Component - Pseudo Random Sequence (PRS) V2.0 Datasheet (Japanese).pdf

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PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
擬似乱数列(RPS)
2.0
特長
 2~64 ビットの PRS シーケンス長
 時間分割多重化モード
 シリアル出力ビットストリーム
 連続またシングルステップ動作モード
 標準またはカスタムの多項式
 標準またはカスタムのシード値
 イネーブル入力が、その他のコンポーネントとの同期動作を提供
 計算された疑似ランダム数はリニア フィードバック シフト レジスタ (LFSR)から直接読み出すことが可能
概要説明
The Pseudo Random Sequence (PRS) コンポーネントは LFSR を使用して、疑似ランダムビットストリームを
出力する疑似欄数列を生成します。LFSR はガロア形式(モジュラー形式と呼ばれることもあります)を取り、規
定された最大コード長、または期間を使用します。PRS コンポーネントは、開始後からイネーブル信号が HIGH
である限り連続動作します。The PRS 数値ジェネレータは、0 以外のあらゆる有効なシード値により開始させる
ことができます。
RPS の用途
LFSR はハードウェアに実装することができます。この方法は、直接スペクトル拡散式無線など、疑似ランダム
シーケンスの非常に高速な発生が要求されるアプリケーションに便利です。
グローバル ポジショニング システム(GPS)は、LFSR を使用して高精度な相対時間オフセットを示すシーケンス
を迅速に送信します。ビデオ ゲーム コンソールでもサウンド システムの一部として LSFR を使用するものがありま
す。
Cypress Semiconductor Corporation • 198 Champion Court • San Jose, CA 95134-1709 • 408-943-2600
Document Number: 001-79804 Rev. **
Revised May 30, 2012
Pseudo Random Sequence (PRS)
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カウンタとしての使用
LFSR の状態の反復シーケンスは、分周器として使用することができ、また、非バイナリ シーケンスが使用可能
な場合にはカウンタとしても使用できます。LFSR カウンタは自然バイナリ カウンタやグレイ コード カウンタより単純
なフィードバック 論理であるために、より高いクロック レートで使用することができます。ただし、LFSR からすべて 0
の状態が絶対に入力されないよう注意しなければなりません。たとえば、開始時に他のシーケンスの状態にプリ
セットする場合などです。
入出力接続
このセクションは RPS コンポーネントのさまざまな入力や出力の接続を説明します。I/O 項目のアスタリスク (*) は
その I/O が、説明に挙げられた条件において、回路シンボルに表示されない場合があることを示します。
clock – 入力 *
クロック入力は RPS を計算するための信号を定義します。この入力は API シングルステップ動作モードを選択し
た場合には使用できません。
reset – 入力 *
このリセット入力は RPS を同期リセットする信号を定義します。この入力はクロック制御モードを選択した場合に
使用可能となります。イネーブル入力が HIGH に保持されている場合のみ RPS をリセットすることができます。
enable – 入力
RPS コンポーネントは、開始後からイネーブル信号が HIGH である限り実行されます。この入力が、その他のコ
ンポーネントとの同期動作を提供します。
bitstream – 出力
LFSR の出力。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
コンポーネント・パラメータ
PRS コンポーネントを回路図にドラッグし、ダブルクリックして Configure ダイアログを開きます。このダイアログに
は、PRS コンポーネントのセットアップをガイドする複数のタブがあります。
General タブ
分解能
PRS シーケンスの長さを定義します。このパラメータには、2~64 の値を設定できます。デフォルトは 8 です。
デフォルトでは、Resolution は LFSR 係数、および Polynomial Value を定義します。係数は次の表から取
り込まれます。また、このパラメータは次の表で示されるとおり、最大コード長、または期間を定義します.
分解能
LFSR
Period (2
Resolution
– 1)
分解能
LFSR
Period (2
Resolution
2
2, 1
3
34
34, 31, 30, 26
17179869183
3
3, 2
7
35
35, 34, 28, 27
34359738367
4
4, 3
15
36
36, 35, 29, 28
68719476735
5
5, 4, 3, 2
31
37
37, 36, 33, 31
137438953471
6
6, 5, 3, 2
63
38
38, 37, 33, 32
274877906943
7
7, 6, 5, 4
127
39
39, 38, 35, 32
549755813887
8
8, 6, 5, 4
255
40
40, 37, 36, 35
1099511627775
9
9, 8, 6, 5
511
41
41, 40, 39, 38
2199023255551
10
10, 9, 7, 6
1023
42
42, 40, 37, 35
4398046511103
Document Number: 001-79804 Rev. **
– 1)
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Pseudo Random Sequence (PRS)
分解能
LFSR
Period (2
Resolution
– 1)
分解能
LFSR
Period (2
Resolution
– 1)
11
11, 10, 9, 7
2047
43
43, 42, 38, 37
8796093022207
12
12, 11, 8, 6
4095
44
44, 42, 39, 38
17592186044415
13
13, 12, 10, 9
8191
45
45, 44, 42, 41
35184372088831
14
14, 13, 11, 9
16383
46
46, 40, 39, 38
70368744177663
15
15, 14, 13, 11
32767
47
47, 46, 43, 42
140737488355327
16
16, 14, 13, 11
65535
48
48, 44, 41, 39
281474976710655
17
17, 16, 15, 14
131071
49
49, 45, 44, 43
562949953421311
18
18, 17, 16, 13
262143
50
50, 48, 47, 46
1125899906842623
19
19, 18, 17, 14
524187
51
51, 50, 48, 45
2251799813685247
20
20, 19, 16, 14
1048575
52
52, 51, 49, 46
4503599627370495
21
21, 20, 19, 16
2097151
53
53, 52, 51, 47
9007199254740991
22
22, 19, 18, 17
4194303
54
54, 51, 48, 46
18014398509481983
23
23, 22, 20, 18
8388607
55
55, 54, 53, 49
36028797018963967
24
24, 23, 21, 20
16777215
56
56, 54, 52, 49
72057594037927935
25
25, 24, 23, 22
33554431
57
57, 55, 54, 52
144115188075855871
26
26, 25, 24, 20
67108863
58
58, 57, 53, 52
288230376151711743
27
27, 26, 25, 22
134217727
59
59, 57, 55, 52
576460752303423487
28
28, 27, 24, 22
268435455
60
60, 58, 56, 55
1152921504606846975
29
29, 28, 27, 25
536870911
61
61, 60, 59, 56
2305843009213693951
30
30, 29, 26, 24
1073741823
62
62, 59, 57, 56
4611686018427387903
31
31, 30, 29, 28
2147483647
63
63, 62, 59, 58
9223372036854775807
32
32, 30, 26, 25
4294967295
64
64, 63, 61, 60
18446744073709551615
33
33, 32, 29, 27
8589934591
LFSR 係数を手動で設定する方法:
Resolution を定義します。
Custom チェック ボックスにチェックを付けます。
コンマで区切った係数を LFSR テキスト ボックスに入力し[Enter]を押します。多項式値は自動的に再計算され
ます。
多項式値は 16 進値で表示されます。
注 LFSR 係数値を Resolution 値より大きくすることはできません。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
デフォルトでは、シード値は可能な限りの最大値である(2Resolution – 1) に設定されます。この値は 0 以外の任意
の数値に変更することができます。シード値は 16 進値で表示されます。
注 Resolution を変更すると Seed Value がデフォルト値にリセットされます。
Run Mode (動作モード)
このパラメータは、コンポーネントの動作を連続、または、シングル ステップ動作に定義します。Clocked(デフォル
ト)または API Single Step を選択することができます。PRS 値を連続的に読み込む場合または1つの値を読
み込む必要がある場合には、クロックを停止させるか、クロック制御モードでイネーブルを Low に設定しなければ
なりません。
Advanced タブ
PRS の Advanced タブには次の設定が含まれます:
Implementation (実装)
PRS コンポーネントの実装を定義します。時間多重あり、または、時間多重なし(Single Cycle) となります。
デフォルトは Single Cycle です。
ローパワー モード動作
ローパワー モード後の PRS 挙動を定義します。デフォルトは Restore on Power Up です。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
ローカルパラメータ(API での使用)
これらのパラメータは、API によって使用され、GUI には表示されません。

PolyValueLower(uint32) – 16 進値による多項式値の下位半分が含まれます。デフォルトの分解能は
8 であるため、デフォルトは 0xB8h (LFSR= [8,6,5,4]) になります。

PolyValueUpper (uint32) – 16 進値による多項式値の上位半分が含まれます。デフォルトの分解能は
8 であるため、デフォルトは 0x00h になります。

SeedValueLower (uint32) – 16 進値によるシード値の下位半分が含まれます。デフォルトの分解能は
8 であるため、デフォルトは 0xFFh になります。

SeedValueUpper (uint32) – 16 進値によるシード値の上位半分が含まれます。デフォルトの分解能は
8 であるため、デフォルトは 0 になります。
Clock Select (クロック選択)
Run Mode パラメータに Clocked オプションを選択した場合には、クロックソースを装着する必要があります。
注 Implementation (実装) パラメータで Time Division Multiplex を選択した場合に、8 を超える分解能
で正しい PRS シーケンスを生成するには、データ レートの 4 倍のクロック信号が必要となります。
配置
RPS は、UDB アレイ全体に配置され、すべての配置情報は、cyfitter.h ファイルを通して API に提供されま
す。
リソース
シングルサイクル、API シングルステップ
リソースのタイプ
API メモリ(バイト)
リソース
データパス
セル
PLD
ステータ
ス セル
1〜8 ビット分解能
1
1
0
1
9〜16 ビット分解能
2
1
0
7〜24 ビット分解能
3
1
25〜32 ビット分解能
4
1
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コントロール/カウント
7 セル
フラッシュ
RAM
ピン(外部入出力
ごと)
152
3
2
1
188
4
2
0
1
244
6
2
0
1
240
6
2
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Pseudo Random Sequence (PRS)
時分割多重、API 単一ステップ
リソースのタイプ
API メモリ(バイト)
リソース
データパス
セル
PLD
ステータ
ス セル
コントロール/カウン
ト 7 セル
フラッシュ
RAM
ピン(外部入出力
ごと)
9〜16 ビット分解能
1
3
1
1
302
6
2
7〜24 ビット分解能
2
4
1
1
548
8
2
25〜32 ビット分解能
2
3
1
1
624
8
2
33〜40 ビット分解能
3
4
1
1
753
12
2
41〜48 ビット分解能
3
3
1
1
870
12
2
49〜56 ビット分解能
4
4
1
1
956
12
2
57〜64 ビット分解能
4
3
1
1
1035
12
2
シングルサイクル、クロック制御
リソースのタイプ
API メモリ(バイト)
リソース
データパス
セル
PLD
ステータ
ス セル
コントロール/カウント
7 セル
フラッシュ
RAM
ピン(外部入出力
ごと)
1〜8 ビット分解能
1
1
0
1
180
3
4
9〜16 ビット分解能
2
1
0
1
244
4
4
7〜24 ビット分解能
3
1
0
1
319
6
4
25〜32 ビット分解能
4
1
0
1
302
6
4
時分割多重、クロック制御
リソースのタイプ
API メモリ(バイト)
リソース
データパス
セル
PLD
ステータ
ス セル
コントロール/カウント
7 セル
フラッシュ
RAM
ピン(外部入出力
ごと)
9〜16 ビット分解能
1
3
1
1
318
6
4
7〜24 ビット分解能
2
4
1
1
512
8
4
25〜32 ビット分解能
2
3
1
1
686
8
4
33〜40 ビット分解能
3
4
1
1
855
12
4
41〜48 ビット分解能
3
3
1
1
990
12
4
Document Number: 001-79804 Rev. **
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Pseudo Random Sequence (PRS)
リソースのタイプ
リソース
データパス
セル
49〜56 ビット分解能
57〜64 ビット分解能
API メモリ(バイト)
PLD
ステータ
ス セル
コントロール/カウント
7 セル
フラッシュ
RAM
ピン(外部入出力
ごと)
4
4
1
1
1096
12
4
4
3
1
1
1175
12
4
アプリケーション プログラミング インタフェース
アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) ルーチンにより、ソフトウェアを使用してコンポーネントを設
定できます。次の表は、各関数へのインターフェースとその説明を示しています。続くセクションでは、各関数につ
いて詳しく説明します。
デフォルトでは、PSoC Creator は、規定された設計のコンポーネントの最初のインスタンスに「PRS_1」のインス
タンス名を割り当てます。インスタンス名は、識別子の構文ルールに従った独自の値に変更できます。インスタン
ス名は、すべてのグローバル関数名、変数名、定数名のプリフィックスになります。読みやすいように、下表では
「PRS」というインスタンス名を使用しています。
関数
説明
PRS_Start()
カスタマイザにより提供された値にシードと多項式レジスタを初期化します。PRS の計算は、
入力クロックの立ち上がりエッジで開始されます。
PRS_Stop()
PRS 計算を停止させます。
PRS_Sleep()
PRS 計算を停止させ、PRS 設定を保存します。
PRS_Wakeup()
PRS 設定を復元し、入力クロックの立ち上がりエッジで PRS の計算を開始します。
PRS_Init()
シード値および多項式レジスタを初期値に初期化します。
PRS_Enable()
入力クロックの立ち上がりエッジで PRS の計算を開始します。
PRS_SaveConfig()
シード値および多項式レジスタを保存します。
PRS_RestoreConfig()
シード値および多項式レジスタを復元します。
PRS_Step()
API シングルステップ モードを使用する場合は、PRS を 1 インクリメントします。
PRS_WriteSeed()
シード値を書き込みます。
PRS_WriteSeedUpper()
シード値の上位半分を書き込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
PRS_WriteSeedLower()
シード値の下位半分を書き込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
PRS_Read()
PRS 値を読み込みます。
PRS_ReadUpper()
PRS 値の上位半分を読み込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
関数
説明
PRS_ReadLower()
PRS 値の下位半分を読み込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
PRS_WritePolynomial()
PRS 多項式値を書き込みます。
PRS_WritePolynomialUpper()
PRS 多項式値の上位半分を書き込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されま
す。
PRS_WritePolynomialLower()
PRS 多項式値の下位半分を書き込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されま
す。
PRS_ReadPolynomial()
PRS 多項式値を読み取ります。
PRS_ReadPolynomialUpper()
PRS 多項式値の上位半分を読み取ります。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されま
す。
PRS_ReadPolynomialLower()
PRS 多項式値の下位半分を読み取ります。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されま
す。
グローバル変数
変数
PRS_initVar
説明
PRS が初期化されたかどうかを表します。変数は 0 に初期化され、PRS_Start() が初めて呼び出されたときに
1 に設定されます。これにより、コンポーネントは PRS_Start() ルーチンへの最初の呼び出し後、再初期化なし
に再起動できます。
コンポーネントの再初期化が必要な場合、PRS_Start() や PRS_Enable() 関数の前に、PRS_Init() 関数
が呼び出されます。
void PRS_Start(void)
説明:
シード値および多項式レジスタを初期化します。入力クロックの立ち上がりエッジで PRS 計算が開始
されます。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void PRS_Stop(void)
説明:
PRS 計算を停止させます。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
Document Number: 001-79804 Rev. **
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void PRS_Sleep(void)
説明:
PRS 計算を停止させ、PRS 設定を保存します。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void PRS_Wakeup(void)
説明:
PRS 設定を復元し、入力クロックの立ち上がりエッジで PRS の計算を開始します。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void PRS_Init(void)
説明:
初期値で、シード値および多項式レジスタを初期化します。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void PRS_Enable(void)
説明:
入力クロックの立ち上がりエッジで PRS 計算を開始します。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void PRS_SaveConfig(void)
説明:
シード値および多項式レジスタを保存します。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
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Pseudo Random Sequence (PRS)
void PRS_RestoreConfig(void)
説明:
シード値および多項式レジスタを復元します。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void PRS_Step(void)
説明:
API シングルステップ モードを使用する場合は、PRS を 1 インクリメントします。
パラメータ:
なし
返り値:
なし
副作用:
なし
void PRS_WriteSeed(uint8/16/32 seed)
説明:
シード値を書き込みます。
パラメータ:
uint8/16/32 seed: シード値
返り値:
なし
副作用:
シード値は、マスク = 2
Resolution
- 1 によってカットされます。
14
例えば、PRS 分解能が 14 ビットの場合は、マスク値が次のようになります。マスク = 2
0x3FFFu。
–1=
シード値 = 0xFFFFu はカットされ、シード AND マスク = 0xFFFFu AND 0x3FFFu = 0x3FFFu と
なります。
void PRS_WriteSeedUpper(uint32 seed)
説明:
シード値の上位半分を書き込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
パラメータ:
uint32 シード: シード値の上位半分
返り値:
なし
副作用:
シード値の上位半分は、マスク = 2
(Resolution – 32)
- 1 に準じてカットされます。
例えば、PRC 分解能が 35 ビットの場合は、マスク値が次のようになります:
(35 – 32)
2
^3
– 1 = 2 – 1 = 0x0000 0007u。
シード値の上位半分 = 0x0000 00FFu はカットされ、
シードの上位半分 AND マスク = 0x0000 00FFu AND 0x0000 0007u = 0x0000 0007u。
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void PRS_WriteSeedLower(uint32 seed)
説明:
シード値の下位半分を書き込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
パラメータ:
uint32 シード: シード値の下位半分
返り値:
なし
副作用:
なし
uint8/16/32 PRS_Read(void)
説明:
PRS 値を読み込みます。
パラメータ:
なし
返り値:
uint8/16/32: PRS 値を返します。
副作用:
なし
uint32 PRS_ReadUpper(void)
説明:
PRS 値の上位半分を読み込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
パラメータ:
なし
返り値:
uint32: PRS 値の上位半分を返します。
副作用:
なし
uint32 PRS_ReadLower(void)
説明:
PRS 値の下位半分を読み込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
パラメータ:
なし
返り値:
uint32: PRS 値の下位半分を返します。
副作用:
なし
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Pseudo Random Sequence (PRS)
void PRS_WritePolynomial(uint8/16/32 polynomial)
説明:
PRS 多項値を書き込みます。
パラメータ:
uint8/16/32 polynomial: PRS Polynomial (PRS 多項)
返り値:
なし
副作用:
多項式値は、マスク = 2
Resolution
- 1 に準じてカットされます。
14
例えば、PRS 分解能が 14 ビットの場合は、マスク値が次のようになります。マスク = 2
0x3FFFu。
–1=
多項式値 = 0xFFFFu はカットされ、
多項 AND マスク = 0xFFFFu AND 0x3FFFu = 0x3FFFu。
void PRS_WritePolynomialUpper(uint32 polynomial)
説明:
PRS 多項式値の上位半分を書き込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
パラメータ:
uint32 多項式値 PRS 多項式値の上位半分。
返り値:
なし
副作用:
多項式値の上位半分は、マスク = 2
(Resolution – 32)
- 1 に準じてカットされます。
例えば、PRC 分解能が 35 ビットの場合は、マスク値が次のようになります。
(35 – 32)
2
3
– 1 = 2 – 1 = 0x0000 0007u。
多項式値の上位半分 = 0x0000 00FFu はカットされ、
多項式値の上位半分 AND マスク = 0x0000 00FFu AND 0x0000 0007u = 0x0000 0007u。
void PRS_WritePolynomialLower(uint32 polynomial)
説明:
PRS多項式値の下位半分を書き込みます。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
パラメータ:
uint32多項式値 PRS 多項式値の下位半分
返り値:
なし
副作用:
なし
uint8/16/32 PRS_ReadPolynomial(void)
説明:
PRS 多項式値を読み取ります。
パラメータ:
なし
返り値:
uint8/16/32: PRS 多項式値を返します。
副作用:
なし
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Pseudo Random Sequence (PRS)
®
PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
uint32 PRS_ReadPolynomialUpper(void)
説明:
PRS 多項式値の上位半分を読み取ります。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
パラメータ:
なし
返り値:
uint32: PRS 多項式値の上位半分を返します。
副作用:
なし
uint32 PRS_ReadPolynomialLower(void)
説明:
PRS 多項式値の下位半分を読み取ります。これは33〜64 ビットPRSの時だけ生成されます。
パラメータ:
なし
返り値:
uint32: PRS 多項式値の下位半分を返します。
副作用:
なし
ファームウェア・ソースコードのサンプル
PSoC Creator は、Find Example Project ダイアログに数多くのサンプルプロジェクトを提供しており、そこには
回路図およびコード例が含まれています。コンポーネント固有の例を見るには、[Component Catalog ] または
回路図に置いたコンポーネント インスタンスからダイアログを開きます。一般例については、[Start Page] または
[File (ファイル)] メニューからダイアログを開きます。必要に応じてダイアログにある Filter Options を使用し、
選択できるプロジェクトのリストを絞り込みます。
詳しくは、PSoC Creator ヘルプの「Find Example Project (サンプルプロジェクトを検索)」を参照してください。
機能の説明
PRS ラン モード: クロック制御
このモードでは、PRS コンポーネントは、開始後からイネーブル信号が HIGH である限り連続的に実行されま
す。
PRS ラン モード: API シングルステップ
このモードでは、PRS は API コールによりインクリメントされます。
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®
PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
Pseudo Random Sequence (PRS)
ブロックダイアグラムと設定
PRS は構成された UDB のセットとして実装されます。実装は以下のブロック図のように行われます。
Polynomial
Register
XN
XN-1
X14
X2
X1
N-1
N-2
13
1
0
Shift/Seed
Register
N-1
N-2
2
1
0
タイミング図
clock
時間分割多重化実装モード
reset
time
enable
time
time
PRS Calculated Values
clock
シングル サイクル実装モード
reset
time
enable
time
time
PRS Calculated Values
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Pseudo Random Sequence (PRS)
®
PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
レジスタ
多項式レジスタ (解像度に基づき 2~64 ビット)
多項式レジスタには多項式値が含まれます。PRS_WritePolynomial()、 PRS_WritePolynomialUpper()、
または、PRS_WritePolynomialLower() 関数によって変更できます。PRS_ReadPolynomial()、
PRS_ReadPolynomialUpper()、または、PRS_ReadPolynomialLower() を使用して現在の多項式値を
読み取ることもできます。
シフト/シード レジスタ (解像度に基づき 2~64 ビット)
シフト/シード レジスタにはシード値が含まれます。PRS_WriteSeed()、 PRS_WriteSeedUpper()、または、
PRS_WriteSeedLower() 関数によって変更できます。PRS_ReadSeed()、 PRS_ReadSeedUpper()、ま
たは、PRS_ReadSeedLower() を使用して現在のシード値を読み取ることもできます。
DC 電気的特性と AC 電気的特性
以下の値は、期待される性能を示しており、初期特性データを基にしています。
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PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
Pseudo Random Sequence (PRS)
「公称ルーティングでの最大」タイミング特性
パラメータ
fCLOCK
1
説明
コンポーネント クロック周波数
構成
2
1F
1
Min
Typ
Max
単位
構成1
–
–
57
MHz
構成2
–
–
57
MHz
0F
設定:
設定 1:
Resolution (分解能): 8 ビット
ラン モード:API シングルステップ
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): シングル サイクル
設定 2:
Resolution (分解能): 8 ビット
ラン モード:クロック制御
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): シングル サイクル
設定 3:
Resolution (分解能): 16 ビット
ラン モード:クロック制御
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): 時間分割多重化
構成 4:
Resolution (分解能): 16 ビット
ラン モード:API シングルステップ
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): 時間分割多重化
構成 5:
Resolution (分解能): 32 ビット
ラン モード:API シングルステップ
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): シングル サイクル
構成 6:
Resolution (分解能): 32 ビット
ラン モード:クロック制御
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): シングル サイクル
構成 7:
Resolution (分解能): 64 ビット
ラン モード:API シングルステップ
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): 時間分割多重化
構成 8:
Resolution (分解能): 64 ビット
ラン モード:クロック制御
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): 時間分割多重化
2
時分割多重実装を選択する場合には、コンポーネント クロックの周波数はデータ レートの 4 倍の大きさでなければなりません。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
パラメータ
説明
tclockH
入力クロック HIGH 時
tclockL
入力クロック LOW 時
構成
3
2F
3
1
Min
Typ
Max
単位
構成3
–
–
35
MHz
構成4
–
–
30
MHz
構成5
–
–
43
MHz
構成6
–
–
40
MHz
構成7
–
–
25
MHz
構成8
–
–
30
MHz
該当せず
–
0.5
–
1/fclock
該当せず
–
0.5
–
1/fclock
1
–
–
STA
2
–
–
8.5
STA
0F
Inputs (入力)
4
5
tPD_ps
入力パス遅延、同期ピン
tPD_ps
入力パス遅延、同期ピン
tPD_si
入力パス遅延への同期出力(ルート)
1,2,3,4
–
–
tI_clk
clockXとクロックのアライメント
1,2,3,4
0
–
1
tCY_clock
tPD_IE
コンポーネントクロックへの入力パス遅延
(エッジ依存入力)
1,2
tPD_ps +
tSYNC +
tPD_si
–
tPD_ps +
tSYNC +
tPD_si +
tI_clk
ns
tPD_IE
コンポーネントクロックへの入力パス遅延
(エッジ依存入力)
3,4
tSYNC +
tPD_si
–
tSYNC +
tPD_si +
tI_clk
ns
tIH
入力HIGH期間
1,2,3,4
tCY_clock
–
–
ns
tIL
入力LOW期間
1,2,3,4
tCY_clock
–
–
ns
3F
6
5F
7
6F
7
4F
ns
ns
5
ns
Outputs (出力)
出力レジスターレジスタ時間
–
–
–
ピン パス遅延への出力
–
–
–
3
tCY_clock = 1/fCLOCK. これは 1 クロック周期のサイクルタイムです。
4
tPD_ps 後述の Static Timing Results(静的タイミング結果)を参照。ここにリストされた数値は、多数の入力の STA 分析に基づく呼び値です。
5
tPD_ps と tPD_si はルートパスの遅延。ルーティングは動的なためこれらの値は変化することがあり、最大コンポーネントクロックと同期クロック周波数に直
接の影響を及ぼします。これらの値は、静的タイミング分析の結果に記載されています。
6
tPD_ps 構成 2 で、デバイスのピン毎に定義された固定値。ここに挙げた数字は、デバイスで利用可能なすべてのピンの公称値です。
7
tCY_clock = 4× [1/fCLOCK] 時分割多重実装が選択された場合。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
「すべてのルーティングでの最大」タイミング特性
パラメータ
fCLOCK
1
説明
コンポーネント クロック周波数
構成
3
9F
構成1
1
7F
Min
Typ
Max
–
–
29
2
8F
単位
MHz
設定:
設定 1:
Resolution (分解能): 8 ビット
ラン モード:API シングルステップ
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): シングル サイクル
設定 2:
Resolution (分解能): 8 ビット
ラン モード:クロック制御
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): シングル サイクル
設定 3:
Resolution (分解能): 16 ビット
ラン モード:クロック制御
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): 時間分割多重化
構成 4:
Resolution (分解能): 16 ビット
ラン モード:API シングルステップ
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): 時間分割多重化
構成 5:
Resolution (分解能): 32 ビット
ラン モード:API シングルステップ
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): シングル サイクル
構成 6:
Resolution (分解能): 32 ビット
ラン モード:クロック制御
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): シングル サイクル
構成 7:
Resolution (分解能): 64 ビット
ラン モード:API シングルステップ
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): 時間分割多重化
構成 8:
Resolution (分解能): 64 ビット
ラン モード:クロック制御
ローパワー モード動作:電源立ち上げ時に復元
Implementation (実装): 時間分割多重化
2
「すべてのルーティング」の最大値は、<公称値>/2 で最近似の整数に切り上げ/切り下げられます。この値により、このコンポーネント周波数以下で実
行される場合に、ユーザがタイミング条件を気にする必要がなくなります。
3
時分割多重実装を選択する場合には、コンポーネント クロックの周波数はデータ レートの 4 倍の大きさでなければなりません。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
パラメータ
説明
構成
tclockH
入力クロック HIGH 期間
tclockL
入力クロック LOW 期間
4
10F
4
1
2
単位
Min
Typ
Max
構成2
–
–
29
MHz
構成3
–
–
18
MHz
構成4
–
–
15
MHz
構成5
–
–
22
MHz
構成6
–
–
20
MHz
構成7
–
–
13
MHz
構成8
–
–
15
MHz
該当せず
–
0.5
–
1/fclock
該当せず
–
0.5
–
1/fclock
1
–
–
STA
2
–
–
8.5
STA
7F
8F
Inputs (入力)
5
6
tPD_ps
入力パス遅延、同期ピン
tPD_ps
入力パス遅延、同期ピン
tPD_si
入力パス遅延への同期出力(ルート)
1,2,3,4
–
–
tI_clk
clockXとクロックのアライメント
1,2,3,4
0
–
1
tCY_clock
tPD_IE
コンポーネントクロックへの入力パス遅延
(エッジ依存入力)
1,2
tPD_ps +
tSYNC +
tPD_si
–
tPD_ps +
tSYNC +
tPD_si +
tI_clk
ns
tPD_IE
コンポーネントクロックへの入力パス遅延
(エッジ依存入力)
3,4
tSYNC +
tPD_si
–
tSYNC +
tPD_si +
tI_clk
ns
tIH
入力HIGH期間
1,2,3,4
tCY_clock
–
–
ns
tIL
入力LOW期間
1,2,3,4
tCY_clock
–
–
ns
1F
7
13 F
8
14F
8
12F
ns
ns
6
ns
Outputs (出力)
出力レジスターレジスタ時間
–
–
–
ピン パス遅延への出力
–
–
–
4
tCY_clock = 1/fCLOCK. これは 1 クロック周期のサイクルタイムです。
5
tPD_ps 後述の Static Timing Results(静的タイミング結果)を参照。ここにリストされた数値は、多数の入力の STA 分析に基づく呼び値です。
6
tPD_ps と tPD_si はルートパスの遅延。ルーティングは動的なためこれらの値は変化することがあり、最大コンポーネントクロックと同期クロック周波数に直
接の影響を及ぼします。これらの値は、静的タイミング分析の結果に記載されています。
7
tPD_ps 構成 2 で、デバイスのピン毎に定義された固定値。ここに挙げた数字は、デバイスで利用可能なすべてのピンの公称値です。
8
tCY_clock = 4× [1/fCLOCK] 時分割多重実装が選択された場合。
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PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
Pseudo Random Sequence (PRS)
特性データ用の STA 結果の使用方法
公称ルーティング最大値は、静的タイミング分析 (STA) を使って、複数のテスト パスから収集されます。STA 結
果を用いた場合、次の手法で設計の最大値を計算できます:
fCLOCK 最大コンポーネントクロック周波数が、外付けクロックという名前のクロックサマリにタイミング結果として表
示されます。下図は、_timing.html によるクロック制限の例を示しています。
入力パス遅延とパルス幅
入力の機能分析を行う場合、すべての入力は、どのような構成になっているかに関わらず、図 1 に示す 4 つの可
能な構成の 1 つに該当します。
すべての入力は同期されていなければなりません。同期のメカニズムは、コンポーネントへの入力ソースによって異
なります。システムの動作を完全に解釈するには、各入力でどの入力構成を設定したか、またシステムのクロック
構成を理解する必要があります。このセクションでは、Static Timing Analysis (静的タイミング分析、STA) の
結果を使用して、システムの特性分析を行う方法について説明します。
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PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
Pseudo Random Sequence (PRS)
図 1. コンポーネントタイミング仕様のための入力構成
構成
1
コンポーネントクロック
シンクロナイザクロック(周波数)
図
1
master_clock
master_clock
図6
1
クロック
master_clock
図4
1
クロック
clockX = clock
1
クロック
clockX > clock
図3
1
クロック
clockX < clock
図5
2
master_clock
master_clock
図6
2
クロック
master_clock
図4
1
15F
図2
クロック周波数は同じですが、立ち上がりエッジのアライメントは保証されていません。
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PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
構成
Pseudo Random Sequence (PRS)
コンポーネントクロック
シンクロナイザクロック(周波数)
3
master_clock
master_clock
3
クロック
master_clock
図
図11
図9
1
3
クロック
clockX = clock
図7
3
クロック
clockX > clock
図8
3
クロック
clockX < clock
図 10
4
master_clock
master_clock
図11
4
クロック
クロック
図7
1. 入力は、デバイスピンによって駆動され「sync」コンポーネントによって、内部と同期します。このコンポーネント
は、そのコンポーネントが使用するクロックと異なる内部クロックを使用して、クロックを供給されます(すべての
内部クロックは master_clock から派生されます)。
この方法で設定される入力とした場合、clockX は、コンポーネント クロックより高速、低速、または同じ場合
があります。master_clock と同じにすることもできます。これにより、 図 2、 図 3、図 5、そして、図 6 に示す
特性分析パラメータが生成されます。
2. この入力は、デバイスピンから駆動され、master_clock を使用してピンの部分で同期されます。
この方法で構成された入力とした場合、master_clock はコンポーネントのクロックより速い場合と同じ場合
があります(遅いことはありません)。これにより、図 3 と 図 6 に示す特性分析パラメータが生成されます。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
図 2. 入力構成 1 および 2。同期クロック周波数 = コンポーネント クロック周波数(clock および clockX の
エッジアライメントは保証されません。)
master_clock
clockX
tsync
clock
tPD_ps
Input @ pin
tPD_si
Input @ sync output
Input @ component
tPD_IE
tIH
tI_clk
tIL
図 3. 入力構成 1 と 2; Sync. クロック周波数 > コンポーネント クロック 周波数
master_clock
clockX
tsync
clock
tPD_ps
Input @ pin
tPD_si
Input @ sync output
Input @ component
tPD_IE
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tIH
tIL
tI_clk
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Pseudo Random Sequence (PRS)
図 4. 入力構成 1 と 2; [Sync. クロック周波数 == master_clock] > コンポーネント クロック周波数
master_clock
tsync
clock
tPD_ps
Input @ pin
tPD_si
Input @ sync output
Input @ component
tIH
tPD_IE
tI_clk
tIL
図 5. 入力構成 1; Sync. クロック周波数 < コンポーネント クロック周波数
master_clock
clockX
tsync
clock
tPD_ps
Input @ pin
tPD_si
Input @ sync output
Input @ component
tPD_IE
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tIH
tIL
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Pseudo Random Sequence (PRS)
図 6. 入力構成 1 と 2; Sync.クロック = コンポーネントクロック= master_clock
tsync
clock
tPD_ps
Input @ pin
tPD_si
Input @ sync output
Input @ component
tPD_IE
tIH
tIL
3. 入力は PSoC 内部のロジックによって駆動されます。これはコンポーネントが使用するクロックとは異なるクロッ
クをベースにして同期しています(すべての内蔵クロックは master_clock から生成されます)。
この方法で設定される入力を特性化する場合、シンクロナイザ クロック は、コンポーネント クロックより高速、
低速、または同じになります。これにより、図 7、 図 8、および図 10 に示す特性分析パラメータが生成されま
す。
4. 入力は PSoC 内部のロジックに駆動されます。これはコンポーネントが使用するクロックと同じクロックをベース
にして同期しています。
入力をこの方法で設定する場合には、シンクロナイザ クロックはコンポーネント クロックと同じになります。これ
により、図 11 に示す特性分析パラメータが生成されます。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
図 7. 入力構成 3 のみ; Sync. クロック周波数 = コンポーネント クロック周波数(clock および clockX のエッ
ジアライメントは保証されません。)
master_clock
clockX
clock
tPD_si
Logic Output
Input @ component
tIH
tIL
この図は、静的タイミング分析 (STA) によるクロックの情報を示します。デジタルクロック領域のすべてのクロックは
master_clock と同期します。ただし、同じ周波数の 2 つのクロックは立ち上がりエッジが揃っていない場合があり
ます。そのため、静的タイミング分析ツールは、クロックが同期しているエッジがどちらか判別できず、最低 1 つの
master_clock サイクルを想定します。すなわち、tPD_si は今、システム master_clock 上で限定的な効果しか
ありません。パス遅延が長すぎる場合には、master_clock セットアップ時間違反が発生します。この場合、シス
テムの同期クロックを変更するか、master_clock を遅い周波数で実行しなければなりません。
図 8. 入力構成 3; Sync. クロック周波数 > コンポーネント クロック 周波数
master_clock
clockX
clock
tPD_si
Logic Output
Input @ component
tIH
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tIL
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Pseudo Random Sequence (PRS)
図 7 に示すのと類似した方法で、すべてのクロックは master_clock から派生します。STA は、この構成で
1master_clock サイクル分、master_clock における tPD_si の制限を示します。このパスの遅延が長すぎると、
master_clock セットアップ時間の違反が発生します。この場合、システムの同期クロックを変更するか、
master_clock を遅い周波数で実行しなければなりません。
図 9. 入力構成 3; シンクロナイザクロック周波数 = master_clock > コンポーネントクロック周波数
master_clock
clock
tPD_si
Logic Output
Input @ component
tIH
tIL
図 10. 入力構成 3; シンクロナイザクロック周波数 < コンポーネントクロック周波数
master_clock
clockX
clock
tPD_si
Logic Output
Input @ component
tIH
tIL
図 7 に示すのと類似した方法で、すべてのクロックは master_clock から派生します。STA は、この構成で
1master_clock サイクル分、master_clock における tPD_si の制限を示します。このパスの遅延が長すぎると、
master_clock セットアップ時間の違反が発生します。この場合、システムの同期クロックを変更するか、
master_clock を遅い周波数で実行しなければなりません。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
図 11. 入力構成 4 のみ; シンクロナイザクロック = コンポーネントクロック
clock
tPD_si
Logic Output
Input @ component
tIH
tIL
このセクションのこれまでのすべての図の中で、使用中の実装を理解するために最も重要なパラメータは fCLOCK と
tPD_IE です。 tPD_IE は tPD_ps および tSYNC(構成 1 と 2 のみ)、tPD_si, および tI_Clk によって定義されます。tPD_si
が最大コンポーネントクロック周波数を定義することに注意することが重要です。tI_Clk は STA の結果によるもので
はありませんが、tPD_IE が登録された場合は重要となります。これはシンクロナイザとコンポーネントクロックの間の
ルートにあるマージンです。
tPD_ps と tPD_si は STA の結果に含まれています。
tPD_ps は、_timing.html ファイルで定義されている入力設定時間を参照してください。この入力の Fan-out は 1
つ以上ある可能性があり、これらのパスの最大値を評価する必要があります。
tPD_si は、レジスタ~レジスタ時間に定義されています。_timing.html ファイルを使用するには、ネット名を知って
いなければなりません。このパスの Fan-out は 1 つ以上ある可能性があり、これらのパスの最大値を評価する必
要があります。
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Pseudo Random Sequence (PRS)
®
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出力パス遅延
出力のパス遅延の特性分析を行う場合、STA 結果のどこでデータを見つけることができるかを知るために、出力
の送信先を知らなければなりません。このコンポーネントでは、すべての出力がコンポーネントクロックに同期されて
います。出力は 2 つのカテゴリのうち、いずれかに該当します。出力は、デバイス内の他のコンポーネント、または、
デバイス外のピンのどちらかに送られます。前者の場合、ロジック~入力の説明に記載されているレジスタ~レジ
スタ時間を見ます(ソースクロックはコンポーネントクロックです)。後者の場合、_timing.html STA 結果のクロック
~出力時間を見ます。
コンポーネントの変更
ここでは、過去のバージョンからコンポーネントに加えられた主な変更を示します。
バージョン
変更の説明
2.0.b
最新のリソース情報はデータシートにあります
2.0.a
データシートに特性データを追加
変更の理由 / 影響
データシートのマイナーな編集と更新
2.0
PSoC 3 製品版シリコンのために追加されたサポート。変
更は以下のとおりです:

時間分割多重化の実装モードに 4x クロックを追加

1x クロックでのシングル サイクル実装が 1〜32 ビットで
利用可能になりました。

4x クロックでの時間分割多重化の実装モードが 9〜
64 ビットで利用可能になりました。

同期入力信号のリセットが追加されました。

同期入力信号のイネーブルが追加されました。

実装と低電力モードパラメータのための Configure ダ
イアログに、「Advanced(詳細設定)」ページが新たに
追加されました。
PRS_Sleep()/PRS_Wakeup() および
PRS_Init()/PRS_Enable() API が追加されました。
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PSoC 3 製品版デバイスをサポートする新しい要求によ
り、PRS コンポーネントの新しい 2.0 バージョンが作成され
ました。
低消費電力モードをサポートし、ほとんどのコンポーネント
の初期化と有効化の制御を分離する共通インターフェー
スを提供するため。
Document Number: 001-79804 Rev. **
®
PSoC Creator™ コンポーネント・データシート
バージョン
変更の説明
Pseudo Random Sequence (PRS)
変更の理由 / 影響
PRS_WriteSeed() と PRS_WriteSeedUpper() の機
能をアップデートしました。
マスク パラメータは、シード値をカットして、書き込み中に分
解能を定義するために使用されました。
リセット DFF のトリガが、次の多項式書き込み関数に追
加されました。PRS_WritePolynomial()、
PRS_WritePolynomialUpper()、
PRS_WritePolynomialLower()。
計算を開始する前に、DFF トリガを正しい状態に設定す
る必要があります (多項式の最上位ビットは常に 1)。この
条件を満たすため、シードまたは多項式レジスタへの書き
込みは、DFF トリガをリセットします。
一部のパラメータで、Expression View が見れるよう、
Configureダイアログが更新されました。
Expression View は、記号パラメータに直接アクセスする
ために使用されます。このビューによって、必要に応じて、コ
ンポーネント パラメータを外部パラメータに接続することがで
きます。
[Configure (設定)] ダイアログが更新され、さまざまなパラ
メータにエラー アイコンが追加されました。
テキスト ボックスに不正な値を入力すると、問題を説明す
るツールのヒントとともに、エラー アイコンが表示されます。こ
のことによって、別々のエラー メッセージより使いやすくなりま
す。
Copyright © 2005-2012 Cypress Semiconductor Corporation 本文書に記載される情報は、予告なく変更される場合があります。Cypress Semiconductor Corporation は、サイプレス製品に組み込まれた回路以
外のいかなる回路を使用することに対しても一切の責任を負いません。特許又はその他の権限下で、ライセンスを譲渡又は暗示することもありません。サイプレス製品は、サイプレスとの書面による合意に基づくものでない限り、
医療、生命維持、救命、重要な管理、又は安全の用途のために仕様することを保証するものではなく、また使用することを意図したものでもありません。さらにサイプレスは、誤動作や故障によって使用者に重大な傷害をもた
らすことを合理的に予想される、生命維持システムの重要なコンポーネンツとしてサイプレス製品を使用することを許可していません。生命維持システムの用途にサイプレス製品を供することは、製造者がそのような使用におけ
るあらゆるリスクを負うことを意味し、その結果サイプレスはあらゆる責任を免除されることを意味します。
PSoC Designer™及び Programmable System-on-Chip™は、Cypress Semiconductor Corp.の商標、PSoC®は同社の登録商標です。本文書で言及するその他全ての商標又は登録商標は各社の所有物です。
全てのソースコード(ソフトウェア及び/又はファームウェア)は Cypress Semiconductor Corporation (以下「サイプレス」)が所有し、全世界(米国及びその他の国)の特許権保護、米国の著作権法並びに国際協定の条項に
より保護され、かつそれらに従います。サイプレスが本書面によるライセンシーに付与するライセンスは、個人的、非独占的かつ譲渡不能のライセンスであって、適用される契約で指定されたサイプレスの集積回路と併用される
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レスのソースコード及び派生著作物をコンパイルするためのライセンスです。上記で指定された場合を除き、サイプレスの書面による明示的な許可なくして本ソースコードを複製、変更、変換、コンパイル、又は表示することは
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は、誤動作や故障によって使用者に重大な傷害をもたらすことが合理的に予想される生命維持システムの重要なコンポーネンツとしてサイプレス製品を使用することを許可していません。生命維持システムの用途にサイプレス
製品を供することは、製造者がそのような使用におけるあらゆるリスクを負うことを意味し、その結果サイプレスはあらゆる責任を免除されることを意味します。
ソフトウェアの使用は、適用されるサイプレスソフトウェアライセンス契約によって制限され、かつ制約される場合があります。
Document Number: 001-79804 Rev. **
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