I2Cバス使用時における注意文言追記のご連

I2C バス使用時における注意文言追記のご連絡
東芝マイクロコントローラ
900 ファミリー
(TMP93CF76) (TMP93CW76) (TMP93CU76) (TMP93CT76) (TMP93PF76) (TMP93PW76) (TMP93CF77)
お客様各位
2004 年 10 月
I2Cバス使用時における注意文言追記のご連絡
下記に示す内容を次回のテクニカルデータシート改訂時に修正・追記予定です。
□「I2C バスの制御」ページの修正
1. SCL クロック周波数例が 100kHz を超える設定例の削除
2. fc/210 を選択するときの SCK 設定値の修正
2.「標準モードのみ対応~」注意文言の追記
シリアルクロック周波数(fSCL)の選択
000 : fc/2
(マスタモード時のみ有効)
001 : fc/2
6
7
010 : fc/2
SCK
011 : fc/2
100 : fc/2
注)
8
9
10
(−
(−
(注))
(注))
(62.5 kHz)
101 : fc/2
110 : fc/2
11
12
(7.8 kHz)
(3.9 kHz)
111 : −
(31.2 kHz)
(15.6 kHz)
Write
only
fc = 16MHz 時
2
本 I C バス回路は、高速モードに対応していません。標準モードのみの対応となります。100kbps を超え
2
る設定が可能な場合がありますが I C 規格の規格外となります。
□「I2C バスの制御、(3) シリアルクロック」ページの修正
1.通信ボーレートの説明追記
2.SCL クロック周波数例が 100kbps を超える設定例の削除
3.「標準モードのみ対応~」注意文言の追記
4.計算式の追加
I2CCR1<SCK>で、マスタモード時に SCL 端子から出力されるシリアルクロックの周波数を
選択します。通信ボーレートを設定する場合、本紙記載の下記計算式に合わせて tLOW の最
小幅など、I2C バス規定を満たす通信ボーレートを選択してください。出力クロックの立ち上
がり時間(tRC)が・・・
n-1
tLOW = 2 /fc
n-1
tHIGH = 2 /fc
fscl = 1/(tLow + tHIGH)
=
fc
2
SCK
(SBICR のビット 2~0)
注)
n
FSCL(@ fc = 16MHz)
500 [ns] ≦ tRC
tRC < 500 [ns]
000
−
(注)
−
001
(注)
010
−
62.5
[kHz]
−
41.7
[kHz]
011
31.2
[kHz]
20.8
[kHz]
100
15.6
[kHz]
10.4
[kHz]
101
7.8
[kHz]
5.2
[kHz]
110
3.9
[kHz]
上記(a)の場合
(注)
(注)
2.6
[kHz]
上記(b)の場合
2
本 I C バス回路は、高速モードに対応していません。標準モードのみの対応となります。100kbps を超え
2
る設定が可能な場合がありますが I C 規格の規格外となります。
以上
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2004-10