連系協議用資料 - RPI-M20A - Delta Electronics

DELTA ELECTRONICS(JAPAN)INC
デルタ電子(株)
リニューアブルエナジー・ソリューション営業部
〒553-0003 大阪市福島区福島 5-9-6
TEL:06-4798-0555 FAX:06-4798-0550
Delta Electronics Inc.
RPI-M20A
連系協議用技術試験資料
1
目次
1. 直流分検出機能試験
P-04
2. 交流過電圧及び不足電圧試験
P-06
3. 周波数上昇及び低下試験
P-20
4. 逆電力防止試験
P-26
5. 逆充電防止試験
P-26
6. 単独運転検出試験1
P-27
7. 復電後の一定時間投入防止試験
7.1 復電後の一定時間投入防止試験1
P-36
7.2 復電後の一定時間投入防止試験2
P-38
8. 瞬時不平衡過電圧試験
P-41
9. 運転力率試験
P-42
10. 出力高調波電流試験
P-43
11. 漏洩電流試験
P-46
12. 電圧上昇抑制機能
P-47
13. ソフトスタート機能試験
P-48
14. 入力電力急変試験及び負荷急変試験
P-49
15. 瞬時電圧低下試験
15.1 残電圧 20%時
P-52
15.2 残電圧 0%時
P-66
15.3 周波数変動試験
P-80
16. 自立運転試験
16.1 自立運転試験(コンセント)
P-83
16.2 自立運転試験(自動切替)
P-83
2
17. その他
17.1 定格出力電圧+10%時
17.1.1 周波数上昇及び低下試験
P-84
17.1.2 瞬時電圧低下(残電圧 20%時)
P-87
17.1.3 瞬時電圧低下(残電圧 0%時)
P-100
17.1.4 周波数変動試験
P-113
17.2 定格出力電圧-10%時
17.2.1 周波数上昇及び低下試験
P-116
17.2.2 瞬時電圧低下(残電圧 20%時)
P-119
17.2.3 瞬時電圧低下(残電圧 0%時)
P-132
17.2.4 周波数変動試験
P-145
17.3 系統電圧急変試験
P-148
17.4 系統電圧位相急変試験(位相差 10°)
P-149
17.5 系統電圧位相急変試験(位相差 120°)
P-150
17.6 系統電圧不平衡急変試験
P-152
17.7 系統電圧歪耐量試験
P-153
17.8 交流過電流試験
P-155
17.9 交流短路試験
P-157
17.10 系統電圧不平衡試験
P-159
17.11 負荷遮断
P-162
P-163
17.12 25台並列運転時単独運転検出試験
17.13 25台並列運転時出力高調波電流試験
d
P-186
3
1. 直流分検出機能試験
【試験条件】
パワーコンディショナの運転状態は、認証申込者との協議により模擬運転状態又は通常運転状態と
する。
【測定方法】
イ) 直流流出検出回路に直流電流を加え、保護装置が動作するレベルまで徐々に増加させ、保護レ
ベルを測定する。
ロ) 直流電流を保護レベルの規定値の 110%にステップ状に増加させ、保護装置の動作時間を測定
する。
【判定基準】
イ) 直流電流を検出し、開閉器開放及びゲートブロック機能が動作すること。
ロ) 保護レベルは、定格出力電流の 1%以下であること。
ハ) 動作時間は、0.5 秒以内であること。
【試験結果】
機能動作電流値
系統周波数
実測値
50Hz
275mA
60Hz
285mA
判定基準
290mA
290mA
判定
良
良
動作時間
系統周波数
50Hz
60Hz
判定基準
500ms
500ms
判定
良
良
実測値
214ms
218ms
4
【試験波形】
『50Hz時』
Ry 接点信号
GB 信号
直流分
電流波形
214ms
『60Hz時』
Ry 接点信号
GB 信号
直流分
電流波形
218ms
5
2.交流過電圧及び不足電圧試験
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする。
【測定方法】
イ) 交流電圧を過電圧継電器(OVR)の検出レベルの 95%から徐々に上昇させ、OVR が電圧異常を検
出し、パワーコンディショナを解列する電圧検出レベルを測定する。
ロ) 交流電圧を定格電圧から整定値の 105%にステップ状に上昇させ、OVR が電圧異常を検出し、パ
ワーコンディショナを解列させるまでの検出時限を測定する。
ハ) 交流電圧を不足電圧継電器(UVR)の検出レベルの 105%から徐々に低下させ、UVR が電圧異常
を検出し、パワーコンディショナを解列する電圧検出レベルを測定する。
ニ) 交流電圧を定格電圧から整定値の 95%にステップ状に低下させ、UVR が電圧異常を検出し、パ
ワーコンディショナを解列させるまでの検出時限を測定する。
【判定基準】
イ) 異常電圧を検出し、開閉器開放及びゲートブロック機能が動作すること。
ロ) 保護レベルは、整定値の±2%以内であること。
ハ) 検出時限は、整定値の±0.1 秒以内であること。
ニ) 系統電圧が正常に復電しても、仕様上明記された時間又は整定された時間(例.150 秒)は再並
列しないこと。また、運転スイッチ等による運転動作信号等を入力された場合であっても再並列
阻止時間中に動作しないこと。
6
【試験結果】
1) 交流過電圧
整定値
R-S 相
S-T 相
T-R 相
460.0V
整定値
R-S 相
S-T 相
T-R 相
1.0s
整定値
R-S 相
S-T 相
T-R 相
300s
2) 交流不足電圧
整定値
R-S 相
S-T 相
320.0V
T-R 相
整定値
R-S 相
S-T 相
T-R 相
1.0s
整定値
R-S 相
S-T 相
T-R 相
300s
動作値(50Hz)
464.5V
463.6V
465.5V
動作値(60Hz)
465.5V
463.4V
463.1V
判定基準
動作値(50Hz)
950ms
965ms
975ms
動作値(60Hz)
950ms
960ms
960ms
判定基準
動作値(50Hz)
301.5s
301.0s
301.5s
動作値(60Hz)
301.5s
301.5s
301.5s
判定基準
整定時間
内再並列し
なこと
判定
良
良
良
動作値(50Hz)
321.4V
320.7V
321.9V
動作値(60Hz)
323.3V
321.8V
322.8V
判定基準
判定
良
良
良
動作値(50Hz)
950ms
955ms
960ms
動作値(60Hz)
950ms
955ms
955ms
判定基準
動作値(50Hz)
302.5s
301.0s
301.5s
動作値(60Hz)
301.0s
301.5s
301.5s
判定基準
整定時間
内再並列し
なこと
整定値の
±2%
整定値の
±0.1s
整定値の
±2%
整定値の
±0.1s
判定
良
良
良
判定
良
良
良
判定
良
良
良
判定
良
良
良
7
【試験波形】
1) 交流過電圧
『50Hz時』
《R-S相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.950s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
8
《S-T相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.965s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.0s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
9
《T-R相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.975s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
10
『60Hz時』
《R-S相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.950s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
11
《S-T相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.960s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
12
《T-R相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.960s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
13
2) 交流不足電圧
『50Hz時』
《R-S相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.950s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
302.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
14
《S-T相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.955s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.0s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
15
《T-R相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.960s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
16
『60Hz時』
《R-S相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.950s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.0s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
17
《S-T相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.955s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
18
《T-R相》
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
0.955s
出力電流
(R相)
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
301.5s
系統電圧
出力電流
(R相)
復電
再並列
19
3.周波数上昇及び低下試験
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする。
【測定方法】
イ) 周波数を周波数上昇継電器(OFR)の検出レベルの-0.5Hz から徐々に上昇させ、OFR が周波数
上昇を検出し、パワーコンディショナを解列する検出レベルを測定する。
ロ) 周波数を定格周波数から整定値の 105%にステップ状に上昇させ、OFR が周波数異常を検出し、
パワーコンディショナを解列させるまでの検出時限を測定する。
ハ) 周波数を周波数低下継電器(UFR)の検出レベルの+0.5Hz から徐々に低下させ、UFR が周波数
異常を検出し、パワーコンディショナを解列する検出レベルを測定する。
ニ) 周波数を定格周波数から整定値の 95%にステップ状に低下させ、UFR が周波数異常を検出しパ
ワーコンディショナを解列させるまでの検出時限を測定する。
【判定基準】
イ) 異常周波数を検出し、開閉器開放及びゲートブロック機能が動作すること。
ロ) 保護レベルは、整定値の±0.1Hz 以内であること。
ハ) 動作時間は、整定値の±0.1 秒以内であること。
ニ) 周波数が正常に回復しても、仕様上明記された時間又は整定された時間(例.150 秒)は再並列
しないこと。また、運転スイッチ等による運転動作信号等を入力された場合であっても再並列阻
止時間中に動作しないこと。
20
【試験結果】
1) 周波数上昇
50Hz
60Hz
50Hz
60Hz
整定値
51.0Hz
61.2Hz
動作値
51.00Hz
61.20Hz
判定基準
整定値の
±0.1Hz
判定
良
良
整定値
動作値
968ms
968ms
判定基準
整定値の
±0.1s
判定
良
良
動作値
302.4s
判定基準
整定時間内
再並列しなこ
と
判定
良
1.0s
整定値
50Hz
60Hz
300s
302.7s
良
2) 周波数低下
50Hz
60Hz
50Hz
60Hz
整定値
48.5Hz
58.8Hz
動作値
48.50Hz
58.80Hz
判定基準
整定値の
±0.1Hz
判定
良
良
整定値
動作値
980ms
953ms
判定基準
整定値の
±0.1s
判定
良
良
動作値
301.8s
判定基準
整定時間内
再並列しなこ
と
判定
良
1.0s
整定値
50Hz
60Hz
300s
302.1s
良
21
【試験波形】
1) 周波数上昇
検出
『50Hz時』
解列
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
967.5ms
出力電流
302.4s
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
復電
再並列
22
『60Hz時』
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
967.5ms
出力電流
302.7s
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
復電
再並列
23
2) 周波数低下
『50Hz時』
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
980ms
出力電流
301.8s
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
復電
再並列
24
『60Hz時』
検出
解列
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
952.5ms
出力電流
302.1s
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
復電
再並列
25
4. 逆電力防止試験
この試験は、逆電力継電器(RPR)を有するパワーコンディショナに適用する試験であるため RPR を具備
しない本パワーコンディショナは対象外となります。
5. 逆充電防止試験
この試験は、逆充電検出機能を有するパワーコンディショナに適用する試験であるため上記機能を具備
しない本パワーコンディショナは対象外となります。
26
6. 単独運転検出試験1
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値(認証申込書裏面記載通り)とする。
ホ) 慣性モーメント 0.014kg・m 2 以上の回転機負荷を接続し。
ヘ) R・L 及び C 負荷を交流電源との間の有効電力潮流及び無効電力潮流が次の表の条件となる
ように設定する。
試験条件(有効電力、無効電力)
-10,+10
-10, +5
-10,
0
-10, -5
-10,-10
-5,+10
-5, +5
-5,
0
-5, -5
-5,-10
0,+10
0, +5
0,
0
0, -5
0,-10
+5,+10
+5, +5
+5,
0
+5, -5
+5,-10
+10,+10
+10, +5
+10,
0
+10, -5
+10,-10
※パワーコンディショナ出力電力に対する有効電力及び無効電力の比(%)
【測定方法】
イ) 交流電源からのSWを開路し、パワーコンディショナがゲートブロック機能又は開閉器が動作する
までの時間を測定する。
【判定基準】
① 受動的方式
イ) 単独運転を検出し、0.5 秒以内にゲートブロック機能が動作すること。この場合において、受
動的方式の検出方式の特徴から不感帯領域(単独運転非検出部分)を許容するが、極力不
感帯を持たないようにすること。
ロ) 系統電圧が復電しても単独運転検出後一定時間は再起動しないこと。
② 能動的方式
イ) 単独運転を検出し、0.5 秒以上 1 秒以内に開閉器開放及びゲートブロック機能が動作するこ
と。
ロ) 系統電圧が復電しても仕様上明記された時間又は整定された時間は再並列しないこと。
27
③ 受動的方式+能動的方式
イ) 単独運転を検出し、1 秒以内に開閉器開放及びゲートブロック機能(受動的方式で検出した
場合はゲートブロック機能)が動作すること。ただし、能動的方式で検出し停止した場合は、
0.5 秒以上 1 秒以内であること。
ロ) 受動的方式で検出し停止した場合は、系統電圧が復電しても単独運転検出後一定時間は再
起動しないこと。
ハ) 能動的方式で検出し停止した場合は、系統電圧が復電しても仕様上明記された時間又は整
定された時間は再並列しないこと。
ニ) 受動的方式のみの試験において、単独運転となった領域は、その不感帯領域を能動的方式
が補っていることを確認できること。
28
【試験結果】
『50Hz時、受動的』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-9.87, -10.17
-10.02, -5.13
-9.90, -0.18
-10.20, 4.80
-9.42, 10.20
-4.92, -10.20
-5.10, -4.79
-5.13, -0.03
-5.09, 5.06
-4.80, 9.90
-0.17, -10.07
0.23, -5.25
0.15, -0.03
-0.15, 4.97
0.18, 9.90
4.80, -10.07
4.82, -4.92
4.92, 0.08
4.97, 4.95
4.97, 10.20
10.20, -9.87
10.02, -5.10
9.87, 0.12
9.98, 4.97
10.02, 10.08
207
450
499
495
218
179
447
480
476
201
198
403
496
457
198
177
437
483
372
198
180
212
464
250
181
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
29
『50Hz時、能動的』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-9.90, -10.08
-9.74, -5.10
-9.75, -0.09
-10.08, 4.95
-10.04, 9.83
-5.18, -10.04
-4.79, -5.21
-5.09, 0.05
-4.92, 5.13
-5.13, 10.20
0.08, -9.87
-0.06, -4.92
-0.03, -0.18
0.12, 5.07
0.15, 9.81
5.07, -9.78
5.10, -4.95
4.95, 0.12
4.92, 5.10
5.10, 10.04
9.99, -10.08
9.78, -5.07
10.07, 0.15
10.01, 5.00
10.16, 10.01
714
699
693
640
602
612
609
649
676
684
638
645
628
634
620
611
629
660
653
620
642
659
647
673
672
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
30
『50Hz時、能動的+受動的』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-10.02, -10.02
-10.17, -4.97
-9.78, -0.18
-10.05, 5.13
-10.20, 10.05
-5.13, -10.05
-4.88, -5.13
-5.10, -0.05
-4.95, 5.25
-4.92, 9.90
-0.14, -9.92
-0.03, -4.94
-0.15, 0.03
0.12, 5.07
0.15, 9.81
5.07, -9.78
5.10, -4.95
4.95, 0.12
4.92, 5.10
5.10, 10.04
9.99, -10.08
9.78, -5.07
10.07, 0.15
10.01, 5.00
10.16, 10.01
299
399
425
264
196
265
390
275
247
183
262
412
424
259
175
199
472
300
271
200
239
307
302
241
172
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
31
『60Hz時、受動的』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-9.87, -9.93
-10.17, -5.12
-10.08, -0.23
-10.07, 5.21
-10.05, 10.08
-5.12, -10.07
-4.91, -5.28
-4.91, -0.12
-4.82, 5.27
-5.07, 9.96
-0.15, -9.77
-0.11, -4.80
0.15, 0.11
0.06, 4.95
0.17, 9.96
5.22, -10.08
5.10, -4.86
5.10, 0.02
4.92, 5.25
5.13, 10.04
10.14, -10.13
9.93, -5.06
10.07, 0.12
10.16, 5.00
9.71, 10.01
203
344
442
355
187
190
355
430
323
184
222
358
475
352
208
241
280
417
246
210
190
209
431
246
184
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
32
『60Hz時、能動的』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-10.17, -10.02
-10.17, -4.83
-9.81, -0.21
-10.08, 4.86
-9.42, 10.20
-4.92, -10.05
-5.12, -4.95
-5.16, -0.05
-5.09, 5.28
-4.77, 9.86
-0.15, -10.10
0.18, -5.30
0.18, -0.18
-0.15, 4.82
0.18, 9.78
4.85, -10.04
4.86, -4.91
4.88, 0.18
4.97, 4.95
4.79, 9.84
9.77, -10.17
10.17, -5.13
9.87, 0.27
9.98, 5.12
10.02, 10.08
601
611
600
655
605
670
652
645
642
656
671
693
670
651
691
646
656
700
713
708
655
630
628
631
697
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
33
『60Hz時、能動的+受動的』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-9.90, -10.08
-9.74, -5.10
-9.75, -0.09
-10.08, 4.92
-10.10, 9.72
-5.18, -10.04
-4.79, -5.21
-5.09, 0.05
-4.92, 5.13
-5.13, 10.13
0.08, -9.78
-0.06, -4.92
-0.03, -0.17
0.12, 5.07
0.15, 9.81
5.07, -10.07
5.13, -4.79
5.15, 0.12
5.22, 5.13
5.13, 10.04
10.14, -10.05
9.78, -5.07
10.07, 0.15
10.01, 5.15
10.17, 9.86
289
329
286
213
188
201
422
283
236
185
191
277
356
240
200
211
309
371
185
194
197
390
271
201
202
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
34
【試験波形】
50Hz ③能動+受動的方式-No.24
交流電源開路信
号
Ry 接点信号
P:Q%=+10:+5%
遮断
PDR 動作:241ms
解列
241ms
GB信号
系統電圧
出力電流
60Hz ②能動的方式-No.13
交流電源開路信
号
Ry 接点信号
P:Q%=0:0%
PDR 動作:670ms
遮断
解列
670ms
GB信号
系統電圧
出力電流
35
7. 復電後の一定時間投入阻止試験
7.1 復電後の一定時間投入阻止試験1
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とし、一定時間投入阻止時限の整定値は、
各値で行う。
ホ) パワーコンディショナの定格出力を消費するように負荷を設定する。
【測定方法】
イ) 系統電圧の停電を発生させ、10 秒間維持する。
ロ) 系統電圧を復電させる。
ハ) 復電後、パワーコンディショナが自動的に並列する場合は、復電後から再並列するまでの時間を
計測する。
また、本体又はリモコン等によって並列する場合は、復電後から一定時間中に再並列しない事を確認
する。
【判定基準】
パワーコンディショナが、停電を検出し解列した後、系統電圧が復電しても、仕様上明記された時間又
は整定された時間は再並列しないこと。また、再並列阻止時間中に運転スイッチ等による運転動作信
号等を入力された場合であっても再並列阻止時間中に動作しないこと。
【試験結果】
整定時間
300s
動作時間
302.4s
判定基準
整定時間内で
再並列しないこと
※動作時間:系統電圧復電から再並列までの時間
判定
良
36
【試験波形】
Ry 接点信号
GB信号
入力電圧
復電
再並列
系統電圧
302.4s
出力電流
37
7.2.復電後の一定時間投入阻止試験2
再並列阻止時間中に、系統異常又は直流入力に異常があったときの動作を確認するために、次の試
験を実施する。
1) 直流入力を遮断させる。
2) 直流入力を遮断させて、その後に停電を発生させる。
3) 停電を発生させて、その後に直流入力を遮断させる。
【試験条件】
復電後の一定時間投入阻止試験1と同様の試験条件とする。
【測定方法】
1) 直流入力を遮断させる。
イ)
パワーコンディショナの再並列阻止時間中に、直流入力を遮断し、制御電源が完全に切れて、
動作が停止するように維持する。
ロ)
直流入力を再投入する。
2) 直流入力を遮断させて、その後に停電を発生させる。
イ)
パワーコンディショナの再並列阻止時間中に、直流入力を遮断する。
ロ)
パワーコンディショナ出力の外部に接続した遮断器を開路し、系統電圧の停電を発生させ、
制御電源を完全に切り、動作を停止させる。
ハ)
パワーコンディショナ出力の外部に接続した遮断器を閉路し、系統電圧を復電させる。
ニ)
直流入力を再投入する。
3) 停電を発生させて、その後に直流入力を遮断させる。
イ)
パワーコンディショナの再並列阻止時間中に、パワーコンディショナ出力の外部に接続した遮
断器を開路する。
ロ)
直流入力を遮断し、制御電源を完全に切り、動作を停止させる。
ハ)
パワーコンディショナ出力の外部に接続した遮断器を閉路し、系統電圧を復電させる。
ニ)
直流入力を再投入する。
38
【判定基準】
1) 直流入力を遮断させた場合
直流入力が再投入された後、再度再並列阻止時間を計測すること、または、再並列阻止時間の計測
を継続すること。
2) 直流入力を遮断させて、その後に停電を発生させた場合
制御電源に直流出力電力を使用しているものにあっては直流入力が再投入された後、制御電源に商
用電源を使用しているものにあっては系統電圧が復電した後、再度再並列時間を計測すること。
3) 停電を発生させて、その後に直流入力を遮断させた場合
制御電源に直流出力電力を使用しているものにあっては直流入力が再投入された後、制御電源に商
用電源を使用しているものにあっては系統電圧が復電した後、再度再並列阻止時間を計測すること。
【試験結果】
整定時間
動作時間
判定基準
1.直流入力を遮断させた場合
334.50s
2.直流入力を遮断させて、その後
334.50s
整定時間内で
に停電を発生させた場合
300s
再並列しない
3.停電を発生させて、その後に直
330.35s
流入力を遮断させた場合
※動作時間:直流入力復電からゲートブロック解除までの時間
判定
良
良
良
1) 直流入力を遮断させた場合
ゲートブロック信
号
直流電圧波形
直流再投入
再並列
334.50s
RS 相電圧波形
39
2) 直流入力を遮断させて、その後に停電を発生させた場合
ゲートブロック信
号
直流再投入
直流電圧波形
再並列
334.50s
RS 相電圧波形
3) 停電を発生させて、その後に直流入力を遮断させた場合
ゲートブロック信
号
直流電圧波形
直流再投入
再並列
330.35s
RS 相電圧波形
40
8. 瞬時(不平衡)過電圧試験
この試験は、電気方式が単相3線式及び単相2線式のパワーコンディショナに適用する試験であるため、
三相3線方式である本パワーコンディショナは対象外となります。
41
9. 運転力率試験
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
ニ) パワーコンディショナの定格出力を消費するように負荷を設定する。
ホ) 線路インピーダンスを以下のとおりに設定する。
各相:(直流抵抗分 0.19Ω±8%)+(インダクタンス分 0.23mH±8%)
【測定方法】
イ) パワーコンディショナの出力を定格出力(100%)に設定し、交流出力電力を測定して出力力率を
求める。
【判定基準】
イ) 出力力率が、0.95 以上であること。
【試験結果】
交流出力
力率
周波数(Hz)
60
50
判定基準
判定
R相
S相
T相
0.9995
0.9994
0.9996
0.9998
0.9997
0.9999
定格出力時
0.95 以上
良
42
10. 出力高調波電流試験
【試験条件】
『運転力率試験』と同様の試験条件とする。
【測定方法】
イ) パワーコンディショナの出力を定格出力(100%) に設定し、出力高調波電流を測定する。
ロ) 総合電流歪率 DF は、次式によって求める。
ここに
i ACn :パワーコンディショナの出力電流のn次高調波電流成分実効値
i ACO :パワーコンディショナの交流定格電流実効値(A)
n :高調波次数 2~40 次とする。
【判定基準】
定格時の出力電流歪率が総合電流歪率5%以下、各次調波(2~40次)が3%以下であること。
43
【試験結果】
『50Hz時』
相
R相
総合歪率(%)
各調波含
有率(%)
S相
T相
1.13
1.15
1.20
2次
0.19
0.13
0.08
3次
0.12
0.15
0.14
4次
0.16
0.1
0.17
5次
0.73
0.56
0.68
6次
0.11
0.25
0.15
7次
0.34
0.26
0.41
8次
0.19
0.15
0.09
9次
0.13
0.1
0.05
10次
0.08
0.06
0.06
11次
0.17
0.26
0.14
12次
0.08
0.04
0.04
13次
0.47
0.61
0.63
14次
0.04
0.03
0.04
15次
0.09
0.07
0.07
16次
0.07
0.06
0.04
17次
0.18
0.28
0.19
18次
0.03
0.06
0.05
19次
0.31
0.38
0.4
20次
0.02
0.04
0.03
21次
0.04
0.02
0.03
22次
0.03
0.02
0.02
23次
0.14
0.17
0.13
24次
0.02
0.02
0.01
25次
0.15
0.18
0.18
26次
0.02
0.01
0.02
27次
0.01
0.01
0.01
28次
0.02
0.02
0.01
29次
0.1
0.12
0.08
30次
0.01
0.02
0.02
31次
0.08
0.1
0.1
32次
0.01
0.01
0.01
33次
0.02
0.02
0.02
34次
0.02
0.01
0.01
35次
0.07
0.08
0.06
36次
0.01
0.01
0.01
37次
0.08
0.1
0.08
38次
0.01
0.01
0.01
39次
0.02
0.03
0.02
40次
0.02
0.02
0.01
判定基準
判定
5%以下
良
各次
3%以下
良
44
『60Hz時』
相
R相
総合歪率(%)
各調波含
有率(%)
S相
T相
1.26
1.21
1.25
2次
0.23
0.21
0.12
3次
0.12
0.16
0.16
4次
0.19
0.14
0.19
5次
0.84
0.66
0.74
6次
0.21
0.28
0.19
7次
0.47
0.36
0.5
8次
0.22
0.19
0.13
9次
0.15
0.15
0.06
10次
0.08
0.09
0.08
11次
0.2
0.32
0.26
12次
0.07
0.06
0.04
13次
0.51
0.59
0.59
14次
0.03
0.03
0.04
15次
0.07
0.07
0.03
16次
0.05
0.04
0.04
17次
0.14
0.22
0.18
18次
0.03
0.05
0.04
19次
0.26
0.28
0.3
20次
0.01
0.03
0.02
21次
0.03
0.03
0.03
22次
0.02
0.02
0.02
23次
0.11
0.14
0.14
24次
0.02
0.02
0.01
25次
0.13
0.13
0.14
26次
0.02
0.01
0.02
27次
0.02
0.01
0.02
28次
0.02
0.02
0.02
29次
0.06
0.08
0.07
30次
0.01
0.02
0.02
31次
0.06
0.08
0.08
32次
0.01
0.02
0.02
33次
0.03
0.03
0.03
34次
0.01
0.02
0.02
35次
0.03
0.06
0.05
36次
0.01
0.01
0.02
37次
0.09
0.11
0.12
38次
0.01
0.02
0.02
39次
0.02
0.03
0.04
40次
0.02
0.02
0.02
判定基準
判定
5%以下
良
各次
3%以下
良
45
11. 漏洩電流試験
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
【測定方法】
イ) パワーコンディショナの充電部と器体又は器体と大地との間に 1kΩ の抵抗又は 1kΩ の抵抗を
含んだフィルタ回路を接続する。
ロ) 抵抗に流れる漏えい電流、又はフィルタ回路の端子電圧を測定する。
【判定基準】
漏洩電流が5mA 以下、又はフィルタ回路の端子電圧が5V 以下であること。
【試験結果】
50Hz
60Hz
測定条件
運転停止時
入力高圧時
定格運転時
入力低圧時
運転停止時
入力高圧時
定格運転時
入力低圧時
端子電圧値
0.302V
0.465V
0.826V
0.313V
0.508V
0.982V
判断基準
端子電圧が
5V 以下
判定
良
良
良
良
良
良
46
12. 電圧上昇抑制機能試験
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
ニ) 線路インピーダンスを以下のとおりに設定する。
各相:(直流抵抗分 0.19Ω±8%)+(インダクタンス分 0.23mH±8%)
【測定方法】
交流電源電圧の調整により各相ごとに電圧上昇抑制機能の上限値を徐々に逸脱させる。
【判定基準】
電圧上昇を検出し、電圧上昇抑制機能を動作すること。動作電圧レベルは整定値の±2%以内であ
ること。
【試験結果】
整定値428V に対し、429.04V にて抑制動作開始。
判定:良
47
13. ソフトスタート機能試験
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
【測定方法】
パワーコンディショナの外部スイッチにより、パワーコンディショナ解列後再スタートをかける。
【判定基準】
イ) パワーコンディショナのソフトスタート機能により、起動時に過電流が生じないこと。
ロ) パワーコンディショナの交流出力過電流が定格電流の 150%以下、かつ、100%を超える時間が
0.5 秒以内であること。
【試験結果】
ソフトスタート機能により、下記のように出力交流過電流なく、起動。 判定:良
『50Hz時』
100%出力
『60Hz時』
100%出力
48
14. 入力電力急変試験及び負荷急変試験
この試験方法では、入力電力急変試験を適用する。
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
【測定方法】
イ) パワーコンディショナの直流入力を変化させ、パワーコンディショナの交流出力を 50%から 75%程
度に急変させ 10 秒間維持した後、パワーコンディショナの直流入力を変化させ、パワーコンディ
ショナの交流出力を 50%に急変させ交流出力電流を測定する。
ロ) パワーコンディショナが定格出力 50%となるように運転する。
ハ) パワーコンディショナの直流入力を変化させ、パワーコンディショナの交流出力を 50%から 25%程
度に急変させ 10 秒間維持した後、パワーコンディショナの直流入力を変化させ、パワーコンディ
ショナの交流出力を 50%に急変させ交流出力電流を測定する。
ニ) 交流出力電流の安定性を観察し、交流出力電流に振動が生じた場合にあっては、その継続時間
を測定する。
【判定基準】
イ) パワーコンディショナが直流入力電力の急変に滑らかに追従し、急変後の直流入力電力に相当
する交流出力電力を安定に出力すること。
ロ) 急変後のパワーコンディショナの交流出力過電流が定格電流の 150%以下、かつ、100%を超える
時間が 0.5 秒以内であること。
【試験結果】
滑らかに追従できる。 判定:良
49
『50Hz時』
交流出力を 50%から 75%程度:
RS 相電圧波形
R相電流波形
S相電流波形
T相電流波形
交流出力を 50%から 25%程度:
RS 相電圧波形
R相電流波形
S相電流波形
T相電流波形
50
『60Hz時』
交流出力を 50%から 75%程度:
RS 相電圧波形
R相電流波形
S相電流波形
T相電流波形
交流出力を 50%から 25%程度:
RS 相電圧波形
R相電流波形
S相電流波形
T相電流波形
51
15.瞬時電圧低下試験 (FRT 試験)
15.1.瞬時電圧低下(残電圧 20%時)
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする、ただし、電圧上昇抑制機能が動作する場合は、電圧上昇
抑制機能をマスクする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
【測定方法】
イ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ロ) 交流電源側に 0.3 秒継続の瞬時電圧低下(残電圧が定格電圧の 20%)を発生させる。ただし、
定常状態の電圧によらず、残電圧はいずれの場合も 40V とする。
ハ) 瞬時電圧低下の位相投入角を 0°、45°、90°とし、各位相投入角の試験を実施する。
【判定基準】
イ) 残電圧 20%の瞬時電圧低下に対し、並列運転を継続すること。
(ア) 電圧低下が発生した瞬間から 2 サイクル以内のゲートブロック(2 サイクル以内に復帰す
るゲートブロック)は許容する。
(イ) ただし、ゲートブロックからの復帰後は、電圧低下中において再度ゲートブロックを行わ
ないものとする。
ロ) 電圧復帰後 0.1 秒以内に、瞬時電圧低下発生前における有効電力出力の 80%以上の出力を
行うこと。
ハ) 系統電圧が復帰した時の過電流が定格電流の 150%以下、かつ瞬時電圧低下発生前の電
流に対して 100%を超える時間が 0.5 秒以内であり、並列運転を継続すること。ただし、系統
電圧が復帰した瞬間 2 サイクル以内のゲートブロック(2 サイクル以内に復帰するゲートブ
ロック)は許容する。
52
【試験結果】
判定項目
50
Hz
60
Hz
三相
短絡
二相
短絡
三相
短絡
二相
短絡
(1)位相投入角:0°
(2)位相投入角:45°
(3)位相投入角:90°
(4)位相投入角:0°
(5)位相投入角:45°
(6)位相投入角:90°
(7)位相投入角:0°
(8)位相投入角:45°
(9)位相投入角:90°
(10)位相投入角:0°
(11)位相投入角:45°
(12)位相投入角:90°
運転再開時間
(電圧低下発生前の出力の
80%以上まで)
ms
判定基準
24.00
22.00
23.75
3.75
4.25
電圧復帰
3.25
後 0.1 秒
以内のこ
32.25
と
31.00
15.25
3.25
4.25
2.50
判定
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
53
【試験波形】
(1) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
54
(2) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
55
(3) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
56
(4) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
57
(5) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
58
(6) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
59
(7) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
60
(8) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
61
(9) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
62
(10) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
63
(11) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
64
(12) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
65
15.2.瞬時停電(残電圧 0%時)
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする、ただし、電圧上昇抑制機能が動作する場合は、電圧上昇
抑制機能をマスクする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
【測定方法】
イ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ロ) 交流電源側に 0.3 秒継続の瞬時電圧低下(残電圧が定格電圧の 0%)を発生させる。
ハ) 瞬時電圧低下の位相投入角を 0°、45°、90°とし、各位相投入角の試験を実施する。
【判定基準】
イ) 残電圧 0%の瞬時電圧低下に対し並列運転を継続するかまたは、ゲートブロックをすること。
ロ) 電圧復帰後 0.2 秒以内に、瞬時電圧低下発生前における有効電力出力の 80%以上の出力を
行うこと。
ハ) 系統電圧の復帰時に、過電流が定格電流の 150%以下、かつ瞬時電圧低下発生前の電流に
対して 100%を超える時間が 0.5 秒以内であり、ゲートブロック機能が動作しないこと。
66
【試験結果】
判定項目
50
Hz
60
Hz
三相
短絡
二相
短絡
三相
短絡
二相
短絡
(1)位相投入角:0°
(2)位相投入角:45°
(3)位相投入角:90°
(4)位相投入角:0°
(5)位相投入角:45°
(6)位相投入角:90°
(7)位相投入角:0°
(8)位相投入角:45°
(9)位相投入角:90°
(10)位相投入角:0°
(11)位相投入角:45°
(12)位相投入角:90°
運転再開時間
(電圧低下発生前の出力の
80%以上まで)
ms
判定基準
38.50
34.75
32.75
3.50
5.00
電圧復帰
3.00
後 0.2 秒
以内のこ
33.00
と
33.00
30.25
31.00
5.50
5.75
判定
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
67
【試験波形】
(1) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
68
(2) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
69
(3) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
70
(4) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
71
(5) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
72
(6) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
73
(7) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
74
(8) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
75
(9) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
76
(10) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
77
(11) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
78
(12) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
出力電流
Ry 接点信号
GB信号
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
79
15.3.周波数変動試験
【試験条件】
イ) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
ロ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値(認証申込書裏面記載通り)とする。
【測定方法】
イ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ロ) 交流電源に対してステップ状に+0.8Hz(50Hz の場合)、+1.0Hz(60Hz の場合)、3 サイクル継続
の変動を与え、パワーコンディショナの動作を確認する。
ハ) ランプ状の±2Hz/s の変動を与え、パワーコンディショナの動作を確認する。
・周波数の上限は 50Hz の場合 51.5Hz、60Hz の場合 61.8Hz
・周波数の下限は 50Hz の場合 47.5Hz、60Hz の場合 57.0Hz
【判定基準】
周波数変動中にパワーコンディショナが並列運転を継続すること。
【試験結果】
判定項目
50Hz
ステップ状+0.8Hz 変動
ランプ状±2Hz/s 変動
60Hz
判定基準
判定
良
運転を継続すること
良
ステップ状+1.0Hz 変動
良
ランプ状±2Hz/s 変動
良
80
【試験波形】
『50Hz時』
(1) 50Hz-> 50.8Hz(3cycles) -> 50Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
(2) 50Hz -> 47.5Hz -> 50Hz -> 51.5Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
81
『60Hz時』
(1) 60Hz -> 61Hz(3cycles) -> 60Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
(2) 60Hz -> 57Hz -> 60Hz -> 61.8Hz -> 60Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
82
16. 自立運転試験
16.1 自立運転試験(コンセント)
この試験は、自立運転機能を有するパワーコンディショナに適用する試験であるため、上記機能を
具備しない本パワーコンディショナは対象外となります。
16.2 自立運転試験(自動切替)
この試験は、自立運転機能を有するパワーコンディショナに適用する試験であるため、上記機能を
具備しない本パワーコンディショナは対象外となります。
83
17. その他
17.1 定格出力電圧+10%時
17.1.1 周波数上昇及び低下試験
【試験条件】
パワーコンディショナに、【+10%の定格交流電圧】および定格周波数の電源を与えてゲート出力
運転する。周波数を変化して異常検出を動作させる。検出レベルとゲートブロックまでの検出の時
限を測定する。
【判定基準】
イ) 異常周波数を検出し、ゲートブロック機能が動作すること。
ロ) 保護レベルは、制定値の±0.1Hz 以内であること。
ハ) 検出時限は、制定値の±0.1秒以内であること。
※判定値は JET の「系統連系保護装置等の試験方法通則」を参考とした。
【試験結果】
1) 周波数上昇
50Hz
60Hz
50Hz
60Hz
整定値
51.0Hz
61.2Hz
動作値
51.00Hz
61.20Hz
整定値
動作値
967.7ms
960.1ms
判定基準
整定値
48.5Hz
58.8Hz
動作値
48.50Hz
58.80Hz
判定基準
整定値
動作値
992.3ms
965.2ms
1.0s
判定基準
±0.1Hz
±0.1s
判定
良
良
判定
良
良
2) 周波数低下
50Hz
60Hz
50Hz
60Hz
1.0s
±0.1Hz
判定基準
±0.1s
判定
良
良
判定
良
良
84
【試験波形】
1) 周波数上昇
『50Hz時』
系統電圧
出力電流
0.9677s
『60Hz時』
検出
解列
系統電圧
出力電流
0.9601s
検出
解列
85
2) 周波数低下
『50Hz時』
系統電圧
出力電流
0.9923s
検出
解列
『60Hz時』
系統電圧
出力電流
0.9652s
検出
解列
86
17.1.2 瞬時電圧低下(残電圧 20%時)
【試験条件】
イ) 試験回路は、連系トランスを介して系統と接続する。
ロ) 交流電源は、【+10%の定格電圧】及び定格周波数で運転する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする、ただし、電圧上昇抑制機能が動作する場合は、電圧上昇抑制
機能をマスクする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
ホ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ヘ) 交流電源側に 1.0 秒継続の瞬時電圧低下(残電圧が定格電圧の 20%)を発生させる。
ト) 瞬時停電の位相投入角をU相を基準に0°、45°、90°とし、各位相投入角の試験を実施す
る。
【判定基準】
イ) 三相短絡事故を想定した残電圧が 20%以上の電圧低下に対しては運転を継続し,電圧の復帰
後に電圧低下前の出力の 80%以上の出力まで復帰すること。
ロ) 電圧復帰後 0.1 秒以内に、瞬時電圧低下発生前における有効電力出力の 80%以上の出力を行う
こと。
ハ) 系統電圧が復帰した時の過電流が定格電流の 150%以下、かつ 100%を超える時間が 0.5 秒以内
であり、ゲートブロック機能が動作しないこと。
【試験結果】
50
Hz
60
Hz
三相
短絡
二相
短絡
三相
短絡
二相
短絡
判定項目
(1)位相投入角:0°
(2)位相投入角:45°
(3)位相投入角:90°
(4)位相投入角:0°
(5)位相投入角:45°
(6)位相投入角:90°
(7)位相投入角:0°
(8)位相投入角:45°
(9)位相投入角:90°
(10)位相投入角:0°
(11)位相投入角:45°
(12)位相投入角:90°
判定基準(電力復帰時間)
0.1s
判定
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
87
【試験波形】
(1) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
88
(2) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
89
(3) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
90
(4) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
91
(5) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
92
(6) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
93
(7) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
94
(8) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
95
(9) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
96
(10) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
97
(11) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
98
(12) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
99
17.1.3 瞬時電圧低下(残電圧 0%時)
【試験条件】
イ) 試験回路は、連系トランスを介して系統と接続する。
ロ) 交流電源は、【+10%の定格電圧】及び定格周波数で運転する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする、ただし、電圧上昇抑制機能が動作する場合は、電圧上
昇抑制機能をマスクする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
ホ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ヘ) 交流電源側に 1.0 秒継続の瞬時停電(残電圧が定格電圧の 0%)を発生させる。
ト) 瞬時停電の位相投入角を 0°、45°、90°とし、各位相投入角の試験を実施する。
【判定基準】
イ) 三相短絡事故を想定した残電圧 20%未満の電圧低下に対しては運転継続又はゲートブロ
ックにて対応する。この場合,電圧復帰後に電圧低下前の出力の 80%以上の出力まで復
帰すること。
ロ) 電圧復帰後0.2秒以内に、瞬時電圧低下発生前における有効電力出力の 80%以上の出力
を行うこと。
【試験結果】
50
Hz
60
Hz
三相
短絡
二相
短絡
三相
短絡
二相
短絡
判定項目
(1)位相投入角:0°
(2)位相投入角:45°
(3)位相投入角:90°
(4)位相投入角:0°
(5)位相投入角:45°
(6)位相投入角:90°
(7)位相投入角:0°
(8)位相投入角:45°
(9)位相投入角:90°
(10)位相投入角:0°
(11)位相投入角:45°
(12)位相投入角:90°
判定基準(電力復帰時間)
0.2s
判定
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
100
【試験波形】
(1) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
101
(2) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
102
(3) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
103
(4) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
104
(5) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
105
(6) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
106
(7) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
107
(8) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
108
(9) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
109
(10) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
110
(11) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
111
(12) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
112
17.1.4 周波数変動試験
【試験条件】
イ) 試験回路は、連系トランスを介して系統と接続する。
ロ) 交流電源は、【+10%の定格電圧】及び定格周波数で運転する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする、ただし、電圧上昇抑制機能が動作する場合は、電圧上昇
抑制機能をマスクする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
ホ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ヘ) 交流電源に対してステップ状に+0.8Hz(50Hz の場合)、+1.0Hz(60Hz の場合)、3 サイクル継続
の変動を与え、パワーコンディショナの動作を確認する。
ト) ランプ状の±2Hz/s の変動を与え、パワーコンディショナの動作を確認する。
・周波数の上限は 50Hz の場合 51.5Hz、60Hz の場合 61.8Hz
・周波数の下限は 50Hz の場合 47.5Hz、60Hz の場合 57.0Hz
【判定基準】
周波数変動中にパワーコンディショナが並列運転を継続すること。
【試験結果】
判定項目
50Hz
ステップ状+0.8Hz 変動
ランプ状±2Hz/s 変動
60Hz
判定基準
判定
良
運転を継続すること
良
ステップ状+1.0Hz 変動
良
ランプ状±2Hz/s 変動
良
113
【試験波形】
『50Hz時』
(3) 50Hz-> 50.8Hz(3cycles)-> 50Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
(4) 50Hz -> 47.5Hz -> 50Hz -> 51.5Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
114
『60Hz時』
(3) 60Hz -> 61Hz(3cycles) -> 60Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
(4) 60Hz -> 57Hz -> 60Hz -> 61.8Hz -> 60Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
115
17.2 定格出力電圧-10%時
17.2.1 周波数上昇及び低下試験
【試験条件】
パワーコンディショナに、【-10%の定格交流電圧】および定格周波数の電源を与えてゲート出力
運転する。周波数を変化して異常検出を動作させる。検出レベルとゲートブロックまでの検出の時
限を測定する。
【判定基準】
イ) 異常周波数を検出し、ゲートブロック機能が動作すること。
ロ) 保護レベルは、制定値の±0.1Hz 以内であること。
ハ) 検出時限は、制定値の±0.1秒以内であること。
※判定値は JET の「系統連系保護装置等の試験方法通則」を参考とした。
【試験結果】
1) 周波数上昇
50Hz
60Hz
50Hz
60Hz
整定値
51.0Hz
61.2Hz
動作値
51.00Hz
61.20Hz
整定値
動作値
986.5ms
936.9ms
判定基準
整定値
48.5Hz
58.8Hz
動作値
48.50Hz
58.80Hz
判定基準
整定値
動作値
966.7ms
952.0ms
1.0s
判定基準
±0.1Hz
±0.1s
判定
良
良
判定
良
良
2) 周波数低下
50Hz
60Hz
50Hz
60Hz
1.0s
±0.1Hz
判定基準
±0.1s
判定
良
良
判定
良
良
116
【試験波形】
1) 周波数上昇
『50Hz時』
系統電圧
0.9865s
出力電流
検出
解列
『60Hz時』
系統電圧
出力電流
0.9369s
検出
解列
117
2) 周波数低下
『50Hz時』
系統電圧
出力電流
0.9667s
検出
解列
『60Hz時』
系統電圧
出力電流
0.952s
検出
解列
118
17.2.2 瞬時電圧低下(残電圧 20%時)
【試験条件】
イ) 試験回路は、連系トランスを介して系統と接続する。
ロ) 交流電源は、【-10%の定格電圧】及び定格周波数で運転する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする、ただし、電圧上昇抑制機能が動作する場合は、電圧上昇抑制
機能をマスクする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
ホ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ヘ) 交流電源側に 1.0 秒継続の瞬時電圧低下(残電圧が定格電圧の 20%)を発生させる。
ト) 瞬時停電の位相投入角をU相を基準に0°、45°、90°とし、各位相投入角の試験を実施す
る。
【判定基準】
イ) 三相短絡事故を想定した残電圧が 20%以上の電圧低下に対しては運転を継続し,電圧の復帰
後に電圧低下前の出力の 80%以上の出力まで復帰すること。
ロ) 電圧復帰後 0.1 秒以内に、瞬時電圧低下発生前における有効電力出力の 80%以上の出力を行う
こと。
ハ) 系統電圧が復帰した時の過電流が定格電流の 150%以下、かつ 100%を超える時間が 0.5 秒以内
であり、ゲートブロック機能が動作しないこと。
【試験結果】
50
Hz
60
Hz
三相
短絡
二相
短絡
三相
短絡
二相
短絡
判定項目
(1)位相投入角:0°
(2)位相投入角:45°
(3)位相投入角:90°
(4)位相投入角:0°
(5)位相投入角:45°
(6)位相投入角:90°
(7)位相投入角:0°
(8)位相投入角:45°
(9)位相投入角:90°
(10)位相投入角:0°
(11)位相投入角:45°
(12)位相投入角:90°
判定基準(電力復帰時間)
0.1s
判定
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
119
【試験波形】
(1) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
120
(2) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
121
(3) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
122
(4) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
123
(5) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
124
(6) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
125
(7) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
126
(8) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
127
(9) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
128
(10) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
129
(11) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
130
(12) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
131
17.2.3 瞬時電圧低下(残電圧 0%時)
【試験条件】
イ) 試験回路は、連系トランスを介して系統と接続する。
ロ) 交流電源は、【-10%の定格電圧】及び定格周波数で運転する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする、ただし、電圧上昇抑制機能が動作する場合は、電圧上
昇抑制機能をマスクする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
ホ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ヘ) 交流電源側に 1.0 秒継続の瞬時停電(残電圧が定格電圧の 0%)を発生させる。
ト) 瞬時停電の位相投入角を 0°、45°、90°とし、各位相投入角の試験を実施する。
【判定基準】
イ) 三相短絡事故を想定した残電圧 20%未満の電圧低下に対しては運転継続又はゲートブロ
ックにて対応する。この場合,電圧復帰後に電圧低下前の出力の 80%以上の出力まで復
帰すること。
ロ) 電圧復帰後0.2秒以内に、瞬時電圧低下発生前における有効電力出力の 80%以上の出力
を行うこと。
【試験結果】
50
Hz
60
Hz
三相
短絡
二相
短絡
三相
短絡
二相
短絡
判定項目
(1)位相投入角:0°
(2)位相投入角:45°
(3)位相投入角:90°
(4)位相投入角:0°
(5)位相投入角:45°
(6)位相投入角:90°
(7)位相投入角:0°
(8)位相投入角:45°
(9)位相投入角:90°
(10)位相投入角:0°
(11)位相投入角:45°
(12)位相投入角:90°
判定基準(電力復帰時間)
0.2s
判定
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
132
【試験波形】
(1) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
133
(2) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
134
(3) 50Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
135
(4) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
136
(5) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
137
(6) 50Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
138
(7) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
139
(8) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
140
(9) 60Hz 、三相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
141
(10) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:0°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
142
(11) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:45°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
143
(12) 60Hz 、二相短絡、位相投入角:90°の場合(U相基準)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
系統電圧
出力電流
系統電圧
(ズームイン)
出力電流
(ズームイン)
出力 80%以上
144
17.2.4 周波数変動試験
【試験条件】
イ) 試験回路は、連系トランスを介して系統と接続する。
ロ) 交流電源は、【-10%の定格電圧】及び定格周波数で運転する。
ハ) 線路インピーダンスは短絡とする、ただし、電圧上昇抑制機能が動作する場合は、電圧上昇
抑制機能をマスクする。
ニ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値とする。
ホ) パワーコンディショナを定格出力で運転する。
ヘ) 交流電源に対してステップ状に+0.8Hz(50Hz の場合)、+1.0Hz(60Hz の場合)、3 サイクル継続
の変動を与え、パワーコンディショナの動作を確認する。
ト) ランプ状の±2Hz/s の変動を与え、パワーコンディショナの動作を確認する。
・周波数の上限は 50Hz の場合 51.5Hz、60Hz の場合 61.8Hz
・周波数の下限は 50Hz の場合 47.5Hz、60Hz の場合 57.0Hz
【判定基準】
周波数変動中にパワーコンディショナが並列運転を継続すること。
【試験結果】
判定項目
50Hz
ステップ状+0.8Hz 変動
ランプ状±2Hz/s 変動
60Hz
判定基準
判定
良
運転を継続すること
良
ステップ状+1.0Hz 変動
良
ランプ状±2Hz/s 変動
良
145
【試験波形】
『50Hz時』
(1) 50Hz-> 50.8Hz(3cycles)-> 50Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
(2) 50Hz -> 47.5Hz -> 50Hz -> 51.5Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
146
『60Hz時』
(5) 60Hz -> 61Hz(3cycles) -> 60Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
(6) 60Hz -> 57Hz -> 60Hz -> 61.8Hz -> 60Hz
系統電圧
(RS相間)
出力電流
(R相間)
147
17.3 系統電圧急変試験
判定基準
交流電圧が滑らかに追従し
交流過電流が定格電流の 150%以下、かつ
100%を越える時間が 0.5 秒以内
F12
100%Vo -> 95%Vo -> 100%Vo
判定
PASS
100%Vo -> 105%Vo -> 100%Vo
50Hz
60Hz
Notice : Yellow line
Green line
Purple line
Light Blue line
Red line
Orange line
: Vac-RS
: Vac-ST
: Vac-TR
: I-R
: I-S
: I-T
148
17.4 系統電圧位相急変試験(位相差 10°)
判定基準
判定
交流電圧が滑らかに追従し
交流過電流が定格電流の 150%以下、かつ
100%を越える時間が 0.5 秒以内
PASS
位相差 10°
位相差-10°
50Hz
60Hz
Notice : Yellow line
Green line
Purple line
Light Blue line
Red line
Orange line
: Vac-RS
: Vac-ST
: Vac-TR
: I-R
: I-S
: I-T
149
17.5 系統電圧位相急変試験(位相差 120°)
判定基準
交流電圧が滑らかに追従し
交流過電流が定格電流の 150%以下、かつ
100%を越える時間が 0.5 秒以内
位相差 120°
判定
PASS
位相差-120°
50Hz
60Hz
Notice : Yellow line
Green line
Purple line
Light Blue line
Red line
Orange line
: Vac-RS
: Vac-ST
: Vac-TR
: I-R
: I-S
: I-T
150
60Hz
位相差 120°
位相差-120°
Zoom
Notice : Yellow line : Vac-RS, Green line : Vac-ST, Purple line : Vac-TR
Light Blue line : I-R, Red line : I-S, Orange line: I-T
151
17.6 系統電圧不平衡急変試験
判定基準
判定
交流電圧が滑らかに追従し
交流過電流が定格電流の 150%以下、かつ
100%を越える時間が 0.5 秒以内
PASS
U-V ->95%Vo , V-W -> 105%
U-V ->105% Vo , V-W -> 95% Vo
V-W ->105%Vo , W-U ->95%Vo
50Hz
60Hz
Notice : Yellow line
Green line
Purple line
Light Blue line
Red line
Orange line
: Vac-RS
: Vac-ST
: Vac-TR
: I-R
: I-S
: I-T
152
17.7 系統電圧歪耐量試験
50Hz/60Hz
判定基準
負荷率 50%
50Hz
負荷率 100%
において安定に運転がで
き、力率が 0.95 以上
負荷率 50%
60Hz
負荷率 100%
力率
判定
R
0.9998
S
0.9999 PASS
T
0.9997
R
0.9999
S
0.9998 PASS
T
0.9998
R
0.9999
S
0.9998 PASS
T
0.9997
R
0.9998
S
0.9998 PASS
T
0.9997
153
F19
50%Po
100%Po
50H
z
60H
z
Notice : Yellow line
Green line
Purple line
Light Blue line
Red line
Orange line
: Vac-RS
: Vac-ST
: Vac-TR
: I-R
: I-S
: I-T
154
17.8 交流過電流試験
50Hz/60Hz
判定基準
負荷率 50%
50Hz
負荷率 100%
において安定に運転がで
き、力率が 0.95 以上
負荷率 50%
60Hz
負荷率 100%
力率
判定
R
0.9998
S
0.9999 PASS
T
0.9997
R
0.9999
S
0.9998 PASS
T
0.9998
R
0.9999
S
0.9998 PASS
T
0.9997
R
0.9998
S
0.9998 PASS
T
0.9997
155
F19
50%Po
100%Po
50H
z
60H
z
Notice : Yellow line
Green line
Purple line
Light Blue line
Red line
Orange line
: Vac-RS
: Vac-ST
: Vac-TR
: I-R
: I-S
: I-T
156
17.9 交流短路試験
50Hz/60Hz
50Hz
60Hz
R –S
R-T
S-T
R –S
R-T
判定基準
パワーコンディショナが安全に解列
し、いずれの部位にも損傷がないこ
と。
短絡時の過電流が、定格電流の
150%、1/2 サイクル以下であること。
S-T
R-S
R-T
Result
判定
87us
89us
85us
77us
PASS
PASS
PASS
PASS
106us
PASS
87us
PASS
R-T
50Hz
Notice : Yellow line
Green line
Purple line
Light Blue line
Red line
Orange line
Blue line
: Line to Line short Switch close signal
: Output Relay signal
: Software Gate block signal
: Hardware Gate block signal
: R Phase current
: S Phase current
: T Phase current
157
R-S
R-T
S-T
60H
z
Notice : Yellow line
Green line
Purple line
Light Blue line
Red line
Orange line
Blue line
: Line to line short Switch close signal
: Output Relay signal
: Software Gate block signal
: Hardware Gate block signal
: R Phase current
: S Phase current
: T Phase current
158
17.10 系統電圧不平衡試験
判定基準
定格出力で安定に運転が行え、力率が 0.95 以
上であること。
出力電流歪率が総合電流歪率で 5%以下、各次
調波で 3%以下であること。
判定
PASS
50Hz
A
100%Po
B
C
PF
THD
PF
THD
PF
THD
Total
0.9931
N/A
0.985
N/A
0.9973
N/A
Phase - R
0.9975
2.29%
0.9882
1.50%
0.9973
1.95%
Phase - S
0.9971
2.60%
0.9873
1.37%
0.9978
1.82%
Phase - T
0.9986
1.88%
0.9843
1.42%
0.9957
1.60%
60Hz
A
100%Po
B
C
PF
THD
PF
THD
0.998
THD
Total
0.9926
N/A
0.9829
N/A
0.998
N/A
Phase - R
0.9944
2.51%
0.9865
1.48%
0.9982
1.93%
Phase - S
0.9979
2.47%
0.9854
1.17%
0.9986
1.30%
Phase - T
0.9989
1.76%
0.9814
1.41%
0.997
1.88%
159
In/I1(%)
Condition 1
Condition 2
Harmonics
R
S
T
R
S
T
2
0.6
1.23
0.74
0.32
0.42
0.22
3
0.28
0.75
0.68
0.19
0.74
0.75
4
1.04
0.57
0.46
0.35
0.18
0.28
5
0.96
1.12
1.05
0.39
0.46
0.38
6
0.41
0.18
0.15
0.19
0.12
0.22
7
1.09
1.01
0.49
0.27
0.29
0.27
8
0.32
0.22
0.15
0.24
0.12
0.22
9
0.27
0.55
0.31
0.71
0.1
0.61
10
0.14
0.33
0.27
0.13
0.07
0.07
11
0.53
0.91
0.49
0.76
0.61
0.56
12
0.21
0.11
0.1
0.1
0.06
0.07
13
0.74
0.68
0.51
0.46
0.5
0.34
14
0.1
0.16
0.17
0.08
0.06
0.08
15
0.29
0.29
0.23
0.13
0.2
0.22
16
0.15
0.08
0.07
0.04
0.06
0.06
17
0.2
0.26
0.22
0.47
0.17
0.3
18
0.15
0.07
0.06
0.09
0.04
0.1
19
0.27
0.16
0.22
0.14
0.15
0.09
20
0.17
0.07
0.08
0.02
0.04
0.04
21
0.17
0.1
0.1
0.04
0.06
0.09
22
0.09
0.11
0.04
0.02
0.02
0.02
23
0.07
0.1
0.14
0.14
0.11
0.1
24
0.06
0.03
0.02
0.02
0.02
0.02
25
0.14
0.05
0.13
0.09
0.14
0.07
26
0.05
0.03
0.02
0.02
0.03
0.03
27
0.1
0.05
0.04
0.09
0.05
0.05
28
0.04
0.03
0.02
0.03
0.02
0.03
29
0.09
0.09
0.07
0.1
0.05
0.06
30
0.04
0.03
0.03
0.02
0.02
0.02
31
0.07
0.03
0.08
0.05
0.07
0.07
32
0.06
0.03
0.02
0.02
0.02
0.02
33
0.08
0.02
0.04
0.04
0.04
0.04
34
0.04
0.04
0.02
0.02
0.02
0.02
35
0.08
0.08
0.06
0.07
0.04
0.05
36
0.04
0.01
0.02
0.02
0.02
0.01
37
0.04
0.06
0.07
0.04
0.05
0.05
38
0.03
0.02
0.01
0.01
0.02
0.01
39
0.03
0.04
0.05
0.05
0.06
0.04
40
0.04
0.02
0.01
0.01
0.02
0.01
Notice : Condition 1 is VR-S 253Vac,VS-T 230Vac,VT-R 207Vac
Condition 2 is VR-S 207Vac,VS-T 253Vac,VT-R 230Vac
Condition 3 is VR-S 230Vac,VS-T 207Vac,VT-R 253Vac
We connect line impedance on output side.
50Hz
R
0.39
0.94
0.39
0.69
0.27
0.5
0.22
0.43
0.12
0.78
0.17
0.78
0.06
0.27
0.07
0.31
0.04
0.26
0.04
0.07
0.02
0.16
0.03
0.13
0.02
0.05
0.02
0.04
0.02
0.08
0.02
0.02
0.01
0.04
0.01
0.05
0.01
0.04
0.01
Condition 3
S
1.09
0.85
0.34
0.51
0.25
0.47
0.12
0.12
0.18
0.47
0.13
0.37
0.17
0.2
0.08
0.15
0.1
0.28
0.07
0.2
0.06
0.13
0.04
0.12
0.05
0.08
0.05
0.13
0.04
0.09
0.03
0.05
0.04
0.07
0.03
0.05
0.03
0.03
0.03
T
0.49
0.66
0.31
0.64
0.11
0.45
0.21
0.53
0.08
0.47
0.11
0.63
0.08
0.26
0.06
0.27
0.04
0.14
0.04
0.09
0.03
0.07
0.02
0.08
0.02
0.03
0.02
0.08
0.02
0.04
0.02
0.03
0.01
0.06
0.02
0.03
0.02
0.03
0.01
160
In/I1(%)
60Hz
Condition 1
Condition 2
Condition 3
Harmonics
2
R
0.91
S
1.21
T
0.79
R
0.32
S
0.35
T
0.49
R
0.49
S
0.55
T
0.76
3
0.35
0.81
0.71
0.39
0.59
0.65
0.88
0.59
0.76
4
5
0.99
1.06
0.43
1.08
0.42
0.96
0.38
0.41
0.15
0.41
0.29
0.33
0.45
0.75
0.13
0.48
0.3
0.8
6
0.62
0.19
0.19
0.16
0.13
0.19
0.28
0.26
0.16
7
8
1.27
0.22
1.04
0.29
0.39
0.18
0.35
0.28
0.34
0.13
0.29
0.2
0.63
0.27
0.52
0.1
0.55
0.25
9
0.38
0.62
0.35
0.78
0.2
0.59
0.47
0.14
0.63
10
11
0.23
0.38
0.26
0.74
0.31
0.39
0.12
0.71
0.09
0.54
0.14
0.61
0.17
0.69
0.14
0.29
0.07
0.63
12
0.24
0.1
0.11
0.07
0.06
0.1
0.14
0.05
0.14
13
14
0.67
0.13
0.51
0.05
0.38
0.09
0.31
0.08
0.34
0.04
0.26
0.07
0.67
0.06
0.4
0.09
0.54
0.09
15
0.17
0.15
0.16
0.1
0.15
0.2
0.18
0.12
0.16
16
17
0.11
0.18
0.07
0.25
0.05
0.14
0.06
0.3
0.03
0.12
0.05
0.21
0.06
0.21
0.03
0.12
0.07
0.21
18
0.13
0.04
0.05
0.06
0.02
0.08
0.04
0.05
0.04
19
20
0.23
0.14
0.09
0.03
0.16
0.05
0.1
0.03
0.14
0.03
0.07
0.04
0.21
0.05
0.22
0.02
0.1
0.05
21
0.16
0.08
0.08
0.03
0.04
0.07
0.06
0.12
0.08
22
23
0.12
0.06
0.04
0.08
0.03
0.11
0.01
0.13
0.02
0.09
0.02
0.08
0.04
0.12
0.03
0.09
0.04
0.08
24
0.06
0.04
0.03
0.02
0.01
0.03
0.03
0.02
0.04
25
26
0.13
0.08
0.04
0.05
0.11
0.03
0.07
0.02
0.12
0.02
0.07
0.03
0.13
0.02
0.08
0.02
0.06
0.04
27
0.11
0.06
0.03
0.06
0.05
0.04
0.05
0.07
0.06
28
29
0.06
0.12
0.03
0.06
0.02
0.04
0.02
0.08
0.02
0.04
0.03
0.07
0.02
0.04
0.01
0.09
0.03
0.06
30
0.05
0.03
0.02
0.02
0.01
0.02
0.02
0.02
0.03
31
32
0.07
0.07
0.03
0.02
0.09
0.02
0.04
0.02
0.06
0.02
0.08
0.03
0.07
0.03
0.05
0.02
0.05
0.03
33
0.07
0.04
0.03
0.05
0.05
0.04
0.04
0.06
0.04
34
35
0.05
0.09
0.03
0.09
0.02
0.06
0.02
0.08
0.02
0.05
0.02
0.06
0.03
0.04
0.02
0.06
0.03
0.06
36
0.03
0.04
0.02
0.02
0.01
0.02
0.02
0.02
0.03
37
38
0.07
0.05
0.07
0.02
0.07
0.02
0.05
0.02
0.05
0.02
0.06
0.02
0.07
0.02
0.03
0.02
0.03
0.03
39
0.12
0.04
0.06
0.05
0.06
0.05
0.05
0.04
0.05
40
0.04
0.03
0.03
0.02
0.02
0.02
Notice : Condition 1 is VR-S 253Vac,VS-T 230Vac,VT-R 207Vac
Condition 2 is VR-S 207Vac,VS-T 253Vac,VT-R 230Vac
Condition 3 is VR-S 230Vac,VS-T 207Vac,VT-R 253Vac
We connect line impedance on output side.
0.01
0.01
0.03
161
17.11 負荷遮断
判定基準
検出時限は、0.5 秒以内であること。
停電時の過電圧が、定格電圧の 150%以下、か
つ、100%を超える時間が 0.5 秒以内であること。
50Hz
判定
PASS
60Hz
Notice : Yellow line : Output voltage
Green line : Output current
Purple line : Output switch off signal
Blue line
: Inverter Output Relay signal
162
17.12 25台並列運転時単独運転検出試験
デルタ電子製パワーコンディションナ RPI-M20A(20kW)、RPI-M16A(16.5kW)
単独運転防止能動方式の説明および複数台連系に関する安全性について
1.能動的方式:無効電力変動方式
(ただし、複数台連系の場合でも一台連系時の単独検出特性と同等の検出特性を維持させ
るために、下記の対応手法を行っています。)
(1)ステップ注入方式を採用
無効電力は変化させる量は周波数変化量に対して、下記図1のような関係で変化させ
ます。(5%~15%を変化させます)
Var
50Hz
Var
60Hz
15%*Ip
15%*Ip
5%
-0.23
5%
-0.28
-0.1
0.1
-5%
0.23 Δf
-0.13
0.28 Δf
0.13
-5%
Ip: present active power
-15%*Ip
-15%*Ip
図1
(2)各 PCS の無効電力注入量の方向と位相が随時調整し、同等な検出特性を維持します。
変化期間は下記図2のように進み方向と遅れ方向とそれぞれ 10 サイクルずつ、12 サ
イクルずつ、14 サイクルずつを変化させます。
Var (%)
+5
Time
-5
10, 12, 14 Dynamic utility cycle
図2
163
(3)単独運転の判断条件:周波数変化量を演算して、下記図3の条件が成立した時、
単独運転と判断し、ゲートブロック及びリレーオープンにて保護動作します。
Z -31
Grid voltage
(Va, Vb, Vc)
PLL
Z0
+
Period : T
-
Δf
Anti-islanding
Algorithm
Re-active power
Injection
+
Z -7
Z0
Anti-islanding Algorithm
Δf
( ΔTn > 0.23 Hz (50Hz) / 0.28 Hz (60Hz) )
and
(ΔT n-29 … ΔTn > 0.1 Hz (50Hz) / 0.13 Hz (60Hz) )
Islanding
(ΔT n-1 … ΔTn > 0.15 Hz (50Hz) / 0.18 Hz (60Hz) )
or
(ΔT n-15 … ΔTn > 0.1 Hz (50Hz) / 0.13 Hz (60Hz) )
15% re-active
power injection
(ΔT n-2 … ΔTn > 0.1 Hz (50Hz) / 0.13 Hz (60Hz) )
10% re-active
power injection
5% re-active
power injection
図3
(4)一台の PCS 単独運転検出試験結果は Appendix1となり、能動方式のみ 0.72 秒で、能
動+受動方式では 0.4 秒で、検出時間は 0.5 秒以下になります。
(5) 複数台並列運転時の単独運転検出試験は 25 台の試験を実施し、安全性を担保します。
試験結果は Appdendi2 であり、
能動方式のみ 0.64 秒で、能動+受動方式では 0.19 秒であり、
「連系規定」において複数台並列運転時の単独運転検出時限の 5 秒以下であることから、複数
台並列時に検出能力は十分に余裕があります。
以上 164
Appendix 1 単独運転検出試験
【試験条件】
ト) 交流電源は、定格電圧及び定格周波数で運転する。
チ) パワーコンディショナの出力が定格出力となるように設定する。
リ) 線路インピーダンスは短絡とする。
ヌ) 保護装置の保護継電器等の設定は、工場出荷時の値(認証申込書裏面記載通り)とする。
ル) 慣性モーメント 0.014kg・m 2 以上の回転機負荷を接続し。
ヲ) R・L 及び C 負荷を交流電源との間の有効電力潮流及び無効電力潮流が次の表の条件となる
ように設定する。
試験条件(有効電力、無効電力)
-10,+10
-10, +5
-10,
0
-10, -5
-10,-10
-5,+10
-5, +5
-5,
0
-5, -5
-5,-10
0,+10
0, +5
0,
0
0, -5
0,-10
+5,+10
+5, +5
+5,
0
+5, -5
+5,-10
+10,+10
+10, +5
+10,
0
+10, -5
+10,-10
※パワーコンディショナ出力電力に対する有効電力及び無効電力の比(%)
【測定方法】
ロ) 交流電源からのSWを開路し、パワーコンディショナがゲートブロック機能又は開閉器が動作する
までの時間を測定する。
【判定基準】
④ 受動的方式
イ) 単独運転を検出し、0.5 秒以内にゲートブロック機能が動作すること。この場合において、受
動的方式の検出方式の特徴から不感帯領域(単独運転非検出部分)を許容するが、極力不
感帯を持たないようにすること。
ロ) 系統電圧が復電しても単独運転検出後一定時間は再起動しないこと。
⑤ 能動的方式
ハ) 単独運転を検出し、0.5 秒以上 1 秒以内に開閉器開放及びゲートブロック機能が動作するこ
と。
ニ) 系統電圧が復電しても仕様上明記された時間又は整定された時間は再並列しないこと。
165
⑥ 受動的方式+能動的方式
ホ) 単独運転を検出し、1 秒以内に開閉器開放及びゲートブロック機能(受動的方式で検出した
場合はゲートブロック機能)が動作すること。ただし、能動的方式で検出し停止した場合は、
0.5 秒以上 1 秒以内であること。
ヘ) 受動的方式で検出し停止した場合は、系統電圧が復電しても単独運転検出後一定時間は再
起動しないこと。
ト) 能動的方式で検出し停止した場合は、系統電圧が復電しても仕様上明記された時間又は整
定された時間は再並列しないこと。
チ) 受動的方式のみの試験において、単独運転となった領域は、その不感帯領域を能動的方式
が補っていることを確認できること。
166
【試験結果】
『50Hz時、受動的方式』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-9.87, -10.17
-10.02, -5.13
-9.90, -0.18
-10.20, 4.80
-9.42, 10.20
-4.92, -10.20
-5.10, -4.79
-5.13, -0.03
-5.09, 5.06
-4.80, 9.90
-0.17, -10.07
0.23, -5.25
0.15, -0.03
-0.15, 4.97
0.18, 9.90
4.80, -10.07
4.82, -4.92
4.92, 0.08
4.97, 4.95
4.97, 10.20
10.20, -9.87
10.02, -5.10
9.87, 0.12
9.98, 4.97
10.02, 10.08
207
450
499
495
218
179
447
480
476
201
198
403
496
457
198
177
437
483
372
198
180
212
464
250
181
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
167
『50Hz時、能動的方式』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-9.90, -10.08
-9.74, -5.10
-9.75, -0.09
-10.08, 4.95
-10.04, 9.83
-5.18, -10.04
-4.79, -5.21
-5.09, 0.05
-4.92, 5.13
-5.13, 10.20
0.08, -9.87
-0.06, -4.92
-0.03, -0.18
0.12, 5.07
0.15, 9.81
5.07, -9.78
5.10, -4.95
4.95, 0.12
4.92, 5.10
5.10, 10.04
9.99, -10.08
9.78, -5.07
10.07, 0.15
10.01, 5.00
10.16, 10.01
714
699
693
640
602
612
609
649
676
684
638
645
628
634
620
611
629
660
653
620
642
659
647
673
672
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
168
『50Hz時、能動的+受動的方式』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-10.02, -10.02
-10.17, -4.97
-9.78, -0.18
-10.05, 5.13
-10.20, 10.05
-5.13, -10.05
-4.88, -5.13
-5.10, -0.05
-4.95, 5.25
-4.92, 9.90
-0.14, -9.92
-0.03, -4.94
-0.15, 0.03
0.12, 5.07
0.15, 9.81
5.07, -9.78
5.10, -4.95
4.95, 0.12
4.92, 5.10
5.10, 10.04
9.99, -10.08
9.78, -5.07
10.07, 0.15
10.01, 5.00
10.16, 10.01
299
399
425
264
196
265
390
275
247
183
262
412
424
259
175
199
472
300
271
200
239
307
302
241
172
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
169
『60Hz時、受動的方式』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-9.87, -9.93
-10.17, -5.12
-10.08, -0.23
-10.07, 5.21
-10.05, 10.08
-5.12, -10.07
-4.91, -5.28
-4.91, -0.12
-4.82, 5.27
-5.07, 9.96
-0.15, -9.77
-0.11, -4.80
0.15, 0.11
0.06, 4.95
0.17, 9.96
5.22, -10.08
5.10, -4.86
5.10, 0.02
4.92, 5.25
5.13, 10.04
10.14, -10.13
9.93, -5.06
10.07, 0.12
10.16, 5.00
9.71, 10.01
203
344
442
355
187
190
355
430
323
184
222
358
475
352
208
241
280
417
246
210
190
209
431
246
184
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
170
『60Hz時、能動的方式』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-10.17, -10.02
-10.17, -4.83
-9.81, -0.21
-10.08, 4.86
-9.42, 10.20
-4.92, -10.05
-5.12, -4.95
-5.16, -0.05
-5.09, 5.28
-4.77, 9.86
-0.15, -10.10
0.18, -5.30
0.18, -0.18
-0.15, 4.82
0.18, 9.78
4.85, -10.04
4.86, -4.91
4.88, 0.18
4.97, 4.95
4.79, 9.84
9.77, -10.17
10.17, -5.13
9.87, 0.27
9.98, 5.12
10.02, 10.08
601
611
600
655
605
670
652
645
642
656
671
693
670
651
691
646
656
700
713
708
655
630
628
631
697
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
171
『60Hz時、能動的+受動的方式』
試験
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
P、Q(%)
P、Q実測値(%)
動作時間(ms)
判定
-10, -10
-10, -5
-10, 0
-10, +5
-10, +10
-5, -10
-5, -5
-5, 0
-5, +5
-5, +10
0, -10
0, -5
0, 0
0, +5
0, +10
+5, -10
+5, -5
+5, 0
+5, +5
+5, +10
+10, -10
+10, -5
+10, 0
+10, +5
+10, +10
-9.90, -10.08
-9.74, -5.10
-9.75, -0.09
-10.08, 4.92
-10.10, 9.72
-5.18, -10.04
-4.79, -5.21
-5.09, 0.05
-4.92, 5.13
-5.13, 10.13
0.08, -9.78
-0.06, -4.92
-0.03, -0.17
0.12, 5.07
0.15, 9.81
5.07, -10.07
5.13, -4.79
5.15, 0.12
5.22, 5.13
5.13, 10.04
10.14, -10.05
9.78, -5.07
10.07, 0.15
10.01, 5.15
10.17, 9.86
289
329
286
213
188
201
422
283
236
185
191
277
356
240
200
211
309
371
185
194
197
390
271
201
202
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
良
172
【試験波形】
50Hz ③能動+受動的方式-No.24
交流電源開路信
号
Ry 接点信号
P:Q%=+10:+5%
遮断
PDR 動作:241ms
解列
241m
GB信号
系統電圧
出力電流
60Hz ②能動的方式-No.13
交流電源開路信
号
Ry 接点信号
P:Q%=0:0%
PDR 動作:670ms
遮断
解列
670m
GB信号
系統電圧
出力電流
Appendix 2
173
25 台並列運転試験成績書
『60Hz』
174
175
『50Hz』
176
177
RPI-M20A 25 台 単独運転保護試験 参考資料
Tested by
Approved by
Date of issue
Testing Laboratory
Testing location
Test item description
Jerry Liu, W.L. Huang
Landau Li
Nov. 21, 2014
Delta Electronics, Inc.
39 Section 2, Huandong Road, Shanhua District,
Tainan City 74144, Taiwan, R.O.C.
Same as above
Solar inverter
Trademark
Model/ Type
Ratings
Input voltage
Input current
Output voltage
Output current
RPI-M20A
200-1000Vdc, 1000Vdc max
2 x 22Amax
3Ph 220/380Vac, 230/400Vac, 50/60Hz
3 x 32Amax
Copy of marking plate
1. Test Equipment list
No.
Equipment
1
Grid simulator
2
DC Source
3
DC power supply
4
Power analyzer
5
Current probe
6
Differential probe
Manufacturer
Chroma
Chroma
Delta
YOKOKAWA
FLUKE
Sapphire
Instruments
Type
61680
62150H-1000S
ESR-48/56B
WT1800
i1000S
Qty
1
8
162
1
16
LDP-6110
4
178
2. Test units list
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
Manufacturer
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Delta
Type
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
RPI-M20A
Serial No.
O1414A00391WJ
O1414A00389WJ
O1414700233WH
O1414700240WH
O1414A00413WJ
O1414800318WJ
O1414A00403WJ
O1414A00430WJ
O1414800306WJ
O1414A00398WJ
O1414700237WH
O1414800310WJ
O1414800302WJ
O1414800307WJ
O1414800312WJ
O1414800301WJ
O1414800317WJ
O1414800324WJ
O1414800320WJ
O1414800303WJ
O1414800314WJ
O1414800386WJ
O1414A00394WJ
O1414A00390WJ
O1414A00401WJ
179
3. Setup Diagram
AC
Source
Load
Islanding
Load
Grid Simulator
Group 2
5pcs M20A
Meter
Scope
Power analyzer
Oscilloscope
Group 1
20pcs M20A
Group2
Group 1
M20A, 25pcs in total. Each unit operates in 3Ph, 400Vac, 4kW.
AC Source, Chroma 61860, regenerative Grid simulator, 60kVA
R load, up to 100kW
Inductor load and motors
Monitoring and measurement system
180
計測設備
PCS1 ~ PCS4
PCS5 ~ PCS12
PCS13 ~ PCS20
PCS21 ~ PCS25
回転機負荷
L load
181
4. 50Hz 能動方式のみによる単独運転の検出(受動方式はマスクする)波形
系統 OFF 信号
3 相電圧波形
全 PCS
3 相電流波形
PCS21
R 相電流波形
PCS22
R 相電流波形
PCS23
R 相電流波形
PCS24
R 相電流波形
PCS25
R 相電流波形
全 PCS 停止時間:624ms
PCS 21 停止時間 623ms
PCS 23 停止時間 623ms
PCS 22 停止時間 618.5ms
PCS 24 停止時間 622ms
PCS 25 停止時間 621.5ms
182
5.
50Hz 能動的+受動的方式の2方式による単独運転の検出波形
系統 OFF 信号
3 相電圧波形
全 PCS
3 相電流波形
PCS21
R 相電流波形
PCS22
R 相電流波形
PCS23
R 相電流波形
PCS24
R 相電流波形
PCS25
R 相電流波形
全 PCS 停止時間:186.1ms
PCS 21 停止時間 172.1ms
PCS 22 停止時間 177.3ms
PCS 23 停止時間 175.8ms
PCS 24 停止時間 178.6ms
PCS 25 停止時間 173.8ms
183
6.
60Hz 能動的方式のみによる単独運転の検出(受動的方式はマスクする)
系統 OFF 信号
3 相電圧波形
全 PCS
3 相電流波形
PCS21
R 相電流波形
PCS22
R 相電流波形
PCS23
R 相電流波形
PCS24
R 相電流波形
PCS25
R 相電流波形
全 PCS 停止時間:644ms
PCS 21 停止時間 637.5ms
PCS 22 停止時間 644ms
PCS 23 停止時間 644ms
PCS 24 停止時間 637ms
PCS 25 停止時間 644ms
184
7.
60Hz 能動的+受動的方式の2方式による単独運転の検出
系統 OFF 信号
3 相電圧波形
全 PCS
3 相電流波形
PCS21
R 相電流波形
PCS22
R 相電流波形
PCS23
R 相電流波形
PCS24
R 相電流波形
PCS25
R 相電流波形
全 PCS 停止時間:197.8ms
PCS 21 停止時間 191.6ms
PCS 23 停止時間 197.6ms
PCS 22 停止時間 192.3ms
PCS 24 停止時間 191.3ms
PCS 25 停止時間 191.3ms
185
17.13 25台並列運転時出力高調波電流試験
50Hz
相
綜合歪率(%)
各調波
含有率(%)
60Hz
R
S
T
R
S
T
判定基準
判定
2.38%
2.08%
2.44%
2.01%
1.69%
2.04%
5.00%
良
2次
0.66%
0.70%
0.82%
0.58%
0.68%
0.84%
3.00%
良
3次
1.04%
0.12%
1.14%
0.98%
0.15%
0.98%
3.00%
良
4次
0.83%
0.46%
0.87%
0.60%
0.34%
0.59%
3.00%
良
5次
1.46%
1.50%
1.19%
1.16%
1.10%
0.92%
3.00%
良
6次
0.31%
0.50%
0.66%
0.25%
0.34%
0.47%
3.00%
良
7次
0.87%
0.80%
0.86%
0.72%
0.69%
0.72%
3.00%
良
8次
0.13%
0.16%
0.20%
0.09%
0.13%
0.14%
3.00%
良
9次
0.19%
0.14%
0.32%
0.13%
0.11%
0.25%
3.00%
良
10 次
0.03%
0.03%
0.05%
0.03%
0.03%
0.05%
3.00%
良
11 次
0.05%
0.03%
0.06%
0.03%
0.04%
0.02%
3.00%
良
12 次
0.02%
0.02%
0.02%
0.02%
0.01%
0.02%
3.00%
良
13 次
0.47%
0.47%
0.49%
0.46%
0.47%
0.49%
3.00%
良
14 次
0.03%
0.02%
0.05%
0.01%
0.01%
0.02%
3.00%
良
15 次
0.12%
0.07%
0.18%
0.09%
0.07%
0.15%
3.00%
良
16 次
0.02%
0.03%
0.03%
0.02%
0.03%
0.03%
3.00%
良
17 次
0.20%
0.22%
0.22%
0.16%
0.17%
0.16%
3.00%
良
18 次
0.01%
0.03%
0.03%
0.01%
0.03%
0.03%
3.00%
良
19 次
0.25%
0.24%
0.27%
0.22%
0.20%
0.22%
3.00%
良
20 次
0.03%
0.02%
0.04%
0.01%
0.02%
0.03%
3.00%
良
21 次
0.06%
0.03%
0.10%
0.05%
0.03%
0.07%
3.00%
良
22 次
0.01%
0.02%
0.03%
0.01%
0.01%
0.03%
3.00%
良
23 次
0.18%
0.22%
0.19%
0.17%
0.18%
0.17%
3.00%
良
24 次
0.02%
0.03%
0.02%
0.01%
0.02%
0.01%
3.00%
良
25 次
0.05%
0.04%
0.05%
0.05%
0.02%
0.03%
3.00%
良
26 次
0.01%
0.02%
0.03%
0.01%
0.03%
0.03%
3.00%
良
27 次
0.04%
0.03%
0.07%
0.04%
0.03%
0.07%
3.00%
良
28 次
0.02%
0.02%
0.03%
0.02%
0.03%
0.03%
3.00%
良
29 次
0.14%
0.16%
0.14%
0.16%
0.16%
0.14%
3.00%
良
30 次
0.01%
0.03%
0.03%
0.01%
0.04%
0.03%
3.00%
良
31 次
0.05%
0.05%
0.07%
0.08%
0.08%
0.11%
3.00%
良
32 次
0.03%
0.03%
0.05%
0.03%
0.04%
0.06%
3.00%
良
33 次
0.03%
0.02%
0.04%
0.05%
0.02%
0.06%
3.00%
良
34 次
0.02%
0.02%
0.01%
0.02%
0.01%
0.01%
3.00%
良
35 次
0.10%
0.13%
0.10%
0.03%
0.07%
0.04%
3.00%
良
36 次
0.01%
0.02%
0.03%
0.03%
0.04%
0.04%
3.00%
良
37 次
0.07%
0.06%
0.07%
0.20%
0.18%
0.22%
3.00%
良
38 次
39 次
40 次
0.04%
0.03%
0.01%
0.01%
0.01%
0.01%
0.05%
0.03%
0.01%
0.04%
0.04%
0.02%
0.05%
0.02%
0.02%
0.07%
0.05%
0.02%
3.00%
3.00%
3.00%
良
良
良
186