MAXIM MAX4313EVKIT

19-1379; Rev 1; 4/99
概要 ___________________________________
特長 ___________________________________
MAX4313評価キット(EVキット)を使用すると、
MAX4313低電力、単一電源動作ビデオマルチプレクサ/
アンプの性能評価が容易になります。MAX4313の利得
は+2V/Vに固定されており、逆終端ケーブルの駆動に
最適です。50Ω系のテスト装置との互換性を維持する
ために、SMAコネクタと50Ω終端抵抗が実装されてい
ます。性能評価にビデオテスト装置を使用する場合に
は、終端抵抗を75Ωに変更するだけで十分です。
◆ 単一電源動作
このEVキットには、MAX4313が既に実装済みです。
MAX4310の性能評価を実施する際には、無料サンプル
(MAX4310ESA)を請求し、EVボード上に実装されて
いるMAX4313をMAX4310と交換してください。希望
の利得を設定するために利得設定抵抗を変更してくだ
さい。
部品リスト _____________________________
DESIGNATION QTY
C1, C3
◆ 540V/µsのスルーレート(RL=150Ω)
◆ 40MHzまでの0.1dB利得平坦性(RL=150Ω)
◆ 低スイッチングトランジェント(20mVp-p)
◆ 0.06%/0.02°
の微分利得/位相誤差
◆ 電源電圧範囲まで拡張された出力
◆ 完全にアセンブリ及びテスト済みの表面実装ボード
型番 ___________________________________
PART
TEMP. RANGE
IC PACKAGE
MAX4313EVKIT
-40°C to +85°C
8 SO
注:MAX4310の評価には、MAX4310ESAの無料サンプルを
ご請求ください。
DESCRIPTION
2
0.1µF, 10% ceramic capacitors
C2, C4
2
10µF, 10V, 20% tantalum capacitors
AVX TAJB106M010 or
Sprague 293D106X0010B
R1–R3
3
49.9Ω, 1% resistors
RG
1
0Ω resistor
RF
0
Not installed
IN0, IN1, OUT
3
SMA connectors
JU1, JU2
2
3-pin headers
クイックスタート _______________________
MAX4313EVキットは完全にアセンブリ及びテスト済み
です。以下に記載する手順に従って、ボードの動作を
確認してください。
1) この回路には、+4.5Vから+10.5Vまでの範囲の
電源電圧が必要です。評価目的のためには、VCCと
ラベル表示されたパッドに+5V電源を接続し、更に
VEE 及 び G N D と ラ ベ ル 表 示 さ れ た パ ッ ド に 電 源
グランドを接続してください。
U1
1
MAX4313ESA
None
2
Shunts for JU1, JU2
None
1
MAX4313 EV kit PC board
2) OUTとラベル表示された出力をオシロスコープの
入力に接続します。ジャンパJU1の該当するピン間
をシャントし、マルチプレクサ入力(IN0又はIN1)を
選択してください。
部品メーカ _____________________________
SUPPLIER
◆ 150MHzの-3Db帯域幅(RL=150Ω)
PHONE
FAX
AVX
803-946-0690
803-626-3123
Sprague
603-224-1961
603-224-1430
注:上記の部品サプライヤに問い合わせる際には、MAX4313
を使用している旨を必ずお申し出ください。
3) ジ ャ ン パ J U 2 の ピ ン 2 及 び 3 の 間 を シ ャ ン ト し 、
MAX4313の出力をイネーブルします。
4) 電源をオンにします。上記の手順2)で選択した該当
のマルチプレクサ入力にVCM=+1.5Vで±0.5V信号
を印加してください。100Ω負荷(評価作業を容易に
するために選択)によって、出力電圧範囲が制限され
ます。負荷がこれよりも軽い場合には、より広い出力
電圧スイングが達成可能です。MAX4310/
MAX4313∼MAX4315データシートを参照して
ください。
5) 出力信号をオシロスコープで確認します。
________________________________________________________________ Maxim Integrated Products
1
無料サンプル及び最新版データシートの入手にはマキシム社のホームページをご利用下さい。http://www.maxim-ic.com
Evaluates: MAX4310/MAX4313
MAX4313評価キット
Evaluates: MAX4310/MAX4313
MAX4313評価キット
詳細 ___________________________________
表1. ジャンパ選択
ジャンパ
電圧利得の設定(MAX4310)
帰還抵抗(RF)及び利得設定抵抗(RG)の値を変更すること
によって、MAX4310のアンプ利得を設定することが可能
です。その推奨値については、MAX4310/MAX4313∼
MAX4315データシートを参照してください。
ジャンパ位置
JU1
1–2
IN1を選択
2–3
IN0を選択
Open
外部信号でパッドA0
を駆動
1–2
出力をディセーブル
2–3
出力をイネーブル
Open
外部信号でパッド
SHDNを駆動
SHDN )の制御
ディジタル入力(A0、S
JU2
ジャンパJU1及びJU2の配線接続を選択することで、
ユーザはマルチプレクサ入力アドレス(A0)及びシャット
ダウン( SHDN )入力をそれぞれ手動で制御することがで
きます(表1)。該当するパッドにコントローラを接続し、
JU1又はJU2のジャンパからシャントを取り外す方法に
よって、外部コントローラを各入力に接続して使用する
ことも可能です。MAX4313のA0及びSHDN入力ピン
をフローティング状態にしないでください。+5Vの単一
電源動作の場合、A0及びSHDN入力はCMOSロジック
コンパチブルです。ロジックハイスレッショルドは
V CC - 1.2V、そしてロジックロースレッショルドは
VCC - 2.8Vです。
機 能
レイアウト上の配慮
PCボードのレイアウトは高速信号及び低歪みが維持
されるように最適化されており、グランド処理、電源
バイパスそして信号経路レイアウトに細心の注意が払
われています。小型サイズの表面実装型セラミックバイ
パスコンデンサ(C1、C3)をアンプの電源ピンに可能な
限り近接させて配置しています。浮遊容量を低減する
目的で、アンプの周辺及びその真下にグランドプレーン
を配置していません。帰還ピン上の浮遊容量について
は、0805サイズの帰還抵抗と利得設定抵抗を使用する
とともに、帰還ピンの隣接部にグランドプレーンを配置
しない方法によって、その値を最小限に抑えています。
VCC
VEE
C2
10mF
10V
C1
0.1mF
3
VCC
VEE
U1
VCC
IN0
4 IN0
MAX4313
SHDN 2
R1
49.9W
MUX
3
JU2 2
1
OUT 8
IN1
SHDN
DISABLE
R3
500W
RF*
OPEN
R2
49.9W
500W
VCC
1
JU1 2
ENABLE
49.9W
5 IN1
A0
C4
10mF
10V
C3
0.1mF
6
IN1
A0
1
GND
7
3
IN0
RG*
0W
* REQUIRED FOR MAX4310
図1. MAX4313EVキットの回路図
2
_______________________________________________________________________________________
OUT
MAX4313評価キット
Evaluates: MAX4310/MAX4313
1.0"
図2. MAX4313EVキットの部品配置図(部品面側)
1.0"
1.0"
図3. MAX4313EVキットのPCボードレイアウト
(部品面側)
図4. MAX4313EVキットのPCボードレイアウト
(ハンダ面側)
_______________________________________________________________________________________
3
Evaluates: MAX4310/MAX4313
MAX4313評価キット
NOTES
販売代理店
〒169 -0051東京都新宿区西早稲田3-30-16(ホリゾン1ビル)
TEL. (03)3232-6141
FAX. (03)3232-6149
マキシム社では全体がマキシム社製品で実現されている回路以外の回路の使用については責任を持ちません。回路特許ライセンスは明言されていません。
マキシム社は随時予告なしに回路及び仕様を変更する権利を保留します。
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