼TMAX、DCSイネーブルで仕様規定。
表2
AD9216BCPZ-65
Min
Typ
Max
AD9216BCPZ-80
Min
Typ
Max
温度
検査
レベル
fINPUT=2.4MHz
25℃
V
fINPUT=ナイキスト1
全範囲
IV
56.6
58.4
55.9
58.1
25℃
I
57.2
58.4
56.4
58.5
fINPUT=69MHz
25℃
V
58.0
fINPUT=100MHz
25℃
V
fINPUT=2.4MHz
25℃
V
fINPUT=ナイキスト1
全範囲
IV
56.4
58.3
55.4
58.0
25℃
I
57.0
58.3
56.2
58.0
fINPUT=69MHz
25℃
V
57.5
fINPUT=100MHz
25℃
V
57.0
パラメータ
AD9216BCPZ-105
Min
Typ
Max
単位
S/N比(SNR)
58.6
58.5
58.0
dB
54.8
57.6
dB
56.4
57.6
dB
58.0
57.4
dB
57.5
57.5
57.3
dB
58.5
58.2
57.8
dB
53.4
57.4
dB
56.1
57.4
dB
57.5
56.8
dB
57.0
56.7
dB
信号/ノイズ&歪み比(SINAD)
有効ビット数(ENOB)
fINPUT=2.4MHz
25℃
V
9.3
ビット
fINPUT=ナイキスト1
全範囲
IV
9.1
9.4
8.9
9.3
8.6
9.3
ビット
25℃
I
9.2
9.4
9.0
9.3
9.1
9.3
ビット
fINPUT=69MHz
25℃
V
9.3
9.3
9.2
ビット
fINPUT=100MHz
25℃
V
9.3
9.3
9.2
ビット
dBc
9.4
9.4
最悪高調波(2次または3次)
fINPUT=2.4MHz
全範囲
IV
−82.0
−81.0
−76.0
fINPUT=ナイキスト1
全範囲
IV
−79.5 −65.1
−77.0 −64.1
−74.0 −60.0 dBc
25℃
I
−79.5 −67.8
−77.0 −67.2
−74.0 −66.5 dBc
fINPUT=69MHz
25℃
V
−79.0
−76.5
−74.0
dBc
fINPUT=100MHz
25℃
V
−78.5
−76.0
−74.0
dBc
fINPUT=2.4MHz
全範囲
IV
−82.5
−81.5
−76.5
dBc
fINPUT=ナイキスト1
全範囲
IV
−80.5 −65.8
−78.0 −64.5
−75.0 −62.0 dBc
25℃
I
−80.5 −68.7
−78.0 −67.8
−75.0 −67.5 dBc
fINPUT=69MHz
25℃
V
−80.0
−77.5
−75.0
dBc
fINPUT=100MHz
25℃
V
−79.5
−77.0
−75.0
dBc
その他の最悪高調波
(2次または3次を除く)
スプリアス・フリー・ダイナミック・
レンジ
(SFDR)
fINPUT=2.4MHz
全範囲
IV
fINPUT=ナイキスト1
全範囲
IV
65.1
25℃
I
67.8
fINPUT=69MHz
25℃
V
79.0
76.5
fINPUT=100MHz
25℃
V
78.5
25℃
V
71.0
82.0
81.0
79.5
64.1
79.5
67.2
76.0
dBc
77.0
60.0
74.0
dBc
77.0
66.5
74.0
dBc
74.0
dBc
76.0
74.0
dBc
70.0
70.0
dBc
2トーンSFDR(AIN=−7dBFS)
fIN1=69.1MHz、fIN2=70.1MHz
1
fIN1=100.1MHz、fIN2=101.1MHz
25℃
V
70.0
69.0
69.0
dBc
アナログ帯域幅
25℃
V
300
300
300
MHz
クロストーク
25℃
V
−80.0
−80.0
−80.0
dB
ナイキスト=65グレードが約32MHz、80グレードが約40MHz、105グレードが約50MHz。
4
REV.A
AD9216
ロジック仕様
特に指定のない限り、AVDD=3.0V、DRVDD=2.5V、最大サンプリング・レート、CLK_A=CLK_B、AIN=−0.5dBFSの差動入力、1.0Vの内部リ
ファレンス、TMIN∼TMAX、DCSイネーブルで仕様規定。
表3
パラメータ
温度
検査
レベル
AD9216BCPZ-65
Min
Typ
Max
AD9216BCPZ-80
Min
Typ
Max
AD9216BCPZ-105
Min
Typ
Max
単位
全範囲
IV
2.0
2.0
2.0
V
ロジック入力
ハイレベル入力電圧
ローレベル入力電圧
全範囲
IV
0.8
V
ハイレベル入力電流
全範囲
IV
−10
+10
0.8
−10
+10
0.8
−10
+10
μA
ローレベル入力電流
全範囲
IV
−10
+10
−10
+10
−10
+10
μA
入力容量
全範囲
IV
ハイレベル出力電圧
全範囲
IV
ローレベル出力電圧
全範囲
IV
2
2
2
pF
ロジック出力1
DRVDD=2.5V
1
2.45
2.45
0.05
出力電圧レベルは、5pFの負荷を各出力にかけた状態で測定。
REV.A
5
2.45
0.05
V
0.05
V
AD9216
スイッチング仕様
特に指定のない限り、AVDD=3.0V、DRVDD=2.5V、最大サンプリング・レート、CLK_A=CLK_B、AIN=−0.5dBFSの差動入力、1.0Vの内部リ
ファレンス、TMIN∼TMAX、DCSイネーブルで仕様規定。
表4
温度
検査
レベル
AD9216BCPZ-65
Min
Typ
Max
AD9216BCPZ-80
Min
Typ
Max
AD9216BCPZ-105
Min
Typ
Max
単位
最大変換レート
全範囲
VI
65
80
105
MSPS
最小変換レート
全範囲
IV
全範囲
VI
15.4
12.5
9.5
ns
全範囲
VI
4.6
4.4
3.8
ns
全範囲
VI
4.6
4.4
3.8
ns
出力伝播遅延2(tPD)
25℃
I
有効時間3(tV)
25℃
I
パラメータ
スイッチング性能
CLKサイクル期間
10
10
10
MSPS
CLKパルス幅
(ハイレベル)
CLKパルス幅
(ロ−レベル)
出力パラメータ1
4.5
6.4
2.0
4.5
6.4
2.0
4.5
6.4
2.0
ns
ns
出力立上がり時間(10∼90%) 25℃
V
1.0
1.0
1.0
ns
出力立下がり時間(10∼90%) 25℃
V
1.0
1.0
1.0
ns
出力イネーブル時間4
全範囲
IV
1
1
1
サイクル
出力ディスエーブル時間4
全範囲
IV
1
1
1
サイクル
パイプライン遅延(レイテンシ) 全範囲
IV
6
6
6
サイクル
アパーチャ
アパーチャ遅延(tA)
25℃
V
1.5
1.5
1.5
ns
アパーチャ不確実性(tJ)
25℃
V
0.5
0.5
0.5
psrms
ウェークアップ時間5
25℃
V
7
7
7
ms
アウトオブレンジ復帰時間
25℃
V
1
1
1
サイクル
1
すべての出力スイッチング・パラメータのCLOADは最大値5pF。
2
出力遅延は、クロックの50%遷移からデータの50%遷移までのタイミングで測定。
3
有効時間は出力伝播遅延の最小値におよそ等しい時間。
4
出力イネーブル時間は、OEB_AとOEB_Bのエッジが立下がった後で、各チャンネル出力がハイ・インピーダンス状態を終了するまでの時間。出力ディスエーブル時間は、OEB_A
とOEB_Bのエッジが立ち上った後で、各チャンネル出力がハイ・インピーダンス状態に入るまでの時間。
5
ウェークアップ時間は、デカップリング用コンデンサの容量に応じて異なります。数値は0.1μFと10μFのコンデンサをそれぞれREFTとREFBの各ピンに外付けした場合の代表値。
6
REV.A
AD9216
タイミング図
N+1
N
N+2
N–1
N+8
N+3
tA
アナログ
入力
N+7
N+4
N+6
N+5
データ
出力
N–8
N –7
N–6
N –5
N–4
N–3
N–2
N–1
tPD
図2
REV.A
7
N
N+1
04775-002
CLK
AD9216
絶対最大定格
表5
パラメータ
上記の絶対最大定格を超えるストレスを加えると、デバイスに恒久的な
損傷を与えることがあります。この規定はストレス定格のみを指定するも
定格値
のであり、この仕様の動作セクションに記載する規定値以上でのデバイ
電気的定格
AVDD
AGND
ス動作を定めたものではありません。デバイスを長時間絶対最大定格
状態に置くと、デバイスの信頼性に影響を与えることがあります。
−0.3∼+3.9V
DRVDD
DRGND
−0.3∼+3.9V
AGND
DRGND
−0.3∼+0.3V
AVDD
DRVDD
−0.3∼+3.9V
デジタル出力
DRGND
−0.3∼DRVDD
検査レベルの説明
表6
+0.3V
CLK_A、CLK_B、DCS、DFS、
AGND
MUX_SELECT、OEB_A、OEB_B、
−0.3∼AVDD
検査レベル
説明
+0.3V
I
出荷前に全数検査を実施
II
出荷前に25℃で全数検査、特定温度で抜取り検
SHARED_REF、PDWN_A、PDWN_B
VIN-_A、VIN+_A、VIN-_B、VIN+_B
AGND
査を実施
−0.3∼AVDD
+0.3V
III
REFT_A、REFB_A、VREF、REFT_B、 AGND
−0.3∼AVDD
IV
設計および特性評価テストでパラメータを保証
REFB_B、SENSE
+0.3V
V
パラメータは代表値のみ
VI
出荷前に25℃で全数検査を実施。工業用温度範
環境定格1
1
抜取り検査のみを実施
動作温度範囲
−40∼+85℃
囲においては設計および特性評価テストにより保
ジャンクション温度
150℃
証。軍用製品については、出荷前に極限温度で全
リード・ピン温度(10秒)
300℃
数検査を実施
保存温度範囲
−65∼+150℃
熱抵抗(64ピンLFCSP)の代表値は、θJA=26.4℃/Wです。これらの測定は
EIA/JESD51-7規格に準拠し、静止空気の条件下で4層ボード
(サーマル・ビア・アレ
イを使用)
を使用して実施しました。
注意
ESD(静電放電)の影響を受けやすいデバイスです。人体や試験機器には4,000Vもの高圧の静電気が容易に蓄積され、検
知されないまま放電されることがあります。本製品は当社独自のESD保護回路を内蔵してはいますが、デバイスが高エネルギ
ーの静電放電を被った場合、回復不能の損傷を生じる可能性があります。したがって、性能劣下や機能低下を防止するため、
ESDに対する適切な予防措置を講じることをお勧めします。
8
REV.A
AD9216
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
AVDD
CLK_A
SHARED_REF
MUX_SELECT
PDWN_A
OEB_A
DNC
D9_A (MSB)
D8_A
D7_A
D6_A
DRGND
DRVDD
D5_A
D4_A
D3_A
ピン配置と機能の説明
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
ピン1
識別マーク
AD9216
上面図
(実寸では
ありません)
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
D2_A
D1_A
D0_A (LSB)
DNC
DNC
DNC
DNC
DRVDD
DRGND
DNC
D9_B (MSB)
D8_B
D7_B
D6_B
D5_B
D4_B
04775-003
DNC=
接続しないでください
AVDD
CLK_B
DCS
DFS
PDWN_B
OEB_B
DNC
DNC
DNC
DNC
D0_B (LSB)
DRGND
DRVDD
D1_B
D2_B
D3_B
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
AGND
VIN+_A
VIN–_A
AGND
AVDD
REFT_A
REFB_A
VREF
SENSE
REFB_B
REFT_B
AVDD
AGND
VIN–_B
VIN+_B
AGND
図3. ピン配置
表7. ピン機能の説明
ピン番号
記号
1、4、13、16
AGND1
説明
アナログ・グラウンド
2
3
VIN+_A
VIN−_A
チャンネルAのアナログ入力ピン
(+)
チャンネルAのアナログ入力ピン
(−)
5、12、17、64
6
AVDD
REFT_A
アナログ電源
チャンネルAの差動リファレンス
(+)
7
REFB_A
チャンネルAの差動リファレンス
(−)
8
9
VREF
SENSE
電圧リファレンス入出力
リファレンス・モード選択
10
11
REFB_B
REFT_B
チャンネルBの差動リファレンス
(−)
チャンネルBの差動リファレンス
(+)
14
VIN−_B
チャンネルBのアナログ入力ピン
(−)
15
18
VIN+_B
CLK_B
チャンネルBのアナログ入力ピン
(+)
チャンネルBのクロック入力ピン
19
20
DCS
DFS
デューティ・サイクル・スタビライザ(DCS)
モード・ピン
(アクティブ・ハイ)
データ出力フォーマット選択ピン。ローレベルでオフセット・バイナリ、ハイレベルで2の補数
21
PDWN_B
チャンネルBのパワーダウン機能選択ピン
ロジック0でチャンネルBがイネーブル
ロジック1でチャンネルBがパワーダウン
(出力は静的でハイ・インピーダンスではありません)
22
OEB_B
チャンネルBの出力イネーブル
ロジック0でデータ・バスBがイネーブル
23∼26、39、
42∼45、58
DNC
無接続ピン。フローティング状態にしておいてください。
27、30∼38
D0_B(LSB)
∼
D9_B(MSB)
チャンネルBのデータ出力ビット
28、40、53
29、41、52
DRGND
DRVDD
デジタル出力グラウンド
デジタル出力駆動電源。0.1μF以上のコンデンサをDRGND間に接続して、デカップリングを行うことが必要で
ロジック1で出力がハイ・インピーダンス
す。0.1μFと10μFのコンデンサを並列に接続してデカップリングすることを推奨します。
REV.A
9
AD9216
ピン番号
記号
説明
46∼51、
54∼57
D0_A(LSB)
∼
D9_A(MSB)
チャンネルAのデータ出力ビット
59
OEB_A
チャンネルAの出力イネーブル
ロジック0でデータ・バスAがイネーブル
60
PDWN_A
ロジック1で出力がハイ・インピーダンス
チャンネルAのパワーダウン機能選択ピン
61
MUX_SELECT
ロジック1でチャンネルAがパワーダウン
(出力は静的でハイ・インピーダンスではありません)
データ・マルチプレクサ・モード
(イネーブルの方法については、
「データ・フォーマット」
を参照)
62
63
SHARED_REF
CLK_A
共有リファレンス制御ビット。ローレベルで独立リファレンス・モード、ハイレベルで共有リファレンス・モード。
チャンネルAのクロック入力ピン
ロジック0でチャンネルAがイネーブル
1
グラウンド・ピン
(AGNDとDRGND)
はすべて共通のグラウンド・プレーンに接続することを推奨します。
10
REV.A
AD9216
用語の説明
アナログ帯域幅
基本周波数(FFT解析により決定)
のパワー・スペクトルが3dB減衰する
有効ビット数(ENOB)
ENOBは、測定されたSINAD(信号/ノイズ&歪み)
から以下の数式(フ
アナログ入力周波数。
ルスケール入力を想定)
に基づいて計算します。
アパーチャ遅延
ENOB =
ENCODEコマンドの立上がりエッジの50%時点からアナログ入力がサ
ンプリングされる時点までの遅延。
SINAD MEASURED – 1.76 dB
6.02
フルスケール入力パワー
dBm単位で表し、以下の数式を利用して計算します。
アパーチャ不確定性(ジッタ)
アパーチャ遅延の各サンプル間における変動。
V 2 FULL SCALE rms
クロック・パルス幅/デューティ・サイクル
PowerFULL SCALE = 10 log
ハイ・パルス幅は、定格性能を達成するためにクロック・パルスをロジッ
ク1の状態に保持すべき最小時間です。ロー・パルス幅は、クロック・パ
Z INPUT
0.001
ルスをローレベルの状態に保持すべき最小時間です。所定のクロック・
レート時に、これらの仕様に基づいて許容可能なクロック・デューティ・
ゲイン誤差
サイクルが決定されます。
ADCのフルスケール入力電圧範囲の理想値と測定値との偏差。
クロストーク
2次高調波歪み
低レベル
(−40dBFS)
の信号で駆動されているチャンネルに対して、隣
接するチャンネルがフルスケール信号で駆動されたときに発生するカッ
信号振幅のrms値と2次高調波成分のrms値との比で、単位はdBc。
プリング。
3次高調波歪み
信号振幅のrms値と 3次高調波成分のrms値との比で、単位はdBc。
差動アナログ入力抵抗、差動アナログ入力容量、差動アナログ入力
インピーダンス
各アナログ入力ポートで測定される実インピーダンスおよび複合インピー
積分非直線性
最小2乗曲線近似によって得られるベスト・ストレート・ラインを使用して
ダンス。抵抗は静的に測定し、容量と差動入力インピーダンスはネット
測定された基準線からの伝達関数の偏差。単位はLSB。
ワーク・アナライザを使用して測定します。
最小変換レート
差動アナログ入力電圧範囲
フルスケールの応答を発生させるためには、ピークtoピークの差動電圧
最も低いアナログ信号周波数のS/N比が保証された限界値から3dBだ
け低下したときのエンコード・レート。
をコンバータに印加する必要があります。ピーク差動電圧は、1本のピン
上の電圧を測定し、それと位相が180°
異なる他のピンの電圧から減算
最大変換レート
して求められます。ピークtoピーク差動電圧は、入力の位相を180°
回転
パラメータ・テストを実施する際に適用されるエンコード・レート。
させ、ピーク差動電圧の測定を再度実施する方法によって行います。こ
の後で、両方のピーク測定値の差を計算します。
出力伝播遅延
微分非直線性
CLKの立上がりエッジの50%ポイントに到達後、全出力データ・ビットが
すべて有効なロジック・レベルの範囲内に入るまでの遅延時間。
任意のコード幅における理想的な1LSBのステップからの偏差。
REV.A
11
AD9216
ノイズ(ADCの任意の範囲)
2トーン相互変調歪み除去
この値には、熱ノイズと量子化ノイズの両方が含まれます。
いずれか一方の入力トーンのrms値と最悪の3次相互変調歪み成分の
rms値との比。単位はdBc。
FSdBm – SNRdBc – SignaldBFS
Vnoise = Z × 0.001× 10
10
2トーンSFDR
いずれか一方の入力トーンのrms値と最大スプリアス成分のrms値との
ここで、
比。最大スプリアス成分はIMD成分である場合もあれば、IMD成分で
Z は入力インピーダンス。
ない場合もあります。この仕様は、dBc(信号レベルの低下に伴い劣化)
またはdBFS(コンバータのフルスケールとの比較)
の単位で表します。
FS は該当する周波数におけるデバイスのフルスケール。
その他の最悪スプリアス
信号振幅のrms値と最悪スプリアス成分(2次および3次高調波を除く)
SNR は特定の入力レベルにおけるS/N比。
のrms値との比。単位はdBc。
Signal はフルスケールよりも低いdB値で表される、ADCへの入力信号レ
ベル。
過渡応答時間
アナログ入力が負のフルスケールよりも10%高いポイントのアクイジショ
電源電圧変動除去比(PSRR)
ンから正のフルスケールよりも10%低いポイントに遷移した後で、ADCの
次のアクイジションが可能となるのに要する時間。
この仕様は、電源電圧が最大値から最小値に変動した際にADCのフ
ルスケールが受ける影響を示します。
アウトオブレンジからの復帰時間
アナログ入力が正のフルスケールよりも10%高いポイントのアクイジショ
信号/ノイズ&歪み比(SINAD)
信号振幅(フルスケールよりも1dB低いレベルに設定)
のrms値と他のス
ンから負のフルスケールよりも10%高いポイントに遷移した後で、または
負のフルスケールよりも0%低いポイントから正のフルスケールよりも10%
ペクトル成分(高調波を含み、DC成分を除く)
すべての合計のrms値と
低いポイントに遷移した後で、ADCの次のアクイジションが可能となるの
の比。
に要する時間。
S/N(信号/ノイズ)比(高調波を除く)
信号振幅(フルスケールよりも1dB低いレベルに設定)
のrms値と他のス
ペクトル成分(7次までの高調波およびDC成分を除く)
すべての合計の
rms値との比。
スプリアスフリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)
信号振幅のrms値と最大スプリアス・スペクトル成分のrms値との比。最
大スプリアス成分は高調波の場合もあれば、高調波でない場合もありま
す。この仕様は、dBc(信号レベルの低下に伴い劣化)
またはdBFS(コン
バータのフルスケールとの比較)
の単位で表します。
12
REV.A
AD9216
代表的な性能特性
特に指定のない限り、AVDD=3.0V、DRVDD=2.5V、T=25℃、AINを差動で駆動、内部リファレンス、DCSオンで仕様規定。
0
0
SNR = 57.8dB
SINAD = 57.8dB
H2 = –92.7dBc
H3 = –80.3dBc
SFDR = 78.2dBc
–20
–10
70MHzのチャンネルA
–20
–30
振幅(dBFS)
振幅(dBFS)
–40
–60
–80
–40
–50
チャンネルBの76MHzからの
クロストーク
–60
–70
–80
–120
0
10
20
30
40
04775-021
04775-018
–100
–90
–100
27
50
28
29
(76)
周波数(MHz)
31
32
33
34
周波数(MHz)
35
(70)
36
図7. FFT:fS=105MSPS、AIN=70MHz、BIN=76MHz(105グレード)
A、B両ポート駆動時のAポートのFFT @−0.5dBFS
図4. FFT:fS=105MSPS、AIN=10.3MHz @−0.5dBFS
(105グレード)
0
0
SNR = 56.9dB
SINAD = 56.8dB
H2 = –78.5dBc
H3 = –80dBc
SFDR = 78.3dBc
–20
SNR = 57.6dB
SINAD = 57.4dB
H2 = –84.1dBc
H3 = –77.2dBc
SFDR = 74dBc
70MHzの
チャンネルA
–20
–40
–60
–80
–80
–100
–100
–120
0
10
20
30
40
チャンネルBの
76MHzからの
クロストーク
–60
04775-048
振幅(dBFS)
–40
04775-019
振幅(dBFS)
30
–120
50
0
5
10
15
周波数(MHz)
20
25
30
35
40
周波数(MHz)
図8. FFT:fS=80MSPS、AIN=70MHz、BIN=76MHz(80グレード)
A、B両ポート駆動時のAポートのFFT @−0.5dBFS
図5. FFT:fS=105MSPS、AIN=70MHz @−0.5dBFS
(105グレード)
0
SNR = 56.8dB
SINAD = 56.7dB
H2 = –74dBc
H3 = –84.3dBc
SFDR = 74dBc
–20
0
SNR = 57.5dB
SINAD = 57.3dB
H2 = –85.9dBc
H3 = –74.4dBc
SFDR = 72.4dBc
70MHzの
チャンネルA
–20
–40
振幅(dBFS)
–60
–80
チャンネルBの
76MHzからの
クロストーク
–60
–80
–100
04775-020
–100
–120
0
10
20
30
40
–120
50
0
周波数(MHz)
5
10
15
20
25
30
周波数(MHz)
図9. FFT:fS=65MSPS、AIN=70MHz、BIN=76MHz(65グレード)
A、B両ポート駆動時のAポートのFFT @−0.5dBFS
図6. FFT:fS=105MSPS、AIN=100MHz @−0.5dBFS
(105グレード)
REV.A
04775-049
振幅(dBFS)
–40
13
AD9216
100
100
H3
90
H2
H2
90
80
H3
dB
dB
80
70
SFDR
70
SFDR
SNR
SNR
60
SINAD
50
0
20
40
60
80
100
50
120
04775-051
04775-022
60
SINAD
0
50
100
150
200
250
300
クロック周波数(MHz)
アナログ入力周波数(MHz)
図10. サンプル・クロック周波数 対 SNR、SINAD、H2、H3、SFDR
AIN=70MHz @ −0.5dBFS(105グレード)
図13. アナログ入力周波数掃引
AIN=−0.5dBFS、fS=80MSPS(80グレード)
100
100
H2
90
90
H2
H3
H3
80
dB
dB
80
70
70
SNR
SFDR
SNR
60
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
04775-052
04775-050
60
SINAD
50
SFDR
SINAD
50
100
50
0
100
150
200
250
300
クロック周波数(MHz)
アナログ入力周波数(MHz)
図11. サンプル・クロック周波数 対 SNR、SINAD、H2、H3、SFDR
AIN=70MHz @ −0.5dBFS(65/80グレード)
図14. アナログ入力周波数掃引
AIN=−0.5dBFS、fS=65MSPS(65グレード)
100
90
80
90
70
H2
SFDR dBFS
60
80
H3
SFDR dBc
dB
dB
50
40
70
SNR
20
0
50
100
150
200
250
04775-053
SINAD
50
SNR dB
04775-023
60
65dBの基準ライン
30
SFDR
10
0
–60
300
– 50
–40
–30
–20
–10
0
アナログ入力レベル(dBFS)
アナログ入力周波数(MHz)
図15. アナログ入力レベル 対 SFDR
AIN=70MHz、fS=105MSPS(105グレード)
図12. アナログ入力周波数掃引
AIN=−0.5dBFS、fS=105MSPS(105グレード)
14
REV.A
AD9216
90
90
80
80
70
70
2トーンSFDR(dBFS)
SFDR dBFS
60
60
2トーンSFDR(dBc)
SFDR dBc
50
dB
dB
50
70dBの基準ライン
40
40
65dBの基準ライン
30
30
SNR dB
10
0
–60
–50
–40
–30
–20
–10
04775-026
20
10
04775-063
20
0
–60
0
–50
–40
–30
–20
–10
0
2トーン・アナログ入力レベル(dBFS)
アナログ入力レベル(dBFS)
図19. 入力駆動レベル 対 2トーンIMD性能(69.1MHzおよび70.1MHz、
fS=105MSPS(105グレード)、F1とF2のレベルが等価)
図16. アナログ入力レベル 対 SFDR
AIN=70MHz、fS=80MSPS(80グレード)
90
90
80
80
SFDR dBFS
70
SFDR dBFS
70
60
60
SFDR dBc
50
50
75dBの基準ライン
dB
dB
SFDR dBc
40
40
30
30
20
SNR dB
65dBの基準ライン
0
–60
–50
–40
10
04775-054
10
–30
–20
–10
04775-055
20
0
–70
0
–60
アナログ入力レベル(dBFS)
–50
–40
–30
–20
–10
0
2トーン・アナログ入力レベル(dBFS)
図17. アナログ入力レベル 対 SFDR
AIN=70MHz、fS=65MSPS(65グレード)
図20. 入力駆動レベル 対 2トーンIMD性能(69.1MHzおよび70.1MHz、
fS=80MSPS(80グレード)、F1とF2のレベルが等価)
0
90
–10
80
–20
70
SFDR dBFS
60
–40
SFDR dBc
50
dB
–50
75dBの基準ライン
40
–60
IMD = –69.9dBc
–70
30
20
04775-025
–80
–90
–100
0
10
20
30
40
10
0
–70
50
入力周波数(MHz)
–60
–50
–40
–30
–20
–10
0
2トーン・アナログ入力レベル(dBFS)
図21. 入力駆動レベル 対 2トーンIMD性能(69.1MHzおよび70.1MHz、
fS=65MSPS(65グレード)、F1とF2のレベルが等価)
図18. 2トーンIMD性能
F1、F2=69.1MHz、70.1MHz @ −7dBFS、
105MSPS(105グレード)
REV.A
04775-056
振幅(dBFS)
–30
15
AD9216
100
80
90
75
SFDR
80
70
70
2トーンSFDR(dBFS)
65
60
dB
dB
2トーンSFDR(dBc)
50
60
SNR
40
55
30
50
70dBの基準ライン
20
0
–60
–50
–40
–30
–20
–10
40
0.25 0.35
0
04775-030
45
04775-027
10
0.45 0.55
0.65 0.75 0.85
2トーン・アナログ入力レベル(dBFS)
0.95
1.05
1.15 1.25
VREF (V)
図22. 入力駆動レベル 対 2トーンIMD性能(100.1MHzおよび101.1MHz、
fS=105MSPS(105グレード)、F1とF2のレベルが等価)
図25. 外部VREF(フルスケール=2×VREF)対SNR、SFDR
AIN=70.3MHz @−0.5dBFS、105MSPS(105グレード)
100
AVDD電流(105グレード)
1.0
80
0.8
70
0.6
ゲイン誤差(フルスケールの%)
AVDD電流(65/80グレード)
60
50
40
30
DRVDD電流(全グレード)
20
0.4
0.2
外部リファレンス・モード
0
–0.2
–0.4
–0.6
内部リファレンス・モード
04775-028
10
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
04775-031
電流(mA)
90
–0.8
–1.0
–40
100
–20
0
サンプル・クロック・レート
(MSPS)
20
40
60
80
温度(℃)
図23. サンプル・クロック周波数 対 IAVDD、IDRVDD
(CLOAD=5pF、AIN=70MHz @−0.5dBFS)
図26. ゲイン誤差の変動の温度特性(105グレード)
AIN=70MHz @−0.5dBFS、105MSPS、25℃基準
80
80
70
SFDR DCSオン時
75
SFDR DCS
オフ時
SFDR
60
dB
dB
70
SNR DCSオン時
50
65
SNR DCSオフ時
60
SNR
04775-029
30
20
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
04775-032
40
SINAD
55
–40
75
–20
0
20
40
60
80
温度(℃)
正側のデューティ・サイクル(%)
図24. 正側のデューティ・サイクル 対 SNR、SFDR(DCSオン時/オフ時、
AIN=70MHz @−0.5dBFS、105MSPS(105グレード))
16
図27. SNR、SINAD、SFDRの温度特性(105グレード)
AIN=70MHz @−0.5dBFS、105MSPS、内部リファレンス・モード
REV.A
AD9216
80
80
SFDR
75
75
SFDR
70
dB
dB
70
65
65
–20
0
20
40
60
04775-059
04775-033
SNR
SINAD
55
–40
SNR
60
60
SINAD
55
80
2.8
2.7
2.9
3.0
3.1
3.2
3.3
AVDD (V)
温度(℃)
図28. SNR、SINAD、SFDRの温度特性(105グレード)
AIN=70MHz @−0.5dBFS、105MSPS、外部リファレンス・モード
図31. AVDD 対 SNR、SINAD、SFDR
AIN=70MHz @−0.5dBFS、105MSPS(105グレード)
80
80
SFDR
75
SFDR
75
70
dB
dB
70
65
65
04775-057
55
–40
SINAD
–20
0
20
40
60
SNR
60
SNR
04775-062
60
SINAD
55
80
2.7
2.8
2.9
3.0
3.1
3.2
3.3
温度(℃)
AVDD (V)
図29. SNR、SINAD、SFDRの温度特性(80グレード)
AIN=70MHz @−0.5dBFS、80MSPS、内部リファレンス・モード
図32. AVDD 対 SNR、SINAD、SFDR
AIN=70MHz @−0.5dBFS、80MSPS(80グレード)
85
85
SFDR
80
80
75
75
dB
70
65
70
65
SNR
SNR
60
04775-058
55
–40
60
SINAD
–20
0
20
40
60
04775-060
dB
SFDR
SINAD
55
80
2.7
2.8
2.9
3.0
3.1
3.2
3.3
温度(℃)
AVDD (V)
図30. SNR、SINAD、SFDRの温度特性(65グレード)
AIN=70MHz @−0.5dBFS、65MSPS、内部リファレンス・モード
図33. AVDD 対 SNR、SINAD、SFDR
AIN=70MHz @−0.5dBFS、65MSPS(65グレード)
REV.A
17
AD9216
2.0
5.2
1.5
5.0
1.0
4.8
TPD (ns)
LSB
0.5
0
–0.5
4.6
4.4
–1.0
04775-035
–2.0
0
200
400
600
800
4.0
–40
1000
04775-061
4.2
–1.5
–20
0
20
40
60
80
コード
温度(℃)
図34. 代表的なDNL
AIN=10.3MHz @−0.5dBFS、105MSPS(105グレード)
図36. 代表的な伝播遅延の温度特性(全グレード)
2.0
1.5
1.0
LSB
0.5
0
–0.5
–1.0
04775-036
–1.5
–2.0
0
200
400
600
800
1000
コード
図35. 代表的なINL
AIN=10.3MHz @−0.5dBFS、105MSPS(105グレード)
18
REV.A
AD9216
等価回路
AVDD
AV DD
VIN+_A, VIN–_A,
VIN+_B, VIN–_B
PDWN
04775-004
04775-006
30k Ω
図37. アナログ入力段
図39. パワーダウン入力部
A VDD
DRVDD
04775-005
04775-007
CLK_A, CLK_B
DCS, DF S,
MUX_SELECT,
SHARED_REF
図40. デジタル出力部
図38. クロック、
デジタル入力部
REV.A
19
AD9216
動作理論
AD9216は、AD9215コンバータ・コアをベースとする2個の高性能ADC
で構成されています。このデュアルADCの信号経路は、共有の内部バ
わせによって、入力帯域幅が制限されてしまいます。ベストな動的性能
を得るためには、同相電圧のセトリング誤差が対称となるように、VIN+
ンドギャップ・リファレンス電圧源のVREFを除けばすべて独立しており、
とVIN−を駆動する信号源のインピーダンスをマッチングさせる必要が
それぞれ独自設計のフロントエンドSHA(サンプル&ホールド・アンプ)
と、後段のパイプライン方式のスイッチド・キャパシタADCで構成されて
あります。これらの誤差は、ADCの同相ノイズ除去性能によって低減さ
れます。
います。パイプライン方式のADCは、SHAと後段の7つの1.5ビット回路
段、最終段の3ビット・フラッシュの3つのセクションに分かれています。こ
H
れらの段はそれぞれオーバーラップしているので、前段で発生するフラ
T
ッシュ誤差を補正できます。各段からの量子化出力はデジタル・エラー・
ロジック・ブロックを経由して結合され、その後で最終的な10ビット変換
T
0.5pF
VIN+
CPAR
結果が出力されます。このパイプライン・アーキテクチャの採用により、初
段で新しい入力サンプリングが行われている間に、後段では前のデー
T
タを処理しています。サンプリングは各チャンネル・クロックの立上がりエ
0.5pF
ッジで実行されます。
VIN–
CPA R
H
信号乗算器はフラッシュ型ADCの出力を使用し、同じ分解能のスイッ
04775-008
T
最終段を除く各パイプライン段は、低分解能のフラッシュ型ADCと残差
信号乗算器で構成されており、次のパイプライン段を駆動します。残差
図41. スイッチド・キャパシタ入力
チド・キャパシタD/Aコンバータ
(DAC)
を制御します。このDAC出力は
パイプライン段の入力信号から減算され、その残差信号の増幅(乗算)
によって、次のパイプライン段が駆動されます。残差信号乗算器段は、
乗算型DAC(MDAC)
とも呼ばれます。各段ではそれぞれ1ビットの冗長
内部の差動リファレンス・バッファは、ADCコアのスパンを規定する正と
負のリファレンス電圧であるREFTとREFBを生成します。リファレンス・
性を使用し、フラッシュ誤差のデジタル・コレクションを行います。最終段
は単純に1個のフラッシュ型ADCのみで構成されています。
バッファの出力同相電圧は電源電圧の中間値に設定され、REFTと
REFBの各電圧およびスパンは以下のように定義されます。
入力段には、差動またはシングルエンドのモードでACカップリングまたは
DCカップリングとして構成可能な差動SHAが内蔵されています。出力
REFT = 1/2(AVDD+VREF )
段のブロックはデータのアライメントを行い、エラー補正を実行した後で、
データを出力バッファに送ります。出力バッファは個別の電源で動作す
REFB = 1/2(AVDD−VREF )
るので、出力電圧振幅の調整が可能です。
スパン = 2×
(REFT−REFB)
= 2×VREF
上記の数式から、REFTおよびREFBの電圧は中間電源電圧を基準に
アナログ入力
して対称であり、入力スパンは定義によりVREF電圧値の2倍になること
がわかります。
AD9216のアナログ入力は差動スイッチド・キャパシタSHAであり、これ
は最適な性能を維持すると同時に、差動入力信号を処理するように設
SHAは、選択されたリファレンス電圧の許容可能な範囲内に信号ピー
クを維持する信号源から駆動できます。同相電圧入力レベルの最小値
計されています。このSHA入力は、幅広い同相電圧範囲の入力を受け
入れます。最適な性能を維持するために、電源電圧の中間値を入力同
相電圧として使用することを推奨します。
と最大値は、以下のように定義されます。
VCMMIN = VREF / 2
SHA入力は、差動スイッチド・キャパシタ回路となっています。図41では、
クロック信号がSHAをサンプル・モードとホールド・モードに交互に切り替
VCMMAX =
(AVDD+VREF)/2
えています。SHAがサンプル・モードに切り替えられると、信号源はサン
プル・コンデンサを充電し、1/2のクロック・サイクル以内でセトリングしな
同相電圧入力レベルの最小値により、AD9216はグラウンド基準入力を
ければなりません。値の小さい抵抗を各入力に直列に接続すると、駆
動信号源の出力段にSHAで発生するピーク過渡電流が流入するのを
受け入れることができます。最適な性能は差動入力により達成されます
が、シングルエンドの信号源はVIN+またはVIN−まで駆動できます。こ
低減できます。さらに、容量の小さいシャント・コンデンサを入力間に接
続して、動的な充電電流を供給することも可能です。この受動ネットワー
の構成時には、1つの入力で信号を受け入れ、もう1つの入力は適切な
電圧リファレンスに接続して、ミッドスケールに設定する必要があります。
たとえば、2Vp-p信号をVIN+に印加し、1VのリファレンスをVIN−に入
クはADCの入力にローパス・フィルタを形成するので、これらの部品の
正確な数値はアプリケーションに応じて異なります。IFアンダーサンプリ
ング・アプリケーションでは、シャント・コンデンサを用いないでください。
力することができます。
シャント・コンデンサを用いると、駆動信号源のインピーダンスとの組合
20
REV.A
AD9216
AD9216は、2Vから0Vまでの範囲で変化する信号を入力できます。こ
のシングルエンド構成の場合には、差動入力構成と比較して歪み性能
DCカップリングのアプリケーションの場合には、要求条件に応じて
AD8138やAD8139、AD8351などをADCドライバとして使用できます。
が大幅に劣化します。ただし、入力周波数を低くすれば、その影響は目
立たなくなります。
AD8138を使用する例を図44に示します。AD9216のPCボードには、図
53に示すようにオプションとしてAD8139が実装されています。AD8351
は通常、30∼40MHzよりも高い周波数時に優れた性能を発揮します。
85
80
2V p-p SFDR
499Ω
33Ω
499Ω
70
AD8138
1kΩ
dB
65
0.1µF
60
1kΩ
523Ω
499Ω
2V p-p SNR
55
20pF
33Ω
AVDD
VIN+
AD9216
VIN–
AGND
04775-011
49.9Ω
75
図44. AD8138を使用してADCを駆動する回路
04775-009
50
45
40
0.25
0.75
1.25
1.75
2.25
SENSE=グラウンド
2.75
アナログ入力同相電圧(V)
図42. 入力同相電圧感度
VIN+
差動入力構成
すでに詳述したように、AD9216を差動入力構成で駆動するときに、最
1/2フル
スケール
適な性能が得られます。ベースバンド・アプリケーションでは、差動ドラ
イバの「AD8138」が優れた性能を発揮し、このADCと柔軟にインターフ
AVDD/2
AVDD/2
VIN–
き、しかもこのドライバはサレンキー型フィルタに構成できるので、入力信
号の帯域幅を制限することが可能です。
デジタル出力=全ビット「1」
デジタル出力=全ビット「0」
04775-012
ェースできます。AD8138の出力同相電圧は容易にAVDD/2に設定で
図45. アナログ入力フルスケール(フルスケール=2V)
入力周波数が第2ナイキスト・ゾーンに該当するか、またはこの帯域を超
える場合、ほとんどのアンプはAD9216の真の性能を達成できなくなりま
す。これは特に、70∼200MHzの範囲の周波数をサンプリングするIFア
ンダーサンプリング・アプリケーションの場合に当てはまります。このよう
シングルエンド入力構成
コストの節減が要求されるアプリケーションでは、シングルエンド入力を
なアプリケーションでは、図43に示す差動トランス・カップリングを入力構
成として推奨します。
使用しても十分な性能を確保できます。この構成時には、入力の同相振
幅が大きくなるため、SFDRと歪みの性能が劣化します。しかし、各入力
に接続する信号源インピーダンスのマッチングがとれていれば、S/N比
性能はほとんど低下しないはずです。
50Ω
2V p-p
10pF
49.9Ω
AVDD
VIN_A
AD9216
50Ω
VIN_B
0.1µF
AGND
1kΩ
04775-010
10pF
1kΩ
図43. 差動トランス・カップリング回路
トランスを選択する際には、信号特性を考慮に入れる必要があります。
大半のRFトランスは周波数が数MHz低下するだけで飽和し、過大な信
号パワーが起因してコアも飽和する結果になり、そのために歪みが発生
します。
REV.A
21
AD9216
クロック入力と考慮事項
消費電力とスタンバイ・モード
標準的な高速ADCは、クロックの立上がりエッジと立下がりエッジを使
用して、各種の内部タイミング信号を生成するので、その結果としてクロ
AD9216の消費電力は、サンプリング・レートに比例します。デジタル
(DRVDD)消費電力は、主にデジタル・ドライバの駆動強度と各出力ビ
ックのデューティ・サイクルの影響を受けやすくなります。一般的に、動
的性能特性を維持するため、クロックのデューティ・サイクル誤差は5%
ットの負荷によって決まります。デジタル駆動電流は、以下の数式から
計算できます。
以内に収める必要があります。
IDRVDD = VDRVDD × CLOAD × fCLOCK × N
AD9216では、各チャンネルに個別のクロック入力が用意されています。
ここで、N は変化するビット数、そしてCLOAD はデジタル・ピン上で変化
する負荷の平均値です。
これらのクロックを同じ周波数と位相で動作させると、最適な性能が得
られます。各チャンネルのクロックを非同期に動作させると、性能が大
幅に劣化する場合があります。アプリケーションによっては、隣接チャン
アナログ回路は、各速度グレードで優れた性能を発揮するとともに消費
電力を低減できるように、最適にバイアスされています。各速度グレード
ネルのクロックのタイミングをスキューする
(ずらす)
ことが必要になります。
AD9216には個別のクロック入力が備わっているので、大幅な性能低下
を引き起こすことなく、各チャンネル間でクロック・タイミングのスキュー
(typ:±1ns)
を行うことが可能です。
は低速のサンプリング・レート時に基準の電力を消費し、その数値はク
ロック周波数が高くなるに従って増加します。
AD9216には、各コンバータに1個のクロック・デューティ・サイクル・スタ
PWDN_AまたはPWDN_Bのいずれかのピンをアサートすることにより、
ビライザ(DCS)
が内蔵されています。これらのDCSは非サンプリング・
AD9216の該当チャンネルを個別にスタンバイ・モードに設定できます。
エッジの再タイミングを行い、50%
(nom)
のデューティ・サイクルで内部
クロックを供給します。通常、入力クロック・レートを高速化するとデュー
1チャンネルのみパワーダウン状態の場合、スタンバイ・モードのオン/
オフに要する時間は最大で5サイクルです。両チャンネルがパワーダウ
ティ・サイクルを50%に維持することはむずかしくなりますが、DCSは幅
広い範囲の入力クロック・デューティ・サイクルに対応できるため、入力
ン状態のときは、VREFがグラウンド電位になるため、デカップリング用コ
ンデンサの容量に応じてウェークアップ時間は約7msとなります。
クロック・レートを高速化できるという利点があります。高性能を維持する
ために、コンバータに適切なトラック/ホールド時間が必要とされる高速
アプリケーションでは、デューティ・サイクルを50%のクロックに維持する
ADCの消費電力が3mW(typ)
まで低減されるスタンバイ・モード時(1チ
ャンネルか両チャンネルかにかかわらず)
には、入力クロックとアナログ入
ことが特に重要となります。DCSピンをハイレベルにすると、DCS機能を
イネーブルに設定できます。
力を静的な状態に維持することを推奨します。両チャンネルがスタンバ
イ・モードのときに、クロック入力がアクティブであると、消費電力は10mW
(typ)
まで増加します。
デューティ・サイクル・スタビライザでは、非サンプリング・エッジを生成
するために、遅延ロック・ループ(DLL)
を使用します。その結果、サンプ
両チャンネルが完全なパワーダウン・モード
(PDWN_A=PDWN_B=ハ
リング周波数を変更した場合は、DLLが新しいレートにセトリングするま
でに約2∼3μsの時間が必要になります。
イレベル)
に入っているときに、スタンバイ消費電力は最小値を実現しま
す。この条件下では、内部リファレンスがパワーダウンします。パワーダ
高速、高分解能ADCの性能は、クロック入力の品質に左右されます。所
ウン後に1チャンネルまたは両チャンネルがイネーブルになる場合、ウェ
ークアップ時間はREFTおよびREFBデカップリング用コンデンサの再充
における、アパーチャ・ジッタ
(tJ)
定のフルスケール入力周波数(fINPUT)
電、およびパワーダウンの持続時間に直接関係して変化します。
のみに起因するS/N比の劣化は、以下の数式から計算できます。
1チャンネルのみパワーダウンすると、消費電力を適度に節減できます。
S/N比の劣化 = 2 × log 10〔1/2 × p × fINPUT × tJ〕
パワーダウンしたチャンネルは内部回路をシャットダウンしますが、リファ
レンス・バッファと共有リファレンスはともにパワーオンの状態に保たれま
はすべてのジッタ発生源の2乗和
上の数式で、rmsアパーチャ・ジッタ
(tJ)
す。バッファと電圧リファレンスがパワーオンの状態に維持されるので、ウ
平方根値を表し、ジッタ発生源にはクロック入力、アナログ入力信号、
ADCのアパーチャ・ジッタの仕様が含まれます。アンダーサンプリング・
ェークアップ時間は数クロック・サイクルまで低減されます。
アプリケーションでは特に、ジッタの影響を受けやすくなります。
デジタル出力
特に、アパーチャ・ジッタがAD9216のダイナミック・レンジに悪影響を及
AD9216の出力ドライバは、3Vロジック・ファミリーと直接的なインターフ
ぼしそうな場合、最適な性能を得るためには入力クロックのジッタを最小
限に抑えることが重要です。クロック入力回路には安定したリファレンス
ェースが可能です。大きい容量性負荷または多くのファンアウトを駆動
するADCが要求されるアプリケーションでは、大きい駆動電流が電源上
で電流グリッチを引き起こす傾向があり、そのためにコンバータの性能
を使用してください。その例として、アナログ電源プレーンとアナログ・グ
ラウンド・プレーンを使用し、AD9216のクロック入力に有効なハイレベル
が損なわれるので、バッファまたはラッチの外付けが必要になります。
およびローレベルのデジタル信号を生成します。デジタル・ノイズによる
クロック信号の変調を回避するために、クロック・ドライバの電源はADC
データ・フォーマットは、オフセット・バイナリまたは2の補数を選択できま
出力ドライバの電源から切り離してください。クロック源としてはジッタの
す。これについては、
「データ・フォーマット」の項で説明します。
低い水晶制御発振器がベストです。これとは別のタイプのクロック源(ゲ
ート・ロジックや分周器など)
からクロックを生成する場合には、最後の手
順としてオリジナル・クロックによる再タイミングを行ってください。
22
REV.A
AD9216
出力コーディング
データ・フォーマット
表8
コード
(VIN+)−(VIN−)
オフセット・
バイナリ
2の補数
AD9216の出力データ・フォーマットは、2の補数またはオフセット・バイナ
リのどちらにも設定できます。この制御は、データ・フォーマット選択
(DFS)
1023
>+0.998V
11 1111 1111
01 1111 1111
ピンを使用して行います。DFSピンをAGNDに接続すると、オフセット・
バイナリの出力データが供給されます。これに対して、DFSピンをAVDD
1023
+0.998V
11 1111 1111
01 1111 1111
に接続すると、出力データ・フォーマットは2の補数となります。
1022
+0.996V
11 1111 1110
01 1111 1110
¡
¡
¡
¡
¡
¡
¡
¡
デュアルADCから出力されるデータは1つの10ビット出力バス上でマル
513
+0.002V
10 0000 0001
00 0000 0001
512
+0.0V
10 0000 0000
00 0000 0000
511
−0.002V
01 1111 1111
11 1111 1111
¡
¡
¡
¡
¡
¡
¡
¡
チプレキシングできます。このマルチプレキシングはMUX_SELECTビッ
トをトグルし、チャンネル・データを同方向または反対方向のチャンネル・
データ・ポートに転送して行います。MUX_SELECTビットがロジック・ハ
イレベルのとき、チャンネルAのデータはチャンネルA出力バスに転送さ
れ、チャンネルBのデータはチャンネルB出力バスに転送されます。
MUX_SELECTビットをロジック・ローレベルにすると、チャンネル・データ
の転送方向が逆になります。つまり、チャンネルAのデータはチャンネル
1
−0.998V
00 0000 0001
10 0000 0001
0
−1.000V
00 0000 0000
10 0000 0000
0
<−1.000V
00 0000 0000
10 0000 0000
B出力バスに転送され、チャンネルBのデータはチャンネルA出力バスに
転送されます。MUX_SELECTビットをトグルすることで、マルチプレクス
されたデータをどの出力データ・ポートにも出力できます。
2個のADCを同期したタイミングで動作させる場合、同じクロックを
タイミング
AD9216は、ラッチされたデータ出力を6クロック・サイクルのパイプライン
MUX_SELECピンに印加します。CLK_A、CLK_B、MUX_SELECT間
にスキュー
(ずれ)
が存在すると、AC性能が劣化します。クロック・スキ
遅延で供給します。クロック信号のエッジが立上がり、これに続く1つの
ューは常に<100psに保つことを推奨します。MUX_SELECTの立上が
の後で、データ出力が供給されます。この詳細なタイミン
伝播遅延(tPD)
グ図については、図2を参照してください。
りエッジの後で、いずれかのデータ・ポートにその該当するチャンネルの
データが転送されます。このエッジが立下がると、もう片方のチャンネル
出力データラインの長さ、およびこれらにかかる負荷を可能な限り最小
のデータがバス上に転送されます。通常は、消費電力とノイズを低減す
るために、該当するOEBをハイレベルに設定し、他の未使用のバスを
にして、AD9216内部で発生するトランジェントを低く抑えてください。こ
ディスエーブルにします。このマルチプレクス・モードの例を図46に示し
れらのトランジェントは、コンバータの動的性能を劣化させる可能性があ
ります。AD9216の最小変換レートは10MSPSです。クロック・レートが
ます。データをマルチプレキシングすると、データレートがサンプリング・
レートの2倍になります。なお、このモードのときは、両方のチャンネルを
10MSPSを下回ると、動的性能が低下するおそれがあります。
アクティブに維持し、各チャンネルのパワーダウン・ピンをローレベルに維
持する必要があります。
A–1
A1
A0
A8
A2
A7
A3
A4
B–1
B1
B0
A6
A5
B8
B2
B7
B3
B4
ADC Aのアナログ入力
ADC Bのアナログ入力
B6
B5
B–7
A–6
B–6
A–5
B–5
A–4
B–4
A–3
B–3
A–2
B–2
A–1
B–1
A0
B0
A1
B1
D0_A
–D11_A
04775-013
CLK_A = CLK_B =
MUX_SELECT
図46. チャンネルAの出力を使用し、同じクロックをCLK_A、CLK_B、MUX_SELECTに加えるマルチプレクス・データ・フォーマットの例
REV.A
23
AD9216
VREF=1.0Vのときに、最適な性能が得られる点に留意してください。
VREF(およびフルスケール)
がこれを下回ると、性能が劣化します
(図25
電圧リファレンス
AD9216には安定した高精度の0.5V電圧リファレンスが内蔵されていま
す。AD9216の電圧入力範囲は、リファレンス電圧を変化させることで調
を参照)。以下のリファレンス電圧設定ではすべて、REFTとREFBで
ADCコアを駆動し、その入力スパンを設定します。内部または外部いず
整できます。リファレンス電圧を調整するには、外部に抵抗をつけて内
部リファレンスを変化させる方法と、外部から別のリファレンスを印加す
れの電圧リファレンスの場合でも、ADCの入力範囲は常にリファレンス・
ピンの電圧の2倍に等しくなります。
る方法があります。ADCの入力スパンは、リファレンス電圧の変化に比
例します。
内部リファレンスの接続
AD9216の内蔵コンパレータはSENSEピン上の電位を検出し、リファレン
VIN+
VIN–
REFT
スを3つの状態に設定できます
(表9)
。SENSEピンをグラウンドに接続す
0.1µF
ると、リファレンス・アンプ・スイッチが内部抵抗分圧器に接続され(図47
を参照)
、VREFが1Vに設定されます。図48に示すように抵抗分圧器を
ADC
コア
0.1µF
10µF
REFB
接続すれば、スイッチは再びSENSEピンに設定されます。これにより、リ
ファレンス・アンプが非反転モードに入り、VREF出力は以下の数式から
0.1µF
VREF
求められます。
10µF
0.1µF
VREF = 0.5 ×
(1 + R2 / R1)
選択
ロジック
0.5V
04775-014
SENSE
AD9216
図47. 内部リファレンスの構成
(1チャンネルのみ表示)
表9 リファレンスの設定方法
選択されたモード
SENSE電圧
VREF出力(V)
設定される差動入力スパン(Vp-p)
外部リファレンス
AVDD
該当なし
2×外部リファレンス電圧
プログラマブル・リファレンス
0.2V∼VREF
0.5×
(1+R2/R1)
2×VREF(図48を参照)
内部の固定リファレンス
AGND∼0.2V
1.0
2.0
24
REV.A
AD9216
0.6
外部リファレンス動作
ADCのゲイン精度を高め、また熱ドリフト特性を改善するために、外部
0.5
VREF誤差(%)
リファレンスが必要になることがあります。複数個のADCが相互にトラッ
キングする場合には、ゲイン・マッチング誤差を許容可能なレベルまで
低減するために、1個のリファレンス
(内部または外部)
を共用することが
必要な場合があります。ゲインとオフセットの温度ドリフトをさらに低く抑
えるには、高精度の外部リファレンスを選択することも可能です。図49
に、内部リファレンスの標準的なドリフト特性を示します。
0.4
0.3
VREF = 1.0V
0.2
SENSEピンをAVDDに接続すると、内部リファレンスがディスエーブルに
なり、外部リファレンスを使用できます。内部リファレンス・バッファは、外
部リファレンスからみた場合、7kΩの負荷に等価となります。内部バッフ
0
–40
ァは、正と負のフルスケール・リファレンス電圧、REFTとREFBをADCコ
アに対して生成します。入力スパンは常にリファレンス電圧値の2倍にな
0.05
チングを改善する場合には、他のコンバータによって電圧リファレンスに
かかる負荷を考慮に入れることが必要です。図50には、負荷が内部電
0
VREF誤差(%)
圧リファレンスの精度に与える影響を示しています。
VIN+
0.1µF
20
40
温度(℃)
60
80
–0.05
–0.10
VREF = 1.0V
–0.20
04775-017
0.1µF
0
–0.15
REFT
ADC
コア
–20
図49. 代表的なVREFドリフト
るので、外部リファレンスは最大1Vに制限する必要があります。AD9216
の内部リファレンスを複数個のコンバータの駆動に使用し、ゲインのマッ
VIN–
04775-016
0.1
10µF
–0.25
REFB
0
0.5
1.0
0.1µF
VREF
1.5
ILOAD (mA)
2.0
2.5
3.0
図50. 負荷 対 VREF精度
10µF
10µF
R2
選択
ロジック
0.5V
共有リファレンス・モード
SENSE
共有リファレンス・モードでは、優れたゲインおよびオフセットのマッチン
グ性能を得るために、デュアルADCから供給されるリファレンスを外部
R1
で互いに接続できます。各ADCを個別に機能させる場合には、リファレ
04775-015
AD9216
ンスのデカップリングを別個に行うことにより、各チャンネルで優れた単
独動作が可能となります。共有リファレンス・モードをイネーブルにするに
図48. プログラマブルなリファレンスの構成
(1チャンネルのみ表示)
は、SHARED_REFピンをハイレベルに接続し、A、Bそれぞれの差動リ
ファレンス・ピンを外部で短絡する必要があります
(つまり、REFT_Aは外
部でREFT_Bに短絡し、REFB_AはREFB_Bに短絡してください)
。
REV.A
25
AD9216
デュアルADCの評価用ボード(LFCSP用)
この評価用ボードには、低ジッタのクロック源、アナログ信号源、および
電源が必要です。この評価用ボードはアナログ・デバイセズ標準の高速
クロック
J5にシングル・クロックを入力します。入力クロックはバッファされており、
U8のピン3からR79、R40、R85を通して2つのチャンネルの入力クロック
2チャンネル・データ・アクイジション・ボード
(HSC-ADC-EVAL-DC)
と直
接的にインターフェースします。このデータ・アクイジション・ボードはアナ
ログ・デバイセズのADC AnalyzerTMソフトウェアと併せて使用すること
を駆動します。ジャンパのE11とE19で入力クロックの反転が可能です。
また、U8はCLKAおよびCLKBの出力を提供します。CLKAとCLKBは
U6とU5によりバッファされます。U6とU5はDRA信号とDRB信号(これら
で、迅速なADCの評価が可能になります。
の信号はデータ・レディ・クロックです)
を駆動します。DRAとDRBもそれ
ぞれジャンパで反転されます。
電源コネクタ
表11. ジャンパ
電源は4端子を備えた3つの端子台からボードに供給されます。
表10.
1
電源コネクタ
端子
説明
VCC1 3.0V
ADCのアナログ電源
VDD1 2.5V
ADCの出力電源
VDL1 2.5V
バッファ電源
VCLK 3.0V
XORゲートの電源
+5V
オプションのオペアンプ電源
−5V
オプションのオペアンプ電源
VCC、VDD、VDLは最低限必要な電源接続端子です。
端子
説明
OEB A
A側の出力イネーブル
PWDN A
パワーダウンA
MUX
マルチプレクサ入力
SHARED REF
共有リファレンス入力
DRA
反転DRA
LATA
反転Aラッチ・クロック
ENC A
反転エンコードA
OEB B
B側の出力イネーブル
PWDN B
パワーダウンB
DFS
データ・フォーマット選択
SHARED REF
共有リファレンス入力
DRB
反転DRB
アナログ入力
LATB
反転Bラッチ・クロック
この評価用ボードは、グラウンドを基準とする2Vp-pのアナログ信号を入
ENC B
反転エンコードB
力Aと入力Bの2個のSMBコネクタから入力できます。これらの信号は、
それぞれの1次側トランスで終端されます。T1とT2はワイドバンドのRF
トランスであり、シングルエンド/差動変換を行うことができるので、ADC
の差動駆動が可能になり、偶数次の高調波を最小限に抑えます。アナ
電圧リファレンス
ADCのSENSEピンをE41に接続し、E41とグラウンド
(E27)間をジャンパ
ログ信号を2次側のトランスでローパス・フィルタ処理して、高周波数の
エイリアシングを低く抑えることができます。
配線する方法によって、内部リファレンス・モードを選択します。外部リフ
ァレンス・モードを選択するときには、E41とE25間およびE30とE2間を
ジャンパ配線します。R56とR45を使用して、プログラマブル・リファレン
ス・モードを選択できます。
オプションのオペアンプ
この評価用ボードは、DCカップリング・アプリケーション向けの便利なソ
リューションとしてオプションのAD8139オペアンプを実装できるように設
計されています。AD8139オペアンプを使用する際には、C14、R4、R5、
データ出力
C13、R37、R36を取り除きます。代わりにR22、R23、R30、R24を実装し
ADCの出力は、PCボード上のU2、U4でラッチされます。ADCの性能に
悪影響を及ぼすスイッチング・トランジェントを制限するために推奨され
てください。
る直列抵抗が、ADCの出力に接続されています。
26
REV.A
AD9216
LFCSP評価用ボードの部品表(BOM)
表12. デュアルCSP、PCB Rev.B
番号
数量
参照記号
部品名
パッケージ
数値
1
2
C1, C3
コンデンサ
0201
20pF
2
7
C2, C5, C7, C9, C10, C22, C36
コンデンサ
0805
10μF
3
44
C4, C6, C8, C11∼C15, C20, C21, C24∼C27,
コンデンサ
0402
0.1μF,
(C59, C61 NP1)
C29∼C35, C39∼C66
4
7
C16∼C19, C37, C38,C67
コンデンサ
TAJD
10μF
5
2
C23, C28
コンデンサ
0201
0.1μF
6
40
E1∼E7, E9∼E22, E24∼E27, E29∼E31,
ジャンパ
E33∼E38, E40∼E43, E49, E61
7
6
J1∼J6
SMA
8
3
P1, P4, P11
電源コネクタ・ポスト
Z5.531.3425.0
Wieland社
9
3
P1, P4, P11
取外し可能なコネクタ
25.602.5453.0
Wieland社
10
1
P3, P8(80ピン・コネクタとして使用)
コネクタ
TSW-140-08-L-D-RA
Samtec社
11
4
R1, R2, R32, R34
抵抗
0402
36Ω (All NP1)
12
6
R3, R7, R11, R14, R51, R61
抵抗
0402
50Ω (R11, R51 NP1)
13
4
R6, R8, R33, R42
抵抗
0402
100Ω (All NP1)
14
4
R4, R5, R36, R37
抵抗
0402
33Ω
15
10
R9, R12, R20, R35, R40, R43, R50, R53,
抵抗
0402
0Ω(R9, R12, R35,
R43, R50, R84 NP1)
R84, R85
16
6
R15, R16, R18, R26, R29, R31
抵抗
0402
499Ω (R16, R29 NP1)
17
2
R17, R25
抵抗
0402
525Ω
18
34
R19, R21, R27, R28, R39, R41, R44, R46∼R49,
抵抗
0402
1kΩ (R64, R78, R81,
R82, R83 NP1)
R52, R54, R55, R57∼R60, R62∼R73, R75,
R77, R78, R81∼R83
19
4
R22∼R24, R30
抵抗
0402
40Ω (R22, R23, R24,
R30 NP1)
20
2
R45, R56
抵抗
0402
10kΩ (R45, R56 NP1)
21
7
R10, R13, R38, R74, R76, R79, R80
抵抗
0402
22Ω
22
8
RZ1, RZ2, RZ3, RZ4, RZ5, RZ6, RZ9, RZ10
抵抗パック
CTS
742C163470J
47Ω
24
2
T1, T2
トランス
T1-1WT
Minicircuits社
25
1
U1
AD9216/AD9238/AD9248
LFCSP-64
26
2
U2, U4
トランスペアレント・
TSSOP-48
SN74LVCH16373ADGGR
27
2
U3, U7
SC-70
SN74LVC1G04DCKT
ラッチ/バッファ
インバータ
(U3, U7 NP1)
28
1
3
U5, U6, U8
XOR
SO-14
SN74VCX86
29
2
U11, U12
Amp
SO-8/EP
AD8139
30
14
P2, P5∼P7, P9, P10, P12∼P18, P21
ハンダ・ブリッジ
実装されていません。
REV.A
27
1
+
4
VCLK
3
T1
6
5
4
6
5
4
EXT_VREF
+5V
1
+
C19
+
R5
33Ω
C62
0.1µF
C67
+
C24
0.1µF
C1
20pF
3
C5
4
C44
C45
C23
0.1µF
C55
REFT_A
1
2
3
4
VD 5
E5
VD
R66
1kΩ
AGND
VIN_A
VIN_AB
AGND1
AVDD1
0.1µF 0.1µF 0.1µF 0.1µF
C39 C43
VD
– 5V
AMPOUTA
10µF
2
R32
NP_36Ω
E27
VD
E1
C66
0.1µF
E30
E2
E41
R56
NP_10kΩ
E25
10µF 0.1µF
C30
0.1µF
VREF
C2
10µF
SENSE
C11
0.1µF
AMPOUTB
R45
NP_10kΩ
R36
33Ω
C63
0.1µF
AMPOUTAB
C26
0.1µF
REFB_A
VD
E24
R67
1kΩ
VD
E6
R65
1kΩ
E17
VD
R63
1kΩ
E18
E10
R62
1kΩ
E20
E21
VD
E40
R68
1kΩ
VD
E29
R70
1kΩ
VD
E33
E26
R69
1kΩ
VDD
E31
TIEB
R51
NP_50Ω
J2
CLOCK B
C6
0.1µF
R54
1kΩ
C42
0.1µF
R52
1kΩ
VCLK
33
39
38
37
36
35
34
48
47
46
45
44
43
42
41
40
R41
1kΩ
0.1µF
C40
E4
P14
E36
C41
0.1µF
VD
R49
1kΩ
E35
VD
P13
P2 P9
8
9
10
11
12
13
14
U3
R9
CLKLATA
R42
NP_100Ω
R33
NP_100Ω
ENCA
22Ω
74VCX86
7
6
5
4
3
2
1
R8
NP_100Ω
ENCB
R6
NP_100Ω
22Ω
R13
R12
DRB
R55
1kΩ
R48
1kΩ
E37 E38
E34E 16
NP_0Ω CLKLATB
NP_0Ω
VD
VD
VD
DUTクロックを直接駆動するか、
またはバッファリングするか
選択可能です。
R38 VCLK R50
U5
C25
0.1µF
VD
VCLK
14
E13E 12
13
VD
12
R46
1kΩ
11 22Ω
E14 E15
10 R10 DRA
VD
9
R47
NP_0
Ω
Ω
1k
8
R43
NP_0Ω
J2, J3, クロックの相互接続方法
U6
1A VCC
4B
1B
4A
1Y
4Y
2A
3B
2B
3A
2Y
GND 3Y
74LCX86
C57
C22 0.1µF
10µF
1
2
3
4
5
6
7
R74
22Ω
VCLK
C58
C36 0.1µF
10µF
3Y GND
2Y
3A
2B
3B
2A
4Y
1Y
4A
1B
4B
VCC 1A
NC VCC
2
A
3
4
Y
GND
OTRB
D13B
D12B
D11B
D10B
D9B SN74LVC1G04
D8B 1
5
VDD
C4
0.1µF
P10 P12
U7
SN74LVC1G04
5
1
NC VCC
2
A
3
4
Y
GND
E3
R44
1kΩ
VD
D6A
D5A
D4A
D3A
D2A
D1A
D0A
VCLK
R39
1kΩ
TIEA
R11
NP_50Ω
J3
CLOCK A
J6
C8
0.1µF
VDD
R61
50Ω
C56
0.1µF
D6_A
D5_A
D4_A
D3_A
D2_A
D1_A
D0_A
DRVDD1
U1
DRGND1
OTR_B
注:
D13_B
14ビットのピン配置図
14ビットの場合:LSB = PIN 42, PIN 23 D12_B
12ビットの場合:LSB = PIN 44, PIN 25
10ビットの場合:LSB = PIN 46, PIN 27 D11_B
D10_B
D9_B
D8_B
E22
6
REFT_A
7
REFB_A
8
VREF
VREF
リファレンス短絡用パッド
9
C29 左下図を参照 SENSE
SENSE
REFTA
0.1µF
P15
REFB_B 10
REFTB
C7 C54
REFB_B
P16
C27
REFT_B
11
REFBA
REFT_B
10µF 0.1µF
0.1µF
P18
REFBB
12
VD
P17
AVDD2
C28
13
0.1µF
AGND2
CTAPB
AMPOUTBB
14
VIN_BB
15
R34 R37
VIN_B
C3
NP_36Ω 33Ω
16
AGND3
20pF
CTAPA
R2
NP_36Ω
R1
NP_36Ω
R4
33Ω
+
VDD VDL EXT_VREF VCLK
2
C16 C17 C18
+
VD
VREFおよびセンス回路
C13
R7
50Ω 0.1µF
3
CTAPB 2
R60
1kΩ
VD
VD
R58
1kΩ
2
3
C38
+5V
VDL
1
10µF 10µF 10µF 10µF 10µF
T2
10µF
CTAPA 1
AMPINB
E43
E42
C37
–5V
4
P1
ENCB
VD
04775-038
J1
AIN B
C9
10µF
R57
1kΩ
R59
1kΩ
C10
10µF
C12
0.1µF
3
VDD
R3 C14
50Ω 0.1µF
VD
VDD
VDL
VCLK
2
AMPINA
C31
0.1µF
AIN A
J4
P5
P6
P7
P21
VD
1
P4
MUX
D0B
D1B
D2B
D3B
D4B
P11
E9
EPAD
AVDD5
CLK_A
SH_REF
MUX_SEL
PWDN_A
OEB_A
OTR_A
D13_A
D12_A
D11_A
D10_A
DRGND2
DRVDD2
D9_A
D8_A
D7_A
AVDD3
CLK_B
DCS
DFS
PDWN_B
OEB_B
D0_B
D1_B
D2_B
D3_B
D4_B
DRGND
DRVDD
D5_B
D6_B
D7_B
+
28
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
65
DUTクロックを直接駆動するか、
またはバッファリングするか選択可能です。
OTRA
D13A
D12A
D11A
D10A
E7
VD
D5B
D6B
D7B
R64
NP_1kΩ
ENCA
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
D9A
D8A
D7A
VD
AD9216
LFCSP評価用ボードの回路図
図51. 評価用ボードの回路図(1/3)
REV.A
REV.A
29
図52. 評価用ボードの回路図(2/3)
04775-039
D5B
D4B
D3B
D2B
D1B
D0B
D6B
OTRB
D13B
D12B
D11B
D10B
D9B
D8B
D7B
D6A
D5A
D4A
D3A
D2A
D1A
D0A
OTRA
D13A
D12A
D11A
D10A
D9A
D8A
D7A
VDL
C48
C47
C46
C52
VDL
VDL
VDL
VDL
C51
C50
0.1µF 0.1µF 0.1µF 0.1µF 0.1µF 0.1µF 0.1µF 0.1µF
C49
24
23
22
21
20
19
18
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
24
23
22
21
20
19
18
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
C53
OE2
2Q8
2Q7
ND
2Q6
2Q5
VCC
2Q4
2Q3
GND
2Q2
2Q1
1Q8
1Q7
GND
1Q6
1Q5
VCC
1Q4
1Q3
GND
1Q2
1Q1
OE1
SN74LVCH16373A
R78
U4
NP_1kΩ
LE2
2D8
2D7
GNDG
2D6
2D5
VCC
2D4
2D3
GND
2D2
2D1
1D8
1D7
GND
1D6
1D5
VCC
1D4
1D3
GND
1D2
1D1
LE1
Q=出力
D=入力
SN74LVCH16373A
R82
U2
NP_1kΩ
Q=出力
LE2
D=入力 OE2
25 2D8
2Q8
26 2D7
2Q7
27
GNDG
ND
28 2D6
2Q6
29 2D5
2Q5
30
VCC
VCC
31 2D4
2Q4
32 2D3
2Q3
33
GND
GND
34 2D2
2Q2
35 2D1
2Q1
36 1D8
1Q8
37 1D7
1Q7
38
GND
GND
39 1D6
1Q6
40 1D5
1Q5
41
VCC
VCC
42 1D4
1Q4
43 1D3
1Q3
44
GND
GND
45 1D2
1Q2
46 1D1
1Q1
47 LE1
OE1
48
CLKLATB
25
26
27
28
29
30
VDL
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
VDL
42
43
44
45
46
47
CLKLATB
48
R81
NP_1kΩ
47Ω
RZ2
RSO16ISO
1 R1
16
2 R2
15
14
3 R3
13
4 R4
12
5 R5
6 R6
11
7 R7
10
9
8 R8
VDL
VDL
CLKLATA
CLKLATA
R83
NP_1kΩ
RZ1 47Ω
RSO16ISO
1 R1 16
2 R2 15
3 R3 14
4 R4 13
5 R5 12
6 R6 11
7 R7 10
8 R8 9
RZ4
47Ω
RSO16ISO
1 R1 16
2 R2 15
3 R3 14
4 R4 13
5 R5 12
6 R6 11
7 R7 10
8 R8 9
RZ3 47Ω
RSO16ISO
1 R1 16
2 R2 15
3 R3 14
4 R4 13
5 R5 12
6 R6 11
7 R7 10
8 R8 9
R1
R2
R3
R4
R5
R6
R7
R8
16
15
14
13
12
11
10
9
1
2
3
4
5
6
7
8
R1
R2
R3
R4
R5
R6
R7
R8
16
15
14
13
12
11
10
9
RZ9 47Ω
RSO16ISO
1
2
3
4
5
6
7
8
RZ10 47Ω
RSO16ISO
RZ6 47Ω
RSO16ISO
1 R1 16
2 R2 15
3 R3 14
4 R4 13
5 R5 12
6 R6 11
7 R7 10
8 R8 9
RZ5 47Ω
RSO16ISO
1 R1 16
2 R2 15
3 R3 14
4 R4 13
5 R5 12
6 R6 11
7 R7 10
8 R8 9
D6Q
D5Q
D4Q
D3Q
D2Q
D1Q
D0Q
DORQ
D13Q
D12Q
D11Q
D10Q
D9Q
D8Q
D7Q
D6P
D5P
D4P
D3P
D2P
D1P
D0P
DORP
D13P
D12P
D11P
D10P
D9P
D8P
D7P
40
38
36
34
32
30
28
26
24
22
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
40
38
36
34
32
30
28
26
24
22
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
40
38
36
34
32
30
28
26
24
22
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
40
38
36
34
32
30
28
26
24
22
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
ヘッダ40
P8
ヘッダ40
P3
39
37
35
33
31
29
27
25
23
21
19
17
15
13
11
9
7
5
3
1
39
37
35
33
31
29
27
25
23
21
19
17
15
13
11
9
7
5
3
1
39
37
35
33
31
29
27
25
23
21
19
17
15
13
11
9
7
5
3
1
39
37
35
33
31
29
27
25
23
21
19
17
15
13
11
9
7
5
3
1
DRB
GND
D13Q
D12Q
D11Q
D10Q
D9Q
D8Q
D7Q
D6Q
D5Q
D4Q
D3Q
D2Q
D1Q
D0Q
DORQ
DRA
GND
D13P
D12P
D11P
D10P
D9P
D8P
D7P
D6P
D5P
D4P
D3P
D2P
D1P
D0P
DORP
AD9216
30
04775-040
C61
NP_0.1µ F
R31
499Ω
–5V
9
R71
1kΩ
R72
1kΩ
–IN
AD8139
+OUT
V+
VOCM
EPAD
V–
–OUT
NC
+IN
R24
NP_40Ω
5
6
7
8
R29
NP_499Ω
AMPOUTB
C34
0.1µ F
C64
1µ F
R14
50Ω
AMPINB
J5
CLOCK A/B
VCLK
R30
NP_40Ω
C35
0.1µ F
+5V
C65
0.1µ F
R76
22Ω
R80
22Ω
0.1µ F
9
8
14
13
12
11
10
R26
499Ω
C20
R28
1kΩ
VD
R27
1kΩ
R25
525Ω
VCLK
CLKB
CLKA
AMPOUTBB
U12
4
3
2
1
R73
1kΩ
R77
1kΩ
U8
74VCX86
1A
1B
1Y
C60
NP_0.1µ F
C15
NP_0.1µ F
シングル・クロック・パス
VCC
4B
4A
2A
2B
3B
4Y
2Y
GND
3A
3Y
1
2
3
4
5
6
7
R15
499Ω
–5V
R79
22Ω
ENCB
9
D
–IN
AD8139
+OUT
V+
VOCM
EPAD
–OUT
V–
NC
R23
NP_40Ω
5
6
7
8
E19V
CLKA
CLKB
SCLK
MUX1
R20
0Ω
R53
0Ω
R84
NP_0Ω
R35
NP_0Ω
クロックを結合する
シングル・クロック回路
C32
0.1µ F
+5V
R21
1kΩ
R22
NP_40Ω
AMPOUTA
U11
4
3
2
1
VD
R16
NP_499Ω
AMPINA
0.1µ F
R18
499Ω
C21
R19
1kΩ
C59
0.1µ F
TIEA
TIEB
MUX1
MUX
オペアンプの入力はトランスの1番ピンから切り離されます。
+IN
R75
1kΩ
E11
R40
0Ω
R17
525Ω
ENCA
AMPOUTAB
C33
0.1µ F
SCLK
R85
0Ω
E49
E61
AD9216
図53. 評価用ボードの回路図(3/3)
REV.A
AD9216
04775–041
LFCSP評価用ボードの各層
図54. 評価用ボード上面のシルクスクリーン
REV.A
31
04775–042
AD9216
図55. 評価用ボード上面の銅配線
32
REV.A
04775–043
AD9216
図56. 評価用ボードのグラウンド層
REV.A
33
04775–044
AD9216
図57. 評価用ボードの分離された電源プレーン
34
REV.A
04775–045
AD9216
図58. 評価用ボード裏面の銅配線
REV.A
35
04775–046
AD9216
図59. 評価用ボード裏面のシルクスクリーン
36
REV.A
AD9216
熱に関する考慮事項
AD9216のLFCSPパッケージには、PCボードのグラウンド・プレーンに局
所的に接合されるヒート・スラグ
(露出パッド)
が組み込まれており、パッ
ケージの熱的および電気的特性が改善されています。露出パッドと接合
されるグラウンド・プレーンにサーマル・ビア・アレイを埋め込むことによ
り、パッケージの熱を逃がす経路が形成されるので、ジャンクション温度
が低下します。グラウンド・プレーンとの近接が起因となって発生するパ
ッケージの寄生容量を低く抑えることによっても、電気的性能が改善さ
04775-047
れます。推奨のアレイは、1.2mmピッチの0.3mmビアです。この推奨の
設定時に、θJA=26.4℃/Wが保証されます。このパッケージでは、スラ
グをPCボードにハンダ付けすることが必要です。
図60. サーマル・ビア・アレイ
REV.A
37
AD9216
外形寸法
0.60 MAX
0.60 MAX
露出パッド
(底面図)
0.45
0.40
0.35
33
32
ピン1
識別マーク
4.70 SQ
4.55
16
17
7.50
REF
0.80 MAX
0.65 TYP
12° MAX
1
*4.85
8.75
BSC SQ
上面図
1.00
0.85
0.80
64
49
48
ピン1
識別マーク
0.30
0.25
0.18
TDS07/2005/PDF
9.00
BSC SQ
0.05 MAX
0.02 NOM
0.50 BSC
0.20 REF
実装面
* 露出パッドの寸法を除き、JEDEC規格MO-220-VMMDに準拠
図61. 64ピン・リード・フレーム・チップスケール・パッケージ〔LFCSP〕
9mm×9mmボディー
(CP-64-1)
寸法単位:mm
オーダー・ガイド
モデル
温度範囲
パッケージの説明
パッケージ・オプション
AD9216BCPZ-651
−40∼+85℃
64ピン・リード・フレーム・チップスケール・パッケージ
(LFCSP-VQ)
CP-64-1
AD9216BCPZRL7-651
−40∼+85℃
64ピン・リード・フレーム・チップスケール・パッケージ
(LFCSP-VQ)
CP-64-1
AD9216BCPZ-801
−40∼+85℃
64ピン・リード・フレーム・チップスケール・パッケージ
(LFCSP-VQ)
CP-64-1
AD9216BCPZRL7-801
−40∼+85℃
64ピン・リード・フレーム・チップスケール・パッケージ
(LFCSP-VQ)
CP-64-1
AD9216BCPZ-1051
−40∼+85℃
64ピン・リード・フレーム・チップスケール・パッケージ
(LFCSP-VQ)
CP-64-1
AD9216BCPZRL7-1051
−40∼+85℃
64ピン・リード・フレーム・チップスケール・パッケージ
(LFCSP-VQ)
CP-64-1
AD9216-80PCB2
AD9216BCPZ-80実装の評価用ボード
AD9216-105PCB
AD9216BCPZ-105実装の評価用ボード
1
Z=鉛フリー製品
2
AD9216-65およびAD9216-80評価用ボードにも対応しています。
D04775-0-6/05(A)-J
38
REV.A