富士トランスデューサ WT9TC 2出力熱電対トランスデューサ ■用途 ● 電気炉・ガス炉・重油炉などの温度入力用 ■仕様 形式 WT9TC 絶縁方式 フォトカプラ絶縁 基準精度 ±0.3%(±0.5% 低レンジ用) (基準接点補償誤差を除く) 温度特性 ±0.2%/10℃(±0.4%/10℃ 低レンジ用) 応答時間 1s以下(0→90%) 基準接点補償精度 ±1℃以内 バーンアウト時間 1s以内 入力許容配線抵抗 10Ω以下 入力熱電対 J,K,E,T,B,R W T 9 シ リ ー ズ (入力インピーダンス) (1MΩ以上) 質量 約260g ゼロ調整範囲 約−3∼+3% スパン調整範囲 約97∼103% (注) 基準接点補償・リニアライザ・上限バーンアウト機能付です。 (備考)下限バーンアウト機能付もご指定により製作可能です。 下限バーンアウト機能動作時の出力は,一旦最大値に振り切れてから最小値に振り切れ ます。 ■外形寸法図〔単位:mm〕 7 6 80 78 9 8-M3, 5×8 1 2 40 IEC35mmレール ■外部接続図 入力 + RJC 7 10 11 5 1 2 12 0∼300℃ ○○○○ 13 0∼350℃ ○○○ 14 0∼400℃ ○○○ 15 0∼500℃ ○○○ 16 0∼600℃ ○○○ 17 0∼800℃ ○ 18 0∼1000℃ ○ ○○ 19 0∼1200℃ ○ ○○ ディジタル 演算回路 DC24V±10% 4 DC110V(DC90∼150V) 第2出力信号 A,B,C コードの内容は H,P,Z 第1出力信号と同じ 第1出力信号 A DC1∼5V B DC0∼5V C DC0∼10V H DC4∼20mA P DC0∼20mA Z 特殊 ○○ ○ (注1)○印の温度レンジが標準製作可能範囲。 (Rは400℃, Bは800℃以上の部分が精度保証範囲) (注2)補償導線は熱電対とトランスデューサ端子の温度差を 補償するものです。熱電対の種類に合った補償導線 (色により区分されている) をご使用ください。 (注3)測温抵抗ブロックRJCと本体は必ず工場出荷時と同一 の組合せでご使用ください。 ● 入力 出力1 フォトカプラ パルス/ 電圧 変換回路 1 出力回路 冷接点補 償用素子 − ○○○○ AC85∼264V,50/60Hz 3 ● 特殊信号 (ZZおよびZ) 製作可能範囲 Zero Span 5 11 0∼250℃ 0 3 − ■ブロック図 低ドリフト 電圧 増幅回路 ○●○● 4 −+ 出力2 4 ●●●● 10 0∼200℃ ●印は低レンジ用 + 6 + + 09 0∼150℃ ZZ 特殊 補償導線 − 補償導線 + ●●●● 21 0∼1800℃ − 9 08 0∼100℃ 20 0∼1400℃ 電源 8 補助電源 J K E T B R 3 10 11 133 設計順位 J, K, E, T, B, R 5 2-φ4, 5 104 入力熱電対 測定温度範囲 4 48 50 WT9TC- □□□□□□ 1 50 10.3 16.2 10.3 8 ■形式(=商品コード)説明 2 + 第1出力 − Zero Span 6 ● 出力 0∼100mV以上 熱電対 温度範囲 最小スパン J -100∼1000℃ 100℃ K -100∼1200℃ 100℃ E 0∼700℃ 100℃ T -150∼400℃ 100℃ 0∼5mA以上 B 0∼1820℃ 900℃ R 0∼1760℃ 500℃ ⋮ 0∼20mA以下 ⋮ 0∼10V以下 ■その他の事項 58ページをご参照ください。 − ディジタル 演算回路 + 7 フォトカプラ パルス/ 電圧 変換回路 出力回路 10 + 第2出力 − 11 電源回路 電源 − 8 61