●この製品は産業機器用です。 一般のご家庭ではご使用できません。 ●このたびは、パナソニック製品をお買い上げ いただき、 まことにありがとうございます。 ●取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく安全 にお使いください。 ●ご使用の前に『安全上のご注意』 (P.2∼4)を、 必ずお読みください。 この取扱説明書は大切に保管してください。 この取扱説明書は、必ずお客様にお渡しください。 ■もくじ ページ 安全上のご注意 ………………………… 2 1. はじめに ……………………………… 5 概 要 ……………………………………………… 開梱されたら ……………………………………… 機種確認 …………………………………………… 品番の見方 ………………………………………… 各部のなまえ ……………………………………… 5 5 6 7 8 2. 設置のしかた ………………………… 9 モータ ……………………………………………… 9 コンデンサ(単相モータのみ)………………… 11 ギヤヘッド ……………………………………… 11 負荷・使用条件の確認 ………………………… 15 3. 配 線 ……………………………… ページ 4. 運転について ……………………… 5. 保守・点検 ………………………… 6. 故障の原因と処置 ………………… 7. 仕 様 ……………………………… 8. 海外規格への適応 ………………… 34 36 37 37 38 周辺機器構成 …………………………………… 39 周辺機器の配線 ………………………………… 39 UL、CSA 規格への適合 ……………………… 39 9. 保 証 ……………………………… 42 アフターサービス(修理)………… 裏表紙 30 IMD24 安全上のご注意 必ずお守りください ■ 表示内容を無視して誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を、次の 表示で区分し、説明しています。 危険 この表示の欄は「死亡または重傷などを負う危険が 切迫して生じることが想定される」内容です。 注意 この表示の欄は「傷害を負う可能性または物的損害 のみが発生する可能性が想定される」内容です。 ■お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 この絵表示は、 してはいけない「禁止」内容です。 この絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。 専門知識のない方が配線工事を 行うと、感電の原因になります 過電流保護装置・漏電遮断器・温度過昇防 設置、確認しないと 感電・けが・火災の原因に 止装置・非常停止装置を必ず設置する。 地震発生のあとは、必ず安全性の確認を行う。 なります 移動・配線・点検は電源を切ってから感電の 電源を切らずに作業すると 感電の原因になります 危険がないことを確認した上で行う。 地震時に、火災および人身事故などが起こ 設置しないと らないよう確実に設置・据え付けを行う。 けが・感電・火災・故障・破損の 緊急時に即時に運転を停止し電源を遮断で 原因になります きるように外部に非常停止回路を設置する。 可燃物に取り付けると 金属などの不燃物に取り付ける。 火災の原因になります ほこりが少なく、水、油などのかからない場 設置場所が正しくないと感電・火災・ 所に設置する。 故障・破損の原因になります 外部速度設定器の配線やタコジェネレータ 誤結線や短絡により の配線を正しく確実に行う。 感電・けがの原因になります 停電した時や温度過昇防止装置が動作した 突然の再始動で、 ときは、必ず電源を切る。 けがの原因になります リード線は確実に接続し、通電部は絶縁物で 誤結線や短絡により、感電・火災・ 確実に絶縁する。 故障の原因になります モータのアースは必ず接地する。 感電の原因になります。 配線作業は電気工事の専門家が行う。 危険 水のかかる場所、腐食性の雰囲気、引火性 ガスの雰囲気、可燃性の物の近くで使用し 火災の原因になります ない。 モータの近くには可燃物を置かない。 リード線に傷をつけたり、無理な力を加えた り、重いものをのせたり、はさみこんだりし 感電・故障・破損の原因に なります ない。 リード線が油・水に浸かった状態で使用しない。 感電・けが・火災の原因になります 振動・衝撃の激しいところで使用しない。 AC380/400V三相モータはインバ ータ 感電・けが・火災・故障・破損の 原因になります で駆動しない。 けがの原因になります モータの回転部には絶対に触らない。 モータは、温度が高くなるので触らない 。 やけどの原因になります 感電・けが・火災の 濡れた手で配線や操作をしない。 原因になります −2− 注意 運搬時は、 リード線やモータの軸を持たない。 機械の運転・動作を不安定にさせない。 停電発生時の復電後、突然再始動する可能 性があるため、機械には近寄らない。 再始動しても人に対する安全を確保する機 械の設定を行う。 モータの軸に強い衝撃を加えない。 製品に強い衝撃を与えない。 製品の上にのぼったり、重いものをのせたり しない。 モータ運転中、モータ軸を拘束しない。 モータの開口部に物や指を入れない。 −3− けがの原因になります 故障の原因になります 感電・けが・故障・破損の原因に なります 火災・感電・故障の原因になります 感電・火災の原因になります Japanese お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するため、必ずお守 りいただくことを、次のように説明しています。 安全上のご注意 必ずお守りください リード線を過度な力でひっぱらない。 強い電界が加わるところでは使用しない。 直接日光のあたるところで使用しない。 本製品は海外規格適合の小形ギヤードモータです。製品を少しでも長くお使いいただくた 火災・けが・故障・破損の 原因になります 火災・感電・けがの原因になります けが・火災の原因になります 誤動作などによる、 けがの原因になります 運搬時や設置作業時は落下や転倒させない。 けが、故障の原因になります 火災・感電・けが・故障の 絶対に改造・分解・修理をしない。 原因になります 本体質量や商品の定格出力に見合った適切 な取り付けを行う。 設置をしないと、 設置したモータ等の周囲温度を使用温度、 適切な取り付け、 使用湿度範囲内にする。 けが・故障の原因になります め、本書をご熟読の上お使いください。 この製品は一般的な産業用機器の組み込み用として設計されたモータです。 製品の取り扱 いは専門の知識を有する専門家が行ってください。 <ご注意> 本製品を輸出する場合は、仕向地の法令等に従うようにしてください。 静電気を発生する環境では使用しない。 指定された取り付け方法・方向を守る。 ブレーキ制御用リレーと直列に非常停止で 遮断する漏電遮断器やサーキットブレーカ、 リレーを接続する。 試運転はモータを固定し機械系と切り離し た状態で動作確認後、機械系に取り付ける。 周辺機器はモータの定格電圧に合った電圧 を入力する。 電磁ブレーキ、ギヤヘッドの空転やロック、 ギヤヘッドのグリース漏れに対する安全装 置を設置する。 モータ、周辺機器の周囲には通風を妨げる 障害物を置かない。 配線は正しく確実に行う。 保守点検は専門家が行う。 接続しないと、 故障の原因になります 機種誤りや誤結線により けがの原因になります 定格電圧範囲外で使用すると、 感電・けが・火災の原因になります 開梱されたら ■まず、次の点をお確かめください。 ・ 開梱は箱の上下を確認して開き、製品に損傷がないか、お確かめください。 ・ モータ銘板で、ご指定の製品に間違いないか、お確かめください。 (品番や出力、極 数、電圧、周波数が違うとけがや火災の原因になります。) ・ 単相モータにはコンデンサ・コンデンサキャップを付属しています。付属品のコンデ ンサの容量が間違いないか銘板でお確かめください。 (容量や定格電圧が違うとけがや 火災の原因になります。 ) ・ ギヤヘッドは別売です。 ・ ギヤヘッド銘板で、ご指定の製品に間違いないか、お確かめください。 (品番や減速 比が違うと、けがや火災の原因となります。 ) 万一不具合なところがありましたら、お買い求めの購入店へご連絡ください。 設置しないと、 けが・破損・汚損の原因になります 障害物による温度上昇が やけど・火災の原因になります 誤結線による、 けが・感電の原因になります 誤動作などによる、 長時間使用しない場合は、必ず電源を切る。 けがの原因になります 廃棄する場合は産業廃棄物として処理する。 −4− −5− Japanese 概 要 注意 電源を頻繁に投入、遮断しない。 1. はじめに 1. はじめに 品番の見方 銘板の内容 モータ ・下記の銘板は単相モータ(インダクションモータ)90 Wの例です。 <ご注意> モータの種類により銘板の形状は異なります。 モータ品番 定格回転速度 モータの種類 定格出力 極数 製品質量 Model No. SINGLE PHASE INDUCTION MOTOR 4P 90W S2(30min) THERMAL130(B)G-B IP20 T.P. AMB.40˚C 3.7kg M9RZ90GB4LG V 100 100 Hz 50 60 min–1 1250 1575 A 1.8 1.9 µF 32(250V) 32(250V) SUD ロット番号 定格電圧 3 5,6 7 8 9 10 11 フレームサイズ 種 類 軸形状 極数 定格電圧 1 : インダクション モータ R :レバーシブル モータ M: 三相モータ G:歯切り軸 S:丸軸 2:2極 4:4極 L :100V Y:200V(単相) 200/220/230V(三相) C:380/400V(三相) D:110/115V G:220/230V(単相) タイプ 出 力 X:40W以下 Z:60W以上 6:6W 15:15W 25:25W 40:40W 60:60W 90:90W A5:150W <モータの種類> ・SINGLE PHASE INDUCTION MOTOR コンデンサ誘導電動機(単相):インダクションモータ、レバーシブルモータ 機 能 区 分 K:シールコネクタ付 B:電磁ブレーキ付 V:可変速(TG付) G:海外規格対応仕様 *インダクションモータ・レバーシブルモータは、単相電源用モータです。 ・THREE PHASE INDUCTION MOTOR 三相誘導電動機:三相モータ . 適用ギヤヘッド MZ 9 G 18 B ・下記のギヤヘッド銘板は□ 90 1/18 の例です。 1, 2 タイプ ギヤヘッド品番 Model No. MZ9G18B ロット番号 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Made in Japan 4 M6:□60mm M7:□70mm M8:□80mm M9:□90mm コンデンサ容量 (コンデンサ定格電圧) BRAKE TORQUE 0.39N • m A030502 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Made in Japan 6721 M 9 R Z 9 0 G B 4 L G 1, 2 定格電流 Japanese 機種確認 6721 例:6 7 21 製造日 製造月 1:1月、2:2月・・・9:9月、X:10月、Y:11月、Z:12月 製造年(西暦下一桁)6:2006年 4 5, 6 MP 強力タイプ ヒンジ付 60、90W用 7 ギヤヘッド MX ヒンジなし 40W以下用 MZ ヒンジなし 60、90W用 MY ヒンジ付 60、90W用 MR 強力タイプ ヒンジなし 60、90W用 ロット番号の見方 3 8 軸 受 B : 玉軸受 M : メタル軸受 XB: 中間ギヤヘッド (減速比1/10) R : 直交軸ギヤヘッド □90mm:MX, MZにのみ適用 サイズ 減速比 薄型ギヤヘッド 6:□60mm 7:□70mm 8:□80mm 9:□90mm (例) 記 号:18の場合 減速比:1/18 A:60・70角 減速比1/25以下の ギヤヘッドに適用、 その他は空白 <お願い> ギヤヘッドは別売です。お買い求めの購入店にお問い合わせください。 −6− −7− 1. はじめに 2. 設置のしかた モータ 設置場所 ギヤヘッド銘板 モータ銘板 Oリング フレーム オイルシール ブラケット キー オイルシール 結線銘板 出力軸 アース端子 ステンレス鋼 M4 長6 ばね・平座金付 モータピニオン ネジ 所を選んでください。 ① 雨水や直射日光があたらない屋内。 ② 4.9m/s2 以上の振動、衝撃の加わるところ、ほこりや金属粉、オイルミストなどのか かるところ、水、油、研削液などの液体のかかるところ、可燃物の近くや、腐食性ガス 、引火性ガスの雰囲気での保存、使用は絶対に避けてくだ (H2S、SO2、NO2、Cl2 等) さい。 ③ 風通しが良く、湿気・油・水の浸水のない場所、また、炉などの熱源より離れた場所。 ④ 点検・清掃のしやすい場所。 ⑤ モータは密閉した環境で使用しないでください。密閉するとモータが高温になり、寿命 が短くなります。 環境条件 コンデンサ キャップ ♯187 ファストンタブ 設置場所の良否は、ギヤードモータの寿命に大きく影響しますので、下記条件に合った場 平座金 ギヤヘッドの付属品 ナット 項 目 周囲温度 周囲湿度 保存温度 振 動 標 高 機能説明 −10℃∼40℃(凍結なきこと)※1 85%RH以下(結露なきこと) −10℃∼60℃(凍結なきこと)※2 4.9 m/s2以下(10∼60 Hz) 海抜 1000 m以下 ※ 1 周囲温度はモータより 5cm 離れたところの温度です。 ※ 2 輸送中などを想定した短時間許容できる温度です。 コンデンサ 取り付け方法 モータの付属品(単相のみ) モータは水平、垂直方向のいずれにも取り付けられます。ただし、リード線は下向きを推 奨します。 ※銘板は取り外さないでください。 油・水・ほこり対策 モータ ① ケーブルが油・水に浸かった状態で使 用しない。 ② モータに油・水がかかる環境では使用 リード線 できません。 油、水 −8− −9− Japanese 各部のなまえ 2. 設置のしかた リード線の口出し部・接続部に屈曲や自重によるストレスが加わらないようにする。 取り付け方法 コンデンサの取り付けは、M4 のネジ(付属していません)を使用して、確実に取り付け 出力軸の許容荷重 ① 設置時、運転時、軸に印加されるラジアル荷重、スラスト荷重は機種毎に定められた許 容値を満足するように機械系を設計する。 ② リジットカップリングをご使用の際は、取り付けに十分ご注意ください。 (過大な曲げ 荷重による軸折損やベアリング寿命低下の原因) ③ 微小な芯ズレにより生じるラジアル荷重を許容値以下とするためのできるだけ剛性の高 い、フレキシブルカップリングを使用する。 てください。(推奨締付トルク 0.75 ∼ 1.0N・m) φ4.3 モータ 設置上のお願い ① モータの軸端へのカップリング取り付け・取りはずし 時には、軸にハンマーなどで直接衝撃をかけない。 ② 芯出しは、十分にする。 (不十分ですと、振動を起こし、 軸受を傷める) ③ フレーム表面温度 90℃以下でご使用ください。 (周囲温度 40℃の時) ・歯切軸モータはギヤヘッドを装着した状態でご使用ください。 ・丸軸モータは機械・装置への放熱ができる状態でご使用ください。 <ご参考> 放熱板のサイズは下記によります。 モータサイズ(品番) 放熱板のサイズ 放熱板の材質 □60 (M6∼) 100×100×5 アルミニウム □70 (M7∼) 120×120×5 アルミニウム □80 (M8∼) 135×135×5 アルミニウム □90 (M9*X∼) 165×165×5 アルミニウム (M9*Z∼) 195×195×5 アルミニウム ギヤヘッド ギヤヘッドの組み込み ● 組み込み前の準備 ① この取扱説明書に記載するモータの適合ギヤヘッド以外の組合せでは絶対にご使用 にならないでください。故障の原因になります。 ② O リングがモータフランジ面の奥に装着されていることを確認ください。 Oリングが浮いた状態でギヤヘッドを組み込むと、 グリース漏れの原因になります。 ③ ギヤヘッドフランジ面にグリースが付着している場合は、良くふき取ってください。 グリースが付着したまま組み立てますと、グリースがにじみ出す原因になります。 モータフランジ面 ギヤヘッド フランジ面 Oリング * 上記放熱板を装着した状態にて、定格運転後に抵抗法で巻線温度上昇を測定した値 が 80K 以下とします。 − 10 − − 11 − Japanese コンデンサ(単相モータのみ) リード線へのストレス 2. 設置のしかた ① モータピニオンを上向きにし、モータの ● 中間ギヤヘッドを組み込む場合 中間ギヤヘッドを組み込む作業も同様です。ただし、中間ギヤヘッドに取付ネジは 出力軸 リード線の方向とギヤヘッドの出力軸の 関係を機器にマッチする位置に合わせて ください。 ② モータピニオンの歯先をギヤヘッドの歯 に当てないように、左右にわずかに回し モータピニオン Oリング フランジ面 ながら、組み込んでください。 ③ モータ・ギヤヘッドの相手機器への取り 付けは、ギヤヘッドに付属の「取り付けネ リード線 ジ」を使用し、O リングの噛み込みに注 意しながらモータフランジ面とギヤヘッ モータピニオンを上向きにした状態で、 ドフランジ面に隙間が無いように、十分 組付けてください。 付属しておりません。オプションを用意しておりますので、必要に応じて購入店か ら購入してください。 〈中間ギヤヘッド〉 中間 ギヤヘッド 締め付けてください。 推奨締め付けトルクは下表によります。 サイズ (mm) ねじ サイズ 締め付け トルク 60 M4 2∼2.5 N・m 70 M5 2.5∼3 N・m 80 M5 2.5∼3 N・m 90 M6 3.5∼4.5 N・m ● □ 90mm ヒンジ付(MY, MP タイプ)のギヤヘッドを組み込む場合 □90mmヒンジ付のギヤヘッドのモータへの組込みは、ギヤヘッドに付属するネジ で同様に行います。実機へ組込むためのボルト、ナット、平座金はお客様でご手配く ださい。 (M8、ヒンジの取付ピッチは 36mm × 110mm、締め付けトルク 10N・m) 〈ヒンジ付ギヤヘッド〉 ヒンジ ④ 組み込み用ネジ 4 本の締付順番は対角線に締付けてください。 ヒンジ 良い締付例 悪い締付例 <お知らせ> モータとギヤヘッドを無理に組み込んだり、モータピニオンの歯先やギヤヘッドの 歯に傷が付きますと、異常音の発生や寿命低下等の原因になります。 禁止 ギヤヘッドの出 力軸面のネジは さわらない 故障の原因に なります − 12 − ネジ − 13 − Japanese ● 組み込み 2. 設置のしかた 負荷・使用条件の確認 ギヤヘッドのライフエンドでは、歯の破損による空転、噛込みによるロック、グリース漏 製品を永らくご使用いただくために、使用条件を確認ください。使用条件により、発熱や軸 れ等のおそれがあります。 万一これらの不具合が発生した場合でも安全が確保できるよう の破損等を招きかねません。十分に使用条件を確認の上、許容範囲内で、ご使用ください。 に安全装置を設置してください。 ・リフターなどでは、歯の破損による落下防止装置を設置してください。 ・ドアの開閉等の用途では、ギヤの噛込みによるロック対策として、開放装置等を設置し てください。 ・食品機械、繊維機械等においてはグリース漏れ対策として、オイルパン等を設置してく ださい。 ・ギヤヘッドの近傍にエンコーダ・センサ・接点等を設置しないでください。設置される 場合は、それらに対するグリース漏れ対策を行ってください。 ・思わぬ事故がおこらぬよう、日常点検の励行をお願いします。 <お願い> モータにギヤヘッドを装着した後は、ギヤヘッドを外さない。 O リングの変形、損傷によりグリース漏れの原因になります。 ・再組立てし装着を行う場合、必ず O リングを新品に交換してください。 ・ギヤヘッドを装着したモータを実機に組み込む際、 モータとギヤヘッドが外れないよう、 モータとギヤヘッドをテープなどで仮固定して組み立てることをお願いします。 ギヤヘッド ● 標準寿命 標準寿命は、ギヤヘッド付きの場合、右表 ギヤヘッドタイプ 標準寿命 によります。モータ単体(丸軸)の場合、 MX6G□B(A)∼MX9G□B MZ9G□B、MY9G□B 10,000時間 10,000 時間です。ただし、オイルシー MR9G□B、MP9G□B ルのシール性能(歯切り軸タイプ)の標準 MX9G□R 寿命は 5,000 時間です。 5,000時間 MZ9G□R また、レバーシブルモータの簡易ブレー MX6G□M(A)∼MX9G□M 2,000時間 キ機構に内蔵のブレーキシューの標準寿 命は、5,000 時間です。 ※□にはギヤヘッドの減速比を表す数値が入ります。 標準寿命は、常温常湿、一様負荷(ギヤ ヘッドの許容軸トルク)で、1 日 8 時間運転(サービスファクタ:Sf = 1.0)の時の 設計寿命を言います。 ● サービスファクタ(Sf) 寿命の目安 = 標準寿命 サービスファクタ(Sf) サービスファクタ(Sf)は、負荷の衝撃の大きさや、運転時間により変わります。負荷 条件の違いによるサービスファクタの値を下表に示します。 テープ モータ ギヤヘッド保管の注意事項 ギヤヘッドを単体で保管する場合は、出力軸を下向きにして、保管してください。 (グリース漏れのおそれがあります。 ) 負荷の種類 負荷の例 一様負荷 サービスファクタ 5時間/日 8時間/日 24時間/日 一方向連続運転 0.8 1.0 1.5 軽衝撃 起動、停止、カム衝撃 1.2 1.5 2.0 中衝撃 瞬時正逆転、瞬時停止 1.5 2.0 2.5 重衝撃 中衝撃頻度の大のもの 2.5 3.0 3.5 ● 許容軸トルク サービスファクタと実負荷トルクT1 から必要なギヤヘッドの許容軸トルクTAが求め られます。 TA = T1 × Sf 所要トルク(連続値)が以下の表の許容軸トルク以内になるようにギヤヘッド・モータ を選定ください。ただしトルクT1は、Sfに関係なく許容軸トルクTAを超えないこと。 − 14 − − 15 − Japanese ギヤヘッドの設置における注意事項 2. 設置のしかた ※回転速度は同期回転速度(1500min−1, 1800min−1)を基準とした計算値です。 一般に回転速度は負荷の大きさに応じて、表示値より2%∼20%少ない値を示します。 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●□60mm/6W 3 3.6 5 500 416.7 300 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 600 500 360 減速比 適 用 ギ ヤ ヘ ッ ド 6 250 300 7.5 9 10 12.5 15 18 200 166.7 150 120 100 83.3 240 200 180 144 120 100 20 75 90 25 60 72 MX6G3BA∼ 0.098 0.12 0.16 0.19 0.25 0.29 0.33 0.40 0.49 0.59 0.66 0.79 MX6G180B 50Hz(1.0) (1.2) (1.6) (1.9) (2.6) (3.0) (3.4) (4.1) (5.0) (6.0) (6.7) (8.1) (玉軸受) MX6G3MA∼ 0.081 0.098 0.13 0.16 0.21 0.25 0.26 0.33 0.40 0.49 0.53 0.66 MX6G180M 60Hz (メタル軸受) (0.83) (1.0) (1.3) (1.6) (2.1) (2.6) (2.7) (3.4) (4.1) (5.0) (5.4) (6.7) 回転方向 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 100 120 150 16.7 15 12.5 10 20 18 15 12 0.95 1.18 1.57 1.86 2.25 2.45 (9.7)(12)(16)(19)(23)(25) 2.45 (25) 0.79 0.95 1.27 1.57 1.86 2.25 (8.1) (9.7)(13)(16)(19)(23) 2.45 (25) モータと同一方向 180 8.3 10 モータと反対方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 軸 受 減速比 50Hz 60Hz 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MX6G□BA(玉軸受) MX6G□B (玉軸受) MX6G10XB MX6G□MA(メタル軸受) MX6G□M (メタル軸受) 200 7.5 9 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 2.45 2.45 2.45 2.45 2.45 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(25) (25) (25) (25) (25) 回転方向 600 2.5 3 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.8 1 モータと反対方向 モータと同一方向 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) 3 3.6 5 500 416.7 300 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 600 500 360 減速比 6 250 300 7.5 9 10 12.5 15 18 200 166.7 150 120 100 83.3 240 200 180 144 120 100 20 75 90 25 60 72 MX7G3BA∼ 0.24 0.28 0.39 0.47 0.59 0.71 0.80 0.98 1.18 1.37 1.57 1.86 MX7G180B 50Hz(2.5) (2.9) (4.0) (4.8) (6.0) (7.2) (8.2)(10)(12)(14)(16)(19) (玉軸受) MX7G3MA∼ 0.20 0.24 0.32 0.39 0.49 0.59 0.66 0.81 0.98 1.18 1.27 1.57 MX7G180M 60Hz (メタル軸受) 900 1.7 2 2.45 2.45 2.45 2.45 2.45 2.45 2.45 (25) (25) (25) (25) (25) (25) (25) ●□70mm/15W 適 用 ギ ヤ ヘ ッ ド 750 2 2.4 (2.0) (2.5) (3.3) (4.0) (5.0) (6.0) (6.7) (8.3)(10)(12)(13)(16) 回転方向 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 100 120 150 16.7 15 12.5 10 20 18 15 12 2.25 2.74 3.82 4.61 4.90 (23)(28)(39)(47)(50) 4.90 (50) 1.86 2.25 3.23 3.82 4.80 (19)(23)(33)(39)(49) 4.90 (50) モータと同一方向 モータと反対方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 軸 受 減速比 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MX7G□BA(玉軸受) MX7G□B (玉軸受) MX7G10XB MX7G□MA(メタル軸受) MX7G□M (メタル軸受) 50Hz 60Hz 200 7.5 9 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 4.90 4.90 4.90 4.90 4.90 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(50) (50) (50) (50) (50) 回転方向 − 16 − モータと同一方向 600 2.5 3 750 2 2.4 900 1.7 2 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.8 1 4.90 4.90 4.90 4.90 4.90 4.90 4.90 (50) (50) (50) (50) (50) (50) (50) モータと反対方向 − 17 − 180 8.3 10 Japanese ギヤヘッドを直結した場合の許容軸トルク 2. 設置のしかた ※回転速度は同期回転速度(1500min−1, 1800min−1)を基準とした計算値です。 一般に回転速度は負荷の大きさに応じて、表示値より2%∼20%少ない値を示します。 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●□80mm/25W 減速比 3 3.6 5 500 416.7 300 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 600 500 360 適 用 ギ ヤ ヘ ッ ド MX8G3B∼ MX8G180B (玉軸受) MX8G3M∼ MX8G180M (メタル軸受) 6 250 300 7.5 9 10 12.5 15 18 200 166.7 150 120 100 83.3 240 200 180 144 120 100 20 75 90 25 60 72 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 100 120 150 16.7 15 12.5 10 20 18 15 12 0.39 0.47 0.66 0.78 0.98 1.18 1.27 1.57 1.96 2.35 2.55 3.14 50Hz (4.0) (4.8) (6.7) (8.0)(10)(12)(13)(16)(20)(24)(26)(32) 3.82 4.61 6.37 7.64 (39)(47)(65)(78) 7.84 (80) 0.32 0.39 0.55 0.66 0.81 0.98 1.08 1.27 1.57 1.96 2.06 2.65 60Hz (3.3) (4.0) (5.6) (6.7) (8.3)(10)(11)(13)(16)(20)(21)(27) 3.14 3.82 5.29 6.37 (32)(39)(54)(65) 7.84 (80) 回転方向 モータと同一方向 180 8.3 10 モータと反対方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 減速比 50Hz 60Hz 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) 軸 受 MX8G□B (玉軸受) MX8G10XB MX8G□M (メタル軸受) 200 7.5 9 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 7.84 7.84 7.84 7.84 7.84 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(80) (80) (80) (80) (80) 回転方向 600 2.5 3 3 3.6 5 500 416.7 300 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 600 500 360 (玉軸受) MX9G3M∼ MX9G180M (メタル軸受) 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.8 1 モータと反対方向 モータと同一方向 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) 減速比 MX9G3B∼ MX9G180B 900 1.7 2 7.84 7.84 7.84 7.84 7.84 7.84 7.84 (80) (80) (80) (80) (80) (80) (80) ●□90mm/40W 適 用 ギ ヤ ヘ ッ ド 750 2 2.4 6 250 300 7.5 9 10 12.5 15 18 200 166.7 150 120 100 83.3 240 200 180 144 120 100 20 75 90 25 60 72 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 100 120 150 16.7 15 12.5 10 20 18 15 12 0.66 0.78 1.08 1.27 1.57 1.86 2.25 2.74 3.23 3.92 4.41 5.29 50Hz (6.7) (8.0)(11)(13)(16)(19)(23)(28)(33)(40)(45)(54) 6.37 7.94 9.80 (65)(81) (100) 9.80 (100) 0.55 0.66 0.90 1.08 1.27 1.57 1.76 2.25 2.74 3.23 3.53 4.41 60Hz (5.6) (6.7) (9.2)(11)(13)(16)(18)(23)(28)(33)(36)(45) 5.29 6.37 8.82 (54)(65)(90) 9.80 (100) 回転方向 モータと同一方向 モータと反対方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 軸 受 MX9G□B (玉軸受) MX9G□M (メタル軸受) 減速比 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MX9G10XB 50Hz 60Hz 200 7.5 9 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 9.80 9.80 9.80 9.80 9.80 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(100)(100)(100)(100)(100) 回転方向 − 18 − モータと同一方向 600 2.5 3 750 2 2.4 900 1.7 2 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.8 1 9.80 9.80 9.80 9.80 9.80 9.80 9.80 (100)(100)(100)(100)(100)(100)(100) モータと反対方向 − 19 − 180 8.3 10 Japanese ギヤヘッドを直結した場合の許容軸トルク 2. 設置のしかた ※回転速度は同期回転速度(1500min−1, 1800min−1)を基準とした計算値です。 一般に回転速度は負荷の大きさに応じて、表示値より2%∼20%少ない値を示します。 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●□90mm/60W 3 3.6 5 500 416.7 300 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 600 500 360 減速比 6 250 300 7.5 9 10 12.5 15 18 200 166.7 150 120 100 83.3 240 200 180 144 120 100 20 75 90 25 60 72 0.98 1.18 1.57 1.96 2.35 2.94 3.14 3.92 4.70 5.59 6.27 7.55 適 MZ9G3B∼ 用 MZ9G200B 50Hz(9.99) (12)(16)(20)(24)(30)(32)(40)(48)(57)(64)(77) ギ (玉軸受/ヒンジなし) ヤ ヘ MY9G3B∼ ッ MY9G200B 60Hz 0.78 0.98 1.37 1.57 1.96 2.35 2.65 3.33 3.92 4.70 5.29 6.47 ド (8.0) (9.99) (14)(16)(20)(24)(27)(34)(40)(48)(54)(66) (玉軸受/ヒンジあり) 回転方向 モータと同一方向 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 100 120 150 16.7 15 12.5 10 20 18 15 12 9.11 11.0 15.2 17.8 (93) (112) (155) (182) 19.6 (200) 7.55 9.11 12.6 15.2 (77)(93) (129) (155) 19.6 (200) モータと反対方向 180 8.3 10 200 7.5 9 モータと同一方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 軸 受 減速比 MZ9G□B (玉軸受ヒンジなし) MY9G□B 50Hz 60Hz 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MZ9G10XB (玉軸受ヒンジあり) 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 600 2.5 3 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(200)(200)(200)(200)(200) 回転方向 750 2 2.4 900 1.7 2 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.83 1 2000 0.75 0.9 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 (200)(200)(200)(200)(200)(200)(200) モータと同一方向 モータと反対方向 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●□90mm/90W 3 3.6 5 500 416.7 300 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 600 500 360 減速比 6 250 300 7.5 9 10 12.5 15 18 200 166.7 150 120 100 83.3 240 200 180 144 120 100 20 75 90 25 60 72 1.37 1.67 2.25 2.74 3.43 4.12 4.51 5.68 6.76 8.04 9.02 10.9 適 MZ9G3B∼ 用 MZ9G200B 50Hz (14)(17)(23)(28)(35)(42)(46)(58)(69)(82)(92) (111) ギ (玉軸受/ヒンジなし) ヤ ヘ MY9G3B∼ ッ MY9G200B 60Hz 1.18 1.37 1.86 2.25 2.84 3.43 3.72 4.70 5.68 6.76 7.55 9.21 ド (12)(14)(19)(23)(29)(35)(38)(48)(58)(69)(77)(94) (玉軸受/ヒンジあり) 回転方向 モータと同一方向 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 100 120 150 16.7 15 12.5 10 20 18 15 12 13.0 15.7 19.6 (133) (160) (200) 19.6 (200) 10.9 13.0 18.3 (111) (133) (187) 19.6 (200) モータと反対方向 モータと同一方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 軸 受 MZ9G□B (玉軸受ヒンジなし) MY9G□B (玉軸受ヒンジあり) 減速比 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MZ9G10XB 50Hz 60Hz 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 600 2.5 3 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(200)(200)(200)(200)(200) 回転方向 − 20 − モータと反対方向 750 2 2.4 900 1.7 2 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.83 1 2000 0.75 0.9 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 (200)(200)(200)(200)(200)(200)(200) モータと同一方向 − 21 − 180 8.3 10 200 7.5 9 Japanese ギヤヘッドを直結した場合の許容軸トルク 2. 設置のしかた ※回転速度は同期回転速度(1500min−1, 1800min−1)を基準とした計算値です。 一般に回転速度は負荷の大きさに応じて、表示値より2%∼20%少ない値を示します。 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●ヒンジなし □90mm/60W 50 30 36 減速比 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 60 25 30 75 20 24 90 16.7 20 100 15 18 120 12.5 15 15.2 18.2 22.1 26.5 適 用 MR9G50B∼ 50Hz (155)(186)(225)(270) ギ ヤ MR9G200B ヘ (玉軸受/ヒンジなし) 12.7 15.2 18.6 22.1 24.6 ッ 60Hz ド (130)(155)(190)(225)(251) 回転方向 150 10 12 180 8.3 10 200 7.5 9 29.4 (300) 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●ヒンジなし □90mm/90W 減速比 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 16.7 20 100 15 18 120 12.5 15 21.2 25.5 適 用 MR9G50B∼ 50Hz (216)(260) ギ ヤ MR9G200B ヘ (玉軸受/ヒンジなし) 17.6 21.2 26.7 ッ 60Hz ド (180)(216)(272) 29.4 (300) 180 8.3 10 200 7.5 9 29.4 (300) 29.4 (300) 回転方向 モータと同一方向 150 10 12 モータと同一方向 ●中間ギヤヘッド使用時 減速比 適用ギヤヘッド 軸 受 MR9G□B (玉軸受ヒンジなし) 50Hz 60Hz 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MZ9G10XB 500 3 3.6 600 2.5 3 750 2 2.4 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 60 25 30 75 20 24 90 16.7 20 100 15 18 120 12.5 15 15.2 18.2 22.1 26.5 適 用 MP9G50B∼ 50Hz (155)(186)(225)(270) ギ ヤ MP9G200B ヘ (玉軸受/ヒンジあり) 12.7 15.2 18.6 22.1 24.6 ッ 60Hz ド (130)(155)(190)(225)(251) 回転方向 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.83 1 2000 0.75 0.9 29.4 29.4 29.4 29.4 (300)(300)(300)(300) モータと同一方向 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●ヒンジあり □90mm/60W 50 30 36 1000 1.5 1.8 29.4 29.4 29.4 29.4 29.4 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(300)(300)(300)(300)(300) 回転方向 減速比 900 1.7 2 150 10 12 180 8.3 10 200 7.5 9 29.4 (300) 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●ヒンジあり □90mm/90W 減速比 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 16.7 20 29.4 (300) 回転方向 軸 受 MP9G□B (玉軸受ヒンジあり) 減速比 MZ9G10XB 50Hz 60Hz 500 3 3.6 600 2.5 3 750 2 2.4 900 1.7 2 1000 1.5 1.8 29.4 29.4 29.4 29.4 29.4 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(300)(300)(300)(300)(300) 回転方向 − 22 − 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.83 1 2000 0.75 0.9 29.4 29.4 29.4 29.4 (300)(300)(300)(300) モータと同一方向 − 23 − 150 10 12 29.4 (300) 29.4 (300) モータと同一方向 ●中間ギヤヘッド使用時 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) 120 12.5 15 21.2 25.5 適 用 MP9G50B∼ 50Hz (216)(260) ギ ヤ MP9G200B ヘ (玉軸受/ヒンジあり) 17.6 21.2 26.7 ッ 60Hz ド (180)(216)(272) モータと同一方向 適用ギヤヘッド 100 15 18 180 8.3 10 200 7.5 9 Japanese 強力タイプギヤヘッドを直結した場合の許容軸トルク 2. 設置のしかた Japanese 直交軸タイプギヤヘッドを直結した場合の許容軸トルク ※回転速度は同期回転速度(1500min−1, 1800min−1)を基準とした計算値です。 一般に回転速度は負荷の大きさに応じて、表示値より2%∼20%少ない値を示します。 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●□90mm/40W 3 500 600 減速比 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 3.6 416.7 500 5 300 360 6 250 300 7.5 200 240 9 166.7 200 12.5 120 144 15 100 120 18 83.3 100 25 60 72 0.60 0.72 0.98 1.18 1.47 1.76 2.45 2.94 3.53 5.00 適 50Hz 用 MX9G3R∼ (6.1)(7.3) (10) (12) (15) (18) (25) (30) (36) (51) ギ ヤ MX9G180R ヘ (玉軸受/ヒンジなし) 0.50 0.60 0.82 0.98 1.23 1.47 2.04 2.45 2.94 4.17 ッ 60Hz ド (5.1)(6.1)(8.4) (10) (13) (15) (21) (25) (30) (43) 回転方向 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 16.7 20 100 15 18 6.00 7.18 (61) (73) 9.80 (100) 5.00 5.98 8.17 (51) (61) (83) 9.80 (100) 120 12.5 15 150 10 12 180 8.3 10 モータと同一方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 軸 受 MX9G□R (玉軸受ヒンジなし) 減速比 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MX9G10XB 50Hz 60Hz 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 600 2.5 3 9.80 9.80 9.80 9.80 9.80 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(100)(100)(100)(100)(100) 回転方向 750 2 2.4 900 1.7 2 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.83 1 9.80 9.80 9.80 9.80 9.80 9.80 (100)(100)(100)(100)(100)(100) モータと同一方向 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●□90mm/60W 3 500 600 減速比 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 3.6 416.7 500 5 300 360 6 250 300 7.5 200 240 9 166.7 200 12.5 120 144 15 100 120 18 83.3 100 25 60 72 0.90 1.15 1.50 1.92 2.20 2.81 3.70 4.40 5.62 7.40 適 50Hz 用 MZ9G3R∼ (9.2) (12) (15) (20) (22) (29) (38) (45) (57) (75) ギ ヤ MZ9G200R ヘ (玉軸受/ヒンジなし) 0.70 0.90 1.17 1.50 1.72 2.20 2.90 3.44 4.40 5.79 ッ 60Hz ド (7.1)(9.2) (12) (15) (18) (22) (30) (35) (45) (59) 回転方向 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 16.7 20 100 15 18 120 12.5 15 8.80 11.2 14.8 18.9 (90)(114)(151)(193) 19.6 (200) 7.40 8.80 11.6 14.8 15.3 (75) (90)(118)(151)(156) 19.6 (200) モータと同一方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 軸 受 MZ9G□R (玉軸受ヒンジなし) 減速比 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MZ9G10XB 50Hz 60Hz 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 600 2.5 3 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(200)(200)(200)(200)(200) 回転方向 − 24 − 150 10 12 750 2 2.4 900 1.7 2 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.83 1 2000 0.75 0.9 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 (200)(200)(200)(200)(200)(200)(200) モータと同一方向 − 25 − 180 8.3 10 200 7.5 9 2. 設置のしかた ※回転速度は同期回転速度(1500min−1, 1800min−1)を基準とした計算値です。 一般に回転速度は負荷の大きさに応じて、表示値より2%∼20%少ない値を示します。 許容軸トルク単位:上段(N・m)/ 下段(kgf・cm) ●□90mm/90W 3 500 600 減速比 50Hz 回転速度(min−1) 60Hz 適 50Hz 用 MZ9G3R∼ ギ ヤ MZ9G200R ヘ (玉軸受/ヒンジなし) ッ 60Hz ド 3.6 416.7 500 5 300 360 6 250 300 7.5 200 240 9 166.7 200 12.5 120 144 15 100 120 18 83.3 100 25 60 72 30 50 60 36 41.7 50 50 30 36 60 25 30 75 20 24 90 16.7 20 100 15 18 120 12.5 15 1.30 1.59 2.30 2.82 3.30 4.05 5.60 6.80 8.34 10.6 (13) (16) (24) (29) (34) (41) (57) (69) (85)(108) 12.7 15.6 (130)(159) 19.6 (200) 1.06 1.30 1.88 2.30 2.69 3.30 4.56 5.54 6.80 8.15 (11) (13) (19) (23) (27) (34) (47) (57) (69) (83) 10.6 12.7 16.0 (108)(130)(163) 19.6 (200) 回転方向 モータと同一方向 ●中間ギヤヘッド使用時 適用ギヤヘッド 軸 受 MZ9G□R (玉軸受ヒンジなし) 減速比 回転速度 中間ギヤヘッド (min−1) MZ9G10XB 50Hz 60Hz 250 6 7.2 300 5 6 360 4.2 5 500 3 3.6 600 2.5 3 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 許容軸 N・m トルク (kgf・cm)(200)(200)(200)(200)(200) 回転方向 − 26 − 750 2 2.4 900 1.7 2 1000 1.5 1.8 1200 1.3 1.5 1500 1 1.2 1800 0.83 1 2000 0.75 0.9 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 19.6 (200)(200)(200)(200)(200)(200)(200) モータと同一方向 − 27 − 150 10 12 180 8.3 10 200 7.5 9 Japanese 直交軸タイプギヤヘッドを直結した場合の許容軸トルク 2. 設置のしかた 出 力 6W 許容オーバー 許容スラスト ハング荷重(W) 荷重(F) [N] [N] 49 7 モータ 15W 49 7 単 体 25W 108 12 (丸軸) 40W 60W、90W 157 20 255 20 ● 負荷の許容慣性モーメント ・ 電磁ブレーキ付ギヤードモータを使用する場合や直流ブレーキ(別売のブレーキユ オーバーハング荷重(W) モータおよび ギヤヘッド X= L モータ: L/2 ギヤヘッド:L/2 スラスト荷重 (F) 取付面 □60 □70 □80 □90 品 番 許容オーバーハング荷重(W) [N(kgf)] MX6G□BA(B) 98(10) MX6G□MA(M) 49(5) MX7G□BA(B) 196(20) MX7G□MA(M) 98(10) MX8G□B 294(30) MX8G□M 196(20) MX9G□B 392(40) MX9G□M 294(30) MZ9G□B MY9G□B 許容スラスト荷重(F) [N(kgf)] 39(4) 49(5) 出力 (参考) 負荷の許容慣性モーメント(kg・cm2) モータの慣性モーメント(kg・cm2) 電磁ブレーキ付 電磁 直流ブレーキを インダクション レバーシブル モータの場合 ブレーキ付 使用した場合 60 6W 0.125 0.080 0.163 0.173 0.201 70 15W 0.125 0.158 0.322 0.336 0.329 80 25W 0.138 0.178 0.578 0.600 0.603 40W 0.400 0.735 1.287 1.341 1.362 60W 0.650 0.875 1.787 1.841 1.862 90W 0.650 1.000 2.211 2.265 2.353 90 制動方法によるギヤードモータの寿命 条 件 98(10) 147(15) 784(80) 147(15) □90 MR9G□B 強力型 MP9G□B □90 MX9G□R 392(40) 98(10) 直交軸 MZ9G□R 588(60) 147(15) − 28 − 負荷の許容慣性モーメントと、モータの慣性モーメント 29(3) 588(60) <お知らせ> ギヤヘッド品番中の□には減速比を表す数字が入ります。 外に慣性モーメントを考慮する必要があります。 ・ 各モータの負荷の許容慣性モーメント(モータ軸換算)を下表に示します。この数 値を超えてモータを使用しますと、 ギヤードモータの寿命を縮める要因となります。 角数 (mm) MX□G、MZ9G、MY9G、MR9G、MP9Gタイプ サイズ (mm) ニットやスピードコントローラのブレーキ機能)を使用する場合は、負荷トルク以 寿 命 直流ブレーキを使用する場合 制動回数200万回 電磁ブレーキ付モータを使用する場合 制動回数100万回 ● レバーシブルモータの使用上のご注意項 ・ レバーシブルモータの簡易ブレーキ機構は位置決めには使用できません。 ・ レバーシブルモータの簡易ブレーキ機構は保持用には使用できません。 ● その他使用条件でのご注意事項 ・ 可変速モータは別売のスピードコントローラと組み合わせてご使用ください。 ※ スピードコントローラ、ブレーキユニット等の制御製品は、中国強制認証制度(CCC) 対象品ではありません。 − 29 − Japanese ● 軸の許容荷重 軸の許容荷重は、以下の表の荷重以内で使用ください。 3. 配 線 CW(時計方向) SW A アース(接地) アース用のネジ(接地) ・必ず接地してください。 ・製品に装着されているアース端子用ネジ以外は使用しないで ください。ネジは確実に締め込んでください。 (推奨締付トルク 1.2 ∼ 1.5N・m) ・シールコネクタ付モータはシールコネクタ内部のアース端子で接地する。 ・アース用のネジとバネ座金、平座金は、ステンレス鋼または銅合金製を使用してください。 ・アース端子用、アース用のネジに接続する端子は、丸端子を使用してください。U型端 子は使用しないでください。 <お願い> アース用丸端子、 アース用リード線および接地側のアース用ネジとバネ座金、 平座金はお客 様にて手配してください。アース用リード線はφ1.6mm(2mm2)以上をご使用ください。 □60 4極 インダクション モータ レバーシブル モータ CCW(反時計方向) SW B Ry Ry Ry NFB 単 相 電 源 左結線図のスイッチを切替えてCCW側 へ接続すると、反時計方向に回転します。 白(U1) CW Ry 灰(U2) 黒(Z2) CCW モータ コンデンサ □70∼□90 4極 インダクション モータ レバーシブル モータ SW A SW B Ry 青(P) Ry P 青(P) NFB 単 相 電 源 Ry サーマルプロテクタ 白(U1) CW Ry 灰(U2) 黒(Z2) CCW 左配線図のスイッチをCCW側へ接続す ると反時計方向に回転します。 モータ コンデンサ 青(P) リード線 2極 インダクション モータ モータのリード線をむやみに曲げたり引っ張ったり、はさみ込んだりしない。 P 白(Z1) NFB サーマル プロテクタ 茶(U1) 単 相 電 源 灰(U2) 黒(Z2) 接 続 左配線図の茶・灰の2線を入れ替えると 反時計方向に回転します。 モータ コンデンサ ・モータのリード線と電源ケーブルおよびコンデンサとの接続は、 はんだ付または適切な コネクタや圧着端子で確実に接続し、さらに通電部が露出しないように絶縁する。 ・モータのリード線は、機器に設置する際、機器の安定した場 リード線 ゆとりのある 所に固定し、リード線に応力がかからないようにする。 クランプ用 程度に束ねる ・シールコネクタ付モータの端子台へのリード線の接続は、ク ネジ キャップ用 ランプ用ネジを確実に締め込んでください。 ネジ 端子台 (推奨締付けトルク:0.39 ∼ 0.49N・m) またクランプは、リード線被膜を締め付けないように注意 し、 リード線の芯線は、 ひげなきことを確認してください。な モータ お、リード線の芯線部ははんだ付処理をしないでください。 ・端子箱の取付ネジは確実に締め付けてください。 (推奨締付けトルク:0.78∼0.98N・m) ・シールコネクタのキャップ用ネジは確実に締め付けてください。 (推奨締付けトルク:3.75∼4N・m)適用キャプタイヤコードは外径はφ8∼φ12です。 ご使用されるキャプタイヤコードのサイズ、 材質により締付トルクの最適値が変わります。 推奨締付トルクの範囲内で、ご使用コードに合った最適値をご確認ください。 ・モータと電源ケーブルとの接続は次ページ一覧にもとづき実施する。 ・回転方向はモータの出力軸から見た場合を示していま す。ギヤヘッドをつけた場合はギヤヘッドの減速比に より異なりますので、16∼27ページ「許容軸トルク」 CCW で確認してください。 ( 反時計方向 − 30 − ) CW 時計方向 SW A 2, 4極 三相モータ (200/220/ 230V) SW B Ry Ry P 青(P) NFB R 三 相 電 源 S T Ry サーマルプロテクタ 灰(V) Ry モータ SW A SW B Ry Ry 青(P) P 青(P) NFB R 三 相 電 源 S T 左配線図の白・灰・黒のいずれか2線を 入れ替えると反時計方向に回転します。 白(U) 黒(W) Ry N 2, 4極 三相モータ (380/400V) 青(P) Ry サーマルプロテクタ 灰(V) Ry 左配線図の白・灰・黒のいずれか2線を 入れ替えると反時計方向に回転します。 白(U) 黒(W) Ry モータ SW A SW B SW A SW B Ry Ry Ry □60 4極 電磁 ブレーキ付 単相モータ NFB 単 相 電 源 Ry Ry Ry CW 単 相 電 源 灰(U2) 黒(Z2) CCW Ry NFB 白(U1) Ry Ry 黄 黄 Ry (電磁ブレーキ) Ry Ry − 31 − CW 灰(U2) 黒(Z2) CCW モータ コンデンサ 白(U1) モータ コンデンサ 黄 黄 (電磁ブレーキ) Japanese ・配線作業は電気工事の専門家が必ず行ってください。 ・感電防止のため、配線が終わるまで電源は入れないでください。 3. 配 線 SW A Ry Ry □70∼□90 4極 電磁 ブレーキ付 単相モータ Ry 単 相 電 源 Ry P Ry 白(U1) CW Ry Ry SW A Ry 黄 黄 (電磁ブレーキ) モータ コンデンサ 黄 黄 (電磁ブレーキ) SW B Ry 青(P) 青(P) R 三 相 電 S 源 T 灰(U2) 黒(Z2) Ry Ry NFB 白(U1) CW P サーマルプロテクタ CCW モータ コンデンサ Ry 4極 電磁 ブレーキ付 三相モータ (200/220/ 230V) NFB 単 相 電 源 灰(U2) 黒(Z2) 青(P) 青(P) サーマルプロテクタ CCW Ry SW B Ry 青(P) 青(P) NFB <お願い> ・サーマルプロテクタの定格電圧は AC250V のため、とくに AC380/400V 三相モー CCW(反時計方向) SW B Ry 灰(V) Ry P サーマルプロテクタ 左配線図の白・灰・黒のいずれか2線を 入れ替えると反時計方向に回転します。 白(U) 黒(W) Ry Ry モータ 黄 黄 4極 電磁 R 三 ブレーキ付 相 電 S 三相モータ 源 T (380/400V) SW A コンデンサの接続(単相モータのみ) SW B Ry Ry 青(P) 青(P) NFB Ry Ry Ry Ry 灰(V) P サーマルプロテクタ 左配線図の白・灰・黒のいずれか2線を 入れ替えると反時計方向に回転します。 白(U) 黒(W) モータ 黄 黄 ・スイッチ(図中記号:SWA、SWB など)およびリレー(図中記号:Ry) 、サーキット ブレーカ(図中記号:NFB)はお客様にて手配願います。 ・スイッチ(SWA、SWB など)およびリレー(図中記号:Ry)の接点部の保護のため にスパークキラーを並列に接続してください。オプションとして DVOPOO8(定格電 圧 AC38O/400V のモータには使用できません)を用意しておりますので、必要に応 じて購入店へご要望ください。定格電圧がAC38OV/400のモータにスパークキラー を使用する場合は、スパークキラーの定格電圧が AC450V 以上(抵抗値:10 ∼ 200 Ω 1/4w 以上、静電容量:0.1 ∼ 0.33 μ F)のものをお客様にて手配願います。 (電磁ブレーキ) Ry N タをご使用の場合、AC100 ∼ 250V が印加されるように ①トランスを設置する ②中性点 R-N 間を利用した配線をするように接続をお願いします。 (電磁ブレーキ) コンデンサには 4 つの端子があり、図のように端子 A 部と端子 B 部、端子 C 部と端子 D 部が内部で接続されています。 (コンデンサには A、B、C、D の表示はありません。 )電 気的には 2 端子になります。圧着端子を使用する場合は、ファストン端子 187 シリーズ を使用して、端子の差し込みは確実に行ってください。 モータ運転時は、コンデンサの端子間には電源電圧の 2 倍相当の電圧がかかっています。 安全のためコンデンサキャップをご使用ください。コンデンサキャップは下図のように、 結束バンド等で締め付けを行い、抜け防止の処理を必ず行ってください。 Ry ※ 表中の配線図の中の色は口出線の色を示し、( )内の記号は端子記号を示します。 <お知らせ> □ 70、□ 80、□ 90mm のモータにはサーマルプロテクタを温度過昇防止装置として採用 しています。 ・青色リード線には、サーマルプロテクタ(図中記号 P;AC250V、3A)が接続され ています。 ・サーマルプロテクタは、モータ内部で固定子巻線に固定されています。 ・動作温度:130 ± 5℃。復帰温度:90 ± 15℃。開閉耐久:5000 回。 P は自動復帰形ですので、再起動による危険を防止するため、上 ・サーマルプロテクタ 図の配線で使用してください。 (電磁接触器にはスパークキラーを接続してください。 ) P を直接電源には接続しないでください。必ず、スイッチ(SW A、 サーマルプロテクタ SW B)およびリレー Ry を接続してください。 ・自動復帰型プロテクタを動作状態(モータ拘束または過負荷状態)で放置すると、プロ テクタは繰り返し開閉動作します。耐久回数を超えると動作不良となり、モータ焼損に 至る恐れがあります。 ・プロテクタが動作した場合、直ちにモータの運転を停止し、原因を取り除いてくださ い。また電源にも過電流保護装置、漏電遮断器の設置をしてください。 − 32 − コンデンサキャップ ど ち ら か に A 挿 入 結束バンド等 ファストンタブ 187シリーズタブ C B D コンデンサ 〈コンデンサ内部配線図〉 ※コンデンサには A、B、C、D の表示はありません。 <重要> 1 個の端子に 1 本のリード線を接続してください。 − 33 − Japanese CW(時計方向) SW A 4. 運転について ● 運転中は高温になるため手や体を触れないでください。 (やけどの恐れ) ●まず、次の点検をしてください ● 異常が発生したときは、直ちに運転を中止してください。 ・電源への配線は正しいですか? ・アースは確実に接地されていますか? ・ ヒューズや配線遮断器は適切ですか? ・ コンデンサの端子部はコンデンサキャップ等で絶縁が確保されていますか? ・ 装置との連結や、各部のボルトの緩みはないですか? ・ グリースや油の漏れ、にじみはありませんか? 試運転 ● 点検が終われば、試運転をしてください ① 負荷を接続する前に、モータとギヤヘッドを組み込んだ状態で試運転をし、回転方 向、回転速度、振動などに異常がないかを確認してから機器や装置に組み込んでく ださい。 強制 回転方向の 確認を行う (点検のうえ、購入店にご相談ください。) その他のご注意事項 ● 始動電圧の確認を行ってください 電圧計とスライダックなどを使用して、ギヤードモータを完成品に組み込んだ状態で、 始動電圧が下記の値より低いことをご確認ください。 ① レバーシブルモータ 定格電圧の 70% ② インダクションモータ 定格電圧の 80% ・ 電圧変動による機器の始動不良の恐れがあります。 ・ レバーシブルモータの保持トルクは、個々の製品のばらつきや、運転時間による経 時変化や温度によって変化しますので、始動不良の恐れがあります。 品番間違いや配線間違いなどに より、けがの原因になります ② 電源を入れ、モータが滑らかに回転し、軸受けやギヤヘッドから異常音がしないこ とを確認してください。 運転が始まったら ● 負荷が適切か確認する ・電流を調べ、銘板に記載の電流以下になるように負荷を調整してください。 ・減速比が 1/50 以上のギヤヘッドを装着している場合は、銘板に記載の電流以下で あっても、ギヤヘッドの許容軸トルクを超えている場合があります。必ずギヤヘッ ドの許容軸トルク以内になるよう、負荷の調整をしてください。 ● モータの温度上昇を確認する ・運転開始後 2 ∼ 3 時間で一定温度となります。ただし、レバーシブルモータと単相 電磁ブレーキ付モータは 30 分定格です。時間定格を守ってご使用ください。 ・フレーム表面温度 90℃以下でご使用ください。(周囲温度 40℃の時) 停電の場合は ● 必ずスイッチを切る 電源を入れたままですと、停電復帰時に思わぬ事故を起こしたり、負荷の状態によって は重すぎて始動しなくなり、焼損することがあります。 − 34 − − 35 − Japanese 運転中は 運転の前に 5. 保守・点検 6. 故障の原因と処置 状 況 確 認 モータが回らない 保守・点検時のお願い 対策処置 配線は正しくなされていますか。 正しく配線してください。 正しい電源電圧が印加されていますか。 正しい電源電圧を印加してください。 ● 点検中の安全を確保するため、電源の投入・遮断は作業者自身が行ってください。 指定のコンデンサが正しく配線されて 銘板で確認し、指定のコンデンサを正 ● 運転中や運転停止直後は、すぐに手を触れないでください。 いますか。 しく配線してください。 (モータが高温になっています) ● モータのメガテスト(絶縁抵抗測定)を実施する場合は、接続を全て切り離して行って ください。接続したままメガテストを実施すると故障の原因になります。 負荷の大きさは適正ですか。 負荷を軽減するか、出力の大きなモー タを使用してください。 モータの回転方向 配線は正しくなされていますか。 日常点検 コンデンサは配線図どおりに結線され 配線図に基づき正しく結線してくださ ● 事故を未然に防止するため、必ず実施してください。 ● 異常が見つかったときは、正常な状態に復帰させてください。 点検内容 点検方法 電圧変化 電 圧 計 負荷電流 周囲温度 温度上昇 騒 音 振 動 粉塵の付着 電 流 計 温 度 計 温 度 計 聴 感 振動計・触感 目 視 油 漏 れ 目 視 絶縁抵抗 絶縁抵抗計 目 視 グリース漏れ 据付けボルト トルクレンチ 定格値の±2∼3% 使用電圧の変化は規格上±10%以内 で実用上支障ないこととなっていますが、モータの性能寿 命を保証するものではありません。 銘板記載値以内 −10℃∼+40℃ フレーム表面温度90℃以下(周囲温度が40℃のとき) 異常音や騒音レベルの増加がないこと。 異常振動がないこと。 ちり・ほこり等で通風冷却が妨げられていないこと。 ギヤヘッドとの結合部や出力軸からグリース・油が漏れて いないこと。 モータの絶縁抵抗を500Vメガで測定して、50MΩ以上で あること。測定箇所:モータリード線とアース端子間 モータやギヤヘッドの外周がグリースや油で濡れていないこ とを確認。グリース漏れにより不具合のある用途では、カバー 等で保護ください。 ボルトのゆるみを確認、必要に応じて増し締めしてください。 標準寿命 ● 標準寿命は、「2. 設置のしかた」 (P.15、29) 」を参照ください。 分解修理は弊社以外で 行わない − 36 − い。 見る方向が違ってませんか。 回転方向はモータ出力軸から見た場合 です。確認してください。 正規の電源電圧が印加されていますか。 正規の電源電圧を印加してください。 熱くなる コンデンサ容量は間違っていませんか。 指定のコンデンサをお使いください。 モータのフレーム表面温度は周囲温度・ モータのフレーム表面が90℃以上に 負荷の状態・起動停止の頻度によって なる場合はさらに大きな出力のモータ 決まります。フレーム表面温度が90℃ にするか、負荷の軽減を検討してくだ をこえる場合はモータの故障の原因と さい。 なります。 7. 仕 様 一般仕様 項 目 仕 .様 時間定格 基 電源電圧変動許容範囲 本 電 源 周 波 数 仕 様 周 囲 条 件 耐 環境条件、使用方法によって変わります。異常が発生した場合、部品交換(修理)が必要です。 ていますか。 モータが異常に 冷 部品交換の目安 禁止 おしてください。 回転方向が違います。 点検項目 正しく配線してください。 ギヤヘッドの減速比によって出力軸の 出力軸の回転方向に合わせて結線しな が逆である 却 熱 方 ク ラ インダクションモータ レバーシブルモータ 三相モータ 連続 30分 * ±10%(銘板記載値) 連続 50/60Hz(銘板記載値) 9ページ「2.設置のしかた」参照 法 自 冷(可変速90Wは他冷) ス 130(B) *±10%は電源電圧の変動範囲であり、常時使用可能な電圧レベルではありません。 故障の原因になります − 37 − Japanese 安全で快適にご使用いただくためにも、定期的な保守・点検をお願いいたします。 8. 海外規格への適応 欧州 EC 指令は、欧州連合(EU)に輸出する、固有の機能が備わっており、かつ一般消費 者向けに直接販売されるすべての電子製品に適用されます。これらの製品は、EU 統一の 安全規格に適合する必要があり、適合を示すマークである CE マーキングを製品に貼付す る義務があります。 当社では、組み込まれる機械・装置の EC 指令への適合を容易にするために、低電圧指令 の関連規格適合を実現しております。 適合規格 認定機関 電動機に関する規格 E 305791(6W) UL2111 電動機の過熱保護に E 171872 UL (c-UL) C22.2 No.100 電動機に関する規格 C22.2 No.77 ヒューズ 接地 品のヒューズを必ず接続してください。 感電防止のため、モータの接地用ねじと装置の保護アース(PE)を必ず接続してくだ さい。保護アースは共締めせずに個別に接続してください。 サーキットブレーカ または 電動機に関する規格 EN60034-5 電動機の保護方式に 保護アース(PE) (三相25∼150W) UL、CSA 規格への適合 ・UL1004 関する規格 B 06 08 22944 083 電動機の過熱保護に ・CSA ・6Wおよび単相2極モータは適合します。 2006010401193627 単相レバーシブル 電磁ブレーキ付 6W ( GB12350 全機種適合します。 C22.2 No.100 関する規格 CCC ヒューズ 電源 (単相15∼150W) 関する規格 EN60034-11 ブレーカ 電源とモータの間に、IEC規格およびUL認定のノーヒューズブレーカまたは、UL認定 E 166557 電動機の自己過熱保護に EN60034-1 CE ・EN60204-1に適した電線サイズをご使用ください。 ファイル No. UL1004 関する規格 CSA ・電圧、周波数:(銘板記載値) 周辺機器の配線 適合規格 UL 電源 Japanese 周辺機器構成 欧州 EC 指令について 小電力電動機の安全に 関する規格 CQC ・単相15∼90W 4極モータは、P.31∼32の配線図方法の場合、対象外 ) 2006010401193678 単相レバーシブル 電磁ブレーキ付 15∼90W ( です。 ・UL2111 ) 2006010401193621 (単相インダクション 6W) ・CSA テクタを電源・モータの白色(U1) C22.2 No.77 間に直列に接続した場合は、 適合です。 ・三相モータは、対象外です。 NFB 青(P) 白(U1) 単 相 電 源 P サーマルプロテクタ 灰(U2) 黒(Z2) モータ 2006010401193679 (単相インダクション 15∼150W) コンデンサ 2006010401193686 (三相 25∼150W) − 38 − 青(P) 例えば、右図のように、サーマルプロ − 39 − MEMO − 40 − − 41 − Japanese MEMO 9. 保 証 使用上のご注意 ● 製品の保証期間は、お買い上げ後 1 年、または弊社製造月より 1 年 6 か月とします。 ただし標準寿命記載項目については、標準寿命時間を超えないものとします。 保証内容 ● 本取扱説明書に従った正常な使用状態のもとで、保証期間内に故障が発生した場合は、 無償で修理を致します。 ただし、保証期間内であっても次のような場合は、有償となります。 ①誤った使用方法、および不適切な修理や改造に起因する場合。 ②お買い上げ後の落下、および運送上での損傷が原因の場合。 ③製品の仕様範囲外で使用したことが原因の場合。 ④火災・地震・落雷・風水害・塩害・電圧異常・その他の天災・災害が原因の場合。 ⑤水・油・金属片・その他の異物の侵入が原因の場合。 ● 保証の範囲は、納入品本体のみとし、納入品の故障により誘発される損害は、補償外 とさせていただきます。 ● 本製品は、 一般工業製品などを対象に製作しておりますので人命にかかわるような機器 およびシステムに用いられることを目的として設計・製造されたものではありません。 ● 本製品の故障により重大な事故または損失の発生が予測される設備への適用に際して は、安全装置を設置してください。 ● 本製品を原子力制御用・航空宇宙機器用・交通機関用・医療機器用・各種安全装置用・ クリーン度が要求される装置等、特殊な環境でのご使用をご検討の際には、弊社までお 問い合わせください。 ● 本製品の品質確保には最大限の努力を払っておりますが、予想以上の外来ノイズ・静電 気の印加や入力電源・配線・部品などの万一の異常により、設定外の動作をすることが あり得るため、 お客様でのフェイルセーフ設計および稼動場所での動作可能範囲内の安 全性確保についてご配慮願います。 ● モータの軸が電気的に接地されない状態で運転される場合、 実機および取付環境によっ てはモータベアリングの電食が発生しベアリング音が大きくなる等のおそれがあります ので、お客様にてご確認と検証をお願いします。 ● 本製品の故障の内容によっては、たばこ1本程度の発煙の可能性があります。クリーン ルーム等で使用される場合は、ご配慮願います。 ● 硫黄や硫化性ガスの濃度が高い環境下でご使用の場合、 硫化によるチップ抵抗の断線や 接点の接触不良などが発生する恐れがありますのでご配慮願います。 ● 本製品の電源に定格範囲を大きく超えた電圧を入力した場合、 内部部品の破壊による発 煙、発火などが起こる恐れがありますので、入力電圧には十分にご注意ください。 松下電器産業株式会社 モータ社 営業グループ 大 阪:〒 574-0044 大阪府大東市諸福 7-1-1 電話(072)870-3065 FAX(072)870-3151 東 京:〒 104-0031 東京都中央区京橋 2 丁目 13 番 10 号 京橋 MID ビル 7階 電話(03)3538-2961 FAX(03)3538-2964 − 42 − − 43 − Japanese 保証期間 アフターサービス(修理) 修理 修理のご相談はお買い求めの販売店へお申し付けください。 なお機械・装置等に設置されている場合は、機械・装置メーカへまずご相談ください。 お問い合わせ ・お客様技術・お買物 相談窓口 〈モータ・周辺機器の選び方、使い方などのお問い合わせ窓口です〉 フリーダイヤル:0120-70-3799 電話(072)870-3057・3110 FAX(072)870-3120 受付時間:月∼金曜日 9:00 ∼ 12:00、13:00 ∼ 17:00 (祝祭日および弊社特別休日を除きます) ・お客様修理 相談窓口 〈販売店が不明な場合の修理依頼などのお問い合わせ窓口です〉 パナソニック モータ松阪株式会社 品質管理課 電話(0598)51-3908 FAX(0598)51-2816 受付時間:月∼金曜日 9:00 ∼ 12:00、13:00 ∼ 17:00 (祝祭日および弊社特別休日を除きます) ・お客様納期 相談窓口 〈納期確認・在庫確認・販売店紹介などのお問い合わせ窓口です〉 パナソニック モータ松阪株式会社 生産管理課 電話(0598)51-3858 FAX(0598)53-0021 受付時間:月∼金曜日 9:00 ∼ 12:00、13:00 ∼ 17:00 (祝祭日および弊社特別休日を除きます) インターネットによるモータ社技術情報 取扱説明書、CAD データのダウンロードなどができます。 松下電器産業株式会社 モータ社 ホームページ http://industrial.panasonic.com/jp/i/fa_motor.html 便利メモ(お問い合わせや修理の時のために、記入しておいてください) ご購入年月日 年 月 日 機 種 名 ご購入店名 電話( ) − 松下電器産業株式会社 モータ社 〒 574 − 0044 大阪府大東市諸福 7 丁目 1 番 1 号 電話(072)871-1212(代表)