データシート

2次元PSD信号処理回路
C4674-01
2次元PSD (位置検出素子)の使用を容易にする
回路基板
C4674-01は、2次元PSDに対応した直流 (DC)信号専用の信号処理回路です。DC光を用いる各種変位の測定および実験に
適しています。
特長
用途
繁雑な調整が不要
2次元PSDを基板上に取り付け、簡単に測定を行うことが
できます。 DC光を用いる各種変位の測定
出力電圧の値がそのまま位置情報を表示
PSDの中心位置からの光束の距離 (mm)が、出力電圧の
値 (V)として得られます。
2次元PSDを使用した各種実験
2次元PSDの特性評価
安定した検出能力
入射光の強度に影響されず、正確に光束の位置を検出します。
検出感度は3レンジ切替
小型設計
ヘッドアンプ、信号積算/減算回路、アナログ割算回路
などをコンパクトなボードにまとめました。
絶対最大定格 (指定のない場合は Ta=25 °C)
項目
電源電圧
動作温度*1
保存温度*1
入力電圧
出力短絡時間
記号
Vcc max
Topr
Tstg
VIN max
-
仕様
±18
0 ~ +50
-10 ~ +60
Vcc max
連続
単位
V
°C
°C
V
s
*1: 結露なきこと
高湿環境においては、製品とその周囲で温度差があると製品表面が結露しやすく、特性や信頼性に影響が及ぶことがあります。
注) 絶対最大定格を一瞬でも超えると、製品の品質を損なう恐れがあります。必ず絶対最大定格の範囲内で使用してください。
浜松ホトニクス株式会社
1
C4674-01
2次元PSD信号処理回路
仕様 (Ta=25 °C, Vcc=±15 V)
項目
記号
ヘッドアンプ変換インピーダンス
Rf
*2
ヘッドアンプ帰還容量
Cf
*2
入力信号電流
IIN
*3
Tr
VOH
VOL
Vn
Vos
Tr
VOH
VOL
Vn
Vos
Tr
VO
Vn
Vos
VR
Vcc
Icc
*4
上昇時間
High
Low
ヘッドアンプ
出力電圧
差動出力
(V1 ,V2)
出力雑音電圧
出力オフセット電圧
上昇時間
High
入射光量
出力電圧
モニタ出力
Low
(V3)
出力雑音電圧
出力オフセット電圧
上昇時間
位置信号出力 最大出力振幅電圧
出力雑音電圧
(V4 ,V5)
出力オフセット電圧
PSD逆バイアス用電圧
電源電圧
消費電流
条件
Hレンジ
Mレンジ
Lレンジ
Hレンジ
Mレンジ
Lレンジ
Hレンジ
Mレンジ
Lレンジ
*5
*5
*4
*5
*5
*4
出荷時*6
*5
*5
出荷時*7
*8
*5
Min.
×
1 10-6
1 × 10-5
1 × 10-4
+13.5
-5
+13.5
-5
±6.8
-70
+4.9
±14.5
-
Typ.
1 × 106
1 × 105
1 × 104
10
100
1000
22
+13.8
-13.8
2
22
+13.8
0
2
22
±7
5
+5
±15
±15
Max.
×
1 10-5
1 × 10-4
1 × 10-3
30
-13.5
+5
30
+5
30
±7.2
+70
+5.1
±15.5
-
単位
V/A
pF
A
μs
V
mVp-p
mV
μs
V
mVp-p
μmV
μs
V
mVp-p
mV
V
V
mA
*2: 出荷時はMレンジに設定。基板上のジャンパ差し替えにより切り替えが可能。
*3: PSD実装時の光電流 Isc (総入力信号)。入力信号電流が規格外の場合は、正常に動作しません。
*4: 出力の応答時間 10~90%
*5: PSD非実装。PSDの光電流に代わる電流信号 (Lレンジ: X1=X2=Y1=Y2=200 μA、Mレンジ: X1=X2=Y1=Y2=20 μA、Hレンジ:X1=X2
=Y1=Y2=2 μA)を入力。最大出力振幅電圧 Vo=±7 V設定時。
*6: 出荷時は±7 Vに設定。基板上のボリューム抵抗より、使用するPSDの種類に合わせて±2~±10 Vの範囲で調整が可能。
*7: 出荷時は+5 Vに設定。基板上のボリューム抵抗によって、0~+14 Vの範囲で調整が可能。
*8: スイッチング電源には対応していません。シリーズ電源 (リップル電圧 3 mVp-p以下)を使用してください。
PSDとの組み合わせ
PSDを信号処理回路に実装 (はんだ付け)して使用します。
注) PSDは別売
型名
S1880
S2044
受光面サイズ
(mm)
12 × 12
4.7 × 4.7
S5990-01
4×4
S5991-01
9×9
パッケージ
(mm)
セラミック (φ28)
メタル (TO-8 φ14)
セラミックチップキャリア
(8.8 × 10.6)
セラミックチップキャリア
(14.5 × 16.5)
基板上に実装
専用基板を使用
外部取り付け*9
○
○
×
×
○
○
×
○
○
×
○
○
*9: シールド線、またはAWG#26相当のツイストペア (30 cm 以内)による配線を推奨します。
2
C4674-01
2次元PSD信号処理回路
PSDと出力電圧
Dサブコネクタを上にして、左右方向の出力 (X方向の位置換算出力電圧)がDサブコネクタ端子 No.1 (V5)から、上下方向の出力 (Y方向
の位置換算出力電圧)がDサブコネクタ端子 No.2 (V4)から出力されます。
੄ႁ V4 or V5 (V)
D ΍ή΋Υ·Η
˟4674-01
L/2
PSD
৘௡
-L/2
0
L/2
࢕௵պ౾
X or Y (mm)
-L/2
˵
වৣ࢕ (࢕௵)
+L/2
KACCC0648JA
-L/2
X
PSD਋࢕࿂
L × L (mm2)
-L/2
+L/2
KACCC0650JA
項目
受光面長
出力振幅電圧
出力振幅電圧
記号
L
V4 (X)
V5 (Y)
S1880
12
±6
±6
S2044
4.7
±2.35
±2.35
2次元PSD
S5990-01
4
±2
±2
S5991-01
9
±4.5
±4.5
単位
mm
V
V
3
C4674-01
2次元PSD信号処理回路
接続例
௶೰࢕ (DC࢕)
+15 V
GND
-15 V
2ষࡓPSD (༆ค)
ၰഩ࡙ (±15 V, 0.1 Aոષ)
ຈ̴ၰഩ࡙ͬঀဥ̱̩̺̯̞̀ȃ
ΑͼΛΙϋΈഩ࡙͉ͅచ؊̵̱̞̀ͭ͘ȃ
ΏςȜΒഩ࡙ (ςΛίσഩգ3 mVp-pո‫ͬ)ئ‬
ঀဥ̱̩̺̯̞̀ȃ
V5
GND
C4674-01
V4
GND
ഩգࠗȂ΂ΏυΑ΋Ȝί̈́̓
KACCC0652JB
外形寸法図 (単位: mm)
‫̫ັٸ‬PSDဥΑσȜγȜσ
(7 ×)ȁ1 (2.54άΛΙ)
65
3
1.6
59
3
S1880
1234567
17
PSD৾ັ̫໐
Ӳ
C4674-01
MADE IN JAPAN
ӱ
ӳ
S2044
84
90
Ӵ
(20)
(4 ×) 3.2
(4 ×) C2
15.5 max.
D΍ή΋Υ·Η
(ΪυΓ: RDED-9P)
࢖ओ: ±0.2
KACCA0304JA
4
2次元PSD信号処理回路
C4674-01
ピン接続
Dサブコネクタ
ピンNo.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
名称
V5
V4
+V
-V
G
V3
V2
VR
V1
内容
X方向位置信号出力
Y方向位置信号出力
+15 V
-15 V
GND
入射光量モニタ出力
X方向ヘッドアンプ差動出力
PSD逆バイアス電圧モニタ出力
Y方向ヘッドアンプ差動出力
外付けPSD用スルーホール
ピンNo.
名称
1
G
2
Y2
3
X2
4
VR
5
Y1
6
X1
7
G
内容
GND (信号ケーブル シールド用)
PSDアノード端子“Y2”と接続
PSDアノード端子“X2”と接続
PSD逆バイアス電圧出力: PSDのカソード端子と接続
PSDアノード端子“Y1”と接続
PSDアノード端子“X1”と接続
GND (信号ケーブル シールド用)
付属品
・取扱説明書
・電源と出力読み取り装置との配線用コネクタ HDEB-9S (ヒロセ)
・S5990-01/S5991-01搭載用基板
関連情報
www.hamamatsu.com/sp/ssd/doc_ja.html
注意事項
・製品に関する注意事項とお願い
技術情報
・PSD/技術資料
・PSD/用語の説明
本資料の記載内容は、平成28年6月現在のものです。
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ŕņōġĩıĶĴĪġĵĶĺĮIJIJIJijġġŇłřġĩıĶĴĪġĵĶĺĮIJIJIJĵ
ŕņōġĩıķĪġķijĸIJĮıĵĵIJġġŇłřġĩıķĪġķijĸIJĮıĵĶı
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Cat. No. KPSD1005J09 Jun. 2016 DN
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