NJM592 ビデオアンプ ■ 概 要 NJM592 は,差動入力,作動出力形式のビデオ増幅器です。 各種記憶装置の前置増幅器及びビデオ,パルス信号等の増幅器に 最適です。 ■ 特 徴 ●広帯域 (40MHz,90MHz typ.) ●差動入力,差動出力 ●ゲイン調整端子付 ●外形 DIP8/14,DMP8/14,SSOP8/14 ■ 外 形 NJM592D NJM592M NJM592D8 NJM592M8 NJM592V8 NJM592V ■ 端 子 配 列 ■ 等 価 回 路 図 Ver.2004-02-17 -1- NJM592 ■ 絶対最大定格 (Ta=25°C) 項 目 記 号 定 格 単 位 圧 - V /V ±8 V 差動入力電圧 VDIFF ±5 V 同相入力電圧 VCM ±6 V 電 源 電 + IO 10 mA 動作温度範囲 Topr -40~+85 °C 保存温度範囲 Tstg -40~+125 °C 出 消 -2- 力 費 電 電 流 力 PD (D タイプ) 500 (M,V タイプ) 300 (D8 タイプ) 500 (M8 タイプ) 300 (V8 タイプ) 250 mW Ver.2004-02-17 NJM592 ■ 電 気 的 特 性 (特に指定のない限り,V+V-=±6V,VCM=0,Ta=25°C) 項 目 条 最 小 標 準 最 大 250 400 600 80 100 120 差 動 電 圧 利得 1 (注 1) 差 動 電 圧 利得 2 (注 2, 4) 幅 利得 1 (注 1) - 40 - 利得 2 (注 2, 4) - 90 - - 10.5 - - 4.5 帯 域 立ち上がり時間 利得 1 (注 1) RL=2kΩ,VOUT=3VP-P 件 VOUT=1VP-P 利得 2 (注 2, 4) V/V MHz ns 達 利得 1 (注 1) - 7.5 - 遅 延 時 間 利得 2 (注 2, 4) - 6.0 - 入 力 抵 抗 利得 1 (注 1) - 4.0 - 利得 2 (注 2, 4) - 30 - 利得 2 (注 2, 4) - 2.0 - pF - 0.4 5.0 µA 伝 入 力 容 量 VOUT=1VP-P 単 位 入力オフセット電流 入力バイアス電流 BW=1kHz~10MHz 入 力 雑 音 電 圧 入 力 電 圧 範 囲 ns kΩ - 9.0 30 µA - 12 - µVrms - - ±1.0 V 60 86 - - 60 - 50 70 - dB 利得 2 (注 4) VCM=±1V,f<100kHz 利得 2 (注 4) VCM=±1V,f=5MHz 電源電圧除去比 利得 2 (注 4) ∆V /V =±0.5V 出力オフセット電圧 利得 1 (注 1) RL=∞ - - 1.5 V 利得 2 (注 2,4) RL=∞ - - 1.5 V 利得 3 (注 3) RL=∞ - 0.35 0.75 V 同 相 出 力 電 圧 RL=∞ 2,4 2.9 3.4 V 差動出力電圧振幅 RL=2kΩ 3.0 4.0 - V - 20 - Ω - 18 24 mA 同相信号除去比 出 力 抵 抗 電 源 電 流 + - RL=∞ dB (注 1) :利得 1 はピン G1A と G1B を接続します。 (注 2) :利得 2 はピン G2A と G2B を接続します。 (注 3) :利得 3 はピン全ての GAIN SELECT ピンを開放します。 (注 4) :14 ピンにのみ適用されます。 Ver.2004-02-17 -3- NJM592 ■ 特 性 例 -4- Ver.2004-02-17 NJM592 ■ 特 性 例 ■ 測 定 回 路 図 Ver.2004-02-17 -5- NJM592 ■ 測 定 回 路 図 ディスク/テープ位相変調 リードバックシステム 高コモンモード ノイズリダクション微分回路 ■ 応 用 回 路 例 <注意事項> このデータブックの掲載内容の正確さには 万全を期しておりますが、掲載内容について 何らかの法的な保証を行うものではありませ ん。とくに応用回路については、製品の代表 的な応用例を説明するためのものです。また、 工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴 うものではなく、第三者の権利を侵害しない ことを保証するものでもありません。 -6- Ver.2004-02-17