コンデンサ自動制御装置

コンデンサ自動制御装置
負荷変動に応じて自動的にコンデンサを開閉するコンデンサ自動制御装置を使用すると、
●常に高力率を維持して電力損失を低減し電気料金が節約できます。
●自動調整で省力化できます。
●電圧を安定化し、機器の過負荷を防ぎます。
無効電力・力率検出方式コンデンサ自動力率調整器(等容量、異容量6群用)
CASQDL356A
特長
1. 小形・軽量(DIN 144×144)です。
2. 三相3線回路平衡負荷・不平衡負荷・三相4線回路、単相2線
回路の何れの回路にも使用できます。
3. 制御電圧がAC100 V∼220 V、DC100 V∼110 Vの何れの
回路にも使用できます。
4. 用途や目的に応じて、等容量制御・異容量制御・マルチステッ
プ制御・優先制御の4種類の制御が選択可能です。
5. 等容量制御においては、力率制御方式と無効電力制御方式の
2種類の制御が選択可能です。
6. 設定値が半永久的に保存できます。
7. キー操作で三相電流、三相電圧、有効電力、無効電力、皮相
電力、力率の計測表示が可能です。
8. 外部強制遮断機能により、外部からの信号でコンデンサを遮
断できます。
端子台
P1
P2
P3
1S
1L
2S
2L
3S
3L
TB
COM1
S1
S2
E
ALM
COM2
C1
C2
C3
C4
C5
C6
COM3
定格仕様
品
番
CASQDL356A
入 力 電 圧
単相2線、三相3線:AC110 V∼220 V
単相2線、三相3線:0.25 VA∼0.5 VA
三相4線:AC110 V / √3, 0.15 VA
入 力 電 流
5A, 0.1 VA
入力周波数
50 / 60 Hz
操 作 電 源
AC 100 V∼220 V, 15 VA∼22 VA
DC100 V∼110 V, 13 W
出 力 容 量
AC250 V, 2 A(cosφ=0.4)
DC110 V, 0.1 A(L/R=7 ms)
制 御 段 数
1∼6群
応 答 時 間
1分 / 2分 / 3分 / 4分 / 5分 / 6分 / 7分
検 出 時 間
1サイクル
保 護 構 造
IP30
使 用 温 度
−10∼+55 ℃
保 存 温 度
−20∼+70 ℃
使 用 湿 度
30∼90 %RH
標
高
1000 m 以下
U VT u
枠
マンセル
V
量
1.0 kg
本
質
体
検出電流入力
(回路の結線仕様により
接続方法が異なります)
外部強制遮断入力
制御電源
接地端子
警報出力
無電圧 1a接点
コンデンサ制御回路へ
無電圧 1a接点
(片側6回路コモン)
※1. 配線や接続を行う時は、取扱説明書内容に従い行ってください。
※2. NCは空き端子となっています。
接続図(3 φ3 W 平衡負荷の場合)
R S
結露のないこと
T
制御電源
N1.5
NC
NC
P1
TB
P2
NC
P3 COM1
1S
NC
+)
1L S1(~
2S S2( -~)
2L
NC
3S
E
3L
NC
NC
NC
v
K k
CT
L
外形図(mm)
15
150
144
検出電圧入力
(回路の結線仕様により
接続方法が異なります)
79
15.5
端子カバー
NC
ALM
COM2
C6
C5
C4
C3
C2
C1
COM3
NC
補助リレー
C6X
C5X
C4X
C3X
C2X
C1X
SC回路
M4ネジ
LOAD
ご使用上の注意
138
144
137
138
等容量制御及び異容量制御方式以外で使用する場合、動作設定
は力率制御方式としてください。
40.5
nichicon
パネルカット
110
CAT.3000D
コンデンサ自動制御装置
軽負荷時における進相コンデンサの過剰投入による系統電圧の電圧上昇対策のためコンデンサ自動制御装置による
対策要求が増えています。本装置は、小規模需要家での小群数のコンデンサ制御のために最適なコンデンサ制御を可能
にします。
負荷電流検出方式コンデンサ自動制御装置(2群用)
CASACE352A
特長
1. 負荷電流を検出し、負荷の運転に合わせてコンデンサの開閉
を制御します。
2. 少数群(1∼2群)のコンデンサでは力率に対する細やかな制
御が困難であるため、負荷の運転に応じた電流制御でも十分
なコンデンサ制御が可能です。
3. 電流入力だけで制御が可能なため設置が容易です。
4. 2 群以下のコンデンサに対して低コストで最適な制御を実現
できます。
5. 手動投入スイッチ付で手動制御操作時にも応答時間設定が
有効で、手動操作時における操作ミスを防止します。
定格仕様
接続図
CASACE352A
入 力 電 流
AC 5 A, 0.5 VA
入力周波数
50 / 60 Hz
補 助 電 源
AC 80 V∼264 V
制 御 群 数
1∼2群
投 入 設 定
0.1∼5.0 A
引き外し設定
投入設定値の10∼90 %
L
K
オープン防止プロテクタ
入力
出力1
7 14 6
5 12 4
CASACE352A
3
8
応 答 時 間
3分 / 5分
使 用 温 度
−10∼+55 ℃
保 存 温 度
−30∼+70 ℃
相 対 湿 度
30∼85 %
質
500 g
量
電源側
番
負荷側
CT
品
出力2
9 15 10 1 11 2
GND
S2 S1
(N)
(L)
補助電源
1.CTはコンデンサ接続位置よりも負荷側に設置し、必ず付属のオープン防止プロテ
クタを取り付けてください。
2.出力1, 2のリレー接点にはサージキラーなどは内蔵していませんので、必要に応じて
外付けしてください。
また、十分な容量の補助リレーを接続し、その接点でコンデンサを開閉するように
してください。
外形図(mm)
110
10
100
71
78
CASACE352A本体
76
ソケット 71
60±0.2
端子ネジ
M3.5
max 35.5
54
4
ソケットを取り付けた状態
max 132
2-φ4.5穴
111
CAT.3000D