19-0342; Rev 1; 7/96 概要 ___________________________________ 特長 ___________________________________ MAX101A評価キット(EVキット)は、MAX101A高速 アナログディジタルコンバータ(ADC)の初期評価用に 開発されました。このEVキットは、メインボード及び 終端ボードから構成される2枚ボードのセットになって います。 ◆ 実効ビット数:7.0(250MHz) メインボードには、このフラッシュコンバータの初期 性能を評価するために必要な回路が全て含まれていま す。このフラッシュコンバータは、高速アナログ及び ディジタル回路を組み合わせており、回路レイアウト には特別な注意を必要とします。MAX101A及びメイン ボードの組み合わせにより、アナログ信号のディジタル 化が最大500Mspsまで可能です。SMAコネクタを通じ て外部クロックを利用できます。コンバータへのアナ ログ入力は、2つのSMAコネクタ(AIN+及びAIN-)を通 じて行われます。1 6個のデータ出力(2つの8ビット ワード)及びデータクロック出力があります。 このキットには、50Ω ECLプルダウン抵抗付の独立し た終端ボードが入っており、3x32ピンEUROカード コネクタを使用してメインボードに接続します。これ により、コンバータ出力データへのアクセス及び適正 なECL終端処理を提供しています。終端ボードはさらに 2列のスクエアピンを備えており、各列が8個のデータ 出力及びデータクロック出力を提供しています。Aデータ とBデータのいずれも高速ロジックアナライザで観察す ることができます。 MAX101Aのメインボードを動作させるには、標準的な +5V及び-5.2V電源が必要です。電源は、3x32ピン EUROカードコネクタを通じて供給することも、ボード の端のパッドを通じて供給することもできます。両方 のボードの公称電力消費は17Wです。このボード セットは完全実装済み、試験済みで、MAX101Aを取り 付けた状態で出荷されます。 MAX101A EVキットは、MAX101Aを取り付けた状態 で出荷されますが、これを使用してMAX101を評価す ることもできます。それぞれのデバイスバージョン用 のリファレンスと入力条件の設定については、この データシートに説明されています。 ◆ リファレンスジェネレータ/バッファを ボード上に装備 ◆ SMA同軸ケーブルを通じた50Ω入力 ◆ デュアル差動出力データ経路 ◆ 入力信号範囲:±270mV(MAX101) ±250mV(MAX101A) ◆ バッファ付差動100k ECL出力 ◆ 3x32ピンEUROカードコネクタ 型番 ___________________________________ PART MAX101AEVKIT-CFR TEMP. RANGE 0°C to +70°C BOARD TYPE Surface Mount 部品リスト _____________________________ DESIGNATION QTY C1, C2, C4, C6, C7, C9, C10, C12, C14, C15, C18, C20, C23, C26, C27, C29, C31, C32, C34, C36, C38, C40, C42 DESCRIPTION 23 0.01µF capacitors C3, C5, C11, C13 4 0.22µF capacitors C8, C16, C30, C33, C35, C37, C39, C41, C43 9 100pF capacitors C17, C21, C24 3 0.1µF capacitors C19, C22, C25 3 10µF capacitors, AVX “D” tantalum D1–D4 4 100mA Schottky diodes, Central Semiconductor CMPSH-3 DIV 10 1 3-pin jumper block J1, J2, J3 3 Female SMA connectors J5 1 96-pin EURO-style plug L1, L2 2 Ferrite beads R1, R12 2 180Ω, 1% resistors R2, R13, R23 3 121Ω, 1% resistors R3, R4, R14, R15 4 100Ω trim pots R5, R16, R38, R39 4 51Ω, 5% resistors Component List continued on next page. ________________________________________________________________ Maxim Integrated Products 1 Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット 部品リスト(続き) _______________________ DESIGNATION QTY R6, R7, R17, R18 4 20Ω, 5% resistors DESCRIPTION R8, R9, R19, R20 4 12.1kΩ, 1% resistors R10, R11, R21, R22 4 27.4Ω, 1% resistors R24, R34, R36 3 82.5Ω, 1% resistors R25 1 1kΩ, 1% resistor R26 1 2kΩ trim pot R27 1 3.16kΩ, 1% resistor R28, R29, R40–R55 18 100Ω, 5% resistors R35, R37 2 221Ω, 1% resistors U1 1 Maxim MAX101ACFR U2, U4 2 Maxim MAX412CPA highspeed dual op amps U3, U5 2 Maxim MX580KH 2.5V references U6 1 LM337T negative voltage regulator U8, U21–U24 5 MC100E116 quintuple line receivers 詳細 ___________________________________ ボードセット MAX101A EVキットは、ボード2枚がセットになって います。メインボードには、ECLインタフェース回路及 びMAX101A ADCが含まれます。終端ボードは、高速 信号終端処理及びディジタルデータへのアクセスを提 供しています。キット付属のEUROカードコネクタを使 用して、メインボードを大きなシステムボードに接続 し、信号をさらに処理することもできます。 クロック入力 外部クロック入力は、ボード上のバイアスネットワーク に容量性カップリングで接続されています。パルス幅 が仕様範囲内になっていることを確認して下さい。 クロック入力レベルは-4dBm∼+10dBm、クロック周 波数は250MHz∼500MHzの範囲です。MAX101A データシートの図1に、クロック入力に必要なタイミング 条件及び予想される出力クロック波形を示してありま す。クロック入力は、低ジッタRF信号ソースで駆動し て下さい。詳細については、MAX101Aデータシートの 図1、2及び3を参照して下さい。 クイックスタート _______________________ 1) 終端ボードをMAX101Aメインボードの96ピンコネ クタに差し込みます。 2) ファンを使用してMAX101Aのヒートシンクが少な くとも線速60m/分の空気流を受けるようにします。 3) 電源を接続します。電源入力パッドは、MAX101A メインボードの右下の隅にあります。ボードは、 +5V及び-5.2Vを共通のグランドで供給する20Wの 電源を必要とします。 4) 最初に-5.2Vの電源を投入し、次に+5Vの電源を投 入します。(-5.2V電源は最初に入れて最後に切って 下さい。) 5) クロック入力に、レベル範囲が-4dBmから+10dBm の低位相ジッタRFソースを接続します。 6) アナログ入力にテスト信号を接続します。信号が差 動である場合はIN+及びIN-を使用し、信号がシングル エンドであるときはIN+を使用します(±270mV (MAX101)、±250mV(MAX101A)差動、MAX101 又はMAX101Aのデータシートを参照)。 7) 終端ボードのピンでディジタル化された結果をロジック アナライザで観察します。アナライザとしては、 HP16500又はこれに相当するデータ収集システム を使用します。出力は100k ECLコンパチブルです。 2 アナログ入力 MAX101Aへのアナログ入力は、2つのSMA同軸コネクタ の片方又は両方を通じて行ないます(AIN+及びAIN入力)。各入力はADCに直接接続され、50Ωの終端は MAX101Aの内部により提供されています。 出力 MAX101Aメインボードは、2つの8ビット幅ディジタル 出力を備えています。これらの出力は、100k ECLコン パチブルです。各データ出力は、1 0 0 E 1 1 6ライン レシーバでバッファされています。タイミング用のデータ クロック出力(DCLK)も提供されています。EUROカード コネクタに提供されている17個の出力は全て差動で、 終端処理は施されていません。 終端ボードにより、各データラインは5 0Ωを通して -2Vに終端されます。 ADCリファレンス抵抗ストリング ボード上のリファレンス電源及びオペアンプ回路により、 ADCリファレンス抵抗ストリングが駆動されます。リファ レンス電源は、ボード上の4つのポテンショメータで調 節できます(「キャリブレーション手順」を参照)。リファ レンス入力に逆バイアス条件が決して発生しないように することが重要です。リファレンスアンプ出力のショットキ ダイオードクランプが、MAX101Aを保護します。 _______________________________________________________________________________________ MAX101A評価キット MAX101Aの動作モードは、ジャンパDIV 10によって 指定します。これにより、MAX101Aは、フルスピード 又はクロックレートの1/10でデータを出力できます。 この機能は初期テスト時に有用です。DIV 10は、通常 はオープン(フルスピード動作)状態です。 電源 メインボードが正常に動作するためには以下の電源が 必要です。 VCC = +5V(0.8A) VEE及びVAA = -5.2V(2.5A) これらの電圧は、それぞれVCC、VEE及びVAAのコネクタ ピンに供給して下さい。VEE及びVAAはフェライトビーズ を使用してボードに接続されています。システムノイズ を低減する必要がある場合は、このビーズを取り外し てアナログ電源VAAをディジタル電源VEEと別にして下 さい。-5.2V電源を最初に入れて最後に切るようにして 下さい。 ボードレイアウト MAX101Aが動作するためには、適正なPCボードレイ アウトが必要です。本節では、レイアウトの必要条件 及び本EVキットがどのようにその条件を満たしている かを説明します。 電源をデバイスに供給するためには、電源及びグランド プレーンを使って下さい。その場合、ディジタル プレーンをアナログプレーンとは別にします。本EVキット では、第3、4及び5層を電源及びグランドプレーンと して使用しています。ディジタルグランド及びアナログ グランドは、電源のできるだけ近くの一点でまとめて 接続します。本EVキットでは、ディジタルグランドはフ ェライトビーズL1でアナロググランドに接続されてい ます。同様に、ディジタル電源(VEE)及びアナログ電源 (VAA)も電源のできるだけ近くの一点でまとめて接続し ます。本EVキットでは、ディジタル電源はフェライト ビーズL2でアナログ-5.2V電源に接続されてい ます。 アナログ入力、クロック及び高速ディジタル出力には 伝送ラインを使用して下さい。MAX101A EVキットで は、2つの異なるインピーダンスを持ったマイクロスト リップラインを使用しています。MAX101Aのデータ出 力は、100Ωのマイクロストリップラインを通じて差 動ラインドライバを駆動します。5 0Ωマイクロスト リップラインは、第1及び2層を使用しています。100Ω マイクロストリップラインは、第1及び3層を使用して おり、第2層を空けています。本キットは、誘電率4.1∼ 4.9のFR4エポキシ絶縁材料を使用しています。各銅層 の銅箔の厚さは0.0355mm、銅層同士の間の絶縁体の 厚さは0.28mmです(公称設計値)。50Ωマイクロスト リップラインは信号トレース幅が0.50mmで、100Ω マイクロストリップラインは信号トレース幅が 0.25mmです。相互接続の設計については、Motorola社 のMECL又はECLinPSデータブックを参照して下さい。 本製品は高速であるため、PCボードの伝播遅延が設計 上重要になってきます。EVキットの設計では伝播遅延 は約5.7ps/mmです。最良の結果を得るためには、 データトレース同士の長さの差を12mm以内に揃えて 下さい。クロック信号の配線は1層のみに限り、スルー ホールビアは使用しないで下さい。MAX101A EVキット はインピーダンスが管理されたボード(50Ω及び100Ω) であり、銅箔は6層でボードの全厚は1.57mmです(図1 の層断面を参照)。 MAX101の評価 MAX101A EVキットを使用してMAX101を評価するこ ともできます。 MAX101を使用する場合は、「クイックスタート」、 「アプリケーション情報」及び「キャリブレーション手順」 の各項の説明を参照して下さい。 Copper Layer 1 Copper thickness = 0.0007" (1⁄2 oz copper) (microstrip signals) Epoxy FR4 Dielectric layer thickness = 0.011" Copper Layer 2 Copper thickness = 0.0014" (1 oz copper) (50Ω microstrip return; ground plane) Epoxy FR4 Dielectric layer thickness = 0.011" Copper Layer 3 Copper thickness = 0.0014" (1 oz copper) (100Ω microstrip return; ground plane) Epoxy FR4 Dielectric layer thickness = 0.011" Copper Layer 4 Copper thickness = 0.0014" (1 oz copper) (VCC/VTT power plane) Epoxy FR4 Dielectric layer thickness = 0.011" Copper Layer 5 Copper thickness = 0.0014" (1 oz copper) (VEE/VAA power plane) Epoxy FR4 Dielectric layer thickness = 0.011" Copper Layer 6 Copper thickness = 0.0014" (1 oz copper) (DC signal layer) 図1. MAX101A評価ボードの層厚断面 _______________________________________________________________________________________ 3 Evaluates: MAX101/MAX101A DIV 10 Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット アプリケーション情報 ___________________ アナログ入力 メインボードはどちらかの入力を選び、他方の入力を オープンにするかシステムの特性インピーダンスで終 端処理することにより、シングルエンド信号をディジ タル化します。このモードでは、未使用の入力により、 入力信号にDCオフセットを提供できます。(このDC電 圧範囲については、MAX101Aデータシートの「電気的 特性」を参照して下さい。) MAX101の差動入力で全て1(11.....1)のディジタル出 力を得るためには、AIN+とAIN-の間に270mVを印加 する必要があります。即ち、AIN+ = +135mV、AIN= -135mVとなります(DCオフセットがない場合)。ス ケール中央のディジタル出力コードは、アナログ入力の 両端に電圧差がない場合に得られます。ゼロスケールの ディジタル出力コードは、MAX101を差動で駆動する 場合にはAIN+ = -135mV、AIN- = +135mVの時に得ら れます。入力が入力範囲から上下に外れた場合のコン バータ出力は、それぞれ全て1(フルスケール)及び全て 0(ゼロスケール)になります。表1a及び1bは、MAX101 及びMAX101Aについてこの関係を示しています。 ディジタル出力 ADCからのデータはインターリーブされ、クロック 位相ごとに交互に出力されます。1つのクロック位相で 表1a. MAX101の入力電圧範囲 1つの8ビットワードが出力され、もう1つのクロック 位相でもう1つの8ビットワードが出力されます。この 2つの8ビット幅データ経路は、100E116ラインレ シーバでバッファされています。これらのレシーバの 差動出力は、コネクタ位置で得られます。終端ボード を使用しない場合は、ユーザがEUROカードコネクタの ところで適正なECL終端処理を行なう必要があります。 入力リファレンス抵抗ストリング ADCリファレンス抵抗チェーンの各々の上部及び下部 入力を駆動するためにオペアンプが使用されています。 2.5Vリファレンスは抵抗で分圧され、2つの MAX412CPAオペアンプでバッファされます。(各スト リングは入力インピーダンスが120Ωと比較的低いた め、約17mAを消費します。) リファレンス電圧は、出荷 時にMAX101又はMAX101A用に設定されています。 このリファレンスにより、コンパレータの入力ウィンド が制御されています。リファレンスの値は、入力の必 要条件に合せて±1.20Vの範囲で調節できます。(精度 仕様はリファレンスが±1.02V(MAX101)又は ±0.95V(MAX101A)の場合に保証されています。) テスト 出力データの収集及び処理には、 HP16500シリーズ のロジックアナライザ等のディジタル収集機器をお勧 めします。マキシム社では、コンバータから収集され たデータは社内で開発した実効ビット数ソフトウェア プログラムを使用して評価されます。実効ビット数の 測定は、ADCの精度を調べて比較するために有効な方 法です。実効ビット数テストの詳細については、 MAX101Aデータシートを参照して下さい。 INPUT AIN+* AIN-* OUTPUT CODE MSB TO LSB Differential +135mV 0 -135mV -135mV 0 +135mV 11111111 10000000 00000000 full scale mid scale zero scale キャリブレーション手順 _________________ Single Ended +270mV 0 -270mV 0 0 0 11111111 10000000 00000000 full scale mid scale zero scale MAX101 EVキットは、出荷時にキャリブレーションさ れ、すぐに動作できるようになっています。同じ治具で 別のMAX101Aデバイスを使用する場合は、以下の手順 でEVキットをキャリブレーションし直して下さい。 表1b. MAX101Aの入力電圧範囲 INPUT AIN+* AIN-* OUTPUT CODE MSB TO LSB Differential +125mV 0 -125mV -125mV 0 +125mV 11111111 10000000 00000000 full scale mid scale zero scale Single Ended +250mV 0 -250mV 0 0 0 11111111 10000000 00000000 full scale mid scale zero scale *オフセットVIO(仕様は「DC電気的特性」を参照)が入力に存在し ます。このオフセットを補償するためには、リファレンス電圧 VART、VARB、VBRT、VBRBを調節するか、入力端子AIN+又は AIN-のいずれか片方にオフセット電圧を加えて下さい。 4 1) ADCを取り外した状態で+5V及び-5.2V電源を調整 します。 2) PHASEポテンショメータ(R26)を公称電圧0Vに調 節します。この電圧のテストポイント(TP1)は、ポ テンショメータの近くにあります。 3) 電源がオフの状態でボードにMAX101Aを差し込み ます。デバイスのヒートシンクは、ボードを通して 取りつけ、リードはボードの上に載った状態になり ます。デバイスを置くときにピン1が正しい位置に 来るように気を付けて下さい。ピン1はU1デバイス 名の近くの小さな点で表示されています。 _______________________________________________________________________________________ MAX101A評価キット 5) デバイスを数分間ウォーミングアップした後、リファ レンス電圧を表2a及び2 bに示す値に調節します。 これらの表には、リファレンス電圧、そのリファ レンス電圧を制御するトリムポット及び測定ポイント が示してあります。 6) A コ ン バ ー タ の コ ー ド 中 央 レ ベ ル を 調 節 し ま す 。 アナログ入力がない場合は(AIN+ - (AIN-) = 0V)、 出力コードが表1に示すコードと一致しています。 オフセットがある場合は、正又は負のリファレンス (R3又はR4)を調節して、予測されるコードである 10 00 00 00(MSBからLSB)になるようにします。 適正なレベルに調節した後、今度はリファレンスが 表2a及び2bに示す適正な値になるように、先の調 節で導入されたオフセットに対応してバランスを取 ります。(負のリファレンスを+32mV動かした場合 は、正のリファレンスも同じだけ動かしてLSBサイズ を適正に保つ必要があります。) 同相オフセットに対 応して正しい差動リファレンス電圧を再び確立した 後で、リファレンスオフセット調節を再び行う必要 があるかもしれません。 表2a. MAX101のリファレンス調節 REFERENCE CONVERTER VOLTAGE TRIM POT MEASURE AT DEVICE SIDE OF: R5 +1.02V A R3 -1.02V A R4 R8 +1.02V B R14 R16 -1.02V B R15 R19 表2b. Evaluates: MAX101/MAX101A 4) 正しいシーケンスに従って電源を投入し、デバイス が暖まるまで数分間待ちます。ファンを使用して 線速60m/分の空気流を当てます。ステップ2を再び 行います。 MAX101Aのリファレンス調節 REFERENCE CONVERTER VOLTAGE TRIM POT MEASURE AT DEVICE SIDE OF: R5 +0.95V A R3 -0.95V A R4 R8 +0.95V B R14 R16 -0.95V B R15 R19 7) Bコンバータのリファレンス電圧についてもステップ 6を実施します。(Bコンバータの調節ポットはR14 及びR15です。) 8) 最高の実効ビット数を得るために、位相ポテンショ メータ(R26)を調節します(オプション)。純粋の サイン波入力をディジタル化している時に、インター リーブされた出力データの実効ビット数性能を計算 します。PH ADJ 電圧を0Vに設定すると良い性能が 得られます。しかし、最高の性能を得るためには、 R26でサンプリング遅延も調節して下さい。 _______________________________________________________________________________________ 5 R63 1 OPTIONAL 50Ω R62 1 DRVA A0 A1 A2 A3 A4 A5 A6 REF-A 2 VARTS VART VARBS VARB PHASE 2 PHASE AGND R38 VTT 50Ω AGND GND AGND VCC OPTIONAL 50Ω R39 VTT AGND VAA AGND ZO = 50Ω AGND ZO = 50Ω AGND AGND VAA VCC AGND SMA J2 AGND 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 GND TP5 TP6 GND GND VEE GND GND AIN+ AIN+ GND AINAINGND GND GND VEE VCC GND PHADJ GND N.C. CLK CLK GND TRK1 TRK1 GND VCC VARB VARBS TP2 TP1 VARTS VART GND N.C. A0 GND A1 A2 VCC 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 AGND J1 SMA U1 MAX101A NOTE MECHANICAL REQUIREMENTS ZO = 100Ω A0 GND ZO = 100Ω ZO = 100Ω A1 A2 VCC A3 A4 GND A5 A6 GND A7 DIV10 GND DCLK VEE DCLK GND SUB B7 GND B6 B5 GND B4 B3 PAD CLK CLK GND TRK1 TRK1 GND VCC VBRB VBRBS TP4 TP3 VBRTS VBRT GND N.C. B0 GND B1 B2 VCC 50Ω 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 ZO = 100Ω ZO = 100Ω GND ZO = 100Ω ZO = 100Ω GND ZO = 100Ω A3 A4 A5 A6 A7 DIV10 GND ZO = 100Ω VAA GND VAA ZO = 100Ω ZO = 100Ω GND ZO = 100Ω ZO = 100Ω GND ZO = 100Ω ZO = 100Ω B7 B6 B5 B4 B3 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 PHASE TP1 J3 SMA 1 2 AGND R28 100Ω 17 1 2 18 U8D MC100E116 2 REF-B R37 221Ω 1% ZO = 50Ω TRK- ZO = 50Ω SMA J5 (OPTIONAL) SMA J4 (OPTIONAL) GND VBRTS VBRT VBRBS VBRB VTT DRVB B0 B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 GND ZO = 100Ω B2 B1 B0 DIV10 1 GND 2 DIV10 JUMPER 2 図2. MAX101A EVキットの回路図 6 NCK 12 U22B MC100E116 R29 100Ω VCC ZO = 100Ω ZO = 100Ω VEE PCK 6 26 1 R35 221Ω 1% ZO = 50Ω ZO = 50Ω ZO = 50Ω ZO = 50Ω C31 0.01µF 11 5 ZO = 50Ω POWER VCC AGND GND VTT VEE VAA AGND VCC 2 R34 82.5Ω ZO = 50Ω 1% 25 AGND 1 VTT GND R36 82.5Ω 1% TRK- Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット _______________________________________________________________________________________ 3 N.C. MAX101A評価キット Evaluates: MAX101/MAX101A 96-PIN EURO CONNECTOR DATA BYPASS NEAR PIN 8: VCC C29 VTT J5-A1 J5-B1 J5-C1 VTT J5-A2 J5-B2 NA0 J5-C2 A0 PA1 J5-A3 J5-B3 NA1 J5-C3 A1 PA2 J5-A4 J5-B4 NA2 J5-C4 A2 PA3 J5-A5 J5-B5 NA3 J5-C5 A3 C32 PA4 J5-A6 J5-B6 NA4 J5-C6 A4 0.01µF PA5 J5-A7 J5-B7 NA5 J5-C7 A5 C33 PA6 J5-A8 J5-B8 NA6 J5-C8 A6 PCK J5-A9 J5-B9 NCK J5-C9 CLOCK J5-A10 J5-B10 J5-C10 DGND PA7 J5-A11 J5-B11 NA7 J5-C11 A7 PB7 J5-A12 J5-B12 NB7 J5-C12 B7 PB6 J5-A13 J5-B13 NB6 J5-C13 B6 PB5 J5-A14 J5-B14 NB5 J5-C14 B5 PB4 J5-A15 J5-B15 NB4 J5-C15 B4 PB3 J5-A16 J5-B16 NB3 J5-C16 B3 C38 PB2 J5-A17 J5-B17 NB2 J5-C17 B2 0.01µF PB1 J5-A18 J5-B18 NB1 J5-C18 B1 C39 PB0 J5-A19 J5-B19 NB0 J5-C19 B0 J5-A20 DIV10 J5-B20 J5-C20 MODE 100pF AGND BYPASS NEAR PIN 21: 100pF AGND GND BYPASS NEAR PIN 43: VCC C36 0.01µF C37 100pF AGND BYPASS NEAR PIN 56: VCC 100pF AGND BYPASS NEAR PIN 32: VAA J5-A21 J5-B21 J5-C21 C34 0.01µF VEE C35 100pF GND J5-A22 J5-B22 J5-C22 J5-A23 J5-B23 J5-C23 J5-A24 J5-B24 J5-C24 J5-A25 J5-B25 J5-C25 J5-A26 J5-B26 J5-C26 J5-A27 J5-B27 J5-C27 J5-A28 J5-B28 J5-C28 J5-A29 J5-B29 J5-C29 C40 J5-A30 J5-B30 J5-C30 0.01µF J5-A31 J5-B31 J5-C31 VAA BYPASS NEAR PIN 69: VAA LABEL PA0 0.01µF C30 VCC DATA C42 0.01µF VEE VAA C43 VCC 100pF AGND VCC BYPASS NEAR PIN 80: VAA C41 J5-B32 J5-A32 100pF AGND AGND AGND AGND J5-C32 AGND 図2. MAX101A EVキットの回路図(続き) _______________________________________________________________________________________ 7 Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット PHASE R25 1k, 1% R26 2k R27 3.16k, 1% C27 0.01µF VCC VAA AGND 1 VARTS +VS 2 VOUT U3 R5 50Ω, 5% +2.5VREF-A 2 GND 3 C1 0.01µF MX580KH TO-52 C4 0.01µF 1 U2A R6 20Ω, 5% R10 27.4Ω, 1% VART 3 C2 0.01µF ADJREF+1A AGND R1 180Ω 1% AGND D1 CMPSH-3 C3 0.22µF MAX412CPA DIP8 AGND R8 12.1k, 1% VARBS R3 100Ω R4 100Ω ADJREF-1A C6 0.01µF 6 R9 12.1K 1% U2B 7 R7 20Ω, 5% R11 27.4Ω, 1% VARB 5 R2 121Ω 1% AGND MAX412CPA DIP8 C5 0.22µF AGND AGND D2 CMPSH-3 AGND ADJREF+1A VCC C7 0.01µF C8 100pF 8 MAX412CPA DIP8 U2 4 VAA 図2. MAX101A EVキットの回路図(続き) 8 _______________________________________________________________________________________ MAX101A評価キット R16 50Ω, 5% 1 VBRTS +VS VOUT 2 +2.5VREF-B 2 3 C9 0.01µF C12 0.01µF GND U5 MX580KH TO-52 Evaluates: MAX101/MAX101A VCC 1 U4A R17 20Ω, 5% R21 27.4Ω, 1% VBRT 3 C10 0.01µF ADJREF+1B AGND R12 180Ω 1% AGND D3 CMPSH-3 C11 0.22µF MAX412CPA DIP8 AGND R19 12.1k, 1% VBRBS ADJREF-1B R14 100Ω R15 100Ω C14 0.01µF 6 R20 12.1k, 1% U4B 7 R18 20Ω, 5% R22 27.4Ω, 1% VBRB 5 R13 121Ω 1% AGND MAX412CPA DIP8 C13 0.22µF AGND AGND D4 CMPSH-3 AGND ADJREF+1B VCC C15 0.01µF C16 100pF 8 MAX412CPA DIP8 U4 4 VAA 図2. MAX101A EVキットの回路図(続き) _______________________________________________________________________________________ 9 Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット VTT A0 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R42, 100Ω 23 20 24 21 U21E MC100E116 PA0 NA0 ZO = 50Ω VTT A1 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R40, 100Ω 25 17 26 VBB 18 U21D MC100E116 2 VBBU21 PA1 NA1 ZO = 50Ω VTT U21F MC100E116 A2 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R41, 100Ω 27 14 28 VTT A3 ZO = 100Ω 15 U21C MC100E116 PA2 NA2 ZO = 50Ω ZO = 50Ω R43, 100Ω 5 11 6 12 U21B MC100E116 PA3 NA3 ZO = 50Ω VTT A4 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R44, 100Ω 23 20 24 21 U22E MC100E116 PA4 NA4 ZO = 50Ω VTT A5 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R45, 100Ω 25 17 26 VBB 18 U22D MC100E116 2 VBBU22 U22F MC100E116 PA5 NA5 ZO = 50Ω VTT A6 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R46, 100Ω 27 14 28 15 U22C MC100E116 PA6 NA6 ZO = 50Ω VTT A7 ZO = 100Ω R47, 100Ω ZO = 50Ω 3 4 8 9 U22A MC100E116 PA7 NA7 ZO = 50Ω 図2. MAX101A EVキットの回路図(続き) 10 ______________________________________________________________________________________ MAX101A評価キット Evaluates: MAX101/MAX101A VTT B0 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R48, 100Ω 5 11 6 12 U24B MC100E116 PB0 NB0 ZO = 50Ω VTT B1 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R49, 100Ω 27 14 28 VBB 15 U24C MC100E116 2 VBBU24 PB1 NB1 ZO = 50Ω VTT U24F MC100E116 B2 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R50, 100Ω 25 17 26 VTT B3 ZO = 100Ω 18 U24D MC100E116 PB2 NB2 ZO = 50Ω ZO = 50Ω R51, 100Ω 23 20 24 21 U24E MC100E116 PB3 NB3 ZO = 50Ω VTT B4 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R52, 100Ω 5 11 6 12 U23B MC100E116 PB4 NB4 ZO = 50Ω VTT B5 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R53, 100Ω 27 14 28 VBB 15 U23C MC100E116 2 VBBU23 PB5 NB5 ZO = 50Ω VTT U23F MC100E116 B6 ZO = 100Ω ZO = 50Ω R54, 100Ω 25 17 26 18 U23D MC100E116 PB6 NB6 ZO = 50Ω VTT B7 ZO = 100Ω R55, 100Ω ZO = 50Ω 23 24 20 21 U23E MC100E116 PB7 NB7 ZO = 50Ω 図2. MAX101A EVキットの回路図(続き) ______________________________________________________________________________________ 11 Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット POWER-SUPPLY BYPASSING ANALOG +5.0V APOS1 VCC ANALOG GROUND AGND1 C16 0.01µF ANALOG -5.2V ANEG1 C20 0.01µF C17 0.1µF C19 10µF 10V C21 0.1µF C22 10µF 10V AGND FERRITE L2 VAA FERRITE L1 DIGITAL -5.2V C23 0.01µF DNEG1 C25 10µF 10V C24 0.1µF VEE VTT GENERATOR C26 0.01µF 1 R24 82.5Ω 1% GND ADJ U6 LM337T TO-220 OUT R23 121Ω 1% 3 VTT -2.0V TO TERMINATING RESISTORS IN 2 VEE -5.2V 図2. MAX101A EVキットの回路図(続き) 12 ______________________________________________________________________________________ MAX101A評価キット 図4. MAX101A EVキットメインボードの部品配置図 (ハンダ面側) 図5. MAX101A EVキットメインボードのレイアウト (第1層) 図6. MAX101A EVキットメインボードのレイアウト (第2層)(ネガ像) ______________________________________________________________________________________ 13 Evaluates: MAX101/MAX101A 図3. MAX101A EVキットメインボードの部品配置図 (部品面側) Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット 図7. MAX101A EVキットメインボードのレイアウト (第3層)(ネガ像) 図8. MAX101A EVキットメインボードのレイアウト (第4層)(ネガ像) 図9. MAX101A EVキットメインボードのレイアウト (第5層)(ネガ像) 図10. MAX101A EVキットメインボードのレイアウト (第6層) 14 ______________________________________________________________________________________ MAX101A評価キット 1.18" (30mm) SQUARE 5.000" (127.0mm) 図11. MAX101A EVキットメインボードの寸法図 図12. MAX101A EVキット終端ボードの部品配置図 (部品面側) 図13. MAX101A EVキット終端ボードの部品配置図 (ハンダ面側) 図14. MAX101A EVキット終端ボードのレイアウト (第1層) ______________________________________________________________________________________ 15 Evaluates: MAX101/MAX101A 6.000" (152.4mm) TERM BOARD MAX100EVKIT MAX101EVKIT SIGNAL SIGNAL SIGNAL T1 B0 A0 F1 B0 A0 T2 A0 A1 F2 A0 A1 T3 B1 A2 F3 B1 A2 T4 A1 A3 F4 A1 A3 T5 B2 A4 F5 B2 A4 T6 A2 A5 F6 A2 A5 T7 B3 A6 F7 B3 A6 T8 A3 DCLK F8 A3 DCLK T9 B4 A7 F9 B4 A7 T10 A4 B7 F10 A4 B7 T11 B5 B6 F11 B5 B6 T12 A5 B5 F12 A5 B5 T13 B6 B4 F13 B6 B4 T14 A6 B3 F14 A6 B3 T15 B7 B2 F15 B7 B2 T16 A7 B1 F16 A7 B1 T17 DCLK B0 F17 DCLK B0 Evaluates: MAX101/MAX101A MAX101A評価キット 図15. MAX101A EVキット終端ボードのレイアウト (第2層) 図16. MAX101A EVキット終端ボードのレイアウト (第3層) 2.000" (50.8mm) 50Ω MICROSTRIP LAYER PROFILE 0.020" 1OZ COPPER 0.0014" 4.500" (112.5mm) FR4 E = 4.1–4.9 0.010" 1OZ COPPER 0.0014" FR4 E = 4.1–4.9 0.010" 0.0014" 1OZ COPPER FR4 E = 4.1–4.9 0.010" 1OZ COPPER 0.020" 図17. MAX101A EVキット終端ボードのレイアウト (第4層) 0.0014" 図18. MAX101A EVキット終端ボードの寸法図 〒169 東京都新宿区西早稲田3-30-16(ホリゾン1ビル) TEL. (03)3232-6141 FAX. (03)3232-6149 マキシム社では全体がマキシム社製品で実現されている回路以外の回路の使用については責任を持ちません。回路特許ライセンスは明言されていません。 マキシム社は随時予告なしに回路及び仕様を変更する権利を保留します。 16 __________________Maxim Integrated Products, 120 San Gabriel Drive, Sunnyvale, CA 94086 (408) 737-7600 © 1996 Maxim Integrated Products is a registered trademark of Maxim Integrated Products.