Hyper-V 2.0 注意・制限事項集

NX7700x シリーズ
Windows Server® 2008 R2
Hyper-V 2.0 注意・制限事項集
1.0 版 2014/5/30
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1.0 版
2014/5/30
履歴
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目次
1. はじめに............................................................................................................................................... - 3 2. 設計フェーズでの注意・制限事項 ........................................................................................................ - 4 2.1 パフォーマンスが低下する事象について ..................................................................................... - 4 2.2 ゲスト OS 上でレガシーネットワークアダプタを使用する際の制限事項 ..................................... - 4 2.3 ゲスト OS 上で SCSI コントローラを使用する際の制限事項 ....................................................... - 4 2.4 仮想マシン間でクラスタを構成する場合の注意事項 .................................................................... - 4 2.5 Dynamic Memory を使用する場合の注意事項 .............................................................................. - 4 3. 構築フェーズでの注意・制限事項 ........................................................................................................ - 5 3.1 出力される可能性のあるイベントログについて ........................................................................... - 5 3.2 ゲスト OS 上で物理 CD/DVD ドライブを使用する際の注意事項 .................................................. - 5 3.3 Windows 7/Windows Server 2008 R2 の Hyper-V マネージャを使用する際の注意事項 ................ - 5 3.4 ゲスト OS のライセンス認証について ......................................................................................... - 5 4. 運用フェーズでの注意・制限事項 ........................................................................................................ - 6 4.1 ゲスト OS に Windows 2000 Server SP4 を使用する際の注意事項 .............................................. - 6 4.2 仮想マシンをエクスポートする際の注意事項 .............................................................................. - 6 4.3 「クリップボードからテキストを入力」を使用する際の注意事項 ............................................... - 6 -
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【Windows Server® 2008 R2 Hyper-V 2.0 注意・制限事項】
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1. はじめに
本書では、Hyper-V 2.0 環境の設計・構築・運用の各フェーズにおける注意・制限事項をまとめています。
Hyper-V 2.0 をご利用になる際には、本書の内容を事前にご確認ください。
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【Windows Server® 2008 R2 Hyper-V 2.0 注意・制限事項】
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2. 設計フェーズでの注意・制限事項
2.1 パフォーマンスが低下する事象について
特定のアーキテクチャを持つインテル プロセッサーおよび大容量のメモリを搭載したサーバでゲスト OS のパフォーマンスが
低下する事象について、Microsoft 社よりナレッジ情報が公開されています。
Microsoft 社が公開している修正プログラム(KB2740390)1により修正されます。
本事象の詳細は、Microsoft 社公開のナレッジ情報(KB2517329)2をご参照ください。
以下のモデルでこの事象が発生する可能性があります(2014/5/30 現在)。
モデル名
対象モデル
A2010M-60
・全モデル
A2010M-30
・全モデル
A2010M-15
・全モデル
A2010L-60
・全モデル
2.2 ゲスト OS 上でレガシーネットワークアダプタを使用する際の制限事項
1.
レガシーネットワークアダプタを使用できないゲスト OS について
Hyper-V 2.0 環境では、以下のゲスト OS 上でレガシーネットワークアダプタは使用できません。
Windows Server 2003(x64) SP2
Windows Server 2003 R2(x64) SP2
Windows XP(x64) SP2
2.
「MAC アドレスのスプーフィングを有効にする」設定について(KB978525)3
レガシーネットワークアダプタを使用する場合、
「MAC アドレスのスプーフィングを有効にする」の設定を無効にしている
状態(デフォルト)でも、ゲスト OS 上から本アダプタの MAC アドレスが変更できてしまいます。MAC アドレスを変更した
場合、本アダプタに関係するネットワークの通信が行えなくなります。
この設定を無効にする場合には、ゲスト OS 上から本アダプタの MAC アドレスを変更しないでください。
2.3 ゲスト OS 上で SCSI コントローラを使用する際の制限事項
Hyper-V 2.0 環境では、以下のゲスト OS 上で SCSI コントローラは使用できません。
-
Windows 2000 SP4
-
Windows XP(x86) SP2/SP3
2.4 仮想マシン間でクラスタを構成する場合の注意事項
Windows Server Failover Cluster を使用して、仮想マシン間でクラスタを構成する場合、共有ディスクは iSCSI 接続された
ストレージのみサポートします(Microsoft 社の仕様)。
より実績の豊富な接続形態(ファイバーチャネルなど)によるクラスタ構成をご希望の場合には CLUSTERPRO4をご使用ください。
2.5 Dynamic Memory を使用する場合の注意事項
ゲスト OS 上の Windows Server 2008 Standard(SP2)で Dynamic Memory を使用する場合には KB22308875を適用してください。
ゲスト OS 上の Windows Server 2008 R2 Standard で Dynamic Memory を使用する場合には SP1 を適用してください。
1
http://support.microsoft.com/kb/2740390/ja
http://support.microsoft.com/kb/2517329/ja
3
http://support.microsoft.com/kb/978525/ja
4
http://www.nec.co.jp/pfsoft/clusterpro/index.html
5
http://support.microsoft.com/kb/2230887/ja
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3. 構築フェーズでの注意・制限事項
3.1 出力される可能性のあるイベントログについて
Hyper-V 2.0 をご利用いただく際に、出力される可能性のあるエラー・警告レベルのイベントログにつきましては、以下をご
参照ください。
Hyper-V 2.0 エラー・警告イベントログ6
3.2 ゲスト OS 上で物理 CD/DVD ドライブを使用する際の注意事項
ゲスト OS 上で、OS のインストールや Service Pack の適用、アプリケーションのインストールなどを行う際に、仮想マシンの
CD/DVD ドライブに物理 CD/DVD ドライブを割り当てていた場合、物理ドライブの CD/DVD を入れ換えても、ゲスト OS 側で CD/DVD
が入れ換えられたことを認識しない場合があります(KB2005143)7。
この場合、CD/DVD の入れ換え後に、仮想マシン設定で物理 CD/DVD ドライブの割り当てを一旦解除し、再度 仮想マシンに割り
当ててください。
3.3 Windows 7/Windows Server 2008 R2 の Hyper-V マネージャを使用する際
の注意事項
Windows 7/Windows Server 2008 R2 上にインストールした Hyper-V マネージャで仮想マシンを作成した場合、仮想マシンに
デフォルトで SCSI コントローラが追加されます。
Hyper-V 2.0 には SCSI コントローラを使用する際に制限事項がありますので、それに該当する場合には仮想マシンの設定か
ら SCSI コントローラを削除してください。
3.4 ゲスト OS のライセンス認証について
NX7700x で提供している OS 媒体(バックアップ DVD-ROM)でゲスト OS をインストールする際、Windows のライセンス認証(プロ
ダクトキーの置換)が必要になります。下記の該当する OS の手順書を入手していただき、
それに従い手続きを行ってください。
(注)下記以外の OS 媒体(バックアップ CD-ROM/DVD-ROM)は、ゲスト OS に使用することはできません。
Windows Server 2012(x64)8
Windows Server 2008 R2(x64)9
6
http://jpn.nec.com/nx7700x/support/dload/mn/hyper-v/Hyper-V_2.0_notes.pdf
http://support.microsoft.com/kb/2005143/ja
8
http://jpn.nec.com/nx7700x/support/dload/mn/hyper-v/ProductKey_WS2012.pdf
9
http://jpn.nec.com/nx7700x/support/dload/mn/hyper-v/ProductKey_WS2008R2.pdf
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4. 運用フェーズでの注意・制限事項
4.1 ゲスト OS に Windows 2000 Server SP4 を使用する際の注意事項
ゲスト OS として Windows 2000 Server SP4 を使用している場合、統合サービスを導入している状態で Windows Update を行う
と、ブルースクリーンになることがあります(KB976488)10。
ゲスト OS の Windows 2000 Server SP4 上での Windows Update は、統合サービスをインストールする前に行ってください。な
お、統合サービスをインストールする前は、仮想環境上ではレガシーネットワークアダプタを使用する必要があります。
4.2 仮想マシンをエクスポートする際の注意事項
物理 CD/DVD ドライブを割り当てたまま仮想マシンをエクスポートすると、
そのエクスポートデータをインポートしたときに、
以下のようなエラーイベントが出力され、
物理 CD/DVD ドライブの割り当て設定が解除されます(インポート自体は成功します)。
Microsoft Virtual CD/DVD Disk を正しくインポートできませんでした。エラー:無効なパラメータです。(0x80041008)
物理 CD/DVD ドライブを割り当てている仮想マシンをエクスポートする際には、事前に CD/DVD ドライブの割り当てを解除して
ください。
4.3 「クリップボードからテキストを入力」を使用する際の注意事項
ホスト OS の全角文字をコピーし、ゲスト OS のメニュー「クリップボード」-「クリップボードからテキストを入力」を選択
して、ゲスト OS に貼り付けを行うと文字が不正になります(KB967147)11。
現在、回避策はありませんので、「クリップボードからテキストを入力」を使用して、全角文字の貼り付けを行わないでくだ
さい。
なお、Microsoft 社公開のナレッジ情報では Windows Server 2008 Hyper-V が対象となっていますが、Hyper-V 2.0 でも同様
の問題があります。
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http://support.microsoft.com/kb/976488
http://support.microsoft.com/kb/967147
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