SANYO LC876764C

注文コード No. N 7 8 1 0
LC876764C
LC876756C
LC876748C
CMOS LSI
ROM64k/56k/48kバイト,RAM1536バイト内蔵
8ビット1チップマイクロコンピュータ
概要
LC876764C/56C/48C は、最小バスサイクル 100ns で動作する CPU 部を中心にして、64k/56k/48k バ
イト ROM,1536 バイト RAM,蛍光表示管(VFD)自動表示コントローラ・ドライバ,16 ビットタイマ/カウ
ンタ(8 ビット分割可),16 ビットタイマ/カウンタ(8 ビット分割可,8 ビット PWM 可),プリスケーラ
付き 8 ビットタイマ×4,時計用ベースタイマ,高速クロックカウンタ,システムクロック分周機能,自
動転送機能付き同期式 SIO,非同期/同期式 SIO,8 ビット 14 チャネル AD コンバータ,小信号検出,21
要因 10 ベクタ割り込み機能等を 1 チップに集積した 8 ビットマイクロコンピュータです。
特長
■ROM
・65536×8 ビット
・57344×8 ビット
・49152×8 ビット
■RAM
・1536×9 ビット
(LC876764C)
(LC876756C)
(LC876748C)
(LC876764C/56C/48C)
■最小バスサイクルタイム
・100ns(10MHz)
(注)バスサイクルタイムはROMの読み出し速度を表します。
■最小命令サイクルタイム(tCYC)
・300ns(10MHz)
Ver.1.04
M0703
33004 JO IM ◎久保田 B8-6794 No.7810-1/23
LC876764C/56C/48C
■ポート
・ノーマル耐圧入出力ポート
1 ビット単位で入出力指定可能
20(P1n,P70∼P73,P8n)
・最大 15V 耐圧入出力ポート
4 ビット単位で入出力指定可能
8(P0n)
(ただし、N チャネルオープンドレイン出力時はビット単位で入力できます)。
1 ビット単位で入出力指定可能
8(P3n)
・ノーマル耐圧入力専用ポート(発振兼用)
2(XT1,XT2)
・蛍光表示管(VFD)駆動ポート
デジット用大電流出力
9(S0/T0∼S8/T8)
デジット/セグメント用大電流出力
7(S9/T9∼S15/T15)
デジット/セグメント用出力
8(S16∼S23)
セグメント用出力
28(S24∼S51)
兼用機能
入出力ポート
12(PFn,PG0∼PG3)
入力ポート
24(PCn,PDn,PEn)
・発振専用ポート
2(CF1,CF2)
・リセット端子
1(RES)
・電源端子
6(VSS1∼VSS2,VDD1∼VDD4)
■VFD 自動表示コントローラ
①プログラマブルなセグメント/デジット出力パターン
セグメント/デジット用波形出力の切換えが可能
(デジット用波形出力可能端子数:9∼24 本)
大電流が必要な VFD に対して並列駆動可能
②16 段階ディマー機能内蔵
■小信号検出(マイク信号等)
①一定レベル以上の振幅を持つパルスをカウント
②2 ビットのカウンタ
■タイマ
・タイマ 0:キャプチャレジスタ付きの 16 ビットのタイマ/カウンタ
モード 0:8 ビットプログラマブルプリスケーラ付 8 ビットタイマ
(8 ビットキャプチャレジスタ付)×2 チャネル
モード 1:8 ビットプログラマブルプリスケーラ付 8 ビットタイマ
(8 ビットキャプチャレジスタ付)+8 ビットカウンタ(8 ビットキャプチャレジスタ付)
モード 2:8 ビットプログラマブルプリスケーラ付 16 ビットタイマ
(16 ビットキャプチャレジスタ付)
モード 3:16 ビットカウンタ(16 ビットキャプチャレジスタ付)
・タイマ 1:PWM/トグル出力可能な 16 ビットのタイマ/カウンタ
モード 0:8 ビットタイマ(トグル出力付)+8 ビットタイマ/カウンタ(トグル出力付)
モード 1:8 ビット PWM×2 チャネル
モード 2:16 ビットタイマ/カウンタ(トグル出力付)(下位 8 ビットからもトグル出力可能)
モード 3:16 ビットタイマ(トグル出力付)(下位 8 ビットは PWM として使用可能)
次ページへ続く。
No.7810-2/23
LC876764C/56C/48C
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・タイマ 4:6 ビットプリスケーラ付 8 ビットタイマ
・タイマ 5:6 ビットプリスケーラ付 8 ビットタイマ
・タイマ 6:6 ビットプリスケーラ付 8 ビットタイマ
・タイマ 7:6 ビットプリスケーラ付 8 ビットタイマ
・ベースタイマ
①クロックは、サブクロック(32.768kHz 水晶発振),システムクロック,タイマ 0 のプリスケーラ
出力から選択できる。
②5 種類の時間での割り込み発生が可能
■高速クロックカウンタ
①最高 20MHz のクロックをカウントできる(メインクロック 10MHz 使用時)
②リアルタイム出力
■シリアルインタフェース
・SIO0:8 ビット同期式シリアルインタフェース
①LSB 先頭/MSB 先頭切換え可能
②8 ビットボーレートジェネレータ内蔵(最大転送クロック周期 4/3tCYC)
③連続自動データ通信(1∼256 ビット)
・SIO1:8 ビット非同期/同期式シリアルインタフェース
モード 0:同期式 8 ビットシリアル IO(2 線式または 3 線式,転送クロック 2∼512tCYC)
モード 1:非同期シリアル IO(半二重,データ 8 ビット,ストップビット 1,ボーレイト 8∼2048tCYC)
モード 2:バスモード 1(スタートビット,データ 8 ビット,転送クロック 2∼512tCYC)
モード 3:バスモード 2(スタート検出,データ 8 ビット,ストップ検出)
■ADC:8 ビット×14 チャネル
■リモコン受信回路(P73/INT3/T0IN 端子と共用)
①ノイズ除去機能(ノイズ除去フィルタの時定数選択 1/32/128tCYC)
■ウォッチドッグタイマ
①RC 外付けによるウォッチドッグタイマ
②割り込み,リセットの選択可能
■割り込み:21 要因,10 ベクタ
①割り込みは低レベル(L),高レベル(H),最高レベル(X)の3レベルの多重割り込み制御。割り込み
処理中に、同一レベルまたは下位のレベルの割り込み要求が入っても、受け付けられません。
②2 つ以上のベクタアドレスへの割り込み要求が同時に発生した場合、レベルの高いものが優先
されます。また、同一レベルでは、飛び先ベクタアドレスの小さい方の割り込みが優先されま
す。
次ページへ続く。
No.7810-3/23
LC876764C/56C/48C
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No.
ベクタ
選択レベル
1
00003H
X または L
INT0
2
0000BH
X または L
INT1
3
00013H
H または L
INT2/T0L/INT4
4
0001BH
H または L
INT3/ベースタイマ/INT5
5
00023H
H または L
T0H
6
0002BH
H または L
T1L/T1H
7
00033H
H または L
SIO0
8
0003BH
H または L
SIO1
9
00043H
H または L
ADC/MIC/T6/T7
10
0004BH
H または L
VFD 自動表示コントローラ/ポート0/T4/T5
・優先レベル
X>H>L
割り込み要因
・同一レベルではベクタアドレス小さいもの優先
■サブルーチンスタックレベル:最大 768 レベル(スタックは RAM の中に設定)
■高速乗除算命令
・16 ビット×8 ビット
・24 ビット×16 ビット
・16 ビット÷8 ビット
・24 ビット÷16 ビット
(実行時間
(実行時間
(実行時間
(実行時間
■発振回路
・RC 発振回路(内蔵)
・CF 発振回路
・水晶発振回路
・周波数可変 RC 発振回路(内蔵)
5tCYC)
12tCYC)
8tCYC)
12tCYC)
:システムクロック用
:システムクロック用,Rf 内蔵
:低速システムクロック用,Rd,Rf 外付け
:システムクロック用
■システムクロック分周機能
・低消費電流動作可能
最小命令サイクルタイムで 300ns,600ns,1.2µs,2.4µs,4.8µs,9.6µs,19.2µs,38.4µs,76.8µs の
選択可能(メインクロック 10MHz 使用時)
■スタンバイ機能
・HALT モード:命令実行停止,周辺回路動作継続
(VFD 表示機能およびシリアル転送の一部機能は停止します)
①発振の停止は自動的には行いません。
②システムリセットまたは割り込みの発生により解除。
・HOLD モード:命令実行停止,周辺回路動作停止
①CF 発振,RC 発振,水晶発振のいずれも自動的に停止します。
②HOLD モードを解除するには、次の 3 つの方法があります。
1)リセット端子に「L」レベルを入力する。
2)INT0,INT1,INT2,INT4,INT5 の少なくとも 1 つの端子に指定されたレベルを入力する。
3)ポート 0 で割り込み要因が成立する。
次ページへ続く。
No.7810-4/23
LC876764C/56C/48C
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・X’tal HOLD モード:命令実行停止,ベースタイマ以外の周辺回路動作停止
①CF 発振,RC 発振は、自動的に停止します。
②水晶発振は、突入時の状態を維持します。
③X’tal HOLD モードを解除するには、次の 4 つの方法があります。
1)リセット端子に「L」レベルを入力する。
2)INT0,INT1,INT2,INT4,INT5 の少なくとも 1 つの端子に指定されたレベルを入力する。
3)ポート 0 で割り込み要因が成立する。
4)ベースタイマ回路で割り込み要因が成立する。
■出荷形態
・QIP100E
■開発ツール
・エバチップ
・エミュレータ
:LC876093
:EVA62S+ECB876600+SUB876700+POD100QFP
:ICE-B877300+SUB876700+POD100QFP
・フラッシュ ROM 版 :LC87F67C8A
外形図
unit:mm
3151A
No.7810-5/23
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
S48/PG0
S49/PG1
S50/PG2
S51/PG3
P00
P01
P02
P03
VSS2
VDD2
P04
P05
P06
P07
P10/SO0
P11/SI0/SB0
P12/SCK0
P13/SO1
P14/SI1/SB1
P15/SCK1
P16/T1PWML
P17/T1PWMH/BUZ
P30/INT4/T1IN
P31/INT4/T1IN
P32/INT4/T1IN
P33/INT4/T1IN
P34/INT5/T1IN
P35/INT5/T1IN
P36/INT5/T1IN
P37/INT5/T1IN
RES
XT1/AN10
XT2/AN11
VSS1
CF1
CF2
VDD1
P80/AN0
P81/AN1
P82/AN2
P83/AN3
P84/AN4
P85/AN5
P86/AN6
P87/AN7/MICIN
P70/INT0/T0LCP/AN8
P71/INT1/T0HCP/AN9
P72/INT2/T0IN/NKIN/AN12
P73/INT3/T0IN/AN13
S0/T0
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
S47/PF7
S46/PF6
S45/PF5
S44/PF4
S43/PF3
S42/PF2
S41/PF1
S40/PF0
VDD4
S39/PE7
S38/PE6
S37/PE5
S36/PE4
S35/PE3
S34/PE2
S33/PE1
S32/PE0
S31/PD7
S30/PD6
S29/PD5
S28/PD4
S27/PD3
S26/PD2
S25/PD1
S24/PD0
S23/PC7
S22/PC6
S21/PC5
S20/PC4
FIX0
LC876764C/56C/48C
ピン配置図
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
LC876764C/56C/48C
50
49
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
32
31
S19/PC3
S18/PC2
S17/PC1
S16/PC0
VDD3
S15/T15
S14/T14
S13/T13
S12/T12
S11/T11
S10/T10
S9/T9
S8/T8
S7/T7
S6/T6
S5/T5
S4/T4
S3/T3
S2/T2
S1/T1
Top view
SANYO:QIP100E
No.7810-6/23
LC876764C/56C/48C
システムブロック図
割り込み制御
IR
ROM
RC
MRC
クロック
ジェネレータ
スタンバイ制御
CF
PLA
PC
X’tal
バスインタフェース
ACC
SIO0
ポート 0
B レジスタ
SIO1
ポート 1
C レジスタ
タイマ 0
(高速クロックカウンタ)
ポート 3
タイマ 1
ポート 7
ベースタイマ
ポート 8
PSW
VFD 表示
コントローラ
ADC
RAR
INT0∼5
ノイズ除去フィルタ
小信号検出
RAM
タイマ 4
タイマ 6
スタックポインタ
タイマ 5
タイマ 7
ウォッチドッグ
タイマ
ALU
No.7810-7/23
LC876764C/56C/48C
端子機能表
端子名
VSS1,VSS2
入出力
−
VDD1,VDD2
VDD3,VDD4
−
FIX0
−
PORT0
入出力
P00∼P07
PORT1
入出力
P10∼P17
PORT3
入出力
P30∼P37
機能説明
電源の+端子
なし
テスト用端子
ユーザ使用時は VSS にショートして下さい。(注1)
・8 ビットの入出力ポート
・4 ビット単位の入出力指定可能
・4 ビット単位のプルアップ抵抗 ON/OFF 可能
・HOLD 解除入力
・ポート0割り込み入力
・N チャネルオープンドレイン出力時は 15V 耐圧
・8 ビットの入出力ポート
・1 ビット単位の入出力指定可能
・1 ビット単位のプルアップ抵抗 ON/OFF 可能
・兼用機能
P10:SIO0 データ出力
P11:SIO0 データ入力/バス入出力
P12:SIO0 クロック入出力
P13:SIO1 データ出力
P14:SIO1 データ入力/バス入出力
P15:SIO1 クロック入出力
P16:タイマ1PWML 出力
P17:タイマ1PWMH 出力/ブザー出力
・8ビットの入出力ポート
・1ビット単位の入出力指定可能
・1ビット単位のプルアップ抵抗 ON/OFF 可能
・N チャネルオープンドレイン出力時は 15V 耐圧
・兼用機能
P30∼P33:INT4 入力/HOLD 解除入力/タイマ 1 イベント入力
/タイマ 0L キャプチャ入力/タイマ 0H キャプチャ入力
P34∼P37:INT5 入力/HOLD 解除入力/タイマ 1 イベント入力
/タイマ 0L キャプチャ入力/タイマ 0H キャプチャ入力
○
○
×
×
なし
あり
あり
あり
Lレベル
○
○
Hレベル
P70∼P73
入出力
○
○
立ち下がり
&
立ち上がり
INT4
INT5
立ち下がり
立ち上がり
・インタラプト受付形式
PORT7
オプション
なし
電源の−端子
×
×
・4 ビットの入出力ポート
・1 ビット単位の入出力指定可能
・1 ビット単位のプルアップ抵抗 ON/OFF 可能
・兼用機能
P70:INT0 入力/HOLD 解除入力/タイマ 0L キャプチャ入力
/ウォッチドッグタイマ用出力
P71:INT1 入力/HOLD 解除入力/タイマ 0H キャプチャ入力
P72:INT2 入力/HOLD 解除入力/タイマ 0 イベント入力
/タイマ 0L キャプチャ入力/高速クロックカウンタ入力
P73:INT3 入力(ノイズフィルタ付入力)
/タイマ0イベント入力/タイマ 0H キャプチャ入力
AD 変換入力ポート:AN8(P70),AN9(P71),AN12(P72),AN13(P73)
なし
・インタラプト受付形式
○
○
×
×
Lレベル
×
×
○
○
Hレベル
○
○
○
○
立ち下がり
&
立ち上がり
○
○
○
○
立ち下がり
立ち上がり
INT0
INT1
INT2
INT3
○
○
×
×
次ページへ続く。
No.7810-8/23
LC876764C/56C/48C
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端子名
PORT8
入出力
入出力
機能説明
・8 ビットの入出力ポート
オプション
なし
・1 ビット単位の入出力指定可能
P80∼P87
・兼用機能
AD 変換入力ポート:AN0∼AN7
小信号検出入力ポート:MICIN(P87)
S0/T0∼S8/T8
出力
・蛍光表示管(VFD)表示コントローラ
なし
デジット用大電流出力
(セグメント出力として使用可)
S9/T9∼
出力
S15/T15
S16∼S23
・蛍光表示管(VFD)表示コントローラ
なし
セグメント/デジット用大電流出力
入出力
・蛍光表示管(VFD)表示コントローラ
なし
セグメント/デジット用出力
・兼用機能
高耐圧入力ポート:PC0∼PC7
S24∼S31
入出力
・蛍光表示管(VFD)表示コントローラ
なし
セグメント用出力
・兼用機能
高耐圧入力ポート:PD0∼PD7
S32∼S39
入出力
・蛍光表示管(VFD)表示コントローラ
なし
セグメント用出力
・兼用機能
高耐圧入力ポート:PE0∼PE7
S40∼S47
入出力
・蛍光表示管(VFD)表示コントローラ
なし
セグメント用出力
・兼用機能
高耐圧入出力ポート:PF0∼PF7
S48∼S51
入出力
・蛍光表示管(VFD)表示コントローラ
なし
セグメント用出力
・兼用機能
高耐圧入出力ポート:PG0∼PG3
RES
入力
リセット端子
なし
XT1
入力
・32.768kHz 水晶発振子用入力端子
なし
・兼用機能
汎用入力ポート
使用しない場合は VDD1 に接続してください。
AD 変換入力ポート:AN10
XT2
入出力
・32.768kHz 水晶発振子用出力端子
なし
・兼用機能
汎用入力ポート
使用しない場合は、発振仕様にしてオープンにしてください。
AD 変換入力ポート:AN11
CF1
入力
セラミック発振子用入力端子
なし
CF2
出力
セラミック発振子用出力端子
なし
注 1:LC876700 シリーズは、LC876500、LC876600 シリーズ用の基板にそのまま実装可能です。
その際、FIX0 端子には蛍光表示管負電源電圧(マイナス電圧)がかかりますが問題ありませ
ん。
No.7810-9/23
LC876764C/56C/48C
ポート出力形態
ポートの出力形態とプルアップ/プルダウン抵抗の有無を以下に示します。
尚、入出力ポートでのデータの読み込みは、ポートが出力モード時でも可能です。
ポート名
オプション
オプション
切換え単位
種類
1 ビット
プルダウン
出力形式
プルアップ抵抗
1
CMOS
プログラマブル(注 1)
−
単位
2
15V 耐圧 Nch-オープンドレイン
なし
−
1 ビット
1
CMOS
プログラマブル
−
単位
2
Nch-オープンドレイン
プログラマブル
−
1 ビット
1
CMOS
プログラマブル
−
単位
2
15V 耐圧 Nch-オープンドレイン
なし
−
P70
−
なし
Nch-オープンドレイン
プログラマブル
−
P71∼P73
−
なし
CMOS
プログラマブル
−
P80∼P87
−
なし
Nch-オープンドレイン
なし
−
−
なし
高耐圧 Pch-オープンドレイン
−
なし
XT1
−
なし
入力専用
なし
−
XT2
−
なし
32.768kHz 水晶発振子用出力
なし
−
P00∼P07
P10∼P17
P30∼P37
S0/T0∼S15/T15
S16∼S51
抵抗
注 1:ポート 0 のプログラマブルプルアップ抵抗は、4 ビット単位(P00∼03,P04∼07)の制御になり
ます。
*1
VDD1 端子に入るノイズを小さくし、バックアップ時間を長くするために、次のように接続
してください。
VSS1 端子と VSS2 端子は必ず電気的にショートしてください。
LSI
VDD1
電源
バックアップ用 *2
VDD2
VDD3
VDD4
VSS1
*2
VFD 用
電源
VSS2
内部メモリの保持電源は VDD1 ですが、VDD2 をバックアップしない場合、HOLD バックアップ時
のポートの「H」レベル出力は不定となり、入力バッファに貫通電流が流れてバックアップ時間が
短くなります。
HOLD バックアップ時はポートの状態が「L」レベルになるように設定してください。
No.7810-10/23
LC876764C/56C/48C
絶対最大定格/Ta=25℃,VSS1=VSS2=0V
項目
記号
適用端子・備考
最大電源電圧
VDD max
VDD,VDD2,VDD3,VDD4
入力電圧
VI(1)
・XT1,XT2
条件
VDD1=VDD2=VDD3=VDD4
・CF1
規格
VDD[V]
min
typ
max
unit
−0.3
∼
+7.0
−0.3
∼
VDD+0.3
・ RES
FIX0
VDD−45
∼
VDD+0.3
出力電圧
VO(1)
S0/T0∼S15/T15
VDD−45
∼
VDD+0.3
入出力電圧
VIO(1)
・CMOS 出力の
VI(2)
V
ポート 0,3
・ポート 1
−0.3
∼
VDD+0.3
−0.3
∼
15
VDD−45
∼
VDD+0.3
・ポート 7
・ポート 8
VIO(2)
オープンドレイン
出力のポート 0,3
VIO(3)
ピーク出力 IOPH(1)
S16∼S51
ポート 0,1,3
電流
・CMOS 出力
・適用1端子当り
IOPH(2)
ポート 71,72,73
−10
適用1端子当り
−3
高レベル出力電流
IOPH(3)
S0/T0∼S15/T15
適用1端子当り
−30
IOPH(4)
S16∼S51
適用1端子当り
−15
合計出力
ΣIOAH(1)
ポート 0
適用全端子合計
−30
電流
ΣIOAH(2)
ポート 1,3
適用全端子合計
−30
ΣIOAH(3)
ポート 71,72,73
適用全端子合計
−5
ΣIOAH(4)
S0/T0∼S15/T15
適用全端子合計
−65
ΣIOAH(5)
S16∼S27
適用全端子合計
−60
ΣIOAH(6)
S28∼S39
適用全端子合計
−60
−60
ΣIOAH(7)
mA
低レベル出力電流
S40∼S51
適用全端子合計
ピーク出力 IOPL(1)
ポート 0,1,3
適用 1 端子当り
電流
IOPL(2)
ポート 7,8
適用 1 端子当り
5
合計出力
ΣIOAL(1)
ポート 00,01,02,03
適用全端子合計
50
電流
ΣIOAL(2)
・ポート 04,05,06,07
適用全端子合計
20
50
・ポート 1,3
ΣIOAL(3)
・ポート 7
適用全端子合計
20
・ポート 8
許容消費電力
Pd max
動作周囲温度
Topr
QIP100E
Ta=−30∼+70℃
−30
∼
+70
保存周囲温度
Tstg
−55
∼
+125
502
mW
℃
No.7810-11/23
LC876764C/56C/48C
許容動作範囲/Ta=−30∼+70℃,VSS1=VSS2=0V
項目
動作電源
電圧
メモリ保持
電源電圧
高レベル
入力電圧
記号
VDD(1)
VHD
VIH(1)
VIH(2)
VIH(3)
VIH(4)
VIH(5)
VIH(6)
VIH(7)
適用端子・備考
VDD1=VDD2
=VDD3=VDD4
VDD1
条件
0.294µs≦tCYC≦200µs
出力ディセーブル
VIL(1)
VIL(2)
VIL(3)
VIL(4)
VIL(5)
VIL(6)
発振周波数
範囲(注 1)
・RES
・ポート 0,3
・ポート 8
・ポート 1
・ポート 71,72,73
・ポート 70
ポート入力/
割り込み側
S16∼S51
ポート 87
小信号入力側
ポート 70
ウォッチドッグ
タイマ側
2.0
6.0
4.5∼6.0
0.3VDD
+0.7
VDD
4.5∼6.0
0.3VDD
+0.7
13.5
4.5∼6.0
0.3VDD
+0.7
VDD
4.5∼6.0
0.33VDD
+1.0
VDD
4.5∼6.0
0.75VDD
VDD
4.5∼6.0
0.9VDD
VDD
出力ディセーブル
4.5∼6.0
0.75VDD
VDD
4.5∼6.0
VSS
0.15VDD
+0.4
4.5∼6.0
VSS
0.1VDD
+0.4
4.5∼6.0
-35
0.2VDD
4.5∼6.0
VSS
0.25VDD
4.5∼6.0
VSS
0.8VDD
−1.0
4.5∼6.0
VSS
0.25VDD
4.5∼6.0
0.294
200
4.5∼6.0
0.1
10
出力ディセーブル
出力 Pch Tr.オフ
出力ディセーブル
出力ディセーブル
・XT1,XT2
CF1
FmCF(1)
CF1,CF2
FmCF(2)
CF1,CF2
FmRC
FmMRC
FsX’tal
6.0
V
tCYC
FEXCF(1)
unit
・XT1,XT2
・CF1
・RES
命令サイクル
タイム
外部システム
クロック
周波数
max
出力ディセーブル
・CF1
低レベル
入力電圧
規格
typ
min
4.5
・HOLD モード時
・RAM,レジスタ保持
出力ディセーブル
・CMOS 出力の
ポート 0,3
・ポート 8
オープンドレイン 出力ディセーブル
出力のポート 0,3
出力ディセーブル
・ポート 1
・ポート 71,72,73
・ポート 70
ポート入力/
割り込み側
S16∼S51
出力 Pch Tr.オフ
ポート 87
小信号入力側
ポート 70
ウォッチドッグ
タイマ側
VDD[V]
XT1,XT2
・CF2 端子オープン
・システムクロック分周 1/1
・外部システムクロックの
DUTY50±5%
・CF2 端子オープン
・システムクロック分周 1/2
10MHz セラミック発振時
図 1 参照
4MHz セラミック発振時
図 1 参照
内蔵 RC 発振
周波数可変 RC 発振源発振
32.768kHz 水晶発振時
図 2 参照
µs
MHz
4.5∼6.0
0.2
20
4.5∼6.0
10
4.5∼6.0
4
4.5∼6.0
4.5∼6.0
4.5∼6.0
0.3
1.0
50
32.768
MHz
2.0
kHz
注 1:発振定数は表 1,表 2 参照のこと。
No.7810-12/23
LC876764C/56C/48C
電気的特性/Ta=−30∼+70℃,VSS1=VSS2=0V
項目
高レベル
記号
IIH(1)
入力電流
適用端子・備考
条件
オ ー プ ン ド レ イ ン ・出力ディセーブル
出力のポート 0,3
・VIN=13.5V
(出力 Tr.のオフリーク
規格
VDD[V]
min
typ
max
unit
4.5∼6.0
5
4.5∼6.0
1
4.5∼6.0
60
4.5∼6.0
1
4.5∼6.0
1
4.5∼6.0
15
電流を含む)
IIH(2)
ポート 0,1,3,7,8
・出力ディセーブル
・プルアップ抵抗オフ
・VIN=VDD
(出力 Tr.のオフリーク
電流を含む)
IIH(3)
低レベル
IIH(4)
・入力ポート仕様時
(ポート C,D,E,F,G) ・VIN=VDD
VIN=VDD
RES
IIH(5)
XT1,XT2
IIH(6)
CF1
・入力ポート仕様時
・VIN=VDD
VIN=VDD
IIH(7)
P87/AN7/MICIN
VIN=VBIS+0.5V
小信号入力側
(VBIS はバイアス電圧)
ポート 0,1,3,7,8
・出力ディセーブル
IIL(1)
S16∼S51
入力電流
・プルアップ抵抗オフ
・VIN=VSS
4.5∼6.0
4.2
4.5∼6.0
−1
8.5
15
−8.5
−4.2
µA
(出力 Tr.のオフリーク電
流を含む)
VIN=VSS
IIL(2)
RES
4.5∼6.0
−1
IIL(3)
XT1,XT2
・入力ポート仕様時
・VIN=VSS
4.5∼6.0
−1
IIL(4)
CF1
VIN=VSS
4.5∼6.0
−15
IIL(5)
P87/AN7/MICIN
VIN=VBIS−0.5V
小信号入力側
4.5∼6.0
−15
高レベル
VOH(1)
CMOS 出力の
(VBIS はバイアス電圧)
IOH=−1.0mA
出力電圧
VOH(2)
ポート 0,1,3
VOH(3)
ポート 71,72,73
S0/T0∼S15/T15
VOH(4)
4.5∼6.0
VDD−1
IOH=−0.1mA
4.5∼6.0
VDD−0.5
IOH=−0.4mA
4.5∼6.0
IOH=−20mA
4.5∼6.0
VDD−1
VDD−1.8
・全端子の 1 本当りの
IOH は 1mA 以下の時
4.5∼6.0
VDD−1
IOH=−5.0mA
4.5∼6.0
VDD−1.8
・全端子の 1 本当りの
IOH は 1mA 以下の時
4.5∼6.0
VDD−1
ポート 0,1,3
IOL=10mA
IOL=1.6mA
4.5∼6.0
1.5
4.5∼6.0
0.4
ポート 7,8
IOL=1mA
4.5∼6.0
VOH(5)
VOH(6)
・IOH=−1.0mA
S16∼S51
VOH(7)
低レベル
VOL(1)
出力電圧
VOL(2)
VOL(3)
V
・IOH=−1.0mA
0.4
次ページへ続く。
No.7810-13/23
LC876764C/56C/48C
前ページより続く。
項目
プルアップ
記号
Rpu
適用端子・備考
ポート 0,1,3,7
条件
VOH=0.9VDD
IOFF(1)
電流
・S0/T0∼S15/T15
・S16∼S51
IOFF(2)
高耐圧入力端子
Rinpd
S16∼S51
・出力 Pch Tr.オフ
・VOUT=VSS
4.5∼6.0
-1
・出力 Pch Tr.オフ
・VOUT=VDD−40V
4.5∼6.0
-30
VHIS(1)
・ポート 1,7
・RES
VHIS(2)
ポート 87 の
CP
全端子
40
70
unit
kΩ
µA
4.5∼6.0
200
4.5∼6.0
0.1VDD
4.5∼6.0
0.1VDD
4.5∼6.0
10
kΩ
V
小信号入力側
端子容量
max
出力 Pch Tr.オフ
ホールド Tr.
電圧
typ
15
の「L」レベル
ヒステリシス
min
4.5∼6.0
MOS Tr.抵抗
出力オフリーク
規格
VDD[V]
・f=1MHz
・被測定端子以外は、
VIN=VSS
pF
・Ta=25℃
入力感度
Vsen
ポート 87 の
小信号入力側
4.5∼6.0
0.12VDD
Vp-p
No.7810-14/23
LC876764C/56C/48C
シリアル入出力特性/Ta=−30∼+70℃,VSS1=VSS2=0V
規格
項目
記号
適用端子・備考
条件
VDD[V]
入力クロック
周期
tSCK(1)
低レベル
tSCKL(1)
パルス幅
tSCKLA(1)
高レベル
tSCKH(1)
パルス幅
tSCKHA(1)
周期
tSCK(2)
低レベル
tSCKL(2)
SCK0(P12)
図6参照
4.5∼6.0
シリアルクロック
出力クロック
tSCKL(3)
パルス幅
tSCKLA(2)
高レベル
tSCKH(3)
パルス幅
tSCKHA(2)
周期
tSCK(4)
低レベル
SCK1(P15)
図6参照
1
SCK0(P12)
・CMOS出力選択時
4/3
・図6参照
1/2
4.5∼6.0
3/4
tSCK
1/2
2
SCK1(P15)
・CMOS出力選択時
tSCKL(4)
1/2
4.5∼6.0
tSCK
tSCKH(4)
シリアル入力
tsDI
1/2
データ
SI0(P11),SI1(P14), ・SI0CLKの立ち上がり
SB0(P11),SB1(P14)
アップ時間
に対して規定する。
tdDO
4.5∼6.0
0.03
4.5∼6.0
0.03
・図6参照
thDI
ホールド時間
出力遅延時間
tCYC
2
・図6参照
パルス幅
データセット
tCYC
2
1
パルス幅
高レベル
2/3
5
tSCKH(2)
低レベル
unit
2/3
4.5∼6.0
tSCK(3)
max
4/3
パルス幅
周期
typ
2/3
パルス幅
高レベル
min
シリアル出力
SO0(P10),SO1(P13)
・SI0CLKの立ち下がり
SB0(P11),SB1(P14)
に対して規定する。
µs
・オープンドレイン出
力時は、出力変化開
始までの時間として
4.5∼6.0
1/3tCYC
+0.05
規定する。
・図6参照
No.7810-15/23
LC876764C/56C/48C
パルス入力条件/Ta=−30∼+70℃,VSS1=VSS2=0V
規格
項目
記号
適用端子・備考
条件
VDD[V]
高・低レベル
tPIH(1)
INT0(P70),
パルス幅
tPIL(1)
INT1(P71),
INT2(P72),
typ
max
unit
をセットできる。
・タイマ 0,1 への
INT4(P30∼P33),
イベント入力ができ
INT5(P34∼P37)
る。
tPIH(2)
ノイズ除去フィルタ ・割り込み要因フラグ
tPIL(2)
の時定数が 1/1 の
場合の INT3(P73)
min
・割り込み要因フラグ
をセットできる。
・タイマ 0 へのイベント
4.5∼6.0
1
4.5∼6.0
2
4.5∼6.0
64
4.5∼6.0
256
4.5∼6.0
1
4.5∼6.0
1/12
4.5∼6.0
200
入力ができる。
tPIH(3)
ノイズ除去フィルタ ・割り込み要因フラグ
tPIL(3)
の時定数が 1/32 の
場合の INT3(P73)
をセットできる。
・タイマ 0 へのイベント
tCYC
入力ができる。
tPIH(4)
ノイズ除去フィルタ ・割り込み要因フラグ
tPIL(4)
の時定数が 1/128 の
をセットできる。
場合の INT3(P73)
・タイマ 0 へのイベント
MICIN(P87)
小信号検出カウンタを
入力ができる。
tPIH(5)
tPIL(5)
tPIH(6)
カウントできる。
NKIN(P72)
tPIL(6)
tPIL(7)
高速クロックカウンタ
をカウントできる。
RES
リセットできる。
µs
AD変換特性/Ta=−30∼+70℃,VSS1=VSS2=0V
規格
項目
記号
適用端子・備考
条件
VDD[V]
分解能
絶対精度
変換時間
N
AN0(P80)∼AN7(P87)
ET
AN8(P70),AN9(P71)
tCAD
AN10(XT1),AN11(XT2)
AN12(P72),AN13(P73),
min
max
unit
8
4.5∼6.0
(注2)
typ
bit
±1.5
4.5∼6.0
AD変換時間=32×
tCYC(ADCR2=0の時)
(注3)
4.5∼6.0
15.62
97.92
(tCYC=
(tCYC=
0.488µs)
3.06µs)
18.82
97.92
µs
AD変換時間=64×
tCYC(ADCR2=1の時)
(注3)
アナログ入力
LSB
VAIN
4.5∼6.0
4.5∼6.0
電圧範囲
アナログポート
IAINH
VAIN=VDD
4.5∼6.0
入力電流
IAINL
VAIN=VSS
4.5∼6.0
(tCYC=
(tCYC=
0.294µs)
1.53µs)
VSS
VDD
1
V
µA
−1
注 2:絶対精度は量子化誤差(±1/2 LSB)を除く。
注 3:変換時間は、変換をスタートさせる命令が出てからアナログ入力値に対する完全なデジタル
変換値がレジスタに設定されるまでの時間をいう。
No.7810-16/23
LC876764C/56C/48C
消費電流特性/Ta=−30∼+70℃,VSS1=VSS2=0V
規格
項目
記号
適用端子・備考
条件
VDD[V]
通常動作時
IDDOP(1)
VDD1=VDD2=VDD3
=VDD4
消費電流(注4)
min
typ
max
unit
・FmCF=10MHz
セラミック発振時
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは
4.5∼6.0
9
30
4.5∼6.0
10
31
10MHz側
・内蔵RC発振は停止
・周波数可変RC発振は停止
・1/1分周時
IDDOP(2)
・CF1=20MHz 外部クロック
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは
CF1側
・内蔵RC発振は停止
・周波数可変RC発振は停止
・1/2分周時
IDDOP(3)
・FmCF=4MHz
セラミック発振時
・FsX’tal=32.768kHz
mA
水晶発振時
・システムクロックは
4.5∼6.0
4
17
4.5∼6.0
1
10
4.5∼6.0
2
12
4.5∼6.0
40
140
4MHz側
・内蔵RC発振は停止
・周波数可変RC発振は停止
・1/1分周時
IDDOP(4)
・FmCF=0Hz(発振停止)
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・周波数可変RC発振は停止
・システムクロックは内蔵
RC発振
・1/2分周時
IDDOP(5)
・FmCF=0Hz(発振停止)
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・内蔵RC発振は停止
・システムクロックは周波
数可変RC発振で1MHz設定
・1/2分周時
IDDOP(6)
・FmCF=0Hz(発振停止)
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは
32.768kHz側
µA
・内蔵RC発振は停止
・周波数可変RC発振は停止
・1/2分周時
次ページへ続く。
No.7810-17/23
LC876764C/56C/48C
前ページより続く。
規格
項目
記号
適用端子・備考
条件
VDD[V]
HALTモード
IDDHALT(1)
消費電流(注4)
VDD1=VDD2=VDD3
・HALTモード
=VDD4
・FmCF=10MHz
min
typ
max
unit
セラミック発振時
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは
4.5∼6.0
4
12
4.5∼6.0
4.8
13
4.5∼6.0
1.8
6
4.5∼6.0
500
1600
10MHz側
・内蔵RC発振は停止
・周波数可変RC発振は停止
・1/1分周時
IDDHALT(2)
・HALTモード
・CF1=20MHz外部クロック
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは
mA
CF1側
・内蔵RC発振は停止
・周波数可変RC発振は停止
・1/2分周時
IDDHALT(3)
・HALTモード
・FmCF=4MHz
セラミック発振時
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは4MHz側
・内蔵RC発振は停止
・周波数可変RC発振は停止
・1/1分周時
IDDHALT(4)
・HALTモード
・FmCF=0Hz(発振停止)
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは内蔵
RC発振
・周波数可変RC発振は停止
・1/2分周時
IDDHALT(5)
µA
・HALT モード
・FmCF=0Hz(発振停止)
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・内蔵 RC 発振は停止
・システムクロックは
周波数可変 RC 発振で
1MHz 設定
4.5∼6.0
1500
3600
・1/2 分周時
次ページへ続く。
No.7810-18/23
LC876764C/56C/48C
前ページより続く。
規格
項目
記号
適用端子・備考
条件
VDD[V]
HALTモード
IDDHALT(6)
消費電流(注4)
VDD1=VDD2=VDD3
=VDD4
min
typ
max
unit
・HALT モード
・FmCF=0Hz(発振停止)
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは
4.5∼6.0
25
100
32.768kHz 側
・内蔵 RC 発振は停止
・周波数可変 RC 発振は停止
・1/2 分周時
HOLDモード消費電 IDDHOLD(1)
VDD1
流
µA
・HOLDモード
・CF1=VDDまたはオープン
4.5∼6.0
0.05
25
4.5∼6.0
20
90
(外部クロック時)
時計HOLDモード消 IDDHOLD(2)
費電流
VDD1
・時計HOLDモード
・CF1=VDDまたはオープン
(外部クロック時)
・FsX’tal=32.768kHz
水晶発振時
注 4:消費電流は出力 Tr.および内蔵プルアップ抵抗に流れる電流を含まない。
No.7810-19/23
LC876764C/56C/48C
メイン・システム・クロック発振回路特性例
メイン・システム・クロック発振回路特性例は、弊社指定の発振特性評価用基板を用いて、発振
子メーカによって安定に発振することを確認された回路定数と、この回路定数を外付けしたときの
特性例です。
表1 セラミック発振子を使用したメイン・システム・クロック発振回路特性例
回路定数
公称周波数
メーカ名
発振子名
C1
C2
動作電圧
Rd1
[pF][pF][Ω]
10MHz
村田製作所
4MHz
村田製作所
範囲
[V]
発振安定時間
typ
備考
max
[ms] [ms]
CSTLS10M0G53-B0
(15) (15)
150
4.5∼6.0
0.05
0.25
C1,C2 内蔵品
CSTCE10M0G52-R0
(10) (10)
100
4.5∼6.0
0.05
0.25
C1,C2 内蔵品
CSTLS4M00G53-B0
(15) (15)
470
4.5∼6.0
0.05
0.25
C1,C2 内蔵品
CSTCR4M00G53-R0
(15) (15)
330
4.5∼6.0
0.07
0.30
C1,C2 内蔵品
発振安定時間は、VDD が動作電圧下限を上回ってから、発振が安定するまでに必要な時間です。
(図 4 参照)
サブ・システム・クロック発振回路特性例
サブ・システム・クロック発振回路特性例は、弊社指定の発振特性評価用基板を用いて、発振子メー
カによって安定に発振することを確認された回路定数と、この回路定数を外付けしたときの特性例で
す。
表2 水晶発振子を使用したサブ・システム・クロック発振回路特性例
回路定数
公称周波数
メーカ名
発振子名
C3
C4
Rf
動作電圧
範囲
Rd2
[V]
[pF][pF] [Ω] [Ω]
32.768kHz
セイコーエプソン
MC-306
15
15
10M
510k
4.5 6.0
発振安定時間
備考
typ[S] max[S]
1.0
適用 CL 値
3.0
12.5pF
発振安定時間は、サブクロック発振回路を開始させる命令を実行後、発振が安定するまでに必要な
時間と、HOLD モードを解除後、発振が安定するまでに必要な時間です。(図 4 参照)
(注意)・回路パターンの影響を受けるので、発振に関わる部品はできるだけパターン長を伸ばさ
ないように近くに配置すること。
CF1
CF2
XT1
Rd1
C1
CF
C2
XT2
Rf
C3
Rd2
C4
X’tal
図1 CF発振回路
図2 XT発振回路
0.5VDD
図3 ACタイミング測定点
No.7810-20/23
LC876764C/56C/48C
VDD
電源
動作VDD下限
0V
リセット時間
RES
内蔵RC発振
tmsCF
CF1,CF2
tmsXtal
XT1,XT2
動作モード
不定
リセット
命令実行
リセット時間と発振安定時間
HOLD解除信号 HOLD解除信号なし
HOLD解除信号VALID
内蔵RC発振
tmsCF
CF1,CF2
tmsXtal
XT1,XT2
動作モード
HOLD
HALT
HOLD解除信号と発振安定時間
図4 発振安定時間
No.7810-21/23
LC876764C/56C/48C
VDD
RRES
(注意)電源が動作電源電圧の下限を上回ったあとに
200µsまでは必ずリセットがかかるように
CRES,RRESの値を決めること。
RES
CRES
図5 リセット回路
SIOCLK
DATAIN
DI0
DI1
DI2
DI3
DI4
DI5
DI6
DI7
DI8
DATAOUT
DO0
DO1
DO2
DO3
DO4
DO5
DO6
DO7
DO8
データ RAM 転送期間
(SIO0 のみ)
tSCK
tSCKL
tSCKH
SIOCLK
tsDI
thDI
DATAIN
tdDO
DATAOUT
データ RAM 転送期間
(SIO0 のみ)
tSCKLA
tSCKHA
SIOCLK
tsDI
thDI
DATAIN
tdDO
DATAOUT
図6 シリアル入出力波形
No.7810-22/23
LC876764C/56C/48C
tPIL
tPIH
図7 パルス入力タイミング波形
PS No.7810-23/23