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本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
SUPPORT SYSTEM
SS01-71129-1
DSU-FR エミュレータ
BGA-660P アダプタ タイプ 2
MB2198-300A-E
取扱説明書
はじめに
このたびは , DSU-FR*1 エミュレータ BGA-660P アダプタ タイプ 2 ( 型格 : MB2198-300AE)*2 をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。
本製品は , DSU-FR エミュレータ LQFP-176P 用ヘッダタイプ 4 ( 型格 : MB2198-305-E)*3
などとあわせて使用し , DSU-FR エミュレータ ( 型格 : MB2198-01-E)*4 および DSU-FR ケー
ブル ( 型格 : MB2198-10-E)*5 と , 富士通 FR ファミリ マイクロコントローラ MB91460 シ
リーズを使用したユーザシステムとを接続する製品です。
本書は , DSU-FR エミュレータ BGA-660P アダプタ タイプ 2 の取扱いについて説明した
ものです。
ご使用いただく前に必ずお読みください。
また , 本製品に対応する量産 MCU および評価 MCU については , 営業部門またはサポー
ト部門へお問い合わせください。
*1 : FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の
製品です。
*2 : 以降 , アダプタと称します。
*3 : 以降 , ヘッダボードと称します。
*4 : 以降 , エミュレータと称します。
*5 : 以降 , DSU ケーブルと称します。
■ 安全にご使用していただくために
本書には , 本製品を安全にご使用いただくための重要な情報が記載されています。本製
品をご使用になる前に必ずお読みいただき , ご使用の際には説明に従い正しくお使いくだ
さいますようお願いします。
特に , 本書の冒頭にあります「■ 本書に掲載の製品に対する警告事項」および「2. 制限事
項」
をよく熟読され , 安全のための確認を十分行った上で , 本製品をご使用ください。
なお , 本書は本製品ご使用中 , いつでもご覧いただけるように大切に保管してください。
■ 関連マニュアル
以下のマニュアルをあわせてご覧ください。
• DSU-FR エミュレータ MB2198-01-E 取扱説明書
• DSU-FR エミュレータ DSU-FR ケーブル MB2198-10 -E 取扱説明書
• DSU-FR エミュレータ LQFP-64P ヘッダタイプ 4 MB2198-304A-E 取扱説明書
• DSU-FR エミュレータ LQFP-176P ヘッダタイプ 4 MB2198-305-E 取扱説明書
■ 欧州 RoHS 対応について
型格の末尾に "-E" を付記した製品は欧州 RoHS 対応品です。
■ 本書の内容について
本書の内容は発行当時のものであり , 本書の情報は予告なく変更される場合がありま
す。
最新情報については営業部門にご確認ください。
i
■ 本書に掲載の製品に対する警告事項
本書に掲載している製品に対して下記の警告事項が該当します。
警告
正しく使用しない場合 , 死亡するまたは重傷を負う危険性があること , または ,
お客様のシステムに対し , 故障の原因となる可能性を示しています。
感電・故障
本書に記載されている全ての作業は , システムの全ての電源を切断した状態で
行ってください。電源を投入したまま作業を行うと , 感電や機器の故障の原因と
なる場合があります。
感電・故障
電源投入後は , 本製品の金属部分に身体が触れないようにしてください。
金属部分に身体が触れると , 感電や機器の故障の原因となる場合があります。
注意
けが・故障
正しく使用しない場合 , 軽傷 , または中程度の傷害を負う危険性があることと ,
本製品や接続された機器が破損したり , データなどのソフトウェア資産やその他
財産が破壊されたりする危険性があることを示しています。
本製品を移動する場合は , 必ず全ての電源を切断し , ケーブルを取り外し , 作業
は足元に注意して行ってください。また , 振動の激しい場所や傾いた場所など ,
不安定な場所では使用しないでください。
本製品が落下し , けがや故障の原因となることがあります。
けが
本製品にはやむなくショートプラグなどの尖った部分が露出した箇所があります。
尖った部分でけがをしないよう , 十分注意して取り扱ってください。
故障
本製品の上に物を乗せたり , 本製品に衝撃を与えたりしないでください。また ,
電源投入後は , 持ち運んだりしないでください。
過重や衝撃により , 故障の原因となることがあります。
故障
本製品は , 多くの電子部品を使用しているため , 直射日光や高温・多湿を避け ,
結露のないようにしてください。また , ほこりの多い場所や , 長時間強い磁界や
電界のかかる場所での使用や保存は避けてください。
使用環境または保存環境による故障の原因となることがあります。
故障
本製品は , 仕様範囲以内でお使いください。
一般仕様の範囲外で動作させると , 故障する恐れがあります。
故障
静電破壊防止のため , コネクタの金属部分に指や物を触れないようにしてくださ
い。また , 本製品に触れる前に , 金属製のもの ( ドアノブなど ) に触れるなどし
て人体の静電気を放電してください。
故障
電源の投入および切断は , 本書に記載された順序に従い行ってください。
特に , 電源の投入は , 必要なすべての接続が終了してから行ってください。
また , 本製品の設定方法および使用方法は , 本書に従ってください。
誤った使用は , 故障の原因となることがあります。
故障
本製品の各種ケーブルの抜き差しは , 必ず電源を切断してから行ってください。
また , ケーブルを抜く場合は , 必ずケーブルのコネクタ部を持って抜いてくださ
い。ケーブル部を引っ張ったり折り曲げたりすると , ケーブル芯線の露出や断線
による故障の原因となることがあります。
故障
MCU ソケットは , 評価 MCU を誤った方向と位置に実装できない構造になってい
ますが , 評価 MCU の実装方向には十分注意して実装してください。
無理に誤った方向に実装すると , 評価 MCU のピンまたはソケットの誤挿入防止
機構を損傷し , 故障の原因となることがあります。
故障
本製品は筐体を持たないため , 保存時は梱包箱に納めておくことをお勧めしま
す。また , 再輸送を行う場合 , 製品が損傷し , 故障の原因となる恐れがあります
ので , 納入時の梱包材料を保管し , ご使用ください。
ii
• 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
• 本資料に記載された動作概要や応用回路例は, 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので, 実
際に使用する機器での動作を保証するものではありません。したがいまして , これらを使用するにあたっ
てはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害などについては ,
当社はその責任を負いません。
• 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財
産権やその他の権利の使用権または実施権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用に
ついて , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うものではありません。した
がって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を
負いません。
• 本資料に記載された製品は, 通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途に使用され
ることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保され
ない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(原子力施設
における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持
のための医療機器 , 兵器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求
される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・製造されたものではありません。し
たがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談
なく使用されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
• 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火
災事故 , 社会的な損害を生じさせないよう , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設
計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
• 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連
法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続きをおとりください。
• 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
Copyright ©2009 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved
iii
1. 製品の概要
■ 概要
本製品は , DSU-FR エミュレータのオプション製品で , 富士通 FR ファミリ マイクロコ
ントローラを使用したユーザシステムの開発を支援するための製品です。
アダプタの主な特長は以下のとおりです。
• BGA-660P アダプタ タイプ 2 はアダプタ , AC アダプタで構成されます。
• アダプタ上に評価MCU用 ICソケット (BGA-660ピン , パッケージコード : BGA-660PM02) を持ちます。
• ヘッダボードとあわせて使用し , エミュレータとユーザシステムとを接続します。
• アダプタへ供給する電源は , AC アダプタから供給する電源と , ヘッダボード経由で
ユーザシステムから供給する電源の 2 系統あります。
• 2 系統 (UVCC3, UVCC5) のユーザ電源を監視し , ユーザ電源電圧に +1 V した電源 2 系
統 (VCC3H, VCC5H) をヘッダボードに供給します ( 上限値 : 5.4 V, 下限値 : 4.0 V)。
• 評価MCUのVCC3端子には, 3.5 V 固定もしくは 3.15 V を下限としてUVCC3に追従す
る電源を接続します。接続する電源の選択はショートプラグを用います。
MB91V460
使用時は 3.5 V 固定とします。
• アダプタ上より供給する各電源 (VCC3H, VCC5H および評価 MCU の VCC3 に供給す
る電源 ) は , ユーザシステムの UVCC3 もしくは UVCC5 を監視しシャットダウン電
圧以下となったとき , シャットダウンします ( 出荷時 : 2.5 V, 調整可能 )。
• 内部 ROM エミュレーション機能をサポート
• 外部 ROM エミュレーション機能をサポート
• 外部トレース機能をサポート
• GHS (Green Hills Software) 社製 SuperTrace Probe を使用した外部トレース機能をサ
ポート
1
■ システム構成
アダプタは , DSU ケーブルおよびヘッダボードとあわせて使用し , エミュレータとユー
ザシステムを接続します。
本製品のシステム構成図を図 1 に示します。
ホストコンピュータ
汎用測定機
AC in
外部トリガ /
プログラム実行
RS-232C,USB,LAN
AC
アダプタ
DSU-FR
エミュレータ
本体
DSU-FR
ケーブル
AC in
SuperTraceProbe
(GHS 社製 )
AC
アダプタ
評価
MCU
アダプタ
ヘッダボード
ユーザシステム
図 1 システム構成図
エミュレータを使用するためには , ホストコンピュータとエミュレータデバッガソフト
が別途必要です。
また , アダプタとヘッダボードの接続方法は 「3.
,
接続方法」を参照してく
ださい。
エミュレータやヘッダボードなどの仕様に関しては , 各製品の取扱説明書を参照してく
ださい。
2
■ 外観および各部名称
アダプタの外観および各部の名称を図 2 に示します。なお , 図 2 は出荷時の状態を表し
ます。
(20) (21)
(27) (28)
(23) (24) (25) (26)
(22)
(29) (30) (31)
(1)
(19)
(18)
(17)
(16)
(15)
(14)
(13)
(12)
番号
(11)
(10)
(9) (8) (7) (6)
名称
(5)
(4)
(3)
(2)
番号
名称
(1)
ソケット実装抵抗器 (10 kΩ)
(17) モニタピン C グループ
(2)
プルアップ抵抗 (10 kΩ)
(18) X0/X1, X0A/X1A 設定ショートプラグ
(3)
MCLKI/MCLKO ショートプラグ
(19) 評価 MCU 用 IC ソケット
(4)
P10_7 ショートプラグ
(20) STP コネクタ
(5)
VCC5 ショートプラグ
(21) 評価 MCU 設定ショートプラグ
(6)
VCC3SEL ショートプラグ
(22) EDSU_BREAKX スイッチ
(7)
VCC3H ショートプラグ
(23) DSU コネクタ
(8)
MONCLK モニタピン
(24) ツールバス設定ショートプラグ
(9)
シャットダウン電圧調整用半固定抵抗器 (25) C ショートプラグ
(10) SHDNSEL ショートプラグ
(26) P225, P243 設定ショートプラグ
(11) 基準電圧設定用半固定抵抗器 *
(27) ソケット実装抵抗器 (100 kΩ)
(12) 電源ランプ
(28) ヘッダ I/F コネクタ 1
(13) DC ジャック
(29) ソケット実装抵抗器 (100 kΩ)
(14) 電源スイッチ
(30) ヘッダ I/F コネクタ 2
(15)
外 ROM エミュレーションメモリ設定
ショートプラグ
(16) 水晶発振子用 IC ソケット
(31) P224, P242 設定ショートプラグ
⎯
⎯
* : 基準電圧設定用半固定抵抗器は出荷時に設定済みですので設定を変更しないでください。
図 2 外観図
3
■ 梱包物の確認
アダプタをご使用になる前に , 以下の梱包物がすべて揃っていることを確認してくださ
い。
• アダプタ ( 基板裏面に絶縁板 , 側面に基板用足を装着 )
:1台
• AC アダプタ
:1台
• 取扱説明書 ( 和文 : 本書 )
:1部
• 取扱説明書 ( 英文 )
:1部
■ 別売品
アダプタには , 表 1 に示す別売品があります。必要に応じて別途購入してください。
表 1 別売品
名称
型格
DSU-FR エミュレータ
MB2198-01-E
DSU-FR ケーブル
MB2198-10-E
LQFP-64P ヘッダタイプ 4*1
MB2198-304A-E
LQFP-176P ヘッダタイプ 4*1
MB2198-305-E
評価 MCU*2
MB91V460
*1 : 本製品は , 別売のヘッダボードと組み合わせることにより , アダプタユニットとして
機能します。
ヘッダボードの取扱い方法 , 使用方法 , および安全に使用するための注意事項などに
ついては , 各ヘッダボードの取扱説明書を参照してください。
*2 : 評価 MCU はアダプタに接続して使用します。他の適合評価 MCU につきましては ,
営業部門またはサポート部門へお問い合わせください。
4
2. 制限事項
アダプタ全般の制限事項を以下に示します。
• アダプタ上のショートプラグの設定はアダプタ , エミュレータ , ユーザシステムすべ
ての電源を切断した状態で行ってください。
• ユーザシステムから CLK 信号を評価 MCU に供給する場合は , ユーザシステム側の
CLK 信号の供給源として , 発振器を使用してください。
• ユーザシステムより発振器を用いて評価MCUにCLK信号を供給する際, 評価MCUの
制限事項として , X0 もしくは X1 端子をオープンと設定するよう指示がある場合は ,
指示された端子の CLK 信号の供給源を切り換えるショートプラグを取り外します。
X0A/X1A についても同様です。
• エミュレータ使用時は , ツールバス設定ショートプラグの INITX ショートプラグを
ICE 側に設定してください。これにより , 評価 MCU の INITX 端子はエミュレータが
制御し , ユーザシステムからのリセット入力は評価 MCU に直結せずにエミュレータ
を経由します。このため , リセットのタイミングは実際のリセットタイミングよりも
数クロック分遅延します。また , エミュレータのリセットコマンドによるリセットで
は評価 MCU のみリセットされ , ユーザシステムはリセットされません。さらに , ブ
レーク中のユーザシステムからの INITX 端子への信号はエミュレータでマスクされ
ます。
• 評価 MCU がユーザホールド / 低消費電力モード中の外部バスの端子状態は , 評価
MCU のハードウェアマニュアルに示された状態と同様の状態になります。
• アダプタ , ヘッダボードおよびエミュレータからユーザシステムへの電源供給は行
いません。
• 内 ROM エミュレーションメモリ , 外 ROM エミュレーションメモリ , 外部トレースメ
モリのデータはユーザシステムの電源切断によって失われます。
• アダプタとエミュレータは , DSU ケーブルで接続されます。このため , エミュレータ
の持つ外部トレース機能およびパフォーマンス測定などの各種測定機能については
非対応となります。
LQFP-176P ヘッダタイプ 4 (MB2198-305-E) と MB91V460 を使用し , ヘッダボードに対
応した MB91460R シリーズの量産 MCU ( 以降 , MB91460R シリーズと称します ) をエミュ
レーションする場合は , 以下の制限事項が追加されます。
• UVCC3が3.3 V± 0.3 V, UVCC5 が5 V± 10 % で動作するとき, 外部バスを通してユー
ザシステムとアクセスする場合は , EPILRx.y レジスタ ( 詳細は , MB91V460 または
MB91460R シリーズ のデータシートを参照 ) を用いて , 外部バスの入力レベルを 5 V
TTL レベルに設定してください。
• UVCC3 が 3.3 V±0.3 V, UVCC5 が 5 V±10%で動作するとき, MB91460Rシリーズ の
98 番端子から 113 番端子に割付けられたポートはヘッダボードのレベルシフト機能
の対象外となっているため , これらの端子を汎用ポートとして使用するときは 5 V I/
O 端子になります。
• 上記を除く MB91460R シリーズ のすべての I/O 端子にレベルシフト機能を挿入しま
す。
このため , MB91460R シリーズ の各 I/O 端子が 3.3 V ± 0.3 V, 5 V ± 10% 混在で
動作するような電源接続を MB91460R シリーズの VCC5 ( ピン番号 : 176, 162, 147,
133) および VCC3 ( ピン番号 : 11, 12, 36, 44, 57, 73, 89) に対して行った場合でも ,
3.3 V ± 0.3 V で駆動するユーザシステム端子と MB91V460 とのインタフェースがと
れるよう , MB91V460 の対応する端子に VCC5 にてプルアップ処理 ( 抵抗値 : 10 kΩ)
を施しています。
また , プルアップ抵抗は取外し可能なので ,
不要な場合は取り外してください。
5
• レベルシフト機能を挿入した各 I/O 端子が 5 V ± 10% で動作するような電源接続を
MB91460R シリーズ の VCC5 ( ピン番号 : 176, 162, 147, 133), VCC3 ( ピン番号 : 11,
12, 36, 44, 57, 73, 89) に対して行った場合 , MB91V460 に入力される信号の電圧は
4.4 V ± 0.1 V となります。
• LQFP-176P ヘッダタイプ 4 (MB2198-305-E) を使用し , MB91V460 の VCC5 に 5 V ±
10% を印加する場合 , アダプタはユーザシステムからのクロック入力をサポートし
ていないため , 評価 MCU へのクロック供給は必ずアダプタ上から行ってください。
• MB91V460 の VCC5 に 3.3 V ± 0.3 V を印加するとき , 外 ROM エミュレーションメモ
リにアクセスする際は 1 ウェイトのウェイトを挿入してください。
6
3. 接続方法
■ 評価 MCU の接続
図 3 を参照して , 評価 MCU を接続します。
評価 MCU 用 IC ソケットの位置については ,「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を
参照してください。
1. IC ソケット上部を垂直に押し下げます。
2. IC フックが起き上がったことを確認し , 評価 MCU を IC ソケット上に置いてください。
3. 静かに IC ソケット上部を上げ , IC フックで評価 MCU が固定されたことを確認します。
<注意事項> IC ソケット上部を押し下げる際は , 基板がたわまないように基板下を支えるなど , 取扱いに注
意してください。また , 評価 MCU を IC ソケットへ接続する場合は , 評価 MCU のインデック
ス (●) 表示位置と , 基板上の IC ソケットのインデックス (▲) 表示位置を合わせて接続してく
ださい。
インデックス表示
インデックス表示
評価
MCU
評価 MCU 固定用ラッチ
図 3 評価 MCU の接続
■ 水晶発振子の接続
図 4 を参照して , 水晶発振子を接続します。
水晶発振子用 IC ソケットの位置については ,「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を
参照してください。
1. 水晶発振子用 IC ソケットの 1 番端子 , 8 番端子に水晶発振子を接続します。
2. 水晶発振子用 IC ソケットの 2 番端子 ( もしくは 3 番端子 ) と 4 番端子との間にコンデ
ンサを接続します。
3. 各水晶発振子用 IC ソケットの 7 番端子 ( もしくは 6 番端子 ) と 5 番端子との間にコン
デンサを接続します。
水晶発振子
コンデンサ
コンデンサ
図 4 水晶発振子の接続
7
<注意事項> 発振子と組合わせて実装するコンデンサは , 発振子の推奨値よりも 10 pF 程度小さな値のも
のを使用してください。
発振子の推奨値のものを実装した場合 , ソケットの寄生容量や配線負荷の影響により発振安
定時間が標準値よりも長くなる場合があり , クロック切換え動作が不安定になるなどの問題
が出る場合があります。
■ ヘッダボードの接続
図 5 を参照して , ヘッダボードを接続します。
ヘッダ I/F コネクタ 1, 2 の位置については ,「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」
を参
照してください。
アダプタのヘッダ I/F コネクタ 1, 2 とヘッダボードのアダプタ I/F コネクタ 1, 2 をそれ
ぞれ接続します。
アダプタ
基板用足
ヘッダボード
図 5 ヘッダボードの接続
■ ユーザシステムの接続
図 6 および図 7 を参照して , ユーザシステムを接続します。
1. ユーザシステム上に実装されている NQPACK ( ヘッダボード付属品 ) のインデックス
(▲) の示す 1 番ピンの位置と , ヘッダボード上のインデックス (▲) の位置を合わせて差
し込みます ( 図 6 を参照 ) 。
YQPACK のピンは細く曲がりやすいため , NQPACK に接続する場合は , YQPACK のピ
ンが曲がっていないことを確認して差し込んでください。
2. アダプタの基板用足の蝶ねじを緩め足の高さを調節した後 , 蝶ねじをしっかりと締め
ます。
3. ヘッダボード上の 4 箇所のネジ穴にワッシャを通したヘッダボード固定用ネジ ( ヘッ
ダボード付属品 ) を入れ , 対角にネジを締めてください ( 図 7 を参照 )。
ネジを締める際は NQPACK 添付の専用ドライバーを使用し , 順次均等に締めてくださ
い。
8
基板用足
アダプタ
ヘッダボード
絶縁板
ヘッダボード
インデックス (▼)
ユーザシステム
NQPACK
インデックス (▲)
YQPACK
( 半田面側に実装 )
図 6 ユーザシステムの接続
ヘッダボード
固定用ネジ
ワッシャ
ヘッダボード
YQPACK
NQPACK
ユーザシステム
図 7 ヘッダボードの固定
9
■ GHS 社製 SuperTrace Probe の接続
図 8 を参照して , GHS 社製 SuperTrace Probe を接続します。
STP コネクタの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照してくだ
さい。
Super Trace Probe
STP コネクタ
1 番ピン
図 8 GHS 社製 SuperTrace Probe の接続
■ AC アダプタの接続
図 9 を参照して , AC アダプタを接続します。
DC ジャックの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照してくださ
い。
1. AC コードを AC アダプタに接続します。
2. AC アダプタをアダプタに接続します。
3. AC プラグを AC コンセントに挿し込んでください。
DC ジャック
AC アダプタ
図 9 AC アダプタの接続
10
4. 操作方法
各種基本設定方法および電源投入 / 切断手順について説明します。電源投入前に必ずお
読みください。
また , シャットダウン電圧の設定以外は , 必ずシステムのすべての電源を切
断した上で行ってください。
4.1 ショートプラグの設定
■ VCC5 ショートプラグの設定
図 10 に VCC5 ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ上の
VCC5ショートプラグの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照して
ください。
本ショートプラグで評価 MCU の VCC5 に接続する電源を選択するほか , VCC5 に接続
する電源を監視し , 1 V を加えた電源を VCC5H としてヘッダボードに出力します。
上限値
は 5.4 V, 下限値は 4.0 V です。
UVCC3
VCC5
UVCC5
S28
名称
設定値
内容
備考
UVCC3
評価 MCU の VCC5 に UVCC3
を接続します。
MB91V460 使用時 , VCC5 に 3.3 V 系電源を接続す
る場合はこちらを選択します。
UVCC5
評価 MCU の VCC5 に UVCC5
を接続します。
MB91V460 使用時 , VCC5 に 5 V 系電源を接続す
る場合はこちらを選択します。
VCC5
評価 MCU を 5 V もしくは 3.3 V の単一電源で駆動する場合はどちらを選択してもかまいません。
図 10 VCC5 ショートプラグの設定
11
USER
EVA
S31
S30
MCLKI
MCLKO
USER
EVA
■ MCLKI/MCLKO ショートプラグの設定
図 11 に MCLKI/MCLKO ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。ア
ダプタ上の MCLKI/MCLKO ショートプラグの位置については
「1. 製品の概要 ■ 外観およ
び各部名称」を参照してください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
名称
設定値
USER
MCLKI
EVA
USER
MCLKO
EVA
内容
F36 番端子 (MCLKI) をユーザシステムに接続します。
F36 番端子 (MCLKI) を F35 番端子 (MCLKO) に接続しま
す。
( ) 内の端子名は
MB91V460
の端子名です。
F35 番端子 (MCLKO) をユーザシステムに接続します。
F36 番端子 (MCLKI) を F35 番端子 (MCLKO) に接続しま
す。
図 11 MCLKI/MCLKO ショートプラグの設定
12
備考
S21
名称
PULLDOWN
P10_7
PULLUP
■ P10_7 ショートプラグの設定
図 12 に P10_7 ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ上の
P10_7ショートプラグの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照して
ください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
設定値
内容
PULLUP
E37 番端子 (P10_7) に VCC5 で 100 kΩ プルアップ
処理を追加します。
P10_7
PULLDOWN
備考
E37 番端子 (P10_7) に 100 kΩ プルダウン処理を追
加します。
( ) 内の端子名は
MB91V460 の端子名です。
プルアップ , プルダウン処理が不必要な場合はショートプラグを取り外してください。
図 12 P10_7 ショートプラグの設定
3.3V
VCC3SEL
S27
3.5V
■ VCC3SEL ショートプラグの設定
図 13 に VCC3SEL ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ
上の VCC3SEL ショートプラグの位置については
「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を
参照してください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
名称
設定値
内容
備考
3.5 V
MB91V460 使用時はこちらを選択してく
評価 MCU の VCC3 に 3.5 V の電源を接
ださい。電源はアダプタ上のレギュレー
続します。
タより供給します。
3.3 V
評価 MCU の VCC3 に 3.15 V を下限と
して UVCC3 に追従する電源を接続し
ます。
VCC3SEL
電源はアダプタ上のレギュレータより供
給します。
図 13 VCC3SEL ショートプラグの設定
13
S29
名称
設定値
UVCC3
VCC3H
UVCC5
UVCC5
VCC3H
UVCC3
■ VCC3H ショートプラグの設定
図 14 に VCC3H ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ上
の VCC3H ショートプラグの位置については
「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」
を参照
してください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
内容
備考
UVCC3 の電位を監視し , 1 V を加えた電源を VCC3H と
してヘッダボードに接続します。
上限値は 5.4 V, 下限値は
UVCC5 の電位を監視し , 1 V を加えた電源を VCC3H と 4.0 V です。
してヘッダボードに接続します。
図 14 VCC3H ショートプラグの設定
名称
SHDNSEL
設定値
UVCC3
S26
UVCC5 SHDNSEL
■ SHDNSEL ショートプラグの設定
図 15 に SHDNSEL ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ
上の SHDNSEL ショートプラグの位置については
「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」
を参照してください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
内容
UVCC3 の電位を監視し , シャットダウン電圧以下と
UVCC3 なったとき , アダプタからの電源供給 (VCC3H, VCC5H, シャットダウン電圧の初
期値は 2.5 V です。
評価 MCU の VCC3 供給電源 ) を切断します。
シャットダウン電圧は調
UVCC5 の電位を監視し , シャットダウン電圧以下と
整可能です。
UVCC5 なったとき , アダプタからの電源供給 (VCC3H, VCC5H, 調整範囲:1.3 V ∼ 3.1 V
評価 MCU の VCC3 供給電源 ) を切断します。
図 15 SHDNSEL ショートプラグの設定
14
備考
D32 S13 D16
D32_D16SL
1
S12
0
MDENS2
1
S10
0
MDENS1
1
S11
0
MDENS0
■ 外 ROM エミュレーションメモリ設定ショートプラグの設定
図 16 に外 ROM エミュレーションメモリ設定ショートプラグの製品出荷時の設定と設
定内容を示します。アダプタ上の外 ROM エミュレーションメモリ設定ショートプラグの
位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照してください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
A
A
*
*
* : 基板レイアウトの都合上 , シルク表記が離れた場所に記載されています。
「A」と表記されているシルク表記とショートプラグが対応しています。
名称
MDENS0
MDENS1
MDENS2
設定値
内容
MDENS2 MDENS1 MDENS0
0
0
0
メモリディセーブル
0
0
1
メモリディセーブル
0
1
0
メモリディセーブル
0
1
1
メモリ容量を 512 KB に設定します。
1
0
0
メモリ容量を 1 MB に設定します。
1
0
1
メモリ容量を 2 MB に設定します。
1
1
0
メモリ容量を 4 MB に設定します。
1
1
1
メモリ容量を 8 MB に設定します。
D32
外 ROM エミュレーションメモリアクセス時のバス幅を
32 ビットに設定します。
D16
外 ROM エミュレーションメモリアクセス時のバス幅を
16 ビットに設定します。
D32_D16SL
図 16 外 ROM エミュレーションメモリ設定ショートプラグの設定
15
EML
EML
B
EML
*
B
EML
*
S23
X1 USER
S22
X0 USER
S25
X1A USER
S24
X0A USER
■ X0/X1, X0A/X1A ショートプラグの設定
図 17 に X0/X1, X0A/X1A ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。ア
ダプタ上の X0/X1, X0A/X1A ショートプラグの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観およ
び各部名称」を参照してください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
* : 基板レイアウトの都合上 , シルク表記が離れた場所に記載されています。
「B」と表記されているシルク表記とショートプラグが対応しています。
名称
設定値
内容
USER
AB35 番端子 (X1) をユーザシステムに接続
します。
EML
AB35 番端子 (X1) にアダプタ上の水晶発振
子用 IC ソケットの X1 端子を接続します。
USER
AA36 番端子 (X0) をユーザシステムに接続
します。
X1
X0
EML
AB38 番端子 (X1A) をユーザシステムに接
続します。
EML
AB38 番端子 (X1A) にアダプタ上の水晶発
振子用 IC ソケットの X1A 端子を接続しま
す。
USER
AA35 番端子 (X0A) をユーザシステムに接
続します。
X0A
EML
LQFP-176P ヘッダタイプ 4 (MB2198305-E) 使用時 , 評価 MCU の VCC5 に
5V ± 10%を印加する場合はこちらを選
択してください。
LQFP-176P ヘッダタイプ 4 (MB2198AA36 番端子 (X0) にアダプタ上の水晶発振 305-E) 使用時 , 評価 MCU の VCC5 に
子用 IC ソケットの X0 端子を接続します。 5V ± 10%を印加する場合はこちらを選
択してください。
USER
X1A
備考
LQFP-176P ヘッダタイプ 4 (MB2198305-E) 使用時 , 評価 MCU の VCC5 に
5V ± 10%を印加する場合はこちらを選
択してください。
LQFP-176P ヘッダタイプ 4 (MB2198AA35 番端子 (X0A) にアダプタ上の水晶発振 305-E) 使用時 , 評価 MCU の VCC5 に
子用 IC ソケットの X0A 端子を接続します。 5V ± 10%を印加する場合はこちらを選
択してください。
図 17 X0/X1, X0A/X1A ショートプラグの設定
16
S5
EN CSV_KILL DIS
S2
EN ADC_SEL DIS
S7
EN FSC_DISABLE DIS
S1
EN ALARM_SEL DIS
■ 評価 MCU 設定ショートプラグの設定
図 18 に評価 MCU 設定ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダ
プタ上の評価 MCU 設定ショートプラグの位置については
「1. 製品の概要 ■ 外観および各
部名称」
を参照してください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
評価 MCU 設定
ショートプラグ *
S6
DIS SRAM_SFX EN
S4
DIS FIX_ENX
EN
S3
EN HWWDG_KILL DIS
評価 MCU 設定ショートプラグ
シルク表示 *
* : 基板レイアウトの都合上 , シルク表記が離れた場所に記載されています。
評価 MCU 設定ショートプラグシルク表示と評価 MCU 設定ショートプラグが対応しています。
名称
設定値
内容
DIS
AE3 番端子 (SRAM_SFX) を VCC5 に接続します。
EN
AE3 番端子 (SRAM_SFX) を GND に接続します。
DIS
AF3 番端子 (CSV_KILL) を GND に接続します。
EN
AF3 番端子 (CSV_KILL) を VCC5 に接続します。
DIS
AH2 番端子 (FIX_ENX) を VCC5 に接続します。
EN
AH2 番端子 (FIX_ENX) を GND に接続します。
DIS
AG2 番端子 (HWWDG_KILL) を GND に接続します。
EN
AG2 番端子 (HWWDG_KILL) を VCC5 に接続します。
DIS
AF4 番端子 (FSC_DISABLE) を GND に接続します。
EN
AF4 番端子 (FSC_DISABLE) を VCC5 に接続します。
DIS
AF1 番端子 (ADC_SEL) を GND に接続します。
EN
AF1 番端子 (ADC_SEL) を VCC5 に接続します。
DIS
AE4 番端子 (ALARM_SEL) を GND に接続します。
EN
AE4 番端子 (ALARM_SEL) を VCC5 に接続します。
備考
SRAM_SFX
CSV_KILL
FIX_ENX
HWWDG_KILL
( ) 内の端子名は
MB91V460 の端
子名です。
FSC_DISABLE
ADC_SEL
ALARM_SEL
図 18 評価 MCU 設定ショートプラグの設定
17
■ ツールバス設定ショートプラグの設定
図19 にツールバス設定ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダ
プタ上のツールバス設定ショートプラグの位置については
「1. 製品の概要 ■ 外観および各
部名称」
を参照してください。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
ツールバス設定用
ショートプラグシルク表示 *
PD_OFF
PD_OFF
PD_OFF
PD_OFF
S16
ICD3
S17
PD_ON ICD2
S17
PD_ON ICD1
S17
PD_ON ICD0
PD_ON
S15
USER TRSTX ICE
S14
USER INITX ICE
S20
PD_ON BREAK PD_OFF
ツールバス設定用ショートプラグ *
* : 基板レイアウトの都合上 , シルク表記が離れた場所に記載されています。
ツールバス設定用ショートプラグとツールバス設定用ショートプラグシルク表示が対応しています。
名称
設定値
ユーザシステムからの INITX 信号をエミュレータ エミュレータ使用時は必ずこちらに設定
経由で評価 MCU の INITX 端子に接続します。
してください。
USER
ユーザシステムからの INITX 信号を評価 MCU に エミュレータを切り離してアダプタを使
用する際はこちらを選択してください。
直接接続します。
ICE
TRSTX
USER
ICD3
ICD2
ICD1
ICD0
備考
ICE
INITX
BREAK
内容
評価 MCU の TRSTX 端子をエミュレータにて制
御します。
エミュレータ使用時は必ずこちらに設定
してください。
ユーザシステムからの INITX 信号を評価 MCU の エミュレータを切り離してアダプタを使
TRSTX に直接接続します。
用する際はこちらを選択してください。
PD_ON
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。
PD_OFF
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。
PD_ON
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。
PD_OFF
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。
PD_ON
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。
PD_OFF
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。
PD_ON
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。
PD_OFF
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。
PD_ON
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続します。
PD_OFF
100 kΩ のプルダウン抵抗を接続しません。
評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ
レータを切り離してアダプタを使用する
際はこちらを選択してください。
評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ
レータを切り離してアダプタを使用する
際はこちらを選択してください。
評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ
レータを切り離してアダプタを使用する
際はこちらを選択してください。
評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ
レータを切り離してアダプタを使用する
際はこちらを選択してください。
評価 MCU に MB91460 を使用しエミュ
レータを切り離してアダプタを使用する
際はこちらを選択してください。
図 19 ツールバス設定ショートプラグの設定
18
■ C ショートプラグの設定
図 20 に C ショートプラグの製品出荷時の設定と設定内容を示します。アダプタ上の C
ショートプラグの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照してくだ
さい。
本ショートプラグの設定は , 使用する評価 MCU のハードウェアマニュアルなどを参照
し , 使用環境に合わせて選択してください。
S8
VCC3C
C
VCC3
名称
設定値
VCC3C
C
VCC3
内容
評価 MCU の VCC3C 端子 ( ピン番号:AA38, Y37, Y36, Y35) にヘッダボードの
VCC3C 端子 ( ヘッダ I/F コネクタ 1 の B95 番端子 ) を接続します。
評価 MCU の VCC3C 端子 ( ピン番号:AA38, Y37, Y36, Y35) に VCC3 を接続しま
す。
評価 MCU の VCC3C 端子 ( ピン番号:AA38, Y37, Y36, Y35) には個別に 0.1 µF のコンデンサが付加され
ています。
図 20 C ショートプラグの設定
19
P243
CN3_A5
S35
S34
CN2_B67
CN2_B68
S33
P225
S32
P242
CN3_A6 P224
■ P225, P243 設定ショートプラグ , P224, P242 設定ショートプラグの設定
図 21 に P225, P243 設定ショートプラグ , P224, P242 設定ショートプラグの製品出荷時
の設定を示します。アダプタ上の P225, P243 設定ショートプラグ , P224, P242 設定ショー
トプラグの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照してください。
図 21 P225, P243 設定ショートプラグ , P224, P242 設定ショートプラグの設定
<注意事項> 本ショートプラグは , 使用するヘッダボードに合わせて設定を変更してください。
設定方法は , 各ヘッダボードの取扱説明書を参照してください。
特に設定方法に指示のない場合は , 図 21 の設定のままご使用ください。
20
4.2 ソケット実装抵抗器の取扱い
アダプタ上には集合抵抗 (10 kΩ) が 10 個 , 単抵抗 (100 kΩ) が 4 個 , 単抵抗 (10 kΩ) が 8
個のソケットにて実装されています。使用する評価 MCU の仕様と , ユーザシステムの状況
によっては取外しが可能です。各抵抗器の名称を基板上にシルク表示していますので , 表 2
とあわせて確認してください。
表 2 ソケット実装抵抗器の取扱い
抵抗器
内容
ALARM_0
L4 番端子 (ALARM_0) を 100 kΩ でプルダウン処理
ALARM_1
L3 番端子 (ALARM_1) を 100 kΩ でプルダウン処理
RSTX
AD2 番端子 (RSTX) を 100 kΩ にてプルアップ処理
HSTX
AC3 番端子 (HSTX) を 100 kΩ にてプルアップ処理
NMIX
AD3 番端子 (NMIX) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理
P16_7
B26 番端子 (P16_7) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理
P17_4
B22 番端子 (P17_4) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理
P17_5
D23 番端子 (P17_5) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理
P17_6
D24 番端子 (P17_6) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理
P17_7
A25 番端子 (P17_7) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理
P14_[7:0]
P15_[7:0]
P17_[3:0]
P18_[7:0]
P19_[7:0]
P20_[7:0]
P21_[7:0]
備考
( ) 内の端子名は MB91V460 の
端子名を表します。
LQFP-176P ヘッダタイプ 4 使
用時の未使用端子処理。
ユーザシステムの状況により
本端子処理が不必要な場合は
取外しが可能です。
B30, A31, B29, C29, D29, C28, D28, A30 番端子 (P14_[7:0]) を MB91V460 の VCC5 に 5 V ±
10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
10 %を印加し , ヘッダボード
に MB2198-305-E などのレベ
A29, B28, B27, D27, C27, D26, C26, A28 番端子 (P15_[7:0]) を
ルシフト機能搭載ヘッダボー
10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
ドを使用するとき , 本端子が 5
C23, B21, C22, A24 番端子 (P17_[3:0]) を 10 kΩ 集合抵抗にて V ± 10 % → 3.3 V ± 0.3 V の
レベルシフト機能の対象と
VCC5 でプルアップ処理
なっている場合は取り外さな
D22, A23, C21, A22, D21, A21, D20, B20 番端子 (P18_[7:0]) を いでください。
10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
レベルシフト機能の詳細は ,
C20, A20, C19, A19, D19, B19, D18, A18 番端子 (P19_[7:0]) を 各ヘッダボードの取扱説明書
を参照してください。
10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
MB91V460 でエミュレーショ
A17, B18, C18, B17, C17, D17, D16, A16 番端子 (P20_[7:0]) を ンする量産 MCU については
各量産 MCU のデータシート
10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
を参照してください。
B16, A15, B15, C16, C15, B14, B13, A14 番端子 (P21_[7:0]) を
10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
P22_[7:0]
A13, D14, C14, D13, C13, B12, B11, A14 番端子 (P22_[7:0]) を
10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
P23_[7:0]
D12, A11, D11, C12, C11, B10, B9, A10 番端子 (P23_[7:0]) を
10 kΩ 集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
P24_[7:0]
A9, D10, C10, D9, C9, B8, B7, A8 番端子 (P24_[7:0]) を 10 kΩ
集合抵抗にて VCC5 でプルアップ処理
21
4.3 モニタデータの観測
汎用測定機などをモニタピンに接続して , 各信号を観測します。アダプタ上の MONCLK
モニタピン , モニタピン C グループの位置については
「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名
称」
を参照してください。
MONCLK モニタピンは評価 MCU の W37 番端子の信号をモニタします。
図 22 にモニタピン C グループとモニタピン C グループシルク表示との対応を示します。
IHIT0
FLASH_ALE
FLASH_RDY
FLASH_SECUR
FLASH_ATDIN
TP4 TP5 TP14 TP6 TP11
TP2 TP7 TP8 TP12
C
C
TP1 TP3 TP9 TP10
IHIT2
FLASH_SYSNC
FLASH_FRSTX
FLASH_RD32
モニタピン C グループ
シルク表示 *
IHIT3
IHIT1
FLASH_EQIN
FLASH_BYTEX
モニタピン C グループ *
* : 基板レイアウトの都合上,シルク表記が離れた場所に記載されています。
モニタピン C グループとモニタピン C グループシルク表示が対応しています。
モニタピン
内容
IHIT3
評価 MCU の AN36 番端子 (IHIT3) の信号をモニタします。
IHIT2
評価 MCU の AN37 番端子 (IHIT2) の信号をモニタします。
IHIT1
評価 MCU の AM36 番端子 (IHIT1) の信号をモニタします。
IHIT0
評価 MCU の AP38 番端子 (IHIT0) の信号をモニタします。
FLASH_ALE
FLASH_SECUR
評価 MCU の AN38 番端子 (FLASH_ALE) の信号をモニタします。
評価 MCU の AM38 番端子 (FLASH_SECUR) の信号をモニタします。
FLASH_ATDIN
評価 MCU の AL35 番端子 (FLASH_ATDIN) の信号をモニタします。
FLASH_EQIN
評価 MCU の AL36 番端子 (FLASH_EQIN) の信号をモニタします。
FLASH_BYTEX
評価 MCU の AK36 番端子 (FLASH_BYTEX) の信号をモニタします。
FLASH_FRSTX
評価 MCU の AK37 番端子 (FLASH_FRSTX) の信号をモニタします。
FLASH_RDY
評価 MCU の AM37 番端子 (FLASH_RDY) の信号をモニタします。
FLASH_SYNC
評価 MCU の AL37 番端子 (FLASH_SYNC) の信号をモニタします。
FLASH_RD32
評価 MCU の AK35 番端子 (FLASH_RD32) の信号をモニタします。
図 22 モニタピン C グループとモニタピン C グループシルク表示の対応
22
備考
( ) 内の端子名は
MB91V460 の端
子名です。
4.4 シャットダウン電圧の設定
シャットダウン電圧は , 出荷時の設定で 2.5V に設定されていますが , アダプタ上の
シャットダウン電圧調整用半固定抵抗器を用いてシャットダウン電圧の調整が可能です。
シャットダウン電圧調整用半固定抵抗器の位置については
「1. 製品の概要 ■ 外観および各
部名称」
を参照してください。
図 23 を参照して , 下記のとおり調整を行います。
1. SHDN とシルク表示したランドと GND とシルク表示したモニタピンの間に電圧計を接
続します。
2. アダプタに付属の AC アダプタを接続します。
3. アダプタ上の電源スイッチを ON にします。
RV4
4. 電圧計を確認しながらシャットダウン電圧調整用半固定抵抗器を左右に回しシャット
ダウン電圧を調整します。
シャットダウン電圧調整範囲:1.3 V ∼ 3.1 V
S26
SHDNSEL
f
UVCC3
UVCC5
M37
M29
SHDN
GND
電圧計を接続する
シャットダウン電圧が下がる
シャットダウン電圧が上がる
図 23 シャットダウン電圧の調整
<注意事項> シャットダウン電圧調整用半固定抵抗器以外の半固定抵抗器の設定は変更しないでくださ
い。
23
4.5 電源投入 / 切断手順
■ 電源投入順序
電源投入は , すべての接続が終了してから , 図 24 の順序で行ってください。
エミュレータの電源投入は , エミュレータ背面の電源スイッチを押し込むことにより行
います。
このとき , スイッチは押し込まれた状態で固定されます。電源スイッチの位置につ
いては , エミュレータのハードウェアマニュアルを参照してください。
アダプタの電源投入は , アダプタ上の電源スイッチで行います。アダプタの電源スイッ
チの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照してください。
なお , 製品出荷直後の状態では , ユーザシステム電源の投入前にエミュレータの初期化
作業 ( モニタローディング ) が必要です。初期化作業の方法については ,「SOFTUNE
Workbench 操作マニュアル」を参照してください。
ホストコンピュータの電源を投入
エミュレータの電源を投入
エミュレータの POWER LED 点灯
「SOFTUNE Workbench」を起動
「Emulator Debugger」を起動
YES
エミュレータ初期化済みか ?
NO
エミュレータ初期化作業を実施
ダイアログ表示を確認
( 図 25 を参照 )
アダプタの電源を投入
ユーザシステムの電源を投入
(GHS 社製 SuperTrace Probe 使用時は ,
ユーザシステムの電源投入後に ,
SuperTrace Probe の電源投入を行う )
ダイアログ表示にて「OK」をクリック
図 24 電源投入の順序
24
図 25 ダイアログ表示
<注意事項> 電源の投入は , 必要なすべての接続が終了してから行ってください。
感電の恐れがあるため , 電源投入後は本製品の金属部分に身体が触れないようにしてくださ
い。
ユーザシステムに電源が投入されると , エミュレータの「UVCC」LED が点灯します。電源投
入時に LED が点灯しない場合は , 速やかに全システムの電源を切断して接続ミスなどがない
ことを確認し , 原因を取り除いた上で再度投入してください。
■ 電源切断順序
電源切断は , 図 26 に示す順序で行ってください。
エミュレータの電源切断は , エミュレータ背面の電源スイッチを押し込んで手を離すこ
とにより行います。このとき , 押し込んだスイッチは , OFF の状態 ( スイッチが突き出した
状態 ) に戻ります。
電源スイッチの位置については , エミュレータのハードウェアマニュ
アルを参照してください。
アダプタの電源切断は , アダプタ上の電源スイッチで行います。アダプタの電源スイッ
チの位置については「1. 製品の概要 ■ 外観および各部名称」を参照してください。
「Emulator Debugger」を終了
ユーザシステムの電源を切断
(GHS 社製 SuperTrace Probe 使用時は , ユー
ザシステムの電源切断を行う前に ,
SuperTrace Probe の電源を切断する )
アダプタの電源を切断
エミュレータの電源を切断
ホストコンピュータの電源を切断
( 必要な場合 )
図 26 電源切断の順序
25
5. 仕様
5.1 一般仕様
アダプタの一般仕様を表 3 に示します。
表 3 一般仕様
項目
内容
DSU-FR エミュレータ BGA-660P アダプタ タ
イプ 2 (MB2198-300A-E)
製品名称 ( 型格 )
ユーザシステム電源
備考
UVCC5 *
3.0 V ∼ 5.5 V
ユーザシステムより供給
UVCC3 *
3.15 V ∼ 3.6 V
ユーザシステムより供給
16 V
アダプタ電源
AC アダプタより供給
VCC5H
UVCC5 + 1 V ( 下限値:4.0 V, 上限値:5.4 V)
ヘッダボードへ出力
レベルシフタ用
VCC3H
UVCC3 + 1 V ( 下限値:4.0 V, 上限値:5.4 V)
ヘッダボードへ出力
レベルシフタ用
動作温度および保存温度
動作時:+5 °C ∼ +35 °C
保存時:0 °C ∼ +70 °C
結露がないこと
動作湿度および保存湿度
動作時:20 % ∼ 80 %
保存時:20 % ∼ 80 %
結露がないこと
外形寸法
170 mm (W) × 230 mm (D) × 42 mm (H)
基板用足は含まない
ヘッダボード電源
重量
487.0 g
* : ユーザシステム電源は使用する評価 MCU により動作電圧範囲が異なります。
評価 MCU の VCC3 はアダプタ上のレギュレータより電源を供給します。詳細は「5.2 機能仕様」を参照
してください。
評価 MCU の VCC5 はユーザシステムより電源を供給します。詳細は「5.2 機能仕様」を参照してください。
26
5.2 機能仕様
アダプタの機能仕様を表 4 に示します。
表 4 アダプタ機能仕様
項目
内容
アダプタ機能
ヘッダボードとあわせて使用し , エミュレータおよび評価 MCU とユーザシステムを接
続するアダプタとして機能します。エミュレータとの接続にはアダプタ上の DSU コネ
クタに , DSU ケーブルを接続して使用します。
内 ROM エミュ
レーション
メモリ
内 ROM エミュレーションメモリとして SRAM を 8MB (2 M ワード× 8 ビット× 4) 搭載
します。
外 ROM エミュレーションメモリとして SRAM を 8MB (2 M ワード× 8 ビット× 4) 搭載
します。
外 ROM エミュレーションメモリ容量を 0 B から 512 KB, 1 MB, 2 MB, 4 MB, 8 MB の間で
切換え可能です。また , メモリ容量を制限したとき , アドレスの上位端子はポートとし
て使用可能です。メモリ容量と使用するアドレス端子の関係を以下に示します。
外 ROM エミュ
レーション
メモリ
メモリ容量
32 ビットバス幅
16 ビットバス幅
8 MB
A[22:2]
A[22:1]
4 MB
A[21:2]
A[21:1]
2 MB
A[20:2]
A[20:1]
1 MB
A[19:2]
A[19:1]
512 KB
A[18:2]
A[18:1]
0B
―
―
メモリ容量の切換えは MDENS2, MDENS1, MDENS0 ショートプラグを用います。各
ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。
外部バスの I/O レベルは 3.3 V TTL から 5 V CMOS まで対応可能です。
AC 仕様の詳細は「5.4 外 ROM エミュレーションメモリ AC 仕様」を参照してくださ
い。
16 ビットバス幅 , 32 ビットバス幅に対応しています。バス幅の切換えには D32_D16SL
ショートプラグを用います。ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を
参照してください。
外部トレース
メモリ
外部トレースメモリとして SSRAM を 64 K フレーム (64 K ワード× 36 ビット× 2) 実装
します。なお , GHS 社製 SuperTrace Probe 接続時 , 本メモリは無効になります。外部ト
レースデータは SuperTrace Probe に格納したデータを参照してください。
GHS 社製
SuperTrace Probe
接続
38 ピンの MICTOR コネクタを持ち , GHS 社製 SuperTrace Probe に接続する機能を持ち
ます。SuperTrace Probe 接続時 , 評価 MCU の外部トレースデータは , SuperTrace Probe に
格納されます。SuperTrace Probe の詳細は SuperTrace Probe に添付の取扱説明書を参照し
てください。
(続く)
27
項目
内容
アダプタ上の DC ジャックに AC アダプタ (16 V) を接続し , アダプタ上の評価 MCU, 外
部トレースメモリ , 内 / 外エミュレーションメモリなどや , ヘッダボード上のレベルシ
フタに電源を供給します。また電源スイッチを持ち , AC アダプタからの電源の投入 / 切
断が可能です。この電源スイッチに電源ランプが連動しています。
電源仕様
評価 MCU の VCC3 端子には 3.5 V 固定もしくは 3.15 V を下限として UVCC3 に追従す
る電源を接続します。接続する電源の選択は VCC3SEL ショートプラグを用います。
MB91V460 使用時は 3.5 V 固定です。ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの
設定」を参照してください。
評価 MCU の VCC5 端子には UVCC5 もしくは UVCC3 を接続します。接続する電源の
選択は VCC5 ショートプラグを用います。通常 , UVCC5 の接続を想定していますが ,
MB91V460 使用時において , エミュレーション対象の量産 MCU の外部バス端子 ( 対応
電源端子:VCC3) を 5V で駆動し , かつ汎用ポート ( 対応電源端子:VCC5) を 3.3 V で駆
動する場合は VCC5 に UVCC3 を接続します。ショートプラグの詳細は「4.1 ショート
プラグの設定」を参照してください。また , VCC5 に接続する電源を監視し , 1 V を加え
た電源を VCC5H としてヘッダボードに接続します。上限値は 5.4 V, 下限値は 4.0 V で
す。
UVCC3 もしくは UVCC5 を監視し , 1 V を加えた電源を VCC3H としてヘッダボードに
接続します。上限値は 5.4 V, 下限値は 4.0 V です。監視電源の選択は VCC3H ショート
プラグにて行います。本ショートプラグの設定は評価 MCU の VCC3 端子に接続する電
源には影響しません。
評価 MCU の VCC3C 端子 ( ピン番号:AA38, Y37, Y36, Y35) に個別に 0.1 µF のコンデン
サを接続します。また , 各 VCC3C 端子に VCC3 の接続もしくはヘッダボードの VCC3C
端子の接続を選択可能です。この選択は C ショートプラグを用います。
UVCC3 もしくは UVCC5 を監視し , シャットダウン電圧 ( 初期値:2.5 V) 以下に電圧が
低下したとき , アダプタ上の電源 (VCC3H, VCC5H, VCC3 供給電源 ) を切断します。監
視する電源の選択は SHDNSEL ショートプラグを用います。
ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。
水晶発振子用の IC ソケットを持ち , アダプタ上より評価 MCU に CLK 信号の供給を行
CLK 用
います ( ユーザシステムへの CLK 信号の供給は行いません ) 。ユーザシステムからの
IC ソケット
CLK 信号供給とアダプタ上からの CLK 信号はショートプラグにて切り換えます。切換
(X0/X1, X0A/X1A えは X0, X1, X0A, X1A ショートプラグを用います。
各1個)
ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。
その他のショートプラグ , スイッチの機能を示します。
• INITX ショートプラグ
評価 MCU の INITX 制御元としてエミュレータ (DSU コネクタ 7 番端子接続 ) もし
くはユーザシステム ( ヘッダ I/F コネクタ 1 の A96 番端子接続 ) を選択します。
その他ショート
プラグ , スイッチ
• TRSTX ショートプラグ
評価 MCU の TRSTX の制御元としてエミュレータ (DSU コネクタ 5 番端子接続 ) も
しくはユーザシステム ( ヘッダ I/F コネクタ 1 の A96 番端子接続 ) を選択します。
• BREAK, ICD3, ICD2, ICD1, ICD0 ショートプラグ
評価 MCU の上記端子にプルダウン抵抗の接続 , 非接続を選択します。
ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。
(続く)
28
項目
内容
以下のショートプラグは評価 MCU の各種設定を行います。端子名は MB91V460 の端
子名を表します。
• P10_7 ショートプラグ
E37 番端子 (P10_7) を VCC5 でプルアップ ( 抵抗値 : 100 kΩ), またはプルダウン
( 抵抗値 : 100 kΩ) の切換えをショートプラグにて行います。
また , この端子はユーザシステム ( ヘッダ I/F コネクタ 1 の A29 番端子 ) に接続し
ます。
• ADC_SEL, ALARM_SEL, FSC_DISABLE, CSV_KILL, HWWDC_KILL, FIX_ENX,
SRAM_SFX ショートプラグ
AF1 番端子 (ADC_SEL) , AE4 番端子 (ALARM_SEL) , AF4 番端子 (FSC_DISABLE) ,
その他ショート
プラグ , スイッチ
AF3 番端子 (CSV_KILL) , AG2 番端子 (HWWDC_KILL) , AH2 番端子 (FIX_ENX) ,
AE3 番端子 (SRAM_SFX) をショートプラグにて評価 MCU の VCC5 ( 以下 VCC5 と
称します ) , GND 接続の切換えが可能です。
• MCLKI, MCLKO ショートプラグ
F36 番端子 (MCLKI) と F35 番端子 (MCLKO) の短絡もしくはそれぞれユーザシス
テムへの接続 (MCLKI はヘッダ I/F コネクタ 1 の A27, MCLKO はヘッダ I/F コネク
タ 1 の A28 と接続 ) を選択します。
• EDSU_BREAKX スイッチ
AG4 番端子 (EDSU_BREAKX) を VCC5 でプルアップ (10 kΩ) し , プッシュスイッ
チにてGNDレベルに設定可能 (RC回路によりチャタリング除去を行います) です。
ショートプラグの詳細は「4.1 ショートプラグの設定」を参照してください。
評価 MCU の各信号をモニタピンに接続します。端子名は MB91V460 の端子名を表し
ます。
• FLASH_RDY
AM37 番端子 (FLASH_RDY) を評価 MCU の VCC3 ( 以降 , VCC3 と称します ) にて
モニタピン
プルアップ ( 抵抗値 : 3.3 kΩ) 処理の上モニタピンに接続します。
• FLASH_ALE, FLASH_SYNC, FLASH_ATDIN, FLASH_EQIN, FLASH_RD32,
FLASH_BYTEX, FLASH_SECUR, FLASH_FRSTX, MONCLK, IHIT[3:0]
AN38 番端子 (FLASH_ALE) , AL37 番端子 (FLASH_SYNC) ,
AL35 番端子 (FLASH_ATDIN) , AL36 番端子 (FLASH_EQIN) ,
AK35 番端子 (FLASH_RD32) , AK36 番端子 (FLASH_BYTEX) ,
AM38 番端子 (FLASH_SECUR) , AK37 番端子 (FLASH_FRSTX) ,
W37 番端子 (MONCLK) , AN36 番端子 , AN37 番端子 , AM36 番端子 ,
AP38 番端子 (IHIT[3:0]) をモニタピンに接続します。
(続く)
29
(続き)
項目
内容
評価 MCU の以下の端子処理を行います。端子名は MB91V460 の端子名を表します。各
抵抗器の取扱いについては「4.2 ソケット実装抵抗器の取扱い」を参照してください。
• RSTX, HSTX
AD2 番端子 (RSTX) , AC3 番端子 (HSTX) を 100 kΩ にて VCC5 にプルアップ処理を
行います。
プルアップ抵抗は取外しが可能です。
• NMIX, P16_7, P17_4, P17_5, P17_6, P17_7
AD3 番端子 (NMIX) , B26 番端子 (P16_7) , B22 番端子 (P17_4) , D23 番端子
(P17_5) , D24 番端子 (P17_6) , A25 番端子 (P17_7) を 10 kΩ にて VCC5 にプルアッ
プ処理を行います。プルアップ抵抗は取外しが可能です。
• ALARM_0, ALARM_1
L4 番端子 (ALARM_0) , L3 番端子 (ALARM_1) に 100 kΩ にてプルダウン処理を行
います。プルダウン抵抗は取外しが可能です。
• P14_[7:0], P15_[7:0], P17_[3:0], P18_[7:0], P19_[7:0], P20_[7:0], P21_[7:0],
P22_[7:0], P23_[7:0], P24_[7:0]
端子処理
B30, A31, B29, C29, D29, C28, D28, A30 番端子 (P14_[7:0]) ,
A29, B28, B27, D27, C27, D26, C26, A28 番端子 (P15_[7:0]) ,
C23, B21, C22, A24 番端子 (P17_[3:0]) ,
D22, A23, C21, A22, D21, A21, D20, B20 番端子 (P18_[7:0]) ,
C20, A20, C19, A19, D19, B19, D18, A18 番端子 (P19_[7:0]) ,
A17, B18, C18, B17, C17, D17, D16, A16 番端子 (P20_[7:0]) ,
B16, A15, B15, C16, C15, B14, B13, A14 番端子 (P21_[7:0]) ,
A13, D14, C14, D13, C13, B12, B11, A12 番端子 (P22_[7:0]) ,
D12, A11, D11, C12, C11, B10, B9, A10 番端子 (P23_[7:0]) ,
A9, D10, C10, D9, C9, B8, B7, A8 番端子 (P24_[7:0]) を 10 kΩ 集合抵抗を使って VCC5
にプルアップ処理を行います。プルアップ抵抗は取外しが可能です。
上記以外のユーザ I/O 端子は , 付加回路なしでヘッダボードに接続されます。
5.3 コネクタ仕様
コネクタの仕様を表 5 ∼表 10 に示します。
表 5 コネクタ仕様
項目
30
内容
DC ジャック
付属の AC アダプタを接続します。
DSU ケーブル
DSU ケーブルを接続します。DSU ケーブルの接続方法はエ
ミュレータの取扱説明書を参照してください。
ヘッダ I/F コネクタ 1, 2
ヘッダボードを接続します。接続方法は「3. 接続方法
■ ヘッダボードの接続」を参照してください。
ヘッダ I/F コネクタ 1, 2 の端子配列を表 6 ∼表 9 に示しま
す。
STP コネクタ
GHS 社製 SuperTrace Probe を接続します。接続方法は「3.
接続方法 ■ SuperTrace Probe の接続」を参照してください。
表 6 ヘッダ I/F コネクタ 1 (A 列 )
コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号
A1
―
A2
―
A3
J36
A4
H37
A5
K36
A6
J35
A7
J83
A8
K35
A9
J37
A10
K38
A11
―
A12
―
A13
E38
A14
F37
A15
F38
A16
G35
A17
G38
A18
H36
A19
G37
A20
H38
A21
―
A22
―
A23
C38
A24
D37
A25
D38
A26
E35
A27
F36
A28
F35
A29
E37
A30
G36
A31
―
A32
―
A33
C34
A34
A36
A35
C35
A36
B35
A37
D36
A38
B36
A39
E36
A40
C37
A41
―
A42
―
A43
C32
A44
A34
A45
C33
A46
B33
A47
D33
A48
B34
A49
D34
A50
A35
端子名
UVCC5
UVCC5
P081
P080
P083
P082
P085
RDX
P087
P086
GND
GND
P091
P090
P093
P092
P095
P094
P097
P096
GND
GND
P101
P100
P103
P102
P105
P104
P107
P106
GND
GND
P111
P110
P113
P112
P115
P114
P117
P116
GND
GND
P121
P120
P123
P122
P125
P124
P127
P126
コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号
A51
―
A52
―
A53
C30
A54
A32
A55
C31
A56
D30
A57
B31
A58
D31
A59
B32
A60
A33
A61
―
A62
―
A63
D28
A64
A30
A65
D29
A66
C28
A67
B29
A68
C29
A69
B30
A70
A31
A71
―
A72
―
A73
C26
A74
A28
A75
C27
A76
D26
A77
B27
A78
D27
A79
A29
A80
B28
A81
AC38
A82
AB36
A83
AC36
A84
AC35
A85
―
A86
AF38
A87
AD36
A88
AE36
A89
AG38
A90
―
A91
AD3
A92
AC3
A93
―
A94
―
A95
―
A96
AD1
A97
―
A98
AD2
A99
―
A100
―
端子名
GND
GND
P131
P130
P133
P132
P135
P134
P137
P136
GND
GND
P141
P140
P143
P142
P145
P144
P147
P146
GND
GND
P151
P150
P153
P152
P155
P154
P157
P156
D0
D2
D4
D6
GND
D9
D11
D13
D15
NC
NMIX
HSTX
NC
UVCC5
GND
INITX
GND
RSTX
GND
VCC5H
A 列はコネクタの極性表示側に対応します。また , B 列はその反対側に対応します。
31
表 7 ヘッダ I/F コネクタ 1 (B 列 )
コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号
B1
―
B2
―
B3
B23
B4
A26
B5
B24
B6
C24
B7
B25
B8
C25
B9
B26
B10
A27
B11
―
B12
―
B13
C22
B14
A24
B15
C23
B16
B21
B17
D23
B18
B22
B19
A25
B20
D24
B21
―
B22
―
B23
D20
B24
B20
B25
D21
B26
A21
B27
C21
B28
A22
B29
D22
B30
A23
B31
―
B32
―
B33
D18
B34
A18
B35
D19
B36
B19
B37
C19
B38
A19
B39
C20
B40
A20
B41
―
B42
―
B43
D16
B44
A16
B45
C17
B46
D17
B47
C18
B48
B17
B49
A17
B50
B18
端子名
NC
NC
P161
P160
P163
P162
P165
P164
P167
P166
GND
GND
P171
P170
P173
P172
P175
P174
P177
P176
GND
GND
P181
P180
P183
P182
P185
P184
P187
P186
GND
GND
P191
P190
P193
P192
P195
P194
P197
P196
GND
GND
P201
P200
P203
P202
P205
P204
P207
P206
コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号
端子名
B51
GND
―
B52
GND
―
B53
B13
P211
B54
A14
P210
B55
C15
P213
B56
B14
P212
B57
B15
P215
B58
C16
P214
B59
B16
P217
B60
A15
P216
B61
GND
―
B62
GND
―
B63
B11
P221
B64
A12
P220
B65
C13
P223
B66
B12
P222
B67
C9
P243
B68
B6
P242
B69
A13
P227
B70
D14
P226
B71
GND
―
B72
GND
―
B73
B9
P231
B74
A10
P230
B75
C11
P233
B76
B10
P232
B77
D11
P235
B78
C12
P234
B79
D12
P237
B80
A11
P236
B81
AD38
D1
B82
AA37
D3
B83
AB37
D5
B84
AD35
D7
B85
AE38
D8
B86
AC37
D10
B87
AD37
D12
B88
AE37
D14
B89
GND
―
B90
NC
―
B91
L4
ALARM_0
B92
L3
ALARM_1
B93
NC
―
B94
UVCC5
―
B95
VCC3C
―
B96
NC
―
B97
NC
―
B98
NC
―
B99
NC
―
B100
VCC3H
―
A 列はコネクタの極性表示側に対応します。また , B 列はその反対側に対応します。
32
表 8 ヘッダ I/F コネクタ 2 (A 列 )
コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号
A1
―
A2
―
A3
B7
A4
A8
A5
C14
A6
D13
A7
C10
A8
D9
A9
A9
A10
D10
A11
―
A12
―
A13
E2
A14
F2
A15
D1
A16
F4
A17
C1
A18
E4
A19
D2
A20
E3
A21
―
A22
―
A23
H4
A24
J4
A25
F1
A26
H2
A27
E1
A28
G2
A29
F3
A30
G3
A31
―
A32
―
A33
K3
A34
K4
A35
H1
A36
K2
A37
G1
A38
J2
A39
H3
A40
J3
A41
―
A42
―
A43
D5
A44
A3
A45
D6
A46
A4
A47
C7
A48
C6
A49
A5
A50
B5
端子名
UVCC3
UVCC3
P241
P240
P225
P224
P245
P244
P247
P246
GND
GND
P251
P250
P253
P252
P255
P254
P257
P256
GND
GND
P261
P260
P263
P262
P265
P264
P267
P266
GND
GND
P271
P270
P273
P272
P275
P274
P277
P276
GND
GND
P281
P280
P283
P282
P285
P284
P287
P286
コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号
A51
―
A52
―
A53
J1
A54
L2
A55
C2
A56
D3
A57
B3
A58
C4
A59
B4
A60
C5
A61
―
A62
―
A63
L1
A64
N2
A65
N4
A66
N3
A67
M4
A68
M3
A69
K1
A70
M2
A71
―
A72
―
A73
N1
A74
P1
A75
R3
A76
T2
A77
P3
A78
R2
A79
M1
A80
P2
A81
AF37
A82
AF36
A83
AG36
A84
AG37
A85
―
A86
AK38
A87
AH36
A88
AJ36
A89
AL38
A90
AE1
A91
AE2
A92
―
A93
A6
A94
C8
A95
E9
A96
―
A97
―
A98
AB38
A99
―
A100
AA35
端子名
GND
GND
P291
P290
P293
P292
P295
P294
P297
P296
GND
GND
P301
P300
P303
P302
P305
P304
P307
P306
GND
GND
P311
P310
P313
P312
P315
P314
P317
P316
D16
D18
D20
D22
GND
D25
D27
D29
D31
MD0
MD2
NC
AVRH3
AVRL
AVSS
UVCC3
GND
X1A
GND
X0A
A 列はコネクタの極性表示側に対応します。また , B 列はその反対側に対応します。
33
表 9 ヘッダ I/F コネクタ 2 (B 列 )
コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号
B1
―
B2
―
B3
―
B4
―
B5
R1
B6
U4
B7
V2
B8
U3
B9
U2
B10
T3
B11
R4
B12
T4
B13
―
B14
―
B15
W2
B16
W3
B17
V1
B18
W4
B19
U1
B20
V4
B21
T1
B22
V3
B23
―
B24
―
B25
AA1
B26
AB1
B27
Y2
B28
AA4
B29
Y1
B30
Y4
B31
W1
B32
Y3
B33
―
B34
―
B35
AC1
B36
AC2
B37
AB4
B38
AC4
B39
AB2
B40
AB3
B41
AA2
B42
AA3
B43
―
B44
―
B45
L36
B46
K37
B47
L35
B48
M36
B49
M35
B50
L38
端子名
NC
NC
NC
NC
P321
P320
P323
P322
P325
P324
P327
P326
GND
GND
P331
P330
P333
P332
P335
P334
P337
P336
GND
GND
P341
P340
P343
P342
P345
P344
P347
P346
GND
GND
P351
P350
P353
P352
P355
P354
P357
P356
GND
GND
A1
A0
A3
A2
A5
A4
コネクタ端子番号 評価 MCU 端子番号
B51
L37
B52
M38
B53
M37
B54
―
B55
N35
B56
N36
B57
P35
B58
P36
B59
P38
B60
N38
B61
―
B62
N37
B63
R36
B64
P37
B65
R37
B66
T36
B67
T37
B68
R38
B69
T354
B70
T38
B71
U35
B72
―
B73
U37
B74
U36
B75
V37
B76
V36
B77
V38
B78
U38
B79
―
B80
V35
B81
AH38
B82
AF35
B83
AG35
B84
AH37
B85
AJ38
B86
AH35
B87
AJ35
B88
AJ37
B89
―
B90
AF2
B91
―
B92
―
B93
D7
B94
B6
B95
A7
B96
―
B97
―
B98
AA36
B99
―
B100
AB35
A 列はコネクタの極性表示側に対応します。また , B 列はその反対側に対応します。
34
端子名
A7
A6
A8
GND
A10
A9
A12
A11
A14
A13
GND
A15
A17
A16
A19
A18
A21
A20
A23
A22
A24
GND
A26
A25
A28
A27
A30
A29
GND
A31
D17
D19
D21
D23
D24
D26
D28
D30
GND
MD1
NC
NC
AVCC5
AVCC3
AVRH5
UVCC3
GND
X0
GND
X1
表 10 STP コネクタ
コネクタ端子番号
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
端子名
NC
NC
NC
NC
NC
VCCIO
VCCIO
TRCD7
TRCD8
TRCD9
TRCD10
TRCD11
TRCD12
TRCD13
TRCD14
TRCD16
TRCD18
TRCD20
TRCD22
コネクタ端子番号
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
端子名
NC
NC
TRCCLK
NC
TRSTART
TRCD0
TRCD1
NC
STP_POWERED
nSTP_CONNECTED
TRCD2
TRCD3
TRCD4
TRCD5
TRCD6
TRCD15
TRCD17
TRCD19
TRCD21
NC はアダプタ上では使用しません。端子名および機能については , SuperTrace Probe の取扱説明書を参照し
てください。
奇数ピン番号の列が極性表示側に対応します。偶数ピン番号の列はその反対側に対応します。
35
5.4 外 ROM エミュレーションメモリ AC 仕様
■ 外 ROM エミュレーションメモリライトタイミング
図 27 に外 ROM エミュレーションメモリライトタイミングを示します。
twc
A[22:0]
twr
tcw
ECSX
twp
tds
tdh
EWRX
D[31:0]
記号
項目
最小
最大
単位
twc
ライトサイクル時間
45.2
⎯
ns
tcw
ECSX ↓⇒ EWRX ↑
33.9
⎯
ns
twp
ライトパルス幅
22.6
⎯
ns
tds
データセットアップ時間
22.6
⎯
ns
tdh
データホールド時間
0.0
⎯
ns
twr
アドレスホールド時間
1.0
⎯
ns
図 27 外 ROM エミュレーションメモリライトタイミング
36
■ 外 ROM エミュレーションメモリリードタイミング
図 28 に外 ROM エミュレーションメモリリードタイミングを示します。
VCC5 に印加する電圧によって AC 仕様が異なる点にご注意願います。
trc
A[22:0]
ECSX
trd
RDX
taa
D[31:0]
VCC5 = 3.3 V 時リードアクセス
記号
項目
最小
最大
単位
25.0
⎯
ns
trc
リードサイクル時間
taa
アドレスアクセス時間
⎯
25.0
ns
trd
RDX ↓から有効データ出力時間
⎯
17.1
ns
最小
最大
単位
30.5
⎯
ns
VCC5 = 5 V 時リードアクセス
記号
項目
trc
リードサイクル時間
taa
アドレスアクセス時間
⎯
30.5
ns
trd
RDX ↓から有効データ出力時間
⎯
22.5
ns
図 28 外 ROM エミュレーションメモリリードタイミング
37
SS01-71129-1
富士通マイクロエレクトロニクス・SUPPORT SYSTEM
DSU-FR エミュレータ
BGA-660P アダプタタイプ 2
MB2198-300A-E
取扱説明書
2009 年 1 月 初版発行
発行
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
編集
マーケティング統括部 プロモーション推進部