マイクロ電池 製品カタログ - Seiko Instruments Inc.

2013 2014
9
C
C M
M Y
Y
K
K
CPX3225A series
CPX3225A252D
CPX3225A252D
CPX3225A752D
CPX3225A752D
マイクロ電池・キャパシタのラインナップ チップ形電気二重層キャパシタ:電気二重層キャパシタでありながら、超小形・薄形のチップ形状を実現。
XHキャパシタ
:耐熱設計によりPbフリーリフローが可能な高耐圧キャパシタ。高容量、長サイクル特性を有して
MSリチウム二次電池
:3Vタイプ。小形・大容量と高いサイクル特性を併せ持ち、過放電特性にも優れています。
TSリチウム二次電池
:1.5Vタイプ。高い信頼性を維持しながら、1.5〜3.0Vまでの充電電圧に対応しています。
います。
【二次電池・キャパシタのサイズ】
MS621FE
TS621E
2.1mm
1.4mm
MS414GE
XH414HG
1.2mm
MS412FE
MS614SE
XH311HU
XH311HG
1.1mm
CPH3225A
Chip type
3.2mm × 2.5mm
MS920SE
TS920E
MS518SE
1.8mm
0.9mm
※表中の丸と四角は原寸大
Φ3.8mm
Φ4.8mm
Φ5.8mm
Φ6.8mm
Φ9.5mm
【主なアプリケーション】
スマートフォン
デジタルカメラ
タブレット端末
ビデオカメラ
GPS・カーナビゲーション
時 計
マイクロ電池 2013-2014
マイクロ電池・キャパシタのラインナップ
【推奨アプリケーション回路例:RTCのバックアップ用途】
VCC
VDD
CPU
SCL
SDA
RTC
S-35390A
INT1
INT2
MS414GE
3V/2.0mAh
MS614SE
3V/3.4mAh
SSP-T7-FL
VCC
※この回路図は参考例です。実際に使用するときは、各製品のデータシートを参照ください。
【MS414GE/MS614SEを用いた場合のRTCのバックアップ時間例】
3.5
µ
3.0
Ω
2.5
2.0
MS414GE
1.5
MS614SE
1.0
0.5
0.0
0
5,000
10,000
※このグラフは目安です。動作時間は実際の使用条件によって変わってきます。
マイクロ電池 2013-2014
MS リチウム二次電池
3V タイプ
MS414GE/MS412FE/MS518SE/MS614SE/MS621FE/MS920SE
・放電容量が大きい
3.3V~2.0Vの高い作動電圧と共に、大きな放電電流が得
られます。
・充放電サイクル寿命が長い
3.3V~2.0Vの充放電条件(放電深度100%)において、
100サイクル以上(MS414GEは50サイクル以上)の充
放電サイクルが可能です。
・過放電特性に優れる
0.0Vまで過放電した後も、安定した放電容量を示します。
・広範囲の温度で動作可能
MS(マンガン・シリコン)リチウム二次電池は当社開発の
高容量シリコン酸化物を負極、リチウムマンガン複合酸化物
を正極に採用しています。サイクル寿命、過放電特性に優れ
た、リチウム二次電池です。
動作温度範囲 :-20℃~+60℃
上記の範囲を超える温度で動作する場合はご相談ください。
・RoHS適合品
・UL規格認定品(UL File No. MH15628)
UL(Underwriters Laboratories Inc.)安全規格の認証取得
・移動体通信、OA、AV、携帯情報機器等の各種電子機器の
メモリーおよび時計機能のバックアップ用
(スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PHS、
コードレス電話、ページャ、FAX、パソコン、ビデオカメ
ラ、デジタルカメラ、チューナー、ハンディターミナル
等)
・小型・薄型携帯機器の主電源
Ω
*1.公称容量:3.1V〜2.0V間の放電容量 typical値
*2.内部インピーダンスは交流法による値。充電状態で測定。
*3.最大放電電流:公称容量の約50%の容量が得られる電流値。
*4.最低保証容量の50%を維持する充放電繰り返し回数。
*5.100%および20%は、公称容量を基準とする。
*6.充電方式は定電圧充電を推奨致します。但し充電電流には制限があり、電流制限抵抗を入れる必要があります。
詳細は弊社までご相談ください。
また、定電流充電方式をご検討の際も、弊社までご相談ください。
MSリチウム二次電池は、リフロー実装は不可です。手はんだで実装してください。
マイクロ電池 2013-2014
MS リチウム二次電池
3V タイプ
MS414GE
MS412FE
3.5
µ
µ
3.0
2.5
3.1V
2.0
2.8V 2.9V 3.0V
3.3V
1.5
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
MS614SE
MS518SE
3.5
3.5
µ
µ
3.0
3.0
2.5
2.5
3.3V
2.0
2.8V
1.5
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
2.9V 3.0V
3.1V
3.3V
3.0
3.5
MS621FE
3.1V
2.0
2.8V
1.5
0.0
1.0
2.9V
2.0
3.0V
3.0
4.0
MS920SE
3.5
3.5
µ
µ
3.0
3.0
2.5
2.5
2.0
2.0
1.5
0.0
2.0
4.0
6.0
1.5
0.0
3.1-3.3V
2.8V
2.0
4.0
6.0
2.9V
8.0
3.0V
10.0
12.0
*c.o.v.…cut off voltage
マイクロ電池 2013-2014
MS リチウム二次電池
MS614SE
3V タイプ
充放電特性
放電特性(放電電流が及ぼす影響)
3.5
3.5
3.0
3.0
2.5
10µA
5µA
2.5
2.0
2.0
1.5
1.0
0.0
µ
1.0
2.0
3.0
4.0
300µA
1.5
0.0
1.0
50µA 15µA
2.0
3.0
4.0
放電温度特性(温度が及ぼす影響)
過放電特性(過放電が及ぼす影響)
3.5
100µA
3.5
Ω
µ
3.0
3.0
µ
2.5
2.5
20
2.0
2.0
1.5
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
25
1.5
0.0
1.0
高温(60℃)保存特性
3.0
4.0
150
200
1.0
2.0
µ
2.5
20
2.0
3.0
フロート充電特性(60℃、3.1V印加)
µ
2.5
1.5
0.0
2.0
40
3.5
3.5
3.0
60
0
2.0
100
80
3.0
60
4.0
1.5
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
マイクロ電池 2013-2014
MS リチウム二次電池
3V タイプ
・寸法単位:mm
・斜線部は錫メッキ(100%)
マイクロ電池 2013-2014
TS リチウム二次電池 < ソーラーウォッチ用 >
1.5V タイプ
TS920E / TS621E (開発中)
・低電圧充電が可能
・高容量
・長サイクル寿命:1000サイクル以上(放電深度20%)
・RoHS適合品
TSリチウム二次電池は、近年の携帯機器等における動作電
圧の低電圧化へ対応し、2.0V以下の充電電圧でも十分な放
電容量を取り出すことができる1.5Vタイプのノンリフロー
二次電池です。
Ω
*1.交流法による値。充電状態で測定。
*2.最低保証容量の50%を維持する充放電繰り返し回数
*3.充電方式は、定電圧充電を推奨致します。但し充電電流には制限があり、電流制限抵抗を入れる必要があります。
詳細は弊社までご相談下さい。
また、定電流充電方式をご検討の際も、弊社までご相談下さい。
TSリチウム二次電池は、リフロー実装は不可です。手はんだで実装してください。
・充放電特性
TS920E
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
0
µ
1
µ
2
3
4
5
6
*c.o.v.…cut off voltage
10
マイクロ電池 2013-2014
TS リチウム二次電池
1.5V タイプ
TS920E
充電電圧特性
温度特性
7
7
6
6
5
5
4
4
3
3
2
2
µ
1
µ
0
1.0
µ
1
1.5
2.0
2.5
3.0
µ
0
-30
-10
高温保存特性
120
100
100
80
80
60
60
40
40
20
µ
µ
0
0
20
60
80
50
70
µ
0
40
30
フロート充電特性
120
20
10
100
120
0
µ
20
40
60
80
100
120
・寸法単位:mm
・斜線部は錫メッキ(100%)
マイクロ電池 2013-2014
11
CPH キャパシタ
Pb フリーリフロー対応
CPH3225A
・小形・薄形
・優れた耐漏液性、耐湿度性
・Pbフリーリフロー対応
:耐熱設計(260℃ピーク)により、鉛フリーハンダによ
るリフロー実装可能
・長サイクル寿命:1万回以上の充放電が可能
・充放電回路がシンプル(定電圧充電)
・広範囲の温度で動作可能
動作温度範囲:-20℃〜+60℃
CPH3225Aは、形状を四角にした業界最小のチップ形電
気二重層キャパシタです。
上記の範囲を超える温度で動作する場合はご相談ください。
・RoHS適合品
気密性が高いセラミックパッケージを使用し、耐漏液性、
耐湿度性に優れます。サイズは3.2×2.5mm、高さ0.9mmで
小形・薄形を実現しました。材料を最適化したことで、1分
で約85%の急速充電が可能。
各種補助電源
超小型電源
Pbフリーリフロー(260℃ピーク温度)にも対応。
<搭載機器例>
スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PC、
ICカード、ゲーム機、ハンディターミナル、
ビデオカメラ、各種超小型機器 等
Ω
*.交流法による値。放電状態で測定。
<注 意>
注1.Ripple充電の禁止
充電電圧にRipple(電圧の高周波変動)
がある場合、キャパシタの性能を著しく
低下させます。
安定した電圧での充電をお願い致しま
す。
注2.充電電圧について
キャパシタの経年劣化には充電電圧の依
存性があります。充電電圧が高いほど経
年劣化は大きくなります。
詳細につきましては、弊社までご相談下
さい。
注3.使用環境について
キャパシタの経年劣化は、使用環境(温
度、湿度)により異なります。
詳細につきましては、弊社までご相談下
さい。
・充放電特性
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
µ
0
2
*c.o.v.…cut off voltage
12
4
µ
6
8
10
マイクロ電池 2013-2014
CPH キャパシタ
Pb フリーリフロー対応
充電時間特性
120
120
100
100
80
80
60
60
40
40
20
0
20
µ
0
フロート充電特性(温度60℃, 湿度90%RH)
1
10
100
1000
リフロープロファイル例
0
µ
0
5
10
15
20
推奨リフロー条件
270
260°C
250
260
200
250
150
240
200°C
100
230
50
0
0
50
100
150
200
250
300
220
0
10
20
30
40
50
60
70
°C
・寸法単位:mm
マイクロ電池 2013-2014
13
XH キャパシタ
Pb フリーリフロー対応
XH311HG/XH311HU/XH414HG
・Pbフリーリフロー対応
:耐熱設計(260℃ピーク)により、鉛フリーハンダによ
るリフロー実装可能
・0V~3.3V間での広い電圧範囲で使用可能
・高容量:414サイズで0.08Fの高容量
・長サイクル寿命:1万回以上の充放電が可能
・充放電回路がシンプル(定電圧充電)
・広範囲の温度で動作可能
動作温度範囲:-20℃~+60℃
上記の範囲を超える温度で動作する場合はご相談ください。
X Hキャパシタは、3V以上の高電位からの大電流放電特
・RoHS適合品
性に優れたキャパシタです。環境への影響を考慮した鉛を
含まないハンダによるリフロー実装(Pbフリーリフロー実
装)も可能です。高容量、長期信頼性に優れると共に、動
作電圧が広く、携帯機器や情報機器等のメモリ、時計機能
スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PHS、コー
のバックアップ電源として最適です。
ドレス電話、デジタルスチルカメラ、ゲーム機、プリンタ等
のメモリ、時計機能の電源バックアップ
Ω
*1.常温=23℃±3℃。製品の電気特性およびその経年劣化には温度依存性があります。
*2.交流法による値。放電状態で測定。
<注 意>
注1.Ripple充電の禁止
充電電圧にRipple(電圧の高周波変動)
がある場合、キャパシタの性能を著しく
低下させます。
安定した電圧での充電をお願い致しま
す。
注3.使用環境について
キャパシタの経年劣化は、使用環境(温
度、湿度)により異なります。
詳細につきましては、弊社までご相談下
さい。
注2.充電電圧について
キャパシタの経年劣化には充電電圧の依
存性があります。充電電圧が高いほど経
年劣化は大きくなります。
詳細につきましては、弊社までご相談下
さい。
・充放電特性
XH311HG
XH311HU
XH414HG
3.5
3.5
3.5
3.0
3.0
3.0
2.5
2.5
2.0
µ
1.5
1.0
0.5
0.5
5
10
µ
15
20
25
30
0.0
µ
µ
2.0
µ
µ
1.5
1.0
0.0
0
2.5
2.0
µ
1.5
1.0
0.5
0
10
20
µ
30
40
50
0.0
0
20
40
µ
60
80
100
*c.o.v.…cut off voltage
14
マイクロ電池 2013-2014
XH キャパシタ
Pb フリーリフロー対応
XH414HG
充電特性
35
放電電流特性
120
30
100
µ
25
80
20
60
15
40
10
µ
µ
5
0
0
µ
µ
20
10
20
30
40
0
0
20
40
60
80
100
µ
温度特性
フロート充電特性(温度60℃, 湿度50%RH)
120
120
100
100
80
80
60
60
40
40
20
20
µ
µ
0
–40
–20
0
20
40
60
0
80
µ
µ
0
7
14
リフロープロファイル例
21
28
35
42
推奨リフロー条件
270
260°C
250
260
200
250
150
240
200°C
100
230
50
0
0
50
マイクロ電池 2013-2014
100
150
200
250
300
220
0
10
20
30
40
50
60
70
15
XH キャパシタ
Pb フリーリフロー対応
・寸法単位:mm
・斜線部は錫メッキ(100%)
16
マイクロ電池 2013-2014
マイクロ電池/キャパシタ御選択のためのチェックシート
チェックシート
当社マイクロ電池/キャパシタを御検討いただくに当たり、下記のチェックシートをご記入下さい。
御使用条件に最適な商品を御提案させていただきます。
Fax 送信票
マイクロエナジー事業部 ME 営業部 043-211-8034 電池営業担当宛
1. 御社名
2. 御利用アプリケーション
3. ご希望バックアップ期間
月 日 時間
4. 御納入希望時期
年 月頃
5. バックアップを行うデバイスの動作電圧範囲
V 〜
V
6. バックアップ時の消費電流
mA ・ μA
7. 充電電圧の設定値
V
8. 逆流防止ダイオードの有無
有 ・ 無
9. 逆流防止ダイオードの Vf 特性(10μA 時)
V
10. 充電用保護抵抗の抵抗値
Ω
11. 充電時間の制限
12. 必要サイクル数
回
13. その他御要望事項
14. 期待寿命(例:○○年後、○○ h のバックアップ等)
15. 周囲温度、湿度
御担当様の連絡先
御名前
部署名
電話番号
ファックス
E-mail
マイクロ電池 2013-2014
17
MEMO
18
マイクロ電池 2013-2014
MEMO
マイクロ電池 2013-2014
19
環境・品質統合活動
セイコーインスツル(株)マイクロエナジー事業部の環境・品質統合活動
【環境・品質統合方針】
セイコーインスツル(株)マイクロエナジー事業部は、自然豊かな宮城の郷・愛子を拠点に、
マイクロ電池をはじめとする電子部品の生産・販売活動を通し、お客様の満足を実現するとと
もに地球環境との調和を目指します。
1.法令、法規制ならびに、お客様の規定要求事項を遵守します。
2.環境汚染の防止、温室効果ガスの削減、生物多様性保全に努めます。
3.目的・目標を設定し、実施し、定期的にレビューし、システム及びパフォーマンスについて
継続的な改善を行ないます。
4.グリーン調達、グリーン商品開発及びグリーンライフ活動を通し、社会に貢献します。
5.製品含有化学物質は規定要求を遵守するとともに、削減・代替を目指します。
6.教育・啓蒙活動を活発に行い、全員が自覚して行動する事を目指します。
1.グリーン商品活動
・I S O14021規格の環境ラベルタイプⅡ(自己宣言型)に相当するS I Iグリーン商品基準への適合を進め、
2006年度末認定100%(事業部の全製品において認定)を達成しました。
更に、「SIIハイグレードグリーン商品」には36製品が認定されています。
2.温室効果ガス削減
・省エネ機器を積極的に導入し、1997年度からの15年間で累積50,300tonのCO2削減を行い、地球温暖化防
止に貢献しております。
3.3R 推進活動
・廃棄物は、リデュース・リユースを進めると共に、適正なリサイクル処理に移行し、2004年度ゼロエミッション
達成後、最終埋め立て量を1997年度の1%以下且つ1ton未満に維持しております。
4.生物多様性保全
・生物多様性と事業活動との関連性の把握・理解を促進すると共に、地域での生物多様性保全に寄与する活動に
取組んでおります。
5.グリーン購入
・生産材をはじめ、それ以外の購入品においても積極的なグリーン購入に取り組んでおります。
6.グリーンライフ
・工場周辺の全員参加清掃活動を2回/年、広瀬川の清掃活動を1回/年実施し、地域の美化に貢献しております。
7.紛争鉱物
・紛争鉱物問題を国際的な重大問題と認識し、紛争鉱物の使用禁止を推進しております。
20
マイクロ電池 2013-2014
安全確保のための取扱い上の禁止事項 リチウム二次電池(MS, TS)は、有機溶媒など可燃性物質を内蔵しております。ご使用の際は次のことを必ず守ってく
ださい。
警 告
●大電流・高電圧で充電しないでください。
大電流・高電圧で充電すると電池内の電解液が沸騰したり、ガス
の発生で内部圧力が上昇したりして、二次電池を発火、発熱、漏液、
破裂させるおそれがあります。
●火の中に入れたり、加熱、分解しないでください。
絶縁物などを損傷させ、二次電池を発火、発熱、漏液、破裂させ
るおそれがあります。
●本体に直接はんだ付けをしないでください。
熱により絶縁物等を損傷させたりして、二次電池を発火、発熱、
漏液、破裂させるおそれがあります。
●二次電池の(+)と(-)を針金などで接続したり、
またネックレスやヘアピンなどの金属製品と一緒に
持ち運んだり、保管しないでください。
二次電池がショート状態となり、過大電流が流れたりして、二次
電池を発火、発熱、漏液、破裂させるおそれがあります。
●(+)と(-)を逆にして使用しないでください。
逆充電などで異常反応を起こしたりして、二次電池を発火、発熱、
漏液、破裂させるおそれがあります。
●強制放電しないでください。
外部電源や他の電池により電池を強制放電すると電圧が0V以下
(転極)になり、電池内部でガスが発生して膨張、発火、破裂、燃
焼の原因となります。
●二次電池が漏液や、異臭がするときは、漏れた電解
液に引火するおそれがありますので、直ちに火気か
ら遠ざけてください。
●二次電池を廃棄する場合及び保管する場合には、
テープなどで絶縁してください。
二次電池をごちゃ混ぜにしたり、他の金属と混ぜたりすると、二
次電池がショートして発火、発熱、破裂することがあり、けがを
したり火災に至るおそれがあります。
●乳幼児の手の届く所に置かないでください。
二次電池を乳幼児が飲み込むと危険です。
機器を設計する際には、乳幼児が二次電池を取り出せない構造に
してください。
二次電池は乳幼児の手の届かないところに保管してください。
万一、飲み込んだ場合は、直ちに医師に相談してください。
●端子の溶接はしないでください。
端子溶接による熱により、二次電池を発火、発熱、漏液、破裂さ
せるおそれがあります。弊社では、厳密に管理された条件の下で
端子溶接を行っております。お客様での端子溶接が必要な場合、
弊社まで必ずご相談ください。
注 意
●二次電池の液が目に入ったときは、目に障害を与え
るおそれがありますので、こすらずにすぐ水道水な
どのきれいな水で充分に洗った後、直ちに医師の治
療を受けてください。
●新しい二次電池と一度使用した古い二次電池、種類
の異なる電池などを混用しないでください。
特性の違いから、二次電池を発熱、漏液、破裂させるおそれがあ
ります。
●2個もしくはそれ以上の電池を直列あるいは並列で
接続する場合は、事前に弊社にご相談ください。
●直射日光の強い所や炎天下の車内などの高温の場所
で使用、放置しないでください。
二次電池を発熱、漏液、破裂させるおそれがあります。
●強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでください。
二次電池を発熱、漏液、破裂させるおそれがあります。
●水などに濡らさないでください。
二次電池を発熱させるおそれがあります。
●直射日光・高温・高湿の場所を避けて保管してください。
二次電池を発熱させるおそれがあります。
負荷バランスにより破裂させるおそれがあります。
性能低下を防ぐために
●静電気防止用マットに注意
端子付電池や実装後の基板を静電気防止マット上に放置すると電池が
ショートし、電圧が低下するおそれがあります。
●ハンダ付けに注意
加熱の原因となりますので、ハンダゴテによるハンダ付け時にハンダゴ
テが電池本体に触れないようにご注意ください。また、電池実装後に他
部品のハンダ付けを行う際にも、ハンダゴテが電池に触れないよう、ご
注意ください。
●ピックアップ治具に注意
基板への実装時に使用する電池のピックアップ治具には、樹脂等の絶縁
物をご使用下さい。導電性の治具を用いた場合、治具によりショートし、
電池の電圧低下を引き起こします。ショート後の電池電圧の完全な復帰
には、時間が掛かります。
●基板洗浄時の洗浄液および乾燥温度に注意
洗浄液の種類、乾燥温度によっては、電池の性能に影響を及ぼすことがありま
す。 洗浄液を使用する際は、弊社にお問い合せください。
電池・キャパシタの国際輸送・廃棄に関して
●航空輸送・海上輸送・陸上輸送
リチウム電池の輸送に関しては、国連勧告に基づいて、IATA, ICAO,
IMO, DOT 等の関連機関が、航空・船舶・陸上輸送に関する規制を設け
ております。
弊社リチウム二次電池(単電池)は、下記の要件(輸送の形態、方法、
仕向け先で異なります)を満足することで、特別規定の適用を受けられ、
非危険物としての輸送が可能です。
詳細は、弊社までお問い合せください。
(注意ラベル)
: 梱 包 外 装 面 に、 リ チ ウ ム 電 池 取 り 扱 い ラ ベ ル
< IATA 危険物規則書の図 7.4. Ⅰ>を貼り付ける。
(非危険物申告書):リチウム電池が包装物に含まれること。注意して取
り扱う必要があること、包装物が損傷を受けた場合の取り扱い要領、及
マイクロ電池 2013-2014
び緊急連絡先の電話番号を記載した書類の添付。
(梱包重量制限): 2.5kg 以下(航空輸送の場合)。
(包装・梱包)
:個々電池の分離と強固な包装による外部短絡防止。
(梱包落下試験)
:1.2m 落下試験で、試験基準に合格していること。
●廃棄
世界的に地球環境保護に対する関心が高まっており、欧米諸国をはじめ
日本でも廃棄・リサイクルに関する法令化がされております。現状では、
各国、各州、各地方自治体で異なっており、廃棄については、各所轄の
管理当局にお問い合せが必要です。
21
安全確保のための取扱い上の禁止事項 キャパシタ(XH, CPH, CPX)は、有機溶媒など可燃性物質を内蔵しております。ご使用の際は次のことを必ず守ってください。
警 告
●大電流・高電圧で充電しないでください。
定格以上の大電流・高電圧で充電するとキャパシタ内の電解液が
沸騰したり、ガスの発生で内部圧力が上昇したりして、キャパシ
タを発火、発熱、漏液、破裂させるおそれがあります。
●キャパシタには極性があります。(+)と(-)を
逆にして使用しないでください。
逆充電などで異常反応を起こしたりして、キャパシタを発火、発
熱、漏液、破裂させるおそれがあります。
●本体に直接はんだ付けをしないでください。
(XH のみ)
熱により絶縁物等を損傷させたりして、キャパシタを発火、発熱、
漏液、破裂させるおそれがあります。
●乳幼児の手の届く所に置かないでください。
キャパシタを乳幼児が飲み込むと危険です。
機器を設計する際には、乳幼児がキャパシタを取り出せない構造
にしてください。
キャパシタは乳幼児の手の届かないところに保管してください。
万一、飲み込んだ場合は、直ちに医師に相談してください。
●火の中に入れたり、加熱、分解しないでください。
絶縁物などを損傷させ、キャパシタを発火、発熱、漏液、破裂さ
せるおそれがあります。リフローハンダ付け時の加熱を除きます。
●強制放電しないでください。
外部電源等によりキャパシタを強制放電すると電圧が0V以下
(転極)になり、キャパシタ内部でガスが発生して膨張、発火、破裂、
燃焼の原因となります。
●キャパシタが漏液や、異臭がするときは、漏れた電
解液に引火するおそれがありますので、直ちに火気
から遠ざけてください。
注 意
●キャパシタの液が目に入ったときは、目に障害を与
えるおそれがありますので、こすらずにすぐ水道水
などのきれいな水で充分に洗った後、直ちに医師の
治療を受けてください。
●直射日光の強い所や炎天下の車内などの高温の場所
で使用、放置しないでください。
●新しいキャパシタと使用した古いキャパシタ、種類の
異なる電池・キャパシタ等を混用しないでください。
●固定剤・コーティング剤等でキャパシタ封口部付近
をふさがないでください。
●直射日光・高温・高湿の場所を避けて保管ください。
キャパシタを発熱、漏液、破裂させるおそれがあります。
特性の違いから、キャパシタを発熱、漏液、破裂させるおそれが
あります。
●2個もしくはそれ以上のキャパシタを直列あるいは
並列で接続する場合は、事前に弊社にご相談ください。
負荷バランスにより破裂させるおそれがあります。
キャパシタの漏液、特性の劣化につながります。
使用中に発生する電解液のガスが基板との間に蓄積され、回路パ
ターンまたはキャパシタをショートさせるおそれがあります。
・本カタログに記載される各種データ、及び寸法は、特性を保証するものではありま
せんので、詳細については、弊社までお問い合わせ下さい。
■注意事項
① 本カタログ内容は予告なく変更する事があります。
② 本カタログの一部、又は全部を弊社に無断で転載、または複製など他の目的に使用することは固
くお断りします。
③ 製品の写真は印刷の為、実物と色彩が異なる場合があります。ご使用の際は予めご確認をお願い
します。
④ 本カタログに記載される回路、使用方法は参考情報です。これらに起因する第三者の権利(知的
財産権を含む)侵害あるいは損害の発生に対し、弊社はいかなる保証を行うものではありません。
また本カタログによって第三者または弊社の知的財産権の実施権許諾を行うものではありません。
⑤ 本カタログに掲載されている製品が 「 外国為替および外国貿易法 」 に定める規制貨物(又は役務)
に該当する場合は、同法に基づく輸出許可が必要です。
⑥ 本カタログに掲載されている製品は一般民生品です。弊社の書面による許可なくしては、健康機器、
医療機器、防災機器、ガス関連機器、車両機器、航空機器および車載機器等、人体に影響を及ぼ
す機器または極めて高い信頼性が要求される機器には使用することができません。
22
マイクロ電池 2013-2014
Cellular
Cellular phone
phone
Car
Car electronics
electronics
Game
Game
TV
TV
Digital
Digital still
still camera
camera
Notebook
Notebook PC
PC
www.sii-me.com
Asia
4-5/F, Wyler Centre 2, 200 Tai Lin Pai Rd.,
Kwai Chung, N.T., Kowloon, Hong Kong
Telephone: +852-2494-5111
Facsimile: +852-2480-5479
Email:[email protected]
http://www.sih.com.hk
12F, No.101, Sec.2, Nanking E. Rd.,
Taipei 104, Taiwan, R.O.C.
Telephone: +886-2-2563-5001
Facsimile: +886-2-2563-5580
Email:[email protected]
http://www.sii.com.tw
Room 2701-2703, 27th Floor,
Shanghai Plaza,
138 Mid Huaihai Rd.,
Shanghai 200021, China
Telephone: +86-21-6375-6611
Facsimile: +86-21-6375-6727
#507, 508, Korea City Air Terminal Bldg.,
159-6, Samsung-dong, Gangnam-gu,
Seoul, 135-728 Korea
Telephone: +82-2-565-8006
Facsimile: +82-2-565-8306
http://www.sii.co.kr
Europe
Siemensstrasse 9
D-63263 Neu Isenburg, Germany
Telephone: +49-6102-297-0
Facsimile: +49-6102-297-50100
Email:[email protected]
http://www.seiko-instruments.de
North/Central/South America
21221 S. Western Ave., Suite 250,
Torrance, CA 90501, U.S.A.
Telephone: +1-310-517-7802
Facsimile: +1-310-517-7792
Email:[email protected]
http://www.sii-me.com
No.BAC3008JJ-01C1309