Micro-Trans-SPEC フ ィ ール ド に て 放 射 性 定量分析( 核種毎 Bq値 ) が可能! ゲルマニウム半導体検出器を搭載した超軽量バッテリー 駆動型ポータブルガンマ線核種分析装置です。 特長 ● ● ● ● ● ● ● ● ● 業界を主導するORTEC Detective系列製品の中でも最小・最軽量(約6.8kg) 装置本体によるフィールドでのリアルタイム放射能定量分析計算(Bq値) 高分解能ゲルマニウム検出器は電気冷却型(液体窒素不要) 堅牢な筐体、防塵・防滴構造 日光の下でも視認性の良いカラーTFTディスプレイを採用 バッテリーチャージャーをビルトイン/必要なのはDC電源 USBとワイヤレス規格 802.11 インタフェース装備 GPSをビルトイン In-Situ測定、緊急時対応に最適 HPGe検出器と冷却機 Trans-SPEC-DX-100Tは、ORTECのGEMシリーズP-タイプHPGe検出器を 搭載しています。その結晶は直径50mm、長さ40mm、相対効率13%(代 表値) です。 HPGe結晶は分解能(核種識別能力)が高く、市販されているガンマ線検 出器のなかでトップクラスの性能を誇ります。結晶はメタルシールされた 頑丈な構造のクライオスタットに納められています。冷却は高信頼性の 小型スターリングクーラーによって冷却されており、 これまでGe結晶の冷 却に必要であった液体窒素は不要となっています。 代表的な相対効率曲線を下図に示します。 図.相対効率曲線 デジタルエレクトロニクス 検出器信号処理は高度にデジタルエレクトロニクスによって処理されます。デジタル回路に実装されたアクティブ・デジタルノイズ低減 フィルターLFRによって、機械的影響によって発生し検出器信号にのるマイクロフォニックノイズを低減しま。結果としてシステムは良好な エネルギー分解能を示します。パスワード権限を持ったユーザーはデジタル回路設定用パラメータのフルコントロールができます。 表示と装置制御 Micro-Trans-SPEC はタッチセンサー方式の明るくクリアなディスプレイ (VGA分解能)を装備しています。 メニューのナビゲーションは直感的で操作しやす い構造です。全体のデザインはこれまでの機種のユーザーにとってなじみのあるものですが、操作性はかなり良いものになっています。 表示画面には、データ収集中のガンマ線スペクトルが表示されます。表示されているスペクトルの拡大・縮小や縦軸のログ・リニア表示の切り替え操作は 伝統的なMCA(多重波高分析装置) での操作に似ています。 画面に、論理的に分類・グループ化された3列のボタンがあります。上位の列はROIの操作・ナビゲーションに使用されます。2番目の行はスペクトル表示 のコントロールに使用されます。下位の列は、MCAコントロール(データ収集開始、データ収集終了等)、データ登録、Menuのナビゲーションに使用されま す。 MenuはこれまでのTrans-SPECロジックをほぼ踏襲するよう設計されていますが、操作はより分かりやすくなっているだけではなく、新しいディスプレイ 技術の魅力と便利さが加えられています。 図.拡大スペクトル表示 図.全チャネルのスペクトル表示 リアルタイム放射能計算 リアルタイム放射能計算・・・PCなしで放射能計算ができます Micro-Trans-SPEC は内部に保存したキャリブレーションデータを用いてPC がなくても、画面のボタンにタッチすることで、 シンプルな放射能計算を行う ことができます。計算に使用する項目は簡単に管理できます。 − 分析用ライブラリー、ピークラベル表示、放射能単位、 キャリブレーションパラメータ。 パラメータはMAESTROからMicro-Trans-SPEC へダウンロードしたり、直 接装置へ入力することで容易に作成できます。 変更したいパラメータは簡単に変更ができます。 放射能計算は9核種まで設定できます。 (図. リアルタイム放射能計算) M i c r o - T r a n s - S P E C に て 収 集・登 録し た ス ペクトル デ ータ は 、後 で GammaVisionのようなPCベースのソフトを使用して、詳細な分析を行うこと ができます。 ピーク情報表示機能 ピーク情報機能を使用すると、簡単に指定したピーク情報を確認することが できます。 ●ピーク中心 ●半値幅(FWHM) ●ROI開始ch ●ROI終了ch ●グロスカウント ●ネットカウント ●グロス計数率 ●ネット計数率 図. リアルタイム放射能計算 データ・パラメータ設定 MCAデータのセキュリティを確保しています。 オペレータはUSERとADMINISTRATORの2つのグループに分けられます。 装置の重要パラメータは パスワード所有者のみが変更できる設計です。 USERパスワードによって、パスワード未所有者から収集・登録した測定データをプロテクトします。 パスワード権限を持ったユーザーは、関係する全ての装置パラメータを設定・変更する事ができます(Adminパスワード、ADC設定、AMP設定、MCA設 定、ゲインスタビライザー、ベースラインスタビライザー)。 図.装置設定・変更 仕様 ■ 表示・制御 ■ 検出器 項目 仕様 表示機能 フルスペクトル/拡大スペクトル(切替表示) カウント軸の対数/リニア表示(切替表示) マーカー及びROI設定/表示 スペクトル関係情報の表示(選択表示) ステータス行:real time, live time, 残りreal time, 残りlive time バッテリー残時間, ROIの計数率, 計数率 マーカー行:マーカー位置(ch), マーカー位置(ene), マーカー計数 モニター機能 本体の健全性をモニターし、表示する。 Real time, Live time, dead time, Battery time, Bios Voltage Fine gain, Coarse gain, Detector 温度, Body 温度, Cold Chip 温度 計算機能 ピーク情報:ピーク中心エネルギー, 半値幅, ネットカウント, グロスカウント, ピーク計数率 核種レポート:核種名, エネルギー, 放射能(Bq), 誤差(%) 仕様 結晶サイズ(代表値) :50 mm 直径 x 40 mm 厚 P-タイプ HP Ge検出器/コアキシャル型 相対効率 13%(代表値) ANSI/IEEE325-1996 分解能 1450eV@122keV、2.15keV@1332keV 最適セッティングにて分解能を保証 クライオスタット&クーラー 高信頼性低電力スターリングクーラーと強化型クライオスタット。 Micro-Tr a n s - S P E C は い つでも電 源 の ON/OFFが可能。 電源をOFF後、検出器が室温に戻るのを待つ必要がない。 測定システムを有効に利用する上で大きなメリットになる。 クールダウンタイム 信頼性の高いクーラーは連続使用できるよう設計。 測定中、冷却ユニットはDC、 カーバッテリー等から電力供給 最初の冷却時間は周りの温度に依存し、周囲温度25℃では通常 12時間以内となる MCA制御機能 スタート, ストップ, データ消去 複数パラメータ設定可能な測定プリセット: Real time, Live time, ROI integral, ROI peak, Uncernity preset, MDA preset スタビライズ機能:ゲイン・スタビライザー ゼロ・スタビライザー デジタルノイズ除去フィルタ LFR Filter ■ 物理仕様 ■ デジタルMCAおよびデータ処理装置 項目 最大寸法 重 量 内蔵バッテリ寿命 外部バッテリ 入力電力 温 度 湿 度 筐体シーリング コミュニケーションポート 仕様 37.4cm L x 14.6cm W x 27.9cm H (ハンドル, Ge検出器,エンドキャップ, ショックアブソーバー含む) 6.8kg 5時間以内(周囲温度25℃, 結晶冷却時) 外部バッテリーパック (option)使用で稼働時間延長可能 オプションのTSP-OPT-15ウルトラバッテリーエクステンダーが 推奨モデル。 併用することで稼働時間が10時間以上となる。 10 ∼ 17V dc 又は オートセンシングバッテリーチャージャー 動作時温度範囲:-10℃ ∼ 40℃ 90%以下(@35℃) 結露の無いこと 防塵・防滴 SDカードスロット ×1 USBインタフェース ×1(ActiveSync 又は MCA制御用) Wifi802.11 オーディオヘッドフォンジャック ×1 項目 内蔵HPGe検出器 項目 ディスプレイ データプロセッサー データ保存 (スペクトルデータ) 仕様 タッチセンサー方式VGA 640 x 480 TFT、 日光下でも読める 指又はスタイラスペンで操作可能 Marvel 806 MHz XScale 内蔵RAMやSDカードへ保存 PCインタフェース ラップトップPC とのUSB接続 Microsoft ActiveSyncによるスペクトル転送 外部PCによるMCAリモートコントロール WiFi 802.11 通信ソフトウェア (オプション) SD カードスロット (3.3 V) (Secure Digital) デジタルMCA 複数スペクトルの内部保存機能付き デジタルノイズ除去 LFR Filter コンバージョンゲイン 512∼16k チャネル エネルギー校正 2次式によるエネルギー対チャネル校正 放射能濃度計算機能 9核種までのオンライン放射濃度を計算 複数プリセット設定機能 Live time, Real time, ROI Integral, ROI Peak, Uncernity, MDA コースゲイン 1, 2, 4, 8, 16, 又は 32 ファインゲイン 0.45 ∼ 1 パイルアップリジェクタ 自動設定 ベースラインリストアラ PCコントロール制御。米国特許No.5,912,825. ■ 発注情報 モデル MICRO-TRANS-SPEC 内容 ポータブル HPGe ガンマ線スペクトロメータ。 メインアダプター、 バッテリーケーブル、ショルダーストラップ、A65-BW、 ActiveSyncソフト、 ソフトキャリーケース MICRO-TRANS-PKG-1 MICRO-TRANS-SPECポータブルHPGeガンマ線スペクトロメータ。 メインアダプタ、ショルダーストラップ、 A65-BW、 ActiveSyncソフト、ホイール付輸送用ケース MICRO-DET-OPT-1 防水・ホイール付き輸送ケース MICTO-DET-ACC-BAT リチウム・イオンバッテリー MICTO-DET-ACC-BAT-CHGR スタンドアロン型バッテリー・チャージャーとキャリブレーションキット この製品は、ORTEC® が製造し、セイコー・イージーアンドジー株式会社 が販売しています。 ※製品の改良に伴い、予告なく記載内容を変更させていただく場合がありますので、 ご了承ください。 〈2013年12月 Rev 1.1〉 本社・東京都中央区八丁堀 2-26-9グランデビルディング 6F 〒104-0032 電話番号:03-5542-3101 (代表)ファクシミリ:03-5542-3109 http://www.sii.co.jp/segg/ 営 業 課 営業推進課 大阪営業所 水戸営業所 札幌営業所 カスタマサービス 中央区八丁堀 2-26-9グランデビルディング 6F 〒104-0032 中央区八丁堀 2-26-9グランデビルディング 6F 〒104-0032 豊中市新千里西町 1-1-4 千里中央ツインビル別館 1F 〒560-0083 水戸市大町 1-2-40 朝日生命ビル 5F 〒310-0062 札幌市中央区南十条西 6-6-18 札幌南十条ビル 2F 〒064-0810 千葉市美浜区中瀬 1-8 〒261-8507 電話番号:03-5542-3104 ファクシミリ:03-5542-3109 電話番号:03-5542-3105 ファクシミリ:03-5542-3109 電話番号:06-6871-8494 ファクシミリ:06-6871-8495 電話番号:029-227-4474 ファクシミリ:029-227-7734 電話番号:011-552-2558 ファクシミリ:011-552-6685 電話番号:043-211-1308 ファクシミリ:043-211-8205 Printed in JAPAN 1-1212 -500 -CO -KW