NJM2114 ハイファイ・オーディオ用 2 回路入り低雑音オペアンプ ■ 概 要 NJM2114 は、オーディオ用 2 回路入り低雑音演算増幅器で NJM5532 と互換性があり、かつ NJM5532 に較べ、高スルーレート、 広帯域、低オフセット電圧となっております。音質重視、低雑音、 低歪率といった特長は高性能オーディオ機器等に最適です。 ■ 特 徴 ●動作電源電圧 (±3.0~±22.0V) ●高スルーレート (15V/µs typ.) ●広帯域 (13MHz typ.) ●低雑音電圧 (0.9µVrms typ.) ●高出力電流 (60mA typ.) ●バイポーラ構造 ●外形 DIP8,DMP8,SIP8 ■ 外 形 NJM2114D NJM2114L NJM2114M ■ 端子配列 ■ 等価回路図 Ver.2012-07-26 -1- NJM2114 ■ 絶対最大定格 (Ta=25˚C) 電 同 差 項 目 源 電 相 入 力 電 動 入 力 電 圧 圧 圧 記 号 V+/VVIC VID 消 費 電 力 PD 動 保 作 存 温 温 度 度 Topr Tstg 定 格 ± 22 V+/V± 0.5 ( D,L タイプ ) 800 ( M タイプ ) 600 (注) -20~+75 -40~+125 単 位 V V V mW ˚C ˚C (注)セラミック基板 (10×20×0.635mm) 実装時 ■ 電気的特性 (V+/V-=± 15V,Ta=25˚C) 項 目 費 電 力 オ フ セ ッ ト 電 力 オ フ セ ッ ト 電 力 バ イ ア ス 電 相 入 力 電 圧 範 相 信 号 除 去 源 電 圧 除 去 圧 利 得 圧 利 得 大 出 力 電 圧 大 出 力 電 圧 力 抵 力 電 ル ー レ ー 得 帯 域 幅 力 換 算 雑 音 電 〃 〃 入 力 換 算 雑 音 電 〃 全 高 調 波 歪 消 入 入 入 同 同 電 電 電 最 最 入 出 ス 利 入 流 圧 流 流 囲 比 比 1 2 1 2 抗 流 ト 積 圧 流 率 記 号 ICC VIO IIO IB VICM CMR SVR AV1 AV2 VOM1 VOM2 RIN IO SR GB VNI eN eN INI INI THD 条 件 VICM=12V V+/V-=± 22→± 11V RL≧2kΩ,VO=± 10V RL≧600Ω,VO=± 10V RL≧600Ω RL≧600Ω,V+/V-=± 18V AV=20dB,RL=2kΩ 20Hz ~20kHz fO=30Hz fO=1kHz fO=30Hz fO=1kHz f=1kHz,VO=5V 最 小 ± 12 70 80 88 83 ± 12 ± 15 - 標 準 9 0.2 0.01 0.5 ± 13 100 100 110 104 +14/-13 +17/-16 100 60 15 13 0.9 5.5 3.3 1.5 0.4 0.0005 最 大 16 3 0.3 1.8 - 単 位 mA mV uA uA V dB dB dB dB V V kΩ mA V/µs MHz µVrms nV/√Hz nV/√Hz pA/√Hz pA/√Hz % ■ アプリケーション上の注意 1、 ボルテージフォロワで使用する場合、電源投入時に、入 力端子間のダイオードが破損する恐れがありますので、 2、 DMP パッケージに関しては、消費電力絶対最大定格が低 いため、熱設計には十分注意して御使用下さい。 図に示す様に入力端子に電流制限抵抗を入れてご使用下 さい。 -2- Ver.2012-07-26 NJM2114 ■ 特性例 Ver.2012-07-26 -3- NJM2114 ■ 特性例 <注意事項> このデータブックの掲載内容の正確さには 万全を期しておりますが、掲載内容について 何らかの法的な保証を行うものではありませ ん。とくに応用回路については、製品の代表 的な応用例を説明するためのものです。また、 工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴 うものではなく、第三者の権利を侵害しない ことを保証するものでもありません。 -4- Ver.2012-07-26