L11398J

多段オープンヒートシンク型
高出力レーザダイオード
スタックモジュール
L11398シリーズ
■特長
●高光出力:QCW 100 W/1バーあたり
●高安定
●長寿命
●コンパクト
■用途
●計測(管理、監視)
●レーザプリンタ
●固体レーザ励起
●赤外線照明
●熱処理
■概要
L11398シリーズは、発光点(エミッタ)をリニアアレイ状に配置したレーザダイオード(LD)バーと冷却機構等を一体
化して、高性能・高光出力・高信頼性を実現したLDバーモジュールです。LDバーを積層(スタック化)することで、
キロワットクラスへの高出力化が可能となります。冷却には小型で簡便なペルチェ冷却方式(オープンヒートシン
ク型)を採用しています。
■仕様表
QCW駆動(最大duty比は1 % (200μs, 50 Hz))
項目
記号
ピーク発振波長
ピーク発振波長の許容範囲
スペクトル幅
Φep
光出力
順電圧
ビーム広がり角
λp
—
∆λ
水平 (Slow)
垂直 (Fast)
発振しきい値電流
推定寿命
Vf
θ//
θ⊥
Ith
—
[Top(hs) = 25 ℃]
仕様
単位
L11398-16P808 L11398-16P940 L11398-16P980
Φep = 1.6 kW
808
940
980
nm
Φep = 1.6 kW
±5
nm
FWHM
4
nm
Duty ∼ 1 % If = 100 A
—
1.6
1.6
kW
Duty ∼ 1 % If = 105 A
1.6
—
—
<32
V
<10
FWHM
° (度)
<40
Duty ∼ 1 %
23
15
15
A
tw = 200 μs
1.0 × 109
ショット
条件
※最大スタック: 16段までオプションで対応可能
※スタックピッチ: 0.4 mm
■冷却条件・冷却環境
項目
冷却媒体
動作ケース温度
保存温度
内容・値
パッシブ冷却型(熱伝導冷却型)
+5 ∼ +35
-20 ∼ +40
単位
—
°C
°C
多段オープンヒートシンク型高出力レーザダイオード スタックモジュール L11398シリーズ
図1 光出力−順電流特性 (例)
図2 発光スペクトル (例)
L11398-16P940
L11398-16P940
(Top(c) = 25 °C)
1.8
90
1.6
80
相対光出力強度 (%)
ピーク光出力 Φe (kW)
1.4
1.2
1
0.8
0.6
0.4
70
60
50
40
30
20
0.2
0
(Top(c) = 25 °C)
100
10
0
20
60
40
80
100
120
0
930
935
順電流 If (A)
940
945
950
波長 (nm)
図3 外形寸法図 (単位:mm)
19.35
2.3
4-φ2(LD固定用)
12
14.75
6
2.3
6*
4
8
(LD光)
* 発光エリア @16ST
(スタック数により発光エリア幅は変化します。
)
●本製品のご使用に際しては、JIS C 6802に従い、
安全対策を実施してください。また、最新の各国の法令・規格に従ってください。
●本資料の記載内容は平成23年5月現在のものです。製品の仕様は、改良等のため予告なく変更することがあります。
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Cat. No. LLDM2004J01
MAY 2011 IP