ASAHI KASEI [AK6510C/12C] AK6510C / 12C SPI バス対応 32K / 64Kbit EEPROM 特 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 長 電気的書換え可能な、不揮発性メモリ 単一電源動作(動作電源電圧:1.8V~5.5V) AK6510C・・32Kbit 4096 ワード×8 ビット構成 AK6512C・・64Kbit 8192 ワード×8 ビット構成 インタフェース:SPI バス(0, 0),(1, 1)に対応 高速動作(5MHz 動作:VCC=4.5V~5.5V) 低消費電力 待機時 0.8 µA max. 書き換え回数:100 万回/アドレス データ保持 :10 年 優れた機能 32 バイトのページ・ライト機能 ブロック毎のライトプロテクト機能 自動 消去/書き込みサイクル(5ms max.) ハードウェア、ソフトウェアによる誤書き込み防止機能 小容量のデータ記憶に最適 低コストで実装効率の優れた 8 ピンパッケージ(SSOP, SONW) SO DATA REGISTER SI INSTRUCTION REGISTER INSTRUCTION DECODE, CONTROL AND CLOCK GENERATION R/W AMPS AND AUTO ERASE EEPROM AK6510C=32Kbit ADD. BUFFERS DECODER AK6512C=64Kbit CS VPP SW SCK HOLD VREF VPP GENERATOR STATUS REGISTER WP ブロック図 DAP02J-03 2005/01 - 1 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] 機 能 概 要 AK6510C/12C は 4096/8192 ワード×8 ビット構成の、32K/64K ビット不揮発性メモリです。それぞ れのワードごとに独立に、読み出し、書き込みの操作ができます。 AK6510C/12C は、単一電源(1.8V~5.5V)で動作し、書き込み動作に必要な高電圧は、デバイス内 部で発生させています。 AK6510C/12C のシリアルインタフェースは、CS ピン、SCK ピン、SI ピン、SO ピンによって制御 されます。データの入出力はシリアルクロック SCK に同期しており、クロックの立ち上がりエッジで データは取り込まれ、クロックの立ち下がりエッジでデータは出力されます。 命令には READ(読み出し)、WRITE(書き込み)、WREN(書き込み許可)、WRDI(書き込み 禁止)、RDSR(ステータス・レジスタ読み出し)、WRSR(ステータス・レジスタ書き込み)の 6 種 類があり、それぞれ 8 ビット単位で構成されるオペコード、アドレス、及びデータによって構成され ます。各命令は CS ピンを"H"から"L"にすることにより受け付けられます。 又、AK6510C/12C は、1/4 ブロック毎の書き込み禁止ブロック設定機能、WP ピンによる誤書き込み 防止機能、HOLD ピンによるデータ転送中断機能、などを備えています。 ■ ピン配置 AK6510CL/12CL AK6510CM/12CM CS SO WP GND 1 2 3 4 8 7 6 5 VCC CS SO HOLD SCK SI WP GND 1 2 3 4 8 7 6 5 VCC HOLD SCK SI 8pin SONW 8pin SSOP ピン名称 機能 チップセレクト入力 CS シリアルクロック入力 SCK SI シリアルデータ入力 SO シリアルデータ出力 WP ライトプロテクト入力 ホールド入力 HOLD VCC 電源 GND グランド ■ 製品の種類 製品名 AK6510CM AK6510CL AK6512CM AK6512CL 容量 32Kbit 64Kbit 電源電圧 1.8V~5.5V 1.8V~5.5V 1.8V~5.5V 1.8V~5.5V DAP02J-03 動作温度範囲 -40℃~+85℃ -40℃~+85℃ -40℃~+85℃ -40℃~+85℃ パッケージ 8 ピン SSOP 8 ピン SONW 8 ピン SSOP 8 ピン SONW 2005/01 - 2 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] ■ データ転送について クロックを出力するICは"マスター"と呼ばれ、クロックを受け取るICは"スレーブ"と呼ばれま す。AK6510C/12C はスレーブとして動作し、SI ピンからデータが取り込まれ、SO ピンからデータを 出力します。データは MSB ファーストで転送されます。 CS ピンが"H"から"L"になると、AK6510C/12C はクロック(SCK)の立ち上がりエッジで SI ピンか らデータを取り込みます。CS ピンが"H"の時、SI ピンのデータは取り込まれず、SO ピンは Hi-Z です。 命令は 8 ビット単位で構成され、オペコード、アドレス、データで構成されます。無効なオペコー ドが入力された場合、AK6510C/12C はそのオペコードを無視し、その後のデータを取り込みません。 この時、SO ピンは Hi-Z であり、次の命令を入力する場合には、一度、CS ピンを"H"にした後、新た に命令を入力して下さい。 ■ 命令中断機能 AK6510C/12C は、HOLD ピンを備えており、データ転送を中断させることができます。 SCK="L"で HOLD ピンが"H"から"L"になるとデータ転送は中断され、SCK="L"で HOLD ピンが "L"から"H"になるとデータ転送は再開されます。中断中、SCK ラインにクロックを入力することが可 能です。 ■ WP ピンによる誤書き込み防止機能 AK6510C/12C はステータスレジスタを備えており、ステータスレジスタ中の WPEN ビットが"1"の 場合には WP 機能は有効になります。WPEN ビットが"1"で WP ピン="L"の場合、ステータスレジスタ への書き込み命令は実行されません。CS ピン="L"でステータスレジスタへの書き込み命令を入力して いる間に WP ピンが"L"になった場合、ステータスレジスタへの書き込み動作は実行されません。又、 内部プログラミング動作中に WP ピンが"L"になった場合には、この内部プログラミング動作は影響を 受けず、ステータスレジスタへの書き込み動作は実行されます。 WPEN ビットが"0"の場合には WP ピン機能は無効になります。この機能により、WP ピン="L"に固 定されるシステムでも、ステータスレジスタへの書き込みを実行することが可能です。 又、WP ピンが"H"の時、読み出し動作、書き込み動作は通常通り実行することができます。 DAP02J-03 2005/01 - 3 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] ピ ン 機 能 ○ CS(チップセレクト入力) CS ピンが"H"から"L"になると、AK6510C/12C はクロック(SCK)の立ち上がりエッジ で SI ピンからデータを取り込みます。CS ピンが"H"の時、SI ピンのデータは取り込まれ ず、SO ピンは Hi-Z です。 ○ SCK(シリアルクロック入力) データの入出力はシリアルクロック SCK に同期しており、クロックの立ち上がりエッジ でデータは取り込まれ、クロックの立ち下がりエッジでデータは出力されます。 ○ SI(シリアルデータ入力) オペコード、アドレス、書き込むデータが入力されます。 ○ SO(シリアルデータ出力) EEPROM メモリアレイのデータ、ステータスレジスタのデータが出力されます。 ○ WP(ライトプロテクト入力) ステータスレジスタへの書き込みを制御するピンです。 ステータスレジスタ中の WPEN ビットが"0"の場合には WP ピン機能は無効になります。 この場合、ステータスレジスタの WEN ビットが"1"であれば、WP ピンの状態に関わらず、 ステータスレジスタへの書き込み命令は実行されます。 WPEN ビットが"1"の場合には WP 機能は有効になります。WPEN ビット="1"で、 WP ピン="L"の場合、ステータスレジスタへの書き込み命令は実行されません。 WPEN ビット="1"の場合でも WP ピン="H"で、WEN ビットが"1"であれば、ステータスレ ジスタへの書き込み命令は実行されます。 尚、命令を入力している期間、WP ピンは固定して下さい。 ○ HOLD(ホールド入力) HOLD ピンにより、データ転送を中断させることができます。 SCK="L"で HOLD ピンが"H"から"L"になるとデータ転送は中断され、SCK="L"で HOLD ピンが"L"から"H"になるとデータ転送は再開されます。中断中、SCK ラインにクロ ックを入力することが可能です。 DAP02J-03 2005/01 - 4 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] 命 令 説 明 AK6510C/12C の命令一覧を表 1 に示します。CS ピンが"H"から"L"に変化すると命令入力は可能に なり、命令は MSB ファーストで入力します。 命令 オペコード アドレス READ 0000 ×011 ×××A12-A8 ( 注 ) WRITE 0000 ×010 (注 ) WREN 0000 ×110 書き込み許可命令 WRDI 0000 ×100 書き込み禁止命令 RDSR 0000 ×101 Bit7-Bit0 (out) ステータスレジスタ読み出し WRSR 0000 ×001 Bit7-Bit0 (in) ステータスレジスタ書き込み ×××A12-A8 データ 内 容 A7-A0 D7-D0 (out) EEPROM メモリ読み出し A7-A0 D7-D0 (in) EEPROM メモリ書き込み (注) AK6510C では、"A12"はドント・ケアです。 ×:ドント・ケア 表 1.命令一覧表 WREN (WRITE ENABLE)/WRDI (WRITE DISABLE) AK6510C/12C は書き込み禁止状態と書き込み許可状態の 2 つの状態を持っています。書き込み禁止 状態では書き込み命令は実行されず、書き込み命令入力の前には WREN 命令を入力しなければ書き込 み命令は実行されません。電源立ち上げ時、AK6510C/12C は書き込み禁止状態で立ち上がります。 WRDI 命令の入力後は全ての書き込み命令は実行されません。 CS SCK SI 0 0 1 0 2 0 3 4 × 0 5 1 6 1 7 0 Hi-Z SO ×=ドント・ケア WREN 命令 CS SCK SI SO 0 0 1 0 2 0 3 0 4 × 5 1 6 0 7 0 Hi-Z ×=ドント・ケア WRDI 命令 DAP02J-03 2005/01 - 5 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] RDSR (READ STATUS REGISTER) RDSR命令により、ステータスレジスタの内容を読み出すことができます。 ステータスレジスタは、RDYビット、WENビット、BP0/BP1ビット、WPENビットを備えており、 RDSR命令によりREADY/BUSY状態、書き込み許可/禁止状態、書き込み禁止ブロックを確認すること ができます。 又、これらのビットはWRSR命令により設定することができます。 CS SCK 0 SI 0 1 0 2 0 3 4 × 0 5 1 Hi-Z SO 6 0 7 8 9 10 11 12 13 14 1 Bit7 Bit6 Bit5 Bit4 Bit3 Bit2 Bit1 Bit0 ×=ドント・ケア RDSR命令 Bit7 Bit6 Bit5 Bit4 Bit3 Bit2 Bit1 Bit0 WPEN × × × BP1 BP0 WEN RDY ビット 内 容 WPEN WP ピン機能設定ビット(EEPROM ビット) 表 3 をご参照下さい。 BP0 / BP1 EEPROM メモリの書き込み禁止ブロックの設定ビット(EEPROM ビット) 表 4 をご参照下さい。 WEN 書き込み許可/禁止状態確認ビット(読み出しのみ可能) 本ビットはプロテクト状態に関わらず、WREN/WRDI 命令により設定さ れます。 WEN=0:書き込み禁止状態 WEN=1:書き込み許可状態 RDY READY/BUSY 状態確認ビット(読み出しのみ可能) RDY=0:READY 状態 RDY=1:BUSY 状態 表 2.ステータスレジスタ構成 DAP02J-03 2005/01 - 6 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] WRSR (WRITE STATUS REGISTER) WRSR 命令により EEPROM メモリアレイの書き込み禁止ブロックを設定することができます。 AK6510C/12C のメモリアレイは 4 つのブロックに分割されています。書き込み禁止ブロックはメモリ アレイの 1/4、1/2、メモリアレイ全体の中から選択することができます。書き込み禁止に設定された ブロックには書き込みはできず、読み出しのみ可能です。ステータスレジスタと書き込み禁止ブロッ クの関係を表 3 に示します。 ステータスレジスタ中の BP0 ビット、BP1 ビット、WPEN ビットの 3 ビットは EEPROM ビットで 構成され、これらの特性(WREN、tE/W、RDSR)は EEPROM メモリアレイの特性と同じです。 WRSR 命令により WPEN(WRITE PROTECT ENABLE)ビットを設定し、WP ピン機能の設定をす ることもできます。WP ピン="L"で WPEN ビットが"1"の時、BP0/BP1 ビット、WPEN ビットを含むス テータスレジスタとメモリアレイの書き込み禁止ブロックへの書き込み命令は実行されません。 この時、書き込みは、書き込み禁止されていないメモリアレイ・ブロックへの書き込みのみ可能です。 WP ピン="H"、又は WPEN ビットが"0"の時、WP ピンの機能は無効になり、ステータスレジスタへ の書き込み命令は実行されます。 また、WRSR 命令入力前には WREN 命令を入力する必要があり、書き込み動作終了後、AK6510C/12C は自動的に書き込み禁止状態になります。 CS SCK SI 0 0 1 0 2 0 3 4 × 0 5 0 6 0 7 8 9 10 11 12 13 14 15 1 Bit7 Bit6 Bit5 Bit4 Bit3 Bit2 Bit1 Bit0 Hi-Z SO ×=ドント・ケア WRSR 命令 WPEN ビット WP ピン WEN ビット 書き込み禁止 ブロック 通常 ブロック ステータス レジスタ 0 × 0 WRITE 不可 WRITE 不可 WRITE 不可 0 × 1 WRITE 不可 WRITE 可 WRITE 可 1 Low 0 WRITE 不可 WRITE 不可 WRITE 不可 1 Low 1 WRITE 不可 WRITE 可 WRITE 不可 × High 0 WRITE 不可 WRITE 不可 WRITE 不可 × High 1 WRITE 不可 WRITE 可 WRITE 可 表 3. WPEN機 能 ステータス レジスタ BP1 BP0 0 0 0 1 1 0 1 1 書き込み禁止ブロック AK6510C なし C00h-FFFh 800h-FFFh 000h-FFFh AK6512C なし 1800h-1FFFh 1000h-1FFFh 0000h-1FFFh 表 4.書き込み禁止ブロックの設定 DAP02J-03 2005/01 - 7 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] WRITE (WRITE SEQUENCE) WRITE 命令により EEPROM メモリアレイへの書き込みを実行することができます。 WRITE 命令は CS ピンを"H"から"L"にした後、オペコード、書き込むアドレス、データを SI ピンか ら入力します。命令入力後、CS ピンを"L"から"H"にすると、内部プログラミングサイクルが始まりま す。尚、命令終了時の CS ピンの立ち上げは、最終データビット(D0)を取り込んだ後、次の SCK ク ロックの立ち上がりエッジが入力される前に立ち上げて下さい。これ以外のタイミングで CS が立ち 上がった場合には WRITE 命令は実行されません。 書き込みに必要な時間は自動プログラミング時間に示されていますが、RDSR 命令によりステータ スレジスタの RDY ビット(Bit0)を確認することにより、より速い書き込みサイクルを実行することが できます。RDY=1 は、内部プログラミングサイクル中を示し、RDY=0 は、内部プログラミングサイ クル終了を示します。内部プログラミングサイクル中に RDSR 命令を実行した場合、"FF"が出力され ます。尚、内部プログラミングサイクル中は RDSR 命令以外の命令は受け付けられません。 AK6510C/12C は 32 バイトまでのデータを一度に書き込むことができるページライト機能を備えて います。書き込むデータを送った後、さらにデータを送ると、データは 32 バイトまでのデータを格納 することができる内部レジスタに格納されます。書き込みデータ入力後に CS ピンが"L"から"H"にな ると、内部レジスタに格納されたデータが EEPROM に書き込まれます。 ページライトは下位 5 ビットのアドレスに対して有効であり、上位アドレスビットは変化しません。 例えば、AK6510C では、"XXXX XXX1 1111"への書き込み後、次に書き込まれるアドレスは"XXXX XXX0 0000"であり、AK6512C では、"X XXXX XXX1 1111"への書き込み後、次に書き込まれるアドレ スは"X XXXX XXX0 0000"です。 32 バイト以上のデータが入力された場合、アドレスカウンタはロールオーバーし、以前に書き込ま れたデータに上書きされます。例えば、34 バイトのデータを送ると 33 バイト目のデータは 1 バイト 目に送られたデータに、34 バイト目のデータは 2 バイト目のデータに、上書きされます。 WRITE 命令入力前には WREN 命令を入力する必要があり、書き込み動作終了後、AK6510C/12C は 自動的に書き込み禁止状態になります。書き込み禁止状態にて書き込み命令が入力された場合には、 書き込み命令は無視され、CS が"H"になった時、AK6510C/12C は待機状態に戻ります。次の CS の立 ち下がりから、新たに命令を入力することが可能です。 尚、書き込み禁止ブロック内のアドレスには書き込むことはできません。 CS SCK 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 22 23 24 25 30 31 データ(n) SI 0 0 0 0 × 0 1 0 × × (注) × A12 A11 A10 A1 A0 D7 D6 D1 D0 Hi-Z SO CS SCK 32 33 34 35 36 37 38 39 40 データ(n+1) SI SO データ(n+31) D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 D7 D0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 Hi-Z (注) AK6510C では、"A12"はドント・ケアです。 ×=ドント・ケア WRITE 命令 DAP02J-03 2005/01 - 8 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] READ (READ SEQUENCE) READ 命令により EEPROM メモリアレイのデータを読み出すことができます。 READ 命令は CS ピンを"H"から"L"にした後、オペコード、アドレスを入力します。その後、指定 したアドレスのデータ(D7-D0)が SO ピンから出力されます。 1 バイトのデータ読み出し後、さらにクロックが入力されると、次のアドレスのデータが出力され ます。最上位アドレスのデータを読み出した後、さらにクロックを加えた場合には最下位アドレスの データが読み出されます。 尚、アドレス最終ビット(A0)取り込み後の SI ピン上のデータは無視されます。 CS SCK SI SO 0 0 1 0 2 0 3 0 4 × 5 0 6 1 7 1 8 × 9 × 10 11 (注) 12 13 × A12 A11 A10 Hi-Z 22 A1 23 24 25 29 30 A0 D7 D6 (注) AK6510C では、"A12"はドント・ケアです。 D2 D1 D0 ×=ドント・ケア READ 命令 DAP02J-03 2005/01 - 9 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] 絶 項 目 電源電圧 入力電圧 保存温度 記 号 VCC VIO Tst 最 大 定 条 件 対 GND 対 GND 推 項 目 電源電圧 動作周囲温度 対 記 号 VCC Ta 奨 格 定 格 値 -0.6~+6.5 -0.6~VCC+0.6 -65~+150 動 作 Min. 1.8 -40 DAP02J-03 条 単 位 V V ℃ 件 Max. 5.5 +85 単 位 V ℃ 2005/01 - 10 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] 電 気 的 特 性 (1)DC特性 (特に記載のない限り 項 目 WRITE 動作時 電源電流 -40℃≦Ta≦85℃、1.8V≦VCC≦5.5V) 記号 ICC1 ICC2 ICC3 ICC4 ICC5 ICC6 ICCS VIH1 VIH2 VIL1 VIL2 条 件 VCC=5.5V,fSCK=5.0MHz, *1 VCC=2.5V,fSCK=2.5MHz, *1 VCC=1.8V,fSCK=1.0MHz, *1 VCC=5.5V,fSCK=5.0MHz, *1 VCC=2.5V,fSCK=2.5MHz, *1 VCC=1.8V,fSCK=1.0MHz, *1 VCC=5.5V *2 2.5V≦VCC≦5.5V 1.8V≦VCC<2.5V 2.5V≦VCC≦5.5V 1.8V≦VCC<2.5V VOH1 4.5V≦VCC≦5.5V IOH=-2.0mA VCC-0.5 V VOH2 2.5V≦VCC<4.5V IOH=-0.4mA VCC-0.2 V VOH3 1.8V≦VCC<2.5V IOH=-0.1mA VCC-0.2 V VOL1 4.5V≦VCC≦5.5V IOL=3.0mA 0.4 V VOL2 2.5V≦VCC<4.5V IOL=1.6mA 0.4 V VOL3 2.5V≦VCC<4.5V IOL=1.0mA 0.2 V VOL4 1.8V≦VCC<2.5V IOL=1.0mA 0.2 V 入力リーク電流 CS,SCK,DI ピン WP,HOLDピン ILI VCC=5.5V,VIN=VCC/GND ±1.0 µA 出力リーク電流 SOピン ILO VCC=5.5V, VOUT=VCC/GND ±1.0 µA READ 動作時 電源電流 待機時電源電流 ハイレベル入力電圧 ローレベル入力電圧 ハイレベル出力電圧 ローレベル出力電圧 Min. 0.7×VCC 0.8×VCC -0.3 -0.3 Max. 2.0 1.5 1.0 1.0 0.2 0.1 0.8 VCC+0.5 VCC+0.5 0.3×VCC 0.2×VCC 単位 mA mA mA mA mA mA µA V V V V *1:VIN=VIH / VIL、SO=オープン *2:CS=VCC、VIN=VCC / GND、WP、 HOLD= VCC、SO=オープン (2)端子容量 (Ta=25℃、fSCK=1MHz、VCC=5.0V) 項 目 記 号 条 件 Min. Max. 単位 出力ピン容量 SOピン CO VO=0V 8.0 pF 入力ピン容量 CS,SCK,SIピン CIN VIN=0V 6.0 pF (注)このパラメータは全数測定されたものではなく、サンプル値です。 DAP02J-03 2005/01 - 11 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] (3)AC特性 1 (特に記載のない限り 項 SCK 周波数 目 CS 立ち下がり前の SCKセットアップ時間 SCK 立ち上がり前の CSセットアップ時間 SCK パルス幅 SCK 立ち上がり時間 SCK 立ち下がり時間 データセットアップ時間 *3 *3 データホールド時間 データ立ち上がり時間 データ立ち下がり時間 SO ピン出力遅延時間 *3 *3 SO ピン ハイインピーダンス時間 SO ピン 出力ホールド時間 SCK 立ち上がり後の CSホールド時間 CS 立ち上げ後の SCKホールド時間 CS ハイレベル最小時間 記 号 fSCK1 fSCK2 fSCK3 tSKSH1 tSKSH2 tSKSH3 tCSS1 tCSS2 tCSS3 tSKW1 tSKW2 tSKW3 tRC tFC tDIS1 tDIS2 tDIS3 tDIH1 tDIH2 tDIH3 tRD tFD tPD1 tPD2 tPD3 tOZ1 tOZ2 tOZ3 tOHD tCSH1 tCSH2 tCSH3 tSKH1 tSKH2 tSKH3 tCS1 tCS2 tCS3 -40℃≦Ta≦85℃、1.8V≦VCC≦5.5V) 条 件 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V Min. Max. 5.0 2.5 1.0 50 50 50 90 200 400 90 200 400 2 2 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 20 40 60 30 50 100 2 2 60 150 340 100 240 500 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 0 90 200 400 50 50 50 100 200 300 単位 MHz MHz MHz ns ns ns ns ns ns ns ns ns µs µs ns ns ns ns ns ns µs µs ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns *3:このパラメータは全数測定されたものではなく、サンプル値です。 DAP02J-03 2005/01 - 12 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] (4)AC特性 2 (特に記載のない限り 項 目 HOLD 立ち下げ前の SCK "L"セットアップ時間 HOLD 立ち下げ後の SCK "L"ホールド時間 HOLD 立ち上げ前の SCK "L"セットアップ時間 HOLD 立ち上げ後の SCK "L"ホールド時間 HOLD からの ハイインピーダンス時間 HOLD 解除からの 出力遅延時間 自動プログラミング時間 書き換え回数 *4 *5 記 号 tHFS1 tHFS2 tHFS3 tHFH1 tHFH2 tHFH3 tHRS1 tHRS2 tHRS3 tHRH1 tHRH2 tHRH3 tHOZ1 tHOZ2 tHOZ3 tHPD1 tHPD2 tHPD3 tWR -40℃≦Ta≦85℃、1.8V≦VCC≦5.5V) 条 件 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 4.5V≦VCC≦5.5V 2.5V≦VCC<4.5V 1.8V≦VCC<2.5V 5.5V, 25℃, Page Write Min. 40 90 200 40 90 200 40 90 200 40 90 200 Max. 100 150 250 100 150 250 5 1,000,000 単位 ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ns ms 回/アドレス *4:tWR は、WRITE 命令入力終了時の CS の立ち上がりから、EEPROM 内部の書き込 み動作が終了するまでの時間です。 AK6510C/12C の規定された自動プログラミング時間をソフトウェア遅延ループに よって作ることもできますが、RDSR 命令によりステータスレジスタの RDY ビッ トを確認することにより、より速い書き込みサイクルを実行することもできます。 *5:このパラメータは全数測定されるものではありません。 ■ AC 測定条件 出力負荷回路 CL=100pF DAP02J-03 2005/01 - 13 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] タ tCS イ ミ ン グ 波 形 tCSS CS tSKSH tSKW tSKW tRC tFC SCK tDIS SI 0 tDIH tFD 0 tRD 0 Hi-Z SO 命令入力時タイミング "H" CS "L" tSKW tSKW SCK tDIS SI tDIH A1 A0 tPD SO Hi-Z tOHD D7 tPD D6 READ時データ出力タイミング DAP02J-03 2005/01 - 14 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] tCS tCSS CS tCSH tSKH tSKSH SCK SI 0 tOHD tPD SO tOZ D1 D0 Hi-Z READ時データ出力終了時タイミング CS tCSH tSKH SCK SI SO D2 D1 D0 Hi-Z WRITE時データ入力終了タイミング DAP02J-03 2005/01 - 15 - ASAHI KASEI [AK6510C/12C] "H" CS "L" tHFS tHFH tHRS tHRH SCK tDIS SI n+1 tHOZ SO Dn+1 n n-1 Dn Dn-1 tHPD Hi-Z Dn HOLD HOLDタイミング DAP02J-03 2005/01 - 16 - 重要な注意事項 • 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更 することがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のも のであることを弊社営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。 • 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その 他の権利に対する侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご 了承下さい。 • 本書記載製品が、外国為替及び、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する 場合、輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 • 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動 作不良が、直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常 予想されるような極めて高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず 事前に弊社代表取締役の書面による同意をお取り下さい。 • この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ず る損害等の責任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。 • お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その 使 用 か ら 損 害 等 が 生 じ た 場 合 は 全 て お 客 様 に て ご 負 担 ま た は 補 償 し て 頂 き ま す の で ご了 承 下さい。