電源スイッチ/はんだ付条件 検 出 手はんだ方式の参考例 ディップ方式の参考例 スライド はんだ温度 はんだ付け 時間 SDDJE, SDDJF, SDKP, SDDJF1A, SDKZ, SDDE 350±10℃ 3+1/0s SDKR 300±10℃ シリーズ 3±0.5s For PC board 端子タイプおよびSDDJFの ライトアングル端子タイプに適用 シリーズ SDKR, SDDJE, SDDJF, SDKP, SDKZ, SDDE ディップはんだ はんだ温度 はんだ浸漬時間 260±5℃ 10±1s プッシュ 電源スイッチ/ご使用上の注意 ロータリ 01. 一次側電源切換えの場合、安全規格の制約があり、また仕向地により内容が異なりますので特殊な使われ方の場合は ご相談ください。 電 源 02. 切換電流が 0.5A 以下の場合は、接触不安定となることがありますので別途ご相談ください。 03. 電源スイッチは交流用として製作されています。直流に使用される場合は別途ご相談ください。 04. 端子をはんだ付けされる場合、端子に荷重が加わりますと条件により、がた、変形および電気的特性劣化のおそれが ありますのでご注意ください。 ディップタイプ 05. はんだ付けの際、水溶性フラックスはスイッチを腐食させるおそれがありますのでご使用はお避けください。 06. はんだ付けを2回行う場合、1回目のはんだ付部が常温に戻ってから行ってください。続けて加熱しますと外郭部の 変 形、端子のがた、脱落および電気的特性劣化のおそれがあります。 07.ロック機構付きの製品は、ロックを解除した状態ではんだ付けを行ってください。ロック状態ではんだ付けを行い ますと、はんだの熱によってロック機構部が変形するおそれがあります。 08. つまみを着脱する場合はロックを解除した状態で行ってください。ロック状態で行いますと、ロック機構部が破損する おそれがあります。 09. 押込移動量はできるだけ全移動量に近い位置でご使用するようにご注意ください。 プッシュ シーソー 10. 取付ねじ類の締付けには規定の強度以内で行ってください。規定以上の力で締付けますと、動作不良またはねじ部の 破損の要因となります。 11. スイッチを使用するセットの周辺部材から腐食性ガスが発生しますと、接触不良などの不具合の原因になるおそれが ありますので事前に十分にご確認ください。 12. 保管方法 製品は納入形態のまま常温、常湿で直射日光の当たらず腐食性ガスが発生しない場所に保管し、納入から 6 ヵ月以内 を限度としてできるだけ早くご使用ください。なお、開封後はすみやかに全数量を使い切ってください。 スライド 電源スイッチ/安全規格について ロータリ 1. 安全規格の概要 安全規格とは、電気を使用する製品、部品に一定の安全基準を設けて一般消費者を感電や火災の危険から守るために、 国やそれに代わる機関が定めたものです。 セットメーカーにおいては、セットに安全規格認可済の電源スイッチを使用することでスイッチの安全性に関して 一定の保証が得られることと、そのセットの安全規格の認可試験の一部が軽減されるため、セットの認可を取得 しやすくなる利点があります。 2. 主な安全規格 (1) 電気用品安全法 従来の「電気用品取締法」が「電気用品安全法」と改称され、平成 13 年 4 月 1 日から施行されました。電気用品は 「特定電気用品」(旧 甲種電気用品)および「特定電気用品以外の電気用品」(旧 乙種電気用品)に分類され、特定電 気用品については、認定検査機関等で適合性検査を受け、その証明書を保存する義務があります。また、罰則も強化 されています。 UL (2) UL(Underwriters Laboratories Inc.)は米国の安全規格認可機関であり、消費者の安全確保および火災防止を目 的としています。米国向けに輸出する電気機器に使用する電源スイッチは、UL 登録品であること、またはセットの 試験において、UL 規格に適合することが州法や都市の条例により義務づけられています。 176