差圧(流量)発信器(耐水素透過仕様) DIFFERENTIAL PRESSURE (FLOW) TRANSMITTER 仕様書 FKC…5 FCX-AⅢシリーズ差圧(流量)発信器は,測定差圧を高精度 で測定し,DC 4 〜 20mA の出力信号に変換します。この発 信器は,微細加工技術により製作された静電容量式シリコン センサとマイクロプロセッサにより,優れた性能と機能をもち, 小形・軽量で耐環境性に優れ,あらゆる分野で使用できます。 ハンドヘルドコミュニケータ(別売品)を使用すると,遠隔操 作により発信器の DC 4 〜 20mA の出力信号に影響を与える ことなく,表示・設定を行うことができます。 特 長 1.世界初のダブルコーティング構造(特許) 世界初の受圧ダイアフラム面への金とセラミックのコー ティング(ダブルコーティング)構造により,封入液内部 への水素の透過が抑えられます。 2.高精度 差圧(流量)発信器は測定範囲 3.2 〜 130kPa を高精度に 測定できます。 3.優れた耐環境性 フローティングセルは,温度・静圧・過大圧の影響からセ ンサを保護し,フィールドでの総合測定誤差を最小にしま す。 4.優れた操作性と使いやすさ あらゆるアプリケーションにおいて優れた操作性と使いや すさを発揮します。 ・全レンジ防爆仕様可能 ・5 桁ディジタル指示計を準備 ・ステンレス伝送部ケースを準備 ・内蔵 RFI フィルタとアレスタを準備 ・3 プッシュボタンによるローカル調整機能内蔵 仕 様 機能仕様 ジョン 7.0 以上(FXW □□□□ 1 − □ 4 相当)が必要です。 ・出 力 信 号:DC 4 〜 20mA,2 線式 ・許 容 負 荷 抵 抗:図 2 参照 注:ハンドヘルドコミュニケータとの通信 には最低 250 Ωの負荷抵抗が必要です。 ・電 源: 一般用 本質安全防爆の場合 アレスタ付きの場合 DC 10.5∼45V DC 10.5∼26V DC 10.5∼32V ・通 信 回 線 条 件 :回線長;最大 2km 0.75 〜 1.25mm2 計装ケーブル, (図 2 参照) 1km 以上はツイストペアケーブル使用。 負荷抵抗;図 2 参照 負荷容量;0.22 μ F 以下 負荷インダクタンス;3.3mH 以下 動力線との間隔;15cm 以上 (平行配線は避けてください) 注:本質安全防爆仕様の場合は回線条件が 異なるため取扱説明書を参照ください。 ・測 定 流 体 :液体,気体,蒸気 ・測定範囲,使用圧力: 形式 ・リ モ ー ト 機 能:表 1 参照 注:ハンドヘルドコミュニケータは,バー スパン [kPa] 使用圧力 [MPa] 最小値 測定範囲の限界 [kPa] 最大値 下限 上限 F KC 33 −0.1〜+16 3.2 32 − 32 32 F KC 35 −0.1〜+16 13 130 − 130 130 ・接液温度,負圧許容限界:詳細は図 1 参照 封入液 13 桁目 接液温度(* 1) 負圧許容限界 コード シリコンオイル Y,G −20〜+120℃ 2.7kPa abs フッ素系オイル W,A −10〜+ 80℃ 大気圧 注:(* 1)接液温度 耐圧防爆(TIIS)の場合;− 20 〜+ 120℃ ・ 飽 和 電 流:上限 20.0 ~ 22.5mA 下限 3.2 ~ 4.0mA (ハンドヘルドコミュニケータあるいは ローカル調整機能付 LCD ユニットによ り 0.1mA ごとに設定可能) ・ダ ン ピ ン グ:時定数 0.06 〜 32 秒可変 ・調 整 機 能:ゼロ・スパン調整 伝送部ケース外側より連続調整可能 あ る い は ロ ー カ ル 調 整 機 能 付 LCD ユ ニットの 3 プッシュボタンにより調整 可能 またはハンドヘルドコミュニケータにより リモート調整が可能 ・零 点 遷 移:最大スパンの− 100%から+ 100%の範 囲で遷移可能 DS6-150 発行日 2014 – 12 – 10 FKC…5 ・正逆動作切替え:正逆両方向切替え可能 (ハンドヘルドコミュニケータあ る い は ローカル調整機能付 LCD ユニットから の設定による) :出力ホールド ・バーンアウト方向 出力 20.0 〜 22.5mA 出力 3.2 〜 4.0mA (ハンドヘルドコミュニケータあるいは ローカル調整機能付 LCD ユニットによ り 0.1mA ごとに設定可能) ・防 爆:表 4 参照 ・周 囲 温 度:ー 40 〜+ 85℃ 本質安全防爆(TIIS)の場合;ー20〜+60℃ 耐圧防爆(TIIS)の場合 ;ー20〜+60℃ アレスタ付きの場合 ;ー40〜+60℃ ディジタル指示計付きの場合; ー20〜+80℃ フッ素系オイル封入の場合; ー10〜+60℃ ・保 存 温 度:ー 40 〜+ 90℃ ・耐 候 性:DIN 40040 GPC ・E M C 適 合 規 格:EN61326-1:2006 性能仕様 差圧リニア出力の場合 ・精度定格(注) ± 0.15% ・周囲温度の影響 ゼロシフト ± 0.1 + 0.075 URL % /28℃ x 総合シフト ( ) URL ± 0.125 + 0.075 % /28℃ ( x ) ただし URL:最大スパン x:測定スパン ・片 圧 の 影 響 最大スパンにおけるゼロ点変化 FKC 33:± 1.0% /16Mpa FKC 35:± 0.6% /16Mpa ・静 圧 の 影 響 ゼロ点変化:± 0.15% /10MPa (ただし,最大スパンにおいて) + 0.2 スパン変化:ー 0.2 % /10MPa − 0.4 (測定スパンに対するパーセント) 注:測定スパンに対するパーセント(23℃基準状態において,直 線性,ヒステリシス,繰り返し性を含む) 開平出力の場合 ・精 度 定 格 出力 50 〜 100% 0.15% 出力 20 〜 50% 0.375% 出力 10 〜 20% 0.75% ・低流量カット点 出力 0 〜 20%可変(初期設定値:7%) ( ) ・周囲温度の影響 ± 2.5 × 0.125 + 0.075 URL x % /28℃ ただし URL:最大スパン x:測定スパン (最大スパンにおける 20%出力点変化) (− 20 〜+ 85℃の範囲において) 注:測定スパンに対するパーセント(23℃基準状態において,ヒ ステリシス,繰り返し性を含む) ・傾 斜 の 影 響:0.12kPa /10° ただし 13 桁目コード(処理,封入液)が W, A の場合は上記の 2 倍となる。 ・電源電圧の影響:± 0.005% /1V(DC 16.1 〜 45V) ・耐 電 圧:対アース間 AC 500V 50/60Hz,1 分間 ・絶 縁 抵 抗:対アース間 100MΩ以上(DC 500Vにて) 2 ・測 定 周 期:60ms ・応 答 時 間: 形 式 FKC □ 33 FKC □ 35 時定数〔秒〕 むだ時間〔秒〕 0.12 約 0.12 0.08 ・長 期 安 定 性:± 0.15%/5 年 ただし,基準動作条件(23 ± 2℃,大気圧) 下における,ダイアフラム材質が 316L SS で出力が差圧リニアの場合の,最大 スパンに対するゼロ点変化を示す。 構造・材質 ・検 出 部 材 質: 材質コード C 測定室カバー 検出部本体 受圧ダイアフラム その他接液部 316 SS 316L SS(*1) 316 SS (*1) 接液面に金とセラミックスのコーティングが施されている。 SS : STAINLESS STEEL ・伝送部ケース,カバー材質: アルミニウムダイカスト+ポリエステル 塗装(色:シルバー,カバー:ブルー) もしくは,ステンレス ・外 被 構 造:防浸形 JIS C 0920 (IEC IP67,NEMA 6/6P 相当品) ・外 形 寸 法:外形図による ・質 量:約 3.6kg(本体) ・電 線 引 込 口:形式コード表参照 ・外 部 端 子:M3.5 ねじ ・プロセス接続口:形式コード表参照 ・取 付 方 法:50A(2B)のパイプへ U ボルト取付け または壁取付け(形式指定による) ・伝 送 部 の 向 き:検出部に対し 90°ごとに変更可能 付加仕様 ・アナログ指示計:伝送部へ内蔵 2.5級・可動コイル式,90° 回転取付け可能 0 〜 100%等分目盛,二乗目盛または実 目盛 実目盛は 30, 35, 40, 50 区分の等分, あるいは読取係数付き 0 〜 100%等 分目盛を原則とする ・ディジタル指示計:伝送部へ内蔵,LCD5 桁および単位表示 0 〜 100%比例表示または実目盛表示 0 〜 100%開平表示 使用温度範囲;− 20 〜+ 80℃ ・ローカル調整機能付 LCD ユニット: ディジタル指示計に内蔵した 3 プッシュ ボタンでフィールドで調整・設定が可能 全てのパラメータ設定と調整が,ハンド ヘルドコミュニケータなしで行えます。 表 1 による ・ア レ ス タ:端子部へ内蔵 避雷性能;4kV(1.2 × 50 μ s) ・酸 素 禁 油 処 理:フッ素系オイル封入,接液部脱脂洗浄 ・ベ ン ト / ド レ ン:標準形 詳細は外形図による A タイプロング形 ・ステンレスタグプレート: 刻印は英数字 14 文字以内で指定可 ・ミ ル シ ー ト:接液部材および耐圧部材 ご注文時指定事項 101 使用圧 力 納入範囲 〔kPa abs〕 使用可能領域 20 4 2.7 –20 R〔Ω〕 1533 飽和電流上限 Imax=21.6 〔mA〕 の場合 ハンドヘルドコミュニケータ との通信可能範囲 600 動作可能範囲 250 0 E〔V〕 10.5 16.1 24 電源電圧(DC) 45 〔注〕 負荷抵抗は飽和電流上限 〔Imax〕 により異なる E 〔V〕 −10.5 R 〔Ω〕 = (Imax 〔mA〕 +0.9) ×10−3 図 2 電源電圧と負荷抵抗の動作可能範囲 表 1 調整機能 項 目 関連製品 ・ハンドヘルドコミュニケータ(形式:FXW): ハンディタイプのバッテリ内蔵型設定・表 示器 詳細は仕様書(DS8-47)を参照 ・安全バリア(形式:PWXDA001): 本質安全防爆仕様 詳細は仕様書(DS13-18)を参照 注1)出荷時の設定値 注文時に指定ない場合は「比例」 注文時指定値 注文時指定による 0 ~ 100%または実目盛 注文時指定による 0 ~ 100%または実目盛 0.06 秒 7.07%(開平出力指定時のみ) 表1 単位 100 〔℃〕 60 接液温度 図 1 接液温度と使用圧力の関係 計器本体,パイプ取付金具(指定による) 出力モード 測定レンジ ディジタル表示 アナログ指示目盛 ダンピング時定数 低流量カット点 使用不可領域 負荷抵抗 1.形式指定 2.測定レンジ 3.出力モード比例 / 開平の指定 指定のない場合は「比例」で納入します。 4.発信器に異常が生じた場合(バーンアウト)の出力方向 (ホールド /3.2mA/21.6mA)のいずれか。 指定のない場合は「ホールド」で納入します。 5.表示目盛と単位(内蔵ディジタル指示計付の場合) 入力圧力に対して、0 〜 100%比例表示 / 開平表示また は実目盛表示の指定。 実目盛の場合は、「目盛レンジと単位」を指定ください。 目盛レンジは、0% と 100% に対応する LCD 表示値を指定。 目盛レンジの条件: 1)目盛レンジの− 5% 値(=3.2mA 相当)と目盛レンジ の +115.625% 値(=22.5mA 相当)の小数点を除い た値が− 99999 ~ 99999 の範囲内にあること。 2)小数点を除いた目盛レンジ 100% 値と目盛レンジ 0% 値の差が以下条件を満たすこと。 |目盛レンジ 100% 値-目盛レンジ 0% 値|≦ 15000 表示単位は圧力または流量単位(表1)を指定。 6.目盛と単位(内蔵アナログ指示計付きの場合) 0 ~ 100%等分 / 二乗目盛または実目盛の指定。実目盛 の場合は「目盛レンジと単位」目盛レンジは、レンジの 下限値と上限値の数値を指定。 目盛単位は圧力または流量単位(表 1)を指定。 7.タグ NO.(タグ付き場合):英数字で 14 文字以内のこと。 封入液:シリコンオイル(コードY,G) 圧力単位:Pa,hPa,kPa,MPa,mbar,bar,他 流量単位:Nm3,Nm3/min,Nm3/h,Nm3/d, m3/s,m3/min,m3/h,m3/d,NL/s,NL/min,NL/h,NL/d, kg/s,kg/min,kg/h,kg/d,t/s,t/min,t/h,t/d,他 ローカル調整機能 (3 プッシュボタン) Tag No. 形式 シリアル No. およびソフト ウェアバージョン 工業値単位 レンジリミット 測定レンジ ダンピング 出力モード バーンアウト方向 入力調整 出力回路調整 データ測定 自己診断 プリンタ機能(プリンタ付 HHC の場合) 外部スイッチロック機能 ディジタル指示計の目盛範 囲設定 折れ線補正機能 入出力調整機能 飽和電流 書き込み禁止機能 入力調整診断履歴 周囲温度診断履歴 表示 ○ ○ 設定 ○ ○ ハンドヘルド コミュニケータ (形式:FXW)注 1 表示 設定 ○ ○ ○ ○ ○ ー ○ ー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ○ ○ ○ ー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ○ ○ ○ ー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ー ー ー ○ ー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ○ ○ ○ ○ ○ ー ○ ○ ○ ○ ー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー 注 1) ハンドヘルドコミュニケータはバージョン 7.0(FXW 1- 4相当)以上が必要です。ROM 交換によりバージョンアップが可能 ですので,弊社窓口またはお近くの代理店までお問い合わせください。 出力モードと目盛仕様の組合せ可否表 ○:対応可 ×:対応不可 比例出力 モード 開平出力 モード アナログ指示計目盛 等分目盛 二乗目盛 ○ ○ 但し、流量単位は不可 但し、%と流量単位のみ可 ○ × 但し、%と流量単位のみ可 ディジタル指示計表示 比例表示 開平表示 ○ ○ 但し、流量単位は不可 但し、%と流量単位のみ可 × ○ 但し、%と流量単位のみ可 3 FKC…5 形式指定 桁 4 1 2 3 4 5 6 7 8 内 容 <プロセスカバー> <接続口> <オーバルフランジネジ> Rc 1/4 7/16-20UNF 1/4-18NPT 7/16-20UNF 1/4-18NPT M10 1/4-18NPT M10 1/4-18NPT 7/16-20UNF Rc 1/4 7/16-20UNF 1/4-18NPT 7/16-20UNF 1/4-18NPT M10 1/4-18NPT M10 1/4-18NPT 7/16-20UNF 注 <電線引込口> <アンプケースタイプ> 標準 G 1/2 T形 1/2-14NPT T形 Pg 13.5 T形 M20 x 1.5 T形 Pg 13.5 T形 標準 G 1/2 L形 1/2-14NPT L形 Pg 13.5 L形 M20 x 1.5 L形 Pg 13.5 L形 5 <使用圧力範囲><測定スパン><材質> (kPa) (測定室カバー) (受圧ダイアフラム) (その他) 6 (MPa) –0.1∼16 3.2∼32 316 SS 316L SS 316 SS 7 –0.1∼16 13∼130 316 SS 316L SS 316 SS 8 <改良NO> 9 <現場指示計> <指示計目盛> 指示計なし − アナログ指示計付 0 ∼ 100%等分目盛 アナログ指示計付 0 ∼ 100%二乗目盛 アナログ指示計付 実目盛 アナログ指示計付 二重目盛:0 ∼ 100%等分および二乗目盛 指示計なし − アナログ指示計付 0 ∼ 100%等分目盛 アナログ指示計付 0 ∼ 100%二乗目盛 アナログ指示計付 実目盛 アナログ指示計付 二重目盛:0 ∼ 100%等分および二乗目盛 ディジタル指示計付 0 ∼ 100%比例表示 ディジタル指示計付 実目盛表示 ディジタル指示計付 0 ∼ 100%開平表示 ディジタル指示計付 0 ∼ 100%比例表示 ディジタル指示計付 実目盛表示 ディジタル指示計付 0 ∼ 100%開平表示 ディジタル指示計付(ローカル調整機能付) 0 ∼ 100% 比例表示 ディジタル指示計付(ローカル調整機能付) 実目盛表示 ディジタル指示計付(ローカル調整機能付) 0 ∼ 100% 開平表示 ディジタル指示計付(ローカル調整機能付) 0 ∼ 100% 比例表示 ディジタル指示計付(ローカル調整機能付) 実目盛表示 ディジタル指示計付(ローカル調整機能付) 0 ∼ 100% 開平表示 注1 注1 注6 注3 注8 注8 注7 注7 注7 注8 <パイプ取付金具> パイプ取付金具なし パイプ取付金具付(304 SS) パイプ取付金具付(316 SS) パイプ取付金具なし パイプ取付金具付(304 SS) パイプ取付金具付(316 SS) 注1) 受圧ダイアフラムの接液面に金とセラミックスのコーティング処理を施してあります。 注2) √出力モードのときは使用できません。 注3) 接続するバリア(安全保持器)について添付資料1参照。 注6)4桁目コードSのみ指定できます。 注7)4桁目コード6, 8, T, Wのみ指定できます。 注8)4桁目コード6, Tのみ指定できます。 4 9 10111213 5 5 6 7 8 9 S T V W X 3 3C 3 5C 5 <アレスタ> なし なし 注2 なし なし なし 付 付 注2 付 付 付 なし なし なし 付 付 付 なし なし なし 付 付 付 10 <防爆仕様> 一般形(非防爆) 耐圧防爆(TIIS 耐圧パッキン式) 本質安全防爆(TIIS) FM 耐圧防爆 FM 本質安全防爆 FM 統合(耐圧および本質安全) ATEX 耐圧防爆 ATEX 本質安全防爆 ATEX nタイプ ATEX 統合(耐圧および本質安全) IECEx 耐圧防爆 IECEx 本質安全防爆 CSA 耐圧防爆 CSA 本質安全防爆 11 <サイドベント・ドレン> サイドベント・ドレンなし(標準) サイドベント・ドレンなし(標準) サイドベント・ドレンなし(標準) サイドベント・ドレン付 サイドベント・ドレン付 サイドベント・ドレン付 FKC A B C D J E F G H K L P M Q S N 1 2 3 4 5 6 A C G D H V X K P M R T E J A C K D F L 1415 桁数 1 2 3 4 5 6 7 8 内 容 桁 注 12 <特殊仕様> 標準仕様 ステンレスタグ付 ステンレス伝送部ケース ステンレス伝送部ケース、ステンレスタグ付 13 <接液部処理> 処理なし 処理なし 脱脂処理 酸素禁油処理 FKC 9 10111213 桁数 Y B C E 注5 注5 <封入液> シリコンオイル(一般用) フッ素系オイル シリコンオイル フッ素系オイル Y W G A 14 <ベント・ドレンプラグ> <ガスケット> <ケーシングボルト・ナット材質> 標準形 テフロン 標準 (Cr-Mo六角穴付ボルト・ 炭素鋼ナット) 標準形 テフロン 316 SSボルト・316 SSナット 標準形 テフロン 660 SSボルト・660 SSナット Aタイプロング テフロン 標準 (Cr-Mo六角穴付ボルト・ 炭素鋼ナット) Aタイプロング テフロン 316 SSボルト・316 SSナット Aタイプロング テフロン 660 SSボルト・660 SSナット 15 <その他> なし ミルシート 高圧ガス対象品(強度計算書+ミルシート付) ベント・ドレン上部取付 ミルシート+ベント・ドレン上部取付 高圧ガス対象品(強度計算書+ミルシート付) +ベント・ドレン上部取付 なし ミルシート 高圧ガス対象品(強度計算書+ミルシート付) ベント・ドレン上部取付 ミルシート+ベント・ドレン上部取付 高圧ガス対象品(強度計算書+ミルシート付) +ベント・ドレン上部取付 1415 5 注4 C 注10 注11 G J W 注10,11 注11 X 2 <取扱説明書> 付き 付き 付き 付き 付き 付き なし なし なし なし なし なし Y S B C D E 注9 注9 L M N P Q R 注9 注9 注4) 熱帯地向けの場合は,SSボルト/ナットを指定してください。 注5) 10桁目コードCは指定できません。 注9) 14桁目J,2との組合せの場合、使用圧力は-0.1∼15MPaとなります。 注10) 使用圧力は-0.1∼10MPaとなります。 注11) 11桁目コードD,F,L(サイドベント)との組合せは不可。 添付資料 1 バリア(安全保持器)について 接続するバリア(安全保持器)については,IEC 規格に整合した電気機械器具防爆構造規格の技術的基準(労働省通達基発 第 556 号)による型式検定合格品で,次の条件を満足したものを使用してください。 ・本安回路最大電圧:28V 以下 ・性能区分:ia ・本安回路最大電流:94.3mA 以下 ・グループ:IIC ・本安回路最大電力:0.66W 以下 発信器 DC4∼20mA 危険場所 電源 バリア (安全保持器) ディストリ ビュータ DC4∼20mA 非危険場所 ■バリア(安全保持器)適合品 弊社製:安全バリア(形式:PWXDA001) (注)弊社製のツェナバリア(形式:PWZ)は適合不可です。 推奨他社品:① MTL(Measurement Technology Limited)社製形式 MTL787S+,MTL3046B,MTL4041B,MTL5042 ② P+F(Pepperl + Fuchs)社製形式 KFD2-STC4-Ex1,KFD2-STC4-Ex1.20,KFD2-STV4-Ex1-1,KFD2-STV4-Ex1.20-1 5 FKC…5 外形図(単位:mm) 〈アンプケースタイプ T 形〉 アナログ指示計付の場合 形式4桁目"6"の場合 ベント/ドレンプラグ(上側取付けの場合) 注2) アース端子 41 (21) (11) 8 "A"部圧力接続口 10 取付用パイプ JIS 50A (2B) デジタル指示計付の場合 形式4桁目"5,7,8,9"の場合 ゼロ調整ネジ U-ボルト M8 38 57 φ81 127 70 100 ZERO "B"部電線引込口 37 194 17 127 4穴φ9 20 ベント/ドレンプラグ 注2) 形式15桁目"C,E,D,P,Q,R"のベント/ドレンプラグ上側取付の場合、圧力接続口は下側となります。 "A"部詳細 (形式4桁目が"5") "B"部詳細 (形式4桁目が"6,7,8,9") サイドベント(付加仕様) H 41.3 2.5 φ18.5 φ15 高圧側 低圧側 8 251 オーバルフランジ用ネジ 表2参照 E F 4-M8×12 10 D 表2参照 圧力接続口 D E F H 5 G 1/2 18 2 Rc1/4 6 1/2-14NPT 16 4 1/4-18NPT 7 Pg13.5 10.5 4.5 1/4-18NPT 8 M20×1.5 16 4 1/4-18NPT 9 Pg13.5 10.5 4.5 1/4-18NPT オーバルフランジ用ネジ 7/16-20UNF ベント/ドレン外形図 〈標準形〉 ドレン排出方向 7/16-20UNF M10 M10 7/16-20UNF 33 〈Aタイプロング形〉 表2 ドレン排出 方向 108 外部接続図 −/CK− CK+ 75 + 〈ステンレスタグ (オプション)〉 20 6 14 電源引込口 形式4桁目 54 70 104 14 表2参照 〈アンプケースタイプ L 形〉 形式4桁目"S,V,W,X"の場合 φ81 RO 38 "B"部電線引込口 57 37 4穴φ9 (21) 198 U-ボルト M8 8 41 ZERO 120 70 φ81 41 10 ゼロ調整ネジ 形式4桁目"T"の場合 103 "A"部圧力接続口 103 取付用パイプ JIS 50A (2B) 126 ベント/ドレンプラグ(上側取付けの場合) 注2) アナログ指示計付の場合 (11) ベント/ドレンプラグ 126 43 41 デジタル指示計付の場合 アース端子 注2)形式15桁目 “C,E,D,P,Q,R” のベント/ドレンプラグ上側取付の場合、圧力接続口は下側となります。 オーバルフランジ用ネジ 表3参照 "A"部詳細 224 サイドベント(付加仕様) 2.5 H 41.3 "B"部詳細 φ18.5 φ15 高圧側 8 低圧側 E F 4-M8×12 10 D 表3参照 表3参照 54 70 104 オーバルフランジ用ネジ E F H S G 1/2 18 2 Rc1/4 7/16-20UNF T 1/2-14NPT 16 4 1/4-18NPT 7/16-20UNF V Pg13.5 10.5 4.5 1/4-18NPT M10 W M20×1.5 16 4 1/4-18NPT M10 X Pg13.5 10.5 4.5 1/4-18NPT 7/16-20UNF ベント/ドレン外形図 〈標準形〉 ドレン排出方向 33 〈Aタイプロング形〉 表3 ドレン排出 方向 108 耐圧防爆付属品 (TIIS) C 部詳細 外部接続図 φ13 φ33.5 G1/2 −/CK− CK+ 17 106 + 〈ステンレスタグ (オプション)〉 75 10桁目C(耐圧パッキン式) 注1) 19 14 圧力接続口 D 14 電源引込口 形式4桁目 "C"部電線引込口 G1/2 ケーブルグランド 20 注1) 10桁目 “C” (耐圧パッキン式) の場合、 ケーブルはφ11を使用。 7 FKC…5 表 4 防爆 認証機関 ATEX 認証機関 本質安全防爆 ExⅡ1 G Ex iaⅡC T5 周囲温度=−40° C∼+50° C Ex iaⅡC T4 周囲温度=−40° C∼+70° C ATEX 機器認定パラメータ Ui=28V, Ⅰi=94.3mA, Pi=0.66W, Ci=26nF (アレスタ無) , Li=0.6mH (アナログ指示計無) Ci=36nF (アレスタ付) , Li=0.7mH (アナログ指示計付) FM 13桁目 Y,G Y,G Y,G Y,G W,A クラスⅠ Div.1 グループB, C, D T6 Type 4X クラスⅡ, Ⅲ Div.1 グループE, F, G T6 Type 4X 周囲温度=最大+60° C 周囲温度 CSA クラスⅠ Div.1 グループC, D クラスⅡ Div.1 グループE, F, G クラスⅢ 注)耐圧ケーブルグランド無しでも可 Div.1 −40° C∼+85° C −20° C∼+80° C −20° C∼+60° C −40° C∼+60° C −10° C∼+60° C 機器認定パラメータ Vmax=28V, Imax=94.3mA, Pi=0.66W, Ci=35.98nF, Li=0.694mH CSA FM クラスⅠ, Ⅱ, Ⅲ Div.1 グループA, B, C, D, E, F, G T4 Entity Type 4X 形式コード 9桁目 A,B,C,D L,M,P,1,2,3 N,Q,S,4,5,6 E,F,G,H ‒ クラスⅠ Div.1 グループA, B, C, D クラスⅡ Div.1 グループE, F, G クラスⅢ Div.1 温度等級T5 周囲温度=最大+50° C 温度等級T4 周囲温度=最大+70° C 機器認定パラメータ Vmax=28V, Imax=94.3mA Ci=25nF (アレスタ無) , Li=0.6mH (アナログ指示計無) , Ci=36nF (アレスタ付) , Li=0.7mH (アナログ指示計付) TIIS Ex ia IIC T4 周囲温度=最大+60° C 機器認定パラメータ Ui=28V, Ⅰi=94.3mA, Pi=0.66W, Ci=38.4nF, Li=0.694mH IECEx方式 Ex ia ⅡC T4 周囲温度=−40° C∼+70° C Ex ia ⅡC T5 周囲温度=−40° C∼+50° C 機器認定パラメータ Ui=28V, Ii=94.3mA, Pi=0.66W, Ci=26nF (アレスタ無) , Li=0.6mH (アナログ指示計無) Ci=36nF (アレスタ付) , Li=0.7mH (アナログ指示計付) 耐圧防爆 Ex Ⅱ2 GD Ex d ⅡC T6 IP66/67 T85° C 周囲温度=−40° C∼+65° C Ex d ⅡC T5 IP66/67 T100° C 周囲温度=−40° C∼+85° C TIIS Ex do IIB+H2 T4 周囲温度=最大+60° C 最高接液温度=+120° C IECEx方式 Ex d ⅡC T5 IP66/67 周囲温度=−40° C∼+85° C Ex d ⅡC T6 IP66/67 周囲温度=−40° C∼+65° C 認証機関 ATEX Type n Nonincendive Ex II 3 GD EEx nL IIC T5 周囲温度 = −40° C∼+50° C EEx nL IIC T4 周囲温度 = −40° C∼+70° C 機器認定パラメータ アレスタ無: Ui=42.4V, Ii=113mA, Pi=1W, Ci=25.18nF, Li=0.694mH アレスタ付: Ui=32V, Ii=113mA, Pi=1W, Ci=35.98nF, Li=0.694mH EEx nAL IIC T5 周囲温度 = −40° C∼+50° C EEx nAL IIC T4 周囲温度 = −40° C∼+70° C 機器認定パラメータ アレスタ無: Umax=42.4V, Imax=113mA, Pmax=1W アレスタ付: Umax=32V, Imax=113mA, Pmax=1W FM クラスI II III Div.2 グループA, B, C, D, F, G T4 Entity Type 4X 形式コード 9桁目 13桁目 Y,G A,B,C,D Y,G L,M,P,1,2,3 N,Q,S,4,5,6 Y,G Y,G E,F,G,H W,A ‒ 周囲温度 −40° C∼+85° C −20° C∼+80° C −20° C∼+60° C −40° C∼+60° C −10° C∼+60° C 安全に関するご注意 *この商品をご使用の際には,事前に取扱説明書を必ずお読みください。 お問合せは、下記または弊社左記事業所へお願いいたします。 本社 〒141-0032 東京都品川区大崎一丁目11番2号(ゲートシティ大崎イーストタワー) http://www.fujielectric.co.jp 営業拠点 関西地区 TEL (06) 6455-6790 北海道地区 TEL (011) 261-7232 中国地区 TEL (082) 247-4233 東北地区 TEL (022) 225-5355 四国地区 TEL (089) 933-9101 関東地区 TEL (03) 5435-7041 九州地区 TEL (092) 262-7808 中部地区 TEL (052) 746-1014 北陸地区 TEL (076) 441-1230 計測機器のホームページ http://www.fujielectric.co.jp/products/instruments/ 本資料の内容は製品改良などのために変更することがありますのでご了承ください。