MAXIM MAX3296SWEVKIT

19-1644; Rev 1; 6/00
概要 ___________________________________
特長 ___________________________________
MAX3296短波長又は縦型空洞表面放出レーザ(VCSEL)
評価キット(EVキット)は、コモンカソード構成の
MAX3286 1.25Gbpsレーザドライバ又はMAX3296
2.5Gbpsレーザドライバの光学的及び電気的評価を容易
にする実装済みの表面実装デモ基板です。短波長レーザ
ダイオード(波長 ≦ 980nm)及びVCSELは、通常コモン
カソード構成を必要とします。コモンカソード構成では、
レーザのカソードがグランドに接続されており、レーザは
アノードで駆動されます。
◆ コモンカソードレーザを駆動
MAX3296短波長又はVCSEL EVキットはレーザバイアス
電流を安定化してフォトダイオード電流を一定に保つか、
直接レーザバイアス電流を検出して一定に保ちます。
コモンアノード構成の長波長レーザダイオードを備えた
MAX3286/MAX3296の評価については、MAX3296
EVKIT-LWを参照して下さい。
◆ レーザ挿入用ソケット付
◆ LEDフォルトインジケータ
◆ MAX3286又はMAX3296(実装済み)を評価
◆ VCSEL用の可変DCバイアス電流
◆ 可変フォトダイオード電流
◆ 可変変調電流
◆ 可変変調電流温度係数
◆ 電気動作用に設定済み、レーザ不要
型番 ___________________________________
PART
TEMP. RANGE
IC PACKAGE
MAX3296EVKIT-SW
0°C to +70°C
32 TQFP
MAX3296CGIS
0°C to +70°C
28 QFN
部品リスト ________________________________________________________________________
DESIGNATION QTY
C1–C5, C13,
C14, C22, C25,
C26
DESCRIPTION
DESCRIPTION
L8
1
Ferrite bead (included but not installed)
Murata BLM11HA102SG
Q1
0
Open
Q2
1
Zetex FMMT491A
Q4
1
Zetex FMMT591A
R2
1
115Ω ±1% resistor (0402)
10µF ±10%, 16V tantalum capacitor
AVX TAJC106K016
R3
1
100kΩ variable resistor
Bourns or Digi-Key 3296W-104-ND
0
Open, user supplied (laser diode and
photodiode assembly; see Figure 1)
R4
1
1
Red LED
50kΩ variable resistor
Bourns or Digi-Key 3296W-503-ND
R5
1
3
SMA connectors (edge mount)
EFJohnson 142-0701-801 or
Digi-Key J502-ND
10kΩ variable resistor
Bourns or Digi-Key 3296W-103-ND
R9, R30
2
1kΩ ±5% resistors (0402)
R10
1
5.1kΩ ±5% resistor (0402)
R11
1
200Ω variable resistor
Bourns or Digi-Key 3296W-201-ND
R12
1
0Ω resistor (0402)
10
0.01µF ±10%, 16V min, X7R ceramic
capacitors (0402)
C11
1
0.1µF ±10%, 16V min, X7R ceramic
capacitor (0402)
C12
0
Open, user supplied (0402)*
C23
1
D1
D3
J1, J2, J5
DESIGNATION QTY
2
Test points
Digi-Key 5000K-ND
JU1–JU5
5
2-pin headers (0.1in centers)
Digi-Key S1012-36-ND
L1, L2
2
Ferrite beads
Murata BLM11HA102SG
R13
1
24.9Ω ±1% resistor (0402)*
R20
1
49.9Ω ±1% resistor (0402)
Ferrite bead
Murata BLM11HA601SG
R22
1
36Ω ±5% resistor (0603)
J7, J8
L4
1
部品リストは次のページに続きます。
* これらの部品は補償ネットワークの一部で、オーバシュート及びリンギングを低減します。寄生直列インダクタンスは、ゼロを
レーザの周波数応答に生成します。R13及びC12は、ポールを追加してこのゼロを取り消します。最適値は使用するレーザによって
異なります。マキシム社では、R13 = 24.9Ω及びC12 = 2pFをまず試してみることを奨励します。
________________________________________________________________ Maxim Integrated Products
1
本データシートに記載された内容は、英語によるマキシム社の公式なデータシートを翻訳したものです。翻訳により生じる相違及び誤りに
ついての責任は負いかねます。正確な内容の把握にはマキシム社の英語のデータシートをご参照下さい。
無料サンプル及び最新版データシートの入手にはマキシム社のホームページをご利用下さい。www.maxim-ic.com
Evaluates: MAX3286/MAX3296
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
Evaluates: MAX3286/MAX3296
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
部品リスト(続き) _______________________
DESIGNATION QTY
DESCRIPTION
STATUS
SP3
Open
Closed
R23
1
0Ω resistor (0603)
SP4
R24
1
24.9Ω ±1% resistor (0402)
SP5
Closed
511Ω ±1% resistor (0402)
SP6
Closed
SP7
Closed
SP8
Closed
SP9
Open
SP10
Open
SP11
Closed
R25
TP1, TP3, TP4,
TP9, TP10,
TP14, TP15,
TP19, TP20
1
9
Test points
Digi-Key 5000k-NO
U1**
1
MAX3296CHJ (32-pin TQFP)
U1**
1
MAX3286CHJ (32-pin TQFP, included
but not installed)
U1**
1
MAX3296CGI (28-pin QFN)
U1**
1
MAX3286CGI (28-pin QFN included
but not installed)
U2
1
MAX4322EUK (5-pin SOT23)
**The MAX3296/MAX3286CHJ parts are included with the
MAX3296EVKIT-SW. The MAX3296/MAX3286CGI parts are
included with the MAX3296CGIS.
MAX3286の評価 _______________________
TQFPパッケージ
MAX3296EVKIT-SWボードは、MAX3286用に容易に
変更できます。はんだを除去してMAX3296を取り外し
(評価ボードにはMAX3296CHJが実装されて出荷され
ます)、MAX3286CHJ(EVキットに付属)と交換して
下さい。他の回路変更は一切必要ありません。
QFNパッケージ
MAX3296CGIS評価ボードはMAX3286用に変更する
ことができます。電熱板と加熱ブロックを用いて製品
直下に熱を集め、はんだを溶かしてMAX3296を取り
外し(評価ボードにはMAX3296CGIが実装されて出荷
されます)、MAX3286CGIと交換して下さい。他の回路
変更は一切必要ありません。
電気的クイックスタート _________________
擬似フォトダイオードフィードバックを
使用した電気的クイックスタート
1) 基板がDCバイアス電流を制御してフォトダイオード
電流を一定にし、フォトダイオードエミュレータ
回路を有効にできるよう基板を構成します。次の
シャントを設定します。
MAX3286∼MAX3289/MAX3296∼MAX3299
データシートのフォトダイオードアプリケーション
回路のMAX3286/MAX3296コモンカソードレーザ
を参照して下さい。
2) レーザソケットに何も取り付けられていないことを
確認します(図1)。
3) R24が取り付けられていることを確認します。
2
SHUNT
4) L8が取り付けられていないことを確認します。
5) C12がオープンになっていることを確認します。
レーザは取り付けられていないため、補償ネット
ワークは必要ありません。
6) R5(R SET )ポテンショメータを中央位置に設定し
ます。これを行うには、カチッと収まったことが
かすかに感じられる位置までねじを反時計回りに
回し、次に時計回りに15回転(30フル回転、0∼
10kΩの多回転ポテンショメータ)します。これに
より、擬似フォトダイオード電流のレギュレー
ション点が(2.65V - 1.7V) / 5kΩ = 190µAに設定
されます。フォトダイオードエミュレータ回路は、
Q4からのDCバイアス電流を28 x190µA ≅ 5mAに
調整します。
7) R4(R MOD )ポテンショメータを最大抵抗に設定し
ます。これを行うには、カチッと収まったことが
かすかに感じられる位置までねじを反時計回りに
回します(30フル回転、0∼50kΩ多回転ポテンショ
メータ)。これにより、変調電流が最小になります。
8) R3(RTC)ポテンショメータを最大抵抗に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすかに
感じられる位置までねじを反時計回りに回します
(30フル回転、0∼100kΩ多回転ポテンショメータ)。
これにより、変調電流の温度係数(tempco)が最小
になります。
9) R11ポテンショメータを30Ωの抵抗に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすかに
感じられる位置までねじを時計回りに回し、次に
反時計回りに5回転します。
10) JU2(EN)、JU3(EN)、及びJU4(PORDLY)にジャンパ
を取り付けます。
11) +5Vの電源で基板に電力を供給する場合は、JU1(LV)
にジャンパを取り付けます。電源はまだ投入しない
で下さい。
12) JU5(FLTDLY)にジャンパがないことを確認します。
13) 50Ω特性インピーダンスのケーブルを、J5 SMA
出力コネクタとオシロスコープの入力の間に接続
します。オシロスコープの入力が50Ωで終端処理
されていることを確認します。
_______________________________________________________________________________________
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
15) +3.3V又は+5Vの電源を、基板のJ7(VCC)及び
J8(GND)のテスト点に印可します。電流リミットを
300mAに設定します。
16) TP19の電圧を監視しながら、目的のDCバイアス
電流が得られるまでR5(R SET )を調整します。R5
ポテンショメータのねじを時計回りに回すと、DC
バイアス電流が増加します。
17) オシロスコープでJ5 SMAコネクタ出力を監視し
ながら、目的の変調電流が得られるまでR4(RMOD)
を調整します。R4ポテンショメータのねじを時計
回りに回すと、変調電流が増加します。
バイアス電流フィードバック(VCSEL)を
使用した電気的クイックスタート
1) DCバイアス電流を直接安定化するように基板を
構成します。次のシャントを設定します。
MAX3286∼MAX3289/MAX3296∼MAX3299
データシートの、フォトダイオードアプリケー
ション回路無しのMAX3286/MAX3296コモン
カソードレーザを参照して下さい。
SHUNT
STATUS
SP3
Closed
SP4
Open
SP5
Closed
SP6
Closed
SP7
Open
SP8
Open
SP9
Closed
SP10
Closed
SP11
Open
7) R4(R MOD )ポテンショメータを最大抵抗に設定し
ます。これを行うには、カチッと収まったことが
かすかに感じられる位置までねじを反時計回りに回し
ます(30フル回転、0∼50kΩの多回転ポテンショ
メータ)。これにより、変調電流が最小になります。
8) R3(RTC)ポテンショメータを最大抵抗に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすかに
感じられる位置までねじを反時計回りに回します(30
フル回転、0∼100kΩの多回転ポテンショメータ)。
これにより、変調電流の温度係数が最小になります。
9) JU2(EN) 、 J U 3 ( EN )、 及 び J U 4 ( P O R D L Y ) に
ジャンパを取り付けます。
10) +5Vの電源で基板に電力を供給する場合は、JU1(LV)
にジャンパを取り付けます。電源はまだ投入しない
で下さい。
11) JU5(FLTDLY)にジャンパがないことを確認します。
12) 50Ω特性インピーダンスのケーブルを、J5 SMA
出力コネクタ及びオシロスコープの入力間に接続
します。オシロスコープの入力が50Ωで終端処理
されていることを確認します。
13) 差動信号源をSMAコネクタJ1及びJ2に接続します。
各ソースは、100mV及び830mVの間のピーク・
トゥ・ピーク振幅を持っている必要があります。
14) +3.3V又は+5Vの電源を、基板のJ7(VCC)及びJ8
(GND)のテスト点に印可します。電流リミットを
300mAに設定します。
15) TP19の電圧を監視しながら、目的のDCバイアス
電流が得られるまでR11を調整します。R11ポテン
ショメータのねじを時計回りに回すと、DCバイアス
電流が増加します。
16) オシロスコープでJ5 SMAコネクタ出力を監視しな
がら、目的の変調電流が得られるまでR4(RMOD)を
調整します。R4ポテンショメータのねじを時計回り
に回すと、変調電流が増加します。
2) レーザソケットに何も取り付けられていないことを
確認します(図1)。
電気的評価でのフォトダイオードの
エミュレーション
3) R24が取り付けられていることを確認します。
MAX3286/MAX3296をレーザ無しで評価する場合
「
( 電気的クイックスタート」の項参照)、MAX3286/
MAX3296のDCバイアス回路はフォトダイオードエミュ
レータ回路を使用して動作します。シャントSP6及び
SP7が短絡されている場合、U2(MAX4322)、Q 2
(FMMT491A)、及びR30はレーザアセンブリの中の
フォトダイオードの動作をエミュレートする電流制御の
電流源を形成します。R22はレーザダイオードの役割を
果たし、フォトダイオードエミューレータ回路がQ2の
コレクタからR22の電流の3%に等しい電流をシンクし
ます。これは、レーザ光の一部がフォトダイオードに
反射し、放射された光に比例するわずかな電流を出力
するというレーザダイオードとフォトダイオードの
アセンブリの動作をシミュレートするものです。
4) L8が取り付けられていないことを確認します。
5) C12がオープンになっていることを確認します。
レーザは取り付けられていないため、補償ネット
ワークは必要ありません。
6) R11ポテンショメータを中央位置に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすか
に感じられる位置までねじを反時計回りに回し、
次に時計回りに15回転(30フル回転、0∼200kΩ
の多回転ポテンショメータ)します。これにより、
レーザバイアス電流のレギュレーション点が
0.25V/100Ω = 2.5mAに設定されます。
_______________________________________________________________________________________
3
Evaluates: MAX3286/MAX3296
14) 差動信号源をSMAコネクタJ1及びJ2に接続します。
各ソースは、100mV及び830mVの間のピーク・
トゥ・ピーク振幅を持っている必要があります。
Evaluates: MAX3286/MAX3296
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
光学的クイックスタート _________________
9) 50ΩのSMAターミネータをJ5に接続し、レーザ
負荷と等しくなります。
フォトダイオードフィードバックを使用した
光学的クイックスタート
10) JU2(EN)、JU3(EN)、及びJU4(PORDLY)にジャンパ
を取り付けます。
1) 基板がレーザバイアス電流を制御してフォトダイ
オード電流を一定に保つよう基板を構成します。
次のシャントを設定します。
11) +5Vの電源で基板に電力を供給する場合は、JU1(LV)
にジャンパを取り付けます。電源はまだ投入しない
で下さい。
MAX3286∼MAX3289/MAX3296∼MAX3299
データシートの、フォトダイオードアプリケー
ション回路付MAX3286/MAX3296コモンカソード
レーザを参照して下さい。
SHUNT
STATUS
SP3
Open
SP4
Closed
SP5
Closed
SP6
Open
SP7
Open
SP8
Closed
SP9
Open
SP10
Open
SP11
Closed
2) R24を取り外します。
3) L8を取り付けます。
4) レーザを基板に接続します(図1)。
5) R5(RSET)ポテンショメータを中央位置に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすかに
感じられる位置までねじを反時計回りに回し、次に
時計回りに1 5回転( 3 0フル回転、0 ∼1 0 kΩの
多回転ポテンショメータ)します。これにより、
フォトダイオード電流のレギュレーション点が
(2.65V - 1.7V) / 5kΩ =190µAに設定されます。
6) R4(R MOD )ポテンショメータを最大抵抗に設定し
ます。これを行うには、カチッと収まったことが
かすかに感じられる位置までねじを反時計回りに
回します(30フル回転、0∼50kΩの多回転ポテン
ショメータ)。これにより、変調電流が最小になり
ます(ACドライブがレーザに印可されます)。
7) R3(RTC)ポテンショメータを最大抵抗に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすかに
感じられる位置までねじを反時計回りに回します
(30フル回転、0 ∼1 0 0 kΩの多回転ポテンショ
メータ)。これにより、変調電流の温度係数が最小
になります。
8) R11ポテンショメータを30Ωの抵抗に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすかに
感じられる位置までねじを時計回りに回し、次に
反時計回りに5回転します。
4
12) JU5(FLTDLY)にジャンパがないことを確認します。
13) 差動信号源をSMAコネクタJ1及びJ2に接続します。
各ソースは、100mV及び830mVの間のピーク・
トゥ・ピーク振幅を持っている必要があります。
14) +3.3V又は+5Vの電源を、基板のJ7(VCC)及びJ8
(GND)のテスト点に印可します。
15) レーザ出力を監視しながら、目的のレーザバイアス
電流が得られるまでR5(R SET )を調整します。R5
ポテンショメータのねじを時計回りに回すと、レーザ
バイアス電流が増加します。
16) レーザ出力を監視しながら、目的のレーザ変調電流が
得られるまでR4(RMOD)を調整します。R4ポテン
ショメータのねじを時計回りに回すと、レーザの
変調電流が増加します。
17) オシロスコープで
「アイ」
の出力を観察します。レーザ
のオーバシュート及びリンギングはR13及びC12を
適切に選択することにより改善できます。これに
ついては、MAX3286∼MAX3289/MAX3296∼
MAX3299データシートの「レーザ補償フィルタ
ネットワークの設計」の項で説明されています。
バイアス電流フィードバック(VCSEL)を使用した
光学的クイックスタート
1) 基板がレーザバイアス電流を直接安定化させるよう
基板を構成します。次のシャントを設定します。
MAX3286∼MAX3289/MAX3296∼MAX3299
データシートの、フォトダイオードアプリケー
ション回路無しのMAX3286/MAX3296コモンカ
ソードレーザを参照して下さい。
SHUNT
STATUS
SP3
Closed
SP4
Open
SP5
Closed
SP6
Open
SP7
Open
SP8
Open
SP9
Closed
SP10
Closed
SP11
Open
_______________________________________________________________________________________
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
3) L8を取り付けます。
4) レーザを基板に接続します(図1)。
5) R11ポテンショメータを中央位置に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすかに
感じられる位置までねじを反時計回りに回し、次に
時計回りに1 5回転( 3 0フル回転、0 ∼2 0 0Ωの
多回転ポテンショメータ)します。これにより、
レーザバイアス電流のレギュレーション点が
0.25V /100Ω = 2.5mAに設定されます。
6) R4(R MOD )ポテンショメータを最大抵抗に設定し
ます。これを行うには、カチッと収まったことが
かすかに感じられる位置までねじを反時計回りに回し
ます(30フル回転、0∼50kΩの多回転ポテンショ
メータ)。これにより、変調電流が最小になります。
7) R3(RTC)ポテンショメータを最大抵抗に設定します。
これを行うには、カチッと収まったことがかすかに
感じられる位置までねじを反時計回りに回します(30
フル回転、0∼100kΩの多回転ポテンショメータ)。
これにより、変調電流の温度係数が最小になります。
8) 50ΩのSMAターミネータをJ5に接続し、レーザの
負荷と等しくします。
9) JU2(EN) 、 J U 3 ( EN )、 及 び J U 4 ( P O R D L Y ) に
ジャンパを取り付けます。
10ページに続きます。
S
M
A
1, 3 = GROUND
2 = LASER-DIODE ANODE
4 = PHOTODIODE CATHODE
(LASER-DIODE CATHODE/PHOTODIODE
ANODE)
1
2
4
3
MAX3286
MAX3296
図1. 光接続図
表1. 調整及び制御の説明
COMPONENT
NAME
FUNCTION
D3
FAULT
JU1
LV
Placing a jumper on JU1 connects the LV pin to ground and programs the power-on
reset circuit for +4.5V to +5.5V operation.
JU2
EN
Placing a jumper on JU2 ties the EN pin to VCC. When JU2 is not installed, the EN pin
is pulled low by its internal pull-down.
JU3
EN
Placing a jumper on JU3 ties the EN pin to ground. When JU3 is not installed, the EN pin
is pulled high by its internal pull-up.
JU4
PORDLY
Placing a jumper on JU4 connects the PORDLY pin to a 0.01µF capacitor (C5). Leaving
JU4 open floats the PORDLY pin and minimizes the power-on reset time.
JU5
FLTDLY
Placing a jumper on JU5 disables the laser-driver safety features.
The LED shines red when a fault has occurred. The fault condition can be cleared by
removing, then reinstalling, jumpers at JU2 or JU3.
RTC
Potentiometer R3, in conjunction with potentiometer R4 (RMOD), sets the tempco of the
laser modulation current. Turn the potentiometer screw counterclockwise to increase
the resistance. The tempco decreases when the potentiometer screw is turned
counterclockwise.
R4
RMOD
Potentiometer R4, in conjunction with potentiometer R3 (RTC), sets the peak-to-peak
amplitude of the laser modulation current. Turn the potentiometer screw counterclockwise
to increase the resistance. The laser modulation-current amplitude decreases when the
potentiometer screw is turned counterclockwise.
R5
RSET
Potentiometer R5 adjusts the desired laser DC-current bias point. Potentiometer R5
sets the resistance from MD to ground, and MD regulates to 1.7V. Turn the potentiometer screw clockwise to decrease the resistance. The total range is 0 to 100kΩ. The
laser average power increases when the potentiometer screw is turned clockwise.
R11
—
R11 adjusts the amount of degeneration in the bias transistor when using a photodiode.
When directly sensing bias current, R11 sets the regulation point.
R3
_______________________________________________________________________________________
5
Evaluates: MAX3286/MAX3296
2) R24を取り外します。
VCC
GND
VCC
J8
J7
C5
0.01µF
VCC
R25
511Ω
A
C
EN JU2
L4
PORDLY
JU4
RED
LED
D3
R3
100kΩ
RTC
C23
10µF
FLTDLY
JU5
JU3 EN
C26
0.01µF
C13
0.01µF
32 31 30 29 28 27 26 25
MAX3296
U1
VCC
J1
C1
0.01µF
TP14
VCC
JU1
LV
C3
0.01µF
R2
115Ω
1%
C4
0.01µF
J2
TP20
SP10
R5
10kΩ
RSET
R9
1kΩ
C11
0.1µF
VCC
TP15
VCC
R12
0Ω
SP11
VCC
C2
0.01µF
L2
R13
24.9Ω
C12
OPEN
BIASDRV 24
23
SHDNDRV
22
GND
21
MON
20
MD
19
N.C.
18
POL
17
POL
9 10 11 12 13 14 15 16
1 FAULT
2
N.C.
3
FAULT
4
POR
5
GND
6
EN
7
EN
8 PORDLY
C22
0.01µF
TP4
TP3
FAULT
TP1
POR
FAULT
TC
TC
FLTDLY
TP9
TP10
MODSET
GND
VCC
R4
50kΩ
RMOD
C25
0.01µF
L1
C14
0.01µF
OUT+
GND
VCC
MODSET
LV
VCC
IN+
VCC
R20
49.9Ω
R23
0Ω
OUTIN-
J5
VCC
REF
6
N.C.
SP9
1
L8
2
Q1
SP5
R10
5.1kΩ
SP8
SP4
SP3
Q4
FMMT591A
SP6
R24
24.9Ω
R11
200Ω
1
2
D1
VCC
3
4
R30
1kΩ
Q2
FMMT491A
SP7
E
C
B 1
U2
MAX4322
R22
36Ω
4
3
TP19
Evaluates: MAX3286/MAX3296
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
図2. MAX3296 SW EVキットの回路図
_______________________________________________________________________________________
VCC
GND
VCC
J8
J7
C5
0.01µF
R25
500Ω
VCC1
VCC
C
L4
JU4
LED
RED
D3
A
TP4
FAULT
TP9
EN
JU3
JU5
C23
10µF
FLTDLY
C26
0.01µF
MAX3296M
U3
2
J1 1
C1
0.01µF
TP14
VCC
LV
JU1
C3
0.01µF
R2
115Ω
1%
9 10 11 12 13 14
POL
POL
MD
MON
GND
C4
0.01µF
15
16
17
18
19
J2
R13
24.9Ω
TP15
SP10
R5
10kΩ
RSET
R9
1kΩ
TP20
R12
0Ω
C12
OPEN
C11
0.1µF
VCC
VCC
SP11
C2
0.01µF
VCC
BIASDRV 21
20
SHDNDRV
8
PORDLY
VCC
C22
0.01µF
7
3 POR
4
GND
5
EN
6 EN
TP1
POR
FAULT
L2
C13
0.01µF
28 27 26 25 24 23 22
FAULT
2
1
FAULT
JU3
EN
TC
TC
FLTDLY
R3
100kΩ
RTC
TP10
MODSET
MODSET
LV
R4
50kΩ
RMOD
VCC
VCC
C25
0.01µF
L1
C14
0.01µF
OUT+
IN-
VCC
VCC
GND
R20
49.9Ω
OUTIN+
VCC
REF
R23
0Ω
2
SP9
1
L8
Q1
R10
5kΩ
SP8
SP4
SP3
Q4
FMMT591
SP5
SP6
R11
200Ω
R24
OPEN
1
2
D1
VCC
3
4
R30
1kΩ
Q2
FMMT491
SP7
E
C
B 1
U2
MAX4322
R22
36Ω
4
3
TP19
Evaluates: MAX3286/MAX3296
J5
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
図3. MAX3296EVキット基板回路図
_______________________________________________________________________________________
7
Evaluates: MAX3286/MAX3296
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
1.0"
図4. MAX3296 SW EVキット部品配置ガイド
(シルクスクリーン上部)
1.0"
図6. MAX3296 SW EVキットプリント基板
レイアウト(グランドプレーン)
8
1.0"
図5. MAX3296 SW EVキットプリント基板
レイアウト(部品面側)
1.0"
図7. MAX3296 SW EVキットプリント基板
レイアウト(パワープレーン)
_______________________________________________________________________________________
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
Evaluates: MAX3286/MAX3296
1.0"
1.0"
図8. MAX3296 SW EVキットプリント基板
レイアウト(ハンダ面側)
図9. MAX3296CGIS EVキット部品配置ガイド
(シルクスクリーン上部)
1.0"
1.0"
図10. MAX3296CGIS EVキットプリント基板
レイアウト(部品面側)
図11. MAX3296CGIS EVキットプリント基板
レイアウト(グランドプレーン)
_______________________________________________________________________________________
9
Evaluates: MAX3286/MAX3296
MAX3296短波長又はVCSEL
(コモンカソード)評価キット
10) +5Vの電源で基板に電源を供給する場合は、JU1
(LV)にジャンパを取り付けます。電源はまだ投入
しないで下さい。
11) JU5(FLTDLY)にジャンパがないことを確認します。
12) 差動信号源をSMAコネクタJ1及びJ2に接続します。
各ソースは、100mV及び830mVの間のピーク・
トゥ・ピーク振幅を持っている必要があります。
13) +3.3V又は+5Vの電源を、基板のJ7(VCC)及びJ8
(GND)のテスト点に印可します。電流リミットを
300mAに設定します。
1.0"
図12. MAX3296CGIS EVキットプリント基板
レイアウト(パワープレーン)
14) レーザ出力を監視しながら、目的のDCバイアス電
流が得られるまでR11を調整します。R11
ポテンショメータのねじを時計回りに回すと、DC
バイアス電流が増加します。
15) レーザ出力を監視しながら、目的の変調電流が得
られるまでR4(RMOD)を調整します。R4ポテンシ
ョメータのねじを時計回りに回すと、変調電流が
増加します。
16) オシロスコープで「アイ」の出力を観察します。
レーザのオーバシュート及びリンギングはR13及
びC12を適切に選択することにより改善できます。
これについては、MAX3286∼MAX3289/
MAX3296∼MAX3299データシートの「レーザ補
償 フ ィ ル タ ネ ッ ト ワ ー ク の 設 計 」の 項 で 説 明
されています。
1.0"
図13. MAX3296CGIS EVキットプリント基板
レイアウト(はんだ面側)
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