[AK8139A] =暫定= AK8139A 26MHz Clock Source Multi Clock Generator AK8139Aは、PLLを内蔵したスタンバイモード付きマルチクロックジェネレータICです。 26.000MHzの水晶振動子から、周波数の異なる高精度のクロックを同時に出力することができます。 特 □ 電源電圧: □ 低消費電流: 長 1.7V - 2.0V (PLL電源用) 1.7V - 3.6V (出力用) スタンバイモード時:7.9uA (typ.) (無負荷時) 全動作時:5.4mA (typ.) (無負荷時) 26.000MHz 水晶振動子 □ マスタクロック: □ 生成クロック CLK1 : 19.200MHz/8.000MHz/Off CLK2 : 12.000MHz/24.000MHz/Off CLK3 : 32.768kHz REF : 26.000MHz/Off □ スタンバイモード機能: CLK3のみ出力 □ 出力負荷 CLK1/2, REF : 15pF CLK3 : 25pF □ 低ジッタ出力 Period Jitter (CLK1/2, REF) Cycle to cycle Jitter (CLK1/2, REF) □ パッケージ: : : 25ps typ. (1σ) 30ps typ. (1σ) 20ピンQFN (鉛フリー/ハロゲンフリー) ※裏面の放熱PADは、VSSに接続して下さい。 ■用途 Tablet PC Digital Video Camcorders Digital Still Camera Portable system Mobile Wi-Fi Router rev.J_04 2013/2 - 1 - [AK8139A] 1.ブロック図 VDD 26.000MHz XI Crystal Oscillator 27MHz CLK1 PLL1 XO Divide Logic PLL2 CLK2 and Output Control PLL3 CLK3 S0 REF S1 S2 S3 GND 2.端子説明 2-1)端子配置図 17 VDD6 18 XO 19 XI 20 VDD4 11 S3 REF 12 16 VSS5 13 VDD5 14 S1 15 S2 8139A XXXX 10 VSS4 9 CLK2 8 VSS3 7 VDD3 6 CLK1 5 VSS2 4 VDD2 3 CLK3 2 S0 1 VDD1 rev.J_04 Preliminary 2013/2 - 2 - [AK8139A] 2-2)端子機能説明 端子番号 1 端子名 VDD1 2 S0 3 CLK3 4 5 VDD2 VSS2 6 CLK1 (1) 7 8 VDD3 VSS3 9 CLK2 (1) 10 11 VSS4 VDD4 12 REF (1) 13 14 VSS5 VDD5 15 S1 16 S2 17 S3 18 19 20 VDD6 XO XI 説明 電源端子1 1.8V 出力周波数設定端子 制御方法は、P.7「4.出力周波数制御設定」を参照して下さい。 CLK3 出力端子 制御方法は、P.7「4.出力周波数制御設定」を参照して下さい。 電源端子2 (CLK1/3出力電源) 1.8V~3.3V 接地端子2 CLK1 出力端子 制御方法は、P.7「4.出力周波数制御設定」を参照して下さい。 電源端子3 (CLK2出力電源) 1.8V~3.3V 接地端子3 CLK2 出力端子 制御方法は、P.7「4.出力周波数制御設定」を参照して下さい。 接地端子4 電源端子4 (REF出力電源) 1.8V~3.3V REF 出力端子 制御方法は、P.7「4.出力周波数制御設定」を参照して下さい。 接地端子5 電源端子5 1.8V CLK1 出力制御端子 制御方法は、P.7「4.出力周波数制御設定」を参照して下さい。 CLK2 出力制御端子 制御方法は、P.7「4.出力周波数制御設定」を参照して下さい。 REF 出力制御端子 制御方法は、P.7「4.出力周波数制御設定」を参照して下さい。 電源端子6 1.8V 水晶振動子接続端子 (26.000MHz) 水晶振動子接続端子 (26.000MHz) (1) 内部プルダウン抵抗 160kΩ(typ.) 注意:パッケージ裏面の露出パッドは、必ずVSSに接続して下さい。 rev.J_04 2013/2 - 3 - [AK8139A] 3.電気的特性 3-1)絶対最大定格 項 目 記号 MIN MAX 単位 電源電圧 VDD -0.3 4.6 V グランド・レベル VSS 0 0 V 入力端子電圧 VIN VSS-0.3 VDD+0.3 V 入力電流 IIN -10 10 mA 保存温度 Tstg -55 130 ℃ 備考 注意:この値を超えた条件で使用した場合デバイスを破壊することがあります。 また、通常の動作は保証されません。 3-2)動作条件 項 目 記号 MIN 動作温度 Ta -30 電源電圧 1 *1 電源電圧 2 VDD 1.7 VDDO 1.7 出力端子 負荷容量 Cpl Cp2 TYP MAX 単位 備考 85 ℃ 1.8 2.0 V VDD1,5,6 1.8/3.3 3.6 V VDD2,3,4 15 25 pF pF CLK1/2, REF CLK3 *1 VDD1、5、6 は全て単一電源を使用し、各端子と GND 間に 0.1μF 程度の コンデンサを挿入してください。 3-3)消費電流 項 目 VDD=1.7-2.0V, VDDO=1.7-3.6V, Ta=-30~85℃ 記号 MIN TYP MAX 単位 備考 スタンバイ モード時 *1,*2 全動作時 *3 消費電流 1 IDD1 7.9 12 uA 消費電流 2 IDD2 5.4 9 mA *1 出力端子無負荷時、S0=”X”、S1-3=”L” *2 スタンバイモード時の、平均電流です。 *3 出力端子無負荷時、S0=”L”、S1-3=”H” rev.J_04 2013/2 - 4 - [AK8139A] 3-4)DC特性 VDD=1.7-2.0V, VDDO=1.7-3.6V,Ta=-30~85℃ 項目 端子 MIN 高レベル入力電圧 低レベル入力電圧 入力リーク電流 S0-3 同上 同上 0.7*VDD 出力高レベル電圧 CLK1/2 REF CLK3 0.8*VDDO V 0.8*VDDO V 出力低レベル電圧 -1 0 水晶発振周波数 発振周波数精度 出力 CLK 立ち上がり時間 出力 CLK 立ち下がり時間 MAX 単位 0.3*VDD +1 V V μA CLK1/2 REF 0.2*VDDO V CLK3 0.2*VDDO V 3-5)AC特性1 項目 TYP 備考 IOH=-4mA(VDDO=3.6V) IOH=-2.18mA(VDDO=1.7V) IOH=-1.2mA(VDDO=3.6V) IOH=-0.6mA(VDDO=1.7V) IOL=+4mA(VDDO=3.6V) IOL=+2.18mA(VDDO=1.7V) IOL=+1.2mA(VDDO=3.6V) IOL=+0.6mA(VDDO=1.7V) VDD=1.7-2.0V, VDDO=1.7-3.6V,Ta=-30~85℃ 端子 XI,XO CLK1,2, REF CLK3 CLK1,2, REF CLK3 MIN CLK1,2, REF CLK3 出力ロック時間 CLK1,2, REF CLK3 MAX 単位 +10 MHz ppm CL=8pF *1 +3.13 1.5 4.0 ppm ns 7.0 14.0 ns 10.0 20.0 ns 1.5 4.0 ns 7.0 14.0 ns 10.0 20.0 ns 50 50 50 55 60 60 % % % *1, *2 0.2VDDO→0.8VDDO Cp1=15pF, *3 0.2VDDO→0.8VDDO Cp2=25pF, VDDO=3.0-3.6V, *3 0.2DDO→0.8VDDO Cp2=25pF, VDDO=1.7-2.0V, *3 0.8VDDO→0.2VDDO Cp1=15pF, *3 0.8VDDO→0.2VDDO Cp2=25pF, VDDO=3.0-3.6V, *3 0.8VDDO→0.2VDDO Cp2=25pF, VDDO=1.7-2.0V, *3 Cp1=15pF *3 Cp2=25pF *3 1 ms *4 ms *5 26.000 -10 CLK1,2, REF CLK3 出力 CLK デューティーサイクル TYP 45 40 40 30 rev.J_04 備考 2013/2 - 5 - [AK8139A] AC特性2 ピリオドジッタ (1σ) サイクル-サイクルジッタ (1σ) CLK1,2, REF CLK3 CLK1,2, REF VDD=1.7-2.0V, VDDO=1.7-3.6V,Ta=-30~85℃ 25 ps *3, *6 15 ns 30 ps *3, *6 PLL 動作時 *3, *6 *1: IC 追加分です。「(外部接続水晶の周波数精度)+(上記値)」が最終的に出力される信号の 周波数精度になります。 また、弊社推奨の水晶振動子(p.7)を使用した際にのみ保証される値です。 *2: 水晶発振器動作時の平均値です。 *3: 設計値です。 *4: 電源が VDD 電圧に達した後、クロック出力が所定の周波数の±0.1%に安定するまでの時間です。 *5: 電源立上げ時の初期引き込みが終了する時間です。 *6: 10000 回サンプル。 rev.J_04 2013/2 - 6 - [AK8139A] 4.出力周波数制御設定 制御ピン S0 X X L L L L L L H H H H H H S1 L L L H L H H H L H L H H H S2 L L H L H L H H H L H L H H S3 L H L L H H L H L L H H L H 入力周波数 [MHz] XI,XO 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 26.000 CLK1 L L L 19.200 L 19.200 19.200 19.200 L 8.000 L 8.000 8.000 8.000 rev.J_04 出力周波数 (32.768 [kHz]、その他 [MHz]) CLK2 REF L L L 26.000 24.000 L L L 24.000 26.000 L 26.000 24.000 L 24.000 26.000 12.000 L L L 12.000 26.000 L 26.000 12.000 L 12.000 26.000 CLK3 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 32.768 2013/2 - 7 - [AK8139A] 5.ジッターの定義 1. Period jitter: The deviation in cycle time of a signal with respect to the ideal period over a random sample of cycles. pairs. 1/2VDDO CLK1, 2, 3, REF tcycle Jitperiod = 2. tcycle n - n 1 / f0 : where fo is the nominal output frequency and tcycle n is any cycle within the sample measured on controlled edges Cycle to cycle jitter: The variation in cycle time of a single between adjacent cycles, over a random sample of adjacent cycle pairs. 1/2VDDO CLK1, 2, 3, REF tcycle Jitcycle = | tcycle n - tcycle n+1 | tcycle n n+1 : where tcycle n and tcycle n+1 are any two adjacent cycles measured on controlled edges. rev.J_04 2013/2 - 8 - [AK8139A] 6.水晶振動子 日本電波工業社製 NX2520SA 項目 Symbol MIN. TYP. MAX. Unit Remark MHz CL=8pF 公称周波数 f0 26.000 等価抵抗 R1 29.0 並列容量 C0 0.87 pF ±20% 等価直列容量 C1 2.40 fF ±20% 等価直列インダクタンス L1 15.6 mH ±20% 励振レベル 30 60 100 L1 R1 Ω uW C1 Crystal unit C0 Load capacitance CL CL Figure 1: Equivalent parameter and load capacitance rev.J_04 2013/2 - 9 - [AK8139A] 7.パッケージ外形寸法図(単位mm) Preliminary rev.J_04 2013/2 - 10 - [AK8139A] 8.マーキング図 a. 1ピン表示 丸印 b. ロゴ なし c. マーケティングコード 8139A d. 日付コード XXXX(4 桁) 11 15 16 10 8139A XXXX 6 20 5 1 rev.J_04 2013/2 - 11 - [AK8139A] 重要な注意事項 ● 本書に記載された製品、および、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更するこ とがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを 弊社営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認ください。 ● 本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報は、半導体製品の 動作例、応用例を説明するものです。お客様の機器設計において本書に記載された周辺回路、応用回 路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報を使用される場合は、お客様の責任において行ってく ださい。本書に記載された周辺回路、応用回路、ソフトウェアおよびこれらに関連する情報の使用に 起因してお客様または第三者に生じた損害に対し、弊社はその責任を負うものではありません。また、 当該使用に起因する、工業所有権その他の第三者の所有する権利に対する侵害につきましても同様で す。 ● 本書記載製品が、外国為替および、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、 輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 ● 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、 直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極 めて高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面 による同意をお取りください。 ● この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等 の責任を一切負うものではありませんのでご了承ください。 ● お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から 損害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 rev.J_04 2013/2 - 12 -