News Release Release Identification : LTC3240 2006.4.24 2mm×2mm DFN パッケージの 安定化 2.5V および 3.3V、150mA 昇降圧チャージポンプ 2006 年 4 月 24 日、リニアテクノロジーは、2mm×2mm DFN パッケージで供給される汎用性の高い安定化昇 降圧チャージポンプ LTC3240-2.5/3.3 の販売を開始しました。 LTC3240-2.5/3.3 は、1.8V～5.5V の広い入力範囲で 150mA の高い出力電流を供給可能です。このデバイス は、入力電圧が出力電圧を上回ると、低損失レギュレータ（LDO）モードで動作し、入力電圧が出力電圧の 100mV 以内まで低下すると、自動的に昇圧モードに切り換わります。軽負荷時には高効率で低消費電力の Burst Mode®で動作し、バッテリ寿命を延ばします。 LTC3240 は、負荷が大きくなると、自動的に低ノイズ固定周波数動作に切り換わります。特許取得の固定周 波数アーキテクチャを採用しているので、低入力リップルと低出力リップルを実現します。また、1.2MHz の高 いスイッチング周波数により、小型の外付けセラミックコンデンサを使用可能で、サイズとコストを削減します。 LTC3240 は外付け部品が少なく（フライングコンデンサ 1 個とバイパスコンデンサ 2 個）、高さの低い （0.75mm）2mm×2mm DFN パッケージで供給されるので、スペースが制限されるアプリケーション向けに極 めて小型のソリューションを提供します。この他の機能として、起動時に過度の突入電流を防止するソフトス タート、シャットダウン時の出力切断、電流制限およびサーマルシャットダウン回路などを搭載しています。 安定化出力を特長とする小型の LTC3240 は、携帯製品における 2～3 AA セル･アルカリ/NiMH または 1 セ ル･リチウムイオン･バッテリから 2.5V/3.3V への昇圧/降圧変換をはじめとする様々なアプリケーションに適し ています。アプリケーションとしては、デジタルカメラ、PDA、メディアプレーヤ、測定機器、携帯電話などがあ ります。低リップル性能を備えた LTC3240 は、オーディオおよび RF 電源や薄型 PC および I/O カードなど、 可変周波数動作に敏感なアプリケーションに最適です。 LTC3240EDC-2.5 と LTC3240EDC-3.3 は 6 ピン DFN（2mm×2mm×0.75mm）パッケージで供給され、1000 個時の参考単価は 198 円（税込み）からです。 LTC3240 の特長 • • • • • • • • • • • • 昇圧/降圧チャージポンプ方式 固定出力 －LTC3240-2.5：2.5V －LTC3240-3.3：3.3V 広い入力範囲：1.8V～5.5V 出力電流：最大 150mA 昇圧モードでの固定周波数（1.2MHz）チャージポンプ･ダブラ動作 軽負荷時の自動 Burst Mode 動作による効率向上 降圧モードでの低損失レギュレータ動作 無負荷時の低消費電流：IQ＝65μA 低いシャットダウン電流：＜1μA 低い入出力リップル シャットダウン時に入力から負荷を切断 高さの低い 6 ピン DFN（2mm×2mm×0.75mm）パッケージ 以上 リニアテクノロジー株式会社 www.linear-tech.co.jp 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町 3-6 秀和紀尾井町パークビル 8F TEL 03-5226-7291 FAX 03-5226-0268 問い合わせ先：マーケティング高橋和渡 [email protected]