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基板対電線接続用コネクタ
(機器内用)
2.54mmピッチ・PSシリーズ
■MILタイプ圧接式ソケット用・圧接結線機
(手動式)
及び手順
■フラットリボンケーブル用カッター
■圧接結線機
型名:MT−PSSEO−1B
●据付け方法
圧接機は、テーブルに固定して使用
する方法と、固定しないで使用する
方法が出来ます。固定する場合は、
下図のようにテーブルに穴をあけて
M8のネジで固定します。
固定しない場合は、本体下部にある
ロット
(2本)
を、先端ネジが作業台に
接するよう前面に引き出して、締め
付けネジで固定して使用して下さい。
●圧接押板の調整
押板の位置(圧接下死点)調整は、
コネクタ本体とカバーのラッチ機構
部が確実にラッチするよう、付属の
スパナでロックナットを回して調整
して下さい。
160±0.5
ボルト
ロックナット
押板
スパナ
144±0.5
4-φ9キリ通
qガイド
(コネクタ及びケーブルの位
置決め)
を極数により極数表示マー
ク位置の2ヶ所の穴にピンを挿入し、
ネジ止めします。
ケーブル先端にコネクタをつける時
は、先にケーブルストッパーを取り
付けて下さい。
wサブアッセンブリしたコネクタに
ケーブルを挿入し、カバー側を下に
向けてガイドに沿ってロケータプレ
ート上にセットします。
その後、片手でケーブルを保持しな
がらハンドルを下方に回します。
注意事項
(イ)
ケーブルの凹凸とカバーの凹凸
とを一致させて下さい。
(ロ)
ケーブルの側面を前後のガイド
のいずれかに突き当て、カバー
に対し直角にします。
(ハ)
ケーブル端がケーブルストッパ
ー又はカバー突き当て面に確実
に突き当たっているか確認して
下さい。
(ハ)
ケーブル途中に結線する場合
は、ストッパーは必要ありませ
ん。
eハンドルを止まるまで回して下さ
い。押板が下がって圧接結線されま
す。結線終了後はコネクタ本体とカ
バーの左右のロックが確実に固定さ
れている事を確認して下さい。
■ケーブルカッター
品名:CC−FRC−6
本ケーブルカッターは、フラットリボンケーブル
の側面に対し直角に、又任意の長さで迅速に切断
することが出来ます。
切断可能範囲
(注)
ナイフ、ダイが切れなくなった場合は、簡
単に交換が出来ます。ダイは表裏・前後を
反転して、残り3回使用出来ます。
部品名
品名
ケーブル厚さ
1.8mm以下
ダ イ
726−51036−001
ケーブル幅
85mm以下
ナイフ
726−51036−002
146
基板対電線接続用コネクタ
(機器内用)
2.54mmピッチ・PSシリーズ
■基板直付け型コネクタ用・FRC圧接結線機と圧接手順
●据付方法
圧接機は、テーブルに固定して使
用する方法と固定せずに使用す
る2つの方法が出来ます。固定の
場合は、下図のようにテーブルに
穴をあけてM8のネジで固定しま
す。
●Dタイプ用
●BDタイプ用
●Bタイプ用
型名:MT−PS−DIP−1
型名:MT−PCB−3B
型名:MT−PCB−1C
qガイドブロックをセットする。
14、16極は細溝側、40極は太溝側
を上向きにし、ケーブルストッパ
ー(中間結線の場合不用)を組み
込んで治具台にセットする。次に
ケーブルガイドを極数に合わせて
セットする。
qケーブルガイドを極数表示位置に合わせる。
極数設定彫刻の見えるところに合わせる。
止メネジ
ケーブルガイド
30極又は34極
160±0.5
極数設定彫刻を
この角に合せる
144±0.5
ガイドブロック
wコネクタを図のように組み立て、A部に電線
を挿入し、端子部を下向きにして治具台にセッ
トする。
カバーインシュレータ
4-φ9キリ通
A
ケーブル
ストッパ
40
固定しない場合は、本体下部に
あるロット
(2本)
を先端ネジが作
業台に接するよう前面に引き出
し、締め付けネジで固定します。
24 16
14
14 16
24
40
極数設定彫刻
wコネクタを図のように組み立
て、A部に電線を挿入し、カバー
インシュレータを下側にして治具
台にセットする。
コンタクト
e電線端に結線する場合は、ケーブルストッパ
ーに電線端を突き当て、電線側面をケーブルガ
イドでガイドする。
止メネジ
ケーブル突当部
サムスクリュウ
ケーブル
締まる
(ケーブルストッパ
止メネジ)
緩む
A
●圧接押板の調整
押板の位置(圧接下死点)の調整
は、コネクタ本体とカバーのラッ
チ機構部が確実にラッチするよ
う、付属のスパナでロックナット
を回して調整して下さい。
カバーインシュレータ
e圧接結線
電線端面をケーブルストッパーに
突き当て、電線側面をケーブル
ガイドでガイドし、結線機のレバ
ーを下死点まで下ろす。
コンタクト挿入溝
コネクタ
r電線中間に結線する場合は、ケーブルストッ
パーを外す。
ケーブルガイド
ケーブルストッパ
t圧接結線
154
基板対電線接続用コネクタ
(機器内用)
2.54mmピッチ・PSシリーズ
■圧着結線工具の取扱い方法
(手動式:CT150−1※−PSSF)
AWG#22∼#28用
qクリンプハイトの確認
工具品名
適用コンタクト
CT150−1G−PSSF
CT150−1−PSSF
e圧着工具のハンドル開放
No.
被覆外径 mm
030−51307−001
#24∼#22
φ1.3∼φ1.6
030−51304−001
#28∼#24
φ0.8∼φ1.2
y圧着
クリンプ
ハイト
工具のクリンプハイトは予め調整
して有りますが、不良圧着を防
止するために、圧着作業前に規
格値以内であることを確認して
下さい。
規格値を越えている場合は、所
定の圧着強度が得られない場合
がありますのでご注意下さい。
i圧着後の確認
結線終了後、圧着結線部を確認
して下さい。尚、詳細は別途組
立手順書をご参照下さい。
参考:正しく圧着された状態
コンタクトを挿入する前に、ハン
ドルを開放状態にします。未開
放のままではコンタクトは挿入出
来ません。ハンドルを一杯まで締
め付けてから離すと、自動的に開
放されます。
電線がコンタクトから抜け出さな
いように軽く押し付けながらハン
ドルを徐々に握り締め、ラチェッ
トが外れるまで締め付けます。
この状態で圧着結線は完了です。
rコンタクトの挿入
uコンタクトの取り出し
●規格値(電線無しで、コンタク
トのみ圧着した場合)
工具品名
規格値 mm
CT150−1G−PSSF 0.83±0.02
CT150−1−PSSF 0.71±0.02
w電線の被覆剥き
t電線の挿入
3.7∼4.5mm
コンタクト圧着バレル内に、電線
をコンタクトケーブルストッパー
に突き当たるまで挿入します。こ
の時ストッパーに強く当てすぎま
すと、ケーブルが曲がったり、捻
じれたりしますので注意して下さ
い。尚、束線が乱れているもの
は、予め軽く捻って修正しておい
て下さい。
167
適用電線(撚線)
AWG
圧着が完了後、力を抜くとハン
ドルは自動的に戻ります。電線
を軽く引くとコンタクトは取り出
せます。この時、コンタクトのラ
ッチが変形しないよう注意して下
さい。
(イ)
芯線先端が芯線バレルより出ている。
(ロ)
芯線バレル内に被覆が食い込んでい
ない。
(ハ)
芯線がバレルからはみ出ていない。
(ニ)
被覆バレル内に被覆が巻かれてい
る。
(ホ)
コンタクト曲がりが基準内である。
(ヘ)
ベルマウスがついている。
(ト)
圧着面が過度にあれていない。
基板対電線接続用コネクタ
(機器内用)
2.54mmピッチ・PSシリーズ
■圧着結線工具の取扱い方法
(手動式:CT150−2※−SF3)
AWG#28∼#36用
工具品名
適用コンタクト
#32
CT150−2−SF3
CT150−2B−SF3
qクリンプハイトの確認
適用電線(撚線)
AWG No.
被覆外径 mm
φ0.4∼φ0.8
工具圧着部
表示
32
030−51720−001
#36∼#34
34−36
(PS−SF−C3 型)
#28
φ0.8∼φ1.2
28
#30
φ0.6∼φ1.0
30
e圧着工具のハンドル開放
y圧着
コンタクトを挿入する前に、ハンドルを開放
状態にします。ハンドルを一杯まで締め付け
てから離すと、自動的に開放されます。
電線がセットの位置からずれないように注意
しながら、ハンドルを徐々に握り締め、ラチ
ェットが外れるまで締め付けます。
この状態で圧着結線は完了です。
クリンプ
ハイト
工具のクリンプハイトは予め調整して有りま
すが、不良圧着を防止するために、圧着作業
前に規格値以内であることを確認して下さい。
●規格値(コンタクトのみ圧着した場合)
圧着部 芯線部 被覆部
表示
mm
mm
32
0.62
CT150−2−SF3
1.20
34−36 0.595
28
0.69
1.50
CT150−2B−SF3
30
0.645
1.35
工具品名
rコンタクトの挿入
電線サイズ
表示
w電線の被覆剥き
芯線クリンパ
30
コンタクトストッパ
28
被覆クリンパ
電線
突き当て部
ロケータ
4.0∼4.8mm
uコンタクトの取り出し
圧着が完了後、力を抜くとハンドルは自動的
に戻ります。電線を軽く引くとコンタクトは
取り出せます。
i圧着後の確認
結線終了後、圧着結線部を確認して下さい。
尚、詳細は別途組立手順書をご参照下さい。
芯線ストッパ
芯線バレル
参考:正しく圧着された状態
被覆
バレル
電線
コンタクト
ロケータ
カバー
芯線アンビル
被覆アンビル
図のような向きで、コンタクト先端がロケー
タ内に突き当たるまで挿入します。
本工具は、2つの圧着箇所を保有しています
ので、使用コンタクト及び電線に合わせた位
置を選んで下さい。
(上表参照)
(イ)
芯線先端が芯線バレルより出ている。
(ロ)
芯線バレル内に被覆が食い込んでいない。
(ハ)
芯線がバレルからはみ出ていない。
(ニ)
被覆バレル内に被覆が巻かれている。
(ホ)
コンタクト曲がりが基準内である。
(ヘ)
ベルマウスがついている。
(ト)
圧着面が過度にあれていない。
t電線の挿入
被覆剥きした電線先端を、コンタクト内の芯
線ストッパーに付き当て、被覆部をコンタク
トの被覆バレル内に入れます。この時、芯線
の乱れや強く当て過ぎないようにご注意願い
ます。
168
基板対電線接続用コネクタ
(機器内用)
2.54mmピッチ・PSシリーズ
■位置決めキィ・コンタクト引抜工具・ラッチ起し工具
単位:mm
●位置決めキィ:201−50031
A
材料:PBT樹脂
(UL94V−0、灰色)
0.9
挿入方向
1.6
0.8
1.6
A
方向指示マーク
A-A断面
1.1
3
(1)
キィ頭の方向指示マークを上図に示す方向に合わせ、手でソケットハ
ウジングに挿入してください。
(2)
キィ頭がハウジング前面から出ない位置まで押し込んで下さい。
(注意)
キィ位置に対応する相手側ピンヘッダのコンタクト
(ポスト)
を抜い
て下さい。
1
7
●コンタクト引抜工具:PS−EX1
A部詳細図
ハウジングに装着した圧着型ソケットコンタクトを引抜く時
に使用する工具です。
材料/鋼、仕上/ニッケルメッキ
1
t1.8
品名表示
コンタクトラッチ
1.1
JAE PS―EXI
WIRE
76
10
工具を上図のように、ソケットハウジングのコンタクトラッチ係合溝に挿
入後、押しつけたままケーブルを引張ると、コンタクトを引抜くことがで
きます。
A
●ラッチ起し工具:PS−LU1
50
10
JAE PS―LUI
ソケットハウジングから引抜いたソケットコンタクトを、再度ハウジング
に挿入する場合、コンタクトのラッチの倒れをラッチ起し工具を用いて修
正してから再挿入してください。
●材質/鋼 仕上/ニッケルメッキ
t1
ピン保護片
ラッチ
ラッチ起しピン
コンタクト
(部分断面図)
回転ストッパ
ラッチ高さ
0.5∼1.0mm
ピン
ラッチ
回転ストッパ
qラッチの低くなったコンタクト
を上図の如き向きで、工具の
ピンを挿入する。
169
wコンタクトを工具に確実に突
きあてる。
eコンタクトを工具に突きあてな
がら、回転ストッパの位置まで
押す。
rコンタクトを工具より取り外
す。
基板対電線接続用コネクタ
(機器内用)
2.54mmピッチ・PS−LAシリーズ
■ソケットハウジング/圧着式ソケットコンタクト
単位:mm
●ソケットハウジング
●ソケットコンタクト・圧着結線式
品名:PS−※SLA−D4C2
品名:PS−SLA−C2−1−※
A
列番号(B)、端子番号
A
2.2
2
2.6
1B
1.8
5.7
0.4
7±0.2
2.54±0.08
B 0
−0.3
C参考
1.8
1A
JAE
2.7
2
7±0.8
列番号(A)、端子番号表示
断面A-A
6±0.8
■品名
2.54±0.08(ピッチ)
A±0.2
形 状
品 名
リール
(1リール/5, 000本)
PS−SLA−C2−1−5000
単品
(単品/100本)
PS−SLA−C2−1−100
(注)
上記品名は、接触部の金メッキ厚は0.1μm以上です。
他のメッキ厚仕様については、別途お問い合わせ下さい。
(注)
4極の場合は、誤挿入防止キィは中心に1ヶ所。
■適用電線
電線サイズ
AWG#28∼#24相当の撚線
被覆外径
φ1.0∼φ1.6mm
■品名/寸法
極数
品 名
A
B
C
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
PS−4SLA−D4C2
PS−6SLA−D4C2
PS−8SLA−D4C2
PS−10SLA−D4C2
PS−12SLA−D4C2
PS−14SLA−D4C2
PS−16SLA−D4C2
PS−18SLA−D4C2
PS−20SLA−D4C2
PS−22SLA−D4C2
PS−24SLA−D4C2
PS−26SLA−D4C2
PS−28SLA−D4C2
PS−30SLA−D4C2
2.54
5.08
7.62
10.16
12.7
15.24
17.78
20.32
22.86
25.4
27.94
30.48
33.02
35.56
1.18
3.72
6.26
8.8
11.34
13.88
16.42
18.96
21.5
24.04
26.58
29.12
31.66
34.2
5.08
7.62
10.16
12.7
15.24
17.78
20.32
22.86
25.4
27.94
30.48
33.02
35.56
38.1
177
■適用圧着結線機・工具
手動式圧着工具:
半自動圧着機:CT350型
CT150−2−PSSLA−B
コンタクト引抜工具:
ET−PS−SLA−C2
基板対電線接続用コネクタ
(機器内用)
2.54mmピッチ・PS−LAシリーズ
■PS−LAタイプ・圧着工具/圧着手順
qクリンプハイトの確認
手動式圧着工具品名
適用コンタクト
CT150−2−PSSLA−B
PS−SLA−C2 型
適用電線
AWG No.
被覆外径 mm
#28∼#26
φ1.0∼φ1.3
#26∼#24
φ1.2∼φ1.6
工具圧着部
表示
26−28
24−26
e圧着工具のハンドル開放
y圧着
コンタクトを挿入する前に、ハンドルを開放
状態にします。ハンドルを一杯まで締め付け
てから離すと、自動的に開放されます。
電線がセットの位置からずれないように注意
しながら、ハンドルを徐々に握り締め、ラチ
ェットが外れるまで締め付けます。
この状態で圧着結線は完了です。
クリンプ
ハイト
工具のクリンプハイトは予め調整して有りま
すが、不良圧着を防止するために、圧着作業
前に規格値以内であることを確認して下さい。
●規格値(コンタクトのみ圧着した場合)
圧着部 芯線部 被覆部
表示
mm
mm
26−28
0.59
1.65
CT150−2−PSSLA−B
24−26
0.61
1.90
工具品名
rコンタクトの挿入
電線サイズ
表示
w電線の被覆剥き
芯線クリンパ
26
28
24
被覆クリンパ
uコンタクトの取り出し
圧着が完了後、力を抜くとハンドルは自動的
に戻ります。電線を軽く引くとコンタクトは
取り出せます。
26
1.5∼2mm
電線突き当て部
電線
コンタクト
位置決めストッパ
ロケータ
参考:正しく圧着された状態
コンタクト
被覆アンビル
i圧着後の確認
結線終了後、圧着結線部を確認して下さい。
尚、詳細は別途組立手順書をご参照下さい。
芯線アンビル
図のような向きで、コンタクト先端がロケー
タ内に突き当たるまで挿入します。
本工具は、2つの圧着箇所を保有しています
ので、使用コンタクト及び電線に合わせた位
置を選んで下さい。
(上表参照)
(イ)
芯線先端が芯線バレルより出ている。
(ロ)
芯線バレル内に被覆が食い込んでいない。
(ハ)
芯線がバレルからはみ出ていない。
(ニ)
被覆バレル内に被覆が巻かれている。
(ホ)
コンタクト曲がりが基準内である。
(ヘ)
ベルマウスがついている。
(ト)
圧着面が過度にあれていない。
t電線の挿入
被覆剥きした電線先端を、コンタクト内の芯
線ストッパーに付き当て、被覆部をコンタク
トの被覆バレル内に入れます。この時、芯線
の乱れや強く当て過ぎないようにご注意願い
ます。
178