I2C バス使用時における注意文言追記のご連絡 東芝マイクロコントローラ 870 ファミリー (TMP86FM48) お客様各位 2004 年 10 月 I2Cバス使用時における注意文言追記のご連絡 下記に示す内容を次回のテクニカルデータシート改訂時に修正・追記予定です。 □「I2C バスモード時の制御」ページの修正 1.SCL クロック周波数例が 100kHz を超える設定例の削除 2.「標準モードのみ対応~」注意文言の修正 SCK SCK n fc = 16MHz 時 000 4 Reserved (注) Reserved (注) 001 5 Reserved (注) Reserved (注) シリアルクロック周波数の 010 6 Reserved (注) 58.8 kHz 55.6 kHz 選択(SCL 端子への出力) 011 7 60.6 kHz 30.3 kHz 29.4 kHz n+1 100 8 30.8 kHz 15.4 kHz 15.2 kHz 101 9 15.5 kHz 7.8 kHz 7.7 kHz 110 10 7.8 kHz 3.9 kHz 3.9 kHZ [fscl=1/(2 /fc + 8/fc)] fc = 8 MHz 時 fc = 4 MHz 時 100.0kH z Write only 1.9 kHz 111 Reserved 注) SCK は 100kHz を超える値に設定しないでください。 注) 本 I C バス回路は、高速モードに対応していません。標準モードのみの対応となります。100kbps を超え 2 2 る設定が可能な場合がありますが I C 規格の規格外となります。 □「(3) シリアルクロック」ページの修正 1.通信ボーレートの説明追記 クロックソース SCK(SBICRA のビット 2~0)で、マスタモード時に SCL 端子から出力されるシリアルクロ ックの最大転送周波数を選択します。通信ボーレートを設定する場合、本紙記載の下記計算 式に合わせて tLOW の最小幅など、I2C バス規定を満たす通信ボーレートを選択してください。 またマスタモード/スレーブモードとも外部から入力されるクロックの “H”レベル、 “L”レベ ルは 4 マシンサイクル以上のパルス幅が必要です。 注) 2 TMP86FM48 の I C バスは、高速モードおよびハイスピードモードでは使用できません ので、SCK を 100kHz を超える値に設定しないでください。 n tLOW = 2 /fc n tHIGH = 2 /fc + 8/fc fscl = 1/(tLow + tHIGH) 以上 1/1 2004-10