ETC LC86E6748

注文コード No. N ※ 6 8 0 9
LC86E6748
No.N ※ 6 8 0 9
N1000
CMOS LSI
LC86E6748
UVEPROM 内蔵型
8 ビット 1 チップマイクロコンピュータ
概要
LC86E6748は、CMOS8ビット1チップマイクロコンピュータLC866700シリーズのUVEPROM内蔵型マイクロ
コンピュータです。
マスクROM版のLC866700シリーズと同等の機能, ピン配置を持ちます。LC86E6748が内蔵しているEPROMサイ
ズは48Kバイトです。
繰り返しプログラムの書き換えが可能であり、プログラムの開発用として最適です。
特長
■ EPROMデータによるオプション切り換えが可能
LC866700シリーズのオプション機能をEPROMデータによって指定できます。
これにより、量産セット基板を使用した試作評価ができます。
■ 内蔵するEPROMの容量
:
49408バイト
■ 内蔵するRAMの容量
:
768バイト
* 49408バイトEPROM, 768バイトRAMのうち、使用できるEPROM容量, RAM容量は、LC86E6748を適用する
マスクROM版のマスクROM容量やRAM容量と同じになります。
LC86E6748を適用する
LC86E6748で使用できる
マスクROM版
PROM容量
RAM容量
LC866748
49152バイト
768バイト
LC866744
45056バイト
768バイト
LC866740
40960バイト
768バイト
LC866736
36864バイト
768バイト
LC866732
32768バイト
768バイト
LC866728
28672バイト
768バイト
■ 動作電源電圧
:
LC86E6748で使用できる
4.5∼6.0V
■ 命令サイクルタイム
:
1µs∼366µs
■ 動作周囲温度
:
+10℃∼+40℃
■ マスクROM版と同じピン配列(ピンコンパチブル)
■ 適用するマスクROM版
:
LC866748 / LC866744 / LC866740 / LC866736 /LC866732 /
■ 出荷形態
:
LC866728
QFC100S(窓付き)
本書記載の製品は、極めて高度の信頼性を要する用途(生命維持装置、航空機のコントロールシステム等、
多大な人的・物的損害を及ぼす恐れのある用途)に対応する仕様にはなっておりません。そのような場合に
は、あらかじめ三洋電機販売窓口までご相談下さい。
本書記載の規格値(最大定格、動作条件範囲等) を瞬時たりとも越えて使用し、その結果発生した機器の欠陥
について、弊社は責任を負いません。
〒370-0596 群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号
Ver. 1.01A
N1000 HK IM ◎斎藤 No.6809-1/19
LC86E6748
使用上の注意点
LC86E6748を使用する際には、次の点に注意して下さい。
(1) LC86E6748とLC866700シリーズとの相違点
項目
リセット時の
ポート形式
リセット解除後の動作
LC86E6748
LC866748/44/40/36/32/28
次ページ「リセット時のポート状態」を参照してください。 リセット端子に「H」レベルを印
リセット端子に「H」レベルを
加してから3ms程度の期間はLSI内 印加すると、すぐにプロラムカウ
部でオプションの設定を行います。ンタの0番地からプログラムを実
この期間に徐々にオプションが切
行します。
り換わります。その後、プログラム
カウンタの0番地からプログラム
を実行します。
セグメントの出力形式
プルダウン抵抗の有無
プルダウン抵抗の有無
無し
オプションで指定可
有り(固定)
オプションで指定可
・S6 / T6
・S7 / T7∼S12 / T12
・S13 / T13∼S15 / T15
有り(固定)
有り(固定)
・S16∼S27
有り(固定)
オプションで指定可
・S28∼S31
動作電源電圧 (VDD)
無し
4.5∼6.0V
オプションで指定可
2.5∼6.0V
動作周囲温度 (Topg)
+10∼+40℃
−30∼+70℃
通常動作時消費電流
半導体ニューズ「電気的特性」を参照してください。
LC86E6748は、プログラムメモリと同一空間上の0FF00H∼0FFFFH番地の 256バイトを使用してオプション
を指定します。このオプション指定では、LC866700シリーズの持つすべてのオプションを実現できません。
LC866700シリーズのオプションのうち、LC86E6748で対応できるオプションと対応できないオプションを示し
ます。
・LC86E6748 で対応できるオプションの種類
オプションの種類
適用端子,回路
オプション内容
入出力ポートの
ポート0
1.プルアップ抵抗無し
入出力仕様
(指定はビット単位)
2. Nチャネルオープンドレイン
1. プルアップ抵抗有り
2. CMOS
ポート1, 2
(指定はビット単位)
1.入力:プログラマブル プルアップ抵抗有り
出力:Nチャネルオープンドレイン
2.入力:プログラマブル プルアップ抵抗有り
ポート3, 4, 5
(指定はビット単位)
出力:CMOS
1.入力:プログラマブル プルアップ抵抗無し
出力:Nチャネルオープンドレイン
2.入力:プログラマブル プルアップ抵抗有り
出力:CMOS
ポート7の
ポートP70, P71, P72, P73
プルアップ抵抗
(指定はビット単位)
1. プルアップ抵抗無し
2. プルアップ抵抗有り
ポート0の
ポートP00, P01, P02, P03
1. プルダウン抵抗無し
プルダウン抵抗
(指定は4ビット一括) 2. プルダウン抵抗有り
No.6809-2/19
LC86E6748
・LC86E6748 で対応できないオプションの種類
オプションの種類
適用端子,回路
LC86E6748
LC866748/44/40/36/32/28
高耐圧出力端子の
・S6 / T6, S28∼S31
無し
プルダウン抵抗(注)
・S7 / T7∼S12 / T12,
有り(固定) オプションで指定可能
オプションで指定可能
S16∼S27
(注)S13 / T13∼S15 / T15は、LC86E6748 と LC866748/44/40/36/32/28 共に、プルダウン抵抗有り(固定)です。
リセット時にはオプションに関係するポートの動作が異なります。次ページ「リセット時のポート状態」を
参照してください。 リセット時のポート形式
適用端子
P0
オプション内容
LC86E6748
LC866748/44/40/36/32/28
P00∼P07 指定はビット単位
1. 入力:プルアップ抵抗あり
プルアップ抵抗の付かない
2. 出力:N チャネルオープンドレイン
(マスク版と同じ)
入力モード(出力はオフ)
2. 入力:プルアップ抵抗あり
入力モード
プルアップ抵抗の付いた
・リセット期間中 及びリセット
入力モード(出力はオフ)
出力:CMOS
解除後の数百µs の間、プルアップ
抵抗は付かない。それ以後は
プルアップ抵抗は付く。(出力はオフ)
P00∼P03 指定は4ビット一括
1. プルダウン抵抗なし
2. プルダウン抵抗あり
プルダウン抵抗の付かない
(マスク版と同じ)
入力モード(出力はオフ)
入力モード
・リセット期間中 及びリセット
プルダウン抵抗の付いた
入力モード(出力はオフ)
解除後の数百µsの間、プルダウン
抵抗は付かない。それ以後は
プルダウン抵抗は付く。(出力はオフ)
P1,
P10∼P17 指定はビット単位
P2
P20∼P27 指定はビット単位
1. 入力:プログラマブルプルアップ
(マスク版と同じ)
プルアップ抵抗の付かない
抵抗あり 入力モード(出力はオフ)
出力:Nチャネルオープンドレイン
2. 入力:プログラマブルプルアップ
抵抗あり
プルアップ抵抗の付かない
(マスク版と同じ)
入力モード(出力はオフ)
出力:CMOS
P3,
P30∼P37 指定はビット単位
P4,
P40∼P47 指定はビット単位
P5
P50∼P52 指定はビット単位
1. 入力:プログラマブルプルアップ
抵抗なし
出力:Nチャネルオープンドレイン
プルアップ抵抗の付かない
(マスク版と同じ)
2. 入力:プログラマブルプルアップ
抵抗あり
入力モード(出力はオフ)
プルアップ抵抗の付かない
(マスク版と同じ)
入力モード(出力はオフ)
出力:CMOS
No.6809-3/19
LC86E6748
適用端子
P7
オプション内容
LC86E67648
LC866748/44/40/36/32/28
P70 指定はビット単位
1. プルアップ抵抗なし
プルアップ抵抗の付かない
(マスク版と同じ)
2. プルアップ抵抗あり
入力モード
入力モード
プルアップ抵抗の付いた
・リセット期間中 及びリセット
入力モード
解除後の数百µs の間、プルアップ
抵抗は付かない。それ以後は
プルアップ抵抗は付く。
P71∼P73 指定はビット単位
1. プルアップ抵抗なし
プルアップ抵抗は付かない
(マスク版と同じ)
2. プルアップ抵抗あり
入力モード
プルアップ抵抗は付く
・リセット期間中 及び リセット
解除後の数百µs の間、プルアップ
抵抗は付かない。それ以後は
プルアップ抵抗は付く。
(2) オプション設定プログラム
オプションデータはオプション設定プログラム「SU86K.EXE」で作成されます。作成されたオプションデー
タはリンカ「L86K.EXE」によってプログラム領域に連結されます。
(3) ROM空間
LC86E6748とLC866700シリーズはプログラムメモリと同一空間の0FF00H∼0FFFFHの256バイトをオプショ
ン指定領域として使用しています。プログラムメモリ容量は最大0000H∼0BFFFHの49152バイトになります。
0FFFFH
0FF00H
0EFFFH
0DFFFH
0CFFFH
0BFFFH
0AFFFH
9FFFH
8FFFH
7FFFH
6FFFH
5FFFH
4FFFH
3FFFH
2FFFH
1FFFH
0FFFH
0000H
オプション指定
領域256バイト
オプション
指定領域
オプション
指定領域
オプション
指定領域
オプション
指定領域
オプション
指定領域
プログラム領域 プログラム領域 プログラム領域 プログラム領域 プログラム領域 プログラム領域
48Kバイト
44Kバイト
40Kバイト
36Kバイト
32Kバイト
28Kバイト
LC866748
LC866744
LC866740
LC866736
LC866732
LC866728
EPROMへの書き込み方法
(1) 書き込みデータ作成
LC86E6748に書き込むデータを用意する必要があります。ファイル変換プログラム「EVA2HEX.EXE」を用
いて、プログラムデバッグに使用したEVAファイルをHEXファイルに変換します。このファイルデータが書
き込みデータとなります。
No.6809-4/19
LC86E6748
(2) EPROMへの書き込み方法
(1)で作成したデータをLC86E6748に書き込む場合、専用の書き込み変換基板 (W86EP6648Q) を用いること
によって、汎用EPROMプログラマを使用することができます。
・EPROMプログラマには、下表に示すものが使用可能です。
メーカ
使用可能機種
アドバンテスト
R4945, R4944, R4943
安藤
AF-9704
AVAL
PKW-1100, PKW-3000
ミナトエレクトロニクス
MODEL1890A
・書き込み方式には、“27512 (VPP=12.5V) インテル高速書き込み”を使用してください。その時、アドレス の設定は“0∼0FFFFH番地”を指定し、ジャンパ (DASEC) は必ずOFFにしてください。
(3) データセキュリティ機能の使用方法
「データセキュリティ」とは、予め、マイコンのEPROMに書き込まれているデータを読み出せないよう
にする機能です。
LC86E6748にデータセキュリティをかける場合には、以下の手順で行なってください。
1.書き込み変換基板上のジャンパ (DASEC) をONにします。
2.再度、データを書き込みます。
この時、本機能が動作するために、EPROMプログラマはエラーを表示しますが、プログラマおよび LSIの異常ではありません。
注意:
・手順2で、全アドレスのデータが“FF”の場合は、データセキュリティはかかりません。
・手順2で、「BLANK⇒PROGRAM⇒VERIFY」の連続動作による書き込みでは、データセキュリ ティはかかりません。
・データセキュリティを行なった後は、必ずジャンパをOFFに戻してください。
(4) 消去方法
書き込みデータを消去するときは、汎用のEPROMイレーザを使用してください。
(5) 遮光
UVEPROM (紫外線消去型EPROM) を内蔵しています。実際に使用する際には、窓に遮光シールを貼ってく
ださい。
セキュリティをかけるとき
1ピン
LSIの1ピン
セキュリティをかけないとき
W86EP6648Q
No.6809-5/19
81
82
83
84
P80 / AN0
P81 / AN1
P82 / AN2
P83 / AN3
P84 / AN4
P85 / AN5
P86 / AN6
P87 / AN7
P90 / AN8
P91 / AN9
P92 / AN10
P93 / AN11
CF1
CF2
VDD
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
P30
P31
P32
P33
P34
P35
P36
P37
VSS
VDD
P40
P41
P42
P43
P44
P45
P46
P47
P50
P51
P52/INT6 / T0IN
PWM1
P20
P21
P22
P23
P24
P25
P26
P27
TEST1
RES
XT1 / P74
XT2
VSS
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
P71 / PWM0
P16 / BUZ
P15 / SCK1
P14 / SI1 / SB1
P13 / SO1
P12 / SCK0
P11 / SI0 / SB0
P10 / SO0
P07
P06
P05
P04
P03
P02
P01
P00
S31
S30
S29
S28
S27
S26
S25
S24
S23
S22
S21
S20
S19
S18
LC86E6748
ピン配置図
50
49
48
47
85
86
87
88
89
90
91
92
93
46
45
44
43
42
41
40
94
95
96
97
98
99
100
37
36
35
34
33
32
31
39
38
S17
S16
VP
VDDVPP
S15 / T15
S14 / T14
S13 / T13
S12 / T12
S11 / T11
S10 / T10
S9 / T9
S8 / T8
S7 / T7
S6 / T6
P73 / INT3 / T0IN
P72 / INT2 / T0IN
P71 / INT1
P70 / INT0
P95 / INT5
P94 / INT4 / T0IN
ILC00018
No.6809-6/19
LC86E6748
システムブロック図
割込制御
IR
X'tal
クロック
ジェネレータ
RC
A15--A0
D7--D0
TA
CE
OE
DASEC
VDDVPP
EPROM
制御
スタンバイ制御
CF
PLA
EPROM(48KB)
PC
ベースタイマ
バス
インタフェース
SIO0
ポート1
SIO1
ポート7
タイマ0
ポート8
タイマ1
ポート2
ADC
ポート3
PSW
INT0∼6
ノイズ除去フィルタ
ポート4
RAR
リアルタイム
サービス
ポート5
RAM
RAM
128バイト
PWMI
スタックポインタ
VFD表示
コントローラ
ポート9
ACC
Bレジスタ
Cレジスタ
ALU
高耐圧出力
ポート0
ウォッチドック
タイマ
ILC00042
No.6809-7/19
LC86E6748
LC86E6748 端子機能
端子名
入出力
機能説明
VSS
VDD
電源の−端子
電源の+端子
VP
電源の−端子(蛍光表示管駆動出力専用電源)
VDDVPP *1
電源の+端子
オプション
PROM モード時
(プルダウン抵抗用電源)
PORT0
入出力
P00∼P07
書き込み電源
・8ビットの入出力ポート
P00∼P07 指定はビット単位 ・4ビット単位の入出力指定
1. 入力:プルアップ抵抗無し
・HOLD解除入力
・ポート0割り込み入力
・プルダウン抵抗のオプション指定(P00-P03)
(4ビット一括指定)
出力:Nチャネルオープンドレイン
2. 入力:プルアップ抵抗有り
出力:CMOS
P00∼P03 指定は4ビット一括
1. プルダウン抵抗無し
2. プルダウン抵抗有り
*プルダウン抵抗有りを選択し
た端子は、「 プルアップ抵抗無
し,Nチャネルオープンドレイン出力」
になります。 PORT1
入出力
P10∼P17
・8ビットの入出力ポート
P10∼P17 指定はビット単位 データ入出力
・1ビット単位の入出力指定可能
1. 入力:プログラマブルプルアップ D0∼D7
・兼用機能
P10:SIO0 データ出力
抵抗有り
出力:Nチャネルオープンドレイン
P11:SIO0 データ入力/バス入出力
2. 入力:プログラマブルプルアップ
P12:SIO0 クロック入出力
抵抗有り
P13:SIO1 データ出力
出力:CMOS
P14:SIO1 データ入力/バス入出力
P15:SIO1 クロック入出力
P16:ブザー(BUZ )出力
P17:タイマ1出力(PWM出力)
PORT2
入出力
P20∼P27
・8ビットの入出力ポート
P20∼P27 指定はビット単位 ・1ビット単位の入出力指定可能
1. 入力:プログラマブルプルアップ
抵抗有り
出力:Nチャネルオープンドレイン
2. 入力:プログラマブルプルアップ
PORT3
入出力
P30∼P37
抵抗有り
・8ビットの入出力ポート
・1ビット単位の入出力指定可能
出力:CMOS
P30∼P37 指定はビット単位 アドレス入力
1. 入力:プログラマブルプルアップ A7∼A0
抵抗無し
出力:Nチャネルオープンドレイン
2. 入力:プログラマブルプルアップ
PORT4
抵抗有り
出力:CMOS
入出力
P40∼P47
・8ビットの入出力ポート
P40∼P47 指定はビット単位 アドレス入力
・1ビット単位の入出力指定可能
1. 入力:プログラマブルプルアップ ・A14∼A8
抵抗無し ・P47 : TA(*2)
出力:Nチャネルオープンドレイン
2. 入力:プログラマブルプルアップ
抵抗有り
出力:CMOS
No.6809-8/19
LC86E6748
【注意】・VDD端子とVDDVPP端子を電気的にショートしてください。
・2本のVSS端子は、電気的にショートしてください。
LSI
VDD
電源
VDD
・2本のVDD端子は、電気的にショートしてください。
*1 VDD端子にはいるノイズを小さくするために、次のように接続
VDDVPP
VSS VSS
してください。
ILC00030
端子名
PORT5
P50∼P52
入出力
入出力
機能説明
オプション
・3ビットの入出力ポート
・1ビット単位の入出力指定
PROM モード時
P50∼P52 指定はビット単位 アドレス入力
1. 入力 : プログラマブルプルアップ ・P50 : A15 ・兼用機能
抵抗無し
P52 : INT6 入力/タイマ0イベント入力
出力 : Nチャネルオープンドレイン
・インタラプト受付形式、ベクタアドレス
2. 入力 : プログラマブルプルアップ
立 立 立 立 H L
ベ
ち ち ち ち レ レ
ク
上 下 上&下 ベ ベ
タ
抵抗有り
出力 : CMOS
が が が が ル ル
り り り り
INT6 ○ ○
PORT7
P70
P71∼P74
○
× × 3BH
P70∼P73 指定はビット単位
・5ビットの入力ポート
入出力
入力
・兼用機能
1. プルアップ抵抗無し
P70:INT0 入力/HOLD解除入力/
ウオッチドッグタイマ用 Nch-Tr. 出力
2. プルアップ抵抗有り PROM制御信号
*P74には、プルアップ抵抗 入力
P71:INT1 入力/HOLD解除入力
オプションはありません。 ・DASEC(*3)
P72:INT2 入力/タイマ0イベント入力
P73:INT3入力(ノイズフィルタ付入力)/
・OE(*4)
・CE(*5)
タイマ0イベント入力
P74:32.768kHz 水晶発振子用入力端子 XT1
・インタラプト受付形式、ベクタアドレス
立 立 立 立 H L
ベ
ち ち ち ち レ レ
ク
上 下 上&下 ベ ベ
タ
が が が が ル ル
り り り り
PORT8
入力
P80∼P87
INT0 ○ ○
×
○ ○ 03H
INT1 ○ ○
×
○ ○ 0BH
INT2 ○ ○
○
× × 13H
INT3 ○ ○
○
× × 1BH
・8ビットの入力ポート
・兼用機能
AD入力ポート(8本)
No.6809-9/19
LC86E6748
端子名
PORT9
入出力
入出力
P90∼P95
機能説明
オプション
PROM モード時
・6ビットの入出力ポート
Nch オープンドレイン出力
・兼用機能
P90∼P93:AD 入力ポート(4本)
P94:INT4 入力/タイマ0イベント入力
P95:INT5入力
・インタラプト受付形式、ベクタアドレス
立 立 立 立 H L
ベ
ち ち ち ち レ レ
ク
上 下 上&下 ベ ベ
タ
が が が が ル ル
り り り り
PWM1
出力
S6/T6∼
出力
S15/T15
INT4 ○ ○
○
× × 33H
INT5 ○ ○
○
× × 43H
8ビットPWM 専用出力端子(CMOS出力)
蛍光表示管表示コントローラ
S16∼S31
出力
蛍光表示管表示コントローラ
セグメント出力
RES
入力
リセット端子
TEST1
出力
テスト端子。オープンで使用してください。
XT1 / P74
*6
セグメント/タイミング共用出力
入力
*7
Hレベル固定出力
・32.768kHz水晶発振子用入力端子
・兼用機能
入力ポートP74
XT2
出力
CF1
CF2
入力
出力
使用しない場合はVDDに接続してください。
32.768kHz 水晶発振子用出力端子
使用しない場合はオープンにして下さい。
セラミック発振子用入力端子
セラミック発振子用出力端子
*2
TA→PROM制御信号入力
*3
データセキュリティ用メモリ選択入力
*4
アウトプットイネーブル入力
*5
チップイネーブル入力
*6
S6 / T6 :
プルダウンなし
S7 / T7∼S15 / T15 : プルダウンあり(固定)
*7
S16∼S27 :
プルダウンあり(固定)
S28∼S31 :
プルダウンなし
No.6809-10/19
LC86E6748
1. 絶対最大定格 / Ta=25℃, VSS=0V
項目
記号
適用端子・備考
最大電源電圧
VDDMAX
VDD, VDDVPP
入力電圧
VI(1)
・ポート71,72,73,74,8
条件
VDD=VDDVPP
規格
VDD[V]
min
typ
max
unit
−0.3
∼
+7.0
V
−0.3
∼
VDD+0.3
VDD−45
VDD−45
∼
VDD+0.3
∼
VDD+0.3
VDD+0.3
VDD+0.3
・RES
出力電圧
入出力電圧
VI(2)
VP
VO(1)
・S6 / T6∼S15 / T15
VO(2)
・S16∼S31
PWM1
−0.3
∼
VIO(1)
・ポート0, 1, 2, 3, 4, 5
−0.3
∼
・ポート70, 9
ピ−ク出力電流
高
レ
ベ
ル
合計出力電流
出
力
電
流
IOPH(1)
・ポート0, 1, 2, 3, 4, 5
CMOS出力
IOPH(2)
・PWM1
S6 / T6∼S15 / T15
適用1端子当り
適用1端子当り
−30
IOPH(3)
ΣIOAH(1)
S16∼S31
・ポート0, 1, 3
適用1端子当り
適用全端子合計
−15
−25
・ポート2, 4, 5
適用全端子合計
−25
・S6 / T6∼S15 / T15 適用全端子合計
−130
ΣIOAH(2)
−4
mA
・PWM1
ΣIOAH(3)
・S16∼S31
ピ−ク出力電流 IOPL(1)
・ポート0, 1, 2, 3, 4, 5
適用1端子当り
20
IOPL(2)
・PWM1
ポート70
適用1端子当り
15
IOPL(3)
ΣIOAL(1)
ポート9
ポート0, 1
適用1端子当り
適用全端子合計
5
40
ΣIOAL(2)
ポート3
適用全端子合計
40
ΣIOAL(3)
・ポート2, 5
適用全端子合計
40
ΣIOAL(4)
・PWM1
ポート4
適用全端子合計
40
許容消費電力
ΣIOAL(5)
Pdmax
ポート70, 9
QFC100S
適用全端子合計
Ta=+10∼+40℃
15
460
動作周囲温度
保存周囲温度
Topg
Tstg
低
レ
ベ
ル 合計出力電流
出
力
電
流
10
−65
∼
∼
mW
40
150
No.6809-11/19
℃
LC86E6748
2. 許容動作条件 / Ta =10 ∼ 40℃, VSS=0V
項目
記号
動作電源電圧
VDD(1)
メモリ保持電源電圧 VHD
適用端子・備考
VDD
VDD
条件
規格
max
unit
0.98µs≦ tCYC≦400µs
VDD[V]
min
4.5
typ
6.0
V
HOLDモード時
2.0
6.0
−35
VDD
RAM, レジスタ保持
プルダウン電源電圧 VP
VP
4.5∼6.0
高レベル入力電圧
VIH(1)
ポート0 (シュミット)
出力ディセーブル
4.5∼6.0 0.4VDD
+0.9
VDD
VIH(2)
・ポート1, 2, 3, 4, 5
出力ディセーブル
4.5∼6.0 0.75VDD
VDD
出力Nch Tr. オフ
4.5∼6.0 0.75VDD
VDD
・ポート72, 73
・ポート94, 95 (シュミット)
VIH(3)
ポート70
ポート入力/
割り込み側
ポート71
RES (シュミット)
VIH(4)
ポート70
ウオッチドッグタイマ側
出力Nch Tr. オフ
4.5∼6.0 0.9VDD
VDD
VIH(5)
・ポート74
出力Nch Tr. オフ
4.5∼6.0 0.75VDD
VDD
・ポート8
低レベル入力電圧
VIL(1)
VIL(2)
・ポート90, 91, 92, 93
・ ポート0 (シュミット)
出力ディセーブル
4.5∼6.0
・ポート1, 2, 3, 4, 5
出力ディセーブル
4.5∼6.0
VSS
VSS
0.2VDD
0.25VDD
出力Nch Tr. オフ
4.5∼6.0
VSS
0.25VDD
出力Nch Tr. オフ
4.5∼ 6.0
VSS
0.8VDD
出力Nch Tr. オフ
4.5∼ 6.0
VSS
0.25VDD
4.5∼ 6.0
4.5∼ 6.0
0.98
・6MHz セラミック発振時
・ポート72, 73
・ポート94, 95(シュミット)
VIL(3)
・ポート70
ポート入力/
割り込み側
・ポート71
・ RES (シュミット)
VIL(4)
ポート70
VIL(5)
・ポート74
ウオッチドッグタイマ側
−1.0
・ポート8
・ポート90, 91, 92, 93
命令サイクルタイム tCYC
発振周波数範囲
FmCF(1)
CF1, CF2
(注1)
400
6
µs
MHz
・図1参照
FmCF(2)
CF1, CF2
・1.5MHz セラミック発振時 4.5∼ 6.0
・図2参照
内蔵RC発振
FmRC
4.5∼6.0
FsXtal
XT1, XT2
32.768kHz 水晶発振時 4.5∼6.0
tmsCF(1)
CF1, CF2
6MHz セラミック発振時
tmsCF(2)
CF1, CF2
1.5
0.4
0.8
32.768
3.0
kHz
図3参照
発振安定時間
(注1)
4.5∼6.0
ms
図4参照
1.5MHz セラミック発振時
4.5∼6.0
図4参照
tssXtal
XT1, XT2
32.768kHz 水晶発振時 4.5∼6.0
s
図4参照
(注1) 発振定数は表1, 2参照のこと.
No.6809-12/19
LC86E6748
3. 電気的特性 / Ta =10 ∼ 40℃, VSS=0V
項目
高レベル入力電流
記号
IIH(1)
IIH(2)
適用端子・備考
条件
・ポート1, 2, 3, 4, 5
・出力ディセーブル
・プルアップMOS Tr.と
・プルアップMOS Tr. オフ
プルダウン MOS Tr.
無しのポート0
・VIN=VDD
(出力 Tr.のオフリーク電流
を含 む)
・プルアップMOS Tr.
・出力 Nch Tr. オフ
VDD[V]
4.5∼ 6. 0
規格
min
typ
max
unit
1
µA
4.5∼ 6. 0
1
を含 む)
VIN=VDD
4.5∼ 6. 0
1
4.5∼ 6. 0
−1
4.5∼ 6. 0
−1
4.5∼ 6. 0
−1
無しのポート70, 71, ・VIN=VDD
72, 73
(出力 Tr.のオフリーク電流
低レベル入力電流
IIH(3)
IIL(1)
・ポート8, 9
RES
・ポート1, 2, 3, 4, 5
・出力ディセープル
・プルアップMOS Tr.と
・プルアップMOS Tr. オフ
プルダウン MOS Tr.
・VIN=VDD
(出力 Tr. のオフリーク電流
無しのポート0
を含む)
IIL(2)
・プルアップMOS Tr.
無しの ポート70, 71
72,73
高レベル出力電圧
IIL(3)
VOH(1)
・ポート8, 9
RES
・出力 Nch Tr. オフ
・VIN=VSS
(出力 Tr.のオフリーク電流
を含む)
VIN=VSS
IOH=−1.0mA
4.5∼ 6.0 VDD−1
IOH=−20mA
IOH=−5mA
IOL=10mA
IOL=1.6mA
4.5∼ 6.0 VDD−1.8
4.5∼ 6.0 VDD−1.8
4.5∼ 6.0
4.5∼ 6.0
1.5
0.4
IOL=1mA
VOH=0.9VDD
4.5∼ 6.0
0.4
4.5∼ 6.0
15
40
70
VOL=0.1VDD
4.5∼ 6.0
15
40
80
プルダウン抵抗無しの
・出力Pch Tr. オフ
4.5∼ 6.0
−1
S6 / T6
S28∼S31
・VOUT=VSS
・出力Pch Tr. オフ
4.5∼ 6.0
−30
プルダウン抵抗有りの
・VOUT=VDD−40V
・出力Pch Tr. オフ
5.0
・CMOS出力の
V
ポート0, 1, 2, 3, 4, 5
・PWM1
低レベル出力電圧
プルアップ
VOH(2)
VOH(3)
S6 / T6∼S15 / T15
S16∼S31
VOL(1)
VOL(2)
・ポート0, 1, 2, 3, 4, 5
・PWM1
VOL(3)
ポート70, 9
Rpu
・ポート0, 1, 2, 3, 4, 5
MOS Tr抵抗
プルダウン
Rpd(1)
IOFF(2)
Rpd(2)
ポート00, 01, 02, 03
S7 / T7∼S15 / T15
ヒステリシス電圧
kΩ
・ポート70, 71, 72, 73
MOS Tr抵抗
出力オフリーク
IOFF(1)
電流
プルダウン抵抗
VHIS
60
µA
100
200
kΩ
S16∼S27
・VOUT=3V
・VP=−30V
・ポート0, 1, 2, 3, 4, 5
出力ディセーブル
4.5∼ 6.0
0.1VDD
V
・f=1MHz
4.5∼ 6.0
10
pF
・ポート70, 71, 72, 73
・ポート94, 95
・RES
端子容量
CP
全端子
・被測定端子以外は,
VIN=VSS
・Ta=25℃
No.6809-13/19
LC86E6748
4. シリアル入出力特性 / Ta =10 ∼ 40℃, VSS=0V
項目
シ
リ
ア
入 周期
力 低レベル
ク パルス幅
ロ
ッ 高レベル
ク パルス幅
ル
ク 出 周期
ロ 力 低レベル
ッ ク パルス幅
ク ロ
ッ 高レベル
ク パルス幅
記号
適用端子・備考
条件
規格
VDD[V]
4.5 ∼ 6.0
min
tCKL(1)
4.5 ∼ 6.0
1
tCKH(1)
4.5 ∼ 6.0
1
・オープンドレイン出力時は 4.5 ∼ 6.0
1kΩ のプルアップ抵抗 4.5 ∼ 6.0
2
tCKCY(1)
tCKCY(2)
tCKL(2)
・SCK0, SCK1
・SCK0, SCK1
typ
max
2
unit
tCYC
1 / 2tCKCY
を外付けする。
・図6参照
4.5 ∼ 6.0
・SI0, SI1
・SCK0, SCK1 の立ち
4.5 ∼ 6.0
0.1
・SB0, SB1
上がりに対して規定
する。
4.5 ∼ 6.0
0.1
tCKH(2)
シ デ−タセット
tICK
リ アップ時間
ア
ル
入
力 デ−タホ−ルド時間 tCKI
シリアルクロック tCKO(1)
が外部クロック
・図6参照
1 / 2tCKCY
µs
・図6参照
・SO0, SO1
・SB0, SB1
時の出力遅延
時間
・SCK0, SCK1 の立ち
下がりに対して規定
4.5 ∼ 6.0
7 / 12tCYC
+ 0.2
4.5 ∼ 6.0
1 / 3tCYC
する。
・オープンドレイン出力時は
1kΩ のプルアップ抵抗
を外付けする。
シ
リ
ア
ル シリアルクロック tCKO(2)
出 が内部クロック
力 時の出力遅延
・SO0, SO1
・SB0, SB1
時間
・図6参照
・SCK0, SCK1 の立ち
下がりに対して規定
する。
+ 0.2
・オープンドレイン出力時は
1kΩ のプルアップ抵抗
を外付けする。
・図6参照
5. パルス入力条件 / Ta =10 ∼ 40℃, VSS=0V
項目
高・低レベル
パルス幅
記号
適用端子・備考
条件
tPIH(1)
・INT0, INT1
VDD[V]
・割り込み要因フラグを 4.5 ∼ 6.0
tPIL(1)
・INT3, INT4, INT5
セットできる。
・INT6
・タイマ / カウンタ0が
・INT2 / T0IN
tPIH(2)
規格
min
1
typ
max
unit
tCYC
パルスカウントできる。
ノイズ除去フィルタの
・割り込み要因フラグを 4.5∼ 6.0
tPIL(2)
時定数が1 / 1の
セットできる。
tPIH(3)
場合のINT3 / T0IN
ノイズ除去フィルタの
・割り込み要因フラグを 4.5∼ 6.0
tPIL(3)
時定数が1 / 16の
セットできる。
2
32
場合のINT3 / T0IN
tPIH(4)
ノイズ除去フィルタの
・割り込み要因フラグを 4.5∼ 6.0
tPIL(4)
時定数が1 / 64の
セットできる。
128
場合のINT3 / T0IN
tPIL(5)
RES
リセットできる。
4.5∼ 6.0
µs
200
No.6809-14/19
LC86E6748
6.AD 変換特性 / Ta =10 ∼ 40℃, VSS=0V
項目
記号
分解能
N
絶対精度
変換時間
ET
tCAD
アナログ入力
VAIN
適用端子・備考
条件
規格
VDD[V]
4.5∼6.0
(注2)
AD変換時間=16×tCYC
min
typ
max
unit
8
bit
15.68
±1.5
65.28
(ADCR2=0の時)
(注3)
(tCYC=
0.98µs)
(tCYC=
4.08µs)
AD変換時間=32×tCYC
(ADCR2=1の時)
31.36
(tCYC=
130.56
(tCYC=
(注3)
0.98µs)
VSS
4.08µs)
VDD
V
1
µA
AN0∼AN11
電圧範囲
アナログポート
IAINH
VAIN=VDD
入力電流
IAINL
VAIN=VSS
(注2)絶対精度は量子化誤差(±1 / 2LSB)を除く。
LSB
µs
−1
(注3)変換時間は、変換をスタートさせる命令が出てからアナログ入力値に対する完全なデジタル変換値がレジス
タに設定されるまでの時間をいう。
7. 消費電流特性 / Ta =10 ∼ 40℃, VSS=0V
項目
通常動作時
記号
IDDOP(1)
適用端子・備考
VDD
条件
規格
min
typ
max
unit
14
32
mA
4.5∼6.0
6
17
・内蔵RC発振は停止
・FmCF=0Hz (発振停止) 4.5∼6.0
4
12
3
10
・FmCF=6MHz
VDD[V]
4.5∼6.0
セラミック発振時
・FsXtal=32.768 kHz
消費電流(注4)
水晶発振時
・システムクロックは6MHz側
IDDOP(2)
・内蔵RC発振は停止
・FmCF=1.5MHz セラミック発振時
・FsXtal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは1.5MHz側
IDDOP(3)
・FsXtal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは
内蔵RC発振
IDDOP(4)
・FmCF=0Hz (発振停止) 4.5∼6.0
・FsXtal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは
32.768kHz側
・内蔵RC発振は停止
No.6809-15/19
LC86E6748
7. 消費電流特性 / Ta = − 10 ∼ + 40℃, VSS=0V
項目
HALTモード
記号
適用端子・備考
IDDHALT(1) VDD
消費電流(注4)
条件
規格
typ
max
unit
6
13
mA
4.5∼6.0
2.2
7
4.5∼6.0
400
1600
・HALTモード
4.5∼6.0
・FmCF=0Hz (発振停止)
25
100
0.05
30
・HALTモード
VDD[V]
4.5∼6.0
min
・FmCF=6MHz
セラミック発振時
・FsXtal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは6MHz CF
・内蔵RC発振は停止
IDDHALT(2)
・HALTモード
・FmCF=1.5MHz
セラミック発振時
・FsXtal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは1.5MHz CF
IDDHALT(3)
・内蔵RC発振は停止
・HALTモード
・FmCF=0Hz (発振停止)
・FsXtal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは内蔵RC発振
IDDHALT(4)
・FsXtal=32.768kHz
水晶発振時
・システムクロックは 32.768kHz側
・内蔵RC発振は停止
HOLDモード
消費電流(注4)
IDDHOLD(1) VDD
HOLDモード
4.5∼6.0
(注4) 消費電流は出力 Tr. プルアップ MOS Tr. およびプルダウン MOS Tr. に流れる電流を含まない。
No.6809-16/19
µA
LC86E6748
表 1 セラミック発振保証定数(メインクロック)
発振の種類
メ−カ
発振子
6MHz セラミック発振
図 1 参照
C1
C2
ムラタ
内蔵
京セラ
ムラタ
1.5MHzセラミック発振
図2参照 *1 *1 Rf=1MΩを外付けすること。
※ C1, C2 はK公差 (±10%) , SL特性を使用すること。
表 2 水晶発振保証定数(サブクロック)
発振の種類
メーカ
発振子
32.768kHz 水晶発振
C3
C4
京セラ
※ C3, C4 はJ公差 (±5%) , CH特性を使用すること。
(高精度を必要としないものについては、K公差 (±10%), SL特性を使用すること。)
(注意)・回路パタ−ンの影響を受けるので、発振に関わる部品はできるだけパタ−ン長を伸ばさないように 近くに配置すること。
・上記以外の発振子を用いた場合には、特性を保証できない。
CF1
CF2
CF1
CF2
Rf
CF
C1
C2
図1 セラミック発振回路1
C3
CF
C2
図2 セラミック発振回路2
ILC00062
XT1
C1
ILC00058
XT2
X'tal
C4
図3 水晶発振回路
ILC00063
No.6809-17/19
LC86E6748
VDD
動作VDD下限
0V
電源
リセット時間
RES
内蔵RC発振
tms CF
CF1, CF2
tss Xtal
XT1, XT2
動作モード
不定
リセット
命令実行
リセット時間と発振安定時間
HOLD解除信号
Valid
内蔵RC発振
tms CF
CF1, CF2
tss Xtal
XT1, XT2
動作モード
HOLD
命令実行
HOLD解除信号と発振安定時間
図4 発振安定時間
ILC00045
No.6809-18/19
LC86E6748
VDD
RRES
RES
CRES
(注意)電源が動作電源電圧の下限を上回ったあと
200µsまでは必ずリセットがかかるように
RRES, CRESの値を決めること。
図5 リセット回路
ILC00053
0.5VDD
ACタイミング測定点
VDD
tCKCY
tCKL
tCKH
SCK0
SCK1
1kΩ
tICK
tCKI
SI0
SI1
tCKO
50pF
SO0, SO1
SB0, SB1
タイミング
テスト負荷
図6 シリアル入出力テスト条件
tPIL
ILC00077
tPIH
図7 パルス入力タイミング条件
ILC00078
本書記載の製品は、定められた条件下において、記載部品単体の性能・特性・機能などを規定するものであ
り、お客様の製品(機器)での性能・特性・機能などを保証するものではありません。部品単体の評価では
予測できない症状・事態を確認するためにも、お客様の製品で必要とされる評価・試験を必ず行って下さい。
弊社は、高品質・高信頼性の製品を供給することに努めております。しかし、半導体製品はある確率で故障
が生じてしまいます。この故障が原因となり、人命にかかわる事故、発煙・発火事故、他の物品に損害を与
えてしまう事故などを引き起こす可能性があります。機器設計時には、このような事故を起こさないような、
保護回路・誤動作防止回路等の安全設計、冗長設計・機構設計等の安全対策を行って下さい。
本書記載の製品が、外国為替及び外国貿易法に定める規制貨物(役務を含む)に該当する場合、輸出する
際に同法に基づく輸出許可が必要です。
弊社の承諾なしに、本書の一部または全部を、転載または複製することを禁止します。
本書に記載された内容は、製品改善および技術改良等により将来予告なしに変更することがあります。した
がって、ご使用の際には、「納入仕様書」でご確認下さい。
この資料の情報(掲載回路および回路定数を含む)は一例を示すもので、量産セットとしての設計を保証す
るものではありません。また、この資料は正確かつ信頼すべきものであると確信しておりますが、その使用
にあたって第3者の工業所有権その他の権利の実施に対する保証を行うものではありません。
PS No.6809-19/19