金属(酸化物)皮膜固定抵抗器 金属(酸化物)皮膜固定抵抗器 ERG(X)Sタイプ(小形化シリーズ) (0.5 W, 1 W, 2 W, 3 W, 5 W) ERG(X)Fタイプ(小形熱対策シリーズ) (1 W, 2 W, 3 W, 5 W) 特 長 抵抗値範囲0.1 Ω ∼ 100 kΩの電力形抵抗器 約50 %の小形・軽量化を実現 業界水準をリードする不燃性・耐溶剤性 永年の実績と信用による高い信頼性 堅牢な構造で自動挿入が可能 準拠規格………IEC 60115-2, IEC 60115-4, JIS C 5201-4, EIAJ RC-2138 RoHS指令対応 品番構成 例 1:ERX タイプ ERX 1 2 3 E R X 品目記号 金属皮膜 固定抵抗器 12 1 2 3 5 定格電力 0.5 W 1W 2W 3W 5W 4 5 6 2 S 形状・仕様 小形品 0.5 W ~ 5 W 小形・熱対策品 F 鉄線系タイプ 1W~5W S Z 抵抗値許容差 J ±5 % G ±2 % 抵抗値に応じて“Z”が追加されます。 抵抗値 抵抗値範囲(Ω) 品番 許容差 ERX◻◻SZ ERX◻◻S ±5 % 0.10 ~ 0.18 0.20 ~ 9.1 ERX12S ±2 % 0.10 ~ 0.91 1.0 ~ 9.1 ERX1S ±5 % 0.10 ~ 0.18 0.20 ~ 9.1 ERX1F ±2 % 0.10 ~ 0.91 1.0 ~ 9.1 ERX2S ±5 % 0.10 ~ 0.20 0.22 ~ 9.1 ERX2F ±2 % 0.10 ~ 0.91 1.0 ~ 9.1 ERX3S ±5 % 0.10 ~ 0.20 0.22 ~ 9.1 ERX3F ±2 % 0.10 ~ 0.91 1.0 ~ 9.1 ERX5S ±5 % 0.33 ~ 9.1 _ ERX5F ±2 % 1.0 ~ 9.1 7 8 9 10 11 12 J W 1 R 0 E 抵抗値 3桁の数字で表す。最初の2数字は有効数字 を示し,最後の1数字はそれに続く0(零) の数を示します。小数点はその位置すると ころに英大文字Rを代りに使用します。 (例)1R0 : 1.0 Ω 加工・包装の組み合わせは下表の通りです。 記号 加工・包装内容 12S ○ ○ ○ 1S ○ ◻···◻ ストレートリード品 ○ ◻···P 自立形加工品 ○ ◻···V アキシャルテーピング品 ○ U···V 浮上形アキシャルテーピング品 ○ ○ ◻···E 縦形ラジアルテーピング品 ○ ○ W···E 異形ラジアルテーピング品 ◻··H 自立形加工品 S···E 異形ラジアルテーピング品 2S ○ ○ ○ ○ ○ ○ 対応品番 3S 5S 1F 2F 3F 5F ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 上記の例 1 は,定格電力が 2 W の小形金属皮膜固定抵抗器で,抵抗値が 1.0 Ω,抵抗値許容差が± 5 %,異形ラジアルテーピングのものを示します。 例 2:ERG タイプ ERG 1 2 3 E R G 品目記号 金属酸化物皮膜 固定抵抗器 12 1 2 3 5 定格電力 0.5 W 1W 2W 3W 5W 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2 S J W 1 0 3 E 形状・仕様 小形品 0.5 W ~ 5 W 小形・熱対策品 F 鉄線系タイプ 1W~5W S 抵抗値許容差 J ±5 % G ±2 % 抵抗値 3桁の数字で表す。最初の2数字は有効数字 を示し,最後の1数字はそれに続く0(零) の数を示します。小数点はその位置すると ころに英大文字Rを代りに使用します。 (例)103 : 10 kΩ 加工・包装の組み合わせは下表の通りです。 記号 加工・包装内容 12S ○ ○ ○ 1S ○ ◻···◻ ストレートリード品 ○ ◻···P 自立形加工品 ○ ◻···V アキシャルテーピング品 ○ U···V 浮上形アキシャルテーピング品 ○ ○ ◻···E 縦形ラジアルテーピング品 ○ ○ W···E 異形ラジアルテーピング品 ◻···H 自立形加工品 S···E 異形ラジアルテーピング品 2S ○ ○ ○ ○ ○ ○ 対応品番 3S 5S 1F 2F 3F 5F ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 上記の例 2 は,定格電力が 2 W の小形金属酸化物皮膜固定抵抗器で,抵抗値が 10 kΩ,抵抗値許容差が± 5 %,異形ラジアルテーピングのものを示します。 設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。 なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。 02 Sep. 2014 金属(酸化物)皮膜固定抵抗器 構 造 図 形状寸法 高信頼性金属酸化物焼成皮膜(ERG) ( 高信頼性金属めっき皮膜(ERX) リード線 S タイプ:銅線 F タイプ:鉄系線 k ) 寸法 (mm) 品 番 L ERG(X)12S 6.35+0.65 –0.35 溝切 マーキング ERG(X)1S 不燃性耐溶剤絶縁塗装 エンドキャップ 定 格 品 番 最高 最高断続 定格電力 (70 °C) 素子最高電圧 (1) 過負荷電圧 (2) 過負荷電圧 (3) (W) (V) (V) (V) fD k fd 2.3+0.5 –0.3 30.0±3.0 0.65±0.05 0.65 質 量 (g/ 個 ) 0.26 ±0.05 9.00+1.50 –1.00 2.8±0.5 30.0±3.0 ERG(X)2S ERG(X)2F 12.00+1.50 –1.00 4.0±1.0 30.0±3.0 0.80±0.05 0.66 ERG(X)3S ERG(X)3F 15.00±1.50 5.5±1.0 38.0±3.0 0.80±0.05 1.47 ERG(X)5S ERG(X)5F 24.00±1.50 8.0±1.0 38.0±3.0 0.80±0.05 3.54 ERG(X)1F ERG(X)1S ERG(X)1F ERG(X)2S ERG(X)2F ERG(X)3S ERG(X)3F ERG(X)5S ERG(X)5F fD fd 高熱伝導性セラミック ERG(X)12S k L 0.33 0.80±0.05 (5) 耐電圧 (V) 0.5 300 600 600 350 1 350 600 600 350 2 350 700 1000 600 3 350 700 1000 1000 5 500 1000 1500 1000 (1)定格電圧 =√ 定格電力 × 抵抗値による算出値,又は表中の素子最 高電圧のいずれか小さい方がその定格電圧となります。 (2)過負荷(短時間過負荷)電圧 =2.5× 定格電圧による算出値,又は 表中の最高過負荷電圧のいずれか小さい方がその過負荷(短時間過 負荷)試験電圧となります。 (3)断続過負荷電圧 =4.0× 定格電圧による算出値,又は表中の最高断 続過負荷電圧のいずれか小さい方がその断続過負荷試験電圧とな ります。 抵抗温度 抵抗値 抵抗値範囲 (4) (Ω) 係数 許容差 (×10-6/°C) (%) min.(6) max. G (±2) 1 22 k ±350 J (±5) 0.2 47 k G (±2) 1 68 k ±350 J (±5) 0.2 100 k G (±2) 1 100 k ±350 J (±5) 0.22 100 k G (±2) 1 100 k ±300 J (±5) 0.22 100 k G (±2) 1 100 k ±200 J (±5) 0.33 100 k 標準 抵抗値 E24 E24 E24 E24 E24 (4)抵抗値許容差は表中の範囲以外でも対応可能ですので別途ご相談 願います。 (5)抵抗値範囲 ERG タイプ :10 Ω 以上 ERX タイプ :9.1 Ω 以下 (6)低抵抗値領域は品番に “Z” が付与されます。 (品番構成参照ください) ✽ 記号 Z は非標準抵抗値 記号 品番 許容差 抵抗値範囲 記号 品番 許容差 抵抗値範囲 12S Z 1S 1F ±5 % 0.1 ~ 0.18 Ω ±2 % 0.1 ~ 0.91 Ω Z ±5 % 0.1 ~ 0.18 Ω 2S 2F ±2 % 0.1 ~ 0.91 Ω 3S 3F ±2 % 0.1 ~ 0.91 Ω ±5 % 0.1 ~ 0.2 Ω ±5 % 0.1 ~ 0.2 Ω 120 –55 °C 定格電力比 (%) 負荷軽減曲線 周囲温度 70 ℃以上で使用されるときは,右図負荷軽減曲 線にしたがって,定格電力を軽減してください。 ±2 % 0.1 ~ 0.91 Ω 70 °C 100 80 60 ERG(X)12S 40 ERG(X)1S, 1F ERG(X)2S, 2F ERG(X)3S, 3F ERG(X)5S, 5F 20 235 °C 130 °C 0 –60 –40 –20 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220 240 周囲温度 (°C) 設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。 なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。 02 Sep. 2014 金属(酸化物)皮膜固定抵抗器 包装方法 テーピング(フラットボックス包装) 浮上形リードテーピング ERG(X)◻◻S◻◻◻◻V ERG(X)◻◻S◻U◻◻◻V P P fd W1 fd 6.0±0.5 H H つぶし幅 0.8 mm (1 W) 1.1 mm (2 W, 3 W) W W テーピング寸法 (mm) 標準数量 (pcs./box) 品 番 ERG(X)12S◻◻◻◻◻V ERG(X) 1S◻◻◻◻◻V ERG(X) 1S◻U◻◻◻V ERG(X) 2S◻◻◻◻◻V ERG(X) 2S◻U◻◻◻V ERG(X) 3S◻◻◻◻◻V ERG(X) 3S◻U◻◻◻V P 2,000 5.0±0.3 2,000 5.0 ±0.3 1,000 5.0±0.3 50×P W 250±2 52.0±1.5 ボックス寸法 (mm) H W1 fd a b c — — 0.65±0.05 85 80 255 — — ±0.05 b ±2 250 52.0 ±1.5 250±2 52.0±1.5 10.0±0.5 500±2 74.0±2.0 1,000 0 12.0 –2.0 1.20+0.15 0 — 15.5 0 –2.0 — — +0.15 0 1.40 — 0 23.0 –2.0 1.40+0.15 0 0.65 85 80 255 0.80±0.05 85 80 255 0.80±0.05 105 100 325 表示 c a リード加工 ERG(X)◻◻S◻◻◻◻P S L f 0.65±0.05 (0.5 W, 1 W) f 0.80±0.05 (2 W, 3 W, 5 W) 品 番 fD 寸法 (mm) L 0D S h h2 ERG(X)12S◻◻◻◻P 1,000 6.35+0.65 –0.35 2.3+0.5 –0.3 10.0±1.5 4.0±1.5 4.0±1.5 ERG(X)1S◻◻◻◻P 1,000 9.00+1.50 –1.00 2.8±0.5 12.5±1.5 4.0±1.5 4.0±1.5 ERG(X)2S◻◻◻◻P 1,000 12.00+1.50 –1.00 4.0±1.0 15.0±1.5 6.0±1.5 4.0±1.5 ERG(X)3S◻◻◻◻P 1,000 15.00±1.50 5.5±1.0 20.0±2.0 6.5±1.5 4.0±1.5 ERG(X)5S◻◻◻◻P 500 24.00±1.50 8.0±1.0 30.0±2.0 7.5±1.5 4.0±1.5 品 番 標準数量 (pcs./box) h h2 h 基板上面 h2 0.8 (0.5 W, 1 W) 1.0 (2 W, 3 W, 5 W) 1.2±0.2 (0.5 W, 1 W) 1.4±0.2 (2 W, 3 W, 5 W) ERG(X)◻F◻◻◻◻H S L 標準数量 (pcs./box) fD 寸法 (mm) L 0D S ERG(X)1F◻◻◻◻H 1,000 9.0 2.8 12.5 ERG(X)2F◻◻◻◻H 1,000 12.0+1.5 –1.0 4.0±1.0 15.0±1.5 6±2 5.0±1.5 ERG(X)3F◻◻◻◻H 1,000 15.0±1.5 5.5±1.0 20.0±2.0 10±2 5.0±1.5 ERG(X)5F◻◻◻◻H 500 24.0±1.5 8.0±1.0 30.0±2.0 10±2 5.0±1.5 +1.5 –1.0 ±0.5 ±1.5 8 ±2 4.0±1.5 f 0.80±0.05 h 基板上面 1.0 1.4±0.2 h2 設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。 なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。 02 Sep. 2014 金属(酸化物)皮膜固定抵抗器 包装方法 縦形リードテーピング仕様 ERG(X)◻◻S◻◻◻◻E タイプ (12S, 1S, 2S) リード絶縁塗装 P P2 A fD H1 P1 W1 H0 F fD0 P0 寸 法 (mm) 寸 法 (mm) P 12.7±1.0 W 18.0±0.5 P0 12.7±0.3 W1 9.0±0.5 W fd 寸 法 (mm) H1 寸 法 (mm) 12S 32 max. 1S 32 max. P1 3.85±0.70 P2 6.35±1.00 H0 2S 16.0±0.5 F 5.0±0.8 0D0 4.0±0.2 A 38 max. 寸 法 (mm) 12S 6.35+0.65 –0.35 1S 9.0+1.5 –1.0 2S 0d 0D +1.5 –1.0 12.0 12S 2.3+0.5 –0.3 1S 2.8±0.5 2S 4.0±1.0 0.65±0.05 縦形リードテーピング包装仕様 寸 法 (mm) 品 番 b a 表示 b 標準数量 (pcs./box) c ERG(X)12S◻◻◻◻E 46 130 335 2,000 ERG(X) 1S◻◻◻◻E 46 130 335 2,000 ERG(X) 2S◻◻◻◻E 49 100 335 1,000 c a 異形リードテーピング仕様 ERG(X)◻◻S◻W◻◻◻E タイプ (12S, 1S, 2S, 3S) P P1 P P0 B P1 H1 fD A F F P0 30.0±1.0 12S 12.7±0.3 1S, 2S, 3S 15.0±0.3 6.35+0.65 –0.35 1S 9.0+1.5 –1.0 2S 12.0+1.5 –1.0 6.35±1.00 3S 15.0±1.5 7.5±1.0 12S 11.2 max. 1S 14.0 max. 2S 17.0 max. 12S 3.85±0.70 1S, 2S, 3S 3.75±0.50 12S 5.0±0.5 3S 21.0 max. 1S, 2S, 3S 7.5±0.8 12S 2.3+0.5 –0.3 1S 2.8±0.5 2S 4.0±1.0 18.0±0.5 9.0±0.5 H1 A 12S 12S B 0D 12S 16.0±0.5 3S 5.5±1.0 1S, 2S 18.0±1.0 12S 00.65±0.05 3S 19.0±1.0 1S, 2S, 3S 00.80±0.05 12S fD0 寸法 (mm) 0D0 12S, 1S, 2S, 3S 4.0±0.2 1S, 2S, 3S W 12S, 1S, 2S, 3S H0 fd 1S, 2S, 3S W1 12S, 1S, 2S, 3S W W1 H0 P2 P2 寸法 (mm) 12S 12.7±1.0 6.5 0d +0.6 0 1S, 2S 6.5+1.0 0 3S 8.0+1.0 0 設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。 なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。 02 Sep. 2014 金属(酸化物)皮膜固定抵抗器 包装方法 異形リードテーピング仕様 ERG(X)◻F◻S◻◻◻E タイプ (1F, 2F, 3F) P1 寸法 (mm) P B H2 fD A H1 F fd fD0 P0 30.0±1.0 H2 P0 15.0±0.3 0D0 P1 7.5±1.0 P2 3.75±0.50 1.0±0.3 4.0±0.2 A 1F 9.0+1.5 –1.0 2F 12.0+1.5 –1.0 F 7.5±0.8 3F 15.0±1.5 W 18.0±0.5 1F 14 max. W1 9.0±0.5 2F 17 max. H0 16.0+1.0 0 3F 21 max. W W1 H0 P2 寸法 (mm) P H1 B 1F 7.0+1.0 0 2F 8.0+1.0 0 3F 9.0+1.0 0 0D 1F 2.8±0.5 2F 4.0±1.0 3F 0d 5.5±1.0 0.80±0.05 異形リードテーピング包装仕様 寸 法 (mm) 品 番 ERG(X)12S◻W◻◻◻E ERG(X) 1S◻W◻◻◻E ERG(X) 1F◻S◻◻◻E b ERG(X) 2S◻W◻◻◻E 表示 ERG(X) 2F◻S◻◻◻E a c ERG(X) 3F◻S◻◻◻E 標準数量 (pcs./box) a b c 46 145 325 2,000 49 150 317 1,000 49 150 317 500 49 190 315 500 設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。 なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。 02 Sep. 2014 金属(酸化物)皮膜固定抵抗器 表面温度上昇(参考値) A 測定点 B +250 +250 +200 +200 +150 1S-A点 +100 1S-B点 12S-A点 12S-B点 +50 0 25 50 負荷率 (%) 75 表面温度上昇△T (°C) 表面温度上昇△T (°C) 下図の曲線にしたがって抵抗器表面の温度が上昇します。 ビニール配線が抵抗器に接触していますと影響を受けるこ とがありますので,抵抗器の周囲にビニール配線がこない ように抵抗器の配置位置を考慮してください。 2F-A点 2S-A点 +150 2S-B点 +100 2F-B点 +50 100 0 +250 25 50 負荷率 (%) 75 100 +250 3F-A点 +150 3S-B点 +100 3F-B点 +50 0 5F-A点 5S-A点 +200 3S-A点 表面温度上昇△T (°C) 表面温度上昇△T (°C) +200 +150 5S-B点 +100 5F-B点 +50 25 50 負荷率 (%) 75 100 0 25 50 負荷率 (%) 75 100 安全上のご注意 以下の内容は,製品個別の注意事項ですが,本カタログに固定抵抗器の共通注意事項を示しておりますので,その内容も 十分ご確認の上ご検討ください。 1. 過渡的な電圧について 短時間でかなりの高電圧が印加される過渡現象,又はパルス的な高電圧が印加される場合などについては,計算上の 限界電力あるいは,定常状態の条件のみで設計,使用を検討されることなく,貴社製品にて実装された状態で必ず 評価・確認を実施してください。 2. 当製品は特殊塗料のため,当製品本体に衝撃や振動,及びラジオペンチで挟む等して,損傷を与えることのないよう にしてください。 3. リード線,特にその根元部分には必要以上に張力を加えないようにしてください。リード線を曲げる場合は,当製品 本体にできるだけ力を加えないように曲げ,自然の曲率を保った形になるようにしてください。 4. はんだ付け後の洗浄等を行う場合に,洗浄中及び洗浄後の当製品本体をブラシ等でこすらないでください。塗装膜に 損傷を与える可能性があります。 設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。 なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。 02 Sep. 2014 金属(酸化物)皮膜固定抵抗器 〔参考特性データ〕 パルス特性(定常時の場合) PP VP t T VR P R Vp max. PP (VP) t : : : : : : : : パルス限界電力 (W) パルス限界電圧 (V) パルス持続時間 (s) 周期 (s) 定格電圧 (V) 定格電力 (W) 抵抗値 (Ω) 最高パルス限界電圧 (V) T 耐パルス限界電力 PP 及び,電圧 VP は次式により算出される。 PP = K P T/t VP = √ K P R T/t 定数 K 及び Vp max. は右表による。 T>1(s) の場合は,T=1(s) として算出する。 T/t>100 の場合は,T/t =100 として算出する。 PP<P の場合は,P をもって PP とする。 (VP<VR の場合は,VR をもって VP とする。) 印加する電圧は,Vp max. 以下とする。 PP 及び,VP はパルス印加時間 1000 時間で抵抗値変化率が ± 5 %以内となる参考値です。(室温条件にて) 品 番 K Vp max. (V) ERG(X) 12S 0.5 600 ERG(X) 1S 0.5 600 ERG(X) 2S 0.5 700 ERG(X) 3S 0.5 700 ERG(X) 5S 0.5 1000 設計 ・ 仕様について予告なく変更する場合があります。ご購入及びご使用前に当社の技術仕様書などをお求め願い,それらに基づいて購入及び使用していただきますようお願いします。 なお,本製品の安全性について疑義が生じたときは,速やかに当社へご通知をいただき,必ず技術検討をしてください。 02 Sep. 2014