ETC MW39580AE

CCD エリアイメージセンサ
MW39580AE
対角 11 mm (2/3型) IT CCD エリアイメージセンサ
■ 端子配置図
■ 概 要
MW39580AE は,2/3 型 220万画素 CCD 固体撮像素
子です。
この素子は,
光電変換部にフォトダイオード,
信号
読み出しに CCD を持っています。
電子シャッタ機能
は,
1/10 000秒が可能となっています。
さらに高感度,
低雑音,広ダイナミックレンジ,低スミアの特長を
持っています。
総画素数 2 182 860 の画素(水平 2 010 × 垂直 1 086)
を持ち,
解像度水平 1 100TV本,
垂直 730TV本の鮮明
で安定した画像が得られます。
形名
CCD サイズ
MW39580AE 11 mm (2/3型)
方式
Color or B/W
HDTV
B/W
■ 特 長
PW
RG
RD
OD
VO
LG
HL
H1
H2
PW
IG
HS
OG
N.C.
N.C.
N.C.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
OB部
32
31
30
29
28
27
26
25
24
23
22
21
20
19
18
17
VS
Sub
A1
A2
A3
A4
A1
A2
A3
A4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
(Top View)
• 有効画素数 1 936 (水平) × 1 086 (垂直)
• 高感度
• 高解像度
• 低スミア
• 連続可変電子シャッタ機能
■ 用 途
• 放送用・業務用カメラ
• 高級監視カメラ
発行年月 : 2003年1月
SMD00014BJC
1
MW39580AE
■ 素子構成
項目
数値
単位
水平駆動周波数
fCK = 2 200 fH = 74.25
MHz
総画素数
2 010 (H) × 1 086 (V)
画素
有効画素数(トランジェント含む)
1 936 (H) × 1 086 (V)
画素
有効画素数
1 920 (H) × 1 080 (V)
画素
画素寸法
5.0 (H) × 5.0 (V)
µm2
有効撮像面寸法
9.6 (H) × 5.4 (V)
mm2
16 : 9
H:V
0.0
%
アスペクト比
アスペクト比誤差
• 素子構成図
垂直ダミービット(PDなし)
PDあり
OB遮光部
1
トランジェント領域
遮光部
3
2
8
有効画素
1 920
8
72
1 080
3
垂直ダミービット
3
2 010
9
水平ダミービット
0
有効水平HCCD
水平ダミービット
注) 水平ダミービット数は2ゲートを1単位とする。
■ 端子説明
Pin No.
記号
P ウェル
13
OG
アウトプットゲート
RG
リセットゲート
14
N.C.
ノンコネクション
3
RD
リセットドレイン
15
N.C.
ノンコネクション
4
OD
出力ドレイン
16
N.C.
ノンコネクション
5
VO
ビデオ出力
17
N.C.
ノンコネクション
6
LG
出力ロードトランジスタゲート
18
N.C.
ノンコネクション
7
HL
水平 CCD 最終ゲート
19
N.C.
ノンコネクション
8
H1
水平CCD 1
20
N.C.
ノンコネクション
9
H2
水平CCD 2
21
N.C.
ノンコネクション
10
PW
P ウェル
22
N.C.
ノンコネクション
11
IG
水平インプットゲート
23
A4
垂直 CCD ゲート 4
12
HS
水平インプットソース
24
A3
垂直 CCD ゲート 3
Pin No.
記号
1
PW
2
2
説明
SMD00014BJC
説明
MW39580AE
■ 端子説明(つづき)
Pin No.
記号
25
A2
26
説明
Pin No.
記号
説明
垂直CCD ゲート 2
29
A2
垂直 CCD ゲート 2
A1
垂直CCD ゲート 1
30
A1
垂直 CCD ゲート 1
27
A4
垂直CCD ゲート 4
31
Sub
基盤
28
A3
垂直CCD ゲート 3
32
VS
垂直インプットソース
■ 絶対最大定格と動作条件
絶対最大定格
項目
Pin No.
1
PW
2
RG
下限
上限
基準
動作条件
単位
最小
標準
最大

0.0

V
振幅
0
9.0
4.7
5.0
5.3
V
"L"
0

5.5
adj.
7.0
V
3
RD
0
18
15.7
16.0
16.3
V
4
OD
0
18
15.7
16.0
16.3
V
5
VO





V
6
LG
0
6
2.7
3.0
3.3
V
7
φHL
"H"

10
2.7
3.0
3.3
V
"L"
0

0.0
00
0.3
V
"H"

10
2.7
3.0
3.3
V
"L"
0

0.0
0.0
0.3
V
"H"

10
2.7
3.0
3.3
V
"L"
0

0.0
0.0
0.3
V

0.0

V
8
9
φH1
φH2
10
PW
11
IG
0
5

0.0

V
12
HS
0
18
15.7
16.0
16.3
V
13
OG
0
5
0.0
0.0
0.3
V
14
N.C.






15
N.C.






16
N.C.






17
N.C.






18
N.C.






19
N.C.






20
N.C.






21
N.C.






22
N.C.






23
φA4
"M"

18
0.7
1.0
1.3
V
"L"
−12

−9.3
−9.0
−8.7
V
基準
SMD00014BJC
3
MW39580AE
■ 絶対最大定格と動作条件(つづき)
24
25
26
27
28
29
30
31
32
絶対最大定格
項目
Pin No.
φA3
φA2
φA1
φA4
φA3
φA2
φA1
Sub
*1
下限
上限
最小
標準
最大
単位
"H"

18
15.7
16.0
16.3
V
"M"

18
− 0.3
0.0
0.3
V
"L"
−12

−9.3
−9.0
−8.7
V
"M"

18
0.7
1.0
1.3
V
"L"
−12

−9.3
−9.0
−8.7
V
"H"

18
15.7
16.0
16.3
V
"M"

18
− 0.3
0.0
0.3
V
"L"
−12

−9.3
−9.0
−8.7
V
"M"

18
0.7
1.0
1.3
V
"L"
−12

−9.3
−9.0
−8.7
V
"H"

18
15.7
16.0
16.3
V
"M"

18
− 0.3
0.0
0.3
V
"L"
−12

−9.3
−9.0
−8.7
V
"M"

18
0.7
1.0
1.3
V
"L"
−12

−9.3
−9.0
−8.7
V
"H"

18
15.7
16.0
16.3
V
"M"

18
− 0.3
0.0
0.3
V
"L"
−12

−9.3
−9.0
−8.7
V
1
0
3.0
adj.
14.0
V
2
0
24.0
25.0
26.0
V
VS
40 *2
0
18
15.7
16.0
16.3
V
動作温度
−10
60

25

°C
保存温度
−30
70



°C
注 ) *1 : 電子シャッタ時の Sub パルス
*2 : Sub の最大定格上限について
Sub 1 + Sub 2 ≤ 40 V
Sub 2
Sub 1
0V
4
動作条件
SMD00014BJC
MW39580AE
■ 撮像特性 Ta = 25°C
項目
条件
最小
標準
最大
単位
備考
飽和出力
F 値調整
600
750

mV
CCD out にて
標準出力
J チャート標準光量
100
120

mV
CCD out にて
残像
1/10 光量

0

%
裏抜き可能なこと
垂直スミア
1/10 V

−102
−96
dB
標準出力比
H
転送効率
F11 + 1/32ND
レトマチャートで画像の流れがないこと
指定駆動
1/100 ∼ 1/2 000秒の範囲で異常のないこと
V
電子シャッタ
注 ) 1 : 基盤電圧(Sub1)は,標準光量の 1 600 倍光を,3/10 V の J チャートをとおして撮像したときにブルーミング,タレ,
注入が発生しない最小電圧に調整する。
2 : 標準光量とは , 2 856K, 920 nt の光源を用い , 光路に色温度変換フィルタ LB-40 (HOYA)と赤外カットフィルタ
CAW-500S (t = 2.5 mm)を入れ , レンズ絞り F11 で得られる光量をいう。
■ 外形図(単位 : mm)
18.80±0.20
1
D
チップ中央
Do = 1.69 ± 0.30
チップ周辺
D' = Do ± 0.03
16
19.80±0.10
1.778±0.130
0.80
0.46±0.05
3.20±0.20
1.27±0.30
A
4.20±0.30
C
19.30±0.20
9.40±0.30
φ2.00
指示なき公差 : ±0.20
0.25±0.05
φ2.0 × 2.5
17
フレア防止板 SUS 0.1t
16.50±0.30
32
16.80±0.10
25.50±0.30
B
チップの回転±1.5°以内
33.00±0.30
反射防止膜両面コートガラス t = 0.7
• WDIP032-G-0750C (鉛フリー)
0.25 M
1. パッケージの中心と有効画素の中心は合致
Aは有効画素エリアの中心
2. 垂直方向(V)の基準は側面B
水平方向(H)の基準は側面C
高さ方向の基準はパッケージ底面D
3. 有効画素の回転精度 : ±1.5°以内
4. パッケージ底面Dから有効画素までの距離 : 1.69 mm ± 0.3 mm
5. パッケージ底面Dに対する有効画素のアオリ
: D' = DO ± 0.03 mm以下
6. シールガラスの厚さ : 0.7 mm, 屈折率 : 1.50
SMD00014BJC
5
本資料に記載の技術情報および半導体のご使用にあたってのお願いと注意事項
(1)
本資料に記載の製品および技術で、
「外国為替及び外国貿易法」に該当するものを輸出する時、
ま
たは、国外に持ち出す時は、日本政府の許可が必要です。
(2)
本資料に記載の技術情報は製品の代表特性および応用回路例などを示したものであり、
弊社もし
くは第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾を意味するものではあり
ません。
(3)
上記に起因する第三者所有の権利にかかわる問題が発生した場合、
当社はその責を負うものでは
ありません。
(4)
本資料に記載されている製品は、
標準用途 — 一般電子機器(事務機器、
通信機器、
計測機器、
家電
製品など)に使用されることを意図しております。
特別な品質、
信頼性が要求され、
その故障や誤動作が直接人命を脅かしたり、
人体に危害を及ぼす
恐れのある用途 — 特定用途(航空・宇宙用、交通機器、燃焼機器、生命維持装置、安全装置など)に
ご使用をお考えのお客様および当社が意図した標準用途以外にご使用をお考えのお客様は、
事前に
弊社営業窓口までご相談願います。
(5)
本資料に記載しております製品および製品仕様は、
改良などのために予告なく変更する場合があ
りますのでご了承ください。
したがって、
最終的な設計、
ご購入、
ご使用に際しましては、
事前に最新
の製品規格書または仕様書をお求め願い、ご確認ください。
(6)
設計に際して、
特に最大定格、
動作電源電圧範囲、
放熱特性については保証範囲内でご使用いただ
きますようお願い致します。
保証値を超えてご使用された場合、
その後に発生した機器の欠陥につ
いては弊社として責任を負いません。
また、
保証値内のご使用であっても、
半導体製品について通常予測される故障発生率、
故障モード
をご考慮の上、
弊社製品の動作が原因でご使用機器が人身事故、
火災事故、
社会的な損害などを生じ
させない冗長設計、
延焼対策設計、
誤動作防止設計などのシステム上の対策を講じて頂きますよう
お願い致します。
(7)
防湿包装を必要とする製品につきましては、
個々の仕様書取り交わしの折、
取り決めた条件 (保存
期間、
開封後の放置時間など)を守ってご使用ください。
(8)
本資料の一部または全部を弊社の文書による承諾なしに、
転載または複製することを堅くお断り
いたします。
2002 JUL