エンコーダ用フォトIC

PHOTO IC
エンコーダ用フォトIC
S4506
エンコーダ機能付フォトインタラプタを構成するためのフォトIC
4 chフォトダイオードアレイを内蔵したフォトICです。フォトダイオードアレイへの光の入力状態に応じた2相のデジタル出力が得られ 、
エン
コーダ機能付のフォトインタラプタを容易に構成できます。
特長
用途
l A, B相の2相デジタル出力
l 4 chフォトダイオード内蔵 (ピッチ: 0.39 mm)
l TTLに直結可能
l 小型プラスチックパッケージ
l OA機器、ロボット、NC機器などのエンコーダ
■ 絶対最大定格 (Ta=25 °C)
項目
電源電圧
出力電流
許容損失 *1
動作温度
保存温度
はんだ付け
記号
Vcc
IO
Po
Topr
Tstg
-
定格値
-0.5 ∼ +7
20
250
‐30 ∼ +80
‐40 ∼ +85
230 °C, 5 秒, パッケージ端より 1.8 mm 離す
単位
V
mA
mW
°C
°C
-
*1: 許容損失は、Ta=25 °C 以上で 3.3 mW/°C の割合で減少します。
■ 電気的および光学的特性 (指定のない場合は Ta =25 °C, Vcc=5 V)
項目
電源電圧
ローレベル出力電圧
ハイレベル出力電圧
消費電流
最大感度波長
入射パターン速度
伝
デューティ比 *4
達
特 位相差
性 スレッシュホールド照度 * 5
記号
Vcc
VOL
VOH
ICCL
ICCH
λp
Vp
DA
DB
θAB
EVD
条件
IOL=8 mA
IOH=0 mA
VOA=VOB= “L”
VOA=VOB= “H”
Ev=200 lx *2 *3
Ev=200 lx *2
f=2.5 kHz
f=2.5 kHz, Ev=200~700 lx *2
A 光源, f=2.5 kHz
Min.
4.5
4.5
-
Typ.
0.1
6
3
870
2.5
Max.
5.5
0.4
12
12
10
単位
35
50
65
%
60
-
90
30
120
120
度
lx
*2: Ev は、CIE 標準 A 光源 (タングステンランプ) による照度。
*3: 平行光源、および推奨スリットを使用。スリットは等速度で移動。
入力パターンが出力遷移点を通過後、出力遷移までの遅延時間≦パターン周期の 1/8。
*4: 次頁参照。
*5: A 相および B 相のデューティ比が 35∼65 %の状態となる最低の A 光源による照度。
V
V
V
mA
mA
nm
kHz
エンコーダ用フォトIC
■ ブロック図
■ 外形寸法図 (単位: mm)
2.0
2.5 ± 0.2
1.0
+
I2
GND
0.45
PD 4
プリアンプ ヒステリシス
コンパレータ
(1.27) (1.27) (1.27)
出 力
入 力
I1 < I3
I1 < I3
I1 > I3
I1 > I3
出力回路
I2 > I4
I2 < I4
I2 > I4
I2 < I4
0.25 +0.15
-0.1
(リード根元で規定)
VOB
L
H
L
H
VOA
L
L
H
H
受光面
10˚
0.7 ± 0.15
フォトダイオード
16.5 ± 1.0
0.55
(0.8)
PD 3
1.0
(深さ 0.15 MAX.)
2.0
(深さ 0.15 MAX.)
5˚
5.0
VOB
-
(1.0)
I4
10˚
受光部中心
2.5 ± 0.2
PD 1
5.0
VOA
+
-
I1
5.2 ± 0.3
(バリを含む寸法)
Vcc
定電圧回路
5.2 ± 0.3
(バリを含む寸法)
I3
PD 2
S4506
指示なき公差: ±0.1, ±2˚
色塗り部はバリを示す
( ) 内は参考値
5˚
KPICC0012JB
■ 受光部拡大図 (単位: mm)
VOA
Vcc
GND
VOB
KPICA0016JB
■ 動作タイミング図
0.31
PD 1
PD 3
PD 2
PD 4
0.41
左図の状態よりスリットを右方に等速移動させると、出力
VOA, VOBは下図のように遷移します。
tAP
tAH
推奨スリット穴
0.39
VOA
"H"
デューティ比 DA = tAH × 100
tAP
KPICC0013JB
位相差 θ AB
■ 推奨スリット (単位: mm)
位相 θ A=360˚
位相 θ B=360˚
スリット
1.56
VOB
"L"
デューティ比 DB = tBH × 100
tBP
tBH
左図の状態
tBP
受光部
KPICC0015JC
0.78
光源: 平行光LED
KPICC0014JB
エンコーダ用フォトIC
S4506
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Cat. No. KPIC1004J05
Oct. 2010 DN
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