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S-57A1 Aシリーズ
車載用
www.sii-ic.com
125°C動作 高耐圧 高速
片極検知型 ホールIC
© SII Semiconductor Corporation, 2013-2015
Rev.1.6_01
S-57A1 Aシリーズは、CMOS技術を使用して開発した、高温、高耐圧動作が可能な高精度ホールICです。
磁束密度の大きさを検知して、出力電圧が変化します。磁石と組み合わせることで、さまざまな機器の開閉および回転検出
が可能です。
逆接続保護回路、出力電流制限回路を内蔵しています。
小型のSOT-23-3パッケージを採用しているため、高密度実装が可能です。
高精度磁気特性のため、磁石と組み合わせた機構の動作ばらつきを小さくすることが可能です。
注意
本製品は、車両機器、車載機器へのご使用が可能です。これらの用途でご使用をお考えの際は、必ず弊社窓口までご相
談ください。
 特長
*1
・極検知
: S極検知、N極検知
*1
・磁気検出論理
: アクティブ "L"、アクティブ "H"
*1
・出力形態
: Nchオープンドレイン出力、Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗
*1
・磁気感度
: BOP = 3.0 mT typ.、BOP = 6.0 mT typ.
・駆動周期
: tCYCLE = 16.0 s typ.
・電源電圧範囲
: VDD = 3.5 V ~ 26.0 V
・レギュレータ内蔵
・逆接続保護回路内蔵
・出力電流制限回路内蔵
・動作温度範囲
: Ta = 40°C ~ 125°C
・鉛フリー (Sn 100%)、ハロゲンフリー
*2
・AEC-Q100進行中
*1.
*2.
オプション選択が可能。
詳細は、弊社営業部までお問い合わせください。
 用途
・自動車搭載機器
・家庭用電気製品
・DCブラシレスモータ
・住宅設備機器
・産業機器
 パッケージ
・SOT-23-3
1
車載用 125°C動作
S-57A1 Aシリーズ
高耐圧
高速
片極検知型
ホールIC
Rev.1.6_01
 ブロック図
1.
Nchオープンドレイン出力品
VDD
逆接続
保護回路
OUT
レギュレータ
*1
チョッパ
アンプ
出力電流制限回路
VSS
*1.
寄生ダイオード
図1
2.
Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗品
VDD
逆接続
保護回路
OUT
レギュレータ
*1
チョッパ
アンプ
出力電流制限回路
VSS
*1.
寄生ダイオード
図2
2
125°C動作
車載用
高耐圧
高速
Rev.1.6_01
片極検知型 ホールIC
S-57A1 Aシリーズ
 AEC-Q100進行中
AEC-Q100の信頼性試験の詳細については、弊社営業部までお問い合わせください。
 品目コードの構成
1.
製品名
S-57A1
x
x
x x A -
M3T2
U
環境コード
U : 鉛フリー (Sn 100%)、ハロゲンフリー
*1
パッケージ略号とICの梱包仕様
M3T2 : SOT-23-3、テープ品
動作温度
A : Ta = 40°C ~ 125°C
磁気感度
1 : BOP = 3.0 mT typ.
2 : BOP = 6.0 mT typ.
磁気検出論理
L : アクティブ "L"
H : アクティブ "H"
極検知
S : S極検知
N : N極検知
出力形態
N : Nchオープンドレイン出力
R : Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗
*1.
2.
テープ図面を参照してください。
パッケージ
表1
パッケージ名
SOT-23-3
3.
パッケージ図面コード
外形寸法図面
テープ図面
リール図面
MP003-C-P-SD
MP003-C-C-SD
MP003-Z-R-SD
製品名リスト
表2
製品名
出力形態
極検知
磁気検出論理
"L"
"L"
"H"
"H"
"L"
"L"
S極検知
アクティブ
S-57A1NSL1A-M3T2U Nchオープンドレイン出力
S極検知
アクティブ
S-57A1NSL2A-M3T2U Nchオープンドレイン出力
Nchオープンドレイン出力
S極検知
アクティブ
S-57A1NSH1A-M3T2U
S極検知
アクティブ
S-57A1NSH2A-M3T2U Nchオープンドレイン出力
N極検知
アクティブ
S-57A1NNL2A-M3T2U Nchオープンドレイン出力
アクティブ
S-57A1RSL1A-M3T2U Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗 S極検知
備考 上記以外の製品をご希望のときは、弊社営業部までお問い合わせください。
磁気感度 (BOP)
3.0 mT typ.
6.0 mT typ.
3.0 mT typ.
6.0 mT typ.
6.0 mT typ.
3.0 mT typ.
3
車載用 125°C動作
S-57A1 Aシリーズ
高耐圧
高速
片極検知型
ホールIC
Rev.1.6_01
 ピン配置図
1.
SOT-23-3
Top view
表3
1
端子番号
1
2
3
2
端子記号
端子内容
GND端子
電源端子
出力端子
VSS
VDD
OUT
3
図3
 絶対最大定格
表4
項目
記号
電源電圧
出力電流
出力電圧
VDD
IOUT
Nchオープンドレイン出力品
Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗品
許容損失
ジャンクション温度
動作周囲温度
保存温度
*1. 基板実装時
[実装基板]
(1) 基板サイズ
(2) 名称
注意
VOUT
PD
Tj
Topr
Tstg
(特記なき場合 : Ta = 25°C)
絶対最大定格
単位
VSS  28.0 ~ VSS  28.0
20
VSS  0.3 ~ VSS  28.0
VSS  0.3 ~ VDD  0.3
*1
650
40 ~ 150
40 ~ 125
40 ~ 150
: 114.3 mm  76.2 mm  t1.6 mm
: JEDEC STANDARD51-7
絶対最大定格とは、どのような条件下でも越えてはならない定格値です。万一この定格値を越えると、
製品の劣化などの物理的な損傷を与える可能性があります。
700
許容損失 (PD) [mW]
600
500
400
300
200
100
0
図4
4
V
mA
V
V
mW
°C
°C
°C
0
100
50
周囲温度 (Ta) [C]
150
パッケージ許容損失 (基板実装時)
車載用
125°C動作
高耐圧
高速
Rev.1.6_01
片極検知型 ホールIC
S-57A1 Aシリーズ
 電気的特性
表5
(特記なき場合 : Ta = 25°C, VDD = 12.0 V, VSS = 0 V)
項目
記号
電源電圧
VDD
消費電流
IDD
逆接続時消費電流
出力電圧
IDDREV
VOUT
出力降下電圧
VD
リーク電流
ILEAK
駆動周期
駆動周波数
出力制限電流
スタートアップ時間
プルアップ抵抗
tCYCLE
fCYCLE
IOM
tPON
RL
条件

Nchオープンドレイン出力品
平均値
Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗品
平均値, VOUT = "H"
Nchオープンドレイン出力品
VDD = 26.0 V
Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗品
VDD = 26.0 V
Nchオープンドレイン出力品
出力トランジスタNch, VOUT = "L", IOUT = 10 mA
Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗品
出力トランジスタNch, VOUT = "L", IOUT = 10 mA
Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗品
VOUT = "H", VD = VDD VOUT
Nchオープンドレイン出力品
出力トランジスタNch, VOUT = "H" = 26.0 V


VOUT = 12.0 V

Nchドライバ  内蔵プルアップ抵抗品
Min.
Typ.
Max.
単位
測定
回路
3.5
12.0
26.0
V


3.0
4.0
mA
1

3.0
4.0
mA
1
1


mA
1
5


mA
1


0.4
V
2


0.5
V
2


20
mV
2


10
A
3


22

7
16.0
62.5

30
10


70

13
s
kHz
mA
s
k


3
4

5
車載用 125°C動作
S-57A1 Aシリーズ
高耐圧
高速
片極検知型
ホールIC
Rev.1.6_01
 磁気的特性
1.
S極検知品
1. 1
BOP = 3.0 mT typ.品
表6
項目
*1
動作点
*2
復帰点
*3
ヒステリシス幅
1. 2
記号
S極
S極
S極
BOPS
BRPS
BHYSS
条件
(特記なき場合 : Ta = 25°C, VDD = 12.0 V, VSS = 0 V)
単位
測定回路
Min.
Typ.
Max.


1.5
1.0

BHYSS = BOPS  BRPS
3.0
2.0
1.0
4.5
3.3

mT
mT
mT
4
4
4
BOP = 6.0 mT typ.品
表7
項目
*1
動作点
*2
復帰点
*3
ヒステリシス幅
2.
記号
S極
S極
S極
BOPS
BRPS
BHYSS
条件
(特記なき場合 : Ta = 25°C, VDD = 12.0 V, VSS = 0 V)
単位
測定回路
Min.
Typ.
Max.


3.0
2.5

BHYSS = BOPS  BRPS
6.0
4.5
1.5
9.0
7.5

mT
mT
mT
4
4
4
N極検知品
2. 1
BOP = 6.0 mT typ.品
表8
項目
*1
動作点
*2
復帰点
*3
ヒステリシス幅
*1.
*2.
*3.
N極
N極
N極
BOPN
BRPN
BHYSN
条件
(特記なき場合 : Ta = 25°C, VDD = 12.0 V, VSS = 0 V)
単位
測定回路
Min.
Typ.
Max.


BHYSN = BOPN  BRPN
9.0
7.5

6.0
4.5
1.5
3.0
2.5

mT
mT
mT
4
4
4
BOPN, BOPS : 動作点
磁石 (N極またはS極) からS-57A1 Aシリーズが受ける磁束密度を大きくした (磁石を近づけた) とき、出力電圧
(VOUT) が切り換わる時点の磁束密度の値を指します。
BOPN, BOPSより磁束密度を大きくしても、VOUTは状態を保持します。
BRPN, BRPS : 復帰点
磁石 (N極またはS極) からS-57A1 Aシリーズが受ける磁束密度を小さくした (磁石を遠ざけた) とき、出力電圧
(VOUT) が切り換わる時点の磁束密度の値を指します。
BRPN, BRPSより磁束密度を小さくしても、VOUTは状態を保持します。
BHYSN, BHYSS : ヒステリシス幅
BOPNとBRPN、およびBOPSとBRPSの磁束密度の差をそれぞれ指します。
備考
6
記号
磁束密度の単位mTは、1 mT = 10 Gauss換算となります。
125°C動作
車載用
高耐圧
Rev.1.6_01
高速
片極検知型 ホールIC
S-57A1 Aシリーズ
 測定回路
A
R*1
820 
VDD
S-57A1 OUT
Aシリーズ
VSS
*1.
プルアップ抵抗内蔵品の場合、抵抗 (R) は不要です。
図5
測定回路1
VDD
S-57A1 OUT
Aシリーズ
VSS
図6
A
V
測定回路2
VDD
S-57A1 OUT
Aシリーズ
VSS
図7
A
V
測定回路3
*1
R
820 
VDD
S-57A1 OUT
Aシリーズ
VSS
*1.
V
プルアップ抵抗内蔵品の場合、抵抗 (R) は不要です。
図8
測定回路4
7
車載用 125°C動作
S-57A1 Aシリーズ
高耐圧
高速
片極検知型
ホールIC
Rev.1.6_01
 標準回路
VDD
CIN
0.1 F
*1.
R*1
820 
S-57A1
OUT
Aシリーズ
VSS
プルアップ抵抗内蔵品の場合、抵抗 (R) は不要です。
図9
注意
8
上記接続図および定数は、動作を保証するものではありません。実際のアプリケーションで十分な評価の上、
定数を設定してください。
125°C動作
車載用
高耐圧
高速
Rev.1.6_01
片極検知型 ホールIC
S-57A1 Aシリーズ
 動作説明
1.
磁束印加方向
S-57A1 Aシリーズは、マーキング面に対して垂直方向の磁束密度を検出します。
図10に、磁束印加方向を示します。
N
S
マーキング面
図10
2.
ホールセンサ位置
図11に、ホールセンサの位置を示します。
ホールセンサの中心は、下図に示すようにパッケージ中央の丸印で示した領域に位置します。
また、パッケージのマーキング面からチップ表面までの距離 (typ.値) も示します。
Top view
ホールセンサの中心
( 0.3 mm内)
1
2
3
0.7 mm (typ.)
図11
9
車載用 125°C動作
S-57A1 Aシリーズ
3.
高耐圧
高速
片極検知型
ホールIC
Rev.1.6_01
基本動作
S-57A1 Aシリーズは、磁石などから受ける磁束密度 (N極またはS極) の大小により出力電圧 (VOUT) レベルを切り換
えます。
磁界の判定は、" 電気的特性" の駆動周期に示す時間ごとに行っています。
以下に、磁気検出論理がアクティブ "L" の場合の動作を説明します。
3. 1
S極検知品
磁石のS極がS-57A1 Aシリーズのマーキング面に近づき、マーキング面に対し垂直方向の磁束密度が動作点 (BOPS)
より大きくなると、VOUTは "H" から "L" に切り換わります。また、磁石のS極がS-57A1 Aシリーズのマーキング
面から遠ざかり、磁束密度が復帰点 (BRPS) より小さくなると、VOUTは "L" から "H" に切り換わります。
図12に磁束密度とVOUTの関係を示します。
VOUT
BHYSS
H
L
N極
0
BRPS
S極
BOPS
磁束密度 (B)
図12
3. 2
N極検知品
磁石のN極がS-57A1 Aシリーズのマーキング面に近づき、マーキング面に対し垂直方向の磁束密度が動作点 (BOPN)
より大きくなると、VOUTは "H" から "L" に切り換わります。また、磁石のN極がS-57A1 Aシリーズのマーキング
面から遠ざかり、磁束密度が復帰点 (BRPN) より小さくなると、VOUTは "L" から "H" に切り換わります。
図13に磁束密度とVOUTの関係を示します。
VOUT
BHYSN
H
L
N極
BOPN
BRPN
0
S極
磁束密度 (B)
図13
10
車載用
Rev.1.6_01
125°C動作
高耐圧
高速
片極検知型 ホールIC
S-57A1 Aシリーズ
 注意事項
・電源のインピーダンスが高い場合、貫通電流などを原因とした電源電圧降下によって、ICが誤動作する可能性が
あります。電源のインピーダンスが低くなるように十分注意してパターン配線してください。
・電源電圧が急峻に変化すると、ICが誤動作する可能性がありますので注意してください。電源電圧が急峻に変化
する環境下で使用する場合には本ICの出力電圧を複数回読み込んで判定を行う等の対策を推奨いたします。
・本ICに長時間に渡り動作点と復帰点の中間の磁束密度を与え続けると、出力電圧が稀に変化する場合があります
ので注意してください。
・本ICは静電気に対する保護回路を内蔵していますが、保護回路の性能を越える過大静電気がICに印加されないよ
うにしてください。
・本ICは出力電流制限回路を内蔵していますが、絶対最大定格を越える環境条件下では製品の劣化などの物理的な
損傷が起こる可能性があります。
・本ICは逆接続保護回路を内蔵していますが、絶対最大定格を越える環境条件下では製品の劣化などの物理的な損
傷が起こる可能性があります。
・IC内での損失がパッケージの許容損失を越えないように、電源電圧、プルアップ電圧、プルアップ抵抗の使用条
件に注意してください。
・本ICに大きな応力が加わると、磁気的特性が変化することがあります。基板に実装する際の基板の曲がりや歪み、
実装後の取り扱いなどによりICに大きな応力が加わらないように注意してください。
・弊社ICを使用して製品を作る場合には、その製品での当ICの使い方や製品の仕様、出荷先の国などによって当IC
を含めた製品が特許に抵触した場合、その責任は負いかねます。
11
2.9±0.2
1
2
3
+0.1
0.16 -0.06
0.95±0.1
1.9±0.2
0.4±0.1
No. MP003-C-P-SD-1.1
TITLE
SOT233-C-PKG Dimensions
No.
MP003-C-P-SD-1.1
ANGLE
UNIT
mm
SII Semiconductor Corporation
+0.1
ø1.5 -0
4.0±0.1
2.0±0.1
+0.25
ø1.0 -0
0.23±0.1
4.0±0.1
1.4±0.2
3.2±0.2
1
2
3
Feed direction
No. MP003-C-C-SD-2.0
TITLE
SOT233-C-Carrier Tape
No.
MP003-C-C-SD-2.0
ANGLE
UNIT
mm
SII Semiconductor Corporation
12.5max.
9.2±0.5
Enlarged drawing in the central part
ø13±0.2
No. MP003-Z-R-SD-1.0
SOT233-C-Reel
TITLE
No.
MP003-Z-R-SD-1.0
QTY.
ANGLE
UNIT
3,000
mm
SII Semiconductor Corporation
免責事項 (取り扱い上の注意)
1.
本資料に記載のすべての情報 (製品データ、仕様、図、表、プログラム、アルゴリズム、応用回路例等) は本資料発
行時点のものであり、予告なく変更することがあります。
2.
本資料に記載の回路例、使用方法は参考情報であり、量産設計を保証するものではありません。
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し、弊社はその責任を負いません。
3.
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4.
本資料に記載の範囲内の条件、特に絶対最大定格、動作電圧範囲、電気的特性等に注意して製品を使用してください。
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5.
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6.
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手続きを行ってください。
7.
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8.
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半導体製品はある確率で故障、誤動作する場合があります。
弊社製品の故障や誤動作が生じた場合でも人身事故、火災、社会的損害等発生しないように、お客様の責任において
冗長設計、延焼対策、誤動作防止等の安全設計をしてください。
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は怪我等に注意してください。
12. 本資料に記載の製品を廃棄する場合には、使用する地域、国に対応する法令を遵守し、適切に処理してください。
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14. 本資料の内容の詳細については、弊社営業部までお問い合わせください。
1.0-2016.01
www.sii-ic.com