AC電源用サージプロテクタ 5Ã$Ã9 5Ã&Ã0 RSPD SPD (Surge Protective Device) SERIES ●特性用語の説明 No. 1 2 項 目 試 験 内 容 AC放電開始電圧 (Ua) 端子間に緩やかな立ち上がり (du/dt=AC100V/s∼ AC500V/s) の交流電圧を印加した時、 サージプロテク タが動作した電圧。 公称放電電流 (isn) アレスタの区分を8/20μsのインパルス電流波形と電流値で定義したもの。 これは、IEC/EN 60099-1『Surge arresters Parts1: Non-linear resisor type gapped surge arresters for a.c. system』 で規定されている。 各端子間に、1.2/50μsのインパルス波形を印加 した時、 サージプロテクタが動作する最低電圧。 3 最低動作 インパルス電圧 (us) 各端子間に1.2/50μs 12,000V (10,000Vμs) を印加した時の最大放電開始電圧。 4 最大峻度インパルス 放電開始電圧 (uas) 各端子間に8/20μs 2,500A のインパルス電流を印加した時 の最大制限電圧。 5 6 最大制限電圧 (ur) 電流インパルス寿命 8/20μs 500Aのインパルス電流を 60s間隔で印加した時、端子間に印加 可能な最低印加回数。 8/20μsのインパルス電流を端子間に 印加できる最大インパルス電流値。 7 最大インパルス耐量 (Is) 27 5Ã$Ã9 5Ã&Ã0 RSPD AC電源用サージプロテクタ SPD (Surge Protective Device) SERIES 【サージプロテクタを使用する上での基本回路と注意事項】 1.基本回路適用例 ●交流三相回路の場合 R AC入力 S R S 被保護機器 ブレーカ T T 被保護機器の電源入力部で、 ブレーカ後段に図− 1のように、 ヒューズ (5A以下) と共に接続して下さい。 また、 サージプロテクタの接地と被保護機器の接地は 可能な限り最短距離で共通接続し、大地へ一点接 地することを推奨します。 E ヒューズ 1 2 3 サージプロテクタ E (図−1) 2.注意事項 a) サージプロテクタはできる限り設備の引込口に近接して設置して下さい。 b) 破壊の原因になりますので、 最大許容回路電圧を超える電圧では使用しないで下さい。 c) 絶縁耐圧試験を実施する時には 端子を取り外して下さい。 d) ヒューズ選定においては溶断特性とインパルス耐電圧を評価・検証して、 選定して下さい。 e) サージプロテクタの接続導体はできる限り短くして使用して下さい。 28